設計ノート

写真は模型が飾ってある事務所の玄関です。 事務所内には、沢山の模型や材料のサンプルが散在しています。 「設計ノート」では、設計過程や現場の報告、材料の話し、建築の本についての話し、学生達と一緒に考える課題の話しなど、建築に関連することを話し ... 続きを読む
9月から工事を進めている、関町の家が昨日上棟しました。 都心では珍しく平屋の建築です。 土台は既に敷かれていましたが、12日にプレカットされた部材が現場に運び込まれ、梁から下の全体が組み立てられ、次の日建て入れなどの調整が行われ、14日に棟 ... 続きを読む
以前設計ノート「小岩の家-1」でレポートした住宅が竣工します。 計画の最終形をレポートします。 「小岩の家」は祖父母が暮らしていた小さな土地(36.61㎡・11.07坪)ですが、ここに暮らす事ができるでしょうか、とクライアントご夫婦が尋ねて ... 続きを読む
レポートが追いつくように一挙に工事の様子をレポートです。 上棟して骨組の状態です。 ブルーシートがかけられ、少し室内らしくなってきました。 外部が塞がれました。 内部のラーチ合板も張られて、トイレの間仕切りも出来上がってきました。 ... 続きを読む
手が届く高さでずれて行くいくつかの床をつなぐのは、溶融亜鉛メッキで仕上げた鉄骨階段です。 木とコンクリートと鉄骨という素材を活かせるように、最後まで考えて行きたい、と思います。 この鉄骨階段の製作図も何度も鉄工所の方とやり取りをして、細部を ... 続きを読む
4日かかった建て方も無事終了し、3月16日に上棟式を行いました。 クライアントご夫妻とお子さん(夫人に抱かれているのでみえませんが)と大工さんが、四隅の柱を清めて行きます。 ここは洗濯機置き場と脱衣室・浴室になる浮かんだ2階床です。 1.5 ... 続きを読む
3月12日から木造部分の建て方が始まりました。前回のレポートで書いたように、小岩の家は1階の床から木造です。 大黒梁 小岩の家は内部にいくつかの段差があり、それを支えるのがこのような大きな梁です。 昔の家には大黒柱がありましたが、小岩の家の ... 続きを読む
地下の耐圧盤のコンクリートが打ち終わり、1階床までの壁の配筋が始まります。 小岩の家は地下の壁までがコンクリートで、1階の床から木造になります。 地下がある際には、地下の壁と1階の床をコンクリートで作るのが一般的ですが、コストや重量を抑える ... 続きを読む
昨年に地盤補強工事の報告をしたまま、実施の計画がどのように変わって行ったのか、をアップできないまま、春になってしまった小岩の家。 建て方も無事終了しました。 ここまでの工事の様子を順次アップします。 小岩の家は地下1階・地上2階で、地下は鉄 ... 続きを読む
12月9日に地鎮祭を行った小岩の家、19日に最初の現場作業・res-p工法の工事が無事終了しました。 res-p工法は住宅の基礎地盤補強工法です。 今回の敷地は36.61㎡と狭小なので、地盤調査を元に、構造事務所とこの工法を選択しました。 ... 続きを読む
江戸川区で現在進行中の夫婦2人の家のプロジェクトです。 敷地は間口5m、奥行き8mの台形で、許容建築面積が60%・22.55m2(6.8坪)、許容延床面積が157%・59.1m2(17.87坪)という小さな家です。 要望としては、 ・ リ ... 続きを読む
非常勤で行っている武蔵野大学の3年生の後期の空間造形4という設計製図の授業で、「吉祥寺ハモニカ横丁・写真美術館」と言う課題を、学生たちと考えています。 その一環として、学生たちにいくつかの写真ギャラリーや美術館の案内を行ないました。 設計で ... 続きを読む
先日地鎮祭を行った現場の掘削が始まりました。 地下がある建築なので、地面を掘り進んでいます。H鋼を土に打ち込みその間に松のせき止め板を挟み込み、土が崩れないようにして、掘り進んで行きます。これを山留めと言います。 現在はまだ2.3mのみ掘り ... 続きを読む
設計ノートを、おめでたい地鎮祭でのスタートしたい、と思います。 地鎮祭は、起工式とも呼ばれます。 先日その地鎮祭がありました。 設計事務所や建設会社は、何度も地鎮祭を経験しますが、一般的にはなかなか経験出来るものではないので、その儀式の一部 ... 続きを読む