一次掘削

一次掘削

R0017945先日地鎮祭を行った現場の掘削が始まりました。
地下がある建築なので、地面を掘り進んでいます。H鋼を土に打ち込みその間に松のせき止め板を挟み込み、土が崩れないようにして、掘り進んで行きます。これを山留めと言います。
現在はまだ2.3mのみ掘り進んだ状態です。この状況を一次掘削と言います。
これから山留めを補強して、さらに3mくらい掘ります(二次掘削)。
更地の時、敷地は思っていたより狭くみえます。
ところが縦方向(高さもしくは深さ方向)に工事が進むと、とたんにその大きさが実感出来るようになり、広さを感じるようになります。
これは今までどのような大きさの敷地でも、必ず同じ経験をしてきました。
今回もまさにそのような体験を今しています。
二次元から三次元に移ること、すなわち空間になることで、建築はなにがしかの働きかけを始めます。
ピラミッドを想像してみて下さい。四角の単純な平面ですが、中心が持ち上がって行くと言う、単純な操作だけから出来る空間だからより強く働きかけて来る、と言えるのではないでしょうか。
これが空間の誕生のように思うのですが。
そしてその空間の広さ・大きさへの力を野方図にしないで、どこまで抑制出来るかが、設計の大事な部分なのかも知れません。
R0017946

事務所概要

自己紹介

住宅設計について

家つくりを考えている方へのメッセージ

大塚 聡・略歴

大塚聡アトリエ・略歴

作品掲載誌

受賞

浅草九倶楽部+浅草九劇・2017

エンガワの家・2012年

改修・隠れ家リトリート・2011年

下北沢の家・2010年

経堂の家・2009年

高尾の家・2007年

中野中央の家・2005年

白州の週末住宅・2005年

北沢の家・2004年

桜新町の家・2004年

遠州浜の家・2002年

軽井沢のゲストハウス・2002年

大和町の家・2000年

深沢の家・1997年

計画案・MYOプロジェクト

コンペ優秀賞・暮しの道具

コンペ案・三次市民ホール

コンペ案・沖縄県看護協会

設計のプロセス

以上が設計のプロセスですが、より詳しくは以下のQ&Aも参考にして頂ければ、と思います。

はじめに

関町の家・建て方

小岩の家・実施計画

小岩の家・内装

小岩の家・鉄骨階段

小岩の家・上棟

小岩の家・木造部分建て方

小岩の家・地下コンクリート壁

小岩の家・根切り+耐圧盤

小岩の家・基礎地盤補強工事

小岩の家-1

空間造形4 写真ギャラリー案内

一次掘削

地鎮祭

魑魅魍魎の生息地帯

坊主No.2

坊主No.1

はじめに

「鉛の心臓」 紅テントの虜に

「唐版 犬狼都市」紅テント洗礼

武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻・都市環境専攻

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新宿梁山泊

紫水'DANNA'勇太郎

株式会社ワークス WOORKS Inc.

居待月〜the 18th. moon