3月12日から木造部分の建て方が始まりました。前回のレポートで書いたように、小岩の家は1階の床から木造です。
大黒梁
小岩の家は内部にいくつかの段差があり、それを支えるのがこのような大きな梁です。
昔の家には大黒柱がありましたが、小岩の家のこの大きな梁を「大黒梁」と呼んでいます。2階の床にももう一本あります。
ホームコネクターの穴
柱の底面に、コンクリートに打ち込んだアンカーボルトのホームコネクターを納める穴がプレカットで空けられて来ています。
柱と梁が何本か建ち上がりました。
梁にはホームコネクターの金物がセットされ、建込まれて行きます。左側がホームコネクターの金物で、右側が後から樹脂を注入するためのパイプです。
先ほどの梁にセットされたホームコネクターが差し込まれる柱の穴です。ホームコネクターの金物が出っ張っているので、柱を傾けながら梁を建込んで行くので、慣れている鳶さんのチームでないと難しい建て方です。今回のプレカット工場は構造事務所が日本の三本指のひとつ、と言っていました。長野の会社なので、鳶さん達も諏訪から来ていて、御柱でも活躍するそうです。