○ 2007/1/9
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
事務所は今日からだが、もちろん昨日までにすでに打ち合わせや梁山泊の仕込み等が始まっていている。
昨日は一日スズナリにいたが、スタッフは昨日出て来ていたようだ。図面が打ち合わせテーブルに置いてある。
それらの図面をチェックし、いくつかの連絡事項。
チェックしたことや休み中にまとめたことをスタッフに指示。
15:00、KNH-Hのキッチンの打ち合わせにキッチン製作会社が来所。
16:30、KMHの躯体図の打ち合わせに建設会社来所。
17:45、打ち合わせ終了。すぐに事務所を出て下北沢のスズナリへ。
スズナリにてチェ・ミキと落ち合う。
小屋に入ってみると、直前まで稽古をしていたのだろう、慌ただしい雰囲気。
19:00「月光の騎士」開演。1時間半の芝居。セットはラストに仕掛けがあるのだが、結構気に入っている。
(写真は昨日の仕込み・場当たりの途中。)
ぎくしゃくした部分もあったが、無事終演。
年末のオーストラリア公演があったので、稽古やセット作りの時間が本当になかったが、良くここまで出来上がった。
近くの中華屋さんに移動して、初日乾杯。
梁山泊の昨年後半のスケジュールを知っている人たちは、皆一様にここまでやるか、と感心していた。
○ 2007/1/10
昨日の梁山泊の初日で、やっと去年からの連続に一区切りがついたように感じ、ホッとしたのかドーンと疲れが来た。
こんな時は雑用に限ると、銀行に納税に行ったり、溜まっている帳簿付けをしたり。
気がつけば、明け3歳馬近況が5日にアップされていた。
マイネルボビシュ
27日(水)、美浦の上原厩舎に帰厩しました。ダートコースを中心に乗り込まれています。発走再試験の通達を受けている同馬は、駐立が良好であることを審査委員に示さなければいけません。北馬場の内側にある小さなゲートを利用して行った先日は、しばらく時間が経っても中でじっとしていました。もう1週間ほど練習してから試験に臨む予定。やや手先の運びは重いものの、全身を使った走りを見せています。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。徐々に馬体が絞れ、現在は500キロちょうどを前後に推移。まだ手先の運びが重く、好調時のスピード感には及ばないものの、この状態にもかかわらず、馬なりで楽々と15−15ができるのだから能力はあるのでしょう。1月下旬〜2月中旬の間にトレセンへ送り出したい考え。
○ 2007/1/11
HMH-Kのスケッチを行う。7日のクライアアント打ち合わせの要望をもとに、休み中にスケッチした案で良くなって来たのだが、果たしてこのまままとめてよいのか判断がつかず、悩ましい。
午後、自転車で税務署へ書類を提出に。
夕方スタッフはスズナリの「月光の騎士」を見に出掛けて行った。
今日で楽日なので、9日に書いたセットの仕掛けの写真をお見せします。(これも8日の仕込み・場当たり稽古の途中の写真。)
屋根の上で芝居が進み、ラスト、その屋根が持ち上がると、昭和30年代の懐かしい茶の間の風景が現われる、というセット。
○ 2007/1/12
新聞の天気予報とは違い、曇りで寒い。
10:00前に事務所を出てKMHの現場へ向かう。
遣り方の確認。12:30過ぎに現場を出て事務所に戻る。
行き帰りの乗車時間は1時間半くらい。しかも乗り換え無しなので、ゆっくり本が読めるのが嬉しい。
光文社古典新訳文庫の「カラマーゾフの兄弟2」を帰りの電車の途中で読了。3がまだ出てないので、「となり町戦争」三崎亜記(集英社文庫)を読み始める。「シンセミア」「カラマーゾフの兄弟」と続けて長編で登場人物も多い三人称の小説をずっと読んでいたので、急に一人称になりかなり戸惑う。と同時に、今まで何となくしか理解できていなかった、人称の違いによる小説の印象の違いが、ぐっと身近なものになった。中上健次の小説に引かれるのは、ここだろう。
事務所に戻って、スタッフへの指示への返答や現場からのスタッフの連絡を受けるも、考えのずれを感じイライラする。何に軸を置いているかが違うからであろうか。もっと噛み砕いて言う必要があるのだろうか。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
コスモハーティネスの05は、ビッグレッドファーム明和で調整中。蹄のひびで10日間ほど休ませたものの、すでに痛みが取れ、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しています。軌道に乗るのが早く、もうハロン14秒のペース。一完歩ずつしっかり踏み込んでいるのが分かる、力強いフットワークです。
募集番号86リアルラヴの05
リアルラヴの05は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。物見をしたり、急に横に飛ぶことがあります。痛めた右トモの蹄は、すでに完治しました。走った後にスクみが見られるものの、気にするほどではありません。見た目よりも軽い438キロの馬体重です。
明け3歳馬
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。イラついていたのか、先週末は前走時同様にゲートにまったく寄りつこうとせず一苦労しました。中へ入ってしまえば問題はありません。8日(月)に1時間ほどじっくり練習したことで入っていくようにはなりましたが、油断はできない状況です。来週中には一度試験を受けたい考えです。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。中間の追い切りでは単走で52秒台を出すなど、順調にメニューを消化中。前向きな姿勢で、集中力もある内容です。馬体も美浦へ送り出した時に比べてしっかりした印象。“入厩”の2文字がようやく見えてきました。
○ 2007/1/13
今日は天気がよい。
9:00に事務所。メールチェックの後、KMHやHMH-Kの連絡事項幾つか。
13:00前に事務所を出て、下北沢のスズナリへ。
正月から続いている「新宿梁山泊創立20周年記念企画第1弾・コビヤマ洋一作品連続上演」の第3弾。
第3弾は韓国の演戯団コリペによる「リュウの歌」。93年にコビヤマ洋一が書いて、浅草のストリップ劇場・フランス座で上演された芝居。短い仕込み時間と現場での稽古時間しかなかったが、魅力的な芝居になっていた。
17:00過ぎに理工学部のある早稲田大学大久保キャンパスへ。
研究室の中川武先生が、1992年から続けている「アンコール遺跡の保存修復事業を通じた学術的功績」にて早稲田大学の「大隈記念学術褒賞」を受賞され、お祝いの会が行われた。
17:30過ぎから、講演や中川先生の報告があり、その後懇親会。
久しぶりに会う中川先生、先輩や後輩と少しずつだが話ができて、楽しかった。20:00過ぎお開き。
改めて、中川先生、おめでとうございました。
○ 2007/1/14
今日は暖かい。
事務所に来て幾ばくかの作業。
夜、DVDに録画しておいた「拝啓 父上様」の第1回目を見る。
勿論意図的なのだろう、懐かしい「前略 おふくろ様」に似た料亭の調理場というシチュエーションに、これまた「北の国から」の純を思い起こさせる主人公のナレーション。
配役に山田太一的なところがあったり「ふぞろいの林檎たち」のオープニングのシーンへのオマージュがあったり、良き時代のTVドラマに対する追憶のドラマのように思える。(と書いたところで題名確認のため山田太一の検索したら、なんと「演出家の宮本理江子さんは娘。」とある。「拝啓 父上様」の1回目の演出は宮本理恵子のクレジット。ちょっと良いじゃないか。)
久々にTVドラマに嵌ってしまいそうだ。
○ 2007/1/15
天気はよいが、放射冷却で昨日に比べて寒い。
日報のアップとKMHの確認事項いくつか。
KNH-Hの契約図面チェックや進行中のプロジェクトの確認事項。
正月休みも明けて2週目、間があいてしまった連絡事項を行う。
○ 2007/1/16
朝薄曇りでかすかな日差し。
KMHのクライアント、建設会社と連絡事項。
10:00にスタッフとKMHの連絡事項確認。OKBの今日の打ち合わせ事項の確認。
12:00前に事務所を出て、13:00からOKBのクライアント打ち合わせ。
1時間程現場で打ち合わせをして、青山のダ・ドリアデのショウルームへ。家具等検討しながら打ち合わせを続ける。15:00過ぎクライアント打ち合わせ終了。その後、ダ・ドリアデの担当者と打ち合わせ。
迷走したがどうにか方向性が見えて来て、ホッとした打ち合わせになった。
一息ついたので打ち合わせ終了後、スタッフと別れ表参道のナディッフへ。予約してあった森山大道の新しい写真集「記録 第6号」をピックアップに。
ギャラリーで行われている写真集のオリジナルプリントの写真展を見る。相変わらずしびれるショットの連続。そこらに転がっている風景なはずなのだが、僕らの目には入ってこない風景。
夕方の表参道は人が沢山。原宿まで歩いて、新宿で下車しタワーレコードでCDを入手し、事務所に戻る。
○ 2007/1/17
今朝は完全な曇り空。でも、それほど寒くはない。
スタッフとKMHの打ち合わせ。
HMH-Kの図面作業。
昨日一つのプロジェクトに道筋が見えて来たと、ホッとしたのもつかの間、進行中のプロジェクトにクリアーすべき関門が次々現われる。
いつも思うが、建築は創造的な部分より、次から次に現われるハードルを超えて行くことの比重が高い。
これももう何度書いたことだろう。
○ 2007/1/18
朝事務所に来て雑務。
9:00過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
10:00から卒業設計の講評会。
武蔵野大学は今年の4年生が、4年制になって初めての学生なので、歴史的な第1回目の卒業設計となる。
3分という短い時間に、言いたいことをうまくまとめて来ている学生は極僅かだ。
発表の後の質問で段々概要が分かってくる。短い時間なのだから、それをメインに初めて聞く人にも分かりやすく説明すれば、随分作品の印象も違うのだが。
まあ、3年生のはじめの頃から比べれば、随分と良くはなっている。
敷地と用途は自由なので、いろいろはものが出てくる。学生達はこのようなことに興味を持ているのか、と新鮮な驚きをおぼえるものも多い。
終了予定は15:00だったが、やはりそれは無理で、講評会は続いているが17:30過ぎに退席する。
新宿に移動して、早稲田大学理工学部のスウィング&ジャズクラブの同期の新年会に参加。
7人が集まる。50過ぎのおじさん達が、30年前の愚かな思い出に大笑いして盛り上がる。
22:00お開き。楽しかった。
○ 2007/1/19
昨日笑いすぎたのか、喉が少しイガイガする。風邪でないと良いのだが。
昨日の講評会の優秀者をピックアップして、水谷先生にメール。
薬局に行って、栄養ドリンクと胃腸薬を買って来て飲む。
13:00前に事務所を出て、KNH-Hのクライアントの紹介でファシリティ マネージメントの会社へ。見積書をざっと見て頂いた所感を聞かせて頂く。それはすぐ終了し、ファシリティ マネージメントを中心に行っているその会社の仕事内容を伺う。
完全にクライアントサイドに立って、計画コンサルティング業務を行っている会社で、とても興味深かった。これからこのような会社はより必要とされて行くのではないか。勉強になった。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。中間の練習でゲートへ寄り付くようにはなったものの、今度は中に入ってから反抗するようになりました。立ち上がったり、座り込んだりしてしまいます。目標としていた今週中のゲート試験は延期せざるを得ない状況。ロープを使ってゲート内に固定するなど、長期戦になるかもしれません。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間はコスモメルベーユと併走調教を行い、53秒台で登坂しました。パートナーを追走し、相手に合わせての併入。手応えには十分な余裕があり、好仕上がりをアピールしました。現在は単走中心のメニューで入厩に備えています。再来週くらいの入厩が有力です。
○ 2007/1/20
朝から曇りで寒い。喉はまだ違和感がある。
事務所で進行中のプロジェクトの確認。
劇団1980の韓国公演についての連絡事項。
12:30過ぎに事務所を出て、以前仕事を手伝ってもらっていた坂下の設計した住宅のオープンハウスへ。
16:00に事務所に戻り、再び17:00前に事務所を出て、阿佐ヶ谷駅で西荻の両親と妹夫婦、チェ・ミキと落ち合い、近くの居酒屋で新年会。途中から今年大学生になる姪も参加。
沢山食べて19:30前にお開き。
オープンハウスへの行き帰りで「となり町戦争」三崎亜記(集英社文庫)を読了。話題の小説だったので期待していたが。シチュエーションはユニークなのだが、登場人物達の会話や感情が説明的で、最後まで入り込めなかった。
もっとも「カラマーゾフの兄弟」の間に読むのは酷か。
引き続き「体の記憶」布施英利(光文社・知恵の森文庫)にかかる。著者は芸大修了後、東大の医学部(解剖学)の助手を経て現在は芸大の助教授で、専攻は美術解剖学。そう、養老先生の弟子。
書店でフと手に取り、「はじめに」の出だし、「体が『自然』の一部である、と知ったのはいつの頃からだったろうか。東京大学の解剖学教室で研究生活を送っていた頃、教授だった養老孟司先生から『人間は都市に残された最後の自然だ』と、しばしば聞かされた。」にまいった。
『人間は都市に残された最後の自然だ』なんと魅惑のフレーズだろう。そんな人間のリアルさが、「となり町戦争」には無かった。でも逆に言えば、それだけに現在の日本の社会の状況をうまく描ききっているのかもしれない。しかし、そんなものはTVやマスコミの発信するもので沢山でないだろうか、とも思う。
○ 2007/1/21
一日大和町。
午後買い物に高円寺まで出掛け、夕方夕食を作りながらHMH-Kのスケッチ。
○ 2007/1/22
朝は雨が残っている。
KNH-Hの確認事項をノートにまとめる。
昨日スケッチしたHMH-Kの図面化をして引き続きスケッチ。
昼前から良い天気になる。
昨年解散した岡田建設にいた方が挨拶に来所。設計事務所に入って初めて先輩から引き継ぎ担当した現場の担当者で、いろいろ教えてもらった。
夕方キッチン製作会社の担当者が来所、KNH-Hのキッチンの打ち合わせ。
○ 2007/1/23
今日は天気がよい。
明け方に目を覚ましてしまうと、喉の奥が痛いが、又しばらく寝て朝起きると、少し楽になっている。夜かなり乾燥しているのかもしれない。
HMH-Kのスケッチを続ける。新たな展開が開けるが、実は初めのスケッチに戻って来ている。但しゾーニングの仕方が90度変わっている。
17:00KMHの建設会社が来所。鉄骨の製作図の打ち合わせ。打ち合わせをして行くと、細かい部分で検討が必要なところがいくつか出てくる。19:30終了。
○ 2007/1/24
喉の痛みは収まった様子。どうにか風邪はやり過ごしたか。
朝からHMH-KとKMHの検討。
13:30過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷のうさぎ屋で手土産にうさぎ饅頭を買って、会計士事務所へ。
仕事の合間に確定申告の記入指導をしてもらう。
自分で記入してみると、減税の廃止すなわち増税が良く分かる。
帰り道銀行に寄って、振込等。
事務所に戻って、来年忘れないように確定申告書にメモをとる。
HMH-Kのスケッチを続ける。
夜新聞を読んだら、所得税の減税があるが、住民税の増税や定率減税の廃止等があって、半年後には基本的な増税とあった。たまたま今日作成した確定申告、昨年より決行納める金額が上がったので何故かを確認したら、去年2割だった定率減税が今年は1割なので。会計士に来年はゼロだ、と言われた。こういうこともきちんと自覚を持つだけで、随分違うものだ。しかし、源泉、消費税、住民税と一体いくら納めているのだろう。
○ 2007/1/25
朝事務所でメールにて連絡事項。
9:00に事務所を出て、KTHへ。
追加、手直し工事が終了したので、建設会社と確認しに伺う。
11:00過ぎ終了。
12:00昨年手がけたホテルのジムに、追加の収納を相談されたので、建設会社と訪ね簡単な打ち合わせ。
その後、秋葉原のリビナヤマギワへ。ヤマギワの営業の方に誘われ、ヤマギワのPDC(PlanningDesignCenter)の企画の展示会を拝見する。建築の素材との組み合わせで考えられた計画や特注器具の説明を受ける。最近よく見る特徴あるファサードが、高度な技術によって成り立っていることがよくわかった。
これらに比べると、僕が関わっている芝居(他の芝居では高度な技術を使っているものもあるのかもしれないが)の照明や仕掛けはローテックだが、単純な力強さがあると感じた。ヤマギワの人たちも、入り口にあった、3重の沙幕にプロジェクターを投影しているインスタレーションが気に入っているようだったが。まあ、芝居と恒久的な建築では比べよう無いか。でも、技術が高度になればなるほど、初めて見た時の強度が長持ちしないように思えるのは何故だろう。
ヤマギワから御茶ノ水へ歩く途中に、JRの高架下の魅力的な空間を見つける。
15:30事務所に戻り、連絡事項とスタッフへの指示いくつか。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
○ 2007/1/26
朝から幾つかの雑務と明日のKNH-Hの打ち合わせの準備。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
16:00、建設会社が来所。KMHの鉄骨打ち合わせ。
17:00、構造の山崎事務所の和田さんが来所。引き続きKMHの鉄骨打ち合わせ。
19:30終了。建設会社の担当者と和田さんと近所で一杯。スタッフとアルバイトの高松君を呼び出し、一緒に飲む。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
コスモハーティネスの05は、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ハロン16〜18秒の現在の乗り込みでは、手綱を抑えるのに苦労するほどの行きっぷりです。連日の乗り込みによってイライラが増し、熊癖が見られたものの、馬房の移動でぴたりと止みました。
リアルラヴの05
リアルラヴの05は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日、4頭で縦列調教を行い同馬一頭だけ余裕の走りでした。行きたがる素振りを見せるものの、きちんと我慢もできています。中間も、スクみは見られません。馬体重は、前回よりもマイナス8キロの430キロ。
明け3歳馬
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。先週末、今週とゲート練習を繰り返したかいがあって、試験への目処が立ってきました。幸いにもゲートで縛る必要もなく練習を続けられており、駐立の際に多少そわそわしてしまうものの解消できるレベルにまで落ち着いてきました。来週は石橋脩騎手を背に練習を行い、うまくいけば試験を受ける予定です。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。先週に引き続き、単走中心での乗り込みを消化中。馬体重は515キロ。多少太めが残っているため、週末に強めの調教を行ってもう一絞りしたいと考えています。池上調教師から「検疫馬房が取れれば来週の入厩を予定している」との連絡が入りました。
○ 2007/1/27
9:00前に事務所に来て、今日の打ち合わせの準備。
KMHの現場に行っているスタッフからの連絡を待ち、10:00過ぎに事務所を出る。
11:00前に設備事務所の酒巻さんと落ち合い、KNH-Hのクライアント宅へ。
AV関係の方とクライアントと設備関係を主に打ち合わせ。
13:30前に修了。
新宿で書店やタワーレコードを見て事務所に戻る。
タワーレコードでは昨年の1月に亡くなった本田竹広さんの1周忌の追悼キャンペーンで、沢山のCDが並んでいた。
井野信義と森山威男とのトリオCDを2枚入手。良いスタンダードが沢山並んでいる。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1354817&GOODS_SORT_CD=101
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1354816&GOODS_SORT_CD=101
今日は暖かい。春のようだ。
事務所でCDを聞きながら雑務。
18:00前に事務所を出て、高円寺へ。
駅で武蔵野大学の水谷先生とチェ・ミキと落ち合い、成都へ。遅まきの新年会。
9:00に成都を出て、飲み会に参加する武蔵野大学の4年生一人と駅で落ち合い、初めて行く彦六へ。
横尾忠則さんのホームページの中の、横尾英さんのブログで知ったお店。
古い木造住宅もしくは木賃アパートを改装した、親密な空間だった。
彦六を出て(この辺りから記憶が定かでない)、大将へ。
学生は終電で帰ったが、我々は大将閉店まで。と言うことは2:00までか。
考えたら8時間の見っ放し。
楽しかったが、これじゃ体に良いわけないよ、分かっちゃいるけどやめられない。
○ 2007/1/28
さすがに11:00過ぎまで起きられない。
一日大和町。
近くのコンビニまで、50mくらい出ただけ。
水谷先生、大丈夫でしたか。
○ 2007/1/29
メールでの連絡事項いくつか。
スタッフの置いて行った資料をチェック。
日報のアップ。
KMHの地盤掘削についてのスタッフへの確認と連絡事項。
HMH-Kの図面作業。そして微妙なバリエーションの検討。
夕方から夜にかけて、引き続きKMHの地盤掘削についての連絡事項いくつか。
○ 2007/1/30
今朝はよい天気。
大和町の家は4層のワンルームで、各層の温度差がある。当然冬は上層が暖かく、夏は下層が涼しく、季節ごとに快適な場所が違う。
窓はシングルガラスなのでこの時期寒いが、今朝くらいの天気だと、朝7:00でも暖房をいれずに我慢できる。
しばらくたつと日差しが入って来て2階と小屋裏は暖かくなる。
事務所もスタッフのスペースはガスカランがあり、ファンヒーターで暖をとっているが、僕のスペースはカランがない。
でも今朝ぐらいだと、昨晩の暖気と膝掛けだけでどうにか過ごせる。
2月に入るのに暖冬なのだな。
朝からHMH-Kの図面作業と検討を続ける。
午後、自転車で図書館へ行き、帰りに振込等。
KNH-Hの実施図を見直し、検討事項をピックアップする。
○ 2007/1/31
なんだか集中できず上滑りのような状態になりその先に、果たしてこのまま過ごして行ってよいのだろうか、と厭世的な気分が顔を出す時がある。そうするとより集中力がなくなり、そんな状態が悪循環の連鎖になる。最近もそんな感じだ。
何かを起こさなくては、と思いつつ最近ブログを読んでいる「東京ファイティングキッズ・リターン」(http://www.basilico.co.jp/book/books/4862380344.html)の平川克美さんのブログに行くと、このようにあった。
「仕事をするということは、その仕事の意味を自ら作り出すことである。
仕事にはこれ以外にはないというような正解はない。
自分がしていることに、自分の名前をつけて、次のプロセスにパスする。
「後は頼んだよ」「あいよ」といった具合に依頼と信頼も同時にパスするのである。
このパスの瞬間を感じるのはまことに心地がよいものである。
そうでなければ、仕事はどこまでいっても隷従と責任転嫁の間にある
苦痛でしかなくなる。」
なるほど。自分の名前をつけあぐねているのだ。
HMH-Kの検討作業を続ける。
スタッフとKMHのサッシや納まりの打ち合わせ。
13:30武蔵野大学の4年生が来所。卒計の作品展示会までに行う、ブラッシュアップとまとめについてアドバイス。
もう提出は終わって、最初のコンセプトは明確になっているのだから、そのコンセプトが伝わるように肉付けをして行くように話す。
面白い計画なのだが、自信がないようす。やはり自分の名前をつけあぐねているのかな。発破をかける。
明日のKNH-Hの打ち合わせ資料の準備。
HMH-Kの図面をまとめ、プリントアウト。
KMHのスタッフ打ち合わせ、再び。
○ 2007/2/1
進行中のプロジェクトの確認。
13:00前に事務所を出て、逗子で設備事務所の酒巻さん、建設会社の担当者と落ち合い、KNH-Hの現場へ。
内装の解体は粗方終わっている。躯体になると、随分空間の様相が変わる。改修後のイメージがしやすくなる。
現場をざっと回って、建設会社へ。
16:00過ぎから設備関係の業者との打ち合わせを主に行う。
18:00前終了。新宿に19:30前戻る。
○ 2007/2/2
事務所でスタッフが置いて行った資料を確認したり雑務を行い、9:30前に事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
基本計画の打ち合わせ。概ねの方針は了解頂き、11:30終了。
新宿で食事と買い物をして、KMHの現場へ向かう。
現場では表層改良が行われている。
手順を確認しながら、床付け面の地層を確認して行く。
土をいじるのは大変な作業だ、と実感する。一見大雑把に見える親父が、ミニユンボで几帳面に地面を掘って行く。二十歳前ぐらいの若者が、走り回ってサポートをする。なんやかんや言っても、こういう地道な作業の積み重ねで、建築が出来て行くのだ、と言うことを再確認する。こういう場面を見ていれば、営利のために偽装すること等考えられないのでじゃかな。
構造事務所と連絡を取り、今日の作業17:30過ぎに終了。寒かったが、気持ちよかった。
18:30過ぎに事務所に戻り、進行中の現場の問題をスタッフから聞く。いろんなことがある。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコース中心のキャンターを消化しています。最後まで耐えていた1日(木)の駐立練習で自信を深め、これなら大丈夫と意気込み、鞍上に石橋脩騎手を迎えて2日(金)のゲート試験に臨むも、後半で我慢の限界に達しまい、バタバタして不合格でした。来週、改めてチャレンジする予定。2、3本の追い切りで出走できる状態には整っています。
マイネルデュベル
ヨナグスカ産駒のコスモパルムドールと行った最終追い切りで53秒をマークしました。長距離輸送に備え、28日(日)以降はウォーキングマシンのみ。31日(水)、美浦の池上厩舎に移動しました。平熱のまま到着して一安心。夏場に入厩したときと違い、今回は瞳に輝きがあります。これなら順調にペースアップできるでしょう。
○ 2007/2/3
8:30に事務所に来て、スタッフが置いて行った資料をチェックし、建設会社へ連絡。
昨日一昨日の現場行きの写真整理と、雑務いくつか。
KMHの表層改良の確認に現場に行ってもらっている構造事務所の和田さんと連絡を取り、11:00過ぎ事務所を出て、買い物をして大和町に戻る。
大和町を片付け、料理の準備をして来客を待つ。
15:00過ぎ位から、梁山泊の何人かとチェ・ミキの学校の韓国からの留学生等が三々五々来宅。
遅ればせながらの新年会。
昨年お隣に引っ越して来られたご夫婦と赤ちゃんも夕方いらっしゃる。
入れ替わり立ち替わりで、お開きになったのは2:00前。
今週も長時間の飲みをやってしまった。
○ 2007/2/4
さすがに起きたのは11:00過ぎ。
皆が粗方片付けて行ってくれたが、 残ったものを片付け。
夕方に買い物に阿佐ヶ谷まで出た以外は、一日大和町。
○ 2007/2/5
メールにて連絡事項いくつか。
スタッフがテーブルに置いて行った資料をチェックし、溜まっていた日報のアップ。
10:00、OKBの担当者来所。スタッフを含め打ち合わせ。
引き続き、KMHのスタッフ打ち合わせ。
午後再びOKBとHMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
16:00過ぎ、OKBの建設会社の担当者来所し、朝とは別の確認事項打ち合わせ。
夕方、一段落付きKNH-Hの連絡や検討に入る。
夜帰って朝刊を読むと、「女性は子どもを産む機械」発言の柳沢氏が愛知県と北九州市の選挙で予想外のとても良い影響を与えていたことが解った。
愛知では投票率52.11%で前回は38.91%。北九州市では投票率56.57%で前回は38.32%。どちらも50%を超える投票率。何をやっても上がらない投票率が、柳沢氏の発言によってこのようになったのだろう。素晴しい貢献度ではないか。
その一方で、やはり新聞にあったのだが、4日投票日の「昼過ぎ、事務所は緊迫していた。『投票率が予想より高い。接戦だ』。」と喜ぶべき有権者の政治への関心の高まり表す投票率のアップに、緊迫してしまう自民・公明推薦の神田氏の事務所には失笑してしまう。
○ 2007/2/6
事務所で8日の集まりの際に使える写真資料の確認と日報のアップと連絡事項いくつか。
本日の打ち合わせの資料確認。
KNH-Hの検討。
12:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。
13:00から建設会社を交え、クライアントと諸問題やスケジュールの打ち合わせ。いろんな問題が起きてくるものだ。
引き続き、クライアントと仕上げの打ち合わせ。19:00終了。いささか疲れた。
帰りに資料を探しに新宿の書店に寄るが、見つからなず、疲れが増す。
現場への行き帰りに、「響きと怒り」フォークナー作/平石貴樹・新納卓也訳(岩波文庫)を読んでいる。
先週後半の現場行き。電車に乗っている時間が長い。「カラマーゾフの兄弟」の続きが読みたいのだが、3巻以降がまだ出ていない。そこで、書店で目についた「響きと怒り」を手に取ってみたら、これも新訳。
今までフォークナーは中上健次への興味から、何度か読み始めてみたが、その特異な文体に最初で挫折していた。しかし今回は面白いように読み進められる。「シンセミア」と「カラマーゾフの兄弟」を読むことで、複雑な長編を読み進んで行く面白さを実感出来たことに依って、随分先にあるものを待ちわびつつ読み進んで行くことが出来る状態にあるようだ。
しかし「響きと怒り」、得体の知れない小説だ。どんなことが待ち受けているのか、ゾクゾクする。
○ 2007/2/7
進行中のプロジェクトの調整や連絡事項で朝の時間が過ぎて行く。
朝の8:30前くらいから9:30くらいまでは電話もなく、建設会社もクライアントもたいがい連絡がつき、なかなか効率よく過ごせる。
昨日書店で探したが見つからなかった雑誌のバックナンバーを、ネットで検索し図書館に取り置きを連絡する。
昨日の長時間の打ち合わせでスタッフがダウン。午前中休みの連絡。体力、精神力ともか細い。
KNH-HとHMH−Kのスケッチを続ける。
途中、図書館に自転車でリクエストした本を取りに行く。
KMHの根切りの状況を現場に確認して、構造事務所と何度か電話で打ち合わせ。
○ 2007/2/8
いつものようにスタッフが置いて行った資料のチェック。
今晩の集まり用の舞台・映画美術の画像資料を準備。
11:00前に事務所を出て、新宿のヤマハのショールームへ。
11:30からOKBのクライアントとキッチンの打ち合わせと、場所を借りてその他内装の打ち合わせ。
12:00過ぎ打ち合わせをスタッフにまかせ、事務所に戻り、スティックメモリーを自転車で大和町までとりに帰る。
画像資料をパワーポイントにまとめる。
途中、KMHの根切りと基礎について構造事務所と建設会社と連絡を取り合う。
引き続き、KMHの鉄骨階段についてスタッフ打ち合わせ。スタッフのあまりの常識のなさにイライラする。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターのカフェへ。
新年の建築史研究室の中川先生のお祝いの会で、後輩のシアターワークショップの小林さんにちょっと話したことがきっかけになって、シアターワークショップの伊東さんをはじめとして、劇場に興味がある人たちが集まって勉強会を開くことになった。
先週1回目は行われたのだが、現場があったので参加出来ず、初めて参加する。
社会人、学生9人が集まる。梁山泊のテントやセット、映画のセットの仕事をスライドで紹介。劇場として建てられたのではない空間で、劇場として使われている場所に対する興味を話す。
緩やかな会ので今のところ方向性は見えないながらも様々な立場の人がいて、一人ではすぐ行き止まりになってしまうことも、集まることに依って展開して行けそうだ。
持続することが大事と来週も集まることを確認して、21:00過ぎに終了。
近くの基地バーに寄って、一杯飲んで22:30お開き。
○ 2007/2/9
打ち合わせテーブルにスタッフが置いて行ったKNH-Hの模型をチェック。
KNH-Hの検討。
10:30に事務所を出て、KMHの現場へ。
掘削も粗方終わって構造事務所の和田さんと床付け面の確認。一部昔の擁壁工事で掘り返された部分が出て来たので、ラップルコンを打つようになった部分の確認もできた。
その後いくつかの用事を済ませ、夕方出光美術館「書のデザイン」点へ。
お年を召した方がほとんどで、又そのほとんどは女性。有名な拓本から現代書まで、デザインの観点から幾つかのテーマに沿って展示されている。そのテーマ設定も面白いが、優れた書を見るのはそれだけで気持ちがよい。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で休養中。牝馬の中ではMミモーゼの05らとともに最も進んだグループ。乗り込み量も豊富なため、1月28日(日)から2度目の完全休養に入りました。馬房で熊癖を行うなど、多少のイライラ感を見せていたこともあり、ここでたまったストレスを発散して欲しいもの。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間、飛節内側にすり傷を負い、そこから入ったバイキンで脚が腫れてしまいました。調教時に多少気にする様子を見せましたが、現在は回復しており順調に乗り込んでいます。この時期に行っている痩せ歯のチェックでは、慣れないことに過敏なためスタッフは苦労しています。
○ 2007/2/10
9:00に事務所に来て、打ち合わせの準備。
10:00過ぎにはスタッフも出て来て、模型等を作っている。
12:00過ぎに事務所を出て、恵比寿のキッチン製作会社のショールームへ。
13:00過ぎからKNH-Hのキッチン打ち合わせ。15:00前に終了し、クライアントと水回り機器のいくつかのショールームを回る。
最後のTOTOに着いたのは18:30。時間確認して来なかったのが失敗だったが、ショールームのシャッターは閉まっていた。横のドアから無理矢理入り、一つだけさっと見せてもらう。19:00前クライアントと別れる。
○ 2007/2/11
先週、先々週と土曜日に長い飲み会があり、日曜日はグロッキーだったが、久しぶりに普通の日曜日。
一日大和町で、溜まった新聞を読んだり。
午前と午後、高円寺に買い物に出ただけ。
春のような暖かい一日だった。
○ 2007/2/12
8:30に事務所。
メールチェックや溜まった日報のアップ。
先週後半は出ていることが多かったので、しばらく読んでなかったいつも読んでいるブログを読むので、午前中終わってしまう。
このブログ読みから考えるヒントが得られることが多いので、溜まっていても読んだところまで戻る。
土曜日の打ち合わせのまとめと確認。
14:30過ぎスタッフが一人出て来た。入れ違いに15:00過ぎに事務所を出て、渋谷のイメージフォラムへ。イメージフォラムでチェ・ミキと落合う。
新聞で記事を見つけた、韓国アートフィルムショーケース(http://www.kaf-s.com/index.html)の「キムチを売る女」(チャン・リュル監督・脚本)を見る。
昨年見た台湾のツァイ・ミンリャンの「楽日」に通じるような、台詞の少ない映画だった。それだけに映像やシーンがよく考えられていて、映画でしか表現出来ないリアルさがある。
よい映画なのだが、こんな暗い映画は興行的にはかなり難しいだろう。小説や絵画など個人でも創作可能なものは制作費も個人の裁量でどのようにも出来るだろうが、映画はそうはいかない表現の代表のようなもの。人ごとながら心配してしまう。
韓国アートフィルムショーケースの4本は皆面白そうだ。なるべく見るようにしよう。
映画が終わった後、長原の台湾料理の「一福」へ。長原に住んでいた時は週に一度は必ず行っていたお店。
大和町に引っ越してからはご無沙汰だったが、昨年こちら方面に現場があり、竣工時期に2度程お邪魔して、料理の美味しさを再確認した。
渋谷まで出たので、電話でやっていることを確認して、席を取っておいてもらう。19:00過ぎにお店に入った時は、客席は半分くらいしか埋まってなかったが、注文をしている間にあっという間に満席。
カウンターに20人弱のお客さんの注文を、台湾出身のママと大陸出身のマスター二人で手際良くこなして行くのを見ているのが快感。
写真は下ごしらえを終え、調理を待つ食材だ。これらが無駄なくチャキチャキと準備されて行く。
みんな美味しいのでつい長居をしてしまい、22:00前にお店を出る。ごちそうさまでした。
○ 2007/2/13
昨晩「一福」でお土産にチャーハンとエビの塩胡椒炒めをつくってもらい、大和町に帰ってからチャーハンで2次会をしたので、いつもよりゆっくり起き、9:00前に事務所。
昨日まとめたKNH-Hの打ち合わせ事項をメーカーに確認。
10:00にスタッフが来て、掃除を終え、ショールームに展示品の確認をするように指示。
一日資料を読んだり、KNH-Hの検討をしたり。
今日もスタッフの判断力のなさについプリプリしてしまう。
○ 2007/2/14
KNH-Hの図面作業。現場用の平面詳細図を衛生機器の確認をしながら修正、作成。
KMHの現場の連絡事項がこないので、いくつかの連絡。
KMHについてスタッフに幾つかの指示。
KNH-Hの平面詳細図が一段落したので、HMH-Kのスケッチへ移る。
いくつかの連絡が入る。ここ最近いろんな事が一段落したかに思えたが、次から次にことが起こってくるもんだ。
○ 2007/2/15
昨晩の久々の雨が町を洗い流したのか、朝の空気が澄んでいる。気持ちのよい朝。
アップを忘れていた日報をアップ。いくつかの連絡事項。
突然ですが昨年、「歌伝説 ちあきなおみの世界」というTV番組を見て、その歌の素晴しさに圧倒された。
実を言えば、小学校の高学年の時に自己紹介で「ちあきなおみが好きです。」と言っていた。その時は歌の印象よりも、その独特のアピアーランスに引きつけられていたのだが。
そのTV番組に依って、また、ちあきなおみさんへの興味が沸き起こりつつあるとき、「団塊パンチ」(http://www.amazon.co.jp/団塊パンチ-3/dp/4870317435/sr=1-3/qid=1171498248/ref=sr_1_3/250-2765501-7981856?ie=UTF8&s=books)
と言う雑誌で「ちあきなおみ伝説」という特集があり、今寝る前に読んでいる。
知らなかったが、最愛の夫・郷 鍈治亡き後引退状態にあることや、いろんなことがあった人なのだ、と言うことが解った。
あのTV番組の歌が忘れられないので、CDを入手してみようと検索し、外出のついでにタワーレコードで探せるよう、プリントアウト。
9:30過ぎに事務所を出て、上大岡へ向かう。
久しぶりに乗る京浜急行は、相変わらずすっ飛ばしている。
以前設計した住宅で不都合が起きたので、共同設計した小西さんと上大岡で落ち合う。
問題部分を拝見し、急に午後来ることになってしまった建設会社への指示を確認し、13:00にお邪魔する。
新宿のタワーレコードでちあきなおみさんのCDを入手し、事務所に戻る。
TRHの撮影や、KMHの載荷試験等についての連絡事項、いくつか。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターのシアターカフェへ。
小劇場の勉強会。今回も10名程の人が集まる。19:00から21:00まで、今後の調査についての方針等を話し合う。
同時に吉祥寺シアターやシアターカフェの周辺でなにか出来ないかも話題に上がる。
小劇場に関して、どんなことでも関心のある人は参加出来るので、興味ある人はメール下さい。
と言っても、どこまでというか、何を持って小劇場と定義するかが、この勉強会でもまだ模索中ですが。
21:00過ぎ終了。残った人で近くの基地バーに移動し、一杯飲んで23:00前にお開き。
○ 2007/2/16
昨日、ちあきなおみさんのCDを探し求めたのだが、今朝トイレで新聞に眼を通すと、TV「たけしの誰でもピカソ」が今晩、ちあきなおみさんの特集。あまりのシンクロに吃驚。
今日もよい天気。8:00に事務所で、日報のアップ。
昨晩の勉強会で話に上がったサイトを検索してみる。
HMH−Kのスケッチ。
10:30に事務所を出て構造事務所へ。
KMHの載荷試験の連絡に不備があり、建設会社の担当者を呼んで内容の確認を行う。
内容に問題はなかったが、今後連絡の手違いがないように建設会社の担当者に厳重に注意を行う。
今回の件とは関係ないが、昨今の構造疑惑でなんだか建築界全般が変な状況になりつつあるように感じる、と構造事務所と話をする。我々を育ててくれた右肩上がり指向のしわ寄せがいろんなところで出ていることを感じるが、一番身近な建築では如実に顕われて来ているように感じる。やれやれ。
12:00に構造事務所をお邪魔し、事務所に戻る。
KMHとHMH-Hのスタッフ打ち合わせ。
KNH-Hの平面詳細図の作成と明日の打ち合わせの準備。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で休養中。まとまった降雪があり、放牧地にも厚く降り積もりました。少し歩くにくそうにしているものの、ときには雪けむりを上げながら元気に走っています。スターオブコジーン産駒のスノークイーンの05に対しては、やけに強気。しつこく追いかける姿も見かけます。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。飼い葉の量を増やしたせいか中間に軽いスクみが見られました。その後は調教ペースに慣れてきたのか、順調に乗り込まれています。スクみを防止するため、最近は1日に約400ccのオイルを穀類の代わりに与えています。
明け3歳馬
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。中間もゲート練習に専念。駐立時にバタつくことからゲートに縛る最後の手段にでました。最初は座り込むなどしていたものの、何とか大人しくなりました。しかし、その後にもう1度練習を行ったところ、またもやゲートへ寄りつかなくなってしまいました。今週の試験も難しい状況です。じっくり教え込んでいくしかありません。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。到着して2回しかゲート練習を行っていませんでしたが、8日(木)に同厩馬と一緒に試験を受けたところ見事に合格しました。出が悪かったため、合格までもうしばらく掛かると思っていただけに嬉しい誤算です。さっそく4日(日)から坂路も併用しての調教を開始しており、次の中山開催でのデビューを目指します。
いやはや、いろいろあるわけです。
○ 2007/2/17
朝から鼻水が止まらない。くしゃみも出る。花粉症か。
8:30過ぎ事務所で日報のアップ。
今日の打ち合わせの準備や雑務。
10:30前に事務所を出て、OZONE内のグローエのショールームへ。
11:00過ぎにKNH-Hのクライアントと落ち合い、先週決めきれなかった部分の打ち合わせ。
OZONEのいくつかのショールームを見て、そのまま車で六本木ヒルズやショールームを回り、14:00渋谷で別れ、事務所に戻る。
17:00過ぎに事務所を出て、国立に。
中央線デザイン倶楽部、略してチューブの親分、「国立本店」の今年の企画、「8×4シリーズ展2007」の「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/)に声をかけてもらい、18:00過ぎから第1回目の打ち合わせに参加。
参加予定者8人と企画の萩原さんと事務局の三星さんが集まり、どのような展覧会を行うかブレスト。ちょっと変わった住宅建築展になりそうな予感。
20:00過ぎに終了。引き続き「国立本店」の定例交流会に紛れ込ませて頂き、軽くお酒を飲みながら懇親会。
21:30過ぎにお暇する。
○ 2007/2/18
7:00前に一度目が覚めるも、昨晩から降り出した冷たい雨は朝も結構雨脚が強い。こんな日はゆっくり寝るに限る。
なんだか先週は疲れてしまい、ゆっくり寝れて、10:30に起きる。
TVでは話題の東京マラソンが中継されている。丁度先頭が雷門を通過中の場面だったが、「歩道橋に立ち止まらないで下さい。」と言う警備の声や、歓迎の伝統芸能の笛太鼓の音がグチャグチャで、なんだか違和感があるマラソンだ。
昼過ぎに雨は上がってよい天気に変わる。
午後買い物に行く前に、近くの自転車屋さんに寄って、後ろのブレーキの油を入れてもらう。
後輪をばらしてディスクブレーキに油を塗り込むのだが、本当に自転車は良く出来ている。一見無造作に見えるが、手際良いおじさんの動きにはいつ見ても感心する。
夜、録画した「たけしの誰でもピカソ」のちあきなおみさんの特集を見る。いいんだな。
○ 2007/2/19
前日ゆっくり寝たせいか、昨晩はなかなか寝付けなかった。なんだか寝たのか寝なかったのかわけのわからない状態だった。
いつも通り8:00に事務所。
メールをチェックしていたら、「KEN-Platz 建築・住宅メール 2007/02/19」 に「【新連載開始】佐野由佳の郷愁のマテリアル」http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20070123/504258/とあった。
昨年廃刊になった「室内」の編集者だった佐野さんの連載だ。先週末の「国立本店」の懇親会でも、「室内」廃刊は残念との話が出た。
佐野さんには「夜を賭けて」のセットを中心にインタビューしてもらったり、「現場へ行く」の連載や、特殊メイクの現場を訪ねたり、いろいろな思い出がある。
この間は「芸術新潮」でも職人さんのレポートをしていた。「室内」時代の職人さんや現場への視点を持続している様子。楽しみだ。
12:00前に事務所を出て、KMHの配筋検査へ。
先行して検査を始め、13:30からOZONEの検査。クライアントも現場に来られ、内容を説明し検査の様子を眺めていた。
14:00からは構造事務所の和田さんの検査。みっちり見てもらった。
16:00に終了。事務所に戻る。
「響きと怒り(下)」フォークナー(岩波文庫)を行き帰りの電車で読了。4章からなる不思議な構成の小説だ。
第1章は知的障害のある、コンプソン家3男ベンジャミンの回想。障害があるのでその回想は断片的で文法的にもおかしい部分があり、時間軸もバラバラ。
第2章はコンプソン家のハーバード大学1年で自殺した長男クエンティンの、自殺直前の思考と回想。死に向かっているので、やはり断片的な文章が続く。
第3章はコンプソン家の次男ジェイソンのこの小説が始まった日時の思考と回想。コンプソン家最後の人間で、徹底的な現実主義者なので、解り易い。
そして、第4章は突然3人称になる。第3章の二日後の物語。ここで突然第1章ベンジャミンの回想の一部が物語に結びついたりして、急に自分も物語の中に入り込んだような感じになる。
そして物語は救いようのない状況で突然終わる。
後年フォークナーが付け足したという「付録ーコンプソン一族」の部分を読むと、中上健次の「紀州サーガ」へのダイレクトな影響がよくわかる。
明日からはいよいよ発売になった「カラマーゾフの兄弟3」に移る。
KMHの現場近くに有名なしだれ桜がある。その様子を定点的に日報で追って行くことを思いつく。さていつ満開になるか。
○ 2007/2/20
朝7:00新宿発のあずさで小淵沢に向かう。
2年前に竣工したTRHの雑誌掲載のための写真撮影。
東京は曇りだったが、甲府の手前の長いトンネルを抜けたら急に晴れに変わった。しかし、山の方には雲がかかっている。果たして現地はどうか心配になる。
9:00に小淵沢着。建設会社の担当者と落ち合い、車に乗せてもらい現地へ。
カメラマンのかたは既に着いており、すぐ鍵をあけて内部を見てもらう。
10:00頃から陽が出て来て、外部の撮影から開始。
その後も、時々雲がかかるが青空が広がる天気が続く。
14:00に昼間の撮影は終了。食事をかねて甲州街道の旧道にある「七賢」へ行ってみる。
「七賢」は古い造り酒屋で、建物も部分的に昔の名残が見れる。4合瓶を2種類買う。
その後カメラマンが以前撮影した住宅を探したりして夕刻を待つ。
16:30現地に戻り、夕景の撮影の準備。朝鍵を開けた後会社に戻っていた建設会社の担当者も戻ってくる。
電車の時刻があるので、もうしばらくかかりそうな夕景の撮影をカメラマンに、戸締まりを建設会社の担当者にお願いし、17:30前に先に失礼をする。
○ 2007/2/21
昨日はさすがに疲れ、いつもより1時間ゆっくり起き、9:00前に事務所へ。
日報を書いたり、雑務を片付けながら、KMHのスタッフ打ち合わせ。
14:00、KMHの建設会社と電気業者来所。主に地下部分についての打ち合わせ。17:00過ぎ終了。段取が悪く、時間がかかり過ぎることをスタッフに注意する。
○ 2007/2/22
机に回りに雑然と積もり始めた資料を整理する。
今晩の小劇場勉強会の資料を準備。
KNH-Hの検討。
18:30に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会の4回目。
10名前後が参加。既存のデータベースを検索した上での、調査項目やシート作り等の具体的な話と、その調査目的の確認と調査のデザインという入り口と出口の話を行き来する。
しかしながら少しずつだが進んで行っている。
21:00終了。いつもの近くのバーに移り、残った7人で一杯。
残ったのは80年代の小劇場運動を経験している50才近い参加者が4人。現在20代前半の参加者の、小劇場に対する思いは何なのか知りたい、と言う話題が出る。
黒川起章さんの都知事立候補の話題から話は雑談に移る。
23:00過ぎお開き。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。手の空いた厩舎スタッフを数人動員し、かなりの時間を費やして教育してきたものの、たび重なるゲート練習に嫌気を差しているのがはっきり見て取れます。寝ころんだり、異常に興奮したり、かなりの拒絶反応が見られ、このまま進めても悪循環になるだけと判断し、いったんビッグレッドに戻すことになりました。近日中にトレセンを出発します。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。跳びが大きく、普通ペースでは少しもさっとしているほど。ただ、追い切り馬に後方からこられた際は、鞍上に「すごい手応えだった」といわれていました。右前脚の屈腱部が熱っぽくなってひやりとさせられたものの、エコー検査では「異常なし」の診断。中山開催の後半でデビュー予定。
いろいろある。
○ 2007/2/23
朝から雨が降っているが、それほど寒くない。
事務所でスタッフの置いて行った資料をチェック。
9:00前に銀行に行き振込。今月は24、25日が土日だと言うことに昨晩気付く。
引き続きKNH-Hの検討。
13:30に事務所を出て幡ヶ谷へ。知り合いの劇団から、稽古場をリフォームするのでアドバイスをして欲しい、とのことで出掛ける。
稽古場を一通り見て、話を聞いて、制作の方達と内装業者さんと近くの喫茶店で打ち合わせ。
稽古場では次の公演の稽古が行われており、その中に舞台監督の伊藤さんが。梁山泊旗揚げの頃の舞台監督で、十何年ぶりかにお会いする。「梁山泊なかなか見に行けなくて申し訳ない、と金さんに伝えて下さい。」と伊藤さん。少し立ち話。
幡ヶ谷の駅では、岩波書店の樋口さんとバッタリ出会う。不思議な日だ。
事務所に戻り雑務。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。休養に入って約3週間が経過したこともあり、今週から坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。体が緩んだ様子もなく、適度にふっくらした好状態。ハロン17秒前後の軽めからスタートしましたが、初日から集中力のある良い走りを見せています。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。単走、併走、順番を入れ替える縦列、2〜3頭の縦列から終いを伸ばす調教など、牝馬もメニューは日によって様々です。スタッフが雪かきに追われた18日(日)は放牧だけにしました。馬体重は420キロ。もう少し首回りの肉付きを良くしたいスタイルです。
○ 2007/2/24
天気はよいが、風が冷たい。
昨日の稽古場のリフォームのスケッチの準備。
竣工写真を撮ってくれている新さんの強力なプッシュもあり、滞っていたホームページの作品集の追加に手をつける準備。
又怠けないよう、日報で明言。(したとして果たして意味があるのだろうか。)取り敢えず、明日大和町で作業が出来るように、資料を持ち帰る準備を行う。
13:00前に事務所を出て、三鷹の三鷹市芸術文化センターへ向かう。
14:00から武蔵野大学環境学科住環境専攻の「初めての卒業制作展:2006年度卒業制作展・優秀作品展』の公開講評会。
武蔵野大学が4年制になり住環境専攻が出来て、初めての学生の卒業制作。一昨年、初めて講師をさせてもらって、思い出深い学生達だ。
1月18日に全員の発表があり、その中から15人が優秀作品に選ばれ、今日再度発表を行う。
一人3分と5分の講評の予定が、やはり押してしまう。全員の発表が終わったのが17:00。
それから審査員が4名を選んで投票し、集計して皆の前で選考のディスカッションを行う。
票が入らなかった5作品以外を対象にディスカッションを開始。1票の作品から検討を開始し、10作品を6作品に絞り、ディスカッションを続ける。
最終4作品は学外の展覧会にも出品されるので、武蔵野大学としてどのような特徴を考えるかで選択が違ってくる。その辺りを問うと、選任の先生から、今回は初めてなので性急に特徴を決めつけるのではなく来年からの学生達が引き継げるような多様性があってもよいのではないか、との話がでる。
7人の論議に寄る公開審査なので、話の中で選択基準が変わって行くと、推薦するものも変わって行かざるを得ない。我々も皆に伸されていることになるのだな。
18:30過ぎ、再度4点を順序を付けての投票に移る。
集計の間、懇親会のために場所をレストランに移す。集計の結果を発表し、優秀者を表彰し乾杯に移る。
ゲストの方や先生方の話に引き続き優秀者が一言ずつ話をするが、中には泣き出すものもいる。初めての卒業制作と展覧会・講評会。先輩の卒計や講評会を経験したこともなく、全てが初めてで、皆緊張し、感動し、ホッとしたのだろう。良い体験をしたものだ。
20:00に懇親会もお開き。
庄野先生、風袋先生、水谷先生とタクシーで吉祥寺に出て、ハモニカ横丁の「美舟」に行くも満席。同じくハモニカ横丁のチェ・ミキのいとこがやっている「アルコホリック』へ初めて行ってみる。なんとそこは、昨年のハモニカ横丁の課題で、学生達と歩いた時屋根越しに外から見て面白そうだ、と思って場所だった。
後から片付けを終えた学生達も駆けつけて来てしばらく飲んで、22:30にお開きに。
水谷先生ともう一軒、「みすず」に行って23:30帰路に着く。
楽しい一日だった。
○ 2007/2/25
一日大和町。
よい天気だが、買い物に出ると外は風もあり寒い。今年一番の寒さとか。
ホームページの作品集のアップの写真の選択をしたり。
○ 2007/2/26
今朝も天気は良いが、寒い。
昨日も寒かったので、部屋が冷えきっている。
メールチェックと日報のアップ。現場等からいくつかの連絡事項。
10:00にスタッフが来たので、連絡事項を伝え指示を出す。
スタッフは昼前それぞれの現場へ出掛けた。
知り合いの稽古場の調べものやスケッチを描いて連絡とファックス。
ホームページの作品集のデータ準備作業。
スタッフが撮って来たKMHの地下の壁配筋の写真を見る。今まで掘ってばっかりいたが、いよいよ形に組み上がって来て、ワクワクし始めた。
○ 2007/2/27
昨晩何とはなしに見始めたTV東京の「カンブリア宮殿」(http://www.nikkei.co.jp/cambria/)と言う番組。村上龍さんが「経済」という観点からゲストを呼びインタビューする。昨晩のゲストは「ゴルゴ13」のさいとうたかおさん。
番組でも紹介されたさいとうプロの建物は中野にあって、昔住んでいたところに近く、何度も前を通っていた。さいとうさん、興味深い人物だった。70歳というが、現役バリバリ。
子ども頃から、1+1が2になることが納得出来なかった、先生が黒板に書く1と1が長さが違う、どうしてそれが同じもので、足すと2になるのか納得出来ないで考えているうちに九九の勉強も終わってしまい、いまだに九九が出来ない、という。
番組の見学者の「部下に自分の経験で培って来たものを伝えようとするのだが、うまく伝わらないのでどうしたらよいか。」というような質問に、「皆それぞれ脳が違うのだから、伝えようなんて思うことが無理。ただ一方的にガーッと思っていることを話すだけ。」というような答え。
劇画の分業化にしても、自然と自分の価値観から考えているのだな、ということが伝わってくる。面白かった。
引き続きホームページの作品集用の作業。
午後、確定申告の書類を自転車で提出に行く。まだすいている。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。徐々に収斂しつつある。
16:00、フローリングの会社の方に来てもらい、KNH-Hのフローリングについて説明する。
夕方昼休みにずっと読んでいた「文象先生のころ毛綱モンちゃんのころー山口文象 毛綱モン太 覚え書」渡辺豊和著(編集出版組織体アセテート・http://www.acetate-ed.net/bookdata/006/006.html)を読了。
編集者も言っているが、渡辺豊和さんがRIAのスタッフだったとは思わなかった。でも渡辺さんのRIA時代の話はとても興味深い。当時の組織事務所とボスの関係(すべての事務所がそうだったわけではないだろうが)や事務所の雰囲気の話には、建築が持っていたロマンのようなものを感じる。また、今は亡き毛綱モン太さんとの交流、二人のあの独特な住宅が造られて行く過程は、建築の夢のようで、1978年大学を卒業する年に発行された、「GA HOUSE{世界の住宅}4」を引っ張りだして来て改めて見ると、その時代の密度濃さに目眩を覚える。
誰か忘れたが、ある映画評論家が、「くだらない評論を書く暇があるのなら、映画製作に関わって来た人たちにインタビューしろ。」ってなことを言っていたが、回想録は面白いく、いずれ聞けなくなってしまうので大事だ。
「文象先生のころ毛綱モンちゃんのころ」の最後に鼎談があり、それを渡辺さんが「しばらく建物をつくるのをやめちゃってたからね。やっぱり設計をしていると気が立ちますよね。トラブルが多くなるから。今またやりはじめてるから、気が立ってますよ(笑)。」と締めくくっている。なんという設計魂。
昨晩のさいとうたかおさんではないが、自分の価値観によって建築を作って行くエネルギーに圧倒され、パワーをもらった。
○ 2007/2/28
スタッフが置いて行ったKMHの模型でデザインチェックとHMH-Kの図面チェック。
10:00にスタッフが来たので、HMH-KとOKBの指示いくつか。
昨日まとめた、作品集のアップ用の資料をチェックし、文章を訂正し、ホームページを作成してくれているユーちゃんにデータを送り、クライアントにもアップお願いのメールをする。
背中の当たる日差しが暑いくらいだ。
KNH-Hの検討。
18:00前に事務所を出て、早稲田大学へ。今週の小劇場の勉強会はメンバーの一人が関わっている、早稲田大学演劇博物館21世紀COE演劇研究センター主催の研究会「フランスの公共劇場運営・Theatre71を例に」講師:ピエール・アスカリッド氏(http://www.waseda.jp/prj-21coe-enpaku/jp/course/course09_02.html#yotei)に参加することに。
会場の早稲田大学の演劇博物館の手前の6号館は古い建物だ。ネットで調べてみると、昭和10年築/設計:桐山均一とある。桐山均一をさらに調べると、現在の大隈銅像の台座を設計した人物だそうだ。(像は朝倉彫塑館の主で、朝倉摂さんのお父さん朝倉文夫。)
いやいや早稲田のキャンパス、侮れません。今度演劇博物館で黒テントの展覧会(http://www.waseda.jp/enpaku/special/2007kurotento.html)があるので、見に行った時に散策してみたい。
研究会はことの外面白かった。フランスと日本の劇場運営構造は似たところもあるが、まったく違った面もあり、聞いてみなければ解らないものだ、と改めて思った。今回に限らず、まあ、ほとんど狭い世界での思い込みの中で生きているのだな。それを広げてくれるのが勉強か。
講師のアスカリッドさんは国立舞台(フランスの国の劇場システムの中のそういう名前の位置づけの劇場)Theatre71の芸術監督であり、俳優、演出家、劇作家でもある。
Theatre71で試みられている、近隣のコミュニティーに演劇を浸透させて行くためのワークッショップ等の魅力的な例を話してくれるが、それらはすぐにすり切れてしまう、と言う。なんだか良く解る。魅力的であれば魅力的なだけ、変わって行かないと飽きられてしまう。
同時にそれらの行為は、客を集めるためにでなく(もちろん大事なことだが)、芸術的な活動として行う必要を話してくれる。
きちんとした立脚点をもっている人であった。
予定より少し押して、21:00前終了。門外漢であったが、建築に置き換えられる沢山のヒントをもらった。
開け3歳馬
マイネルボビシュ
普段から大人しく手が掛からない馬です。担当厩務員も「何か嫌なことがあると忘れないのでしょう。レースを使えずに放牧することになり、申し訳ありません」と肩を落としていました。22日(木)、美浦の上原厩舎から、ビッグレッドファーム明和に移動しており、翌日から普通放牧とウォーキングマシンで1時間の運動を行っています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。21日(水)に坂路で入厩後初となる追い切りを消化。抑えめに乗ったため目立つ時計ではありませんが、余裕たっぷりの手応えです。調教を手伝ってもらっている土谷騎手も「背中がすごく良い感触をしています」とコメントしていました。まだ患部は微熱が続いている状態ですが悪化はしていません。順調に行けば3月10日(土)、中山のダート1800mでデビューを予定。後藤騎手に騎乗を依頼しています。
○ 2007/3/1
いつも通り8:00過ぎに事務所。今日も天気がよい。
日報を書く。この頃書くことが多く、これに結構な時間がかかってしまうが、まあそれもよし。
スタッフが置いて行った資料のチェック。
出社して来たスタッフにチェックの指示を出す。
明日のKNH-Hの現場行きの資料を整える。
13:00過ぎに事務所を出て、以前事務所にいた高橋さんが手がけた三鷹の美容室の内覧会に行く。
知った顔が多く、なんやかんや話していたら14:30、慌てて事務所に戻る。
15:00からKMHの打ち合わせ。電気、ガス、EV業者さんと設備事務所の酒巻さんで、主に設備関係。
18:00前終了。
引き続き、明日の準備。
○ 2007/3/2
朝事務所に来てメール等をチェック、日報をアップし、8:30に事務所を出る。
湘南新宿ラインで逗子へ向かう。
10:00過ぎにKNH-Hの建設会社の担当者と落合い現場へ向かう。
スケルトンになった現場で墨出しの確認と実測を行う。13:00前に終了。
鎌倉で途中下車して、神奈川県立近代美術館鎌倉の「畠山直哉Draftsman's Pencil」へ。
「Draftsman's Pencil・製図家の鉛筆」のタイトルとおり、都市や建築の写真の展示がほとんど。写真集では見たことがない、初めて見る写真が多い。その中でもやはり、畠山さんの代表作の一つ「川の連作」の川面だけを倒立させた「川の連作/シャドウ」に、圧倒的にひきつけられる。
15:00に鎌倉から湘南新宿ラインに乗り事務所に戻る。行き帰りとも、ずっと「カラマーゾフの兄弟3」を読み続ける。
事務所に戻り、打ち合わせや現場行きのスケジュール調整と連絡。その他のも様々な雑事があり、バタバタする。
チェ・ミキと中国からの学生が成都でご飯を食べると言うので、事務所のスタッフも誘い20:00過ぎから成都で飲む。
多分0:30過ぎにはお開きになったのではないか。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。17秒だった通常ペースを16秒に。これに加え、今週からは終い重点のスピード調教を2回行っています。上場の行きっぷり。張りのある馬体からは状態の良さがうかがえます。早期入厩を考えても良いかもしれません。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間のゲート練習では扉を開閉し、少し強めに出すところまで行いましたが、特に問題は見られませんでした。バネのあるフットワークは相変わらずで素軽い動きを見せています。あとは全体的に筋肉が付いてくればといったところ。
○ 2007/3/3
昨晩は飲み過ぎた。二日酔い気味で10:00前事務所に。
回らない頭をやりくりして、今日の打ち合わせの準備をする。
13:30、AMHの件で建設会社の方が来所。スケジュールについて打ち合わせ。
15:30過ぎに事務所を出て、自転車で竣工してもうすぐ1年半くらいになる、KNHへ。
不具合のあるところを確認し、地下の第2期工事に着いて話をする。
その後、ビールと料理を頂きながら、色々な話をする。改修工事だったが、元あったドアや障子がうまく馴染んで落ち着いた様子。
つい寛いでしまう。19:30過ぎに、お暇する。
DVDに録画しておいた「オール アバウト マイ マザー」ペドロ・アルモドバル監督を見る。2度目だが面白い。ペドロ・アルモドバル監督の作品では「トーク トゥー ハー」が一番好きだが、改めて「オール アバウト マイ マザー」を見直してみると、初めて見たときよりその密度濃さに素晴しい印象を受けた。
細かい出来事が見事に絡み合いながら話が進んで行く。幾つもの小石が水面に撒かれてできる水紋が、お互いに干渉して行くようだ。それらに一つも無駄なものがなく、一つでもないと成り立たない。
勿論、深い色彩の美術や映像もよく練られている。あっという間の100分だった。
○ 2007/3/4
一日大和町。
まるで春のようだ。買い物に出た時近くの馬橋公園の横を通ると、沢山の人。
○ 2007/3/5
曇りだが、気温は高い。
いつもより少し早く眼が覚めてしまい、7:30過ぎに事務所。
最近日曜日をのんびり過ごすと、月曜日に事務所に来るのがおっくうになることが多い。まあ、事務所に来てスタッフが置いて行った資料のチェックや諸々してるうちに、いつも通りになるのだが。一日ゆっくり過ごすことは気分転換になってよいのだが、元のモードに戻るのが大変になっている。昔はあまりそんな風に感じなかったが。
10:00前に事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
第3次案を打ち合わせ。かなり収斂して来た。別荘の増築計画だが、竣工したときと敷地周辺環境が随分変わったので、一度現地に行ってみたら、とのアドバイスをもらう。
12:00終了。事務所に戻り、いくつかのスタッフ打ち合わせ。
先週現場に行ったKNH-Hの検討。
18:00過ぎに再び事務所を出て、国立へ。
国立本店「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/)の打ち合わせ。
今晩は国立本店近くの、メンバーの笹さんの自宅での打ち合わせ。
国立に降りたら凄い風。傘をさしていると吹き飛ばされそうになる。
19:00過ぎからバラバラ集まり、用意頂いたつまみと各自が持参したアルコールを飲みながら打ち合わせが始まる。
いろんなアイデア、この展覧会の目的、運営方法等様々な話が出る。小劇場の勉強会でもそうだが、限定されたテーマでのブレストは自分の考えが思わぬ方向に展開して行き、なかなか楽しい。とは言いつつも時間の制限もあった方が良いかもしれない。
今晩も気がつけば23:00過ぎ。さすがに話が煮詰まった方向や観念的になって来てしまう。
でもこの展覧会、面白くなりそうだ。
23:30前にお暇する。
外に出たら風は納まり、雨は上がっていた。
○ 2007/3/6
今日は暖かく穏やかなよい天気だ。
昨日遅かったので、少しゆっくり起きて、8:30過ぎに事務所。
スタッフが置いて行った資料のチェック。
10:30過ぎに以前アルバイトをしてくれた風間さんが来所。勤めていたところを退職したので、手伝ってもらえるかの打ち合わせ。
退職の理由は結婚・妊娠と今日初めて聞く。図面作業は大丈夫なので、様子を見ながらとりあえず手伝ってもらうことにする。
午後一で昨日打ち合わせして来たHMH-Kの内容をスタッフに伝える。
引き続き現場から帰って来たスタッフとKMHの打ち合わせ。
KNH-Hの検討。
相変わらずいろんなことが起こり、連絡事項が多い。昨晩の展覧会の打ち合わせで出た企画の連絡事項もいくつか。
19:00前、KMHのクライアント来所。設備の酒巻さんも交え設備の打ち合わせのあと、意匠、スケジュールの打ち合わせを行う。21:00前に終了。
○ 2007/3/7
朝事務所でメールチェック。
梁山泊から昨日、「TBS「細木和子のズバリ言うわよ!」に六平さんが出ますので、」というメールが来ていた。
昨晩21:00過ぎに大和町に戻ったら、チェ・ミキが新聞で気付き、録画していた。今朝新聞を見たら、今晩の12chのドラマにも名前が。凄いな。
ホームページを作成してくれているユーちゃんから、作品集アップの連絡があり、早速確認する。
グッとグレードアップしたように感じる。お礼と、怠けずに進めて行くことを返信し、お世話になることをお願い。
国立本店の「すまいとともに展」の企画書も萩原さんから届く。企画の現状についてメンバーにメールで連絡。
KNH-Hの図面作業を行う。夕方までかかり、PDFにしてクライアントへ送付。
今日の午後は電話が多く、話し中が多かったと思います。申し訳ありませんでした。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で休養中。日中だけの放牧とウォーキングマシン1時間の運動を行っています。目に輝きがあり、飼い食いも良く、見るからに健康そうです。精神状態についてスタッフは「かなりゲートが悪いって聞いていたから、ストレスがたまっているものと思ってたんですが、実際はそうでもなかったんで安心しました。のんびりしてますよ」と話していました。馬体は、太くも細くもない肉付きです。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。いったんスピードに乗るとなかなかブレーキがかからないタイプ。28日(水)の追い切りでラスト1ハロン13秒台のタイムを要したのは、最後の計測地点に差しかかる前に手綱を引いて止めに入ったためです。脚元を考えると坂路のゴール地点の先にある下り坂を速いキャンターで走らせることは好ましくありません。10日(土)、中山の新馬戦・ダート1800mでデビュー予定。ただし、除外の可能性がかなり高いものと思われます。
○ 2007/3/8
8:00に事務所に来て、KNH-Hの建設会社の担当者と連絡、電話にて打ち合わせ。
KMH、KNH-Hのクライアントとも連絡事項。
朝の時間がバタバタと過ぎて行く。
10:00過ぎ出て来たスタッフにいくつかの指示。
14:00過ぎに事務所を出て、劇団1980の稽古場へ。韓国公演前の通し稽古を見に行く。
18:30終了。振り付けの大川さんと一緒に出て、吉祥寺までご一緒する。
18:30から吉祥寺シアターカフェで、小劇場勉強会。今回で先週の番外編を除き、5回目。
今回は途中から吉祥寺シアターの箕島さんに参加してもらう。新しい動きが出た。
21:00過ぎ終了。箕島さんと22:00前までカフェでワインを一杯頂く。
○ 2007/3/9
朝から事務所。昨日の勉強会の議事録を作成。
送信前に出なくてはならなくなる。
10:00過ぎに事務所を出て、KBHへ。3年目の点検に立ち合う。
久しぶりに会ったクライアントご夫妻も元気だった。
12:00過ぎにお暇し、途中新宿で買い物をしてKMHの現場へ。現場手前の枝垂れ桜は小さなつぼみをつけていた。1階床の配筋検査。太いアンカーボルトがセッティングされて行く。クライアントご夫妻もみえて、興味深そうにご覧になっており、時々説明をする。
17:00過ぎに後をスタッフに任せ、事務所へ。
帰りに東スポを買って、明日の6Rのデュベルの馬柱を確認。印が沢山ついているじゃないか。
色々な連絡事項が待っており、電話等で時間が過ぎて行く。いろんなことがある。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。併走調教の前段階として他馬と半馬身程度にまで並ぶ稽古を消化しましたが、特に戸惑う素振りは見せていませんでした。動きの良さに変わりはありません。来週あたりから本格的に併走調教を行っていきます。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。引き続き体調も良好で、仕上がりは順調です。3月から本格的に始まったスタートダッシュの練習でも、特に問題なくスムーズにこなしています。今月半ばからいったん休養させて、その後は早期デビューを意識して仕上げていくことも考えています。
明日はデュベルのデビュー戦なのだが、レース時間に事務所にいなければならくなってしまう。残念だがしかたがない。
○ 2007/3/10
朝8:30過ぎに一度事務所に来て、荷物と自転車を置いて、新宿のウィンズへ向かう。
デュベルの馬券を買って、9:30過ぎに事務所に戻る。
10:00過ぎ、チェ・ミキが日本語を教えている学生が、今日事務所近くの杉並産業会館で行われる日本語スピーチコンテストに参加する。中国人の女の子で、先日古着屋で入手した着物で出場するので、チェ・ミキと一緒に事務所に着付けに来た。
隣の部屋で着付け、スピーチの練習をして、12:00過ぎに会場に向かった。
12:50中山第6レースをラジオで聞く。結果は4着。残念。
15:00過ぎに待っていた電話連絡が来る。
15:30過ぎに事務所を出て、STHへ。
いくつかアドバイスをさせて頂いた、庭続きに建ったお母様のお宅の家具と、STHの外装の吹き付け直し等を確認する。
しばらく話をした後、近くのイタリアンレストランへ移って、食事とワインを頂く。
STHは僕が初めて一人で設計した住宅だ。自分で言うのもなんだが、とても居心地が良い。多分住まわれている方達の住宅への愛情を感じるからではないか。この住宅を原点に、自分の現状をいろいろ考えさせられた、貴重な時間だった。
久しぶりにご主人ともお酒を飲みながらいろいろ話せて楽しかった。
往復の電車の中で『故国喪失についての省察(REFLECTIONS ON EXILE):1』(エドワード・W・サイード:著 大橋洋一他:訳 みすず書房 2006)を読み終わる。読んだことのない人物に関する評論は隔靴掻痒で入り込めないが、モーリス・メルロ=ポンティ、コンラッドとニーチェ、ミシェル・フーコー、グレン・グールドは読んだことがあるので面白く読めた。一見何の共通性もないこれらの人物にエグザイル(故国喪失者)としての共通性を見出すのがサイードの真骨頂である。一般論である「批評の未来」と「故国喪失についての省察」は世界に対峙する社会的な態度において学ぶところが多かった。サイードが何度も引用するエグザイル的批評家テオドール・アドルノの『ミニマ・モラリア』の住まいに関するアフォリズム「自分の家でくつろがないことが道徳の一部なのである」は、僕も「箱の家001」を雑誌発表したときに引用したことがある。しかし「箱の家003」のクライアントに「建築家としてあるまじき発言」と叱責されて『箱の家に住みたい』では削除した。その時の気分を思い返してみると「箱の家」には故郷=家庭(ホーム)に対する僕の両義的な態度が表れていることが分かる。サイードのようにのっぴきならない立場ではないが、「箱の家」には田舎=故郷(ホーム)を捨てたエグザイル東京人の、仮の家庭=住まい(ホーム)への思い入れに対するかすかなアイロニーが込められているのだ。
○ 2007/3/11
文字通り一日大和町。
一歩も外に出ず。
天気は午前中の嵐から、午後は晴れ。凄い変化の天気だった。
「カラマーゾフの兄弟3」を読了。
また、4を待たなくてはならなくなった。
小説は小休止して、「生き延びるためのラカン」斎藤環著(バジリコ)に移る。
○ 2007/3/12
7:30事務所に来て、メールチェックやスタッフへの指示をメモ書きし、8:30に事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
10:00に逗子で設備の酒巻さんと落ち合い、建設会社の車で現場へ。サッシ、設備や天井高さの確認等の打ち合わせ。
13:00終了。逗子で酒巻さんと食事をして、事務所に戻る。
スタッフとKNHやOKBの打ち合わせ。今日現場で打ち合わせしたことをまとめ、建設会社へファックス。
どうも昨日から喉の奥がムズムズしていたが、今日も喉がいがらっぽく少し咳が出る。風邪などひいてられないので、気をつけなくては。
○ 2007/3/13
7:45事務所に来る。よい天気だ。自転車に乗って受ける風は冷たいが、それほど痛々しくない。
昨日よりは咳は出なくなったが、まだ喉の奥がいがらっぽい。
進行中のプロジェクトのスタッフ打ち合わせや連絡事項。
14:00に事務所を出て、途中で高橋さんと落ち合い、AMHの打ち合わせへ。この件では我々はテクニカルなサポートに徹することにしたので、そのあたりとスケジュールをクライアントと打ち合わせ。
事務所に戻った夕方からも、スタッフ打ち合わせなどが続く。
○ 2007/3/14
なかなか喉の調子が良くならない。
スタッフ打ち合わせを挿みながら、KNH-Hの検討と図面作業を行う。
13:30、STHなどを施工してもらった建設会社が新しい体制になり、来社。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で休養中。早朝から日が落ちる午後4時くらいまでの普通放牧と、ウォーキングマシンで1時間の運動を行っています。放牧地ではテンションが上がることはなく、のんびり気ままな生活を謳歌。食欲があって飼い葉も残しませんが、意外とふっくらしてこないようにあまり太るタイプではなさそうです。もうしばらくリフレッシュに専念します。
マイネルデュベル
10日(土)、中山でデビューし、4着でした。初めてのレースで馬自身にも自覚がなかった様子。1コーナー手前では肩ムチを入れられていたように、終始ふわふわした走りです。3コーナー手前から仕掛けていきましたが、反応も鈍く真面目に走ったのは直線だけでした。後藤騎手は「ゲートでヒンヒン鳴いていたし、馬っ気を出したりと、きょうは競馬に対して前向きさが足りなかった。でも今回は大人しくしていたけど、目覚めたらかなりうるさくなりそうな気配も感じます。良い背中をしているし走ってくる馬ですよ」と述べていました。
○ 2007/3/15
7:30に事務所。メールチェックなどをして、8:00過ぎに事務所を出る。
OKBの現場で起こった水道の事故の復旧後の調査とその後の確認のために現場に向かう。
9:00から調査を始める。
12:00過ぎに調査完了。問題がないことを確認し安心する。クライアント代理の方に内容を説明し、調査で壊した部分の復旧の確認をスタッフにまかせ、現場を出る。
14:00フローリングのメーカーのサンプルを扱う事務所で、KNH-Hのフローリングについてクライアントを交えて打ち合わせ。
考えている仕上げのフローリングがなかなか見つからないので、特注のサンプルをつくってもらうようになった。30分程で内容を決定し、近くのファミレスに移って、その他についてクライアントと打ち合わせ。
15:00過ぎ終了。事務所に戻る。
事務所で簡単なスタッフ打ち合わせ。今晩の勉強会の宿題と資料をまとめる。
18:30前に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。新しく参加した人を含め、10集まる。
メンバーの一人の修士論文に絡めて、調査研究を行う方針についてブレスト。その後、今後の幾つかの目標を決め、21:30前終了。
何人かのメンバーは、いつも通り近くの基地カフェへ向かったが、風邪で咳が出始めると止まらなくなる、と言う症状なのでお先に失礼する。
帰って本棚から、今晩の勉強会で話題に上がった本や資料を探し出す。
○ 2007/3/16
風邪は峠を越えたと思うが、依然くしゃみとはながときどき出る。しゃべると喉の奥がイガイガして来て、咳が出始め止まらなくなってしまう。
朝8:00前、自転車で事務所に向かう時、細かな雪がぱらついていた。
9:00、建設会社の営業の方が来社。あることについてお話をうかがう。
ほぼ一日KNH-Hの図面作業。疲れたがかなりはかどった。
朝、スタッフの一人から、昨晩40度の熱が出た。今朝は熱が下がった、との連絡が入る。病院に行ってみてもらったら、インフルエンザではないらしい。とにかく月曜まで休むように言う。
ここに来て春は足踏みしている陽気。風邪を早く完璧に直したい。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。追い切るごとにパワーアップしている印象。仕上がりの早さ、動きの良さが買われ、5〜6月の入厩を目指すことになりました。騎乗者は「良い馬ですよ。新馬勝ちを狙えるだけの力がある」と期待しています。
リアルラヴの05
10日(土)にコスモのデジタル産駒、Mラヴ産駒2頭と後半4ハロンを併せる追い切りを消化しました。思っていたほど動かなかったというのが正直な印象。非力なところも残っているようです。早期デビューも視野に入れて、この段階で一息入れることにしました。きのう15日から休養へ入っています。
○ 2007/3/17
9:00前に事務所に来て「すまいとともに展」の連絡やメーリチェックに日報のアップ。
喉は随分良くなって来たようだが、まだ気になって、咳をしてしまう。
今日から小劇場の勉強会のために、「日本の現代演劇」扇田昭彦著(岩波新書)を「生き延びるためのラカン」と併読することにした。
KNH-Hの図面作業を行い、12:00過ぎに事務所を出て、上高田の梁山泊の稽古場、芝居砦・満点星へ。
唐ゼミ「ジョン・シルバー(続)」唐十郎作・中野敦之演出を見に行く。1968年に書かれた本だ。唐さんの初期の本は、言葉がイメージをつくり出して行く本ではなく、イメージが言葉で現実化されている本なので、どれだけ台詞を役者が説明的にでなくリアルに語れるかが、芝居を動かして行く力になる。その点では芝居がうまくなった唐ゼミの役者達の試金石のような舞台だった。2004年にテントで見た「ジョン・シルバー」に比べ、芝居としてはうまくなっているのだが、難しいイメージの言語化された台詞を無茶苦茶なパワーによって語って行く推進力が落ちているように感じた。しかしその中で、小春の椎野裕美子さんと当たり屋の母の禿恵さんの場面は、言葉がイメージと同列に並び、考えさせる暇を与えない素晴しい演技だった。
16:00過ぎに終演。すぐ満点星を後にし、自転車で大和町に戻り、着替えて目白の自由学園・明日館へ向かう。
18:00から、武蔵野大学人間関係学部環境学科住環境専攻の謝恩会。
3年生の時一年間空間造形の授業を行い、4年生の時卒業設計の講評を行った、住環境専攻の第1期生も卒業を迎えた。
僕にとってもあっという間の2年間だった。
色々な個性の子達が成長して行くこ時期は、面白もあるが大変で、専任の先生達のご苦労が語られた挨拶の後、一言挨拶。
ライト設計の居心地の良い空間の中で、皆といろいろ話す。みんな着飾って来て華やかだ。
最後に学生の代表から挨拶があり、記念撮影をして、20:30過ぎお開き。
皆さん、卒業おめでとうございます。
引き続き池袋のロサ会館の居酒屋の広いカラオケルームのようなスペースに移って、2次会。ほとんどの学生が残った。
はじめは大人しかったが、実習棟の主の中島さんが口火を切って歌いだし、僕や水谷先生が歌いだすと、学生達も卒業に関わる歌を歌いだす。23:00過ぎに2次会もお開き。
三々五々に別れ、河津先生、風袋先生、水谷先生、庄野先生と山手線帰り、新宿で水谷先生と下車し、3次会に。卒業生の進路や、この春からの空間造形の課題について話をしたりして、眠くなって来たので2:30に帰途につく。
○ 2007/3/18
10:00過ぎに起きだし、まだ寝ていた時間に電話をもらった鳥越さんに電話。
隣の敷地に関わる件の相談事の電話だったが、久しぶりにいろいろ話す。知らなかったが秩父の山中棟梁が亡くなったことなどを聞き驚く。
色々なことがある。
なんだか疲れていて、一日大和町。
自分が卒業したわけではないのだが、昨晩の謝恩会で学生達と接し漠然とした喪失感が残っているのだろうか。
「スーパー競馬」を見ていたら、なんだかマイネルの馬の活躍が目立つ。我々の馬も、その波に乗れれば良いのだが。
○ 2007/3/19
朝、事務所。日報のアップと連絡事項いくつか。
12:00前に事務所を出て、北総鉄道の西白井へ向かう。
13:30に西白井駅で、構造の和田さん、建設会社、スタッフと落ち合い、鉄工所の車で工場に向かう。
14:00より、KMHの鉄骨製品検査。打ち合わせの後、加工場で組み上がった鉄骨の寸法や溶接箇所を確認する。
建て方時に問題になりそうな所や、細かい打ち合わせを行い、無事終了。超音波検査も見せてもらい、工場内を案内してもらう。
当たり前だが、鉄鉄鉄、鉄だらけ。もののパワーをダイレクトに受ける。工場の空間は何故かドラマっぽく、ワクワクしてしまう。
事務所で打ち合わせ事項を書面にまとめ、16:00過ぎ、終了。
全員で電車で浅草橋まで戻り、お疲れの一杯。浅草橋駅裏に名代のさくら鍋・さしみの素敵な居酒屋を見つける。良い店だった。
構造の和田さんとスタッフか帰り、僕だけ建設会社の人ともう一軒寄って帰る。
○ 2007/3/20
昨日は飲み過ぎた。少しゆっくり寝て、9:00前に事務所。
昨日の鉄骨製品検査の結果を写真添付して、クライアントにメール報告。
終日進行中のプロジェクトの検討を行う。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。リフレッシュといえども、未勝利馬だけに長くゆっくりさせるわけにはいきません。坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しました。ハロン16秒前後の乗り込みを行っている現段階では、前回の滞在時よりも集中して走っています。ただ、問題のゲート練習ではやはり嫌がっていました。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。競走馬としての自覚がなく、訳も分からずに1周してきた前走。余力があるばかりに、帰りの馬運車でもヒンヒン鳴いていたようです。追い切るごとに気持ちが入ってきたデビュー前の経緯から、実戦でも徐々に前向きになると予想しています。屈腱部は平行線。まだ次走ははっきりしていないものの、距離短縮の方向で考えています。
○ 2007/3/21
いつも通り8:00過ぎに事務所。
メールやスタッフの置いて行った資料をチェック。
KNH-Hの図面作業。
随分前、OZONEの展覧会のイベントの大和町のオープンハウスに参加された方が、11:00来所。
土地を探して、家作りを考えているとのことで、その相談。
オープンハウスのときは独身だったが、その後結婚され、いまや2才の男の子のお母さん。
時間の流れは早い。
いろいろお話しし、13:00前終了。
休日だが出て来たスタッフに、KMHの指示いくつか。
その後もうひとりのスタッフも出て来た。
夕方から大和町で集まりがあるので、15:00過ぎに事務所を出て、買い物をして大和町に戻る。
片付けなどの準備をして、来客を待つ。17:00から、国立本店の「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のミーティング。
17:00過ぎに三々五々、メンバーが来宅。本日は9人集まる。
少しずつ飲みながら話を始め、18:00にほとんどのメンバーが揃ったので、本格的にミーティングを始める。
今まで2回の話し合いを振り返りつつ、その内容のコンセンサスの確認を行い、具体的な話に移る。
終了予定の21:00過ぎに粗方の打ち合わせ事項が決定し、今後のスケジュールと次回の打ち合わせを決める。
残れる人は残って、飲みモードに入って建築関連談義。
日本語学校のイベントに出掛けていたチェ・ミキも23:00頃戻って来て参加。
0:00お開き。
○ 2007/3/22
朝、自転車で事務所に向かう途中、小学校の交通整理のおじさんと近所の方が、今日で授業は終了し明日が卒業式と話していた。
桜も咲き、いよいよ本格的な春のシーズンか。
8:00過ぎに事務所で、昨晩のミーティングで決め忘れていたことを朝思い出したので、メンバーにメール。
スタッフが置いて行った資料のチェック。
KNH-Hの図面作業を行いながら、スタッフに今日の打ち合わせの指示。
12:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。
13:00よりクライアント打ち合わせ。16:00過ぎに終了。
渋谷の書店と松濤美術館で資料を入手し、事務所に戻る。
引き続き、KNH-Hの図面作業。
○ 2007/3/23
8:00に事務所。暖かい。朝、小劇場の勉強会のことで思いついたことがあったので、箇条書きで文章にしてみる。
スタッフが置いて行ったKMHの資料のチェック。
KNH-Hの図面作業を続ける。合間にKMHやOKBのスタッフ打ち合わせ。
15:30手伝ってもらっている風間さんが来所。簡単な打ち合わせ。
17:00過ぎに事務所を出て、祐天寺で朝倉夫妻と落ち合い、小西さんの事務所へ。小西さんの事務所で、今春武蔵野大学を卒業した学生一人がアルバイトで修行中だ。まだ二日目だそうだが、嬉しそうに働いていたので、安心する。
18:00過ぎに小西さんが戻ってくる。昔、皆で共同設計した住宅の敷地周りで、しばらく前異変が起きたので、そのことについての相談。
20:00終了し、近くの居酒屋で久しぶりに飲む。自分のすまい、建築、文学、映画談義で楽しい時間を過ごす。
23:30前にお開き。
明け2歳馬 馬名が決まった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。現在はハロン15〜16秒ペースの縦列調教が主体。パワーとスピードがありながらも折り合いが付くように、現時点では教えるべきことはありません。デンコウセッカとの併走調教でも手応えで相手に勝っていました。もうしばらく乗って短期放牧を挟む予定にしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで休養中。日中だけの放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。のんびりとした生活を満喫している様子。ピサノサンデーの05と同様、泥だらけになって馬房に戻ってきます。最終仕上げに向け、もう少しゆっくりさせる予定。馬体重は、この1週間で4キロ増えて422キロでした。
○ 2007/3/24
9:00過ぎに事務所。現場からの実測のメールが届いており、確認して担当者に連絡を入れる。
昨晩の打ち合わせ事項をクライアントに報告の電話。
明日のKNH-Hのショウルーム行きの段取と検討、図面作業。
○ 2007/3/25
朝から雨。結構降っている。
10:00過ぎに大和町を出て、高田馬場の防音室のショウルームへ向かう。
大きなフローリングの見本などを持って行くので、雨のため自転車はあきらめて、バスで中野に出る。
11:00ショウルーム着。道に迷ってしまったクライアントご夫妻が11:30前到着。
防音室の確認を30分くらい行い、そのままその場所を借りて他の打ち合わせも。
13:00前に終了。荷物が多かったので、クライアントが大和町まで車で送って下さった。ありがたい。
○ 2007/3/26
今朝はよい天気で暖かい。予報では20度になるという。
メールや電話で連絡事項いくつか。
KNH-Hの図面作業を行い、建設会社にファックス。
昨日の打ち合わせをまとめ、建設会社へ連絡。
合間合間にスタッフと確認事項いくつか。
今週は打ち合わせや展覧会の締め切りや現場検査があってすでに慌ただしい状態になってしまった。
○ 2007/3/27
8:00前に事務所。
朝から連絡事項いくつか。構造事務所から8:00前にファックスが来た。早朝出勤か徹夜かな。展覧会のお願い事項をファックスにて送信。朝の8:00代は建設会社も連絡がつきやすい。
9:00に事務所を出て、OKBの現場へ向かう。
10:00からOKBのクライアアント代理の方と打ち合わせ。先日調査した水道事故の報告を建設会社が行う。その他いくつかのミーティング。
11:15終了。クライアント代理の方が丁寧に話を聞いてくれたので、話がきちんと出来、少し進展して、ホッとした。
事務所に戻り、スタッフとKMHのサッシについて打ち合わせ。
18:00に再び事務所を出て、恵比寿へ。KMHの外構の打ち合わせ。
18:45に恵比寿の改札でクライアントご夫妻と外構・植栽をやられる方、うちのスタッフと落ち合い、近くのカフェで打ち合わせ。外構・植栽の大きな方針と建築の細かい確認いくつか。21:00前終了。
場所を近くの食事処に移動して、お酒を飲み御馳走になりながら、故郷や仕事の話しをする。寛いだ楽しい時間だった。
23:00に帰路につく。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ゲート練習も並行して行っていますが、入ることを嫌がっています。絶対に入らないというような態度ではないため、時間をかければ入りそうな雰囲気です。調教では引き続きハロン16秒前後で乗り込んでおり、ゲートのことを考慮して単走で気分良く走らせることを心がけています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。レースを使っても、思った以上にテンションが上がらなかったのは幸いでした。多少ピリッとしたところも感じられるなど、前走時より確実に上向いている印象です。31日(土)、中山のダート1200mに出走する予定。前回に引き続き、後藤騎手に騎乗を依頼しました。
○ 2007/3/28
8:00に事務所で、メールにて連絡事項いくつか。スタッフが置いて行った資料を読む。
天気予報がコロコロ変わる。今日はよい天気。今週末にかけてがお花見日和かな。
昨日スタッフが、昨年に続き、お隣のギャラリーから桜の枝を頂いた。先端で咲いた花と、つぼみ部分の混在する枝は、未来の時間を感じられ、気持ちよい。
スタッフとOKBの簡単な打ち合わせ。
明日のKNH-Hの現場行きの準備で、サッシ図をチェックしたり検討、確認事項の整理。
KMHのサッシ図の確認をして、スタッフにチェックバック。
小劇場の勉強会のために読んでいた、「日本の現代演劇」扇田昭彦著(岩波新書)を読了。演劇は観客との関係において変化して行く。勿論その観客は時代や社会によって変わって行くわけだ。そして60年代から70年代にかけては、演劇と言う表現がとても有効な触媒になっていた。しかし80年代後半から、特に現在において、演劇ははたして有効な表現なのか、と考えると残念ながらそうは言えないような気がする。表現の意味を見つけあぐねているように思える。。もしかすると現在の演劇が、戦後の新劇のようのような状況と似た状況にあるのかもしれない。でも、そんな状況から何かが生まれてくれば、それはインパクトのあるものになるだろう。そのためにも、60年代からの小劇場演劇と現在の小劇場演劇をつなげて行く作業は大事になるように思うのだが。
○ 2007/3/29
7:30に事務所に来る。風が強い。そういえばいつも桜が咲くと強い風が吹くな。
メールチェックや日報のアップ、今日の打ち合わせ事項などを確認して、8:30前に事務所を出る。
10:00、逗子駅で建設会社の担当者と落ち合い、車でKNH-Hの現場へ。
昼を取らず、14:00前まで打ち合わせをして、駅への途中のファミレスで食事をしようと寄ったが、満席で待っている人が沢山。この時間、ただのファミレスでどうして?春休みで海に面しているから?
別のファミレス(海には面してない)に移動し、食事をして、15:00前の湘南新宿ラインに乗り、16:30前事務所に戻る。
「すまいとともに展」の企画をまとめ、メールでメンバーに送る。その他連絡事項いくつか。
18:30に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。19:00から小劇場の勉強会。
今晩も10人以上集まり、参加メンバーも落ち着いて来て、いよいよ本格的に活動を進めて行くような状況になりつつある。
21:30前終了。いつものように、半分強のメンバーが残り、近くの基地カフェで一杯やって23:00前、お開き。
マイネルヂュベル、31日の土曜日、中山の4R出走確定。
○ 2007/3/30
起きたときは雨はパラパラだったが、大和町を出る8:00前位から、夜のように暗くなって来て、激しい雨が降り始める。
「花に嵐に」とはよく言ったものだ。傘をさしながら自転車で事務所に。
8:00過ぎにスタッフから電話があり、この天候でアンカーセットが出来ず、今日のKMHの配筋検査は月曜に延期の連絡。クライアントもお出でになるかもしれない、とのことだったので、延期の連絡をする。
KNH-Hのクライアントから昨晩電話があったので連絡し、いくつかの確認事項をお話しする。
そんなこんなをしているうちに、9:00前から空が明るくなってくる。雲が西から東へどんどん動いて行き、しばらくするとまた暗くなって来た。
馬主会の桐山へ、土曜日の確認。二人とも馬場へは行けない。昨日の現場の確認事項を構造事務所にファックスで問い合わせ。
13:30過ぎに事務所を出て、OKBの現場へ。クライアントと打ち合わせ。30分で終了。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。デンコウセッカの05と併せ馬を行い55秒台をマークしました。手応えで相手を圧倒し、手綱を取った松岡騎手は「良い馬ですね。機会があればレースでも乗りたい」と好感触を得ていました。もう一度強めに追い切った後、来週あたりいったん休養させる予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで休養中。放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。左前脚の蹄壁に溝ができて、欠けそうになって熱を帯びていたので、削蹄を行い、その部分を削り取りました。若干、深爪気味になっていますが、痛みはなく、騎乗再開の時期に影響はなさそうです。4月上旬から中旬にかけて、坂路調教を始めます。
○ 2007/3/31
9:00過ぎ事務所に。昨日が暖かかっただけに今日は肌寒く感じる。
自転車で馬橋公園の横を通ったら、桜の木の下のテーブル+ベンチで4人の人が朝から花見の様子。
事務所でKNH-Hの検討。連絡事項いくつか。
11:00前に事務所を出て、新宿のウィンズへ。中山4Rのデュベルの馬券を買い、11:30発送のレースをモニターで見る。
スタートはまずまずだったが、騎手が押しても押してもなかなか本気で走らない。途中ずるずる下がるも、最後まで同じ調子で走り、8着。
一度事務所に戻り、13:00前に再び事務所を出て、国立へ。
「すまいとともに展」のミーティング。16:00終了。
国立南口駅前のロータリーの桜が満開。
夜、BSで昨晩もやっていた、「明日のジョー」をやめられず見続けてしまう。改めて観ると、なかなか斬新な演出だ。
○ 2007/4/1
7:30に目が覚めてしまったので、ベッドで横になりながら本を読み、8:00過ぎに起きだす。
今日は暖かく、よい天気。絶好の花見日和だ。
KNH-Hの螺旋階段施工図をチェックしたり、スケッチや検討を行う。
11:00過ぎに買い物に出掛け、12:00前チェ・ミキと馬橋公園へ出掛け、花見。
満開の日曜日にこんなに穏やかな天気なのは久しぶりではないか。
沢山の人が花見をしている。
14:00くらいまで、ビールやワインで飲み食いし、大和町に戻る。
横になって競馬中継を見ていたら、うとうとしてしまった。
その後はだらだらの一日。
○ 2007/4/2
いつもより少し早く、8:00前に事務所。
今朝は弱い雨がぱらぱら。昨日暖かかったので、寒く感じる。
「すまいとともに展」のインフォメーションや、チラシ用の写真をメール。
10:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。最後の配筋検査。現場手前にあるしだれ桜が満開だ。ポツポツ見に来ている人がいる。昨日は凄かったのではないか。
12:00終了。1階床まで型枠が組まれ、色々な角度から見えるようになってたので、少し離れた道まで行ってみる。
鉄骨の建て方が完了すると、結構いろんな角度で見えそうだ。
13:30事務所に戻る。
KNH-Hの螺旋階段図の確認を構造事務所にファックスし、設備事務所に連絡事項。
小劇場の勉強会の宿題を書いて、メールする。
19:00過ぎ、武蔵野大学の水谷先生が来所。16日から始まる空間造形3の打ち合わせ。
20:30前終了。近くの居酒屋へ。新3、4年生の様子や諸々の情報交換。0:00前にお開き。そうか、ほとんどの卒業生が、今日から新しい場所で働き始めているんだな。
○ 2007/4/3
少しゆっくり、8:45事務所に。今日も雨。
10:00に建設会社来所。30分程打ち合わせ。
KNH-Hの鉄骨螺旋階段のチェック及び構造事務所に確認事項。同じく屋上関連の指示を建設会社にファックス。
14:00過ぎに事務所を出て、麹町の寄木床の会社のショウルームへ。15:00からOKBの4階のクライアント打ち合わせ。16:00終了。17:00過ぎに事務所に戻る。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。現在はハロン15〜16秒ペース。馬体に若干の余裕があるものの、動きは良化傾向にあり、伸びやかなフットワークを見せています。定期的に行っているゲート練習にも進境が見られ、抵抗する回数が減ってきました。ただし、納得するにはやはり時間がかかります。
マイネルデュベル
31日(土)、中山で出走し、8着でした。テンからハミを掛け、いったんは流れに乗っていたにもかかわらず、3コーナー過ぎで早々と後退します。回転の遅くなったフットワークから、しんがり負けも覚悟したものの、ハミを抜いていたのでしょうか。地味ながら、直線で息を吹き返していました。まだ自身のすべきことを理解していないような感じです。マイナス14キロの馬体重はレース前から予想していました。
○ 2007/4/4
雨は上がったが、すっきりしない朝の天気。
「すまいとともに展」に関するメールを送る。
建設会社に連絡事項いくつか。
一日KNH-Hの検討。
午後になって雷雨。天気予報がよく当たる。
明日はKMHのコンクリート打だが、今の所天気は良くなりそう。しかし、寒い。
夜、小劇場の勉強会用の資料作成作業。
○ 2007/4/5
今朝はよい天気になった。コンクリート打はバッチリだろう。現場に確認の連絡。
昨晩構造の吉田さんから来ていた、KNH-Hの螺旋階段の図面の確認事項をファックス、同じく設備事務所にメールとファックス。
進行中のプロジェクトの確認事項。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。第1回目の企画についてのミーティング。内容をブレンストして、来週確定する段取にする。
21:00過ぎ終了。今晩は全員で近くの基地バーで一杯やり、22:30過ぎお開き。
○ 2007/4/6
今朝もよい天気だ。
小劇場の勉強会の資料をメンバーにメール。
「すまいとともに展」のチラシの案がメールで届いていたので、文章などを確認する。
スタッフとKMHの簡単な打ち合わせ。
KNH-Hの仕上げサンプルの準備や納まり検討。
13:30に事務所を出て、銀座で高橋さんと落合う。14:00過ぎからAMHについて、共同する事務所と打ち合わせ。あまりに無謀な展開なので、仕事を辞退することにする。15:00過ぎ終了。
高橋さんとメゾンエルメス8階フォーラムでやっている、「メゾン四畳半 藤森照信展」を見る。「自分で作れる大きさの家」とは魅力的な企画だ。見ている最中に、さっきの打ち合わせについて思いつくことがあり、外に出てから紹介頂いた建設会社の方に電話し、いらしたので急だが訪ね報告することにする。ミキモトも初めて見る。ちょっと桜みたいだ。いい場所にあるな。
16:30から建設会社の方と打ち合わせ。さっきの打ち合わせ内容とわれわれの対応を説明し、了解頂く。
17:30終了。「映画渡世・天の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕(角川文庫)を読みながら、事務所に戻る。まだ前編の三分の一くらいだが、映画渡世とは良く言ったものだ。
連絡事項が沢山。こうやって一つ一つ解決して行くしかない、とのいつもの思いを、強く感じる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。先週末にデンコウセッカの05、Mミモーゼの05と縦列から併走への追い切りを行い、今週から放牧へ移行しました。期間中に怪我などがないようパドックで管理されており、この機会に馬体回復と精神的なリフレッシュを促します。2週間程度ゆっくりさせて、入厩への最終仕上げに入ります。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。放牧を切り上げ、坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。競走馬のスクみは一般的に、休養明けの初日の調教後に多く現れるものですが、今回は幸い発症しませんでした。息の荒さは久々だけに仕方ありません。冬毛が抜け、白さがいっそう目立っています。現在の馬体重は430キロ。
○ 2007/4/7
9:00過ぎに、知り合いの工務店の方が大和町に。屋上のすのこの改修と水道工事の打ち合わせ。
9:45終了。29日にオープンハウスを行うので、それまでに工事をお願いする。
10:00事務所。連絡事項や思いついたことの調べもの。
自転車で荻窪の図書館へ行き、ついでに近所の古書店をまわる。
夕方の打ち合わせ用のサンプルなどの準備。
コルトレーンをかけながら小劇場の勉強会用の資料作成作業。
16:00前に事務所を出て、原宿のショウルームへ。竹下通りを抜けようとして、入ってしばらくして後悔する。
まるで新年の初詣の用で、全然進まない。人の間を縫って、どうにか抜ける。
16:30からKNH-Hの床仕上げのクライアント打ち合わせをショウルームで行う。
18:00終了。少しは人手が減った竹下通りを抜けて、事務所に戻る。
○ 2007/4/8
大和町で、午前中はKNH-Hのスケッチ。
昼過ぎに高円寺まで買い物に出掛け、夕方KMHのスケッチ。
○ 2007/4/9
7:30に事務所に来て、メールなどの連絡事項。準備をして8:30に事務所を出て、湘南新宿ラインで逗子へ。
10:00過ぎ、逗子で設備の酒巻さんと落ち合い、建設会社の車でKNH-Hの現場へ。
15:00まで食事もとらず打ち合わせ。14:00過ぎ位から辺りがまっ暗になって来て、雷雨。
逗子の駅に送ってもらい、駅の立ち食いそばを食べて、15:30前に湘南新宿ラインに乗る。
16:30渋谷で朝倉さんと小西さんと落ち合い、昔共同設計をした建物の敷地で発生した問題について話す。17:00からクライアントも加わり、喫茶店で打ち合わせ。
19:00終了。東京も雨。
事務所に荷物を置きに戻る。
一日外でビッチリ、いささか疲れたので、すぐ大和町に戻る。
○ 2007/4/10
昨日は一日外だったので、メールや連絡事項で朝の時間が過ぎて行く。
昨日の現場の確認事項をクライアントに連絡したり、建設会社にファックスしたり。「すまいとともに展」のチラシについての最終段階のメールのやり取りや、武蔵野大学の空間造形のスケジュールについて、などなど。
11:30前に日報をまとめてアップ。
小劇場の勉強会の資料、「日本の現代演劇」扇田昭彦著(岩波新書)の抜粋作成を終了し、メールする。
KNH-Hのまとめ。
18:30前に事務所を出て、国立本店へ。19:00過ぎから「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の最終ミーティング。展示の形も決まった。なかなか面白い展示になりそうだ。
21:30終了。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間は15−15の単走を主体に、4ハロン56秒程度の追い切りも2回消化しました。息づかいに物足りなさを感じるものの、フットワークには合格点を与えられます。ゲート練習では駐立させようとすると後ろに退こうとしますが、自ら入っていくようにはなっています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。角馬場と坂路を中心に乗り込まれています。前走は能力の半分も出し切れませんでした。無理に追わなかったぶんダメージがほとんど感じられず、連闘も考えたほどです。ゲートではデビュー戦同様にいなないていたようで、精神的な幼さに加え集中力の欠如を後藤騎手に指摘されました。中間の内容次第ではチークピーシズなどの着用も考えています。次走は東京開幕週のダート1600mを予定。
○ 2007/4/11
いつも通り8:00に事務所。
朝から昨日不完全だったメールのチェックや返信。
今晩の小劇場の勉強会の資料の準備。
KMHとOKBのスタッフ打ち合わせ。
進行中のプロジェクトの検討。
夕方から雨。明日からKMHの鉄骨の建て方なので天気が心配だ。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。春先で先週から学校関係のメンバーの参加が少ないが、いつものメンバーは揃っている。年表プロジェクトを中心に話す。
21:00過ぎ終了。残ったメンバーでいつもの基地バーへ行って、一杯やりながら関連の話や、関係ない話、あちこちとんで、23:00前お開き。
○ 2007/4/12
大和町で、「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の資料を探し、8:00に事務所。
今朝は天気が良い。良かった。KMHの現場に建て方の確認連絡。その他連絡事項いくつか。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBの4階のクライアント打ち合わせへ。
14:00から16:00まで仕上げ材の打ち合わせ。クライアントが馬主であったことが分かり、馬の話で盛り上がる。オープン馬だったとのことで、うらやましい。
事務所に戻るも、今週は会合や打ち合わせが多かったのでいささか疲れ、19:00に事務所を出てチェ・ミキと二楽亭へ行き、久しぶりの焼き肉。相変わらずここのホルモンは旨い。
○ 2007/4/13
いつも通り8:00に事務所に来たが、昨晩少し調子に乗って暴飲暴食気味だったようで、胃がもたれている。
こんなところに一番年をとったことを感じる。とほほ。
9:00に事務所を出てKMHの現場へ。
現場で待ち合わせをしているクライアントが、鉄骨を見上げている所に遭遇し、一緒に周辺を回ってみる。斜面の上に建っているので、いろんな所から見える。下から見上げると結構大きい。昨日から始まった建て方は順調に進んでいて、ほぼ半分くらいの様子。
丁度一服の時間だったので、現場の中に入らせてもらう。3階まで上がったら、眺めが良さそうだ。
簡単な打ち合わせと説明をして、お先に失礼する。
しだれ桜はきれいな新緑の葉を付けていた。
KNH-Hの検討事項いくつか。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の展示の計画を考える。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。パドック放牧+ウォーキングマシン1時間の運動を行っています。馬体の回復が早く、この1週間で予想以上にふっくらしました。あまり太らせては最終仕上げに手間取ることから、あす、あさってにも乗り出したい考え。GW明けに相沢厩舎へ送り出す予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。現在はまだペースを上げず、脚慣らしをしながら体力を戻している段階。息づかいはまだまだですが、動きは徐々に良化しています。先日行ったゲート練習では待たされても大人しく駐立しており、ダッシュもスムーズでした。
○ 2007/4/14
気持ちのよい朝。「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のための撮影を大和町でして、9:00に事務所。
メールで撮影データを送付。
午後のKNH-Hの打ち合わせ準備。
「すまいとともに展」の展示の計画をまとめる。
まとめ途中で13:00前に事務所を出て、OZONEへ。
OZONEのマルホンのショウルームでKNH-Hの床や階段材等について、クライアントと打ち合わせ。
15:00終了。
タワーレコードに寄って、16:00過ぎ事務所に戻る。
「すまいとともに展」の展示の計画を仕上げ、資料をメールする。
雇用保険の資料まとめ。
進行中のプロジェクトの資料や雑誌などを持って、19:00に事務所を出て、大和町に戻る。
○ 2007/4/15
8:30前に目が覚めてしまったので、布団の中で本を読み、9:00に起きだす。
進行中のプロジェクトなどの確認。
溜まってしまった録画済みDVDをケースから出して、ホルダーに順番に整理する。このケースだけでも、随分なゴミになってしまうな。
午後高円寺まで買い物に。チェ・ミキから聞いた、ワインも出す古書店「アバッキオ」や高円寺文庫センターがやっている「茶房高円寺書林」(http://kouenjishorin.jugem.jp/?day=20070411)に行って見る。
高円寺北口の純情商店街の先の、庚申通り商店街の充実ぶりが凄い。先の2店鋪もこの庚申通りから辻に入った所にある。知らないうちに随分変わって、とても魅力的な商店街になっている。
庚申通り商店街を抜け、純情商店街に入った所にある洋服屋で、素敵なシャツが眼に入ったので店内へ。なかなか良い。店主の説明も旨く、眼に入ったものともう一枚を衝動買い。
夕食の買い物をして大和町に戻り、皐月賞を見る。田中勝春本当に嬉しそうだった。
夕方夕食用のトマトソースを仕込みながら、「映画渡世・天の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)を読了。
さすが職人肌の映画監督だけあって、文が映画のカット割りのようで、スピード感がある。
「天の巻」の最後に、あの伝説的な映画「鴛鴦歌合戦」の逸話が出て来た。
いよいよ後編「地の巻」へ。
この本の当時、すなわち昭和10年(1935年)当時、マキノ雅裕が早撮りをした「決闘高田の馬場」(1937年http://www.nikkatsu.com/movie/detail.html?mid=13499)をDVDに録画してあったので、夜見る。
50分まったく息つく暇なく、スピーディーに流れる画面、感動的だった。
○ 2007/4/16
曇りで少し寒い。昨日一昨日が暖かかったから、よりそう感じるのだろう。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のための模型を大和町から持ってくる。
KNH-Hの施工図をチェックしてファックス。乱雑になった資料を整理する。
打ち合わせのアポの連絡いくつか。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学(http://www.musashino-u.ac.jp/ningenkankei/kankyo/design/index.html)へ向かう。
今日から3年生の空間造形3の授業が始まる。アシスタントの法政大学の中島君と日本女子大学の宇津さんと製図室の準備室で顔合わせ。水谷先生と水谷ゼミの研究生、宮内さんと平田さんを交え今日の授業の確認。
14:40から最初の課題の説明を行う。履修者は36人。今年は男子が半分近くいるので、雰囲気が少し違う。
課題説明後、学生達に敷地を見に行ってもらい、一時間後再び集まって敷地周辺環境の第一印象を発表してもらう。18:00に終了。
19:00に学校を出て、水谷先生と研究生、アシスタントの6人で吉祥寺のハモニカ横丁の「美舟」に行って、お疲れの懇親会を行う。
なんやかんやで話が盛り上がり、気がつけば0:00前。そこでお開きにして、帰路につく。
今年はどんな作品が出来てくるだろう、楽しみだ。
○ 2007/4/17
昨晩は遅かったので、少しゆっくり起きて、8:45に事務所に。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の案内をメールでいろんな人に送付する。
その後も連絡事項が多く、落ち着かない一日になる。
KNH-Hの現場の検討。
17:30に大学時代のクラブ活動(懐かしい響きだ)、「スウィング&ジャズ」の同級生の吉田が来所。
週末住宅の土地についての相談。
50才ともなると自分もそうだが、皆終わり方をなんとはなく意識し始めるのだな。
19:00前まで。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。縦列、もしくは単走で15−15を行うのが最近の通常メニュー。中間に2回、Mビジューと併せた追い切りでは、4ハロン55秒と54秒でそれぞれ同時入線しました。良化がうかがえ、週ごとに終いの粘りが向上しています。先日のゲート練習は、入るときにためらったものの、中に収まってからは行儀が良く、ダッシュもスムーズでした。今週末に入厩する予定。畠山重則厩舎に転厩することになりました。
マイネルデュベル
美浦で調整中。脚元が安定している現在は、坂路の他、ウッドコースでの乗り込みも取り入れています。不真面目な性格を改めようと陣営もあれこれ工夫しているのが伝わってきます。11日(水)の追い切りでは単走の表記だったものの、実際は、追い抜くことを意識させるために前方にリードホースが配置されていました。前走でもゲートに入り、担当の厩務員の手から離れたとたんいななき始めたようです。そういった甘えが見られることから、次走ではこれまでと違った対策で臨む予定。22日(日)、東京のダート1600mに後藤騎手で向かいます。
○ 2007/4/18
いつも通り8:00に事務所。朝は陽が差していたが、事務所に来る頃には薄曇りになっていた。
昨晩も雨が降り、かなり寒かった。春はもう少し先になるのだろうか。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の案内への返事がいくつか。ありがたい。
KNH-Hの確認事項をまとめ、クライアントと建設会社に送る。引き続き、検討作業。
13:30に事務所を出て、昔共同設計をした建物へ。クライアント、朝倉さんと小西さん、建設会社の方と敷地で発生した問題について協議。対処の方針をまとめる。クライアントの方達にも安心してもらえるような対処になったので、少しホッとする。17:00前にお暇し、事務所に戻る。
行き帰りの電車の中で、「映画渡世・地の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)を読み続ける。マキノ映画のような軽快さは、後編になっても依然として衰えない。マキノ流に言えば、おもろい本だ。
しかし、雨が降って風も吹き寒い。
○ 2007/4/19
明け方結構降っていた雨は上がったが、冷たい風が強い。自転車で事務所に向かう手が冷たくなる。
8:00に事務所。少しずつ空が明るくなってくる。
展覧会の資料準備やKNH-H、KMHの検討作業や連絡事項をパタパタと進める。
今日は集中していろんなことを進められた。
引き続きこの調子を維持したいものだ。
マイネルヂュベルの次出走が決まった。22日(日)の府中2R。そろそろ遊ばずに走って欲しい。
19:00に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
今晩は新たな参加メンバーが沢山。武蔵野大学の水谷先生と佐野さん、学生も二人参加してくれた。
阿佐ヶ谷では梁山泊の会合が19:00から行なわれているので、20:00過ぎにお先に失礼させてもらって、阿佐ヶ谷に戻り「清香苑」で行なわれている梁山泊の会合に行く。
行ってみたら梁さん夫妻や六平さん夫妻、桐朋学園の佐藤先生のグループ、外部の協力スタッフなど大にぎわいでビックリ。梁山泊の一つの節目と、5月末からのルーマニア、韓国ツアーの頑張ろう会も兼ねた会で、最後に幾つかの挨拶があり21:30終了。
その後近くの「吐夢」へ行って2次会。0:00頃ほとんどのメンバーが帰り、阿佐ヶ谷在住の4人が残る。
1:00過ぎまで飲んで、「吐夢」を出る。もう一軒行くと言う3人と別れ、大和町に戻る。大和町でもう一杯飲んで、2:00過ぎに寝る。
○ 2007/4/20
昨日は遅かったので、少しゆっくりで8:30に事務所。
打ち合わせの準備をして、9:30前に事務所を出てHMH-Kのクライアント打ち合わせに。
基本計画は決まり、一度現地再確認と予算出しを行なうことにして11:00終了。事務所に戻る。
今日は久しぶりによい天気で気持ちがよい。
13:00からKMHの打ち合わせ。
打ち合わせに大きな会社の方々が来所したが、打ち合わせに必要な方は一人だけ。後の二人の方の一人は司会役。もう一人は一言もしゃべらない。資料も必要以上のように思うし、かなり形式的だ。なんでこんなに大勢で来なければならないのだろう。よく分からないし、これでも会社がやって行けるのだろうから、今の社会の仕組みと言うものは変なものだ。そのうち合わせは14:00過ぎに終了し、建設会社の担当者と電気業者と打ち合わせ、15:00まで。
夕方からの劇団1980「ええじゃないか」の打ち合わせの資料として、舞台写真をまとめてプリント。
KNH-Hのスタッフ打ち合わせ。日報をアップ。
16:30前に事務所を出て、劇団1980の稽古場へ。
来年の「ええじゃないか」のブラジル公演の打ち合わせ。19:30前終了。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。結局先週末はそのままパドック放牧を続け、今週に入ってから坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。調教再開時の馬体重は450キロ。幅が出て、適度にふっくらした良い状態で稽古へと移行できました。休み明けでも決して気負うことはなく、鞍上の指示も素直に聞いています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間は天気が悪く、馬場がぬかるんだため単走中心のメニューをこなしました。1日だけ行った併走調教では、3頭の中で一番走る気旺盛でした。5月中旬〜6月初旬の入厩を目標に続けて乗り込んでいきます。
○ 2007/4/21
今日は暖かい。9:00過ぎに事務所。
10:00ころスタッフが一人やって来て作業をしている。
KNH-Hの検討と図面作業およびクライアントへの連絡事項など。
昼にもう一人のスタッフもやって来て、13:00過ぎにKMHの建設会社が来所し、簡単な打ち合わせ。
午後スタッフはそれぞれ帰って行った。
KNH-Hの資料をまとめる。
17:30過ぎに事務所を出て、大和町のGalerie Juilletで行なわれている、武蔵野大学環境学科住環境専攻環境プロジェクト作品展「THIS is(u) THIS?」へ。
水谷ゼミで昨年2、3年生が作成した椅子の展覧会。
Galerie Juilletは家からすぐの所にあり、一度も入ってみたことはなかったが、前を通ってちらちら見ていたところ。
こじんまりとした空間で、可愛い展覧会がひらかれていた。せっかく椅子の展覧会なのだから、ギャラリーの外部にも浸食して、通りがかりの人が入りやすくする仕掛けがあっても良かったかも。(禁止されているのかもしれないが。)
明日からの「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の会場、国立本店でもそだが、前を通った人がふらっと入ってきやすい環境を作るのは、意外と難しい。
夜、DVDに録画したあった「姿三四郎」黒澤明監督(1943年)を見る。「映画渡世・地の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)に黒澤が初監督する経緯が書いてある。素晴しい映画だった。カメラが自在に動く最初のシーンなど、今の映画にはない躍動感がある。月形龍之介の檜垣源之助が魅力的だ。
○ 2007/4/22
8:45大和町を出て府中競馬場へ向かう。
10:00に「トキノミノル」像の前で、馬主会の桐山と落合い、早速パドックへ。
2R・サラ3歳未勝利1600mダート、5枠8番でマイネルデュベル出走。パドックではなかなか良い気配だ。
10:30スタート。良いスタートを切り、はなをとって先行。4コーナーを回っても先頭。
長い府中の直線でも、後続馬に2、3馬身の差をつけている。待ち望んだ初勝利を50%位感じたが、残り200mで後続馬一頭にかわされ、1と1/2馬身の差で2着。惜しかった。
しかし、復勝で初めての馬券をとる。
用事がある桐山と府中で別れ、大和町に戻る。
昨晩に続き、「続姿三四郎」黒澤明監督(1943年)を見るが、前作の方が全然良い。「明日のジョー」は力石が死んでからの後日談の方が好きだが。
17:00西荻で両親と落ち合い、チェ・ミキと4人で近くの居酒屋で食事をする。両親二人とも4月が誕生日で、ひとつ歳をとったわけだが、当たり前だが年々衰えが早くなって行くので心配だ。
○ 2007/4/23
8:00に事務所。
KNH-H、HMH-Kの連絡事項いくつか。日報のアップ。
10:30過ぎに事務所を出て、OKBへ。11:30からクライアントと建設会社で今までの問題点と今後について話し合いを行なう。12:45終了。
渋谷で簡単に食事をして、いくつか連絡をいれて、武蔵野大学へ向かう。
14:40ぎりぎりに、製図室の準備室に到着。
すぐに空間造形3の2週目の授業が始まる。敷地周辺環境の考察と事例研究をグループごとに発表。17:00過ぎまで。10分休憩をとって、2つのグループに分かれエスキスチェックを始める。
1回目のエスキスチェックなので、ほぼ全員がチェックに来たので、終了したのが20:30過ぎ。
18名の考えにアドバイスを与える作業に、頭の芯から疲れる。
水谷先生とアシスタント3人と吉祥寺の居酒屋でお疲れ。
0:00の閉店でお開き。
ハードな一日だった。
○ 2007/4/24
8:00に事務所。
朝からたっぷりの連絡事項。
10:00にスタッフが来たので、KMHの打ち合わせ。
引き続きスタッフに、「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の展示模型の確認.
明日は朝から逗子なので、銀行に行って振込。
昼には出掛けなければならず、今日と明日の準備で慌ただしい。
12:00過ぎに事務所を出て、国立本店へ「すまいとともに展」の模型を持って行く。準備が少しずつ始められていた。とりあえず模型を説明して国立本店を出る。
14:00にKMHの現場へ。鉄骨の建て方も完了し、本締めも終わり、デッキを敷く作業が行われている。
現場を一通り見て回る。14:30過ぎにOZONEのインスペクターが来て、検査を行なう。クライアントの夫人も15:00にお見えになる。
検査は16:00終了。クライアント夫人と簡単な打ち合わせを行ない、後はスタッフにまかせ、17:00国立本店へ戻る。
皆の手によって、壁の粗方の展示作業が終わっており、いよいよ床の作業に入る所。床の作業をやっているメンバー以外で、5月19日の映画上映とクロージングのトークの会について打ち合わせ。会場となる国立商協ビルへ行ってみる。
現地を見たら、スピーカーの準備など想定外のことも出て来た。
場所を近くのファミレスへ移して、当日の内容の確認打ち合わせ。
19:00に終了し、国立本店へ戻る。戻ったらキュートな展示が出来上がっていた。いよいよ今晩から、「すまいとともに展」スタート。
皆さん是非国立本店、およびイベントへいらして下さい。
マイネルボビシュ
きのうビッグレッドファーム明和を出発、きょう24日(火)に美浦のトレセンへ移動しました。当初は先週末の入厩予定でしたが、厩舎都合で本日に。畠山師は「まずはゲートからだね」と述べていました。中間の併走調教でも好気合いで坂路を駆け上がっており、ゲートの入りもスムーズとまではいかないものの躊躇せず入っていけるようになっています。
マイネルデュベル
22日(日)、東京で出走し、未勝利脱出まであと一歩の2着でした。積極的にハナへ。ムキにならず良いリズムで走り、直線半ばでは逃げ切れるかと思われましたが、あと少しのところでベルグミサイルに交わされてしまいました。それでも後藤騎手は満足した表情で「やっと本来の力を出せました。きょうもゲートで1頭だけ鳴いていて精神的にはまだまだ。我慢をさせてやる気を削ぐよりも、窮屈な競馬をせず、まずは勝ちに行こうと思った」と話していました。能力の一端をようやく見せられましたが、潜在しているものがもっとあるはずです。
これで、もうすぐ2歳馬の一頭も入厩すると、3頭がレースに出ることになる。楽しみになって来た。
○ 2007/4/25
7:30過ぎに事務所。
メールチェックと打ち合わせの準備をして、8:30に事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者と落ち合い、車に乗せてもらい現場へ。
細かい打ち合わせを13:00まで。車でまた逗子まで送ってもらう。丁度湘南新宿ラインの発車の時間だったので、コンビニでパンを買い、車中で食べ新宿に戻る。
書店に寄り、15:00過ぎ事務所に戻る。
今週は今日まででいささか疲れてしまった。仕切り直しするために、19:00過ぎに事務所を出て大和町に戻る。
○ 2007/4/26
今朝は清々しい天気だ。8:00に事務所。
いつものことながら、連絡事項がいくつか。
9:30過ぎ、J-WAVEで「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の告知が流れる。
企画者の萩原さんが電話インタビューで、「すまいとともに展」の内容を話している。ちょっと緊張しているかな。
昨日のKNH-Hの現場打ち合わせ事項のまとめ。
17:00過ぎに事務所を出て、代々木八幡のラムフロムで本を入手して、吉祥寺に向かう。
19:00から吉祥寺シアターカフェで小劇場の勉強会。武蔵野大学の学生も二人参加。しばらくいろんな話に拡散しつつあった内容が、基本に戻った会になった。データベースの作業の話も少し具体的になって来た。
21:00過ぎ終了し、いつも通り近くの基地バーへ、今晩は全員で。
22:30過ぎお開き。
○ 2007/4/27
9:00に大和町の屋上のスノコのやり変え工事に、知り合いの工務店が来るので、それまで「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のイベントのために、家の中の片付けを始める。
9:00過ぎに工務店が来たので、打ち合わせをして、9:45大和町を出て事務所へ。
今日の午前中は、連絡事項の嵐。息つく暇もない。
連絡事項のひとつ、クライアントの電話での話から、午後一で太子堂の木材のショールームに行くことになり、12:30に事務所を出て下北沢に向かう。
20年以上前に住んでいた時に梁山泊と巡り会った、茶沢通りのジャズの店「ポジー」の前を通り、代沢十字路のショールームへ。
床に使う木材をいくつか説明してもらう。土日にクライアントに立ち寄ってもらうように段取って、14:00過ぎにお店を出る。
この店で、チェ・ミキのお母さんのコレクションの豚の人形を入手。
15:30事務所に戻り、クライアントにショールームの打ち合わせ事項を報告。
KNH-Hの金属工事の施工図チェックとメールチェック。
18:00過ぎになって、やっと一段落し、日報のアップ。
行き帰りの電車で、「映画渡世・地の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)読了。面白いと評判だけのことはある。
「あとがき」にマキノ雅裕に自伝を書くことを勧め手助けしたのが、山田宏一と山根貞夫とあった。なるほど、二人とも日本映画史と並走して来た、マキノ雅裕の話を聞きたかったのだな。今となっては貴重な話しだ。
映画の世界の人は皆付き合ってみると、多かれ少なかれこの本にある「カツドウ屋」気取りの人が多いが、こんな歴史を引き継いでいるのだな、と実感した。
建築にこんな本があったら面白いが、何かないかな。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間に、休養明け初めてとなるスピード調教を行いました。一息入れる前よりも気合いの乗りが良く、縦列の先頭で、抑えたまま55秒をマーク。予定通りの内容に満足しています。今後は、ゲートからの発馬練習も併せて行う予定です。馬体重は458キロ。なお、競走馬名はマイネアルデュールで登録されています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。乗り込んでもへこたれることがなく、息づかいも良くなっていることから5月中の入厩を目指すことになりました。同じく早期入厩を目指しているコスモのデジタル産駒が最近のパートナーで、縦列や併走調教などを一緒にこなしています。なお、競走馬名はマイネマシェリで登録されています。
○ 2007/4/28
昨日、大和町のスノコの材料が間違えて来ていたので、作業は昨日で終わらず、8:00前に大工さんと建材屋さんが来る。
なんだかその材料も、打ち合わせしていたものと違うが、明日がオープンハウスなのでとりあえず張ってもらうことにする。
9:00まで片付けをして、大和町を出て事務所へ。
KNH-Hの金物の施工図チェックをして、建設会社へファックスする。
昼にスタッフが一人出て来て、仕事をしている。
同じくKNH-Hの衛生機器の確認と展開図のチェック。
机の周りを少し整理し、雑務いくつか。
15:00過ぎ、にわかに暗くなって来て、激しい雷雨になる。
しばらく様子を見ていたら、雨が上がりそうになって来たので、明日の準備の買い物をして大和町に戻る。
朝に続き片付けをして、17:30前大和町を出て、国立本店へ。
18:30「すまいとともに展」のオープニングパーティーの準備。
19:00、パーティー開始。
国立本店に入りきれないくらいの沢山の人が集まり、大盛況で21:00過ぎパーティーはお開きに。
2次会に行くと言うが、明日は自分のイベントなので、チェ・ミキとお先に失礼する。
○ 2007/4/29
8:00過ぎに起きて、片付けを続ける。
10:00に阿佐ヶ谷方面に買い物に出掛ける。ビールやうさぎ屋でうさぎ饅頭を買ったり。
大和町に戻り、入口の外回りを掃除したり準備を始めるが、あっという間にブックカフェ「大和町☆支店」の開店時間の12:00になってしまう。
うちの妹が12:00前に手伝いに来てくれた。
開店したがしばらくは誰も来ない。
14:00前くらいからぼつぼつお客さんが来始めると、後は入れ替わり立ち替わりで、しばらくの間地下から小屋裏屋上まで、いろんな所で皆さんお茶やお酒を飲んで、話をしている状態に。
J-WAVEの萩原さんのインタビューを聴いてお出でいただいた方も3組いらした。素晴しい。
いらしてくれたご家族とご家族の意外なつながりが判明したり。
聴かなくなったCDも一枚、古書も何冊かさばけ、将来やってみたい古書店の親父の喜びを少しばかり味わう。
残った知り合いで飲み会モードに転換。
17:00過ぎ、萩原さんもお出でになり、残った知り合いで飲み会モードに転換。来年の企画の話で盛り上がる。
疲れたが、楽しい会だった。
よい天気で良かった。
○ 2007/4/30
さすがに疲れ、ゆっくり9:00に起きる。
10:00に事務所。
今日も爽やかな天気だ。
昨日のお礼や報告のメールを何通か。日報のアップ。
13:30に事務所を出て、武蔵野大学へ。
休日だが、授業のある日で、空間造形3の授業が14:40から。
3回目のエスキスチェック。ラフ案とそのボリューム模型を皆の前で発表してもらう。
水谷先生が出張で休みなので、僕とTAで行なう。嬉しいことに、ほぼ全員が出席なので、かなりの時間がかかると思い、一人の発表とコメントで5分を考えていたが、所詮無理な話しだった。
17:50までの授業だが、全員終了したのは、20:30。疲れた。
方針が自分の中で固まりつつある学生は、一割り程か。とっかかりの言葉から、手を使った形に進む所で足踏みしている学生がほとんどだ。一番大事なこの部分がみんな苦手なのだな。
本当は一番楽しい所なのに。
○ 2007/5/1
7:00に起きて、8:00に事務所。
昨日の武蔵野大学の空間造形のエスキスチェックで思いついたことがったので、メールでTAに送り、二人の学生に伝えてもらうようにお願いする。
日報のアップと昨日の授業で提出されたものを確認整理。
OKBのスタッフ打ち合わせ。
KNH-Hのフローリングを検討しているショップの方が、サンプルを持って来てくれる。そのサンプルをもとに、クライアントと電話で打ち合わせ。図面にしてPDFでメール。
14:30、7年前に設計した住宅のクライアントが連休で単身赴任先から帰京中で来所され、近況を報告し合う。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
今日は大和町に、チェ・ミキが日本語を教えている学校の学生や先生が、12:00前から遊びに来ているので、17:30に事務所を出て、大和町に戻る。
中国や台湾、ネパールからの学生達や先生。チェ・ミキの行っている大学院の同級生や韓国からの留学生など、いろんな国の人間が集まって、坩堝と化してる。
学生達が作ったネパールカレーや餃子を頂く。
20:00過ぎにほとんどの学生達や先生は帰っていたが、残った6人で2次会。
途中で撃沈した様子。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場からAコース、もしくはDコース(いずれとも南馬場のダート)に入る調教メニューが組まれています。入厩後も順調。「トモの丸みが良いね。走りそうな雰囲気がある」と畠山師も期待しています。早速、課題のゲート練習へ。転厩前から同馬の難を知っている審査員に「たぶん入らないよ」と声をかけられたものの、人を乗せずに出し入れを3回、人を乗せて出し入れを3回、いずれともスムーズでした。このままなら、試験まで時間はかからないでしょう。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。前走で真面目に走ったからでしょう。3戦目にして初めてレースの疲れが出ました。このところは左前脚の深管に痛み(調教に差し支えのない程度)があるものの、みるみる体力が戻り、すでに通常のキャンターをこなしています。叩きながら馬体に張りが出てきた印象です。次走は12日(土)、東京のダート1600mの予定。
○ 2007/5/2
どうやら昨晩は、シャワーを浴びて皆より先に寝てしまったようだ。何時まで起きていたのか、全然覚えていない。
テーブルなどが片付けられている。
8:30に事務所。
9:00、昔のスタッフの大友君が来所。彼は今映像機器の仕事をしており、その仕事に関連したインテリアについての相談。
元気で忙しそうにしていた。
KMHやOKBの簡単なスタッフ打ち合わせをしつつ、KNH-Hの検討。
14:00過ぎ、銀行と郵便局へ。青梅街道、南阿佐ヶ谷駅近くで、中原洋さんとバッタリ。近くなのだが久しぶりで、ちょっと立ち話。
16:00、設備の酒巻さんと建設会社、来所。OKBの一期工事の検査の打ち合わせと、二期工事の図面の説明。
17:30終了。
○ 2007/5/3
8:30事務所。
連休で街は静かだ。
メールチェックや日報のアップ。
今日からはスタッフも4連休かな。
ひとりで多分電話も少なく、ゆっくり普段できないことをして過ごしたい。
KNH-Hの検討事項をまとめ、建設会社にファックス。
新建築住宅特集の5月号の特集 ケーススタディ・シティ『集合」の各プロジェクトの文章がとても面白かった。集って住むと言うことに対して、現実のプロジェクトでこれだけ様々な考え方がある(当たり前だが)ことを、現在「集って住む」と言う課題に取り組んでいる武蔵野大学の3年生は自覚しているだろうか。先週の発表を聞く限り、あまりにも無自覚なコンセプトが多すぎるのではないか。
そんなことを思い、この特集を皆に読んでもらうように、準備をTAにメールでお願いする。
14:00過ぎ自転車散歩で、阿佐ヶ谷の古書店をいくつか回る。
再び事務所に戻り、KNH-Hの階段の検討。
やはり連休で電話もなく、集中出来る。
18:00過ぎに事務所を出て、大和町に戻り撮りためたDVDなどの整理をする。
○ 2007/5/4
今朝も気持ちのよい天気だ。
8:00に事務所に来て、メールチェックと日報のアップ。
KNH-Hのクライアントからの確認メールにPDFを添付して返信。
KMHやOKBの現場で気付いたことをスタッフにメモで残す。
昨日、阿佐ヶ谷の古書店「銀星舍」の店頭に吊るしてあったチラシ「加賀まりこスペシャル」ラインナップを見ていたら、今日のモーニングショーは、「涙を、獅子のたて髪に」篠田正浩監督(1962年)。この独特なタイトルは、聞き覚えがある。
脚本に寺山修司の名が、音楽は武満徹(八木正夫と共作)だ。
休みだし、やっぱり見に行こう、と10:00過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷北口のラピュタ阿佐ヶ谷に行く。
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/kaga/
92分の映画だが、面白かった。まさに日本のヌーベルバーグだった。
まず、武満徹の音楽が良い。オープニングの弦の響きで引き込まれてしまった。寺山修司作詞、八木正夫作曲の劇中歌「私を捨ててしまってくれ」も秀逸。「年老いたかもめよ かなしみよ 心あるなら どうか私を捨ててしまってくれ」ですよ。
画面も良く練られている。横のカメラが動き人物が縦に動く縦横の動きや、手前のネットや檻越しに撮影したシャッターの効果。フランスのヌーベルバーグの影響、といえばそれまでだが、とにかく無駄なショットがない。
寺山の独特の台詞回しも、映画のムードを高めている。
横浜が舞台で、港や外人居留区のアルファベットの看板が、まるで外国の映画を見ているようだった。
これは、13日からの「乾いた花」も見に来なくては、と思わせる。なんせ脚本は変わるが、音楽は武満徹で美術が戸田重昌なのだから。
昼に帰って来て、午後武満徹全集に収録されている「涙を、獅子のたて髪に」のサウンドトラックを聞くきながら、今晩の梁山泊の打ち合わせの準備に、舞台写真のプリントアウトをする。
18:00に事務所を出て、大和町に資料を置き、自転車で梁山泊の稽古場へ向かう。
19:00から、「エビ大王」ルーマニアと韓国の公演の顔合わせ。
新たなキャストの紹介や配役、演出が変わる部分や、途中まで出来ている音楽の紹介などを行ない、21:30まで。
その後軽くビールを飲みながら、スタッフ打ち合わせ。セットをほとんど持って行けないルーマニア公演のセット概要案を、金さん、照明の泉さん、大貫や渡会と決めて、23:00稽古場を出る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。30日(月)に来場した松岡騎手を背にMベクルックスと併走調教を消化。追走して併入し、余裕の手応えで54秒をマークしました。その動きに同騎手は「夏はアイルランドに行く予定ですが、この馬の新馬戦に乗ってから行きたいです」と笑顔を見せていました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。調教メニューを強化したことで、精神的に追い込まれて、ピリピリしたところがでてきました。馬房に戻そうとしても素直に入らないため、お尻から入れています。これ以上テンションが上がらないように、現在は少しペースを落としていますが、予定どおり早期入厩を目指しています。
○ 2007/5/5
8:30に起きて、大和町でKNH-Hの家具図のチェックを行なう。
10:00過ぎに大和町を出て、事務所に資料を置いて買い物に。
11:00に大和町に戻り、屋上焼き肉の準備をする。
先日、屋上のスノコを直したので、久しぶりで屋上で七輪焼き肉をすることして、西荻の親父を呼んだ。
12:00前に親父が来て、久々の家の中を見て回っている。
12:00過ぎに準備ができたので、屋上に上がってもらうも天気がよすぎて、これでは辛いと言うことになり、2階に移動。
テーブルで七輪焼き肉をする。
15:30頃帰って行った。
先日西荻で晩飯を一緒にしたときも感じたが、歳をとって足腰が弱って来たな。仕方がないことだが。
○ 2007/5/6
午前中、先日から続けている、撮りためたDVDの整理をする。
天気が怪しくなって来たので、10過ぎに阿佐ヶ谷へ買い物に行く。すでに雨がパラパラ降り始めている。
午後からは結構な雨が降って来た。
事務所から持って来た雑誌を読んだりして過ごす。
先週の「すまいとともに展」の大和町のイベントから一週間か。結構密度の濃い一週間だった。
○ 2007/5/7
朝8:00に事務所。
連休明けで連絡事項が多い。
10:00過ぎまで連絡事項で過ぎて行ってしまう。
スタッフは二人ともKMHの現場へ直行している。
日報をアップして、KNH-Hの家具図の検討。
午後一にスタッフの一人が戻って来たので、OKBの簡単な指示。
13:40過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ向かう。
空間造形3の第一課題も今日で3週経ったわけだ。先週の途中経過発表からどれだけ進んでいるか期待したが、全体的に手が動いておらず芳しくない。
今年の学生に限らないが、基本的な形やコンセプトに行き着くと、そこで止まってしまう。自分が考えたことやスケッチを見直して、問題点を発見することが出来ないことがその原因だろう。
具体的なスケールに置き換える、断面や立面を書いてみる、はじめに考えたコンセプトとのずれを計ってみる、などいくらでもやることがあるのだが。
と言いつつも、なかなかそれが出来ない自分も反省したり。
14:40から始まったエスキスチェックは20:00過ぎに終了。
やはり疲れる。水谷先生とTA二人と、吉祥寺の居酒屋で、いつものようにお疲れの一杯。
0:00お開き。
○ 2007/5/8
いつもより少し遅く、8:45事務所に。
今日も暑いくらいだ。
いくつかの連絡事項やスタッフとの簡単な打ち合わせ、昨日の武蔵野大学の資料の整理などで、午前中が過ぎて行った。
午後も雑務や連絡事項があり、連休中のひっそりと集中した時間が過ごせた日々が懐かしい。
それでも夕方には少し落ち着いて来て、進行中のプロジェクトの検討ができた。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを中心に乗り込まれています。2日(水)に池田騎手を背にゲート再試験を受検し、一回で合格しました。そのため翌日から本格的な乗り込みへと切り替えました。とはいえ体はほぼできているため、今週追い切って、13日(日)、東京か新潟の芝1600mに出走する予定です。
マイネルデュベル
美浦で調整中。この中間、左前脚の深管に再びチクチクした痛みが発症し、3日(木)までは角馬場を中心とした調教で様子を見ました。まだ気にするところがあって強い調教はできませんが、18秒前後の普通キャンターなら問題なさそうです。そのため大事を取って、今週予定した東京のダート1600mは回避することに。状態が最優先ですが、何とか東京開催中にレースへ復帰させたいと考えています。
いやー、本当にいろんなことがある。2頭とも一週間前では想像出来ないことになっている。
なかなか楽しませてくれるものだ。4頭が同時に登録されている醍醐味がジワジワ出て来たようだ。
○ 2007/5/9
今朝も半袖で良い天気だ。
メールチェックや日報のアップ。
KNH-Hの打ち合わせ資料の整理をする。
10:00にあるクライアントを通じて知り合いになったコーディネーターの方が来所。
KNH-Hの家具什器についての打ち合わせを行なう。11:00過ぎ終了。
ある企画のコンセプト作りの資料として、「野菜の時代 東京オーガニック伝」瀬戸山玄著(NHK出版)を読んでいる。
瀬戸山さんとは「室内」の取材の際に写真を撮ってもらい、知り合った。個人的にはその取材の際に会うずっと以前に、今は亡き名雑誌「写真時代」の連載で、名前は存じていた。
その瀬戸山さんから、「野菜の時代」の案内のはがきが送られて来て、高円寺文庫センターで見つけ入手していた。
この本、無茶苦茶面白い。
尾山台駅の近くの有機農法の「大平農園」で、瀬戸山さんが「援農と呼ばれるボランティアとして、野良仕事を手伝」った経験から書かれた本だ。まだ初めの四分の一だが、いろんなことが眼から鱗状態になる。
戦後から経済成長期、バブル、その崩壊を経て現在に至る「大平農園」と有機農法の歴史は、今毎週行なっている小劇場の勉強会で調べている、小劇場・小劇場運動の歴史に重なってくる。
「野菜の時代」は食や病気の歴史にも言及されていて、それらがとても有機的にいろんな分野の戦後の歴史に絡んでいそうなことを示唆してくれる。生き方が歴史にとてつもない影響を与えているのであろうことがよく分かる。
あまりの面白さに、昼休みにむさぼり読んでしまうが、早く読み終えたくない本だ。
しかし、この本に書かれている食についての基本の生活と正反対の暮らし方をしているな、自分は。
午後も進行中のプロジェクトの検討事項を進める。かなり集中出来、はかどった。
○ 2007/5/10
今日はKMHの上棟式だが、午後から天気は荒れ模様の様子。
朝8:00事務所に。しばらくすると風が出て来た。
10:00にスタッフが来たので、簡単な打ち合わせ。
明け方目が覚め、思いついたことをメモしたものをもとに、連絡や確認を行ない、メモをひとつひとつ消して行く。
12:00過ぎに事務所を出て、国立本店に19日に使う「夜を賭けて」のDVDを置いて、KMHの現場へ向かう。
高尾の駅を降りても陽が差している。本当に雷雨があるのだろうか。
現場につくとクライアントご夫妻が既にみえていた。
14:00過ぎから定例打ち合わせ。部分的にクライアントにも入ってもらう。
15:00ころからにわかに暗くなりだし、遠くで雷の音がしだす。風が強くなり雷雨。
上棟式の準備と雷雨で、打ち合わせもバタバタな感じ。16:00前に打ち合わせを終了し、全員揃ったのでお清めを開始。
総勢25名の上棟式は壮観だ。やはり上棟式の空間は良いな。
18:00過ぎに中締めして、残った人間でコンパクトに2次会。ここら辺から記憶が飛び飛びになる。
20:00過ぎ片付けをしてお開き。ごちそうさまでした。
建設会社の人間と事務所の人間で駅前の居酒屋に移り3次会。
0:00過ぎまで飲む。
楽しくエキサイトした夜だった。
○ 2007/5/11
今朝はさすがにこたえていたが、朝連絡しなくてはならないことがあり、8:30過ぎに事務所へ。
今日は仕事にならない。
午後になり少しは体調が戻って来た。
14:30からOKBのクライアント打ち合わせ。16:00前終了。
事務所に戻り、簡単なスタッフへの指示と、連絡事項。
18:00に事務所を出る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。行きっぷりに勢いがあり、15−15のペースでも抑えるのに苦労するほど。同じ父を持つMペローラの1年前を思い起こさせる、仕上がりが早さと動きの良さです。抜群のダッシュとはいえないものの、6日(日)に行った発馬練習もまっすぐにスタートしていました。来週、もしくは再来週に入厩する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体が仕上ってきたことに伴って精神的な余裕もなくなってきたため、馬なり中心で攻めすぎないように気をつけています。いまも機嫌を損ねると、パドックではなかなか捕まえさせてくれません。来週、栗東トレセンへ入厩する予定です。
○ 2007/5/12
朝8:00に事務所に来て、しばらく居て、9:00過ぎ事務所を出る。
10:00OKBの一期工事の再検査の結果の建設会社のクライアントへの説明に立ち会う。
10:30過ぎに終了。事務所に戻る。
12:30過ぎに武蔵野大学の学生がエスキスを見せにくる。13:15終了し再び事務所を出る。
以前うちの事務所に居たスタッフが、多世帯住宅の自宅を設計しオープンハウスの連絡をもらったので、見に出掛ける。
見学の後書店などに寄り、事務所に戻り、雑務を行ない連絡事項など。
落ち着かない一日だった。
○ 2007/5/13
8:00に眼を覚まし、ずっと読みつづけている「唐十郎の劇世界」扇田昭彦著(右文書院)を横になりながら読む。
もうすぐ読了するが、今朝は「ゴドーを待ちながら」の戦後日本演劇での変容についての文章を読んでいたら、汽車が向こうからこちらに向かって来ても映画になり、誰かが何かを(誰かを)待っても芝居になるのだな、とふと思いつく。
あんまり意味はないか。
8:30過ぎに起きだして、撮りためたDVDの整理や雑務をしていたら、10:00過ぎになってしまった。
あわてて大和町を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。
10:30、モーニングショーの「加賀まりこスペシャル」。今日は「乾いた花」。先々週に見に来た篠田正浩監督、武満徹音楽の「涙を、獅子のたて髪に」がとても良かったので、同じコンビの「乾いた花」も期待して見に来た。
期待通りで、「涙を、獅子のたて髪に」よりも緊張感のある、90分があっという間の映画だった。
「涙を、獅子のたて髪に」が1962年、この映画は2年後の1964年だが、「涙を、獅子のたて髪に」は完璧にヌーベルバーグの印象だったが、今日の映画はもっと独特の日本的な映像だった。
横浜の異国情緒を旨く使ったロケセットが多かっただろうと思われる「涙を、獅子のたて髪に」に対して、「乾いた花」の戸田重昌の象徴的なセットは、計算されたであろうアンバランスさがストーリーの曖昧な部分と絡み合って、映像から不思議な気分が伝わって来た。「涙を、獅子のたて髪に」も密度は高いと思ったが、全然こちらの方が完成度が高かった。
お客さんも結構居た。
12:00過ぎにラピュタを出て、連絡事項いくつか。
15:00過ぎ事務所に来て、打ち合わせの準備。
その後、溜まっていた日報のアップ。
夕方からKNH-Hのクライアント打ち合わせ。21:00過ぎ終了。
○ 2007/5/14
いつも通り8:00に事務所。
先週末は諸事情でマイネルボビシュもデュベルも出走回避になって、残念だった。来週に期待しよう。
昨晩の打ち合わせのまとめと、懸案事項を図面化して連絡。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。空間造形3の第1課題の提出前の最後のエスキスチェック。
当初の予定では来週は開校記念日で休学なのだが、われわれのスケジュールで提出・講評会の予定だった。しかしスケジュールの調整がついたので、提出・講評会を28日にして、来週は休学にした。授業最初にその発表をしたら、学生達がどよめいた。1週間延びたというのではなく、延びた1週間でブラッシュアップをする、と考えてくれるとよいのだが。
全てのエスキスチェックが終わったのが20:00。
製図室の準備室で少し休んで、水谷先生と学校を出る。今晩は阿佐ヶ谷に行ってみようと、来た三鷹行きのバスに乗り、三鷹へ。降りた所で、水谷先生が一軒気になる店があると言うので、行ってみる。三鷹駅のホームから沢山並んだ赤提灯が見える居酒屋。僕も昼間駅から見て気になっていた店だ。9:00過ぎだったが沢山のお客さんで活気がある。二人のお客さんが出て行く所だったので、どうにか入れた。なかなか良い店で、そろそろお開きにと気がついたら0:30。慌てて電車に乗る。
○ 2007/5/15
少しゆっくり寝て、8:30過ぎに事務所に来る。
出掛ける準備をして、連絡事項や日報のアップ。
10:30に出かける間際まで、電話やスタッフとの簡単な打ち合わせでバタバタする。
11:00過ぎ、原宿のショールームでKNH-Hのクライアントと仕上げ材の最終確認。12:00終了。
市ヶ谷に移動して、13:00
13:30終了。新宿で書店に寄って事務所に戻る。
17:00
明日のKNH-Hの現場行きの準備。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。一瞬の鋭さには欠けるものの、追い切るごとに動きが良化している印象。テンからそれなりのペースで行っても、終いまで渋太く踏ん張ります。ゲート試験でダッシュさせた際、前扉が開くと即座にスタートしていました。レースでは、先行して粘れるのではないかと期待しています。見舞金の関係で先週の復帰を見送り、出走を1週延ばすことになりました。芝1400m〜芝1800mの条件を考えています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。かばってもう一方に負荷がかかったのか、左前脚外側だけだった深管の痛みが、右前脚内外の3ヶ所に増えました。ウッドコースの使用を見合わせ、角馬場と坂路を中心とした乗り込みに切り替えています。この先5日間ほどの経過観察で東京開催中に出走できないと判断すれば、いったんビッグレッドに戻すかもしれません。
○ 2007/5/16
7:30に事務所。メールで連絡事項いくつか。
今日の現場での打ち合わせ事項の確認作業をして、8:30に事務所を出る。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者と落ち合い現場へ。
昼食もとれず、16:30前まで打ち合わせ。
駅まで送ってもらい、コンビニでおにぎりを買って、丁度来た電車に乗り、車中でおにぎりを食べる。
18:00事務所に戻る。連絡事項が続く。
○ 2007/5/17
8:00に事務所。
昨日の現場打ち合わせ事項をクライアントと電話で話す。その後検討事項を確認。
11:00KNH-Hのコーディネイト提案をお願いしているコーディネータが来所。仕上げ材のサンプルを説明する。
OKBの現場から帰って来たスタッフと打ち合わせ。
進行中のプロジェクトの確認。
夕方KNH-Hの連絡事項いくつかやりとりしているうちに、19:00になってしまう。
18:30には事務所を出て小劇場勉強会に向かおう、と思っていたが。遅れることを電話して、すぐに出る。
19:30吉祥寺シアターカフェに着く。しかし、実務的な連絡調整を直前までやっていたので、頭が切り替わらない。
小劇場のことを考え巡らすようになるまで、30分以上かかってしまう。
これも歳のなせる技か。やれやれ。
21:00過ぎ、勉強会終了。いつものように残るもので近くの基地バーへ。22:30過ぎお開き。
結局最後まで頭が完全には切り替わらなかったようで、変にもやもやしたままだった。
土曜日は「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のイベント、映画上映とクロージングのトークセッション。出入りが何度でも自由で、映画を2本見れて、クロージングの懇親会パーティーには軽食が用意されています。まだ予約は間に合います。是非お出掛け下さい。一緒に楽しみましょう。
○ 2007/5/18
気持ちのよい朝だ。
8:00に事務所。メールや連絡事項いくつか。日報のアップ。
現場進行中のプロジュエクとの図面作業と確認事項いくつか。
16:00、紹介してもらったファブリックの代理店の方が来所。いくつかヒアーリング。
16:30終了。同じ時間に来て待っていてもらった武蔵野大学の3年生にエスキスチェック。17:00過ぎ終了。
図面作業を完了し、建設会社へファックス。
17:30過ぎに事務所を出て、東京駅へ。小一時間で用事を済ませ、トンボ帰りで国立へ向かう。
20:00過ぎから国立商協会館で、明日の「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のイベント、映画上映とクロージングのトークセッションのプロジェクターとスピーカーのセッティング確認を何人かのメンバーと行なう。
予想以上の上映が出来そうで、明日が楽しみになる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
16日(水)、美浦の相沢厩舎に入厩しました。ゲートを含めて何の不安もなく、自信を持って明和を送り出しています。輸送により、熱発することもなく無事到着。翌日から馬場入りを始めています。さっそく、松岡騎手が騎乗して感触を確かめました。ゲート練習をやってみて、問題なければ来週にも試験を受ける予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
14日(月)、栗東に向かって真歌トレーニングパークを出発しましたが、出発後に担当を予定していた厩務員が怪我をしたため、しばらく栗東トレセン近くの信楽牧場に滞在することになりました。到着時に38.8度の熱発がありましたが、大事には至らない見込み。柴田政見調教師は「アクシデントがあって申し訳ありません。臨時の厩務員を探しているので、なるべく早く入厩させたいと思います」と残念そうにコメント。
明け2歳も入厩してきた。しかし、それぞれ順調だったり、アクシデントがあったり。無事これ名馬とは良く言ったものだ。果たして4頭の中に嬉しい初勝利を経験させてくれる馬がいるのだろうか。期待したい。
○ 2007/5/19
朝起きたら晴れていたが、8:10頃大和町を出ようとしたら、明るいのに結構な雨が降っている。
しばらく待っても暗くなって来てやみそうにないので、傘をさして自転車で事務所に向かう。
途中で雨は上がった。不安定な天気だ。
事務所で連絡事項いくつかと日報のアップ。
10:30前事務所を出て新宿の場外馬券売り場へ。駅で新聞を買って電車を待っている間に新聞を見ていたら、なんと新潟の馬券発売は新宿では後半の4レースのみ。慌てて公衆電話で馬主会の桐山に電話するも留守電。繋がれば、どこかで見ているだろう桐山に馬券を買ってもらって、レースだけを新宿で見ようと思ったのだが。
慌てて考えを巡らせ、渋谷ならまだ間に合うかもしれないと思い、階段を駆け上がり来ていた電車に飛び乗る。
渋谷の馬券売り場に11:10前到着。間に合った。
返し馬も、ゲート入りもスムーズだったが、結果は13着。これからだな。
昼を取って、国立へ。13:00から、国立商協会館で「すまいとともに展」の映画上映とトークイベントの準備。
14:00過ぎにトークを始め、映画上映とトークを繰り返し、18:30から参加した8人が壇上に上がり、お客さんもビールを飲みながらクロージングのトークショー。
19:30過ぎからは軽食をとりながら、立食の懇親会。21:00に片付けてお開き。
お出でいただいた皆さん、本当にありがとうございました。こじんまりでしたが、楽しい時間が持てました。何かこういうイベントの可能性も少し掴めたようでした。
その後、残った人間で居酒屋で2次会。
明日一日を残し、ほぼ展覧会の終了に、皆一様にホッとした様子。その中、萩原さんは盛んにこれからの活動や来年のイベントについて皆を鼓舞していた。こういう人がいないと、なかなかここまではできないな。また、よろしくお願いします。
0:30前国立を発つ。
阿佐ヶ谷でチェ・ミキともう一軒。
○ 2007/5/20
展覧会が終了でホッとし、さすがに疲れてゆっくり10:00頃起床。
バリカンをしてシャワーを浴びる。
進行中のプロジェクトのスケッチをほんの少し。
16:00大和町を出て、事務所に寄って模型を箱をピックアップ。スタッフが来ていた。
国立本店に17:00前に到着。長岡さん達の最後のイベント「住宅相談会」にお客さんが一人。17:00過ぎその相談も終了し、撤収に入る。
展示してあった模型やシートを片付け、現状復帰。19:30過ぎ粗方片付き終了。
20:00前に国立本店を出て、事務所に模型を置いて、大和町に戻る。
さて次に向かおう。
○ 2007/5/21
いつも通り8:00に事務所。
メールや電話で連絡事項いくつか。日報のアップ。
今日の軽井沢行きの準備やスタッフとの簡単な打ち合わせ。
12:00過ぎに事務所を出て、13:00過ぎの新幹線で軽井沢へ。
14:15に到着し、建設会社の担当者と落ち合い、車で現場に向かう。
6年前に完成したゲストハウスの増築計画の現地確認。
建設会社の担当者の話によると、ここ最近の軽井沢の変わりようは凄いとのこと。たしかに平日なのに、軽井沢銀座は人が一杯だ。この混雑は、飛び飛びで広がって行っているとのことだ。
敷地周辺の状況が昨年くらいから一変した、とクライアントから聞いてはいたが、本当にまったく変わっていた。
概算用の図面を説明して、仮に張ってもらった地縄と敷地関係の計測をしたり、敷地周辺を回ってみたりする。
16:00に終了し、16:30前の新幹線で東京に戻る。車中、現地を見てのバージョンアップを検討する。
事務所に戻って連絡事項いくつか。
○ 2007/5/22
8:00に事務所。
様々なことが溢れ返り、後手後手になってしまっていることがいくつか出てきて、良くないなこれは。自分のスピードが落ちているのだろうな。
昨日の軽井沢の報告をスタッフにする。
夕方の梁山泊の打ち合わせの準備。
14:00、あるデベロッパー(と言ってよいのだろうか)の方が、「99人の デザイナーとつくる未来 の本」(http://www.rutles.net/books/118.html)の僕のページに興味を持って訪ねて来てくれた。早稲田の建築学科の後輩だった。小一時間お話をする。
KNH-Hの懸案事項をまとめ、クライアントへメール。
16:30前に事務所を出て、自転車で上高田の新宿梁山泊の稽古場へ向かう。
17:00から、舞台監督の八重樫さんと照明の泉さんと、「エビ大王」韓国公演のセットの打ち合わせ。
韓国出発が6月5日、初日が8日なのでまだ2週間あると思っていたが、皆はその前にルーマニア公演があり、今週出発なのをまったく忘れていた。ルーマニアは1回の公演で、セットもほとんど無しなので、稽古始めの時に概要を決めて、すっかり頭の中から抜け落ちていた。やれやれ。
打ち合わせ後、19:00過ぎから通し稽古を見る。稽古を見ながら、打ち合わせで懸案事項だったことを確認する。
修了後、演出の金さんといくつか話し合い、とりあえず方針を決める。
劇場のシステムや構造がよく分からない所もあり、あとは行ってからと言う話しになる。
23:00過ぎ終了。
マイネルボビシュ
19日(土)、新潟で出走し、13着でした。久々もあったのでしょう。好位を追走できず後手後手に回ってしまい、直線も他馬と同じ脚色になってしまいました。昨夏のデビューからの2戦や、これまでのレース内容からすれば、この距離でも十分に流れに乗れるだけの能力はあるはずです。今回は、不安視されていたゲートで、入り、駐立ともまったく問題なかったのが唯一の収穫といって良いでしょう。次走は3走続いている2桁着順から脱出したいところ。距離ももう少し長い方が追走が楽になるぶん良いかもしれません。
マイネルデュベル
美浦で調整中。20日(日)に坂路で追い切って、4ハロン52.5秒、最後の1ハロンを13.4秒という時計を馬なりでマークしました。左前の深管の痛みは良くなったり、悪くなったりと日々反応が違うものの、何とか東京開催中に出走できると判断しました。状態次第ですが、東京3週目のダート1600mへの出走がいまのところ有力です。
○ 2007/5/23
もう半袖でも丁度良い。8:00に事務所。
メールチェックや連絡事項、日報のアップ。
昨晩の梁山泊出の打ち合わせ事項を図面化する作業。
13:00前事務所を出てKMHの現場へ向かう。
14:00から定例打ち合わせ。
サッシもほとんどはいって、だいぶ空間が分かるようになって来た。
16:30過ぎ、打ち合わせも一段落したので、あとをスタッフにまかせ現場を出て事務所に戻る。
現場近くの枝垂れ桜は、深々とした緑になっていた。
出掛ける前にやっていた「エビ大王」のセットの図面作業を続け、20:00前梁山泊にメールする。
知り合いの設計事務所から、6月20日の建築基準法の改正について、問い合わせがあった。いろんな話しがあるようだ。もうすぐ改正なのだが、具達的に確定されていない部分がまだある。
構造は厳しくなり、一定の基準以上のものは、第三者機関による構造計算適合判定(役所などの審査機関の責任解除のためとしか思えないが)が必要になる。それが規模にも依るのだろうが、小さいものでも十何万と言う単位でかかってくるようだ。勿論時間もかかるようになると言う。
日経の建築ニュースには、耐震偽造でつくられたマンションの入居者が、立て替えの同意をして計画中だが、改正後だと大変で時間がかかりそうなので、改正前に駆け込みで確認を降ろすようにしているグループがある。耐震偽造のための改正が、耐震偽造の犠牲者に受け入れられない、と言うねじれが生じているとの記事があった。
なぜ耐震偽造が起きたのかという原因を問わず、耐震偽造と言う結果を原因にして、対処療法的に法律を変えて行く。
このことに限らず、ニュースとかを見ていると、今の日本はそういう振る舞いが多いな。TVの報道自体も原因の掘り下げがないし。
これで良いのだろうか。
○ 2007/5/24
今日も気持ちのよい朝だ。8:00に事務所。連絡事項と日報を書く。
途中で、9:00前に事務所を出て、昨年完成したKTHへ伺う。半年の間に幾つかの不都合が出て来たので、建設会社と一緒に伺う。
一通り拝見したあとお茶を頂き、11:30過ぎお暇する。
帰り道に中目黒のファブリックの会社のショールームを訪ねる。
その後新宿で昼を取り、新宿梁山泊の韓国公演用に、軽い三脚を物色し、書店に寄って事務所に戻る。
電車の中で「東京ファイティングキッズ」内田樹・平川克美著(朝日文庫)読了。今も内田、平川両ブログを読んでいるが、あるものを書き記すのとは真逆の、ないものを書き記す文章(意味分からないですよね)は、いつ読んでも引きずり込まれる。
この本の前に、これも面白かった「野菜の時代 東京オーガニック伝」瀬戸山玄著(NHK出版)もほとんど読了し、最後の「等々力半農日記」の部分をゆっくり昼休みに読んでいる。
連絡事項をいくつか行ない、銀行へ行って振込手続き。
日報を書き上げアップする。
18:30に事務所を出て、吉祥寺シアターへ。今日の小劇場勉強会は参加者が少なそうだが、どうなるだろう。
19:00に到着するも、誰もいない。中2階の事務所に行って、先日電話で申し込んだ、珍しいキノコ舞踊団の新作公演「あなたの寝顔をなでてみる。」のチケットを購入。
戻っても誰も来てないので、吉祥寺シアターカフェの方に聞いたら、今晩は公演があるので19:30からでは。とのこと。たしかに、今晩は大駱駝艦の公演で、結構なお客さんが受け付け回りにいる。
19:30前後で3人程参加者が来たので、作業を開始したデータベースの話等をする。
人数が少ないと、コミュニケーションもとりやすく、以外に充実した会になる。
21:00過ぎ、カフェを出て、近くの「いせや」の仮店舗で一杯やって、22:00の「いせや」の閉店でお開き。
イレギュラーだが、楽しい集まりだった。
○ 2007/5/25
久しぶりの雨。傘をさして自転車に乗り、8:00に事務所。
昨晩の勉強会で出た話のホームページのアドレスなどを送信。
日報のアップ。
HMH-KとKMHのスタッフ打ち合わせ。
午後はKNH-Hの施工図をチェックし、指示図を書き建設会社にファックスする。
出張だったKNH-Hのクライアントも戻ってらしたので、連絡幾つかと明日の打ち合わせを決める。
そんなこんなでバタバタと夜になる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。23日(水)に初めて行ったダッシュの練習がいまひとつで半信半疑だったものの、きょう25日(金)、ゲート試験に合格しました。ビッグレッドで積み重ねてきた効果です。6月16日(土)、福島の新馬戦・芝1000mのデビューを予定しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
トレセン近郊の信楽牧場で調整中。800mのダートコースで乗り込まれています。輸送の疲れはすっかり取れました。元気も良く、現在はダクで2000mを乗ったあとにハロン22秒前後のキャンターで3000mをじっくりと乗られています。来週後半か、再来週には栗東へ入厩できる見込みです。
○ 2007/5/26
昨日の雨で街が掃除されたのか、気持ちのよい朝だ。
9:00に事務所。連絡事項いくつか。今日は27度まで気温が上がるそうだ。
今日の打ち合わせの準備。11:00過ぎ、KNH-Hの家具什器備品を提案してくれるコーディネーターが来所。たたき台の提案書と説明を伺う。
進行中のプロジェクトの整理確認。
14:00過ぎ事務所を出て、中目黒へ。ファブリックのショールームでKNH-Hのクライアントと落ち合う。ショールームを見たあと、近くのカフェで打ち合わせ。17:30前終了。フローリングの見本をもらって帰るために、ご自宅までご一緒し、近くの駅まで送ってもらい事務所に戻る。
○ 2007/5/27
8:00過ぎに目が覚めてしまい、先日西荻在住のプロダクトデザイナーの梶本さんが送ってくれた、「デザインサーカス」梶本博司著(ラトルズ)を横になりながら読む。梶本さんの人柄のような飄々とした文章が印象的だ。
世の中の弱いものや隅にあるものへの視線が、梶本さんらしさのように個人的に思っている。文房具の電話帳(あいうえお順にレバーがあってボタンを押すとその部分が開くもの)を使って、あいうえお順の部分を中央線の駅に変えて、電話番号を書くページに、その駅で撮った写真を貼ってつくったアルバムを見せてもらったことがある。ブリコラージュがとても魅力的だった。また西荻で飲みたいですね。
8:45起きる。
HMH-Kのスケッチ。窓の前のキュロライナジャスミンがほっとくとお隣の迷惑になりそうになったので、剪定。夏のような日差しで、小一時間外で作業すると汗が出てくる。とりあえずワイルドな部分は刈り込み、外で働く人は大変だ、と思いながらビールで喉を潤す。
写真は、ガラス壁の向こうの定家葛。こちらはまだ花をつけていて、すりガラス越しの光がきれいだった。
ビールを飲みながら、スケッチの続き。
昼にスパゲティを作って、食べて、すこし微睡み、高円寺まで自転車で。高円寺文庫センターへ。日曜日に何もないのは久しぶりで、文庫センターにも久々に来たら、いよいよ移転が近いらしい。しばらく前、茶房高円寺書林でこちらの近くに越してくると聞いてはいたが。
グッズや古書のセールを行なっていたが、半分以上さばけた様子。棚にあった晶文社から出ている「太陽劇団」の本を500円で購入する。
自転車で高円寺の商店街をぶらぶら散歩。随分お店が変わっている。
大和町に戻り、日本ダービーをTVで見る。ウオッカ圧勝。凄い牝馬だ。
その後だらだら進行中のプロジェクトのスケッチなど。
○ 2007/5/28
昨日に比べ、随分涼しい。
少し早く眼がさめてしまい、7:45事務所。
メールチェックと日報のアップ。
9:00になったので、土曜日の打ち合わせ事項をメーカーや代理店などに確認問い合わせ。
10:00にスタッフが出社して来たので、KMH、KNH-H、HMH-Kの打ち合わせと指示。
慌ただしく、1130前に事務所を出て行く。
12:00過ぎに武蔵野大学の製図室に到着。今日は空間造形3の第1課題の提出と講評会。
40人弱のうち、ビハインド(提出時間を超えて提出したもの)が7人とのこと。
13:00までざっと見て回り、気になるものに付せんを貼って回る。
13:00から講評会。今年で3年目だが、提出作品のアベレージは確実に上がっているが、1年目の学生のようなパワーが感じられない。
1年目は課題の条件も手探りで、コンセプト出しに時間がかかり、形になかなかならなかった。そこで年々課題を微調整して、条件を整理して来た。その微調整の結果が、形にはなるようになったが、そのもとになる考える時間によって出てくるなにかを削いでしまったのかもしれない。難しいものだ。
20:30全員の発表と講評、次回の課題説明終了。
その後製図室の準備室で、水谷先生と採点をして、21:00過ぎに学校を出る。
先に学校を出て、吉祥寺の居酒屋で打ち上げを始めている、アシスタントと学生のグループに合流する。
とりとめのない話も、後半は課題や建築などの話になって、白熱した。毎年、このようなことを繰り返し、一年経つと、随分と近い存在になっている。
0:00、店の閉店に会わせ、お開き。次の課題も頑張って欲しい。
○ 2007/5/29
さすがに昨日は疲れ、いつもよりゆっくり起きて、9:00に事務所。
昨日の打ち上げの影響が残っているのか、なかなか集中できない。
進行中のプロジェクトの確認やスタッフとの簡単な打ち合わせ。
OKBの是正工事の確認のため、14:00過ぎにスタッフと事務所を出る。
15:00からクライアントの会社の方と是正部分を見て回り、16:00前終了。
渋谷で書店により事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
KNH-Hの週末の打ち合わせ事項のまとめ等。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場で10分ほどダクを行った後、ハロン18〜20秒のキャンターでDコース(ダート)を1周半しています。前走の一叩きが効いて手先の運びが軽くなりました。気性も落ち着いた状態。乗り手も「上原厩舎のスタッフも『うるさくなる』って強調していたけど、そのわりには大人しい。変な癖もないですよ」と笑顔を見せています。レース間隔の優先順により出走が可能になり次第、投票する予定。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。あちこちに小さな痛みやぎこちなさがあり、なかなか思い切った調教が課せないものの、レース間隔があいたわりに息遣いはスムーズ。特徴の一つとして、やや前のめりになるためか、フラットコースでは特にすっと反応できないところがあるようです。東京3週目か最終週のダート1600mに出走する予定。
○ 2007/5/30
いつも通り8:00に事務所に来たが、なんだかまだ疲れが取れない。
連絡事項と日報のアップ。
HNH-KとKMHのスタッフ打ち合わせ。
明日の打ち合わせの準備。
13:00過ぎに事務所を出てKMHの現場へ。
14:00から定例打ち合わせ。
打ち合わせが一段落したので、あとはスタッフにまかせ、16:00過ぎに現場を出て事務所に戻る。
現場への行き帰りの電車の中で、今日はやはり疲れが取れてないのかやけに眠く、熟睡してしまう。
事務所に戻ったら、少し肩が軽くなっていた。歳だな。
明日の現場行きの準備を続ける。
○ 2007/5/31
朝7:30に事務所。雨上がりの気持ちよい天気だ。
明け方気がついたものを加え、現場行きの準備。メールチェックと日報のアップ。
8:30に事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、現場へ。
昼は抜きで、14:00前まで打ち合わせ。
再び駅まで送ってもらい、コンビニでおにぎりを買って電車に乗る。
15:30事務所に戻る。
進行中のプロジェクトのスタッフ打ち合わせ。今日の現場打ち合わせの報告を、AV関連の会社に連絡。
夕方に天気予報をみるも、次第に明日の天気悪くなってくる。明日のKTHの外観撮影は中止にする。
18:30過ぎ、雷雨も一段落したので、事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
21:00終了。いつものように近くの基地バーへ行って、一杯。10:45お開き。
○ 2007/6/1
昨日の現場で気付いたことが、早朝に思い浮かび5:00過ぎに目が覚めてしまう。
メモをとってもうしばらく寝ようとしたが、眠れないので6:00に起きて、7:00に事務所に来る。
簡単なスケッチを描いて建設会社にファックスをして電話をかけたら、丁度担当者が出掛ける所で捕まったので、スケッチの内容を伝える。さらに詳しくスケッチを描きファックスを送る。
馬主会の桐山から電話があり、ボッビッシュの日曜日の出走を知る。
スタッフが置いて行った今日の打ち合わせの資料をチェックし、もうひとつの打ち合わせの資料も足し、連絡事項を幾つかして、9:30に事務所を出る。
10:00からHMH-Kのクライアント打ち合わせ。7年前に竣工した建物の増築で、先日現地を見て来たことによる変更案を提示する。
その案について話し合ったあと、必要条件を再びまとめ直してみる。すると新しい道が見えて来たので、そちらも一度まとめてみることにして11:30過ぎ終了。
スタッフに模型を持たせ別れて、外苑前へ向かう。
家具のショールームで、KNH-Hのクライアント、コーディネーターと落ち合い、いくつかのショールームを回りながら、方針を固めて行く。
13:30ひと通り見終わり、お昼を御馳走になって14:30前解散する。
コーディネーターともう一軒ショールームを見て別れ、一人でさらにもう一軒まわり、渋谷に出る途中、東京ワンダーサイト渋谷の「東京画」展を見て、事務所に戻る。
重いサンンプルを持ち歩いて、随分歩いたので、良い運動になったが、疲れた。
進行中のプロジェクトの連絡事項が幾つも。
借りっ放しになっている図書館の本も気になり、18:00過ぎ自転車で図書館に返しに行く。
帰って来て、日報のアップをして、再び連絡事項いくつか。
来週は火曜日から土曜日まで、梁山泊の「エビ大王」の韓国公演の立ち会いでいないので、今週中に大事なことは済ませておきたいので、連絡事項が多いのは仕方がない。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。30日(水)に初となる追い切りを、松岡騎手が騎乗してウッドコースで行いました。格上馬を相手に先行し、最後は楽に先着。「思っていたとおり動きますよ。おいでおいでの状態でしたし、最後も持ったままでした」と松岡騎手は笑顔で述べていました。アクシデントなく、デビューまで順調に行ってもらいたいものです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
信楽牧場で調整中。トラックコースで乗り込まれています。この中間もダクとキャンターでトータル5000mほどの調教を消化。乗り手に「フットワークにバネがある」とほめられ、前後の扉を閉めて1〜2分駐立させるゲート練習もスムーズにこなしていました。あす2日(土)、柴田政見厩舎に入厩する予定です。
○ 2007/6/2
9:00に事務所。
大事な連絡事項を3件行なったあと、日報のアップ。
夕方までずっと、KNH-Hの家具図のチェック。
帰りに阿佐ヶ谷郵便局に寄って投函。
久しぶりに事務所で一日集中した。
帰りの、東スポを買って来て、明日の2レースの予想を見る。
ヂュベルが断然固い軸になっている。
○ 2007/6/3
朝7:30に起きて、明後日からの韓国行きの準備などをして、9:00前に大和町を出る。
10:00に東京競馬場のトキノミノルの像の前で、馬主会の桐山と落ち合う。
気持ちのよいよい天気だ。
10:10ころから、2レースのパッドックに出走馬があらわれる。ヂュベルは良い気配。一番人気の単勝2,4倍。
騎手の騎乗命令がかかり、馬達が本馬場へ向かうのに合わせ、われわれも馬場へ向かう。
今日は安田記念があるので客席は全て埋まっている。
ヂュベルの返し馬はフットワークも良く、落ち着いている。
発送時刻の10:30になるも、一頭落蹄鉄があり、発走が少し遅れる。
5分後ようやくゲート入りが始まり、スタート。6番のヂュベルは好スタートで2番手を進む。
4コーナーまで旨く2番手で折り合い、コーナーを回って追い出される。直線200mまでは先頭に立つも差が広がらない。
前走最後かわされた記憶が頭に浮かぶも、残り200mからは、どんどん後続を引き離し、2着に3馬身差の圧勝。(写真は桐山撮影)
苦節5年になるか。ついに初勝利。最後の200mは震えが来た。桐山と握手。
表彰式に登場するヂュベルを見に、ウィナーズサークルの側に行く。
今日はヂュベルが1着にくる馬券しか買わないと決めており、復勝は買わなかった。単勝は固かったが、復勝分と思って買った馬単で思わぬプレゼントをしてもらった。
5階のレストランコーナーで祝杯をあげる。
安田記念の馬券を買って、12:00過ぎに競馬場をあとにする。
新宿のデパ地下でお祝いのスパークリングワインと総菜を買い、大和町に戻る。
○ 2007/6/4
梁山泊が昨日ルーマニアから戻って来て、メールにて連絡事項いくつかきていて、添付資料をプリント。
その他、先週末からの連絡事項がいくつか。
10:00にスタッフが来たので、進行中のプロジェクトの打ち合わせ。
合間を見て、日報のアップ。
韓国に持って行く資料のまとめ。
果たしてどんだけ出来るか分からないが、建築の資料も持参しよう。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形3の後半の課題が今日から始まる。
先ずは、学生達の事例研究とコンセプトの発表。
18:30前終了し、事務所に戻る。
明日、5日から9日まで、新宿梁山泊「エビ大王」韓国ソウル公演のため、留守にします。
勿論スタッフはおります。
○ 2007/6/5
朝9:00に、新宿梁山泊の稽古場に集合。
ワゴン車などに分乗し、成田へ向かう。車中、ルーマニアでの様子などを聞かせてもらう。11:30成田到着。
カウンターで発券の手続きを済ませ、喫茶店で舞台監督、照明、大道具チームのミーティング。
それぞれ出国手続きをして、13:55発の大韓航空704便でソウルへ。
16:20ソウルインチョン空港着。インチョンは「夜を賭けて」の撮影以来だ。何年ぶりだろう。
迎えに来てくれた懐かしやカンソンさんと落ち合い、手持ちの衣装や道具を乗せた専用バスで劇場に向かう。
劇場に荷物を下ろし、19:30過ぎテハンロ(大学路)のホテル着。
20:00から歓迎の夕食会。
場所は1989年に「千年の孤独」で初の韓国公演を行った時に、やはり夕食会をやってもらった場所。何にも変わっていない。懐かしい。
今晩はサンギョプサル。遅れて今や有名俳優になっていると聞く、懐かしいキム・ウンスさん(パッチギ2にも出演してるそうだ)も参加。
途中、今回生演奏で芝居に参加の韓国メンバーのパンソリなどもあり、盛り上がる。
22:00、劇場にカルネの荷物が着くので、年寄りを残して劇団員は劇場に荷下ろしに向かう。
この会は何時にお開きになった覚えてないが、ホテル近くの店で2次会。2:00過ぎにお開き。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを中心に乗り込まれています。先週の東京の芝の未勝利戦の状況を見ると、中2週となる今週の出走は難しそうです。来週から始まる福島開催の前半に照準を定め、2週目の芝1800mあたりを目標にしています。引き続き、精神面は落ち着いた状態を維持。前走は久々の影響も有ったものと思われ、叩かれた効果に期待したいものです。
マイネルデュベル
3日(日)、東京で出走し、見事初勝利をあげました。番手を追走し、逃げ馬に外から馬体を併せます。手応え良く直線に入り、追い出されると、後続を3馬身突き放してゴールする強い内容でした。騎乗した岩田騎手は「抜け出してからふわふわしていたようにまだ余裕がありました。上でも通用すると思います」とコメント。いったん、ビッグレッドファームに移動する予定です。
○ 2007/6/6
9:15にテハンロのスターバックス前に集合して、地下鉄でミョンドンへ。ミョンドンからきつい坂道を歩いて5分ほどど劇場へ。
10:00から仕込み開始。
劇場はソウル芸術学院内の、南山ドラマセンター。客席を囲い込むスタイルの劇場で、客席の勾配もきつく、見やすい劇場だ。
2002年の「間」の公演の参加者や、一昨年の「唐版・風の又三郎」や昨年の「エビ大王」の公演の手伝いをしてくれた人たちが三々五々劇場にあらわれ、劇団員と旧交を温めている。
日本でなかなか劇場の詳しい情報が得られず難儀していたが、劇場に入ってからも、音響や照明でトラブルが出ていて、思うようにスケジュールとおり進まない。
ともかく各部署の作業を続け、22:00に作業終了し退館する。
明日で舞台監督は帰国してしまうので、照明の手伝いの方なども含め、大勢でテハンロの居酒屋へ。マッコリやパジョンが旨い。
1:00過ぎにお開きになるも、今晩も何人かでホテル近くの店で2次会。
○ 2007/6/7
9:30にホテルを出て、地下鉄で劇場へ向かう。
音響のトラブルは今日も続いている。
午前中、ダンスや殺陣の稽古が始まる。
昼過ぎから、各場のセットの位置確認と転換の稽古が始まる。
21:00前、やっと音響も落ち着いて来て、バンドのサウンドチェックがきちんと出来るようになった。
22:00退館。
いよいよ明日が初日なので、ホテルの近くの店で軽く飲んで、0:30過ぎにお開きに。
○ 2007/6/8
8:30にホテルを出て、9:00から各部署ごとに稽古の準備。
10:00から、照明の確認と場当たり転換稽古をオープニングから飛ばしながら追って行く。
ゲネプロ予定の14:00になっても、最後まで行かないので、ゲネプロを15:00からにして場当たり稽古をラストまで行なう。
15:00からゲネプロ。様々なトラブルで時間の余裕もなくなり心配だったが、大きな問題もなく、テンションの高い通しが出来た。
19:00から受付が始まる。19:30開場。
5分押しで、20:05開演。
たぶん定員600人くらいの劇場だが、お客さんは半分くらいか。でも見やすい正面はびっしり一杯。
ゲネプロのテンションは落ちず、しかも落ち着いた芝居で、素晴しかった。
オリジナルの音楽を作曲したミン・ヨンチさんのバンドも最高だった。
字幕は作家のホンギさんがオペレーターの側につきっきりで、丁寧に操作されていたので、日本語の台詞とシンクロして客の反応が返って来た。
芝居が最後の暗転を向かえると、拍手がおこり、カーテンコールでは掛け声もかかる程の反響だった。
南山ドラマセンターの客席を囲い込むスタイルにセットもはまった。昨年東京でつくったものが、まるでこの劇場のためにつくったように活きた。
この韓国公演に立ち会えたものは幸せだ、と心底思った。
是非同じバージョンで日本でも公演して欲しいものだ。
終演後、ロビーで初日乾杯。ラストのエビ大王と捨てられた娘パリテギが抱き合う所では涙が出たと、ジェスチャーで話す韓国のお客さんの側で、役者達はいつものように初日が無事終わり、ホッとし高揚した顔をしていた。
総勢30人くらいでテハンロの飲み屋へ行って乾杯。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。新馬戦があるなら、今週のレースに出走できるほどの状態です。後方から追いかけた6日(水)の追い切りでは、先行していた2歳馬の2頭を捕まえて突き放す脚力を見せつけました。「真ん中にいたキングヘイロー産駒もけっこう動く馬なのにこれだもんね。初戦から勝ち負けじゃないかな」と述べる相沢師も、福島初日・芝1000mでのデビューを楽しみにしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。2日(土)、信楽牧場から入厩しました。誘導馬をつけて、環境に慣れさせています。通常のメニューは坂路1本、またはコースを1周とゲート練習。まだ落ち着きのない仕草を見せることがありますが、鞍上の指示には従っています。「環境にも慣れつつあるし、ゲートをどんどん進めていきます」と柴田政見調教師はコメント。
○ 2007/6/9
荷物の整理をして9:30にホテルを出る。
皆は13:00過ぎから公演の準備だが、今日午後の飛行機で帰るので、ソウルをブラブラする。
こんな時間が取れると思っていなかったので、新しくソウルに出来た建築も調べてきていない。
とりあえずミョンドンで朝食と昼食兼のサムゲタンを食べ、CDを買ったりして、11:00劇場へ。
韓国スタッフに荷物を預け、チョンゲチョン(清渓川)へ向かう。
チョンゲチョンは昔からソウル中心部を流れていた川が、20世紀半ばに蓋をされつくられた高速道路を、最近撤去し蓋を外し、川を復元した少し前に話題のなった場所だ。
天気のよい土曜日、ということもあって子ども連れの人たちが散策している。
チョンゲチョンは日本でも高速下の日本橋の景観との関連で、良く話題上がる。部分的に古い石の柱と梁、擁壁の橋があった。帰って来てネットで調べたら、この部分が昔の状態を復元してる部分のようだ。
とにかくグランドラインから下がった水辺を歩くのは気持ちがよい。子ども達も水の中に入れる工夫がされている。
今回の旅で韓国の段差について考えた。ソウルは坂道が多く、階段の最後の段が突然大きくなったり、歩道から車道への段が大きい場所が多い。
前から気がついてはいたが、歳をとったせいか、今回凄く体に訴えて来た。
韓国人の気質もあるのか、劇場の階段も蹴上げや踏面が微妙に変わっていても、ケンチャナヨ(大丈夫)と言う感じである。
たぶん足元についての身体能力は日本人より優れざるを得ないだろう。
バリアフリーでならされた体には、けっこう応えるが、しばらくするとこっちの方が健康的に思えてくる。
地下鉄の工事中の進入禁止の囲いも、簡単なテープだけだし、きっと、日本ではこのような水辺で手すりもなく、子どもが自由に入れるようなことは許されないだろう。町中での危険に対する意識も高めざるを得ないだろう。
過剰なバリアフリーや防御をせず、韓国はこのままであって欲しいものだ。
チョンゲチョン途中で上に上がり、インサドンを目指す。
インサドンで坊主をひとつ入手。値切って値段を半分にしてもらう。インサドンの画廊をいくつかのぞきながら通り抜け、アングッから地下鉄に乗り14:00過ぎ劇場に戻る。
皆は三々五々、公演の準備をしている。主だった人に挨拶をして、15:00に劇場を出てバスでインチョン空港へ。
空港でいつも食べる、ビビンバを食べる。野菜がたくさんでとて美味しい。
18:40発の大韓航空705便で21:00過ぎに成田着。
バスで東京駅まででて、23:00過ぎに大和町に戻る。
東京駅に降りて、ほとんどの人が携帯を覗き込んでいるのを見て、とても異様な光景に感じてしまった。
もちろん、いつもの光景なのだが、ソウルでは町中で携帯を覗き込んでいる人は、限られていた。
○ 2007/6/10
9:30に起きて、洗濯機を回し、10:30前に事務所に。
大事なメールなど主にチェック。
打ち合わせテーブルに置いてあるものから見て、留守中それほど大きなこともなかったようだ。ホッとした。
雨が激しくなって来たので、買い物をして、昼前に大和町に戻る。
荷物を片付けたりして一日過ごす。
疲れが残っているので、早く休む。
○ 2007/6/11
朝7:00に事務所。
昨日チェックしなかったメールを見て、昨日確認した連絡事項などを整理する。
デジカメからデータを取り入れ、韓国行き中の日報を書き始める。
10:00、スタッフが来たのでKMHの打ち合わせ。
終了後も日報を書き続けるも時間が来てしまう。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
雨が上がって午後は蒸し暑くなって来た。
14:40から空間造形3の授業。
コンセプトとラフプラン、スケッチの発表。
美術館の課題だが、ほとんどの学生が形が先行してしまって、その形が出てくる根拠が空白だ。どうも、現在の美術、美術館についての知識、興味があまり感じられない。
始まったばっかりなので、まだこれからの展開はいかようにも出来るので、この際自分から美術について興味を持って、いろいろ見て考えを進めて欲しいものだ。
18:30終了。19:00に大学を出て、水谷先生とTAの学生達と三鷹の居酒屋で一杯。途中から製図室の山田さんも加わる。
久しぶりの日本の居酒屋にどっぷりはまってしまい、0:30過ぎ終電に慌てて乗る。
○ 2007/6/12
今日は暑い。30度近くになるそうだ。
疲れがまだ残っていて、ちょっとゆっくり起きて、9:00前に事務所。
昨日まとめきれなかった日報を書き続け、アップする。
午後一番で、唐組の辻さんがテントの相談で来所。
その後OKBのスタッフ打ち合わせ。
午後自転車で買い物に出て気がついたが、ソウルではほとんど自転車を見なかった。やはりあれだけきつい坂が多い町だからだろう。しかし、20年以上前、最初に行った頃は、自転車の後ろにリアカーに練炭を山ほど積んで行き来していたものだが。流石、練炭都市ソウルと言われるだけあるな、と感心した覚えがある。あれは、自転車ではなく、自動二輪だったのだろうか。
夕方再び、辻さんが来所。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。データベース作業もゆっくり動き出した。後半は、年表のたたき台を壁に張り合わせ、修正箇所などをブレスト。
21:00過ぎ終了。何人かのメンバーはいつものように基地バーへ行ったが、ソウル行きの疲れがまだ残っていたので、失礼して帰る。
○ 2007/6/13
今日もよい天気だ。
8:00に事務所。
メールチェックし、いくつかの連絡事項。
16日に2歳馬のマイネアルデュールが福島の新馬戦でデビューする。かなり評判が高い。福島行きたいが、ソウル行きの余波とその晩は唐組を見に行くので今回はパスすることを、馬主会の桐山にメール。
KNH-Hの家具について、ソウルに行っている間にコーディネーターとクライアントの間でやり取りされた資料の確認し、メールで所見を送る。
13:00過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
外壁の下地が張られ、形がはっきりして来た。坂道の上にあるので、室内を通り抜ける風が気持ちよい。
クライアント夫人も見え、簡単な打ち合わせ。夫人は熱心に現場を体感していらしゃる。
現場打ち合わせも一段落したので、後をスタッフに任せ16:30過ぎに現場を出る。
現場への行き帰り、それぞれ小一時間電車に乗るのだが、今日はとてつもなく眠くなった。
いつもこんなことないのだが、やはりまだ疲れが残っているのか。行き帰りとも、気がつけば30分近く熟睡してしまっていた。
しかし、風が涼しく外にいるのが気持ちのよい午後だ。
16日の福島初日に、マイネアルデュールが5R、マイネルボッビッシュが7Rで出走予定の情報が、ラフィアンのホームページにアップされた。
ただしボビッシュは除外対象なので、出走出来る確率は低い。一日に2頭出走となったら凄いのだが。
ボッビッシュの昨年の福島デビュー戦を見に行ってから、もう一年が経つのか。早いものだ。
○ 2007/6/14
今日から天気が悪くなりそうだ。朝はまだ雨は降っていない。
8:00に事務所。16日に見に行く唐組の件について、地図などをPDFにしてメンバーにメールする。
スタッフがまとめた唐組のテントの図面等をチェックし、コピーを取る。
13:00前に事務所を出て、唐組の辻さんと役所へ行って、相談。15:30過ぎ終了。事務所に戻る。
雑務といくつかの連絡事項。
マイネアルデュールは出走が確定したが、やはりマイネルボッビッシュは除外となる。残念。
○ 2007/6/15
梅雨入りして天気予報は曇りだったが、8:00に事務所に来る頃には陽が差して来た。
メールチェックし連絡事項いくつか。
9:00を過ぎたら晴れて、暑くなって来た。
10:00スタッフが来たので、KMHの打ち合わせ。
10:30建設会社来所。OKBの2期工事の見積の打ち合わせ。
ザ・ハウスの展覧会のスケッチ。ソウルの劇場で進めていたものの確認から。
14:00、来客あり。以前あるクライアントの紹介で建築の相談にアドバイスした方。時間がかかったが土地は4月頃入手出来、建設会社に計画を進めてもらっているとのことで、今回は縁がなかったことを、丁寧に挨拶にいらしてくれた。
終了後、一昨日から来ているものつくり大学のインターンシップの学生、小佐見君のガイダンス。
15:00過ぎ、KNH-Hのコーディネーターが来所。サンプルを持って来てくれる。いくつか打ち合わせ。おおよそまとまって来た。
その後、図書館へ。
小劇場の勉強会のデータベース作業に使う「ぴあ」を借りてくる。
自転車で行くも、夏のような陽気で暑いが、気持ちよい。昨日までの天気予報は、梅雨入りでずっと曇りだったのに、全然違う。
戻って来てザ・ハウスの展覧会のスケッチを続ける。
夕方小佐見君にデータベースの作業の説明。
19:00、ザ・ハウスの展覧会のスケッチをスタッフに説明。
バタバタな一日だった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
16日(土)、福島5Rの芝1000mでデビューします。松岡騎手が北海道へ遠征していたため、最終追い切りは助手が騎乗して持ったままでフィニッシュ。動きに関しては文句ありません。厩舎へ戻ってきた松岡騎手は「素直で自在性があるのも長所。1000m戦ですが行った行ったの競馬はさせないつもり。先々を考えて騎乗します。頑張ります」と引き締まった表情で答えてくれました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。併行してゲート練習も行っており、駐立は問題ありません。しかし扉が開いてからのダッシュに勢いがなく、もう少し練習が必要です。早ければ来週にもゲート試験を受ける予定なので、それまでに改善を図ります。普段はゲート練習と坂路1本のメニューを消化しています。
○ 2007/6/16
8:30前に大和町に、以前やってもらったテラスのスノコ工事の残工事をしに大工さんが来る。
9:00前に事務所。
メールをチェックし連絡事項いくつか。
今日も快晴。風があって気持ちがよい。馬主会の桐山は福島へ向かっているだろうか。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
11:30に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
マイネアルデュールの馬券を買い、モニターのパドック画像を見る。落ち着いて歩いている。
断然の一番人気だ。しばらくすると再びモニターにパドックの様子が流れる。
騎手がまたがり、本馬場に向かうところ。しかしその画面にマイネアルデュールはおらず、違う場所で何かしている。どうしたのかまったく分からず、心配になる。
一年前のマイネルボビッシュの時も同じように、騎乗前に馬がいやがった。嫌な予感が頭をかすめる。
12:20ゲートインし発走。スタートはそれほど悪くなかったが、加速せず後方に。4コーナーを回っても加速されず、最後は騎手も追っていなかった。残念。
その後新宿の家具のショールームとタワーレコードに寄り、新宿御苑のPLACE M(http://www.placem.com/index.html)へ。
森山大道の写真展「上海」。相変わらず、いかした写真だ。ファインダーを向ける目が、強くて優しい。
PLACE Mのショップで「荒木経惟 愛ノ花」という大判の分厚い新しい写真集を見つける。あまりの存在感に圧倒され、衝動入手してしまう。5kgの重さを抱え、事務所に戻る。
再び進行中のプロジェクトのスケッチを続ける。
17:30前事務所を出て、吉祥寺に向かう。
18:30吉祥寺駅公園口の改札で、小劇場の勉強会のメンバーと武蔵野大学の研究生、チェ・ミキとその友達と落ち合い、井の頭公園の紅テントに向かう。
唐組「行商人ネモ」の公演。19:00まだ明るい中、開演。21:00過ぎ終演。
その後7人で三鷹の居酒屋で一杯。
気がつけば終電前。慌てて終電にのって帰路につく。
○ 2007/6/17
よい天気で暑いが、風が乾燥していて気持ちよい。
一日大和町で過ごす。
午後、高円寺方面に買い物に出たら、高円寺文庫センターの店の移転が完了していた。今度は庚申通り商店街の中。
庚申通り商店街はどんどん良い感じに様変わりしている。
○ 2007/6/18
8:00事務所。
曇っているが蒸し暑い。
日報を書く合間に、連絡事項が続き、あっという間に10:00になってしまう。
昨晩、梁山泊は無事帰国しただろうか。
10:00過ぎスタッフとKMHの簡単な打ち合わせ。
10:30KNH-Hの防音室のメーカーの担当者が来所。仕様の打ち合わせ。
KNH-Hの照明のプロットの確認。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3のエスキスチェック。ほとんどの学生が先週の状態のまま停滞している。
いろんな可能性をアドバイスするも、分かってくれているだろうか。
自分で問題点を見つけることが大事なのだが。
形になる前の考え方を各々の学生に話し続けるのは疲れる。
時間はありそうに思えても、提出までもう一ヶ月になった。来週はどうにか次のフェーズに進んで欲しい。
19:00過ぎ終了。
水谷先生とアシスタント達と吉祥寺の居酒屋でお疲れの一杯。
0:00前にお開き。
○ 2007/6/19
昨日は疲れたので、少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
今日も暑くなりそうだ。梅雨入りしたのに、この天気。天気予報も毎日変わって行くので、KTHの外観撮影をしたいのだが、なかなか予定が組めない。
KNH-Hの照明器具のプロットをして、建設会社へファックス。
ものつくり大学の小佐見君がインプットしてくれている、小劇場の勉強会ためのデータの確認。
ザ・ハウスの展覧会用のスケッチをスタッフと打ち合わせ。
14:30、OKBの建設会社が来所。簡単な打ち合わせ。15:00過ぎ終了。
明日の現場行きの準備。
18:15事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。今晩は4人だけだったが、少ないは少ないなりに、具体的な話が出来るのが、この勉強会の面白さだ。
ものつくり大学の小佐見君がインプットしてくれたデータも、非常に参考になった。
21:00過ぎ終了。明日少し早いので、お先に失礼する。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。先週のレースは残念ながら除外されてしまいました。13日の追い切りではパサパサしたダートだったこともあって時計はかかっていますが、相変わらず良い動きを見せています。畠山師も「今度はやってくれると思います」と述べていました。24日(日)、福島の芝1800mへの出走を予定しています。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。この中間に休養厩舎へ移動して、昼夜放牧へと移行しました。移動初日は元気が良く、いななきながら放牧地を所狭しと走り回っていました。普段から馬っ気が強いのは元気な証拠。まだ周りの馬を気にするところがあって落ち着きませんが、慣れてくれば大丈夫でしょう。
○ 2007/6/20
7:30に事務所。
朝のこの時間は爽やかだ。
クライアントからのメールの返信を確認し、スケッチを描いたりし、今日の現場行きの準備を行なう。
8:30に事務所を出る。10:00過ぎに逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hの現場へ。
完全に夏だ。海の家も建てられて、水着で浜辺を歩いている人もいる。
14:00過ぎ終了。駅まで送ってもらい、電車を待つ間にハンバーガーをつまみ、事務所に戻る。
ものつくり大学の小佐見君に、昨日の勉強会で出た方針と修正案を伝える。
KMHの内部仕上げについてスタッフ打ち合わせ。
連絡事項いくつか。
○ 2007/6/21
今朝も7:30に事務所。
メールチェックをしながら、10:00からの打ち合わせデータの準備。
事務所に来る頃は曇っていたが、8:30頃になったら、陽が差して来て蒸し暑くなって来た。
天気を予測するのは難しい。
昨日から施行された改正建築基準法。建築関連のメールニュースを見ると、確認審査機関でも対応に混乱が出ていて、一部営業を休んで様子を見ている所もある、とのこと。
昨日の教育基本法の改正にしても、お墨付きをつくればとりあえず大丈夫、というような対応にしか見えない。そのお墨付きがどのような方向を向いていて、どのような利益を国民に与えるのかの論議は伝わって来ない。(もしかしてしていない論議は伝わるわけがない、なんてことでは。)
打ち合わせテーブルの上にスタッフが置いて行った、ザ・ハウスの展覧会用のたたき台の模型をエスキスチェック。
10:00KNH-Hの家具のコーディネイトをしてくれている方が来所。現在までの確認事項の打ち合わせ。11:00終了。
ザ・ハウスの案の打ち合わせをスタッフと行なう。引き続き、KMHの簡単なスタッフ打ち合わせ。
進行中のプロジェクトの確認。
14:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。定例打ち合わせ。
スタッフは14:00から先に打ち合わせを始めている。内装に使う予定の枠材のサンプルなどが15:00にそろうので、15:00から打ち合わせに参加。
15:30前にはクライアントご夫妻も見え、いくつかの決定事項を打ち合わせ。
18:00前に現場を出て事務所に。
暑さと夕方の雰囲気に我慢出来ず、事務所近くのコンビニでビールを一缶買って事務所に戻り、喉を潤す。アハーッ。
マイネルボビッシュ、24日福島7R3歳未勝利出走確定。
○ 2007/6/22
曇りだが、蒸し蒸しする。
8:00前に事務所。
ソウル行きから帰って来てから、何故だか昼間眠くなることが多い。
暑さばてが始まっているのだろうか。
スタッフが置いて行ったザ・ハウスの展覧会用の図面のチェック。
日報のアップ。
9:00、OKBの建設会社が来所。見積打ち合わせ。
KMH、ザ・ハウスのスタッフとの短い打ち合わせが時に入るが、一日集中して明日のKNH-Hの打ち合わせ用のスケッチと準備。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
16日(土)、福島でデビューを迎え、6着でした。向正面で挟まれ、馬体が接触して手綱を引っ張る不利。盛り返そうと押して行くも、一向に前との差が縮まりません。結局、そのポジションのままゴールを迎えました。この一戦だけでは、何とも評価できません。ただ、稽古の動きを考えれば、もっと走れるはずです。7月1日(日)、福島・芝1200mに出走予定。内田博幸騎手騎乗で巻き返しを図ります。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。ゲートにも慣れたようで、きのう21日に試験を受けたところ1発で合格しました。ただ、けさの馬体チェック時に右前の繋靱帯付近に微熱を持っていることが判明。そのため蹄鉄を外して2〜3日様子を見ることにしました。状態次第では無理をさせず、ビッグレッドヘ戻すかもしれません。
やはり、色々あるな。
○ 2007/6/23
昨日まで何故だか眠くなることが多い、と感じていたが、昨日バシッとつめてスケッチをしたら、今朝は元気になり、6:30過ぎに目が覚めてしまい、8:00前に事務所。溌剌になってしまった。
単に、「眠たい生活」を送っていた「眠たい人間」だと言うことか。トホホ。
この二三日、夜寝る前に「本田竹広トリオ ライブ・アット・鹿児島USA・1974Vol.1『Oleo』」(http://www.aketa.org/cdnew.htmlアケタズディスク)を聞いている。
本田竹広さんが亡くなって1周忌に発掘され発売されたライブだが、これが凄い。学生時代から現在までの愛聴番「This is Honda」が1972年の録音。このライブは2年後だ。
小劇場の歴史を辿っていても分かるが、70年代はいろんな意味で異議を唱えたり、物語を紡いだりすることで、時代との関係性を持ち新しい表現を得て行くことができた。しかし、現在との関係性を考えると、有効な表現の方法が随分違って来ているようにも感じる。でも、70年代の表現が今では意味を持ちえないのかと考えた時、そんなことはないと考えたい、と考える自分がいる。
そんなことはともかく、この本田竹広さんのライブ、一人でも多くの人に触れて欲しい。
今日の打ち合わせの準備を行なう。
早飯をして、1130前事務所を出て、三軒茶屋へ向かう。三宿のアンティークのショールームでクライアントと落ち合う。
いくつかのショールームで決まったことを確認して、クライアント夫人と合流し、事務所へ。
事務所で仕上げの最終に近い打ち合わせ。
18:00前終了。
事務所のホームページを作ってくれている、那須在住の紫水夫人のアコちゃんが、久しぶりに来京して高円寺の貝焼き屋でチェ・ミキと飲んでいるので合流。
紫水旦那も来京中だが、会社の用事で団体行動で来れなかった。残念。
レーザーに依る視力回復手術の術後検診で来たとのこと。たまたま貝焼き屋の板さんも、1週間前に同じ所で手術を受けていたので、その話でひとしきり盛り上がる。他の人にも聞いてはいたが、術後はかなり爽快らしい。視力の低下と老眼に、最近ほとほと困っているので、調べてみよう。
今晩、実家の宇都宮に帰るアコちゃんは21:00前に高円寺から電車に乗った。
チェ・ミキと大将に行き、もう一杯飲んで帰る。
○ 2007/6/24
7:00前に目が覚めてしまったので、二度寝するも、8:00には完全に目が覚めてしまい、起き上がる。
今度の金曜日の馬主会の会合用に桐山が送ってくれた、ラフィアンの当歳馬のDVD映像を見て、チェック。
しかし60頭の映像を見ているうちに何がなんだか分からなくなってくる。当たり前だ。これで将来の様子が判断出来たら、こちらを仕事にしている。勿論、仕事にしている人にだって、確実なことはないのだろうが。
早めに昼を取り、12:00前に大和町を出て新宿の場外馬券売り場に向かう。
今日はG1宝塚記念なので馬券売り場は結構混んでいる。
しかし、新宿の馬券売り場にいるおじさん達は個性があるな。その顔を眺め、話しを聞いているとい、つい頬が緩んでしまう。
3連単のような倍率の高い掛け方を投入しJRAは射幸心を煽るが、100円から買えて、昔ながらの単勝復勝、枠馬連が残っていて、騎手が競走馬にのってレースをする、という基本形が残っている限り、パチンコのように訳の分からない世界になってしまわない部分は確実に残って行くだろう、と変な安心をする。
7Rのパドックの映像を眺め、オッズを見ていると、ボビッシュの単勝がどんどん上がって行く。締め切り間際には100倍前後になっていた。
レースは、落ち着いたスタートで、バグンの中段以降に位置し、最後までそれで終わりかと思ったが、4コーナーを回って直線に入ったらジリジリ追い上げ、一二着馬からは少し間があいた三着ば二頭(同着)にあと少し、というところでゴール。5着だった。
しかし先に繋がる良いレースをしたな。ゲートでの難しさもここ2レースでは全くなり、これも好材料だ。
新宿御苑のPLACE M(http://www.placem.com/index.html)へ。
先週展示変えされた森山大道の写真展「上海」。雨の中、少人数だがひっきりなしに来館者がいて、森山大道ファンの熱さを感じる。
14:30大和町に戻り、15:00から競馬中継を見る。
馬券を買って来た宝塚記念は惨敗。
17:00、西荻の父と高円寺の二楽亭前で落ち合い、チェ・ミキと3人で焼き肉を食べる。
○ 2007/6/25
8:00にいつものように事務所。曇っていて、自転車に乗っていると半袖の腕が少し寒い。
日報のアップ。土曜日の打ち合わせでペンディングだった部分について、クライアントから連絡がある。
いつも読んでるブログのひとつ。
「カフェ・ヒラカワ店主軽薄」(http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/)
6月24日付け「善悪もまたあざなえる縄のごとし。」を読み、思わず膝を打つ。よーいってくれた。
「このおっさんが、商品に「牛肉」と表示せずに、
「牛肉風」と表示すれば何の問題もなかったということなのか。
だとすれば、かれの罪はただ、表示を偽ったこと「だけ」である。
魚肉ソーセージが、大好物であった俺はつい、そんなふうに思ってしまう。」
の一節に拍手。そして、
「夜半に雨が上がる。
溝口健二の『赤線地帯』を見る。
このリアリズムは悲惨だが、絶望的とは言えない。」
にしみじみ。
雨が上がったのを見て、自転車で図書館に、小劇場の勉強会データベース用の「ぴあ」をピックアップに行く。同時に、ザ・ハウスの展覧会用の計画の資料も探して借りてくる。
13:30過ぎに事務所を出て武蔵野大学へ。
三鷹で武蔵野大学行きのバスに乗ろうとしたら、東南アジアの若者に、大学行きのバスか、と聞かれる。
そうだと答え、直通だと話す。バスに乗り、どれくらいかかるのかというので、10分くらいと答える。
こちらの英語もたどたどしいが、彼の英語も聞き取りにくい。
バスが正門手前の停留所に着いたので、正門を教え、どこから来たのか聞いたら、香港からだとのこと。
日本語も全く出来ないし、違うだろうなと思いながら、この学校に入学希望なのか聞いたら、そうでないと言う。
段々複雑な会話になって来た。彼はおもむろにiPodを取り出し、「松たか子」の部分を示し、彼女がでていた映画「April Story」にこの学校が使われているので見に来たという。知らなかった。学生じゃないけど大丈夫か、と聞くので、気にしないで、と答えわかれる。
撮影に使われていた所が、無事探し出せたならよいのだが。
14:40から空間造形3のエスキスチェック。
半分くらいの学生しか見せに来ない。手詰まりになってるのだろうか。あと2週間で提出なのだが、敷地に平面を置いて検討している学生が少ないので、先ず早急にそこまで行くように発破をかける。
18:30過ぎに終了。製図室の準備室で水谷先生とアシスタントと少し話をして、19:00過ぎに学校をでる。
今日は皆それぞれ用事があるとのことで、おとなしく帰り、馬主会のための復習をする。
雨ふる日曜日。
まるの歯を磨く。
まるは歯槽膿漏が悪化している。
歯茎から血が出て、吐息が臭い。
歯ぐらい自分で磨けよ。
そう、つぶやきながら、ごしごしと磨いてやる。
やはり、医者で根底的に歯石をとらないとだめなのかもしれない。
俺も歯槽膿漏で苦しんだ。
喫煙が歯茎に悪い影響を与えるという。
まるも、俺に隠れて喫煙しているのだろうか。
ヘビースモーカー犬。
酒も飲むのか。
酔いどれ犬。
暗い雨ふる日曜日に、
加齢臭のおやじが、加齢臭のポチと散歩している図は
長寿国の未来図である。
哀愁はあるが、悲惨とは言えない。
豚肉を牛肉と偽って売っていた業者がいた。
食べて見ると、牛肉の色をしていて、牛肉の味がするそうである。
「がんもどき」ならぬ「牛肉もどき」である。
鉄分調合と味覚の研究を重ねて、コストダウンを図ったのであろう。
♪どうせあたしを、だますなら だまし続けて欲しかった
ほかに、何が言える?
このおっさんを、極悪非道の罪人であると
マスコミも識者も指弾しているが、
競争優位、コストダウン、利潤追求をつきつめれば
これは「経営努力」のひとつの必然ではないのか。
俺は、この「島田洋七もどき」(似ている!)のおっさんを弁護するつもりはないけれど、
このおっさんが、商品に「牛肉」と表示せずに、
「牛肉風」と表示すれば何の問題もなかったということなのか。
だとすれば、かれの罪はただ、表示を偽ったこと「だけ」である。
魚肉ソーセージが、大好物であった俺はつい、そんなふうに思ってしまう。
残余は、己の味覚に騙されて食った奴の自己責任である。
騙された方が悪いというのは、自己決定、自己責任、自己実現を旨とする
グローバル市場主義の必然的な結果であって、
みんなで市場経済に加担してきたのである。
「利潤」は透明な記号で、
その中にはいかなる倫理も道徳も含まれてはいないと。
「利潤」が試算表の数字になった瞬間に、
それを生み出した製造プロセスの文脈が外されて、
経営手腕や立身出世の物語が始まるのである。
商工リサーチや、帝国データバンクの信用調査の文脈の中に
製造倫理や販売倫理といったものはカウントされることはない。
金融機関の与信設定も、同じである。
試算表に計上される数字だけが信用の担保だということにしてきたわけだ。
このような製造プロセスと、資本蓄積プロセスの乖離の総体を
俺は「病」と呼んだのだと思う。
しかし、だからと言って、企業およびその活動のすべてが腐っていると
いいたいわけではない。
腐っているものはすべて廃棄すべきだとも思わない。
同時に、この病が発症して引き起こされた企業不祥事の原因が
すべて倫理観の欠如した悪しき経営者にあるわけでもない。
先の爆発エステの社長や、
偽装建築士や、
今回の偽島田洋七に対する
ヒステリックな難詰の声の主たちは、
正義は我にありとでも思っているのだろうか。
しかし、世界は善と悪、平和と戦争、勝者と敗者によって成り立っているような
単純で分かりやすいものではないだろう。
単純で分かりやすい思考の中にだけ、単純で分かりやすい世界があるだけである。
本当は世界は単純でもなければ、必要以上に複雑にもならない。
アダム・スミスが言ったように、
人間は自分がそうしようと思うこととは違うことを実現してしまうということである。
だから善悪はあざなえる縄のごとく映ずる。
そのことの意味が分からなければ、
善は悪に、平和は戦争に、勝者は敗者に容易に入れ替わる。
人間は、自分に似せて病を内包したシステムを作り出し、
その上で生きているということに自覚的であるべきだといいたいだけである。
(じゃあ、どうすりゃいいと言うんだよ。)
だから、何度も言っている。
病は無くなりはしない。
必要なのは、病の自覚と、そこからしか導き出されない「節度」だと。
夜半に雨が上がる。
溝口健二の『赤線地帯』を見る。
このリアリズムは悲惨だが、絶望的とは言えない。
○ 2007/6/26
今日も曇り。外はそうでもないが、風がないので室内は蒸し蒸しする。
8:00に事務所。メールや連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
今日の平川ブログ(25日付け)もいかしている。
14:00、唐組の辻さんが来所。テントについて30分程。
進行中のプロジェクトに集中したいが、雑務が後から後からわいてくる。
やっと16:00過ぎに雑務を済ませ、進行中のプロジェクトの作業に集中する。
マイネルボビシュ
24日(日)、福島で出走し、5着でした。トレセンの地下馬道で膠着したり、後退したり。上原厩舎で管理されていた頃と同様の怪しい挙動が再び見られ、ゲートを心配していたものの、むしろ行儀が良いほどでした。中団待機から外を回って追い上げます。馬群が一団となり、距離のロスが大きくなってしまったものの、最後まで渋太く脚を伸ばしていました。勝ち馬との着差が最も小さかった今回。3着馬とは半馬身差です。どこかでチャンスもあるはず。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。1日あたり19時間ほどの昼夜放牧を行っています。トレセンから戻ってきた当初のピリピリした面が薄れてきました。筋肉が少し落ちたように見えるものの、調教から離れているだけに仕方ないでしょう。普段の生活を送る分に深管を気にする仕草は見せません。
一勝した馬と未勝利の馬。置かれる環境の違いは大きいものだ。ましてやこの時期になってくると。複雑な心境だ。
○ 2007/6/27
朝陽が差して来た。天気予報当てにならず。
明日の天気も、昨日の段階で晴れだったが、曇りに変わっている。KTHの外観撮影のめどが立たない。
8:00に事務所。
昨日日が傾いてしまって決めきれなかった仕上げ材を決め、建設会社にファックス。
HMH-Kの増築案のスケッチ。面白い展開になって来た。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
14:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。風はあるが熱い。スタッフは14:00過ぎから打ち合わせをしている。
検討部分の場所に行って、様々な打ち合わせ。17:00前にあらかた検討事項が片付いたので、後はスタッフにまかせ現場をでる。
18:00前に事務所に戻る。
ザ・ハウスの展覧会用の模型も少しずつ形になって来た。こういう課題みたいなものの計画は自由で楽しいのに、学生達は楽しめないのだな。まあ自分もそうだったか。
明日の天気予報を見て、新さんとKTHのクライアントに連絡。明日の朝7:00過ぎの天気予報を見て、撮影を行なうかを決めることにする。
引き続き、HMH-Kのスケッチ。
マイネアルデュール、1日福島1R出走予定がアップされる。
○ 2007/6/28
朝起きて外を見る。陽は射している。薄らとしてはいるが空は青い。
天気予報を見ると、午後は曇ってきそうだ。
新さんに電話する。判断が難しい天気だが、KTHの外観撮影は梅雨明けを待つことにする。
引き続きクライアントにも撮影延期の電話をする。
8:00に事務所。
打ち合わせテーブルの上ザ・ハウスの展覧会用の模型と図面をチェック。
今晩の小劇場の勉強会のようの資料を準備。
明日のKNH-Hの現場打ち合わせようの資料を確認準備。
テントの件で午後の打ち合わせの帰りに、構造の山崎さんの所による段取。
合間に、KMHとザ・ハウスの準備についてスタッフ打ち合わせ。
HMH-Kのスケッチも続ける。
13:00前に事務所を出て、OKBへ。
建設会社と同行し、14:00より2期工事の見積りの提出と説明。
15:00過ぎに終了。
渋谷で頼んでおいた本をピックアップし、山崎さんの事務所へ。
テントの相談。今回の基準法の改正で、構造事務所も混乱しているらしく、山崎さんは静観中とのこと。正解では。
17:30事務所に戻る。
風はあるが、動くと熱い。陽は射していたが、昼過ぎからは空は白く曇っていたので、撮影は延期して良かった。
18:30過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。
パブリックの劇場の実績者の方の参加が今晩はあり、色々なお話が聞けた。これからも時間があれば参加して頂きたい。
扇田昭彦先生がいらして頂ける日も決まり、年表作りも勢いがつきて来た。
マイネアルデュール、1日福島1R出走確定。
○ 2007/6/29
朝7:30事務所。
打ち合わせ机の上のザ・ハウスの展覧会用の模型とパネルのチェック。
結構面白い住宅が出来上がった。
2日からの展覧会、機会があったら見て下さい。(http://inaxginza.info/event/index.html)
細かい指示をスタッフに書いて、8:30に事務所をでる。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hの現場へ。
工事もあと一月強、ここまで来ると来るたびに進んでいる。
部分的ではあるが、良い感じで仕上がっていて、ワクワクして来た。
13:00過ぎに打ち合わせは終了し、逗子まで送ってもらう。
丁度15分後に電車があったので、いつものようにコンビニでおにぎりとパンを買って発車を待つ電車の中で食べる。
15:00前事務所に戻り、朝の指示の修正を確認。
連絡事項いくつか。
日報のアップ。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
19:00新宿で馬主会の桐山と落ち合い、当歳馬のセレクト会議。二人が文句無しに選んだ一頭と、もう一頭を決めて、21:00前に終了。今日はこれでお開きにする。
帰りの電車に乗っていたら、中野から新宿梁山泊の三浦さんが乗って来た。
二人とも降りる阿佐ヶ谷で一杯。韓国公演の二日目以降の報告を聞いたり。たぶん23:00頃店を出て、大和町に戻る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
7月1日(日)、福島1Rの芝1200mに出走します。中間も馬体を緩めることなく、坂路2本や坂路1本の後にウッドコースに入るトレーニングを精力的にこなしました。27日(水)の追い切りも後半重点で攻めましたが、決して目一杯ではありません。相沢調教師も「前走は不利があっただけで評価は変わっていません。普通に走れれば結果はついてくるでしょう」と述べていました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。右前脚の経過を観察するため、しばらくは曳き運動に終始。次第に患部が落ち着き、28日(木)から坂路に入っています。初日はハロン20秒、2日目となるけさはハロン17秒のキャンターで駆け上がりました。このまま進められそうです。牝馬にしては食欲が旺盛。軽く一息入ったことで馬体がちょうど良い具合にふっくらしました。
○ 2007/6/30
昨晩はなんだか飲み過ぎた。ワインがきいたか。
少し二日酔い気味で、8:30に起きる。
9:30に事務所。
KNH-Hの昨日の現場の様子の報告や、置き家具についての打ち合わせ事項を、クライアントとコーディネートをしてくれている方に、何度か連絡する。
KNH-Hの施工図をチェックして建設会社にファックスバック。
進行中のプロジェクトの確認。
とりためたDVDを少しずつ見て行こうと、「あにいもうと」成瀬巳喜男監督(1953年・大映・http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=23777)を見る。
無駄な説明は極力排されていているが、全く違和感のない編集。セットの中でも自然光を感じられる撮影照明。戦後からまだ8年年だが、各会社の撮影所の技術力はアベレージが高かったのだな。
○ 2007/7/1
朝7:30に目が覚めてしまう。7:45に起きだして、朝食をとりながら馬券検討。
9:00に大和町をでて、新宿の場外馬券売り場へ。
今日はG1のような大きなレースがないので、すいている。
福島の1Rのパッドック。マイネアルデュールは落ち着いている。
人気は2.7倍で一番人気になっている。
しばらくたつと再びパドック映像。騎手が騎乗して本馬場へ向かう。
アルデュール絡みの馬券と、メインのレースの馬券を買って、発走を待つ。
10:00、競馬場の映像がモニターに映し出される。
アルデュールはおとなしくゲートに入っている。ゲート入りが終了し、スタート。
良いとは言えないが、まずまずのスタート。だが、初速がつかない。騎手が追い出すが中段から前へはいけない。
そのまま4コーナーから外に追い出し、先行集団を追い上げ、3番手グループに上がるもそこまで。5着。
調教では走るのだが、距離が短すぎるのか。残念。
高円寺で買い物をして大和町に戻り、延び放題になっている定家葛の剪定。切断面の茎から飛び散る樹液が眼鏡にこびりつく。蔦系の雑草があって、そいつの繁殖が凄い。
小一時間で、西側の通路に面する部分を終了。
虫除けスプレーと汗をシャワーで流し、ビールで喉を潤す。旨い。
昼に蕎麦を茹でて食べる。
かなり乱雑になってるテーブル周りを少し片付け、15:00から競馬中継を見る。買って来たメインレースも外れる。
マイネルの馬券を買いに行ったついでに、何年か振りに少しメインレースの馬券を買っているが、馬券はまさに自分との戦いだ、ということを思い出して来た。
夜、「エロスは甘き香り』藤田敏八監督(1973年・日活http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=19893)を見る。
いろんな映像的実験が画面に現れるが、その画面のみが突出してしまって見えるのは、僕だけだろうか。70年代に見ていれば、その辺りが気にならなかったのだろうか。
○ 2007/7/2
土曜日にチェックした、施工図が気になり、7:30過ぎに事務所。
付け足しの項目を書き、建設会社にファックス。
日報のアップ。
KNH-Hの資料つくり。
13:40事務所を出て武蔵野大学へ。14:40から空間造形3の授業。
空間造形3の後半の課題も提出まで2週間。
さすがに今日エスキスチェックを受けないと、いかんともしようがないからか、学生が多い。
しかし、堅実にステップアップしている学生は極僅か。
ほとんどが敷地全体の計画に手がついてないし、模型もでて来ていない。模型を持って来ていても部分的で、変わっていないものが多い。
ともかくあと2週間でまとめなくてはいけないので、なるべく建設的なアドバイスを心がける。
20:30過ぎ終了。
21:00過ぎ学校を出て、水谷先生とアシスタント、実習等の中島さんと三鷹の居酒屋でお疲れの一杯。
中島さんとは、久しぶりの飲み会。
写真や映画の話で盛り上がる。
気がつけば0:40。終電に向け慌てて店を出る。
大和町に帰って、チェ・ミキと話しているうちに、テーブルにうっぷして寝てしまったようだ。3:00過ぎに目が覚めベットへ移動する。
○ 2007/7/3
ってなわけで、少しゆっくり寝て、9:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
KMHとOKBのスタッフ打ち合わせ。
昨日のKNH-Hの資料作りを続け、建設会社にファックス。
竣工に向けて、KNH-Hの連絡事項が多くなって来た。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。前走では少しでも気持ち良くレースへ臨めるようにと、返し馬の際は馬場に入れると同時に馬群から離れてキャンターへ降ろすなど、細かいところにも気を遣ったのが功を奏した模様です。最近は調教中に物見をしたりと若干集中力に欠ける面を見せているので、気をつけてあまり刺激をしないように心がけています。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。Mオーパー同様に、放牧するためにスタッフが厩舎に入ると早く出してくれといわんばかりに盛んにいななきます。帰ってきた当初は蹄底が少し敏感になっていて脚元を気にしていましたが、現在はそのようなことはありません。休ませると太りやすい体質で馬体がだいぶふっくらしました。
○ 2007/7/4
霧雨。
8:00前に事務所。
連絡事項をいくつかして、9:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。10:00前到着。
薪ストーブの打ち合わせをクライアントと暖炉屋さんと行なう。
10:30終了。その後もクライアントといくつか打ち合わせを行ない、11:30スタッフに後を任せ現場を出る。
しばらく前に入手した、「建築ジャーナリズム無頼」宮内嘉久著(中公文庫)を電車の中で読み続けている。
随分昔に「廃墟からー反建築論」と言う本を読んで、宮内嘉久さんの名前と、こういう発言をする人が建築のフィールドにもいるということが、強く印象に残った。
「建築ジャーナリズム無頼」は、建築ジャーナリストの草分けとして活動して来た宮内さんの眼を通した戦後建築史だ。「廃墟からー反建築論」の印象がまざまざとよみがえって来た。
この本の前には、「日本の歴史をよみなおす(全)」網野喜彦著(ちくま学芸文庫)の、「続」の前までを読んで、網野さんの歴史に対するパースペクティブの深度に、いまさらながら衝撃を受けた。日々の仕事の見据える範囲の狭さを、いたく反省し、ゆっくり読み進めるため、「続」まえのインターバルで一回本を置いた。
そして引き続き読み始めたのが、「建築ジャーナリズム無頼」だ。そしてこの本にも、襟を正される。
ああ、反省の日々が続く。
次に待つ、本棚の奥の方から引っぱり出して来た「大川慶次郎回想録ー杉綾の人生」。これにも同じように教え諭されそうな予感が。
進行中のプロジェクトのスケッチと確認。
18:30事務所を出て吉祥寺シアターへ向かう。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。18日の扇田先生の会へ向けての、現代演劇を軸とした年表作りの構成打ち合わせ。合わせて、その会の進行とテーマについてブレスト。そのうちに話しは多方面に展開して行く。面白い会になって来ている。
21:00終了。今晩は出席者7人全員で近くの基地バーへ。
23:00前、お開き。明日は勉強会のメンバーである鹿野さんやシアターワークショップの伊東さんが関り、今年の学会賞を受賞した「茅野市民館」の古谷誠章さんの記念講演会が建築会館である。勉強会のエクストラとして、参加出来る人は集合と言うことになる。
○ 2007/7/5
陽が差して気持ちのよい天気。熱くなりそうだ。
8:00前に事務所に来て、明け方気がついた事項をスケッチし、建設会社へファックスと電話連絡。
日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや確認。
13:30KNH-Hのブラインドの担当者が来所。打ち合わせ。
14:00過ぎに終了。
源泉税、個人の住民税の振込に銀行へ。至る所で言われているが、本当に住民税大幅に上がった。
17:15事務所を出て田町の建築会館へ。
小劇場の勉強会のメンバー、伊東さんをはじめとするシアターワークショップ、そして鹿野さんが関わった「茅野市民館」の建築学会賞受賞、設計者の古谷誠章さんの記念講演会へ。
勉強会のメンバーも何人か来ている。
18:30から講演会が始まる。最初、古谷さんが茅野を主にした作品レクチャーを行なう。後半は学会から二人が加わりディスカッション。
作品を雑誌で見たり読んだりでは分からないことが沢山あり、話しを聞くことで分かる部分が沢山あることを実感する。
古谷さんはレクチャーの中で、そこに行ってみて初めて分かる部分があることが建築の特質である、と言うような趣旨のことを述べていた。
前日の勉強会で話が出た、演劇やパフォーマンスの特質についての話しでも同様の話しが出た。
古谷さんは、そのような特質をその場所にいる人になるべく沢山感じて、見つけてもらえるように心がけて設計してるように感じた。
動く視線と言う部分で、共感するものを感じ、ヒントをもらった。
ワークショップに依る設計も、民主的な設計手法と言う部分より、見たこともない新しいものをつくって行くときの、使う側(すぐにの人も、将来にの人も)とつくる側が、その新しさに慣れるウォームアップだと言う話が、実践して来たことの話としても、観念的な話しとしても説得力があり、ここでもこれからの住宅設計に関するヒントをもらった。
幾つかの本を読み反省の日々が続き、少し建築に対して懐疑的になっていたが、やっと一度リセット出来そうな糸口が見つかりそうだ。
21:00前に終了し、シアターワークショップの取りまとめで茅野市民館の計画に関わった方々の飲み会にお邪魔させてもらう。武蔵野大学で非常勤講師をしているサウンドスケープの庄野さんも茅野の関係者の一人で、ご一緒する。
尊敬してる家具作家の方と知り合え、嬉しかった。
23:30過ぎ、お開き。
○ 2007/7/6
二日続けて遅かったので、少しゆっくり起きて、8:30に事務所。
今日も熱くなりそうだ。
13:00前に事務所を出て、いくつかのショールームまわり。
ベルコモンズ手前で建物の外壁を見ていたら、向こうから「オー」と声が聞こえ、そちらを見たら自転車に乗った檜垣さん。伺えば事務所がすぐ近くだ、とのこと。僕はこちら方面は滅多に来ないので、凄い偶然。檜垣さんとは何故か、こういう偶然の出会いが多い。
ショールームまわりを終え、表参道の「RAT HOLE GALLERY](http://www.ratholegallery.com/)に立ち寄り、古屋誠一写真展「im fluss 流れゆく」を見る。
古屋誠一さんの写真は、書店で写真集をパラパラ見たことはあるが、プリントを見るのは初めて。透明性の高い、美しい「私写真」だと、フッと、荒木経惟さんの写真が頭に浮かぶ。
その後、乃木坂のギャラリー間の「アルヴァロ・シザの建築」へ。
18:00前に事務所に戻る。
KNH-Hのクライアントへの連絡と明日の現場行きの図面作業。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
1日(日)、福島で出走し、5着でした。行きっぷりに余裕がなく、鞍上に急かされっぱなしです。何とか流れに乗り、4コーナーでは上位に接近するシーンがあったものの、直線で突き抜ける脚がありませんでした。この程度なのでしょうか。トレセンに戻り、感触を確かめた調教助手は「背中の使い方はむしろレース後の方が良い」と述べていました。次走は14日(土)、函館の牝馬限定・芝1200mの予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。4日(水)の坂路2本目に現地へきて初めてとなる15−15を消化。その後も右前の繋靱帯は落ち着いていて、まだ強い追い切りこそ行っていませんが大丈夫そうです。勾配がきつくなる後半も楽な手応えで駆け上がっており、まだまだタイムが詰まりそう。小倉2週目の牝馬限定・芝1200mでのデビューが目標です。
○ 2007/7/7
朝9:00に事務所。
現場行きの準備をして、11:30過ぎ事務所を出る。
13:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hの現場へ。
今日は足場ばらしをしており、外観があらわれていた。
改修工事だが外壁の色を変え、サッシとガラスを一部取り替えたので、全く新しい建物に見える。
内部を見て回り、打ち合わせ。
14:30過ぎクライアントご夫妻が到着。
17:30から逗子で結婚式があると言うことで、その前に現場を見てもらい、いくつかの打ち合わせをする。
外観を見たクライアントも、全く変わった外観を喜んでくれた。変えてないガラスも、新しいものに変えて合わせたい、との話も出る。
内部を確認してもらいながら、打ち合わせをいくつか行ない、17:00前に終了。
残っていくつか建設会社の担当者と打ち合わせして、18:00過ぎに駅まで送ってもらい、19:30過ぎ事務所に戻る。
現場でひとつ気になったことがあり、それが徐々に大きくなり、建設会社にファックスする。
○ 2007/7/8
昨日現場で気になったことが、頭の中で大きくなって来て、明け方に目が覚めてしまう。
何度寝ようと思っても、すぐそのことが浮かんで来てしまい眠れないので、8:00前に起きだして9:00に事務所へ。
答えを出すには、家電品の細かい寸法を当たる必要がありネットで検索していたら、接続出来なくなってしまう。
時々あることなので、AirMacのコンセントをさし直して見るも、ランプがつかない。
サポートに問い合わせたら、AirMacを取り替えるしかない、とのこと。
こういう時に限って、こういうことが起きるようになっている。
どこかで誰かが見ているような。
それ以外にもいろんなパラメーターを検討しないと、決まらないことなので、イライラしてくるが、落ち着かないととんでもない間違いを決定してまいそうなので、ひとまず冷静を保つように心がける。
しばらく考えて、今から出来ることで一番良いと思う結論を出して、建設会社にファックス。
昼前に大和町に戻る。
じっくり検討したので、段々気になっていたことを冷静に考えられるようになって来た。
そうなってみれば、とんでもないことではないのだが、気になりはじめると大変なことのように思い込んでしまう。
そういう場面が建築の中には度々あるのだが、いつも冷静でいるのは難しい。
15:00から、競馬中継を見ていたら、今日の結果のアナウンスに、福島2Rの3着にマイネルボビッシュの名が。
出走していたんだ。しかも3着。
一レースごとに確実に順位を上げて来ている。このまま1着にまで届くとよいのだが。
馬主会の桐山に電話。ボビッシュの件を留守録に入れる。
○ 2007/7/9
8:00に事務所。
AirMacはやはりうんともすんとも言わないので、ノートパソコンをLANケーブルの所まで持って行って、直接接続してメールチェック。
10:00にスタッフが来たので、マックサポートの話で交換に1週間くらいかかりそうなので、再度問い合わせて、そうならば交換と合わせて新しいものを購入するように指示をする。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形3後半の課題も、来週が提出。
10人以上の学生がエスキスチェックにくるも、最後のブラッシュアップの段階まで行っているものは2名程。
この状態でも、きっとCADを使えば提出物は出来上がってしまうのだろう。
これが問題ではないかと、授業の後の飲み会で話がでる。
もっと手を動かす訓練が必要なのではないかと。
19:00過ぎエスキスチェック終了。
水谷先生とアシスタントと吉祥寺の居酒屋で、お疲れの一杯。
アシスタントは途中で帰ったが、水谷先生と二人で、23:00過ぎまで。
○ 2007/7/10
ちょっとゆっくり起きて、9:00前に事務所。
無線LAN環境は昨日新しいAirMacを購入し、スタッフが復旧してくれていた。
しかし設定に一日かかったとのこと。やれやれ。
建設会社から来たファックスをチェック。すぐ担当者に連絡。
日報を書き、アップ出来なかった分を含め、アップ。
HMH-Kの検討をしてスタッフと簡単な打ち合わせ。
KNH-Hの現場指示図や事項をまとめ、ファックス。
パラパラと一日が過ぎ、仕事が捗ったのか、散漫だったのか分からない一日だった。
マイネルボビシュ
8日(日)、福島で出走し、3着でした。好スタートから、1コーナーで挟まれますが、怯まずに好位を追走。縦長の展開を道中はスムーズに流れに乗ります。勝負どころから進出し、直線では馬場の荒れてるインを避けて、真ん中から渋太く伸びてきました。池田騎手は「気の悪さを見せなかったし、1戦ごとに良化しています。タイムがかかったことも良かったと思います」とコメント。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧をしています。放牧地では青草を食んで、馬房では飼い葉を完食しています。1週間で一段と馬体が丸みを帯びた印象です。相変わらず馬っ気が強い同馬ですが、以前のように牡馬を見ていななくことはありません。
○ 2007/7/11
梅雨らしい天気が続く。
メールチェックといくつかの連絡事項、日報のアップ。
KNH-Hの確認事項をまとめ、建設会社にファックス。
午後一から、気なっていたがやっていなかった雑務(かなりあった)を片付ける。
昨日今日と一日事務所にいていろんなことが出来たので、気持ちの重しになっていたことが少しばかり軽くなった。
○ 2007/7/12
いつものように8:00に事務所。
KMHとHMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
連絡事項いくつか。KNH-Hの現場も慌ただしくなって来た。
13:00過ぎに事務所を出て、劇団1980「ええじゃないか」の来年のブラジル公演の打ち合わせに、下高井戸まで。
1980の稽古場近くの喫茶店で打ち合わせ。
来年はブラジルへの日本移民100年祭だとのこと。かなりの箇所のツアーであるが、なかなか劇場の情報が伝わって来ない。
15:30過ぎ、打ち合わせも一段落したので、失礼する。
その脚で渋谷に出て、「ボルベール」ペドロ・アルモドバル監督(http://volver.gyao.jp/)を見る。
打ち合わせと勉強会の間の時間にぴったりはまっている。アルモドバル監督の映画はこのところ、映画館で見ているので、上映終了になる前に、是非見ておきたいと思っていたので。
相変わらず、濃い映像の連続で、密度の濃い話しが展開される。
はたしてロケセットなのか、セットなのか分からない空間。嘘のようだが、リアルな感情が伝わってくる映像。そしてラストシーンは、とても演劇的だった。
プログラムに、アルモドバルはヒッチコックを尊敬していたとあった。デ・パーマとアルモドバル、両方とも大好きだが、そんな共通項があったのか。
19:00渋谷のシアターワークショップの事務所。小劇場の勉強会。
いよいよ来週は、扇田昭彦先生を招いての勉強会。年表の確認や当日の進行と準備についての打ち合わせ。
20:30過ぎあらかたの話が終わる。
遅れて来た人たちにざっと説明したりで、21:00過ぎシアターワークショップの事務所を出る。
残った5人で、渋谷駅近くの居酒屋で軽く一杯やって、22:30お開き。
○ 2007/7/13
今日もジメジメした天気だ。湿度が高い。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの図面チェック。
いくつかの日程を確認して、連絡事項。今日の現場行きの準備。
11:30過ぎ事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
外構、家具などの打ち合わせをして、16:30前の電車に乗って事務所に戻る。
クライアントにメールしたり、建設会社へファックスしたりして、17:15過ぎに事務所をでる。
吉祥寺で、待望の「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー・亀山郁夫訳(光文社文庫)の4、5を入手し、吉祥寺シアターへ向かう。
20:00から「あなたの寝顔をなでてみる。」珍しいキノコ舞踊団 。
約1時間のダンス公演。5人の女性のダンス。この人たちが、あと20年くらいダンス公演を続けていたら、魅力的だろうな、と思う。
終了後、チェ・ミキとハモニカ横丁のチェ・ミキのいとこのお店「アルコホリック」へ。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
14日(土)、函館1Rの牝馬限定・芝1200mに出走します。内田騎手や松岡騎手が「集中していない」と口を揃えていたことから、この中間の稽古からチークピーシズを試しています。実戦でも使用する予定で、今回はその効果に期待したいところ。きのう12日の夕方に函館競馬場へ向けて出発しました。前回の輸送時に熊癖を見せていたこともあって今回もその心配はありますが、パドックで極端にイラついていなければ問題ないでしょう。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。11日(水)の追い切りは、普通キャンターから15−15にペースを上げて、残り3ハロンからさらにスピードアップする内容。終いのタイムを要したのは、力の要る馬場だったから。脚元に注意を払わなくてはならないものの、2歳牝馬にしては飼い食いが良く、しっかりと乗り込めます。
○ 2007/7/14
9:00過ぎに事務所。
今日は一日天気が悪そうだ。しかし一日出かけなければならない。
事務所でいくつかの準備をして、10:00に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
函館1R、2歳未勝利にアルデュールが出走。
単勝と復勝を買って10:40発走のレースをモニターで見る。
スタートは良かったが、いつも通り、中間でダッシュがつかない。最後の直線でもジリジリ追い上げるが、前に届かず4着。
デビュー戦が6着。前走が5着。とすると後3レースで初勝利出来るのだろうか。まさか。
馬券売り場を後にして、昨年完成したKTHに向かう。
追加工事や手直し工事の打ち合わせ。
続いて京橋のINAXのザ・ハウスの展覧会へ。
京橋から渋谷に出て、松濤美術館の「大辻清司の写真 出会いとコラボレーション」(http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20070605_ootuji.html)へ。
今日までの展覧会だが、見に来てよかった。
実験工房のモダーンな作品と自分が暮らしている周囲を見つめた作品が並ぶ。特に後者は意識したことがなかったので、その優しい視点にグッと来てしまった。写真集では分からない何かがある。
昔代々木上原の現場へ向かう途中に、篠原一男さんが設計した大辻邸「上原通りの住宅」があり、その凛とした建ち方に、いつも元気をもらっていた。この中で一体どのような暮らしが営まれているのかも、いつも気になった。
松濤美術館を出て、新宿のヨドバシカメラに寄って買い物をして、三井ビルのエプサイト(http://www.epson.jp/epsite/)の森山大道展 「凶区 Erotica」へ。
機関銃のような展覧会攻勢。凄いエネルギーだ。
サイン会で森山大道さんにサインをもらう。
このサイン会が素晴しいのです。なにがって。それは話しだすと長くなるので・・・。
○ 2007/7/15
台風が東京に近づいて来てる、ということで雨読。
一番接近するのは15:00くらいとのことなので、午前中に自転車で高円寺まで買い物に行くが、午後は雨が上がってしまう。
夜、撮りためたDVDで「美しさと哀しみと」篠田正浩監督1965年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD21588/)を見る。
○ 2007/7/16
9:00に事務所。
ずっと見れなかったメールチェック。連絡事項いくつか。
メールで結構真剣に文を書いたり、溜まっていた日報を書いたりしていたら、それだけで14:30になってしまう。
KNH-Hの先週末の現場打ち合わせ事項を図面化してファックス。
「ええじゃないか」のブラジル公演用のセットたたき台など、舞台関連のスケッチ。
○ 2007/7/17
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
9:00過ぎに事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
10:00から打ち合わせ。11:00過ぎ終了。
事務所へ戻る。
連休明けで連絡事項いくつか。
明日の小劇場の勉強会の扇田昭彦先生をお招きする準備のひとつ、いままでの議事録の総集編のデータが届いたので、見てみる。
既に21回の会合を開いていた。半年経つ。扇田先生の会が、ひとつの節目になるだろう。
14:00事務所を出て、KMHの現場へ。
雨が続いて現場も大変だ。
設備の酒巻さんにも来てもらって、あらかた済んでいる配線や配管をチェックしてもらう。
後をスタッフに任せ、16:30過ぎ現場を出る。
事務所に戻り、いくつか連絡事項。
18:00過ぎに事務所を出て、新宿の喫茶店へ。
「ええじゃないか」ブラジル公演のセットについて、舞台監督の福本さんと打ち合わせ。
20:00前終了。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。少しテンションが上がり気味も、稽古中に手を煩わせるようなところはなくなってきました。前走はゲートも大丈夫だったように、精神的に大人になってきたように感じます。ビッグレッドへ放牧へ出してガスを抜いたのも功を奏しているのでしょう。次走は29日(日)、新潟の芝2000mが有力です。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。この中間から坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しています。現在はハロン17〜18秒ペースで様子を見ていますが、単走もあって行きたがるところもなくリラックスした走りを見せています。体をほぐすにはちょうど良い感じ。あとは馬っ気が治まってくれればといったところでしょうか。牝馬が滞在している厩舎を横切るといつも雄たけびをあげています。
○ 2007/7/18
今朝もどんよりした天気だ。
朝資源ゴミを出しに行ったら、猫がゴミ箱のそばの小さな公園を中を真剣に見つめている。
こちらがゴミ箱に近づいてもピックともしない。
ゴミ箱に缶をガラガラと捨てたら、突然ダッシュして公園の砂場にいた雀に向かって行った。一瞬の差で雀は飛び去ってしまった。
邪魔したかな。
夜寝る前に読んでいる、「放送禁止歌」森達也)(http://www.jdox.com/mori_t/index.html著(光文社 知恵の森文庫)が面白い。
少し前「封印歌謡大全」石橋春海著(三才ブックス)を書店で手に取り、入手し、パラパラ読んでいたら、懐かしい岡林信康さんの「手紙」について書いてあり、放送禁止歌になっていたと思っていた「手紙」を、「放送禁止歌」と言うドキュメンタリーの番組の最後で、森達也さんがフルコーラス流したことが書いてあり、見てみたいなと思っていたら、いつも行く古書店にこの文庫があった。
放送禁止歌は沢山あるように思っていたが、ほとんどは放送する側の自己規制でしかなく、その状況を追って行くことで、日本の特質があらわになって行く。深夜のドキュメンタリー番組「放送禁止歌」(http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/1999/368.html)を作っていくいく過程を本にしたもの。
8:00に事務所。
明け方にぽろぽろ気がつくことがあって、ひとつひとつ片付けて行く。
小劇場の勉強会の議事録や資料の整理。
唐組のテントの図面のチェックと修正。
梁山泊のセットの検討。
いろんなことが、7月の末から8月の頭にかけて、怒濤の如く押し寄せて来始めた。何故こんななるのか。誰かがどこかで見ていて、仕掛けていると思う他ないくらいだ。
17:30過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
今日の小劇場の勉強会は、演劇評論家の扇田昭彦先生を迎え、60年代からの演劇や劇場について話して頂く会だ。
18:00にシアターカフェに着くと、鹿野さんと中塚さんが既にセッティングを始めていた。
今日のためにひとまず完成させた、扇田さんの「日本の現代演劇」(岩波新書)を軸にした、1960年からの年表のプリントアウトも届いていた。
三々五々にメンバーが集り、準備を進める。
19:00扇田さんがいらっしゃり、シアターワークショップの伊東さんの会の趣旨説明や自己紹介から会をスタートする。
吉祥寺シアターの支配人の箕島さんや杉並芸術館準備室の桑谷さんも参加してくださった。
伊東さんとスズナリの市川さんの進行で、60年代から現在まで扇田さんが演劇状況を振り返り、合間に参加者から質問や話が挟まる。
20:15過ぎに話しが一段落して、テーブルのセッティングを変え簡単な食事が並び、つまみながら質問を中心に歓談。
扇田さんが文章には書かれていないことや、書かれているがそれに対してさらに考えていらっしゃることが、話の中に飛び出して来たりした。
現代演劇と並走して来た扇田さんの話をダイレクトに聞けて、勉強会の若い人たちは、どのように感じただろう。
21:30過ぎ終了。片付けながら22:00までそれぞれ挨拶などを行なう。
扇田さんは帰られたが、箕島さんや桑谷さんと残った会のメンバーで近くのバーで一杯。
23:00過ぎお開きに。
どのような会になるか少し心配だったが、なかなか充実した会になったのではないだろうか。ホッと、力が抜ける。
○ 2007/7/19
8:00前に事務所。
メールチェックや準備をして、8:30過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
曇りだが、海の家の前で何人かの若者達が遊んでいる。元気だなと思っていたら、どうやら撮影のようだ。レフ版が見える。
現場は先週より随分進んだ感じがする。完成の様子が想像出来るようになって来た。
昼頃から陽が差して来た。
12:30過ぎ打ち合わせを終え、駅まで送ってもらい、丁度電車があったので、いつものようにコンビニでお茶とおにぎりを買って電車の中で食べる。
14:30事務所に戻る。
スタッフと簡単な打ち合わせ。
17:00KMHのクライアント来所。フローリングやタイルの打ち合わせ。
18:00設備の酒巻さんと電気業者さんが来所。電気関連の打ち合わせ。最近の弱電は使い方に依って内容が随分違ってくるので、密な打ち合わせが必要になってきている。
19:00過ぎ打ち合わせ終了。
○ 2007/7/20
今週は昨日まででいささか疲れた。少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
先週末痛めた腰、随分良くなって来たように感じていたが、又少し痛くなって来た。
昨日の現場の写真を、クライアントにメール。
日報のアップ。
マイネマシェリ21日小倉5R出走確定。
今日のOKBの打ち合わせ事項をスタッフと確認。
13:30過ぎに事務所を出て、OKBのクライアント打ち合わせへ。
15:30終了。事務所に戻る。
舞台セットのスケッチをいくつか。
18:30過ぎに事務所を出て、三鷹へ。
chub(http://www.chub.jp/)国立本店のメンバーの笹さんが、西荻・高円寺関連の人を紹介してくれる、ということで待ち合わせ。西荻つながりと言うことで、プロダクトデザイナーの梶本さんにも声をかける。
笹さんの友人の藤高さん含め4人で、最近気に入っている「はたはた」へ。店は結構一杯。予約しておいてよかった。
藤高さんは、いま西荻に住んでおり、パートナ高円寺のスペースがを借り、ーの方と高円寺でギャラリーをやっている、と言う女性だ。高円寺のそのスペースを見て、衝動的に借りてギャラリーを始めた、という。
建築や写真、芝居の話などで盛り上がる。
「デザインサーカス」と言う本を出した梶本さんは、西荻のギャラリーMADO(http://www7.ocn.ne.jp/~mado3/)で展覧会をやるそうだ。楽しみだ。
気がつけば0:00を回っている。慌ててお開きに。
西荻や高円寺でなにか動き出せれば面白いな。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
14日(土)、函館で出走し、4着でした。スムーズにゲートを出て4、5番手を追走。流れに乗って直線で伸びるも、先着した3頭には届きませんでした。行きっぷりの良化については、チークピーシーズの装着、同馬自身のコンディション、気合いの乗り、力の要る現地の馬場、どれが直接的な原因なのかは分かりません。今週の半ば、ビッグレッドファーム明和へ。2週間ほど昼夜放牧した後に仕上げ直して厩舎に送り出す予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
21日(土)、小倉5Rの新馬戦・牝馬限定・芝1200mに熊沢騎手でデビューします。最終追い切りとなった18日(水)の坂路では、輸送も考慮に入れて終い重点で追い切られました。最後は脚が上がってしまいましたが、時計が掛かる馬場が非力な同馬に向いていなかったのもあります。パンパンの良馬場なら素軽い動きを見せてくれるでしょう。体調に不安はなく、デビューに向け、すべてが順調です。
○ 2007/7/21
少しゆっくり起きて、9:30前に事務所。
梁山泊の舞台セットのスケッチ作業。
11:30に事務所を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
小倉5R 2歳新馬戦にマシェリが出走。渋谷は渋谷でおじさん達がいい味を出している。おじいさん同士の小競り合いがあるが、力が出ないので、とてもスローな展開だ。
12:40スタート。2枠のマシェリは抜群のスタート。4コーナー手前までは先頭の3頭に入っていたが、徐々に遅れ始め、10着でゴール。
昼を取って、新宿梁山泊の稽古場へ。
15:00から「それからの夏2007」のセットの打ち合わせ。
夜、撮りためたDVDで「嫌われ松子の一生」中島哲也監督を見る。次の日の朝前日の晩映画を見たことを覚えていなかったくらい、全く印象に残らなかった。
扱っているテーマや話の奇抜さは、先日見た「ボルベール」と似た所があるように思うのだが、この違い。
女性達に対するリスペクトの違いを感じた。
○ 2007/7/22
蒸し暑い一日。
午前中先日手が着かなかった、南面の延び放題のジャスミンをチェ・ミキと剪定。
小一時間だが汗びっしょり。
刈った葉を袋に詰めている間に、蚊に何カ所も刺される。
シャワーを浴びて、ビールを飲む。
一日大和町。
○ 2007/7/23
8:00に事務所。
メールチェックや日報のアップ。
スタッフと簡単な打ち合わせいくつか。
11:00に事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日は前期の最後の授業。
空間造形3の後半の課題の講評会。
12:00に製図室に到着し、提出物を見て回る。
13:30より一人5分ずつ発表し講評を加える。
総勢38人。全て終了したのが19:30過ぎ。
さすがに疲れた。
成長は伺えるが、もっともっと深めて行けるはず。
後期の課題でも成長して行って欲しい。
20:00過ぎより、三鷹の居酒屋で水谷先生、スタッフの中島さんと山田さん、アシスタントの学生、学生達と打ち上げ。
たぶん終電くらいでお開きになったのだろうが、疲れからか、酔ってしまって覚えていない。
阿佐ヶ谷からの自転車も、フラフラだった記憶はある。
○ 2007/7/24
さすがに8:30起床。
9:30前に事務所。
久しぶりの晴天だが、飲み過ぎた朝には、ちときつい。
昨日話したことの情報を、アシスタントの学生にメール。
13:30過ぎ、唐組の鳥山さんと辻さん、唐ゼミの中野君が来所。
テントについての相談。
銀行に行ったり、雑務いくつか。
17:00KMHのクライアント夫人来所。電気業者さんと打ち合わせ。
強は進行中のプロジェクトの諸々をバタバタと。とりとめのない一日だった。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場からダートコースに入るメニューが組まれています。トレセンの地下馬道で膠着していたのは6月の一時期だけです。曳き運動中に気難しい一面をのぞかせるものの、調教助手を背にしている間は指示に従っています。荒れ馬場の前走を使ったわりにはダメージがなく、この中間もしっかり乗り込めました。スピードが要求されやすい外回りを避け、内回りのレースに投票したい考えです。29日(日)の芝2000mに出走する予定。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。馬房から連れ出した先日の朝、歩様の乱れが確認され、獣医に診てもらった結果、腰萎(通称:腰ふら)の診断を受けました。一般的には寄生虫など(今回については馬房で体勢を崩して痛めた可能性も考えられる)による神経障害が原因といわれ、これといった対処法がありません。能力への影響も含め、今後について現段階では何ともいえません。パドック放牧だけで運動を制限して経過を観察しています。
○ 2007/7/25
今朝もよい天気。梅雨はあけたのか。
打ち合わせテーブルに置いてあった、KNH-Hの建設会社から来たファックスに修正を加え、ファックスバック。
メールチェクや日報のアップ。
打ち合わせの準備をして、9:30前事務所を出る。
唐組の辻さんと役所へ行って打ち合わせ。おおむね確認出来たが、最後の一点が問題になった。これはなかなか面倒かもしれない。
12:00終了。事務所に戻る。
13:30に事務所を出て、視力回復手術の事前検査へ。
左右でかなり視力の違う近視と、最近ますますひどくなって来た老眼と、見えないことがストレスになっている。遠近両用眼鏡も考えて視力検査を受けたこともあるが、なんだかすっきりしなかった。
友人がこの視力回復手術を受け、たまたま話しを聞いて、これと老眼鏡の組み合わせが良いと思い、今回の検査となった。
待ち時間が長いのだが、18:00過ぎまでかかる。
結果は現在裸眼で、左0.09右0.03が術後には左1.5(90%で)右1.0(80%で)になるとこと。右目がかなり悪いので、視力を出すのは難しいが、たまたま角膜が平均より厚いので、問題ないそうだ。
8月の中に手術を受けることにする。
その脚で吉祥寺に向かい、武蔵野大学の水谷ゼミの飲み会にお邪魔させてもらう。
現在の4年生。昨年空間造形3・4で作品作りをした学生達なので、懐かしい。
さらに、昨年の卒業生4人もあらわれる。
皆元気そうでなによりだ。卒業生は社会に出て4ヶ月だが、随分大人っぽくなっていた。
2次会はハモニカ横丁の「美舟」。0:50終電前に水谷先生と二人でお先に失礼する。
皆は、「美舟」にまだ残っていた。
○ 2007/7/26
今朝もよい天気だ。
少しゆっくりで8:30過ぎ事務所。
メールチェックや連絡事項いくつか。
スタッフと簡単な打ち合わせ。
KNH-Hの図面チェックや打ち合わせ事項の準備。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBへ。クライアント打ち合わせ。2期工事の見積金額がまとまった。
16:00前終了。事務所に戻る。
中杉通りではやっと蝉が鳴き始めた。それにしても蒸し暑い。
猫もぐったりか。
ボビッシュ29日(日)新潟3R3歳未勝利出馬確定。
○ 2007/7/27
昨日は午後少し雨が降ったが、今朝もよい天気。梅雨明けか。
7:30過ぎ事務所。
メールチェクと日報のアップ。いくつかの資料を用意して、8:30事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
いつものように逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、現場へ。
仕上がって行く手前、もう一歩と言う状態。
塗装工事の養生が取れると、随分と雰囲気が変わってくるだろう。
海はもう夏だ。今晩は逗子の花火大会だそうだ。
打ち合わせ14:00過ぎ終了、逗子まで送ってもらい、いつものようにコンビニでおにぎりを買って、丁度の電車に乗る。
帰途、構造の山崎さんの事務所により、テントの相談。
17:00前事務所に戻る。
いくつかの連絡事項や雑務を行ない、スタッフとKMHの打ち合わせ。
武蔵野大学の学生諸君。日曜日は投票に行こうね。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。競馬場から帰ってきて間もないこともあって馬体には張りがあり、その状態をキープしながらふっくらと丸みを帯びてきました。身のこなしからも疲れといった疲れも感じません。近日中に騎乗を再開する予定。8月2週目に札幌競馬場へ入厩させるプランもあります。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
22日(日)、小倉で出走し、10着でした。好スタートから押して押して先団へ。なかなか軽快な走りだったものの、これからというところで苦しくなってしまい、直線でアクションが鈍くなりました。「息遣いが荒かった。これから体力が付けば」と熊沢騎手。柴田師は「レース前から1本追い足りないと感じていた。だから上積みがあるはず」とコメントしていました。25日(水)に坂路でのキャンターを再開。中2、3週での出走を予定しています。
○ 2007/7/28
今朝も晴天。朝から気温は高い。
以前入手下が読んでなかった、「秋の日は釣瓶落とし」岡崎京子作(双葉社・http://www.futabasha.co.jp/?isbn=4-575-94045-3)を昨晩寝しなに読んだ。
深い世界を持った漫画だった。ペトロ・アルモドバル監督が読んだら、映画にしたがるのではないだろうか。
やっぱ、岡崎京子は凄いな。
8:30に事務所。メールチェックと日報のアップ。
KNH-Hの現場指示図などを作成し、ファックス。施工図や見積の整理。
芝居関連の図面作業や雑務。
15:30事務所を出て、西荻窪へ。
昨日からGalleryMADO(http://www7.ocn.ne.jp/~mado3/)で梶本さんの「西荻デザインサーカス『応接間』」と言う展覧会が開催されている。
せっかく西荻まで来たので、実家に顔を出す。しばらく話をして、GalleryMADOへ。
実家のすぐそばの昔の住宅がギャラリーになっていた。
梶本さんらしい展示が、梶本さんらしい場所で展開されていた。良い意味で等身大でうらやましい。
17:00からオープニングパーティーということで、ビールを一本頂き、17:30過ぎにお暇する。
夜、明日の参院選に向けて「仁義なき戦い」深作欣二監督を見る。戦後を振り返って見る、と言う趣向だ。
○ 2007/7/29
8:30に起きて、テーブルまわりや洗濯物を整理する。
10:00過ぎに大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
新潟3R未勝利戦に、ボビッシュ出走。
場外馬券売り場の4階は、相変わらずおやじ達の掛け声が飛び交っている。
11:003Rスタート。ボビッシュは一時のゲートや返し馬でのきかん気は全く影を潜めたようだ。
スタートも良く、先行争い。
内ラチ沿いを1、2番手で進む。これでは最終コーナーを回ったら脚がなくなるか、と思っていたが、4コーナーを回っても後退して行かない。これなら、と思ったもつかの間、最後の2ハロン位から後続馬にかわされ、5着。先頭とはそれほど差はなかった。
書店により大和町に戻る。
昼過ぎから雷雨なので雨読。「カラマーゾフの兄弟」終盤を読み続ける。
15:00過ぎ、雨が上がったので投票に行く。皆雨で足止めされていたようで、沢山の人。何かが変わりそうな予感がする。
帰り道、いつも買いに行く鷺宮の魚屋で刺身を買って帰る。
参院選の結果は予想通り。しかし今回のような状況でも、予想通りにならない可能性が払拭しきれない世の中。予想通りで、満更捨てたもんじゃないな、と安心。
しかし、教育や改憲の改革路線を否定されたわけではない、と大本営のように繰り返す人たちは何なのだろう。
昨晩の「仁義なき戦い」の金子信雄の名演技が鮮やかに蘇る。
○ 2007/7/30
曇り。気温は低いがジメジメしている。
いくつかの連絡事項。日報のアップ。
ファックスで来たKNH-Hの図面チェック。
11:00過ぎ、OKBの建設会社の担当者が来所。2期工事の打ち合わせ。
引き続き、KNH-Hの図面チェックをして、ファックスバック。
KNH-Hの担当者やコーディネーターなどからの連絡や確認事項が何度も入り、バタバタした午後だった。
いよいよ竣工に向けて、ラストスパートと言う雰囲気になって来た。
18:00過ぎに阿佐ヶ谷駅の改札で建設会社の担当者と待ち合わせ。
事務所全員(インターンシップの学生を含め)とOKBの現場担当者と顔合わせの懇親会。
23:30過ぎにお開き。
○ 2007/7/31
昨晩の酒で、少しゆっくり起きて9:00前に事務所。
本当に酒が弱くなった。弱くなったと言うより、アルコールのエネルギーを消費出来ずに持て余しているのだろう。朝になっても体が熱く、無駄にエネルギーを消費しているので、静かに集中出来ないということになる。
家でいつものペースで飲むのが丁度良いということだ。
今朝は湿度が低く過ごしやすい。
一日事務所で進行中のプロジェクトのスケッチ。
午後一で、梁山泊の三浦さんとテントを制作してくれた会社の方が来所。懐かしい。いくつかの相談。
午後武蔵野大学の水谷先生からメールが来て、空間造形3後半の課題の選考を行なう。
マイネルボビシュ
29日(日)、新潟で出走し、5着でした。積極的な競馬を心がけますが、前の馬を壁にするタイミングを逸し、少し掛かり気味にビッグステージとハナを争います。決してオーバーペースというわけでなく、直線で交わされても粘っているようにレース振りが安定してきました。池田騎手もコメントしていましたが、うまく内に入れて2、3番手でスムーズな競馬ができればもっと際どい競馬になっていたはず。距離を克服できたのは収穫で、内回りなら芝2000mにこだわらず、2400m戦も視野に入れていきます。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和でパドック放牧されていましたが、腰萎(通称:こしふら)の状態が悪いままで、回復の見込みが立ちません。獣医によると頸椎の神経に異常をきたしている可能性が高いとのことですが、馬体には外傷や打撲痕がなく、原因についてははっきりしない状況です。このまま放牧していても治る可能性がないことから、池上調教師との相談の結果、引退することになりました。高い能力を秘めた馬だけに残念です。長い間、ご声援をいただきありがとうございました。
デュベルは我々に初勝利の喜びを味合わせてくれた馬だ。残念だが、お疲れさま、ありがとう。
○ 2007/8/1
朝8:00前に事務所。
メールをチェックしたりして、8:30過ぎ事務所を出て、KMHの現場へ。
10:00前に現場に着く。
住宅金融公庫の中間検査。30分程で問題なく終了。
クライアント夫人が見えたので、フローリングやタイルの打ち合わせ。
11:00過ぎ、OZONEのインスペクターが見え、検査。
12:00過ぎ終了。
しばらくクライアント夫人と打ち合わせをして、12:30過ぎクライアント夫人は帰路につかれる。
しばらく現場内を写真に撮る。気持ちのよいリビングダイニングになりそうな実感が具体的になって来た。
後の打ち合わせをスタッフにまかせ、13:00前に現場を出る。
14:30事務所に戻り、朝チェックしたメールの返信や、建設会社からのファックスをチェックバック。
18:00過ぎに事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
今日初日の予定だった「それからの夏2007」が下記の理由で延期になり、
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/
梁山泊ゆかりの人たちが集り、残念会を持った。
稽古場発表の芝居と、先日の韓国公演をドキュメンタリーにした映像を(釜山映画祭にエントリー中とのこと)見た後、皆で一杯やる。
23:30過ぎにお開き。
○ 2007/8/2
朝雨の音で目が覚める。結構降っている。
昨晩遅かったので少しゆっくり起きて、大和町を出ようとしたら、丁度雨がやんだ。
8:30に事務所。雨で湿度が高くなった。
進行中のプロジェクトのスケッチ等。
17:30、劇団関係者が集ってテントの打ち合わせ。18:30終了。
その後事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。徐々にメンバーが集り、10人強集合。
新たな参加者も加わる。
21:30終了。
引き続きの一杯は、あすが早いので失礼する。
○ 2007/8/3
風が強い。九州にいる台風の影響か。
7:30に事務所。メールチェック、現場行きの準備をして、8:00過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
設置場所を確認の上、指示しなくてはならない工事が入るので、いつもより早い電車に乗るために、早く事務所を出たのに、新宿に着いたら湘南新宿ラインが車両故障で止まっていた。
仕方なく品川まで出て、建設会社の担当者に遅れる連絡を入れ、横須賀線に乗る。
最近は公衆電話が無く、携帯を持っていないと連絡するのも大変な状況になってきている。便利なのか、不便なのか。
結局いつもと同じ時間の現場着になってしまった。
勿論先週より随分進んでおり、後一歩と言う所。皆汗びっしょりだ。
細かい打ち合わせや指示を出し、14:00前に現場を出る。
逗子まで建設会社の担当者に送ってもらい、いつものようにコンビニでおにぎりを買って、電車発車待ちの間に食べる。
16:00事務所に戻る。
テントについてのファックスやメール、電話のやり取りいくつか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。昼夜放牧を切り上げ、先週末から坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しています。脚慣らしを経て、早速、15−15へ。久しぶりに手綱を取ったスタッフは「前よりちょっと動きは硬いけど、相変わらず力強い」と感触を述べていました。先日の計測では、前走からプラス16キロの460キロ。26日(日)、札幌の牝馬限定・芝1200mを目標にしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。普段は多少のことには平然としていますが、追い切りで、他馬が寄ってくると逃げようとすることがあります。「小倉でモノレールの大きな音がしても驚かないのに、変なことに気を使っていたように掴みどころのない性格。まだ走ろうとする気持ちに、体がついていっていない感じがあります」と騎乗担当の助手。次走は検討中で、来週か再来週の小倉の予定です。
○ 2007/8/4
9:00に事務所。熱い。
メールチェック。建設会社からのファックスやメールに返信。
日報のアップ。
12:30前に事務所を出て、早稲田へ。
村野藤吾設計の文学部の校舎が取り壊しになるので、それを残念に思っている文学部で学んだ人たちが、見学会を行なっていたが、
参加出来ず、いよいよ最終とのことで、小劇場の勉強会のしかのさんと小池さんと最後の見学に出掛けた。
大学はオープンキャンパスで高校生が沢山。
文学部出身の小池さんの案内で、高層棟の上まで上がり、降りながら見学。
途中しかのさんは360度写真の撮影。(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/files/archive-22.html)
スロープのアプローチや中庭を有した配置から、階段の手すり(村野の独壇場)まで、学ぶことの社会性に対して愛情の込められた校舎だった。
その後、3人で演劇博物館へ。やはり勉強会のメンバーの幸さんが関わっている、黒テントの展示を見に行く。(http://www.waseda.jp/enpaku/special/2007kurotento.html)
同時開催が古川ロッパの展示。凄い記録が残っているのものだ。
それぞれ用事があるので、15:30過ぎ演博を出て解散しようとするが、あまりの熱さに全員もうろうとしている。
とにかくどこかで一服仕様と、ビールも飲める店を探すも、なかなか無い。
とにかく高田馬場まで出る。この時点で、これから行こうと思っていた、知り合いのオープンハウスは断念。
一緒に行こうと思っていた友人に電話。意志薄弱を詫びる。
3人で高田馬場をさまよい、16:00開店の居酒屋の近くで10程待機して、オープンと同時に飛び込む。
待っていたのは我々だけのように思えたが、開店と同時にあれよあれよとお客さんが入って来て、すぐに結構一杯に。
それからの話が面白かった。
小劇場のアーカイブ作成の試案や、小説、映画、演劇について話しは尽きない。
まるで文学部の霊がついたようだ。
6時間以上飲んで話して、22:30お開き。
楽しい会だった。
○ 2007/8/5
今日も暑い。
一日大和町。
昨日オープンハウスへ一緒に行く予定だった友人への、お詫びのメールの一部。
彼は、前回の文学部の見学会に参加している。
「文学部良かったです。
ほんの短い時間で生産システムや建築(のみならず社会)を評価する軸が変わってしまい、
普通にある材料を用い人の手を使って作ることは大変なことになって成り果てしまいました。
今日偶然、しまおまほさんが安藤忠雄さんの水先案内で、コルビュジェの住宅を訪ねるTV番組を見たのですが、
サボア邸、マルセイユのユニテ、カップマルタン等全てに文学部と同じような質を感じました。
それは何かと考えてみたら、人ととても近い関係で作られている、と言うことに思い至りました。
人間を軸に構想や生産が発想されている、というか。
それらが空間の持つ質として、必ず表れて来るのですね。」
○ 2007/8/6
今朝も暑い。8:00前に事務所。
メールチェックや連絡事項いくつか。
テントの連絡いくつかとスタッフ打ち合わせ。
KNH-Hの増減の確認や連絡事項。
夕方になり、日が陰ると気温が下がり、風も気持ち良くなる。
ブツブツと途切れた一日だった。
○ 2007/8/7
昨晩から湿度が多少低いのか過ごしやすく、今朝もよい天気だが昨日一昨日に比べ、爽快な朝だ。
KNH-Hの気にかかっている点を確認。
進行中のプロジェクトのスケッチを行なう。
インターンシップで来ていた、ものつくり大学の小佐見君も今日で終了。
2ヶ月弱。長いようで、終わってみればあっという間だった。
18:00過ぎに事務所を出て、高円寺の二楽亭でお疲れ会。
途中からチェ・ミキも加わる。
2次会は大将。
沢山の話をした、とても楽しい会だった。
0:00前、お開き。
小佐見君、お疲れさまでした。
○ 2007/8/8
少しゆっくり起きて、8:30に事務所。
KNH-Hやテントの連絡事項いくつか。
久しぶりの雑誌掲載の月号が確定し、資料作成のメールが届く。
10:00過ぎ、唐組の辻さんとテントを製作した会社の方が来所。打ち合わせ。
11:00過ぎ終了。
今日も進行中のプロジェクトの確認事項を転々とやって行く一日になる。
マイネルボビッシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。レースを使った後は、全休日明けの火曜日から乗り出すのがいつものパターン。手先の返しが硬く感じた今回は、楽をさせるために騎乗再開日を木曜日に遅らせました。今後、通常の未勝利戦へは1回出走できるかどうか。2000mにこだわってはいられません。2200mや2400mだけでなく、状況によってはダート戦や札幌への遠征も検討します。
○ 2007/8/9
今朝も暑いぞ。
熱中症ではないだろうが、なんだか体が火照ったような感じがとれない。
雑誌掲載資料のアンケートを書き込んで、クライアントへメール。
今日も進行中のプロジェクトの確認やスケッチを、思いつくままに行なう。
18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。今晩は6人でこじんまりと。
先週今週はメンバーに何人かいる4年生・修士2年生達の卒論・修論についてのブレスト。
自分も当時は途方に暮れたものだが、この歳になると、純粋に研究テーマを追って考えることの楽しさが身にしみて分かってくる。
彼女達の話を聞いていると、こうしたら楽しみながら論文が書けるんじゃないか、というアイデアが沸々とわいてくるから不思議なもんだ。
頑張ってね。
21:00過ぎ終了。
本日も明日朝から現場行きなので、一杯には失礼して帰る。
○ 2007/8/10
7:30前に事務所。
15日にレーザー角膜屈折矯正手術(俗にいうレーシック)を受けることになっているが、昨晩気がつけば一週間前。
手術に向けて、点眼を始めなくてはならないことを思い出す。
現場や事務所も夏休みなので、15日が良いかなと思って決めたが、結局その前後はいろんなことでバタバタしそうな雰囲気がして来た。
まあいつに決めても、大体そういうことの前後にいろんなことが集ってくることが多いのだから、、仕方が無い。
日々の流れに、ひとつ石を投じ、少しそこが塞き止められると言う感じか。
8:30過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
逗子でいつものように建設会社の担当者にピックアップしてもらい、現場へ。
養生がとられ、全貌が明らかに。一部屋一部屋が広いので、のびのびしたゆったりした空間が出来上がっている。
納まりや仕上げが指示と違っている所や、未施工の部分もあるが、どうにか来週から使うには問題ない段階だ。
置き家具や家電品の搬入、オーディオのインストール、仕上げ工事と現場は戦場のようになっている。
いろんな所で呼び止められたり、細かい打ち合わせ。
設備の酒巻さんも昼前に来て、設備のテスト。あらかたの取り扱い説明を聞く。
気がつけば14:30過ぎ。酒巻さんと目の前の海岸の海の家に行って、焼きそばとビールで昼飯。
まわりはもちろん水着で寛ぐ人ばかり。しかし、我々のまわりにも確実に夏があるのだ。
あまりの暑さに汗が吹き出し、ビールを飲んでも全く酔わない。
しばらく現場を回り、バスで逗子まで出て、事務所に戻る。
明日から夏休みなので、スタッフと引き継ぎの簡単な確認。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
10日(金)、函館競馬場に入厩しました。先週はスピード調教を3本消化。他の日も15−15で登坂させたようにハードなメニューを課しました。さすがに少し疲れた様子を見せていましたが、今週に入って回復してきています。先日の計測では448キロ。ほぼ理想の馬体重だと思われます。今度こその気持ちで、明和を送り出しました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。前走の疲れが抜け、先週末から再びペースアップを開始。デビュー前のタイムと変わらないものの、9日(木)の追い切りのラスト1ハロンでマークした13.2秒は、これまでの最速です。併せた相手が粘れていれば、こちらももっと踏ん張れていたでしょう。19日(日)、小倉の芝1800mに出走する予定です。
ということで、来週19日まで事務所は夏休みになります。
○ 2007/8/11
8:30に事務所。
メールチェックと連絡事項。
今日の予定をスケジューリング。
10:30頃、午後の打ち合わせの担当スタッフが事務所に。
11:00過ぎに事務所を出て、竹橋の近代美術館の「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」(http://www.momat.go.jp/Honkan/Henri_Cartier-Bresson/index.html#event)へ。
竹橋駅を出て地上に上がったら、なんと言う暑さ。緑も少なくアスファルトの広い道路の照り返しで、クラクラする。
明日で会期終了だからか、結構な人が来ている。
ブレッソンやっぱり好きだな。
13:00に美術館を出て、KMHの現場へ向かう。
14:30前に現場に到着し、見て回る。
15:00前クライアントがみえ、一緒に現場を回り、15:00過ぎから工程の確認等の打ち合わせ。
その後、いくつかの細かい打ち合わせ。
17:00過ぎに建設会社の営業担当者と現場を出て、駅の近くでビールを飲む。うまい。
しばらくしてスタッフも合流。
21:30過ぎお開き。
○ 2007/8/12
いや今日も暑い。
一日大和町でだらだら。
大和町では風通しが良く、だらだらとやり過ごせばどうにか冷房入れないで暮らせるので、冷房は入れず本当にだらだらとやり過ごす。
積み上げてあった本を整理し、「トウキョウ建築コレクション2007 全国修士設計作品集」(http://www.ksknet.co.jp/book/search_detail.asp?bc=92001801)と「卒業設計日本一決定戦OFFICIAL BOOK」(http://www.ksknet.co.jp/book/search_detail.asp?bc=92001702)を見始めたら、面白い。
修士の2年間という歳月が、結構な意味を持っていることが伝わってくる。
もちろんこの企画に参加しているほとんどの計画案が、現在の建築の流れに影響を受けているのだが、修士設計の上位案のいくつかはその傾向に留まっていない。
制作に使える時間的なことや、修士設計展と卒業設計展の参加者の数の違い(圧倒的に卒計の方が多い)による審査員の視点の違い、等は当然あるだろうが。
なかなか興味深い、比較が出来た。
午後ちょっと買い物に出るも、暑い。
○ 2007/8/13
9:00前に事務所。
誰も来ない事務所は快適だ。
いくつか連絡事項。
日報のアップ。
雑誌掲載のデータ作成を一日中行なう。
夜、ほぼ終了。
○ 2007/8/14
8:30前に大和町を出て、いつもの電車でKNH-Hの現場へ向かう。
今日から3日間クライアントが初めて滞在する。
建設会社はお盆休みなので、キッチン製作会社の方と家具のコーディネーターの方と一緒に確認と取り扱いの説明をする。
夏休みで現場までのバスも満員。
工事は家具の一部が取り付いていなかったり、塗装が未施工の部分があるが、一応使える状態にはある。
家具を並べたり、ダメの部分を点検しながら準備を行なう。
14:30過ぎクライアントがみえ、一通り説明しながら見て頂く。
工事が遅れ、クライアントには迷惑をかけたが、ここまでこぎつけたのでホッとする。
16:30現場を出て、大和町に戻る。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを併用して乗り込まれています。前走後はいつもより疲労の度合いが高く、楽なメニューで疲れを取ることに終始したため、先週のレースは使いませんでした。歩様のゴツゴツ感はもう大丈夫。今週か来週、新潟の芝2000mへの出走を予定しており、想定や追い切りの動きなどを見て正式に決定します。
○ 2007/8/15
9:00過ぎに事務所。
暑い日が続く。
メールチェック。
昨晩KNH-Hに泊まられたクライアントから、いくつかの確認の連絡をいただく。
雑務をいくつか。
15:00過ぎに事務所を出て、西新宿の眼科へ。
レーザー角膜屈折矯正手術を受けに。
検眼の後、医師の確認を受け、手術の準備に入る。
頭に帽子をかぶり、手術着を服の上から着て、麻酔を点眼される。
何度かの点眼の後、手術室に呼ばれ、リクライニングのシートの手術台に横になる。
今回受けるのはイントラレーシックと言って、レザーで角膜にフラップという蓋を作り、それをあけて角膜にレザー照射、屈折率を変えて矯正する手術だ。
レーザー照射は、フラップ作成時に左右それぞれに20秒ずつ。その後別の機械に移り、再び10秒前後の照射で終了。
しばらく明かりを落とした部屋で目を閉じ横になり、薬の説明を聞いて全て終了。
元々老眼がきつくなって来ており、術後は老眼鏡が必要になると聞いていたが、暗い所では裸眼で文字が読めなく、薬の説明にとまどう。
術後説明にあったように、薄い霧がかかったように、視界が白濁している。
眼科に滞在時間は3時間で、大和町に戻る。
しかし、この暑さの中、シャワーもビールもNGなのはきつい。
○ 2007/8/16
朝になり、視界の白濁はおさまり、遠くがよく見える。
10:00を待って、高円寺の100円ショップに老眼鏡を探しに出る。
きちんとした老眼鏡を作るのは、しばらくして視力が安定してからの方が良いとのこと。
100円ショップで老眼鏡をかけて、ビックリ。なんて近くのものがよく見えるのだ。しかも、100円の老眼鏡で。
手術前は、近くも見えにくく、本当に近い所は眼鏡を外し、そうすると50cmくらい先は見えなくなり、パソコンの画面は眼鏡をかけても、外しても見えにくかったので、感動的だ。
11:00保険会社の方が大和町に来るので、急いで戻る。
今回の手術とは関係なく、チェ・ミキと僕の保険の現況の説明。
ちなみに今回の手術につい手は、一部他の保険から保険金が出る。
13:00過ぎ大和町を出て、事務所に来て、メール等をチェックし、14:00過ぎ事務所を出て眼科へ。
翌日の診察もとりあえず問題は無かった。
大和町に戻り、HMH-Kのエスキス。
本日やっとシャワーはOKだが、洗顔と洗髪、もちろんビールはNG。
気分だけでもと、ノンアルコールビールを探して来て飲むっが、酔わないビールは味気ない。
小劇場の勉強会は欠席させてもらう。
○ 2007/8/17
8:00に事務所。
KNH-Hの建設会社が今日から夏休み明けなので、クライアントと僕が気がついた点をまとめファックス。
老眼鏡は快適だ。
14日から使っていらっしゃるKNH-Hのクライアント夫人より、いくつかの追加項目や決定項目の連絡があり、同時に3日滞在して最高に気持ち良く過ごせている、との連絡を頂く。
その言葉にホット肩の荷がおり、とても嬉しかった。
この瞬間があるから、この仕事やめられないのだよな。
スタッフが置いて行ったKMHの図面チェックとスケッチを行なう。
まだあまり目を酷使しない方が良いとのことなので、17:00過ぎに事務所を出る。
月曜に向けて、少しずつペースをあげて行こう。
日曜日、ボビッシュとマシェリの出走が確定していたが、美浦と栗東のトレセンで馬インフルエンザが発生で、今週末の開催は取り止めになった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
函館競馬場で調整中。ウッドコースを中心に乗り込まれています。現地から調教師に「到着後も順調。トレセンにいたときよりも少しカリカリしている」との報告がされていました。今回、攻めを強化して厩舎に送り出したからでしょう。今週の半ばから確認された馬インフルエンザが落ち着き、競馬が開催されるようであれば、札幌3週目の芝1500mか牝馬限定の芝1200mに投票する予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。今週、小倉の芝1800mに出走する予定でしたが、馬インフルエンザ発生に伴い開催中止の措置が取られたため、出走できなくなりました。今週の追い切りもまずますの動き、調教助手は「坂路だと最後なかなか止まらないので、余裕を持って早めに減速させている。最後の1ハロンの時計が速くないのはそのせいもあります」と述べていました。いつでも出走できるよう体調の維持に努めていきます。
○ 2007/8/18
9:00前事務所。
昨日までと打って変わって曇り。
室内は少し蒸すが、外は涼しいくらいだ。
連絡事項いくつか。
KNH-H、KMHのスケッチと、雑誌用の資料の最終確認。
いくつかの連絡をしようと思うが、ネットワークが不調でいやになる。
14:00過ぎに事務所を出て、森美術館の「ル・コルビュジェ展」(http://www.mori.art.museum/html/contents/lc/index.html)へ。
東京シティビューと言う展望スペースと美術館のセットで入場券を発売しているからか、チケット売り場に列が出来ている。
例の、エレベーターで上がって、又エスカレータに乗るのだが全く劇的でないアップローチを通って、展示スペースまで上がるが、それほど混んでなくてホッとする。
今回の展覧会の目玉はやはり、ユニテの1戸を原寸で作ったコーナーだろう。
ゆったりしているのか、窮屈なのか、きわどいスケールの空間に感じた。ある意味で当時そこが革新的だったのだろうが。
この住戸が337戸集った建築を想像すると、その圧倒的な密度にクラクラする。
30年前に外から見たが、もう一度訪れてみたいと思った。
こちらはあまり宣伝されていないが、もうひとつ原寸コーナーが。
カップ・マルタンの小さな休暇小屋だ。3.66m×3.66m、約8畳の空間に巾70cmのアプローチ空間がきちんと計画されていること驚く。このアプローチが小さなスペースを随分豊かにしている。
コルビュジェはタイトなスケールを好んで使ったのだろうか。
そういえば、上野の美術館もパリのラ・ロッシュ-ジャンヌレ邸も一回り大きくなってしまいそうな所を、きゅっと制御しているように思える。人間のための空間をいつも念頭に置いていたのだろか。
17:00ころ、カップ・マルタンの原寸コーナーに入るのに並んでいたら、地震を感じた。こんな所(地上54階)で地震に遭遇するのは勘弁だ。帰りのエスカレータの空間のスケールアウトさと空虚さに、再びコルビュジェのスケールを思い返す。
○ 2007/8/19
昨晩は涼しく、明け方まで同じだったので、ゆっくり寝られた。
しかし、日が出てからは、再び暑くなった。
大和町でだらだら。
午後、HMH-Kのスケッチを少し。
夕方、浜松からチェ・ミキの妹の子供二人がやってくる。
高円寺に夕食を食べに出掛ける。
○ 2007/8/20
今日も暑くなりそうだ。
8:00前に事務所。
KNH-Hの現場指示事項をまとめ、ファックス。
週末調子悪かったネットワークがつながったので、連絡事項いくつか。
夏休み明けのスタッフとKMHの打ち合わせ。
午後一で同じくHMH-Kの打ち合わせ。
午前中ちょっと出た時に、隣のギャラリー「ART SPACE KOHSHO」(http://www.kohsho.co.jp/)のオーナーから、急に決まったのだが、夕方ダンスのパフォーマンスを行なうので、是非いらして下さいとお誘いを受ける。
18:00前スタッフと、お隣にお邪魔する。「ART SPACE KOHSHO」へのアプローチには何人かの方が集っている。
現在パリで活動中の竹井豊さんというダンサーが、このアプローチと室内を使って即興のダンスを行なう。
夕方のアプローチから始まったダンスは、桜の木にとまり鳴く蝉の声と呼応しているかのように感じる。
残念ながら僕は明日帰る、甥姪たちと食事をすることになっているので、ダンサーに先導された観客が室内に入って行ったところで、お暇して、大和町に戻る。
○ 2007/8/21
7:30過ぎに事務所。
今日も日差しはきついが、風が少しずつ秋の風に変わりつつあるように感じる。
KNH-Hの現場行きの日程を建設会社の担当者に連絡。
メールと電話で連絡事項いくつか。
13:00に事務所を出てKMHの現場へ。
随分室内らしくなり、気持ちのよい空間が出来上がりそうなことが実感できるようになって来た。
打ち合わせが一段落し、後をスタッフに任せ、16:00過ぎ現場を出て事務所に戻る。
テントの連絡が慌ただしくなって来た。
現場の行き帰りに「グランド・フィナーレ」阿部和重著(講談社文庫)読了。あまりにも人間的な、卑俗さと気高さ。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。せっかく18日(土)の芝2000mへの出走が叶ったのに、馬インフルエンザの影響ですべてのレースが取り止めに。開催中止の決定前に美浦を出発していたため、無駄にトレセン〜新潟間(約750キロ)を往復することとなりました。畠山師からは「涼しい時間に輸送したくて4時の便を選んだら、こんなふうになってしまって…。申し訳ない」との連絡を受けています。次走については検討中。
○ 2007/8/22
7:30前に事務所。
テントについてメールにて連絡とスタッフへ指示を残す。
現場行きの準備と日報のアップ。
8:30前に事務所を出てKNH-Hの現場へ向かう。
10:00過ぎに逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい現場へ。
先週程ではないが、海には人が出ている。
残工事とダメ工事の打ち合わせをひとつひとつ行なう。
13:30終了。駅まで送ってもらい、いつものようにコンビニでおにぎりを買って、発車までの電車で昼食。
銀行で振込をして、16:00前事務所に戻る。
テント関連の連絡事項いくつか。
天候などで延び延びになっているKTHの外観撮影の段取の連絡。
今週はバタバタで落ち着かない。9月は直ぐそこまで来ている。本来ならそろそろ一段落をしている予定だったのだが。うまく行かないものだ。
17:30前に事務所を出て、西新宿の眼科へ。
レーシックの一週間診察。
○ 2007/8/23
8:00前に事務所。
久しぶりの雨で気温が下がって快適だ。
テントやKNH-H、KMHの連絡事項。
テントの資料を見直す。
10:00、新建築住宅特集の編集部の有岡さん来所。
来月号掲載の写真について打ち合わせ。10:40終了。
11:00唐組の鳥山さんと辻さん、梁山泊の三浦さん来所。
テントについての打ち合わせ。12:00前終了。
13:00前に事務所を出て、OKBのクライアントが現在お住まいの住戸を建設会社と訪ねる。
建設会社の担当者を紹介し、移設する器具や室内を拝見し、15:00過ぎ終了。
いくつかの打ち合わせをスタッフにまかせ、建設会社と失礼する。
その脚で都立大学駅に向かう。
以前事務所をシェアーしていた、大学の同級生の鈴木基紀の設計した住宅のオープンハウス。
明日引っ越しだと言うことで、バタバタしている。これは何処でもおなじみの風景だ。
鈴木基紀らしいRC打ち放しのファサードが、同じようなシルエットのサイディングで出来た家並みのなかで、ひときわ目を引く。
このお宅の裏から外を見ると、時々昔からの住宅街で時々見かける、大きな瓦の切リ妻に腰屋根(というのか)がかかった昔のモダンな住宅が3軒並んでいる。
一昔前にトリップしたみたいだ。
16:00前お暇する。
17:00過ぎ事務所に戻り、いくつかの雑務と連絡事項、再び18:30事務所を出て吉祥寺シアターへ。
今晩はメンバーの小劇場に絡む修論・卒論について様々な話が出る。
来週からは、再びこの勉強会のテーマに沿った話についても話しを進めることにして、21:00過ぎ終了。
6人で近くの基地バーで一杯。23:00過ぎお開き。
○ 2007/8/24
今朝も気温が低く、過ごしやすい。
8:00前に事務所。
今週は連日外に出ていることが多く、バタバタな状態だ。
今朝も朝から、連絡事項や雑務で落ち着かない。
今日は一日事務所なので、どうにか折り合いをつけたいものだ。
KMHのスタッフ確認事項を指示。
KNH-Hの確認事項や現場打ち合わせ事項のまとめ。
午後一でテント関連の図面のまとめ。
住宅特集の原稿をチェックして、ファックスバック。
土曜日には新潟7Rにボビッシュ、日曜日には札幌1Rにアルデュールの出走が決まる。
アルデュールにはデュベルを勝利に導いた岩田康誠の騎乗。この縁は、期待できる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
26日(日)、札幌1R・牝馬限定・芝1200mに出走します。今回はギリギリにまで仕上げず、余裕を持ってビッグレッドから送り出したのですが、稽古では相変わらず良い動きを披露。前回はローテーションがきつくなったことで熊癖を見せていましたが、いまはリラックスして良い雰囲気を見せています。牝馬限定で比較的楽なメンバーになった今回はチャンス。リーディングジョッキーの腕にも大いに期待します。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。暑さで体力が落ちやすいため、馬インフルエンザや夏バテで熱発などの症状を見せる馬が少なくありません。余力を持たせるために今週はタイムは出していませんが、与えられたメニューを順調に消化しています。「追い切り後はカリカリするけど許容範囲。もう少しスタミナが欲しいですね」と稽古に騎乗している助手。9月1日、小倉の芝1800mに出走する予定です。
○ 2007/8/25
世界陸上の男子マラソンを見るため、朝6:00に起きたが、なんだスタートは7:00。
一時間も前説もたないだろう、TBS。
9:00過ぎゴール。9:30に事務所。
スタッフが置いて行ったKMHの図面チェック。
KNH-Hの外構図面を作成し確認事項と一緒に、クライアントへメール。
12:30前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
新潟7Rにボビッシュ出走。パドックでは落ち着いていたし、スタートも悪くはなかったが、常に後方からの競馬で、直線を向いてもあまり延びず、良い所なく11着。勝ち上がるのはなかなか大変だ。
帰りに久しぶりにタワーレコードと書店により、15:00過ぎ事務所に戻る。
16:00梁山泊の三浦さんがテントの打ち合わせで来所。16:20終了。
チェ・ミキより電話で、那須から来ている友人のユーちゃんとアコちゃんが思っていたより早く用事が済んだ、とのことで、17:00に吉祥寺で待ち合わせになる。
吉祥寺で落ち合い、「美舟」へ。
久しぶりにゆっくり飲み話す。今晩那須に帰るので、20:00お開きに。
○ 2007/8/26
朝8:30に起きて、9:30に大和町を出て、再び新宿の場外へ。
札幌1R2歳未勝利戦にアルデュール出走。
10:40発走。良いスタートを切り、岩田は強引に押さえて先頭の馬の後ろにつかせる。そのままレースは流れる。以前ではここで
遅れを取っていたが、今日は良い感じだ。
4コーナーを回って他馬のいない外に追い出し、鞭が入る。直線を向いてしばらくはダッシュがつかなかったが、ラスト200mから凄い脚を使って猛然と先頭を追い上げるも、首差届かず2着。思わず声をあげてしまった。
こういうレースが出来ることは、大きな収穫だ。やはり騎手にも依るのか。
阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
○ 2007/8/27
8:00に事務所。
連絡事項や準備をして、9:30前事務所を出て、吉祥寺で唐組の辻さんと梁山泊の三浦さんと落ち合い、三鷹市役所へ。
10:00過ぎからテント公演の申請の打ち合わせ。
いろいろあり、12:00終了。
とりあえず書類を持って帰り、修正。そんなこんなで修正に夕方までかかり、16:00に三浦さん来所。劇団が作成した書類を含め、まとめる。
その後、明日のKTHの外観撮影の連絡や、KNH-Hの連絡等、バタバタ。
一日、落ち着かない状況で終わる。
○ 2007/8/28
朝6:30に起きて天気予報と外を確認。日は射しているが、空は薄い雲がかかっている。
7:00過ぎに新さんに連絡。KTHの外観撮影は中止に。
8:00前に事務所。連絡事項幾つかと準備をして、9:30前に事務所を出てKTHへ伺う。
10:30より、ご両親世帯の手すりの打ち合わせ等いくつか。
11:30終了。そのままKMHの現場へ向かう。撮影中止は大正解。日差しも弱くなって来た。
13:30過ぎKMHの現場到着。14:00から定例打ち合わせ。
打ち合わせが一段落した所で、スタッフに後を任せ現場を出る。
16:00過ぎ事務所に戻り、連絡事項いくつか。
18:00前に事務所を出て、18:30新宿で馬主会の桐山と落ち合い、ビアホールへ。
今日は気温は低かったが、湿度が高く、ビアホールは盛況。
先週末のレース邂逅や、基準法改正の話しで盛り上がる。
22:00過ぎお開き。地下の店から出たら、雨が降った様子。涼しくなっていた。
マイネルボビシュ
25日(土)、新潟で出走し、11着でした。ゲートを斜めに出てしまい、行き脚がつかず後方からの競馬となってしまいます。ペースも速く、いつもの伸び脚があれば掲示板程度はと期待しましたが、今回は直線で追ってもいつもの粘り腰がありませんでした。先週、輸送した疲れなどもあったのか、最近にしてはらしくない競馬です。池田騎手も首を捻りながら「最後は伸びているのですが…」と敗因を分析できないようでした。
○ 2007/8/29
昨晩から涼しく、今週は月火で疲れてしまったので、少しゆっくり起きて、9:00前事務所。
KNH-Hの工程についての建設会社の担当者からのメールをチェックし、クライアントへ転送。
連絡事項いくつか。
溜まっていた日報をやっとアップする。
唐ゼミのテントの準備。NMHの外構の計画。KMHの内装の検討。唐組テントの検討。
等々、パラパラと。
1日小倉1Rマシェリが出走予定。
○ 2007/8/30
今朝も涼しい。
今年の夏は長い雨が終わったと思ったら、急に暑くなったが、又急に涼しくなった。
気候自体が様変わりしつつあるのだろうか。
8:00前に事務所。メールチェックや連絡事項。
スタッフが置いて行った図面チェック。
唐ゼミのテントについて検討スケッチ。
KNH-Hの現場行き図面の整理。
13:30事務所を出て、KNH-Hの現場へ。15:30過ぎ着。16:00より建設会社の担当者と現場を回り、確認や打ち合わせ。
17:30終了。逗子まで送ってもらい、18:00前の電車に乗って東京に戻る。
事務所に電話を入れ、そのまま吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。今晩は集まりが悪く、3人の会合になった。
これからもう少し具体的に活動して行く方向について話す。
これはこれで実りがあった。
21:30前終了。今晩は大人しくお開き。
○ 2007/8/31
今朝も涼しい。かすかに雨が混じる天気。
まだ8月だが、小中学校は今日から2学期のようだ。夏休みの宿題だろう。小学生の子供達は、大きな荷物を両手に抱えている。
8:00事務所。
メールチェックに連絡事項。
昨日の現場の検討事項等をチェック。
昼前後に、テントに関する連絡事項が幾つも入る。
進行中のプロジェクトの検討をしながら、梁山泊のテントの申請の訂正部分のチェックと追加説明の図面を作成。
夕方にやっと一段落。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
26日(日)に札幌で出走し、2着でした。エンジンのかかりが遅く、伸びるも届かず。クビ差まで迫ったところが決勝戦でした。掛かるほど行きっぷりが良かったのは、ペースが遅かったからでしょう。抑えずに馬任せで流していれば、そのまま押し切っていたかもしれません。中1、2週で次走に臨む予定。距離延長を考えています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
9月1日(土)、小倉2R・芝1800mに太宰騎手で出走します。29日(水)の追い切りは、長距離輸送を考慮に入れて後半重点との指示。しかし激しい雨で馬場が悪くなり、最後2ハロンは14.4−14.3といまひとつ伸びきれませんでした。跳びが大きいのでノメってしまったようです。今回は一度使われての変わり身と、距離が延びてどう変わるかに注目しています。
○ 2007/9/1
朝8:00過ぎに大和町を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
9:45逗子着。建設会社の担当者にピックアップしてもらって現場へ。
全体をチェックして回り、まだ建具等の調整も行なわれているので、担当者と鋸屑等を清掃し、家具等をきちんと並べる。
予定の時間を過ぎてもクライアントは到着しないので、クライアント確認事項を担当者と打ち合わせ。
12:30にクライアントが到着。ザーッと建物内を回り、残工事と修正工事の確認を行ない、13:00過ぎに担当者に逗子まで送ってもらう。
13:30前の湘南新宿ラインに乗る。連絡を取ったら次の打ち合わせまでに小一時間時間が開いたので、恵比寿で下車。
写真美術館の「鈴木理策:熊野、雪、桜」へ。(http://www.syabi.com/details/suzuki.html)
鈴木理策さんは以前から好きな作家だ。随分前にOZONEの雑誌「LIVING Design」に、設計した住宅が掲載された時、写真は鈴木理策さんだった。その写真も良かった。
この展覧会、素晴しかった。熊野の森の中、火祭りの火、雪と桜、それぞれがまるでそこに立ったかのように感じられる展示構成。音がしてきそうだ。
建築に興味がある人にもおすすめだ。なるべく混んでいない平日が良いんじゃないかな。
15:45に桜新町でチェ・ミキと待ち合わせ。2年半前に竣工したNMHへ伺う。
外構の石が割れてきたりしたので、その修繕と一部アプローチの改修の打ち合わせ。
終了後、庭でバーベキューを御馳走になる。お酒も沢山頂き、「それではそろそろ」、と言ってからずるずる1間以上お話ししてしまう。
22:30過ぎお暇し、帰路につく。ごちそうさまでした。
現場行きの電車で、有名な「マニエリスムと近代建築」コーリン・ロウ著・伊東豊雄+松永安光訳を今更ながら読んでいる。1976年に出版され、81年にこの翻訳が出版された。ほとんどが1950年代に書かれた論文だ。
近代建徳の概念を様々な角度から検証し直しているのだが、その切り口鋭い。建築の諸相にはもっと曖昧な魅力が溢れていることを、じわじわと論証してくのであるが、注意深く読んで行かないとその論旨や展開に翻弄されてしまう。
○ 2007/9/2
7:00に起きて、世界陸上の女子マラソンを見る。土佐礼子さんには、いつもながら感服してしまう。
昨日は小倉でマシェリが出走したが、馬券売り場へ行けなかった。
ネットで確認したら、10着だった。
10:00、いくつか気になることがあり、事務所へ。
確認事項等を片付けて、11:30大和町へ戻る。
今日も涼しく過ごしやすい。
その後は、午後高円寺に買い物に出掛けた以外は、一日大和町。
○ 2007/9/3
8:00前事務所。少し蒸し蒸しするが、過ごしやすい。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
テントの申請についての連絡事項。
12:00過ぎに事務所を出て三鷹市役所へ。
「軽微な不備の補正」と「追加説明書」の説明をして、最後にこの期に及んでということがあり、時間がかかる。16:00終了。
事務所に戻り、様々な連絡事項が入ったり、したり。
19:00、スタッフに唐ゼミの申請関連図書の修正を打ち合わせ。
バタバタな週明け。
○ 2007/9/4
8:00前事務所。よい天気だ。少し蒸すか。
いつものように、メールチェックとKNH-Hやテントの連絡事項。
スタッフが置いて行ったKMHの図面をチェック。
OKBのクライアントに消防署から連絡が入ったの連絡があり確認の電話。
クライアントのスタッフが外出中で、詳細は分からず。いやはやいろんなことが起こるものだ。
スタッフに指示を出し、10:30前に事務所を出て、吉祥寺へ。
小劇場の勉強会のメンバーのしかのさんと川本さんを、梁山泊の三浦さんに引き合わせる。
しかのさん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が、3テントの360度写真を撮ることになったので。
昼前に事務所に戻る。
午後一でOKBのクライアントのスタッフへ電話。OKBの消防からの連絡は、とりあえずたいしたことがなかった。やれやれ。
午後は唐ゼミのテント申請関連図書の作成。夜までかけて準備完了。
このバタバタはいつまで続くのか。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。畠山重則調教師は「返し馬で他馬と逆方向に行くことになり、1頭になったことで馬の集中力がなくなってしまった。スタート後もまったく行く気を見せなかった」と前走を振り返っていました。出走資格が限定されていた今開催の3歳未勝利戦は、すべて一般の未勝利戦に変更されましたが、芝のマイル以上の距離は週1鞍しか組まれていません。状況次第ではダート戦への出走も検討します。
夏を過ぎて、ラフィアンの毎週のレポート掲載馬があれよあれよと減って行く。過酷な競走馬の世界をヒシヒシと感じる。
○ 2007/9/5
今朝は少し蒸す。事務所へ自転車で向かうと、霧雨が降り始めた。
8:00事務所。雨は本格的になって来た。
メールチェックと日報のアップ。なんだなんだ、今度は晴れて来たぞ。
11:00からの定例に出掛けなくてはならないのだが、担当スタッフが来ない。
別のスタッフに連絡させるが、連絡がつかない。
仕方がないので、10:15事務所を出る。
11:00、OKBの現場に着く。スタッフからは現場に遅刻の連絡が入っていた。ありゃまこりゃまちゃ(「唐版 風の又三郎」より)。
定例打ち合わせを行ない、途中から来たスタッフを含め、建設会社の担当者とクライアントへ工程などの報告に伺う。
12:30終了。
急いで現場を後にして、吉祥寺に向かう。駅で梁山泊の三浦さんと唐ゼミの椎野さんと落合う。
三浦さんに図面を渡し、椎野さんと三鷹市役所へ向かう。
市役所で唐ゼミの申請を行ない、帰りに梁山泊の現場に寄って、三浦さんに判子を渡す。梁山泊の申請も無事進み、ホッとする。
16:00事務所に戻る。
外を歩いている時は、時に激しく降り出す雨に遭遇しなかった。運が良かった。
今週はここまでで疲れ果ててしまったので、雑誌等を持って早く上がり、大和町に戻る。
○ 2007/9/6
朝から雨が時に強く降る。
8:00に事務所で、メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
武蔵野大学の後期が今月末から始まるので、プロフィールのパワーポイントの整理。
KMHのいくつか点をスタッフと打ち合わせ。
机まわりの整理も行なう。
午後は引き続き、武蔵野大学の空間造形4の課題の確認と修正を行ない、水谷先生にメールする。
3連続テント公演最後の唐組テントの図面や資料の修正を始める。
合間合間にKMH、OKB、KNH-H等の打ち合わせ。
○ 2007/9/7
8:00事務所 、雨が時折激しく降るので、カッパを着て自転車で事務所に。
こんな時眼鏡をかけなくなった快適さを実感する。
湘南新宿ラインは運休。東海道線も運休だ。
ネットで見ると横須賀線は7割り動いているようなので、9:00過ぎ事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
阿佐ヶ谷駅では横須賀線は動いている、と言っていたが、10:00過ぎ品川に着いたら、 倒木の除去作業のため横須賀線は品川で止まっていた。
仕方がないので、しばらく電車の中で待っていると10:15過ぎに動き出し、11:00過ぎ逗子着 。11:30現場。
海に面した現場はたいした影響もなく、安心する。但し、海につながる道が大変なことになっていた。
ボートや丸太が打ち上げられ、まるでインスタレーションのよう。
明日クライアントがお客様を迎えるので、最終確認を建設会社の担当者と行なう。
やっと完了に至った、の感。ホッとする。13:00過ぎに現場を出て、13:20過ぎの電車でいつものようにおにぎりで昼食。
湘南新宿ラインはまだ動いていない。
15:00事務所に戻る。
現場の様子を、メールでクライアントに連絡。スタッフに現場の写真を見せ、説明。
17:30過ぎ事務所を出て井の頭公園の梁山泊のテントへ。
昨晩の台風は全く問題なかったとのこと。素晴しい。
15分押して19:15から「唐版 風の又三郎」のゲネプロ。
唐さんもいらっしゃっている。
オープニングの歌が始まると、ゾクゾクする。
主演女優が沖中咲子に変わったバージョンを稽古場以外で見るのは初めて。
またまた、新たに気がつく台詞があり、エリカと織部の魔界巡りの印象がはっきりして来たように感じた。
テントでの久しぶりの転換に時間がかかってしまい、少し押して、22:00ゲネプロ終了。
唐さんからのダメと印象をお話し頂き、22:30終了。
明日の初日は満杯とのこと。良かった。
多くの人に是非見てもらいたい芝居なので、是非お出掛け下さい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazemata07/kazemata07.html
○ 2007/9/8
8:45大和町を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
札幌1R、アルデュールが出走。
9:55スタート。いつもとおり良いスターを切る。3番手に付けるも、何度も前に行きたがるのを騎手が押さえる。そして4コーナーを回った所では、馬群にのまれ下がって行く。12頭たての11着。
前回の岩田騎手の乗り方を全然活かしていない騎乗。
初出走から3レースは全て、前半は行くのだが最後馬群のなかで走らなくなってしまうレースだった。これに戻ってしまった。前走では岩田騎手が4コーナーから一頭だけで走れるように、外に持ち出しよい脚を使ったのに。調教では走って、レースでは走れないのは、他馬が怖いとしかおもえないのだが、その馬の性質を活かせない厩舎サイドがもどかしい。
ここで仕切り直しか。
10:30過ぎ事務所に戻り、メールチェックと日報のアップ。
12:30過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
先日の台風の際に、現場を覆っていたシートをまとめ、そのままにしておいてもらってある。外観の全体像が眺められる。
14:00クライアントも見え、外部の色決めや打ち合わせを行なう。15:30過ぎに打ち合わせは終了。再度屋上から地下まで一緒に見て回り、16:00過ぎクライアントは現場を出る。
しばらくスタッフと建設会社の担当者と打ち合わせをする。
今日は暑く、汗をかいたので、現場の水道で頭を洗ったり汗を流し、シャツを着替えて17:00前現場を出る。
18:00前西荻窪着。古書店等を見て回り18:30荻窪中学の同窓会会場の居酒屋へ。
2年ごとにやっている同窓会。今回は初めて参加の女性が多い。
かなりの人間が老眼鏡を使っているのがおかしい。2年前はそうでもなかったように思ったが。
何を話すわけでもないが、懐かしい顔との会話は楽しく、あっという間に1次会の3時間は過ぎて行ってしまう。
2次会の居酒屋に移動して、ここから参加の同級生も何人かいる。
これもあっという間に時間が過ぎ、0:00過ぎに終了。
名残惜しく、皆外の歩道に屯している。引き止めてくれたが、さすがに今週はいろいろあって疲れてしまっていたので、残念だがここでお暇する。
同級生の一人が、この日報を読んでいてくれていたのに、ビックリ。嬉しかった。
幹事さん、お疲れさまでした。
○ 2007/9/9
昨晩は帰って来て、しばらくビールを飲んでいたら、床で眠ってしまった。
途中で起きだして、眠り直したので、ゆっくり11:00頃まで横になる。
一日大和町で、夕方買い物に出るのみ。
チェ・ミキが知り合いに聞いて、品物の安さにビックリの、高円寺南口のOKストアーへ行ってみる。
たしかに安い。それだけに東急ストアーや西友に比べ、雑然としていて客層も微妙に違うのが面白い。
その後、鷺宮のいつもの魚屋へ。
夜、金曜日に見れず録画した「女帝」を見る。このドラマのテンポが溜まらない。
○ 2007/9/10
朝から不安定な天気。短時間の間に雨が降ったりやんだり。
メールチェック。金曜日のゲネや土曜日の写真を整理。日報のアップ。
森達也さんのブログで、「阿賀に生きる」の佐藤真さんが亡くなったことを知る。階段から飛び降りたらしい。49才だそうだ。
新聞を取ってないと、こういうことに疎くなる。
月曜日はいつものように、週明けの連絡事項や、進行中のプロジェクトの諸々でバタバタだ。
17:30前に事務所を出て、歌舞伎町にある寺田さんの事務所(http://www.teradadesign.com/home.html)へ。
中央線デザイン倶楽部(http://mixi.jp/view_community.pl?id=57806)の復活第一弾の会合に。
中央線デザイン倶楽部は中央線沿線に関心のあるメンバーの集まりで、以前何度か集まりを持ってその輪を広げていたが、しばらく休止状態だった。萩原さんの呼びかけで、寺田さんの事務所が7月に新宿に移転して来たことをきっかけに復活した。
大久保からホテル街を通り、途中でマッコルリを仕入れ、エスニックや韓国のお店が沢山の職安通りを明治通りの方に行くと、寺田さんの事務所がある。その先には渡辺洋治さん設計のニュースカイビル(1970年竣工当時は第3スカイビル)の威容が健在だ。
18:00から歌舞伎町物件ツアーと銘打たれた、あまり趣旨のわからないツアーが行われた。歌舞伎町内の手頃な空き物件を見て回ったが、4件中3件が居抜きのクラブ。普段見れない様子が見れて、それはそれで面白かったが、その趣旨は。
19:30過ぎ、寺田さんの事務所に戻り、20:00の正式な開始時間まで我慢しきれず、ビールで乾杯し会が始まる。
20:00前後に参加者が集りだして、気がつけば2、30人いただろうか。
自己紹介を来ない、それぞれ始めてや馴染みの人と様々な話しをして、22:30前お暇する。
チェ・ミキのお父さんが園長をしてた幼稚園の卒園生が参加者にいて、ビックリ。こんな偶然もあるのだな。
○ 2007/9/11
今日もすっきりしない天気。8:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
進行中のプロジェクトの確認。
16:30前事務所を出て、井の頭公園の梁山泊のテントへ。
小劇場の勉強会のしかのさん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が、例の360度写真撮影を行うので。
シアターワークショップのメンバーや舞台機構会社の方々も一緒に見学。
約1時間半で撮影は終了。たぶんしばらくで、今回の写真もしかのさんのブログにアップされると思いますので、ご期待下さい。
しかのさんと、建築史研究室の後輩でシアターワークショップのメンバーの小林君と、吉祥寺に出て美舟に行って、軽くビールを。
20:30お開き。
○ 2007/9/12
引き続きはっきりしない天気。8:00に事務所。
昨日、このはっきりしない天気の突発的な雨で、ある住宅で下水が逆流した。業者が処置をしたのだが、クライアントが調べてみたらその地域全域が下水処理の能力をオーバーした状態になっていたそうだ。その後の対処について、朝から連絡事項が続く。いろんなことがある。
10:30、武蔵野大学の4年生の高松君が来所。
就職の相談があるとのことで来たのだが、この2、3日で展開があり、ある所に決めその報告と言う形になった。頑張って欲しい。
11:00過ぎ終了。日報をアップし、連絡事項が続く。
3テント公演の最後の唐組の申請の書類最終作成作業。
14:30頃、写真家の新さんが来所。近況を聞かせてもらう。いろんな方面で活躍中だな。
引き続き申請用書類の作業を行なう。
17:00前、事務所に興味を持たれて電話を頂いた方が来所。住宅についての相談。18:30前終了。
引き続き申請書類のまとめ。
18:30過ぎ唐組の辻さんが来所。唐組で作成した書類を折り込み、捺印等をして書類完了。
明日の提出で問題がなければ良いのだが。お盆明けからの3週間は、3テント連続公演の申請に振り回されっ放しで、バタバタだ。それだけに、ぜひとも各劇団成功して欲しいし、一人でも多くの人にテント芝居に接して欲しいものだ。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースで乗り込まれています。想定を確認し、芝もダートも使えるレースがなかったため先週は出馬投票を行わず、6日(木)の追い切りも行いませんでした。前走を使って背中やトモに若干の疲れは見せていただけに、中1週で使えなかったのはむしろ良かったのかもしれません。今週の想定次第ですが、中山、札幌、芝、ダートを問わず、出走できる中距離戦に出馬投票を行う予定です。
○ 2007/9/13
8:00前に事務所。久しぶりに陽が差してる。
事務所で準備をして、8:20事務所を出て吉祥寺へ。
8:40に唐組の辻さんと待ち合わせしているのだが、9:00になってもあらわれない。携帯に電話しても留守録になるので、伝言を入れ三鷹市役所へ。
3テント連続公演の最後の申請。10:00無事終了。確認が降りるのと、最後まで何もなく終了してくれるのを待つだけ。全ての公演が終わるまで完全終了ではないが、とりあえず一段落。ホッとする。
11:00事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩NHKは、安倍晋三の辞職の時間拡大のニュースの後、『その時 歴史が動いた「外交の信念 時流に散る〜宰相・廣田弘毅の闘い〜」』をやっていたが、これって皮肉なの。
本当に気分的にも一段落なので、借りっ放しになっていた本を図書館へ返しに行く。
連絡事項いくつか。
稽古を終えた辻さんから連絡が入り、来所。役所での報告と提出が必要な書類の説明をする。
18:30シアターワークショップの小林君が来所。小林君関連の方の住宅についての相談。
○ 2007/9/14
曇りで少し蒸す。少しゆっくり起きて8:30事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
10:00にスタッフが来たので、チェック項目を指示。
日報のアップ。
武蔵野大学の後期の自己紹介用のパワーポイントを思うところがあっていじる。
午後になって日が指し熱くなって来た。所々雲は秋の雲のようだ。
18:30事務所を出て吉祥寺シアターへ。小劇場の勉強会。
21:00過ぎ、話しが一段落したところでお先に失礼して、井の頭公園の梁山泊のテントへ。
21:30前に着いて、花道の後ろから3幕ラストを見る。良いシーンだ。
21:45終演。今晩はチェ・ミキや妹を含め、知り合いが沢山見に来てくれている。
なんと、NMHのクライアントがお知り合いの方を連れていらしてくれていた。ありがたい。
残れる人には残ってもらって、22:00からテントの中で軽く一杯。
見に来てくれた人は皆喜んでくれていた。
23:00テントを出て、水谷先生と昨年武蔵野大学の空間造形のアシスタントをやってくれた、法政大学の能登さんとその友人の後藤君、チェ・ミキと吉祥寺の居酒屋でもう一杯。12:50分の終電でお開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
8日(土)、札幌で出走し、11着でした。好スタートから掛かり気味に番手を追走。内から上がってきたMスカールと馬体が並ぶと一段と行きたがる素振りを見せます。何とかなだめて勝負どころにさしかかると追い通しとなり、直線に入ると後退する一方の内容でした。折り合いを欠いたことが影響したものと思われますが、それにしても負けすぎです。近々、美浦に移動し、23日(日)、中山の牝馬限定・芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。先週はレース、輸送後ということを考慮し、軽めに乗って疲労回復に専念。全休日明けの11日(火)から4ハロン67秒を切るところまでペースを上げています。調教では馬場が悪化しても苦にしないように、比較的パワーがあるタイプ。ダート替わりは良い方向へ出るでしょう。阪神最終週のダート1800mに出走する予定です。
○ 2007/9/15
昨晩は遅かったので、9:00に起きて10:00前事務所。
メールチェックと日報のアップ。
今日は暑くなりそうだ。ここ何日か涼しかったので、少しきつい。
12:30過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
現場は陽が差し暑いが、風が通って気持ちよい。天井の塗装見本を見ながら考える。
14:30過ぎクライアントご夫妻がいらっしゃる。
早速、天井の塗装見本で打ち合わせ。先週末に作ってもらった見本、指示も悪かったのでいまいちだったが、今回は指示通り。
早々に決まり、その他の打ち合わせに移る。大工さんも沢山入っており、一週間で随分進んだ。
一通りの打ち合わせ終了後、クライアントと現場内を見てあるき、16:00過ぎ後をスタッフに任せお先に失礼する。
KMHのクライアントご夫妻も先週梁山泊を観に行ってくれたそうだ。奥様は以前から芝居を見ているが、テント芝居が初めてだったご主人は、はまってしまったとのこと。有難く嬉しい。
○ 2007/9/16
大和町で本を探し、少し本棚の整理をしていたら、昔の梁山泊のパンフレットが出て来た。
役者達の写真がみんな若い。
16:00過ぎに大和町を出て、井の頭公園の梁山泊のテントに向かう。
「唐版 風の又三郎」の公演も残す所、今日明日の2回。
今晩は小劇場の勉強会のメンバーが何人か見に来てくれる。あと、武蔵野大学の学生や鳥越さんの仲間たちも。
昨日今日は大盛況で、制作も受付前でバタバタしている。
18:00過ぎに、勉強会のメンバーも集まり始める。
18:30過ぎから番号順に並び始めるが、一体何人ぐらいいるのだろう。結構なお客さんだ。
満員のため、客入れに時間がかかり、10分くらい押して開演。
じっくり進む1幕。テンポの良い2幕。怒濤の3幕。後半になればなるほど、時間が短く感じる。
精神病院から出て来た織部と、「栃木くんだりの飯炊き女」のエリカ。こんな周縁の人間の中にもドラマは潜んでいる。
現実の自分と、オルフェとエウリディケの神話の中の自分を行き来する。その移動が今回のバージョンでは良く伝わってくるようになっている。
昔見た、早稲田小劇場の「バッコスの信女」のラストシーンを思い出す。白石加代子さん演じる、ギリシャ悲劇の主人公がうずくまっている所へ、女の子が「花を買って」と近づく。「いらない」と主人公が答えた途端、主人公は戦後の焼け跡の中に佇む老婆に変わる。
いままで演じられて来たギリシャ悲劇はこの老婆の見ていた妄想だったのだ。
ギリシャから戦後へと一瞬のうちに移動する時間は、鳥肌がたった。
今回の「唐版 風の又三郎」は、そのような行き来が、小刻みながらも後半に向けて次第に大きくなり、エピローグではその移動を一巡りした織部とエリカから、風の又三郎と読者に戻ると言う、もうひとつの移動が更にの物語を予感させながら彼方へ去って行く。
素晴しい本と演技だった。
勉強会と武蔵野大学の残った何人かと、毎晩のテント乾杯に残る。
23:00過ぎテントを出て、三々五々分かれる。
武蔵野大学の中島さん、4年の高松君、高橋さん、そして仕事で遅れて来てみることは出来なかったが、45分くらいテントの外で見ていてくれた卒業生の大嶋さんと美舟でもう一杯飲んで、終電でお開き。
卒業生の大嶋さんの話しを聞くと、仕事大変そうだが、頑張って欲しい。でも無理せずにね。
○ 2007/9/17
10:30に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
KNH-HとHMH-Kの図面作成とチェック。
先週末現場への電車で「マニエリスムと近代建築」コーリン・ロウ著 伊東豊雄+松永安光訳(彰国社)を読了。
自明に思っている「近代建築」と言う概念を、深く問い直す論考だった。しかしその思考は、自らの文章を次の段落で客観視するスタイルで、最後まで気が抜けず要約するのが難しい論考だ。全て出なくても、再読したい。
次は「トリュフォー、ある映画的人生」山田宏一著(平凡社ライブラリー)。
脈絡のなさに自分でも呆れるが、無性に山田宏一さんの映画への愛情に接したくなるときがあるのさ。
○ 2007/9/18
天気はよいが、昨日程暑くない。
8:00に事務所。
朝来たらスタッフがいた。OKBの簡単な打ち合わせをして、現場に連絡を入れていた。
メールチェックと日報のアップ。
9:30前事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ向かう。
10:00より打ち合わせ。基本的な計画が決まる。
11:30過ぎ終了。
帰り道、高円寺で各駅停車が止まってしまう。阿佐ヶ谷快速の上り電車が人身事故とのこと。しばらくしたら各駅停車は動き出したが、阿佐ヶ谷駅に入って行く時、駅を出た所で中央線が止まっている。その中央線の運転席のフロントガラスにものすごいひび割れが入っていた。一体なのがあったのか。阿佐ヶ谷駅周辺に救急車が集って来た。
進行中のプロジェクトの確認等。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場とダートコースを中心に乗り込まれています。12日(水)の段階で中山2週目の芝2000mに出走できる可能性があり、翌13日(木)の朝に追い切りをかけて準備を整えていたものの、結局は除外でした。前走を使ってからトモの感触がくたくたしています。状態に関しては唯一、そこが気がかり。短距離戦を除く、中山3週目のいずれかのレースに投票する予定です。
頑張れ、ボビッシュ。
○ 2007/9/19
昨晩から今朝も涼しく、過ごしやすい。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
スタッフに指示を出し、9:30過ぎに事務所を出てOKBの現場へ。
10:30より定例打ち合わせ。12:00終了。
昼を取り、バスで六本木まで出て、国立新美術館の「安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970-2006」へ。
3000枚の現代美術の記録は圧巻だ。一枚一枚ゆっくり見て回りたいが、それも大変だ。36年間の写真の中を、時代順に歩いて見ると、内面的な表現から環境的な表現へ少しずつシフトして来ているように感じる。
80年代位から10年くらいが同時代的に感じられ、知人の阿部守さんの写真があって、嬉しかった。
その後、ギャラリー間の「小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt Cultivate」へ。
「膨大な敷地」で設計することの挑戦。プロジェクトMURAYAMA:30年をひと区切りとして、広大なランドスケープの中に徐々に建築を立ち上げていく、日産自動車武蔵村山工場跡地での壮大な計画。(敷地面積1,060,000m2)が一番魅力的だった。
具体的になる前の試行だからだろうか。
急いで事務所に戻る。
昨日から建設会社とまとめている、KNH-Hの増減工事金額を整理し、クライアントにメール。
いくつかの連絡事項。
17:00、笹さんが非常勤講師をやっている前橋工科大学の学生と一緒に来所。演劇関連の仕事にも興味があるとのことなので、話しをする。
19:30過ぎ、笹さんに頂いたビールも飲み干したので、阿佐ヶ谷の居酒屋でもう少し飲みながら話す。学生は前橋まで帰るので、21:30お開きに。
○ 2007/9/20
少し蒸すが、気持ちのよい天気。
KNH-Hの連絡事項いくつか。
メールチェックと日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
11:00、武蔵野大学を去年卒業して、建材のメーカーに就職した佐藤さんが営業に来所。浴槽やタイルを製作、販売している会社で、彼女は浴槽担当とのこと。タイル担当の同期の人も同行して来た。懐かしい顔だ。
いくつか設計事務所を紹介する。
15:30、テントの申請について役所から電話が入る。追加説明書の準備途中で、16:30前急いで事務所を出る。
17:00前井の頭公園の唐ゼミのテントへ。しかのさんが既に360度写真の撮影を始めている。17:00過ぎ、シアターワークショップの小林君も見学に来た。
梁山泊のテントに比べ、コンパクトで親密感がある。照明卓をはじめにして色々なものが手作り感に溢れ、ブリコラージュがより親密感を増している。
18:30前終了。この後小劇場の勉強会に参加する予定だったが、役所から追加の指摘事項があるかどうか、ファックスで連絡が入ることになったので、勉強会は欠席させてもらい、事務所に戻る。
役所からの連絡はたいしたことはなかったが、建築主の印等が必要になったので、唐組の辻さんに連絡をする。
20:30辻さん来所。書類を整え21:00前終了。
○ 2007/9/21
8:00に事務所に来て、昨晩整えた書類に少し手を加え、8:20事務所を出る。
9:00三鷹市役所で書類を提出及び差し替え。9:30前終了。これで一段落して欲しい。
唐組のの辻さんに連絡して、事務所に戻る途中阿佐ヶ谷駅で借りていた印鑑を返す。
10:00前に事務所に戻り、メールチェック。
KMHのスタッフ打ち合わせ。日報のアップ。
KMHの軒天の塗装に今朝から入っており、15:00頃には終了しそうだ、と言う連絡が入ったので、14:30過ぎ事務所を出て、銀行に寄って現場へ向かう。
現場に向かう途中から見える様子はなかなか良い。現場では作業は終了していた。早速2階に上がってみる。フレキシブルボードにステインをかけたのだが、なんだか木質系のボードを張ったように見える。もちろんムラがあるが、それはあまり気にならず、自然に見える。外壁が仕上がったらかなり良くなる感触を充分に得る。
初めての試みだったので心配だったが、トライしたかいのある結果になった。
現場を見て回り、17:00過ぎ現場を出て事務所に戻る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
17日(月)の追い切りを行った翌朝から微熱が見られました。乳房炎との診断で、熱さえ治まれば出走に影響はないとのことでした。20日(木)に函館競馬場から、美浦のトレセンに到着。熱も治まっていたため、今週の牝馬限定・芝1200mに出馬投票を行いましたが、除外されてしまいました。現在は普通にキャンター調整を行っており、病気の影響は感じられません。来週の中山、芝1200mへの出走を予定しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。中間はデビュー前の2歳馬の先導役を務めたこともあり、ゲートの設置してある、ダートのEコースでのメニューも消化。20日にはパートナーと一緒にゲートから追い切られましたが、ラストのタイムがかかったのは抑えたためです。来週は前走同様、坂路で追い切る予定。29日(土)、阪神のダート1800mへの出走を目指します。
○ 2007/9/22
9:00に事務所。今週もなんだか疲れてしまい、朝起きるのが少々辛い。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩録画しておいたラグビーワールドカップの対ウェールズ戦を見たが、前半はなかなか健闘していた。途中で眠くなったので見るのをやめてしまったが、さっきネットで見たら72対18。後半もワントライあげているが、この差は仕方がないか。
8月が決算なので、帳簿付けをやらなければならいが、これまでバタバタして出来なかった。昨年分までは終了していると思って、確認してみたら、ほぼ一年分溜まっている。なんて言うことだ。
仕方がないので始めるが、しばらくエクセルを使っていなかったので、単純な作業なのに時間がかかる。
段々なれて来て、半年分を終了する。疲れた。
17:00事務所を出て、吉祥寺に。
吉祥寺の古書店を回り、18:00過ぎに井の頭公園の唐ゼミのテントへ。
しかのさんとチェ・ミキと落ち合い、受付を済ます。
19:00唐ゼミ「鉄仮面」(http://redg.info/~karazemi/)開演。
公衆便所、森、蛇、など初期の唐さんの作品に良く登場するモチーフが散りばめられている。人間のよく分からない深い所にある妄想が、等身大の人間よりリアルに立上がったところに、ドラマが展開する。名作「二都物語」に先行する、34年前の作品だ。
唐ゼミは梁山泊と全く違ったやり方で、唐十郎の世界を作り上げて行く。そのような多様な演出を考えださせるところに、唐戯曲の普遍性を感じる。
深く暗いドラマだったが、見終わった後、清々しい感じがした。むき出しの人間が垣間見えたからだろうか。
21:30過ぎ終演。
梁山泊のメンバーも何人か来ていたし、唐さんも見えていた。
テントには残らず、しかのさんとチェ・ミキと三鷹の居酒屋で喉を潤す。23:30前お開き。
○ 2007/9/23
予定していたことがキャンセルになり、外も涼しいので意を決して、チェ・ミキと手分けして伸びきったジャスミンと定家葛の剪定に取りかかる。
涼しいとはとはいえ、汗が出てくる。2時間以上かかり終了。
45lのゴミ袋に10袋。凄い量だが、涼しげになった。
シャワーを浴びて飲むビールがうまい。
本日のエネルギー、これにて全て終了。
○ 2007/9/24
9:00に事務所。昨日と同じように過ごしやすい。
メールにて連絡事項。
スタッフが打ち合わせテーブルに置いて行った、KMHの資料を検討。スタッフに電話でいくつかの指示を出す。
今日から武蔵野大学の空間造形の後期の授業なので、紹介用のパワーポイントを見直し、去年の資料等を整理する。
日報をアップし、KMHの検討をいくつかして、14:00過ぎに事務所を出て武蔵野大学へ。
今日は変則的で、15:00から空間造形4の授業。久しぶりに、高橋先生と尾辻先生にお目にかかる。アシスタントも4人のうち、3人が新しい人で新鮮だ。
先ず、水谷先生から前期と違い、各先生方のもとスタジオ制で設計を行うこと等のガイダンス。その後、各先生から自己紹介のスライドの説明と課題説明がある。その情報をもとに、学生が参加希望スタジオを選択し、各スタジオ10人以下に収まったので、そのままスタジオに別れ、第1課題について簡単な説明の後18:30過ぎ終了。
帰りに吉祥寺の古書店「バサラ ブックス」(http://basarabook.blog.shinobi.jp/)で、先日目を付けた「荒川洋治全詩集」を入手。
その後、来週の勉強会に向け、「劇的クロニクル-1979〜2004劇評集」西堂行人著(論創社)を入手。同じ演劇のコーナーに「-劇場へ!! 大阪現代演劇祭<仮設劇場>WA全記録」財団法人 大阪都市協会(ビレッジプレス)と言う本があったので、これも入手。ある仮設の良さや苦労、問題が集約されていそうだ。発行は2006年3月。この仮設劇場については知っていたが、こんな本が出ているのは知らなかった。
○ 2007/9/25
朝7:00に起きた時は、雨が残っていたが、8:00に事務所に来る頃には、西の方から青空が顔を出して来た。
メールチェックと返信等いくつか。
日報のアップ。
KMHの検討事項についてスタッフに指示を出す。
明日の小劇場の勉強会の「ザ・スズナリ」の見学の際に実測を考えているので、その実測用の図面の準備をする。
12:00前に事務所を出て、13:00スパラル前でKMHのクライアントと落ち合い、いくつかの家具ショップを回る。
新宿まで出て、最後にカフェで打ち合わせをして、17:00前終了し、事務所に戻る。
18:30、KNHのクライアントが来所。以前改修をさせて頂いた家の、手をつけなかった地下部分の改修の相談。
19:30過ぎ終了。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを併用して乗り込まれています。先週は中山の芝2000mか、ダート1800mのどちらかへの出走を予定していましたが、どちらも除外が確実だったため出馬投票は行いませんでした。トモの感触はあまり変わらないものの、間隔を空けたぶん体調自体は上向いています。今週は札幌の馬房も確保しており、中山のダート1800mか、札幌の芝2000m、ダート1700mのいずれかのレースに出馬投票を行います。想定次第では500万下のレースへの出走も視野にいれています。
○ 2007/9/26
8:00に事務所。
KMHの図面をチェックして、スタッフに指示を書き置き、9:00過ぎに事務所を出る。
以前設計させて頂いたNMHのクライアントに紹介頂いた方が、取得を検討されている土地を拝見するために、10:00に現地で待ち合わせ。そこから車で2つの候補地を回り、11:15近くの駅で降ろして頂く。
事務所に戻り、KMHの現場に行くスタッフと打ち合わせ。
メールチェックと日報のアップ。
16:20、再び事務所を出て、下北沢へ。
小劇場の勉強会の特別編。この2週間テントの建て方見学と撮影が続いているが、今日はスズナリの見学をさせてもらう。
17:00スズナリに着くと、しかのさんが既に360度写真(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の撮影を始めている。勉強会のメンバーで、スズナリの主任さんの市川さんに挨拶。
三々五々メンバーが集まって来たので、市川さんに一通り案内してもらい、早速実測を始める。
劇場やホールはもとより、劇場下の倉庫や受付スペースも実測を行なう。これは貴重な資料になるだろう。
限られた時間だったが、勉強会としても始めてのフィールド調査ということで、貴重な体験だった。
市川さんありがとうございました。
19:00過ぎ終了し、本日特別参加のメンバーも含め10人程で眠亭の2階でお疲れ。
来週の西堂行人さんの話しを聞く会や、勉強会の名称の話しや、くだらない話しも含め盛り上がる。
10:00過ぎにお開き。
写真は、スズナリの受付から外を見た所。
○ 2007/9/27
8:00過ぎに事務所。
半袖に自転車で走ると寒いくらいだ。最近は急激に季節が変わるな。
メールチェックとKMH-Hの連絡事項をファックスしたり。日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
午後、運転免許書の更新で都庁へ。
「優良」なので講習は短いのだが、講習の待ち時間が長く、結構時間がかかった。ともかく次から次に人が来る。
土曜日の阪神1Rにマシェリ、日曜日の中山1Rにアルデュールの出走が決まる。
ここらでどうにか1勝したいな。
○ 2007/9/28
8:00に事務所。
今朝は少し暑く、蒸し蒸しする。
メールチェック。
TRHの階段手すりにネットを張る件を、建設会社の担当者に依頼の連絡。クライアントにも報告のメール。
日報のアップ。役所に3連続テントの申請の問い合わせをする。決済は済んでおり、午前中に書類を作成とのこと。これでやっと一段落。ホッとした。
12:30過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
14:00過ぎ逗子着。家具のコーディネイトをしてくれた千葉さんと会社の方と落ち合い、建設会社の担当者の車で現場へ。
一通り見て回り、リビングのソファに置くテーブルの打ち合わせを千葉さんと。
16:00前終了。逗子まで送ってもらい、湘南新宿ラインで新宿下車。
久しぶりに新宿の書店とタワーレコードを探索し、18:00過ぎ事務所に戻る。
スタッフと簡単な打ち合わせ。
現場行きの電車の中で、「トリュフォー、ある映画的人生」山田宏一著(平凡社ライブラリー)を読了。
本当に山田さんの本には、愛情が一杯だ。タイトル通りのトリュフォーの映画と渾然一体になった人生が、包み込むように語られて行く。トリュフォーも山田さんも、本当に映画が好きなのが分かる。その映画への愛情に触れ、気持ちが熱くなる。
これは映画という表が持つ特質がそうさせているのか。映画の持つ特質とは。そして建築にはそれがあり得るのだろうか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
30日(日)、中山1Rの芝1200mに出走します。前2頭を追いかけ、3頭併せでフィニッシュする予定だった26日(水)の追い切りは、前へ前へという気持ちが強いあまりに、あっという間に突き抜けてしまい、単走でゴールするかたちとなりました。力は出せる状態。上位争いは必至でしょう。距離短縮での巻き返しを期待しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
29日(土)、阪神1Rダート1800mに出走します。26日には予定どおりに坂路で追い切られ、テンはハロン15秒で入って、ラストは12秒台でまとめました。外枠をひいたので、砂を被らずにジワっと行ける点は、好都合だと思われます。ダートの距離のあるレースは鞍数が少ないため、ある程度のメンバーが揃いました。この相手にどのようなレースができるのか注目したいと思います。
○ 2007/9/29
9:00に事務所。
メールチェックをして、9:30事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
阪神1R、マイネマシェリの馬券を買い、モニターでレースを見る。
スタートも良く、馬群の三分の一くらいに着け良い感じだったが、3コーナーにかかる前にずるずる後退。
結果は16頭立ての14着。まだまだか。
ヨドバシカメラで時計のバンドを変え、事務所に戻る。
メールにて連絡事項いくつか。スタッフが置いて行ったKMHの図面チェック。
午後スタッフが来たので、指示を伝える。スタッフはKMHの現場へ出掛けた。
日報のアップ。
昨日から、「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する」亀山郁夫著(光文社新書)を読み始める。
光文社古典新訳文庫の「カラマーゾフの兄弟」が話題になった、訳者亀山さんの本。
「カラマーゾフの兄弟」の序文にあたる、「著者より」にある「ふたつの物語」のもうひとつの物語を想像しようとするもの。
この本にも「カラマーゾフの兄弟」に対する深い愛情を感じる。
17:00、NMHのクライアントに紹介頂き、先日住宅建設の候補地を拝見したご夫妻が来所。
いくつか相談事項。18:30前終了。
○ 2007/9/30
雨が降って寒い。
9:00過ぎに大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ向かう。
今日はマイネアルデュールが中山の1R 2歳未勝利1200mに出走。
掲示板で見ると12頭立ての3番人気。
10:05スタート。雨は結構降っているが、いまの所良馬場だ。いつも通りまずまずのスタート。
前走は1500mでブービー。いくつかのレースが押さえなければ、と思わせるレースだった。このレースは馬が走りたいように行かせたい。(http://db.netkeiba.com/horse/2005105499/)
3番手あたりに着けて3コーナーを回り、4コーナーを回る時には、3頭が並んだ。
直線を向いて、ゴール前100m位からが強かった。最後に他馬を2と2分の1馬身離し、嬉しい初勝利。
単勝はもちろん、馬連もいただく。
スプリンターSを検討し、馬券を買って、途中阿佐ヶ谷で晩飯の材料の買い物をして、大和町に戻る。
なんとおまけに、松岡騎手とアドマイヤーコジーンをからめたスプリンターSもゲット。
来年のスプリンターSにアルデュール出走か、の夢をちらりと想像する。
一日中、幸せに過ごす。
○ 2007/10/1
今朝も雨。やはり寒い。
8:00に事務所。メールチェックに連絡事項、日報のアップ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。第1課題の1回目のエスキスチェック。
各自に検討して来たことを発表してもらい、それについてコメントをつける。
まだ皆、ウォーミングアップ状態か。しかし、この課題は4週間しかなく、再来週提出なのでそんなことも言ってられない。
皆ちょっと風呂敷を広げ過ぎに感じる。もう少し課題を良く読み砕き、焦点を絞って考えて行ったほうが良いのではないか。
18:30過ぎ終了し、水谷先生やアシスタントの学生と、三鷹の居酒屋で一杯。
後で、実習棟の中島さん、製図室の山田さん、研究生の宮内さんも参加。
結局、終電まで。
○ 2007/10/2
昨日遅かったので、少しゆっくり起きて、8:30事務所。
メールチェックをして、9:00過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
10:00からクライアントも交え、塗装の色決め、及びいくつかの未決事項の打ち合わせ。
競馬をご覧になるクライアントなので、アルデュールの初勝利を知っていて、祝いの言葉をかけてくれる。嬉しいものだ。
0:00過ぎに一段落したので、お先に失礼し現場を出て、OKBの現場へ移動。
OKBの定例打ち合わせとクライアントと現場確認。OKBのクライアントも競走馬を持っていたことがある方なので、アルデュールの初勝利を報告。喜んでいただく。
16:00過ぎ、後をスタッフに任せOKBの現場を出て事務所に戻る。
18:00過ぎ再び事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会、今晩は西堂行人さんにお出でいただき、話しをしてもらう。
以前作った年表を壁に張り、自己紹介から会がスタート。
西堂さんの最近の著作「劇的クロニクル」(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%8C%80%93%49%83%4E%83%8D%83%6A%83%4E%83%8B)の年表をもとに、60年代からの演劇についての、西堂さんの時代区分が語られる。
1968年を現代演劇0年としてそれ以前の演劇の状況、またその後から1995年までを3期に区分する話しはとてもスリリングで、面白かった。
1988年までの現代演劇が、劇場や観客と非常に密接な関係にあり、そこに小劇場運動と言うカウンターカルチャーとしての可能性を検証している話しは、とても説得性があった。
そしてその演劇と劇場、観客の関係性の可能性は未だに有効性を失っていず、しかしいまその状況にないことの現実を見据えつつ、これからの演劇状況への希望について語り、一段落。
小劇場の勉強会にとても良いヒントを頂いたように思った。大事にしたいテーマだ。
21:30終了し、後片付けをして、基地バーへ移動。
残った10人弱で、その後はラフな芝居話と意外な西堂さんのサッカー話で、楽しい時間だった。
西堂さんありがとうございました。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。出走を予定していた先週は、中山のダート1800mに出られないと見て札幌のダート1700mに出馬投票したものの、中6週のボーダーラインで痛恨の除外。未勝利戦への望みが絶たれました。可能なら、東京開幕週の500万条件のレースにエントリーする予定。出走が叶いそうになければ、改めて厩舎側と今後を相談します。ここにきてトモの踏み込みは良くなってきました。
○ 2007/10/3
さすがに昨日一昨日と疲れてしまい、少し遅く9:00前事務所。
昨日一昨日と事務所にいる時間が短かったので、連絡事項やスタッフとの話し、雑務が多い。
10:30、スタッフ希望の方が来所。ポトフォーリオを拝見しながら、話しを伺う。
11:30終了。
午後は連絡事項や日報を書いたり、雑務をしたりでアッと言う間に時間がたって行く。
雑務ついでに。帳簿付けを最後までやってしまう。
○ 2007/10/4
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
決算の資料をまとめる。
午後、荻窪の会計士事務所に自転車で資料を届ける。
合間にスタッフと確認事項いくつか。
夕方から、来週の理科大の講義の準備を始める。
マイネルボビッシュが7日の東京8R500万下に出走が決まる。3歳の未勝利戦がなくなり、きついだろうが頑張って欲しい。
○ 2007/10/5
8:00に事務所。
最近は週末になると、段々朝がきつくなる。歳か。
メールチェックと連絡事項いくつか。
武蔵野大学の学生から課題のエスキスが届いていたので、チェックして返信。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
HMH-Kのスケッチ。
来週の理科大のレクチャーの構成の検討とスライド準備。
15:00、クライアントや知人の紹介で、先日から相談を受けている住宅の件で建設会社に話しを聞くために、事務所に来てもらった。
両方とも予算的にボーダーにあるので、その可能性を伺う。
終了後、再びレクチャーの準備。
18:00、もう一社建設会社に来てもらい、ヒアリング。
最近は土地が高く、そのため建築にかける費用が限られてしまうケースが多い。昔からその傾向はあるが、このところそのバランスが、ちょっとビックリする状態になりつつある。
ヒアリング終了後、スタッフとそのあたりについて雑談。
建設の総予算が限られた場合、簡単にいえば、規模はそのままに坪単価を下げる努力をする方向に向かうか、坪単価の水準をある程度確保して規模を縮小して行くか、の2つの選択肢がある。
もちろん、現実はそんなに分かりやすくなく、それ以外の要素や、規模と坪単価も1対1の関係を保っているわけではないが。
スタッフの一人は、坪単価をある程度確保しなければ、建築としての質(物理的なものはもちろん、表現としての)を確保できなのではないかと言う。だから規模を縮小することを検討すべきだと。
しかし、これは現実難しい。それは、スタッフも理解している。
逆に、坪単価を下げるために、計画を平準化されたレベルから開放する方法があり、(うまくいえなく、抽象的ですね)そちらに僕は可能性を感じている。
でもよく考えてみれば、どちらにしても、クライアントとどれだけ共犯者になれるか、ということが大事な部分であることに気付く。
先日の勉強会で、西堂さんが最近の演劇状況を、産業化されててしまっている、と話していたことが思い浮かぶ。
60年代からの小劇場運動は、やむにやまれぬ演劇表現であったのだが。
もちろん建築ははなから産業である。いやいや本当にそうなのか。でも、いまの建築は良い意味でない産業化してしまっているように感じる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
30日(日)、中山で出走し、嬉しい初勝利を挙げました。二の脚も速く、馬なりのまま2番手へ。坂の手前でステッキが入ると良い反応を見せ、坂を越えると一気に後続を突き放しました。相手が弱かったとはいえ強い勝ち方です。松岡騎手は「お待たせしてすいません。本来ならこんなところにいてはいけない馬。少しむきになっていた点は気になりますが、これからじっくり競馬を教えていきます」と振り返っていました。レース後は普段より熊癖が激しく、少しイライラしている様子。ここで一息入れることになりました。きのう4日(木)にビッグレッドへ移動しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
29日(土)、阪神で出走し、14着でした。ある程度前に行く意気込みでしたが、2ハロン目が速く、好位まで押し上げるのがやっとで、道中は動かずにためます。勝負どころから他馬が動き出すと後退。直線では馬群から離されまいと踏ん張るのが精一杯でした。太宰騎手は「バテている訳ではないが、勝負どころで動けませんでした」とコメント。今後、どういう条件のレースに出走させるのか悩むところです。
○ 2007/10/6
8:30過ぎ、大和町でキーコキーコ言い始めた自転車に、クレ556をくれ、タイヤに空気も入れ、颯爽と事務所へ向かう。
といっても特別な自転車ではなく、ママチャリなのですが。
しばらく走ったら、ハンドルを取られる。あれおかしいなと思って、前輪をみると、空気を入れたはずなのにぺしゃんこになりつつある。
さっき前輪が何かを踏みつけ、嫌な感じがしたが、パンクか。
まだ、それほど来ていなかったので、自転車を押して、いつも行くおじさんの自転車屋さんに行くが、まだ開いてなかった。
しかたがないので、大和町に戻り、いつもチェ・ミキが乗っている自転車に乗り換える。昨晩からチェ・ミキは同窓会で浜松に行っているので、助かった。
結局9:00過ぎ事務所へ。
メールチェックし、スタッフが置いて行った資料をチェック。
溜まっていた日報をアップ。
来週のレクチャーのスライドのスケッチ。
10:30前、先日とは別のスタッフ志望の方が来所。ポトフォーリオを見せてもらいながら、話しを聞く。11:30終了。
14:00過ぎ事務所を出て、世田谷文学館へ。「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングズ」(http://setabun.jp/exhibition/uekusa/)を見に行く。
高校から大学にかけて、まさしくマイ・フェイヴァリットだった人。一度厚生年金会館のコンサートで、サインをしてもらったこともある。そのスケッチブックをいつも探しているのだが、出て来ない。多分ミンガスのコンサートだったと思う。
植草さんは早稲田の建築を除籍になり、映画会社に入って、植草流ライフスタイルを作り上げた。展示された沢山のものを見ると、権威的なものが嫌いだったのじゃあないか、と思う。だから建築もやめたのかな。
愛情のこもった、とても良い展覧会だった。
17:00過ぎ事務所に戻り、引き続きスライドの準備。
テレビを見ていたら、「フラガール」が始まったので見てしまった。
先生が一人で踊っている所を見て、初めて皆が先生を認めた踊りと、フラダンスを認めてくれないお母さんが、偶然稽古場に来た時に主人公が踊る踊りが同じで、それで反対していたお母さんが協力してくれるようになったり。
先生が初めてフラダンスを皆に教える時に、フラダンスの振りは手話と同じと話し、「わたし あなた たいせつ(定かではないが)・・・」 と始めて行く。その先生が街の人たちから出て行けと言われ、汽車で去ろうとしている時に、生徒達が駅に向こうから先生に向けて、同じ振りをする。
等映画らしい憎い繰り返しがあり、なかなか楽しめる映画だった。
昨晩これも見てしまった、「バットマン ビギンズ」より数段、愛情のこもった映画だった。
○ 2007/10/7
朝、大和町のテーブルまわりを片付け、パンクしてしてしまった自転車を押して、近くの自転車屋さんのおじさんのところへ。
なんとパンクではなく、空気を入れる部分のバルブがいかれてしまったのだった。
ついでに前輪ブレーキと、ギアのワイヤーを交換してもらう。
いつもながら、おじさんの手際に感心してしまう。
結構時間がかかってしまったので、慌てて大和町に戻り、昼飯を作って食べ、再び大和町を出る。
府中の東京競馬場に向かう。
8Rにボビッシュが出走する。13:10過ぎ、トキノミノルの前で馬主会の桐山と落ち合い、パドックへ。
昔立ち止まったり、いらついていたのだが、いまはそのかげもない。
本馬場入場と返し馬を見て、馬券とビールを買いに行く。
13:50、スタート。今回は初めてのダート。芝の所を少し走るスタートは良かったが、ダートコースに入ってもたついている。
4コーナーを回るまで、中段につけていたが、直線は良い所なく10着。
桐山と別れ、大和町に戻る。
16:00過ぎ、浜松に行っていたチェ・ミキが、東京出張のチェ・ミキの友人ハマちゃんと戻って来た。
再び大和町を出て、阿佐ヶ谷の区民センターでやっている、西荻の父がはいっている絵のサークルの展覧会へ。
そこで父と妹の旦那の滝島君と落ち合い、皆で近くの居酒屋へ。
20:00お開きに。
大和町に帰って来て、ハマちゃん、チェ・ミキと軽く2次会。
二人はまだ話していたが、先に休む。
○ 2007/10/8
9:00に事務所。
メールの返信や連絡事項をいくつかしていると、結構な時間がたってしまう。
スタッフが置いて行ったKMHの図面や模型をチェック。
今週のレクチャーのスライドを少し入れ替え、話しの粗筋をスケッチ。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形4の第1課題の最後のエスキスチェック。
材料や場所等、具体的な部分が詰まっていない。まあ、第1課題は短時間で提出なのでしかたがに部分もあるが、そこがきちんと計画出来ないと、絵に描いた餅になってしまう。各自に具体的な細かい検討事項をアドバイス。
18:30過ぎ終了。
学校を出て、阿佐ヶ谷で自転車をピックアップして、高円寺の「成都」へ。
チェ・ミキの最初の会社の同期の4人組、名前は「魔女会」に参加。
一年ぶりだそうだ。
いまは大阪にいるハマちゃんが来京したタイミングで集まっている。
「成都」結構のみ食いし、大和町に場所を移し、引き続き2次会。
今晩もお先に失礼するが、何時に寝たか覚えていない。
○ 2007/10/9
昨晩飲み過ぎでさすがに辛く、9:00に事務所。
10:00にスタッフが来たので、昨日のチェックを伝える。
薬局に行って、胃腸薬を買って飲む。
13:30前に事務所を出て、KMHの現場へ。
14:30から、クライアント夫人とお母様と塗装仕上げの確認。現場を一通り見て回り、16:00終了。
塗装業者さんも入って来たので、その後、塗り分けの確認も行なう。
17:00過ぎ現場を出て事務所に戻る。
溜まっていた日報のアップ。
マイネルボビッシュ
7日(日)、東京で出走し、10着でした。好スタートを切り、芝の部分での行きっぷりは上々でしたが、ダートに入ったところで後退。押っつけながら中団を追走します。インぴったりをまわり、4コーナーでは内外の差から位置取りをあげますが、直線で伸びてくる脚はありませんでした。池田騎手は「最初は気を使っていたけど、ダートの走りは悪くありませんでした」とコメント。これまでの成績を考慮して、残念ながら引退が決定しました。長い間ご声援ありがとうございました。
ボビッシュ、お疲れさま。
○ 2007/10/10
8:00に事務所。寒くなって来た。
メールチェックと日報のアップ。
明日のレクチャーの資料を準備。
14:30前に事務所を出て、井の頭公園へ。
今日は唐組のテントをしかのさんと撮影さてもらう。
3つのテントを連続して見て、それぞれに特徴があり良さがあるが、やはり唐さんの紅テントの凄さがよく分かった。
1967年にテントで芝居をやることを思いついた唐さんの天才は凄い。
西堂さんの話し以来頭に残っている演劇の産業化から、一番遠くに投げられた石が、紅テントだったのではないか。
40年間テントで芝居を続けて来た、何とも言えない空気が、紅テントにはある。もちろんその間、テントは代変りしているが。
ゆっくり昼間に紅テントが見れて、幸せだった。
写真は360度写真を撮影中のしかのさん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)。
しかのさんに後をお願いして、16:00過ぎにテントを出て、吉祥寺のヨドバシカメラでフラッシュメモリーを買って、事務所に戻る。
撮って来た紅テントの写真を、明日のレクチャーのスライドに加え、完成したデータをメモリーに移す。
テントの写真をスタッフに見せ、つい興奮気味に唐さんや寺山さんの凄さを語ってしまった。
○ 2007/10/11
8:00に事務所。
メールチェック。
武蔵野大学の学生からエスキスのメールがはいっていたので、いくつかアドバイス。
その他連絡事項も多く、日報をアップし、気がつけば10:00。
HMH-Kのスケッチをして、構造事務所にメール。
12:30前に事務所を出て、理科大の野田キャンパスへ向かう。
14:00に東武野田線の運河駅で、シアターワークショップの伊東さんと待ち合わせだが、つくばエクスプレスが途中で停電になってしまい、10分程遅れて到着。
伊東さんが建築学科の後期に「建築と芸術」(http://syllabus-pub.jp/tus-ac/SubjectDetail.do?subjectid=6715122204)と言う授業を担当していて、その特別講師として声をかけて頂いた。
建築と同時に演劇、映画に関わっていることについて一コマ話しをすることになっている。
駅で伊東さんと落ち合い、学校へ。広々としていて気持ちがよいが、凄い所にキャンパスを作ったものだ。
理科大の川向先生に挨拶をして、14:40過ぎからレクチャー。
スライドと「夜を賭けて」(http://www.artone.co.jp/yorukake/)「ガラスの使途」(http://www.artone.co.jp/garasunotsukai/)のDVDの予告編などを使い、1時間強話しをする。
25年前、衝撃を受けた小劇場の第一世代の話しから始め、梁山泊での舞台美術作りの過程や、映画のセット作り、そしていくつかの住宅について。見るもの・見られるもの、視点の移動、日常・非日常のリアリティーなどについて話す。
武蔵野大学でも自己紹介のスライドレクチャーをやるが、スタジオ制の他の3人の先生方とやるので、とても簡単なものだ。
それでも、3年間やってくると自分の中での建築と演劇・映画の関係を、少しずつ言語化出来るようになって来ていた。
そのような状況で、一コマしゃべるためにスライドをまとめ、シナリオを考える経験は、大変貴重な経験だった。
何か制約がかからないと、なかなか一人では進行出来ない作業なので、いろいろ迷い、整理に時間がかかったが、とても良いまとめが出来た。
伊東さんに感謝。
帰りの駅で、理科大の講師をしている、建築家の田辺芳生さんと凄く久しぶりに出くわす。
最初はお互いに、疑心暗鬼だったが、次第に思い出したら、なんともっと昔、伊東さんとも面識があったとのこと。
秋葉原まで電車でご一緒する。
秋葉原で下車し、リビナヤマギワにKMHの照明器具の確認に行く。
駅まで戻る帰り道、今度は建築史研究室の先輩の宮沢さんと出くわす。宮沢さんとも久しぶりだった。
今日はそんな日なのだろう。
その脚で、吉祥寺に向かい、吉祥寺シアターの小劇場の勉強会へ。
19:00の時点で、4人だったが、次第に増え、最後は8人参加。
これまでの活動を整理して、今後の計画を話し合う。
21:30前終了。今晩は基地バーには行かず、解散。
大和町に戻ると、外出途中事務所に電話を入れた際にスタッフに指示した、KNH-Hの現場作業についての連絡ファックスが来ていた。
建設会社の担当者に連絡するも、連絡つかず、明日早めに連絡することにして、伝言をいれる。
○ 2007/10/12
昨晩の連絡事項があるので、7:00過ぎに事務所。
KNH-Hの建設会社の担当者に連絡し、作業の確認。
その他、メールにて連絡事項いくつか。
日報をアップしたら、今朝も10:00近くになっていた。
スタッフとKMHとOKBの打ち合わせ。
建設会社と明日の打ち合わせの資料のやり取り。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBの現場へ。
14:00より定例打ち合わせ。15:30クライアント打ち合わせ。
16:00過ぎ終了。バスで六本木に出て、アクシスビルの地下1階のリビングモチーフと言うショップへ。KMHのリビングの椅子の候補を確認に行く。
戻って、明日の打ち合わせの準備。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。先週末から昼夜放牧を開始しています。トレセンからの輸送で馬体重が落ち、到着時の計測では430キロ(前走比マイナス20キロ)でした。2週間ほどゆっくりさせ、回復を促す予定。いまのところは、年末の中山開開催幕週の平場・芝1200mを叩いてフェアリーS・芝1200mに向かうプランが有力。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。レース後も疲れたところは見せておらず、今週は追い切りこそ行わなかったものの、17秒前後のキャンターを中心に体調を整えています。距離延長で結果が出なかったことから、次走は距離を短縮することに。20日(土)、京都の牝馬限定・芝1200mへの出走を予定しています。
○ 2007/10/13
8:00に起きて、大和町の片付け。
10:00、NMHのクライアントの紹介で、先日から住宅建設の相談にいらしているご夫婦が見える。
拙宅の中を案内し、昨日建設会社から出て来た資料をもとに、予算を中心に話す。
11:30過ぎ終了。
買い物に出るチェ・ミキと昼を取った後、事務所へ。
日報のアップや連絡事項いくつか。
図書館に借りていた本を返し、リクエストの本をピックアップ。
15:00過ぎ再び事務所を出て、大和町へ。
16:00、今度は知人のお姉さんご夫婦が、知人と一緒に住宅建設の相談に見える。
やはり拙宅の中を案内し、資料をもとにいろいろ話す。
18:30終了。
○ 2007/10/14
一日大和町。
なんだか疲れているが、6:00頃目が覚め、二度寝するも8:30には寝付けず起きだす。
昨日の住宅建設の相談で話したこともとに、つらつらとスケッチ。
設計で一番楽しい時間。
午後早めに阿佐ヶ谷まで買い物に行って、夕方は早めに風呂に入り、昨日の来客に備え、慌てて片付けた本をビールを飲み、整理しながら読む。
夜は早めに寝る。
○ 2007/10/15
昨晩は良く寝たので、疲れが取れたようだ。
8:00前に事務所。
KNH-Hの建設会社に連絡。
メールチェックとその返信や連絡事項。日報のアップ。
HMH-K の建設会社にレベル測量をお願いする。
11:00過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日は空間造形4の前半の課題の提出、講評会だ。
12:00過ぎに製図室に行くと、提出された図面や模型が並んでいる。
ざっと見て回り、13:00から講評会が始まる。
1人5分ずつのプレゼンを、3人1組で行ない、その後先生方が講評を加えて行く。
4週間しかない短い課題だが、なかなかの力作揃い。
28人の学生の発表が終了したのは18:30頃。
さすがに疲れたが、後半の課題への手応えは得られた。
先生方とアシスタントのまとめがあり、その後、各スタジオごとに次の課題の簡単な説明をして、19:00前終了。
水谷先生とアシスタント3人と10人強の学生で、三鷹の居酒屋で打ち上げ。
実習等の中島さんと準備室の山田さんも後半から参加。
話しが弾み、自転車で帰る学生を残し、水谷先生と中島さんと終電に走る。
お疲れさまでした。
○ 2007/10/16
さすがにゆっくり起き、9:00過ぎ事務所。
連絡事項やスタッフとの打ち合わせで午前中が過ぎて行く。
13:00過ぎ事務所を出てKMHの現場へ。
クライアント夫人にもお出でいただき、最後の色決め。
内部塗装も8割り方完了し、クロスも仕事を始めている。
どんどん完成に近づいて行く。
明日から外部足場解体。
16:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
先週末から電車の中では、「建築家の講義 ルイス・カーン」香山壽夫訳(丸善・http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4621078038.html)を読んでいる。
その中のひとつ「白い光、黒い影」はとても美しく、力強いレクチャーだ。
ひとつひとつの言葉が深い思索の底から拾い上げられたような言葉で、心にしみてくる。
自分の軽佻浮薄さが身にしみるな、これは。
しかし、素晴しい本なので、昨日の講評会後の打ち上げで、学生達にすすめた。
何度も読み返したい講義だ。
○ 2007/10/17
久しぶりによい天気だ。気持ちよい。
8:00に事務所。メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスタッフ打ち合わせや連絡事項。
14:30過ぎ事務所を出て、新宿高島屋のキタニのショールームへ。
KMHのクライアントがソファの候補にあげたものを確認に行く。
素敵な家具で、新しいスペースにとてもあいそうだ。
キタニのショールームで開催中の「フィン・ユールの世界展」も見てくる。
大和町にある家具で、多分フィン・ユールがデザインしたものではないかという椅子と同じものがあり、キタニのスタッフの方からこのデザインなら間違いなく、フィン・ユールのデザインだと言う話しを伺う。
その後、ハンズとジュンク堂に寄って、事務所に戻る。
○ 2007/10/18
朝起きたら、なんだか鼻と喉の奥がムズムズする。
風邪かな。そういえば、月曜日の講評会後の打ち上げで、前に座った学生が週末他の学生に風邪をうつされた、と言っていたっけ。
8:00に事務所。自転車に乗っていても、随分寒くなって来たのを感じる。
メールチェックと日報のアップ。
午後、お隣のギャラリー「スペース煌翔」(http://www.kohsho.co.jp/index.html)の「萩原朔美写真展」に伺う。
展示されている写真はモノトーンで静謐だ。入り口に告知されていた、案内の写真は、前を通るたびに何度も見ていているが、何度見ても新鮮だった。
コーヒーを頂きながら、萩原さんの映像作品を見せてもらう。
夕方になって、風邪の症状がはっきりして来た。今晩は小劇場の勉強会。迷ったが、伊東さんの声かけで、原宿の銕仙会の能舞台を設計した今井俊介さんがゲストにいらっしゃる、という会なので、18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ向かう。
勉強会は21:30過ぎ終了。いつもの一杯には行かずに、お先に失礼する。
マイネマシェリ、20日京都2Rの出走決まる。
○ 2007/10/19
少しゆっくり起きて、8:45事務所。風邪は昨日と同じような状況だ。
メールチェックと日報のアップ。
今週始めから、Project Nyx「動物園物語」エドワード・オールビー作 金守珍演出の本を読み始め、昨日ひとつスケッチをした。今日はハヤカワ演劇文庫の解説を読む。
HMH-Kのレベル測量データを建設会社が送ってくれたので、スケッチ。
午後、会計士事務所に決算の資料をとりに自転車で行く。
16:00過ぎ、隣のギャラリー「スペース煌翔」のオーナーから電話を頂く。今日は展覧会最終日で、萩原朔美さんがみえているので来ませんか、とお誘いいただく。
早速伺い、お茶を頂きながら、天井桟敷や梁山泊の話しをし(梁山泊何度かご覧になって頂いていた)、ぜひ小劇場の勉強会で、初期の天井桟敷の芝居について話しをして頂きたい旨伝え、了解頂く。勉強会も段々責任重大になって来た。
30分程話し、お知り合いの方がみえたので、暇する。
18:30前、事務所を出て梁山泊のアトリエへ。
Project Nyx(http://www.project-nyx.com/)「かもめ 或いは 寺山修司の少女論 2007」を見に行く。
今日は萩原朔美さんと話したり、この芝居だったりで、寺山デイだな。
20:30芝居終了。満点星の喫茶で、軽く一杯頂き、梁山泊のメンバーと話しをして、最後に「動物園物語」のセット話しを金さんとして、20:30満点星を出る。
外は雨。自転車に傘で、結構濡れてしまった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。疲れが取れてきたようで、むくみがちだった脚がすっきりとして馬体もふっくらしてきました。2週間の短い休みでしたが、あす20日(土)からの騎乗再開を予定しています。調教では動くので、乗り始めれば仕上がりは早いタイプ。来月中〜下旬あたりの入厩を目指して始動します。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
20日(土)、京都2Rの芝1200mに出走します。17日(水)の追い切りは、ラスト3ハロンが前走の阪神に臨む前に行ったものとほぼ同じタイム。テンがゆっくりだったわりには伸びが平凡でした。新馬戦においては2ハロン目で10秒台半ばのスピードを見せた馬。距離短縮で踏ん張りが変わればと期待しています。
○ 2007/10/20
風邪が喉に来たようだ。
ゆっくり起きて熱を測ると、37度ちょっと。
怠く、咳も出るので、今晩の唐組は取り止めにする。
9:30に事務所に来て、今晩一緒に行く予定の方々にメールにて連絡。
9:45過ぎ慌てて事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
電話投票やグリーンチャンネルに加入していないので、風邪なのだが馬券売り場へ行くしかない。
10:40、京都第2レース発走。11番一番外枠からスタートしたマシュレはいつもながら良いスタート。3・4番手を進む。しかし、4コーナーを回ると、他馬がスピードを上げるが、マシュレはそれに対応出来ずに、ずるずる下がって行く。結果は7着。距離が短くなり、芝に変わったが、レース展開はいままでのレースと変わらなかった。
阿佐ヶ谷まで戻って来て、とりあえず医者に行って診察してもらい、事務所に戻る。
スタッフが置いていたKMHの打ち合わせ事項を確認。
連絡事項をいくつかして、13:30過ぎに事務所を再び出て、KMHの現場へ。
15:00からクライアント打ち合わせ。
外部足場も外れた。途中の崖下から見る外観は、よしよし。
内部もどんどん完成に近づいている。
クライアントは17:00前に終了。
クライアントのオープン・ツーシ−ターの車で、駅まで送って頂く。初めてオープン・ツーシ−ターに乗ったが、車高が低く、風邪が客席を巻くようで気持ちがよい。
事務所に戻り、いくつかの雑務をして、早めに大和町に戻る。
医者が、いまの風邪は皆だるくなる、と言っていたが、たしかに現場行き帰りの電車の中では、とても眠くなり熟睡してしまった。
迷っていたが、年内はとにかくドストエフスキーを読むことにして、「悪霊」江川卓訳(新潮文庫)を電車の中で読み始める。
だから眠くなった、というわけではない。
1歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークに滞在中。昼夜放牧に並行して馴致を行っています。装鞍までは大人しくしていましたが、サイドレーンを付けてドライビングの稽古を行う頃からワガママな面を見せ始めるように。多少神経質なところもあり、ハミが利かなくなるときがあります。それでも醸し出す雰囲気は大物そのもの。筋肉は収縮性があって柔らかさを感じます。じっくり進めて人との信頼関係を築いていきたい考え。馬体重は482キロでした。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース美浦・厩舎未定… レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。臆病な面はありますが、馴致のときから大人しく、扱いやすいのは坂路に入れているいまも変わりありません。柔らかさの方が先行し、芯に力が足りない点はあるものの、現時点での完成度は高く、スタッフも「とても乗りやすい」とコメントしています。本当に力を付けるのは3歳以降になるのかもしれません。馬体重は9月下旬の計測で449キロでした。
○ 2007/10/21
出来るだけゆっくり寝ても、9:30には寝てられなくなり、起床。
本を読んだり、北京マラソンを見て、だらだらする。
午後ちょっと、夕飯の材料を高円寺と鷺宮の魚屋に買いに行くだけ。
一日大和町。
風邪はひどくならずにすんでいる。
○ 2007/10/22
まだ、症状は少しあるが、風邪は大丈夫そうだ。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項、日報のアップをしたら10:00になってしまう。
武蔵野大学の空間造形4の第2課題は今日から始まるので、その課題関連資料の確認を行なう。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
課題は「吉祥寺ハモニカ横丁のスタジオ」。スタジオの事例研究をしてくるように先週アナウンスしたのに、何人かはやって来ていない。困ったものだ。今週末から学園祭なので、その準備が忙しいと言うことだが、それは理由にならない。
ともかく、準備して来た学生の発表をして、スタジオの定義について話し合い、16:45学校を出てハモニカ横丁へ向かう。
皆、ハモニカ横丁は知っているが、あまり来たことがないそうだ。ハモニカ横丁の路地をすべて巡り、18:00前に全員で「美舟」にはいる。
「美舟」は2階にあり、窓からハモニカ横丁の路地を見下ろすことが出来る。一杯飲みながら、ハモニカ横丁について話すも、すぐに話しは脱線して、後は一気に飲み会モード。
20:00前くらいに、水谷先生のスタジオも合流して飲む。何人かの学生は学園祭の準備で帰り、12:30過ぎ学生を残し、水谷先生と終電で帰る。
○ 2007/10/23
少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェックト連絡事項いくつか。
スタッフが置いていたKMHの図面を確認し、スタッフに指示。
Project Nyx(http://www.project-nyx.com/)「動物園物語」の図面スケッチと資料準備。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBの現場へ。
定例打ち合わせ。15:30過ぎに、後をスタッフに任せ、現場を出る。
その脚で、東中野の梁山泊の稽古場へ。
稽古場では「動物園物語」の稽古が進められている。
しばらく稽古を見て、一段落した所で、セットの簡単な打ち合わせ。
17:30過ぎ、打ち合わせ終了。
この後、夜は「風のほこり」の旅公演の稽古。皆準備を始めていた。
18:00過ぎに稽古場を出て、事務所に戻る。
○ 2007/10/24
8:00前に事務所。
朝はかなり寒くなって来た。気がつけばもうすぐ11月だもんなあ。
メールチェックと日報のアップ。
小劇場の勉強会の宿題になっている、スズナリの1階倉庫と受付の実測の図面化を行なう。
午後出来上がったので、メーリングリストで送付。
銀行に行ったり、雑務いくつか。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
○ 2007/10/25
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
明日明後日のスケジュールを検討するため、土曜日にオープンハウスを行なう朝倉君に電話連絡。
昨日、KMHの現場へ行って来たスタッフが撮って来た写真を見る。一歩ずつ、完成に近づく。
Project Nyx(http://www.project-nyx.com/)「動物園物語」の図面を作成し、梁山泊へメール。
等々力のプロジェクトのたたき台を仕上げ、建設会社へメール。
この2つを片付けたことで、明日明後日の行動の目どころがついた。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。学園祭などが近いからか、若い人の参加はない。いままでの作業の状況を確認して、今後の進め方とまとめる方向性の話しをする。勉強会の目的を未だ確定出来ずにいる。各人の興味が微妙に違い、それらがまだ平準化しているので、そのような状況にある。
21:30前終了し、近くの基地バーで一杯やって22:30過ぎお開き。
○ 2007/10/26
冷たい雨が降る。
8:00に事務所。
今日は昼前に出掛け夜まで外だし、雨も降っているので、自転車を駅そばの駐輪場において、事務所まで来る。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェック。昨日の図面で気がついたことをスケッチ。
スタッフと進行中のプロジェクトの打ち合わせ。
12:00前に事務所を出て、明日がオープンハウスなのだが、予定があるので本日見せてもらうことになった、朝倉君の住宅へ向かう。
相鉄線の弥生台駅から歩いて10分強。この辺りまで来るとまだまだ緑が沢山残っている。ほとんど山道のような細い道の先に自動車道が通り、そのまわり住宅が建っている。
平面や立面に正方形を意識した2世帯住宅。1階はワンフロアーで回遊出来、2階から3階は渦巻くように展開して行く。
なかなか気持ちのよい住宅だった。
他に見学者はなかったので、つい話し込んでしまい、15:00前慌ててお暇して武蔵野大学へ向かう。
今日から学園祭で、先日の飲み会の際に、皆頑張って準備しているので、見に来て欲しいと言われていた。
しかし、相鉄弥生台から東京西東京市までは遠かった。17:00少し前にやっと武蔵野大学へ到着。
これも住環境の学生が作ったゲートをくぐって、実習棟へ向かう。
学生達が出迎えてくれる。1年から3年までの課題を並べた展示と、ここ何年か続けている、学校の近くの市の特徴的な住宅を調査するプロジェクトの中間発表。50分の1の模型が大きな敷地の上に幾つも並んでいる。その敷地は1m30cm持ち上がっていて、敷地の下に入って行って、所々から顔を出すことが出来るようになっている。(写真がそれです。)
また、2階ではパソコンとダイオードを使ったインスタレーションがセットされている。
かたや手の跡が残る模型を沢山使った展示。かたや手の跡をなるべく感じさせない展示。この両極が今建築の世界には確かにある。意図していたのかは定かではないが、そのことがよく分かる展示になっていた。
それぞれを説明してくれる学生は、ともかくやりきったと言う感じで、誇らしげだった。お疲れさまでした。明日以降も沢山の人に見てもらえると良いな。
18:00前に学校を後にして新宿へ。タワーレコードでミッシェル・ルグランの「ロッシュフォールの恋人たち」のサントラ盤を探す。このなかにとても好きな曲があり、全部を聞いてみたくなった。映画界で一番美しい姉妹、カトリーヌ・ドヌーブとフランソワーズ・ドルレアックの二人が出ている映画はまだ見ていないが。
なんと、ミッシェル・ルグランは今月末から来日公演があるそうで、長らく絶版だった「シェルプールの雨傘」もあった。さらにヌーベルバーグに書いた曲を集めたCDまであり、つい入手してしまう。
19:15、歌舞伎町の先のホテル街のすき焼き屋さんで建設会社の方々と会食。スタッフの二人も参加。スタッフは1次会で帰ったが、もう一軒行って、22:30お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。20日(土)に予定通り、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。休養明け初日から走る意欲が満々。抑えるのがやっとです。22日(月)からはMブリッツの直後につけて我慢させる縦列調教を行っています。乗り手は「馬は元気なんですが、背中にちょっと疲れが残っている。そのあたりに気を付けて進めていきたい」と話していました。馬体重は474キロ。前走比ではプラス24キロ。トレセンから戻ってきた2週前との比較ではプラス44キロ。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
20日(土)、京都で出走し、7着でした。好スタートを切りますが、二の脚がつかず、徐々に後退。隊列が落ち着いてきたところで、3番手まで押し上げ、そのまま4コーナーをまわります。直線に入り、前の2頭に並びかけようとしますが、なかなか差を詰めることができず、ゴール前では後続馬からもかわされてしまいました。道中の感じは悪くはありませんでしたが、追い出してからの反応が物足りません。帰りの馬運車で暴れて5針縫う外傷を負いました。患部が落ち着きしだい、ビッグレッドに移動する予定です。
○ 2007/10/27
台風が太平洋沿岸を北上しつつある。朝から雨だが、それほど寒くない。
9:00に事務所。メールチェック、連絡事項いくつか、日報のアップ。
12:30過ぎに事務所を出て、荒川区のサンパール荒川の「荒川アートアカデミー2007 「伝統芸能の今を語る」(http://www.sunpearl-arakawa.com/event.html)へ。
この企画はシアターワークショップの伊東さん達がプロデュースしている。
地下鉄で町屋まで行って、都電荒川線へ乗り換えて、荒川区役所前駅まで。昨日は南から西へ。今日は北東へ、まさに東奔西走、東京を移動だ。
今日は第3回目で、「歌舞伎の舞台美術の現在」と言うテーマで、金井勇一郎さんのお話。
金井さんは舞台美術家で、金井大道具という歌舞伎の大道具等を扱う、老舗の4代目。建築学科を出ていて、まだお若い。
舞台美術家として関わっている、スーパー歌舞伎、コクーン歌舞伎、平静中村座という、いままでの歌舞伎とは一味違う歌舞伎の舞台についての話しで、なかなか面白かった。
梁山泊がやっていることとかぶる部分も多く、規模は違うが、面白いことをやるためにかけられている労力に、妙に納得してしまう。
16:00終了。金井さんにご挨拶をして、会場を出る。
外はまさに暴雨風。さしている傘が折れ曲がりそうな風が、時折吹く中、都電の駅まで行って、事務所に戻る。
○ 2007/10/28
9:00前起きる。
先日買って来た「ロシュフォールの恋人たち」を聞く。この中の好きな曲、ジャズのスタンダードでは「You Must Believe In Spring」と言う題だが、原曲は「マクサンスの歌」(もちろんフランス語でだが)と言う曲だった。そしてこのCD売り文句にあるように「夢のように美しく楽しいアルバム」だ。聞いているだけで幸せな気分になれる。フランス語で歌うと、文字通りシャンソンだ。
10:30にOZONE主催の住宅見学会へ。
阿佐ヶ谷にある渡辺仁さん設計の住宅が、OZONEのプロデュースで建て替えになる前の、見学会。
大和町から、自転車で5分もかからない所。
水谷先生ご夫妻とチェ・ミキも一緒に拝見する。
この辺りには古い住宅が残っていて、気になる家が何軒かある。南京下見張りの、宮崎アニメに出て来そうな家もまだ結構残っている。
今日見学させて頂いたお宅は、1935年に竣工とのこと。原美術館の原邸が1938年。
太い木造のハーフティンバーの居間と、それに続くソファーコーナーが圧巻。
阿佐ヶ谷駅に近い所に、こんな静かな空間が残されていたのだな。
11:15、お暇して、水谷先生とも別れ、阿佐ヶ谷の「うさぎ屋」でうさぎ饅頭を買って、自転車で野方へ向かう。
しばらく前から住宅建設の相談を受けている2組のご家族と、ある建設会社が施工した住宅を見せて頂く。
12:00に現地に集まる。今日は雑誌の取材なので、それに便乗して拝見させて頂けることに。
コンパクトだが、気持ちのよい住宅だった。クライアントが取材を受けている傍らで、建設会社から説明を受けたり、質問をしたり。13:00過ぎに終了、解散。
そのまま大和町に戻り、チェ・ミキと先ほど住宅見学会に伺った直ぐ近くの、朝鮮第9初級学校の「コリアン祭り」へ。
毎年やっているが、行ったことはなかった。なにか旨そうなものがありそうだと出掛けてみた。
校庭に入ってすぐに、お隣のギャラリー煌翔のご夫妻にばったり。テーブルに座らせてもらい、ビールと食べ物を買いにいく。
しばらく話していると、梁山泊関連の知った顔が。閉会の15:00前にはまた梁山泊関連の知り合いが登場し、しかもそれぞれは同じ年頃の卒業生で、もちろん知り合い同士と、なんとなんと。
15:00過ぎに、皆さんにお別れして、お土産を持って大和町に戻る。
夕方高円寺まで買い物に出て、簡単な料理を作り、お土産と一緒に食す。
天気もよく、気持ちよい一日だった。
○ 2007/10/29
8:00事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面を持って、9:00前に事務所を出てKMHの現場へ。
いくつか細かいことを決めたり、指示したり。
11:00過ぎ現場を出て、事務所に戻り、連絡事項いくつか。
今日は日中暑いくらいだ。半袖のTシャツの人もいる。
銀行に行ったり雑務いくつか。
日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
○ 2007/10/30
8:00に事務所。秋晴れで気持ちのよい天気。
メールチェックト連絡事項いくつか。日報のアップ。
学園祭の撤収も昨日終了しているはずなので、空間造形のスタジオの学生に連絡メール。学園祭が終了して、脱力状態になっているのではないかと考え、可哀想だが祭りの後から日常に引き戻す連絡を入れる。
13:00過ぎに事務所を出てOKBの現場へ。定例打ち合わせ。15:00から、クライアントからコーディネートをまかされている方と仕上げの打ち合わせ。
16:00過ぎ、一段落したので、後はスタッフに任せ現場を出る。
新宿のジュンク堂で、明日の小劇場の勉強会用の資料等を物色し、事務所に戻る。
KMHも竣工間近になり、オープンハウスを計画しているので、そのためのコンセプトの文章をスケッチ。
しばらく読んでなかった建築関連の雑誌を読む。
○ 2007/10/31
8:00に事務所。また少し寒くなって来た。
スタッフから昨日の定例の後の出来事について報告を受ける。
いろんなことがある。しばらくその話しをスタッフとする。
HMH-Kのスケッチ。
13:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。昨日とは別の階のクライアントと内装の打ち合わせ。
16:00終了。現場を出て、事務所に戻る。
先週から現場の行き帰りで読み始めた「悪霊」ドストエフスキー・江川卓訳(新潮文庫)が150ページを超えて俄然面白くなって来た。それまで周到に配置され、少しずつ触れられてきた登場人物達が、様々に動き始めた。名前が複雑で、前のページをくくりながら読み進めているので、それがまどろっこしいが、物語の展開が面白いし、皆がいよいよ長広舌になり始め、登場人物達も徐々に頭に入り始めた。
18:15事務所を出て、吉祥寺シアターへ。小劇場の勉強会。年表縮小版が出来た。これは便利だ。小池さんありがとうございました。これをもとに、年表の充実化と目的についてのディスカッション。データのまとめかたの事例が提出される。
21:30前終了。基地バーへ行って一杯。先日の金井さんの歌舞伎の舞台美術の話しから、コクーン歌舞伎や平成中村座、能・狂言へ話しは至り、最後は様々に話題が変わって行って、23:00お開き。
○ 2007/11/1
9:00前に事務所。
スタッフと昨日のOKBの打ち合わせ事項の再確認。
KMHの引き渡しが近づいて来て、その手続きの段取を建設会社と話し、スタッフにそれらに関わる資料作成の指示。変更工事などの見積確認。
HMH-Kのエスキス。
今日はずいぶんと冷え込んで来た。足元がスースーする。
15:00、TDプロジェクトの相談をしている建設会社が来所。いろいろ話し、ずいぶん頭がすっきりした。
その打ち合わせを図面化する。
KMHのスタッフがまとめた資料の打ち合わせ。
18:00、KMHのクライアント夫人来所。外構・植栽の方もみえ打ち合わせ。19:00過ぎ終了。
○ 2007/11/2
8:00に事務所。
メールチェックや今日の予定についてメールにて連絡事項いくつか。
合間にTDP、昨日の作業に新たな展開を思いつき、忘備録のスケッチ。
9:00に事務所を出て、NMHへ。クライアント夫人と建設会社で、アプローチとサンクンガーデンの改修の打ち合わせ。
10:45終了、事務所に戻る。
日報のアップと進行中のプロジェクトのスケッチ。
15:00再び事務所を出て、新百合ケ丘に新しく出来た川崎アートセンター(http://kawasaki-ac.jp/)へ向かう。今日を含め3日間、一般公開しており、シアターワークショップのメンバーが見学すると言うことなので、ご一緒させてもらう。
16:00に集合だったが、小田急線で事故があり、少し遅れてシアターワークショップの何人かが集まる。
設計者に案内をお願いしてるようだが、事故の影響か見えてないので、シアターワークショップの小林君に話しを聞きながら、見て回る。計画初期にシアターワークショップがコンサルしていたとのこと。
17:00過ぎ、一通り見終わったところで、設計者の方が見えたようで、これから再度案内をしてもらうようだが、下北沢で芝居を見るので、お先に失礼する。
下北沢で古書店等を見て回り、18:30過ぎにザ・スズナリへ。
燐光群「ワールド・トレード・センター」(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/wtc.html)作・演出 坂手洋二。
2時間15分の芝居だったが、全く長く感じなかった。
芝居の魅力はいくつかある。強烈なロマンに衝撃を受ける芝居や、その芝居を見ていることにより観客もその場に居合わせたような感覚になり、何かを考え始める芝居。この芝居はまさに後者の芝居。見終わった後、とても愛おしい気分になる、強い芝居だった。
「たった一日で世界が変わるわけないじゃない。」とうたい文句にあるが、でも、「たった一日で世界が変わることもある。」と言うことがありえるのだろう、我々の日々の日常の中には。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。落ち着いていつもの精神状態に戻りました。中間はMブリッツの後ろで我慢をさせていますが、折り合いに進境が見られます。2〜3週後には入厩させたいため、どんどん負荷をかけていく予定。来週からはスピード調教も取り入れていきます。463キロと体が絞れてきたことから、飼い葉の量を増やして対応しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
外傷を負った左トモ球節の手当が行われ、栗東の柴田政見厩舎を出発。1日(木)にビッグレッドファーム浦和へ移動しました。朝方には2、3度まで冷え込みます。けさの札幌では初雪が観測されました。寒さに慣らしてから昼夜放牧に切り替える予定です。競馬場からトレセンへ戻る途中に馬運車で暴れたのは、トンネルに入ったときの音に反応したのが原因だったようです。
○ 2007/11/3
9:00過ぎに事務所。
TDPの資料整理。
11:00KMHのクライアントと建設会社が来所。追加変更工事増減、引き渡し書類およびスケジュールの確認等を行なう。
12:00終了。
13:00に事務所を出て、神楽坂のartdish gへ「森山大道×沢渡朔 写真展」(http://www.artdish.co.jp/g/index.htm)を見に行く。
行きは東西線で神楽坂に降りたが、帰りは飯田橋まで歩き始めたら、「神楽坂まち飛びフェスタ2007」と言うイベントに出くわした。
神楽坂の駅から飯田橋に向かって、早稲田通りの坂道に、紙が延々と続き、そこに通りかかりの人が思い思いに書き付けて行っている。この紙の連続が、峠の道のようにゆったりと曲がりくねりながら、上下してつながっているのが心地よい。所々では、パフォーマンス。秋晴れの日に、良いイベントに出くわしたものだ。
一度事務所に戻り、自転車で図書館へ返却とリクエストの本のピックアップへ。
16:00TDPのクライアントが来所。予算や大きさのシュミレーションを話し合い、この方向で進めることに決まる。厳しいが面白い計画になる可能性が。
18:30終了。
○ 2007/11/4
10:00前に事務所に来て、オープンハウスの案内をまとめ、メールにて送信。
12:30過ぎ大和町に戻る。
午後、夕食の買い物に、鷺宮の魚屋と高円寺まで行き、競馬中継を見て、バリカンをあてる。
今日もよい天気で気持ちがよいが、陽が落ちると寒くなる。
○ 2007/11/5
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。今週はKMHの竣工の検査や「動物園物語」(http://www.project-nyx.com/)の初日があり結構バタバタ、スケジュール等を連絡。
溜まっていた日報を書いてアップしたら、10:00になってしまった。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の後半の課題のエスキスチェック。
ハモニカ横丁の敷地模型は良い感じで出来上がっていたが、各学生ともまだつかみ所を模索中。
この敷地模型をどれだけぼろぼろに出来るかにかかっている、と発破をかける。
18:00過ぎ終了。
水谷先生は学校の用事があったので、今晩はおとなしく帰る。
○ 2007/11/6
8:00に事務所。
すでにスタッフが来ていた。昨日の夕方、明日の検査に不足している書類について、ファックスが届いたので、その準備とのこと。
6月20日前より、確実に提出書類が増えているように感じる。しかし、先週届けを出しているのに、検査の時間は昨日こちらが催促してやっと午後に決まり、その後に不足書類の通知。やれやれ。
態度や対応で自分たちの意思表明をしているように思っている政治家達も、やれやれだな。言葉でコミュニケーションをとることをしないでも、お互いの気持ちを分かる、と言う良き日本の社会基盤がまだ残っている、と思っているのだろう。しかし、そんな良い部分が無くなった日本にしてしまったから、教育改革を唱えているのだ、と思っていた。しかし、そんな良き日本がなくなってしまったのは庶民の生活での事で、やはり意識の高い政界では、四の五の言わなくても分かる良い状況が残っており、政治家達は「男は黙って」の世界が潔いと思っているようにしか思えないが。庶民には、具体的に言葉で話してくれないと分からないんだけど。
てなことを日報に書いて、メールチェックと明日明後日の予定を連絡していたら、10:00になってしまった。
今日は色々な連絡が飛び込んでくる。いろんなことがある。本当に。
13:00前事務所を出て、OKBの現場へ。現場をざっと回る。ずいぶん進んで来た。14:00から定例打ち合わせ。
15:00過ぎ大きな議題が一段落したので、後はスタッフにまかせ、現場をでる。
その脚で、東中野の梁山泊の稽古場・満点星へ向かう。Project Nyx「動物園物語」(http://www.project-nyx.com/)のセットの確認に行く。部品を確認し、17:00前満点星を出て、事務所に戻る。
連絡事項いくつか。スタッフと明日の検査の確認。
○ 2007/11/7
8:00に事務所。
スタッフが打ち合わせテーブルに置いて行った、HMH-Kの模型をチェック。途中停滞していたが、面白い方向へ動き始めた。スタッフに指示を残す。
メールチェックと日報のアップ。
武蔵野大学の正門を入った正面に、月変りくらいで様々な言葉が大きな文字で掲示されている。今は「眠れぬ夜を悩む人は多いが、目覚めた朝に感謝する人は少ない。」(おおよそこんな感じ)と言う言葉だ。良いなあ。
9:00前に事務所を出て、駅そばの駐輪場に自転車を置き、KMHの現場へ。
10:00前に現場到着。10:30から審査機関の完了検査の予定だったが、検査官が遅れて、11:00過ぎに検査開始し、12:00前に指摘事項もなく終了。その後、OZONEの完了検査も終了し、後をスタッフに任せ13:00前に現場を出る。
その脚で梁山泊の稽古場、満点星へ。
Project Nyx「動物園物語」(http://www.project-nyx.com/)のセットがおおよそ組まれ、照明がシュート中。
照明がシュートが一段落したので、沙幕のセッティングや細かい手直し。
とりあえずセットが完成し、照明を当てているうちに、演出プランが変わり、手直し。より良くなって行く。
17:00前から、場当たり稽古。18:00過ぎ終了し、19:30からオンタイムで通し稽古。
20:30終了し、ダメ出しとセットと照明の細かい修正。22:00前満点星を出る。
今回、満点星の客席と舞台の関係を考え、床を意識したセットを計画したが、照明さんの力もあって、魅力的な舞台になった。
芝居も、密度の高いものに仕上がって来ているので、是非たくさんの人に見て頂きたい。
よろしかったらお出掛け下さい。
しかし、今日は疲れた。
○ 2007/11/8
8:00前に事務所。
メールチェック。昨日の稽古の写真の整理をして、「動物園物語」の宣伝の連絡いくつか。日報をアップ。
打ち合わせテーブルに置いてある、HMH-Kの検討模型と写真を確認。
スタッフにKMHとHMH-Kのいくつかの指示を伝える。
郵便局へ行ったり、雑務。
14:00過ぎ事務所を出て、自転車で東中野の満点星へ。
15:15から「動物園物語」のゲネ。16:15終了。
満点星を出て、自転車を東中野に置いて、東京都写真美術館の「東松照明 『Tokyo曼陀羅』」(http://www.syabi.com/details/toumatu.html)へ。
ついでに地下でやっていた、「写真新世紀東京展2007」(http://www.syabi.com/details/canon2007.html)もサクッと見る。若い写真家の登竜門。2つの展覧会を比べてみると、誰でも写真は撮れるのかもしれないが、撮りつづけて行く事は並大抵ではない、という常識的な感想になってしまった。
19:00前に再び満点星に戻る。小劇場の勉強会のメンバーのひとりが見に来てくれていた。ありがたい。
19:30過ぎ、「動物園物語」の初日の幕が開く。力が抜けて、なかなか良い初日だった。20:30過ぎ終了。
関係者が残り、初日乾杯。22:00、満点星を後にする。
○ 2007/11/9
今週はいろいろあり、疲れたので、少しゆっくり起きて9:00前事務所。
メールチェック。昨日のゲネで撮影した写真の整理。CDに焼いたりハードディスクに保存したり。明日のオープンハウスの準備。日報のアップ。KMHの写真撮影の連絡を新さんにする。
午後自転車で図書館に予約してあった本のピックアップに行ったら、黒川紀彰さんの本の特別展示コーナーが出来ていた。そうか、杉並中央図書館は黒川紀彰さんの設計だった。
昨日の初日と、KMHの竣工検査と、また今週は特にいろいろあったことが一応落ち着いたりして、なんだか気が抜けて集中出来ない。明日がオープンハウスというイベントがあるから、ということもあるのだろうが。
しかし、この程度で気にかかったり、ホッとしたり、なんて小物なのだろう。
18:00前に事務所を出て六本木の俳優座へ。知り合いの役者・日下由美さんが出演している「家族の写真」(http://www.haiyuzagekijou.co.jp/)を見に。
18:40チェ・ミキと劇場前で落合う。19:00開演。2時間のウエルメードプレイ。とても楽しい芝居だった。
こうやって、たまに俳優座のような劇場に来てみると、本当に沢山の、いろんなタイプの芝居が毎晩繰り広げられているのだな、と気付く。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。通常の15−15の縦列調教に加え、週2回のスピード調教を行っています。6日(火)には単走で、終い重点の追い切りを実施。まだ素軽さという点で物足りませんが、パワフルな動きで及第点の与えられる内容でした。馬体重は463キロでもうひと絞りできる印象ですが、2週間もあればいい状態に仕上がりそうです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム浦和で休養中。今週から昼夜放牧を始めました。到着して1週間が経過していますが、まだピリピリした面があって落ち着きがありません。飼い葉も残し気味で、環境に慣れていないようです。トモに負った外傷はもう大丈夫で脚を引きずるような仕草もありません。リラックスできるまで、しばらくゆっくりさせます。
○ 2007/11/10
8:30に事務所。
オープンハウスだが、雨。「しょうがない 雨の日はしょうがない。」(別役実作「スパイものがたり」より)
メールチェックと日報のアップ。
10:00過ぎに事務所を出て、KMHへ。11:00過ぎに到着。建設会社が一生懸命片付けをしている。
全体を確認。良い空間に仕上がった。
前日スタッフが準備したスリッパや掲示シートをセッティング。
12:00前に見学者がお出でになり、同行して説明をしているうちに、スタッフも到着。
その後三々五々、見学者がみえる。
雨の上に、中央線の人身事故があったようだったが、かなりの人が来てくれた。ありがたい。
案内しつつ、スナップを撮ったりして、17:00過ぎ終了。
クライアントのご家族も、最初から最後までいらっしゃり、空間を確認していられた。
終了後、クライアントご家族、建設会社の人間、事務所スタッフと仲間、チェ・ミキで駅そばの居酒屋で打ち上げ。
事務所のスタッフと建設会社の現場担当者が同じ小中学校の出身だ、と言う事が分かったり、楽しい会だった。
クライアントにごちそうして頂く。ごちそうさまでした。
21:30過ぎにお開き。
1歳馬。レイクワースの06も厩舎が決まる。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークに滞在中。トラックコースでのダクやキャンターを経て、いざ坂路へ。当初は各馬ばらばらの集団。2列縦列を経験させ、11月上旬からは1列縦列を中心に行っています。1日おきの乗り込みで余裕のあった馬体が引き締まりつつあり、2日(金)の計測では477キロでした。踏み込みに力がこもる様子を、スタッフは「筋肉に粘りがあって良い感じ」と表現しています。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。鞍上の様子を気にする神経質な一面があるものの、臨機応変に対応できる器用さがあり、乗りやすさにおいては水準以上。初めて坂路入りする新入りのリードホースを任される日もあります。そろそろリフレッシュ休養に切り替えても良い頃です。10月下旬の時点では、1ヶ月前の計測からプラス13キロの462キロでした。
「雨が空から降れば オモイデは地面にしみこむ 雨がシトシト降れば オモイデはシトシトにじむ 黒いコーモリ傘をさして 街を歩けば あの街は雨の中 この街も雨の中 電信柱もポストも フルサトも雨の中 しょうがない 雨の日はしょうがない 公園のベンチでひとり おさかなをつれば おさかなもまた 雨の中 しょうがない 雨の日はしょうがない しょうがない 雨の日はしょうがない」
○ 2007/11/11
とりあえず、一段落。
ゆっくり起きて、午前中、夕食の買い物に阿佐ヶ谷まで出掛け、その後ずっと大和町。
○ 2007/11/12
8:00前に事務所。
メールチェック。土曜日にとった写真の整理。日報のアップ。
KMHの検査済書とフラット35の適合証明書が送られて来たので、手続きの段取連絡をスタッフに指示。後は細かい残工事の確認と写真撮影、引き渡しを残すのみとなる。また、一歩進んでホッとする。
その他連絡事項がいくつか。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
ハモニカ横丁という実態が手強いのか、皆手が動かない。もうすぐ課題作成期間の折り返し地点になる。学生もそれは分かっているようで、焦り始めている。ともかく模型やスケッチと手を動かしてくるように、発破をかける。
18:00過ぎ終了。19:00水谷先生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋で一杯。学生達があまりにも建築を知らず、興味を持ってないので、建築の勉強会を開けないかと話す。
22:30過ぎお開き。
○ 2007/11/13
9:00前に事務所。
メールチェックと返信いくつか。
スタッフと簡単な打ち合わせいくつか。
昨日学生達に話した、スズナリの資料やホームページアドレス等をまとめ、メールする。
KMHの外構案をスケッチし、スタッフに図面化を指示。
13:00前に事務所を出てOKBの現場へ。ざっと現場を見て回る。ずいぶん進んだ。これなら今月中にあらかた仕上がりそうだ。
14:00過ぎより定例打ち合わせ。既に打ち合わせ事項も少なく、14:30過ぎに後をスタッフに任せ、現場を出る。
16:30、事務所に近所にお住まいで、住宅の建設を考え始めてらっしゃるご夫妻がお出でになる。事務所の事例を見せ、話しをする。17:30過ぎ終了。
いくつかの連絡事項。
今日は良い天気で、空も真っ青。気持ちよかった。
○ 2007/11/14
8:00前に事務所。
メールチェックとメール返信や連絡事項多々。
スタッフが置いて行った、昨日作図を指示したKMHの外構図に手を入れる。
TDPの打ち合わせのためのスケッチ。
11:30に事務所を出て、経堂へ向かう。
13:00、梁山泊の金さんのリフォームの現場へ。いくつかのアドバイス。
14:00前現場を出て、上野毛へ。
15:00、上野毛駅でTDPのクライアント夫妻と落ち合い、敷地へ。その後、近くの現在の住まいへ伺う。家具等を実測し、話し合い。
18:00前終了。ご主人に車で荻窪まで送って頂き、事務所に戻る。
○ 2007/11/15
8:00過ぎに事務所。
連絡事項多々。
昨日KMHの現場に行って来たスタッフから報告を受ける。オープンハウス以降、残工事があまりに進んでないので、建設会社に苦言を呈する。
今日の勉強会の資料準備や、停滞していた竣工した住宅の資料整理に再び取りかかる。BBHの設計メモを記す。
勉強会ために、杉並区役所に「杉並芸術会館」の資料をもらいに行く。外は陽が差し、暖かい。暑いくらいだ。でも16:00過ぎ、日が陰ると急に冷えてくる。
デスクトップやハードディスク内の整理も少しずつ。
17:00事務所を出て、吉祥寺へ。古書店を回り、18:00に吉祥寺駅北口で武蔵野大学の学生達と落合う。ハモニカ横丁が敷地のうちのスタジオの学生達を、チェ・ミキのいとこがやっている「アルクホリックス」の屋上に連れて行く事になっている。
全員が集まったが、見せの前まで行くと開いていない。普段は19:00からだが、今日は18:00に開けてもらうよう頼んでおいたのだが。
連絡してみると、うまく日にちが伝わっていなかったようだ。しかたがないので、明日出直す事にする。
18:00からにしたのは、引き続き参加希望者は19:00からの小劇場の勉強会に出てもらうようにしていたから。吉祥寺の界隈を回り、18:30過ぎに吉祥寺シアターへ。風邪をひいていた学生ひとり以外は、8人全員が勉強会に参加。
吉祥寺シアターの外で少し説明をして、シアターカフェへ。19:00前だが、もう何人かのメンバーが来ている。
吉祥寺シアターでは今、桟敷童子の2連続公演の飾り替え中で、知り合いのスタッフにバッタリあったので、仕込みの様子を見せてもらう事にする。
19:00過ぎにメンバーが揃い、桟敷童子のメンバーが迎えに来てくれ、仕込み中の劇場へ。圧倒的な物量で仕込み最中で、皆驚く。
その後カフェに戻り、勉強会。今晩は、メンバーの中の武蔵野大学4年生の卒業研究の発表と、静岡文化芸術大学修士2年の修論の途中経過報告が行われた。
ハモニカ横丁が敷地のうちのスタジオの学生達には、とても参考になる話しが沢山あった。今晩は沢山の人数で勉強会に御座増してしまったが、中から一人でも、継続的に参加する学生が出てくる事を祈りながら待ち たい。
21:30前終了。
残った9人でいつもの基地バーへ移り、ボジョレーヌーボーを飲みながら、雑談。23:00前にお開き。
○ 2007/11/16
今朝は曇りで寒い。
8:00に事務所。メールチェックとスケジュールの連絡事項いくつか。
なんだか今月末はアポイントが錯綜して、まるで人気者のようだ。日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや確認。ここ何年間かの資料の整理をして送ったり、雑務等、いろんな事をやっつける。
18:30に事務所を出て、19:00昨晩に続きうちのスタジオの学生と待ち合わせ。一足先に開店中を確認済みの「アルクホリックス」へ向かう。
一杯飲みながら、かわりばんこに3階レベルの屋上に上がって、ハモニカ横丁の家並を見る。店に来ていたお客さんなどに、ハモニカ横丁について聞いたりして、22:30過ぎにお暇し、解散。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。通常の15−15の縦列調教に加え、週2回のスピード調教を行っています。6日(火)には単走で、終い重点の追い切りを実施。まだ素軽さという点で物足りませんが、パワフルな動きで及第点の与えられる内容でした。馬体重は463キロでもうひと絞りできる印象ですが、2週間もあればいい状態に仕上がりそうです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム浦和で休養中。今週から昼夜放牧を始めました。到着して1週間が経過していますが、まだピリピリした面があって落ち着きがありません。飼い葉も残し気味で、環境に慣れていないようです。トモに負った外傷はもう大丈夫で脚を引きずるような仕草もありません。リラックスできるまで、しばらくゆっくりさせます。
○ 2007/11/17
本格的に寒くなって来た。
9:00前に事務所。
天気予報を確認し、新さんに連絡し、KMHの撮影日を一日延ばす。これが吉と出るか、凶と出るか。
メールでスタジオの学生にアドバイスを送る。
日報のアップ。
昨日撮影して来たハモニカ横丁の写真をパノラマ化する。
積み上げていた本や机まわりを少し整理したりするも、あまり状況は変わらず。
雑務いくつか。
○ 2007/11/18
9:00に起きて、昼からの東京国際女子マラソンに備え、午前中に阿佐ヶ谷で買い物を済ませる。
野口みずきさん、圧倒的な強さ。
その後は一日大和町。
○ 2007/11/19
7:45事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
8:45事務所を出て、自転車を阿佐ヶ谷駅近くの駐輪場に置いて、KMHの現場に向かう。
10:00前にKMHの現場着。10:00から事務所検査。オープンハウス時には未完だったデッキ材も敷かれ、テラスがさらに良い感じになった。検査は11:30終了。少し写真を撮って、11:45現場を出る。
吉祥寺まで戻り、小一時間時間が空いたので、久しぶりに「メグ」(http://www.meg-jazz.com/)へ行ってみる。
12月にシアタートラムでやっている「失踪者」(http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/11/post_93.html)を見に行く事にしたので、「悪霊」ドストエフスキー・江川卓訳(新潮文庫)を小休止して、「失踪者」カフカ・池内紀訳(白水uブックス)を今朝の現場行きから読み始めた。小休止を最小限に留めないと、「悪霊」の登場人物を忘れてしまいそうなので、「メグ」で「失踪者」を読む。
14:00過ぎ、吉祥寺からバスに乗って武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。どうにか3人程手が動き始めた。模型が出来てくると、いろんな事が検討出来て面白くなる。
18:00過ぎ終了。19:00前に学校を出て、水谷先生とアシスタントの中島君と三鷹の居酒屋で一杯。23:30頃お開き。
○ 2007/11/20
9:00過ぎに事務所。
来年の3月にピナ・バウシュが来日する情報が入って来たので、確認。(http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/)楽しみだ。
10:00、スタッフにいくつかの確認。日報のアップ。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
THPの資料が送られて来たので、敷地図を作成。
17:00構造の吉田さんが来所。HMH-Kの打ち合わせ。TDPについてヒアリング。18:30前終了。
KMHのデッキテラスを模型写真で検討し、スタッフと打ち合わせ。
○ 2007/11/21
7:30に事務所。
準備をして、8:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。
途中、中央線の踏切で車が立ち往生との事で少し止まるも、大事なく9:00ちょっと前に現場着。昨日から今日に一日延期して大正解のピーカン。
新さんはもうみえて、スタッフと内部を見ていた。
一通り内部を回って説明し、外部も谷の向こうまで行って確認。
とりあえず今日は、引っ越し前の内部の撮影。
太陽の進行を確認し、10:00前から1階の撮影開始。しばらくして太陽が南に回って来たので、2階に移る。
撮影は順調に進み、12:00で昼休憩となったので、後はスタッフに任せ、お先に失礼する。
現場を出て歩き始めたら、撮影補助で網戸を移動してた時に、手すりにしこたまぶつけた右足の人差し指が、思いの外痛く歩きにくい。かばって歩いたら、腰を悪くしそうだ。ともかく事務所に向かう。
電車で座っているときは大丈夫だが、阿佐ヶ谷に着いて歩くと痛み、右足をかばい事務所まで戻る。まいった。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ.
靴下を脱いで脚の指を見たら、結構紫色になってはれているので、近くの整形外科へ。
レントゲンを撮ったら、なんと人差し指の付け根の骨が、斜めに一直線に折れていた。
湿布とほんとに簡単な保護ギブスで処置してもらう。
16:00過ぎに、あまり歩きたくないので自転車で事務所を出て、駅近くの駐輪場に置いて、OKBの現場へ。いつも現場までかかる時間に少し余裕を持って来たが、やはり早く歩けず、乗りたいバスが目の前で発車してしまったりで、ぎりぎりに到着。
17:00から、ジャグジー機器の調子が悪い事について、メーカーの担当者を呼んでクライアントも含め、打ち合わせ。機器を取り替える事で落着。
今晩は事務所に戻らず、阿佐ヶ谷の駐輪場に止めておいた自転車で大和町に戻る。
○ 2007/11/22
銀行に寄って、8:00過ぎに事務所。
足は悪くはなってはいないが、昨日と同じで、歩く時他の部分に負担がかかる。
昨日撮った写真の整理。メールチェックと日報のアップ。
13:00前事務所を出て、KMHの現場へ。
14:00から引き渡しと取り扱い説明。
NTTの通線等も来ていて、30分くらい遅れて引き渡し開始。18:30過ぎ終了。
これで、一段落。
高尾の夜はかなり冷え込んでいた。
足の骨折もあって、今晩の小劇場の勉強会は欠席。
○ 2007/11/23
8:00に事務所。
明け方、骨折している右足が腓返り。こんな状態で右足が腓返ったら、指先を引っ張れないから、一体どうしたら良いんだ、嫌だな、と思っていたら、案の定。自分の暗示にすぐかかってしまう単純さに、げんなり。踏んだり蹴ったりとはこのことか。
そして、チェ・ミキはチェ・ミキで、昨日財布を落としてさんざん。
一方、昨日引き渡した、KMHのクライアントのご主人が体調が悪く、引っ越し延期の連絡が入っていたので、昨日の引き渡しの最後にクライアント夫人に様子をうかがってみたら、大事に至らずで一安心との事。だから、財布を落とした事と骨折で少しでもクライアントご主人の厄払いが出来たと思えば、これも良し。
しかし、かなり歩きにくい。
メールチェックと連絡事項いくつか。
昨日再びスナップした写真をハードディスク等に整理。
今日の打ち合わせの資料等を確認、準備。
昨日電車の中で少し読み残した「失踪者」カフカ・池内紀訳(白水uブックス)を読了。未完の小説だが、面白かった。「審判」や「変身」よりドライブ感があって、ぐいぐい引き付けられる。もがいても状況がそれ自身意志を持ったように動いてしまいどうしようもないという、変な夢を見ているような話しなのだが。書いているカフカ自身が楽しんでいるようだ。そういう意味では、唐さんの世界に近いのか。
ともかく、これがどのような芝居になるか、興味津々。http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/11/post_93.html
日報のアップ。
時間に余裕を持って、13:00過ぎに事務所を出てTHPのクライアント宅へ。
14:00から要望を伺ったり、今お持ちの家具を採寸したり。16:30終了。事務所に戻る。
新宿で乗り換える時に、足を踏まれないようおぼつかない足で休日の人ごみを横切る事のなんと大変な事か。そういう立場になってみなければ分からない事。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
17日(土)に、ビッグレッドファーム明和での最終追い切りを消化しました。反応を確かめる程度で負荷を掛けすぎないようセーブしましたが、まずまず満足できる手応えを見せました。きのう21日(水)に、美浦の相沢厩舎に移動しており、けさから坂路で軽く乗って体をほぐしています。来週の中山、芝1200mに出走する予定。松岡騎手に騎乗を依頼しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧されています。放牧を続けていますが、トモの外傷に悪化は見られません。先日、駆虫を行いました。ペースト状のものを注射器を使って口から流し込むのですが、嫌がって馬房内でなかなかつかませようとしませんでした。コスモプリマと2頭で同じ放牧地で放されています。
アルデュール、いよいよ始動。
○ 2007/11/24
8:30事務所。
昨日の日報で「書いているカフカ自身が楽しんでいるようだ。そういう意味では、唐さんの世界に近いのか。」と書いたら、昨晩、唐さんからセットの事でこっぴどくおこられる夢を見た。しかも、舞台に上がるのだが、短い台詞が全く頭に入らず、台本もバラバラになってしまう。これじゃあまるでカフカ的世界だ。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
土曜日の9:00からNHK-FM、ゴンチチ司会の「世界の快適音楽セレクション」は毎週テーマとセレクションが洒落ていて、何気なく楽しい。今日のテーマは「しわと白髪の音楽」。このようなテーマで20曲くらい集めてくるのだから、本当に音楽好きな人たちが番組を作っているのが伝わって来るから、楽しいのだろう。
雑務いくつかと、KMPとTDPのスケッチ。
余裕を持って14:00前に事務所を出て、KBHへ向かう。御茶ノ水のレモン画翠で武蔵野大学の学生の作品も出ている昨年の「学生設計優秀作品展作品集」を入手。
余裕を持って来たのだが、やはりKBHに到着したら、約束の15:00ぎりぎり。
建設会社と一緒にお邪魔して、不具合の部分を確認。修繕の方法を説明。久しぶりにご夫妻にお目にかかったので、お茶を頂きながら、しばらく雑談。16:00過ぎにお暇する。
神保町の書店で本を買って、そのまま大和町に戻る。
靴を履きっぱなしで、少し長い時間立っていたり歩いたので、大和町に戻ってどっと疲れが出た。
○ 2007/11/25
一日大和町で、TDPやTHPのスケッチ。
夜、録画しておいたドラマ「海峡」(http://www.nhk.or.jp/drama/kaikyou/)を見る。最後の方で、いくつかお決まりの台詞があり、それがなければどれだけ良いかと思うも、全体に良く出来たドラマだった。つい涙腺が緩む。
○ 2007/11/26
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
今日は雲が多いが、晴れ間も出ている。しかし、明日は曇り空になりそうだ。明日予定している、KNH-Hの撮影を延期する連絡いくつか。
HNH-Kのスケッチや、TDP確認事項、OKBのスタッフ打ち合わせ等。
13:30過ぎ事務所を出て、銀行に寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。提出までもう1ヶ月を切り、大事な時期なのだが学生は半分くらいしか出席していない。そして手がかろうじて動いているのがまたその半分。最初のコンセプトを忘れずに、ともかく手を動かせと発破をかける。18:00過ぎ終了。
製図準備室で水谷先生と簡単な打ち合わせをして、学校を出る。
研究室で用事があった水谷先生と19:30過ぎ吉祥寺で落ち合い、居酒屋で定例の一杯。
23:00前お開き。
○ 2007/11/27
8:00に事務所。
朝から曇り空。撮影延期は正解だった。
メールチェック。シアターワークショップの伊東さんから来た、吉祥寺シアターの見学会のメールを学生達に転送。
HNH-Kの法的な確認事項をチェック。日報のアップ。
スタッフとOKBとHNH-Kの打ち合わせ。
昨晩、水谷先生から話しがあった事をホームページで確認し、返信のメール。
図書館から借りて、返却期限を過ぎていた本の、返却要請の連絡が入ったので、自転車で図書館へ。
そういえば、パソコンにOSのバージョンアップの知らせが来たので、アップしたら、図書館の予約ができなくなったり、いくつかのホームページが文字化けするようになった。やれやれ。
HMH-Kの検討。再びイメージが動き出し始めた。
TDPのスケッチ。
○ 2007/11/28
8:00に事務所。メールチェックと日報のアップ。
TDPのスケッチを図面化して、サイズの確認を行なう。
新宿梁山泊の次の公演「少女都市からの呼び声」作・唐十郎 演出・金守珍(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)の台本を改めて読む。
1970年に書かれた「少女都市」と言う芝居が、1985年に状況劇場・若衆公演「少女都市からの呼び声」として大幅に改稿され、ゴールデン街のスペース・デンで上演された。その公演を見ているが、今や伝説となっている程、戦慄的な芝居だった。
梁山泊では、1993年から1999年まで何度となく再演されてきた。いくつかの公演には、セットデザインと役者で参加した。
当時は、自分が戦慄して見た芝居に、10年経ってまさか関わるようになるとはと、に呆気にとられたものだった。
今回改めて読み返してみて、初めて見たときの興奮が蘇ってくる。すごい台本だ。無駄な台詞がひとつとしてない。あまりの密度にクラクラしてきてしまう。
読みながらスケッチを少し。
15:00近くの整形外科へ。レントゲンを撮り電気治療。折れた部分はずれてないとの事。後1、2週間で通院の必要はなくなれでしょうとの事。
明日から外構の改修工事が始まるNMHの図面作成。
TDPのスケッチと日影チェック用の図面を作成。
アルデュール2日(日)中山7R・2歳500万下に松岡ジョッキーで出走予定。
○ 2007/11/29
8:00事務所。
昨日に続き曇りで寒い。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが昨日撮ってきたOKBの現場写真を見る。ずいぶん仕上がって来て、よい感じだ。
HMH-Kのスケッチ。
図面にスケッチ等をしやすいスペースを確保するために、少し本格的に机の上を整理を始める。
午後、予約しておいた「川合健二マニュアル」川合健二ほか著(編集出版組織体アセテート・http://www.acetate-ed.net/bookdata/008/008.html)が届く。
貴重な資料が満載の、気合いの入った本だ。
今日から始まったNMHのアプローチの改修工事。解体中にひとつ問題が出てきて、現場から連絡がある。いくつか連絡事項。改修はやはりやってみなければ分からない部分がある。
机の整理をしながら、スタッフといくつかの簡単な確認、打ち合わせ。
18:30過ぎ事務所を出て吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。今年の予定は今回を含め3回。残り2回で年内に今年の作業のまとめをして、来年からの活動を確認する事に。
21:30前終了。参加者全員で近くの基地バーへ。ちょっと一杯が、二杯になり、23:30過ぎお開き。
アルデュール2日(日)中山7R・13:05発走・2歳500万下に松岡ジョッキーで出走確定。
○ 2007/11/30
9:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
10:30前事務所を出て、OKBの現場へ。一通り現場を見て回り、現場事務所で建設会社といくつかの確認事項。12:00からクライアントへ、定期報告。12:30終了。
14:40武蔵野大学のグリーンホール。「武蔵野大学仏教文化研究所公開講座 親鸞聖人と七高僧」の最終回の講座。
山崎龍明先生の「親鸞聖人と法然聖人とのであい」。
お年を召した方が沢山みえている。会場で役者の黒沼さん、チェ・ミキと落合う。皆「歎異抄」に少なからず興味を持っている。
いくつかの現代にも通ずる話しがあったが、一番興味をそそったのは、「法難」の話しだ。
法然の興した「他力本願念仏宗」は、良く知られるように「南無阿弥陀仏」を唱えるだけで救われる、と言う宗派だ。それに対し、比叡山や興福寺はお上に取り締まるように要請し、法然や親鸞は一時島流しになる。
「南無阿弥陀仏」を唱えるだけですべてが救われると言う教えは、当時ではとても過激で、当然そのような事態になったのだろう、と言う話しだった。確かにそうだ。その話しを聞いて、今読んでいるドストエフスキーの「悪霊」を想起した。「悪霊」はロシアの農奴解放後の秘密結社の話しで、結社としては全く逆な性格なのだが、しかし、そのような組織と社会と言う関係で言えば、まさにシンクロしている。
16:00過ぎ終了し、黒沼さんに武蔵野大学のキャンパスを案内し、三鷹に出ていつも行く居酒屋「はたはた」へ。しばらくそこで飲んで、19:00頃、阿佐ヶ谷の「韓伽羅」へ移動する。
何時にお開きにしたのかは全く記憶がない。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
2日(日)、中山7Rの芝1200mに出走します。さすがと思わせる力強い動きです。半マイルからぐんと加速して追い切った28日(水)には、マリエンバード産駒の新馬を追いかけて、脚力の違いを見せて先着しました。息遣いも良かったようです。北海道帰りのために冬毛は目立つものの、力の出せる態勢には整っています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
コスモプリマと2頭で放牧されていましたが、ふっくらして落ち着きも出てきたことから調教を始めることに。28日(水)に、プリマと一緒に浦和から、真歌トレーニングパークへ移動しました。到着時の馬体重は472キロ。前走時より30キロ近く増えていて、良い感じです。すくみがちな体質なので気をつけて乗っており、現在は軽めのキャンターで脚慣らし程度の運動が中心です。
○ 2007/12/1
昨日はずいぶん飲んだので、朝起きるのが辛く、10:30に事務所。
二日酔いにはなっていないので助かったが、やはり本調子ではない。
メールチェックや雑用。
14:00KNHのクライアント夫妻が来所。
地下の改装の相談。14:40終了。
阿佐ヶ谷近辺で住宅の建設を考えられており、先日相談にみえた方から、土地の情報が送られてきていたので、自転車で2つの候補地を見に行きながら、途中荻窪の古書店へ。
戻って、所感をメール。
日報のアップや雑務。大和町への帰り道に、昨晩傘を忘れた「韓伽羅」へ寄って、ピックアップ。
○ 2007/12/2
8:30に起きて、「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットの資料を探し考えたり、本の整理等をしていたが、CATVでメインの前の競馬中継が見る事ができる事が分かり、11:00新宿の場外馬券売り場へ向かう。
馬主会の桐山は、いそいそと中山へ出掛けているだろうか。今回は足がNGなので、同行しなかったが。
新宿の馬券売り場は、相も変わらず人生味溢れる、渋い顔をしたおじさん達が沢山で、しみじみする。
アルデュールの単勝と復勝、そしてTV鑑賞の楽しみに、中山のメインの馬券を少し買い、高円寺で昼夜の食材を買って大和町に戻る。
ビールを飲み、焼きそばを作りながら、7Rのパドックを見る。至福の一時。
13:05、7R出走。アルデュールは良いスタート。3、4番手につけて4コーナーを回る。
松岡はラチ沿いに入れて外に出さない。先頭の馬と外の馬に囲まれて、ゴールまで外に出れずに3着。
しかし、以前なら、このような態勢になると走るのをやめてしまっていたから、成長が伺える。
次のレースが楽しみだ。
大竹伸朗の分厚い展覧会図録がやっと届く。
○ 2007/12/3
8:00に事務所。
メールチェックや連絡事項を済まし、少し時間に余裕を持って、9:15事務所を出て、阿佐ヶ谷駅近くの駐輪場に自転車を置いて、KTHへ。
途中冷たい前が降り始める。
10:30KTHの一年点検。もう一年か、早いな。
11:30終了。建設会社の担当者と、近くの喫茶店で昼を取りながら、別件の打ち合わせ。
新宿で書店を回って、武蔵野大学へ向かう。
14:40から空間造形4の授業。提出まで今日を入れて後2回。さすがに9人中7人の学生がエスキスチェックに来た。
やっとてが動き始めたが、2・3週間前にこの状態なら良いのに。
ともかくも各人のコンセプトを再確認しながら、アドバイスをする。
あと2週間、頑張って完成させて欲しい。
19:00過ぎ終了。
19:30前、水谷先生と学校を出て、三鷹の「はたはた」でお疲れの一杯。
23:00前お開き。
○ 2007/12/4
8:00に事務所。
メールチェック。昨日は朝事務所を出てから、ずっと外だったので、連絡事項や雑務いくつか。
溜まっていた日報のアップ。
スタッフとOKBとHNH-Kの打ち合わせ。
13:00過ぎに事務所を出て、KMHへ。引っ越しも終了され、ダメ直し工事の確認に伺う。
14:30前から建設会社の担当者と見て回り、大きな問題なく終了。
お茶を頂き、表札の取り付けを、スタッフと建設会社の担当者にまかせ、15:30過ぎにお暇する。
事務所に戻り、雑務や「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットのスケッチ。
○ 2007/12/5
8:00前に事務所。寒くなってきた。自転車に乗るのに、手袋が必需品になってきた。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩に引き続き「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットのスケッチ。雑務いくつか。
TDPのスタッフち打ち合わせ。スケッチの図面化を指示。
午後、銀行や郵便局へ。郵便局でおつりに見なれぬ札が。なんと2000円札だ。いやいや久しぶりに拝見。その存在すら忘れていた。これってまだ使えるのですよね、と尋ねてしまいそうなくらい変な気分だ。
その後医者に。2週間経つがずれていないとの事。どこかがかろうじて繋がっているのだろう、と言われる。あと1週間すると、安心なので、気を抜かずぶつけないようすることを念押しされる。
THPのスケッチ。
○ 2007/12/6
8:00事務所。
メールチェクし、スタッフが打ち合わせテーブルの上に置いて行った、HMH-KとTDPの図面をチェック。
10:00過ぎ、各々のスタッフ打ち合わせ。
日報のアップ。
「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットの資料確認とスケッチをまとめる。
THPのスケッチ。夕方になって少し動きが出てきた。
18:00過ぎ、事務所を出て吉祥寺シアターへ。
19:00から、小劇場の勉強会。年表の話し、スズナリの調査のまとめかた等について。最後に武蔵野大学の塩沢さんが、卒業制作について皆からアドバイスもらうも、かえって混乱したか。
21:30過ぎ終了。
何人かはいつものように基地バー行ったが、今晩は寄らず帰る。
○ 2007/12/7
8:00に事務所。
メールチェックと今日の打ち合わせ資料の確認。連絡事項いくつか。日報のアップ。
9:15過ぎ、事務所を出てHMH-Kのクライアント宅へ。
10:00からHNH-Kのクライアント打ち合わせ。基本設計がまとまり、概算をとる図面を作成する段階になる。
12:00前終了。その脚で経堂へ。
梁山泊の金さんがセルフビルドでやっている、リフォームのアドバイスへ。「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットの打ち合わせも合わせて。明日夜、稽古場へ行く事にする。14:30過ぎ終了。事務所に戻る。
スタッフとTDPの図面打ち合わせ。OKBの簡単な打ち合わせ。
18:00前に事務所を出て、三軒茶屋へ向かう。田園都市線で事故があり、電車が遅れていたが、18:45に三軒茶屋でチェ・ミキと落ち合い、シアタートラムへ。
19:00、「失踪者」カフカ作・松本修演出(http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/11/post_93.html)開演。
大掛かりなセッティングで舞台と客席が出来上がっている。ロビー側が舞台で、その舞台を回り込むようにして客席に。
先日小劇場の勉強会にも来てくれた、演劇評論家の西堂さんがみえていたので、休憩時に交互上演している「審判」の配置について尋ねたら、全く逆になると言う。明日は「審判」の楽日だが、終演後大掛かりな飾り替えか。贅沢だな。
休憩15分を挿み、3時間40分の大作。正直、休憩後は少し退屈した部分もあったが、とてもエネルギーがあり完成度の高い芝居だった。
年齢層も多彩な出演者とよいスタッフで練られた芝居(芝居と言ってよいのか)だった。
カフカはこの「失踪者」という小説を、前半は書きたい意欲を押さえ、ある日から一気呵成に書いて行ったが、後半は書く事に苦しんだ、翻訳者の池内さんの解説にあった。まさに、その違いが芝居にもあらわれているように感じた。
ともかく、井手茂太さん振り付けの、役者が踊るパフォーマンスが秀逸だった。今度、一度「イデビアン・クルー」(http://www.idevian.com/ja/index.htm)を見てみたい。
22:45終演。
高円寺まで戻り、大将3号店で1:00くらいまで飲んで、大和町へ。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
2日(日)、中山で出走し、3着でした。好スタートを切りますが、行く馬を先にやって好位のインを追走。手応え十分に4コーナーをまわり、追い出した逃げ馬について行きながら、前があくのを待ちます。最内をついてじわじわと逃げ馬に迫りますが、かわすことはできませんでした。松岡騎手は「直線で前が開いたので何とかなると思ったのですが、伸びきれませんでした。でも、内容は良かったと思います」とコメント。16日(日)、中山のフェアリーS・芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。自らという気持ちが旺盛。速い調教を課すつもりがなかったのに、行きっぷりが良いあまりに先日の乗り込みではハロン14秒程度のスピードが出ていました。飼い葉はすくみ対策の配合。濃厚飼料を減らし、オイルを多めに混ぜ与えています。
○ 2007/12/8
10:00に事務所。
メールチェックや連絡事項いくつか。
昼を挿んで、TDPの図面をまとめ、簡単なコメントを付けてクライアントへメール。
日報のアップ。
15:00、リクエストしてあった本が揃ったので、自転車で図書館へ。
青梅街道の銀杏が真黄色だ。落ちてくる葉っぱの雨の中を自転車で走る。
18:00前事務所を出て、自転車で梁山泊の稽古場へ。
「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)の稽古を見て、セットの打ち合わせ。今回の公演は「新宿梁山泊創立20周年記念決定版」と銘打たれているが、稽古場はまさにその雰囲気。今までに使っていた道具類や衣装のオンパレード。その雰囲気がとても良い。
この芝居はなんども再演され、セットもだんだんバージョンアップされて行ったが、これらのもの達を使えば原点に戻れる。それらのもの達の位置や、ちょっと手を加える事を打ち合わせして、今回のセットデザインは終了。
23:00過ぎに稽古場を出る。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎… インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークで調整中。1日おきに坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。リードホースの古馬を先頭に約10頭の集団が縦列で1列になり、ハロン17秒前後で駆け上がるのがここ1ヶ月の主要メニュー。鞍上の指示にも素直でフットワークも良く、走りが安定しています。穏やかすぎて気合乗りに乏しく感じられますが、いまは走ることを教えている段階なので気にしていません。馬体重は483キロです。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。騎乗しているときから、トモがアヒルのような独特の歩様を呈していましたが、休養に入れて騎乗を再開したところその歩様がもっと悪くなってしまいました。腰萎(通称:腰ふら)の症状を見せていて、獣医にも診せたところ『頚椎の神経が麻痺しているかもしれない』との診断です。良い素質があるため、できることはやりたい考え。中間には整体師による治療も行いました。しばらく普通放牧で様子を見てみます。
いろんな事はおこるのだ。
○ 2007/12/9
午後高円寺に買い物に出た以外は、一日大和町。
○ 2007/12/10
8:00事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。土曜日に梁山泊でセットについて話してきた事に、ひとつアイデアが浮かんだので、スケッチして梁山泊へファックス。
日報のアップ。
10:00、設備設計の酒巻さん来所。HNH-Kの打ち合わせ。11:00終了。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。来週が提出なので最後のエスキスチェック。まとまりつつある学生もいれば、最初の段階からあまり進んでいない学生もいる。あまり進んでないのは、ここ2・3週間、エスキスチェックに来なかった学生だ。多分、進んでないから来なかったのだろうが、逆で、そんな時こそ話しにくるべきなのだが。ともかく発破をかける。
19:00終了。
水谷先生とアシスタントの中島君と三鷹の「はたはた」へ行って、お疲れの一杯。
23:30お開き。
○ 2007/12/11
9:00事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。年末らしく、スケジュールが詰まってきた。
進行中のプロジェクトについて、スタッフと確認事項いくつか。
小劇場の勉強会の年表用資料を確認。
午後、外科へ。まだ腫れているが、骨は動いてないので、ぶつけないようにして自分で良くマッサージするように言われる。年末にもう一度来院するように言われる。
THPのスケッチ。
17:30、先日から相談にみえている、阿佐ヶ谷近辺で住宅建設を検討している方が来所。建築費用の話しをする。
引き続き、THPのスケッチ。
JRAのホームページに16日の中山メインのフェアリーステークスの情報が。(http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2007/1216_1/pickup.html)アルデュール出走出来ると楽しみなのだが。
一方で、出走してくれば侮れない素質を持つ1勝馬の存在も目立つ。中でも、新馬(東京・芝1400m)を完勝したスワンキーポーチ(牝2・鈴木康弘)の注目度が高い。フェアリーSを過去10年で3勝している横山典弘騎手とのコンビは魅力だろう。また、早くからこのレースを目標にしてきたマイネアルデュール(牝2・相沢郁)、前走牡馬相手のベゴニア賞(東京・芝1600m)で2着に粘ったメイビリーヴ(牝2・松山康久)、前走のサフラン賞(東京・芝1400m)で鋭い追い込みを見せて2着に入ったメジロアリス(牝2・萱野浩二)、5走前の未勝利(新潟・芝1400m)で、後の阪神ジュベナイルフィリーズ3着馬エイムアットビップに完勝しているサマーエタニティ(牝2・畠山吉宏)など、有力馬に数えられる1勝馬もスタンバイ。スピード自慢のうら若き牝馬たちによる熱き戦いが、暮れの寒さを吹き飛ばしてくれそうだ。
○ 2007/12/12
8:00事務所。本当に寒くなってきた。
10:30に事務所を出て、渋谷のイメージフォーラムへ。「シアトリカル・唐十郎と劇団唐組の記録」(http://www.theatrical-kara.jp/)11:30からの回を観る。
いやー、面白かった。登場人物を皆知っているから面白かったのか、定かではないが。僕にとってはとてつもなく面白かった。エンディングテーマ曲「不滅の男」遠藤憲司は最高。
13:30終了後、急いでNMHへ向かう。
外構の改修をやっているのだが、豆砂利洗い出しが良い感じで仕上がっていた。14:00過ぎから、建設会社の担当者とクライアント夫人と、いくつかの確認事項を行ない、15:00終了。
その脚で、OKBの現場へ向かう。16:00前現場着。現場担当者とクリーニングに入っている現場を回る。途中たまたまクライアントがお出でになり、いくつかの確認をする。その後もスタッフと現場担当者といくつか簡単な打ち合わせをして、17:00過ぎ現場を出て、事務所に。
18:30再び事務所を出て、神楽坂へ。ardish gに寄って、先日見た「森山大道×沢渡朔 写真展」(http://www.artdish.co.jp/g/morisawa/index.htm)の時にお願いしておいた、「別冊・記録」をピックアップして、theatre iwatoへ。19:30から黒テントの公演「上海ブギウギ1945」(http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/)。
今年生誕100年の服部良一の曲がふんだんな芝居。良いですよ服部良一。ツァイ・ミンリャンの「楽日」のラストシーンに流れた曲がとても美しく、後でパンフレトで服部良一の曲だと言う事を知った。この芝居を見ると、服部良一の曲がどうして中国や台湾で良く知られているのかが分かる。
22:30前終演。
人の紹介で、黒テントがこの場所をtheatre iwatoに作り上げる時に、少しお手伝いしたが、芝居を見るのは初めて。良い場所を探し当てたな。古い建物が今日の芝居等はぴったりだった。制作の宗重さんに、小劇場の勉強会の見学をお願いする。
偶然、友人の鳥越さんも幾人かで連れ立って来ていた。最近トリさんとは、バッタリと言う事が多いな。
今日は映画と芝居を見て、帰りの電車では頭が飽和状態。持っている本を読む気にならない程だ。
○ 2007/12/13
久しぶりの雨。8:00に事務所。
昨晩の飽和状態の頭が、一晩過ぎて少し落ち着いてきて思ったこと。
唐組も黒テントも稽古場やテントや劇場と言う根拠地を持ち、劇団を存続させている。どうやらそういう劇団の芝居が好きなようだ。もちろんその中でも小劇場と言えるような。
先日見た、「失踪者」の演出をした松本さんがパンフレットに、ある長さの同じ時間を共有する事に依って、表現可能になる質がある、と言うような事を書いていたが。まさにそう感じる。
そのような質が映画とは違う、演劇に特有なもののように思え、その質が感じられる芝居に引き付けられているのかもしれない、と言うような事をつらつら考える。
日報のアップをして、スタッフに確認事項いくつか。
午後一で事務所を出て、THPの敷地へ向かう。建設会社に手伝ってもらい、レベル測量。
15:00前終了。帰り道途中の駅まで車で送ってもらい、事務所に戻る。
早速実測図面の作成を始める。
17:00武蔵野大学の一人の学生が、空間造形4のエスキスを見せにくる。月曜よりずいぶん具体的になってきていたので、いくつかのアドバイスをして、このまま風邪を引かず頑張るように話す。
18:00過ぎ終了。スタッフに確認事項いくつかして、再び事務所を出て吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。今年最後の会。
今晩は、東北大学で劇場の研究をしている、坂口大洋さんが来て話しをしてくれる。坂口さんの話しは、地元仙台での劇場立ち上げ、下北沢の小劇場調査、そして韓国のソウルの小劇場が70以上集まる大学路(テハンロ)について。20:30坂口さんの話しは終了し、その後は料理とアルコールが並び、忘年会を兼ねた質問や雑談に移る。
坂口さんには初めてなのかと思っていたら、大学で同じ研究室だった那須と一緒に随分前に事務所に来た事があるとのこと。そういえばとかすかに思い出す。
また、今晩初参加の木下サーカス勤務の安達さんのサーカスの日常についての話しが無茶苦茶興味深く、質問が飛ぶ。
21:30過ぎにお開きになり、近くの基地バーで2次会。全員参加。
23:15過ぎに2次会もお開き。
アルデュールは抽選で除外に。残念。
○ 2007/12/14
今週は外出が続き、疲れてしまい少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
9:30に武蔵野大学の4年生が卒業制作の相談に来所。10:30過ぎ終了。
なんだか雑務が多く、落ち着かない。
14:00過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷で買い物をして、設計事務所仲間の小西さんのマンションへ向かう。リフォームしたマンションをやはり設計事務所仲間の朝倉夫妻、鈴木利美さんと拝見して、そのまま忘年会をやる事になっている。
マンションは12階で眺めが良く、居心地良い空間だった。17:00頃全員が揃い、鍋をやっていろんな事を話す。楽しい会だった。
鈴木さんを残して、朝倉夫妻と22:00過ぎにお暇する。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ポリトラック、ウッドコースで乗り込まれています。出走を予定していたフェアリーSは除外されてしまいました。14頭の1勝馬の内、10頭が出走可能でしたが、残念な結果です。22日(土)、中山のクリスマスローズS・芝1200mにまわります。中1週だったので速いタイムは出していませんが、今週の追い切りでは楽な手応えで、先行して一杯になったパートナーに2馬身先着。この調子を維持して次走に臨みたいものです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間に40度の熱発を発症しまいました。前回頑張った影響なのか、体力不足がここへきて露呈した印象を受けます。1日で熱も治まり、現在は多少ペースを落としていますが、しっかり抑えないと軽めができないくらいの行きっぷりは頼もしく感じます。
○ 2007/12/15
昨晩も忘年会だったので、さすがに疲れは取れず、ゆっくり起きて10:00前に事務所。
連絡事項やスタッフが置いて行った資料をチェック。
13:00前、スタッフ募集の面接。14:00前終了。
日報のアップ。
今日の打ち合わせの準備。
15:00TDPのクライアント夫妻来所。いくつか提案した中から、基本方針を決める。地質調査や日影検討を行い、3階建ての可能性を検討する事にする。
17:00過ぎ終了。17:30武蔵野大学の水谷先生夫妻が来所。来年から新たに担当する授業の打ち合わせ。
18:30前一緒に事務所を出て、吉祥寺へ向かう。
19:00から吉祥寺の飲み屋で水谷夫妻、ミリ・メーターの笠置・宮口さん、チェ・ミキで忘年会。ミリ・メーターの二人とは本当に久しぶり。仕事の話し等いろいろして、21:30過ぎに一軒目を出て、「のろ」に向かう。「のろ」も2年に一度くらいのペース。全然変わらない。
多分24:00過ぎにお開き。
○ 2007/12/16
10:00過ぎに起床。
午前中、高円寺に買い物に。
夕方、THPのスケッチ。
チェ・ミキの友人のハマちゃんが明日東京で仕事なので、大阪から泊まりにくるので、少し片付け。
ハマちゃん18:00過ぎに到着。
一杯やりながら食事をする。
二人は話していたが、先に休む。
○ 2007/12/17
8:00事務所。メールチェックと日報のアップ。
THPのスケッチ。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形4、今日が提出とスタジオごとの講評会。
締め切りの14:30前、製図室は慌ただしい活気。
とりあえず全員提出した様子。
各スタジオに別れて講評を行う。
どうにかまとめて来た者、大幅に模型が未完成な者、それぞれだが、一人ずつ発表してもらい、質問と来週までのブラシュアップのアドバイス。
来週が全体の講評会だが、まだ発表者は決めきれないので、来週ブラシュアップされてきた模型等を見て決める事にする。
プレゼンテイションの要点について話し、18:30過ぎに終了。
4年生の一人が訪ねてきて、卒業設計のアドバイスが欲しいと言う事なので、準備室で話しを聞く。まだ、形になっておらず、早く手を動かし模索するようにアドバイスし、その段階まで来たら又エスキスチェックをする事を約束する。
19:30、水谷先生と学校を出て、先日ミリ・メーターに教わった吉祥寺の「大鵬」を探す。
すぐに見つかり、入ってみる。ミリ・メーターが言っていたように、濃い店だった。(木彫りの熊が至る所にあり、写真のような設えが。)
23:00過ぎお開き。
○ 2007/12/18
8:00に事務所。今朝は寒い。冬らしくなってきた。
スタッフが置いて行った資料を確認し、連絡事項いくつか。日報のアップ。
THPのスケッチを続ける。
10:00スタッフ研修者が来たので、スタッフにいろいろ教えてあげるように紹介。
11:00THPのスケッチをスタッフと研修者に説明し、図面化の指示。
13:30過ぎ事務所を出て、郵便局に寄って、OKBの現場へ。
現場を見て回り、15:30過ぎから5階のクライアントの竣工検査。検査後、増減見積を説明し、引き渡しの段取を決め、16:30前終了。少しスタッフと電気業者と打ち合わせして、事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
○ 2007/12/19
8:00に事務所。スタッフが一人既に来ていた。
今日、OKBの4階のクライアント検査で打ち合わせをする、照明の資料について打ち合わせ。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
昨日スタッフ研修者が作成した図面をチェック。
THPのスケッチと図面化の指示。
TDPの日影検討図作成。
12:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。
13:00過ぎから、4階のクライアントの竣工検査。一通り回った後、照明の打ち合わせ等して14:30過ぎ終了。
帰り道渋谷で書店により、23日のクライアント宅でのパーティーのプレゼント交換用の本を物色。
渋谷の書店は久しぶりだが、大盛堂は閉店していたし、ブックファーストの場所も変わっていた。今のブックファーストの場所は別の本屋だったが思い出せない。街は変わって行っている。
阿佐ヶ谷駅から事務所の戻る途中で、自転車に乗って駅方向に向かう、梁石白さんとすれ違ったので声をかける。本当に久しぶりにお目にかかれて嬉しかった。
事務所に戻り、TDPの作業を行ないクライアントへメール、雑務等。
アルデュール、22日土曜日、中山9R出走予定。
○ 2007/12/20
月曜の武蔵野大学のスタジオ講評会、昨日一昨日のクライアント検査でさすがに疲れ、ゆっくり起きて、9:00事務所。
メールチェックや連絡事項、日報のアップ。
THPの図面をチェックし、スタッフ研修者に指示。同じく、レベル図等を作成。
マイネアルデュール、22日中山9R出走確定。
18:00前事務所を出て、上高田の新宿梁山泊の稽古場へ。
「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のゲネプロ。
18:30に稽古場へ着くと、押している様子。19:00過ぎから公演の安全と成功を祈願するお祓い。19:30過ぎから、ゲネプロが始まる。
21:00終了。片付けの後、長年この芝居の主演をやってきた黒沼さんから熱いダメだし。芝居は既に面白い。黒沼さんのダメ出しを超えた時、戦慄の芝居になるだろう。楽しみだ。
22:30過ぎ稽古場を後にする。
○ 2007/12/21
8:00に事務所。
メールチェック。
一昨日の晩、小劇場の勉強会のメンバーの一人から、修論のまとめかたで相談の電話があった。アドバイスをした上で、再度内容をまとめて、勉強会のメーリングリストに流し、アドバイスを求めてみらた、と話した。そのように流したメールに、いろんなメンバーからアドバイスが来ている。
昨晩のゲネの写真の整理と日報のアップ。
THPの図面修正点を指示。
週明けが25日なので、銀行へ行く。
昨日でスタッフの一人が卒業で、今日は事務所の雰囲気が微妙に違うような気がする。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
小劇場の勉強会のしかのさんが、先日のオープンハウスで撮ってくれた、360度写真をアップしてくれた。
(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/files/category-4f4f5b85.html)
クライアントにもメールで報告。
THPの検討。
17:00過ぎにスタッフと事務所を出て、構造の吉田さんの事務所へ。
HNH-K、TDPその他の打ち合わせ。19:00前に一緒に事務所を出て、築地の居酒屋へ。吉田さん関連のいくつかの事務所が集まり忘年会。一年に一遍合う顔が懐かしい。
築地の場内にある居酒屋なので、魚が旨い。開店時間は朝5:00から22:00まで。高円寺や阿佐ヶ谷だと朝5:00は閉店時間だ。
22:30お開き。皆は2次会に行ったが、お先に失礼する。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
22日(土)、中山9RのクリスマスローズS・芝1200mに出走します。今週の最終追い切りは相手に合わせ7分くらいの力で我慢させました。松岡騎手は「息を入れるのがあまりうまくないので、調教では他馬の後ろに付けて折り合えるよう工夫しています。1回使ったぶん確実に上積みがあるので何とかしたいです」と笑顔で話していました。テンションが上がってきている点が気になるものの体は仕上っています。レース後は鉾田へ移動して一息入れることも視野に入れています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。真歌に移動後、しばらくはトモの立ち腫れが残っていましたが、すっかり解消。騎乗開始後は順調です。行きたがる気性を考慮して併走調教は行っていませんが、縦列では手応えが良すぎて抑えるのがしんどいほどです。騎乗スタッフは「気持ちが先走っているが、いいスピードを持っている」と語っています。
○ 2007/12/22
今週も毎日何かがあり、さすがに疲れた。ゆっくり起きて、10:00前に事務所。
すぐに事務所を出て、丸の内線で新宿の場外馬券売り場へ。
中山の9Rにアルデュールが出走するので、馬券購入。ついでに明日の有馬記念の馬券も少し。
11:00前事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。打ち合わせの準備。
12:00、THPのクライアント来所。実測した敷地のレベルの説明や第1時案について打ち合わせ。いくつか確認事項を話し、年明けにスケジュールや予算の話しを再度する事にして終了。
今日は打ち合わせが入っているので、ライブで中継が観れないと思っていたが、間に合ったので急いで大和町に戻る。
14:05、9レース発走。前走で先着した馬がいて、そのレースと同じようにその馬の後を行く。途中行きっぷりが悪そうにみえる。松岡騎手が押していたようにみえた。
4コーナーを回って前をかわすかと思ったが、伸びず、後ろから来た馬に逆にかわされ、4着。
そのまま大和町で雑務をして、14:45大和町を出て、中野ブロードウェーに寄って、16:00KNHへ。
以前の改修で手をつけなかった地下の改装について、建設会社と一緒に確認。
17:00過ぎ終了。外に出たら雨が降り始めていた。
自転車で大和町に戻る。
○ 2007/12/23
8:30頃起きて、うちの雑務や雑誌を読んだり。
11:00過ぎに買い物に阿佐ヶ谷まで。
今日のNMHのパーティーに持って行く酒を買おうと、旧中杉通りの酒屋へ行くも、開いていない。
14:30、チェ・ミキより先に大和町を出て、ダメ元で旧中杉通りの酒屋へ行ったら開いていて、お目当ての酒を入手。
渋谷の書店で酒選びのために余裕を見ていた時間をつぶし、15:45桜新町でしかのさん、スタッフの土岐、チェ・ミキと落ち合い、NMHへ。
今日は14:00頃から、忘年パーティーが行われていて、お招き頂いた。先日行なった外構の改修工事も良い感じで馴染んでいる。
中に入ると沢山の人。子供も沢山。
しかのさんと土岐を一通り案内し、ビールを頂く。自由が丘にあるお店の料理人の方が来て、準備した美味しい料理を頂く。
入れ替わり立ち替わり、何人くらいいらしたのだろう。
少しずつ人数が少なくなった、多分21:00前くらいにお暇する。
帰りの総武線の中で、武蔵野大学の卒業生の一人とバッタリ。設計事務所に勤めていて大変そうだったが、元気そうで何よりだった。
○ 2007/12/24
10:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
今日の講評会の後に成績を考えなくては行けないので、前半の課題の提出物の確認。
11:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
実習棟でこの一週間で模型や図面がどれくらいブラシュアップしてきたかを確認し、アシスタントの大和君と発表者を決める。
13:00過ぎから講評会が始まる。選抜者は14人。1人5分間の発表と講評が続く。
途中休憩を入れて、14人終了したのが18:00過ぎ。それから選抜されなかったが発表したい学生の発表と講評を行ない、最後に先生方のまとめがあり、すべて終了したのは20:00前。頭の芯がしびれている。
提出された作品は力作揃いだが、みなプレゼンがうまくない。建築的に詰め切れていない部分があり、それらが曖昧なのでプレゼンも抽象的な話しが長く、内容の詳細な説明まで至らない。自分以外の人間にわかってもらうために、図面をまとめたりプレゼンすると言う事をよく考えて卒業制作に進んで欲しい。
水谷先生の研究室で成績をまとめ、20:30過ぎから実習棟で懇親会。皆やりきった良い顔をしていた。
22:00過ぎに学校を出て、水谷先生、学校の中島さん、山田さん、アシスタントたち、学生2人と三鷹の「はたはた」で2次会。
○ 2007/12/25
長時間の講評会のつかれと、空間造形の皆のプレゼンが無事終わりホッとし、起きられず、9:30前事務所。
メールチェックと日報のアップ。
雑務や進行中のプロジェクトの未整理の図面を整理し、机まわりを少し片付ける。
OKBの現場に行っていたスタッフが戻ってきて、最後のテクニカルな問題が出てきた事の報告を受ける。
夕方外科へ。
指が少し膨れたままの形になるかもしれないが、とりあえずこのままあまり冷やさないようにして、通院は終了との事。
○ 2007/12/26
8:00に事務所。
メールにて送られてきた概算見積の確認。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
日報のアップ。
昨日に引き続き、デスクまわりの雑然とした雑誌や本を整理する。
スタッフとOKBの簡単な打ち合わせ。
10:30、自転車で荻窪の会計士事務所まで年末調整の資料を持って行く。
昨日今日と、課題の終わった学生達から、梁山泊の「少女都市からの呼び声」の予約のメールが送られてきている。なかなか良いぞ学生達。新しい世界を体験できるとよいな。
13:00過ぎ、事務所を出てOKBの現場へ。
14:30から4階の引き渡し。家具等が運び込まれ、良い感じになっている。壁に掛ける絵の場所をひとつひとつ決めて行く。
16:00過ぎ終了。17:00過ぎから5階の引き渡しと取り扱い説明。
19:00過ぎ終了。建設会社の担当者とうちのスタッフで渋谷の麗郷で打ち上げ。
様々な事があり、途中中断も含め、工事は2年に渡った。それだけに担当スタッフは、とりあえず無事工事が完了した事にホッとしてハイテンション。本当に良かった。
その後、カラオケボックスに行って、久しぶりに歌う。タクシーで阿佐ヶ谷まで戻ってきたのは、多分3:00前。
肩の荷がおり、ホッとした。
○ 2007/12/27
9:00過ぎ事務所。
連絡事項いくつか。
昨日に引き続き、部屋の雑然としたものを片付ける。
日報のアップ。
13:00過ぎ、先日事務所にいらした、阿佐ヶ谷周辺で住宅建設を考えている方が来所。
たたき台の概算見積を説明。
雑務など。
17:30前事務所を出て、新宿へ。
書店やタワーレコードに寄ってから、例年行なわれている設計事務所仲間の忘年会へ。なかなかこの会でしか合う事のない人もいて、楽しい。21:00過ぎに終了。
連日飲み会なので、2次会には参加せず戻る。
事務所は本日から、1月6日まで休み。
7日から平常通りに戻ります。
日報もしばらく休刊します。
よいお年をお迎え下さい。
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
事務所は今日からだが、もちろん昨日までにすでに打ち合わせや梁山泊の仕込み等が始まっていている。
昨日は一日スズナリにいたが、スタッフは昨日出て来ていたようだ。図面が打ち合わせテーブルに置いてある。
それらの図面をチェックし、いくつかの連絡事項。
チェックしたことや休み中にまとめたことをスタッフに指示。
15:00、KNH-Hのキッチンの打ち合わせにキッチン製作会社が来所。
16:30、KMHの躯体図の打ち合わせに建設会社来所。
17:45、打ち合わせ終了。すぐに事務所を出て下北沢のスズナリへ。
スズナリにてチェ・ミキと落ち合う。
小屋に入ってみると、直前まで稽古をしていたのだろう、慌ただしい雰囲気。
19:00「月光の騎士」開演。1時間半の芝居。セットはラストに仕掛けがあるのだが、結構気に入っている。
(写真は昨日の仕込み・場当たりの途中。)
ぎくしゃくした部分もあったが、無事終演。
年末のオーストラリア公演があったので、稽古やセット作りの時間が本当になかったが、良くここまで出来上がった。
近くの中華屋さんに移動して、初日乾杯。
梁山泊の昨年後半のスケジュールを知っている人たちは、皆一様にここまでやるか、と感心していた。
○ 2007/1/10
昨日の梁山泊の初日で、やっと去年からの連続に一区切りがついたように感じ、ホッとしたのかドーンと疲れが来た。
こんな時は雑用に限ると、銀行に納税に行ったり、溜まっている帳簿付けをしたり。
気がつけば、明け3歳馬近況が5日にアップされていた。
マイネルボビシュ
27日(水)、美浦の上原厩舎に帰厩しました。ダートコースを中心に乗り込まれています。発走再試験の通達を受けている同馬は、駐立が良好であることを審査委員に示さなければいけません。北馬場の内側にある小さなゲートを利用して行った先日は、しばらく時間が経っても中でじっとしていました。もう1週間ほど練習してから試験に臨む予定。やや手先の運びは重いものの、全身を使った走りを見せています。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。徐々に馬体が絞れ、現在は500キロちょうどを前後に推移。まだ手先の運びが重く、好調時のスピード感には及ばないものの、この状態にもかかわらず、馬なりで楽々と15−15ができるのだから能力はあるのでしょう。1月下旬〜2月中旬の間にトレセンへ送り出したい考え。
○ 2007/1/11
HMH-Kのスケッチを行う。7日のクライアアント打ち合わせの要望をもとに、休み中にスケッチした案で良くなって来たのだが、果たしてこのまままとめてよいのか判断がつかず、悩ましい。
午後、自転車で税務署へ書類を提出に。
夕方スタッフはスズナリの「月光の騎士」を見に出掛けて行った。
今日で楽日なので、9日に書いたセットの仕掛けの写真をお見せします。(これも8日の仕込み・場当たり稽古の途中の写真。)
屋根の上で芝居が進み、ラスト、その屋根が持ち上がると、昭和30年代の懐かしい茶の間の風景が現われる、というセット。
○ 2007/1/12
新聞の天気予報とは違い、曇りで寒い。
10:00前に事務所を出てKMHの現場へ向かう。
遣り方の確認。12:30過ぎに現場を出て事務所に戻る。
行き帰りの乗車時間は1時間半くらい。しかも乗り換え無しなので、ゆっくり本が読めるのが嬉しい。
光文社古典新訳文庫の「カラマーゾフの兄弟2」を帰りの電車の途中で読了。3がまだ出てないので、「となり町戦争」三崎亜記(集英社文庫)を読み始める。「シンセミア」「カラマーゾフの兄弟」と続けて長編で登場人物も多い三人称の小説をずっと読んでいたので、急に一人称になりかなり戸惑う。と同時に、今まで何となくしか理解できていなかった、人称の違いによる小説の印象の違いが、ぐっと身近なものになった。中上健次の小説に引かれるのは、ここだろう。
事務所に戻って、スタッフへの指示への返答や現場からのスタッフの連絡を受けるも、考えのずれを感じイライラする。何に軸を置いているかが違うからであろうか。もっと噛み砕いて言う必要があるのだろうか。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
コスモハーティネスの05は、ビッグレッドファーム明和で調整中。蹄のひびで10日間ほど休ませたものの、すでに痛みが取れ、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しています。軌道に乗るのが早く、もうハロン14秒のペース。一完歩ずつしっかり踏み込んでいるのが分かる、力強いフットワークです。
募集番号86リアルラヴの05
リアルラヴの05は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。物見をしたり、急に横に飛ぶことがあります。痛めた右トモの蹄は、すでに完治しました。走った後にスクみが見られるものの、気にするほどではありません。見た目よりも軽い438キロの馬体重です。
明け3歳馬
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。イラついていたのか、先週末は前走時同様にゲートにまったく寄りつこうとせず一苦労しました。中へ入ってしまえば問題はありません。8日(月)に1時間ほどじっくり練習したことで入っていくようにはなりましたが、油断はできない状況です。来週中には一度試験を受けたい考えです。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。中間の追い切りでは単走で52秒台を出すなど、順調にメニューを消化中。前向きな姿勢で、集中力もある内容です。馬体も美浦へ送り出した時に比べてしっかりした印象。“入厩”の2文字がようやく見えてきました。
○ 2007/1/13
今日は天気がよい。
9:00に事務所。メールチェックの後、KMHやHMH-Kの連絡事項幾つか。
13:00前に事務所を出て、下北沢のスズナリへ。
正月から続いている「新宿梁山泊創立20周年記念企画第1弾・コビヤマ洋一作品連続上演」の第3弾。
第3弾は韓国の演戯団コリペによる「リュウの歌」。93年にコビヤマ洋一が書いて、浅草のストリップ劇場・フランス座で上演された芝居。短い仕込み時間と現場での稽古時間しかなかったが、魅力的な芝居になっていた。
17:00過ぎに理工学部のある早稲田大学大久保キャンパスへ。
研究室の中川武先生が、1992年から続けている「アンコール遺跡の保存修復事業を通じた学術的功績」にて早稲田大学の「大隈記念学術褒賞」を受賞され、お祝いの会が行われた。
17:30過ぎから、講演や中川先生の報告があり、その後懇親会。
久しぶりに会う中川先生、先輩や後輩と少しずつだが話ができて、楽しかった。20:00過ぎお開き。
改めて、中川先生、おめでとうございました。
○ 2007/1/14
今日は暖かい。
事務所に来て幾ばくかの作業。
夜、DVDに録画しておいた「拝啓 父上様」の第1回目を見る。
勿論意図的なのだろう、懐かしい「前略 おふくろ様」に似た料亭の調理場というシチュエーションに、これまた「北の国から」の純を思い起こさせる主人公のナレーション。
配役に山田太一的なところがあったり「ふぞろいの林檎たち」のオープニングのシーンへのオマージュがあったり、良き時代のTVドラマに対する追憶のドラマのように思える。(と書いたところで題名確認のため山田太一の検索したら、なんと「演出家の宮本理江子さんは娘。」とある。「拝啓 父上様」の1回目の演出は宮本理恵子のクレジット。ちょっと良いじゃないか。)
久々にTVドラマに嵌ってしまいそうだ。
○ 2007/1/15
天気はよいが、放射冷却で昨日に比べて寒い。
日報のアップとKMHの確認事項いくつか。
KNH-Hの契約図面チェックや進行中のプロジェクトの確認事項。
正月休みも明けて2週目、間があいてしまった連絡事項を行う。
○ 2007/1/16
朝薄曇りでかすかな日差し。
KMHのクライアント、建設会社と連絡事項。
10:00にスタッフとKMHの連絡事項確認。OKBの今日の打ち合わせ事項の確認。
12:00前に事務所を出て、13:00からOKBのクライアント打ち合わせ。
1時間程現場で打ち合わせをして、青山のダ・ドリアデのショウルームへ。家具等検討しながら打ち合わせを続ける。15:00過ぎクライアント打ち合わせ終了。その後、ダ・ドリアデの担当者と打ち合わせ。
迷走したがどうにか方向性が見えて来て、ホッとした打ち合わせになった。
一息ついたので打ち合わせ終了後、スタッフと別れ表参道のナディッフへ。予約してあった森山大道の新しい写真集「記録 第6号」をピックアップに。
ギャラリーで行われている写真集のオリジナルプリントの写真展を見る。相変わらずしびれるショットの連続。そこらに転がっている風景なはずなのだが、僕らの目には入ってこない風景。
夕方の表参道は人が沢山。原宿まで歩いて、新宿で下車しタワーレコードでCDを入手し、事務所に戻る。
○ 2007/1/17
今朝は完全な曇り空。でも、それほど寒くはない。
スタッフとKMHの打ち合わせ。
HMH-Kの図面作業。
昨日一つのプロジェクトに道筋が見えて来たと、ホッとしたのもつかの間、進行中のプロジェクトにクリアーすべき関門が次々現われる。
いつも思うが、建築は創造的な部分より、次から次に現われるハードルを超えて行くことの比重が高い。
これももう何度書いたことだろう。
○ 2007/1/18
朝事務所に来て雑務。
9:00過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
10:00から卒業設計の講評会。
武蔵野大学は今年の4年生が、4年制になって初めての学生なので、歴史的な第1回目の卒業設計となる。
3分という短い時間に、言いたいことをうまくまとめて来ている学生は極僅かだ。
発表の後の質問で段々概要が分かってくる。短い時間なのだから、それをメインに初めて聞く人にも分かりやすく説明すれば、随分作品の印象も違うのだが。
まあ、3年生のはじめの頃から比べれば、随分と良くはなっている。
敷地と用途は自由なので、いろいろはものが出てくる。学生達はこのようなことに興味を持ているのか、と新鮮な驚きをおぼえるものも多い。
終了予定は15:00だったが、やはりそれは無理で、講評会は続いているが17:30過ぎに退席する。
新宿に移動して、早稲田大学理工学部のスウィング&ジャズクラブの同期の新年会に参加。
7人が集まる。50過ぎのおじさん達が、30年前の愚かな思い出に大笑いして盛り上がる。
22:00お開き。楽しかった。
○ 2007/1/19
昨日笑いすぎたのか、喉が少しイガイガする。風邪でないと良いのだが。
昨日の講評会の優秀者をピックアップして、水谷先生にメール。
薬局に行って、栄養ドリンクと胃腸薬を買って来て飲む。
13:00前に事務所を出て、KNH-Hのクライアントの紹介でファシリティ マネージメントの会社へ。見積書をざっと見て頂いた所感を聞かせて頂く。それはすぐ終了し、ファシリティ マネージメントを中心に行っているその会社の仕事内容を伺う。
完全にクライアントサイドに立って、計画コンサルティング業務を行っている会社で、とても興味深かった。これからこのような会社はより必要とされて行くのではないか。勉強になった。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。中間の練習でゲートへ寄り付くようにはなったものの、今度は中に入ってから反抗するようになりました。立ち上がったり、座り込んだりしてしまいます。目標としていた今週中のゲート試験は延期せざるを得ない状況。ロープを使ってゲート内に固定するなど、長期戦になるかもしれません。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間はコスモメルベーユと併走調教を行い、53秒台で登坂しました。パートナーを追走し、相手に合わせての併入。手応えには十分な余裕があり、好仕上がりをアピールしました。現在は単走中心のメニューで入厩に備えています。再来週くらいの入厩が有力です。
○ 2007/1/20
朝から曇りで寒い。喉はまだ違和感がある。
事務所で進行中のプロジェクトの確認。
劇団1980の韓国公演についての連絡事項。
12:30過ぎに事務所を出て、以前仕事を手伝ってもらっていた坂下の設計した住宅のオープンハウスへ。
16:00に事務所に戻り、再び17:00前に事務所を出て、阿佐ヶ谷駅で西荻の両親と妹夫婦、チェ・ミキと落ち合い、近くの居酒屋で新年会。途中から今年大学生になる姪も参加。
沢山食べて19:30前にお開き。
オープンハウスへの行き帰りで「となり町戦争」三崎亜記(集英社文庫)を読了。話題の小説だったので期待していたが。シチュエーションはユニークなのだが、登場人物達の会話や感情が説明的で、最後まで入り込めなかった。
もっとも「カラマーゾフの兄弟」の間に読むのは酷か。
引き続き「体の記憶」布施英利(光文社・知恵の森文庫)にかかる。著者は芸大修了後、東大の医学部(解剖学)の助手を経て現在は芸大の助教授で、専攻は美術解剖学。そう、養老先生の弟子。
書店でフと手に取り、「はじめに」の出だし、「体が『自然』の一部である、と知ったのはいつの頃からだったろうか。東京大学の解剖学教室で研究生活を送っていた頃、教授だった養老孟司先生から『人間は都市に残された最後の自然だ』と、しばしば聞かされた。」にまいった。
『人間は都市に残された最後の自然だ』なんと魅惑のフレーズだろう。そんな人間のリアルさが、「となり町戦争」には無かった。でも逆に言えば、それだけに現在の日本の社会の状況をうまく描ききっているのかもしれない。しかし、そんなものはTVやマスコミの発信するもので沢山でないだろうか、とも思う。
○ 2007/1/21
一日大和町。
午後買い物に高円寺まで出掛け、夕方夕食を作りながらHMH-Kのスケッチ。
○ 2007/1/22
朝は雨が残っている。
KNH-Hの確認事項をノートにまとめる。
昨日スケッチしたHMH-Kの図面化をして引き続きスケッチ。
昼前から良い天気になる。
昨年解散した岡田建設にいた方が挨拶に来所。設計事務所に入って初めて先輩から引き継ぎ担当した現場の担当者で、いろいろ教えてもらった。
夕方キッチン製作会社の担当者が来所、KNH-Hのキッチンの打ち合わせ。
○ 2007/1/23
今日は天気がよい。
明け方に目を覚ましてしまうと、喉の奥が痛いが、又しばらく寝て朝起きると、少し楽になっている。夜かなり乾燥しているのかもしれない。
HMH-Kのスケッチを続ける。新たな展開が開けるが、実は初めのスケッチに戻って来ている。但しゾーニングの仕方が90度変わっている。
17:00KMHの建設会社が来所。鉄骨の製作図の打ち合わせ。打ち合わせをして行くと、細かい部分で検討が必要なところがいくつか出てくる。19:30終了。
○ 2007/1/24
喉の痛みは収まった様子。どうにか風邪はやり過ごしたか。
朝からHMH-KとKMHの検討。
13:30過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷のうさぎ屋で手土産にうさぎ饅頭を買って、会計士事務所へ。
仕事の合間に確定申告の記入指導をしてもらう。
自分で記入してみると、減税の廃止すなわち増税が良く分かる。
帰り道銀行に寄って、振込等。
事務所に戻って、来年忘れないように確定申告書にメモをとる。
HMH-Kのスケッチを続ける。
夜新聞を読んだら、所得税の減税があるが、住民税の増税や定率減税の廃止等があって、半年後には基本的な増税とあった。たまたま今日作成した確定申告、昨年より決行納める金額が上がったので何故かを確認したら、去年2割だった定率減税が今年は1割なので。会計士に来年はゼロだ、と言われた。こういうこともきちんと自覚を持つだけで、随分違うものだ。しかし、源泉、消費税、住民税と一体いくら納めているのだろう。
○ 2007/1/25
朝事務所でメールにて連絡事項。
9:00に事務所を出て、KTHへ。
追加、手直し工事が終了したので、建設会社と確認しに伺う。
11:00過ぎ終了。
12:00昨年手がけたホテルのジムに、追加の収納を相談されたので、建設会社と訪ね簡単な打ち合わせ。
その後、秋葉原のリビナヤマギワへ。ヤマギワの営業の方に誘われ、ヤマギワのPDC(PlanningDesignCenter)の企画の展示会を拝見する。建築の素材との組み合わせで考えられた計画や特注器具の説明を受ける。最近よく見る特徴あるファサードが、高度な技術によって成り立っていることがよくわかった。
これらに比べると、僕が関わっている芝居(他の芝居では高度な技術を使っているものもあるのかもしれないが)の照明や仕掛けはローテックだが、単純な力強さがあると感じた。ヤマギワの人たちも、入り口にあった、3重の沙幕にプロジェクターを投影しているインスタレーションが気に入っているようだったが。まあ、芝居と恒久的な建築では比べよう無いか。でも、技術が高度になればなるほど、初めて見た時の強度が長持ちしないように思えるのは何故だろう。
ヤマギワから御茶ノ水へ歩く途中に、JRの高架下の魅力的な空間を見つける。
15:30事務所に戻り、連絡事項とスタッフへの指示いくつか。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
○ 2007/1/26
朝から幾つかの雑務と明日のKNH-Hの打ち合わせの準備。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
16:00、建設会社が来所。KMHの鉄骨打ち合わせ。
17:00、構造の山崎事務所の和田さんが来所。引き続きKMHの鉄骨打ち合わせ。
19:30終了。建設会社の担当者と和田さんと近所で一杯。スタッフとアルバイトの高松君を呼び出し、一緒に飲む。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
コスモハーティネスの05は、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ハロン16〜18秒の現在の乗り込みでは、手綱を抑えるのに苦労するほどの行きっぷりです。連日の乗り込みによってイライラが増し、熊癖が見られたものの、馬房の移動でぴたりと止みました。
リアルラヴの05
リアルラヴの05は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日、4頭で縦列調教を行い同馬一頭だけ余裕の走りでした。行きたがる素振りを見せるものの、きちんと我慢もできています。中間も、スクみは見られません。馬体重は、前回よりもマイナス8キロの430キロ。
明け3歳馬
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。先週末、今週とゲート練習を繰り返したかいがあって、試験への目処が立ってきました。幸いにもゲートで縛る必要もなく練習を続けられており、駐立の際に多少そわそわしてしまうものの解消できるレベルにまで落ち着いてきました。来週は石橋脩騎手を背に練習を行い、うまくいけば試験を受ける予定です。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。先週に引き続き、単走中心での乗り込みを消化中。馬体重は515キロ。多少太めが残っているため、週末に強めの調教を行ってもう一絞りしたいと考えています。池上調教師から「検疫馬房が取れれば来週の入厩を予定している」との連絡が入りました。
○ 2007/1/27
9:00前に事務所に来て、今日の打ち合わせの準備。
KMHの現場に行っているスタッフからの連絡を待ち、10:00過ぎに事務所を出る。
11:00前に設備事務所の酒巻さんと落ち合い、KNH-Hのクライアント宅へ。
AV関係の方とクライアントと設備関係を主に打ち合わせ。
13:30前に修了。
新宿で書店やタワーレコードを見て事務所に戻る。
タワーレコードでは昨年の1月に亡くなった本田竹広さんの1周忌の追悼キャンペーンで、沢山のCDが並んでいた。
井野信義と森山威男とのトリオCDを2枚入手。良いスタンダードが沢山並んでいる。
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1354817&GOODS_SORT_CD=101
http://www.towerrecords.co.jp/sitemap/CSfCardMain.jsp?GOODS_NO=1354816&GOODS_SORT_CD=101
今日は暖かい。春のようだ。
事務所でCDを聞きながら雑務。
18:00前に事務所を出て、高円寺へ。
駅で武蔵野大学の水谷先生とチェ・ミキと落ち合い、成都へ。遅まきの新年会。
9:00に成都を出て、飲み会に参加する武蔵野大学の4年生一人と駅で落ち合い、初めて行く彦六へ。
横尾忠則さんのホームページの中の、横尾英さんのブログで知ったお店。
古い木造住宅もしくは木賃アパートを改装した、親密な空間だった。
彦六を出て(この辺りから記憶が定かでない)、大将へ。
学生は終電で帰ったが、我々は大将閉店まで。と言うことは2:00までか。
考えたら8時間の見っ放し。
楽しかったが、これじゃ体に良いわけないよ、分かっちゃいるけどやめられない。
○ 2007/1/28
さすがに11:00過ぎまで起きられない。
一日大和町。
近くのコンビニまで、50mくらい出ただけ。
水谷先生、大丈夫でしたか。
○ 2007/1/29
メールでの連絡事項いくつか。
スタッフの置いて行った資料をチェック。
日報のアップ。
KMHの地盤掘削についてのスタッフへの確認と連絡事項。
HMH-Kの図面作業。そして微妙なバリエーションの検討。
夕方から夜にかけて、引き続きKMHの地盤掘削についての連絡事項いくつか。
○ 2007/1/30
今朝はよい天気。
大和町の家は4層のワンルームで、各層の温度差がある。当然冬は上層が暖かく、夏は下層が涼しく、季節ごとに快適な場所が違う。
窓はシングルガラスなのでこの時期寒いが、今朝くらいの天気だと、朝7:00でも暖房をいれずに我慢できる。
しばらくたつと日差しが入って来て2階と小屋裏は暖かくなる。
事務所もスタッフのスペースはガスカランがあり、ファンヒーターで暖をとっているが、僕のスペースはカランがない。
でも今朝ぐらいだと、昨晩の暖気と膝掛けだけでどうにか過ごせる。
2月に入るのに暖冬なのだな。
朝からHMH-Kの図面作業と検討を続ける。
午後、自転車で図書館へ行き、帰りに振込等。
KNH-Hの実施図を見直し、検討事項をピックアップする。
○ 2007/1/31
なんだか集中できず上滑りのような状態になりその先に、果たしてこのまま過ごして行ってよいのだろうか、と厭世的な気分が顔を出す時がある。そうするとより集中力がなくなり、そんな状態が悪循環の連鎖になる。最近もそんな感じだ。
何かを起こさなくては、と思いつつ最近ブログを読んでいる「東京ファイティングキッズ・リターン」(http://www.basilico.co.jp/book/books/4862380344.html)の平川克美さんのブログに行くと、このようにあった。
「仕事をするということは、その仕事の意味を自ら作り出すことである。
仕事にはこれ以外にはないというような正解はない。
自分がしていることに、自分の名前をつけて、次のプロセスにパスする。
「後は頼んだよ」「あいよ」といった具合に依頼と信頼も同時にパスするのである。
このパスの瞬間を感じるのはまことに心地がよいものである。
そうでなければ、仕事はどこまでいっても隷従と責任転嫁の間にある
苦痛でしかなくなる。」
なるほど。自分の名前をつけあぐねているのだ。
HMH-Kの検討作業を続ける。
スタッフとKMHのサッシや納まりの打ち合わせ。
13:30武蔵野大学の4年生が来所。卒計の作品展示会までに行う、ブラッシュアップとまとめについてアドバイス。
もう提出は終わって、最初のコンセプトは明確になっているのだから、そのコンセプトが伝わるように肉付けをして行くように話す。
面白い計画なのだが、自信がないようす。やはり自分の名前をつけあぐねているのかな。発破をかける。
明日のKNH-Hの打ち合わせ資料の準備。
HMH-Kの図面をまとめ、プリントアウト。
KMHのスタッフ打ち合わせ、再び。
○ 2007/2/1
進行中のプロジェクトの確認。
13:00前に事務所を出て、逗子で設備事務所の酒巻さん、建設会社の担当者と落ち合い、KNH-Hの現場へ。
内装の解体は粗方終わっている。躯体になると、随分空間の様相が変わる。改修後のイメージがしやすくなる。
現場をざっと回って、建設会社へ。
16:00過ぎから設備関係の業者との打ち合わせを主に行う。
18:00前終了。新宿に19:30前戻る。
○ 2007/2/2
事務所でスタッフが置いて行った資料を確認したり雑務を行い、9:30前に事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
基本計画の打ち合わせ。概ねの方針は了解頂き、11:30終了。
新宿で食事と買い物をして、KMHの現場へ向かう。
現場では表層改良が行われている。
手順を確認しながら、床付け面の地層を確認して行く。
土をいじるのは大変な作業だ、と実感する。一見大雑把に見える親父が、ミニユンボで几帳面に地面を掘って行く。二十歳前ぐらいの若者が、走り回ってサポートをする。なんやかんや言っても、こういう地道な作業の積み重ねで、建築が出来て行くのだ、と言うことを再確認する。こういう場面を見ていれば、営利のために偽装すること等考えられないのでじゃかな。
構造事務所と連絡を取り、今日の作業17:30過ぎに終了。寒かったが、気持ちよかった。
18:30過ぎに事務所に戻り、進行中の現場の問題をスタッフから聞く。いろんなことがある。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコース中心のキャンターを消化しています。最後まで耐えていた1日(木)の駐立練習で自信を深め、これなら大丈夫と意気込み、鞍上に石橋脩騎手を迎えて2日(金)のゲート試験に臨むも、後半で我慢の限界に達しまい、バタバタして不合格でした。来週、改めてチャレンジする予定。2、3本の追い切りで出走できる状態には整っています。
マイネルデュベル
ヨナグスカ産駒のコスモパルムドールと行った最終追い切りで53秒をマークしました。長距離輸送に備え、28日(日)以降はウォーキングマシンのみ。31日(水)、美浦の池上厩舎に移動しました。平熱のまま到着して一安心。夏場に入厩したときと違い、今回は瞳に輝きがあります。これなら順調にペースアップできるでしょう。
○ 2007/2/3
8:30に事務所に来て、スタッフが置いて行った資料をチェックし、建設会社へ連絡。
昨日一昨日の現場行きの写真整理と、雑務いくつか。
KMHの表層改良の確認に現場に行ってもらっている構造事務所の和田さんと連絡を取り、11:00過ぎ事務所を出て、買い物をして大和町に戻る。
大和町を片付け、料理の準備をして来客を待つ。
15:00過ぎ位から、梁山泊の何人かとチェ・ミキの学校の韓国からの留学生等が三々五々来宅。
遅ればせながらの新年会。
昨年お隣に引っ越して来られたご夫婦と赤ちゃんも夕方いらっしゃる。
入れ替わり立ち替わりで、お開きになったのは2:00前。
今週も長時間の飲みをやってしまった。
○ 2007/2/4
さすがに起きたのは11:00過ぎ。
皆が粗方片付けて行ってくれたが、 残ったものを片付け。
夕方に買い物に阿佐ヶ谷まで出た以外は、一日大和町。
○ 2007/2/5
メールにて連絡事項いくつか。
スタッフがテーブルに置いて行った資料をチェックし、溜まっていた日報のアップ。
10:00、OKBの担当者来所。スタッフを含め打ち合わせ。
引き続き、KMHのスタッフ打ち合わせ。
午後再びOKBとHMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
16:00過ぎ、OKBの建設会社の担当者来所し、朝とは別の確認事項打ち合わせ。
夕方、一段落付きKNH-Hの連絡や検討に入る。
夜帰って朝刊を読むと、「女性は子どもを産む機械」発言の柳沢氏が愛知県と北九州市の選挙で予想外のとても良い影響を与えていたことが解った。
愛知では投票率52.11%で前回は38.91%。北九州市では投票率56.57%で前回は38.32%。どちらも50%を超える投票率。何をやっても上がらない投票率が、柳沢氏の発言によってこのようになったのだろう。素晴しい貢献度ではないか。
その一方で、やはり新聞にあったのだが、4日投票日の「昼過ぎ、事務所は緊迫していた。『投票率が予想より高い。接戦だ』。」と喜ぶべき有権者の政治への関心の高まり表す投票率のアップに、緊迫してしまう自民・公明推薦の神田氏の事務所には失笑してしまう。
○ 2007/2/6
事務所で8日の集まりの際に使える写真資料の確認と日報のアップと連絡事項いくつか。
本日の打ち合わせの資料確認。
KNH-Hの検討。
12:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。
13:00から建設会社を交え、クライアントと諸問題やスケジュールの打ち合わせ。いろんな問題が起きてくるものだ。
引き続き、クライアントと仕上げの打ち合わせ。19:00終了。いささか疲れた。
帰りに資料を探しに新宿の書店に寄るが、見つからなず、疲れが増す。
現場への行き帰りに、「響きと怒り」フォークナー作/平石貴樹・新納卓也訳(岩波文庫)を読んでいる。
先週後半の現場行き。電車に乗っている時間が長い。「カラマーゾフの兄弟」の続きが読みたいのだが、3巻以降がまだ出ていない。そこで、書店で目についた「響きと怒り」を手に取ってみたら、これも新訳。
今までフォークナーは中上健次への興味から、何度か読み始めてみたが、その特異な文体に最初で挫折していた。しかし今回は面白いように読み進められる。「シンセミア」と「カラマーゾフの兄弟」を読むことで、複雑な長編を読み進んで行く面白さを実感出来たことに依って、随分先にあるものを待ちわびつつ読み進んで行くことが出来る状態にあるようだ。
しかし「響きと怒り」、得体の知れない小説だ。どんなことが待ち受けているのか、ゾクゾクする。
○ 2007/2/7
進行中のプロジェクトの調整や連絡事項で朝の時間が過ぎて行く。
朝の8:30前くらいから9:30くらいまでは電話もなく、建設会社もクライアントもたいがい連絡がつき、なかなか効率よく過ごせる。
昨日書店で探したが見つからなかった雑誌のバックナンバーを、ネットで検索し図書館に取り置きを連絡する。
昨日の長時間の打ち合わせでスタッフがダウン。午前中休みの連絡。体力、精神力ともか細い。
KNH-HとHMH−Kのスケッチを続ける。
途中、図書館に自転車でリクエストした本を取りに行く。
KMHの根切りの状況を現場に確認して、構造事務所と何度か電話で打ち合わせ。
○ 2007/2/8
いつものようにスタッフが置いて行った資料のチェック。
今晩の集まり用の舞台・映画美術の画像資料を準備。
11:00前に事務所を出て、新宿のヤマハのショールームへ。
11:30からOKBのクライアントとキッチンの打ち合わせと、場所を借りてその他内装の打ち合わせ。
12:00過ぎ打ち合わせをスタッフにまかせ、事務所に戻り、スティックメモリーを自転車で大和町までとりに帰る。
画像資料をパワーポイントにまとめる。
途中、KMHの根切りと基礎について構造事務所と建設会社と連絡を取り合う。
引き続き、KMHの鉄骨階段についてスタッフ打ち合わせ。スタッフのあまりの常識のなさにイライラする。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターのカフェへ。
新年の建築史研究室の中川先生のお祝いの会で、後輩のシアターワークショップの小林さんにちょっと話したことがきっかけになって、シアターワークショップの伊東さんをはじめとして、劇場に興味がある人たちが集まって勉強会を開くことになった。
先週1回目は行われたのだが、現場があったので参加出来ず、初めて参加する。
社会人、学生9人が集まる。梁山泊のテントやセット、映画のセットの仕事をスライドで紹介。劇場として建てられたのではない空間で、劇場として使われている場所に対する興味を話す。
緩やかな会ので今のところ方向性は見えないながらも様々な立場の人がいて、一人ではすぐ行き止まりになってしまうことも、集まることに依って展開して行けそうだ。
持続することが大事と来週も集まることを確認して、21:00過ぎに終了。
近くの基地バーに寄って、一杯飲んで22:30お開き。
○ 2007/2/9
打ち合わせテーブルにスタッフが置いて行ったKNH-Hの模型をチェック。
KNH-Hの検討。
10:30に事務所を出て、KMHの現場へ。
掘削も粗方終わって構造事務所の和田さんと床付け面の確認。一部昔の擁壁工事で掘り返された部分が出て来たので、ラップルコンを打つようになった部分の確認もできた。
その後いくつかの用事を済ませ、夕方出光美術館「書のデザイン」点へ。
お年を召した方がほとんどで、又そのほとんどは女性。有名な拓本から現代書まで、デザインの観点から幾つかのテーマに沿って展示されている。そのテーマ設定も面白いが、優れた書を見るのはそれだけで気持ちがよい。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で休養中。牝馬の中ではMミモーゼの05らとともに最も進んだグループ。乗り込み量も豊富なため、1月28日(日)から2度目の完全休養に入りました。馬房で熊癖を行うなど、多少のイライラ感を見せていたこともあり、ここでたまったストレスを発散して欲しいもの。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間、飛節内側にすり傷を負い、そこから入ったバイキンで脚が腫れてしまいました。調教時に多少気にする様子を見せましたが、現在は回復しており順調に乗り込んでいます。この時期に行っている痩せ歯のチェックでは、慣れないことに過敏なためスタッフは苦労しています。
○ 2007/2/10
9:00に事務所に来て、打ち合わせの準備。
10:00過ぎにはスタッフも出て来て、模型等を作っている。
12:00過ぎに事務所を出て、恵比寿のキッチン製作会社のショールームへ。
13:00過ぎからKNH-Hのキッチン打ち合わせ。15:00前に終了し、クライアントと水回り機器のいくつかのショールームを回る。
最後のTOTOに着いたのは18:30。時間確認して来なかったのが失敗だったが、ショールームのシャッターは閉まっていた。横のドアから無理矢理入り、一つだけさっと見せてもらう。19:00前クライアントと別れる。
○ 2007/2/11
先週、先々週と土曜日に長い飲み会があり、日曜日はグロッキーだったが、久しぶりに普通の日曜日。
一日大和町で、溜まった新聞を読んだり。
午前と午後、高円寺に買い物に出ただけ。
春のような暖かい一日だった。
○ 2007/2/12
8:30に事務所。
メールチェックや溜まった日報のアップ。
先週後半は出ていることが多かったので、しばらく読んでなかったいつも読んでいるブログを読むので、午前中終わってしまう。
このブログ読みから考えるヒントが得られることが多いので、溜まっていても読んだところまで戻る。
土曜日の打ち合わせのまとめと確認。
14:30過ぎスタッフが一人出て来た。入れ違いに15:00過ぎに事務所を出て、渋谷のイメージフォラムへ。イメージフォラムでチェ・ミキと落合う。
新聞で記事を見つけた、韓国アートフィルムショーケース(http://www.kaf-s.com/index.html)の「キムチを売る女」(チャン・リュル監督・脚本)を見る。
昨年見た台湾のツァイ・ミンリャンの「楽日」に通じるような、台詞の少ない映画だった。それだけに映像やシーンがよく考えられていて、映画でしか表現出来ないリアルさがある。
よい映画なのだが、こんな暗い映画は興行的にはかなり難しいだろう。小説や絵画など個人でも創作可能なものは制作費も個人の裁量でどのようにも出来るだろうが、映画はそうはいかない表現の代表のようなもの。人ごとながら心配してしまう。
韓国アートフィルムショーケースの4本は皆面白そうだ。なるべく見るようにしよう。
映画が終わった後、長原の台湾料理の「一福」へ。長原に住んでいた時は週に一度は必ず行っていたお店。
大和町に引っ越してからはご無沙汰だったが、昨年こちら方面に現場があり、竣工時期に2度程お邪魔して、料理の美味しさを再確認した。
渋谷まで出たので、電話でやっていることを確認して、席を取っておいてもらう。19:00過ぎにお店に入った時は、客席は半分くらいしか埋まってなかったが、注文をしている間にあっという間に満席。
カウンターに20人弱のお客さんの注文を、台湾出身のママと大陸出身のマスター二人で手際良くこなして行くのを見ているのが快感。
写真は下ごしらえを終え、調理を待つ食材だ。これらが無駄なくチャキチャキと準備されて行く。
みんな美味しいのでつい長居をしてしまい、22:00前にお店を出る。ごちそうさまでした。
○ 2007/2/13
昨晩「一福」でお土産にチャーハンとエビの塩胡椒炒めをつくってもらい、大和町に帰ってからチャーハンで2次会をしたので、いつもよりゆっくり起き、9:00前に事務所。
昨日まとめたKNH-Hの打ち合わせ事項をメーカーに確認。
10:00にスタッフが来て、掃除を終え、ショールームに展示品の確認をするように指示。
一日資料を読んだり、KNH-Hの検討をしたり。
今日もスタッフの判断力のなさについプリプリしてしまう。
○ 2007/2/14
KNH-Hの図面作業。現場用の平面詳細図を衛生機器の確認をしながら修正、作成。
KMHの現場の連絡事項がこないので、いくつかの連絡。
KMHについてスタッフに幾つかの指示。
KNH-Hの平面詳細図が一段落したので、HMH-Kのスケッチへ移る。
いくつかの連絡が入る。ここ最近いろんな事が一段落したかに思えたが、次から次にことが起こってくるもんだ。
○ 2007/2/15
昨晩の久々の雨が町を洗い流したのか、朝の空気が澄んでいる。気持ちのよい朝。
アップを忘れていた日報をアップ。いくつかの連絡事項。
突然ですが昨年、「歌伝説 ちあきなおみの世界」というTV番組を見て、その歌の素晴しさに圧倒された。
実を言えば、小学校の高学年の時に自己紹介で「ちあきなおみが好きです。」と言っていた。その時は歌の印象よりも、その独特のアピアーランスに引きつけられていたのだが。
そのTV番組に依って、また、ちあきなおみさんへの興味が沸き起こりつつあるとき、「団塊パンチ」(http://www.amazon.co.jp/団塊パンチ-3/dp/4870317435/sr=1-3/qid=1171498248/ref=sr_1_3/250-2765501-7981856?ie=UTF8&s=books)
と言う雑誌で「ちあきなおみ伝説」という特集があり、今寝る前に読んでいる。
知らなかったが、最愛の夫・郷 鍈治亡き後引退状態にあることや、いろんなことがあった人なのだ、と言うことが解った。
あのTV番組の歌が忘れられないので、CDを入手してみようと検索し、外出のついでにタワーレコードで探せるよう、プリントアウト。
9:30過ぎに事務所を出て、上大岡へ向かう。
久しぶりに乗る京浜急行は、相変わらずすっ飛ばしている。
以前設計した住宅で不都合が起きたので、共同設計した小西さんと上大岡で落ち合う。
問題部分を拝見し、急に午後来ることになってしまった建設会社への指示を確認し、13:00にお邪魔する。
新宿のタワーレコードでちあきなおみさんのCDを入手し、事務所に戻る。
TRHの撮影や、KMHの載荷試験等についての連絡事項、いくつか。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターのシアターカフェへ。
小劇場の勉強会。今回も10名程の人が集まる。19:00から21:00まで、今後の調査についての方針等を話し合う。
同時に吉祥寺シアターやシアターカフェの周辺でなにか出来ないかも話題に上がる。
小劇場に関して、どんなことでも関心のある人は参加出来るので、興味ある人はメール下さい。
と言っても、どこまでというか、何を持って小劇場と定義するかが、この勉強会でもまだ模索中ですが。
21:00過ぎ終了。残った人で近くの基地バーに移動し、一杯飲んで23:00前にお開き。
○ 2007/2/16
昨日、ちあきなおみさんのCDを探し求めたのだが、今朝トイレで新聞に眼を通すと、TV「たけしの誰でもピカソ」が今晩、ちあきなおみさんの特集。あまりのシンクロに吃驚。
今日もよい天気。8:00に事務所で、日報のアップ。
昨晩の勉強会で話に上がったサイトを検索してみる。
HMH−Kのスケッチ。
10:30に事務所を出て構造事務所へ。
KMHの載荷試験の連絡に不備があり、建設会社の担当者を呼んで内容の確認を行う。
内容に問題はなかったが、今後連絡の手違いがないように建設会社の担当者に厳重に注意を行う。
今回の件とは関係ないが、昨今の構造疑惑でなんだか建築界全般が変な状況になりつつあるように感じる、と構造事務所と話をする。我々を育ててくれた右肩上がり指向のしわ寄せがいろんなところで出ていることを感じるが、一番身近な建築では如実に顕われて来ているように感じる。やれやれ。
12:00に構造事務所をお邪魔し、事務所に戻る。
KMHとHMH-Hのスタッフ打ち合わせ。
KNH-Hの平面詳細図の作成と明日の打ち合わせの準備。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で休養中。まとまった降雪があり、放牧地にも厚く降り積もりました。少し歩くにくそうにしているものの、ときには雪けむりを上げながら元気に走っています。スターオブコジーン産駒のスノークイーンの05に対しては、やけに強気。しつこく追いかける姿も見かけます。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。飼い葉の量を増やしたせいか中間に軽いスクみが見られました。その後は調教ペースに慣れてきたのか、順調に乗り込まれています。スクみを防止するため、最近は1日に約400ccのオイルを穀類の代わりに与えています。
明け3歳馬
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。中間もゲート練習に専念。駐立時にバタつくことからゲートに縛る最後の手段にでました。最初は座り込むなどしていたものの、何とか大人しくなりました。しかし、その後にもう1度練習を行ったところ、またもやゲートへ寄りつかなくなってしまいました。今週の試験も難しい状況です。じっくり教え込んでいくしかありません。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。到着して2回しかゲート練習を行っていませんでしたが、8日(木)に同厩馬と一緒に試験を受けたところ見事に合格しました。出が悪かったため、合格までもうしばらく掛かると思っていただけに嬉しい誤算です。さっそく4日(日)から坂路も併用しての調教を開始しており、次の中山開催でのデビューを目指します。
いやはや、いろいろあるわけです。
○ 2007/2/17
朝から鼻水が止まらない。くしゃみも出る。花粉症か。
8:30過ぎ事務所で日報のアップ。
今日の打ち合わせの準備や雑務。
10:30前に事務所を出て、OZONE内のグローエのショールームへ。
11:00過ぎにKNH-Hのクライアントと落ち合い、先週決めきれなかった部分の打ち合わせ。
OZONEのいくつかのショールームを見て、そのまま車で六本木ヒルズやショールームを回り、14:00渋谷で別れ、事務所に戻る。
17:00過ぎに事務所を出て、国立に。
中央線デザイン倶楽部、略してチューブの親分、「国立本店」の今年の企画、「8×4シリーズ展2007」の「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/)に声をかけてもらい、18:00過ぎから第1回目の打ち合わせに参加。
参加予定者8人と企画の萩原さんと事務局の三星さんが集まり、どのような展覧会を行うかブレスト。ちょっと変わった住宅建築展になりそうな予感。
20:00過ぎに終了。引き続き「国立本店」の定例交流会に紛れ込ませて頂き、軽くお酒を飲みながら懇親会。
21:30過ぎにお暇する。
○ 2007/2/18
7:00前に一度目が覚めるも、昨晩から降り出した冷たい雨は朝も結構雨脚が強い。こんな日はゆっくり寝るに限る。
なんだか先週は疲れてしまい、ゆっくり寝れて、10:30に起きる。
TVでは話題の東京マラソンが中継されている。丁度先頭が雷門を通過中の場面だったが、「歩道橋に立ち止まらないで下さい。」と言う警備の声や、歓迎の伝統芸能の笛太鼓の音がグチャグチャで、なんだか違和感があるマラソンだ。
昼過ぎに雨は上がってよい天気に変わる。
午後買い物に行く前に、近くの自転車屋さんに寄って、後ろのブレーキの油を入れてもらう。
後輪をばらしてディスクブレーキに油を塗り込むのだが、本当に自転車は良く出来ている。一見無造作に見えるが、手際良いおじさんの動きにはいつ見ても感心する。
夜、録画した「たけしの誰でもピカソ」のちあきなおみさんの特集を見る。いいんだな。
○ 2007/2/19
前日ゆっくり寝たせいか、昨晩はなかなか寝付けなかった。なんだか寝たのか寝なかったのかわけのわからない状態だった。
いつも通り8:00に事務所。
メールをチェックしていたら、「KEN-Platz 建築・住宅メール 2007/02/19」 に「【新連載開始】佐野由佳の郷愁のマテリアル」http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/column/20070123/504258/とあった。
昨年廃刊になった「室内」の編集者だった佐野さんの連載だ。先週末の「国立本店」の懇親会でも、「室内」廃刊は残念との話が出た。
佐野さんには「夜を賭けて」のセットを中心にインタビューしてもらったり、「現場へ行く」の連載や、特殊メイクの現場を訪ねたり、いろいろな思い出がある。
この間は「芸術新潮」でも職人さんのレポートをしていた。「室内」時代の職人さんや現場への視点を持続している様子。楽しみだ。
12:00前に事務所を出て、KMHの配筋検査へ。
先行して検査を始め、13:30からOZONEの検査。クライアントも現場に来られ、内容を説明し検査の様子を眺めていた。
14:00からは構造事務所の和田さんの検査。みっちり見てもらった。
16:00に終了。事務所に戻る。
「響きと怒り(下)」フォークナー(岩波文庫)を行き帰りの電車で読了。4章からなる不思議な構成の小説だ。
第1章は知的障害のある、コンプソン家3男ベンジャミンの回想。障害があるのでその回想は断片的で文法的にもおかしい部分があり、時間軸もバラバラ。
第2章はコンプソン家のハーバード大学1年で自殺した長男クエンティンの、自殺直前の思考と回想。死に向かっているので、やはり断片的な文章が続く。
第3章はコンプソン家の次男ジェイソンのこの小説が始まった日時の思考と回想。コンプソン家最後の人間で、徹底的な現実主義者なので、解り易い。
そして、第4章は突然3人称になる。第3章の二日後の物語。ここで突然第1章ベンジャミンの回想の一部が物語に結びついたりして、急に自分も物語の中に入り込んだような感じになる。
そして物語は救いようのない状況で突然終わる。
後年フォークナーが付け足したという「付録ーコンプソン一族」の部分を読むと、中上健次の「紀州サーガ」へのダイレクトな影響がよくわかる。
明日からはいよいよ発売になった「カラマーゾフの兄弟3」に移る。
KMHの現場近くに有名なしだれ桜がある。その様子を定点的に日報で追って行くことを思いつく。さていつ満開になるか。
○ 2007/2/20
朝7:00新宿発のあずさで小淵沢に向かう。
2年前に竣工したTRHの雑誌掲載のための写真撮影。
東京は曇りだったが、甲府の手前の長いトンネルを抜けたら急に晴れに変わった。しかし、山の方には雲がかかっている。果たして現地はどうか心配になる。
9:00に小淵沢着。建設会社の担当者と落ち合い、車に乗せてもらい現地へ。
カメラマンのかたは既に着いており、すぐ鍵をあけて内部を見てもらう。
10:00頃から陽が出て来て、外部の撮影から開始。
その後も、時々雲がかかるが青空が広がる天気が続く。
14:00に昼間の撮影は終了。食事をかねて甲州街道の旧道にある「七賢」へ行ってみる。
「七賢」は古い造り酒屋で、建物も部分的に昔の名残が見れる。4合瓶を2種類買う。
その後カメラマンが以前撮影した住宅を探したりして夕刻を待つ。
16:30現地に戻り、夕景の撮影の準備。朝鍵を開けた後会社に戻っていた建設会社の担当者も戻ってくる。
電車の時刻があるので、もうしばらくかかりそうな夕景の撮影をカメラマンに、戸締まりを建設会社の担当者にお願いし、17:30前に先に失礼をする。
○ 2007/2/21
昨日はさすがに疲れ、いつもより1時間ゆっくり起き、9:00前に事務所へ。
日報を書いたり、雑務を片付けながら、KMHのスタッフ打ち合わせ。
14:00、KMHの建設会社と電気業者来所。主に地下部分についての打ち合わせ。17:00過ぎ終了。段取が悪く、時間がかかり過ぎることをスタッフに注意する。
○ 2007/2/22
机に回りに雑然と積もり始めた資料を整理する。
今晩の小劇場勉強会の資料を準備。
KNH-Hの検討。
18:30に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会の4回目。
10名前後が参加。既存のデータベースを検索した上での、調査項目やシート作り等の具体的な話と、その調査目的の確認と調査のデザインという入り口と出口の話を行き来する。
しかしながら少しずつだが進んで行っている。
21:00終了。いつもの近くのバーに移り、残った7人で一杯。
残ったのは80年代の小劇場運動を経験している50才近い参加者が4人。現在20代前半の参加者の、小劇場に対する思いは何なのか知りたい、と言う話題が出る。
黒川起章さんの都知事立候補の話題から話は雑談に移る。
23:00過ぎお開き。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。手の空いた厩舎スタッフを数人動員し、かなりの時間を費やして教育してきたものの、たび重なるゲート練習に嫌気を差しているのがはっきり見て取れます。寝ころんだり、異常に興奮したり、かなりの拒絶反応が見られ、このまま進めても悪循環になるだけと判断し、いったんビッグレッドに戻すことになりました。近日中にトレセンを出発します。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。跳びが大きく、普通ペースでは少しもさっとしているほど。ただ、追い切り馬に後方からこられた際は、鞍上に「すごい手応えだった」といわれていました。右前脚の屈腱部が熱っぽくなってひやりとさせられたものの、エコー検査では「異常なし」の診断。中山開催の後半でデビュー予定。
いろいろある。
○ 2007/2/23
朝から雨が降っているが、それほど寒くない。
事務所でスタッフの置いて行った資料をチェック。
9:00前に銀行に行き振込。今月は24、25日が土日だと言うことに昨晩気付く。
引き続きKNH-Hの検討。
13:30に事務所を出て幡ヶ谷へ。知り合いの劇団から、稽古場をリフォームするのでアドバイスをして欲しい、とのことで出掛ける。
稽古場を一通り見て、話を聞いて、制作の方達と内装業者さんと近くの喫茶店で打ち合わせ。
稽古場では次の公演の稽古が行われており、その中に舞台監督の伊藤さんが。梁山泊旗揚げの頃の舞台監督で、十何年ぶりかにお会いする。「梁山泊なかなか見に行けなくて申し訳ない、と金さんに伝えて下さい。」と伊藤さん。少し立ち話。
幡ヶ谷の駅では、岩波書店の樋口さんとバッタリ出会う。不思議な日だ。
事務所に戻り雑務。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。休養に入って約3週間が経過したこともあり、今週から坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。体が緩んだ様子もなく、適度にふっくらした好状態。ハロン17秒前後の軽めからスタートしましたが、初日から集中力のある良い走りを見せています。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。単走、併走、順番を入れ替える縦列、2〜3頭の縦列から終いを伸ばす調教など、牝馬もメニューは日によって様々です。スタッフが雪かきに追われた18日(日)は放牧だけにしました。馬体重は420キロ。もう少し首回りの肉付きを良くしたいスタイルです。
○ 2007/2/24
天気はよいが、風が冷たい。
昨日の稽古場のリフォームのスケッチの準備。
竣工写真を撮ってくれている新さんの強力なプッシュもあり、滞っていたホームページの作品集の追加に手をつける準備。
又怠けないよう、日報で明言。(したとして果たして意味があるのだろうか。)取り敢えず、明日大和町で作業が出来るように、資料を持ち帰る準備を行う。
13:00前に事務所を出て、三鷹の三鷹市芸術文化センターへ向かう。
14:00から武蔵野大学環境学科住環境専攻の「初めての卒業制作展:2006年度卒業制作展・優秀作品展』の公開講評会。
武蔵野大学が4年制になり住環境専攻が出来て、初めての学生の卒業制作。一昨年、初めて講師をさせてもらって、思い出深い学生達だ。
1月18日に全員の発表があり、その中から15人が優秀作品に選ばれ、今日再度発表を行う。
一人3分と5分の講評の予定が、やはり押してしまう。全員の発表が終わったのが17:00。
それから審査員が4名を選んで投票し、集計して皆の前で選考のディスカッションを行う。
票が入らなかった5作品以外を対象にディスカッションを開始。1票の作品から検討を開始し、10作品を6作品に絞り、ディスカッションを続ける。
最終4作品は学外の展覧会にも出品されるので、武蔵野大学としてどのような特徴を考えるかで選択が違ってくる。その辺りを問うと、選任の先生から、今回は初めてなので性急に特徴を決めつけるのではなく来年からの学生達が引き継げるような多様性があってもよいのではないか、との話がでる。
7人の論議に寄る公開審査なので、話の中で選択基準が変わって行くと、推薦するものも変わって行かざるを得ない。我々も皆に伸されていることになるのだな。
18:30過ぎ、再度4点を順序を付けての投票に移る。
集計の間、懇親会のために場所をレストランに移す。集計の結果を発表し、優秀者を表彰し乾杯に移る。
ゲストの方や先生方の話に引き続き優秀者が一言ずつ話をするが、中には泣き出すものもいる。初めての卒業制作と展覧会・講評会。先輩の卒計や講評会を経験したこともなく、全てが初めてで、皆緊張し、感動し、ホッとしたのだろう。良い体験をしたものだ。
20:00に懇親会もお開き。
庄野先生、風袋先生、水谷先生とタクシーで吉祥寺に出て、ハモニカ横丁の「美舟」に行くも満席。同じくハモニカ横丁のチェ・ミキのいとこがやっている「アルコホリック』へ初めて行ってみる。なんとそこは、昨年のハモニカ横丁の課題で、学生達と歩いた時屋根越しに外から見て面白そうだ、と思って場所だった。
後から片付けを終えた学生達も駆けつけて来てしばらく飲んで、22:30にお開きに。
水谷先生ともう一軒、「みすず」に行って23:30帰路に着く。
楽しい一日だった。
○ 2007/2/25
一日大和町。
よい天気だが、買い物に出ると外は風もあり寒い。今年一番の寒さとか。
ホームページの作品集のアップの写真の選択をしたり。
○ 2007/2/26
今朝も天気は良いが、寒い。
昨日も寒かったので、部屋が冷えきっている。
メールチェックと日報のアップ。現場等からいくつかの連絡事項。
10:00にスタッフが来たので、連絡事項を伝え指示を出す。
スタッフは昼前それぞれの現場へ出掛けた。
知り合いの稽古場の調べものやスケッチを描いて連絡とファックス。
ホームページの作品集のデータ準備作業。
スタッフが撮って来たKMHの地下の壁配筋の写真を見る。今まで掘ってばっかりいたが、いよいよ形に組み上がって来て、ワクワクし始めた。
○ 2007/2/27
昨晩何とはなしに見始めたTV東京の「カンブリア宮殿」(http://www.nikkei.co.jp/cambria/)と言う番組。村上龍さんが「経済」という観点からゲストを呼びインタビューする。昨晩のゲストは「ゴルゴ13」のさいとうたかおさん。
番組でも紹介されたさいとうプロの建物は中野にあって、昔住んでいたところに近く、何度も前を通っていた。さいとうさん、興味深い人物だった。70歳というが、現役バリバリ。
子ども頃から、1+1が2になることが納得出来なかった、先生が黒板に書く1と1が長さが違う、どうしてそれが同じもので、足すと2になるのか納得出来ないで考えているうちに九九の勉強も終わってしまい、いまだに九九が出来ない、という。
番組の見学者の「部下に自分の経験で培って来たものを伝えようとするのだが、うまく伝わらないのでどうしたらよいか。」というような質問に、「皆それぞれ脳が違うのだから、伝えようなんて思うことが無理。ただ一方的にガーッと思っていることを話すだけ。」というような答え。
劇画の分業化にしても、自然と自分の価値観から考えているのだな、ということが伝わってくる。面白かった。
引き続きホームページの作品集用の作業。
午後、確定申告の書類を自転車で提出に行く。まだすいている。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。徐々に収斂しつつある。
16:00、フローリングの会社の方に来てもらい、KNH-Hのフローリングについて説明する。
夕方昼休みにずっと読んでいた「文象先生のころ毛綱モンちゃんのころー山口文象 毛綱モン太 覚え書」渡辺豊和著(編集出版組織体アセテート・http://www.acetate-ed.net/bookdata/006/006.html)を読了。
編集者も言っているが、渡辺豊和さんがRIAのスタッフだったとは思わなかった。でも渡辺さんのRIA時代の話はとても興味深い。当時の組織事務所とボスの関係(すべての事務所がそうだったわけではないだろうが)や事務所の雰囲気の話には、建築が持っていたロマンのようなものを感じる。また、今は亡き毛綱モン太さんとの交流、二人のあの独特な住宅が造られて行く過程は、建築の夢のようで、1978年大学を卒業する年に発行された、「GA HOUSE{世界の住宅}4」を引っ張りだして来て改めて見ると、その時代の密度濃さに目眩を覚える。
誰か忘れたが、ある映画評論家が、「くだらない評論を書く暇があるのなら、映画製作に関わって来た人たちにインタビューしろ。」ってなことを言っていたが、回想録は面白いく、いずれ聞けなくなってしまうので大事だ。
「文象先生のころ毛綱モンちゃんのころ」の最後に鼎談があり、それを渡辺さんが「しばらく建物をつくるのをやめちゃってたからね。やっぱり設計をしていると気が立ちますよね。トラブルが多くなるから。今またやりはじめてるから、気が立ってますよ(笑)。」と締めくくっている。なんという設計魂。
昨晩のさいとうたかおさんではないが、自分の価値観によって建築を作って行くエネルギーに圧倒され、パワーをもらった。
○ 2007/2/28
スタッフが置いて行ったKMHの模型でデザインチェックとHMH-Kの図面チェック。
10:00にスタッフが来たので、HMH-KとOKBの指示いくつか。
昨日まとめた、作品集のアップ用の資料をチェックし、文章を訂正し、ホームページを作成してくれているユーちゃんにデータを送り、クライアントにもアップお願いのメールをする。
背中の当たる日差しが暑いくらいだ。
KNH-Hの検討。
18:00前に事務所を出て、早稲田大学へ。今週の小劇場の勉強会はメンバーの一人が関わっている、早稲田大学演劇博物館21世紀COE演劇研究センター主催の研究会「フランスの公共劇場運営・Theatre71を例に」講師:ピエール・アスカリッド氏(http://www.waseda.jp/prj-21coe-enpaku/jp/course/course09_02.html#yotei)に参加することに。
会場の早稲田大学の演劇博物館の手前の6号館は古い建物だ。ネットで調べてみると、昭和10年築/設計:桐山均一とある。桐山均一をさらに調べると、現在の大隈銅像の台座を設計した人物だそうだ。(像は朝倉彫塑館の主で、朝倉摂さんのお父さん朝倉文夫。)
いやいや早稲田のキャンパス、侮れません。今度演劇博物館で黒テントの展覧会(http://www.waseda.jp/enpaku/special/2007kurotento.html)があるので、見に行った時に散策してみたい。
研究会はことの外面白かった。フランスと日本の劇場運営構造は似たところもあるが、まったく違った面もあり、聞いてみなければ解らないものだ、と改めて思った。今回に限らず、まあ、ほとんど狭い世界での思い込みの中で生きているのだな。それを広げてくれるのが勉強か。
講師のアスカリッドさんは国立舞台(フランスの国の劇場システムの中のそういう名前の位置づけの劇場)Theatre71の芸術監督であり、俳優、演出家、劇作家でもある。
Theatre71で試みられている、近隣のコミュニティーに演劇を浸透させて行くためのワークッショップ等の魅力的な例を話してくれるが、それらはすぐにすり切れてしまう、と言う。なんだか良く解る。魅力的であれば魅力的なだけ、変わって行かないと飽きられてしまう。
同時にそれらの行為は、客を集めるためにでなく(もちろん大事なことだが)、芸術的な活動として行う必要を話してくれる。
きちんとした立脚点をもっている人であった。
予定より少し押して、21:00前終了。門外漢であったが、建築に置き換えられる沢山のヒントをもらった。
開け3歳馬
マイネルボビシュ
普段から大人しく手が掛からない馬です。担当厩務員も「何か嫌なことがあると忘れないのでしょう。レースを使えずに放牧することになり、申し訳ありません」と肩を落としていました。22日(木)、美浦の上原厩舎から、ビッグレッドファーム明和に移動しており、翌日から普通放牧とウォーキングマシンで1時間の運動を行っています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。21日(水)に坂路で入厩後初となる追い切りを消化。抑えめに乗ったため目立つ時計ではありませんが、余裕たっぷりの手応えです。調教を手伝ってもらっている土谷騎手も「背中がすごく良い感触をしています」とコメントしていました。まだ患部は微熱が続いている状態ですが悪化はしていません。順調に行けば3月10日(土)、中山のダート1800mでデビューを予定。後藤騎手に騎乗を依頼しています。
○ 2007/3/1
いつも通り8:00過ぎに事務所。今日も天気がよい。
日報を書く。この頃書くことが多く、これに結構な時間がかかってしまうが、まあそれもよし。
スタッフが置いて行った資料のチェック。
出社して来たスタッフにチェックの指示を出す。
明日のKNH-Hの現場行きの資料を整える。
13:00過ぎに事務所を出て、以前事務所にいた高橋さんが手がけた三鷹の美容室の内覧会に行く。
知った顔が多く、なんやかんや話していたら14:30、慌てて事務所に戻る。
15:00からKMHの打ち合わせ。電気、ガス、EV業者さんと設備事務所の酒巻さんで、主に設備関係。
18:00前終了。
引き続き、明日の準備。
○ 2007/3/2
朝事務所に来てメール等をチェック、日報をアップし、8:30に事務所を出る。
湘南新宿ラインで逗子へ向かう。
10:00過ぎにKNH-Hの建設会社の担当者と落合い現場へ向かう。
スケルトンになった現場で墨出しの確認と実測を行う。13:00前に終了。
鎌倉で途中下車して、神奈川県立近代美術館鎌倉の「畠山直哉Draftsman's Pencil」へ。
「Draftsman's Pencil・製図家の鉛筆」のタイトルとおり、都市や建築の写真の展示がほとんど。写真集では見たことがない、初めて見る写真が多い。その中でもやはり、畠山さんの代表作の一つ「川の連作」の川面だけを倒立させた「川の連作/シャドウ」に、圧倒的にひきつけられる。
15:00に鎌倉から湘南新宿ラインに乗り事務所に戻る。行き帰りとも、ずっと「カラマーゾフの兄弟3」を読み続ける。
事務所に戻り、打ち合わせや現場行きのスケジュール調整と連絡。その他のも様々な雑事があり、バタバタする。
チェ・ミキと中国からの学生が成都でご飯を食べると言うので、事務所のスタッフも誘い20:00過ぎから成都で飲む。
多分0:30過ぎにはお開きになったのではないか。
明け2歳馬
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。17秒だった通常ペースを16秒に。これに加え、今週からは終い重点のスピード調教を2回行っています。上場の行きっぷり。張りのある馬体からは状態の良さがうかがえます。早期入厩を考えても良いかもしれません。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間のゲート練習では扉を開閉し、少し強めに出すところまで行いましたが、特に問題は見られませんでした。バネのあるフットワークは相変わらずで素軽い動きを見せています。あとは全体的に筋肉が付いてくればといったところ。
○ 2007/3/3
昨晩は飲み過ぎた。二日酔い気味で10:00前事務所に。
回らない頭をやりくりして、今日の打ち合わせの準備をする。
13:30、AMHの件で建設会社の方が来所。スケジュールについて打ち合わせ。
15:30過ぎに事務所を出て、自転車で竣工してもうすぐ1年半くらいになる、KNHへ。
不具合のあるところを確認し、地下の第2期工事に着いて話をする。
その後、ビールと料理を頂きながら、色々な話をする。改修工事だったが、元あったドアや障子がうまく馴染んで落ち着いた様子。
つい寛いでしまう。19:30過ぎに、お暇する。
DVDに録画しておいた「オール アバウト マイ マザー」ペドロ・アルモドバル監督を見る。2度目だが面白い。ペドロ・アルモドバル監督の作品では「トーク トゥー ハー」が一番好きだが、改めて「オール アバウト マイ マザー」を見直してみると、初めて見たときよりその密度濃さに素晴しい印象を受けた。
細かい出来事が見事に絡み合いながら話が進んで行く。幾つもの小石が水面に撒かれてできる水紋が、お互いに干渉して行くようだ。それらに一つも無駄なものがなく、一つでもないと成り立たない。
勿論、深い色彩の美術や映像もよく練られている。あっという間の100分だった。
○ 2007/3/4
一日大和町。
まるで春のようだ。買い物に出た時近くの馬橋公園の横を通ると、沢山の人。
○ 2007/3/5
曇りだが、気温は高い。
いつもより少し早く眼が覚めてしまい、7:30過ぎに事務所。
最近日曜日をのんびり過ごすと、月曜日に事務所に来るのがおっくうになることが多い。まあ、事務所に来てスタッフが置いて行った資料のチェックや諸々してるうちに、いつも通りになるのだが。一日ゆっくり過ごすことは気分転換になってよいのだが、元のモードに戻るのが大変になっている。昔はあまりそんな風に感じなかったが。
10:00前に事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
第3次案を打ち合わせ。かなり収斂して来た。別荘の増築計画だが、竣工したときと敷地周辺環境が随分変わったので、一度現地に行ってみたら、とのアドバイスをもらう。
12:00終了。事務所に戻り、いくつかのスタッフ打ち合わせ。
先週現場に行ったKNH-Hの検討。
18:00過ぎに再び事務所を出て、国立へ。
国立本店「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/)の打ち合わせ。
今晩は国立本店近くの、メンバーの笹さんの自宅での打ち合わせ。
国立に降りたら凄い風。傘をさしていると吹き飛ばされそうになる。
19:00過ぎからバラバラ集まり、用意頂いたつまみと各自が持参したアルコールを飲みながら打ち合わせが始まる。
いろんなアイデア、この展覧会の目的、運営方法等様々な話が出る。小劇場の勉強会でもそうだが、限定されたテーマでのブレストは自分の考えが思わぬ方向に展開して行き、なかなか楽しい。とは言いつつも時間の制限もあった方が良いかもしれない。
今晩も気がつけば23:00過ぎ。さすがに話が煮詰まった方向や観念的になって来てしまう。
でもこの展覧会、面白くなりそうだ。
23:30前にお暇する。
外に出たら風は納まり、雨は上がっていた。
○ 2007/3/6
今日は暖かく穏やかなよい天気だ。
昨日遅かったので、少しゆっくり起きて、8:30過ぎに事務所。
スタッフが置いて行った資料のチェック。
10:30過ぎに以前アルバイトをしてくれた風間さんが来所。勤めていたところを退職したので、手伝ってもらえるかの打ち合わせ。
退職の理由は結婚・妊娠と今日初めて聞く。図面作業は大丈夫なので、様子を見ながらとりあえず手伝ってもらうことにする。
午後一で昨日打ち合わせして来たHMH-Kの内容をスタッフに伝える。
引き続き現場から帰って来たスタッフとKMHの打ち合わせ。
KNH-Hの検討。
相変わらずいろんなことが起こり、連絡事項が多い。昨晩の展覧会の打ち合わせで出た企画の連絡事項もいくつか。
19:00前、KMHのクライアント来所。設備の酒巻さんも交え設備の打ち合わせのあと、意匠、スケジュールの打ち合わせを行う。21:00前に終了。
○ 2007/3/7
朝事務所でメールチェック。
梁山泊から昨日、「TBS「細木和子のズバリ言うわよ!」に六平さんが出ますので、」というメールが来ていた。
昨晩21:00過ぎに大和町に戻ったら、チェ・ミキが新聞で気付き、録画していた。今朝新聞を見たら、今晩の12chのドラマにも名前が。凄いな。
ホームページを作成してくれているユーちゃんから、作品集アップの連絡があり、早速確認する。
グッとグレードアップしたように感じる。お礼と、怠けずに進めて行くことを返信し、お世話になることをお願い。
国立本店の「すまいとともに展」の企画書も萩原さんから届く。企画の現状についてメンバーにメールで連絡。
KNH-Hの図面作業を行う。夕方までかかり、PDFにしてクライアントへ送付。
今日の午後は電話が多く、話し中が多かったと思います。申し訳ありませんでした。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で休養中。日中だけの放牧とウォーキングマシン1時間の運動を行っています。目に輝きがあり、飼い食いも良く、見るからに健康そうです。精神状態についてスタッフは「かなりゲートが悪いって聞いていたから、ストレスがたまっているものと思ってたんですが、実際はそうでもなかったんで安心しました。のんびりしてますよ」と話していました。馬体は、太くも細くもない肉付きです。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。いったんスピードに乗るとなかなかブレーキがかからないタイプ。28日(水)の追い切りでラスト1ハロン13秒台のタイムを要したのは、最後の計測地点に差しかかる前に手綱を引いて止めに入ったためです。脚元を考えると坂路のゴール地点の先にある下り坂を速いキャンターで走らせることは好ましくありません。10日(土)、中山の新馬戦・ダート1800mでデビュー予定。ただし、除外の可能性がかなり高いものと思われます。
○ 2007/3/8
8:00に事務所に来て、KNH-Hの建設会社の担当者と連絡、電話にて打ち合わせ。
KMH、KNH-Hのクライアントとも連絡事項。
朝の時間がバタバタと過ぎて行く。
10:00過ぎ出て来たスタッフにいくつかの指示。
14:00過ぎに事務所を出て、劇団1980の稽古場へ。韓国公演前の通し稽古を見に行く。
18:30終了。振り付けの大川さんと一緒に出て、吉祥寺までご一緒する。
18:30から吉祥寺シアターカフェで、小劇場勉強会。今回で先週の番外編を除き、5回目。
今回は途中から吉祥寺シアターの箕島さんに参加してもらう。新しい動きが出た。
21:00過ぎ終了。箕島さんと22:00前までカフェでワインを一杯頂く。
○ 2007/3/9
朝から事務所。昨日の勉強会の議事録を作成。
送信前に出なくてはならなくなる。
10:00過ぎに事務所を出て、KBHへ。3年目の点検に立ち合う。
久しぶりに会ったクライアントご夫妻も元気だった。
12:00過ぎにお暇し、途中新宿で買い物をしてKMHの現場へ。現場手前の枝垂れ桜は小さなつぼみをつけていた。1階床の配筋検査。太いアンカーボルトがセッティングされて行く。クライアントご夫妻もみえて、興味深そうにご覧になっており、時々説明をする。
17:00過ぎに後をスタッフに任せ、事務所へ。
帰りに東スポを買って、明日の6Rのデュベルの馬柱を確認。印が沢山ついているじゃないか。
色々な連絡事項が待っており、電話等で時間が過ぎて行く。いろんなことがある。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。併走調教の前段階として他馬と半馬身程度にまで並ぶ稽古を消化しましたが、特に戸惑う素振りは見せていませんでした。動きの良さに変わりはありません。来週あたりから本格的に併走調教を行っていきます。
リアルラヴの05
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。引き続き体調も良好で、仕上がりは順調です。3月から本格的に始まったスタートダッシュの練習でも、特に問題なくスムーズにこなしています。今月半ばからいったん休養させて、その後は早期デビューを意識して仕上げていくことも考えています。
明日はデュベルのデビュー戦なのだが、レース時間に事務所にいなければならくなってしまう。残念だがしかたがない。
○ 2007/3/10
朝8:30過ぎに一度事務所に来て、荷物と自転車を置いて、新宿のウィンズへ向かう。
デュベルの馬券を買って、9:30過ぎに事務所に戻る。
10:00過ぎ、チェ・ミキが日本語を教えている学生が、今日事務所近くの杉並産業会館で行われる日本語スピーチコンテストに参加する。中国人の女の子で、先日古着屋で入手した着物で出場するので、チェ・ミキと一緒に事務所に着付けに来た。
隣の部屋で着付け、スピーチの練習をして、12:00過ぎに会場に向かった。
12:50中山第6レースをラジオで聞く。結果は4着。残念。
15:00過ぎに待っていた電話連絡が来る。
15:30過ぎに事務所を出て、STHへ。
いくつかアドバイスをさせて頂いた、庭続きに建ったお母様のお宅の家具と、STHの外装の吹き付け直し等を確認する。
しばらく話をした後、近くのイタリアンレストランへ移って、食事とワインを頂く。
STHは僕が初めて一人で設計した住宅だ。自分で言うのもなんだが、とても居心地が良い。多分住まわれている方達の住宅への愛情を感じるからではないか。この住宅を原点に、自分の現状をいろいろ考えさせられた、貴重な時間だった。
久しぶりにご主人ともお酒を飲みながらいろいろ話せて楽しかった。
往復の電車の中で『故国喪失についての省察(REFLECTIONS ON EXILE):1』(エドワード・W・サイード:著 大橋洋一他:訳 みすず書房 2006)を読み終わる。読んだことのない人物に関する評論は隔靴掻痒で入り込めないが、モーリス・メルロ=ポンティ、コンラッドとニーチェ、ミシェル・フーコー、グレン・グールドは読んだことがあるので面白く読めた。一見何の共通性もないこれらの人物にエグザイル(故国喪失者)としての共通性を見出すのがサイードの真骨頂である。一般論である「批評の未来」と「故国喪失についての省察」は世界に対峙する社会的な態度において学ぶところが多かった。サイードが何度も引用するエグザイル的批評家テオドール・アドルノの『ミニマ・モラリア』の住まいに関するアフォリズム「自分の家でくつろがないことが道徳の一部なのである」は、僕も「箱の家001」を雑誌発表したときに引用したことがある。しかし「箱の家003」のクライアントに「建築家としてあるまじき発言」と叱責されて『箱の家に住みたい』では削除した。その時の気分を思い返してみると「箱の家」には故郷=家庭(ホーム)に対する僕の両義的な態度が表れていることが分かる。サイードのようにのっぴきならない立場ではないが、「箱の家」には田舎=故郷(ホーム)を捨てたエグザイル東京人の、仮の家庭=住まい(ホーム)への思い入れに対するかすかなアイロニーが込められているのだ。
○ 2007/3/11
文字通り一日大和町。
一歩も外に出ず。
天気は午前中の嵐から、午後は晴れ。凄い変化の天気だった。
「カラマーゾフの兄弟3」を読了。
また、4を待たなくてはならなくなった。
小説は小休止して、「生き延びるためのラカン」斎藤環著(バジリコ)に移る。
○ 2007/3/12
7:30事務所に来て、メールチェックやスタッフへの指示をメモ書きし、8:30に事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
10:00に逗子で設備の酒巻さんと落ち合い、建設会社の車で現場へ。サッシ、設備や天井高さの確認等の打ち合わせ。
13:00終了。逗子で酒巻さんと食事をして、事務所に戻る。
スタッフとKNHやOKBの打ち合わせ。今日現場で打ち合わせしたことをまとめ、建設会社へファックス。
どうも昨日から喉の奥がムズムズしていたが、今日も喉がいがらっぽく少し咳が出る。風邪などひいてられないので、気をつけなくては。
○ 2007/3/13
7:45事務所に来る。よい天気だ。自転車に乗って受ける風は冷たいが、それほど痛々しくない。
昨日よりは咳は出なくなったが、まだ喉の奥がいがらっぽい。
進行中のプロジェクトのスタッフ打ち合わせや連絡事項。
14:00に事務所を出て、途中で高橋さんと落ち合い、AMHの打ち合わせへ。この件では我々はテクニカルなサポートに徹することにしたので、そのあたりとスケジュールをクライアントと打ち合わせ。
事務所に戻った夕方からも、スタッフ打ち合わせなどが続く。
○ 2007/3/14
なかなか喉の調子が良くならない。
スタッフ打ち合わせを挿みながら、KNH-Hの検討と図面作業を行う。
13:30、STHなどを施工してもらった建設会社が新しい体制になり、来社。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で休養中。早朝から日が落ちる午後4時くらいまでの普通放牧と、ウォーキングマシンで1時間の運動を行っています。放牧地ではテンションが上がることはなく、のんびり気ままな生活を謳歌。食欲があって飼い葉も残しませんが、意外とふっくらしてこないようにあまり太るタイプではなさそうです。もうしばらくリフレッシュに専念します。
マイネルデュベル
10日(土)、中山でデビューし、4着でした。初めてのレースで馬自身にも自覚がなかった様子。1コーナー手前では肩ムチを入れられていたように、終始ふわふわした走りです。3コーナー手前から仕掛けていきましたが、反応も鈍く真面目に走ったのは直線だけでした。後藤騎手は「ゲートでヒンヒン鳴いていたし、馬っ気を出したりと、きょうは競馬に対して前向きさが足りなかった。でも今回は大人しくしていたけど、目覚めたらかなりうるさくなりそうな気配も感じます。良い背中をしているし走ってくる馬ですよ」と述べていました。
○ 2007/3/15
7:30に事務所。メールチェックなどをして、8:00過ぎに事務所を出る。
OKBの現場で起こった水道の事故の復旧後の調査とその後の確認のために現場に向かう。
9:00から調査を始める。
12:00過ぎに調査完了。問題がないことを確認し安心する。クライアント代理の方に内容を説明し、調査で壊した部分の復旧の確認をスタッフにまかせ、現場を出る。
14:00フローリングのメーカーのサンプルを扱う事務所で、KNH-Hのフローリングについてクライアントを交えて打ち合わせ。
考えている仕上げのフローリングがなかなか見つからないので、特注のサンプルをつくってもらうようになった。30分程で内容を決定し、近くのファミレスに移って、その他についてクライアントと打ち合わせ。
15:00過ぎ終了。事務所に戻る。
事務所で簡単なスタッフ打ち合わせ。今晩の勉強会の宿題と資料をまとめる。
18:30前に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。新しく参加した人を含め、10集まる。
メンバーの一人の修士論文に絡めて、調査研究を行う方針についてブレスト。その後、今後の幾つかの目標を決め、21:30前終了。
何人かのメンバーは、いつも通り近くの基地カフェへ向かったが、風邪で咳が出始めると止まらなくなる、と言う症状なのでお先に失礼する。
帰って本棚から、今晩の勉強会で話題に上がった本や資料を探し出す。
○ 2007/3/16
風邪は峠を越えたと思うが、依然くしゃみとはながときどき出る。しゃべると喉の奥がイガイガして来て、咳が出始め止まらなくなってしまう。
朝8:00前、自転車で事務所に向かう時、細かな雪がぱらついていた。
9:00、建設会社の営業の方が来社。あることについてお話をうかがう。
ほぼ一日KNH-Hの図面作業。疲れたがかなりはかどった。
朝、スタッフの一人から、昨晩40度の熱が出た。今朝は熱が下がった、との連絡が入る。病院に行ってみてもらったら、インフルエンザではないらしい。とにかく月曜まで休むように言う。
ここに来て春は足踏みしている陽気。風邪を早く完璧に直したい。
コスモハーティネスの05
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。追い切るごとにパワーアップしている印象。仕上がりの早さ、動きの良さが買われ、5〜6月の入厩を目指すことになりました。騎乗者は「良い馬ですよ。新馬勝ちを狙えるだけの力がある」と期待しています。
リアルラヴの05
10日(土)にコスモのデジタル産駒、Mラヴ産駒2頭と後半4ハロンを併せる追い切りを消化しました。思っていたほど動かなかったというのが正直な印象。非力なところも残っているようです。早期デビューも視野に入れて、この段階で一息入れることにしました。きのう15日から休養へ入っています。
○ 2007/3/17
9:00前に事務所に来て「すまいとともに展」の連絡やメーリチェックに日報のアップ。
喉は随分良くなって来たようだが、まだ気になって、咳をしてしまう。
今日から小劇場の勉強会のために、「日本の現代演劇」扇田昭彦著(岩波新書)を「生き延びるためのラカン」と併読することにした。
KNH-Hの図面作業を行い、12:00過ぎに事務所を出て、上高田の梁山泊の稽古場、芝居砦・満点星へ。
唐ゼミ「ジョン・シルバー(続)」唐十郎作・中野敦之演出を見に行く。1968年に書かれた本だ。唐さんの初期の本は、言葉がイメージをつくり出して行く本ではなく、イメージが言葉で現実化されている本なので、どれだけ台詞を役者が説明的にでなくリアルに語れるかが、芝居を動かして行く力になる。その点では芝居がうまくなった唐ゼミの役者達の試金石のような舞台だった。2004年にテントで見た「ジョン・シルバー」に比べ、芝居としてはうまくなっているのだが、難しいイメージの言語化された台詞を無茶苦茶なパワーによって語って行く推進力が落ちているように感じた。しかしその中で、小春の椎野裕美子さんと当たり屋の母の禿恵さんの場面は、言葉がイメージと同列に並び、考えさせる暇を与えない素晴しい演技だった。
16:00過ぎに終演。すぐ満点星を後にし、自転車で大和町に戻り、着替えて目白の自由学園・明日館へ向かう。
18:00から、武蔵野大学人間関係学部環境学科住環境専攻の謝恩会。
3年生の時一年間空間造形の授業を行い、4年生の時卒業設計の講評を行った、住環境専攻の第1期生も卒業を迎えた。
僕にとってもあっという間の2年間だった。
色々な個性の子達が成長して行くこ時期は、面白もあるが大変で、専任の先生達のご苦労が語られた挨拶の後、一言挨拶。
ライト設計の居心地の良い空間の中で、皆といろいろ話す。みんな着飾って来て華やかだ。
最後に学生の代表から挨拶があり、記念撮影をして、20:30過ぎお開き。
皆さん、卒業おめでとうございます。
引き続き池袋のロサ会館の居酒屋の広いカラオケルームのようなスペースに移って、2次会。ほとんどの学生が残った。
はじめは大人しかったが、実習棟の主の中島さんが口火を切って歌いだし、僕や水谷先生が歌いだすと、学生達も卒業に関わる歌を歌いだす。23:00過ぎに2次会もお開き。
三々五々に別れ、河津先生、風袋先生、水谷先生、庄野先生と山手線帰り、新宿で水谷先生と下車し、3次会に。卒業生の進路や、この春からの空間造形の課題について話をしたりして、眠くなって来たので2:30に帰途につく。
○ 2007/3/18
10:00過ぎに起きだし、まだ寝ていた時間に電話をもらった鳥越さんに電話。
隣の敷地に関わる件の相談事の電話だったが、久しぶりにいろいろ話す。知らなかったが秩父の山中棟梁が亡くなったことなどを聞き驚く。
色々なことがある。
なんだか疲れていて、一日大和町。
自分が卒業したわけではないのだが、昨晩の謝恩会で学生達と接し漠然とした喪失感が残っているのだろうか。
「スーパー競馬」を見ていたら、なんだかマイネルの馬の活躍が目立つ。我々の馬も、その波に乗れれば良いのだが。
○ 2007/3/19
朝、事務所。日報のアップと連絡事項いくつか。
12:00前に事務所を出て、北総鉄道の西白井へ向かう。
13:30に西白井駅で、構造の和田さん、建設会社、スタッフと落ち合い、鉄工所の車で工場に向かう。
14:00より、KMHの鉄骨製品検査。打ち合わせの後、加工場で組み上がった鉄骨の寸法や溶接箇所を確認する。
建て方時に問題になりそうな所や、細かい打ち合わせを行い、無事終了。超音波検査も見せてもらい、工場内を案内してもらう。
当たり前だが、鉄鉄鉄、鉄だらけ。もののパワーをダイレクトに受ける。工場の空間は何故かドラマっぽく、ワクワクしてしまう。
事務所で打ち合わせ事項を書面にまとめ、16:00過ぎ、終了。
全員で電車で浅草橋まで戻り、お疲れの一杯。浅草橋駅裏に名代のさくら鍋・さしみの素敵な居酒屋を見つける。良い店だった。
構造の和田さんとスタッフか帰り、僕だけ建設会社の人ともう一軒寄って帰る。
○ 2007/3/20
昨日は飲み過ぎた。少しゆっくり寝て、9:00前に事務所。
昨日の鉄骨製品検査の結果を写真添付して、クライアントにメール報告。
終日進行中のプロジェクトの検討を行う。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。リフレッシュといえども、未勝利馬だけに長くゆっくりさせるわけにはいきません。坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しました。ハロン16秒前後の乗り込みを行っている現段階では、前回の滞在時よりも集中して走っています。ただ、問題のゲート練習ではやはり嫌がっていました。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースで乗り込まれています。競走馬としての自覚がなく、訳も分からずに1周してきた前走。余力があるばかりに、帰りの馬運車でもヒンヒン鳴いていたようです。追い切るごとに気持ちが入ってきたデビュー前の経緯から、実戦でも徐々に前向きになると予想しています。屈腱部は平行線。まだ次走ははっきりしていないものの、距離短縮の方向で考えています。
○ 2007/3/21
いつも通り8:00過ぎに事務所。
メールやスタッフの置いて行った資料をチェック。
KNH-Hの図面作業。
随分前、OZONEの展覧会のイベントの大和町のオープンハウスに参加された方が、11:00来所。
土地を探して、家作りを考えているとのことで、その相談。
オープンハウスのときは独身だったが、その後結婚され、いまや2才の男の子のお母さん。
時間の流れは早い。
いろいろお話しし、13:00前終了。
休日だが出て来たスタッフに、KMHの指示いくつか。
その後もうひとりのスタッフも出て来た。
夕方から大和町で集まりがあるので、15:00過ぎに事務所を出て、買い物をして大和町に戻る。
片付けなどの準備をして、来客を待つ。17:00から、国立本店の「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のミーティング。
17:00過ぎに三々五々、メンバーが来宅。本日は9人集まる。
少しずつ飲みながら話を始め、18:00にほとんどのメンバーが揃ったので、本格的にミーティングを始める。
今まで2回の話し合いを振り返りつつ、その内容のコンセンサスの確認を行い、具体的な話に移る。
終了予定の21:00過ぎに粗方の打ち合わせ事項が決定し、今後のスケジュールと次回の打ち合わせを決める。
残れる人は残って、飲みモードに入って建築関連談義。
日本語学校のイベントに出掛けていたチェ・ミキも23:00頃戻って来て参加。
0:00お開き。
○ 2007/3/22
朝、自転車で事務所に向かう途中、小学校の交通整理のおじさんと近所の方が、今日で授業は終了し明日が卒業式と話していた。
桜も咲き、いよいよ本格的な春のシーズンか。
8:00過ぎに事務所で、昨晩のミーティングで決め忘れていたことを朝思い出したので、メンバーにメール。
スタッフが置いて行った資料のチェック。
KNH-Hの図面作業を行いながら、スタッフに今日の打ち合わせの指示。
12:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。
13:00よりクライアント打ち合わせ。16:00過ぎに終了。
渋谷の書店と松濤美術館で資料を入手し、事務所に戻る。
引き続き、KNH-Hの図面作業。
○ 2007/3/23
8:00に事務所。暖かい。朝、小劇場の勉強会のことで思いついたことがあったので、箇条書きで文章にしてみる。
スタッフが置いて行ったKMHの資料のチェック。
KNH-Hの図面作業を続ける。合間にKMHやOKBのスタッフ打ち合わせ。
15:30手伝ってもらっている風間さんが来所。簡単な打ち合わせ。
17:00過ぎに事務所を出て、祐天寺で朝倉夫妻と落ち合い、小西さんの事務所へ。小西さんの事務所で、今春武蔵野大学を卒業した学生一人がアルバイトで修行中だ。まだ二日目だそうだが、嬉しそうに働いていたので、安心する。
18:00過ぎに小西さんが戻ってくる。昔、皆で共同設計した住宅の敷地周りで、しばらく前異変が起きたので、そのことについての相談。
20:00終了し、近くの居酒屋で久しぶりに飲む。自分のすまい、建築、文学、映画談義で楽しい時間を過ごす。
23:30前にお開き。
明け2歳馬 馬名が決まった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。現在はハロン15〜16秒ペースの縦列調教が主体。パワーとスピードがありながらも折り合いが付くように、現時点では教えるべきことはありません。デンコウセッカとの併走調教でも手応えで相手に勝っていました。もうしばらく乗って短期放牧を挟む予定にしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで休養中。日中だけの放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。のんびりとした生活を満喫している様子。ピサノサンデーの05と同様、泥だらけになって馬房に戻ってきます。最終仕上げに向け、もう少しゆっくりさせる予定。馬体重は、この1週間で4キロ増えて422キロでした。
○ 2007/3/24
9:00過ぎに事務所。現場からの実測のメールが届いており、確認して担当者に連絡を入れる。
昨晩の打ち合わせ事項をクライアントに報告の電話。
明日のKNH-Hのショウルーム行きの段取と検討、図面作業。
○ 2007/3/25
朝から雨。結構降っている。
10:00過ぎに大和町を出て、高田馬場の防音室のショウルームへ向かう。
大きなフローリングの見本などを持って行くので、雨のため自転車はあきらめて、バスで中野に出る。
11:00ショウルーム着。道に迷ってしまったクライアントご夫妻が11:30前到着。
防音室の確認を30分くらい行い、そのままその場所を借りて他の打ち合わせも。
13:00前に終了。荷物が多かったので、クライアントが大和町まで車で送って下さった。ありがたい。
○ 2007/3/26
今朝はよい天気で暖かい。予報では20度になるという。
メールや電話で連絡事項いくつか。
KNH-Hの図面作業を行い、建設会社にファックス。
昨日の打ち合わせをまとめ、建設会社へ連絡。
合間合間にスタッフと確認事項いくつか。
今週は打ち合わせや展覧会の締め切りや現場検査があってすでに慌ただしい状態になってしまった。
○ 2007/3/27
8:00前に事務所。
朝から連絡事項いくつか。構造事務所から8:00前にファックスが来た。早朝出勤か徹夜かな。展覧会のお願い事項をファックスにて送信。朝の8:00代は建設会社も連絡がつきやすい。
9:00に事務所を出て、OKBの現場へ向かう。
10:00からOKBのクライアアント代理の方と打ち合わせ。先日調査した水道事故の報告を建設会社が行う。その他いくつかのミーティング。
11:15終了。クライアント代理の方が丁寧に話を聞いてくれたので、話がきちんと出来、少し進展して、ホッとした。
事務所に戻り、スタッフとKMHのサッシについて打ち合わせ。
18:00に再び事務所を出て、恵比寿へ。KMHの外構の打ち合わせ。
18:45に恵比寿の改札でクライアントご夫妻と外構・植栽をやられる方、うちのスタッフと落ち合い、近くのカフェで打ち合わせ。外構・植栽の大きな方針と建築の細かい確認いくつか。21:00前終了。
場所を近くの食事処に移動して、お酒を飲み御馳走になりながら、故郷や仕事の話しをする。寛いだ楽しい時間だった。
23:00に帰路につく。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ゲート練習も並行して行っていますが、入ることを嫌がっています。絶対に入らないというような態度ではないため、時間をかければ入りそうな雰囲気です。調教では引き続きハロン16秒前後で乗り込んでおり、ゲートのことを考慮して単走で気分良く走らせることを心がけています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。レースを使っても、思った以上にテンションが上がらなかったのは幸いでした。多少ピリッとしたところも感じられるなど、前走時より確実に上向いている印象です。31日(土)、中山のダート1200mに出走する予定。前回に引き続き、後藤騎手に騎乗を依頼しました。
○ 2007/3/28
8:00に事務所で、メールにて連絡事項いくつか。スタッフが置いて行った資料を読む。
天気予報がコロコロ変わる。今日はよい天気。今週末にかけてがお花見日和かな。
昨日スタッフが、昨年に続き、お隣のギャラリーから桜の枝を頂いた。先端で咲いた花と、つぼみ部分の混在する枝は、未来の時間を感じられ、気持ちよい。
スタッフとOKBの簡単な打ち合わせ。
明日のKNH-Hの現場行きの準備で、サッシ図をチェックしたり検討、確認事項の整理。
KMHのサッシ図の確認をして、スタッフにチェックバック。
小劇場の勉強会のために読んでいた、「日本の現代演劇」扇田昭彦著(岩波新書)を読了。演劇は観客との関係において変化して行く。勿論その観客は時代や社会によって変わって行くわけだ。そして60年代から70年代にかけては、演劇と言う表現がとても有効な触媒になっていた。しかし80年代後半から、特に現在において、演劇ははたして有効な表現なのか、と考えると残念ながらそうは言えないような気がする。表現の意味を見つけあぐねているように思える。。もしかすると現在の演劇が、戦後の新劇のようのような状況と似た状況にあるのかもしれない。でも、そんな状況から何かが生まれてくれば、それはインパクトのあるものになるだろう。そのためにも、60年代からの小劇場演劇と現在の小劇場演劇をつなげて行く作業は大事になるように思うのだが。
○ 2007/3/29
7:30に事務所に来る。風が強い。そういえばいつも桜が咲くと強い風が吹くな。
メールチェックや日報のアップ、今日の打ち合わせ事項などを確認して、8:30前に事務所を出る。
10:00、逗子駅で建設会社の担当者と落ち合い、車でKNH-Hの現場へ。
昼を取らず、14:00前まで打ち合わせをして、駅への途中のファミレスで食事をしようと寄ったが、満席で待っている人が沢山。この時間、ただのファミレスでどうして?春休みで海に面しているから?
別のファミレス(海には面してない)に移動し、食事をして、15:00前の湘南新宿ラインに乗り、16:30前事務所に戻る。
「すまいとともに展」の企画をまとめ、メールでメンバーに送る。その他連絡事項いくつか。
18:30に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。19:00から小劇場の勉強会。
今晩も10人以上集まり、参加メンバーも落ち着いて来て、いよいよ本格的に活動を進めて行くような状況になりつつある。
21:30前終了。いつものように、半分強のメンバーが残り、近くの基地カフェで一杯やって23:00前、お開き。
マイネルヂュベル、31日の土曜日、中山の4R出走確定。
○ 2007/3/30
起きたときは雨はパラパラだったが、大和町を出る8:00前位から、夜のように暗くなって来て、激しい雨が降り始める。
「花に嵐に」とはよく言ったものだ。傘をさしながら自転車で事務所に。
8:00過ぎにスタッフから電話があり、この天候でアンカーセットが出来ず、今日のKMHの配筋検査は月曜に延期の連絡。クライアントもお出でになるかもしれない、とのことだったので、延期の連絡をする。
KNH-Hのクライアントから昨晩電話があったので連絡し、いくつかの確認事項をお話しする。
そんなこんなをしているうちに、9:00前から空が明るくなってくる。雲が西から東へどんどん動いて行き、しばらくするとまた暗くなって来た。
馬主会の桐山へ、土曜日の確認。二人とも馬場へは行けない。昨日の現場の確認事項を構造事務所にファックスで問い合わせ。
13:30過ぎに事務所を出て、OKBの現場へ。クライアントと打ち合わせ。30分で終了。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。デンコウセッカの05と併せ馬を行い55秒台をマークしました。手応えで相手を圧倒し、手綱を取った松岡騎手は「良い馬ですね。機会があればレースでも乗りたい」と好感触を得ていました。もう一度強めに追い切った後、来週あたりいったん休養させる予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで休養中。放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。左前脚の蹄壁に溝ができて、欠けそうになって熱を帯びていたので、削蹄を行い、その部分を削り取りました。若干、深爪気味になっていますが、痛みはなく、騎乗再開の時期に影響はなさそうです。4月上旬から中旬にかけて、坂路調教を始めます。
○ 2007/3/31
9:00過ぎ事務所に。昨日が暖かかっただけに今日は肌寒く感じる。
自転車で馬橋公園の横を通ったら、桜の木の下のテーブル+ベンチで4人の人が朝から花見の様子。
事務所でKNH-Hの検討。連絡事項いくつか。
11:00前に事務所を出て、新宿のウィンズへ。中山4Rのデュベルの馬券を買い、11:30発送のレースをモニターで見る。
スタートはまずまずだったが、騎手が押しても押してもなかなか本気で走らない。途中ずるずる下がるも、最後まで同じ調子で走り、8着。
一度事務所に戻り、13:00前に再び事務所を出て、国立へ。
「すまいとともに展」のミーティング。16:00終了。
国立南口駅前のロータリーの桜が満開。
夜、BSで昨晩もやっていた、「明日のジョー」をやめられず見続けてしまう。改めて観ると、なかなか斬新な演出だ。
○ 2007/4/1
7:30に目が覚めてしまったので、ベッドで横になりながら本を読み、8:00過ぎに起きだす。
今日は暖かく、よい天気。絶好の花見日和だ。
KNH-Hの螺旋階段施工図をチェックしたり、スケッチや検討を行う。
11:00過ぎに買い物に出掛け、12:00前チェ・ミキと馬橋公園へ出掛け、花見。
満開の日曜日にこんなに穏やかな天気なのは久しぶりではないか。
沢山の人が花見をしている。
14:00くらいまで、ビールやワインで飲み食いし、大和町に戻る。
横になって競馬中継を見ていたら、うとうとしてしまった。
その後はだらだらの一日。
○ 2007/4/2
いつもより少し早く、8:00前に事務所。
今朝は弱い雨がぱらぱら。昨日暖かかったので、寒く感じる。
「すまいとともに展」のインフォメーションや、チラシ用の写真をメール。
10:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。最後の配筋検査。現場手前にあるしだれ桜が満開だ。ポツポツ見に来ている人がいる。昨日は凄かったのではないか。
12:00終了。1階床まで型枠が組まれ、色々な角度から見えるようになってたので、少し離れた道まで行ってみる。
鉄骨の建て方が完了すると、結構いろんな角度で見えそうだ。
13:30事務所に戻る。
KNH-Hの螺旋階段図の確認を構造事務所にファックスし、設備事務所に連絡事項。
小劇場の勉強会の宿題を書いて、メールする。
19:00過ぎ、武蔵野大学の水谷先生が来所。16日から始まる空間造形3の打ち合わせ。
20:30前終了。近くの居酒屋へ。新3、4年生の様子や諸々の情報交換。0:00前にお開き。そうか、ほとんどの卒業生が、今日から新しい場所で働き始めているんだな。
○ 2007/4/3
少しゆっくり、8:45事務所に。今日も雨。
10:00に建設会社来所。30分程打ち合わせ。
KNH-Hの鉄骨螺旋階段のチェック及び構造事務所に確認事項。同じく屋上関連の指示を建設会社にファックス。
14:00過ぎに事務所を出て、麹町の寄木床の会社のショウルームへ。15:00からOKBの4階のクライアント打ち合わせ。16:00終了。17:00過ぎに事務所に戻る。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。現在はハロン15〜16秒ペース。馬体に若干の余裕があるものの、動きは良化傾向にあり、伸びやかなフットワークを見せています。定期的に行っているゲート練習にも進境が見られ、抵抗する回数が減ってきました。ただし、納得するにはやはり時間がかかります。
マイネルデュベル
31日(土)、中山で出走し、8着でした。テンからハミを掛け、いったんは流れに乗っていたにもかかわらず、3コーナー過ぎで早々と後退します。回転の遅くなったフットワークから、しんがり負けも覚悟したものの、ハミを抜いていたのでしょうか。地味ながら、直線で息を吹き返していました。まだ自身のすべきことを理解していないような感じです。マイナス14キロの馬体重はレース前から予想していました。
○ 2007/4/4
雨は上がったが、すっきりしない朝の天気。
「すまいとともに展」に関するメールを送る。
建設会社に連絡事項いくつか。
一日KNH-Hの検討。
午後になって雷雨。天気予報がよく当たる。
明日はKMHのコンクリート打だが、今の所天気は良くなりそう。しかし、寒い。
夜、小劇場の勉強会用の資料作成作業。
○ 2007/4/5
今朝はよい天気になった。コンクリート打はバッチリだろう。現場に確認の連絡。
昨晩構造の吉田さんから来ていた、KNH-Hの螺旋階段の図面の確認事項をファックス、同じく設備事務所にメールとファックス。
進行中のプロジェクトの確認事項。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。第1回目の企画についてのミーティング。内容をブレンストして、来週確定する段取にする。
21:00過ぎ終了。今晩は全員で近くの基地バーで一杯やり、22:30過ぎお開き。
○ 2007/4/6
今朝もよい天気だ。
小劇場の勉強会の資料をメンバーにメール。
「すまいとともに展」のチラシの案がメールで届いていたので、文章などを確認する。
スタッフとKMHの簡単な打ち合わせ。
KNH-Hの仕上げサンプルの準備や納まり検討。
13:30に事務所を出て、銀座で高橋さんと落合う。14:00過ぎからAMHについて、共同する事務所と打ち合わせ。あまりに無謀な展開なので、仕事を辞退することにする。15:00過ぎ終了。
高橋さんとメゾンエルメス8階フォーラムでやっている、「メゾン四畳半 藤森照信展」を見る。「自分で作れる大きさの家」とは魅力的な企画だ。見ている最中に、さっきの打ち合わせについて思いつくことがあり、外に出てから紹介頂いた建設会社の方に電話し、いらしたので急だが訪ね報告することにする。ミキモトも初めて見る。ちょっと桜みたいだ。いい場所にあるな。
16:30から建設会社の方と打ち合わせ。さっきの打ち合わせ内容とわれわれの対応を説明し、了解頂く。
17:30終了。「映画渡世・天の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕(角川文庫)を読みながら、事務所に戻る。まだ前編の三分の一くらいだが、映画渡世とは良く言ったものだ。
連絡事項が沢山。こうやって一つ一つ解決して行くしかない、とのいつもの思いを、強く感じる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。先週末にデンコウセッカの05、Mミモーゼの05と縦列から併走への追い切りを行い、今週から放牧へ移行しました。期間中に怪我などがないようパドックで管理されており、この機会に馬体回復と精神的なリフレッシュを促します。2週間程度ゆっくりさせて、入厩への最終仕上げに入ります。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。放牧を切り上げ、坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。競走馬のスクみは一般的に、休養明けの初日の調教後に多く現れるものですが、今回は幸い発症しませんでした。息の荒さは久々だけに仕方ありません。冬毛が抜け、白さがいっそう目立っています。現在の馬体重は430キロ。
○ 2007/4/7
9:00過ぎに、知り合いの工務店の方が大和町に。屋上のすのこの改修と水道工事の打ち合わせ。
9:45終了。29日にオープンハウスを行うので、それまでに工事をお願いする。
10:00事務所。連絡事項や思いついたことの調べもの。
自転車で荻窪の図書館へ行き、ついでに近所の古書店をまわる。
夕方の打ち合わせ用のサンプルなどの準備。
コルトレーンをかけながら小劇場の勉強会用の資料作成作業。
16:00前に事務所を出て、原宿のショウルームへ。竹下通りを抜けようとして、入ってしばらくして後悔する。
まるで新年の初詣の用で、全然進まない。人の間を縫って、どうにか抜ける。
16:30からKNH-Hの床仕上げのクライアント打ち合わせをショウルームで行う。
18:00終了。少しは人手が減った竹下通りを抜けて、事務所に戻る。
○ 2007/4/8
大和町で、午前中はKNH-Hのスケッチ。
昼過ぎに高円寺まで買い物に出掛け、夕方KMHのスケッチ。
○ 2007/4/9
7:30に事務所に来て、メールなどの連絡事項。準備をして8:30に事務所を出て、湘南新宿ラインで逗子へ。
10:00過ぎ、逗子で設備の酒巻さんと落ち合い、建設会社の車でKNH-Hの現場へ。
15:00まで食事もとらず打ち合わせ。14:00過ぎ位から辺りがまっ暗になって来て、雷雨。
逗子の駅に送ってもらい、駅の立ち食いそばを食べて、15:30前に湘南新宿ラインに乗る。
16:30渋谷で朝倉さんと小西さんと落ち合い、昔共同設計をした建物の敷地で発生した問題について話す。17:00からクライアントも加わり、喫茶店で打ち合わせ。
19:00終了。東京も雨。
事務所に荷物を置きに戻る。
一日外でビッチリ、いささか疲れたので、すぐ大和町に戻る。
○ 2007/4/10
昨日は一日外だったので、メールや連絡事項で朝の時間が過ぎて行く。
昨日の現場の確認事項をクライアントに連絡したり、建設会社にファックスしたり。「すまいとともに展」のチラシについての最終段階のメールのやり取りや、武蔵野大学の空間造形のスケジュールについて、などなど。
11:30前に日報をまとめてアップ。
小劇場の勉強会の資料、「日本の現代演劇」扇田昭彦著(岩波新書)の抜粋作成を終了し、メールする。
KNH-Hのまとめ。
18:30前に事務所を出て、国立本店へ。19:00過ぎから「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の最終ミーティング。展示の形も決まった。なかなか面白い展示になりそうだ。
21:30終了。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間は15−15の単走を主体に、4ハロン56秒程度の追い切りも2回消化しました。息づかいに物足りなさを感じるものの、フットワークには合格点を与えられます。ゲート練習では駐立させようとすると後ろに退こうとしますが、自ら入っていくようにはなっています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。角馬場と坂路を中心に乗り込まれています。前走は能力の半分も出し切れませんでした。無理に追わなかったぶんダメージがほとんど感じられず、連闘も考えたほどです。ゲートではデビュー戦同様にいなないていたようで、精神的な幼さに加え集中力の欠如を後藤騎手に指摘されました。中間の内容次第ではチークピーシズなどの着用も考えています。次走は東京開幕週のダート1600mを予定。
○ 2007/4/11
いつも通り8:00に事務所。
朝から昨日不完全だったメールのチェックや返信。
今晩の小劇場の勉強会の資料の準備。
KMHとOKBのスタッフ打ち合わせ。
進行中のプロジェクトの検討。
夕方から雨。明日からKMHの鉄骨の建て方なので天気が心配だ。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。春先で先週から学校関係のメンバーの参加が少ないが、いつものメンバーは揃っている。年表プロジェクトを中心に話す。
21:00過ぎ終了。残ったメンバーでいつもの基地バーへ行って、一杯やりながら関連の話や、関係ない話、あちこちとんで、23:00前お開き。
○ 2007/4/12
大和町で、「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の資料を探し、8:00に事務所。
今朝は天気が良い。良かった。KMHの現場に建て方の確認連絡。その他連絡事項いくつか。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBの4階のクライアント打ち合わせへ。
14:00から16:00まで仕上げ材の打ち合わせ。クライアントが馬主であったことが分かり、馬の話で盛り上がる。オープン馬だったとのことで、うらやましい。
事務所に戻るも、今週は会合や打ち合わせが多かったのでいささか疲れ、19:00に事務所を出てチェ・ミキと二楽亭へ行き、久しぶりの焼き肉。相変わらずここのホルモンは旨い。
○ 2007/4/13
いつも通り8:00に事務所に来たが、昨晩少し調子に乗って暴飲暴食気味だったようで、胃がもたれている。
こんなところに一番年をとったことを感じる。とほほ。
9:00に事務所を出てKMHの現場へ。
現場で待ち合わせをしているクライアントが、鉄骨を見上げている所に遭遇し、一緒に周辺を回ってみる。斜面の上に建っているので、いろんな所から見える。下から見上げると結構大きい。昨日から始まった建て方は順調に進んでいて、ほぼ半分くらいの様子。
丁度一服の時間だったので、現場の中に入らせてもらう。3階まで上がったら、眺めが良さそうだ。
簡単な打ち合わせと説明をして、お先に失礼する。
しだれ桜はきれいな新緑の葉を付けていた。
KNH-Hの検討事項いくつか。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の展示の計画を考える。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。パドック放牧+ウォーキングマシン1時間の運動を行っています。馬体の回復が早く、この1週間で予想以上にふっくらしました。あまり太らせては最終仕上げに手間取ることから、あす、あさってにも乗り出したい考え。GW明けに相沢厩舎へ送り出す予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。現在はまだペースを上げず、脚慣らしをしながら体力を戻している段階。息づかいはまだまだですが、動きは徐々に良化しています。先日行ったゲート練習では待たされても大人しく駐立しており、ダッシュもスムーズでした。
○ 2007/4/14
気持ちのよい朝。「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のための撮影を大和町でして、9:00に事務所。
メールで撮影データを送付。
午後のKNH-Hの打ち合わせ準備。
「すまいとともに展」の展示の計画をまとめる。
まとめ途中で13:00前に事務所を出て、OZONEへ。
OZONEのマルホンのショウルームでKNH-Hの床や階段材等について、クライアントと打ち合わせ。
15:00終了。
タワーレコードに寄って、16:00過ぎ事務所に戻る。
「すまいとともに展」の展示の計画を仕上げ、資料をメールする。
雇用保険の資料まとめ。
進行中のプロジェクトの資料や雑誌などを持って、19:00に事務所を出て、大和町に戻る。
○ 2007/4/15
8:30前に目が覚めてしまったので、布団の中で本を読み、9:00に起きだす。
進行中のプロジェクトなどの確認。
溜まってしまった録画済みDVDをケースから出して、ホルダーに順番に整理する。このケースだけでも、随分なゴミになってしまうな。
午後高円寺まで買い物に。チェ・ミキから聞いた、ワインも出す古書店「アバッキオ」や高円寺文庫センターがやっている「茶房高円寺書林」(http://kouenjishorin.jugem.jp/?day=20070411)に行って見る。
高円寺北口の純情商店街の先の、庚申通り商店街の充実ぶりが凄い。先の2店鋪もこの庚申通りから辻に入った所にある。知らないうちに随分変わって、とても魅力的な商店街になっている。
庚申通り商店街を抜け、純情商店街に入った所にある洋服屋で、素敵なシャツが眼に入ったので店内へ。なかなか良い。店主の説明も旨く、眼に入ったものともう一枚を衝動買い。
夕食の買い物をして大和町に戻り、皐月賞を見る。田中勝春本当に嬉しそうだった。
夕方夕食用のトマトソースを仕込みながら、「映画渡世・天の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)を読了。
さすが職人肌の映画監督だけあって、文が映画のカット割りのようで、スピード感がある。
「天の巻」の最後に、あの伝説的な映画「鴛鴦歌合戦」の逸話が出て来た。
いよいよ後編「地の巻」へ。
この本の当時、すなわち昭和10年(1935年)当時、マキノ雅裕が早撮りをした「決闘高田の馬場」(1937年http://www.nikkatsu.com/movie/detail.html?mid=13499)をDVDに録画してあったので、夜見る。
50分まったく息つく暇なく、スピーディーに流れる画面、感動的だった。
○ 2007/4/16
曇りで少し寒い。昨日一昨日が暖かかったから、よりそう感じるのだろう。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のための模型を大和町から持ってくる。
KNH-Hの施工図をチェックしてファックス。乱雑になった資料を整理する。
打ち合わせのアポの連絡いくつか。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学(http://www.musashino-u.ac.jp/ningenkankei/kankyo/design/index.html)へ向かう。
今日から3年生の空間造形3の授業が始まる。アシスタントの法政大学の中島君と日本女子大学の宇津さんと製図室の準備室で顔合わせ。水谷先生と水谷ゼミの研究生、宮内さんと平田さんを交え今日の授業の確認。
14:40から最初の課題の説明を行う。履修者は36人。今年は男子が半分近くいるので、雰囲気が少し違う。
課題説明後、学生達に敷地を見に行ってもらい、一時間後再び集まって敷地周辺環境の第一印象を発表してもらう。18:00に終了。
19:00に学校を出て、水谷先生と研究生、アシスタントの6人で吉祥寺のハモニカ横丁の「美舟」に行って、お疲れの懇親会を行う。
なんやかんやで話が盛り上がり、気がつけば0:00前。そこでお開きにして、帰路につく。
今年はどんな作品が出来てくるだろう、楽しみだ。
○ 2007/4/17
昨晩は遅かったので、少しゆっくり起きて、8:45に事務所に。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の案内をメールでいろんな人に送付する。
その後も連絡事項が多く、落ち着かない一日になる。
KNH-Hの現場の検討。
17:30に大学時代のクラブ活動(懐かしい響きだ)、「スウィング&ジャズ」の同級生の吉田が来所。
週末住宅の土地についての相談。
50才ともなると自分もそうだが、皆終わり方をなんとはなく意識し始めるのだな。
19:00前まで。
マイネルボビシュ
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。縦列、もしくは単走で15−15を行うのが最近の通常メニュー。中間に2回、Mビジューと併せた追い切りでは、4ハロン55秒と54秒でそれぞれ同時入線しました。良化がうかがえ、週ごとに終いの粘りが向上しています。先日のゲート練習は、入るときにためらったものの、中に収まってからは行儀が良く、ダッシュもスムーズでした。今週末に入厩する予定。畠山重則厩舎に転厩することになりました。
マイネルデュベル
美浦で調整中。脚元が安定している現在は、坂路の他、ウッドコースでの乗り込みも取り入れています。不真面目な性格を改めようと陣営もあれこれ工夫しているのが伝わってきます。11日(水)の追い切りでは単走の表記だったものの、実際は、追い抜くことを意識させるために前方にリードホースが配置されていました。前走でもゲートに入り、担当の厩務員の手から離れたとたんいななき始めたようです。そういった甘えが見られることから、次走ではこれまでと違った対策で臨む予定。22日(日)、東京のダート1600mに後藤騎手で向かいます。
○ 2007/4/18
いつも通り8:00に事務所。朝は陽が差していたが、事務所に来る頃には薄曇りになっていた。
昨晩も雨が降り、かなり寒かった。春はもう少し先になるのだろうか。
「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の案内への返事がいくつか。ありがたい。
KNH-Hの確認事項をまとめ、クライアントと建設会社に送る。引き続き、検討作業。
13:30に事務所を出て、昔共同設計をした建物へ。クライアント、朝倉さんと小西さん、建設会社の方と敷地で発生した問題について協議。対処の方針をまとめる。クライアントの方達にも安心してもらえるような対処になったので、少しホッとする。17:00前にお暇し、事務所に戻る。
行き帰りの電車の中で、「映画渡世・地の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)を読み続ける。マキノ映画のような軽快さは、後編になっても依然として衰えない。マキノ流に言えば、おもろい本だ。
しかし、雨が降って風も吹き寒い。
○ 2007/4/19
明け方結構降っていた雨は上がったが、冷たい風が強い。自転車で事務所に向かう手が冷たくなる。
8:00に事務所。少しずつ空が明るくなってくる。
展覧会の資料準備やKNH-H、KMHの検討作業や連絡事項をパタパタと進める。
今日は集中していろんなことを進められた。
引き続きこの調子を維持したいものだ。
マイネルヂュベルの次出走が決まった。22日(日)の府中2R。そろそろ遊ばずに走って欲しい。
19:00に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
今晩は新たな参加メンバーが沢山。武蔵野大学の水谷先生と佐野さん、学生も二人参加してくれた。
阿佐ヶ谷では梁山泊の会合が19:00から行なわれているので、20:00過ぎにお先に失礼させてもらって、阿佐ヶ谷に戻り「清香苑」で行なわれている梁山泊の会合に行く。
行ってみたら梁さん夫妻や六平さん夫妻、桐朋学園の佐藤先生のグループ、外部の協力スタッフなど大にぎわいでビックリ。梁山泊の一つの節目と、5月末からのルーマニア、韓国ツアーの頑張ろう会も兼ねた会で、最後に幾つかの挨拶があり21:30終了。
その後近くの「吐夢」へ行って2次会。0:00頃ほとんどのメンバーが帰り、阿佐ヶ谷在住の4人が残る。
1:00過ぎまで飲んで、「吐夢」を出る。もう一軒行くと言う3人と別れ、大和町に戻る。大和町でもう一杯飲んで、2:00過ぎに寝る。
○ 2007/4/20
昨日は遅かったので、少しゆっくりで8:30に事務所。
打ち合わせの準備をして、9:30前に事務所を出てHMH-Kのクライアント打ち合わせに。
基本計画は決まり、一度現地再確認と予算出しを行なうことにして11:00終了。事務所に戻る。
今日は久しぶりによい天気で気持ちがよい。
13:00からKMHの打ち合わせ。
打ち合わせに大きな会社の方々が来所したが、打ち合わせに必要な方は一人だけ。後の二人の方の一人は司会役。もう一人は一言もしゃべらない。資料も必要以上のように思うし、かなり形式的だ。なんでこんなに大勢で来なければならないのだろう。よく分からないし、これでも会社がやって行けるのだろうから、今の社会の仕組みと言うものは変なものだ。そのうち合わせは14:00過ぎに終了し、建設会社の担当者と電気業者と打ち合わせ、15:00まで。
夕方からの劇団1980「ええじゃないか」の打ち合わせの資料として、舞台写真をまとめてプリント。
KNH-Hのスタッフ打ち合わせ。日報をアップ。
16:30前に事務所を出て、劇団1980の稽古場へ。
来年の「ええじゃないか」のブラジル公演の打ち合わせ。19:30前終了。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。結局先週末はそのままパドック放牧を続け、今週に入ってから坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。調教再開時の馬体重は450キロ。幅が出て、適度にふっくらした良い状態で稽古へと移行できました。休み明けでも決して気負うことはなく、鞍上の指示も素直に聞いています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間は天気が悪く、馬場がぬかるんだため単走中心のメニューをこなしました。1日だけ行った併走調教では、3頭の中で一番走る気旺盛でした。5月中旬〜6月初旬の入厩を目標に続けて乗り込んでいきます。
○ 2007/4/21
今日は暖かい。9:00過ぎに事務所。
10:00ころスタッフが一人やって来て作業をしている。
KNH-Hの検討と図面作業およびクライアントへの連絡事項など。
昼にもう一人のスタッフもやって来て、13:00過ぎにKMHの建設会社が来所し、簡単な打ち合わせ。
午後スタッフはそれぞれ帰って行った。
KNH-Hの資料をまとめる。
17:30過ぎに事務所を出て、大和町のGalerie Juilletで行なわれている、武蔵野大学環境学科住環境専攻環境プロジェクト作品展「THIS is(u) THIS?」へ。
水谷ゼミで昨年2、3年生が作成した椅子の展覧会。
Galerie Juilletは家からすぐの所にあり、一度も入ってみたことはなかったが、前を通ってちらちら見ていたところ。
こじんまりとした空間で、可愛い展覧会がひらかれていた。せっかく椅子の展覧会なのだから、ギャラリーの外部にも浸食して、通りがかりの人が入りやすくする仕掛けがあっても良かったかも。(禁止されているのかもしれないが。)
明日からの「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の会場、国立本店でもそだが、前を通った人がふらっと入ってきやすい環境を作るのは、意外と難しい。
夜、DVDに録画したあった「姿三四郎」黒澤明監督(1943年)を見る。「映画渡世・地の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)に黒澤が初監督する経緯が書いてある。素晴しい映画だった。カメラが自在に動く最初のシーンなど、今の映画にはない躍動感がある。月形龍之介の檜垣源之助が魅力的だ。
○ 2007/4/22
8:45大和町を出て府中競馬場へ向かう。
10:00に「トキノミノル」像の前で、馬主会の桐山と落合い、早速パドックへ。
2R・サラ3歳未勝利1600mダート、5枠8番でマイネルデュベル出走。パドックではなかなか良い気配だ。
10:30スタート。良いスタートを切り、はなをとって先行。4コーナーを回っても先頭。
長い府中の直線でも、後続馬に2、3馬身の差をつけている。待ち望んだ初勝利を50%位感じたが、残り200mで後続馬一頭にかわされ、1と1/2馬身の差で2着。惜しかった。
しかし、復勝で初めての馬券をとる。
用事がある桐山と府中で別れ、大和町に戻る。
昨晩に続き、「続姿三四郎」黒澤明監督(1943年)を見るが、前作の方が全然良い。「明日のジョー」は力石が死んでからの後日談の方が好きだが。
17:00西荻で両親と落ち合い、チェ・ミキと4人で近くの居酒屋で食事をする。両親二人とも4月が誕生日で、ひとつ歳をとったわけだが、当たり前だが年々衰えが早くなって行くので心配だ。
○ 2007/4/23
8:00に事務所。
KNH-H、HMH-Kの連絡事項いくつか。日報のアップ。
10:30過ぎに事務所を出て、OKBへ。11:30からクライアントと建設会社で今までの問題点と今後について話し合いを行なう。12:45終了。
渋谷で簡単に食事をして、いくつか連絡をいれて、武蔵野大学へ向かう。
14:40ぎりぎりに、製図室の準備室に到着。
すぐに空間造形3の2週目の授業が始まる。敷地周辺環境の考察と事例研究をグループごとに発表。17:00過ぎまで。10分休憩をとって、2つのグループに分かれエスキスチェックを始める。
1回目のエスキスチェックなので、ほぼ全員がチェックに来たので、終了したのが20:30過ぎ。
18名の考えにアドバイスを与える作業に、頭の芯から疲れる。
水谷先生とアシスタント3人と吉祥寺の居酒屋でお疲れ。
0:00の閉店でお開き。
ハードな一日だった。
○ 2007/4/24
8:00に事務所。
朝からたっぷりの連絡事項。
10:00にスタッフが来たので、KMHの打ち合わせ。
引き続きスタッフに、「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の展示模型の確認.
明日は朝から逗子なので、銀行に行って振込。
昼には出掛けなければならず、今日と明日の準備で慌ただしい。
12:00過ぎに事務所を出て、国立本店へ「すまいとともに展」の模型を持って行く。準備が少しずつ始められていた。とりあえず模型を説明して国立本店を出る。
14:00にKMHの現場へ。鉄骨の建て方も完了し、本締めも終わり、デッキを敷く作業が行われている。
現場を一通り見て回る。14:30過ぎにOZONEのインスペクターが来て、検査を行なう。クライアントの夫人も15:00にお見えになる。
検査は16:00終了。クライアント夫人と簡単な打ち合わせを行ない、後はスタッフにまかせ、17:00国立本店へ戻る。
皆の手によって、壁の粗方の展示作業が終わっており、いよいよ床の作業に入る所。床の作業をやっているメンバー以外で、5月19日の映画上映とクロージングのトークの会について打ち合わせ。会場となる国立商協ビルへ行ってみる。
現地を見たら、スピーカーの準備など想定外のことも出て来た。
場所を近くのファミレスへ移して、当日の内容の確認打ち合わせ。
19:00に終了し、国立本店へ戻る。戻ったらキュートな展示が出来上がっていた。いよいよ今晩から、「すまいとともに展」スタート。
皆さん是非国立本店、およびイベントへいらして下さい。
マイネルボビシュ
きのうビッグレッドファーム明和を出発、きょう24日(火)に美浦のトレセンへ移動しました。当初は先週末の入厩予定でしたが、厩舎都合で本日に。畠山師は「まずはゲートからだね」と述べていました。中間の併走調教でも好気合いで坂路を駆け上がっており、ゲートの入りもスムーズとまではいかないものの躊躇せず入っていけるようになっています。
マイネルデュベル
22日(日)、東京で出走し、未勝利脱出まであと一歩の2着でした。積極的にハナへ。ムキにならず良いリズムで走り、直線半ばでは逃げ切れるかと思われましたが、あと少しのところでベルグミサイルに交わされてしまいました。それでも後藤騎手は満足した表情で「やっと本来の力を出せました。きょうもゲートで1頭だけ鳴いていて精神的にはまだまだ。我慢をさせてやる気を削ぐよりも、窮屈な競馬をせず、まずは勝ちに行こうと思った」と話していました。能力の一端をようやく見せられましたが、潜在しているものがもっとあるはずです。
これで、もうすぐ2歳馬の一頭も入厩すると、3頭がレースに出ることになる。楽しみになって来た。
○ 2007/4/25
7:30過ぎに事務所。
メールチェックと打ち合わせの準備をして、8:30に事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者と落ち合い、車に乗せてもらい現場へ。
細かい打ち合わせを13:00まで。車でまた逗子まで送ってもらう。丁度湘南新宿ラインの発車の時間だったので、コンビニでパンを買い、車中で食べ新宿に戻る。
書店に寄り、15:00過ぎ事務所に戻る。
今週は今日まででいささか疲れてしまった。仕切り直しするために、19:00過ぎに事務所を出て大和町に戻る。
○ 2007/4/26
今朝は清々しい天気だ。8:00に事務所。
いつものことながら、連絡事項がいくつか。
9:30過ぎ、J-WAVEで「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)の告知が流れる。
企画者の萩原さんが電話インタビューで、「すまいとともに展」の内容を話している。ちょっと緊張しているかな。
昨日のKNH-Hの現場打ち合わせ事項のまとめ。
17:00過ぎに事務所を出て、代々木八幡のラムフロムで本を入手して、吉祥寺に向かう。
19:00から吉祥寺シアターカフェで小劇場の勉強会。武蔵野大学の学生も二人参加。しばらくいろんな話に拡散しつつあった内容が、基本に戻った会になった。データベースの作業の話も少し具体的になって来た。
21:00過ぎ終了し、いつも通り近くの基地バーへ、今晩は全員で。
22:30過ぎお開き。
○ 2007/4/27
9:00に大和町の屋上のスノコのやり変え工事に、知り合いの工務店が来るので、それまで「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のイベントのために、家の中の片付けを始める。
9:00過ぎに工務店が来たので、打ち合わせをして、9:45大和町を出て事務所へ。
今日の午前中は、連絡事項の嵐。息つく暇もない。
連絡事項のひとつ、クライアントの電話での話から、午後一で太子堂の木材のショールームに行くことになり、12:30に事務所を出て下北沢に向かう。
20年以上前に住んでいた時に梁山泊と巡り会った、茶沢通りのジャズの店「ポジー」の前を通り、代沢十字路のショールームへ。
床に使う木材をいくつか説明してもらう。土日にクライアントに立ち寄ってもらうように段取って、14:00過ぎにお店を出る。
この店で、チェ・ミキのお母さんのコレクションの豚の人形を入手。
15:30事務所に戻り、クライアントにショールームの打ち合わせ事項を報告。
KNH-Hの金属工事の施工図チェックとメールチェック。
18:00過ぎになって、やっと一段落し、日報のアップ。
行き帰りの電車で、「映画渡世・地の巻 マキノ雅裕自伝」マキノ雅裕著(角川文庫)読了。面白いと評判だけのことはある。
「あとがき」にマキノ雅裕に自伝を書くことを勧め手助けしたのが、山田宏一と山根貞夫とあった。なるほど、二人とも日本映画史と並走して来た、マキノ雅裕の話を聞きたかったのだな。今となっては貴重な話しだ。
映画の世界の人は皆付き合ってみると、多かれ少なかれこの本にある「カツドウ屋」気取りの人が多いが、こんな歴史を引き継いでいるのだな、と実感した。
建築にこんな本があったら面白いが、何かないかな。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間に、休養明け初めてとなるスピード調教を行いました。一息入れる前よりも気合いの乗りが良く、縦列の先頭で、抑えたまま55秒をマーク。予定通りの内容に満足しています。今後は、ゲートからの発馬練習も併せて行う予定です。馬体重は458キロ。なお、競走馬名はマイネアルデュールで登録されています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。乗り込んでもへこたれることがなく、息づかいも良くなっていることから5月中の入厩を目指すことになりました。同じく早期入厩を目指しているコスモのデジタル産駒が最近のパートナーで、縦列や併走調教などを一緒にこなしています。なお、競走馬名はマイネマシェリで登録されています。
○ 2007/4/28
昨日、大和町のスノコの材料が間違えて来ていたので、作業は昨日で終わらず、8:00前に大工さんと建材屋さんが来る。
なんだかその材料も、打ち合わせしていたものと違うが、明日がオープンハウスなのでとりあえず張ってもらうことにする。
9:00まで片付けをして、大和町を出て事務所へ。
KNH-Hの金物の施工図チェックをして、建設会社へファックスする。
昼にスタッフが一人出て来て、仕事をしている。
同じくKNH-Hの衛生機器の確認と展開図のチェック。
机の周りを少し整理し、雑務いくつか。
15:00過ぎ、にわかに暗くなって来て、激しい雷雨になる。
しばらく様子を見ていたら、雨が上がりそうになって来たので、明日の準備の買い物をして大和町に戻る。
朝に続き片付けをして、17:30前大和町を出て、国立本店へ。
18:30「すまいとともに展」のオープニングパーティーの準備。
19:00、パーティー開始。
国立本店に入りきれないくらいの沢山の人が集まり、大盛況で21:00過ぎパーティーはお開きに。
2次会に行くと言うが、明日は自分のイベントなので、チェ・ミキとお先に失礼する。
○ 2007/4/29
8:00過ぎに起きて、片付けを続ける。
10:00に阿佐ヶ谷方面に買い物に出掛ける。ビールやうさぎ屋でうさぎ饅頭を買ったり。
大和町に戻り、入口の外回りを掃除したり準備を始めるが、あっという間にブックカフェ「大和町☆支店」の開店時間の12:00になってしまう。
うちの妹が12:00前に手伝いに来てくれた。
開店したがしばらくは誰も来ない。
14:00前くらいからぼつぼつお客さんが来始めると、後は入れ替わり立ち替わりで、しばらくの間地下から小屋裏屋上まで、いろんな所で皆さんお茶やお酒を飲んで、話をしている状態に。
J-WAVEの萩原さんのインタビューを聴いてお出でいただいた方も3組いらした。素晴しい。
いらしてくれたご家族とご家族の意外なつながりが判明したり。
聴かなくなったCDも一枚、古書も何冊かさばけ、将来やってみたい古書店の親父の喜びを少しばかり味わう。
残った知り合いで飲み会モードに転換。
17:00過ぎ、萩原さんもお出でになり、残った知り合いで飲み会モードに転換。来年の企画の話で盛り上がる。
疲れたが、楽しい会だった。
よい天気で良かった。
○ 2007/4/30
さすがに疲れ、ゆっくり9:00に起きる。
10:00に事務所。
今日も爽やかな天気だ。
昨日のお礼や報告のメールを何通か。日報のアップ。
13:30に事務所を出て、武蔵野大学へ。
休日だが、授業のある日で、空間造形3の授業が14:40から。
3回目のエスキスチェック。ラフ案とそのボリューム模型を皆の前で発表してもらう。
水谷先生が出張で休みなので、僕とTAで行なう。嬉しいことに、ほぼ全員が出席なので、かなりの時間がかかると思い、一人の発表とコメントで5分を考えていたが、所詮無理な話しだった。
17:50までの授業だが、全員終了したのは、20:30。疲れた。
方針が自分の中で固まりつつある学生は、一割り程か。とっかかりの言葉から、手を使った形に進む所で足踏みしている学生がほとんどだ。一番大事なこの部分がみんな苦手なのだな。
本当は一番楽しい所なのに。
○ 2007/5/1
7:00に起きて、8:00に事務所。
昨日の武蔵野大学の空間造形のエスキスチェックで思いついたことがったので、メールでTAに送り、二人の学生に伝えてもらうようにお願いする。
日報のアップと昨日の授業で提出されたものを確認整理。
OKBのスタッフ打ち合わせ。
KNH-Hのフローリングを検討しているショップの方が、サンプルを持って来てくれる。そのサンプルをもとに、クライアントと電話で打ち合わせ。図面にしてPDFでメール。
14:30、7年前に設計した住宅のクライアントが連休で単身赴任先から帰京中で来所され、近況を報告し合う。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
今日は大和町に、チェ・ミキが日本語を教えている学校の学生や先生が、12:00前から遊びに来ているので、17:30に事務所を出て、大和町に戻る。
中国や台湾、ネパールからの学生達や先生。チェ・ミキの行っている大学院の同級生や韓国からの留学生など、いろんな国の人間が集まって、坩堝と化してる。
学生達が作ったネパールカレーや餃子を頂く。
20:00過ぎにほとんどの学生達や先生は帰っていたが、残った6人で2次会。
途中で撃沈した様子。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場からAコース、もしくはDコース(いずれとも南馬場のダート)に入る調教メニューが組まれています。入厩後も順調。「トモの丸みが良いね。走りそうな雰囲気がある」と畠山師も期待しています。早速、課題のゲート練習へ。転厩前から同馬の難を知っている審査員に「たぶん入らないよ」と声をかけられたものの、人を乗せずに出し入れを3回、人を乗せて出し入れを3回、いずれともスムーズでした。このままなら、試験まで時間はかからないでしょう。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。前走で真面目に走ったからでしょう。3戦目にして初めてレースの疲れが出ました。このところは左前脚の深管に痛み(調教に差し支えのない程度)があるものの、みるみる体力が戻り、すでに通常のキャンターをこなしています。叩きながら馬体に張りが出てきた印象です。次走は12日(土)、東京のダート1600mの予定。
○ 2007/5/2
どうやら昨晩は、シャワーを浴びて皆より先に寝てしまったようだ。何時まで起きていたのか、全然覚えていない。
テーブルなどが片付けられている。
8:30に事務所。
9:00、昔のスタッフの大友君が来所。彼は今映像機器の仕事をしており、その仕事に関連したインテリアについての相談。
元気で忙しそうにしていた。
KMHやOKBの簡単なスタッフ打ち合わせをしつつ、KNH-Hの検討。
14:00過ぎ、銀行と郵便局へ。青梅街道、南阿佐ヶ谷駅近くで、中原洋さんとバッタリ。近くなのだが久しぶりで、ちょっと立ち話。
16:00、設備の酒巻さんと建設会社、来所。OKBの一期工事の検査の打ち合わせと、二期工事の図面の説明。
17:30終了。
○ 2007/5/3
8:30事務所。
連休で街は静かだ。
メールチェックや日報のアップ。
今日からはスタッフも4連休かな。
ひとりで多分電話も少なく、ゆっくり普段できないことをして過ごしたい。
KNH-Hの検討事項をまとめ、建設会社にファックス。
新建築住宅特集の5月号の特集 ケーススタディ・シティ『集合」の各プロジェクトの文章がとても面白かった。集って住むと言うことに対して、現実のプロジェクトでこれだけ様々な考え方がある(当たり前だが)ことを、現在「集って住む」と言う課題に取り組んでいる武蔵野大学の3年生は自覚しているだろうか。先週の発表を聞く限り、あまりにも無自覚なコンセプトが多すぎるのではないか。
そんなことを思い、この特集を皆に読んでもらうように、準備をTAにメールでお願いする。
14:00過ぎ自転車散歩で、阿佐ヶ谷の古書店をいくつか回る。
再び事務所に戻り、KNH-Hの階段の検討。
やはり連休で電話もなく、集中出来る。
18:00過ぎに事務所を出て、大和町に戻り撮りためたDVDなどの整理をする。
○ 2007/5/4
今朝も気持ちのよい天気だ。
8:00に事務所に来て、メールチェックと日報のアップ。
KNH-Hのクライアントからの確認メールにPDFを添付して返信。
KMHやOKBの現場で気付いたことをスタッフにメモで残す。
昨日、阿佐ヶ谷の古書店「銀星舍」の店頭に吊るしてあったチラシ「加賀まりこスペシャル」ラインナップを見ていたら、今日のモーニングショーは、「涙を、獅子のたて髪に」篠田正浩監督(1962年)。この独特なタイトルは、聞き覚えがある。
脚本に寺山修司の名が、音楽は武満徹(八木正夫と共作)だ。
休みだし、やっぱり見に行こう、と10:00過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷北口のラピュタ阿佐ヶ谷に行く。
http://www.laputa-jp.com/laputa/program/kaga/
92分の映画だが、面白かった。まさに日本のヌーベルバーグだった。
まず、武満徹の音楽が良い。オープニングの弦の響きで引き込まれてしまった。寺山修司作詞、八木正夫作曲の劇中歌「私を捨ててしまってくれ」も秀逸。「年老いたかもめよ かなしみよ 心あるなら どうか私を捨ててしまってくれ」ですよ。
画面も良く練られている。横のカメラが動き人物が縦に動く縦横の動きや、手前のネットや檻越しに撮影したシャッターの効果。フランスのヌーベルバーグの影響、といえばそれまでだが、とにかく無駄なショットがない。
寺山の独特の台詞回しも、映画のムードを高めている。
横浜が舞台で、港や外人居留区のアルファベットの看板が、まるで外国の映画を見ているようだった。
これは、13日からの「乾いた花」も見に来なくては、と思わせる。なんせ脚本は変わるが、音楽は武満徹で美術が戸田重昌なのだから。
昼に帰って来て、午後武満徹全集に収録されている「涙を、獅子のたて髪に」のサウンドトラックを聞くきながら、今晩の梁山泊の打ち合わせの準備に、舞台写真のプリントアウトをする。
18:00に事務所を出て、大和町に資料を置き、自転車で梁山泊の稽古場へ向かう。
19:00から、「エビ大王」ルーマニアと韓国の公演の顔合わせ。
新たなキャストの紹介や配役、演出が変わる部分や、途中まで出来ている音楽の紹介などを行ない、21:30まで。
その後軽くビールを飲みながら、スタッフ打ち合わせ。セットをほとんど持って行けないルーマニア公演のセット概要案を、金さん、照明の泉さん、大貫や渡会と決めて、23:00稽古場を出る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。30日(月)に来場した松岡騎手を背にMベクルックスと併走調教を消化。追走して併入し、余裕の手応えで54秒をマークしました。その動きに同騎手は「夏はアイルランドに行く予定ですが、この馬の新馬戦に乗ってから行きたいです」と笑顔を見せていました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。調教メニューを強化したことで、精神的に追い込まれて、ピリピリしたところがでてきました。馬房に戻そうとしても素直に入らないため、お尻から入れています。これ以上テンションが上がらないように、現在は少しペースを落としていますが、予定どおり早期入厩を目指しています。
○ 2007/5/5
8:30に起きて、大和町でKNH-Hの家具図のチェックを行なう。
10:00過ぎに大和町を出て、事務所に資料を置いて買い物に。
11:00に大和町に戻り、屋上焼き肉の準備をする。
先日、屋上のスノコを直したので、久しぶりで屋上で七輪焼き肉をすることして、西荻の親父を呼んだ。
12:00前に親父が来て、久々の家の中を見て回っている。
12:00過ぎに準備ができたので、屋上に上がってもらうも天気がよすぎて、これでは辛いと言うことになり、2階に移動。
テーブルで七輪焼き肉をする。
15:30頃帰って行った。
先日西荻で晩飯を一緒にしたときも感じたが、歳をとって足腰が弱って来たな。仕方がないことだが。
○ 2007/5/6
午前中、先日から続けている、撮りためたDVDの整理をする。
天気が怪しくなって来たので、10過ぎに阿佐ヶ谷へ買い物に行く。すでに雨がパラパラ降り始めている。
午後からは結構な雨が降って来た。
事務所から持って来た雑誌を読んだりして過ごす。
先週の「すまいとともに展」の大和町のイベントから一週間か。結構密度の濃い一週間だった。
○ 2007/5/7
朝8:00に事務所。
連休明けで連絡事項が多い。
10:00過ぎまで連絡事項で過ぎて行ってしまう。
スタッフは二人ともKMHの現場へ直行している。
日報をアップして、KNH-Hの家具図の検討。
午後一にスタッフの一人が戻って来たので、OKBの簡単な指示。
13:40過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ向かう。
空間造形3の第一課題も今日で3週経ったわけだ。先週の途中経過発表からどれだけ進んでいるか期待したが、全体的に手が動いておらず芳しくない。
今年の学生に限らないが、基本的な形やコンセプトに行き着くと、そこで止まってしまう。自分が考えたことやスケッチを見直して、問題点を発見することが出来ないことがその原因だろう。
具体的なスケールに置き換える、断面や立面を書いてみる、はじめに考えたコンセプトとのずれを計ってみる、などいくらでもやることがあるのだが。
と言いつつも、なかなかそれが出来ない自分も反省したり。
14:40から始まったエスキスチェックは20:00過ぎに終了。
やはり疲れる。水谷先生とTA二人と、吉祥寺の居酒屋で、いつものようにお疲れの一杯。
0:00お開き。
○ 2007/5/8
いつもより少し遅く、8:45事務所に。
今日も暑いくらいだ。
いくつかの連絡事項やスタッフとの簡単な打ち合わせ、昨日の武蔵野大学の資料の整理などで、午前中が過ぎて行った。
午後も雑務や連絡事項があり、連休中のひっそりと集中した時間が過ごせた日々が懐かしい。
それでも夕方には少し落ち着いて来て、進行中のプロジェクトの検討ができた。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを中心に乗り込まれています。2日(水)に池田騎手を背にゲート再試験を受検し、一回で合格しました。そのため翌日から本格的な乗り込みへと切り替えました。とはいえ体はほぼできているため、今週追い切って、13日(日)、東京か新潟の芝1600mに出走する予定です。
マイネルデュベル
美浦で調整中。この中間、左前脚の深管に再びチクチクした痛みが発症し、3日(木)までは角馬場を中心とした調教で様子を見ました。まだ気にするところがあって強い調教はできませんが、18秒前後の普通キャンターなら問題なさそうです。そのため大事を取って、今週予定した東京のダート1600mは回避することに。状態が最優先ですが、何とか東京開催中にレースへ復帰させたいと考えています。
いやー、本当にいろんなことがある。2頭とも一週間前では想像出来ないことになっている。
なかなか楽しませてくれるものだ。4頭が同時に登録されている醍醐味がジワジワ出て来たようだ。
○ 2007/5/9
今朝も半袖で良い天気だ。
メールチェックや日報のアップ。
KNH-Hの打ち合わせ資料の整理をする。
10:00にあるクライアントを通じて知り合いになったコーディネーターの方が来所。
KNH-Hの家具什器についての打ち合わせを行なう。11:00過ぎ終了。
ある企画のコンセプト作りの資料として、「野菜の時代 東京オーガニック伝」瀬戸山玄著(NHK出版)を読んでいる。
瀬戸山さんとは「室内」の取材の際に写真を撮ってもらい、知り合った。個人的にはその取材の際に会うずっと以前に、今は亡き名雑誌「写真時代」の連載で、名前は存じていた。
その瀬戸山さんから、「野菜の時代」の案内のはがきが送られて来て、高円寺文庫センターで見つけ入手していた。
この本、無茶苦茶面白い。
尾山台駅の近くの有機農法の「大平農園」で、瀬戸山さんが「援農と呼ばれるボランティアとして、野良仕事を手伝」った経験から書かれた本だ。まだ初めの四分の一だが、いろんなことが眼から鱗状態になる。
戦後から経済成長期、バブル、その崩壊を経て現在に至る「大平農園」と有機農法の歴史は、今毎週行なっている小劇場の勉強会で調べている、小劇場・小劇場運動の歴史に重なってくる。
「野菜の時代」は食や病気の歴史にも言及されていて、それらがとても有機的にいろんな分野の戦後の歴史に絡んでいそうなことを示唆してくれる。生き方が歴史にとてつもない影響を与えているのであろうことがよく分かる。
あまりの面白さに、昼休みにむさぼり読んでしまうが、早く読み終えたくない本だ。
しかし、この本に書かれている食についての基本の生活と正反対の暮らし方をしているな、自分は。
午後も進行中のプロジェクトの検討事項を進める。かなり集中出来、はかどった。
○ 2007/5/10
今日はKMHの上棟式だが、午後から天気は荒れ模様の様子。
朝8:00事務所に。しばらくすると風が出て来た。
10:00にスタッフが来たので、簡単な打ち合わせ。
明け方目が覚め、思いついたことをメモしたものをもとに、連絡や確認を行ない、メモをひとつひとつ消して行く。
12:00過ぎに事務所を出て、国立本店に19日に使う「夜を賭けて」のDVDを置いて、KMHの現場へ向かう。
高尾の駅を降りても陽が差している。本当に雷雨があるのだろうか。
現場につくとクライアントご夫妻が既にみえていた。
14:00過ぎから定例打ち合わせ。部分的にクライアントにも入ってもらう。
15:00ころからにわかに暗くなりだし、遠くで雷の音がしだす。風が強くなり雷雨。
上棟式の準備と雷雨で、打ち合わせもバタバタな感じ。16:00前に打ち合わせを終了し、全員揃ったのでお清めを開始。
総勢25名の上棟式は壮観だ。やはり上棟式の空間は良いな。
18:00過ぎに中締めして、残った人間でコンパクトに2次会。ここら辺から記憶が飛び飛びになる。
20:00過ぎ片付けをしてお開き。ごちそうさまでした。
建設会社の人間と事務所の人間で駅前の居酒屋に移り3次会。
0:00過ぎまで飲む。
楽しくエキサイトした夜だった。
○ 2007/5/11
今朝はさすがにこたえていたが、朝連絡しなくてはならないことがあり、8:30過ぎに事務所へ。
今日は仕事にならない。
午後になり少しは体調が戻って来た。
14:30からOKBのクライアント打ち合わせ。16:00前終了。
事務所に戻り、簡単なスタッフへの指示と、連絡事項。
18:00に事務所を出る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。行きっぷりに勢いがあり、15−15のペースでも抑えるのに苦労するほど。同じ父を持つMペローラの1年前を思い起こさせる、仕上がりが早さと動きの良さです。抜群のダッシュとはいえないものの、6日(日)に行った発馬練習もまっすぐにスタートしていました。来週、もしくは再来週に入厩する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体が仕上ってきたことに伴って精神的な余裕もなくなってきたため、馬なり中心で攻めすぎないように気をつけています。いまも機嫌を損ねると、パドックではなかなか捕まえさせてくれません。来週、栗東トレセンへ入厩する予定です。
○ 2007/5/12
朝8:00に事務所に来て、しばらく居て、9:00過ぎ事務所を出る。
10:00OKBの一期工事の再検査の結果の建設会社のクライアントへの説明に立ち会う。
10:30過ぎに終了。事務所に戻る。
12:30過ぎに武蔵野大学の学生がエスキスを見せにくる。13:15終了し再び事務所を出る。
以前うちの事務所に居たスタッフが、多世帯住宅の自宅を設計しオープンハウスの連絡をもらったので、見に出掛ける。
見学の後書店などに寄り、事務所に戻り、雑務を行ない連絡事項など。
落ち着かない一日だった。
○ 2007/5/13
8:00に眼を覚まし、ずっと読みつづけている「唐十郎の劇世界」扇田昭彦著(右文書院)を横になりながら読む。
もうすぐ読了するが、今朝は「ゴドーを待ちながら」の戦後日本演劇での変容についての文章を読んでいたら、汽車が向こうからこちらに向かって来ても映画になり、誰かが何かを(誰かを)待っても芝居になるのだな、とふと思いつく。
あんまり意味はないか。
8:30過ぎに起きだして、撮りためたDVDの整理や雑務をしていたら、10:00過ぎになってしまった。
あわてて大和町を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。
10:30、モーニングショーの「加賀まりこスペシャル」。今日は「乾いた花」。先々週に見に来た篠田正浩監督、武満徹音楽の「涙を、獅子のたて髪に」がとても良かったので、同じコンビの「乾いた花」も期待して見に来た。
期待通りで、「涙を、獅子のたて髪に」よりも緊張感のある、90分があっという間の映画だった。
「涙を、獅子のたて髪に」が1962年、この映画は2年後の1964年だが、「涙を、獅子のたて髪に」は完璧にヌーベルバーグの印象だったが、今日の映画はもっと独特の日本的な映像だった。
横浜の異国情緒を旨く使ったロケセットが多かっただろうと思われる「涙を、獅子のたて髪に」に対して、「乾いた花」の戸田重昌の象徴的なセットは、計算されたであろうアンバランスさがストーリーの曖昧な部分と絡み合って、映像から不思議な気分が伝わって来た。「涙を、獅子のたて髪に」も密度は高いと思ったが、全然こちらの方が完成度が高かった。
お客さんも結構居た。
12:00過ぎにラピュタを出て、連絡事項いくつか。
15:00過ぎ事務所に来て、打ち合わせの準備。
その後、溜まっていた日報のアップ。
夕方からKNH-Hのクライアント打ち合わせ。21:00過ぎ終了。
○ 2007/5/14
いつも通り8:00に事務所。
先週末は諸事情でマイネルボビシュもデュベルも出走回避になって、残念だった。来週に期待しよう。
昨晩の打ち合わせのまとめと、懸案事項を図面化して連絡。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。空間造形3の第1課題の提出前の最後のエスキスチェック。
当初の予定では来週は開校記念日で休学なのだが、われわれのスケジュールで提出・講評会の予定だった。しかしスケジュールの調整がついたので、提出・講評会を28日にして、来週は休学にした。授業最初にその発表をしたら、学生達がどよめいた。1週間延びたというのではなく、延びた1週間でブラッシュアップをする、と考えてくれるとよいのだが。
全てのエスキスチェックが終わったのが20:00。
製図室の準備室で少し休んで、水谷先生と学校を出る。今晩は阿佐ヶ谷に行ってみようと、来た三鷹行きのバスに乗り、三鷹へ。降りた所で、水谷先生が一軒気になる店があると言うので、行ってみる。三鷹駅のホームから沢山並んだ赤提灯が見える居酒屋。僕も昼間駅から見て気になっていた店だ。9:00過ぎだったが沢山のお客さんで活気がある。二人のお客さんが出て行く所だったので、どうにか入れた。なかなか良い店で、そろそろお開きにと気がついたら0:30。慌てて電車に乗る。
○ 2007/5/15
少しゆっくり寝て、8:30過ぎに事務所に来る。
出掛ける準備をして、連絡事項や日報のアップ。
10:30に出かける間際まで、電話やスタッフとの簡単な打ち合わせでバタバタする。
11:00過ぎ、原宿のショールームでKNH-Hのクライアントと仕上げ材の最終確認。12:00終了。
市ヶ谷に移動して、13:00
13:30終了。新宿で書店に寄って事務所に戻る。
17:00
明日のKNH-Hの現場行きの準備。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。一瞬の鋭さには欠けるものの、追い切るごとに動きが良化している印象。テンからそれなりのペースで行っても、終いまで渋太く踏ん張ります。ゲート試験でダッシュさせた際、前扉が開くと即座にスタートしていました。レースでは、先行して粘れるのではないかと期待しています。見舞金の関係で先週の復帰を見送り、出走を1週延ばすことになりました。芝1400m〜芝1800mの条件を考えています。
マイネルデュベル
美浦で調整中。かばってもう一方に負荷がかかったのか、左前脚外側だけだった深管の痛みが、右前脚内外の3ヶ所に増えました。ウッドコースの使用を見合わせ、角馬場と坂路を中心とした乗り込みに切り替えています。この先5日間ほどの経過観察で東京開催中に出走できないと判断すれば、いったんビッグレッドに戻すかもしれません。
○ 2007/5/16
7:30に事務所。メールで連絡事項いくつか。
今日の現場での打ち合わせ事項の確認作業をして、8:30に事務所を出る。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者と落ち合い現場へ。
昼食もとれず、16:30前まで打ち合わせ。
駅まで送ってもらい、コンビニでおにぎりを買って、丁度来た電車に乗り、車中でおにぎりを食べる。
18:00事務所に戻る。連絡事項が続く。
○ 2007/5/17
8:00に事務所。
昨日の現場打ち合わせ事項をクライアントと電話で話す。その後検討事項を確認。
11:00KNH-Hのコーディネイト提案をお願いしているコーディネータが来所。仕上げ材のサンプルを説明する。
OKBの現場から帰って来たスタッフと打ち合わせ。
進行中のプロジェクトの確認。
夕方KNH-Hの連絡事項いくつかやりとりしているうちに、19:00になってしまう。
18:30には事務所を出て小劇場勉強会に向かおう、と思っていたが。遅れることを電話して、すぐに出る。
19:30吉祥寺シアターカフェに着く。しかし、実務的な連絡調整を直前までやっていたので、頭が切り替わらない。
小劇場のことを考え巡らすようになるまで、30分以上かかってしまう。
これも歳のなせる技か。やれやれ。
21:00過ぎ、勉強会終了。いつものように残るもので近くの基地バーへ。22:30過ぎお開き。
結局最後まで頭が完全には切り替わらなかったようで、変にもやもやしたままだった。
土曜日は「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のイベント、映画上映とクロージングのトークセッション。出入りが何度でも自由で、映画を2本見れて、クロージングの懇親会パーティーには軽食が用意されています。まだ予約は間に合います。是非お出掛け下さい。一緒に楽しみましょう。
○ 2007/5/18
気持ちのよい朝だ。
8:00に事務所。メールや連絡事項いくつか。日報のアップ。
現場進行中のプロジュエクとの図面作業と確認事項いくつか。
16:00、紹介してもらったファブリックの代理店の方が来所。いくつかヒアーリング。
16:30終了。同じ時間に来て待っていてもらった武蔵野大学の3年生にエスキスチェック。17:00過ぎ終了。
図面作業を完了し、建設会社へファックス。
17:30過ぎに事務所を出て、東京駅へ。小一時間で用事を済ませ、トンボ帰りで国立へ向かう。
20:00過ぎから国立商協会館で、明日の「すまいとともに展」(http://www.chub.jp/84/sumai/index.html)のイベント、映画上映とクロージングのトークセッションのプロジェクターとスピーカーのセッティング確認を何人かのメンバーと行なう。
予想以上の上映が出来そうで、明日が楽しみになる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
16日(水)、美浦の相沢厩舎に入厩しました。ゲートを含めて何の不安もなく、自信を持って明和を送り出しています。輸送により、熱発することもなく無事到着。翌日から馬場入りを始めています。さっそく、松岡騎手が騎乗して感触を確かめました。ゲート練習をやってみて、問題なければ来週にも試験を受ける予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
14日(月)、栗東に向かって真歌トレーニングパークを出発しましたが、出発後に担当を予定していた厩務員が怪我をしたため、しばらく栗東トレセン近くの信楽牧場に滞在することになりました。到着時に38.8度の熱発がありましたが、大事には至らない見込み。柴田政見調教師は「アクシデントがあって申し訳ありません。臨時の厩務員を探しているので、なるべく早く入厩させたいと思います」と残念そうにコメント。
明け2歳も入厩してきた。しかし、それぞれ順調だったり、アクシデントがあったり。無事これ名馬とは良く言ったものだ。果たして4頭の中に嬉しい初勝利を経験させてくれる馬がいるのだろうか。期待したい。
○ 2007/5/19
朝起きたら晴れていたが、8:10頃大和町を出ようとしたら、明るいのに結構な雨が降っている。
しばらく待っても暗くなって来てやみそうにないので、傘をさして自転車で事務所に向かう。
途中で雨は上がった。不安定な天気だ。
事務所で連絡事項いくつかと日報のアップ。
10:30前事務所を出て新宿の場外馬券売り場へ。駅で新聞を買って電車を待っている間に新聞を見ていたら、なんと新潟の馬券発売は新宿では後半の4レースのみ。慌てて公衆電話で馬主会の桐山に電話するも留守電。繋がれば、どこかで見ているだろう桐山に馬券を買ってもらって、レースだけを新宿で見ようと思ったのだが。
慌てて考えを巡らせ、渋谷ならまだ間に合うかもしれないと思い、階段を駆け上がり来ていた電車に飛び乗る。
渋谷の馬券売り場に11:10前到着。間に合った。
返し馬も、ゲート入りもスムーズだったが、結果は13着。これからだな。
昼を取って、国立へ。13:00から、国立商協会館で「すまいとともに展」の映画上映とトークイベントの準備。
14:00過ぎにトークを始め、映画上映とトークを繰り返し、18:30から参加した8人が壇上に上がり、お客さんもビールを飲みながらクロージングのトークショー。
19:30過ぎからは軽食をとりながら、立食の懇親会。21:00に片付けてお開き。
お出でいただいた皆さん、本当にありがとうございました。こじんまりでしたが、楽しい時間が持てました。何かこういうイベントの可能性も少し掴めたようでした。
その後、残った人間で居酒屋で2次会。
明日一日を残し、ほぼ展覧会の終了に、皆一様にホッとした様子。その中、萩原さんは盛んにこれからの活動や来年のイベントについて皆を鼓舞していた。こういう人がいないと、なかなかここまではできないな。また、よろしくお願いします。
0:30前国立を発つ。
阿佐ヶ谷でチェ・ミキともう一軒。
○ 2007/5/20
展覧会が終了でホッとし、さすがに疲れてゆっくり10:00頃起床。
バリカンをしてシャワーを浴びる。
進行中のプロジェクトのスケッチをほんの少し。
16:00大和町を出て、事務所に寄って模型を箱をピックアップ。スタッフが来ていた。
国立本店に17:00前に到着。長岡さん達の最後のイベント「住宅相談会」にお客さんが一人。17:00過ぎその相談も終了し、撤収に入る。
展示してあった模型やシートを片付け、現状復帰。19:30過ぎ粗方片付き終了。
20:00前に国立本店を出て、事務所に模型を置いて、大和町に戻る。
さて次に向かおう。
○ 2007/5/21
いつも通り8:00に事務所。
メールや電話で連絡事項いくつか。日報のアップ。
今日の軽井沢行きの準備やスタッフとの簡単な打ち合わせ。
12:00過ぎに事務所を出て、13:00過ぎの新幹線で軽井沢へ。
14:15に到着し、建設会社の担当者と落ち合い、車で現場に向かう。
6年前に完成したゲストハウスの増築計画の現地確認。
建設会社の担当者の話によると、ここ最近の軽井沢の変わりようは凄いとのこと。たしかに平日なのに、軽井沢銀座は人が一杯だ。この混雑は、飛び飛びで広がって行っているとのことだ。
敷地周辺の状況が昨年くらいから一変した、とクライアントから聞いてはいたが、本当にまったく変わっていた。
概算用の図面を説明して、仮に張ってもらった地縄と敷地関係の計測をしたり、敷地周辺を回ってみたりする。
16:00に終了し、16:30前の新幹線で東京に戻る。車中、現地を見てのバージョンアップを検討する。
事務所に戻って連絡事項いくつか。
○ 2007/5/22
8:00に事務所。
様々なことが溢れ返り、後手後手になってしまっていることがいくつか出てきて、良くないなこれは。自分のスピードが落ちているのだろうな。
昨日の軽井沢の報告をスタッフにする。
夕方の梁山泊の打ち合わせの準備。
14:00、あるデベロッパー(と言ってよいのだろうか)の方が、「99人の デザイナーとつくる未来 の本」(http://www.rutles.net/books/118.html)の僕のページに興味を持って訪ねて来てくれた。早稲田の建築学科の後輩だった。小一時間お話をする。
KNH-Hの懸案事項をまとめ、クライアントへメール。
16:30前に事務所を出て、自転車で上高田の新宿梁山泊の稽古場へ向かう。
17:00から、舞台監督の八重樫さんと照明の泉さんと、「エビ大王」韓国公演のセットの打ち合わせ。
韓国出発が6月5日、初日が8日なのでまだ2週間あると思っていたが、皆はその前にルーマニア公演があり、今週出発なのをまったく忘れていた。ルーマニアは1回の公演で、セットもほとんど無しなので、稽古始めの時に概要を決めて、すっかり頭の中から抜け落ちていた。やれやれ。
打ち合わせ後、19:00過ぎから通し稽古を見る。稽古を見ながら、打ち合わせで懸案事項だったことを確認する。
修了後、演出の金さんといくつか話し合い、とりあえず方針を決める。
劇場のシステムや構造がよく分からない所もあり、あとは行ってからと言う話しになる。
23:00過ぎ終了。
マイネルボビシュ
19日(土)、新潟で出走し、13着でした。久々もあったのでしょう。好位を追走できず後手後手に回ってしまい、直線も他馬と同じ脚色になってしまいました。昨夏のデビューからの2戦や、これまでのレース内容からすれば、この距離でも十分に流れに乗れるだけの能力はあるはずです。今回は、不安視されていたゲートで、入り、駐立ともまったく問題なかったのが唯一の収穫といって良いでしょう。次走は3走続いている2桁着順から脱出したいところ。距離ももう少し長い方が追走が楽になるぶん良いかもしれません。
マイネルデュベル
美浦で調整中。20日(日)に坂路で追い切って、4ハロン52.5秒、最後の1ハロンを13.4秒という時計を馬なりでマークしました。左前の深管の痛みは良くなったり、悪くなったりと日々反応が違うものの、何とか東京開催中に出走できると判断しました。状態次第ですが、東京3週目のダート1600mへの出走がいまのところ有力です。
○ 2007/5/23
もう半袖でも丁度良い。8:00に事務所。
メールチェックや連絡事項、日報のアップ。
昨晩の梁山泊出の打ち合わせ事項を図面化する作業。
13:00前事務所を出てKMHの現場へ向かう。
14:00から定例打ち合わせ。
サッシもほとんどはいって、だいぶ空間が分かるようになって来た。
16:30過ぎ、打ち合わせも一段落したので、あとをスタッフにまかせ現場を出て事務所に戻る。
現場近くの枝垂れ桜は、深々とした緑になっていた。
出掛ける前にやっていた「エビ大王」のセットの図面作業を続け、20:00前梁山泊にメールする。
知り合いの設計事務所から、6月20日の建築基準法の改正について、問い合わせがあった。いろんな話しがあるようだ。もうすぐ改正なのだが、具達的に確定されていない部分がまだある。
構造は厳しくなり、一定の基準以上のものは、第三者機関による構造計算適合判定(役所などの審査機関の責任解除のためとしか思えないが)が必要になる。それが規模にも依るのだろうが、小さいものでも十何万と言う単位でかかってくるようだ。勿論時間もかかるようになると言う。
日経の建築ニュースには、耐震偽造でつくられたマンションの入居者が、立て替えの同意をして計画中だが、改正後だと大変で時間がかかりそうなので、改正前に駆け込みで確認を降ろすようにしているグループがある。耐震偽造のための改正が、耐震偽造の犠牲者に受け入れられない、と言うねじれが生じているとの記事があった。
なぜ耐震偽造が起きたのかという原因を問わず、耐震偽造と言う結果を原因にして、対処療法的に法律を変えて行く。
このことに限らず、ニュースとかを見ていると、今の日本はそういう振る舞いが多いな。TVの報道自体も原因の掘り下げがないし。
これで良いのだろうか。
○ 2007/5/24
今日も気持ちのよい朝だ。8:00に事務所。連絡事項と日報を書く。
途中で、9:00前に事務所を出て、昨年完成したKTHへ伺う。半年の間に幾つかの不都合が出て来たので、建設会社と一緒に伺う。
一通り拝見したあとお茶を頂き、11:30過ぎお暇する。
帰り道に中目黒のファブリックの会社のショールームを訪ねる。
その後新宿で昼を取り、新宿梁山泊の韓国公演用に、軽い三脚を物色し、書店に寄って事務所に戻る。
電車の中で「東京ファイティングキッズ」内田樹・平川克美著(朝日文庫)読了。今も内田、平川両ブログを読んでいるが、あるものを書き記すのとは真逆の、ないものを書き記す文章(意味分からないですよね)は、いつ読んでも引きずり込まれる。
この本の前に、これも面白かった「野菜の時代 東京オーガニック伝」瀬戸山玄著(NHK出版)もほとんど読了し、最後の「等々力半農日記」の部分をゆっくり昼休みに読んでいる。
連絡事項をいくつか行ない、銀行へ行って振込手続き。
日報を書き上げアップする。
18:30に事務所を出て、吉祥寺シアターへ。今日の小劇場勉強会は参加者が少なそうだが、どうなるだろう。
19:00に到着するも、誰もいない。中2階の事務所に行って、先日電話で申し込んだ、珍しいキノコ舞踊団の新作公演「あなたの寝顔をなでてみる。」のチケットを購入。
戻っても誰も来てないので、吉祥寺シアターカフェの方に聞いたら、今晩は公演があるので19:30からでは。とのこと。たしかに、今晩は大駱駝艦の公演で、結構なお客さんが受け付け回りにいる。
19:30前後で3人程参加者が来たので、作業を開始したデータベースの話等をする。
人数が少ないと、コミュニケーションもとりやすく、以外に充実した会になる。
21:00過ぎ、カフェを出て、近くの「いせや」の仮店舗で一杯やって、22:00の「いせや」の閉店でお開き。
イレギュラーだが、楽しい集まりだった。
○ 2007/5/25
久しぶりの雨。傘をさして自転車に乗り、8:00に事務所。
昨晩の勉強会で出た話のホームページのアドレスなどを送信。
日報のアップ。
HMH-KとKMHのスタッフ打ち合わせ。
午後はKNH-Hの施工図をチェックし、指示図を書き建設会社にファックスする。
出張だったKNH-Hのクライアントも戻ってらしたので、連絡幾つかと明日の打ち合わせを決める。
そんなこんなでバタバタと夜になる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。23日(水)に初めて行ったダッシュの練習がいまひとつで半信半疑だったものの、きょう25日(金)、ゲート試験に合格しました。ビッグレッドで積み重ねてきた効果です。6月16日(土)、福島の新馬戦・芝1000mのデビューを予定しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
トレセン近郊の信楽牧場で調整中。800mのダートコースで乗り込まれています。輸送の疲れはすっかり取れました。元気も良く、現在はダクで2000mを乗ったあとにハロン22秒前後のキャンターで3000mをじっくりと乗られています。来週後半か、再来週には栗東へ入厩できる見込みです。
○ 2007/5/26
昨日の雨で街が掃除されたのか、気持ちのよい朝だ。
9:00に事務所。連絡事項いくつか。今日は27度まで気温が上がるそうだ。
今日の打ち合わせの準備。11:00過ぎ、KNH-Hの家具什器備品を提案してくれるコーディネーターが来所。たたき台の提案書と説明を伺う。
進行中のプロジェクトの整理確認。
14:00過ぎ事務所を出て、中目黒へ。ファブリックのショールームでKNH-Hのクライアントと落ち合う。ショールームを見たあと、近くのカフェで打ち合わせ。17:30前終了。フローリングの見本をもらって帰るために、ご自宅までご一緒し、近くの駅まで送ってもらい事務所に戻る。
○ 2007/5/27
8:00過ぎに目が覚めてしまい、先日西荻在住のプロダクトデザイナーの梶本さんが送ってくれた、「デザインサーカス」梶本博司著(ラトルズ)を横になりながら読む。梶本さんの人柄のような飄々とした文章が印象的だ。
世の中の弱いものや隅にあるものへの視線が、梶本さんらしさのように個人的に思っている。文房具の電話帳(あいうえお順にレバーがあってボタンを押すとその部分が開くもの)を使って、あいうえお順の部分を中央線の駅に変えて、電話番号を書くページに、その駅で撮った写真を貼ってつくったアルバムを見せてもらったことがある。ブリコラージュがとても魅力的だった。また西荻で飲みたいですね。
8:45起きる。
HMH-Kのスケッチ。窓の前のキュロライナジャスミンがほっとくとお隣の迷惑になりそうになったので、剪定。夏のような日差しで、小一時間外で作業すると汗が出てくる。とりあえずワイルドな部分は刈り込み、外で働く人は大変だ、と思いながらビールで喉を潤す。
写真は、ガラス壁の向こうの定家葛。こちらはまだ花をつけていて、すりガラス越しの光がきれいだった。
ビールを飲みながら、スケッチの続き。
昼にスパゲティを作って、食べて、すこし微睡み、高円寺まで自転車で。高円寺文庫センターへ。日曜日に何もないのは久しぶりで、文庫センターにも久々に来たら、いよいよ移転が近いらしい。しばらく前、茶房高円寺書林でこちらの近くに越してくると聞いてはいたが。
グッズや古書のセールを行なっていたが、半分以上さばけた様子。棚にあった晶文社から出ている「太陽劇団」の本を500円で購入する。
自転車で高円寺の商店街をぶらぶら散歩。随分お店が変わっている。
大和町に戻り、日本ダービーをTVで見る。ウオッカ圧勝。凄い牝馬だ。
その後だらだら進行中のプロジェクトのスケッチなど。
○ 2007/5/28
昨日に比べ、随分涼しい。
少し早く眼がさめてしまい、7:45事務所。
メールチェックと日報のアップ。
9:00になったので、土曜日の打ち合わせ事項をメーカーや代理店などに確認問い合わせ。
10:00にスタッフが出社して来たので、KMH、KNH-H、HMH-Kの打ち合わせと指示。
慌ただしく、1130前に事務所を出て行く。
12:00過ぎに武蔵野大学の製図室に到着。今日は空間造形3の第1課題の提出と講評会。
40人弱のうち、ビハインド(提出時間を超えて提出したもの)が7人とのこと。
13:00までざっと見て回り、気になるものに付せんを貼って回る。
13:00から講評会。今年で3年目だが、提出作品のアベレージは確実に上がっているが、1年目の学生のようなパワーが感じられない。
1年目は課題の条件も手探りで、コンセプト出しに時間がかかり、形になかなかならなかった。そこで年々課題を微調整して、条件を整理して来た。その微調整の結果が、形にはなるようになったが、そのもとになる考える時間によって出てくるなにかを削いでしまったのかもしれない。難しいものだ。
20:30全員の発表と講評、次回の課題説明終了。
その後製図室の準備室で、水谷先生と採点をして、21:00過ぎに学校を出る。
先に学校を出て、吉祥寺の居酒屋で打ち上げを始めている、アシスタントと学生のグループに合流する。
とりとめのない話も、後半は課題や建築などの話になって、白熱した。毎年、このようなことを繰り返し、一年経つと、随分と近い存在になっている。
0:00、店の閉店に会わせ、お開き。次の課題も頑張って欲しい。
○ 2007/5/29
さすがに昨日は疲れ、いつもよりゆっくり起きて、9:00に事務所。
昨日の打ち上げの影響が残っているのか、なかなか集中できない。
進行中のプロジェクトの確認やスタッフとの簡単な打ち合わせ。
OKBの是正工事の確認のため、14:00過ぎにスタッフと事務所を出る。
15:00からクライアントの会社の方と是正部分を見て回り、16:00前終了。
渋谷で書店により事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
KNH-Hの週末の打ち合わせ事項のまとめ等。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場で10分ほどダクを行った後、ハロン18〜20秒のキャンターでDコース(ダート)を1周半しています。前走の一叩きが効いて手先の運びが軽くなりました。気性も落ち着いた状態。乗り手も「上原厩舎のスタッフも『うるさくなる』って強調していたけど、そのわりには大人しい。変な癖もないですよ」と笑顔を見せています。レース間隔の優先順により出走が可能になり次第、投票する予定。
マイネルデュベル
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。あちこちに小さな痛みやぎこちなさがあり、なかなか思い切った調教が課せないものの、レース間隔があいたわりに息遣いはスムーズ。特徴の一つとして、やや前のめりになるためか、フラットコースでは特にすっと反応できないところがあるようです。東京3週目か最終週のダート1600mに出走する予定。
○ 2007/5/30
いつも通り8:00に事務所に来たが、なんだかまだ疲れが取れない。
連絡事項と日報のアップ。
HNH-KとKMHのスタッフ打ち合わせ。
明日の打ち合わせの準備。
13:00過ぎに事務所を出てKMHの現場へ。
14:00から定例打ち合わせ。
打ち合わせが一段落したので、あとはスタッフにまかせ、16:00過ぎに現場を出て事務所に戻る。
現場への行き帰りの電車の中で、今日はやはり疲れが取れてないのかやけに眠く、熟睡してしまう。
事務所に戻ったら、少し肩が軽くなっていた。歳だな。
明日の現場行きの準備を続ける。
○ 2007/5/31
朝7:30に事務所。雨上がりの気持ちよい天気だ。
明け方気がついたものを加え、現場行きの準備。メールチェックと日報のアップ。
8:30に事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、現場へ。
昼は抜きで、14:00前まで打ち合わせ。
再び駅まで送ってもらい、コンビニでおにぎりを買って電車に乗る。
15:30事務所に戻る。
進行中のプロジェクトのスタッフ打ち合わせ。今日の現場打ち合わせの報告を、AV関連の会社に連絡。
夕方に天気予報をみるも、次第に明日の天気悪くなってくる。明日のKTHの外観撮影は中止にする。
18:30過ぎ、雷雨も一段落したので、事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
21:00終了。いつものように近くの基地バーへ行って、一杯。10:45お開き。
○ 2007/6/1
昨日の現場で気付いたことが、早朝に思い浮かび5:00過ぎに目が覚めてしまう。
メモをとってもうしばらく寝ようとしたが、眠れないので6:00に起きて、7:00に事務所に来る。
簡単なスケッチを描いて建設会社にファックスをして電話をかけたら、丁度担当者が出掛ける所で捕まったので、スケッチの内容を伝える。さらに詳しくスケッチを描きファックスを送る。
馬主会の桐山から電話があり、ボッビッシュの日曜日の出走を知る。
スタッフが置いて行った今日の打ち合わせの資料をチェックし、もうひとつの打ち合わせの資料も足し、連絡事項を幾つかして、9:30に事務所を出る。
10:00からHMH-Kのクライアント打ち合わせ。7年前に竣工した建物の増築で、先日現地を見て来たことによる変更案を提示する。
その案について話し合ったあと、必要条件を再びまとめ直してみる。すると新しい道が見えて来たので、そちらも一度まとめてみることにして11:30過ぎ終了。
スタッフに模型を持たせ別れて、外苑前へ向かう。
家具のショールームで、KNH-Hのクライアント、コーディネーターと落ち合い、いくつかのショールームを回りながら、方針を固めて行く。
13:30ひと通り見終わり、お昼を御馳走になって14:30前解散する。
コーディネーターともう一軒ショールームを見て別れ、一人でさらにもう一軒まわり、渋谷に出る途中、東京ワンダーサイト渋谷の「東京画」展を見て、事務所に戻る。
重いサンンプルを持ち歩いて、随分歩いたので、良い運動になったが、疲れた。
進行中のプロジェクトの連絡事項が幾つも。
借りっ放しになっている図書館の本も気になり、18:00過ぎ自転車で図書館に返しに行く。
帰って来て、日報のアップをして、再び連絡事項いくつか。
来週は火曜日から土曜日まで、梁山泊の「エビ大王」の韓国公演の立ち会いでいないので、今週中に大事なことは済ませておきたいので、連絡事項が多いのは仕方がない。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。30日(水)に初となる追い切りを、松岡騎手が騎乗してウッドコースで行いました。格上馬を相手に先行し、最後は楽に先着。「思っていたとおり動きますよ。おいでおいでの状態でしたし、最後も持ったままでした」と松岡騎手は笑顔で述べていました。アクシデントなく、デビューまで順調に行ってもらいたいものです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
信楽牧場で調整中。トラックコースで乗り込まれています。この中間もダクとキャンターでトータル5000mほどの調教を消化。乗り手に「フットワークにバネがある」とほめられ、前後の扉を閉めて1〜2分駐立させるゲート練習もスムーズにこなしていました。あす2日(土)、柴田政見厩舎に入厩する予定です。
○ 2007/6/2
9:00に事務所。
大事な連絡事項を3件行なったあと、日報のアップ。
夕方までずっと、KNH-Hの家具図のチェック。
帰りに阿佐ヶ谷郵便局に寄って投函。
久しぶりに事務所で一日集中した。
帰りの、東スポを買って来て、明日の2レースの予想を見る。
ヂュベルが断然固い軸になっている。
○ 2007/6/3
朝7:30に起きて、明後日からの韓国行きの準備などをして、9:00前に大和町を出る。
10:00に東京競馬場のトキノミノルの像の前で、馬主会の桐山と落ち合う。
気持ちのよいよい天気だ。
10:10ころから、2レースのパッドックに出走馬があらわれる。ヂュベルは良い気配。一番人気の単勝2,4倍。
騎手の騎乗命令がかかり、馬達が本馬場へ向かうのに合わせ、われわれも馬場へ向かう。
今日は安田記念があるので客席は全て埋まっている。
ヂュベルの返し馬はフットワークも良く、落ち着いている。
発送時刻の10:30になるも、一頭落蹄鉄があり、発走が少し遅れる。
5分後ようやくゲート入りが始まり、スタート。6番のヂュベルは好スタートで2番手を進む。
4コーナーまで旨く2番手で折り合い、コーナーを回って追い出される。直線200mまでは先頭に立つも差が広がらない。
前走最後かわされた記憶が頭に浮かぶも、残り200mからは、どんどん後続を引き離し、2着に3馬身差の圧勝。(写真は桐山撮影)
苦節5年になるか。ついに初勝利。最後の200mは震えが来た。桐山と握手。
表彰式に登場するヂュベルを見に、ウィナーズサークルの側に行く。
今日はヂュベルが1着にくる馬券しか買わないと決めており、復勝は買わなかった。単勝は固かったが、復勝分と思って買った馬単で思わぬプレゼントをしてもらった。
5階のレストランコーナーで祝杯をあげる。
安田記念の馬券を買って、12:00過ぎに競馬場をあとにする。
新宿のデパ地下でお祝いのスパークリングワインと総菜を買い、大和町に戻る。
○ 2007/6/4
梁山泊が昨日ルーマニアから戻って来て、メールにて連絡事項いくつかきていて、添付資料をプリント。
その他、先週末からの連絡事項がいくつか。
10:00にスタッフが来たので、進行中のプロジェクトの打ち合わせ。
合間を見て、日報のアップ。
韓国に持って行く資料のまとめ。
果たしてどんだけ出来るか分からないが、建築の資料も持参しよう。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形3の後半の課題が今日から始まる。
先ずは、学生達の事例研究とコンセプトの発表。
18:30前終了し、事務所に戻る。
明日、5日から9日まで、新宿梁山泊「エビ大王」韓国ソウル公演のため、留守にします。
勿論スタッフはおります。
○ 2007/6/5
朝9:00に、新宿梁山泊の稽古場に集合。
ワゴン車などに分乗し、成田へ向かう。車中、ルーマニアでの様子などを聞かせてもらう。11:30成田到着。
カウンターで発券の手続きを済ませ、喫茶店で舞台監督、照明、大道具チームのミーティング。
それぞれ出国手続きをして、13:55発の大韓航空704便でソウルへ。
16:20ソウルインチョン空港着。インチョンは「夜を賭けて」の撮影以来だ。何年ぶりだろう。
迎えに来てくれた懐かしやカンソンさんと落ち合い、手持ちの衣装や道具を乗せた専用バスで劇場に向かう。
劇場に荷物を下ろし、19:30過ぎテハンロ(大学路)のホテル着。
20:00から歓迎の夕食会。
場所は1989年に「千年の孤独」で初の韓国公演を行った時に、やはり夕食会をやってもらった場所。何にも変わっていない。懐かしい。
今晩はサンギョプサル。遅れて今や有名俳優になっていると聞く、懐かしいキム・ウンスさん(パッチギ2にも出演してるそうだ)も参加。
途中、今回生演奏で芝居に参加の韓国メンバーのパンソリなどもあり、盛り上がる。
22:00、劇場にカルネの荷物が着くので、年寄りを残して劇団員は劇場に荷下ろしに向かう。
この会は何時にお開きになった覚えてないが、ホテル近くの店で2次会。2:00過ぎにお開き。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを中心に乗り込まれています。先週の東京の芝の未勝利戦の状況を見ると、中2週となる今週の出走は難しそうです。来週から始まる福島開催の前半に照準を定め、2週目の芝1800mあたりを目標にしています。引き続き、精神面は落ち着いた状態を維持。前走は久々の影響も有ったものと思われ、叩かれた効果に期待したいものです。
マイネルデュベル
3日(日)、東京で出走し、見事初勝利をあげました。番手を追走し、逃げ馬に外から馬体を併せます。手応え良く直線に入り、追い出されると、後続を3馬身突き放してゴールする強い内容でした。騎乗した岩田騎手は「抜け出してからふわふわしていたようにまだ余裕がありました。上でも通用すると思います」とコメント。いったん、ビッグレッドファームに移動する予定です。
○ 2007/6/6
9:15にテハンロのスターバックス前に集合して、地下鉄でミョンドンへ。ミョンドンからきつい坂道を歩いて5分ほどど劇場へ。
10:00から仕込み開始。
劇場はソウル芸術学院内の、南山ドラマセンター。客席を囲い込むスタイルの劇場で、客席の勾配もきつく、見やすい劇場だ。
2002年の「間」の公演の参加者や、一昨年の「唐版・風の又三郎」や昨年の「エビ大王」の公演の手伝いをしてくれた人たちが三々五々劇場にあらわれ、劇団員と旧交を温めている。
日本でなかなか劇場の詳しい情報が得られず難儀していたが、劇場に入ってからも、音響や照明でトラブルが出ていて、思うようにスケジュールとおり進まない。
ともかく各部署の作業を続け、22:00に作業終了し退館する。
明日で舞台監督は帰国してしまうので、照明の手伝いの方なども含め、大勢でテハンロの居酒屋へ。マッコリやパジョンが旨い。
1:00過ぎにお開きになるも、今晩も何人かでホテル近くの店で2次会。
○ 2007/6/7
9:30にホテルを出て、地下鉄で劇場へ向かう。
音響のトラブルは今日も続いている。
午前中、ダンスや殺陣の稽古が始まる。
昼過ぎから、各場のセットの位置確認と転換の稽古が始まる。
21:00前、やっと音響も落ち着いて来て、バンドのサウンドチェックがきちんと出来るようになった。
22:00退館。
いよいよ明日が初日なので、ホテルの近くの店で軽く飲んで、0:30過ぎにお開きに。
○ 2007/6/8
8:30にホテルを出て、9:00から各部署ごとに稽古の準備。
10:00から、照明の確認と場当たり転換稽古をオープニングから飛ばしながら追って行く。
ゲネプロ予定の14:00になっても、最後まで行かないので、ゲネプロを15:00からにして場当たり稽古をラストまで行なう。
15:00からゲネプロ。様々なトラブルで時間の余裕もなくなり心配だったが、大きな問題もなく、テンションの高い通しが出来た。
19:00から受付が始まる。19:30開場。
5分押しで、20:05開演。
たぶん定員600人くらいの劇場だが、お客さんは半分くらいか。でも見やすい正面はびっしり一杯。
ゲネプロのテンションは落ちず、しかも落ち着いた芝居で、素晴しかった。
オリジナルの音楽を作曲したミン・ヨンチさんのバンドも最高だった。
字幕は作家のホンギさんがオペレーターの側につきっきりで、丁寧に操作されていたので、日本語の台詞とシンクロして客の反応が返って来た。
芝居が最後の暗転を向かえると、拍手がおこり、カーテンコールでは掛け声もかかる程の反響だった。
南山ドラマセンターの客席を囲い込むスタイルにセットもはまった。昨年東京でつくったものが、まるでこの劇場のためにつくったように活きた。
この韓国公演に立ち会えたものは幸せだ、と心底思った。
是非同じバージョンで日本でも公演して欲しいものだ。
終演後、ロビーで初日乾杯。ラストのエビ大王と捨てられた娘パリテギが抱き合う所では涙が出たと、ジェスチャーで話す韓国のお客さんの側で、役者達はいつものように初日が無事終わり、ホッとし高揚した顔をしていた。
総勢30人くらいでテハンロの飲み屋へ行って乾杯。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。新馬戦があるなら、今週のレースに出走できるほどの状態です。後方から追いかけた6日(水)の追い切りでは、先行していた2歳馬の2頭を捕まえて突き放す脚力を見せつけました。「真ん中にいたキングヘイロー産駒もけっこう動く馬なのにこれだもんね。初戦から勝ち負けじゃないかな」と述べる相沢師も、福島初日・芝1000mでのデビューを楽しみにしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。2日(土)、信楽牧場から入厩しました。誘導馬をつけて、環境に慣れさせています。通常のメニューは坂路1本、またはコースを1周とゲート練習。まだ落ち着きのない仕草を見せることがありますが、鞍上の指示には従っています。「環境にも慣れつつあるし、ゲートをどんどん進めていきます」と柴田政見調教師はコメント。
○ 2007/6/9
荷物の整理をして9:30にホテルを出る。
皆は13:00過ぎから公演の準備だが、今日午後の飛行機で帰るので、ソウルをブラブラする。
こんな時間が取れると思っていなかったので、新しくソウルに出来た建築も調べてきていない。
とりあえずミョンドンで朝食と昼食兼のサムゲタンを食べ、CDを買ったりして、11:00劇場へ。
韓国スタッフに荷物を預け、チョンゲチョン(清渓川)へ向かう。
チョンゲチョンは昔からソウル中心部を流れていた川が、20世紀半ばに蓋をされつくられた高速道路を、最近撤去し蓋を外し、川を復元した少し前に話題のなった場所だ。
天気のよい土曜日、ということもあって子ども連れの人たちが散策している。
チョンゲチョンは日本でも高速下の日本橋の景観との関連で、良く話題上がる。部分的に古い石の柱と梁、擁壁の橋があった。帰って来てネットで調べたら、この部分が昔の状態を復元してる部分のようだ。
とにかくグランドラインから下がった水辺を歩くのは気持ちがよい。子ども達も水の中に入れる工夫がされている。
今回の旅で韓国の段差について考えた。ソウルは坂道が多く、階段の最後の段が突然大きくなったり、歩道から車道への段が大きい場所が多い。
前から気がついてはいたが、歳をとったせいか、今回凄く体に訴えて来た。
韓国人の気質もあるのか、劇場の階段も蹴上げや踏面が微妙に変わっていても、ケンチャナヨ(大丈夫)と言う感じである。
たぶん足元についての身体能力は日本人より優れざるを得ないだろう。
バリアフリーでならされた体には、けっこう応えるが、しばらくするとこっちの方が健康的に思えてくる。
地下鉄の工事中の進入禁止の囲いも、簡単なテープだけだし、きっと、日本ではこのような水辺で手すりもなく、子どもが自由に入れるようなことは許されないだろう。町中での危険に対する意識も高めざるを得ないだろう。
過剰なバリアフリーや防御をせず、韓国はこのままであって欲しいものだ。
チョンゲチョン途中で上に上がり、インサドンを目指す。
インサドンで坊主をひとつ入手。値切って値段を半分にしてもらう。インサドンの画廊をいくつかのぞきながら通り抜け、アングッから地下鉄に乗り14:00過ぎ劇場に戻る。
皆は三々五々、公演の準備をしている。主だった人に挨拶をして、15:00に劇場を出てバスでインチョン空港へ。
空港でいつも食べる、ビビンバを食べる。野菜がたくさんでとて美味しい。
18:40発の大韓航空705便で21:00過ぎに成田着。
バスで東京駅まででて、23:00過ぎに大和町に戻る。
東京駅に降りて、ほとんどの人が携帯を覗き込んでいるのを見て、とても異様な光景に感じてしまった。
もちろん、いつもの光景なのだが、ソウルでは町中で携帯を覗き込んでいる人は、限られていた。
○ 2007/6/10
9:30に起きて、洗濯機を回し、10:30前に事務所に。
大事なメールなど主にチェック。
打ち合わせテーブルに置いてあるものから見て、留守中それほど大きなこともなかったようだ。ホッとした。
雨が激しくなって来たので、買い物をして、昼前に大和町に戻る。
荷物を片付けたりして一日過ごす。
疲れが残っているので、早く休む。
○ 2007/6/11
朝7:00に事務所。
昨日チェックしなかったメールを見て、昨日確認した連絡事項などを整理する。
デジカメからデータを取り入れ、韓国行き中の日報を書き始める。
10:00、スタッフが来たのでKMHの打ち合わせ。
終了後も日報を書き続けるも時間が来てしまう。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
雨が上がって午後は蒸し暑くなって来た。
14:40から空間造形3の授業。
コンセプトとラフプラン、スケッチの発表。
美術館の課題だが、ほとんどの学生が形が先行してしまって、その形が出てくる根拠が空白だ。どうも、現在の美術、美術館についての知識、興味があまり感じられない。
始まったばっかりなので、まだこれからの展開はいかようにも出来るので、この際自分から美術について興味を持って、いろいろ見て考えを進めて欲しいものだ。
18:30終了。19:00に大学を出て、水谷先生とTAの学生達と三鷹の居酒屋で一杯。途中から製図室の山田さんも加わる。
久しぶりの日本の居酒屋にどっぷりはまってしまい、0:30過ぎ終電に慌てて乗る。
○ 2007/6/12
今日は暑い。30度近くになるそうだ。
疲れがまだ残っていて、ちょっとゆっくり起きて、9:00前に事務所。
昨日まとめきれなかった日報を書き続け、アップする。
午後一番で、唐組の辻さんがテントの相談で来所。
その後OKBのスタッフ打ち合わせ。
午後自転車で買い物に出て気がついたが、ソウルではほとんど自転車を見なかった。やはりあれだけきつい坂が多い町だからだろう。しかし、20年以上前、最初に行った頃は、自転車の後ろにリアカーに練炭を山ほど積んで行き来していたものだが。流石、練炭都市ソウルと言われるだけあるな、と感心した覚えがある。あれは、自転車ではなく、自動二輪だったのだろうか。
夕方再び、辻さんが来所。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。データベース作業もゆっくり動き出した。後半は、年表のたたき台を壁に張り合わせ、修正箇所などをブレスト。
21:00過ぎ終了。何人かのメンバーはいつものように基地バーへ行ったが、ソウル行きの疲れがまだ残っていたので、失礼して帰る。
○ 2007/6/13
今日もよい天気だ。
8:00に事務所。
メールチェックし、いくつかの連絡事項。
16日に2歳馬のマイネアルデュールが福島の新馬戦でデビューする。かなり評判が高い。福島行きたいが、ソウル行きの余波とその晩は唐組を見に行くので今回はパスすることを、馬主会の桐山にメール。
KNH-Hの家具について、ソウルに行っている間にコーディネーターとクライアントの間でやり取りされた資料の確認し、メールで所見を送る。
13:00過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
外壁の下地が張られ、形がはっきりして来た。坂道の上にあるので、室内を通り抜ける風が気持ちよい。
クライアント夫人も見え、簡単な打ち合わせ。夫人は熱心に現場を体感していらしゃる。
現場打ち合わせも一段落したので、後をスタッフに任せ16:30過ぎに現場を出る。
現場への行き帰り、それぞれ小一時間電車に乗るのだが、今日はとてつもなく眠くなった。
いつもこんなことないのだが、やはりまだ疲れが残っているのか。行き帰りとも、気がつけば30分近く熟睡してしまっていた。
しかし、風が涼しく外にいるのが気持ちのよい午後だ。
16日の福島初日に、マイネアルデュールが5R、マイネルボッビッシュが7Rで出走予定の情報が、ラフィアンのホームページにアップされた。
ただしボビッシュは除外対象なので、出走出来る確率は低い。一日に2頭出走となったら凄いのだが。
ボッビッシュの昨年の福島デビュー戦を見に行ってから、もう一年が経つのか。早いものだ。
○ 2007/6/14
今日から天気が悪くなりそうだ。朝はまだ雨は降っていない。
8:00に事務所。16日に見に行く唐組の件について、地図などをPDFにしてメンバーにメールする。
スタッフがまとめた唐組のテントの図面等をチェックし、コピーを取る。
13:00前に事務所を出て、唐組の辻さんと役所へ行って、相談。15:30過ぎ終了。事務所に戻る。
雑務といくつかの連絡事項。
マイネアルデュールは出走が確定したが、やはりマイネルボッビッシュは除外となる。残念。
○ 2007/6/15
梅雨入りして天気予報は曇りだったが、8:00に事務所に来る頃には陽が差して来た。
メールチェックし連絡事項いくつか。
9:00を過ぎたら晴れて、暑くなって来た。
10:00スタッフが来たので、KMHの打ち合わせ。
10:30建設会社来所。OKBの2期工事の見積の打ち合わせ。
ザ・ハウスの展覧会のスケッチ。ソウルの劇場で進めていたものの確認から。
14:00、来客あり。以前あるクライアントの紹介で建築の相談にアドバイスした方。時間がかかったが土地は4月頃入手出来、建設会社に計画を進めてもらっているとのことで、今回は縁がなかったことを、丁寧に挨拶にいらしてくれた。
終了後、一昨日から来ているものつくり大学のインターンシップの学生、小佐見君のガイダンス。
15:00過ぎ、KNH-Hのコーディネーターが来所。サンプルを持って来てくれる。いくつか打ち合わせ。おおよそまとまって来た。
その後、図書館へ。
小劇場の勉強会のデータベース作業に使う「ぴあ」を借りてくる。
自転車で行くも、夏のような陽気で暑いが、気持ちよい。昨日までの天気予報は、梅雨入りでずっと曇りだったのに、全然違う。
戻って来てザ・ハウスの展覧会のスケッチを続ける。
夕方小佐見君にデータベースの作業の説明。
19:00、ザ・ハウスの展覧会のスケッチをスタッフに説明。
バタバタな一日だった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
16日(土)、福島5Rの芝1000mでデビューします。松岡騎手が北海道へ遠征していたため、最終追い切りは助手が騎乗して持ったままでフィニッシュ。動きに関しては文句ありません。厩舎へ戻ってきた松岡騎手は「素直で自在性があるのも長所。1000m戦ですが行った行ったの競馬はさせないつもり。先々を考えて騎乗します。頑張ります」と引き締まった表情で答えてくれました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。併行してゲート練習も行っており、駐立は問題ありません。しかし扉が開いてからのダッシュに勢いがなく、もう少し練習が必要です。早ければ来週にもゲート試験を受ける予定なので、それまでに改善を図ります。普段はゲート練習と坂路1本のメニューを消化しています。
○ 2007/6/16
8:30前に大和町に、以前やってもらったテラスのスノコ工事の残工事をしに大工さんが来る。
9:00前に事務所。
メールをチェックし連絡事項いくつか。
今日も快晴。風があって気持ちがよい。馬主会の桐山は福島へ向かっているだろうか。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
11:30に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
マイネアルデュールの馬券を買い、モニターのパドック画像を見る。落ち着いて歩いている。
断然の一番人気だ。しばらくすると再びモニターにパドックの様子が流れる。
騎手がまたがり、本馬場に向かうところ。しかしその画面にマイネアルデュールはおらず、違う場所で何かしている。どうしたのかまったく分からず、心配になる。
一年前のマイネルボビッシュの時も同じように、騎乗前に馬がいやがった。嫌な予感が頭をかすめる。
12:20ゲートインし発走。スタートはそれほど悪くなかったが、加速せず後方に。4コーナーを回っても加速されず、最後は騎手も追っていなかった。残念。
その後新宿の家具のショールームとタワーレコードに寄り、新宿御苑のPLACE M(http://www.placem.com/index.html)へ。
森山大道の写真展「上海」。相変わらず、いかした写真だ。ファインダーを向ける目が、強くて優しい。
PLACE Mのショップで「荒木経惟 愛ノ花」という大判の分厚い新しい写真集を見つける。あまりの存在感に圧倒され、衝動入手してしまう。5kgの重さを抱え、事務所に戻る。
再び進行中のプロジェクトのスケッチを続ける。
17:30前事務所を出て、吉祥寺に向かう。
18:30吉祥寺駅公園口の改札で、小劇場の勉強会のメンバーと武蔵野大学の研究生、チェ・ミキとその友達と落ち合い、井の頭公園の紅テントに向かう。
唐組「行商人ネモ」の公演。19:00まだ明るい中、開演。21:00過ぎ終演。
その後7人で三鷹の居酒屋で一杯。
気がつけば終電前。慌てて終電にのって帰路につく。
○ 2007/6/17
よい天気で暑いが、風が乾燥していて気持ちよい。
一日大和町で過ごす。
午後、高円寺方面に買い物に出たら、高円寺文庫センターの店の移転が完了していた。今度は庚申通り商店街の中。
庚申通り商店街はどんどん良い感じに様変わりしている。
○ 2007/6/18
8:00事務所。
曇っているが蒸し暑い。
日報を書く合間に、連絡事項が続き、あっという間に10:00になってしまう。
昨晩、梁山泊は無事帰国しただろうか。
10:00過ぎスタッフとKMHの簡単な打ち合わせ。
10:30KNH-Hの防音室のメーカーの担当者が来所。仕様の打ち合わせ。
KNH-Hの照明のプロットの確認。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3のエスキスチェック。ほとんどの学生が先週の状態のまま停滞している。
いろんな可能性をアドバイスするも、分かってくれているだろうか。
自分で問題点を見つけることが大事なのだが。
形になる前の考え方を各々の学生に話し続けるのは疲れる。
時間はありそうに思えても、提出までもう一ヶ月になった。来週はどうにか次のフェーズに進んで欲しい。
19:00過ぎ終了。
水谷先生とアシスタント達と吉祥寺の居酒屋でお疲れの一杯。
0:00前にお開き。
○ 2007/6/19
昨日は疲れたので、少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
今日も暑くなりそうだ。梅雨入りしたのに、この天気。天気予報も毎日変わって行くので、KTHの外観撮影をしたいのだが、なかなか予定が組めない。
KNH-Hの照明器具のプロットをして、建設会社へファックス。
ものつくり大学の小佐見君がインプットしてくれている、小劇場の勉強会ためのデータの確認。
ザ・ハウスの展覧会用のスケッチをスタッフと打ち合わせ。
14:30、OKBの建設会社が来所。簡単な打ち合わせ。15:00過ぎ終了。
明日の現場行きの準備。
18:15事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。今晩は4人だけだったが、少ないは少ないなりに、具体的な話が出来るのが、この勉強会の面白さだ。
ものつくり大学の小佐見君がインプットしてくれたデータも、非常に参考になった。
21:00過ぎ終了。明日少し早いので、お先に失礼する。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。先週のレースは残念ながら除外されてしまいました。13日の追い切りではパサパサしたダートだったこともあって時計はかかっていますが、相変わらず良い動きを見せています。畠山師も「今度はやってくれると思います」と述べていました。24日(日)、福島の芝1800mへの出走を予定しています。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。この中間に休養厩舎へ移動して、昼夜放牧へと移行しました。移動初日は元気が良く、いななきながら放牧地を所狭しと走り回っていました。普段から馬っ気が強いのは元気な証拠。まだ周りの馬を気にするところがあって落ち着きませんが、慣れてくれば大丈夫でしょう。
○ 2007/6/20
7:30に事務所。
朝のこの時間は爽やかだ。
クライアントからのメールの返信を確認し、スケッチを描いたりし、今日の現場行きの準備を行なう。
8:30に事務所を出る。10:00過ぎに逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hの現場へ。
完全に夏だ。海の家も建てられて、水着で浜辺を歩いている人もいる。
14:00過ぎ終了。駅まで送ってもらい、電車を待つ間にハンバーガーをつまみ、事務所に戻る。
ものつくり大学の小佐見君に、昨日の勉強会で出た方針と修正案を伝える。
KMHの内部仕上げについてスタッフ打ち合わせ。
連絡事項いくつか。
○ 2007/6/21
今朝も7:30に事務所。
メールチェックをしながら、10:00からの打ち合わせデータの準備。
事務所に来る頃は曇っていたが、8:30頃になったら、陽が差して来て蒸し暑くなって来た。
天気を予測するのは難しい。
昨日から施行された改正建築基準法。建築関連のメールニュースを見ると、確認審査機関でも対応に混乱が出ていて、一部営業を休んで様子を見ている所もある、とのこと。
昨日の教育基本法の改正にしても、お墨付きをつくればとりあえず大丈夫、というような対応にしか見えない。そのお墨付きがどのような方向を向いていて、どのような利益を国民に与えるのかの論議は伝わって来ない。(もしかしてしていない論議は伝わるわけがない、なんてことでは。)
打ち合わせテーブルの上にスタッフが置いて行った、ザ・ハウスの展覧会用のたたき台の模型をエスキスチェック。
10:00KNH-Hの家具のコーディネイトをしてくれている方が来所。現在までの確認事項の打ち合わせ。11:00終了。
ザ・ハウスの案の打ち合わせをスタッフと行なう。引き続き、KMHの簡単なスタッフ打ち合わせ。
進行中のプロジェクトの確認。
14:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。定例打ち合わせ。
スタッフは14:00から先に打ち合わせを始めている。内装に使う予定の枠材のサンプルなどが15:00にそろうので、15:00から打ち合わせに参加。
15:30前にはクライアントご夫妻も見え、いくつかの決定事項を打ち合わせ。
18:00前に現場を出て事務所に。
暑さと夕方の雰囲気に我慢出来ず、事務所近くのコンビニでビールを一缶買って事務所に戻り、喉を潤す。アハーッ。
マイネルボビッシュ、24日福島7R3歳未勝利出走確定。
○ 2007/6/22
曇りだが、蒸し蒸しする。
8:00前に事務所。
ソウル行きから帰って来てから、何故だか昼間眠くなることが多い。
暑さばてが始まっているのだろうか。
スタッフが置いて行ったザ・ハウスの展覧会用の図面のチェック。
日報のアップ。
9:00、OKBの建設会社が来所。見積打ち合わせ。
KMH、ザ・ハウスのスタッフとの短い打ち合わせが時に入るが、一日集中して明日のKNH-Hの打ち合わせ用のスケッチと準備。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
16日(土)、福島でデビューを迎え、6着でした。向正面で挟まれ、馬体が接触して手綱を引っ張る不利。盛り返そうと押して行くも、一向に前との差が縮まりません。結局、そのポジションのままゴールを迎えました。この一戦だけでは、何とも評価できません。ただ、稽古の動きを考えれば、もっと走れるはずです。7月1日(日)、福島・芝1200mに出走予定。内田博幸騎手騎乗で巻き返しを図ります。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。ゲートにも慣れたようで、きのう21日に試験を受けたところ1発で合格しました。ただ、けさの馬体チェック時に右前の繋靱帯付近に微熱を持っていることが判明。そのため蹄鉄を外して2〜3日様子を見ることにしました。状態次第では無理をさせず、ビッグレッドヘ戻すかもしれません。
やはり、色々あるな。
○ 2007/6/23
昨日まで何故だか眠くなることが多い、と感じていたが、昨日バシッとつめてスケッチをしたら、今朝は元気になり、6:30過ぎに目が覚めてしまい、8:00前に事務所。溌剌になってしまった。
単に、「眠たい生活」を送っていた「眠たい人間」だと言うことか。トホホ。
この二三日、夜寝る前に「本田竹広トリオ ライブ・アット・鹿児島USA・1974Vol.1『Oleo』」(http://www.aketa.org/cdnew.htmlアケタズディスク)を聞いている。
本田竹広さんが亡くなって1周忌に発掘され発売されたライブだが、これが凄い。学生時代から現在までの愛聴番「This is Honda」が1972年の録音。このライブは2年後だ。
小劇場の歴史を辿っていても分かるが、70年代はいろんな意味で異議を唱えたり、物語を紡いだりすることで、時代との関係性を持ち新しい表現を得て行くことができた。しかし、現在との関係性を考えると、有効な表現の方法が随分違って来ているようにも感じる。でも、70年代の表現が今では意味を持ちえないのかと考えた時、そんなことはないと考えたい、と考える自分がいる。
そんなことはともかく、この本田竹広さんのライブ、一人でも多くの人に触れて欲しい。
今日の打ち合わせの準備を行なう。
早飯をして、1130前事務所を出て、三軒茶屋へ向かう。三宿のアンティークのショールームでクライアントと落ち合う。
いくつかのショールームで決まったことを確認して、クライアント夫人と合流し、事務所へ。
事務所で仕上げの最終に近い打ち合わせ。
18:00前終了。
事務所のホームページを作ってくれている、那須在住の紫水夫人のアコちゃんが、久しぶりに来京して高円寺の貝焼き屋でチェ・ミキと飲んでいるので合流。
紫水旦那も来京中だが、会社の用事で団体行動で来れなかった。残念。
レーザーに依る視力回復手術の術後検診で来たとのこと。たまたま貝焼き屋の板さんも、1週間前に同じ所で手術を受けていたので、その話でひとしきり盛り上がる。他の人にも聞いてはいたが、術後はかなり爽快らしい。視力の低下と老眼に、最近ほとほと困っているので、調べてみよう。
今晩、実家の宇都宮に帰るアコちゃんは21:00前に高円寺から電車に乗った。
チェ・ミキと大将に行き、もう一杯飲んで帰る。
○ 2007/6/24
7:00前に目が覚めてしまったので、二度寝するも、8:00には完全に目が覚めてしまい、起き上がる。
今度の金曜日の馬主会の会合用に桐山が送ってくれた、ラフィアンの当歳馬のDVD映像を見て、チェック。
しかし60頭の映像を見ているうちに何がなんだか分からなくなってくる。当たり前だ。これで将来の様子が判断出来たら、こちらを仕事にしている。勿論、仕事にしている人にだって、確実なことはないのだろうが。
早めに昼を取り、12:00前に大和町を出て新宿の場外馬券売り場に向かう。
今日はG1宝塚記念なので馬券売り場は結構混んでいる。
しかし、新宿の馬券売り場にいるおじさん達は個性があるな。その顔を眺め、話しを聞いているとい、つい頬が緩んでしまう。
3連単のような倍率の高い掛け方を投入しJRAは射幸心を煽るが、100円から買えて、昔ながらの単勝復勝、枠馬連が残っていて、騎手が競走馬にのってレースをする、という基本形が残っている限り、パチンコのように訳の分からない世界になってしまわない部分は確実に残って行くだろう、と変な安心をする。
7Rのパドックの映像を眺め、オッズを見ていると、ボビッシュの単勝がどんどん上がって行く。締め切り間際には100倍前後になっていた。
レースは、落ち着いたスタートで、バグンの中段以降に位置し、最後までそれで終わりかと思ったが、4コーナーを回って直線に入ったらジリジリ追い上げ、一二着馬からは少し間があいた三着ば二頭(同着)にあと少し、というところでゴール。5着だった。
しかし先に繋がる良いレースをしたな。ゲートでの難しさもここ2レースでは全くなり、これも好材料だ。
新宿御苑のPLACE M(http://www.placem.com/index.html)へ。
先週展示変えされた森山大道の写真展「上海」。雨の中、少人数だがひっきりなしに来館者がいて、森山大道ファンの熱さを感じる。
14:30大和町に戻り、15:00から競馬中継を見る。
馬券を買って来た宝塚記念は惨敗。
17:00、西荻の父と高円寺の二楽亭前で落ち合い、チェ・ミキと3人で焼き肉を食べる。
○ 2007/6/25
8:00にいつものように事務所。曇っていて、自転車に乗っていると半袖の腕が少し寒い。
日報のアップ。土曜日の打ち合わせでペンディングだった部分について、クライアントから連絡がある。
いつも読んでるブログのひとつ。
「カフェ・ヒラカワ店主軽薄」(http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/)
6月24日付け「善悪もまたあざなえる縄のごとし。」を読み、思わず膝を打つ。よーいってくれた。
「このおっさんが、商品に「牛肉」と表示せずに、
「牛肉風」と表示すれば何の問題もなかったということなのか。
だとすれば、かれの罪はただ、表示を偽ったこと「だけ」である。
魚肉ソーセージが、大好物であった俺はつい、そんなふうに思ってしまう。」
の一節に拍手。そして、
「夜半に雨が上がる。
溝口健二の『赤線地帯』を見る。
このリアリズムは悲惨だが、絶望的とは言えない。」
にしみじみ。
雨が上がったのを見て、自転車で図書館に、小劇場の勉強会データベース用の「ぴあ」をピックアップに行く。同時に、ザ・ハウスの展覧会用の計画の資料も探して借りてくる。
13:30過ぎに事務所を出て武蔵野大学へ。
三鷹で武蔵野大学行きのバスに乗ろうとしたら、東南アジアの若者に、大学行きのバスか、と聞かれる。
そうだと答え、直通だと話す。バスに乗り、どれくらいかかるのかというので、10分くらいと答える。
こちらの英語もたどたどしいが、彼の英語も聞き取りにくい。
バスが正門手前の停留所に着いたので、正門を教え、どこから来たのか聞いたら、香港からだとのこと。
日本語も全く出来ないし、違うだろうなと思いながら、この学校に入学希望なのか聞いたら、そうでないと言う。
段々複雑な会話になって来た。彼はおもむろにiPodを取り出し、「松たか子」の部分を示し、彼女がでていた映画「April Story」にこの学校が使われているので見に来たという。知らなかった。学生じゃないけど大丈夫か、と聞くので、気にしないで、と答えわかれる。
撮影に使われていた所が、無事探し出せたならよいのだが。
14:40から空間造形3のエスキスチェック。
半分くらいの学生しか見せに来ない。手詰まりになってるのだろうか。あと2週間で提出なのだが、敷地に平面を置いて検討している学生が少ないので、先ず早急にそこまで行くように発破をかける。
18:30過ぎに終了。製図室の準備室で水谷先生とアシスタントと少し話をして、19:00過ぎに学校をでる。
今日は皆それぞれ用事があるとのことで、おとなしく帰り、馬主会のための復習をする。
雨ふる日曜日。
まるの歯を磨く。
まるは歯槽膿漏が悪化している。
歯茎から血が出て、吐息が臭い。
歯ぐらい自分で磨けよ。
そう、つぶやきながら、ごしごしと磨いてやる。
やはり、医者で根底的に歯石をとらないとだめなのかもしれない。
俺も歯槽膿漏で苦しんだ。
喫煙が歯茎に悪い影響を与えるという。
まるも、俺に隠れて喫煙しているのだろうか。
ヘビースモーカー犬。
酒も飲むのか。
酔いどれ犬。
暗い雨ふる日曜日に、
加齢臭のおやじが、加齢臭のポチと散歩している図は
長寿国の未来図である。
哀愁はあるが、悲惨とは言えない。
豚肉を牛肉と偽って売っていた業者がいた。
食べて見ると、牛肉の色をしていて、牛肉の味がするそうである。
「がんもどき」ならぬ「牛肉もどき」である。
鉄分調合と味覚の研究を重ねて、コストダウンを図ったのであろう。
♪どうせあたしを、だますなら だまし続けて欲しかった
ほかに、何が言える?
このおっさんを、極悪非道の罪人であると
マスコミも識者も指弾しているが、
競争優位、コストダウン、利潤追求をつきつめれば
これは「経営努力」のひとつの必然ではないのか。
俺は、この「島田洋七もどき」(似ている!)のおっさんを弁護するつもりはないけれど、
このおっさんが、商品に「牛肉」と表示せずに、
「牛肉風」と表示すれば何の問題もなかったということなのか。
だとすれば、かれの罪はただ、表示を偽ったこと「だけ」である。
魚肉ソーセージが、大好物であった俺はつい、そんなふうに思ってしまう。
残余は、己の味覚に騙されて食った奴の自己責任である。
騙された方が悪いというのは、自己決定、自己責任、自己実現を旨とする
グローバル市場主義の必然的な結果であって、
みんなで市場経済に加担してきたのである。
「利潤」は透明な記号で、
その中にはいかなる倫理も道徳も含まれてはいないと。
「利潤」が試算表の数字になった瞬間に、
それを生み出した製造プロセスの文脈が外されて、
経営手腕や立身出世の物語が始まるのである。
商工リサーチや、帝国データバンクの信用調査の文脈の中に
製造倫理や販売倫理といったものはカウントされることはない。
金融機関の与信設定も、同じである。
試算表に計上される数字だけが信用の担保だということにしてきたわけだ。
このような製造プロセスと、資本蓄積プロセスの乖離の総体を
俺は「病」と呼んだのだと思う。
しかし、だからと言って、企業およびその活動のすべてが腐っていると
いいたいわけではない。
腐っているものはすべて廃棄すべきだとも思わない。
同時に、この病が発症して引き起こされた企業不祥事の原因が
すべて倫理観の欠如した悪しき経営者にあるわけでもない。
先の爆発エステの社長や、
偽装建築士や、
今回の偽島田洋七に対する
ヒステリックな難詰の声の主たちは、
正義は我にありとでも思っているのだろうか。
しかし、世界は善と悪、平和と戦争、勝者と敗者によって成り立っているような
単純で分かりやすいものではないだろう。
単純で分かりやすい思考の中にだけ、単純で分かりやすい世界があるだけである。
本当は世界は単純でもなければ、必要以上に複雑にもならない。
アダム・スミスが言ったように、
人間は自分がそうしようと思うこととは違うことを実現してしまうということである。
だから善悪はあざなえる縄のごとく映ずる。
そのことの意味が分からなければ、
善は悪に、平和は戦争に、勝者は敗者に容易に入れ替わる。
人間は、自分に似せて病を内包したシステムを作り出し、
その上で生きているということに自覚的であるべきだといいたいだけである。
(じゃあ、どうすりゃいいと言うんだよ。)
だから、何度も言っている。
病は無くなりはしない。
必要なのは、病の自覚と、そこからしか導き出されない「節度」だと。
夜半に雨が上がる。
溝口健二の『赤線地帯』を見る。
このリアリズムは悲惨だが、絶望的とは言えない。
○ 2007/6/26
今日も曇り。外はそうでもないが、風がないので室内は蒸し蒸しする。
8:00に事務所。メールや連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
今日の平川ブログ(25日付け)もいかしている。
14:00、唐組の辻さんが来所。テントについて30分程。
進行中のプロジェクトに集中したいが、雑務が後から後からわいてくる。
やっと16:00過ぎに雑務を済ませ、進行中のプロジェクトの作業に集中する。
マイネルボビシュ
24日(日)、福島で出走し、5着でした。トレセンの地下馬道で膠着したり、後退したり。上原厩舎で管理されていた頃と同様の怪しい挙動が再び見られ、ゲートを心配していたものの、むしろ行儀が良いほどでした。中団待機から外を回って追い上げます。馬群が一団となり、距離のロスが大きくなってしまったものの、最後まで渋太く脚を伸ばしていました。勝ち馬との着差が最も小さかった今回。3着馬とは半馬身差です。どこかでチャンスもあるはず。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。1日あたり19時間ほどの昼夜放牧を行っています。トレセンから戻ってきた当初のピリピリした面が薄れてきました。筋肉が少し落ちたように見えるものの、調教から離れているだけに仕方ないでしょう。普段の生活を送る分に深管を気にする仕草は見せません。
一勝した馬と未勝利の馬。置かれる環境の違いは大きいものだ。ましてやこの時期になってくると。複雑な心境だ。
○ 2007/6/27
朝陽が差して来た。天気予報当てにならず。
明日の天気も、昨日の段階で晴れだったが、曇りに変わっている。KTHの外観撮影のめどが立たない。
8:00に事務所。
昨日日が傾いてしまって決めきれなかった仕上げ材を決め、建設会社にファックス。
HMH-Kの増築案のスケッチ。面白い展開になって来た。
KMHのスタッフ打ち合わせ。
14:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。風はあるが熱い。スタッフは14:00過ぎから打ち合わせをしている。
検討部分の場所に行って、様々な打ち合わせ。17:00前にあらかた検討事項が片付いたので、後はスタッフにまかせ現場をでる。
18:00前に事務所に戻る。
ザ・ハウスの展覧会用の模型も少しずつ形になって来た。こういう課題みたいなものの計画は自由で楽しいのに、学生達は楽しめないのだな。まあ自分もそうだったか。
明日の天気予報を見て、新さんとKTHのクライアントに連絡。明日の朝7:00過ぎの天気予報を見て、撮影を行なうかを決めることにする。
引き続き、HMH-Kのスケッチ。
マイネアルデュール、1日福島1R出走予定がアップされる。
○ 2007/6/28
朝起きて外を見る。陽は射している。薄らとしてはいるが空は青い。
天気予報を見ると、午後は曇ってきそうだ。
新さんに電話する。判断が難しい天気だが、KTHの外観撮影は梅雨明けを待つことにする。
引き続きクライアントにも撮影延期の電話をする。
8:00に事務所。
打ち合わせテーブルの上ザ・ハウスの展覧会用の模型と図面をチェック。
今晩の小劇場の勉強会のようの資料を準備。
明日のKNH-Hの現場打ち合わせようの資料を確認準備。
テントの件で午後の打ち合わせの帰りに、構造の山崎さんの所による段取。
合間に、KMHとザ・ハウスの準備についてスタッフ打ち合わせ。
HMH-Kのスケッチも続ける。
13:00前に事務所を出て、OKBへ。
建設会社と同行し、14:00より2期工事の見積りの提出と説明。
15:00過ぎに終了。
渋谷で頼んでおいた本をピックアップし、山崎さんの事務所へ。
テントの相談。今回の基準法の改正で、構造事務所も混乱しているらしく、山崎さんは静観中とのこと。正解では。
17:30事務所に戻る。
風はあるが、動くと熱い。陽は射していたが、昼過ぎからは空は白く曇っていたので、撮影は延期して良かった。
18:30過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。
パブリックの劇場の実績者の方の参加が今晩はあり、色々なお話が聞けた。これからも時間があれば参加して頂きたい。
扇田昭彦先生がいらして頂ける日も決まり、年表作りも勢いがつきて来た。
マイネアルデュール、1日福島1R出走確定。
○ 2007/6/29
朝7:30事務所。
打ち合わせ机の上のザ・ハウスの展覧会用の模型とパネルのチェック。
結構面白い住宅が出来上がった。
2日からの展覧会、機会があったら見て下さい。(http://inaxginza.info/event/index.html)
細かい指示をスタッフに書いて、8:30に事務所をでる。
10:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hの現場へ。
工事もあと一月強、ここまで来ると来るたびに進んでいる。
部分的ではあるが、良い感じで仕上がっていて、ワクワクして来た。
13:00過ぎに打ち合わせは終了し、逗子まで送ってもらう。
丁度15分後に電車があったので、いつものようにコンビニでおにぎりとパンを買って発車を待つ電車の中で食べる。
15:00前事務所に戻り、朝の指示の修正を確認。
連絡事項いくつか。
日報のアップ。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
19:00新宿で馬主会の桐山と落ち合い、当歳馬のセレクト会議。二人が文句無しに選んだ一頭と、もう一頭を決めて、21:00前に終了。今日はこれでお開きにする。
帰りの電車に乗っていたら、中野から新宿梁山泊の三浦さんが乗って来た。
二人とも降りる阿佐ヶ谷で一杯。韓国公演の二日目以降の報告を聞いたり。たぶん23:00頃店を出て、大和町に戻る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
7月1日(日)、福島1Rの芝1200mに出走します。中間も馬体を緩めることなく、坂路2本や坂路1本の後にウッドコースに入るトレーニングを精力的にこなしました。27日(水)の追い切りも後半重点で攻めましたが、決して目一杯ではありません。相沢調教師も「前走は不利があっただけで評価は変わっていません。普通に走れれば結果はついてくるでしょう」と述べていました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。右前脚の経過を観察するため、しばらくは曳き運動に終始。次第に患部が落ち着き、28日(木)から坂路に入っています。初日はハロン20秒、2日目となるけさはハロン17秒のキャンターで駆け上がりました。このまま進められそうです。牝馬にしては食欲が旺盛。軽く一息入ったことで馬体がちょうど良い具合にふっくらしました。
○ 2007/6/30
昨晩はなんだか飲み過ぎた。ワインがきいたか。
少し二日酔い気味で、8:30に起きる。
9:30に事務所。
KNH-Hの昨日の現場の様子の報告や、置き家具についての打ち合わせ事項を、クライアントとコーディネートをしてくれている方に、何度か連絡する。
KNH-Hの施工図をチェックして建設会社にファックスバック。
進行中のプロジェクトの確認。
とりためたDVDを少しずつ見て行こうと、「あにいもうと」成瀬巳喜男監督(1953年・大映・http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=23777)を見る。
無駄な説明は極力排されていているが、全く違和感のない編集。セットの中でも自然光を感じられる撮影照明。戦後からまだ8年年だが、各会社の撮影所の技術力はアベレージが高かったのだな。
○ 2007/7/1
朝7:30に目が覚めてしまう。7:45に起きだして、朝食をとりながら馬券検討。
9:00に大和町をでて、新宿の場外馬券売り場へ。
今日はG1のような大きなレースがないので、すいている。
福島の1Rのパッドック。マイネアルデュールは落ち着いている。
人気は2.7倍で一番人気になっている。
しばらくたつと再びパドック映像。騎手が騎乗して本馬場へ向かう。
アルデュール絡みの馬券と、メインのレースの馬券を買って、発走を待つ。
10:00、競馬場の映像がモニターに映し出される。
アルデュールはおとなしくゲートに入っている。ゲート入りが終了し、スタート。
良いとは言えないが、まずまずのスタート。だが、初速がつかない。騎手が追い出すが中段から前へはいけない。
そのまま4コーナーから外に追い出し、先行集団を追い上げ、3番手グループに上がるもそこまで。5着。
調教では走るのだが、距離が短すぎるのか。残念。
高円寺で買い物をして大和町に戻り、延び放題になっている定家葛の剪定。切断面の茎から飛び散る樹液が眼鏡にこびりつく。蔦系の雑草があって、そいつの繁殖が凄い。
小一時間で、西側の通路に面する部分を終了。
虫除けスプレーと汗をシャワーで流し、ビールで喉を潤す。旨い。
昼に蕎麦を茹でて食べる。
かなり乱雑になってるテーブル周りを少し片付け、15:00から競馬中継を見る。買って来たメインレースも外れる。
マイネルの馬券を買いに行ったついでに、何年か振りに少しメインレースの馬券を買っているが、馬券はまさに自分との戦いだ、ということを思い出して来た。
夜、「エロスは甘き香り』藤田敏八監督(1973年・日活http://www.walkerplus.com/movie/kinejun/index.cgi?ctl=each&id=19893)を見る。
いろんな映像的実験が画面に現れるが、その画面のみが突出してしまって見えるのは、僕だけだろうか。70年代に見ていれば、その辺りが気にならなかったのだろうか。
○ 2007/7/2
土曜日にチェックした、施工図が気になり、7:30過ぎに事務所。
付け足しの項目を書き、建設会社にファックス。
日報のアップ。
KNH-Hの資料つくり。
13:40事務所を出て武蔵野大学へ。14:40から空間造形3の授業。
空間造形3の後半の課題も提出まで2週間。
さすがに今日エスキスチェックを受けないと、いかんともしようがないからか、学生が多い。
しかし、堅実にステップアップしている学生は極僅か。
ほとんどが敷地全体の計画に手がついてないし、模型もでて来ていない。模型を持って来ていても部分的で、変わっていないものが多い。
ともかくあと2週間でまとめなくてはいけないので、なるべく建設的なアドバイスを心がける。
20:30過ぎ終了。
21:00過ぎ学校を出て、水谷先生とアシスタント、実習等の中島さんと三鷹の居酒屋でお疲れの一杯。
中島さんとは、久しぶりの飲み会。
写真や映画の話で盛り上がる。
気がつけば0:40。終電に向け慌てて店を出る。
大和町に帰って、チェ・ミキと話しているうちに、テーブルにうっぷして寝てしまったようだ。3:00過ぎに目が覚めベットへ移動する。
○ 2007/7/3
ってなわけで、少しゆっくり寝て、9:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
KMHとOKBのスタッフ打ち合わせ。
昨日のKNH-Hの資料作りを続け、建設会社にファックス。
竣工に向けて、KNH-Hの連絡事項が多くなって来た。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。前走では少しでも気持ち良くレースへ臨めるようにと、返し馬の際は馬場に入れると同時に馬群から離れてキャンターへ降ろすなど、細かいところにも気を遣ったのが功を奏した模様です。最近は調教中に物見をしたりと若干集中力に欠ける面を見せているので、気をつけてあまり刺激をしないように心がけています。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。Mオーパー同様に、放牧するためにスタッフが厩舎に入ると早く出してくれといわんばかりに盛んにいななきます。帰ってきた当初は蹄底が少し敏感になっていて脚元を気にしていましたが、現在はそのようなことはありません。休ませると太りやすい体質で馬体がだいぶふっくらしました。
○ 2007/7/4
霧雨。
8:00前に事務所。
連絡事項をいくつかして、9:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。10:00前到着。
薪ストーブの打ち合わせをクライアントと暖炉屋さんと行なう。
10:30終了。その後もクライアントといくつか打ち合わせを行ない、11:30スタッフに後を任せ現場を出る。
しばらく前に入手した、「建築ジャーナリズム無頼」宮内嘉久著(中公文庫)を電車の中で読み続けている。
随分昔に「廃墟からー反建築論」と言う本を読んで、宮内嘉久さんの名前と、こういう発言をする人が建築のフィールドにもいるということが、強く印象に残った。
「建築ジャーナリズム無頼」は、建築ジャーナリストの草分けとして活動して来た宮内さんの眼を通した戦後建築史だ。「廃墟からー反建築論」の印象がまざまざとよみがえって来た。
この本の前には、「日本の歴史をよみなおす(全)」網野喜彦著(ちくま学芸文庫)の、「続」の前までを読んで、網野さんの歴史に対するパースペクティブの深度に、いまさらながら衝撃を受けた。日々の仕事の見据える範囲の狭さを、いたく反省し、ゆっくり読み進めるため、「続」まえのインターバルで一回本を置いた。
そして引き続き読み始めたのが、「建築ジャーナリズム無頼」だ。そしてこの本にも、襟を正される。
ああ、反省の日々が続く。
次に待つ、本棚の奥の方から引っぱり出して来た「大川慶次郎回想録ー杉綾の人生」。これにも同じように教え諭されそうな予感が。
進行中のプロジェクトのスケッチと確認。
18:30事務所を出て吉祥寺シアターへ向かう。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。18日の扇田先生の会へ向けての、現代演劇を軸とした年表作りの構成打ち合わせ。合わせて、その会の進行とテーマについてブレスト。そのうちに話しは多方面に展開して行く。面白い会になって来ている。
21:00終了。今晩は出席者7人全員で近くの基地バーへ。
23:00前、お開き。明日は勉強会のメンバーである鹿野さんやシアターワークショップの伊東さんが関り、今年の学会賞を受賞した「茅野市民館」の古谷誠章さんの記念講演会が建築会館である。勉強会のエクストラとして、参加出来る人は集合と言うことになる。
○ 2007/7/5
陽が差して気持ちのよい天気。熱くなりそうだ。
8:00前に事務所に来て、明け方気がついた事項をスケッチし、建設会社へファックスと電話連絡。
日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや確認。
13:30KNH-Hのブラインドの担当者が来所。打ち合わせ。
14:00過ぎに終了。
源泉税、個人の住民税の振込に銀行へ。至る所で言われているが、本当に住民税大幅に上がった。
17:15事務所を出て田町の建築会館へ。
小劇場の勉強会のメンバー、伊東さんをはじめとするシアターワークショップ、そして鹿野さんが関わった「茅野市民館」の建築学会賞受賞、設計者の古谷誠章さんの記念講演会へ。
勉強会のメンバーも何人か来ている。
18:30から講演会が始まる。最初、古谷さんが茅野を主にした作品レクチャーを行なう。後半は学会から二人が加わりディスカッション。
作品を雑誌で見たり読んだりでは分からないことが沢山あり、話しを聞くことで分かる部分が沢山あることを実感する。
古谷さんはレクチャーの中で、そこに行ってみて初めて分かる部分があることが建築の特質である、と言うような趣旨のことを述べていた。
前日の勉強会で話が出た、演劇やパフォーマンスの特質についての話しでも同様の話しが出た。
古谷さんは、そのような特質をその場所にいる人になるべく沢山感じて、見つけてもらえるように心がけて設計してるように感じた。
動く視線と言う部分で、共感するものを感じ、ヒントをもらった。
ワークショップに依る設計も、民主的な設計手法と言う部分より、見たこともない新しいものをつくって行くときの、使う側(すぐにの人も、将来にの人も)とつくる側が、その新しさに慣れるウォームアップだと言う話が、実践して来たことの話としても、観念的な話しとしても説得力があり、ここでもこれからの住宅設計に関するヒントをもらった。
幾つかの本を読み反省の日々が続き、少し建築に対して懐疑的になっていたが、やっと一度リセット出来そうな糸口が見つかりそうだ。
21:00前に終了し、シアターワークショップの取りまとめで茅野市民館の計画に関わった方々の飲み会にお邪魔させてもらう。武蔵野大学で非常勤講師をしているサウンドスケープの庄野さんも茅野の関係者の一人で、ご一緒する。
尊敬してる家具作家の方と知り合え、嬉しかった。
23:30過ぎ、お開き。
○ 2007/7/6
二日続けて遅かったので、少しゆっくり起きて、8:30に事務所。
今日も熱くなりそうだ。
13:00前に事務所を出て、いくつかのショールームまわり。
ベルコモンズ手前で建物の外壁を見ていたら、向こうから「オー」と声が聞こえ、そちらを見たら自転車に乗った檜垣さん。伺えば事務所がすぐ近くだ、とのこと。僕はこちら方面は滅多に来ないので、凄い偶然。檜垣さんとは何故か、こういう偶然の出会いが多い。
ショールームまわりを終え、表参道の「RAT HOLE GALLERY](http://www.ratholegallery.com/)に立ち寄り、古屋誠一写真展「im fluss 流れゆく」を見る。
古屋誠一さんの写真は、書店で写真集をパラパラ見たことはあるが、プリントを見るのは初めて。透明性の高い、美しい「私写真」だと、フッと、荒木経惟さんの写真が頭に浮かぶ。
その後、乃木坂のギャラリー間の「アルヴァロ・シザの建築」へ。
18:00前に事務所に戻る。
KNH-Hのクライアントへの連絡と明日の現場行きの図面作業。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
1日(日)、福島で出走し、5着でした。行きっぷりに余裕がなく、鞍上に急かされっぱなしです。何とか流れに乗り、4コーナーでは上位に接近するシーンがあったものの、直線で突き抜ける脚がありませんでした。この程度なのでしょうか。トレセンに戻り、感触を確かめた調教助手は「背中の使い方はむしろレース後の方が良い」と述べていました。次走は14日(土)、函館の牝馬限定・芝1200mの予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。4日(水)の坂路2本目に現地へきて初めてとなる15−15を消化。その後も右前の繋靱帯は落ち着いていて、まだ強い追い切りこそ行っていませんが大丈夫そうです。勾配がきつくなる後半も楽な手応えで駆け上がっており、まだまだタイムが詰まりそう。小倉2週目の牝馬限定・芝1200mでのデビューが目標です。
○ 2007/7/7
朝9:00に事務所。
現場行きの準備をして、11:30過ぎ事務所を出る。
13:00過ぎ、逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hの現場へ。
今日は足場ばらしをしており、外観があらわれていた。
改修工事だが外壁の色を変え、サッシとガラスを一部取り替えたので、全く新しい建物に見える。
内部を見て回り、打ち合わせ。
14:30過ぎクライアントご夫妻が到着。
17:30から逗子で結婚式があると言うことで、その前に現場を見てもらい、いくつかの打ち合わせをする。
外観を見たクライアントも、全く変わった外観を喜んでくれた。変えてないガラスも、新しいものに変えて合わせたい、との話も出る。
内部を確認してもらいながら、打ち合わせをいくつか行ない、17:00前に終了。
残っていくつか建設会社の担当者と打ち合わせして、18:00過ぎに駅まで送ってもらい、19:30過ぎ事務所に戻る。
現場でひとつ気になったことがあり、それが徐々に大きくなり、建設会社にファックスする。
○ 2007/7/8
昨日現場で気になったことが、頭の中で大きくなって来て、明け方に目が覚めてしまう。
何度寝ようと思っても、すぐそのことが浮かんで来てしまい眠れないので、8:00前に起きだして9:00に事務所へ。
答えを出すには、家電品の細かい寸法を当たる必要がありネットで検索していたら、接続出来なくなってしまう。
時々あることなので、AirMacのコンセントをさし直して見るも、ランプがつかない。
サポートに問い合わせたら、AirMacを取り替えるしかない、とのこと。
こういう時に限って、こういうことが起きるようになっている。
どこかで誰かが見ているような。
それ以外にもいろんなパラメーターを検討しないと、決まらないことなので、イライラしてくるが、落ち着かないととんでもない間違いを決定してまいそうなので、ひとまず冷静を保つように心がける。
しばらく考えて、今から出来ることで一番良いと思う結論を出して、建設会社にファックス。
昼前に大和町に戻る。
じっくり検討したので、段々気になっていたことを冷静に考えられるようになって来た。
そうなってみれば、とんでもないことではないのだが、気になりはじめると大変なことのように思い込んでしまう。
そういう場面が建築の中には度々あるのだが、いつも冷静でいるのは難しい。
15:00から、競馬中継を見ていたら、今日の結果のアナウンスに、福島2Rの3着にマイネルボビッシュの名が。
出走していたんだ。しかも3着。
一レースごとに確実に順位を上げて来ている。このまま1着にまで届くとよいのだが。
馬主会の桐山に電話。ボビッシュの件を留守録に入れる。
○ 2007/7/9
8:00に事務所。
AirMacはやはりうんともすんとも言わないので、ノートパソコンをLANケーブルの所まで持って行って、直接接続してメールチェック。
10:00にスタッフが来たので、マックサポートの話で交換に1週間くらいかかりそうなので、再度問い合わせて、そうならば交換と合わせて新しいものを購入するように指示をする。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形3後半の課題も、来週が提出。
10人以上の学生がエスキスチェックにくるも、最後のブラッシュアップの段階まで行っているものは2名程。
この状態でも、きっとCADを使えば提出物は出来上がってしまうのだろう。
これが問題ではないかと、授業の後の飲み会で話がでる。
もっと手を動かす訓練が必要なのではないかと。
19:00過ぎエスキスチェック終了。
水谷先生とアシスタントと吉祥寺の居酒屋で、お疲れの一杯。
アシスタントは途中で帰ったが、水谷先生と二人で、23:00過ぎまで。
○ 2007/7/10
ちょっとゆっくり起きて、9:00前に事務所。
無線LAN環境は昨日新しいAirMacを購入し、スタッフが復旧してくれていた。
しかし設定に一日かかったとのこと。やれやれ。
建設会社から来たファックスをチェック。すぐ担当者に連絡。
日報を書き、アップ出来なかった分を含め、アップ。
HMH-Kの検討をしてスタッフと簡単な打ち合わせ。
KNH-Hの現場指示図や事項をまとめ、ファックス。
パラパラと一日が過ぎ、仕事が捗ったのか、散漫だったのか分からない一日だった。
マイネルボビシュ
8日(日)、福島で出走し、3着でした。好スタートから、1コーナーで挟まれますが、怯まずに好位を追走。縦長の展開を道中はスムーズに流れに乗ります。勝負どころから進出し、直線では馬場の荒れてるインを避けて、真ん中から渋太く伸びてきました。池田騎手は「気の悪さを見せなかったし、1戦ごとに良化しています。タイムがかかったことも良かったと思います」とコメント。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧をしています。放牧地では青草を食んで、馬房では飼い葉を完食しています。1週間で一段と馬体が丸みを帯びた印象です。相変わらず馬っ気が強い同馬ですが、以前のように牡馬を見ていななくことはありません。
○ 2007/7/11
梅雨らしい天気が続く。
メールチェックといくつかの連絡事項、日報のアップ。
KNH-Hの確認事項をまとめ、建設会社にファックス。
午後一から、気なっていたがやっていなかった雑務(かなりあった)を片付ける。
昨日今日と一日事務所にいていろんなことが出来たので、気持ちの重しになっていたことが少しばかり軽くなった。
○ 2007/7/12
いつものように8:00に事務所。
KMHとHMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
連絡事項いくつか。KNH-Hの現場も慌ただしくなって来た。
13:00過ぎに事務所を出て、劇団1980「ええじゃないか」の来年のブラジル公演の打ち合わせに、下高井戸まで。
1980の稽古場近くの喫茶店で打ち合わせ。
来年はブラジルへの日本移民100年祭だとのこと。かなりの箇所のツアーであるが、なかなか劇場の情報が伝わって来ない。
15:30過ぎ、打ち合わせも一段落したので、失礼する。
その脚で渋谷に出て、「ボルベール」ペドロ・アルモドバル監督(http://volver.gyao.jp/)を見る。
打ち合わせと勉強会の間の時間にぴったりはまっている。アルモドバル監督の映画はこのところ、映画館で見ているので、上映終了になる前に、是非見ておきたいと思っていたので。
相変わらず、濃い映像の連続で、密度の濃い話しが展開される。
はたしてロケセットなのか、セットなのか分からない空間。嘘のようだが、リアルな感情が伝わってくる映像。そしてラストシーンは、とても演劇的だった。
プログラムに、アルモドバルはヒッチコックを尊敬していたとあった。デ・パーマとアルモドバル、両方とも大好きだが、そんな共通項があったのか。
19:00渋谷のシアターワークショップの事務所。小劇場の勉強会。
いよいよ来週は、扇田昭彦先生を招いての勉強会。年表の確認や当日の進行と準備についての打ち合わせ。
20:30過ぎあらかたの話が終わる。
遅れて来た人たちにざっと説明したりで、21:00過ぎシアターワークショップの事務所を出る。
残った5人で、渋谷駅近くの居酒屋で軽く一杯やって、22:30お開き。
○ 2007/7/13
今日もジメジメした天気だ。湿度が高い。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの図面チェック。
いくつかの日程を確認して、連絡事項。今日の現場行きの準備。
11:30過ぎ事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
外構、家具などの打ち合わせをして、16:30前の電車に乗って事務所に戻る。
クライアントにメールしたり、建設会社へファックスしたりして、17:15過ぎに事務所をでる。
吉祥寺で、待望の「カラマーゾフの兄弟」ドストエフスキー・亀山郁夫訳(光文社文庫)の4、5を入手し、吉祥寺シアターへ向かう。
20:00から「あなたの寝顔をなでてみる。」珍しいキノコ舞踊団 。
約1時間のダンス公演。5人の女性のダンス。この人たちが、あと20年くらいダンス公演を続けていたら、魅力的だろうな、と思う。
終了後、チェ・ミキとハモニカ横丁のチェ・ミキのいとこのお店「アルコホリック」へ。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
14日(土)、函館1Rの牝馬限定・芝1200mに出走します。内田騎手や松岡騎手が「集中していない」と口を揃えていたことから、この中間の稽古からチークピーシズを試しています。実戦でも使用する予定で、今回はその効果に期待したいところ。きのう12日の夕方に函館競馬場へ向けて出発しました。前回の輸送時に熊癖を見せていたこともあって今回もその心配はありますが、パドックで極端にイラついていなければ問題ないでしょう。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。11日(水)の追い切りは、普通キャンターから15−15にペースを上げて、残り3ハロンからさらにスピードアップする内容。終いのタイムを要したのは、力の要る馬場だったから。脚元に注意を払わなくてはならないものの、2歳牝馬にしては飼い食いが良く、しっかりと乗り込めます。
○ 2007/7/14
9:00過ぎに事務所。
今日は一日天気が悪そうだ。しかし一日出かけなければならない。
事務所でいくつかの準備をして、10:00に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
函館1R、2歳未勝利にアルデュールが出走。
単勝と復勝を買って10:40発走のレースをモニターで見る。
スタートは良かったが、いつも通り、中間でダッシュがつかない。最後の直線でもジリジリ追い上げるが、前に届かず4着。
デビュー戦が6着。前走が5着。とすると後3レースで初勝利出来るのだろうか。まさか。
馬券売り場を後にして、昨年完成したKTHに向かう。
追加工事や手直し工事の打ち合わせ。
続いて京橋のINAXのザ・ハウスの展覧会へ。
京橋から渋谷に出て、松濤美術館の「大辻清司の写真 出会いとコラボレーション」(http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/museum/20070605_ootuji.html)へ。
今日までの展覧会だが、見に来てよかった。
実験工房のモダーンな作品と自分が暮らしている周囲を見つめた作品が並ぶ。特に後者は意識したことがなかったので、その優しい視点にグッと来てしまった。写真集では分からない何かがある。
昔代々木上原の現場へ向かう途中に、篠原一男さんが設計した大辻邸「上原通りの住宅」があり、その凛とした建ち方に、いつも元気をもらっていた。この中で一体どのような暮らしが営まれているのかも、いつも気になった。
松濤美術館を出て、新宿のヨドバシカメラに寄って買い物をして、三井ビルのエプサイト(http://www.epson.jp/epsite/)の森山大道展 「凶区 Erotica」へ。
機関銃のような展覧会攻勢。凄いエネルギーだ。
サイン会で森山大道さんにサインをもらう。
このサイン会が素晴しいのです。なにがって。それは話しだすと長くなるので・・・。
○ 2007/7/15
台風が東京に近づいて来てる、ということで雨読。
一番接近するのは15:00くらいとのことなので、午前中に自転車で高円寺まで買い物に行くが、午後は雨が上がってしまう。
夜、撮りためたDVDで「美しさと哀しみと」篠田正浩監督1965年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD21588/)を見る。
○ 2007/7/16
9:00に事務所。
ずっと見れなかったメールチェック。連絡事項いくつか。
メールで結構真剣に文を書いたり、溜まっていた日報を書いたりしていたら、それだけで14:30になってしまう。
KNH-Hの先週末の現場打ち合わせ事項を図面化してファックス。
「ええじゃないか」のブラジル公演用のセットたたき台など、舞台関連のスケッチ。
○ 2007/7/17
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
9:00過ぎに事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
10:00から打ち合わせ。11:00過ぎ終了。
事務所へ戻る。
連休明けで連絡事項いくつか。
明日の小劇場の勉強会の扇田昭彦先生をお招きする準備のひとつ、いままでの議事録の総集編のデータが届いたので、見てみる。
既に21回の会合を開いていた。半年経つ。扇田先生の会が、ひとつの節目になるだろう。
14:00事務所を出て、KMHの現場へ。
雨が続いて現場も大変だ。
設備の酒巻さんにも来てもらって、あらかた済んでいる配線や配管をチェックしてもらう。
後をスタッフに任せ、16:30過ぎ現場を出る。
事務所に戻り、いくつか連絡事項。
18:00過ぎに事務所を出て、新宿の喫茶店へ。
「ええじゃないか」ブラジル公演のセットについて、舞台監督の福本さんと打ち合わせ。
20:00前終了。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。少しテンションが上がり気味も、稽古中に手を煩わせるようなところはなくなってきました。前走はゲートも大丈夫だったように、精神的に大人になってきたように感じます。ビッグレッドへ放牧へ出してガスを抜いたのも功を奏しているのでしょう。次走は29日(日)、新潟の芝2000mが有力です。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で調整中。この中間から坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しています。現在はハロン17〜18秒ペースで様子を見ていますが、単走もあって行きたがるところもなくリラックスした走りを見せています。体をほぐすにはちょうど良い感じ。あとは馬っ気が治まってくれればといったところでしょうか。牝馬が滞在している厩舎を横切るといつも雄たけびをあげています。
○ 2007/7/18
今朝もどんよりした天気だ。
朝資源ゴミを出しに行ったら、猫がゴミ箱のそばの小さな公園を中を真剣に見つめている。
こちらがゴミ箱に近づいてもピックともしない。
ゴミ箱に缶をガラガラと捨てたら、突然ダッシュして公園の砂場にいた雀に向かって行った。一瞬の差で雀は飛び去ってしまった。
邪魔したかな。
夜寝る前に読んでいる、「放送禁止歌」森達也)(http://www.jdox.com/mori_t/index.html著(光文社 知恵の森文庫)が面白い。
少し前「封印歌謡大全」石橋春海著(三才ブックス)を書店で手に取り、入手し、パラパラ読んでいたら、懐かしい岡林信康さんの「手紙」について書いてあり、放送禁止歌になっていたと思っていた「手紙」を、「放送禁止歌」と言うドキュメンタリーの番組の最後で、森達也さんがフルコーラス流したことが書いてあり、見てみたいなと思っていたら、いつも行く古書店にこの文庫があった。
放送禁止歌は沢山あるように思っていたが、ほとんどは放送する側の自己規制でしかなく、その状況を追って行くことで、日本の特質があらわになって行く。深夜のドキュメンタリー番組「放送禁止歌」(http://www.fujitv.co.jp/nonfix/library/1999/368.html)を作っていくいく過程を本にしたもの。
8:00に事務所。
明け方にぽろぽろ気がつくことがあって、ひとつひとつ片付けて行く。
小劇場の勉強会の議事録や資料の整理。
唐組のテントの図面のチェックと修正。
梁山泊のセットの検討。
いろんなことが、7月の末から8月の頭にかけて、怒濤の如く押し寄せて来始めた。何故こんななるのか。誰かがどこかで見ていて、仕掛けていると思う他ないくらいだ。
17:30過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
今日の小劇場の勉強会は、演劇評論家の扇田昭彦先生を迎え、60年代からの演劇や劇場について話して頂く会だ。
18:00にシアターカフェに着くと、鹿野さんと中塚さんが既にセッティングを始めていた。
今日のためにひとまず完成させた、扇田さんの「日本の現代演劇」(岩波新書)を軸にした、1960年からの年表のプリントアウトも届いていた。
三々五々にメンバーが集り、準備を進める。
19:00扇田さんがいらっしゃり、シアターワークショップの伊東さんの会の趣旨説明や自己紹介から会をスタートする。
吉祥寺シアターの支配人の箕島さんや杉並芸術館準備室の桑谷さんも参加してくださった。
伊東さんとスズナリの市川さんの進行で、60年代から現在まで扇田さんが演劇状況を振り返り、合間に参加者から質問や話が挟まる。
20:15過ぎに話しが一段落して、テーブルのセッティングを変え簡単な食事が並び、つまみながら質問を中心に歓談。
扇田さんが文章には書かれていないことや、書かれているがそれに対してさらに考えていらっしゃることが、話の中に飛び出して来たりした。
現代演劇と並走して来た扇田さんの話をダイレクトに聞けて、勉強会の若い人たちは、どのように感じただろう。
21:30過ぎ終了。片付けながら22:00までそれぞれ挨拶などを行なう。
扇田さんは帰られたが、箕島さんや桑谷さんと残った会のメンバーで近くのバーで一杯。
23:00過ぎお開きに。
どのような会になるか少し心配だったが、なかなか充実した会になったのではないだろうか。ホッと、力が抜ける。
○ 2007/7/19
8:00前に事務所。
メールチェックや準備をして、8:30過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
曇りだが、海の家の前で何人かの若者達が遊んでいる。元気だなと思っていたら、どうやら撮影のようだ。レフ版が見える。
現場は先週より随分進んだ感じがする。完成の様子が想像出来るようになって来た。
昼頃から陽が差して来た。
12:30過ぎ打ち合わせを終え、駅まで送ってもらい、丁度電車があったので、いつものようにコンビニでお茶とおにぎりを買って電車の中で食べる。
14:30事務所に戻る。
スタッフと簡単な打ち合わせ。
17:00KMHのクライアント来所。フローリングやタイルの打ち合わせ。
18:00設備の酒巻さんと電気業者さんが来所。電気関連の打ち合わせ。最近の弱電は使い方に依って内容が随分違ってくるので、密な打ち合わせが必要になってきている。
19:00過ぎ打ち合わせ終了。
○ 2007/7/20
今週は昨日まででいささか疲れた。少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
先週末痛めた腰、随分良くなって来たように感じていたが、又少し痛くなって来た。
昨日の現場の写真を、クライアントにメール。
日報のアップ。
マイネマシェリ21日小倉5R出走確定。
今日のOKBの打ち合わせ事項をスタッフと確認。
13:30過ぎに事務所を出て、OKBのクライアント打ち合わせへ。
15:30終了。事務所に戻る。
舞台セットのスケッチをいくつか。
18:30過ぎに事務所を出て、三鷹へ。
chub(http://www.chub.jp/)国立本店のメンバーの笹さんが、西荻・高円寺関連の人を紹介してくれる、ということで待ち合わせ。西荻つながりと言うことで、プロダクトデザイナーの梶本さんにも声をかける。
笹さんの友人の藤高さん含め4人で、最近気に入っている「はたはた」へ。店は結構一杯。予約しておいてよかった。
藤高さんは、いま西荻に住んでおり、パートナ高円寺のスペースがを借り、ーの方と高円寺でギャラリーをやっている、と言う女性だ。高円寺のそのスペースを見て、衝動的に借りてギャラリーを始めた、という。
建築や写真、芝居の話などで盛り上がる。
「デザインサーカス」と言う本を出した梶本さんは、西荻のギャラリーMADO(http://www7.ocn.ne.jp/~mado3/)で展覧会をやるそうだ。楽しみだ。
気がつけば0:00を回っている。慌ててお開きに。
西荻や高円寺でなにか動き出せれば面白いな。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
14日(土)、函館で出走し、4着でした。スムーズにゲートを出て4、5番手を追走。流れに乗って直線で伸びるも、先着した3頭には届きませんでした。行きっぷりの良化については、チークピーシーズの装着、同馬自身のコンディション、気合いの乗り、力の要る現地の馬場、どれが直接的な原因なのかは分かりません。今週の半ば、ビッグレッドファーム明和へ。2週間ほど昼夜放牧した後に仕上げ直して厩舎に送り出す予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
21日(土)、小倉5Rの新馬戦・牝馬限定・芝1200mに熊沢騎手でデビューします。最終追い切りとなった18日(水)の坂路では、輸送も考慮に入れて終い重点で追い切られました。最後は脚が上がってしまいましたが、時計が掛かる馬場が非力な同馬に向いていなかったのもあります。パンパンの良馬場なら素軽い動きを見せてくれるでしょう。体調に不安はなく、デビューに向け、すべてが順調です。
○ 2007/7/21
少しゆっくり起きて、9:30前に事務所。
梁山泊の舞台セットのスケッチ作業。
11:30に事務所を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
小倉5R 2歳新馬戦にマシェリが出走。渋谷は渋谷でおじさん達がいい味を出している。おじいさん同士の小競り合いがあるが、力が出ないので、とてもスローな展開だ。
12:40スタート。2枠のマシェリは抜群のスタート。4コーナー手前までは先頭の3頭に入っていたが、徐々に遅れ始め、10着でゴール。
昼を取って、新宿梁山泊の稽古場へ。
15:00から「それからの夏2007」のセットの打ち合わせ。
夜、撮りためたDVDで「嫌われ松子の一生」中島哲也監督を見る。次の日の朝前日の晩映画を見たことを覚えていなかったくらい、全く印象に残らなかった。
扱っているテーマや話の奇抜さは、先日見た「ボルベール」と似た所があるように思うのだが、この違い。
女性達に対するリスペクトの違いを感じた。
○ 2007/7/22
蒸し暑い一日。
午前中先日手が着かなかった、南面の延び放題のジャスミンをチェ・ミキと剪定。
小一時間だが汗びっしょり。
刈った葉を袋に詰めている間に、蚊に何カ所も刺される。
シャワーを浴びて、ビールを飲む。
一日大和町。
○ 2007/7/23
8:00に事務所。
メールチェックや日報のアップ。
スタッフと簡単な打ち合わせいくつか。
11:00に事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日は前期の最後の授業。
空間造形3の後半の課題の講評会。
12:00に製図室に到着し、提出物を見て回る。
13:30より一人5分ずつ発表し講評を加える。
総勢38人。全て終了したのが19:30過ぎ。
さすがに疲れた。
成長は伺えるが、もっともっと深めて行けるはず。
後期の課題でも成長して行って欲しい。
20:00過ぎより、三鷹の居酒屋で水谷先生、スタッフの中島さんと山田さん、アシスタントの学生、学生達と打ち上げ。
たぶん終電くらいでお開きになったのだろうが、疲れからか、酔ってしまって覚えていない。
阿佐ヶ谷からの自転車も、フラフラだった記憶はある。
○ 2007/7/24
さすがに8:30起床。
9:30前に事務所。
久しぶりの晴天だが、飲み過ぎた朝には、ちときつい。
昨日話したことの情報を、アシスタントの学生にメール。
13:30過ぎ、唐組の鳥山さんと辻さん、唐ゼミの中野君が来所。
テントについての相談。
銀行に行ったり、雑務いくつか。
17:00KMHのクライアント夫人来所。電気業者さんと打ち合わせ。
強は進行中のプロジェクトの諸々をバタバタと。とりとめのない一日だった。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場からダートコースに入るメニューが組まれています。トレセンの地下馬道で膠着していたのは6月の一時期だけです。曳き運動中に気難しい一面をのぞかせるものの、調教助手を背にしている間は指示に従っています。荒れ馬場の前走を使ったわりにはダメージがなく、この中間もしっかり乗り込めました。スピードが要求されやすい外回りを避け、内回りのレースに投票したい考えです。29日(日)の芝2000mに出走する予定。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和で休養中。馬房から連れ出した先日の朝、歩様の乱れが確認され、獣医に診てもらった結果、腰萎(通称:腰ふら)の診断を受けました。一般的には寄生虫など(今回については馬房で体勢を崩して痛めた可能性も考えられる)による神経障害が原因といわれ、これといった対処法がありません。能力への影響も含め、今後について現段階では何ともいえません。パドック放牧だけで運動を制限して経過を観察しています。
○ 2007/7/25
今朝もよい天気。梅雨はあけたのか。
打ち合わせテーブルに置いてあった、KNH-Hの建設会社から来たファックスに修正を加え、ファックスバック。
メールチェクや日報のアップ。
打ち合わせの準備をして、9:30前事務所を出る。
唐組の辻さんと役所へ行って打ち合わせ。おおむね確認出来たが、最後の一点が問題になった。これはなかなか面倒かもしれない。
12:00終了。事務所に戻る。
13:30に事務所を出て、視力回復手術の事前検査へ。
左右でかなり視力の違う近視と、最近ますますひどくなって来た老眼と、見えないことがストレスになっている。遠近両用眼鏡も考えて視力検査を受けたこともあるが、なんだかすっきりしなかった。
友人がこの視力回復手術を受け、たまたま話しを聞いて、これと老眼鏡の組み合わせが良いと思い、今回の検査となった。
待ち時間が長いのだが、18:00過ぎまでかかる。
結果は現在裸眼で、左0.09右0.03が術後には左1.5(90%で)右1.0(80%で)になるとこと。右目がかなり悪いので、視力を出すのは難しいが、たまたま角膜が平均より厚いので、問題ないそうだ。
8月の中に手術を受けることにする。
その脚で吉祥寺に向かい、武蔵野大学の水谷ゼミの飲み会にお邪魔させてもらう。
現在の4年生。昨年空間造形3・4で作品作りをした学生達なので、懐かしい。
さらに、昨年の卒業生4人もあらわれる。
皆元気そうでなによりだ。卒業生は社会に出て4ヶ月だが、随分大人っぽくなっていた。
2次会はハモニカ横丁の「美舟」。0:50終電前に水谷先生と二人でお先に失礼する。
皆は、「美舟」にまだ残っていた。
○ 2007/7/26
今朝もよい天気だ。
少しゆっくりで8:30過ぎ事務所。
メールチェックや連絡事項いくつか。
スタッフと簡単な打ち合わせ。
KNH-Hの図面チェックや打ち合わせ事項の準備。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBへ。クライアント打ち合わせ。2期工事の見積金額がまとまった。
16:00前終了。事務所に戻る。
中杉通りではやっと蝉が鳴き始めた。それにしても蒸し暑い。
猫もぐったりか。
ボビッシュ29日(日)新潟3R3歳未勝利出馬確定。
○ 2007/7/27
昨日は午後少し雨が降ったが、今朝もよい天気。梅雨明けか。
7:30過ぎ事務所。
メールチェクと日報のアップ。いくつかの資料を用意して、8:30事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
いつものように逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、現場へ。
仕上がって行く手前、もう一歩と言う状態。
塗装工事の養生が取れると、随分と雰囲気が変わってくるだろう。
海はもう夏だ。今晩は逗子の花火大会だそうだ。
打ち合わせ14:00過ぎ終了、逗子まで送ってもらい、いつものようにコンビニでおにぎりを買って、丁度の電車に乗る。
帰途、構造の山崎さんの事務所により、テントの相談。
17:00前事務所に戻る。
いくつかの連絡事項や雑務を行ない、スタッフとKMHの打ち合わせ。
武蔵野大学の学生諸君。日曜日は投票に行こうね。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。競馬場から帰ってきて間もないこともあって馬体には張りがあり、その状態をキープしながらふっくらと丸みを帯びてきました。身のこなしからも疲れといった疲れも感じません。近日中に騎乗を再開する予定。8月2週目に札幌競馬場へ入厩させるプランもあります。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
22日(日)、小倉で出走し、10着でした。好スタートから押して押して先団へ。なかなか軽快な走りだったものの、これからというところで苦しくなってしまい、直線でアクションが鈍くなりました。「息遣いが荒かった。これから体力が付けば」と熊沢騎手。柴田師は「レース前から1本追い足りないと感じていた。だから上積みがあるはず」とコメントしていました。25日(水)に坂路でのキャンターを再開。中2、3週での出走を予定しています。
○ 2007/7/28
今朝も晴天。朝から気温は高い。
以前入手下が読んでなかった、「秋の日は釣瓶落とし」岡崎京子作(双葉社・http://www.futabasha.co.jp/?isbn=4-575-94045-3)を昨晩寝しなに読んだ。
深い世界を持った漫画だった。ペトロ・アルモドバル監督が読んだら、映画にしたがるのではないだろうか。
やっぱ、岡崎京子は凄いな。
8:30に事務所。メールチェックと日報のアップ。
KNH-Hの現場指示図などを作成し、ファックス。施工図や見積の整理。
芝居関連の図面作業や雑務。
15:30事務所を出て、西荻窪へ。
昨日からGalleryMADO(http://www7.ocn.ne.jp/~mado3/)で梶本さんの「西荻デザインサーカス『応接間』」と言う展覧会が開催されている。
せっかく西荻まで来たので、実家に顔を出す。しばらく話をして、GalleryMADOへ。
実家のすぐそばの昔の住宅がギャラリーになっていた。
梶本さんらしい展示が、梶本さんらしい場所で展開されていた。良い意味で等身大でうらやましい。
17:00からオープニングパーティーということで、ビールを一本頂き、17:30過ぎにお暇する。
夜、明日の参院選に向けて「仁義なき戦い」深作欣二監督を見る。戦後を振り返って見る、と言う趣向だ。
○ 2007/7/29
8:30に起きて、テーブルまわりや洗濯物を整理する。
10:00過ぎに大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
新潟3R未勝利戦に、ボビッシュ出走。
場外馬券売り場の4階は、相変わらずおやじ達の掛け声が飛び交っている。
11:003Rスタート。ボビッシュは一時のゲートや返し馬でのきかん気は全く影を潜めたようだ。
スタートも良く、先行争い。
内ラチ沿いを1、2番手で進む。これでは最終コーナーを回ったら脚がなくなるか、と思っていたが、4コーナーを回っても後退して行かない。これなら、と思ったもつかの間、最後の2ハロン位から後続馬にかわされ、5着。先頭とはそれほど差はなかった。
書店により大和町に戻る。
昼過ぎから雷雨なので雨読。「カラマーゾフの兄弟」終盤を読み続ける。
15:00過ぎ、雨が上がったので投票に行く。皆雨で足止めされていたようで、沢山の人。何かが変わりそうな予感がする。
帰り道、いつも買いに行く鷺宮の魚屋で刺身を買って帰る。
参院選の結果は予想通り。しかし今回のような状況でも、予想通りにならない可能性が払拭しきれない世の中。予想通りで、満更捨てたもんじゃないな、と安心。
しかし、教育や改憲の改革路線を否定されたわけではない、と大本営のように繰り返す人たちは何なのだろう。
昨晩の「仁義なき戦い」の金子信雄の名演技が鮮やかに蘇る。
○ 2007/7/30
曇り。気温は低いがジメジメしている。
いくつかの連絡事項。日報のアップ。
ファックスで来たKNH-Hの図面チェック。
11:00過ぎ、OKBの建設会社の担当者が来所。2期工事の打ち合わせ。
引き続き、KNH-Hの図面チェックをして、ファックスバック。
KNH-Hの担当者やコーディネーターなどからの連絡や確認事項が何度も入り、バタバタした午後だった。
いよいよ竣工に向けて、ラストスパートと言う雰囲気になって来た。
18:00過ぎに阿佐ヶ谷駅の改札で建設会社の担当者と待ち合わせ。
事務所全員(インターンシップの学生を含め)とOKBの現場担当者と顔合わせの懇親会。
23:30過ぎにお開き。
○ 2007/7/31
昨晩の酒で、少しゆっくり起きて9:00前に事務所。
本当に酒が弱くなった。弱くなったと言うより、アルコールのエネルギーを消費出来ずに持て余しているのだろう。朝になっても体が熱く、無駄にエネルギーを消費しているので、静かに集中出来ないということになる。
家でいつものペースで飲むのが丁度良いということだ。
今朝は湿度が低く過ごしやすい。
一日事務所で進行中のプロジェクトのスケッチ。
午後一で、梁山泊の三浦さんとテントを制作してくれた会社の方が来所。懐かしい。いくつかの相談。
午後武蔵野大学の水谷先生からメールが来て、空間造形3後半の課題の選考を行なう。
マイネルボビシュ
29日(日)、新潟で出走し、5着でした。積極的な競馬を心がけますが、前の馬を壁にするタイミングを逸し、少し掛かり気味にビッグステージとハナを争います。決してオーバーペースというわけでなく、直線で交わされても粘っているようにレース振りが安定してきました。池田騎手もコメントしていましたが、うまく内に入れて2、3番手でスムーズな競馬ができればもっと際どい競馬になっていたはず。距離を克服できたのは収穫で、内回りなら芝2000mにこだわらず、2400m戦も視野に入れていきます。
マイネルデュベル
ビッグレッドファーム明和でパドック放牧されていましたが、腰萎(通称:こしふら)の状態が悪いままで、回復の見込みが立ちません。獣医によると頸椎の神経に異常をきたしている可能性が高いとのことですが、馬体には外傷や打撲痕がなく、原因についてははっきりしない状況です。このまま放牧していても治る可能性がないことから、池上調教師との相談の結果、引退することになりました。高い能力を秘めた馬だけに残念です。長い間、ご声援をいただきありがとうございました。
デュベルは我々に初勝利の喜びを味合わせてくれた馬だ。残念だが、お疲れさま、ありがとう。
○ 2007/8/1
朝8:00前に事務所。
メールをチェックしたりして、8:30過ぎ事務所を出て、KMHの現場へ。
10:00前に現場に着く。
住宅金融公庫の中間検査。30分程で問題なく終了。
クライアント夫人が見えたので、フローリングやタイルの打ち合わせ。
11:00過ぎ、OZONEのインスペクターが見え、検査。
12:00過ぎ終了。
しばらくクライアント夫人と打ち合わせをして、12:30過ぎクライアント夫人は帰路につかれる。
しばらく現場内を写真に撮る。気持ちのよいリビングダイニングになりそうな実感が具体的になって来た。
後の打ち合わせをスタッフにまかせ、13:00前に現場を出る。
14:30事務所に戻り、朝チェックしたメールの返信や、建設会社からのファックスをチェックバック。
18:00過ぎに事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
今日初日の予定だった「それからの夏2007」が下記の理由で延期になり、
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/
梁山泊ゆかりの人たちが集り、残念会を持った。
稽古場発表の芝居と、先日の韓国公演をドキュメンタリーにした映像を(釜山映画祭にエントリー中とのこと)見た後、皆で一杯やる。
23:30過ぎにお開き。
○ 2007/8/2
朝雨の音で目が覚める。結構降っている。
昨晩遅かったので少しゆっくり起きて、大和町を出ようとしたら、丁度雨がやんだ。
8:30に事務所。雨で湿度が高くなった。
進行中のプロジェクトのスケッチ等。
17:30、劇団関係者が集ってテントの打ち合わせ。18:30終了。
その後事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。徐々にメンバーが集り、10人強集合。
新たな参加者も加わる。
21:30終了。
引き続きの一杯は、あすが早いので失礼する。
○ 2007/8/3
風が強い。九州にいる台風の影響か。
7:30に事務所。メールチェック、現場行きの準備をして、8:00過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
設置場所を確認の上、指示しなくてはならない工事が入るので、いつもより早い電車に乗るために、早く事務所を出たのに、新宿に着いたら湘南新宿ラインが車両故障で止まっていた。
仕方なく品川まで出て、建設会社の担当者に遅れる連絡を入れ、横須賀線に乗る。
最近は公衆電話が無く、携帯を持っていないと連絡するのも大変な状況になってきている。便利なのか、不便なのか。
結局いつもと同じ時間の現場着になってしまった。
勿論先週より随分進んでおり、後一歩と言う所。皆汗びっしょりだ。
細かい打ち合わせや指示を出し、14:00前に現場を出る。
逗子まで建設会社の担当者に送ってもらい、いつものようにコンビニでおにぎりを買って、電車発車待ちの間に食べる。
16:00事務所に戻る。
テントについてのファックスやメール、電話のやり取りいくつか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。昼夜放牧を切り上げ、先週末から坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しています。脚慣らしを経て、早速、15−15へ。久しぶりに手綱を取ったスタッフは「前よりちょっと動きは硬いけど、相変わらず力強い」と感触を述べていました。先日の計測では、前走からプラス16キロの460キロ。26日(日)、札幌の牝馬限定・芝1200mを目標にしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。普段は多少のことには平然としていますが、追い切りで、他馬が寄ってくると逃げようとすることがあります。「小倉でモノレールの大きな音がしても驚かないのに、変なことに気を使っていたように掴みどころのない性格。まだ走ろうとする気持ちに、体がついていっていない感じがあります」と騎乗担当の助手。次走は検討中で、来週か再来週の小倉の予定です。
○ 2007/8/4
9:00に事務所。熱い。
メールチェック。建設会社からのファックスやメールに返信。
日報のアップ。
12:30前に事務所を出て、早稲田へ。
村野藤吾設計の文学部の校舎が取り壊しになるので、それを残念に思っている文学部で学んだ人たちが、見学会を行なっていたが、
参加出来ず、いよいよ最終とのことで、小劇場の勉強会のしかのさんと小池さんと最後の見学に出掛けた。
大学はオープンキャンパスで高校生が沢山。
文学部出身の小池さんの案内で、高層棟の上まで上がり、降りながら見学。
途中しかのさんは360度写真の撮影。(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/files/archive-22.html)
スロープのアプローチや中庭を有した配置から、階段の手すり(村野の独壇場)まで、学ぶことの社会性に対して愛情の込められた校舎だった。
その後、3人で演劇博物館へ。やはり勉強会のメンバーの幸さんが関わっている、黒テントの展示を見に行く。(http://www.waseda.jp/enpaku/special/2007kurotento.html)
同時開催が古川ロッパの展示。凄い記録が残っているのものだ。
それぞれ用事があるので、15:30過ぎ演博を出て解散しようとするが、あまりの熱さに全員もうろうとしている。
とにかくどこかで一服仕様と、ビールも飲める店を探すも、なかなか無い。
とにかく高田馬場まで出る。この時点で、これから行こうと思っていた、知り合いのオープンハウスは断念。
一緒に行こうと思っていた友人に電話。意志薄弱を詫びる。
3人で高田馬場をさまよい、16:00開店の居酒屋の近くで10程待機して、オープンと同時に飛び込む。
待っていたのは我々だけのように思えたが、開店と同時にあれよあれよとお客さんが入って来て、すぐに結構一杯に。
それからの話が面白かった。
小劇場のアーカイブ作成の試案や、小説、映画、演劇について話しは尽きない。
まるで文学部の霊がついたようだ。
6時間以上飲んで話して、22:30お開き。
楽しい会だった。
○ 2007/8/5
今日も暑い。
一日大和町。
昨日オープンハウスへ一緒に行く予定だった友人への、お詫びのメールの一部。
彼は、前回の文学部の見学会に参加している。
「文学部良かったです。
ほんの短い時間で生産システムや建築(のみならず社会)を評価する軸が変わってしまい、
普通にある材料を用い人の手を使って作ることは大変なことになって成り果てしまいました。
今日偶然、しまおまほさんが安藤忠雄さんの水先案内で、コルビュジェの住宅を訪ねるTV番組を見たのですが、
サボア邸、マルセイユのユニテ、カップマルタン等全てに文学部と同じような質を感じました。
それは何かと考えてみたら、人ととても近い関係で作られている、と言うことに思い至りました。
人間を軸に構想や生産が発想されている、というか。
それらが空間の持つ質として、必ず表れて来るのですね。」
○ 2007/8/6
今朝も暑い。8:00前に事務所。
メールチェックや連絡事項いくつか。
テントの連絡いくつかとスタッフ打ち合わせ。
KNH-Hの増減の確認や連絡事項。
夕方になり、日が陰ると気温が下がり、風も気持ち良くなる。
ブツブツと途切れた一日だった。
○ 2007/8/7
昨晩から湿度が多少低いのか過ごしやすく、今朝もよい天気だが昨日一昨日に比べ、爽快な朝だ。
KNH-Hの気にかかっている点を確認。
進行中のプロジェクトのスケッチを行なう。
インターンシップで来ていた、ものつくり大学の小佐見君も今日で終了。
2ヶ月弱。長いようで、終わってみればあっという間だった。
18:00過ぎに事務所を出て、高円寺の二楽亭でお疲れ会。
途中からチェ・ミキも加わる。
2次会は大将。
沢山の話をした、とても楽しい会だった。
0:00前、お開き。
小佐見君、お疲れさまでした。
○ 2007/8/8
少しゆっくり起きて、8:30に事務所。
KNH-Hやテントの連絡事項いくつか。
久しぶりの雑誌掲載の月号が確定し、資料作成のメールが届く。
10:00過ぎ、唐組の辻さんとテントを製作した会社の方が来所。打ち合わせ。
11:00過ぎ終了。
今日も進行中のプロジェクトの確認事項を転々とやって行く一日になる。
マイネルボビッシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。レースを使った後は、全休日明けの火曜日から乗り出すのがいつものパターン。手先の返しが硬く感じた今回は、楽をさせるために騎乗再開日を木曜日に遅らせました。今後、通常の未勝利戦へは1回出走できるかどうか。2000mにこだわってはいられません。2200mや2400mだけでなく、状況によってはダート戦や札幌への遠征も検討します。
○ 2007/8/9
今朝も暑いぞ。
熱中症ではないだろうが、なんだか体が火照ったような感じがとれない。
雑誌掲載資料のアンケートを書き込んで、クライアントへメール。
今日も進行中のプロジェクトの確認やスケッチを、思いつくままに行なう。
18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。今晩は6人でこじんまりと。
先週今週はメンバーに何人かいる4年生・修士2年生達の卒論・修論についてのブレスト。
自分も当時は途方に暮れたものだが、この歳になると、純粋に研究テーマを追って考えることの楽しさが身にしみて分かってくる。
彼女達の話を聞いていると、こうしたら楽しみながら論文が書けるんじゃないか、というアイデアが沸々とわいてくるから不思議なもんだ。
頑張ってね。
21:00過ぎ終了。
本日も明日朝から現場行きなので、一杯には失礼して帰る。
○ 2007/8/10
7:30前に事務所。
15日にレーザー角膜屈折矯正手術(俗にいうレーシック)を受けることになっているが、昨晩気がつけば一週間前。
手術に向けて、点眼を始めなくてはならないことを思い出す。
現場や事務所も夏休みなので、15日が良いかなと思って決めたが、結局その前後はいろんなことでバタバタしそうな雰囲気がして来た。
まあいつに決めても、大体そういうことの前後にいろんなことが集ってくることが多いのだから、、仕方が無い。
日々の流れに、ひとつ石を投じ、少しそこが塞き止められると言う感じか。
8:30過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ。
逗子でいつものように建設会社の担当者にピックアップしてもらい、現場へ。
養生がとられ、全貌が明らかに。一部屋一部屋が広いので、のびのびしたゆったりした空間が出来上がっている。
納まりや仕上げが指示と違っている所や、未施工の部分もあるが、どうにか来週から使うには問題ない段階だ。
置き家具や家電品の搬入、オーディオのインストール、仕上げ工事と現場は戦場のようになっている。
いろんな所で呼び止められたり、細かい打ち合わせ。
設備の酒巻さんも昼前に来て、設備のテスト。あらかたの取り扱い説明を聞く。
気がつけば14:30過ぎ。酒巻さんと目の前の海岸の海の家に行って、焼きそばとビールで昼飯。
まわりはもちろん水着で寛ぐ人ばかり。しかし、我々のまわりにも確実に夏があるのだ。
あまりの暑さに汗が吹き出し、ビールを飲んでも全く酔わない。
しばらく現場を回り、バスで逗子まで出て、事務所に戻る。
明日から夏休みなので、スタッフと引き継ぎの簡単な確認。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
10日(金)、函館競馬場に入厩しました。先週はスピード調教を3本消化。他の日も15−15で登坂させたようにハードなメニューを課しました。さすがに少し疲れた様子を見せていましたが、今週に入って回復してきています。先日の計測では448キロ。ほぼ理想の馬体重だと思われます。今度こその気持ちで、明和を送り出しました。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。前走の疲れが抜け、先週末から再びペースアップを開始。デビュー前のタイムと変わらないものの、9日(木)の追い切りのラスト1ハロンでマークした13.2秒は、これまでの最速です。併せた相手が粘れていれば、こちらももっと踏ん張れていたでしょう。19日(日)、小倉の芝1800mに出走する予定です。
ということで、来週19日まで事務所は夏休みになります。
○ 2007/8/11
8:30に事務所。
メールチェックと連絡事項。
今日の予定をスケジューリング。
10:30頃、午後の打ち合わせの担当スタッフが事務所に。
11:00過ぎに事務所を出て、竹橋の近代美術館の「アンリ・カルティエ=ブレッソン 知られざる全貌」(http://www.momat.go.jp/Honkan/Henri_Cartier-Bresson/index.html#event)へ。
竹橋駅を出て地上に上がったら、なんと言う暑さ。緑も少なくアスファルトの広い道路の照り返しで、クラクラする。
明日で会期終了だからか、結構な人が来ている。
ブレッソンやっぱり好きだな。
13:00に美術館を出て、KMHの現場へ向かう。
14:30前に現場に到着し、見て回る。
15:00前クライアントがみえ、一緒に現場を回り、15:00過ぎから工程の確認等の打ち合わせ。
その後、いくつかの細かい打ち合わせ。
17:00過ぎに建設会社の営業担当者と現場を出て、駅の近くでビールを飲む。うまい。
しばらくしてスタッフも合流。
21:30過ぎお開き。
○ 2007/8/12
いや今日も暑い。
一日大和町でだらだら。
大和町では風通しが良く、だらだらとやり過ごせばどうにか冷房入れないで暮らせるので、冷房は入れず本当にだらだらとやり過ごす。
積み上げてあった本を整理し、「トウキョウ建築コレクション2007 全国修士設計作品集」(http://www.ksknet.co.jp/book/search_detail.asp?bc=92001801)と「卒業設計日本一決定戦OFFICIAL BOOK」(http://www.ksknet.co.jp/book/search_detail.asp?bc=92001702)を見始めたら、面白い。
修士の2年間という歳月が、結構な意味を持っていることが伝わってくる。
もちろんこの企画に参加しているほとんどの計画案が、現在の建築の流れに影響を受けているのだが、修士設計の上位案のいくつかはその傾向に留まっていない。
制作に使える時間的なことや、修士設計展と卒業設計展の参加者の数の違い(圧倒的に卒計の方が多い)による審査員の視点の違い、等は当然あるだろうが。
なかなか興味深い、比較が出来た。
午後ちょっと買い物に出るも、暑い。
○ 2007/8/13
9:00前に事務所。
誰も来ない事務所は快適だ。
いくつか連絡事項。
日報のアップ。
雑誌掲載のデータ作成を一日中行なう。
夜、ほぼ終了。
○ 2007/8/14
8:30前に大和町を出て、いつもの電車でKNH-Hの現場へ向かう。
今日から3日間クライアントが初めて滞在する。
建設会社はお盆休みなので、キッチン製作会社の方と家具のコーディネーターの方と一緒に確認と取り扱いの説明をする。
夏休みで現場までのバスも満員。
工事は家具の一部が取り付いていなかったり、塗装が未施工の部分があるが、一応使える状態にはある。
家具を並べたり、ダメの部分を点検しながら準備を行なう。
14:30過ぎクライアントがみえ、一通り説明しながら見て頂く。
工事が遅れ、クライアントには迷惑をかけたが、ここまでこぎつけたのでホッとする。
16:30現場を出て、大和町に戻る。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを併用して乗り込まれています。前走後はいつもより疲労の度合いが高く、楽なメニューで疲れを取ることに終始したため、先週のレースは使いませんでした。歩様のゴツゴツ感はもう大丈夫。今週か来週、新潟の芝2000mへの出走を予定しており、想定や追い切りの動きなどを見て正式に決定します。
○ 2007/8/15
9:00過ぎに事務所。
暑い日が続く。
メールチェック。
昨晩KNH-Hに泊まられたクライアントから、いくつかの確認の連絡をいただく。
雑務をいくつか。
15:00過ぎに事務所を出て、西新宿の眼科へ。
レーザー角膜屈折矯正手術を受けに。
検眼の後、医師の確認を受け、手術の準備に入る。
頭に帽子をかぶり、手術着を服の上から着て、麻酔を点眼される。
何度かの点眼の後、手術室に呼ばれ、リクライニングのシートの手術台に横になる。
今回受けるのはイントラレーシックと言って、レザーで角膜にフラップという蓋を作り、それをあけて角膜にレザー照射、屈折率を変えて矯正する手術だ。
レーザー照射は、フラップ作成時に左右それぞれに20秒ずつ。その後別の機械に移り、再び10秒前後の照射で終了。
しばらく明かりを落とした部屋で目を閉じ横になり、薬の説明を聞いて全て終了。
元々老眼がきつくなって来ており、術後は老眼鏡が必要になると聞いていたが、暗い所では裸眼で文字が読めなく、薬の説明にとまどう。
術後説明にあったように、薄い霧がかかったように、視界が白濁している。
眼科に滞在時間は3時間で、大和町に戻る。
しかし、この暑さの中、シャワーもビールもNGなのはきつい。
○ 2007/8/16
朝になり、視界の白濁はおさまり、遠くがよく見える。
10:00を待って、高円寺の100円ショップに老眼鏡を探しに出る。
きちんとした老眼鏡を作るのは、しばらくして視力が安定してからの方が良いとのこと。
100円ショップで老眼鏡をかけて、ビックリ。なんて近くのものがよく見えるのだ。しかも、100円の老眼鏡で。
手術前は、近くも見えにくく、本当に近い所は眼鏡を外し、そうすると50cmくらい先は見えなくなり、パソコンの画面は眼鏡をかけても、外しても見えにくかったので、感動的だ。
11:00保険会社の方が大和町に来るので、急いで戻る。
今回の手術とは関係なく、チェ・ミキと僕の保険の現況の説明。
ちなみに今回の手術につい手は、一部他の保険から保険金が出る。
13:00過ぎ大和町を出て、事務所に来て、メール等をチェックし、14:00過ぎ事務所を出て眼科へ。
翌日の診察もとりあえず問題は無かった。
大和町に戻り、HMH-Kのエスキス。
本日やっとシャワーはOKだが、洗顔と洗髪、もちろんビールはNG。
気分だけでもと、ノンアルコールビールを探して来て飲むっが、酔わないビールは味気ない。
小劇場の勉強会は欠席させてもらう。
○ 2007/8/17
8:00に事務所。
KNH-Hの建設会社が今日から夏休み明けなので、クライアントと僕が気がついた点をまとめファックス。
老眼鏡は快適だ。
14日から使っていらっしゃるKNH-Hのクライアント夫人より、いくつかの追加項目や決定項目の連絡があり、同時に3日滞在して最高に気持ち良く過ごせている、との連絡を頂く。
その言葉にホット肩の荷がおり、とても嬉しかった。
この瞬間があるから、この仕事やめられないのだよな。
スタッフが置いて行ったKMHの図面チェックとスケッチを行なう。
まだあまり目を酷使しない方が良いとのことなので、17:00過ぎに事務所を出る。
月曜に向けて、少しずつペースをあげて行こう。
日曜日、ボビッシュとマシェリの出走が確定していたが、美浦と栗東のトレセンで馬インフルエンザが発生で、今週末の開催は取り止めになった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
函館競馬場で調整中。ウッドコースを中心に乗り込まれています。現地から調教師に「到着後も順調。トレセンにいたときよりも少しカリカリしている」との報告がされていました。今回、攻めを強化して厩舎に送り出したからでしょう。今週の半ばから確認された馬インフルエンザが落ち着き、競馬が開催されるようであれば、札幌3週目の芝1500mか牝馬限定の芝1200mに投票する予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。今週、小倉の芝1800mに出走する予定でしたが、馬インフルエンザ発生に伴い開催中止の措置が取られたため、出走できなくなりました。今週の追い切りもまずますの動き、調教助手は「坂路だと最後なかなか止まらないので、余裕を持って早めに減速させている。最後の1ハロンの時計が速くないのはそのせいもあります」と述べていました。いつでも出走できるよう体調の維持に努めていきます。
○ 2007/8/18
9:00前事務所。
昨日までと打って変わって曇り。
室内は少し蒸すが、外は涼しいくらいだ。
連絡事項いくつか。
KNH-H、KMHのスケッチと、雑誌用の資料の最終確認。
いくつかの連絡をしようと思うが、ネットワークが不調でいやになる。
14:00過ぎに事務所を出て、森美術館の「ル・コルビュジェ展」(http://www.mori.art.museum/html/contents/lc/index.html)へ。
東京シティビューと言う展望スペースと美術館のセットで入場券を発売しているからか、チケット売り場に列が出来ている。
例の、エレベーターで上がって、又エスカレータに乗るのだが全く劇的でないアップローチを通って、展示スペースまで上がるが、それほど混んでなくてホッとする。
今回の展覧会の目玉はやはり、ユニテの1戸を原寸で作ったコーナーだろう。
ゆったりしているのか、窮屈なのか、きわどいスケールの空間に感じた。ある意味で当時そこが革新的だったのだろうが。
この住戸が337戸集った建築を想像すると、その圧倒的な密度にクラクラする。
30年前に外から見たが、もう一度訪れてみたいと思った。
こちらはあまり宣伝されていないが、もうひとつ原寸コーナーが。
カップ・マルタンの小さな休暇小屋だ。3.66m×3.66m、約8畳の空間に巾70cmのアプローチ空間がきちんと計画されていること驚く。このアプローチが小さなスペースを随分豊かにしている。
コルビュジェはタイトなスケールを好んで使ったのだろうか。
そういえば、上野の美術館もパリのラ・ロッシュ-ジャンヌレ邸も一回り大きくなってしまいそうな所を、きゅっと制御しているように思える。人間のための空間をいつも念頭に置いていたのだろか。
17:00ころ、カップ・マルタンの原寸コーナーに入るのに並んでいたら、地震を感じた。こんな所(地上54階)で地震に遭遇するのは勘弁だ。帰りのエスカレータの空間のスケールアウトさと空虚さに、再びコルビュジェのスケールを思い返す。
○ 2007/8/19
昨晩は涼しく、明け方まで同じだったので、ゆっくり寝られた。
しかし、日が出てからは、再び暑くなった。
大和町でだらだら。
午後、HMH-Kのスケッチを少し。
夕方、浜松からチェ・ミキの妹の子供二人がやってくる。
高円寺に夕食を食べに出掛ける。
○ 2007/8/20
今日も暑くなりそうだ。
8:00前に事務所。
KNH-Hの現場指示事項をまとめ、ファックス。
週末調子悪かったネットワークがつながったので、連絡事項いくつか。
夏休み明けのスタッフとKMHの打ち合わせ。
午後一で同じくHMH-Kの打ち合わせ。
午前中ちょっと出た時に、隣のギャラリー「ART SPACE KOHSHO」(http://www.kohsho.co.jp/)のオーナーから、急に決まったのだが、夕方ダンスのパフォーマンスを行なうので、是非いらして下さいとお誘いを受ける。
18:00前スタッフと、お隣にお邪魔する。「ART SPACE KOHSHO」へのアプローチには何人かの方が集っている。
現在パリで活動中の竹井豊さんというダンサーが、このアプローチと室内を使って即興のダンスを行なう。
夕方のアプローチから始まったダンスは、桜の木にとまり鳴く蝉の声と呼応しているかのように感じる。
残念ながら僕は明日帰る、甥姪たちと食事をすることになっているので、ダンサーに先導された観客が室内に入って行ったところで、お暇して、大和町に戻る。
○ 2007/8/21
7:30過ぎに事務所。
今日も日差しはきついが、風が少しずつ秋の風に変わりつつあるように感じる。
KNH-Hの現場行きの日程を建設会社の担当者に連絡。
メールと電話で連絡事項いくつか。
13:00に事務所を出てKMHの現場へ。
随分室内らしくなり、気持ちのよい空間が出来上がりそうなことが実感できるようになって来た。
打ち合わせが一段落し、後をスタッフに任せ、16:00過ぎ現場を出て事務所に戻る。
テントの連絡が慌ただしくなって来た。
現場の行き帰りに「グランド・フィナーレ」阿部和重著(講談社文庫)読了。あまりにも人間的な、卑俗さと気高さ。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。せっかく18日(土)の芝2000mへの出走が叶ったのに、馬インフルエンザの影響ですべてのレースが取り止めに。開催中止の決定前に美浦を出発していたため、無駄にトレセン〜新潟間(約750キロ)を往復することとなりました。畠山師からは「涼しい時間に輸送したくて4時の便を選んだら、こんなふうになってしまって…。申し訳ない」との連絡を受けています。次走については検討中。
○ 2007/8/22
7:30前に事務所。
テントについてメールにて連絡とスタッフへ指示を残す。
現場行きの準備と日報のアップ。
8:30前に事務所を出てKNH-Hの現場へ向かう。
10:00過ぎに逗子で建設会社の担当者にピックアップしてもらい現場へ。
先週程ではないが、海には人が出ている。
残工事とダメ工事の打ち合わせをひとつひとつ行なう。
13:30終了。駅まで送ってもらい、いつものようにコンビニでおにぎりを買って、発車までの電車で昼食。
銀行で振込をして、16:00前事務所に戻る。
テント関連の連絡事項いくつか。
天候などで延び延びになっているKTHの外観撮影の段取の連絡。
今週はバタバタで落ち着かない。9月は直ぐそこまで来ている。本来ならそろそろ一段落をしている予定だったのだが。うまく行かないものだ。
17:30前に事務所を出て、西新宿の眼科へ。
レーシックの一週間診察。
○ 2007/8/23
8:00前に事務所。
久しぶりの雨で気温が下がって快適だ。
テントやKNH-H、KMHの連絡事項。
テントの資料を見直す。
10:00、新建築住宅特集の編集部の有岡さん来所。
来月号掲載の写真について打ち合わせ。10:40終了。
11:00唐組の鳥山さんと辻さん、梁山泊の三浦さん来所。
テントについての打ち合わせ。12:00前終了。
13:00前に事務所を出て、OKBのクライアントが現在お住まいの住戸を建設会社と訪ねる。
建設会社の担当者を紹介し、移設する器具や室内を拝見し、15:00過ぎ終了。
いくつかの打ち合わせをスタッフにまかせ、建設会社と失礼する。
その脚で都立大学駅に向かう。
以前事務所をシェアーしていた、大学の同級生の鈴木基紀の設計した住宅のオープンハウス。
明日引っ越しだと言うことで、バタバタしている。これは何処でもおなじみの風景だ。
鈴木基紀らしいRC打ち放しのファサードが、同じようなシルエットのサイディングで出来た家並みのなかで、ひときわ目を引く。
このお宅の裏から外を見ると、時々昔からの住宅街で時々見かける、大きな瓦の切リ妻に腰屋根(というのか)がかかった昔のモダンな住宅が3軒並んでいる。
一昔前にトリップしたみたいだ。
16:00前お暇する。
17:00過ぎ事務所に戻り、いくつかの雑務と連絡事項、再び18:30事務所を出て吉祥寺シアターへ。
今晩はメンバーの小劇場に絡む修論・卒論について様々な話が出る。
来週からは、再びこの勉強会のテーマに沿った話についても話しを進めることにして、21:00過ぎ終了。
6人で近くの基地バーで一杯。23:00過ぎお開き。
○ 2007/8/24
今朝も気温が低く、過ごしやすい。
8:00前に事務所。
今週は連日外に出ていることが多く、バタバタな状態だ。
今朝も朝から、連絡事項や雑務で落ち着かない。
今日は一日事務所なので、どうにか折り合いをつけたいものだ。
KMHのスタッフ確認事項を指示。
KNH-Hの確認事項や現場打ち合わせ事項のまとめ。
午後一でテント関連の図面のまとめ。
住宅特集の原稿をチェックして、ファックスバック。
土曜日には新潟7Rにボビッシュ、日曜日には札幌1Rにアルデュールの出走が決まる。
アルデュールにはデュベルを勝利に導いた岩田康誠の騎乗。この縁は、期待できる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
26日(日)、札幌1R・牝馬限定・芝1200mに出走します。今回はギリギリにまで仕上げず、余裕を持ってビッグレッドから送り出したのですが、稽古では相変わらず良い動きを披露。前回はローテーションがきつくなったことで熊癖を見せていましたが、いまはリラックスして良い雰囲気を見せています。牝馬限定で比較的楽なメンバーになった今回はチャンス。リーディングジョッキーの腕にも大いに期待します。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。暑さで体力が落ちやすいため、馬インフルエンザや夏バテで熱発などの症状を見せる馬が少なくありません。余力を持たせるために今週はタイムは出していませんが、与えられたメニューを順調に消化しています。「追い切り後はカリカリするけど許容範囲。もう少しスタミナが欲しいですね」と稽古に騎乗している助手。9月1日、小倉の芝1800mに出走する予定です。
○ 2007/8/25
世界陸上の男子マラソンを見るため、朝6:00に起きたが、なんだスタートは7:00。
一時間も前説もたないだろう、TBS。
9:00過ぎゴール。9:30に事務所。
スタッフが置いて行ったKMHの図面チェック。
KNH-Hの外構図面を作成し確認事項と一緒に、クライアントへメール。
12:30前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
新潟7Rにボビッシュ出走。パドックでは落ち着いていたし、スタートも悪くはなかったが、常に後方からの競馬で、直線を向いてもあまり延びず、良い所なく11着。勝ち上がるのはなかなか大変だ。
帰りに久しぶりにタワーレコードと書店により、15:00過ぎ事務所に戻る。
16:00梁山泊の三浦さんがテントの打ち合わせで来所。16:20終了。
チェ・ミキより電話で、那須から来ている友人のユーちゃんとアコちゃんが思っていたより早く用事が済んだ、とのことで、17:00に吉祥寺で待ち合わせになる。
吉祥寺で落ち合い、「美舟」へ。
久しぶりにゆっくり飲み話す。今晩那須に帰るので、20:00お開きに。
○ 2007/8/26
朝8:30に起きて、9:30に大和町を出て、再び新宿の場外へ。
札幌1R2歳未勝利戦にアルデュール出走。
10:40発走。良いスタートを切り、岩田は強引に押さえて先頭の馬の後ろにつかせる。そのままレースは流れる。以前ではここで
遅れを取っていたが、今日は良い感じだ。
4コーナーを回って他馬のいない外に追い出し、鞭が入る。直線を向いてしばらくはダッシュがつかなかったが、ラスト200mから凄い脚を使って猛然と先頭を追い上げるも、首差届かず2着。思わず声をあげてしまった。
こういうレースが出来ることは、大きな収穫だ。やはり騎手にも依るのか。
阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
○ 2007/8/27
8:00に事務所。
連絡事項や準備をして、9:30前事務所を出て、吉祥寺で唐組の辻さんと梁山泊の三浦さんと落ち合い、三鷹市役所へ。
10:00過ぎからテント公演の申請の打ち合わせ。
いろいろあり、12:00終了。
とりあえず書類を持って帰り、修正。そんなこんなで修正に夕方までかかり、16:00に三浦さん来所。劇団が作成した書類を含め、まとめる。
その後、明日のKTHの外観撮影の連絡や、KNH-Hの連絡等、バタバタ。
一日、落ち着かない状況で終わる。
○ 2007/8/28
朝6:30に起きて天気予報と外を確認。日は射しているが、空は薄い雲がかかっている。
7:00過ぎに新さんに連絡。KTHの外観撮影は中止に。
8:00前に事務所。連絡事項幾つかと準備をして、9:30前に事務所を出てKTHへ伺う。
10:30より、ご両親世帯の手すりの打ち合わせ等いくつか。
11:30終了。そのままKMHの現場へ向かう。撮影中止は大正解。日差しも弱くなって来た。
13:30過ぎKMHの現場到着。14:00から定例打ち合わせ。
打ち合わせが一段落した所で、スタッフに後を任せ現場を出る。
16:00過ぎ事務所に戻り、連絡事項いくつか。
18:00前に事務所を出て、18:30新宿で馬主会の桐山と落ち合い、ビアホールへ。
今日は気温は低かったが、湿度が高く、ビアホールは盛況。
先週末のレース邂逅や、基準法改正の話しで盛り上がる。
22:00過ぎお開き。地下の店から出たら、雨が降った様子。涼しくなっていた。
マイネルボビシュ
25日(土)、新潟で出走し、11着でした。ゲートを斜めに出てしまい、行き脚がつかず後方からの競馬となってしまいます。ペースも速く、いつもの伸び脚があれば掲示板程度はと期待しましたが、今回は直線で追ってもいつもの粘り腰がありませんでした。先週、輸送した疲れなどもあったのか、最近にしてはらしくない競馬です。池田騎手も首を捻りながら「最後は伸びているのですが…」と敗因を分析できないようでした。
○ 2007/8/29
昨晩から涼しく、今週は月火で疲れてしまったので、少しゆっくり起きて、9:00前事務所。
KNH-Hの工程についての建設会社の担当者からのメールをチェックし、クライアントへ転送。
連絡事項いくつか。
溜まっていた日報をやっとアップする。
唐ゼミのテントの準備。NMHの外構の計画。KMHの内装の検討。唐組テントの検討。
等々、パラパラと。
1日小倉1Rマシェリが出走予定。
○ 2007/8/30
今朝も涼しい。
今年の夏は長い雨が終わったと思ったら、急に暑くなったが、又急に涼しくなった。
気候自体が様変わりしつつあるのだろうか。
8:00前に事務所。メールチェックや連絡事項。
スタッフが置いて行った図面チェック。
唐ゼミのテントについて検討スケッチ。
KNH-Hの現場行き図面の整理。
13:30事務所を出て、KNH-Hの現場へ。15:30過ぎ着。16:00より建設会社の担当者と現場を回り、確認や打ち合わせ。
17:30終了。逗子まで送ってもらい、18:00前の電車に乗って東京に戻る。
事務所に電話を入れ、そのまま吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。今晩は集まりが悪く、3人の会合になった。
これからもう少し具体的に活動して行く方向について話す。
これはこれで実りがあった。
21:30前終了。今晩は大人しくお開き。
○ 2007/8/31
今朝も涼しい。かすかに雨が混じる天気。
まだ8月だが、小中学校は今日から2学期のようだ。夏休みの宿題だろう。小学生の子供達は、大きな荷物を両手に抱えている。
8:00事務所。
メールチェックに連絡事項。
昨日の現場の検討事項等をチェック。
昼前後に、テントに関する連絡事項が幾つも入る。
進行中のプロジェクトの検討をしながら、梁山泊のテントの申請の訂正部分のチェックと追加説明の図面を作成。
夕方にやっと一段落。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
26日(日)に札幌で出走し、2着でした。エンジンのかかりが遅く、伸びるも届かず。クビ差まで迫ったところが決勝戦でした。掛かるほど行きっぷりが良かったのは、ペースが遅かったからでしょう。抑えずに馬任せで流していれば、そのまま押し切っていたかもしれません。中1、2週で次走に臨む予定。距離延長を考えています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
9月1日(土)、小倉2R・芝1800mに太宰騎手で出走します。29日(水)の追い切りは、長距離輸送を考慮に入れて後半重点との指示。しかし激しい雨で馬場が悪くなり、最後2ハロンは14.4−14.3といまひとつ伸びきれませんでした。跳びが大きいのでノメってしまったようです。今回は一度使われての変わり身と、距離が延びてどう変わるかに注目しています。
○ 2007/9/1
朝8:00過ぎに大和町を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
9:45逗子着。建設会社の担当者にピックアップしてもらって現場へ。
全体をチェックして回り、まだ建具等の調整も行なわれているので、担当者と鋸屑等を清掃し、家具等をきちんと並べる。
予定の時間を過ぎてもクライアントは到着しないので、クライアント確認事項を担当者と打ち合わせ。
12:30にクライアントが到着。ザーッと建物内を回り、残工事と修正工事の確認を行ない、13:00過ぎに担当者に逗子まで送ってもらう。
13:30前の湘南新宿ラインに乗る。連絡を取ったら次の打ち合わせまでに小一時間時間が開いたので、恵比寿で下車。
写真美術館の「鈴木理策:熊野、雪、桜」へ。(http://www.syabi.com/details/suzuki.html)
鈴木理策さんは以前から好きな作家だ。随分前にOZONEの雑誌「LIVING Design」に、設計した住宅が掲載された時、写真は鈴木理策さんだった。その写真も良かった。
この展覧会、素晴しかった。熊野の森の中、火祭りの火、雪と桜、それぞれがまるでそこに立ったかのように感じられる展示構成。音がしてきそうだ。
建築に興味がある人にもおすすめだ。なるべく混んでいない平日が良いんじゃないかな。
15:45に桜新町でチェ・ミキと待ち合わせ。2年半前に竣工したNMHへ伺う。
外構の石が割れてきたりしたので、その修繕と一部アプローチの改修の打ち合わせ。
終了後、庭でバーベキューを御馳走になる。お酒も沢山頂き、「それではそろそろ」、と言ってからずるずる1間以上お話ししてしまう。
22:30過ぎお暇し、帰路につく。ごちそうさまでした。
現場行きの電車で、有名な「マニエリスムと近代建築」コーリン・ロウ著・伊東豊雄+松永安光訳を今更ながら読んでいる。1976年に出版され、81年にこの翻訳が出版された。ほとんどが1950年代に書かれた論文だ。
近代建徳の概念を様々な角度から検証し直しているのだが、その切り口鋭い。建築の諸相にはもっと曖昧な魅力が溢れていることを、じわじわと論証してくのであるが、注意深く読んで行かないとその論旨や展開に翻弄されてしまう。
○ 2007/9/2
7:00に起きて、世界陸上の女子マラソンを見る。土佐礼子さんには、いつもながら感服してしまう。
昨日は小倉でマシェリが出走したが、馬券売り場へ行けなかった。
ネットで確認したら、10着だった。
10:00、いくつか気になることがあり、事務所へ。
確認事項等を片付けて、11:30大和町へ戻る。
今日も涼しく過ごしやすい。
その後は、午後高円寺に買い物に出掛けた以外は、一日大和町。
○ 2007/9/3
8:00前事務所。少し蒸し蒸しするが、過ごしやすい。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
テントの申請についての連絡事項。
12:00過ぎに事務所を出て三鷹市役所へ。
「軽微な不備の補正」と「追加説明書」の説明をして、最後にこの期に及んでということがあり、時間がかかる。16:00終了。
事務所に戻り、様々な連絡事項が入ったり、したり。
19:00、スタッフに唐ゼミの申請関連図書の修正を打ち合わせ。
バタバタな週明け。
○ 2007/9/4
8:00前事務所。よい天気だ。少し蒸すか。
いつものように、メールチェックとKNH-Hやテントの連絡事項。
スタッフが置いて行ったKMHの図面をチェック。
OKBのクライアントに消防署から連絡が入ったの連絡があり確認の電話。
クライアントのスタッフが外出中で、詳細は分からず。いやはやいろんなことが起こるものだ。
スタッフに指示を出し、10:30前に事務所を出て、吉祥寺へ。
小劇場の勉強会のメンバーのしかのさんと川本さんを、梁山泊の三浦さんに引き合わせる。
しかのさん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が、3テントの360度写真を撮ることになったので。
昼前に事務所に戻る。
午後一でOKBのクライアントのスタッフへ電話。OKBの消防からの連絡は、とりあえずたいしたことがなかった。やれやれ。
午後は唐ゼミのテント申請関連図書の作成。夜までかけて準備完了。
このバタバタはいつまで続くのか。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。畠山重則調教師は「返し馬で他馬と逆方向に行くことになり、1頭になったことで馬の集中力がなくなってしまった。スタート後もまったく行く気を見せなかった」と前走を振り返っていました。出走資格が限定されていた今開催の3歳未勝利戦は、すべて一般の未勝利戦に変更されましたが、芝のマイル以上の距離は週1鞍しか組まれていません。状況次第ではダート戦への出走も検討します。
夏を過ぎて、ラフィアンの毎週のレポート掲載馬があれよあれよと減って行く。過酷な競走馬の世界をヒシヒシと感じる。
○ 2007/9/5
今朝は少し蒸す。事務所へ自転車で向かうと、霧雨が降り始めた。
8:00事務所。雨は本格的になって来た。
メールチェックと日報のアップ。なんだなんだ、今度は晴れて来たぞ。
11:00からの定例に出掛けなくてはならないのだが、担当スタッフが来ない。
別のスタッフに連絡させるが、連絡がつかない。
仕方がないので、10:15事務所を出る。
11:00、OKBの現場に着く。スタッフからは現場に遅刻の連絡が入っていた。ありゃまこりゃまちゃ(「唐版 風の又三郎」より)。
定例打ち合わせを行ない、途中から来たスタッフを含め、建設会社の担当者とクライアントへ工程などの報告に伺う。
12:30終了。
急いで現場を後にして、吉祥寺に向かう。駅で梁山泊の三浦さんと唐ゼミの椎野さんと落合う。
三浦さんに図面を渡し、椎野さんと三鷹市役所へ向かう。
市役所で唐ゼミの申請を行ない、帰りに梁山泊の現場に寄って、三浦さんに判子を渡す。梁山泊の申請も無事進み、ホッとする。
16:00事務所に戻る。
外を歩いている時は、時に激しく降り出す雨に遭遇しなかった。運が良かった。
今週はここまでで疲れ果ててしまったので、雑誌等を持って早く上がり、大和町に戻る。
○ 2007/9/6
朝から雨が時に強く降る。
8:00に事務所で、メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
武蔵野大学の後期が今月末から始まるので、プロフィールのパワーポイントの整理。
KMHのいくつか点をスタッフと打ち合わせ。
机まわりの整理も行なう。
午後は引き続き、武蔵野大学の空間造形4の課題の確認と修正を行ない、水谷先生にメールする。
3連続テント公演最後の唐組テントの図面や資料の修正を始める。
合間合間にKMH、OKB、KNH-H等の打ち合わせ。
○ 2007/9/7
8:00事務所 、雨が時折激しく降るので、カッパを着て自転車で事務所に。
こんな時眼鏡をかけなくなった快適さを実感する。
湘南新宿ラインは運休。東海道線も運休だ。
ネットで見ると横須賀線は7割り動いているようなので、9:00過ぎ事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
阿佐ヶ谷駅では横須賀線は動いている、と言っていたが、10:00過ぎ品川に着いたら、 倒木の除去作業のため横須賀線は品川で止まっていた。
仕方がないので、しばらく電車の中で待っていると10:15過ぎに動き出し、11:00過ぎ逗子着 。11:30現場。
海に面した現場はたいした影響もなく、安心する。但し、海につながる道が大変なことになっていた。
ボートや丸太が打ち上げられ、まるでインスタレーションのよう。
明日クライアントがお客様を迎えるので、最終確認を建設会社の担当者と行なう。
やっと完了に至った、の感。ホッとする。13:00過ぎに現場を出て、13:20過ぎの電車でいつものようにおにぎりで昼食。
湘南新宿ラインはまだ動いていない。
15:00事務所に戻る。
現場の様子を、メールでクライアントに連絡。スタッフに現場の写真を見せ、説明。
17:30過ぎ事務所を出て井の頭公園の梁山泊のテントへ。
昨晩の台風は全く問題なかったとのこと。素晴しい。
15分押して19:15から「唐版 風の又三郎」のゲネプロ。
唐さんもいらっしゃっている。
オープニングの歌が始まると、ゾクゾクする。
主演女優が沖中咲子に変わったバージョンを稽古場以外で見るのは初めて。
またまた、新たに気がつく台詞があり、エリカと織部の魔界巡りの印象がはっきりして来たように感じた。
テントでの久しぶりの転換に時間がかかってしまい、少し押して、22:00ゲネプロ終了。
唐さんからのダメと印象をお話し頂き、22:30終了。
明日の初日は満杯とのこと。良かった。
多くの人に是非見てもらいたい芝居なので、是非お出掛け下さい。
http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazemata07/kazemata07.html
○ 2007/9/8
8:45大和町を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
札幌1R、アルデュールが出走。
9:55スタート。いつもとおり良いスターを切る。3番手に付けるも、何度も前に行きたがるのを騎手が押さえる。そして4コーナーを回った所では、馬群にのまれ下がって行く。12頭たての11着。
前回の岩田騎手の乗り方を全然活かしていない騎乗。
初出走から3レースは全て、前半は行くのだが最後馬群のなかで走らなくなってしまうレースだった。これに戻ってしまった。前走では岩田騎手が4コーナーから一頭だけで走れるように、外に持ち出しよい脚を使ったのに。調教では走って、レースでは走れないのは、他馬が怖いとしかおもえないのだが、その馬の性質を活かせない厩舎サイドがもどかしい。
ここで仕切り直しか。
10:30過ぎ事務所に戻り、メールチェックと日報のアップ。
12:30過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
先日の台風の際に、現場を覆っていたシートをまとめ、そのままにしておいてもらってある。外観の全体像が眺められる。
14:00クライアントも見え、外部の色決めや打ち合わせを行なう。15:30過ぎに打ち合わせは終了。再度屋上から地下まで一緒に見て回り、16:00過ぎクライアントは現場を出る。
しばらくスタッフと建設会社の担当者と打ち合わせをする。
今日は暑く、汗をかいたので、現場の水道で頭を洗ったり汗を流し、シャツを着替えて17:00前現場を出る。
18:00前西荻窪着。古書店等を見て回り18:30荻窪中学の同窓会会場の居酒屋へ。
2年ごとにやっている同窓会。今回は初めて参加の女性が多い。
かなりの人間が老眼鏡を使っているのがおかしい。2年前はそうでもなかったように思ったが。
何を話すわけでもないが、懐かしい顔との会話は楽しく、あっという間に1次会の3時間は過ぎて行ってしまう。
2次会の居酒屋に移動して、ここから参加の同級生も何人かいる。
これもあっという間に時間が過ぎ、0:00過ぎに終了。
名残惜しく、皆外の歩道に屯している。引き止めてくれたが、さすがに今週はいろいろあって疲れてしまっていたので、残念だがここでお暇する。
同級生の一人が、この日報を読んでいてくれていたのに、ビックリ。嬉しかった。
幹事さん、お疲れさまでした。
○ 2007/9/9
昨晩は帰って来て、しばらくビールを飲んでいたら、床で眠ってしまった。
途中で起きだして、眠り直したので、ゆっくり11:00頃まで横になる。
一日大和町で、夕方買い物に出るのみ。
チェ・ミキが知り合いに聞いて、品物の安さにビックリの、高円寺南口のOKストアーへ行ってみる。
たしかに安い。それだけに東急ストアーや西友に比べ、雑然としていて客層も微妙に違うのが面白い。
その後、鷺宮のいつもの魚屋へ。
夜、金曜日に見れず録画した「女帝」を見る。このドラマのテンポが溜まらない。
○ 2007/9/10
朝から不安定な天気。短時間の間に雨が降ったりやんだり。
メールチェック。金曜日のゲネや土曜日の写真を整理。日報のアップ。
森達也さんのブログで、「阿賀に生きる」の佐藤真さんが亡くなったことを知る。階段から飛び降りたらしい。49才だそうだ。
新聞を取ってないと、こういうことに疎くなる。
月曜日はいつものように、週明けの連絡事項や、進行中のプロジェクトの諸々でバタバタだ。
17:30前に事務所を出て、歌舞伎町にある寺田さんの事務所(http://www.teradadesign.com/home.html)へ。
中央線デザイン倶楽部(http://mixi.jp/view_community.pl?id=57806)の復活第一弾の会合に。
中央線デザイン倶楽部は中央線沿線に関心のあるメンバーの集まりで、以前何度か集まりを持ってその輪を広げていたが、しばらく休止状態だった。萩原さんの呼びかけで、寺田さんの事務所が7月に新宿に移転して来たことをきっかけに復活した。
大久保からホテル街を通り、途中でマッコルリを仕入れ、エスニックや韓国のお店が沢山の職安通りを明治通りの方に行くと、寺田さんの事務所がある。その先には渡辺洋治さん設計のニュースカイビル(1970年竣工当時は第3スカイビル)の威容が健在だ。
18:00から歌舞伎町物件ツアーと銘打たれた、あまり趣旨のわからないツアーが行われた。歌舞伎町内の手頃な空き物件を見て回ったが、4件中3件が居抜きのクラブ。普段見れない様子が見れて、それはそれで面白かったが、その趣旨は。
19:30過ぎ、寺田さんの事務所に戻り、20:00の正式な開始時間まで我慢しきれず、ビールで乾杯し会が始まる。
20:00前後に参加者が集りだして、気がつけば2、30人いただろうか。
自己紹介を来ない、それぞれ始めてや馴染みの人と様々な話しをして、22:30前お暇する。
チェ・ミキのお父さんが園長をしてた幼稚園の卒園生が参加者にいて、ビックリ。こんな偶然もあるのだな。
○ 2007/9/11
今日もすっきりしない天気。8:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
進行中のプロジェクトの確認。
16:30前事務所を出て、井の頭公園の梁山泊のテントへ。
小劇場の勉強会のしかのさん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が、例の360度写真撮影を行うので。
シアターワークショップのメンバーや舞台機構会社の方々も一緒に見学。
約1時間半で撮影は終了。たぶんしばらくで、今回の写真もしかのさんのブログにアップされると思いますので、ご期待下さい。
しかのさんと、建築史研究室の後輩でシアターワークショップのメンバーの小林君と、吉祥寺に出て美舟に行って、軽くビールを。
20:30お開き。
○ 2007/9/12
引き続きはっきりしない天気。8:00に事務所。
昨日、このはっきりしない天気の突発的な雨で、ある住宅で下水が逆流した。業者が処置をしたのだが、クライアントが調べてみたらその地域全域が下水処理の能力をオーバーした状態になっていたそうだ。その後の対処について、朝から連絡事項が続く。いろんなことがある。
10:30、武蔵野大学の4年生の高松君が来所。
就職の相談があるとのことで来たのだが、この2、3日で展開があり、ある所に決めその報告と言う形になった。頑張って欲しい。
11:00過ぎ終了。日報をアップし、連絡事項が続く。
3テント公演の最後の唐組の申請の書類最終作成作業。
14:30頃、写真家の新さんが来所。近況を聞かせてもらう。いろんな方面で活躍中だな。
引き続き申請用書類の作業を行なう。
17:00前、事務所に興味を持たれて電話を頂いた方が来所。住宅についての相談。18:30前終了。
引き続き申請書類のまとめ。
18:30過ぎ唐組の辻さんが来所。唐組で作成した書類を折り込み、捺印等をして書類完了。
明日の提出で問題がなければ良いのだが。お盆明けからの3週間は、3テント連続公演の申請に振り回されっ放しで、バタバタだ。それだけに、ぜひとも各劇団成功して欲しいし、一人でも多くの人にテント芝居に接して欲しいものだ。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースで乗り込まれています。想定を確認し、芝もダートも使えるレースがなかったため先週は出馬投票を行わず、6日(木)の追い切りも行いませんでした。前走を使って背中やトモに若干の疲れは見せていただけに、中1週で使えなかったのはむしろ良かったのかもしれません。今週の想定次第ですが、中山、札幌、芝、ダートを問わず、出走できる中距離戦に出馬投票を行う予定です。
○ 2007/9/13
8:00前に事務所。久しぶりに陽が差してる。
事務所で準備をして、8:20事務所を出て吉祥寺へ。
8:40に唐組の辻さんと待ち合わせしているのだが、9:00になってもあらわれない。携帯に電話しても留守録になるので、伝言を入れ三鷹市役所へ。
3テント連続公演の最後の申請。10:00無事終了。確認が降りるのと、最後まで何もなく終了してくれるのを待つだけ。全ての公演が終わるまで完全終了ではないが、とりあえず一段落。ホッとする。
11:00事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩NHKは、安倍晋三の辞職の時間拡大のニュースの後、『その時 歴史が動いた「外交の信念 時流に散る〜宰相・廣田弘毅の闘い〜」』をやっていたが、これって皮肉なの。
本当に気分的にも一段落なので、借りっ放しになっていた本を図書館へ返しに行く。
連絡事項いくつか。
稽古を終えた辻さんから連絡が入り、来所。役所での報告と提出が必要な書類の説明をする。
18:30シアターワークショップの小林君が来所。小林君関連の方の住宅についての相談。
○ 2007/9/14
曇りで少し蒸す。少しゆっくり起きて8:30事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
10:00にスタッフが来たので、チェック項目を指示。
日報のアップ。
武蔵野大学の後期の自己紹介用のパワーポイントを思うところがあっていじる。
午後になって日が指し熱くなって来た。所々雲は秋の雲のようだ。
18:30事務所を出て吉祥寺シアターへ。小劇場の勉強会。
21:00過ぎ、話しが一段落したところでお先に失礼して、井の頭公園の梁山泊のテントへ。
21:30前に着いて、花道の後ろから3幕ラストを見る。良いシーンだ。
21:45終演。今晩はチェ・ミキや妹を含め、知り合いが沢山見に来てくれている。
なんと、NMHのクライアントがお知り合いの方を連れていらしてくれていた。ありがたい。
残れる人には残ってもらって、22:00からテントの中で軽く一杯。
見に来てくれた人は皆喜んでくれていた。
23:00テントを出て、水谷先生と昨年武蔵野大学の空間造形のアシスタントをやってくれた、法政大学の能登さんとその友人の後藤君、チェ・ミキと吉祥寺の居酒屋でもう一杯。12:50分の終電でお開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
8日(土)、札幌で出走し、11着でした。好スタートから掛かり気味に番手を追走。内から上がってきたMスカールと馬体が並ぶと一段と行きたがる素振りを見せます。何とかなだめて勝負どころにさしかかると追い通しとなり、直線に入ると後退する一方の内容でした。折り合いを欠いたことが影響したものと思われますが、それにしても負けすぎです。近々、美浦に移動し、23日(日)、中山の牝馬限定・芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。先週はレース、輸送後ということを考慮し、軽めに乗って疲労回復に専念。全休日明けの11日(火)から4ハロン67秒を切るところまでペースを上げています。調教では馬場が悪化しても苦にしないように、比較的パワーがあるタイプ。ダート替わりは良い方向へ出るでしょう。阪神最終週のダート1800mに出走する予定です。
○ 2007/9/15
昨晩は遅かったので、9:00に起きて10:00前事務所。
メールチェックと日報のアップ。
今日は暑くなりそうだ。ここ何日か涼しかったので、少しきつい。
12:30過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
現場は陽が差し暑いが、風が通って気持ちよい。天井の塗装見本を見ながら考える。
14:30過ぎクライアントご夫妻がいらっしゃる。
早速、天井の塗装見本で打ち合わせ。先週末に作ってもらった見本、指示も悪かったのでいまいちだったが、今回は指示通り。
早々に決まり、その他の打ち合わせに移る。大工さんも沢山入っており、一週間で随分進んだ。
一通りの打ち合わせ終了後、クライアントと現場内を見てあるき、16:00過ぎ後をスタッフに任せお先に失礼する。
KMHのクライアントご夫妻も先週梁山泊を観に行ってくれたそうだ。奥様は以前から芝居を見ているが、テント芝居が初めてだったご主人は、はまってしまったとのこと。有難く嬉しい。
○ 2007/9/16
大和町で本を探し、少し本棚の整理をしていたら、昔の梁山泊のパンフレットが出て来た。
役者達の写真がみんな若い。
16:00過ぎに大和町を出て、井の頭公園の梁山泊のテントに向かう。
「唐版 風の又三郎」の公演も残す所、今日明日の2回。
今晩は小劇場の勉強会のメンバーが何人か見に来てくれる。あと、武蔵野大学の学生や鳥越さんの仲間たちも。
昨日今日は大盛況で、制作も受付前でバタバタしている。
18:00過ぎに、勉強会のメンバーも集まり始める。
18:30過ぎから番号順に並び始めるが、一体何人ぐらいいるのだろう。結構なお客さんだ。
満員のため、客入れに時間がかかり、10分くらい押して開演。
じっくり進む1幕。テンポの良い2幕。怒濤の3幕。後半になればなるほど、時間が短く感じる。
精神病院から出て来た織部と、「栃木くんだりの飯炊き女」のエリカ。こんな周縁の人間の中にもドラマは潜んでいる。
現実の自分と、オルフェとエウリディケの神話の中の自分を行き来する。その移動が今回のバージョンでは良く伝わってくるようになっている。
昔見た、早稲田小劇場の「バッコスの信女」のラストシーンを思い出す。白石加代子さん演じる、ギリシャ悲劇の主人公がうずくまっている所へ、女の子が「花を買って」と近づく。「いらない」と主人公が答えた途端、主人公は戦後の焼け跡の中に佇む老婆に変わる。
いままで演じられて来たギリシャ悲劇はこの老婆の見ていた妄想だったのだ。
ギリシャから戦後へと一瞬のうちに移動する時間は、鳥肌がたった。
今回の「唐版 風の又三郎」は、そのような行き来が、小刻みながらも後半に向けて次第に大きくなり、エピローグではその移動を一巡りした織部とエリカから、風の又三郎と読者に戻ると言う、もうひとつの移動が更にの物語を予感させながら彼方へ去って行く。
素晴しい本と演技だった。
勉強会と武蔵野大学の残った何人かと、毎晩のテント乾杯に残る。
23:00過ぎテントを出て、三々五々分かれる。
武蔵野大学の中島さん、4年の高松君、高橋さん、そして仕事で遅れて来てみることは出来なかったが、45分くらいテントの外で見ていてくれた卒業生の大嶋さんと美舟でもう一杯飲んで、終電でお開き。
卒業生の大嶋さんの話しを聞くと、仕事大変そうだが、頑張って欲しい。でも無理せずにね。
○ 2007/9/17
10:30に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
KNH-HとHMH-Kの図面作成とチェック。
先週末現場への電車で「マニエリスムと近代建築」コーリン・ロウ著 伊東豊雄+松永安光訳(彰国社)を読了。
自明に思っている「近代建築」と言う概念を、深く問い直す論考だった。しかしその思考は、自らの文章を次の段落で客観視するスタイルで、最後まで気が抜けず要約するのが難しい論考だ。全て出なくても、再読したい。
次は「トリュフォー、ある映画的人生」山田宏一著(平凡社ライブラリー)。
脈絡のなさに自分でも呆れるが、無性に山田宏一さんの映画への愛情に接したくなるときがあるのさ。
○ 2007/9/18
天気はよいが、昨日程暑くない。
8:00に事務所。
朝来たらスタッフがいた。OKBの簡単な打ち合わせをして、現場に連絡を入れていた。
メールチェックと日報のアップ。
9:30前事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ向かう。
10:00より打ち合わせ。基本的な計画が決まる。
11:30過ぎ終了。
帰り道、高円寺で各駅停車が止まってしまう。阿佐ヶ谷快速の上り電車が人身事故とのこと。しばらくしたら各駅停車は動き出したが、阿佐ヶ谷駅に入って行く時、駅を出た所で中央線が止まっている。その中央線の運転席のフロントガラスにものすごいひび割れが入っていた。一体なのがあったのか。阿佐ヶ谷駅周辺に救急車が集って来た。
進行中のプロジェクトの確認等。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。角馬場とダートコースを中心に乗り込まれています。12日(水)の段階で中山2週目の芝2000mに出走できる可能性があり、翌13日(木)の朝に追い切りをかけて準備を整えていたものの、結局は除外でした。前走を使ってからトモの感触がくたくたしています。状態に関しては唯一、そこが気がかり。短距離戦を除く、中山3週目のいずれかのレースに投票する予定です。
頑張れ、ボビッシュ。
○ 2007/9/19
昨晩から今朝も涼しく、過ごしやすい。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
スタッフに指示を出し、9:30過ぎに事務所を出てOKBの現場へ。
10:30より定例打ち合わせ。12:00終了。
昼を取り、バスで六本木まで出て、国立新美術館の「安齊重男の“私・写・録(パーソナル フォト アーカイブス)”1970-2006」へ。
3000枚の現代美術の記録は圧巻だ。一枚一枚ゆっくり見て回りたいが、それも大変だ。36年間の写真の中を、時代順に歩いて見ると、内面的な表現から環境的な表現へ少しずつシフトして来ているように感じる。
80年代位から10年くらいが同時代的に感じられ、知人の阿部守さんの写真があって、嬉しかった。
その後、ギャラリー間の「小嶋一浩+赤松佳珠子/CAt Cultivate」へ。
「膨大な敷地」で設計することの挑戦。プロジェクトMURAYAMA:30年をひと区切りとして、広大なランドスケープの中に徐々に建築を立ち上げていく、日産自動車武蔵村山工場跡地での壮大な計画。(敷地面積1,060,000m2)が一番魅力的だった。
具体的になる前の試行だからだろうか。
急いで事務所に戻る。
昨日から建設会社とまとめている、KNH-Hの増減工事金額を整理し、クライアントにメール。
いくつかの連絡事項。
17:00、笹さんが非常勤講師をやっている前橋工科大学の学生と一緒に来所。演劇関連の仕事にも興味があるとのことなので、話しをする。
19:30過ぎ、笹さんに頂いたビールも飲み干したので、阿佐ヶ谷の居酒屋でもう少し飲みながら話す。学生は前橋まで帰るので、21:30お開きに。
○ 2007/9/20
少し蒸すが、気持ちのよい天気。
KNH-Hの連絡事項いくつか。
メールチェックと日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
11:00、武蔵野大学を去年卒業して、建材のメーカーに就職した佐藤さんが営業に来所。浴槽やタイルを製作、販売している会社で、彼女は浴槽担当とのこと。タイル担当の同期の人も同行して来た。懐かしい顔だ。
いくつか設計事務所を紹介する。
15:30、テントの申請について役所から電話が入る。追加説明書の準備途中で、16:30前急いで事務所を出る。
17:00前井の頭公園の唐ゼミのテントへ。しかのさんが既に360度写真の撮影を始めている。17:00過ぎ、シアターワークショップの小林君も見学に来た。
梁山泊のテントに比べ、コンパクトで親密感がある。照明卓をはじめにして色々なものが手作り感に溢れ、ブリコラージュがより親密感を増している。
18:30前終了。この後小劇場の勉強会に参加する予定だったが、役所から追加の指摘事項があるかどうか、ファックスで連絡が入ることになったので、勉強会は欠席させてもらい、事務所に戻る。
役所からの連絡はたいしたことはなかったが、建築主の印等が必要になったので、唐組の辻さんに連絡をする。
20:30辻さん来所。書類を整え21:00前終了。
○ 2007/9/21
8:00に事務所に来て、昨晩整えた書類に少し手を加え、8:20事務所を出る。
9:00三鷹市役所で書類を提出及び差し替え。9:30前終了。これで一段落して欲しい。
唐組のの辻さんに連絡して、事務所に戻る途中阿佐ヶ谷駅で借りていた印鑑を返す。
10:00前に事務所に戻り、メールチェック。
KMHのスタッフ打ち合わせ。日報のアップ。
KMHの軒天の塗装に今朝から入っており、15:00頃には終了しそうだ、と言う連絡が入ったので、14:30過ぎ事務所を出て、銀行に寄って現場へ向かう。
現場に向かう途中から見える様子はなかなか良い。現場では作業は終了していた。早速2階に上がってみる。フレキシブルボードにステインをかけたのだが、なんだか木質系のボードを張ったように見える。もちろんムラがあるが、それはあまり気にならず、自然に見える。外壁が仕上がったらかなり良くなる感触を充分に得る。
初めての試みだったので心配だったが、トライしたかいのある結果になった。
現場を見て回り、17:00過ぎ現場を出て事務所に戻る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
17日(月)の追い切りを行った翌朝から微熱が見られました。乳房炎との診断で、熱さえ治まれば出走に影響はないとのことでした。20日(木)に函館競馬場から、美浦のトレセンに到着。熱も治まっていたため、今週の牝馬限定・芝1200mに出馬投票を行いましたが、除外されてしまいました。現在は普通にキャンター調整を行っており、病気の影響は感じられません。来週の中山、芝1200mへの出走を予定しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。中間はデビュー前の2歳馬の先導役を務めたこともあり、ゲートの設置してある、ダートのEコースでのメニューも消化。20日にはパートナーと一緒にゲートから追い切られましたが、ラストのタイムがかかったのは抑えたためです。来週は前走同様、坂路で追い切る予定。29日(土)、阪神のダート1800mへの出走を目指します。
○ 2007/9/22
9:00に事務所。今週もなんだか疲れてしまい、朝起きるのが少々辛い。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩録画しておいたラグビーワールドカップの対ウェールズ戦を見たが、前半はなかなか健闘していた。途中で眠くなったので見るのをやめてしまったが、さっきネットで見たら72対18。後半もワントライあげているが、この差は仕方がないか。
8月が決算なので、帳簿付けをやらなければならいが、これまでバタバタして出来なかった。昨年分までは終了していると思って、確認してみたら、ほぼ一年分溜まっている。なんて言うことだ。
仕方がないので始めるが、しばらくエクセルを使っていなかったので、単純な作業なのに時間がかかる。
段々なれて来て、半年分を終了する。疲れた。
17:00事務所を出て、吉祥寺に。
吉祥寺の古書店を回り、18:00過ぎに井の頭公園の唐ゼミのテントへ。
しかのさんとチェ・ミキと落ち合い、受付を済ます。
19:00唐ゼミ「鉄仮面」(http://redg.info/~karazemi/)開演。
公衆便所、森、蛇、など初期の唐さんの作品に良く登場するモチーフが散りばめられている。人間のよく分からない深い所にある妄想が、等身大の人間よりリアルに立上がったところに、ドラマが展開する。名作「二都物語」に先行する、34年前の作品だ。
唐ゼミは梁山泊と全く違ったやり方で、唐十郎の世界を作り上げて行く。そのような多様な演出を考えださせるところに、唐戯曲の普遍性を感じる。
深く暗いドラマだったが、見終わった後、清々しい感じがした。むき出しの人間が垣間見えたからだろうか。
21:30過ぎ終演。
梁山泊のメンバーも何人か来ていたし、唐さんも見えていた。
テントには残らず、しかのさんとチェ・ミキと三鷹の居酒屋で喉を潤す。23:30前お開き。
○ 2007/9/23
予定していたことがキャンセルになり、外も涼しいので意を決して、チェ・ミキと手分けして伸びきったジャスミンと定家葛の剪定に取りかかる。
涼しいとはとはいえ、汗が出てくる。2時間以上かかり終了。
45lのゴミ袋に10袋。凄い量だが、涼しげになった。
シャワーを浴びて飲むビールがうまい。
本日のエネルギー、これにて全て終了。
○ 2007/9/24
9:00に事務所。昨日と同じように過ごしやすい。
メールにて連絡事項。
スタッフが打ち合わせテーブルに置いて行った、KMHの資料を検討。スタッフに電話でいくつかの指示を出す。
今日から武蔵野大学の空間造形の後期の授業なので、紹介用のパワーポイントを見直し、去年の資料等を整理する。
日報をアップし、KMHの検討をいくつかして、14:00過ぎに事務所を出て武蔵野大学へ。
今日は変則的で、15:00から空間造形4の授業。久しぶりに、高橋先生と尾辻先生にお目にかかる。アシスタントも4人のうち、3人が新しい人で新鮮だ。
先ず、水谷先生から前期と違い、各先生方のもとスタジオ制で設計を行うこと等のガイダンス。その後、各先生から自己紹介のスライドの説明と課題説明がある。その情報をもとに、学生が参加希望スタジオを選択し、各スタジオ10人以下に収まったので、そのままスタジオに別れ、第1課題について簡単な説明の後18:30過ぎ終了。
帰りに吉祥寺の古書店「バサラ ブックス」(http://basarabook.blog.shinobi.jp/)で、先日目を付けた「荒川洋治全詩集」を入手。
その後、来週の勉強会に向け、「劇的クロニクル-1979〜2004劇評集」西堂行人著(論創社)を入手。同じ演劇のコーナーに「-劇場へ!! 大阪現代演劇祭<仮設劇場>WA全記録」財団法人 大阪都市協会(ビレッジプレス)と言う本があったので、これも入手。ある仮設の良さや苦労、問題が集約されていそうだ。発行は2006年3月。この仮設劇場については知っていたが、こんな本が出ているのは知らなかった。
○ 2007/9/25
朝7:00に起きた時は、雨が残っていたが、8:00に事務所に来る頃には、西の方から青空が顔を出して来た。
メールチェックと返信等いくつか。
日報のアップ。
KMHの検討事項についてスタッフに指示を出す。
明日の小劇場の勉強会の「ザ・スズナリ」の見学の際に実測を考えているので、その実測用の図面の準備をする。
12:00前に事務所を出て、13:00スパラル前でKMHのクライアントと落ち合い、いくつかの家具ショップを回る。
新宿まで出て、最後にカフェで打ち合わせをして、17:00前終了し、事務所に戻る。
18:30、KNHのクライアントが来所。以前改修をさせて頂いた家の、手をつけなかった地下部分の改修の相談。
19:30過ぎ終了。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを併用して乗り込まれています。先週は中山の芝2000mか、ダート1800mのどちらかへの出走を予定していましたが、どちらも除外が確実だったため出馬投票は行いませんでした。トモの感触はあまり変わらないものの、間隔を空けたぶん体調自体は上向いています。今週は札幌の馬房も確保しており、中山のダート1800mか、札幌の芝2000m、ダート1700mのいずれかのレースに出馬投票を行います。想定次第では500万下のレースへの出走も視野にいれています。
○ 2007/9/26
8:00に事務所。
KMHの図面をチェックして、スタッフに指示を書き置き、9:00過ぎに事務所を出る。
以前設計させて頂いたNMHのクライアントに紹介頂いた方が、取得を検討されている土地を拝見するために、10:00に現地で待ち合わせ。そこから車で2つの候補地を回り、11:15近くの駅で降ろして頂く。
事務所に戻り、KMHの現場に行くスタッフと打ち合わせ。
メールチェックと日報のアップ。
16:20、再び事務所を出て、下北沢へ。
小劇場の勉強会の特別編。この2週間テントの建て方見学と撮影が続いているが、今日はスズナリの見学をさせてもらう。
17:00スズナリに着くと、しかのさんが既に360度写真(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の撮影を始めている。勉強会のメンバーで、スズナリの主任さんの市川さんに挨拶。
三々五々メンバーが集まって来たので、市川さんに一通り案内してもらい、早速実測を始める。
劇場やホールはもとより、劇場下の倉庫や受付スペースも実測を行なう。これは貴重な資料になるだろう。
限られた時間だったが、勉強会としても始めてのフィールド調査ということで、貴重な体験だった。
市川さんありがとうございました。
19:00過ぎ終了し、本日特別参加のメンバーも含め10人程で眠亭の2階でお疲れ。
来週の西堂行人さんの話しを聞く会や、勉強会の名称の話しや、くだらない話しも含め盛り上がる。
10:00過ぎにお開き。
写真は、スズナリの受付から外を見た所。
○ 2007/9/27
8:00過ぎに事務所。
半袖に自転車で走ると寒いくらいだ。最近は急激に季節が変わるな。
メールチェックとKMH-Hの連絡事項をファックスしたり。日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
午後、運転免許書の更新で都庁へ。
「優良」なので講習は短いのだが、講習の待ち時間が長く、結構時間がかかった。ともかく次から次に人が来る。
土曜日の阪神1Rにマシェリ、日曜日の中山1Rにアルデュールの出走が決まる。
ここらでどうにか1勝したいな。
○ 2007/9/28
8:00に事務所。
今朝は少し暑く、蒸し蒸しする。
メールチェック。
TRHの階段手すりにネットを張る件を、建設会社の担当者に依頼の連絡。クライアントにも報告のメール。
日報のアップ。役所に3連続テントの申請の問い合わせをする。決済は済んでおり、午前中に書類を作成とのこと。これでやっと一段落。ホッとした。
12:30過ぎに事務所を出て、KNH-Hの現場へ向かう。
14:00過ぎ逗子着。家具のコーディネイトをしてくれた千葉さんと会社の方と落ち合い、建設会社の担当者の車で現場へ。
一通り見て回り、リビングのソファに置くテーブルの打ち合わせを千葉さんと。
16:00前終了。逗子まで送ってもらい、湘南新宿ラインで新宿下車。
久しぶりに新宿の書店とタワーレコードを探索し、18:00過ぎ事務所に戻る。
スタッフと簡単な打ち合わせ。
現場行きの電車の中で、「トリュフォー、ある映画的人生」山田宏一著(平凡社ライブラリー)を読了。
本当に山田さんの本には、愛情が一杯だ。タイトル通りのトリュフォーの映画と渾然一体になった人生が、包み込むように語られて行く。トリュフォーも山田さんも、本当に映画が好きなのが分かる。その映画への愛情に触れ、気持ちが熱くなる。
これは映画という表が持つ特質がそうさせているのか。映画の持つ特質とは。そして建築にはそれがあり得るのだろうか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
30日(日)、中山1Rの芝1200mに出走します。前2頭を追いかけ、3頭併せでフィニッシュする予定だった26日(水)の追い切りは、前へ前へという気持ちが強いあまりに、あっという間に突き抜けてしまい、単走でゴールするかたちとなりました。力は出せる状態。上位争いは必至でしょう。距離短縮での巻き返しを期待しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
29日(土)、阪神1Rダート1800mに出走します。26日には予定どおりに坂路で追い切られ、テンはハロン15秒で入って、ラストは12秒台でまとめました。外枠をひいたので、砂を被らずにジワっと行ける点は、好都合だと思われます。ダートの距離のあるレースは鞍数が少ないため、ある程度のメンバーが揃いました。この相手にどのようなレースができるのか注目したいと思います。
○ 2007/9/29
9:00に事務所。
メールチェックをして、9:30事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
阪神1R、マイネマシェリの馬券を買い、モニターでレースを見る。
スタートも良く、馬群の三分の一くらいに着け良い感じだったが、3コーナーにかかる前にずるずる後退。
結果は16頭立ての14着。まだまだか。
ヨドバシカメラで時計のバンドを変え、事務所に戻る。
メールにて連絡事項いくつか。スタッフが置いて行ったKMHの図面チェック。
午後スタッフが来たので、指示を伝える。スタッフはKMHの現場へ出掛けた。
日報のアップ。
昨日から、「『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する」亀山郁夫著(光文社新書)を読み始める。
光文社古典新訳文庫の「カラマーゾフの兄弟」が話題になった、訳者亀山さんの本。
「カラマーゾフの兄弟」の序文にあたる、「著者より」にある「ふたつの物語」のもうひとつの物語を想像しようとするもの。
この本にも「カラマーゾフの兄弟」に対する深い愛情を感じる。
17:00、NMHのクライアントに紹介頂き、先日住宅建設の候補地を拝見したご夫妻が来所。
いくつか相談事項。18:30前終了。
○ 2007/9/30
雨が降って寒い。
9:00過ぎに大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ向かう。
今日はマイネアルデュールが中山の1R 2歳未勝利1200mに出走。
掲示板で見ると12頭立ての3番人気。
10:05スタート。雨は結構降っているが、いまの所良馬場だ。いつも通りまずまずのスタート。
前走は1500mでブービー。いくつかのレースが押さえなければ、と思わせるレースだった。このレースは馬が走りたいように行かせたい。(http://db.netkeiba.com/horse/2005105499/)
3番手あたりに着けて3コーナーを回り、4コーナーを回る時には、3頭が並んだ。
直線を向いて、ゴール前100m位からが強かった。最後に他馬を2と2分の1馬身離し、嬉しい初勝利。
単勝はもちろん、馬連もいただく。
スプリンターSを検討し、馬券を買って、途中阿佐ヶ谷で晩飯の材料の買い物をして、大和町に戻る。
なんとおまけに、松岡騎手とアドマイヤーコジーンをからめたスプリンターSもゲット。
来年のスプリンターSにアルデュール出走か、の夢をちらりと想像する。
一日中、幸せに過ごす。
○ 2007/10/1
今朝も雨。やはり寒い。
8:00に事務所。メールチェックに連絡事項、日報のアップ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。第1課題の1回目のエスキスチェック。
各自に検討して来たことを発表してもらい、それについてコメントをつける。
まだ皆、ウォーミングアップ状態か。しかし、この課題は4週間しかなく、再来週提出なのでそんなことも言ってられない。
皆ちょっと風呂敷を広げ過ぎに感じる。もう少し課題を良く読み砕き、焦点を絞って考えて行ったほうが良いのではないか。
18:30過ぎ終了し、水谷先生やアシスタントの学生と、三鷹の居酒屋で一杯。
後で、実習棟の中島さん、製図室の山田さん、研究生の宮内さんも参加。
結局、終電まで。
○ 2007/10/2
昨日遅かったので、少しゆっくり起きて、8:30事務所。
メールチェックをして、9:00過ぎに事務所を出て、KMHの現場へ。
10:00からクライアントも交え、塗装の色決め、及びいくつかの未決事項の打ち合わせ。
競馬をご覧になるクライアントなので、アルデュールの初勝利を知っていて、祝いの言葉をかけてくれる。嬉しいものだ。
0:00過ぎに一段落したので、お先に失礼し現場を出て、OKBの現場へ移動。
OKBの定例打ち合わせとクライアントと現場確認。OKBのクライアントも競走馬を持っていたことがある方なので、アルデュールの初勝利を報告。喜んでいただく。
16:00過ぎ、後をスタッフに任せOKBの現場を出て事務所に戻る。
18:00過ぎ再び事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会、今晩は西堂行人さんにお出でいただき、話しをしてもらう。
以前作った年表を壁に張り、自己紹介から会がスタート。
西堂さんの最近の著作「劇的クロニクル」(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%8C%80%93%49%83%4E%83%8D%83%6A%83%4E%83%8B)の年表をもとに、60年代からの演劇についての、西堂さんの時代区分が語られる。
1968年を現代演劇0年としてそれ以前の演劇の状況、またその後から1995年までを3期に区分する話しはとてもスリリングで、面白かった。
1988年までの現代演劇が、劇場や観客と非常に密接な関係にあり、そこに小劇場運動と言うカウンターカルチャーとしての可能性を検証している話しは、とても説得性があった。
そしてその演劇と劇場、観客の関係性の可能性は未だに有効性を失っていず、しかしいまその状況にないことの現実を見据えつつ、これからの演劇状況への希望について語り、一段落。
小劇場の勉強会にとても良いヒントを頂いたように思った。大事にしたいテーマだ。
21:30終了し、後片付けをして、基地バーへ移動。
残った10人弱で、その後はラフな芝居話と意外な西堂さんのサッカー話で、楽しい時間だった。
西堂さんありがとうございました。
マイネルボビシュ
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。出走を予定していた先週は、中山のダート1800mに出られないと見て札幌のダート1700mに出馬投票したものの、中6週のボーダーラインで痛恨の除外。未勝利戦への望みが絶たれました。可能なら、東京開幕週の500万条件のレースにエントリーする予定。出走が叶いそうになければ、改めて厩舎側と今後を相談します。ここにきてトモの踏み込みは良くなってきました。
○ 2007/10/3
さすがに昨日一昨日と疲れてしまい、少し遅く9:00前事務所。
昨日一昨日と事務所にいる時間が短かったので、連絡事項やスタッフとの話し、雑務が多い。
10:30、スタッフ希望の方が来所。ポトフォーリオを拝見しながら、話しを伺う。
11:30終了。
午後は連絡事項や日報を書いたり、雑務をしたりでアッと言う間に時間がたって行く。
雑務ついでに。帳簿付けを最後までやってしまう。
○ 2007/10/4
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
決算の資料をまとめる。
午後、荻窪の会計士事務所に自転車で資料を届ける。
合間にスタッフと確認事項いくつか。
夕方から、来週の理科大の講義の準備を始める。
マイネルボビッシュが7日の東京8R500万下に出走が決まる。3歳の未勝利戦がなくなり、きついだろうが頑張って欲しい。
○ 2007/10/5
8:00に事務所。
最近は週末になると、段々朝がきつくなる。歳か。
メールチェックと連絡事項いくつか。
武蔵野大学の学生から課題のエスキスが届いていたので、チェックして返信。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
HMH-Kのスケッチ。
来週の理科大のレクチャーの構成の検討とスライド準備。
15:00、クライアントや知人の紹介で、先日から相談を受けている住宅の件で建設会社に話しを聞くために、事務所に来てもらった。
両方とも予算的にボーダーにあるので、その可能性を伺う。
終了後、再びレクチャーの準備。
18:00、もう一社建設会社に来てもらい、ヒアリング。
最近は土地が高く、そのため建築にかける費用が限られてしまうケースが多い。昔からその傾向はあるが、このところそのバランスが、ちょっとビックリする状態になりつつある。
ヒアリング終了後、スタッフとそのあたりについて雑談。
建設の総予算が限られた場合、簡単にいえば、規模はそのままに坪単価を下げる努力をする方向に向かうか、坪単価の水準をある程度確保して規模を縮小して行くか、の2つの選択肢がある。
もちろん、現実はそんなに分かりやすくなく、それ以外の要素や、規模と坪単価も1対1の関係を保っているわけではないが。
スタッフの一人は、坪単価をある程度確保しなければ、建築としての質(物理的なものはもちろん、表現としての)を確保できなのではないかと言う。だから規模を縮小することを検討すべきだと。
しかし、これは現実難しい。それは、スタッフも理解している。
逆に、坪単価を下げるために、計画を平準化されたレベルから開放する方法があり、(うまくいえなく、抽象的ですね)そちらに僕は可能性を感じている。
でもよく考えてみれば、どちらにしても、クライアントとどれだけ共犯者になれるか、ということが大事な部分であることに気付く。
先日の勉強会で、西堂さんが最近の演劇状況を、産業化されててしまっている、と話していたことが思い浮かぶ。
60年代からの小劇場運動は、やむにやまれぬ演劇表現であったのだが。
もちろん建築ははなから産業である。いやいや本当にそうなのか。でも、いまの建築は良い意味でない産業化してしまっているように感じる。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
30日(日)、中山で出走し、嬉しい初勝利を挙げました。二の脚も速く、馬なりのまま2番手へ。坂の手前でステッキが入ると良い反応を見せ、坂を越えると一気に後続を突き放しました。相手が弱かったとはいえ強い勝ち方です。松岡騎手は「お待たせしてすいません。本来ならこんなところにいてはいけない馬。少しむきになっていた点は気になりますが、これからじっくり競馬を教えていきます」と振り返っていました。レース後は普段より熊癖が激しく、少しイライラしている様子。ここで一息入れることになりました。きのう4日(木)にビッグレッドへ移動しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
29日(土)、阪神で出走し、14着でした。ある程度前に行く意気込みでしたが、2ハロン目が速く、好位まで押し上げるのがやっとで、道中は動かずにためます。勝負どころから他馬が動き出すと後退。直線では馬群から離されまいと踏ん張るのが精一杯でした。太宰騎手は「バテている訳ではないが、勝負どころで動けませんでした」とコメント。今後、どういう条件のレースに出走させるのか悩むところです。
○ 2007/10/6
8:30過ぎ、大和町でキーコキーコ言い始めた自転車に、クレ556をくれ、タイヤに空気も入れ、颯爽と事務所へ向かう。
といっても特別な自転車ではなく、ママチャリなのですが。
しばらく走ったら、ハンドルを取られる。あれおかしいなと思って、前輪をみると、空気を入れたはずなのにぺしゃんこになりつつある。
さっき前輪が何かを踏みつけ、嫌な感じがしたが、パンクか。
まだ、それほど来ていなかったので、自転車を押して、いつも行くおじさんの自転車屋さんに行くが、まだ開いてなかった。
しかたがないので、大和町に戻り、いつもチェ・ミキが乗っている自転車に乗り換える。昨晩からチェ・ミキは同窓会で浜松に行っているので、助かった。
結局9:00過ぎ事務所へ。
メールチェックし、スタッフが置いて行った資料をチェック。
溜まっていた日報をアップ。
来週のレクチャーのスライドのスケッチ。
10:30前、先日とは別のスタッフ志望の方が来所。ポトフォーリオを見せてもらいながら、話しを聞く。11:30終了。
14:00過ぎ事務所を出て、世田谷文学館へ。「植草甚一/マイ・フェイヴァリット・シングズ」(http://setabun.jp/exhibition/uekusa/)を見に行く。
高校から大学にかけて、まさしくマイ・フェイヴァリットだった人。一度厚生年金会館のコンサートで、サインをしてもらったこともある。そのスケッチブックをいつも探しているのだが、出て来ない。多分ミンガスのコンサートだったと思う。
植草さんは早稲田の建築を除籍になり、映画会社に入って、植草流ライフスタイルを作り上げた。展示された沢山のものを見ると、権威的なものが嫌いだったのじゃあないか、と思う。だから建築もやめたのかな。
愛情のこもった、とても良い展覧会だった。
17:00過ぎ事務所に戻り、引き続きスライドの準備。
テレビを見ていたら、「フラガール」が始まったので見てしまった。
先生が一人で踊っている所を見て、初めて皆が先生を認めた踊りと、フラダンスを認めてくれないお母さんが、偶然稽古場に来た時に主人公が踊る踊りが同じで、それで反対していたお母さんが協力してくれるようになったり。
先生が初めてフラダンスを皆に教える時に、フラダンスの振りは手話と同じと話し、「わたし あなた たいせつ(定かではないが)・・・」 と始めて行く。その先生が街の人たちから出て行けと言われ、汽車で去ろうとしている時に、生徒達が駅に向こうから先生に向けて、同じ振りをする。
等映画らしい憎い繰り返しがあり、なかなか楽しめる映画だった。
昨晩これも見てしまった、「バットマン ビギンズ」より数段、愛情のこもった映画だった。
○ 2007/10/7
朝、大和町のテーブルまわりを片付け、パンクしてしてしまった自転車を押して、近くの自転車屋さんのおじさんのところへ。
なんとパンクではなく、空気を入れる部分のバルブがいかれてしまったのだった。
ついでに前輪ブレーキと、ギアのワイヤーを交換してもらう。
いつもながら、おじさんの手際に感心してしまう。
結構時間がかかってしまったので、慌てて大和町に戻り、昼飯を作って食べ、再び大和町を出る。
府中の東京競馬場に向かう。
8Rにボビッシュが出走する。13:10過ぎ、トキノミノルの前で馬主会の桐山と落ち合い、パドックへ。
昔立ち止まったり、いらついていたのだが、いまはそのかげもない。
本馬場入場と返し馬を見て、馬券とビールを買いに行く。
13:50、スタート。今回は初めてのダート。芝の所を少し走るスタートは良かったが、ダートコースに入ってもたついている。
4コーナーを回るまで、中段につけていたが、直線は良い所なく10着。
桐山と別れ、大和町に戻る。
16:00過ぎ、浜松に行っていたチェ・ミキが、東京出張のチェ・ミキの友人ハマちゃんと戻って来た。
再び大和町を出て、阿佐ヶ谷の区民センターでやっている、西荻の父がはいっている絵のサークルの展覧会へ。
そこで父と妹の旦那の滝島君と落ち合い、皆で近くの居酒屋へ。
20:00お開きに。
大和町に帰って来て、ハマちゃん、チェ・ミキと軽く2次会。
二人はまだ話していたが、先に休む。
○ 2007/10/8
9:00に事務所。
メールの返信や連絡事項をいくつかしていると、結構な時間がたってしまう。
スタッフが置いて行ったKMHの図面や模型をチェック。
今週のレクチャーのスライドを少し入れ替え、話しの粗筋をスケッチ。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形4の第1課題の最後のエスキスチェック。
材料や場所等、具体的な部分が詰まっていない。まあ、第1課題は短時間で提出なのでしかたがに部分もあるが、そこがきちんと計画出来ないと、絵に描いた餅になってしまう。各自に具体的な細かい検討事項をアドバイス。
18:30過ぎ終了。
学校を出て、阿佐ヶ谷で自転車をピックアップして、高円寺の「成都」へ。
チェ・ミキの最初の会社の同期の4人組、名前は「魔女会」に参加。
一年ぶりだそうだ。
いまは大阪にいるハマちゃんが来京したタイミングで集まっている。
「成都」結構のみ食いし、大和町に場所を移し、引き続き2次会。
今晩もお先に失礼するが、何時に寝たか覚えていない。
○ 2007/10/9
昨晩飲み過ぎでさすがに辛く、9:00に事務所。
10:00にスタッフが来たので、昨日のチェックを伝える。
薬局に行って、胃腸薬を買って飲む。
13:30前に事務所を出て、KMHの現場へ。
14:30から、クライアント夫人とお母様と塗装仕上げの確認。現場を一通り見て回り、16:00終了。
塗装業者さんも入って来たので、その後、塗り分けの確認も行なう。
17:00過ぎ現場を出て事務所に戻る。
溜まっていた日報のアップ。
マイネルボビッシュ
7日(日)、東京で出走し、10着でした。好スタートを切り、芝の部分での行きっぷりは上々でしたが、ダートに入ったところで後退。押っつけながら中団を追走します。インぴったりをまわり、4コーナーでは内外の差から位置取りをあげますが、直線で伸びてくる脚はありませんでした。池田騎手は「最初は気を使っていたけど、ダートの走りは悪くありませんでした」とコメント。これまでの成績を考慮して、残念ながら引退が決定しました。長い間ご声援ありがとうございました。
ボビッシュ、お疲れさま。
○ 2007/10/10
8:00に事務所。寒くなって来た。
メールチェックと日報のアップ。
明日のレクチャーの資料を準備。
14:30前に事務所を出て、井の頭公園へ。
今日は唐組のテントをしかのさんと撮影さてもらう。
3つのテントを連続して見て、それぞれに特徴があり良さがあるが、やはり唐さんの紅テントの凄さがよく分かった。
1967年にテントで芝居をやることを思いついた唐さんの天才は凄い。
西堂さんの話し以来頭に残っている演劇の産業化から、一番遠くに投げられた石が、紅テントだったのではないか。
40年間テントで芝居を続けて来た、何とも言えない空気が、紅テントにはある。もちろんその間、テントは代変りしているが。
ゆっくり昼間に紅テントが見れて、幸せだった。
写真は360度写真を撮影中のしかのさん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)。
しかのさんに後をお願いして、16:00過ぎにテントを出て、吉祥寺のヨドバシカメラでフラッシュメモリーを買って、事務所に戻る。
撮って来た紅テントの写真を、明日のレクチャーのスライドに加え、完成したデータをメモリーに移す。
テントの写真をスタッフに見せ、つい興奮気味に唐さんや寺山さんの凄さを語ってしまった。
○ 2007/10/11
8:00に事務所。
メールチェック。
武蔵野大学の学生からエスキスのメールがはいっていたので、いくつかアドバイス。
その他連絡事項も多く、日報をアップし、気がつけば10:00。
HMH-Kのスケッチをして、構造事務所にメール。
12:30前に事務所を出て、理科大の野田キャンパスへ向かう。
14:00に東武野田線の運河駅で、シアターワークショップの伊東さんと待ち合わせだが、つくばエクスプレスが途中で停電になってしまい、10分程遅れて到着。
伊東さんが建築学科の後期に「建築と芸術」(http://syllabus-pub.jp/tus-ac/SubjectDetail.do?subjectid=6715122204)と言う授業を担当していて、その特別講師として声をかけて頂いた。
建築と同時に演劇、映画に関わっていることについて一コマ話しをすることになっている。
駅で伊東さんと落ち合い、学校へ。広々としていて気持ちがよいが、凄い所にキャンパスを作ったものだ。
理科大の川向先生に挨拶をして、14:40過ぎからレクチャー。
スライドと「夜を賭けて」(http://www.artone.co.jp/yorukake/)「ガラスの使途」(http://www.artone.co.jp/garasunotsukai/)のDVDの予告編などを使い、1時間強話しをする。
25年前、衝撃を受けた小劇場の第一世代の話しから始め、梁山泊での舞台美術作りの過程や、映画のセット作り、そしていくつかの住宅について。見るもの・見られるもの、視点の移動、日常・非日常のリアリティーなどについて話す。
武蔵野大学でも自己紹介のスライドレクチャーをやるが、スタジオ制の他の3人の先生方とやるので、とても簡単なものだ。
それでも、3年間やってくると自分の中での建築と演劇・映画の関係を、少しずつ言語化出来るようになって来ていた。
そのような状況で、一コマしゃべるためにスライドをまとめ、シナリオを考える経験は、大変貴重な経験だった。
何か制約がかからないと、なかなか一人では進行出来ない作業なので、いろいろ迷い、整理に時間がかかったが、とても良いまとめが出来た。
伊東さんに感謝。
帰りの駅で、理科大の講師をしている、建築家の田辺芳生さんと凄く久しぶりに出くわす。
最初はお互いに、疑心暗鬼だったが、次第に思い出したら、なんともっと昔、伊東さんとも面識があったとのこと。
秋葉原まで電車でご一緒する。
秋葉原で下車し、リビナヤマギワにKMHの照明器具の確認に行く。
駅まで戻る帰り道、今度は建築史研究室の先輩の宮沢さんと出くわす。宮沢さんとも久しぶりだった。
今日はそんな日なのだろう。
その脚で、吉祥寺に向かい、吉祥寺シアターの小劇場の勉強会へ。
19:00の時点で、4人だったが、次第に増え、最後は8人参加。
これまでの活動を整理して、今後の計画を話し合う。
21:30前終了。今晩は基地バーには行かず、解散。
大和町に戻ると、外出途中事務所に電話を入れた際にスタッフに指示した、KNH-Hの現場作業についての連絡ファックスが来ていた。
建設会社の担当者に連絡するも、連絡つかず、明日早めに連絡することにして、伝言をいれる。
○ 2007/10/12
昨晩の連絡事項があるので、7:00過ぎに事務所。
KNH-Hの建設会社の担当者に連絡し、作業の確認。
その他、メールにて連絡事項いくつか。
日報をアップしたら、今朝も10:00近くになっていた。
スタッフとKMHとOKBの打ち合わせ。
建設会社と明日の打ち合わせの資料のやり取り。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBの現場へ。
14:00より定例打ち合わせ。15:30クライアント打ち合わせ。
16:00過ぎ終了。バスで六本木に出て、アクシスビルの地下1階のリビングモチーフと言うショップへ。KMHのリビングの椅子の候補を確認に行く。
戻って、明日の打ち合わせの準備。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。先週末から昼夜放牧を開始しています。トレセンからの輸送で馬体重が落ち、到着時の計測では430キロ(前走比マイナス20キロ)でした。2週間ほどゆっくりさせ、回復を促す予定。いまのところは、年末の中山開開催幕週の平場・芝1200mを叩いてフェアリーS・芝1200mに向かうプランが有力。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。レース後も疲れたところは見せておらず、今週は追い切りこそ行わなかったものの、17秒前後のキャンターを中心に体調を整えています。距離延長で結果が出なかったことから、次走は距離を短縮することに。20日(土)、京都の牝馬限定・芝1200mへの出走を予定しています。
○ 2007/10/13
8:00に起きて、大和町の片付け。
10:00、NMHのクライアントの紹介で、先日から住宅建設の相談にいらしているご夫婦が見える。
拙宅の中を案内し、昨日建設会社から出て来た資料をもとに、予算を中心に話す。
11:30過ぎ終了。
買い物に出るチェ・ミキと昼を取った後、事務所へ。
日報のアップや連絡事項いくつか。
図書館に借りていた本を返し、リクエストの本をピックアップ。
15:00過ぎ再び事務所を出て、大和町へ。
16:00、今度は知人のお姉さんご夫婦が、知人と一緒に住宅建設の相談に見える。
やはり拙宅の中を案内し、資料をもとにいろいろ話す。
18:30終了。
○ 2007/10/14
一日大和町。
なんだか疲れているが、6:00頃目が覚め、二度寝するも8:30には寝付けず起きだす。
昨日の住宅建設の相談で話したこともとに、つらつらとスケッチ。
設計で一番楽しい時間。
午後早めに阿佐ヶ谷まで買い物に行って、夕方は早めに風呂に入り、昨日の来客に備え、慌てて片付けた本をビールを飲み、整理しながら読む。
夜は早めに寝る。
○ 2007/10/15
昨晩は良く寝たので、疲れが取れたようだ。
8:00前に事務所。
KNH-Hの建設会社に連絡。
メールチェックとその返信や連絡事項。日報のアップ。
HMH-K の建設会社にレベル測量をお願いする。
11:00過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日は空間造形4の前半の課題の提出、講評会だ。
12:00過ぎに製図室に行くと、提出された図面や模型が並んでいる。
ざっと見て回り、13:00から講評会が始まる。
1人5分ずつのプレゼンを、3人1組で行ない、その後先生方が講評を加えて行く。
4週間しかない短い課題だが、なかなかの力作揃い。
28人の学生の発表が終了したのは18:30頃。
さすがに疲れたが、後半の課題への手応えは得られた。
先生方とアシスタントのまとめがあり、その後、各スタジオごとに次の課題の簡単な説明をして、19:00前終了。
水谷先生とアシスタント3人と10人強の学生で、三鷹の居酒屋で打ち上げ。
実習等の中島さんと準備室の山田さんも後半から参加。
話しが弾み、自転車で帰る学生を残し、水谷先生と中島さんと終電に走る。
お疲れさまでした。
○ 2007/10/16
さすがにゆっくり起き、9:00過ぎ事務所。
連絡事項やスタッフとの打ち合わせで午前中が過ぎて行く。
13:00過ぎ事務所を出てKMHの現場へ。
クライアント夫人にもお出でいただき、最後の色決め。
内部塗装も8割り方完了し、クロスも仕事を始めている。
どんどん完成に近づいて行く。
明日から外部足場解体。
16:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
先週末から電車の中では、「建築家の講義 ルイス・カーン」香山壽夫訳(丸善・http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4621078038.html)を読んでいる。
その中のひとつ「白い光、黒い影」はとても美しく、力強いレクチャーだ。
ひとつひとつの言葉が深い思索の底から拾い上げられたような言葉で、心にしみてくる。
自分の軽佻浮薄さが身にしみるな、これは。
しかし、素晴しい本なので、昨日の講評会後の打ち上げで、学生達にすすめた。
何度も読み返したい講義だ。
○ 2007/10/17
久しぶりによい天気だ。気持ちよい。
8:00に事務所。メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスタッフ打ち合わせや連絡事項。
14:30過ぎ事務所を出て、新宿高島屋のキタニのショールームへ。
KMHのクライアントがソファの候補にあげたものを確認に行く。
素敵な家具で、新しいスペースにとてもあいそうだ。
キタニのショールームで開催中の「フィン・ユールの世界展」も見てくる。
大和町にある家具で、多分フィン・ユールがデザインしたものではないかという椅子と同じものがあり、キタニのスタッフの方からこのデザインなら間違いなく、フィン・ユールのデザインだと言う話しを伺う。
その後、ハンズとジュンク堂に寄って、事務所に戻る。
○ 2007/10/18
朝起きたら、なんだか鼻と喉の奥がムズムズする。
風邪かな。そういえば、月曜日の講評会後の打ち上げで、前に座った学生が週末他の学生に風邪をうつされた、と言っていたっけ。
8:00に事務所。自転車に乗っていても、随分寒くなって来たのを感じる。
メールチェックと日報のアップ。
午後、お隣のギャラリー「スペース煌翔」(http://www.kohsho.co.jp/index.html)の「萩原朔美写真展」に伺う。
展示されている写真はモノトーンで静謐だ。入り口に告知されていた、案内の写真は、前を通るたびに何度も見ていているが、何度見ても新鮮だった。
コーヒーを頂きながら、萩原さんの映像作品を見せてもらう。
夕方になって、風邪の症状がはっきりして来た。今晩は小劇場の勉強会。迷ったが、伊東さんの声かけで、原宿の銕仙会の能舞台を設計した今井俊介さんがゲストにいらっしゃる、という会なので、18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ向かう。
勉強会は21:30過ぎ終了。いつもの一杯には行かずに、お先に失礼する。
マイネマシェリ、20日京都2Rの出走決まる。
○ 2007/10/19
少しゆっくり起きて、8:45事務所。風邪は昨日と同じような状況だ。
メールチェックと日報のアップ。
今週始めから、Project Nyx「動物園物語」エドワード・オールビー作 金守珍演出の本を読み始め、昨日ひとつスケッチをした。今日はハヤカワ演劇文庫の解説を読む。
HMH-Kのレベル測量データを建設会社が送ってくれたので、スケッチ。
午後、会計士事務所に決算の資料をとりに自転車で行く。
16:00過ぎ、隣のギャラリー「スペース煌翔」のオーナーから電話を頂く。今日は展覧会最終日で、萩原朔美さんがみえているので来ませんか、とお誘いいただく。
早速伺い、お茶を頂きながら、天井桟敷や梁山泊の話しをし(梁山泊何度かご覧になって頂いていた)、ぜひ小劇場の勉強会で、初期の天井桟敷の芝居について話しをして頂きたい旨伝え、了解頂く。勉強会も段々責任重大になって来た。
30分程話し、お知り合いの方がみえたので、暇する。
18:30前、事務所を出て梁山泊のアトリエへ。
Project Nyx(http://www.project-nyx.com/)「かもめ 或いは 寺山修司の少女論 2007」を見に行く。
今日は萩原朔美さんと話したり、この芝居だったりで、寺山デイだな。
20:30芝居終了。満点星の喫茶で、軽く一杯頂き、梁山泊のメンバーと話しをして、最後に「動物園物語」のセット話しを金さんとして、20:30満点星を出る。
外は雨。自転車に傘で、結構濡れてしまった。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。疲れが取れてきたようで、むくみがちだった脚がすっきりとして馬体もふっくらしてきました。2週間の短い休みでしたが、あす20日(土)からの騎乗再開を予定しています。調教では動くので、乗り始めれば仕上がりは早いタイプ。来月中〜下旬あたりの入厩を目指して始動します。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
20日(土)、京都2Rの芝1200mに出走します。17日(水)の追い切りは、ラスト3ハロンが前走の阪神に臨む前に行ったものとほぼ同じタイム。テンがゆっくりだったわりには伸びが平凡でした。新馬戦においては2ハロン目で10秒台半ばのスピードを見せた馬。距離短縮で踏ん張りが変わればと期待しています。
○ 2007/10/20
風邪が喉に来たようだ。
ゆっくり起きて熱を測ると、37度ちょっと。
怠く、咳も出るので、今晩の唐組は取り止めにする。
9:30に事務所に来て、今晩一緒に行く予定の方々にメールにて連絡。
9:45過ぎ慌てて事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
電話投票やグリーンチャンネルに加入していないので、風邪なのだが馬券売り場へ行くしかない。
10:40、京都第2レース発走。11番一番外枠からスタートしたマシュレはいつもながら良いスタート。3・4番手を進む。しかし、4コーナーを回ると、他馬がスピードを上げるが、マシュレはそれに対応出来ずに、ずるずる下がって行く。結果は7着。距離が短くなり、芝に変わったが、レース展開はいままでのレースと変わらなかった。
阿佐ヶ谷まで戻って来て、とりあえず医者に行って診察してもらい、事務所に戻る。
スタッフが置いていたKMHの打ち合わせ事項を確認。
連絡事項をいくつかして、13:30過ぎに事務所を再び出て、KMHの現場へ。
15:00からクライアント打ち合わせ。
外部足場も外れた。途中の崖下から見る外観は、よしよし。
内部もどんどん完成に近づいている。
クライアントは17:00前に終了。
クライアントのオープン・ツーシ−ターの車で、駅まで送って頂く。初めてオープン・ツーシ−ターに乗ったが、車高が低く、風邪が客席を巻くようで気持ちがよい。
事務所に戻り、いくつかの雑務をして、早めに大和町に戻る。
医者が、いまの風邪は皆だるくなる、と言っていたが、たしかに現場行き帰りの電車の中では、とても眠くなり熟睡してしまった。
迷っていたが、年内はとにかくドストエフスキーを読むことにして、「悪霊」江川卓訳(新潮文庫)を電車の中で読み始める。
だから眠くなった、というわけではない。
1歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークに滞在中。昼夜放牧に並行して馴致を行っています。装鞍までは大人しくしていましたが、サイドレーンを付けてドライビングの稽古を行う頃からワガママな面を見せ始めるように。多少神経質なところもあり、ハミが利かなくなるときがあります。それでも醸し出す雰囲気は大物そのもの。筋肉は収縮性があって柔らかさを感じます。じっくり進めて人との信頼関係を築いていきたい考え。馬体重は482キロでした。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース美浦・厩舎未定… レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。臆病な面はありますが、馴致のときから大人しく、扱いやすいのは坂路に入れているいまも変わりありません。柔らかさの方が先行し、芯に力が足りない点はあるものの、現時点での完成度は高く、スタッフも「とても乗りやすい」とコメントしています。本当に力を付けるのは3歳以降になるのかもしれません。馬体重は9月下旬の計測で449キロでした。
○ 2007/10/21
出来るだけゆっくり寝ても、9:30には寝てられなくなり、起床。
本を読んだり、北京マラソンを見て、だらだらする。
午後ちょっと、夕飯の材料を高円寺と鷺宮の魚屋に買いに行くだけ。
一日大和町。
風邪はひどくならずにすんでいる。
○ 2007/10/22
まだ、症状は少しあるが、風邪は大丈夫そうだ。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項、日報のアップをしたら10:00になってしまう。
武蔵野大学の空間造形4の第2課題は今日から始まるので、その課題関連資料の確認を行なう。
13:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
課題は「吉祥寺ハモニカ横丁のスタジオ」。スタジオの事例研究をしてくるように先週アナウンスしたのに、何人かはやって来ていない。困ったものだ。今週末から学園祭なので、その準備が忙しいと言うことだが、それは理由にならない。
ともかく、準備して来た学生の発表をして、スタジオの定義について話し合い、16:45学校を出てハモニカ横丁へ向かう。
皆、ハモニカ横丁は知っているが、あまり来たことがないそうだ。ハモニカ横丁の路地をすべて巡り、18:00前に全員で「美舟」にはいる。
「美舟」は2階にあり、窓からハモニカ横丁の路地を見下ろすことが出来る。一杯飲みながら、ハモニカ横丁について話すも、すぐに話しは脱線して、後は一気に飲み会モード。
20:00前くらいに、水谷先生のスタジオも合流して飲む。何人かの学生は学園祭の準備で帰り、12:30過ぎ学生を残し、水谷先生と終電で帰る。
○ 2007/10/23
少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェックト連絡事項いくつか。
スタッフが置いていたKMHの図面を確認し、スタッフに指示。
Project Nyx(http://www.project-nyx.com/)「動物園物語」の図面スケッチと資料準備。
13:00過ぎに事務所を出て、OKBの現場へ。
定例打ち合わせ。15:30過ぎに、後をスタッフに任せ、現場を出る。
その脚で、東中野の梁山泊の稽古場へ。
稽古場では「動物園物語」の稽古が進められている。
しばらく稽古を見て、一段落した所で、セットの簡単な打ち合わせ。
17:30過ぎ、打ち合わせ終了。
この後、夜は「風のほこり」の旅公演の稽古。皆準備を始めていた。
18:00過ぎに稽古場を出て、事務所に戻る。
○ 2007/10/24
8:00前に事務所。
朝はかなり寒くなって来た。気がつけばもうすぐ11月だもんなあ。
メールチェックと日報のアップ。
小劇場の勉強会の宿題になっている、スズナリの1階倉庫と受付の実測の図面化を行なう。
午後出来上がったので、メーリングリストで送付。
銀行に行ったり、雑務いくつか。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
○ 2007/10/25
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
明日明後日のスケジュールを検討するため、土曜日にオープンハウスを行なう朝倉君に電話連絡。
昨日、KMHの現場へ行って来たスタッフが撮って来た写真を見る。一歩ずつ、完成に近づく。
Project Nyx(http://www.project-nyx.com/)「動物園物語」の図面を作成し、梁山泊へメール。
等々力のプロジェクトのたたき台を仕上げ、建設会社へメール。
この2つを片付けたことで、明日明後日の行動の目どころがついた。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。学園祭などが近いからか、若い人の参加はない。いままでの作業の状況を確認して、今後の進め方とまとめる方向性の話しをする。勉強会の目的を未だ確定出来ずにいる。各人の興味が微妙に違い、それらがまだ平準化しているので、そのような状況にある。
21:30前終了し、近くの基地バーで一杯やって22:30過ぎお開き。
○ 2007/10/26
冷たい雨が降る。
8:00に事務所。
今日は昼前に出掛け夜まで外だし、雨も降っているので、自転車を駅そばの駐輪場において、事務所まで来る。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェック。昨日の図面で気がついたことをスケッチ。
スタッフと進行中のプロジェクトの打ち合わせ。
12:00前に事務所を出て、明日がオープンハウスなのだが、予定があるので本日見せてもらうことになった、朝倉君の住宅へ向かう。
相鉄線の弥生台駅から歩いて10分強。この辺りまで来るとまだまだ緑が沢山残っている。ほとんど山道のような細い道の先に自動車道が通り、そのまわり住宅が建っている。
平面や立面に正方形を意識した2世帯住宅。1階はワンフロアーで回遊出来、2階から3階は渦巻くように展開して行く。
なかなか気持ちのよい住宅だった。
他に見学者はなかったので、つい話し込んでしまい、15:00前慌ててお暇して武蔵野大学へ向かう。
今日から学園祭で、先日の飲み会の際に、皆頑張って準備しているので、見に来て欲しいと言われていた。
しかし、相鉄弥生台から東京西東京市までは遠かった。17:00少し前にやっと武蔵野大学へ到着。
これも住環境の学生が作ったゲートをくぐって、実習棟へ向かう。
学生達が出迎えてくれる。1年から3年までの課題を並べた展示と、ここ何年か続けている、学校の近くの市の特徴的な住宅を調査するプロジェクトの中間発表。50分の1の模型が大きな敷地の上に幾つも並んでいる。その敷地は1m30cm持ち上がっていて、敷地の下に入って行って、所々から顔を出すことが出来るようになっている。(写真がそれです。)
また、2階ではパソコンとダイオードを使ったインスタレーションがセットされている。
かたや手の跡が残る模型を沢山使った展示。かたや手の跡をなるべく感じさせない展示。この両極が今建築の世界には確かにある。意図していたのかは定かではないが、そのことがよく分かる展示になっていた。
それぞれを説明してくれる学生は、ともかくやりきったと言う感じで、誇らしげだった。お疲れさまでした。明日以降も沢山の人に見てもらえると良いな。
18:00前に学校を後にして新宿へ。タワーレコードでミッシェル・ルグランの「ロッシュフォールの恋人たち」のサントラ盤を探す。このなかにとても好きな曲があり、全部を聞いてみたくなった。映画界で一番美しい姉妹、カトリーヌ・ドヌーブとフランソワーズ・ドルレアックの二人が出ている映画はまだ見ていないが。
なんと、ミッシェル・ルグランは今月末から来日公演があるそうで、長らく絶版だった「シェルプールの雨傘」もあった。さらにヌーベルバーグに書いた曲を集めたCDまであり、つい入手してしまう。
19:15、歌舞伎町の先のホテル街のすき焼き屋さんで建設会社の方々と会食。スタッフの二人も参加。スタッフは1次会で帰ったが、もう一軒行って、22:30お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。20日(土)に予定通り、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。休養明け初日から走る意欲が満々。抑えるのがやっとです。22日(月)からはMブリッツの直後につけて我慢させる縦列調教を行っています。乗り手は「馬は元気なんですが、背中にちょっと疲れが残っている。そのあたりに気を付けて進めていきたい」と話していました。馬体重は474キロ。前走比ではプラス24キロ。トレセンから戻ってきた2週前との比較ではプラス44キロ。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
20日(土)、京都で出走し、7着でした。好スタートを切りますが、二の脚がつかず、徐々に後退。隊列が落ち着いてきたところで、3番手まで押し上げ、そのまま4コーナーをまわります。直線に入り、前の2頭に並びかけようとしますが、なかなか差を詰めることができず、ゴール前では後続馬からもかわされてしまいました。道中の感じは悪くはありませんでしたが、追い出してからの反応が物足りません。帰りの馬運車で暴れて5針縫う外傷を負いました。患部が落ち着きしだい、ビッグレッドに移動する予定です。
○ 2007/10/27
台風が太平洋沿岸を北上しつつある。朝から雨だが、それほど寒くない。
9:00に事務所。メールチェック、連絡事項いくつか、日報のアップ。
12:30過ぎに事務所を出て、荒川区のサンパール荒川の「荒川アートアカデミー2007 「伝統芸能の今を語る」(http://www.sunpearl-arakawa.com/event.html)へ。
この企画はシアターワークショップの伊東さん達がプロデュースしている。
地下鉄で町屋まで行って、都電荒川線へ乗り換えて、荒川区役所前駅まで。昨日は南から西へ。今日は北東へ、まさに東奔西走、東京を移動だ。
今日は第3回目で、「歌舞伎の舞台美術の現在」と言うテーマで、金井勇一郎さんのお話。
金井さんは舞台美術家で、金井大道具という歌舞伎の大道具等を扱う、老舗の4代目。建築学科を出ていて、まだお若い。
舞台美術家として関わっている、スーパー歌舞伎、コクーン歌舞伎、平静中村座という、いままでの歌舞伎とは一味違う歌舞伎の舞台についての話しで、なかなか面白かった。
梁山泊がやっていることとかぶる部分も多く、規模は違うが、面白いことをやるためにかけられている労力に、妙に納得してしまう。
16:00終了。金井さんにご挨拶をして、会場を出る。
外はまさに暴雨風。さしている傘が折れ曲がりそうな風が、時折吹く中、都電の駅まで行って、事務所に戻る。
○ 2007/10/28
9:00前起きる。
先日買って来た「ロシュフォールの恋人たち」を聞く。この中の好きな曲、ジャズのスタンダードでは「You Must Believe In Spring」と言う題だが、原曲は「マクサンスの歌」(もちろんフランス語でだが)と言う曲だった。そしてこのCD売り文句にあるように「夢のように美しく楽しいアルバム」だ。聞いているだけで幸せな気分になれる。フランス語で歌うと、文字通りシャンソンだ。
10:30にOZONE主催の住宅見学会へ。
阿佐ヶ谷にある渡辺仁さん設計の住宅が、OZONEのプロデュースで建て替えになる前の、見学会。
大和町から、自転車で5分もかからない所。
水谷先生ご夫妻とチェ・ミキも一緒に拝見する。
この辺りには古い住宅が残っていて、気になる家が何軒かある。南京下見張りの、宮崎アニメに出て来そうな家もまだ結構残っている。
今日見学させて頂いたお宅は、1935年に竣工とのこと。原美術館の原邸が1938年。
太い木造のハーフティンバーの居間と、それに続くソファーコーナーが圧巻。
阿佐ヶ谷駅に近い所に、こんな静かな空間が残されていたのだな。
11:15、お暇して、水谷先生とも別れ、阿佐ヶ谷の「うさぎ屋」でうさぎ饅頭を買って、自転車で野方へ向かう。
しばらく前から住宅建設の相談を受けている2組のご家族と、ある建設会社が施工した住宅を見せて頂く。
12:00に現地に集まる。今日は雑誌の取材なので、それに便乗して拝見させて頂けることに。
コンパクトだが、気持ちのよい住宅だった。クライアントが取材を受けている傍らで、建設会社から説明を受けたり、質問をしたり。13:00過ぎに終了、解散。
そのまま大和町に戻り、チェ・ミキと先ほど住宅見学会に伺った直ぐ近くの、朝鮮第9初級学校の「コリアン祭り」へ。
毎年やっているが、行ったことはなかった。なにか旨そうなものがありそうだと出掛けてみた。
校庭に入ってすぐに、お隣のギャラリー煌翔のご夫妻にばったり。テーブルに座らせてもらい、ビールと食べ物を買いにいく。
しばらく話していると、梁山泊関連の知った顔が。閉会の15:00前にはまた梁山泊関連の知り合いが登場し、しかもそれぞれは同じ年頃の卒業生で、もちろん知り合い同士と、なんとなんと。
15:00過ぎに、皆さんにお別れして、お土産を持って大和町に戻る。
夕方高円寺まで買い物に出て、簡単な料理を作り、お土産と一緒に食す。
天気もよく、気持ちよい一日だった。
○ 2007/10/29
8:00事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面を持って、9:00前に事務所を出てKMHの現場へ。
いくつか細かいことを決めたり、指示したり。
11:00過ぎ現場を出て、事務所に戻り、連絡事項いくつか。
今日は日中暑いくらいだ。半袖のTシャツの人もいる。
銀行に行ったり雑務いくつか。
日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
○ 2007/10/30
8:00に事務所。秋晴れで気持ちのよい天気。
メールチェックト連絡事項いくつか。日報のアップ。
学園祭の撤収も昨日終了しているはずなので、空間造形のスタジオの学生に連絡メール。学園祭が終了して、脱力状態になっているのではないかと考え、可哀想だが祭りの後から日常に引き戻す連絡を入れる。
13:00過ぎに事務所を出てOKBの現場へ。定例打ち合わせ。15:00から、クライアントからコーディネートをまかされている方と仕上げの打ち合わせ。
16:00過ぎ、一段落したので、後はスタッフに任せ現場を出る。
新宿のジュンク堂で、明日の小劇場の勉強会用の資料等を物色し、事務所に戻る。
KMHも竣工間近になり、オープンハウスを計画しているので、そのためのコンセプトの文章をスケッチ。
しばらく読んでなかった建築関連の雑誌を読む。
○ 2007/10/31
8:00に事務所。また少し寒くなって来た。
スタッフから昨日の定例の後の出来事について報告を受ける。
いろんなことがある。しばらくその話しをスタッフとする。
HMH-Kのスケッチ。
13:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。昨日とは別の階のクライアントと内装の打ち合わせ。
16:00終了。現場を出て、事務所に戻る。
先週から現場の行き帰りで読み始めた「悪霊」ドストエフスキー・江川卓訳(新潮文庫)が150ページを超えて俄然面白くなって来た。それまで周到に配置され、少しずつ触れられてきた登場人物達が、様々に動き始めた。名前が複雑で、前のページをくくりながら読み進めているので、それがまどろっこしいが、物語の展開が面白いし、皆がいよいよ長広舌になり始め、登場人物達も徐々に頭に入り始めた。
18:15事務所を出て、吉祥寺シアターへ。小劇場の勉強会。年表縮小版が出来た。これは便利だ。小池さんありがとうございました。これをもとに、年表の充実化と目的についてのディスカッション。データのまとめかたの事例が提出される。
21:30前終了。基地バーへ行って一杯。先日の金井さんの歌舞伎の舞台美術の話しから、コクーン歌舞伎や平成中村座、能・狂言へ話しは至り、最後は様々に話題が変わって行って、23:00お開き。
○ 2007/11/1
9:00前に事務所。
スタッフと昨日のOKBの打ち合わせ事項の再確認。
KMHの引き渡しが近づいて来て、その手続きの段取を建設会社と話し、スタッフにそれらに関わる資料作成の指示。変更工事などの見積確認。
HMH-Kのエスキス。
今日はずいぶんと冷え込んで来た。足元がスースーする。
15:00、TDプロジェクトの相談をしている建設会社が来所。いろいろ話し、ずいぶん頭がすっきりした。
その打ち合わせを図面化する。
KMHのスタッフがまとめた資料の打ち合わせ。
18:00、KMHのクライアント夫人来所。外構・植栽の方もみえ打ち合わせ。19:00過ぎ終了。
○ 2007/11/2
8:00に事務所。
メールチェックや今日の予定についてメールにて連絡事項いくつか。
合間にTDP、昨日の作業に新たな展開を思いつき、忘備録のスケッチ。
9:00に事務所を出て、NMHへ。クライアント夫人と建設会社で、アプローチとサンクンガーデンの改修の打ち合わせ。
10:45終了、事務所に戻る。
日報のアップと進行中のプロジェクトのスケッチ。
15:00再び事務所を出て、新百合ケ丘に新しく出来た川崎アートセンター(http://kawasaki-ac.jp/)へ向かう。今日を含め3日間、一般公開しており、シアターワークショップのメンバーが見学すると言うことなので、ご一緒させてもらう。
16:00に集合だったが、小田急線で事故があり、少し遅れてシアターワークショップの何人かが集まる。
設計者に案内をお願いしてるようだが、事故の影響か見えてないので、シアターワークショップの小林君に話しを聞きながら、見て回る。計画初期にシアターワークショップがコンサルしていたとのこと。
17:00過ぎ、一通り見終わったところで、設計者の方が見えたようで、これから再度案内をしてもらうようだが、下北沢で芝居を見るので、お先に失礼する。
下北沢で古書店等を見て回り、18:30過ぎにザ・スズナリへ。
燐光群「ワールド・トレード・センター」(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/wtc.html)作・演出 坂手洋二。
2時間15分の芝居だったが、全く長く感じなかった。
芝居の魅力はいくつかある。強烈なロマンに衝撃を受ける芝居や、その芝居を見ていることにより観客もその場に居合わせたような感覚になり、何かを考え始める芝居。この芝居はまさに後者の芝居。見終わった後、とても愛おしい気分になる、強い芝居だった。
「たった一日で世界が変わるわけないじゃない。」とうたい文句にあるが、でも、「たった一日で世界が変わることもある。」と言うことがありえるのだろう、我々の日々の日常の中には。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。落ち着いていつもの精神状態に戻りました。中間はMブリッツの後ろで我慢をさせていますが、折り合いに進境が見られます。2〜3週後には入厩させたいため、どんどん負荷をかけていく予定。来週からはスピード調教も取り入れていきます。463キロと体が絞れてきたことから、飼い葉の量を増やして対応しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
外傷を負った左トモ球節の手当が行われ、栗東の柴田政見厩舎を出発。1日(木)にビッグレッドファーム浦和へ移動しました。朝方には2、3度まで冷え込みます。けさの札幌では初雪が観測されました。寒さに慣らしてから昼夜放牧に切り替える予定です。競馬場からトレセンへ戻る途中に馬運車で暴れたのは、トンネルに入ったときの音に反応したのが原因だったようです。
○ 2007/11/3
9:00過ぎに事務所。
TDPの資料整理。
11:00KMHのクライアントと建設会社が来所。追加変更工事増減、引き渡し書類およびスケジュールの確認等を行なう。
12:00終了。
13:00に事務所を出て、神楽坂のartdish gへ「森山大道×沢渡朔 写真展」(http://www.artdish.co.jp/g/index.htm)を見に行く。
行きは東西線で神楽坂に降りたが、帰りは飯田橋まで歩き始めたら、「神楽坂まち飛びフェスタ2007」と言うイベントに出くわした。
神楽坂の駅から飯田橋に向かって、早稲田通りの坂道に、紙が延々と続き、そこに通りかかりの人が思い思いに書き付けて行っている。この紙の連続が、峠の道のようにゆったりと曲がりくねりながら、上下してつながっているのが心地よい。所々では、パフォーマンス。秋晴れの日に、良いイベントに出くわしたものだ。
一度事務所に戻り、自転車で図書館へ返却とリクエストの本のピックアップへ。
16:00TDPのクライアントが来所。予算や大きさのシュミレーションを話し合い、この方向で進めることに決まる。厳しいが面白い計画になる可能性が。
18:30終了。
○ 2007/11/4
10:00前に事務所に来て、オープンハウスの案内をまとめ、メールにて送信。
12:30過ぎ大和町に戻る。
午後、夕食の買い物に、鷺宮の魚屋と高円寺まで行き、競馬中継を見て、バリカンをあてる。
今日もよい天気で気持ちがよいが、陽が落ちると寒くなる。
○ 2007/11/5
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。今週はKMHの竣工の検査や「動物園物語」(http://www.project-nyx.com/)の初日があり結構バタバタ、スケジュール等を連絡。
溜まっていた日報を書いてアップしたら、10:00になってしまった。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の後半の課題のエスキスチェック。
ハモニカ横丁の敷地模型は良い感じで出来上がっていたが、各学生ともまだつかみ所を模索中。
この敷地模型をどれだけぼろぼろに出来るかにかかっている、と発破をかける。
18:00過ぎ終了。
水谷先生は学校の用事があったので、今晩はおとなしく帰る。
○ 2007/11/6
8:00に事務所。
すでにスタッフが来ていた。昨日の夕方、明日の検査に不足している書類について、ファックスが届いたので、その準備とのこと。
6月20日前より、確実に提出書類が増えているように感じる。しかし、先週届けを出しているのに、検査の時間は昨日こちらが催促してやっと午後に決まり、その後に不足書類の通知。やれやれ。
態度や対応で自分たちの意思表明をしているように思っている政治家達も、やれやれだな。言葉でコミュニケーションをとることをしないでも、お互いの気持ちを分かる、と言う良き日本の社会基盤がまだ残っている、と思っているのだろう。しかし、そんな良い部分が無くなった日本にしてしまったから、教育改革を唱えているのだ、と思っていた。しかし、そんな良き日本がなくなってしまったのは庶民の生活での事で、やはり意識の高い政界では、四の五の言わなくても分かる良い状況が残っており、政治家達は「男は黙って」の世界が潔いと思っているようにしか思えないが。庶民には、具体的に言葉で話してくれないと分からないんだけど。
てなことを日報に書いて、メールチェックと明日明後日の予定を連絡していたら、10:00になってしまった。
今日は色々な連絡が飛び込んでくる。いろんなことがある。本当に。
13:00前事務所を出て、OKBの現場へ。現場をざっと回る。ずいぶん進んで来た。14:00から定例打ち合わせ。
15:00過ぎ大きな議題が一段落したので、後はスタッフにまかせ、現場をでる。
その脚で、東中野の梁山泊の稽古場・満点星へ向かう。Project Nyx「動物園物語」(http://www.project-nyx.com/)のセットの確認に行く。部品を確認し、17:00前満点星を出て、事務所に戻る。
連絡事項いくつか。スタッフと明日の検査の確認。
○ 2007/11/7
8:00に事務所。
スタッフが打ち合わせテーブルに置いて行った、HMH-Kの模型をチェック。途中停滞していたが、面白い方向へ動き始めた。スタッフに指示を残す。
メールチェックと日報のアップ。
武蔵野大学の正門を入った正面に、月変りくらいで様々な言葉が大きな文字で掲示されている。今は「眠れぬ夜を悩む人は多いが、目覚めた朝に感謝する人は少ない。」(おおよそこんな感じ)と言う言葉だ。良いなあ。
9:00前に事務所を出て、駅そばの駐輪場に自転車を置き、KMHの現場へ。
10:00前に現場到着。10:30から審査機関の完了検査の予定だったが、検査官が遅れて、11:00過ぎに検査開始し、12:00前に指摘事項もなく終了。その後、OZONEの完了検査も終了し、後をスタッフに任せ13:00前に現場を出る。
その脚で梁山泊の稽古場、満点星へ。
Project Nyx「動物園物語」(http://www.project-nyx.com/)のセットがおおよそ組まれ、照明がシュート中。
照明がシュートが一段落したので、沙幕のセッティングや細かい手直し。
とりあえずセットが完成し、照明を当てているうちに、演出プランが変わり、手直し。より良くなって行く。
17:00前から、場当たり稽古。18:00過ぎ終了し、19:30からオンタイムで通し稽古。
20:30終了し、ダメ出しとセットと照明の細かい修正。22:00前満点星を出る。
今回、満点星の客席と舞台の関係を考え、床を意識したセットを計画したが、照明さんの力もあって、魅力的な舞台になった。
芝居も、密度の高いものに仕上がって来ているので、是非たくさんの人に見て頂きたい。
よろしかったらお出掛け下さい。
しかし、今日は疲れた。
○ 2007/11/8
8:00前に事務所。
メールチェック。昨日の稽古の写真の整理をして、「動物園物語」の宣伝の連絡いくつか。日報をアップ。
打ち合わせテーブルに置いてある、HMH-Kの検討模型と写真を確認。
スタッフにKMHとHMH-Kのいくつかの指示を伝える。
郵便局へ行ったり、雑務。
14:00過ぎ事務所を出て、自転車で東中野の満点星へ。
15:15から「動物園物語」のゲネ。16:15終了。
満点星を出て、自転車を東中野に置いて、東京都写真美術館の「東松照明 『Tokyo曼陀羅』」(http://www.syabi.com/details/toumatu.html)へ。
ついでに地下でやっていた、「写真新世紀東京展2007」(http://www.syabi.com/details/canon2007.html)もサクッと見る。若い写真家の登竜門。2つの展覧会を比べてみると、誰でも写真は撮れるのかもしれないが、撮りつづけて行く事は並大抵ではない、という常識的な感想になってしまった。
19:00前に再び満点星に戻る。小劇場の勉強会のメンバーのひとりが見に来てくれていた。ありがたい。
19:30過ぎ、「動物園物語」の初日の幕が開く。力が抜けて、なかなか良い初日だった。20:30過ぎ終了。
関係者が残り、初日乾杯。22:00、満点星を後にする。
○ 2007/11/9
今週はいろいろあり、疲れたので、少しゆっくり起きて9:00前事務所。
メールチェック。昨日のゲネで撮影した写真の整理。CDに焼いたりハードディスクに保存したり。明日のオープンハウスの準備。日報のアップ。KMHの写真撮影の連絡を新さんにする。
午後自転車で図書館に予約してあった本のピックアップに行ったら、黒川紀彰さんの本の特別展示コーナーが出来ていた。そうか、杉並中央図書館は黒川紀彰さんの設計だった。
昨日の初日と、KMHの竣工検査と、また今週は特にいろいろあったことが一応落ち着いたりして、なんだか気が抜けて集中出来ない。明日がオープンハウスというイベントがあるから、ということもあるのだろうが。
しかし、この程度で気にかかったり、ホッとしたり、なんて小物なのだろう。
18:00前に事務所を出て六本木の俳優座へ。知り合いの役者・日下由美さんが出演している「家族の写真」(http://www.haiyuzagekijou.co.jp/)を見に。
18:40チェ・ミキと劇場前で落合う。19:00開演。2時間のウエルメードプレイ。とても楽しい芝居だった。
こうやって、たまに俳優座のような劇場に来てみると、本当に沢山の、いろんなタイプの芝居が毎晩繰り広げられているのだな、と気付く。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。通常の15−15の縦列調教に加え、週2回のスピード調教を行っています。6日(火)には単走で、終い重点の追い切りを実施。まだ素軽さという点で物足りませんが、パワフルな動きで及第点の与えられる内容でした。馬体重は463キロでもうひと絞りできる印象ですが、2週間もあればいい状態に仕上がりそうです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム浦和で休養中。今週から昼夜放牧を始めました。到着して1週間が経過していますが、まだピリピリした面があって落ち着きがありません。飼い葉も残し気味で、環境に慣れていないようです。トモに負った外傷はもう大丈夫で脚を引きずるような仕草もありません。リラックスできるまで、しばらくゆっくりさせます。
○ 2007/11/10
8:30に事務所。
オープンハウスだが、雨。「しょうがない 雨の日はしょうがない。」(別役実作「スパイものがたり」より)
メールチェックと日報のアップ。
10:00過ぎに事務所を出て、KMHへ。11:00過ぎに到着。建設会社が一生懸命片付けをしている。
全体を確認。良い空間に仕上がった。
前日スタッフが準備したスリッパや掲示シートをセッティング。
12:00前に見学者がお出でになり、同行して説明をしているうちに、スタッフも到着。
その後三々五々、見学者がみえる。
雨の上に、中央線の人身事故があったようだったが、かなりの人が来てくれた。ありがたい。
案内しつつ、スナップを撮ったりして、17:00過ぎ終了。
クライアントのご家族も、最初から最後までいらっしゃり、空間を確認していられた。
終了後、クライアントご家族、建設会社の人間、事務所スタッフと仲間、チェ・ミキで駅そばの居酒屋で打ち上げ。
事務所のスタッフと建設会社の現場担当者が同じ小中学校の出身だ、と言う事が分かったり、楽しい会だった。
クライアントにごちそうして頂く。ごちそうさまでした。
21:30過ぎにお開き。
1歳馬。レイクワースの06も厩舎が決まる。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークに滞在中。トラックコースでのダクやキャンターを経て、いざ坂路へ。当初は各馬ばらばらの集団。2列縦列を経験させ、11月上旬からは1列縦列を中心に行っています。1日おきの乗り込みで余裕のあった馬体が引き締まりつつあり、2日(金)の計測では477キロでした。踏み込みに力がこもる様子を、スタッフは「筋肉に粘りがあって良い感じ」と表現しています。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。鞍上の様子を気にする神経質な一面があるものの、臨機応変に対応できる器用さがあり、乗りやすさにおいては水準以上。初めて坂路入りする新入りのリードホースを任される日もあります。そろそろリフレッシュ休養に切り替えても良い頃です。10月下旬の時点では、1ヶ月前の計測からプラス13キロの462キロでした。
「雨が空から降れば オモイデは地面にしみこむ 雨がシトシト降れば オモイデはシトシトにじむ 黒いコーモリ傘をさして 街を歩けば あの街は雨の中 この街も雨の中 電信柱もポストも フルサトも雨の中 しょうがない 雨の日はしょうがない 公園のベンチでひとり おさかなをつれば おさかなもまた 雨の中 しょうがない 雨の日はしょうがない しょうがない 雨の日はしょうがない」
○ 2007/11/11
とりあえず、一段落。
ゆっくり起きて、午前中、夕食の買い物に阿佐ヶ谷まで出掛け、その後ずっと大和町。
○ 2007/11/12
8:00前に事務所。
メールチェック。土曜日にとった写真の整理。日報のアップ。
KMHの検査済書とフラット35の適合証明書が送られて来たので、手続きの段取連絡をスタッフに指示。後は細かい残工事の確認と写真撮影、引き渡しを残すのみとなる。また、一歩進んでホッとする。
その他連絡事項がいくつか。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
ハモニカ横丁という実態が手強いのか、皆手が動かない。もうすぐ課題作成期間の折り返し地点になる。学生もそれは分かっているようで、焦り始めている。ともかく模型やスケッチと手を動かしてくるように、発破をかける。
18:00過ぎ終了。19:00水谷先生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋で一杯。学生達があまりにも建築を知らず、興味を持ってないので、建築の勉強会を開けないかと話す。
22:30過ぎお開き。
○ 2007/11/13
9:00前に事務所。
メールチェックと返信いくつか。
スタッフと簡単な打ち合わせいくつか。
昨日学生達に話した、スズナリの資料やホームページアドレス等をまとめ、メールする。
KMHの外構案をスケッチし、スタッフに図面化を指示。
13:00前に事務所を出てOKBの現場へ。ざっと現場を見て回る。ずいぶん進んだ。これなら今月中にあらかた仕上がりそうだ。
14:00過ぎより定例打ち合わせ。既に打ち合わせ事項も少なく、14:30過ぎに後をスタッフに任せ、現場を出る。
16:30、事務所に近所にお住まいで、住宅の建設を考え始めてらっしゃるご夫妻がお出でになる。事務所の事例を見せ、話しをする。17:30過ぎ終了。
いくつかの連絡事項。
今日は良い天気で、空も真っ青。気持ちよかった。
○ 2007/11/14
8:00前に事務所。
メールチェックとメール返信や連絡事項多々。
スタッフが置いて行った、昨日作図を指示したKMHの外構図に手を入れる。
TDPの打ち合わせのためのスケッチ。
11:30に事務所を出て、経堂へ向かう。
13:00、梁山泊の金さんのリフォームの現場へ。いくつかのアドバイス。
14:00前現場を出て、上野毛へ。
15:00、上野毛駅でTDPのクライアント夫妻と落ち合い、敷地へ。その後、近くの現在の住まいへ伺う。家具等を実測し、話し合い。
18:00前終了。ご主人に車で荻窪まで送って頂き、事務所に戻る。
○ 2007/11/15
8:00過ぎに事務所。
連絡事項多々。
昨日KMHの現場に行って来たスタッフから報告を受ける。オープンハウス以降、残工事があまりに進んでないので、建設会社に苦言を呈する。
今日の勉強会の資料準備や、停滞していた竣工した住宅の資料整理に再び取りかかる。BBHの設計メモを記す。
勉強会ために、杉並区役所に「杉並芸術会館」の資料をもらいに行く。外は陽が差し、暖かい。暑いくらいだ。でも16:00過ぎ、日が陰ると急に冷えてくる。
デスクトップやハードディスク内の整理も少しずつ。
17:00事務所を出て、吉祥寺へ。古書店を回り、18:00に吉祥寺駅北口で武蔵野大学の学生達と落合う。ハモニカ横丁が敷地のうちのスタジオの学生達を、チェ・ミキのいとこがやっている「アルクホリックス」の屋上に連れて行く事になっている。
全員が集まったが、見せの前まで行くと開いていない。普段は19:00からだが、今日は18:00に開けてもらうよう頼んでおいたのだが。
連絡してみると、うまく日にちが伝わっていなかったようだ。しかたがないので、明日出直す事にする。
18:00からにしたのは、引き続き参加希望者は19:00からの小劇場の勉強会に出てもらうようにしていたから。吉祥寺の界隈を回り、18:30過ぎに吉祥寺シアターへ。風邪をひいていた学生ひとり以外は、8人全員が勉強会に参加。
吉祥寺シアターの外で少し説明をして、シアターカフェへ。19:00前だが、もう何人かのメンバーが来ている。
吉祥寺シアターでは今、桟敷童子の2連続公演の飾り替え中で、知り合いのスタッフにバッタリあったので、仕込みの様子を見せてもらう事にする。
19:00過ぎにメンバーが揃い、桟敷童子のメンバーが迎えに来てくれ、仕込み中の劇場へ。圧倒的な物量で仕込み最中で、皆驚く。
その後カフェに戻り、勉強会。今晩は、メンバーの中の武蔵野大学4年生の卒業研究の発表と、静岡文化芸術大学修士2年の修論の途中経過報告が行われた。
ハモニカ横丁が敷地のうちのスタジオの学生達には、とても参考になる話しが沢山あった。今晩は沢山の人数で勉強会に御座増してしまったが、中から一人でも、継続的に参加する学生が出てくる事を祈りながら待ち たい。
21:30前終了。
残った9人でいつもの基地バーへ移り、ボジョレーヌーボーを飲みながら、雑談。23:00前にお開き。
○ 2007/11/16
今朝は曇りで寒い。
8:00に事務所。メールチェックとスケジュールの連絡事項いくつか。
なんだか今月末はアポイントが錯綜して、まるで人気者のようだ。日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや確認。ここ何年間かの資料の整理をして送ったり、雑務等、いろんな事をやっつける。
18:30に事務所を出て、19:00昨晩に続きうちのスタジオの学生と待ち合わせ。一足先に開店中を確認済みの「アルクホリックス」へ向かう。
一杯飲みながら、かわりばんこに3階レベルの屋上に上がって、ハモニカ横丁の家並を見る。店に来ていたお客さんなどに、ハモニカ横丁について聞いたりして、22:30過ぎにお暇し、解散。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。通常の15−15の縦列調教に加え、週2回のスピード調教を行っています。6日(火)には単走で、終い重点の追い切りを実施。まだ素軽さという点で物足りませんが、パワフルな動きで及第点の与えられる内容でした。馬体重は463キロでもうひと絞りできる印象ですが、2週間もあればいい状態に仕上がりそうです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム浦和で休養中。今週から昼夜放牧を始めました。到着して1週間が経過していますが、まだピリピリした面があって落ち着きがありません。飼い葉も残し気味で、環境に慣れていないようです。トモに負った外傷はもう大丈夫で脚を引きずるような仕草もありません。リラックスできるまで、しばらくゆっくりさせます。
○ 2007/11/17
本格的に寒くなって来た。
9:00前に事務所。
天気予報を確認し、新さんに連絡し、KMHの撮影日を一日延ばす。これが吉と出るか、凶と出るか。
メールでスタジオの学生にアドバイスを送る。
日報のアップ。
昨日撮影して来たハモニカ横丁の写真をパノラマ化する。
積み上げていた本や机まわりを少し整理したりするも、あまり状況は変わらず。
雑務いくつか。
○ 2007/11/18
9:00に起きて、昼からの東京国際女子マラソンに備え、午前中に阿佐ヶ谷で買い物を済ませる。
野口みずきさん、圧倒的な強さ。
その後は一日大和町。
○ 2007/11/19
7:45事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
8:45事務所を出て、自転車を阿佐ヶ谷駅近くの駐輪場に置いて、KMHの現場に向かう。
10:00前にKMHの現場着。10:00から事務所検査。オープンハウス時には未完だったデッキ材も敷かれ、テラスがさらに良い感じになった。検査は11:30終了。少し写真を撮って、11:45現場を出る。
吉祥寺まで戻り、小一時間時間が空いたので、久しぶりに「メグ」(http://www.meg-jazz.com/)へ行ってみる。
12月にシアタートラムでやっている「失踪者」(http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/11/post_93.html)を見に行く事にしたので、「悪霊」ドストエフスキー・江川卓訳(新潮文庫)を小休止して、「失踪者」カフカ・池内紀訳(白水uブックス)を今朝の現場行きから読み始めた。小休止を最小限に留めないと、「悪霊」の登場人物を忘れてしまいそうなので、「メグ」で「失踪者」を読む。
14:00過ぎ、吉祥寺からバスに乗って武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。どうにか3人程手が動き始めた。模型が出来てくると、いろんな事が検討出来て面白くなる。
18:00過ぎ終了。19:00前に学校を出て、水谷先生とアシスタントの中島君と三鷹の居酒屋で一杯。23:30頃お開き。
○ 2007/11/20
9:00過ぎに事務所。
来年の3月にピナ・バウシュが来日する情報が入って来たので、確認。(http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/)楽しみだ。
10:00、スタッフにいくつかの確認。日報のアップ。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
THPの資料が送られて来たので、敷地図を作成。
17:00構造の吉田さんが来所。HMH-Kの打ち合わせ。TDPについてヒアリング。18:30前終了。
KMHのデッキテラスを模型写真で検討し、スタッフと打ち合わせ。
○ 2007/11/21
7:30に事務所。
準備をして、8:00前に事務所を出て、KMHの現場へ。
途中、中央線の踏切で車が立ち往生との事で少し止まるも、大事なく9:00ちょっと前に現場着。昨日から今日に一日延期して大正解のピーカン。
新さんはもうみえて、スタッフと内部を見ていた。
一通り内部を回って説明し、外部も谷の向こうまで行って確認。
とりあえず今日は、引っ越し前の内部の撮影。
太陽の進行を確認し、10:00前から1階の撮影開始。しばらくして太陽が南に回って来たので、2階に移る。
撮影は順調に進み、12:00で昼休憩となったので、後はスタッフに任せ、お先に失礼する。
現場を出て歩き始めたら、撮影補助で網戸を移動してた時に、手すりにしこたまぶつけた右足の人差し指が、思いの外痛く歩きにくい。かばって歩いたら、腰を悪くしそうだ。ともかく事務所に向かう。
電車で座っているときは大丈夫だが、阿佐ヶ谷に着いて歩くと痛み、右足をかばい事務所まで戻る。まいった。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ.
靴下を脱いで脚の指を見たら、結構紫色になってはれているので、近くの整形外科へ。
レントゲンを撮ったら、なんと人差し指の付け根の骨が、斜めに一直線に折れていた。
湿布とほんとに簡単な保護ギブスで処置してもらう。
16:00過ぎに、あまり歩きたくないので自転車で事務所を出て、駅近くの駐輪場に置いて、OKBの現場へ。いつも現場までかかる時間に少し余裕を持って来たが、やはり早く歩けず、乗りたいバスが目の前で発車してしまったりで、ぎりぎりに到着。
17:00から、ジャグジー機器の調子が悪い事について、メーカーの担当者を呼んでクライアントも含め、打ち合わせ。機器を取り替える事で落着。
今晩は事務所に戻らず、阿佐ヶ谷の駐輪場に止めておいた自転車で大和町に戻る。
○ 2007/11/22
銀行に寄って、8:00過ぎに事務所。
足は悪くはなってはいないが、昨日と同じで、歩く時他の部分に負担がかかる。
昨日撮った写真の整理。メールチェックと日報のアップ。
13:00前事務所を出て、KMHの現場へ。
14:00から引き渡しと取り扱い説明。
NTTの通線等も来ていて、30分くらい遅れて引き渡し開始。18:30過ぎ終了。
これで、一段落。
高尾の夜はかなり冷え込んでいた。
足の骨折もあって、今晩の小劇場の勉強会は欠席。
○ 2007/11/23
8:00に事務所。
明け方、骨折している右足が腓返り。こんな状態で右足が腓返ったら、指先を引っ張れないから、一体どうしたら良いんだ、嫌だな、と思っていたら、案の定。自分の暗示にすぐかかってしまう単純さに、げんなり。踏んだり蹴ったりとはこのことか。
そして、チェ・ミキはチェ・ミキで、昨日財布を落としてさんざん。
一方、昨日引き渡した、KMHのクライアントのご主人が体調が悪く、引っ越し延期の連絡が入っていたので、昨日の引き渡しの最後にクライアント夫人に様子をうかがってみたら、大事に至らずで一安心との事。だから、財布を落とした事と骨折で少しでもクライアントご主人の厄払いが出来たと思えば、これも良し。
しかし、かなり歩きにくい。
メールチェックと連絡事項いくつか。
昨日再びスナップした写真をハードディスク等に整理。
今日の打ち合わせの資料等を確認、準備。
昨日電車の中で少し読み残した「失踪者」カフカ・池内紀訳(白水uブックス)を読了。未完の小説だが、面白かった。「審判」や「変身」よりドライブ感があって、ぐいぐい引き付けられる。もがいても状況がそれ自身意志を持ったように動いてしまいどうしようもないという、変な夢を見ているような話しなのだが。書いているカフカ自身が楽しんでいるようだ。そういう意味では、唐さんの世界に近いのか。
ともかく、これがどのような芝居になるか、興味津々。http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/11/post_93.html
日報のアップ。
時間に余裕を持って、13:00過ぎに事務所を出てTHPのクライアント宅へ。
14:00から要望を伺ったり、今お持ちの家具を採寸したり。16:30終了。事務所に戻る。
新宿で乗り換える時に、足を踏まれないようおぼつかない足で休日の人ごみを横切る事のなんと大変な事か。そういう立場になってみなければ分からない事。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
17日(土)に、ビッグレッドファーム明和での最終追い切りを消化しました。反応を確かめる程度で負荷を掛けすぎないようセーブしましたが、まずまず満足できる手応えを見せました。きのう21日(水)に、美浦の相沢厩舎に移動しており、けさから坂路で軽く乗って体をほぐしています。来週の中山、芝1200mに出走する予定。松岡騎手に騎乗を依頼しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧されています。放牧を続けていますが、トモの外傷に悪化は見られません。先日、駆虫を行いました。ペースト状のものを注射器を使って口から流し込むのですが、嫌がって馬房内でなかなかつかませようとしませんでした。コスモプリマと2頭で同じ放牧地で放されています。
アルデュール、いよいよ始動。
○ 2007/11/24
8:30事務所。
昨日の日報で「書いているカフカ自身が楽しんでいるようだ。そういう意味では、唐さんの世界に近いのか。」と書いたら、昨晩、唐さんからセットの事でこっぴどくおこられる夢を見た。しかも、舞台に上がるのだが、短い台詞が全く頭に入らず、台本もバラバラになってしまう。これじゃあまるでカフカ的世界だ。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
土曜日の9:00からNHK-FM、ゴンチチ司会の「世界の快適音楽セレクション」は毎週テーマとセレクションが洒落ていて、何気なく楽しい。今日のテーマは「しわと白髪の音楽」。このようなテーマで20曲くらい集めてくるのだから、本当に音楽好きな人たちが番組を作っているのが伝わって来るから、楽しいのだろう。
雑務いくつかと、KMPとTDPのスケッチ。
余裕を持って14:00前に事務所を出て、KBHへ向かう。御茶ノ水のレモン画翠で武蔵野大学の学生の作品も出ている昨年の「学生設計優秀作品展作品集」を入手。
余裕を持って来たのだが、やはりKBHに到着したら、約束の15:00ぎりぎり。
建設会社と一緒にお邪魔して、不具合の部分を確認。修繕の方法を説明。久しぶりにご夫妻にお目にかかったので、お茶を頂きながら、しばらく雑談。16:00過ぎにお暇する。
神保町の書店で本を買って、そのまま大和町に戻る。
靴を履きっぱなしで、少し長い時間立っていたり歩いたので、大和町に戻ってどっと疲れが出た。
○ 2007/11/25
一日大和町で、TDPやTHPのスケッチ。
夜、録画しておいたドラマ「海峡」(http://www.nhk.or.jp/drama/kaikyou/)を見る。最後の方で、いくつかお決まりの台詞があり、それがなければどれだけ良いかと思うも、全体に良く出来たドラマだった。つい涙腺が緩む。
○ 2007/11/26
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
今日は雲が多いが、晴れ間も出ている。しかし、明日は曇り空になりそうだ。明日予定している、KNH-Hの撮影を延期する連絡いくつか。
HNH-Kのスケッチや、TDP確認事項、OKBのスタッフ打ち合わせ等。
13:30過ぎ事務所を出て、銀行に寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。提出までもう1ヶ月を切り、大事な時期なのだが学生は半分くらいしか出席していない。そして手がかろうじて動いているのがまたその半分。最初のコンセプトを忘れずに、ともかく手を動かせと発破をかける。18:00過ぎ終了。
製図準備室で水谷先生と簡単な打ち合わせをして、学校を出る。
研究室で用事があった水谷先生と19:30過ぎ吉祥寺で落ち合い、居酒屋で定例の一杯。
23:00前お開き。
○ 2007/11/27
8:00に事務所。
朝から曇り空。撮影延期は正解だった。
メールチェック。シアターワークショップの伊東さんから来た、吉祥寺シアターの見学会のメールを学生達に転送。
HNH-Kの法的な確認事項をチェック。日報のアップ。
スタッフとOKBとHNH-Kの打ち合わせ。
昨晩、水谷先生から話しがあった事をホームページで確認し、返信のメール。
図書館から借りて、返却期限を過ぎていた本の、返却要請の連絡が入ったので、自転車で図書館へ。
そういえば、パソコンにOSのバージョンアップの知らせが来たので、アップしたら、図書館の予約ができなくなったり、いくつかのホームページが文字化けするようになった。やれやれ。
HMH-Kの検討。再びイメージが動き出し始めた。
TDPのスケッチ。
○ 2007/11/28
8:00に事務所。メールチェックと日報のアップ。
TDPのスケッチを図面化して、サイズの確認を行なう。
新宿梁山泊の次の公演「少女都市からの呼び声」作・唐十郎 演出・金守珍(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)の台本を改めて読む。
1970年に書かれた「少女都市」と言う芝居が、1985年に状況劇場・若衆公演「少女都市からの呼び声」として大幅に改稿され、ゴールデン街のスペース・デンで上演された。その公演を見ているが、今や伝説となっている程、戦慄的な芝居だった。
梁山泊では、1993年から1999年まで何度となく再演されてきた。いくつかの公演には、セットデザインと役者で参加した。
当時は、自分が戦慄して見た芝居に、10年経ってまさか関わるようになるとはと、に呆気にとられたものだった。
今回改めて読み返してみて、初めて見たときの興奮が蘇ってくる。すごい台本だ。無駄な台詞がひとつとしてない。あまりの密度にクラクラしてきてしまう。
読みながらスケッチを少し。
15:00近くの整形外科へ。レントゲンを撮り電気治療。折れた部分はずれてないとの事。後1、2週間で通院の必要はなくなれでしょうとの事。
明日から外構の改修工事が始まるNMHの図面作成。
TDPのスケッチと日影チェック用の図面を作成。
アルデュール2日(日)中山7R・2歳500万下に松岡ジョッキーで出走予定。
○ 2007/11/29
8:00事務所。
昨日に続き曇りで寒い。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが昨日撮ってきたOKBの現場写真を見る。ずいぶん仕上がって来て、よい感じだ。
HMH-Kのスケッチ。
図面にスケッチ等をしやすいスペースを確保するために、少し本格的に机の上を整理を始める。
午後、予約しておいた「川合健二マニュアル」川合健二ほか著(編集出版組織体アセテート・http://www.acetate-ed.net/bookdata/008/008.html)が届く。
貴重な資料が満載の、気合いの入った本だ。
今日から始まったNMHのアプローチの改修工事。解体中にひとつ問題が出てきて、現場から連絡がある。いくつか連絡事項。改修はやはりやってみなければ分からない部分がある。
机の整理をしながら、スタッフといくつかの簡単な確認、打ち合わせ。
18:30過ぎ事務所を出て吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会。今年の予定は今回を含め3回。残り2回で年内に今年の作業のまとめをして、来年からの活動を確認する事に。
21:30前終了。参加者全員で近くの基地バーへ。ちょっと一杯が、二杯になり、23:30過ぎお開き。
アルデュール2日(日)中山7R・13:05発走・2歳500万下に松岡ジョッキーで出走確定。
○ 2007/11/30
9:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
10:30前事務所を出て、OKBの現場へ。一通り現場を見て回り、現場事務所で建設会社といくつかの確認事項。12:00からクライアントへ、定期報告。12:30終了。
14:40武蔵野大学のグリーンホール。「武蔵野大学仏教文化研究所公開講座 親鸞聖人と七高僧」の最終回の講座。
山崎龍明先生の「親鸞聖人と法然聖人とのであい」。
お年を召した方が沢山みえている。会場で役者の黒沼さん、チェ・ミキと落合う。皆「歎異抄」に少なからず興味を持っている。
いくつかの現代にも通ずる話しがあったが、一番興味をそそったのは、「法難」の話しだ。
法然の興した「他力本願念仏宗」は、良く知られるように「南無阿弥陀仏」を唱えるだけで救われる、と言う宗派だ。それに対し、比叡山や興福寺はお上に取り締まるように要請し、法然や親鸞は一時島流しになる。
「南無阿弥陀仏」を唱えるだけですべてが救われると言う教えは、当時ではとても過激で、当然そのような事態になったのだろう、と言う話しだった。確かにそうだ。その話しを聞いて、今読んでいるドストエフスキーの「悪霊」を想起した。「悪霊」はロシアの農奴解放後の秘密結社の話しで、結社としては全く逆な性格なのだが、しかし、そのような組織と社会と言う関係で言えば、まさにシンクロしている。
16:00過ぎ終了し、黒沼さんに武蔵野大学のキャンパスを案内し、三鷹に出ていつも行く居酒屋「はたはた」へ。しばらくそこで飲んで、19:00頃、阿佐ヶ谷の「韓伽羅」へ移動する。
何時にお開きにしたのかは全く記憶がない。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
2日(日)、中山7Rの芝1200mに出走します。さすがと思わせる力強い動きです。半マイルからぐんと加速して追い切った28日(水)には、マリエンバード産駒の新馬を追いかけて、脚力の違いを見せて先着しました。息遣いも良かったようです。北海道帰りのために冬毛は目立つものの、力の出せる態勢には整っています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
コスモプリマと2頭で放牧されていましたが、ふっくらして落ち着きも出てきたことから調教を始めることに。28日(水)に、プリマと一緒に浦和から、真歌トレーニングパークへ移動しました。到着時の馬体重は472キロ。前走時より30キロ近く増えていて、良い感じです。すくみがちな体質なので気をつけて乗っており、現在は軽めのキャンターで脚慣らし程度の運動が中心です。
○ 2007/12/1
昨日はずいぶん飲んだので、朝起きるのが辛く、10:30に事務所。
二日酔いにはなっていないので助かったが、やはり本調子ではない。
メールチェックや雑用。
14:00KNHのクライアント夫妻が来所。
地下の改装の相談。14:40終了。
阿佐ヶ谷近辺で住宅の建設を考えられており、先日相談にみえた方から、土地の情報が送られてきていたので、自転車で2つの候補地を見に行きながら、途中荻窪の古書店へ。
戻って、所感をメール。
日報のアップや雑務。大和町への帰り道に、昨晩傘を忘れた「韓伽羅」へ寄って、ピックアップ。
○ 2007/12/2
8:30に起きて、「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットの資料を探し考えたり、本の整理等をしていたが、CATVでメインの前の競馬中継が見る事ができる事が分かり、11:00新宿の場外馬券売り場へ向かう。
馬主会の桐山は、いそいそと中山へ出掛けているだろうか。今回は足がNGなので、同行しなかったが。
新宿の馬券売り場は、相も変わらず人生味溢れる、渋い顔をしたおじさん達が沢山で、しみじみする。
アルデュールの単勝と復勝、そしてTV鑑賞の楽しみに、中山のメインの馬券を少し買い、高円寺で昼夜の食材を買って大和町に戻る。
ビールを飲み、焼きそばを作りながら、7Rのパドックを見る。至福の一時。
13:05、7R出走。アルデュールは良いスタート。3、4番手につけて4コーナーを回る。
松岡はラチ沿いに入れて外に出さない。先頭の馬と外の馬に囲まれて、ゴールまで外に出れずに3着。
しかし、以前なら、このような態勢になると走るのをやめてしまっていたから、成長が伺える。
次のレースが楽しみだ。
大竹伸朗の分厚い展覧会図録がやっと届く。
○ 2007/12/3
8:00に事務所。
メールチェックや連絡事項を済まし、少し時間に余裕を持って、9:15事務所を出て、阿佐ヶ谷駅近くの駐輪場に自転車を置いて、KTHへ。
途中冷たい前が降り始める。
10:30KTHの一年点検。もう一年か、早いな。
11:30終了。建設会社の担当者と、近くの喫茶店で昼を取りながら、別件の打ち合わせ。
新宿で書店を回って、武蔵野大学へ向かう。
14:40から空間造形4の授業。提出まで今日を入れて後2回。さすがに9人中7人の学生がエスキスチェックに来た。
やっとてが動き始めたが、2・3週間前にこの状態なら良いのに。
ともかくも各人のコンセプトを再確認しながら、アドバイスをする。
あと2週間、頑張って完成させて欲しい。
19:00過ぎ終了。
19:30前、水谷先生と学校を出て、三鷹の「はたはた」でお疲れの一杯。
23:00前お開き。
○ 2007/12/4
8:00に事務所。
メールチェック。昨日は朝事務所を出てから、ずっと外だったので、連絡事項や雑務いくつか。
溜まっていた日報のアップ。
スタッフとOKBとHNH-Kの打ち合わせ。
13:00過ぎに事務所を出て、KMHへ。引っ越しも終了され、ダメ直し工事の確認に伺う。
14:30前から建設会社の担当者と見て回り、大きな問題なく終了。
お茶を頂き、表札の取り付けを、スタッフと建設会社の担当者にまかせ、15:30過ぎにお暇する。
事務所に戻り、雑務や「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットのスケッチ。
○ 2007/12/5
8:00前に事務所。寒くなってきた。自転車に乗るのに、手袋が必需品になってきた。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩に引き続き「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットのスケッチ。雑務いくつか。
TDPのスタッフち打ち合わせ。スケッチの図面化を指示。
午後、銀行や郵便局へ。郵便局でおつりに見なれぬ札が。なんと2000円札だ。いやいや久しぶりに拝見。その存在すら忘れていた。これってまだ使えるのですよね、と尋ねてしまいそうなくらい変な気分だ。
その後医者に。2週間経つがずれていないとの事。どこかがかろうじて繋がっているのだろう、と言われる。あと1週間すると、安心なので、気を抜かずぶつけないようすることを念押しされる。
THPのスケッチ。
○ 2007/12/6
8:00事務所。
メールチェクし、スタッフが打ち合わせテーブルの上に置いて行った、HMH-KとTDPの図面をチェック。
10:00過ぎ、各々のスタッフ打ち合わせ。
日報のアップ。
「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットの資料確認とスケッチをまとめる。
THPのスケッチ。夕方になって少し動きが出てきた。
18:00過ぎ、事務所を出て吉祥寺シアターへ。
19:00から、小劇場の勉強会。年表の話し、スズナリの調査のまとめかた等について。最後に武蔵野大学の塩沢さんが、卒業制作について皆からアドバイスもらうも、かえって混乱したか。
21:30過ぎ終了。
何人かはいつものように基地バー行ったが、今晩は寄らず帰る。
○ 2007/12/7
8:00に事務所。
メールチェックと今日の打ち合わせ資料の確認。連絡事項いくつか。日報のアップ。
9:15過ぎ、事務所を出てHMH-Kのクライアント宅へ。
10:00からHNH-Kのクライアント打ち合わせ。基本設計がまとまり、概算をとる図面を作成する段階になる。
12:00前終了。その脚で経堂へ。
梁山泊の金さんがセルフビルドでやっている、リフォームのアドバイスへ。「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のセットの打ち合わせも合わせて。明日夜、稽古場へ行く事にする。14:30過ぎ終了。事務所に戻る。
スタッフとTDPの図面打ち合わせ。OKBの簡単な打ち合わせ。
18:00前に事務所を出て、三軒茶屋へ向かう。田園都市線で事故があり、電車が遅れていたが、18:45に三軒茶屋でチェ・ミキと落ち合い、シアタートラムへ。
19:00、「失踪者」カフカ作・松本修演出(http://setagaya-pt.jp/theater_info/2007/11/post_93.html)開演。
大掛かりなセッティングで舞台と客席が出来上がっている。ロビー側が舞台で、その舞台を回り込むようにして客席に。
先日小劇場の勉強会にも来てくれた、演劇評論家の西堂さんがみえていたので、休憩時に交互上演している「審判」の配置について尋ねたら、全く逆になると言う。明日は「審判」の楽日だが、終演後大掛かりな飾り替えか。贅沢だな。
休憩15分を挿み、3時間40分の大作。正直、休憩後は少し退屈した部分もあったが、とてもエネルギーがあり完成度の高い芝居だった。
年齢層も多彩な出演者とよいスタッフで練られた芝居(芝居と言ってよいのか)だった。
カフカはこの「失踪者」という小説を、前半は書きたい意欲を押さえ、ある日から一気呵成に書いて行ったが、後半は書く事に苦しんだ、翻訳者の池内さんの解説にあった。まさに、その違いが芝居にもあらわれているように感じた。
ともかく、井手茂太さん振り付けの、役者が踊るパフォーマンスが秀逸だった。今度、一度「イデビアン・クルー」(http://www.idevian.com/ja/index.htm)を見てみたい。
22:45終演。
高円寺まで戻り、大将3号店で1:00くらいまで飲んで、大和町へ。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
2日(日)、中山で出走し、3着でした。好スタートを切りますが、行く馬を先にやって好位のインを追走。手応え十分に4コーナーをまわり、追い出した逃げ馬について行きながら、前があくのを待ちます。最内をついてじわじわと逃げ馬に迫りますが、かわすことはできませんでした。松岡騎手は「直線で前が開いたので何とかなると思ったのですが、伸びきれませんでした。でも、内容は良かったと思います」とコメント。16日(日)、中山のフェアリーS・芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。自らという気持ちが旺盛。速い調教を課すつもりがなかったのに、行きっぷりが良いあまりに先日の乗り込みではハロン14秒程度のスピードが出ていました。飼い葉はすくみ対策の配合。濃厚飼料を減らし、オイルを多めに混ぜ与えています。
○ 2007/12/8
10:00に事務所。
メールチェックや連絡事項いくつか。
昼を挿んで、TDPの図面をまとめ、簡単なコメントを付けてクライアントへメール。
日報のアップ。
15:00、リクエストしてあった本が揃ったので、自転車で図書館へ。
青梅街道の銀杏が真黄色だ。落ちてくる葉っぱの雨の中を自転車で走る。
18:00前事務所を出て、自転車で梁山泊の稽古場へ。
「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)の稽古を見て、セットの打ち合わせ。今回の公演は「新宿梁山泊創立20周年記念決定版」と銘打たれているが、稽古場はまさにその雰囲気。今までに使っていた道具類や衣装のオンパレード。その雰囲気がとても良い。
この芝居はなんども再演され、セットもだんだんバージョンアップされて行ったが、これらのもの達を使えば原点に戻れる。それらのもの達の位置や、ちょっと手を加える事を打ち合わせして、今回のセットデザインは終了。
23:00過ぎに稽古場を出る。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎… インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークで調整中。1日おきに坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。リードホースの古馬を先頭に約10頭の集団が縦列で1列になり、ハロン17秒前後で駆け上がるのがここ1ヶ月の主要メニュー。鞍上の指示にも素直でフットワークも良く、走りが安定しています。穏やかすぎて気合乗りに乏しく感じられますが、いまは走ることを教えている段階なので気にしていません。馬体重は483キロです。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。騎乗しているときから、トモがアヒルのような独特の歩様を呈していましたが、休養に入れて騎乗を再開したところその歩様がもっと悪くなってしまいました。腰萎(通称:腰ふら)の症状を見せていて、獣医にも診せたところ『頚椎の神経が麻痺しているかもしれない』との診断です。良い素質があるため、できることはやりたい考え。中間には整体師による治療も行いました。しばらく普通放牧で様子を見てみます。
いろんな事はおこるのだ。
○ 2007/12/9
午後高円寺に買い物に出た以外は、一日大和町。
○ 2007/12/10
8:00事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。土曜日に梁山泊でセットについて話してきた事に、ひとつアイデアが浮かんだので、スケッチして梁山泊へファックス。
日報のアップ。
10:00、設備設計の酒巻さん来所。HNH-Kの打ち合わせ。11:00終了。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。来週が提出なので最後のエスキスチェック。まとまりつつある学生もいれば、最初の段階からあまり進んでいない学生もいる。あまり進んでないのは、ここ2・3週間、エスキスチェックに来なかった学生だ。多分、進んでないから来なかったのだろうが、逆で、そんな時こそ話しにくるべきなのだが。ともかく発破をかける。
19:00終了。
水谷先生とアシスタントの中島君と三鷹の「はたはた」へ行って、お疲れの一杯。
23:30お開き。
○ 2007/12/11
9:00事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。年末らしく、スケジュールが詰まってきた。
進行中のプロジェクトについて、スタッフと確認事項いくつか。
小劇場の勉強会の年表用資料を確認。
午後、外科へ。まだ腫れているが、骨は動いてないので、ぶつけないようにして自分で良くマッサージするように言われる。年末にもう一度来院するように言われる。
THPのスケッチ。
17:30、先日から相談にみえている、阿佐ヶ谷近辺で住宅建設を検討している方が来所。建築費用の話しをする。
引き続き、THPのスケッチ。
JRAのホームページに16日の中山メインのフェアリーステークスの情報が。(http://www.jra.go.jp/keiba/thisweek/2007/1216_1/pickup.html)アルデュール出走出来ると楽しみなのだが。
一方で、出走してくれば侮れない素質を持つ1勝馬の存在も目立つ。中でも、新馬(東京・芝1400m)を完勝したスワンキーポーチ(牝2・鈴木康弘)の注目度が高い。フェアリーSを過去10年で3勝している横山典弘騎手とのコンビは魅力だろう。また、早くからこのレースを目標にしてきたマイネアルデュール(牝2・相沢郁)、前走牡馬相手のベゴニア賞(東京・芝1600m)で2着に粘ったメイビリーヴ(牝2・松山康久)、前走のサフラン賞(東京・芝1400m)で鋭い追い込みを見せて2着に入ったメジロアリス(牝2・萱野浩二)、5走前の未勝利(新潟・芝1400m)で、後の阪神ジュベナイルフィリーズ3着馬エイムアットビップに完勝しているサマーエタニティ(牝2・畠山吉宏)など、有力馬に数えられる1勝馬もスタンバイ。スピード自慢のうら若き牝馬たちによる熱き戦いが、暮れの寒さを吹き飛ばしてくれそうだ。
○ 2007/12/12
8:00事務所。本当に寒くなってきた。
10:30に事務所を出て、渋谷のイメージフォーラムへ。「シアトリカル・唐十郎と劇団唐組の記録」(http://www.theatrical-kara.jp/)11:30からの回を観る。
いやー、面白かった。登場人物を皆知っているから面白かったのか、定かではないが。僕にとってはとてつもなく面白かった。エンディングテーマ曲「不滅の男」遠藤憲司は最高。
13:30終了後、急いでNMHへ向かう。
外構の改修をやっているのだが、豆砂利洗い出しが良い感じで仕上がっていた。14:00過ぎから、建設会社の担当者とクライアント夫人と、いくつかの確認事項を行ない、15:00終了。
その脚で、OKBの現場へ向かう。16:00前現場着。現場担当者とクリーニングに入っている現場を回る。途中たまたまクライアントがお出でになり、いくつかの確認をする。その後もスタッフと現場担当者といくつか簡単な打ち合わせをして、17:00過ぎ現場を出て、事務所に。
18:30再び事務所を出て、神楽坂へ。ardish gに寄って、先日見た「森山大道×沢渡朔 写真展」(http://www.artdish.co.jp/g/morisawa/index.htm)の時にお願いしておいた、「別冊・記録」をピックアップして、theatre iwatoへ。19:30から黒テントの公演「上海ブギウギ1945」(http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/)。
今年生誕100年の服部良一の曲がふんだんな芝居。良いですよ服部良一。ツァイ・ミンリャンの「楽日」のラストシーンに流れた曲がとても美しく、後でパンフレトで服部良一の曲だと言う事を知った。この芝居を見ると、服部良一の曲がどうして中国や台湾で良く知られているのかが分かる。
22:30前終演。
人の紹介で、黒テントがこの場所をtheatre iwatoに作り上げる時に、少しお手伝いしたが、芝居を見るのは初めて。良い場所を探し当てたな。古い建物が今日の芝居等はぴったりだった。制作の宗重さんに、小劇場の勉強会の見学をお願いする。
偶然、友人の鳥越さんも幾人かで連れ立って来ていた。最近トリさんとは、バッタリと言う事が多いな。
今日は映画と芝居を見て、帰りの電車では頭が飽和状態。持っている本を読む気にならない程だ。
○ 2007/12/13
久しぶりの雨。8:00に事務所。
昨晩の飽和状態の頭が、一晩過ぎて少し落ち着いてきて思ったこと。
唐組も黒テントも稽古場やテントや劇場と言う根拠地を持ち、劇団を存続させている。どうやらそういう劇団の芝居が好きなようだ。もちろんその中でも小劇場と言えるような。
先日見た、「失踪者」の演出をした松本さんがパンフレットに、ある長さの同じ時間を共有する事に依って、表現可能になる質がある、と言うような事を書いていたが。まさにそう感じる。
そのような質が映画とは違う、演劇に特有なもののように思え、その質が感じられる芝居に引き付けられているのかもしれない、と言うような事をつらつら考える。
日報のアップをして、スタッフに確認事項いくつか。
午後一で事務所を出て、THPの敷地へ向かう。建設会社に手伝ってもらい、レベル測量。
15:00前終了。帰り道途中の駅まで車で送ってもらい、事務所に戻る。
早速実測図面の作成を始める。
17:00武蔵野大学の一人の学生が、空間造形4のエスキスを見せにくる。月曜よりずいぶん具体的になってきていたので、いくつかのアドバイスをして、このまま風邪を引かず頑張るように話す。
18:00過ぎ終了。スタッフに確認事項いくつかして、再び事務所を出て吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。今年最後の会。
今晩は、東北大学で劇場の研究をしている、坂口大洋さんが来て話しをしてくれる。坂口さんの話しは、地元仙台での劇場立ち上げ、下北沢の小劇場調査、そして韓国のソウルの小劇場が70以上集まる大学路(テハンロ)について。20:30坂口さんの話しは終了し、その後は料理とアルコールが並び、忘年会を兼ねた質問や雑談に移る。
坂口さんには初めてなのかと思っていたら、大学で同じ研究室だった那須と一緒に随分前に事務所に来た事があるとのこと。そういえばとかすかに思い出す。
また、今晩初参加の木下サーカス勤務の安達さんのサーカスの日常についての話しが無茶苦茶興味深く、質問が飛ぶ。
21:30過ぎにお開きになり、近くの基地バーで2次会。全員参加。
23:15過ぎに2次会もお開き。
アルデュールは抽選で除外に。残念。
○ 2007/12/14
今週は外出が続き、疲れてしまい少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
9:30に武蔵野大学の4年生が卒業制作の相談に来所。10:30過ぎ終了。
なんだか雑務が多く、落ち着かない。
14:00過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷で買い物をして、設計事務所仲間の小西さんのマンションへ向かう。リフォームしたマンションをやはり設計事務所仲間の朝倉夫妻、鈴木利美さんと拝見して、そのまま忘年会をやる事になっている。
マンションは12階で眺めが良く、居心地良い空間だった。17:00頃全員が揃い、鍋をやっていろんな事を話す。楽しい会だった。
鈴木さんを残して、朝倉夫妻と22:00過ぎにお暇する。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ポリトラック、ウッドコースで乗り込まれています。出走を予定していたフェアリーSは除外されてしまいました。14頭の1勝馬の内、10頭が出走可能でしたが、残念な結果です。22日(土)、中山のクリスマスローズS・芝1200mにまわります。中1週だったので速いタイムは出していませんが、今週の追い切りでは楽な手応えで、先行して一杯になったパートナーに2馬身先着。この調子を維持して次走に臨みたいものです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間に40度の熱発を発症しまいました。前回頑張った影響なのか、体力不足がここへきて露呈した印象を受けます。1日で熱も治まり、現在は多少ペースを落としていますが、しっかり抑えないと軽めができないくらいの行きっぷりは頼もしく感じます。
○ 2007/12/15
昨晩も忘年会だったので、さすがに疲れは取れず、ゆっくり起きて10:00前に事務所。
連絡事項やスタッフが置いて行った資料をチェック。
13:00前、スタッフ募集の面接。14:00前終了。
日報のアップ。
今日の打ち合わせの準備。
15:00TDPのクライアント夫妻来所。いくつか提案した中から、基本方針を決める。地質調査や日影検討を行い、3階建ての可能性を検討する事にする。
17:00過ぎ終了。17:30武蔵野大学の水谷先生夫妻が来所。来年から新たに担当する授業の打ち合わせ。
18:30前一緒に事務所を出て、吉祥寺へ向かう。
19:00から吉祥寺の飲み屋で水谷夫妻、ミリ・メーターの笠置・宮口さん、チェ・ミキで忘年会。ミリ・メーターの二人とは本当に久しぶり。仕事の話し等いろいろして、21:30過ぎに一軒目を出て、「のろ」に向かう。「のろ」も2年に一度くらいのペース。全然変わらない。
多分24:00過ぎにお開き。
○ 2007/12/16
10:00過ぎに起床。
午前中、高円寺に買い物に。
夕方、THPのスケッチ。
チェ・ミキの友人のハマちゃんが明日東京で仕事なので、大阪から泊まりにくるので、少し片付け。
ハマちゃん18:00過ぎに到着。
一杯やりながら食事をする。
二人は話していたが、先に休む。
○ 2007/12/17
8:00事務所。メールチェックと日報のアップ。
THPのスケッチ。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形4、今日が提出とスタジオごとの講評会。
締め切りの14:30前、製図室は慌ただしい活気。
とりあえず全員提出した様子。
各スタジオに別れて講評を行う。
どうにかまとめて来た者、大幅に模型が未完成な者、それぞれだが、一人ずつ発表してもらい、質問と来週までのブラシュアップのアドバイス。
来週が全体の講評会だが、まだ発表者は決めきれないので、来週ブラシュアップされてきた模型等を見て決める事にする。
プレゼンテイションの要点について話し、18:30過ぎに終了。
4年生の一人が訪ねてきて、卒業設計のアドバイスが欲しいと言う事なので、準備室で話しを聞く。まだ、形になっておらず、早く手を動かし模索するようにアドバイスし、その段階まで来たら又エスキスチェックをする事を約束する。
19:30、水谷先生と学校を出て、先日ミリ・メーターに教わった吉祥寺の「大鵬」を探す。
すぐに見つかり、入ってみる。ミリ・メーターが言っていたように、濃い店だった。(木彫りの熊が至る所にあり、写真のような設えが。)
23:00過ぎお開き。
○ 2007/12/18
8:00に事務所。今朝は寒い。冬らしくなってきた。
スタッフが置いて行った資料を確認し、連絡事項いくつか。日報のアップ。
THPのスケッチを続ける。
10:00スタッフ研修者が来たので、スタッフにいろいろ教えてあげるように紹介。
11:00THPのスケッチをスタッフと研修者に説明し、図面化の指示。
13:30過ぎ事務所を出て、郵便局に寄って、OKBの現場へ。
現場を見て回り、15:30過ぎから5階のクライアントの竣工検査。検査後、増減見積を説明し、引き渡しの段取を決め、16:30前終了。少しスタッフと電気業者と打ち合わせして、事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
○ 2007/12/19
8:00に事務所。スタッフが一人既に来ていた。
今日、OKBの4階のクライアント検査で打ち合わせをする、照明の資料について打ち合わせ。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
昨日スタッフ研修者が作成した図面をチェック。
THPのスケッチと図面化の指示。
TDPの日影検討図作成。
12:00前に事務所を出て、OKBの現場へ。
13:00過ぎから、4階のクライアントの竣工検査。一通り回った後、照明の打ち合わせ等して14:30過ぎ終了。
帰り道渋谷で書店により、23日のクライアント宅でのパーティーのプレゼント交換用の本を物色。
渋谷の書店は久しぶりだが、大盛堂は閉店していたし、ブックファーストの場所も変わっていた。今のブックファーストの場所は別の本屋だったが思い出せない。街は変わって行っている。
阿佐ヶ谷駅から事務所の戻る途中で、自転車に乗って駅方向に向かう、梁石白さんとすれ違ったので声をかける。本当に久しぶりにお目にかかれて嬉しかった。
事務所に戻り、TDPの作業を行ないクライアントへメール、雑務等。
アルデュール、22日土曜日、中山9R出走予定。
○ 2007/12/20
月曜の武蔵野大学のスタジオ講評会、昨日一昨日のクライアント検査でさすがに疲れ、ゆっくり起きて、9:00事務所。
メールチェックや連絡事項、日報のアップ。
THPの図面をチェックし、スタッフ研修者に指示。同じく、レベル図等を作成。
マイネアルデュール、22日中山9R出走確定。
18:00前事務所を出て、上高田の新宿梁山泊の稽古場へ。
「少女都市からの呼び声」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/07shoujyo/07shoujyo.html)のゲネプロ。
18:30に稽古場へ着くと、押している様子。19:00過ぎから公演の安全と成功を祈願するお祓い。19:30過ぎから、ゲネプロが始まる。
21:00終了。片付けの後、長年この芝居の主演をやってきた黒沼さんから熱いダメだし。芝居は既に面白い。黒沼さんのダメ出しを超えた時、戦慄の芝居になるだろう。楽しみだ。
22:30過ぎ稽古場を後にする。
○ 2007/12/21
8:00に事務所。
メールチェック。
一昨日の晩、小劇場の勉強会のメンバーの一人から、修論のまとめかたで相談の電話があった。アドバイスをした上で、再度内容をまとめて、勉強会のメーリングリストに流し、アドバイスを求めてみらた、と話した。そのように流したメールに、いろんなメンバーからアドバイスが来ている。
昨晩のゲネの写真の整理と日報のアップ。
THPの図面修正点を指示。
週明けが25日なので、銀行へ行く。
昨日でスタッフの一人が卒業で、今日は事務所の雰囲気が微妙に違うような気がする。
HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
小劇場の勉強会のしかのさんが、先日のオープンハウスで撮ってくれた、360度写真をアップしてくれた。
(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/files/category-4f4f5b85.html)
クライアントにもメールで報告。
THPの検討。
17:00過ぎにスタッフと事務所を出て、構造の吉田さんの事務所へ。
HNH-K、TDPその他の打ち合わせ。19:00前に一緒に事務所を出て、築地の居酒屋へ。吉田さん関連のいくつかの事務所が集まり忘年会。一年に一遍合う顔が懐かしい。
築地の場内にある居酒屋なので、魚が旨い。開店時間は朝5:00から22:00まで。高円寺や阿佐ヶ谷だと朝5:00は閉店時間だ。
22:30お開き。皆は2次会に行ったが、お先に失礼する。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
22日(土)、中山9RのクリスマスローズS・芝1200mに出走します。今週の最終追い切りは相手に合わせ7分くらいの力で我慢させました。松岡騎手は「息を入れるのがあまりうまくないので、調教では他馬の後ろに付けて折り合えるよう工夫しています。1回使ったぶん確実に上積みがあるので何とかしたいです」と笑顔で話していました。テンションが上がってきている点が気になるものの体は仕上っています。レース後は鉾田へ移動して一息入れることも視野に入れています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。真歌に移動後、しばらくはトモの立ち腫れが残っていましたが、すっかり解消。騎乗開始後は順調です。行きたがる気性を考慮して併走調教は行っていませんが、縦列では手応えが良すぎて抑えるのがしんどいほどです。騎乗スタッフは「気持ちが先走っているが、いいスピードを持っている」と語っています。
○ 2007/12/22
今週も毎日何かがあり、さすがに疲れた。ゆっくり起きて、10:00前に事務所。
すぐに事務所を出て、丸の内線で新宿の場外馬券売り場へ。
中山の9Rにアルデュールが出走するので、馬券購入。ついでに明日の有馬記念の馬券も少し。
11:00前事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。打ち合わせの準備。
12:00、THPのクライアント来所。実測した敷地のレベルの説明や第1時案について打ち合わせ。いくつか確認事項を話し、年明けにスケジュールや予算の話しを再度する事にして終了。
今日は打ち合わせが入っているので、ライブで中継が観れないと思っていたが、間に合ったので急いで大和町に戻る。
14:05、9レース発走。前走で先着した馬がいて、そのレースと同じようにその馬の後を行く。途中行きっぷりが悪そうにみえる。松岡騎手が押していたようにみえた。
4コーナーを回って前をかわすかと思ったが、伸びず、後ろから来た馬に逆にかわされ、4着。
そのまま大和町で雑務をして、14:45大和町を出て、中野ブロードウェーに寄って、16:00KNHへ。
以前の改修で手をつけなかった地下の改装について、建設会社と一緒に確認。
17:00過ぎ終了。外に出たら雨が降り始めていた。
自転車で大和町に戻る。
○ 2007/12/23
8:30頃起きて、うちの雑務や雑誌を読んだり。
11:00過ぎに買い物に阿佐ヶ谷まで。
今日のNMHのパーティーに持って行く酒を買おうと、旧中杉通りの酒屋へ行くも、開いていない。
14:30、チェ・ミキより先に大和町を出て、ダメ元で旧中杉通りの酒屋へ行ったら開いていて、お目当ての酒を入手。
渋谷の書店で酒選びのために余裕を見ていた時間をつぶし、15:45桜新町でしかのさん、スタッフの土岐、チェ・ミキと落ち合い、NMHへ。
今日は14:00頃から、忘年パーティーが行われていて、お招き頂いた。先日行なった外構の改修工事も良い感じで馴染んでいる。
中に入ると沢山の人。子供も沢山。
しかのさんと土岐を一通り案内し、ビールを頂く。自由が丘にあるお店の料理人の方が来て、準備した美味しい料理を頂く。
入れ替わり立ち替わり、何人くらいいらしたのだろう。
少しずつ人数が少なくなった、多分21:00前くらいにお暇する。
帰りの総武線の中で、武蔵野大学の卒業生の一人とバッタリ。設計事務所に勤めていて大変そうだったが、元気そうで何よりだった。
○ 2007/12/24
10:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
今日の講評会の後に成績を考えなくては行けないので、前半の課題の提出物の確認。
11:30過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。
実習棟でこの一週間で模型や図面がどれくらいブラシュアップしてきたかを確認し、アシスタントの大和君と発表者を決める。
13:00過ぎから講評会が始まる。選抜者は14人。1人5分間の発表と講評が続く。
途中休憩を入れて、14人終了したのが18:00過ぎ。それから選抜されなかったが発表したい学生の発表と講評を行ない、最後に先生方のまとめがあり、すべて終了したのは20:00前。頭の芯がしびれている。
提出された作品は力作揃いだが、みなプレゼンがうまくない。建築的に詰め切れていない部分があり、それらが曖昧なのでプレゼンも抽象的な話しが長く、内容の詳細な説明まで至らない。自分以外の人間にわかってもらうために、図面をまとめたりプレゼンすると言う事をよく考えて卒業制作に進んで欲しい。
水谷先生の研究室で成績をまとめ、20:30過ぎから実習棟で懇親会。皆やりきった良い顔をしていた。
22:00過ぎに学校を出て、水谷先生、学校の中島さん、山田さん、アシスタントたち、学生2人と三鷹の「はたはた」で2次会。
○ 2007/12/25
長時間の講評会のつかれと、空間造形の皆のプレゼンが無事終わりホッとし、起きられず、9:30前事務所。
メールチェックと日報のアップ。
雑務や進行中のプロジェクトの未整理の図面を整理し、机まわりを少し片付ける。
OKBの現場に行っていたスタッフが戻ってきて、最後のテクニカルな問題が出てきた事の報告を受ける。
夕方外科へ。
指が少し膨れたままの形になるかもしれないが、とりあえずこのままあまり冷やさないようにして、通院は終了との事。
○ 2007/12/26
8:00に事務所。
メールにて送られてきた概算見積の確認。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
日報のアップ。
昨日に引き続き、デスクまわりの雑然とした雑誌や本を整理する。
スタッフとOKBの簡単な打ち合わせ。
10:30、自転車で荻窪の会計士事務所まで年末調整の資料を持って行く。
昨日今日と、課題の終わった学生達から、梁山泊の「少女都市からの呼び声」の予約のメールが送られてきている。なかなか良いぞ学生達。新しい世界を体験できるとよいな。
13:00過ぎ、事務所を出てOKBの現場へ。
14:30から4階の引き渡し。家具等が運び込まれ、良い感じになっている。壁に掛ける絵の場所をひとつひとつ決めて行く。
16:00過ぎ終了。17:00過ぎから5階の引き渡しと取り扱い説明。
19:00過ぎ終了。建設会社の担当者とうちのスタッフで渋谷の麗郷で打ち上げ。
様々な事があり、途中中断も含め、工事は2年に渡った。それだけに担当スタッフは、とりあえず無事工事が完了した事にホッとしてハイテンション。本当に良かった。
その後、カラオケボックスに行って、久しぶりに歌う。タクシーで阿佐ヶ谷まで戻ってきたのは、多分3:00前。
肩の荷がおり、ホッとした。
○ 2007/12/27
9:00過ぎ事務所。
連絡事項いくつか。
昨日に引き続き、部屋の雑然としたものを片付ける。
日報のアップ。
13:00過ぎ、先日事務所にいらした、阿佐ヶ谷周辺で住宅建設を考えている方が来所。
たたき台の概算見積を説明。
雑務など。
17:30前事務所を出て、新宿へ。
書店やタワーレコードに寄ってから、例年行なわれている設計事務所仲間の忘年会へ。なかなかこの会でしか合う事のない人もいて、楽しい。21:00過ぎに終了。
連日飲み会なので、2次会には参加せず戻る。
事務所は本日から、1月6日まで休み。
7日から平常通りに戻ります。
日報もしばらく休刊します。
よいお年をお迎え下さい。