○ 2008/1/7
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
1月1日は西荻窪の両親のところへ出掛け、新年を祝った。
その際前から気になっていた、学生時代の設計製図の提出物を持ち帰ってきた。
果たして学生時代、自分はどんな図面をフィニッシュしていたのか。課題のテーマは良く覚えているが、図面の内容までは覚えていなかった。
持ち帰ってみてみたら、結構頑張っているではないか。評価はあまり良いとは言えないが。この当時、先輩に連れられて手伝いに行っていた、渡辺洋治さん(http://www.arcstyle.com/tokyo/207_dai3skybuild.html)の影響をここまで受けていたとは。
しかしこれなら武蔵野大学の学生達に、もっともっと期待しても構わないな、とほくそ笑む。
もうひとつ嬉しかったのが、2年の初めての設計課題の「住宅」だ。学籍番号順に先生にふられるのだが、吉阪先生が指導教授。
図面の中に吉阪先生からの質問が赤鉛筆で書かれていた。もちろん表紙には吉阪先生のサインが。
ところが、トホホな事に、自分で書いた「指導教授・吉阪先生」の字は「吉坂先生」になっており、きちんとこれも赤鉛筆で訂正されていた。
さて、8:00に事務所。正月早々にひいた風邪も、昨日がピークで、今朝は楽になってきた。
メールチェックや返信。
スタッフ研修者も10:00に出社。先ずは環境整備をお願いする。
年始から進めていたYTHのスケッチ。昨年末からの車庫の検討から、夕方にはブラッシュアップした案がまとまってきた。
写真は渡辺洋治さんにいただいた本。30年前の日付だ。
○ 2008/1/8
8:00に事務所。
メールチェック。
再びYTHの確認。作図をスタッフに指示。
日報のアップ。
同じく年始から始めていたNTHのスケッチ。
途中、スタッフが作成したYTHの図面をチェックし、構造事務所とクライアントへ送る。
NTHのスケッチが煮詰まってきたので、一度ラフ模型を作る事にして、その準備にかかる。
○ 2008/1/9
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。
NTHの模型作製用のスケッチを再チェック。
今年の春から武蔵野大学で担当する、「建築施工法」の授業のスケッチのために、水谷先生から頂いた資料や事務所にある本を確認する。
16:00、木製建具のメーカーが来所。HMH-Kの建具について打ち合わせ。
スタッフが作った模型のチェック。
部分的な未施工部はあっても、昨年末で現場がなくなっているので、事務所での日々が続く。
ちょっと飽きてきたかな。
○ 2008/1/10
昨晩、晩酌をしながら見ていた12chのなんて事ない旅番組(なのだが、まあこれ以外にあまり見てもいいかなと思う番組がないTVもすごいが、それならば見なければよいのだが)で、群馬の長野に近いあたりの80歳をゆうに超えたおばあさん達の元気さに接し、妙に納得してしまった。
8:00事務所。
メールチェック。
スタッフが置いていった、HMH-Kの概算用図面とNTHのラフ模型をチェック。
日報のアップ。
スタッフにNTH、YTHの模型作製の指示。
午後新宿の書店に、「建築施工法」の授業用の資料を探しに行く。
久しぶりに出掛けた新宿は、違った街にみえた。昔はよくこの辺りを歩いていたのだが、最近歩くところとちょっと違ったところを歩いたからだろうか。
戻ってきたら、YTHの可愛い模型ができあがっていた。
18:00過ぎに事務所を出ようとしてたところへ、構造事務所からYTHのボーリング調査の速報が入ったので、クライアントへメールで報告と、土質調査を進める事の確認。その後、吉祥寺シアターへ。
今年初の小劇場の勉強会。19:00には4人だったが、次第に参加者が増え20:00には10人が参加。
昨年末から話している今後の方針や現在ストックされている情報のまとめかた等について話す。
もうしばらくで一年になるので、そろそろ新たな展開の可能性についての話しも出る。
21:00過ぎ終了。
いつものように近くに基地バーで一杯。22:30過ぎお開き。
○ 2008/1/11
8:00事務所。
メールチェックとメールにて連絡事項いくつか。日報のアップ。
昨晩の勉強会後の一杯で、7日の日報に書いた渡辺洋治さんの話しになり、確か作品集が出ていたはず、とネットで検索していたら、下記のブログがあった。(http://www.03-x.com/daruma-t/archives/cat9/)
30年前の記憶が少しずつ蘇ってきた。
この事務所に伺って、ロットリングで芝生の目を書き込んでいたんだ。インスタントレタリング(略してインレタ)なんて一切使わなかった。懐かしい。堀商店(http://www.hori-locks.co.jp/index.html)を教わったのも、渡辺洋治さんからで、確か堀商店の改修かなにか手がけていらしたような記憶があるが、違っているか。
YTHとNTHのスケッチ。
15:00、自転車で事務所を出て、成田東の「Gallery街道」(http://kaido.mods.jp/)へ。昨年夏にその存在を知人から教えてもらっていたが、すっかり忘れていた。書店で写真集を立ち見したことから、尾仲浩二さんに興味を持ち、これもネットで調べたら、事務所のすぐそばに尾仲さんが開いているギャラリーがあり、それが昨夏知人に教えてもらった写真ギャラリーに繋がった、と言うわけだ。
いつも図書館へ行く青梅街道の途中を左に曲がり、住宅街の中にある木賃アパートの一室がギャラリーになっていた。
窓の型ガラスがいい味を出している。しみじみしたスペースだが、内容は充実していた。コンパクトな中に、3人の方の展覧会が繰り広げられている。
お隣のギャラリー煌翔にしても住宅街の中で特徴のある活動をしている。やっぱり中央線のこの地域好きだな。
18:30過ぎ、NTHクライアント来所。
年末に頂いた要望の確認と、それに基づいたたたき台とラフ模型で打ち合わせ。
19:30過ぎ終了。
アルデュールは抽選に見放されてしまったのか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ポリトラック、ウッドコースで乗り込まれています。出走を予定していた朱竹賞は除外。地方馬が優先されるため、18頭中14頭が出走できる抽選で、除外の4頭に入ってしまいました。9日のポリトラックでの追い切りでは準オープンの古馬を追い掛けて、馬なりのままラスト1ハロン12.1をマークして併入したように状態が良かっただけに、残念です。20日(日)、京都の紅梅S・芝1400mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。手応えのわりに踏ん張りきれない調教が続いていたものの、Mクリスティナらと行った週明け早々の併せ馬で素軽い動きを披露しました。この1週間でずいぶん上昇しています。ここまでくれば入厩まで時間はかからないでしょう。馬体重は455キロ。
○ 2008/1/12
9:00に事務所。弱い雨が降っていて、暗い朝だ。
メールチェックと日報のアップ。
雑務や午後の準備。
13:00過ぎに事務所を出て、代々木へ。
梁山泊関連の方から紹介された、映画監督のWさんの住宅へ。
住宅と言うより、事務所兼拠点として使ってらっしゃる。
建て売り住宅だったので、フィルムの保管場所等が手狭になってきたので、建て替えてより使いやすく楽しい建物にしたい、とのこと。
いろいろ楽しい話しを伺う。
用途地域や建ぺい容積を調べて、ボリューム出しをして再度伺う事にして終了。
新宿の書店に寄って、銀座の画廊へ行こうと思っていたが、本を探したりしているうちに時間がたってしまい、外に出たら暗くなりつつあり、雨は降り続いているので、「ぴあ」でヤン・ファーブルの「死の天使」(http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2008/d0208a.html)のチケットを買って、大和町に戻る。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間から後半3ハロンを15-15にまで上げる強めの調教も織りまぜていて、楽にこなせています。重厚感があるのに脚さばきが柔らかく、しなやかな走りをできるのがセールスポイント。縦列の際も安定感があってしっかりした脚取りを見せています。本格的な追い切りに移行したときにどのような走りを見せてくれるか楽しみです。年末計測の馬体重は473キロでした。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。朝の8時頃から夕方の16時頃まで普通放牧されています。騎乗できていた時は才能を感じさせる動きだっただけに、進退の決断を下すにはもう少し時間が欲しいという判断。特筆すべきほどの良化はありませんが、かといって悪化もしていません。スタッフも「この馬の生命力に賭けてみたい」と話していました。
○ 2008/1/13
9:00に起きる。
録画でたまった映画のDVD、最近夜は途中で眠くなり絶対見通すことはできないので、日曜の午前中時間があれば見るようにしようと考え、今日から。題して、「日曜映画劇場」。
今日は、「浮雲」成瀬巳喜男監督、1955年の作品。(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24371/)
イヤー素晴しかった。あっという間の2時間。ストーリーはもちろん、セット、撮影・照明、そして高峰秀子と森雅之の演技。
南方から始まって、最後は屋久島へ。ラストシーンの高峰秀子の白い顔のアップと、最初の南方の日差しの中でのシーンでの印象が重なり合う美しさ。どこをとっても映画らしい。
しばらくは、成瀬巳喜男監督で行くか。
午後テレビ神奈川の競馬中継で、アルデュールが抽選除外になったレースを見る。これなら勝てたかも、と思う気持ちは贔屓の引き倒しか。
京都のメイン、シンザン記念には、アルデュールが2度苦杯を喫しているダイワマックワンが出走していたが、良いところは4コーナーまで。距離が長過ぎるとはいえ、ここらに出てくる馬達との比較ができるようになって、競馬に深みが増した。
風が強く、寒い一日だ。
○ 2008/1/14
今朝も寒い。9:00に事務所。
メールチェックや日報のアップ。
武蔵野大学の新しい授業のシラバスをまとめ、送信。合わせて、図書館購入希望図書をまとめ、ファックス。
「ええじゃないか」のブラジル公演用にセットの看板絵をプリントアウトし、劇団1980へ郵送。
HMH-Kの概算見積用の図面もまとめ、郵送。
17:00過ぎに事務所を出て、高円寺のGALLERY45-8へ。(http://d.hatena.ne.jp/gallery458/)
以前中央線つながりで、建築家の笹さんに引き合わせてもらった、西荻在住の方達が運営しているギャラリー。行こう行こうと思いつつ、近くなのでかえってなかなかお邪魔出来なかった。
現在は「ちょっと昔の高円寺 写真展」が開催中。
このスペースを見た瞬間にここでギャリーをやろうと決めた、と伺っていたが、まさにキュートな空間。棟割りのお隣がスナックだが、ここもそうだったのか。奥の空間の赤いベルベットのような壁紙と型ガラスや小さな流しが、独特な雰囲気を醸し出している。先日伺ったGallery街道とは、又ひと味違った空間だった。
西荻もそうだったが、4、50年前の中央線周辺は、まだちょっと田舎で、懐かしい。
○ 2008/1/15
8:00過ぎに事務所。今朝も陽が差さず、気温も低く寒い。
メールチェックと日報のアップ。
雑務いくつか。
YTHとNTHのスケッチ。
夜になって頭の中が煮詰まってきて、二進も三進も(ほぅ、このような字を書くのか)いかなくなってきたので、雑誌など読み始める。
○ 2008/1/16
8:00に事務所。
今朝は陽が差しているので、少し暖かく感じる。
メールチェック。10:00からの打ち合せの資料を確認。日報のアップ。
今日もYTHとNTHのスケッチを続ける。
10:30過ぎ、建設会社が来所。KMHのバルコニー工事の打ち合わせ。11:30終了。
スケッチを続ける。
○ 2008/1/17
8:00事務所。
明け方変な夢を見た。
ある少年が食べることで、加工された肉の選別を行なっている。その少年は、ほうきで道に半円形を書く、悪魔の儀式の修行をしている。その村には、体が弱く生まれた小さな女の子がいて、少年がその女の子に付き添い、高い崖(城壁?)の半円形の道を何度も通すことで、悪魔払いをしている、と言う夢だった。画像ははっきりしていた。
まるでレーモン・ルーセルみたい。(ちょっとよく言い過ぎか。)
一度目覚め、その後も断続的に、今度は具体的な知り合いが出てくる夢を見ている最中に目覚ましが鳴る。
メールチェックと日報のアップ。
阪神淡路大震災から今日で13年経った。
YTHの断面や面積チェックを行ない、スタッフに3D化の指示。
NTHのスケジュール作成やスケッチ。確認申請の状況等がはっきりせず、スケジュールも不確定要素が多く、難しい。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00過ぎより、小劇場の勉強会。
今晩は2班に別れ、メンバーの修士論文へのブラッシュアップのアドバイスと、懸案だった「スズナリ」の調査のデータのまとめを行なう。写真データをカード化して、場所ごとにわけ選別する。少しずつまとめ方のイメージがわいてくるようだ。
21:30過ぎ終了。
いつもの基地バーへ移り、一杯やって、23:00過ぎにお開き。
アルデュールは20日(日)の京都9R・紅梅ステークスへ。初輸送、初コース、初騎乗と初尽くしだが、どこまで通用するか。ともかく無事に遠征終了してもらいたい。
○ 2008/1/18
8:15事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの3Dのチェック。
日報のアップ。
YTHの開口部のスケッチを一日中行ない、スタッフに3D化の指示。
18:30前事務所を出て、高円寺の成都で昨年で退所した木村さんのお疲れ会と新しい研修スタッフの歓迎会を兼ねた新年会。
以前のスタッフ高橋さんと構造事務所の飯田さんも参加。
今晩は大和町に、チェ・ミキの妹の旦那のマーさんが出張で来ているので、20:30過ぎお先に失礼して、大和町に戻る。
大和町で引き続き飲み会。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
20日(日)、京都9Rの紅梅S・芝1400mに出走します。後続の2頭を待ち、3コーナーあたりから併せた16日(水)の追い切りも余力たっぷりの手応え。直後に控えている長距離輸送を考慮して5ハロン69秒程度に控えました。あす19日(土)の早朝4時にトレセンを出発します。先週の朱竹賞が、2走前に同馬と差のない競馬をしていたアポロフェニックスとレイクエルフの2頭の決着でした。上位争いを期待しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体質がしっかりして、弱さがなくなってきました。追い切りを始めても、飼い葉をしっかりと食べています。先週に比べると手応えどおりに伸びるようになってきました。テンからハミ掛かりが良く、脚質を考えると、前に行って粘るレースが向いていそうです。
○ 2008/1/19
昨晩は何時に寝たのか覚えていない。
7:00に一度起きてゴミを出して、再び寝床へ。
11:00前に起き上がる。それほどひどくないが、二日酔い気味だ。
マーさんとちょっと話して、昼前に事務所に。頭が重い。
メールチェックと日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
先週の土曜日にFMで聞いたエラ・フィッツジェラルドとスティーヴィー・ワンダーのライブデュオ「ユー アー ザ サンシャイン オブ マイ ライフ」の入った、「ウィ・ラヴ・エラ」(http://www.amazon.co.jp/ウィ・ラヴ・エラ-オムニバス/dp/B000PDZO1C/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1200721627&sr=8-1)の試聴版をネットオークションで購入し、今日郵便受けに入っていたので、早速聞く。
先週はラジオで突然耳にしたエラ・フィッツジェラルドとスティーヴィー・ワンダーのライブデュオの「ユー アー ザ サンシャイン オブ マイ ライフ」。じっくりCDで聞いたら、最初の方でエラとスティーヴィーが唄を譲り合うシーンがあり、その楽しそうな雰囲気に涙が出そうになった。
午後早い時間から、重かった頭も次第に復活。
18:00事務所を出て、神楽坂へ向かう。
18:30神楽坂で小劇場の勉強会のメンバーしかのさんと丸山くんと落ち合い、セッションハウス(http://www.session-house.net/)へ向かう。
セッションハウスはコンテンポラリーダンスがメインに行なわれるスペース。今晩は「シアター21フェスvol.67」に勉強会のメンバーの一人の宮崎さんが出演する。開演前にやはり勉強会の米ちゃんや安達さんも来場。
19:00から1時間半、7人のダンサーがそれぞれ10分間のソロを踊る。7人とも全く違ったダンスで、飽きない。
終演後、近くの居酒屋へ向かい、後から宮崎さんも参加してお疲れの一杯。
○ 2008/1/20
9:00に起きて、日曜映画劇場。
今日は「シザーハンズ」ティム・バートン監督1990年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4055/index.html)。ちょっと前、酒を飲みながらテレビのチャンネルを変え、偶然見た「チャーリーとチョコレート工場」の最後の20分くらい。その中のジョニー・デップの白い歯に引き付けられてしまった。
これはぜひとも、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を見なくてはと思い、先ずは「シザーハンズ」と言うわけだ。
イヤー良かった。映画の魅力的な要素が沢山。深々と降る雪、ヒロインの周りを回るカメラ、ヒロインのアップ、他にも映像でしか表現出来ないシーンが散りばめられている。
ジョニー・デップ扮するハサミの手を持った人造人間のエドワードとヒロイン、街の人間達。これってまるで「少女都市からの呼び声」じゃないか。ティム・バートンと唐さんのロマンを愛する心に感服。
13:00過ぎ大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
14:35京都9R紅梅ステークス1400m発送。アルデュールは良いスタート。2番手を進む。4コーナーを回ったところで先頭に立つも、残り200mで後続馬にかわされ、8着。しかし、先頭とは0.4秒差なのだが。やっぱり1200mがベストか。
しかし、相変わらず、新宿場外4階のおじさん達は楽しそう。一番良い顔を見せているのではないだろうか。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
マイネル2頭でついでに買った、中山のメインをTVで見る。マイネルチャールズみごと1着。ファルケはアルデュールと同じようなレース運びで、7着。
チャールズの騎手はアルデュールを初勝利に導いた主戦騎手だが、そりゃ今日は中山でチャールズを選択するのは当たり前だよな。
しかし、アルデュール、初長距離輸送、初コース、初騎乗、だったが無事で何よりだった。
今日の京都のメイン日経新春賞はあのテンポイントが予後不良になったレースだったから。
○ 2008/1/21
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
午前中はNTHのスケッチとスタッフ打ち合わせ。
午後はYTHのスケッチ。
○ 2008/1/22
8:00に事務所。
メールチェクとスタッフが置いて行ったNTHとYTHの図面をチェック。
日報をアップして、9:00過ぎ事務所を出る。
10:00前に武蔵野大学着。
今日は卒業制作の発表会。
10:00にスタート。一人3分の発表と質疑・講評。
途中何度か休憩を挟み、33人すべて終了したのは20:00過ぎ。
最後の方は頭の芯がボーッとしてくる。
先生方それぞれがまとめを述べて、20:30過ぎすべて終了。
今年の卒業制作は社会的な視野を持ったものが比較的多く、それは良いことだが、その社会性に絡めとられて、自分が表現したい空間・建築が見えにくかった。
なかなか難しい部分だが、卒業制作なのだから、その間の行き来に自覚的になって、最終講評会までの1ヶ月、さらにブラッシュアップして欲しい。
発表会に来てくれた、卒業生と吉祥寺の居酒屋へ。後から水谷先生も参加。
一杯やったらとてつもない疲れに襲われたが、しばらく飲んでいるうちに少し復活してきた。
駅前の屋台のおでんやに寄って、1:00前の終電に乗って帰る。
○ 2008/1/23
朝7:00。資源ゴミ捨てに外に出たら、雪が降り始めている。
昨日の疲れで、もう一眠りして、8:00起床。
9:00前に事務所。雪は本格的になってきた。
メールチェックし、昨日の発表の選考とコメントを書いて、メール。
日報のアップ。
YTHの3Dについてスタッフに指示。
NTHのスケッチ。
午後スケッチが進展したので、スタッフと打ち合わせ。
昨年で退社したスタッフがまとめてくれた資料の取捨選択と雑務。
18:30前に事務所を出て、高田馬場へ向かう。
高田馬場の「けめこ」で早大理工学部スィング&ジャズクラブの同期の新年会。
田舎料理「けめこ」と早稲田通りと明治通りの角にあったジャズ喫茶「203」は、当時スィング&ジャズクラブの第2の部室のように頻繁にお邪魔していたお店だ。
「けめこ」は一時、早稲田の本部の近くで営業していたが、しばらく前に再び以前あったところの近くの馬場に戻って来たとのこと。
19:00前に着くと、懐かしい顔のケメちゃんが出迎えてくれた。
徐々にメンバーも集まり、昨年同様の7人が集まる。
毎年同じ話しをしてるが、それがまた楽しい。
話しは盛り上がっていたが、明日もあるので、と22:30前お開き。
皆大人になったのか、それとも歳をとったのか。
○ 2008/1/24
今週は夜の会合が続く。
少しゆっくり起きて9:00前に事務所。
よい天気だ。
メールチェックした後、スタッフと打ち合わせしながら、YTHとNTHのスケッチを続ける。
15:00前一段落し、日報のアップ。その後銀行へ。
18:00過ぎに自転車で事務所を出て、中野駅へ向かう。
18:40小劇場の勉強会のメンバー9人と落ち合い、中野光座の桟敷童子の公演「泥花」へ。(http://www8.plala.or.jp/s-douji/)
光座は古い映画館を劇場として使っている。1階に店舗が入り、映画館は2階にある。
独特のムードがあり、個性ある小劇団がよく使う劇場だ。
ちなみに、左となりにある、これも古い建物の2階は、昔、ボディビルのジムで、そこにかかっていた大きな看板が、大竹伸朗さんの「白い看板」という作品になって、2006年の東京都現代美術館の「全景」の際、外部に展示されていた看板だろう、と思う。
21:30過ぎ終演。
中野北口の中華料理屋へ行って一杯。光座は古いので暖房がなく、コートを着たまま見ていたが、やはり少し冷え、その後も外で写真を撮ったりしていたので、体の芯から冷えきってしまい、温かい紹興酒で人心地。
23:30お開き。
○ 2008/1/25
今朝も少しゆっくり起きて、9:00に事務所。
スタッフが置いて行ったYTHの模型と図面をチェックし、新たな案をスケッチ。
10:00事務所に来たスタッフに指示と打ち合わせ。
日報のアップ。
引き続きNTHとYTHのスケッチ。
午後はYGPのスケッチ。
明日の打ち合せの資料の確認をスタッフとして、17:00過ぎ事務所を出てINAX・GINZAへ向かう。
INAXギャラリー2に立ち寄る。「-白い眺め-中岡真珠展」(http://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001120.html)ただ立ち寄ってみただけなのだが、魅力的なドローイングが並ぶ。硬質なアクリルのテクスチャーが視線を引き付ける。繊細だが力強さがある。欲しくなったが、手の届きそうな小品はすべて売約済みだった。
18:00から8階のセミナールームでザ・ハウス(http://thehouse.co.jp/)の全体ミーティング。ほぼ全員の東京在住の建築家が集まって、3時間のミーティング。21:00終了。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
20日(日)、京都で出走し、8着でした。好スタートからハナに行きたい馬を先にやって、離れた2番手を追走。道中は楽な手応えで、4コーナで先頭に並びかけます。直線ではいったん先頭に立ったかに見えましたが、ゴール前で脚色が鈍ってしまいました。川田騎手は「無理せずに良い感じで運べたが、最後は一杯一杯。距離の壁を感じた」とコメント。22日(火)、ビッグレッドファーム鉾田に移動しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。フットワークに伸びやかさこそありませんが、回転が速い小刻みな動きで良いスピードを披露。仕上ってきて、クーリングダウン中にカリカリするようなところを見せるようになってきています。馬体重は448キロ。
○ 2008/1/26
9:00過ぎに事務所。
スタッフが準備した図面と模型をチェック。
ひとつの案の修正スケッチをして、スタッフに指示。模型まで作り直せるか。
メールチェックと日報のアップ。
12:00前、NTHのクライアントご夫妻が来所。
いくつかの基本計画案をもとに打ち合わせ。13:00過ぎ終了。
食事と片付けをして14:30過ぎ事務所を出て神保町へ。
資料探しと取り置きをしてもらっている本のピックアップへ。
ゆっくりといくつかの小書店を巡る。
時々入っていたある古書店の最上階まで行ったら、写真や版画のコーナーがあって、目の保養になった。今まで全く知らなかった。
今度は少し調べてきて、神保町の小書店巡りをしてみたい。
17:30過ぎ、帰路につく。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。縦列から併せ馬に切り替え、ハロン14〜15秒に加速する調教を取り入れてからも高い評価のまま。筋肉が洗練されつつあり、力の入り方が一段と強くなっています。四肢を着地させた瞬間の衝撃を消散させられる身体能力(柔軟性)も自慢。すべてが計画通りに進行しています。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。腰の踏ん張りがさらに甘くなってきています。これを受け、静内のメディカルセンターへ。全身麻酔を打ち、横倒しにして大型のレントゲンで検査した結果、第5及び第6頸椎に異常が見つかり、神経を圧迫していることが分かりました。たいへん残念ですが、「治る見込みがなく、競走能力も失われている」との診断。デビューを諦めることになりました。
○ 2008/1/27
ゆっくり10:00に起きる。
午前中本の整理と高円寺まで買い物に出る。
12:00から大阪国際女子マラソンを見る。
今日の日曜映画劇場は、TVで久しぶりの寅さん。「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」山田洋次監督・1974年。
この当時はとらやの茶の間は台所の方からよりも、電話のある続き間の方からのアングルが多い。なんで後になるとこのアングルがなくなったのだろう。画像的に訳の分からないカットもあるが、やっぱり赤と黄色が印象的だ。
○ 2008/1/28
今朝は寒い。ラジオでこの冬一番の寒さと言っている。
8:00に事務所。メールチェックと日報のアップ。
午前中はなんやかんやバタバタと。
13:30、構造の吉田さん来所。YTHの構造打ち合わせ。その他相談いくつか。
14:30過ぎ終了。
スタッフにYTHの指示。
15:00過ぎ自転車で事務所を出て、KOHへ。玄関ドアの塗装が剥がれている部分があるとのことで確認へ。突然の訪問だったがクライアント夫人がいらっしゃり、他の部分の相談も。その後税務署に書類提出しブロードウェーにちょっと寄り事務所に戻る。
夕方、今日来たザ・ハウスからの先日のミーティングについてのメールに返信をと思い、下書きをするがまとまらず。ちょっと時間が必要か。
YGPのスケッチ。
武蔵野大学の4年生に、卒業制作のことでアドバイスしたいことが出てきたので、これも下書き。
○ 2008/1/29
今朝も寒い。陽が差さずどんよりしている。
メールチェックと日報のアップ。
新宿梁山泊(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/)の次回の公演「TORAJI」の時代を調べる。
YTHのスケッチとスタッフ打ち合わせ。
YGPの図面作業。
卒業制作のアドバイス。昨日の下書きをまとめ、メールする。
○ 2008/1/30
今日はよい天気だ。
8:00に事務所。
メールチェック。
ザ・ハウスからのメールへの返信の推敲。まだ下書きだな。
日報のアップ。
9:00過ぎに事務所を出て、池ノ上へ。
10:00にEMHのクライアントと落ち合い、別プロジェクトの土地を2つ見て回る。
その後、喫茶店で所感を話す。11:00前終了。
その脚でYGPのクライアント宅へ。
ボリュームチェックのための基本計画についてブレスト。
13:00前終了。近くの蕎麦屋でお昼をごちそうになり、新宿の書店とタワーレコードをのぞいて事務所に戻る。
今日は暖かいな。コートを着て地下鉄に乗っていると熱いくらいだ。
18:00過ぎ再び事務所を出て、OKBの担当スタッフと恵比寿へ。
OKBの4階のクライアントが建設会社の担当者や、家具のショップの担当者と一緒に、お疲れの食事会を設けてくれた。
先ず豚しゃぶを頂き、その後同じビル内にあるちょっと変わったバーに移動し、気がつけば23:00前。ここでお開き。
美味しい食事とお酒で会話が弾み、クライアントからも色々な話しを伺い楽しい会だった。ごちそうさまでした。
○ 2008/1/31
8:30過ぎ事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
NTHとHMH-Kの資料をチェックし、スタッフと打ち合わせ。
借りっ放しで、返却の催促の来た本を図書館に自転車で返しに行く。
日報のアップ。
13:00KMHのクライアント夫妻来所。
外構工事や最終増減見積の説明。
14:00前終了。
NTHのスケッチを行なうも、展開しない。
小劇場の勉強会のために、図面化してなかったスズナリの実測を図面化作業。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアター・カフェへ。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。
今晩は少人数で、スズナリの調査の写真選別作業を行う。このような作業を通して、少しずつだが調査のまとめのイメージや次回調査の方法などが浮き上がってくる。やはりこのような地道な作業が大事なのだな。
いろんな話しをしていて気がつけば22:00前。
今晩は一杯やらず、そのままお開き。
「ピアノ協奏曲 第4番」 シチェドリン作曲
(36分29秒)
(ピアノ)ニコライ・ペトロフ
(管弦楽)ロシア・ナショナル管弦楽団
(指揮)ミハイル・プレトニョフ
<TRITON MECC-26005>
「ウェルカム・トゥ・ア・プレイヤー」(パット・マルティーノ)
(10分30秒)
<東芝EMI TOCJ-66109>
「ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」
(エラ・フィッツジェラルド、スティービー・ワンダー)
(4分17秒)
<UNIVERSAL UCCV-1097>
「サマー・ランニング」 (マーク・ジョンソン)
(5分56秒)
<POLYDOR POCJ-1400>
▽“モーツァルト・ノー・エンド”のプログラム
「ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調“たい冠式”
K.537から 第2楽章 ラルゲット」モーツァルト作曲
グルダ編曲
「幻想曲 ハ短調 K.475」 モーツァルト作曲
「ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457」 モーツァルト作曲
「歌劇“フィガロの結婚”第4幕から
レシタティーヴ“とうとう、うれしい時が来た”
〜アリア“恋人よ、早くここへ”」モーツァルト作曲
グルダ編曲
(ピアノ)フリードリヒ・グルダ
「アリア」 グルダ作曲
「エクササイズ 9」 グルダ作曲
(ピアノ)フリードリヒ・グルダ
(演奏)パラダイス・バンド
(※6曲で47分31秒)
<SONY SRCR-8726〜7>
○ 2008/2/1
8:00前に事務所。今朝もよい天気だ。
メールチェック。昨晩の勉強会で出た話しをネットで調べたり。
連絡事項と日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYTHの模型をチェック。
模型を作ったのは正解。考えていたことがずいぶん見えてきた。
引き続き、スタッフが置いて行ったNTHのスケッチとラフ模型を見ながら考える。
奇しくも朝フと思い、今朝スケッチしようと思っていた検討事項がスケッチされている。
やはりこれが良い。そのスケッチに修正を加える。
10:00に来たスタッフたちに、続けて指示と打ち合わせ。
途中、KNHの地下の改修工事の見積を、建設会社が持ってきてくれる。
YTHの概要などの作成。
午後一でKNHの見積を確認し、クライアントにメールにて送付する。
ザ・ハウスへの下書きもまとめ、やっと送信。
明日の打ち合わせ資料などを確認して、18:00過ぎに事務所を出て梁山泊の稽古場へ。
次回公演の「TORAJI」途中まで見せてもらって、セットについての話しをする。
21:30過ぎ稽古場を出る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。到着直後はレース後でイライラしていたのか、熊癖をしてそわそわしていました。現在は17-17ペースで軽く乗っていますが、徐々に落ち着いてきたように感じます。飼い食いも悪くないので、週末あたりから15-15も取り入れて行く予定。体を緩めないようにうまくリラックスさせたいと考えています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ここにきて飼い葉の食べ残しがちらほら見られるものの、一定の馬体重はキープ。30日(水)の計量では先週比マイナス2キロの446キロでした。仕上がりすぎないように注意しています。各調教師との協議の結果、畠山重則厩舎へ転厩することに。トレセンに向け、週明け早々に出発します。
マシェリも美浦に転厩で、初めて直に見れるようになる。楽しみだ。
○ 2008/2/2
9:00前に事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行った、今日のYTHの資料や模型を確認。
同じくスタッフが置いて行った、NTHの図面にざっと眼を通す。
YTHの打ち合わせ用資料をブラッシュアップしようと、スタッフのパソコンからフラッシュメモリーでデータを移動しようとしたら、そのフラッシュメモリーを差し込んだ USBポートが機能しなくなってしまった。どのパソコンでもそうなって、再起動すると直る。
こういう時に限って、必ずこういうパソコンの不具合がおこる。いやはや。
小劇場の勉強会のメンバーから来た、フォトアルバムの確認のアカウントに時間がかかったり、馬主会の桐山とデビューを断念した馬の後任の打ち合わせを電話でしたり。そんな場合か。
13:00、NMHのクライアントの紹介で、別荘の建設を検討中の方が来所。
我々との家作りの事や、一般的な家作りの事などいろいろお話する。14:30過ぎ終了。
15:30、YTHのクライアント夫妻来所。
模型や3Dでの打ち合わせで、空間が身近にに感じられたようで喜んで頂く。概算見積をとって先に進む事を確認して、17:00過ぎ終了。
日報のアップ。
○ 2008/2/3
朝から雪。
今日は日曜映画劇場はやめにして、NTHのスケッチ。
昼から別府大分マラソンをテレビで見る。
このマラソンを見るたびに、何年か前に行った、別府の街を思い出す。
男子マラソンで日本のランナーが優勝は久しぶりか。
雪で東京競馬場の全レースは中止で、明日に持ち越し。
雪は夜まで降り続く。
結露した窓を通してみた夕方の雪景色は幻想的だった。
○ 2008/2/4
8:00に事務所。
道に残った雪が凍って危ない。
自転車は細心の注意で。
青空と屋根に残った白い雪、きれいだ。空気が明るく澄んだように感じる。
メールチェックと日報のアップ。
NTHのスケッチ。
調子が悪くなったフラッシュメモリーについて、メーカーに問い合わせ。
原因が特定出来ないので、窓口に送ってチェック後不具合があれば交換と言う事に。
10:00掃除後、NTHのスタッフ打ち合わせとYTHの図面指示。
YTHの資料をまとめ、建設会社にメール。
住宅地図のコピーと梁山泊の「TORAJI」の資料を探しに行くもあまり収穫は無し。
事務所に戻り、NTH関連の調べもの。
○ 2008/2/5
8:00過ぎ事務所。
メールチェックと連絡事項。
昨晩に続き、NTH関連の調べもの。省エネルギー関連の調べものだが、前書きばかりでなかなか本質的な部分に行き当たらない。しかも、いろんな言葉があってよく分からない部分が多く、時間ばかりが過ぎて行く。
日報のアップや雑務。
検索した上再び梁山泊の「TORAJI」の資料を探しに。多少収穫有り。図書館でよく行く阿佐ヶ谷の古書店「銀星舍」のご主人とばったり。
スタッフが作っているNTHの模型を時々見ながらスケッチをして、さらなる可能性を探る。
とは言いつつも、てんでなところに思いが行って、なんだか集中出来ずうろうろしている感じだ。
構造事務所から、YTHの概算用仮定断面がメールで届いたので、早速確認し建設会社へ送付する。
夜水谷先生と連絡をとり、急遽明日一緒にやるコンペの敷地調査に行く事にする。
○ 2008/2/6
8:00に事務所。
またもや雪が降り始めた。
メールチェックをして、スタッフが置いて行ったNTHの図面と模型をチェックし指示をメモする。
コンペの資料に眼を通して、9:30事務所を出る。
新宿で水谷先生と落ち合い、コンペの敷地に向かう。
特徴あると言えばあるが、まあ区画整理された土地、と言う感じがプンプン。
しばらく周辺を回って見る。寒さこの上ない。
現調終了後、タクシーで近くにある武相荘(http://www.buaiso.com/index.html)へ。
武相荘は旧白洲次郎・正子邸。
広い敷地に、いくつかの建物が建っている。
中が参観できるようになっており、白洲夫妻の日用品や資料などが展示してある。
写真などに添えて書かれた文章は、シンプルで美しく力を秘めた文章で、お里の違いをヒシヒシと感じる。
書斎は心地よい空間で、そのままの書棚に目がいく。
売店で木地を黒赤に塗り分けた、20cm弱の蛇の目皿を入手。まさに◉の形をしている。
武相荘を出て道路まで戻ると、隣はユニクロ。ところどころ空き地が残りながら、丘にへばりついた同じ形の住宅。一瞬ここはどこ、と言う状態になった。まるで旅に出ているような。
でもここは東京だ。
駅まで歩いて戻り、昼を取りながら、スケジュールや感想を話し合い、終了。
事務所に戻り、連絡事項いくつか。
NTHとHMH-Kの打ち合わせ資料の確認とスケッチ。
日報のアップ。
18:00事務所を出て吉祥寺へ。
昨年の武蔵野大学の空間造形4の大塚スタジオの学生たちと、打ち上げを兼ねた新年会。
18:30過ぎに学生7人と落ち合い、駅そばの居酒屋へ。
就職の事や、卒業研究などの話しをしながら、鍋をつつく。
21:00前、1次会終了し、2次会は課題の敷地だったハモニカ横丁へ。
課題初日の現調に来た時入った、「美舟」へ。今晩で一巡りし、本当に課題終了。
話しは、先日の先輩たちの卒業制作の話しから、恋愛話にまで至る。
0:00過ぎに、雪の中でお開き。
○ 2008/2/7
9:00前に事務所。
打ち合わせ資料を確認し、メールチェックと日報をアップし、9:30過ぎに事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
概算見積用の図面や仕様の説明と、建設会社より出てきた概算見積の打ち合わせ。
後半は、TVドラマや映画の著作権や役者の肖像権などが、危機的な状況になってしまうかもしれない過渡期に現在ある、と言う話しを伺う。
情報社会になって、文化・表現行為が非常に大変な局面になりつつある事を感じた。
建築に於いても、似たような状況が見受けられる。そのような状況を考える上で、内田樹さんのブログの2月5日の「情報と情報化」(http://blog.tatsuru.com/2008/02/05_1118.php)の話しは、とても示唆的だ。
12:00前HMH-Kのクライアント宅を出て、昼を取って、13:00過ぎANAホテルへ。
ホテルのロビーでスタッフと落ち合い、喫茶コーナーでNTHのクライアント打ち合わせ。
何度かのやり取りで、ずいぶん内容が集約されてきた。それに依って、計画が魅力的な方向に進んできている。
14:30過ぎ終了。
その脚で、目黒の庭園美術館へ。「建築と記憶」展。(http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/architect/index.html)建築を撮影した写真としては最も古い部類に入る、熊本城の写真が建築・写真双方に置いて迫力があり、圧倒された。
17:00前庭園美術館を出て、タクシーで東京都写真美術館へ。
「土田ヒロミの日本」(http://www.syabi.com/details/tuchida.html)。18:00までなのでぎりぎりかと思ったら、木・金は20:00までとの事。それではと、気になっていた「日本の新進作家vol.6スティル/アライブ」(http://www.syabi.com/details/sakka_vol6.html)も。
土田ヒロミさんの写真は、被写体として決して美しとは言えない日本人、だからこそ自分の一面を見ているように感じるのだが、をずっと見つめるのだが、最初は居心地が悪かった、次第に包み込まれるような感じになる。まさに日本的な質に、自分の中にある同じ質が同調するかのようだ。
「日本の新進作家vol.6スティル/アライブ」は4人の、表現方法も全く違う作品が一部屋ごとに並ぶ。
中では、屋代敏博 さんの「回転回」シリーズに思わず引き込まれてしまう。
2つの打ち合わせと3つの展覧会で、体中が目一杯になり疲れたが、元気も沢山もらった。
○ 2008/2/8
8:00に事務所。
昨日の打ち合わせで、ちょっと小休止。
先日整理した、古い模型の手直しなどをスタッフに指示。
12:00前に事務所を出て、OKBへ。
外構も仕上がって、最後の確認をクライアント代理と行なう。
その後、4階のクライアントと床の寄木の傷の確認。16:00前終了。
急いで事務所に戻り、メールチェックや連絡事項を行ない、14:30前事務所を出て、自転車を高円寺に置き、与野本町の彩の国さいたま芸術劇場へ。
チェ・ミキと落ち合い、18:00から「videodance2008シリーズ2」(http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2008/d0208b.html)の「Coffee with Pina コーヒー・ウィズ・ピナ」と「Véonique Doisneau ヴェロニク・ドワノー」の2本を見る。
どちらも魅力的な作品だったが、特に「Coffee with Pina 」はDVDがあれば何度でも見たい作品だ。ラストの稽古場でのピナの踊りが忘れられない。
いま読んでいる「武満徹対談選 仕事の夢 夢の仕事」小沼純一編(ちくま学芸文庫)の中で、武満さんは作曲家が最初の聴衆で、作曲することは音を聞く事だ、と何度も繰り返し発言する。
このドキュメンタリーのなかで、ピナも同じように、ダンスについて語っている。
20:00から大ホールでヤン・ファーブルの「死の天使」(http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2008/d0208a.html)。
大ホールの舞台の上に作られた小さな会場で、150人の観客で行なわれる、秘密の儀式のような作品。
とてもヨーロッパ的な強さを感じる。
21:00過ぎ終了。
22:30前高円寺に戻り、大将へ。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。週明けに縦列から併走に切り替えて加速する調教を消化。ペースアップ直後にもたつき、すっと動けるゲイリーピクシーの06には離されました。瞬発力と完成度の差でしょう。長く良い脚を使いそうなタイプです。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで休養中。パドックから放牧地へ管理を移行し、併せてウォーキングマシン1時間の運動を行っています。手術跡もきれいで体調も健康そのもの。もう少し体力を付けてから調教に復帰させます。先日は1日だけスタッフが跨ってゲート練習を消化。入りや駐立もまずまずで手を煩わせませんでした。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定…
ビッグレッドファーム明和で調整中。1月末から調教を再開。すっかりリフレッシュして気持ちよさそうに1100mの坂路を1本駆け上がっています。安定して走れるためソフトワルツの06のリードホースになることも。欲をいえばもう少し前向きさが欲しい気もしますが、稽古が進めば変わってくるものと期待しています。
○ 2008/2/9
朝8:30に起きて、大和町で今日の会の準備。
午後、新宿梁山泊のメンバーやチェ・ミキ関連友人や留学生を招いて、遅ればせながらの新年会。
机まわりを片付け、筋チゲを作る。
13:00過ぎからポツポツお客様が。
15:00過ぎには総勢20人くらいになっていたか。
夕方からは雪見酒になり、お開きになったのは何時か覚えていないが、多分日付は変わっていたか。
梁山泊の結宥花ちゃんとも久しぶり。昨年出産したお子さんとも初対面。
○ 2008/2/10
10:30過ぎ起きだす。
昨日は12時間以上飲んで話していたので、さすがに疲れた。
一日大和町でだらだら。
今週も雪で東京競馬場は開催延期。
2週続けては今まであるのだろうか。
○ 2008/2/11
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
溜まっていた日報のアップに時間がかかる。
YTHの地質調査の報告書を確認し、連絡。
しばらく机の前にいる事がなかったので、いつも読んでいるいくつかのブログを読み始めたら、あっという間に時間がたってしまう。
午後は雑務や自転車で荻窪の古書店にちょっと出掛ける。
晴れているが、室内は寒い。
コンペの質疑にために、要領などを再度確認。
○ 2008/2/12
8:00に事務所。
曇りで寒い。
メールチェックと昨日書いた質疑を確認し、水谷先生へメール。
先日の彩の国さいたま芸術劇場のヤン・ファーブル「死の天使」のセットをスケッチメモ。
コンペのスケッチの準備を始める。
進行中のプロジェクトをいろいろ同時進行で一日終える。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。17-17と15-15を1日おきに繰り返しており、7日(木)には単走での追い切りも行いました。相変わらず稽古の動きは良く、最後までしっかり脚を伸ばしています。馬体重は453キロですが、飼い葉をしっかり食べているのですぐにふっくらするはずです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
7日(木)、真歌トレーニングパークから、美浦の畠山厩舎に移動しました。無事に到着しており、翌日は曳き運動だけで様子を見て週末からダートのAコースに入れて乗り込んでいます。牧場滞在時からそうでしたが、環境が変わったこともあって飼い食いが落ち気味。体も輸送の影響で少し細くなっているので、うまく調整して負荷をかけていきます。
○ 2008/2/13
青空だが寒い。
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った、YGPの日影図をチェックし、新たな形を考える。
10:00に来たスタッフに日影図の検討を指示。
午後図書館へリクエストしていた資料をピックアップに。
4月からの武蔵野大学の新たな授業の資料。
朝と同じで、青空は気持ちよいが、自転車に向かってくる風がとても冷たい。
パソコンの受け渡しホルダーを整理したり、今日も一日進行中のプロジェクトのいろいろをうろつく。
○ 2008/2/14
8:00事務所。
今朝も青空だが空気は冷たい。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHのスケッチをチェック。
しばらく考えていると、何かかが見えてきたので、コピーにホワイトを塗りその上にガリガリとスケッチする。
10:00にスタッフが来たので、スケッチしたものを打ち合わせ。
NTHのクライアントに、質問事項のメールを送る。
午後一で、コンペの打ち合わせの準備。要項を再度読み直し、ボリュームチェック用の資料をまとめる。
今晩の小劇場の勉強会の資料準備。
コンペ打ち合わせの水谷先生の来所を待つ間、NTHのスケッチを見直す。
16:00過ぎ、水谷先生来所。コンペ打ち合わせ。
コンセプトの確認と、ボリュームについて打ち合わせ。スケージュールなど確認し、17:30過ぎ終了。
KNHの地下の改修の資料をクライアントにメール。
18:00事務所を出る準備をしていたら、HMH-Kのクライアント夫人から電話で、基本設計通りに進める事の確認の連絡を頂く。
事務所を出て、吉祥寺でDVD-Rを買い、古書店に寄って、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。
21:00過ぎ終了。いつもの基地バーへ移って、一杯やって、22:30過ぎお開き。
19日にメンバー希望者で、安藤忠雄さん設計で新しくできた、「せんがわ劇場」(http://www.sengawa-gekijo.jp/)の公演に行く事にする。
○ 2008/2/15
8:00事務所。
今朝は風がないからか、それほどの寒さを感じない。それとも体が慣れたのか。
メールチェック。
昨晩の勉強会で話題になった事のメールが来ている。
そのうちひとつは、スズナリの調査の写真をまとめたものに関してで、それらの写真を見ていると、まるでスズナリの中を歩いて見ているように感じる。
GAの二川幸夫さんが作った本で「GA traveler」と言う本がある。「建築を歩くスピードで見る本」というコンセプトで作られた本だ。そのようなイメージで調査の写真をまとめてみるのも良いかもしれないと思い、メールバックする。
日報のアップ。
ここのところ攻めの気分で毎日がおくれているが、好事魔多し。
いくつかの連絡事項があり、その対応に時間をとられ、なかなか集中出来ない。
足元を見つめろとのサインか。
その予兆に従い、気分を入れ替えYGPのスケッチを地道に行なう。
NTHのクライアントから質問事項の返信が来たので、スタッフと方針の検討。
18:45、建設会社とKNHクライアント夫妻が来所。以前の改修工事の際手を付けなかった地下の改修工事の契約とスケジュールの打ち合わせ。
19:30前終了。
再びNTHの方針検討と、クライアントへの返信。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間は縦列中心のメニュー。先週強い稽古を行った影響で体もガレ気味だったため、強い稽古は控えました。ゲート練習では駐立状態から扉を開けた時の音を聞かせるところまで進めており、初めは戸惑っていましたが、あまり気にしていない様子です。馬体重は453キロ。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。放牧とウォーキングマシンの管理を切り上げ、坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。軽めの乗り込みで流しているところです。ノドの手術の効果について現段階では何ともいえません。なお、軟骨を固定しても基本的に呼吸音は改善しないものです。馬体重は447キロ。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定…
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ペースを自在に調節できる上に、どのポジションにおいても安定して走れる馬。先導役を務めるのが多いのはそのためです。ただ、このところは坂路入りを拒むようになってきました。気が紛れればという思いから、放牧日をこまめに設けるなどしています。
○ 2008/2/16
9:00事務所。
空は青くよい天気だが、やはり風が冷たい。
メールチェックと日報のアップ。
昨夕届きざっと眼を通したYTHの概算見積の資料をプリントアウト。
スタッフが置いて行ったNTHの図面をチェック。見直すうちに、糸口が見え、図面にホワイトを入れ、その上にガリガリとスケッチ。出来上がったものは、かなり初期にしたメモの構想に沿ったものになった。このメモからここまで直に行けないところが、凡人の証拠か。とほほ。
午後一からYTHの概算見積の打ち合わせの準備と確認。
15:30過ぎ建設会社が来所。概算見積について確認とコストダウン項目の打ち合わせ。
16:00YTHのクライアント夫妻来所。概算見積の説明とコストについての打ち合わせ。
18:30終了。
○ 2008/2/17
9:00過ぎ起床。
11:30前大和町を出て、八王子経由で淵野辺へ向かう。
高円寺駅のホームに立ってふと目をやると、南口駅前の大将、何号店だろう、時々行くのが3号店だから1か2号店だろう、が解体中だ。
3号店も木造平屋の海の家のようなお店が建て変わって、ビルの1階になってしまったが、ここもか。もちろんいろんな事情があるのだろうが、残念だ。木造で残るのは1軒になった。
淵野辺からバスに乗って、桜美林学園まで。
小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が手伝っていた、桜美林学園のチャペル・荊冠堂の見学会にお邪魔する。
音響用のルーバーによる室内が美しい。螺旋状に上がって行く天井で、チャペルの象徴性がさりげなく表現されている。
一通り鹿野さんに案内してもらう。
途中、向こうから手を振って誰かが近づいてきたので、誰かと思ったら、以前国立本店での「すまいととに展」(http://honten.chub.jp/)で一緒だった安部さんご夫妻。久しぶりです。
伺えば、このチャペルを設計した古橋さんと東海大学の非常勤で一緒だったとのこと。
14:40過ぎチャペルを出て、バス停にいると近くのマックから安部さん夫妻があらわれ、町田までご一緒する。
安部さんは昨年の展覧会の後結婚したので、パートナーの方に会うのは初めてだったが、二人とも自然体で良い感じだった。
新宿に戻り、新宿御苑近くの蒼穹舍ギャラリーへ(http://www.sokyusha.com/index.html)。展覧会を見て、写真集を見て、3冊購入する。写真に対する興味が、以前にも増して沸々と沸き上がってきてる、最近。
ジュンク堂で取り置きしておいてもらった雑誌をピックアップして、17:30過ぎ、高円寺の二楽亭でチェ・ミキと落合う。
二楽亭もしばらく行ってなかったら、以前の店が取り壊され、すぐ近くに新しくなったので、どうなったか興味津々で行ったのだが、2階の席ができただけで、全く変わらぬ雰囲気に、ちょっと安心。そして、開店早々に満席も変わらず。久しぶりの二楽亭の肉も変わらずうまかった。
外出の行き帰りの電車で、「武満徹対談選 仕事の夢 夢の仕事」小沼純一編(ちくま学芸文庫)を読了。
選ばれた対談や並んだ順番に、編者の小沼さんの愛情がヒシヒシと感じられる本だ。もちろん武満さんと対談の相手の方々の話しの内容は言わずもがなだが。大切な本だ。
再びドストエフスキーに戻る。「白痴」木村浩訳(新潮文庫)。
○ 2008/2/18
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
土曜日のスケッチをもとに、昨日スタッフが作成したNTHの図面をチェック。
10:00にスタッフが来たので、掃除の後、NTHの打ち合わせ。お互いに今回の案に手応えを感じる。
日報のアップ。
コンペの敷地写真をまとめとスケッチ。
夕方から梁山泊次回公演「TORAJI」の作家・呉泰錫さん率いる劇団木花のDVDを見ながら、台本の確認。
韓国の歴史資料などを読む。
○ 2008/2/19
8:00事務所。青空が続く。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったNTHの模型をチェック。
日報のアップ。
10:00に事務所に来たスタッフに模型手直しの指示を出す。
YGPのスケッチをまとめ、スタッフに図面化の指示。
コンペのスケッチ。
16:30事務所を出て、仙川へ向かう。
今晩は、2月2日にオープンした、せんがわ劇場(http://www.sengawa-gekijo.jp/)のこけら落とし公演・調布市せんがわ劇場アンサンブル「時の物置」(http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/00376.html)作/永井 愛 ・演出/ペーター・ゲスナー を、小劇場の勉強会の伊東さんと鹿野さんと見に行く。
その前に2006年春に竣工した、MRHへ寄る。17:30MRH着。2年ぶり。正面に植えられた竹や、庭の木が設えられ、良い感じでお住まいだった。夕食の準備中にお邪魔してしてしまい、申し訳なかった。しかし、映像の音入れの仕事をされている夫人が、なんと「シアトリカル」(http://www.theatrical-kara.jp/)に関わっていた事も知り、ビックリ。「シアトリカル」の話しで盛り上がる。
18:10過ぎ、お暇して駅へ向かう。
仙川駅前で鹿野さん、伊東さんと落ち合い、安藤忠雄ストリートを通り、せんがわ劇場へ。
安藤忠雄さん設計のせんがわ劇場が面する通りは、安藤さん設計の建物が並び、安藤ストリートと呼ばれているらしい。
資料を見ると、せんがわ劇場は100人〜200人収容の劇場とあるが、200人はちょっときついようなコンパクトな劇場だ。
今公演は100人の客席になっている。
ここの特色は、ペーター・ゲスナーさんを芸術監督に向かえ、オーディションで集めた「調布市せんがわ劇場アンサンブル」という演劇集団を有している事。スタッフ・キャスト70名で構成されている。受付なども、ボランティアで行なわれている様子。
途中休憩にはワインが振る舞われたり、場面転換の生バンドがアマチュアぽかったり、劇場自体はちょっと改まってしまっているが、手作り感のある芝居と対応は魅力的だった。
公共劇場を作っても貸し館になってしまい、独自の劇団を持つ事は稀で、ハードはあるがソフトがない劇場が多い中、せんがわ劇場はそうならないようにアンサンブルが大事だ、とゲスナーさんもカーテンコールに言っていたが、全く同感。
吉祥寺シアターのプロポーザルの時は、その部分を強調しすぎて、あまりうまく行かなかったが、大事な事だと思う。今後「調布市せんがわ劇場アンサンブル」がどうなって行くか、楽しみだし、その成功によって、各地でこのような試みが試行されるようになると良いな。
22:45終演。
仙川駅近くの居酒屋で一杯やって、23:30お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
力強さにあふれ、身のこなしも良く、コスモベルの直後に控えて行った先週末の追い切りでは楽に53秒で駆け上がっていました。ビッグレッドファーム鉾田を出発し、きょう19日(火)、美浦の相沢厩舎に入厩しています。中山2週目の芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。スピードの感のあるフットワーク。試しにゲートから出した先日の練習ではロケットスタートを決めていました。環境の変化から飼い葉の食べ残しが見られたものの、先週の半ばからはすべてを平らげています。中京開幕週の芝1200mで復帰する予定。
○ 2008/2/20
8:00に事務所。
今朝は少し暖かいと感じるが、気のせいか。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYGPの図面とNTHの模型・図面をチュック。
コンペのスケッチを続ける。
NTHの模型写真を撮っていたスタッフが、撮影をしてると、今週これだと思った案より以前の案の修正案の方がよく思える、と言う。そう確信が持てない要素を話し合っているうちに、修正案を格段に良くする方法が見えて来る。前提だと思い込んでいた部分を、違う角度から見直すと、全く違った印象になる。いやいや深いな、この計画は。
何れにしても、かなり収斂されてきたので、これで前に進めるのではないか。
そんな話しをしていたら、出掛けなくてはならない時間に。
13:40過ぎ、慌てて自転車で事務所を出て、KOHへ。
玄関ドアのペンキの修繕を確認し、室内の写真を撮らせてもらう。
15:00過ぎ、お暇する。
確かに今日は暖かい。自転車に手袋は必要ない。
17:00、水谷先生と4年生の渡部が来所。
コンペ打ち合わせ。
様々な方針のブレストの末、ひとつの方針に落ち着く。
次回打ち合わせまでに、平断面の検討とそれに伴うコンセプトの書き出しをしてくる事にして、19:00過ぎ終了。
阿佐ヶ谷の韓伽羅で一杯。
そろそろ帰ろうかと思っていたら、梁山泊の三浦さんと、今日劇団1980のブラジル公演から戻ってきた、梁山泊の振付けの大川さんが来る。
今年梁山泊もブラジル公演がある。現地の情報を大川さんが持って帰って来た。それらの資料を見せてもらい、改めて詳しく聞く事にして、23:00我々はお先に失礼する。
○ 2008/2/21
今朝も暖かい。
昨日一昨日と夜出歩き、少々疲れたので、少しゆっくり起き、8:45事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行ったYGPの図面をチェック。
日報のアップ。
午後の打ち合わせのNTHの基本計画最終案の確認。
やはり昨日スタッフと確認した案が良いので、その資料を準備。
雑務いくつか。
12:40過ぎ事務所を出て、13:30から全日空ホテルの喫茶コーナーで、NTHのクライアント夫妻と打ち合わせ。
やはりこちらが良いと思っていた案を気に入って頂く。多分これで先に進むことになるだろう。
15:00終了。その脚で外苑前のワタリウム美術館の「流しの写真家 渡辺克巳写真展」へ。(http://www.watarium.co.jp/exhibition/0802watanabe/index.html)
何故ワタリウムが、と言う素朴な疑問もあるが。ともかく圧倒的。
「息子 春吉君、世の中に悪い人はいません。悲しい人がいるだけです。春吉が大きくなってから考えてください。」
町場(新宿)のアウグスト ザンダーか。
事務所に戻り、再び雑務。
○ 2008/2/22
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
写真整理などの雑務の続き。
KMHのバルコニー工事の鉄骨製作図のチェックと構造の確認。
昼前に写真の整理を終える。
午後、整理した写真をプリントアウトして郵送しがてら、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)、「POSTCARD EXHIBITION」へ。なるほど、個展を告知して来た歴代のポストカードに、ポストカードの大きさの写真を加えた展覧会、面白い。
帰りに銀行へよって、事務所に戻る。
KMHのバルコニー工事の鉄骨製作図、構造事務所に確認した事を含め、建設会社へチェックバック。
進行中のプロジェクト、いろいろ。
18:00過ぎ、事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00過ぎから、小劇場の勉強会。
3月3日に決まった、ザ・スズナリの再調査のための打ち合わせを行なう。
皆はまだ話していたが、所用があり、21:15過ぎにお先に失礼する。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。先日、坂路の途中に設けられている放牧地の出入り口にあたるところから逃げ出そうとして、走っている最中に突然、ジャンプしてラチを飛び越えるアクシデントがありました。軽い外傷を負っただけで済んだのは不幸中の幸いです。3日ばかり休ませてから再び坂路に入っています。「もう大丈夫。違和感もない」と乗り役。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。最近はテンに走らせてもヒューヒューという異音が目立ちません。基本的に手術で呼吸音は改善しないのですが、少し様子を見たいところです。後半は息遣いが荒く、その音の方が大きいためにノドが鳴っているか判りません。乗り込んで息ができてくれば、はっきりするでしょう。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定…
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。このところ坂路へ入れようとすると、必ず1度はスタート地点で拒む素振りを見せるように。しかし、駄々はこねず促せばスタートする素直さも持ち合わせています。小柄な体型が目立つのは仕方ありませんが、もう一回りの成長を期待しています。
○ 2008/2/23
8:30事務所。今朝も暖かい。自転車に乗っていても、手袋はいらない。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
コンペのスケッチや資料チェック。
13:00事務所を出て、三鷹の武蔵野市民文化会館展示室へ。
武蔵野大学の「卒業制作展/優秀作品展」(http://www.musashino-u.ac.jp/ningenkankei/kankyo/design/index.html)が開催されている。
今日は卒業制作の公開講評会。学内選抜された15作品の講評会。
武蔵野大学の先生方と、空間造形4を担当している高橋寛先生、尾辻比呂貴先生と6人で講評を行なう。
14:00過ぎから全体の流れの説明があり、一人3分のプレゼンに対し、質問や講評を繰り返し、1時間押しで、17:30過ぎ全体の発表が終了。各自4人を選んで投票。
休憩を挟み、これまで展覧会をご覧になった先生方の投票と今回の投票を合わせ、圧倒的に票の多い3人を先ず選出。
優秀賞は4人まで、プラス特別賞なので、後二人を先ず選出。
その後、トップ3人の順位付けに移る。
3位は全員の総意ですぐに決まり、残り二人の順位の討論に移る。
これが6人の評者が半々に割れ、討論するもなかなか決まらない。予定時間を超えても決まらないが、もう少し討論しようと言う事で、19:00をリミットにして話し合いを続ける。最終的には河津教授の英断で、出身地群馬県前橋の商店街の再生計画の「店先まで・・・」の渡部まりあが1位。
同じく出身地富山県高岡の万葉線の再興を視野に置いた「万葉線の在る風景」の高松祐也が差のない2位。
両作品とも完成度、コンセプト、プレゼン、いずれにおいても飛び抜けており、素晴しい成果だった。
19:00過ぎから、会場のレストランで打ち上げ。
先ず、表彰式が行われ、乾杯。手伝った下級生や昨年卒業した先輩も何人か参加していた。いろいろ学生たちと話しをする。
21:00前、先生たちが感想を述べ、その後受賞者がコメントを発表し始めたら、昨年もそうだったが、何人かが感極まり涙を流しながらのコメントになる。
多分21:30頃、河津先生、風袋先生、水谷先生と会場を後にして、三鷹駅近くの中華料理店で少し話す。
多分23:00頃、三鷹駅で別れ、水谷先生と学生が待っていてくれた居酒屋へ移動。
これから田無の打ち上げに参加するという学生と別れ、水谷先生と終電で帰る。
○ 2008/2/24
昨日の講評会と打ち上げ、楽しかったがさすがに疲れて、10:00起床。
やる事はあるが、集中出来ないので、阿佐ヶ谷まで夕食用の買い物に自転車で。
凄い風だ。
砂埃が立って、目にゴミが入る。
午後、コンペのスケッチを始める。
砂塵まう日、JRA今年最初のG1はダートのマイル戦。ハードボイルドだな。
バリカンを当て、風呂に入り、すっきりして、ビールを飲みながらコンペのスケッチを続ける。
○ 2008/2/25
8:00事務所。風は収まったが、少し寒くなったか。
メールチェックと連絡事項。
昨日やったコンペのスケッチに手を入れて、資料確認。
10:00、水谷先生と学生一人が来所。
コンペ打ち合わせ。来週までに平立断をさらに詰める事にして、11:30過ぎ終了。
雑務いくつかと日報のアップ。
YTHの資料確認とクライアントからのメールに返信。
その他進行中のプロジェクトのスケッチ。
○ 2008/2/26
8:00に事務所。
メールチェック。
コンペのスケッチを図面化。メールで送付。
途中、昨年引き渡したKMHのバルコニー工事の施工図のチェックと連絡いくつか。
日報のアップ。
午後の打ち合わせの資料確認など。
14:00新宿梁山泊の三浦さんと大貫さんが来所。30分遅れて、振付けの大川さんも来所。
梁山泊座長の金さんと劇団1980のブラジル公演へ行っていて、先に帰国した大川さんと「TORAJI」と梁山泊の「エビ大王」ブラジル公演の打ち合わせ。
ブラジルの演劇祭の写真集などを見せてもらい話しをするも、劇場の図面などがネット上で見つからず、おおよその話しに終わる。
16:00過ぎ終了。
YTHの概算資料の確認や連絡事項。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ウッド、ポリトラックを中心に乗り込まれています。鉾田での好調をそのまま持続していて、21日(木)には松岡騎手が跨って、楽に5ハロン66秒後半をマーク。最後1ハロンも軽く促しただけで伸びており、良い反応を見せています。いまのところイライラした様子もなく、リフレッシュできている様子。来週の中山、芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを中心に乗り込まれています。担当の厩務員は「ひじょうに大人しくて扱いやすい」と語ります。ただスピードの持続力がいまひとつで、前半はスピードに乗った良い動きを見せるものの、後半になると脚色が鈍ってしまいます。スタミナが課題といえるでしょう。今週、中京の芝1200mに出走する予定。津村騎手に騎乗を依頼しています。
○ 2008/2/27
8:00に事務所。
昨晩の雨と明け方の風のおかげか、空気が澄んで感じられ、日差しがキラキラしている。ちょっと寒いが。
メールチェックに返信や連絡事項いくつか。日報のアップ。
NTHの雑務とスケッチ。
梁山泊から、稽古場の実測が送られて来たので、既存図面に付け足す作業。
YTHの概算チェック作業。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
○ 2008/2/28
深夜から明け方にかけて、胃が軽く掴まれたように感じて、何度か目を覚ます。昨晩食べた光り物の魚か。以前もブリで大変な目にあったことがあるが。
朝起きてもちょっと変だったが、朝食にパンを食べたら落ち着いて来た。
8:00に事務所。今朝もよい天気だ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
YTHの概算の資料を再度チェック。
10:00、HMH-KとNTHのスタッフ打ち合わせ。
KMHのバルコニー工事の鉄骨製作図の最終確認。
NTHの断面検討。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ向かう。
吉祥寺のブックオフに立ち寄ったらCDコーナーの「ONE MAN BAND」James Taylorが目についた。
One Man Bandなつかしいい響きだ。手に取って見ると最近のライブらしい。しかも曲目が感涙もの。
安かったので買ってしまう。しかもそのライブのDVD付きだ。
19:00から吉祥寺シアターカフェで小劇場の勉強会。3月3日に予定している、下北沢のザ・スズナリの実測調査の段取打ち合わせ。
前回の調査はなにも事前に決めずに行なったので、情報のばらつきが多かった。その反省を元に、今回は事前に段取を決めてのぞむ。
21:30前終了。いつもの基地バーへ行って一杯。22:30過ぎお開き。
大和町に戻って、「ONE MAN BAND」James Taylorを聞く。
独特のアコースティックギターとあの鼻にかかった声に、スーっと引き込まれる。
ラストで、「Sweet Baby James」「Carolina In My Mind」「You Can Close Your Eyes」が流れると、自然と中学生の頃にワープしてて、一緒にこれらを聞いていた渡部・辻内という友達とのことを思い出し、気分はその当時に戻ってしまう。音楽にはそんな力がある。
Nilsson、Cat Stevens、CSN&Y、良き時代の僕らにとってのスターたち。
○ 2008/2/29
閏年。
8:00に事務所。今日もよい天気で、少し暖かい。
メールチェックと連絡事項いくつか。
昨晩の勉強会で決まったスズナリ調査の段取を、手伝ってくれる武蔵野大学の学生にメールする。
日報のアップ。
事務所に来たスタッフに、YGPの模型写真を撮るように指示。
スタッフが置いて行った図面への指示。
進行中のプロジェクトの確認と資料整理。
13:30事務所を出て、YGPのクライアント打ち合わせへ。
途中書店に寄って、15:00からYGPの打ち合わせ。16:00過ぎ終了。
その脚で六本木へ。国立新美術館のミュージアムショップで時間をつぶし、17:00構造事務所のマンション1階でスタッフと落合う。
17:00から構造事務所打ち合わせ。進行中のプロジェクトいくつかについて。
19:30終了。一杯と言うことで、構造事務所を出て近くのお店を回るも、金曜日のこの時間で一杯。
やっと3軒目でお店に入れた。まだ仕事を続けていた構造事務所のメンバーも22:00前に来て、気がつけば0:00。
終電の人もいるので、お開き。
○ 2008/3/1
8:00起床。
9:00過ぎにチェ・ミキと大和町を出て、10:00過ぎの新幹線で浜松へ。
チェ・ミキのお父さんが入院したのでお見舞いに行く。
浜松駅でチェ・ミキの妹にピックアップしてもらい、姪たちと一緒に病院行って、お見舞い。
その後、以前改装の計画をして、チェ・ミキの兄の家を造ってもらった工務店に施工してもらった、妹家族の家に。
改装後もなかなかこれず、始めて。
丁寧に作ってもらっていて、明るく暖かい家に変わっていた。
その後、兄の家に回り、ワンルームだった子供スペースに建具が入ったのを確認する。
両方を手がけてくれた浜松の工務店は、仕事が丁寧で、設計事務所の意図をよく汲んでくれて有難い。
チェ・ミキの実家で少し休み、16:00前車で駅まで送ってもらい、東京に戻る。チェ・ミキは火曜日まで看病で残る。
○ 2008/3/2
8:00前に目が覚めるも、疲れが取れず9:00まで寝る。
10:00過ぎに大和町を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
マイネマシェリが中京の4Rに出走。中京の早いレースは新宿では売ってないので、渋谷まで。
渋谷と新宿では同じ場外馬券売り場でもずいぶん雰囲気が違う。客層が違うのだな。
新宿のほうが、おじさんの密度が高く、らしくて好きだが。
11:20中京4R、未勝利1200m発送。マシェリは17頭たての大外枠。出馬表を見た時、これはまいったと思った。
スタートは素晴しかったが、大外枠で他の馬の先には行けず、中団の後ろにつく。
4コーナーを回ってもそのままで、14着。やはり17頭の大外枠では勝負になるほど力は無い。
帰りに高円寺で買い物をして大和町に戻り、その後は一日大和町。
○ 2008/3/3
8:00前事務所。
メールチェック。
演劇評論家の西堂さんからの紹介で、小劇場を作ることで、問題に行き当たってしまった方から相談の電話が入る。
電話口でいろいろ聞くと、楽観視出来ない状況。いくつか調べて欲しいことなどを話し、手元にある資料をファックスしてもらい、改めて相談を続けることに。
それやこれやしているうちに10:00になって、スタッフが来て、掃除をして日報のアップ。
12:00前に事務所を出て、下北沢へ。小劇場の勉強会のザ・スズナリ(http://www.honda-geki.com/suzunari.html)の実測。
13:00、北沢タウンホールに集合。武蔵野大学の学生も6人手伝いに来てくれているので、自己紹介と調査方法の確認とチーム分け。
13:30、スズナリに移り、チームごとに調査開始。
途中から参加の人を含め14人で、実測調査と写真撮影を行う。
18:00前各チーム調査終了。今回の調査は事前の準備をして、調査方法も決めていたので、5時間でどうにか目標は達成した。
今回の調査から考えると、前回の調査は見学、と言うレベルだったが、事前調査としては機能していた。
今後のことを考えると、このように、事前準備調査+本調査と言う形がベストだろう。
スズナリのロビーで調査データをまとめ、18:30終了。
充実した5時間だったが、さすがに疲れた。
調査中は集中していたので疲れは感じなかったが、終了したらとたんに、頭がジーンとして来た。
近くの中華料理屋でお疲れの一杯とご飯。
これから打ち合わせや、事務所に戻る人もいるので、20:00前にお開き。お疲れさまでした。
しかし、今回の調査で、密度の高いスズナリの資料が残せるだろう。
シアターワークショップの小林さんと「まさこ」でもう一杯やって、21:30前下北沢を後にする。
○ 2008/3/4
8:00前に事務所。
メールチェック。
昨日の写真を取り込み、まとめ漏れしていた写真を、シアターワークショップの小池さんにメールするも、容量が大きく何度かやり直し。
その間、建築家賠償責任保険の更新の資料作成とスタッフが置いて行ったHMH-Kの地下検討写真をチェック。
10:00に来たスタッフとHMH-Kの地下について話す。
日報のアップ。
コンペの打ち合わせの準備や進行中のプロジェクトのチェック。
18:30、水谷先生と武蔵野大学の4年生二人が来所。
コンペ打ち合わせ。
基本計画の方針を確定し、スケジュールを確認して20:30前終了。
近くの居酒屋で一杯。
0:00前お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ウッド、ニューポリトラックで乗り込まれています。攻め動くアバレダイコに先着した先週の追い切りも上々の動き。一完歩ごとにしっかり力がこもっています。8日(土)、中山の芝1200mに松岡騎手で出走予定。除外された場合は16日(日)のダート1200mに向かいます。9日(日)の同条件への再投票は難しいでしょう。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
2日(日)に中京で出走し、14着でした。見せ場が速かったスタートダッシュだけ。ハロン10秒台の流れに対応できるスピードがあるのに、なぜか行きっぷりが冴えず、後方ままでした。競馬場に到着してから飼い葉を口にしていなかった影響があったのかもしれませんが、1泊してレースに向かう過程は去年の夏に経験した小倉と一緒です。にもかかわらず、この結果でした。今後どこを使うかは検討中。
○ 2008/3/5
9:00前事務所。
昨晩飲んだ日本酒がきいている。弱くなったものだ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
新宿梁山泊の稽古場の拡張工事の実測が届いたので、図面化してメールする。
コンペや進行中のプロジェクトのスケッチ。
19:00前から、明日のHMH-Kの設備打ち合わせのため、スタッフと事前打ち合わせ。
夜になって、風が強くなり、寒くなって来た。
○ 2008/3/6
8:00事務所。
メールチェック。
今日明日の打ち合わせの準備。
10:00、設備の酒巻さん来所。HMH-KとNTHの打ち合わせ。
12:00前終了。さっき途中になった午後の打ち合わせの準備を続ける。
13:00過ぎ梁山泊着。
この何日間かで劇団員の手で拡張された満点星を確認。照明の泉さんと梁山泊の大貫とで「TORAJI」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08toraji/08toraji.html)のセットの簡単な打ち合わせ。
その後、舞台監督の八重樫さんと音響の高橋さんと照明の泉さん、梁山泊の三浦さんと大貫で、「エビ大王」ブラジル公演のセットや機材の確認事項のまとめ。日程と場所劇場は決まって来ているのだが、何度問い合わせても、肝心な劇場の仕込み図が届かない。いま行っている劇団1980の時も同じだったが。ともかく、ブラジルへ情報を送って確認してもらう。
15:30過ぎ終了。事務所に戻る。
スズナリの実測の図面化作業を少し行う。
18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。先日の実測のまとめ方についてと、その他現在手元にある資料のデータ化の確認など。
21:30終了し、近くの基地バーで一杯やって、22:30過ぎお開き。
アルデュール、8日(土)中山7R出走確定。除外されないで良かった。ここらで2勝目を期待したい。
○ 2008/3/7
8:00に事務所。
メールチェックと返信や連絡事項いくつか。
昨晩吉祥寺の古書店で偶然目に入り入手した、「増補 競馬学への招待」山本一生著(平凡社ライブラリー)。
昨晩帰って、一杯やりながら拾い読みしていたら、これは素晴しい本だった。
「いざ、競馬場へ
空が大きい。
こんなにも空は大きいものかと、初めて競馬場にいったときに思った。」
こんな出だしで始まる競馬についての文章はあっただろうか。寺山修司さんの競馬についての文で競馬にはまったのだが、その質とは全く違うが、競馬へのまなざしは同じものを感じる。
「パドックで馬を観察してから馬券を買い、馬券を買ってからビールを求め、ビールを飲みながら新聞を広げ、気が弱くなってこの馬もくるのではないかと思い、追加の馬券を買いたすために売り場に並ぶ、などという、古典的ともいうべき行動パターンを実践しようとしても、昨今の競馬場ではほとんど不可能といってもいい。それほど混雑は激しいし、しかも運がいいのか悪いのかわからないが、たとえ追加の馬券を買えたとしても、スタートの直前だったりすると全く身動きがとれなくなる。」
日報を書いている途中で、9:30前事務所を出て自由が丘へ向かう。しばらく来ないうちに、自由が丘駅は様変わりしていた。
10:30から自由が丘のザ・ハウスで面談。
11:30終了。以前多摩川園で事務所をシェアーして、今は自由が丘で事務所を構えている、大学の同級生鈴木基紀に電話して、久しぶりに訪ねる。
事務所で少し話し、昼飯を食べ、13:00過ぎ別れる。
書店により、そのまま事務所に戻る。
コンペのスケッチ。やっと溜まっていた日報のアップ。
18:00過ぎ、水谷先生と武蔵野大学の学生2人が来所。
コンペの打ち合わせ。
18:30劇場のコンサルタントの方来所。コンペの打ち合わせに参加してもらう。
22:30過ぎ終了。
全員で近くの居酒屋へ。ここでも最後はコンペのアイデアの話しになりメモを取る。
0:00前お開き。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。通常の乗り込みをハロン15〜16秒にペースアップ。ハナへ行ってラチを飛び越えた過去を考え、縦列調教では番手に控えて乗っています。両トモのクモズレ(地面と球節の接触による擦過傷)で中間に出血しました。今後の患部の状態によっては一息入れることも考えています。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。傷自体は残っているものの、患部の膿も抜けて乾燥した状態にあることから騎乗を再開。現在はハロン17秒前後を軽めに乗って状態を整えています。このペースならノドからの異音も小さく、後半までしっかり駆け上がっていけます。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。4日(火)に根本師が来場。その動きを見て「思ったより小さく感じないし、動きも悪くない」と納得した表情を見せていました。真面目な性格で手を抜かないため、常に現時点での能力を見せ、走りにムラがありません。このまま順調に成長してほしいもの。…
○ 2008/3/8
9:00に事務所。
メールチェックした後、昨晩のコンペの打ち合わせのメモや資料をまとめ、メンバーにメール送信。
日報のアップ。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの検討事項を確認。
12:30前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山7Rにマイネアルデュールが出走。一番人気だ。
13:20スタート。4、5番手を進む。4コーナーを回って2番手に上がるも、先頭の馬に届かず、首差の2着。1着の馬は、僅差の2番人気馬だった。
すぐ事務所に戻り、明日の打ち合わせの準備の確認。
確定申告の下書き計算を行ない、会計士事務所へファックス。月曜日に見てもらおうと思っていたら、会計士事務所から電話が入る。確定申告時なので出社していたようだ。いくつか訂正事項を教えてもらう。
スタッフが作成した、NTHの概算用図面のチェック。
18:00前事務所を出て、新宿の紀伊国屋ホールへ。
二兎社「歌わせたい男たち」永井愛作・演出(http://www.nitosha.net/stage/index.htm)を見に行く。
2005年が初演で、様々な演劇賞を受賞した評判の高い芝居だ。永井さんの芝居は先日、せんがわ劇場で「時の物置」を見たばかり。
開演前、座席でチェ・ミキと落合う。
19:00開演。満席。年配の方が多い。
1時間45分の芝居だったが、卒業式の国歌斉唱についてという大事なテーマながらも、心にスーと染み込んで来る芝居。政治の道具にされてしまうことも、個人の思いをあらわすこともできる、歌のもつ質を丁寧に、時にコミカルに描いている。まさにウエルメイドプレイ。
ウエルメイドプレイの善し悪しは最後のまとめ方で決まる。途中の展開はよかったのだが、最後に強引になってしまったり、まとまらなかったリする芝居が多く、魅力的なウエルメイドプレイに出会うことはまれだ。
この芝居は、最後の戸田恵子さんの歌と、重要な小道具だった眼鏡の扱いが素晴しく、ジーンとしてしまう。「トーチソングトリロジー」を思い出してしまった。拍手が鳴り止まなかった。
歌舞伎町にある肉まんの安くてうまい店「蘭王」で一杯やって肉まんを買って、職安通りの「韓国広場」で浜松のチェ・ミキの実家に送る食材を買って、大和町に戻る。
○ 2008/3/9
9:30過ぎ事務所。
打ち合せの資料などを確認。打ち合わせテーブルの上を片付ける。
10:20YTHのクライアント夫妻来所。
概算と予算についての打ち合わせ。13:00終了。方針がまとまりホッとする。
インドに行ってらした夫人から、インドで見つけたと言う坊主人形を頂く。インドからはじめて。
阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
NTHの概算用図面のチェックとスケッチ。
○ 2008/3/10
8:00前事務所。
久しぶりの雨。今まで晴れが続き、暖かかったので、より寒く暗く感じる。
メールチェック。
昨日武蔵野大学で水谷先生が学生たちとまとめてくれ、メールしてくれたデータをダウンロード。
日報のアップ。
10:00スタッフとNTHの概算用図面の打ち合わせ。
引き続きNTHの仕上げなどの調べもの。
11:00別のスタッフとHMH-Kの打ち合わせ。
午後一で確定申告の書類を清書。
14:00前、外断熱の商社が来所。ヒアリング。
その後、コンペのスケッチ。
○ 2008/3/11
いつもより1時間早く、7:00に事務所。
放射冷却で朝靄がかかっている。このところ、朝の窓の結露は無くなっている。確実に春に向かっているのだろう。
メールチェック、梁山泊関連に返信、日報をアップし、午前中はずっとコンペのスケッチ。
12:00前に事務所を出て、三鷹で劇場のコンサルタントの方と待ち合わせ、武蔵野大学へ。
13:00過ぎから水谷先生の研究室でコンペ打ち合わせ。
15:30前終了。バスで吉祥寺に出て、事務所に戻る。
今日の打ち合わせに出た連絡事項などをまとめ、メール。
YTHの打ち合わせの準備。
18:00過ぎ、建設会社が来所。
YTHのクライアントとの打ち合わせ結果を伝え、予算や今後の方針を確認。早速実施や確認申請の準備に入ることにする。
19:30前終了。
その後も、コンペの今日の打ち合わせ事項をあれこれ考えて見るも、得るとこなし。
梁山泊の次回公演「TORAJI」についてのメール連絡も頻繁になって来た。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
8日(土)に中山で出走し、2着でした。ゲートは速くないものの、二の脚で楽に先行集団へ。4コーナーの手応えも良く、馬群を縫って抜け出してサマーエタニティとの一騎打ちに持ち込みます。なんとか食い下がりましたが、結局一度も交わせずにクビ差敗れました。あと一歩の踏ん張りが足りません。追い負けた松岡騎手も悔しそうでした。次走は来週の阪神、雪割草特別・芝1400mを予定しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
レース後、馬房で旋回癖を見せていました。レースを使った影響でいらついていたのでしょう。飼い葉も相変わらず残していて体も回復してこないことから、いったん鉾田へ短期放牧に出して立て直すことにしました。7日(金)に現地へ移動しており、坂路でキャンター900m1本の運動をハロン17秒程度の軽めで流しています。飼い食いは変わらずなかなか改善してきません。
○ 2008/3/12
今朝も7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHとHMH-Kの図面をチェック。
昨晩のYTHの打ち合せ内容を図面化。
10:00に来たスタッフと、NTHの概算用図面の打ち合わせ。
その後、別のスタッフとHMH-Kの打ち合わせ。
水谷先生から来たメールを確認し、コンペの地下の計画を行ない、15:00頃まとまったので、メールする。
コンペの作業をしている学生とメールのやり取り。
同時に、NTHの概算用設備指示書のやり取りを設備事務所と。
夕方からは梁山泊の「TORAJI」の資料確認や検索、スケッチを始める。
19:00過ぎNTHの概算用図面が完成。
その後も、様々なプロジェクトを渡り歩く。
○ 2008/3/13
7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ、連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
YTHのスケッチと検討。
その間、13:30と15:00にNTHの概算用図面を建設会社に渡す。もう1社には、メールにて送信。
夕方コンペのメールや連絡。
その後、梁山泊の「TORAJI」の各場の平面図を作成して、メールにて送付。とにかく場面が多い芝居だ。
今日は花粉に敏感になってしまったのか、朝から鼻がむずむずし、時々くしゃみが止まらなくなる。一日中おなじ症状だ。まいった。
○ 2008/3/14
7:00事務所。
今朝は鼻、くしゃみはどうにか収まっているが、眼は少しむずがゆい。いやはや。
メールチェック。スタッフが作業しておいて行ってくれた、コンペのデータを確認し、メールする。
その他にもメールにて連絡事項と日報のアップ。
スタッフがおいて行ったHMH-Kの図面のチェック。
バタバタとやりっ放しになって、机の上に散逸している進行中のプロジェクトの図面や資料を整理する。
YGPのスケッチ。
10:00、出社して来たスタッフにYGPとHMH-Kの指示。
YTHの詳細寸法などをまとめ、クライアントに確認のメール。
進行中のプロジェクトについて、連絡事項やスタッフとの打ち合わせで午後から夜にかけてバタバタになる。
19:00、事務所を出て吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会に少し遅れて着。
メンバーの一人、静岡芸術大学の竹内さんが久しぶりに参加。新幹線に乗る直前に、ブラッシュアップした修士論文を無事提出して来たとのこと。レジュメを元に、発表をしてもらう。
後半は、勉強会のまとめ方や運営のしかたなどをアドバイス頂ければと、国立本店(http://www.chub.jp/kunitachi/top/top.html)やつくし文具店(http://career.gree.jp/?mode=static&act=page&page=ext_style_07tsu-ku-shi01)の活動を展開している、萩原さんに参加してもらい、勉強会の内容を説明しブレスト。
21:00過ぎに竹内さんは帰路につく。来週からは就職先の大阪なので、勉強会はとりあえず今回で卒業。大阪で沢山さん芝居を見て、情報を送ってね、と皆に声をかけらた。お疲れさまでした。新天地で楽しんで下さい。
21:30勉強会終了。その後いつもの基地バーへ。一杯やって23:00過ぎお開き。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークに滞在中。両トモに負ったクモズレを気にするようになっているため、無理せず一息入れることに。今週に入って、ウォーキングマシン1時間+普通放牧か、ウォーキングマシン2時間+パドック放牧のいずれかの管理で対応しています。6月の新馬戦からバリバリ活躍するタイプではなく、徐々に力をつけていきそうなタイプ。良い休養になるでしょう。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。今週から追い切りへ。縦列から併せ馬に切り替え、後半でびしっと追った先日のスピード調教では呼吸がかすれていたものの、手術前のヒューヒュー音は聞こえませんでした。父の産駒にしては運動神経に優れていそうです。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和で休養中。すらりとした造りの牝馬らしく、飼い食いがいまひとつです。仲間との体格差がはっきりしている現在、新芽が出始めているこのタイミングに一息入れた方が良いとの判断から放牧に切り替えました。ただ、母も兄姉も軽量です。大幅にはふっくらしないかもしれません。
○ 2008/3/15
9:00に一度事務所に来て、パソコンを持って武蔵野大学へ。
10:00に到着。実習等のCAD室ではコンペの作業が続いている。
水谷先生の研究室にある模型を見せてもらい、打ち合わせを始める。
作業を開始し、文章を検討しているところに、劇場のコンサルタントの方が来る。
再度打ち合わせをして作業を続ける。
14:00過ぎに食事に出て、そのまま吉祥寺に提出図面を張るパネルを買いに行く。
20:00近くになって、図面に入れるパーツがすべて完了。
そこから最終レイアウトを始め、22:00過ぎに図面が完成。分割してプリントアウトして、修正を重ねて行く。
日付が変わる頃から最終のプリントアウト始めるも、細かい点に気付いて修正したり、プリントアウトした図面をパネルに張っていて、プリント面にトラブルが発生して、プリント用紙を変えたりで、時間が過ぎて行く。
提出物、A1のパネル2枚とA3の図面10枚が完成し梱包が終了したのは、午前4:00。
作業して場所を片付け、5:00前から水谷先生の研究室で、お疲れの乾杯。6:30解散。
4年学生二人と水谷研究室の研究生二人がメンバー。
明日(17日月曜日)は卒業式。研究生含めこの4人はもうすぐ学校を旅立って行く。
4年生二人は随分前から水谷先生と一緒に徹夜を続けていた。研究生二人も、直前の研究発表終了後、コンペの追い込みに徹夜で威力を発揮してくれた。彼女たちの頑張りがなければ、コンペは完成しなかっただろう。
この力は何なのだろうと考えた。もちろん自分たちのコンペに対する好奇心もあっただろう。(これだけでも素晴しいが。)
しかし、最後の追い込みの過酷さは、その好奇心だけでは乗り越えられない程大変だったろう。
そう考えた時、この力は学生生活でずっとお世話になった水谷先生への学生たちの精一杯の感謝と恩返しであるように思えた。
水谷ゼミの飲み会に参加さてもらったり、同じ授業を行っているので、水谷先生から学生への思いを時々伺う。その強い思いに、学生も答え、結果を出しているのが分かる。
非常勤で週に一度だが、武蔵野大学の住環境専攻に伺い、先生と学生が密接に関わって、贈り与え合うということが密実な関係にある姿を見て、ここの学生たちは幸せだな、と思っていたが、今回のコンペで、その思いはさらに強くなった。
ともかく、お疲れさまでした。
○ 2008/3/16
7:30大和町に戻り、もう少し飲み続け、いろいろ考えていたら眠くなって来たので、8:30過ぎベッドへ。
12:00前に起きだす。
昼をとり、鷺宮の魚屋と高円寺に買い物に出る。
天気がよくて気温も高く、気持ちのよい春の陽気だ。
一日だらだら過ごす。
○ 2008/3/17
8:00に事務所。
メールチェックと返信いくつか。
10:00にスタッフが来たので掃除。
YTHのクライアントから、メールについての電話がある。
溜まっていた日報のアップ。
NTH、YTH、YGPなど進行中のプロジェクトのスタッフへの指示やスケッチ。
18:00過ぎ、自転車で事務所を出て梁山泊の稽古場・満点星へ。
19:00から「TORAJI」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08toraji/08toraji.html)の打ち合わせ。
演出の金さんが昨日、劇団1980のブラジル公演から戻って来たので、これまでの稽古を通す。通しの前に、セットの説明をする。
19:20から通し稽古。終了後、ここまでの作業の確認をしながら、トータルな打ち合わせと初日までのスケジュール確認。
23:00過ぎ終了し、稽古場を出る。
○ 2008/3/18
昨晩、大和町に帰ってから夜中に食べたのが消化不良なのか、腹の調子が良くない。いやはや。
今晩は武蔵野大学の謝恩会なので、少ない服を選んでみる。
8:00に事務所。
メールチェックと返信。メールの整理や、打ち合わせや自分のテーブルまわりに散逸しっ放しの資料を少し片付ける。
昨晩の稽古の写真を取り込み、日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYGPの図面チェックとスケッチ。
NTHの階段と断面スケッチ。
10:00、事務所に来たスタッフとスケッチについての打ち合わせ。
先日、小劇場を作ることで問題に行き当たり、相談の電話を頂いた方のところに明日訪ねるので、安全条例の興行場の部分の確認。
HMH-KとNTHのスタッフ打ち合わせ。
13:30過ぎ事務所を出て、ときわ台へ。
先日ザ・ハウスで面談した、クライアント候補の方のお宅へ。
ときわ台ははじめて降りたが、駅舎が良い雰囲気。レリーフされたブロックの大谷石を積み重ねたような外壁に、レールを加工した鉄骨の片持ち梁が美しい。街自体も放射線状に道が延び、クルドサックやフットパスが街のあちこちに配されている。
15:00から要望や現在のお住まいを拝見させてもらい、16:00終了。
池袋に出て、書店に立ち寄り、サンシャインシティに向かう。
17:30過ぎ、サンシャインシティ60Fの展望台着。
この一画で、18:00から武蔵野大学の謝恩会。
女子学生たちは皆着飾って、普段と違い、晴れやかだ。乾杯の後、先生方の挨拶があり、歓談。
4年間を振り返る、プロジェクターでのスライドショウでは涙を流す学生もいたし、先生や職員の方達に対する謝辞を述べた学生代表の二人はボロボロ。
20:00終了。ほぼ全員で、近くのカラオケの店へ移り2次会。
先生たちの歌を皮切りに、学生たちも歌いだすが、時間がたつに連れてしんみりして来る。
22:00、2次会もお開き。
名残惜しそうに店の前で佇む学生たちに別れを告げ、お先に失礼する。
無事卒業の安心と喜びと寂しさのお裾分けを頂く。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
先週、トレセンからビッグレッドファーム鉾田に移動しました。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。距離を考えて阪神の雪割草特別をパス。4月中旬の中山に組まれている桜草特別を目指すことになりました。これから徐々にペースアップしていく予定。前回の滞在時と同様、馬房に併設されているサンシャインパドックでは舟ゆすりをしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路での乗り込みを1日おきに減らしているものの、やはり飼い食いが悪く、思うように馬体が回復しない状況が続いています。先日の計量で示した422キロは前走出走時と同じ数字です。スタッフは「今後は嫌いな飼料を抜くなどしてみたい」と新たな対策を説明していました。
○ 2008/3/19
歳をとると、徹夜の疲れが取れるのに時間がかかるようになり、月・火と夜も活動していたので、さすがに辛く、少しゆっくりおきて8:30事務所。
メールチェックとスタッフが準備しておいて行ってくれた打ち合わせの資料を確認し、9:30前に事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
10:00から、スケジュールと最終確認事項打ち合わせ。打ち合わせは11:00前に終了。
TVや映画、芝居や音楽に関する仕事をされているクライアントと劇場やこれからの興行についての話しで盛り上がる。
12:00前お暇して、移動。
演劇評論家の西堂さんの紹介で、先日小劇場を作ることで問題に行き当たり、相談の電話を頂いた方のところに。小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんも参加してくれる。
鹿野さんと建物前で落ち合い、しばらくまわりを回って中に。
運営されている方お二人と挨拶をして、中を案内してもらい、話しを伺う。
いくつかの方法や調査事項を話し、15:00終了。
16:00過ぎ事務所に戻り、既にスタッフが始めていたHMH-Kのサッシ業者との打ち合わせに。
17:00過ぎ終了。
今日のHMH-Kのクライアント打ち合わせの内容をスタッフに伝える。
梁山泊の「TORAJI」のセットに使うクロスを選び、メール連絡と電話で打ち合わせ。
NTHのクライアント夫人に電話連絡。
建設会社の営業の方から飲みの誘いがあるとのことで、行くことにして連絡を入れさせたが、キャンセルに。
なんだか飲みモードになってしまっていたので、スタッフと阿佐ヶ谷の飲み屋へ出掛ける。
22:00過ぎお開き。
○ 2008/3/20
昨晩からの雨が続いている。
9:00に事務所。
メールチェックと溜まっていた日報のアップ。
やっと時間が取れたので、3月3日に行なったスズナリの実測を図面化。
一日かけて概要をまとめ、つじつまが合わない部分がはっきりした。
情けないことに、土曜の徹夜の疲れがまだとれないのか、一日図面を書いていると腰がかなりやばい感じになって来た。
○ 2008/3/21
8:30、KNHの地下の改修工事の現場立ち会い。
湧水パネルを施工したので、以前あったかび臭さや湿気は改良され、居室らしくなっている。
電気や換気扇の位置を確認して、10:00過ぎに現場を出て事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
午後図書館へリクエストした本をピックアップに行くも、木曜休館の昨日が祭日で開館していたので、振替で休館。
近くの古書店と、「Gallery街道」(http://kaido.mods.jp/)に立ち寄る。
外は風が強く、自転車を進めるのに往生するし、眼や鼻もむずむずする。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
今晩は9:00前にお先に失礼させてもらい、三鷹へ。
チェ・ミキの友人の韓国からの留学生が、修士を修了し帰国するので、三鷹の居酒屋で送別会。
0:00過ぎにお開き。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで休養中。放牧地かパドックどちらかに放し、ウォーキングマシンで1〜2時間歩かせてから馬房に戻しています。攻めの強化によって453キロまで減っていた馬体重が、今回の一息で464キロまで回復しました。良化に向かっているクモズレはかさぶたが徐々に小さくなっています。間もなく騎乗が再開できる見込み。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。18日(火)にコスモの馬と最後の3ハロンを強めに併せる調教を消化。ラストは一杯一杯で脚が上がっていましたが、これは体力が付ききっていないからでしょう。かすれた息が聞こえるものの、以前に比べれば音の大きさがまったく違いますし、息遣いも良くなっています。馬体重は428キロ。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和で休養中。普通放牧されています。体は小柄ですが完成度の高さが感じられるように、もしかしたらこのまま大きく成長することはないのかもしれません。早期デビューを視野に入れながら、現在騎乗を再開する時期を検討しています。放牧地には青草が生え始めているので、栄養をたっぷり摂って少しでも大きくなって欲しいもの。
○ 2008/3/22
よい天気だ。
9:00に事務所。
昨日休館だった図書館へ、本をピックアップへ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
明日大和町でスケッチしようと思うプロジェクトの資料準備。
12:30前に事務所を出て、新百合ケ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワで、チェ・ミキと落合う。
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「パレルモ、パレルモ」(http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/)の公演。
2年ぶりのピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の公演なので、ワクワクする。
緞帳が上がると、舞台を塞ぐ壁が現われる。しばらくするとその壁が崩れ落ち、「パレルモ、パレルモ」は始まる。
1989年の作品で、踊りが少なく、言葉が多い演劇寄りの作品だが、繰り返されるひとつひとつの動作に引き付けられる。
前半1時間30分、20分の休憩を挿んで、後半1時間10分でトータル3時間だが、あっという間に終わってしまった。
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の作品を見るたび、その射程の長さと妥協のない表現の追求に、深く感動する。
1階席の最後列、オペレーターが陣取った前の席にピナ・バウシュが座っているのが、3階席からよく見えた。
この作品を作り上げた人と、同じ空間にいると考えただけで、幸せになる。
恩寵を感じる、数少ない機会だ。その反面、自分未熟さも痛感する、厳しい瞬間でもある。
だが、来週の「フルムーン」も楽しみだ。
今日は先日提出したコンペの審査の日だ。
1次審査通過者には連絡があることになっているので、一度事務所の戻る。
メールチェックしたら武蔵野大学の水谷先生から、1次通過の連絡があったとの連絡が入っていた。
すぐに携帯に連絡を入れ、「やった!」と喜び合う。
いくつかの連絡事項を済ませ、高円寺の大将へ。
先に行っていたチェ・ミキと祝杯をあげる。
○ 2008/3/23
ゆっくり9:00に起きる。
今日もよい天気だ。
午前中から午後にかけて、HMH-K、YGP、NTHのスケッチを行なう。
一日大和町。
○ 2008/3/24
雨で少し寒い。
8:00に事務所。
メールでコンペのお世話になった方々に、1次通過の連絡を入れる。
その後、連絡事項いくつか。先週末、特に土曜日から思いがけない動きがバタバタと。
連絡や日報を書いていたら10:00になり、出社してきたスタッフに、コンペ1次通過の報告。
掃除の後、HMH-K、NTHなどのスタッフ打ち合わせ。
その後、日報をアップ。
雑務。
NTHの階段のスタッフ打ち合わせ。
YTHの車庫のスタディを行ない、メールでクライアントに連絡。
TDPの作業。
18:15、自転車で事務所を出て、梁山泊の稽古場へ向かう。
19:00前着。「TORAJI」の稽古が続いている。
20:30から照明入の通し稽古。その後、ダメ出しや確認事項があり、23:00終了。稽古場を後にする。
○ 2008/3/25
放射冷却で自転車のサドルに細かい水滴がついている。天気はよい。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。午後行く区役所の場所と出発時間、資料の確認。日報のアップ。
YTHのクライアントから来た、車庫の連絡をエスキスしてみる。
11:00過ぎ事務所を出て、三河島へ。
待ち合わせ前にどこかで食事をしてと思い、三河島に昼過ぎにつくようにして、商店街を歩いてみる。
この商店街が良い感じだ。八百屋、魚屋、肉屋や日用品が並ぶ商店街の、角をちょっと曲がると、細い路地。その路地の向こうには、高層マンション。
結構な人通りだ。肉屋の前には昼時で揚げ物が並ぶ。しかも安い。
すべてが商店で、食事ができる店がないが、店先の弁当のポップに書かれた文字「どれでも260円」。
えっ、260円。つられて買ってしまった弁当、「鶏肉と野菜の味噌炒め」が260円。写真となりの「ハムカツ」100円。「ハムカツ」厚さ2cm。
これを持って、区役所前の公園でランチ。食べ過ぎだ。公園はお年寄りでいっぱい。
12:40、小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんと、小劇場を作ることで問題に行き当たり、相談の電話を頂いた方と落ち合い、少し話しをして、区役所の担当者のところへ行って打ち合わせ。
14:00終了。その脚で、資料を確認しに、建設会社へ。
あった資料をすべてコピーして、現地でいくつかの確認、打ち合わせ。
17:00前終了。事務所に戻る。
いくつか連絡事項。
YTHの車庫のスケッチをして、クライアントへメール。
2歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。サンシャインパドックでの舟ゆすり(熊癖)は相変わらず。馬体重は現在454キロで、なかなかふっくらしてこないこと、少し落ち着かせたいこともあって、この中間は2日に1度の騎乗に止めました。その際にはハロン16〜17秒でキャンター900m1本の運動をしています。攻めればすぐに仕上がるタイプ。今週からペースを上げていきます。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間も2日に一度の騎乗で様子を見ていますが、先週から馬体重が2キロ増えただけの424キロとなかなか回復してきません。飼い葉を工夫して与えていますが、相変わらず食べ残しが見られます。馬房では大人しいものの坂路に入れば気合いが乗るので、オーバーワークに気をつけながら進めています。
○ 2008/3/26
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
9:00、武蔵野大学の研究生、来所。就職についての話し。
10:00、HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
TDPのスケッチ用図面作成作業。日報のアップ。
13:00過ぎに自転車で事務所を出て、大和町で三脚をピックアップし、新宿梁山泊の芝居砦・満点星へ。
14:00から、「TORAJI」のゲネプロ(本番同様に行なう通し稽古)。
デジカメで写真撮影をしながら見る。
16:00前終了し、ダメ出し後、スタッフ・キャストは初日の準備に取りかかる。
一昨日の通し稽古に比べ、格段の仕上がり。
梁山泊の会議室を借りて、TDPのスケッチを行なう。
18:00、お客さんが三々五々来場。
19:00「TORAJI」初日。
20:45終演。
前半は固い感じだったが、後半はテンポよく、初日無事終了。
喫茶・満点星で初日乾杯。
気がついた修正点等を話しはながら、一杯。
まだ人は残っていたが、20:30前にお先に失礼する。
○ 2008/3/27
8:00事務所。
メールチェクと連絡事項いくつか。
昨日のゲネで撮影した写真のデータ整理とCD保存。ついでにいくつかの画像の整理と保存。
机まわりを少し片付ける。
NTHの階段・エントランスまわりのスケッチ。
問題に行き当たった小劇場について、電話でヒアリングと資料の整理。
KNH-Hのクライアントから送って頂いた、隣地に関する提案の書類を確認する。
午後になってやっと日報のアップ。
NTHのスケッチの面積確認と図面化をスタッフに指示。
TDPの昨日のスケッチの続き。
18:15事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
今晩は勉強会に参加していた武蔵野大学の学生の卒業制作と、メンバーの伊東さんが教えている昭和音楽大学の学生の卒論の発表会。
武蔵野大学の学生は、吉祥寺シアターがある吉祥寺の東部地区を敷地とした制作。昭和音楽大学の学生は、アートマネージメントが専攻で、ビジュアル系の定義についての考察。
学生たちは二人とも、明日は会社の研修。確実に時間は刻まれているのを、感じる。
21:30前終了。
いつもの基地バーへ移って、一杯。23:00お開き。
○ 2008/3/28
8:00に事務所。
メールチェックと返信。
朝、TDPのついて思いついたことのメモ。
日報のアップ。
スタッフが置いて行った、NTHの図面をチェック。
TDPのスケッチ。午前中でひとつの段階に。少しほっておいて、見直すことにする。
YTHの平・断面検討。
17:00事務所を出て、自転車を高円寺に置いて新宿へ向かう。
始めて行く、新宿2丁目の「photographers' gallery」へ。北島敬三写真展「PORTRAITS 1992-2007」を見て、時間が余ってしまったので、紀伊国屋に寄って新宿文化センターへ。雨が降り始めた。会場でチェ・ミキと落合う。
19:00からピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「フルムーン」。1部、2部とも約1時間で途中20分の休憩があり、21:30終了。
シンプルで静かな中に、エネルギーを秘めている作品だが、先週末に見た「パレルモ、パレルモ」のほうが良かった。
何故だろう。「パレルモ、パレルモ」のほうが、多様で複雑だったからかもしれない。
そして、今週はほとんど毎日夜に予定があり、さすがに今晩は疲れのピークだった、ということも大きい。
帰り道、韓国広場でいつもの豚足とエゴマの葉っぱを買って、近くの韓国料理店でチャプチェやタッカルビを頼んで一杯やるが、アルコールが入ったら疲れがどっと来て、話すのも億劫になって来た。
しかし、この辺りの韓国料理店は高いなと、つい韓国での値段と比べてしまうが、それが間違いなのだろうが。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。クモズレがほぼ完治し、痛みも見せなくなったことから坂路でのキャンターを開始。軽めに乗って息を造っています。休ませたぶんの緩みと、ふっくらした馬体もあって、重めの動きは仕方ありません。現在は乗り込みに並行してゲートダッシュの練習も課しています。なお、競走馬名はマイネルサーガで登録されています。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ハロン13秒前後まで加速する追い切りにおいては、やや迫力不足の印象。軽快感が優先した走りです。スタッフは「コスモチーキーに似たところがある」と同じ父の産駒を例に挙げていました。なお、競走馬名はマイネセレネで登録されています。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和に滞在中。放牧されています。そろそろ坂路調教を再開する予定。気になる馬体はやはり一息入れても変わらず、スタッフは「身体のパーツもそれぞれ小さいですからね。サイズばかりにこだわるのもどうかと思う。ある程度は割り切って付き合っていった方が良い」と話していました。なお、競走馬名はマイネブルームで登録されています。
○ 2008/3/29
8:00に起きて、自転車でKNHへ向かう。
9:30、クライアントと建設会社とKNHの地下改修工事の終了確認。
10:30前終了。
帰り道、中野光座裏の前を通ったら、光が良い感じに入って来ていて、写真に収める。
ここは不思議な空間だな。
事務所に戻って、メールチェックとメール返信や連絡事項いくつかで、午前中が過ぎてしまった。
まだ、疲れはとれない。
午後になって、日報のアップ。
YTHとTDPの図面作業。
○ 2008/3/30
疲れをとるため昨晩は早く休み、今朝も9:00過ぎまで寝た。
午前中は大和町でTDPの図面作業。
雨が降り始める前に高円寺に買い物に行き、夕方YTHの図面を確認。この1、2週間で車庫まわりでいくつか変更を加えた。それにより、いくつかの方針が考えられるようになった。こういう時、得てしてそこばかりに眼がいってしまい、大局から見た問題点を見落としていることがあるが、今回の場合もしかり。問題点に気付く。資料がないと確認できないことなので、明日事務所で見直すことにする。
気がついて良かった。
○ 2008/3/31
「花に嵐のたとえ」のように、冷たい雨が昨晩から降り続いている。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
日報に添付しようと、土曜日の光座の写真を加工したが、データが重すぎると出て、アップできない。こんなことしている場合ではないのだが。しかたなく、1枚の写真でアップ。
昨日気がついた、YTHの技術的なことの確認。それをもとに考えをまとめる。
TDPのスケッチ。
13:00過ぎ事務所を出て、笹塚へ。
14:00から笹塚ファクトリーで、燐光群の「だるまさんがころんだ」(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/daruma2008.html)。
地雷の話しを、時にはコミカルに、時にはシビアに、いろんな切り口で展開し、社会的問題を個人の感情にまで引き寄せた芝居だった。
16:30終演。新宿に出てジュンク堂で、倉方俊輔さんのブログで知った、「Ahaus・アーハウス:特集今和次郎と吉阪隆正」(http://kntkyk.blog24.fc2.com/blog-entry-85.html)を入手し、その脚で武蔵野大学へ向かう。
18:00から水谷先生の研究室で、劇場のコンサルタントの方も含め、鶴川コンペ(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/index.html)の2次審査の打ち合わせ。
22:30過ぎ終了。
水谷先生は学校で残務があるので、劇場のコンサルタントの方と先に出て、三鷹のハタハタへ。
途中から水谷先生も参加して、頑張ろうの一杯。
0:30前お開き。
○ 2008/4/1
昨晩は大和町に帰ってから、梁山泊の楽日に行って来たチェ・ミキと、楽日の様子やコンペのこと等を話しながら、さらに一杯やったので、少しゆっくりおきて、9:00に事務所。
メールチェックとメールにて連絡事項いくつか。日報のアップ。
YTHの構造打ち合わせ用の図面作成。当たり前だが、書いてみると分かってくることがある。
TDPの作業をスタッフに指示。
16:00、構造事務所の吉田さんと飯田さんが来所。
進行中のプロジェクトの打ち合わせ。その後、コンペと問題に行き当たっている小劇場についての話しをさせてもらう。
18:30過き終了。
NTHの概算見積と打ち合わせのスケジュールをクライアントにメール。
その他にも連絡事項いくつか。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。4歳500万条件の古馬を引っ張るかたちで4ハロン54秒のタイムをマークしました。トレセンに向け、あす2日(水)の早朝に出発します。ブラックエンブレムに騎乗する松岡騎手の阪神遠征に伴い、桜草特別・芝1200mでは津村騎手が手綱を取る予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動を1日おきに行っています。飼い食いの良化に伴い、ようやく馬体がふっくらしてきました。436キロまでウエイトアップしています。これを受けてハロン14秒程度のスピード調教を1本課したものの、動きはやや重たく見えました。いずれにしても入厩は来週以降。
○ 2008/4/2
8:00に事務所。
メールチェック。
今朝方気がついたYTHの構造についてスケッチして、構造事務所へファックス。
TDPの図面をチェック。
午後になり、日報のアップ。
KMHのアプローチの検討。
夕方から夜にかけて、YTHのファックスについて構造事務所からの連絡や、いくつかの電話連絡が続く。
○ 2008/4/3
8:00に事務所。
今朝は春らしい天気だ。
事務所のマンションの駐輪場のお隣の桜がハラハラ散り、ちょっとした花吹雪状態だ。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHの図面を確認。
いつから忘れたが(多分一年くらい前からか)、新聞を取ってないから情報はネットのトップページにのったものが眼に入り、気になったら読むと言う状態なので、毎日知る情報は少ないのだが、今朝ネット上で「靖国」という映画の上映が自粛されたことを知った。
チラシは見ていたのでこの映画には興味があった。未だにこんなことがおこるのか。
ネットの「靖国」の公式サイトも閉鎖されていた。
YGPのスケッチ。
TDPの図面修正。
小劇場の勉強会で行なった、ザ・スズナリの実測調査の担当部分の図面化の残り作業。
途中、阿佐ヶ谷北口の時々行く古書店「銀星舍」へ。店主も「靖国」の上映自粛にはビックリしたとのこと。
戻って担当部分をとりあえずフィニッシュ。
18:15、事務所を出て吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。
ザ・スズナリのまとめについてや新たな企画について。21:30前終了。いつもの基地バーの前で別れ、お先に失礼する。
○ 2008/4/4
8:00事務所。今朝も暖かい。
メールチェック後、打ち合わせテーブルに置いてあるTDPの模型を確認。
3階部分の位置が気になり、図面修正。
日報のアップ。
YTHの図面作業。
10:00スタッフにTDPの模型修正の説明。
午後一でNTHのスタッフ打ち合わせ。
15:00、TDPのご夫妻来所。基本的な考え方を図面と模型で説明。16:00前終了。
YTHの図面作業を完成し、打ち合わせ事項の確認。
コンペのプレゼン用のメモを書き上げ、関係者へメール。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎…… 真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。表面上は徐々に引き締まってきているものの、まだ筋肉そのものは緩んでいる印象。とはいえ、現在の15-15でもたもたするほどの鈍さは見せません。先日の計量では2週前からマイナス2キロの460キロでした。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎…… 真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。以前に比べると確実にノドの音は小さくなっているものの、ペースが上がると目立つ音が聞こえてきます。それでも順調にトレーニングを重ねているだけあって、ゆるやかですが動きは上昇カーブを描いています。馬体重は前回より6キロ減った422キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎…… ビッグレッドファーム明和で調整中。今週から坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しています。小柄なので厳しい調教を課していけばすぐに仕上げられそうな雰囲気。まだ稽古に入っていくらも日数が経っていませんが、重たい感じはなく、すでに他馬とともに通常ペースの縦列に参加しています。早期入厩を視野に進めていきます。
○ 2008/4/5
9:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったYGPの模型を確認。
夕方のYTHの打ち合わせ資料の追加。
10:00、武蔵野大学の卒業生が来所。相談事。11:00前終了。
日報のアップと雑務。
13:00過ぎ事務所を出て、武蔵野公会堂へ。
吉祥寺の公園口は花見客で一杯だ。
14:00、「武蔵野寄席・春」。会場でチェ・ミキと落合う。
前座から始まり、5人が出演。取りの立川談春が目当て。3ヶ月前くらいにたまたまチラシを見た時が予約開始日で、チケットが手に入った。噂の談春、楽しみにしていた。
落語は中学生の頃、良くテレビで小さんや円生を見ていたが、全くの素人。
談春の演目は「包丁」。いや、凄かった。素人にもその凄さは分かった。談春を含め、もっと落語を聞いてみたいものだ。
16:15終演。公園を回って行くと言うチェ・ミキと別れ、事務所に戻る。
17:00過ぎから、YTHのクライアント打ち合わせ。車庫部分の修正をした基本計画を確認。19:00前終了。
写真は、大和町近くの、とある住宅のライットアップされた桜。
○ 2008/4/6
午前中は今年から受け持つ、武蔵野大学の新たな授業「建築施工法」の準備。
どのように建築が作られて行くか、設計で書かれた線の中がどのようになっているのか、具体的にイメージ出来るようになってもらうように進めたい。
16:00過ぎにチェ・ミキと大和町を出て、阿佐ヶ谷一番街の「大人の縁日」というイベントをのぞいてみる。
その後買い物をして、大和町に戻り、大阪在住の友人ハマちゃんから送ってもらった、カルビやホルモンを屋上で七輪で焼いて食べる。美味だった。
久々の屋上七輪も、風が強かったので陽が落ちると寒くなり、室内に移動。
○ 2008/4/7
小学校も今日から新学期か。
8:00に事務所。今朝はまた寒くなっている。
メールチェック。HMPの連絡とスケッチ。
日報のアップ。
10:00掃除を終えたスタッフとHMPの打ち合わせ。
YTHの法令的な扱いの疑問点を近くなので杉並区役所まで聞きに行くが、特定の法令がないで、確認を受けようと思っている審査機関に問い合わせた方が早い、とのこと。
問題に行き当たっている小劇場についての連絡事項いくつか。
YGPの打ち合わせ準備。模型を写真に撮る。
YTHのスケッチ。
13:30前に事務所を出て、YGPの打ち合わせに向かう。
14:00からYGPの打ち合わせ。今回の計画案をたたき台にしてブレストし、基本的なプログラムが決まった。そのプログラムを平面的な検討を行って、次回打ち合わせをすることになる。
YGPのクライアントは映画監督で、著書を持参し、サインを頂く。
17:00過ぎ終了し、書店やカメラ店に寄って事務所に戻る。
小劇場についての連絡事項。HMPのスタッフが作成したスケッチを確認し、修正の指示。
水谷先生から届いたコンペのメモの確認や、ザ・ハウスの本の資料準備。
スタッフが修正したHMPのスケッチをメールして、連絡。
週明けからバタバタになって来た。
○ 2008/4/8
雨が降り、風が強い。合羽を着て自転車で、8:00に事務所。
週末から喉がヒリヒリしており、花粉のせいかと思っていたが、どうも昨晩から咳が出始めた。用心して昨晩は早く休んだので、風邪のような症状は少なくなったが、まだ喉がいがらっぽい。今週も細々やることが集中しているので、気をつけよう。
メールチェックの後、HMPのクライアントに連絡。昨晩送ったスケッチについて話し、追加事項を確認。
日報のアップ。
ザ・ハウスの本のための資料をまとめて、メールにて送付。
HMPの追加事項をスタッフに指示。
コンペメモのデータを水谷先生へ返信。
YTHの法的な疑問点を審査機関に問い合わせるも、的確な返答は無いので、もう少し図面化してから再度問い合わせることにする。
YTH、NTH、HMP、コンペ等のスケッチや作業を行う。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
2日(水)、鉾田から、美浦のトレセンに入厩しました。すでにテンションが上がり気味で、検疫馬房から厩舎へ連れてくる際にあちらこちら物見をするなど集中力に欠いていました。4日(金)にウッドコースで軽めにさっと追い切りましたが、さすがに稽古でも動く馬だけあって楽に5ハロン66秒をマーク。すでに気合いも乗っています。13日(日)、中山の桜草特別・芝1200mに出走する予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
先週半ばから毎日坂路でキャンター900m1本を乗り込んで入厩に備えました。中間には縦列のままで追い切りを消化。コスモプラチナ、Mカンナの間に入って4ハロン54秒で駆け上がりました。気合いも乗って動きも素軽い感じに。それでも馬体重は先週と変わらなかったので、いまのところ一安心です。きょう8日(火)に、ビッグレッドファーム鉾田を出発し、美浦のトレセンに入厩しています。
○ 2008/4/9
雨も上がって青空も見えていて、昨日に比べてずいぶん暖かい。
8:00過ぎに事務所。
メールチェックし返信等いくつか。
HMPのメールで送られて来た書類を確認しし連絡。
日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHの図面と資料を確認し、スケッチ。
YTHのスケッチ。
NTHの打ち合わせ資料や模型をスタッフと確認しながら、コンペや建築施工法の準備。
17:30事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
18:00から土曜日の鶴川コンペ(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/puropo_annai/index.html)のプレゼンの打ち合わせ。
まず構造事務所からアドバイスをもらい、ブレスト。その後脇でYTHの構造打ち合わせを行なう。
19:00前からコンペチームのメンバーも集まり、劇場のコンサルタントの方々にも来てもらい、本番のプレゼンテイションの試演を行ない、手直し事項等をひとつひとつ当たって行く。
21:00終了し、ハモニカ横丁の美舟に移って、さらに質疑等についての確認。
最終ミーティングをあさっての晩に行うことにして、0:00前にお開き。
○ 2008/4/10
昨晩深夜、モーレツな腹痛に襲われる。いやはや。
朝も腹の調子がいまいちだ。
8:00に事務所。
メールチェック後、スタッフが置いて行ったNTHの資料を確認とメモを記す。
コンペの簡単な文章を書いて、水谷先生にメール。
日報のアップ。
NTHのスケッチ。
10:00スタッフとNTHの打ち合わせ。午後の打ち合わせ準備。
12:30過ぎに事務所を出て、溜池山王の全日空ホテルへ。エントランスでスタッフと落ち合う。
13:30からNTHのクライアント打ち合わせ。
概算見積の説明とこれからの選択肢を確認。15:30終了。
YTHの昨晩の打ち合わせを元に、図面変更箇所を指示。
「建築施工法」の準備。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
マイネアルデュール、13日(日)中山9R 桜草特別 3歳500万下 混 出走確定。
しかし、松岡騎手は桜花賞で阪神なので、うーん。
○ 2008/4/11
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
明日のコンペプレゼン(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/index.html)
に関する資料を読み、水谷先生へメール。
水谷先生からの返信メールで送られて来たシナリオを確認し、資料作成したりのやり取り。
いつも読んでいる平川克美さんのブログ(このブログ良いんだな。http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/)の2008年4月8、10日に「便性の向こう側に見える風景」という文章がある。
「産業資本主義の時代の最大の発明が自動車であるとするならば、消費資本主義の時代の最大の発明が携帯電話だということになるのだろうか。」
この2つを持たず、興味の無い自分は一体なんなのだろうと、ふと気になってしまう。
13:30自転車で事務所を出て、Gallery街道(http://kaido.mods.jp/)へ。外は暖かい。
「街道塾展」。街道塾に参加した若い人たちのグループ展。旅に出て写真を撮るのが共通のテーマのようだ。
女の子の方が、男の子の写真より自由に見えた。でもとても面白かった。
戻ってYTHのスケッチと建築施工法の準備。
17:00過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
18:00過ぎから、水谷先生とオペレーターを担当する平田とプレゼンの最終確認とリハーサル。
19:00からは劇場のコンサルタントの方も加わり、修正箇所を打ち合わせしながらリハーサルを行う。
22:00準備や修正を終え終了。
吉祥寺まで出て、居酒屋で一杯。
0:00前お開き。
○ 2008/4/12
8:00過ぎに大和町を出て、町田へ向かう。
9:30過ぎ町田市国際版画美術館に到着。入り口前で偶然同時に全員揃う。
10:00から主催者の説明があり、発表順の抽選。その後各チーム別々に機材確認とリハーサル。
発表者のひとつのチームに、知り合いの石原健也さんがいらしてビックリ。挨拶をしてちょっと話す。
今回の公開プレゼンは、発表チームのみが会場に行き、残りのチームは控え室で待っている。
プレゼンを終了したチームは控え室に戻れず、会場にも入ることは出来ない。
我々は4番目の発表。プレゼン20分、質疑10分。
12:00から公開プレゼンが始まった。
我々の番は、14:00過ぎにやって来た。
会場は満員で、幾人かの知った顔が見える。
発表はあっという間に終わってしまう。
会場から出て、発表を見に来てくれた人たちを待つ間、美術館の展示を見て回る。
15:00過ぎ、第2次審査の公開プレゼンは終了し、ロビーに出て来る知り合いたちを迎える。
武蔵野大学の学生たちも沢山見に来てくれていて、嬉しかった。
ロビーで幾ばくかの話しを終え、町田駅に向かい、新宿まで出る。
新宿駅に降りたところで、水谷先生の携帯に連絡が入り、残念ながら我々は選ばれなかったことが分かる。
(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/puropo_annai/index.html)
水谷先生ご夫妻、オペレーターを担当した平田、小林さん、チェ・ミキと新宿の「千草」へ行き、お疲れと残念の乾杯。
18:30頃武蔵野大学の4年生3人も加わり、お疲れ会は続く。
その後学生たちとは別れ、河岸を変え、多分0:00前頃お開き。
新宿の街は、雨の中だった。
○ 2008/4/13
10:00に起きだし、新宿の場外馬券売り場へ。
昨晩もこの辺りを徘徊していたな。
中山9R 桜草特別 3歳500万下芝1200mの馬券を買う。
アルデュールは16頭立ての4番。良い枠順だ。
ついでに、桜花賞のマイネレーツェルの単勝の応援馬券も。レーツェルも4番。
高円寺で夕食の材料を買って、大和町に戻る。
14:15、中山9Rスタート。
いつも通り、アルデュールは良いスタートで4、5番手を進む。
4コーナーを回ったところで一歩抜け出し、その後差をひらき、最後外からの馬に追い込まれるが余裕を残し、先着。
久しぶりの勝利だ。
その後の桜花賞、レーツェルも良い競馬をしたが、残念ながら6着。
疲れを取るため、夜も早く休む。
○ 2008/4/14
8:00に事務所。
今週から武蔵野大学の新年度の授業も始まる。
気分一新で行こう。
メールチェックや返信。
溜まっていた日報のアップ。
今日始めて行なう「建築施工法」の最終準備。
NTHとYTHの確認事項いくつか。
一昨日のコンペを見に来ていたスタッフとコンペについていろいろ話す。
話しているうちに、色々な考えがよぎる。思わぬ収穫だ。
YTHの図面修正をスタッフに指示。
13:40過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
水谷先生の研究室により、建築施工法の学生の名簿をもらい、河津先生に挨拶し、学生たちに配る資料をコピーして、14:40から第1回目の授業。
自己紹介をして、「建築施工法」という名前の授業に抱くイメージを各自に書いてもらう。
その後、授業内容を説明して、15:40終了。今日はガイダンスで終わる。
事務所に戻りYTHの図面作業を確認。
今日書いてもらったイメージをゆっくり読む。面白い意見もあり、授業に盛り込んでみよう。
○ 2008/4/15
8:00に事務所。
よい天気で気持ちがよい。
メールチェックと返信。日報のアップ。
YTHのスケッチや図面整理をしながら、机のまわりを少し片付ける。
15:00TDPのご夫妻が来所。先日提出した案を気に入って頂いたようで、さらに細かい要望を伺う。
16:00前終了。事務所を出て自転車で杉並の社会保険事務所へ。
しばらく前に「ねんきん特別便」という書類が来て、自分の年金記録を確認したら、3年くらい前に苦労して確認した旭化成時代の記録がまた抜け落ちていた。
やっと時間が出来たので、今日の午前中社会保険事務所に電話して調べてもらったら、以前調べた記録が出て来てすぐ分かったが、その時に社会保険事務所が年金番号を一本化していなかったので、再び記録漏れになっているという。やれやれ。
社会保険事務所まで出向き、一本化してもらう。
杉並の社会保険事務所の執務室はどうみても、IT化されているように思えない。本当にこれで大丈夫なのだろうか。
18:00NTHのクライアントご夫妻とお子さんが来所。
先日打ち合わせした概算についての確認と、今後の作業についての打ち合わせ。
20:00前終了。
春休みに旅行に行かれたバリで見つけて来てくれた坊主をお土産に頂く。気にかけて頂いてありがたい。
顔にどことなく南の島が入っているような気がする。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
13日(日)に中山でうれしい2勝目を挙げました。好位から脚を伸ばし、直線の前半で先頭に躍り出ます。そのまま後続を振り切って先頭でゴールを駆け抜けました。順当勝ちでしょう。ためても伸びない過去の傾向から、今回、調教師からは「積極的に乗って欲しい」との指示が出ていました。今後は京都開幕週の橘S・芝1200mを使ってから放牧するプランが最有力。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。少し太くも見えるふっくらした馬体。飼い食いはそう良くないものの、1日あたり4升のエン麦は口にしています。馬場に向かう途中、地下馬道などでチャカチャカする仕草は変わりません。福島2週目か3週目のどちらかのレースに出走予定。
○ 2008/4/16
今朝もよい天気だ。
大和町のキャロライナジャスミンがどんどん花を開いて行く。
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
YTHの模型と図面のチェック。
TDPの敷地測量の見積を取る段取など。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の1回目の授業。
課題を説明して、学生たちに敷地を見に行ってもらい、各自の印象を発表してもらう。
17:30前終了。
製図室の準備室でお茶を頂き、1回目なので顔合わせの飲み会に行くことに。
アシスタントをしてくれる学生と一足先に出て、三鷹のハタハタへ。
追って、伊藤先生続いて中島さんと山田さん、そして水谷先生、研究生と人数が増え、0:00頃お開き(のはず)。
最初から飲んでいたので、よく憶えていない。やれやれ。
○ 2008/4/17
昨晩は飲み過ぎた。
いつもより1時間遅く起きて、シャワーを浴びて、9:00に事務所。
メールチェックと返信。日報のアップ。
NTHの図面作業。
13:00、キュレター・エディターの本尾さん来所。
森山大道さんのオフィシャルサイトを通じ、お願いしていた森山さんのプリントを届けてくれた。
来月東京都写真美術館で開催される「森山大道展」の話等、いろいろ伺えた。
14:30、新宿梁山泊の三浦さんと大貫さんが来所。
5月9日からの「リュウの歌」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08ryuu/ryuu.html)
のセットについて打ち合わせ。
今回は韓国の美術家が担当なのだが、スケッチしかなく、道具帳が無いので、図面化の手伝いをすることになる。
大まかな方針を決め、16:00前終了。
さっそく、道具帳にとりかかる。
18:30、NTHの件で建設会社来所。19:30前終了。
○ 2008/4/18
今日は一日雨らしい。
合羽を着て自転車で8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYTHの図面をチェックし、断面等のデータを修正して、構造事務所にメール。
「リュウの歌」の道具帳作図。
10:30から1時間面接。
午後集中して、「リュウの歌」の道具帳を片付けてしまう。17:00梁山泊にメールで送信。
YTHとNTHのスケッチ。
18:00事務所を出て、西荻窪の実家へ立ち寄り、同じく西荻のプロダクトデザイナーの梶本さんの事務所へ。
19:00から梶本さんの事務所で、中央線デザイン倶楽部の第8回交流会。
萩原さんが音頭をとって、
「「中央線デザイン倶楽部」は、東京駅から高尾駅までの各駅に拠点をもうけて、デザイン関係者の交流をはかり、地域をつなぐ試みです。建築家、デザイナー、クラフトマン、プロデューサー、編集者、写真家など、仕事でデザインに関わる人、デザインに興味のある生活者で、沿線に住んでいたり、働いていたり、好きだったりする人のネットワークです。
交流会は、今まで知らなかったデザイン関係者と出会ったり、有意義な情報交換をすることを目的に、月1回のペースで、中央線各駅の近くで開催しています。中央線の駅は、東京から高尾まで24駅あるので、2年で全駅を制覇する予定です。
第1回新宿、第2回国立、第3回神田、第4回武蔵境、第5回八王子、第6回中野、第7回立川に続く、今回は、西荻窪での開催です。」
の趣旨のもと、ひらかれている会。
西荻で、まだ伺ったことの無い梶本さんの事務所での会ということで、これは行かなくちゃといあなる。
総勢15名強が集まり、密度の高い会だった。
一通りの自己紹介(これが話しが脱線してあちこち行って)が終了したら、なんと23:30は過ぎていた。
終電の時間もあるので、0:00頃お開き。
梶本さん、ありがとうございました。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。パドック放牧とウォーキングマシン1時間半〜2時間の運動に切り替えました。以前に比べてずいぶん絞れてきていたので、良いタイミングでのリフレッシュとなります。生え始めた青草を食べてくれれば、さらにたくましく成長してくれるでしょう。16日(水)の計量では2週前からプラス2キロの462キロでした。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。体が細くなっていたことから無理せずに一息入れることに。今週に入ってからパドック放牧とウォーキングマシンによる運動で管理されています。まだ疲れが残っているのか、飼い葉を残しがちで体が回復してきません。クビ周りやトモなどの肉がついて欲しい部分が寂しく感じられます。この機会に英気を養って欲しいもの。現在の馬体重は420キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ハミ受けが定まらず左右にふらつくなど、若駒にありがちな傾向を見せているため、現在はしっかりとした基礎体力を付けている段階。スピード調教は安定して走れるようになってから課していきます。ゲート練習もまだダッシュまでは行っていませんが、まずまず順調です。
○ 2008/4/19
チェ・ミキの話しだと、昨晩は大和町に帰ってから、さらに一杯やって、テーブルで眠ってしまったらしい。
だからか、朝が辛く、9:00まで寝て、10:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
雑務をいくつか。
14:00から1時間程面接。
15:00過ぎ事務所を出て、「ギャラリー街道」(http://kaido.mods.jp/)へ。
今日は現在写真を展示している方々が皆揃っていた。
しかし、ギャラリー街道に伺う日は、不思議なもので風が強いときが多い。
ギャラリー街道は木賃アパートの2階。木製の窓ガラスがガタガタ言うので、記憶に残る。
帰りに荻窪の古書店へ行って、事務所に戻る。
YTHの模型写真をプリントしたり、雑務。
○ 2008/4/20
8:30に起きて、午前中は「建築施工法」の準備。
昼過ぎに阿佐ヶ谷まで買い物に行き、その後YTHのスケッチ。
フジテレビで「皐月賞」。マイネルの馬、マイネルチャールズに期待するも、3着。
1000m通過が1:01。ゴールタイムが2:01.7。これでは逃げた馬が勝つのもしかたがない。まさに展開の綾がレースを決めた。
一日、はっきりしない天気だったが、夕方晴れてきて、西日が気持ちよい。
ちあきなおみのCDをかけながら、YTHのスケッチを続ける。西日さす部屋に、ちあきなおみが心地よい。
○ 2008/4/21
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
よく読んでいるブログ「カフェ・ヒラカワ店主軽薄」の4月19日分(http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/diary/200804190000/)を今朝読んだ。グッと来た。
YTHの図面整備。
スタッフ打ち合わせ。
13:50事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から「建築施工法」の授業。着工前についての内容なので、なるべく話しを膨らますも、具体的なもの・ことが出て来ないので、話ししに終始するしかないので、あまり面白い展開が出来ない。ここは考えどころだな。
きっちり1時間半、16:10前終了。
新学期なので学生も多いのか、バスは一杯で、一本やり過ごすしか無い状況。
吉祥寺で古書店に寄り、事務所に戻る。
今日の授業の内容を再確認する。
YTHの図面整理。
○ 2008/4/22
8:00に事務所。気持ちのよい天気。
メールチェックと日報のアップ。
雑務少々。
YTHの図面チェックと作成。
10:00前、面接。
10:30過ぎ終了。
スタッフと打ち合わせ。
YTHの確認事前打合せの準備。
15:00過ぎ事務所を出て、神田にある検査機関にYTHの事前打合せ。
15:30過ぎ終了。
歩いて、神保町まで行き、資料探し。あっけなくひとつの古書店ですべて手に入ってしまう。
御茶ノ水、神保町界隈も新入生か、いつもより若い人が多い。
新宿に戻って、タワーレコードを物色。アンサンブル・モデルン(http://www.tobu-trading.com/ensemblemodern.htm)のCDを試聴して、フランク・ザッパとスティーヴ・ライヒの作品集を入手。どちらも破格の990円。
18:30に馬主会の桐山と落合う。
アルデュールが活躍しているのに連絡が取れなかったから、まさか病気でもしているのかと心配していたら今日連絡が取れて、単に忙しかっただけとのことで、緊急馬主会。
今週末にはアルデュールとマシェリ、2頭が出走予定なので楽しみだ。
21:00前にお開き。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ウッド、ニューポリトラックを中心に乗り込まれています。レース後テンションが上がり気味なのはいつものこと。ガス抜きをさせる意味も兼ねて、水曜日からは坂路とフラットコースを併用するメニューで軽めのキャンターを行っています。もう体は仕上っているので強い追い切りは必要ありません。27日(日)、京都の橘S・芝1200mに出走する予定。藤岡佑介騎手に声を掛けています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。ようやく環境に慣れてきたようで、先週水曜日はそれまでの追い切りとガラッと変わり、力みが取れて良い感じで併走調教ができました。その後もリラックスしていて、テンションが高くなることもありません。この状態のままレースを使えればと考えています。今週、福島の芝1200mに出走する予定。いまの時計が掛かる荒れた馬場は意外とこなせそうな雰囲気があります。
○ 2008/4/23
今朝も春らしい天気だ。
8:00に事務所。メールチェックと日報のアップ。
昨日の検査機関の打合せ事項をまとめる。
スタッフとHMH-Kの打合せ。
手伝ってくれていた石井君が今日で一区切り。お疲れさまでした。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
9グループに別れて、事例調査と周辺調査、敷地模型を使ってボリュームチェックの発表。
18:00前一通りの発表が終了し、3グループに別れて、さらに話しをして、18:30前終了。
製図室の準備室でお茶を頂き、学校を出て吉祥寺シアターへ向かう。
小劇場の勉強会、今週は水曜日。2週間出られなかったので、久しぶりだ。
調査のまとめ方や、韓国での劇場のアイデアコンペ、それに絡むレクチャーなど様々な話題について話し、21:30終了。
学生以外のメンバーで、基地バーへ行き、一杯やって23:00過ぎお開き。
○ 2008/4/24
雨はそれほどでもないが、風が強い。小嵐と言った様相。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項、昨晩勉強会で出た公演や書籍の確認や連絡を行なっていたら、10:00になってしまう。
日報のアップ。
梁山泊から来たブラジル公演のセットについての連絡に、打合せ事項を確認し、図面に手を加えメールする。
TDPの連絡事項いくつか。
ものつくり大学の那須先生から電話。芝居のセット制作に興味を持っている学生について。
NTHとYTHの連絡事項をまとめメール。
銀行に行ったり雑務少々。
進行中のプロジェクトの確認やスケッチ。
27日、2頭の出走が決まる。
マイネアルデュール 京都10R橘ステークス 3歳オープン芝1200m 15:10出走
マイネマシェリ 福島5R3歳未勝利芝1200m 11:50出走
○ 2008/4/25
昨晩結構降った雨は上がっているが、薄曇りの天気。
8:00過ぎ事務所。
メールチェックと日報のアップ。
10:30昨年竣工したKMHのクライアントご夫妻来所。
車庫と外構の打ち合わせ。楽しそうに暮らしてらっしゃるようで、良かった。11:30前終了。
13:00事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
14:00から、新しい建物の位置を確認したり、新築後も使う予定の家具等を実測したり、打合せ。15:30前終了。事務所に戻る。
SIHの敷地測量やHMH-Kのボーリング調査の段取の連絡事項いくつか。
17:45、坂下が来所。打合せ。19:00終了。
坂下とスタッフと事務所を出て、阿佐ヶ谷の居酒屋へ。22:30お開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。パドック放牧とウォーキングマシンによる運動で管理されています。調教時の歩様と比べると筋肉の収縮が若干なくなっている感じあり、緩みやすい体質なのかもしれません。すでにふっくらしてきていて、太りやすい体質でもあるようです。スタッフは「Mガンツに感じが似ている」と比較していました。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンで1時間半〜2時間の運動を行っています。疲労が抜けたようで飼い葉は食べるようになったものの、なかなか実になってこない状態。貧弱な印象を受けてしまいます。ふっくらした馬体で騎乗を再開したいところ。トモなどにもっと肉がついてほしいものです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。今週は多くの時間をゲート練習に費やしました。ダッシュまで進めていますがまだ出が今ひとつ。開いた扉に驚いて一旦下がってしまうので、どうしてもワンテンポ遅れてしまいます。厩舎に送り出すまでには完璧にしておきたいので、このまま鍛錬を重ねていきます。
○ 2008/4/26
8:30に事務所。
メールチェックと日報のアップ。連絡事項いくつか。
午後の打合せの準備や雑務。
13:00、YTHのクライアント来所。
検査機関での打ち合わせ事項の説明や構造・設備関連の打合せ。15:00前終了。
○ 2008/4/27
9:00に起きて、「建築施工法」の準備。
キャロライナジャスミンが満開だ。
11:00前に大和町を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
福島の5Rにマイネマシェリが走る。マイネアルデュールは京都。京都は新宿の馬券売り場で全レース発売だが、福島は新宿だと後半4レースしか発売しないので、渋谷へ来た。
11:30前に着いたので、パドックや返し馬も見ることが出来た。体重が+10kg。転厩後、喰いが悪くなっていたのがこのところ直ってきていたからか。
11:50スタート。スタートはいつも良いのだが、今回はそれほど良くない。中団後方を進み、4コーナーでは大外に持ち出し追い出すと、これが伸びるではないか。しかし、外過ぎる。結構追い込んだが、6着。惜しくも掲示板を逃す。
ひと叩きして体がしぼれれば、次のレースは・・・。
高円寺で買い物をして大和町に戻る。
アルデュールは京都の10R。15:10の発送で、テレビはもちろん、なんとラジオも実況していない。あれあれ。
後でネットで確認したら、4着。JRAのレース録画を見ると、4コーナーで大きな不利があった。あれがなければ、もっと前に行けていたのでは。
夕方、引き続き「建築施工法」の準備。
○ 2008/4/28
8:00に事務所。薄曇り。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
「建築施工法」の授業用のプリントのデータをメールして、準備してもらったりの連絡。
進行中のプロジェクトの確認。
KNH-Hの電気的な不具合について、クライアントから報告の連絡。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
授業用の資料プリントを受け取り、14:40から授業。
目一杯の16:10終了。
帰途につくも、とにかく今はバスが学生で一杯。
夕方事務所に戻り、KNH-Hの件も含め、連絡事項いくつか。
○ 2008/4/29
8:00に事務所。
馬主会の桐山から、日曜日のアルデュールのレースについてのメールが来ていた。
やはり不利がなければ、とある。改めてJRAのパトロールビデオ(審議の場面を確認する映像)を見る。かなりの不利だよな。しかし、以前のアルデュールはうちでもまれると走る気をなくしていたのだから、ずいぶん成長したものだ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
図書館から借りっ放しの本を返しに行くために、確認しながら見直す。
自転車で図書館へ。行きは曇っていたが、帰りは陽が差して暖かくなって来た。
事務所に戻り、進行中のプロジェクトの確認。
12:00前事務所を出て、大和町に戻る。
昼をとった後、13:30過ぎに大和町を出て、世田谷美術館に向かう。
砧公園は家族連れで一杯。
「冒険王・横尾忠則」展。(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html)「初公開!60年代未公開作品から最新絵画まで」と副題にあるように、60年代後半から70年代、すなわち日本デザインセンターでの仕事から、グラフィックデザイナーとしての八面六臂の活動が始めて公開された。
版下や色指定の資料。細密なペンの原画。圧巻だ。
もちろん、Y字路の新作をはじめ、絵画ふんだんだが、ルソーの絵の改作や自分の絵の改作を行なう、ユーモアやエネルギー。また、パソコンがなかった頃にポスターを作る手法の一つであったコラージュを、現在もまだ続けていて、新しい作品も見れた。
何度か大きな展覧会を見て来ているが、常に新しい面が見つかる、横尾忠則という人は、一体どんな人なのだろう。
もちろん、その新しい面は、知らなかった面だけではなく、これからも変わって行きそうな可能性を感じる作品が、必ず最後
にあるという、新しさを含めてだ。
入り口には、森山大道さんが横尾忠則さんを撮った大きな写真。
展示には、唐十郎さんの状況劇場のポスターの資料。
この年代の人たちに弱い自分の中でも、ビックスリーがそろい踏みの展覧会は、最高の展覧会だった。
図録やポスターを買って、17:00前慌てて美術館を後にして、駒場東大前へ向かう。
17:50、駒場東大前で小劇場の勉強会のメンバーと落ち合い、
駒場小劇場代替施設(東京大学駒場キャンパス内多目的ホール)へ。
d'UOMO ex machina公演「Игорь Стравинскийの le sacre du printempsに着想を得た一時間、あるいは、鬪争とか逃走とか」
(http://web.mac.com/d.uomo.ex.machina/ja/詳細.html)
昔、東大駒場キャンパスには、駒場小劇場というものがあった。(残念ながら僕は訪れたことはなかったが)
そこから出て来た劇団で一番有名なのは、野田秀樹の「夢の遊眠社」だ。如月小春の劇団「綺畸」もそこで公演していたらしい。
そこが反対されながらも取り壊されて出来たのが、「多目的ホール」とのこと。
知り合いの劇団主宰者、田口さんから案内を頂いた。
どんなものか見に行こうと、今晩集合した。
18:00過ぎの開場から、何かが始まっている。19:30開演、21:00終演。
外に出ると、キャンパスの芝生に、青い光が等間隔で点灯されている。勉強会のメンバーの伊東さんの説明で、ここに昔建っていた柱に位置を表していることが分かる。
しかし、その照明位置と新しい建物はかぶっておらず、これなら古い建物があったままでも良かったのでは、と思うが、もちろんいろんな事情がるのだろうが。
下北沢に出て、眠亭の2階で一杯。23:00前お開き。
○ 2008/4/30
8:00に事務所。
メールチェック。この春武蔵野大学を卒業した学生から、配属先が決まったと言う連絡があった。
この学生は鶴川のコンペを手伝ってくれた学生だ。
2月から4月の3ヶ月、卒業制作の発表、コンペ、卒業、就職、そして配属先が決まる。これほど密度の高い3ヶ月はなかなかないだろう。
是非その経験を自信に楽しく働いてもらいたい。
梁山泊の大貫から、「リュウの歌」のセットについてメールがあり、電話で話す。
日報のアップ。
スタッフとYTHについて打合せ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
今日から3グループに別れてのエスキスチェック。
ほとんど図面や模型はなく、言葉だけでの説明だが、自分のイメージの域を飛び出すものではない。
来週は必ず、図面と模型をいくつか準備してくるように発破をかける。
19:30前終了。水谷先生の研究室で連絡事項を少し話し、20:00武蔵野大学を出る。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
27日(日)に阪神で出走し、4着でした。好位追走から3、4コーナーで徐々に進出します。追い出された直線でもしっかり伸びたものの、半ば過ぎで狭くなる不利。そこでブレーキがかかってしまう大きなロスがありました。昇級初戦としては内容、成績とも立派です。きょう29日(火)に到着しました。今後はリフレッシュ放牧の予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
27日(日)の福島の短距離戦に臨み、直線で伸びて6着に健闘しました。今回は競馬場に到着してからもすべて飼い葉を平らげていたようです。馬体がふっくらしたことによって調教を強化できたのもプラス。終いを生かす作戦や力の要る馬場も良かったのか、ようやく先につながる競馬ができました。今後はビッグレッドファーム鉾田に滞在して出走に必要なレース間隔を稼ぎます。
○ 2008/5/1
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。スタッフが置いて行った書類にメモ書き。
日報のアップ。
新宿梁山泊の次回公演の「リュウの歌」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08ryuu/ryuu.html)の図面作業。
今回は演出・スタッフとも韓国の劇団の方々なので、日本側のサポートとして、図面化作業の手伝いをしている。
11:30、終了し、梁山泊にメールで送付。
メール後、梁山泊事務所に電話したら、劇団1980(http://gekidan1980.cool.ne.jp/)
の「ええじゃないか」も仕込みは同じ日になっているらしい。
NTHの減額案の途中経過をクライアントにメールで連絡。
昨日の空間造形3のエスキスチェックのまとめとKMHの車庫のスケッチ。
NTHのスケッチ。
19:30に事務所を出て、高円寺の成都で、募集していたスタッフの顔合わせ。
ビールから紹興酒に変え、一本開いたところでまだ21:30だったので、もう一本頼んでからが早かった。
あっという間に23:00前。お開き。
○ 2008/5/2
昨晩はそれほど酔ってないと思っていたが、大和町に戻り、チェ・ミキとさらに一杯やりながら話していたら、テーブルで寝てしまったらしい。
ていうことで、いつもよりゆっくり起きて9:00に事務所。
メールチェックの後、YTHのサッシュ納まりについてスタッフに指示し、NTHの図面作業。
午後一で、日報のアップ。
引き続き、NTHの図面作業とスケッチ。
18:30前に事務所を出て、渋谷のシアターワークショップの事務所へ。
小劇場の勉強会、今晩は勉強会のメンバーのシアターワークショップの小林さんの日本劇場史。
武蔵野大学の学生が6人と後から早稲田大学の学生が一人。その他社会人。
様々な残されている劇場の資料や図面を使いながら、江戸歌舞伎劇場の完成まで。
社寺等に比べて、劇場は資料が残るような対象でなかったことがより分かって来る。
もっと知りたくなる気持ちを刺激された。
21:30前終了。早稲田大学の学生と社会人は、円山町の古い木造の建物のお好み焼き屋で一杯。
小雨降る、ホテル街を見下ろしながら、もんじゃを頂く。休日前の夜、道行くカップルが気にかかる。
てなことをやっていたら、気がついたら23:00を回るところ。
これにてお開き。江戸っぽい夜だった。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパーク休養中。パドック放牧とウォーキングマシン1時間半の運動を続けています。調教から離れて体力が余っているのでしょう。しばしば、集放牧や曳き馬においてたまったエネルギーを発散します。一息入れているので身体が緩んでくるのは仕方ありません。乗り出しは来週か再来週になる見込みです。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧と、8キロにスピードアップしたウォーキングマシンで1時間半程度の運動を行っています。疲労で馬体が萎んでしまったのか、この中間もなかなかふっくらしてきません。通常は3週間〜1ヶ月程度の休養ですが、もうしばらく休ませることも検討しています。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間もゲート練習に時間を割いており、一定の進歩が見られるように。まだワンテンポ遅れてのスタートですが、前扉が開くことに関して驚くことはなくなり、それに伴って反応が良くなっています。小さいなりに全身を使った走りを見せており、加速するときの反応の良さは誉められます。
○ 2008/5/3
9:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
休日だが出て来ていたスタッフとYTHについて簡単な打合せと確認事項。
10:30過ぎ事務所を出て、テアトル新宿へ。
「実録・連合赤軍」若松孝二監督(http://www.wakamatsukoji.org/)を見に。
3時間10分の映画だが、今までに見た人から聞いていたように、全く長さは感じなかった。
「実録」と銘打った若松監督の映画つくりは、まさに百戦錬磨の力を感じた。歴史をきちんと追う報道フィルムが続いた後の導入部分では気になった、今の役者たちが演じる実在の人物たちの違和感も、すぐに消え、粛正の辛い長いシーンを通過して、最後の浅間山荘の中でのシーンではまるで現場に立ち会い、自分だったら何を考えるかを自問していた。そして答えは出なかった。そりゃ、そうだろう。
15:00前、映画がおわり、劇場の階段を上り外に出る。
まだ雨はパラついているが、陽が差して気持ちの空気を感じる。
photographers' gallery(http://www.pg-web.net/)ヘ行って、瀬戸正人写真展「Soap Land」2007, BANGKOKを見た後、ギャラリー蒼穹舎(http://www.sokyusha.com/index.html)へ行って、内堀晶夫写真展 「1970 〜 」を見て、幾册かの写真集を入手して、事務所に戻る。
午前中いたスタッフと別のスタッフが仕事をしていた。
○ 2008/5/4
ゆっくり9:00に起きて、昨晩寝る前か、今朝早くか、頭に浮かんだNTHのイメージをエスキス。
新しい展開がひらけた。
11:30、チェ・ミキと大和町を出て、西荻窪の実家へ。
両親と妹夫婦・甥っ子と一杯やりながら、昼食。
母がなかなか外に出たがらなくなったので、実家に集まって、近況報告。
16:00過ぎ、西荻を出て、高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
高円寺駅からの帰り道、「素人の乱」(http://trio4.nobody.jp/keita/index.html)の店頭に吊るしてあった古着のシャツが眼に留まり、着てみたらぴったりだったので、500円で購入。
○ 2008/5/5
8:30前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
昨日エスキスしたNTHの図面化作業。
以前ギャラリー街道のお店「由古堂」(http://yukodo.main.jp/)で800円で入手した、「ウッドストック」のサントラ盤のCDを聞きながら。
レコードも持っているが、懐かしく安かったのでつい手が出てしまう。レコードは始めて買ったLPだった。
15:00終了。引き続き、スタッフが置いて行ったYTHの図面をチェック。
さらに、「建築施工法」の授業の準備を行ない、スケージュールを確認。
進行中のプロジェクトの確認。
○ 2008/5/6
8:00に事務所。
気持ちのよい五月晴れ。
メールチェック後、NTHの修正案を作成、図面整備。
9:30終了。打合せの準備。日報のアップ。
10:00NTHのクライアントご夫妻とお嬢さんが来所。
概算見積をふまえた上の規模縮小案を見て頂き、方向性を確認する。
12:00前終了。
午後は、スタッフが置いて行ったHMH-Kの実施図面のチェック。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
NHK-FMの「今日は一日“ギタリスト”三昧」から、クロスビー・スティルス&ナッシュの「Judy Blue Eyes : Suite 」のウッドストックバージョンが流れて来た。
昨日聴いたばかりだが、こんな時もあるのだな。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
1日(木)、美浦のトレセンから、ビッグレッドファーム明和に移動しました。金曜日から昼夜放牧を始めています。久々に大きな放牧地に離されたのが嬉しかったのか、曳き手を外すと尻っぱねをして走り回っていました。良いバネが感じられる弾けっぷりです。1ヶ月はゆっくり休ませて、いままでの疲れをすっかり取ってあげたいと考えています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。1日(木)に到着後はウォーキングマシンで運動しています。レース振りに進境が感じられた前走。飼い食いが良くなり馬体がふっくらして、調教が強化できたことが大きな要因でしょう。着順が1つ及ばず次走への出走権利を獲得できなかったことは残念ですが、再び良い状態でレースに臨めるよう調整していきます。
○ 2008/5/7
夜寝る前に読んでいる「競馬学への招待」山本一生著(平凡社ライブラリー)より。
1987年の皐月賞トライアルを「直線だけで追い込んでファンを魅了した」「古典的な追い込み」馬、マティリアルの回想。
1989年京王杯オータムハンデ。「古典的な追い込み」でずっと勝てなかったマティリアルが、先行し2年半振りに先頭でゴールに入る。「それは、彼の転向宣言だった。競走馬にとって戦法とは人生観そのものであり、戦法を変えることは、人生観を変えることを意味する。このレースでマティリアルは、それまでの人生観から転向しようとした。・・・四歳の春の一瞬の栄光をひそかに守り、それで生きていこうとはせずに、むしろ四歳の春のすべてが、自分にとってはまぼろしだったと宣言しようとしたのである。」
「ゴールを過ぎて100メートルばかりいったあたりで、止めようとしたときに大きな音が聞こえたと騎手はいう。マティリアルがこの世を去ったのは、それから四日後のことだった。」
8:00に事務所。今朝も五月晴れのよい天気だ。
メールチェックと日報のアップ。
YGPのエスキス。
10:00スタッフとYTHの打合せ。
引き続きHMH−Kの実施設計図とNTHの昨日の打合せ内容についてスタッフ打ち合わせ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形3の授業。第1課題のエスキスも3回目。提出まであと3週間になったが、具体的な図面や模型を持って来ている学生が少ない。一人一人の学生にアドバイスをして、次週は平断面図と模型がなければエスキスチェックしないことを話し、19:30過ぎ終了。
20:00過ぎ水谷先生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
今年から空間造形3を一緒に担当している伊藤先生も途中から加わり、学生たちをどのように焚き付けるかを話しながら一杯。
0:00前お開き。
○ 2008/5/8
昨晩は、大和町に戻ってテーブルで寝てしまった。暖かくなるとこれをやってしまうので、気をつけねば。
いつもよりゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
10:00YTHのスタッフ打合せ。
引き続きスタッフとスケジュールの確認。スケジュールを調整し、修正する。
午後一でHMH-Kの連絡事項とその内容についてスタッフに説明。
YTHの簡単な打合せ。
日報のアップ。そういえば、昨晩テーブルで寝ていたら、地震があったことを、ラジオのニュースで思い出す。
YGPのスケッチと図面修正。
一日CADで図面を書いていると、首筋が痛くなって来る。やれやれ。
○ 2008/5/9
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
昨日基本的な部分をまとめたYGPの図面作業を続ける。
昼前に完成。今晩の勉強会に備え、スズナリの実測調査の資料整理。
昼過ぎ、HMH-Kの連絡事項いくつか。
KMHの車庫のスケッチ。
途中、自転車で事務所を出て、「ギャラリー街道」(http://kaido.mods.jp/)へ。
尾仲さんと広瀬さんがいたので、入手した写真集にサインをしてもらっちゃいました。
何度行っても素敵な空間です。
戻って、KMHの車庫の図面をまとめ、構造事務所にファックスし、電話で説明。
18:15過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。
春になって新しいメンバーも加わり始めた。今後の計画や新しい試みについてブレスト。
21:30過ぎ終了。いつもの基地バーで一杯。23:00前お開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで調整中。今週から乗り込みを再開。ハロン17秒前後を中心とした縦列を主体に、坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。自らハミをバリバリ取って行くほどではなく、コントロールが利く程度の適度な気合乗り。ただ休む以前より体の緩さが目立っていて、道中はもたつき気味です。乗り込んで筋肉を引き締めていく必要があるでしょう。馬体重は467キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧と、ウォーキングマシンで1時間半程度の運動を行っています。休養に入って20日以上が経過したものの、まだふっくらしてきません。疲労は回復したように思えたのですが、芯の疲れが取りきれていなかった様子。全体的に細くなってしまっているので、ハリのある筋肉がつくまで、騎乗再開を待つ予定です。先日の計測で、馬体重は435キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。調教ではまだハミ受けに不安が残るようで、動き自体は良いのですが、どうも左右によれてしまう状態。並行して行っているゲート練習でも、スタートでワンテンポ遅れる癖が改善しません。根気強く練習を続けていくしかないでしょう。リフレッシュを図るため、もう一度休養を挟むことも検討しています。
○ 2008/5/10
8:30前に事務所。今朝は雨がしょぼ降り、寒い。
HMH-Kの月曜日に行う予定の作業の件で、昨晩気がついたことがあり、建設会社に連絡。
土曜日なので連絡がつかないこともあるなと思っていたが、うまく連絡がつき、段取替えが出来たのでホッとする。まだまだ思慮深さが足りないな。やれやれ。
一息つき、メールチェックと日報のアップ。
YGPのスケジュール作成と図面確認。スタッフが置いていった図面のチェック。
TDPのスケッチ。
13:15に事務所を出て、新宿南口の紀伊国屋サザンシアターへ。14:00から劇団1980「ええじゃないか」。(http://gekidan1980.cool.ne.jp/)16:15終演。書店を回って事務所に戻る。
鳥越さんから電話が入っていたので連絡して、地下の書棚についてアドバイス。
18:30過ぎ再び事務所を出て、吉祥寺シアターへ。「第15回ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバル in 吉祥寺シアター」のひとつ、東京デスロックの「WALTZ MACBETH」(http://deathlock.specters.net/)。
吉祥寺シアターがオープン以来初めてステージと客席の配置を変えているということで、小劇場の勉強会のメンバーで見に行く。
劇場内を平土間にして、センターにステージを設け、四方を客席が取り囲む形になっている。
19:30開演。坪内逍遥訳の「マクベス」を構成した芝居だった。
21:過ぎ終演。その後演出家と演劇ライターのトークショウがあり22:00前終了。
劇場からの帰り道で解散し、鹿野さんと小池さんと近くの居酒屋へ。
一杯やりながら、あれこれ芝居について話しをして23:30過ぎお開き。
○ 2008/5/11
9:30起きだして、施工法の授業の準備。
17:30前チェ・ミキと大和町を出て、新宿花園神社へ。
唐組「夕坂童子」唐十郎作・演出。(http://homepage3.nifty.com/shibai/)
19:00開演。舞台上に登場して来る役者たちは、それぞれが主役級。次々と主役の変わるシーンが展開され、息つく暇もない。
最近の唐さんの芝居は、唐さんの中にあるものが、時間は関係なく入り乱れて、凄く昔の芝居のモチーフが登場したかと思うと、全く新しいモチーフも現われ、モザイク状態を形成している。
だじゃれ、掛け言葉をこれだけ沢山使って、芝居を展開する自由闊達さに眼を見張る。シェークスピアかルイス・キャロルか。
怒濤の二幕、1時間半だった。
高円寺に戻り、大将3号店で一杯やる。
○ 2008/5/12
8:00に事務所。この2、3日は寒い。
メールチェックと連絡事項いくつか。
施工法の授業の準備。
KMHの車庫の検討が構造事務所からファックスで送られて来て、電話で打合せ。
10:00、スタッフが来たので掃除。
HMH-Kの明日の軽井沢行きの件と、NTHの計画についてスタッフ打ち合わせ。
日報のアップ。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から「建築施工法」の授業。
今日で4回目の授業。段々1時間半のペースが掴めて来たが、ちょっと詰め込み過ぎかもしれないな。
今日もみっちり、16:10のベルで終了。
図書館で朝日新聞5月9日夕刊の、唐組「夕坂童子」の西堂行人さんの劇評をコピー。劇の構造が的確に掴みとられた文章の最後に、「現代演劇という困難な穴を掘り進む」という文章があり、思わず膝を打った。
しばらく図書館で雑誌を読んで、バスで吉祥寺まで出て、恵比寿の東京都写真美術館の「森山大道展」(http://www.syabi.com/details/daido.html)へ。
オープンは明日からだが、今晩は18:00からレセプションと特別鑑賞会。縁あって招待状をある方から頂いた。
18:00過ぎ美術館に着くと、既に沢山の人で、挨拶が始まっていた。
森山大道さんの挨拶は、今年から何年間はどんどん写真集を作っていく、という楽しみな挨拶だった。
1時間程ゆっくり展覧会を見て回る。
2階には昨年出版された写真集「ハワイ」の大判プリントが並ぶ。3枚一組のカラーのとても美しい写真もあった。しかし、森山さんが撮ると、当たり前だが森山さんのハワイになっている。当たり前と言ってしまったが、もちろん簡単なことではない。行ったことはないのだが自分の中にインプットされたハワイとは全く違う。写真のハワイには、哀切さが漂っている。
その撮影時のビデオが上映されているのだが、なんとその音楽はジム・オルークとクレジットがある。先々週見に行った若松監督の「実録・連合赤軍」の音楽もジム・オルークだった。
3階は1960年代からの代表作がずらりと並ぶ。2000年に入ってからの写真には巨匠の雰囲気さえ感じられる。しかし、冒頭の挨拶にあったように、これからどんどん写真集を出していくという表明は、そんなふうに成り上がらず、さらに自分を解体してすこしでも先に行く(けして進歩するという意味ではなく)、という心意気のように感じられた。そして「ハワイ」にはそんな片鱗を感じた。
「夕坂童子」の唐さんや、少し前に見行った横尾忠則さんがそうであったように。
○ 2008/5/13
8:00に事務所。まるで冬に戻ってしまったようだ。ちょっと大げさだが。それくらい寒く感じる。
メールチェックと日報のアップ。
10:30過ぎに事務所を出て、スタッフと軽井沢へ。
12:00前軽井沢着。建設会社の方と落ち合い、車に乗せてもらい、佐久の地方事務所へ。
13:45、HMH-Kの確認申請の事前打合せ。14:30終了。引き続き、軽井沢町役場へ。景観条例や確認申請の提出物の確認。
建設会社に立ち寄り、申請の手伝いをしていただく方に挨拶。その後、既存建物の建つ現地へ。以前レベルを確認するために、建設会社が張った縄があり、増築部分の位置を確認する。
16:30前終了。車で駅まで送ってもらい、16:50の新幹線で帰京。
○ 2008/5/14
8:00に事務所。
雨が降り続き、今日も寒い。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いていった図面をチェック。
10:00前スタッフが来たのでいくつかの打合せ。
昨日佐久の地方事務所で打合せして来たことを構造事務所へ連絡。
NTHのスケッチをして、スタッフに渡す。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。提出まであと2週間。先週今週のエスキスチェックが大事なのだが、先週は捗々しい成果が上がらなかったので、今週は我々とアシスタントが全員のテーブルを回るようにした。その前に、参考にアシスタントの学生のポトフォーリオをプレゼンしてもらう。
15:00過ぎからエスキスチェックをスタート。いくつかまとまれば面白そうな試みもあるが、本人がそれを意識しているか定かではない。ともかくあと2週間なので、こちらも絞り出すようにアドバイスを続ける。19:00過ぎ、ほぼ全員を見終わる。時間はあっという間に経っているが、頭の芯がしびれどっと疲れる。
実習等の中島さんのところへ行って、そろそろ始めようかと思っている、写真の相談。
20:00前に水谷先生と学校を出て、新宿へ。
この春卒業していった学生たち何人かが集まるということなので、ご一緒させてもらう。
西口の居酒屋で、卒業生5人と飲む。一口目のビールがうまい。
皆元気そうに働いている。0:00お開き。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。馬房で熊癖を続ける姿は以前から変わりません。もともと腹袋が大きくて太く映りがちなことを差し引いても、すでにふっくらしてきました。疲れが抜けて元気な様子も、見えない疲労が残っている可能性があります。このまま芯の疲労までしっかり取り除きたい考え。もう少し休養を続けていく予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動を開始しました。乗り出してからの飼い食いも良好。先日の計量では前走からプラス8キロの440キロでした。さすがにハードには鍛えられないものの、課したい調教はすべて消化できています。先週末には4ハロン54秒の追い切りを済ませました。入厩はもう少し先の予定です。
○ 2008/5/15
飲んだ次の朝はやはり辛く、いつもよりゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
TDPの敷地実測図がメールで届いたので、スタッフにCAD化の指示。
YGPの打合せの準備。
13:00前、新しい事務所を探している荒木さん(http://www.t-araki.co.jp/)がみえる。
うちの事務所の不動産屋さんを紹介したので、その不動産屋さんといまいる建物の空いている部屋を見に来たとのこと。
ご近所になるかな。
13:30前に事務所を出て、YGPの打合せに向かう。
14:00からYGPのクライアント打合せ。基本的な平面計画が決まる。15:00前終了。
都庁のパスポート申請窓口に立ち寄り、更新の手続き。新宿梁山泊のブラジル公演に同行するためのビザ申請に、残りの有効期間が足りないので。
16:00終了し、事務所に戻る。
NTHのスケッチ。
19:00前スタッフと事務所を出て、阿佐ヶ谷で建設会社の方と落ち合い、近くの居酒屋へ。
建設会社の方が、オフィスの改修をやった会社の初期の担当者だった方に声をかけてくれて、久しぶりということで飲み会。
多分23:00前にお開き。
○ 2008/5/16
直行で9:00過ぎ、善福寺の鳥越さんのお宅へ。
地下の仕事場のレイアウトのアドバイスと、いくつか改修部分の相談。
10:30過ぎお暇して、バスで荻窪までて、事務所に戻る。
午後はKMHの車庫の図面作業。夕方終了し、確認点を構造事務所にファックス。
途中、スタッフがやっているNTHとYTHの作業の様子を確認。
日報のアップ。
18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
武蔵野大学の4年生二人が、卒業研究で市街劇や映画に見られる空間をテーマにしようとしているので、今晩は計画を発表してもらい、皆のアドバイスを受けた。
21:30終了。基地バーで一杯やって、22:30お開き。
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先週よりは改善したものの、まだ緩さが残る状態。セールスポイントである身体能力(柔軟性)を活かした走りが見られるまでは、もう少し時間が必要でしょう。それでも行く気は適度にあるので、併走調教を取り入れて負荷をかけていく中で良くなってくるはずです。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンで1時間半程度の運動を行っています。状態はあまり変わらず、なかなか体に張りが出てきません。ウォーキングマシンに入れる際も仕方なく連れられてといった状況で、扱いやすいのは助かるもののもっと元気が出てきて欲しいものです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。もともと飼い食いが良いとはいえませんでしたが、ここにきて稽古のストレスなのか飼い葉をだいぶ残すように。半分程度しか食べられません。牧場滞在時からこの状況ではトレセンの環境にはとても耐えられないでしょう。5、6月の早期入厩はあきらめ、近日中に休養に入れる予定。体の回復を促すとともに、体質や精神面を強くする必要があります。
○ 2008/5/17
9:00前に事務所。
昨晩ニュースで、中国も大変だが、ミヤンマー・ビルマももっと大変な状況になっていることを知る。
メールチェックと返信いくつか。日報のアップ。
昨晩勉強会で卒業研究の発表をした学生に、資料等の情報をメールで送信。
進行中もプロジェクトのスケッチ。
17:00過ぎ事務所を出て、新宿へ。タワーレコードに寄ったりして、紀伊国屋ホールへ。
19:00から新宿梁山泊「リュウの歌」コビヤマ洋一・作、李潤澤・演出。
21:00終演。近くの三平酒寮の「はやしや」へ。凄い名前だ。
劇団関係者、劇団員とお疲れの一杯。
23:00過ぎお開き。
○ 2008/5/18
大和町で午前中、NTHとYTHの図面チェックとスケッチ。
ひつ前に高円寺に買い物に出る。
今日は半袖とバミューダパンツ(っていうのか)で充分の陽気。
午後もスケッチしたり競馬中継を見たり、バリカンを当てたりで一日大和町。
○ 2008/5/19
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
早く来たスタッフと9:00からYTHの図面打合せ。
日報のアップ。
10:00事務所の掃除のあと、NTHのスタッフ打ち合わせ。
途中連絡事項いくつか。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
実習棟の準備室に寄って、中島さんにお願いしておいたプリントを受け取り、教室まで同行頂きDVD操作の確認。
14:40から「建築施工法」の授業。中国からの留学生が何人かいるが、四川の人はいるか聞いてみたら、一人が手を挙げた。家族と連絡は取れたのか聞いてみたら、とれているとのこと。心配だろうが良かった。
先週話したRC造について映像で復習。
16:00前終了。吉祥寺に出て事務所に戻る。
KMHの車庫について構造事務所と電話で打合せ。
先週ドストエフスキーの「白痴」を読了。しばらく続けていたドストエフスキーから離れ、小説以外のものを読もうと思っていたが、先日「実録・連合赤軍」若松孝二監督を見て、ちょっと前から気になっていた絶版の「食卓のない家」円地文子作・新潮文庫がネット古書店で手に入ったので、これだけは読んでしまおうと、先週末から読み始めた。
ドストエフスキーの翻訳のあとということもあるが、日本語が新鮮だ。円地文子の日本語表現の馥郁たること。1979年に書かれているから、まだそれから30年しか経ってないのに、なんと日本語は貧相になってしまったのだろう。
ネット検索したら、映画もあった。監督・小林正樹、音楽・武満徹、美術・戸田重昌、なんと言うメンバーだ。(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17636/)
馬主会の桐山経由で、ラフィアンターフマンクラブ(http://www.ruffian.co.jp)からの、アルデュールのゴール前の写真が届く。
○ 2008/5/20
昨晩から嵐が続いている。
合羽を着て自転車で事務所まで来たが、風で合羽がめくられたり、顔面は吹き付ける雨でびしょびしょ。だが、なんだか楽しい。低学年の小学生たちも合羽を着て傘をさして歩いているが、嬉しそうだ。
こんな時、レーシックをして眼鏡をかけなくて良くなったことのありがたさを感じる。
8:00に事務所。
メールチェクと日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや作業。
バラバラいろんなことを平行して行なっていたので、なんだか訳が分からなくなって来たので、図書館に揃ったリクエストの本とCDをピックアップに自転車で。
帰って来てからは集中でき、いくつか面白い方向性が見えて来た。
3歳馬。両馬とも楽しみな報告だ。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。休養に入ってまだ2週間程度しか経っていませんが、すでにリフレッシュできている様子。うるさいところも見せず、放牧すると嬉しそうに掛けだしていきますし、集牧の際も疲れを見せません。北海道開催での復帰を視野に入れており、早ければ来週中にも調教を始めるかもしれません。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。週に1度のペースで追い切りを行っており、気合乗りが良く、前に馬を置いても乗りかかりそうな勢い。抑えるのが大変なほどで、手綱は引っ張ったきりです。飼い食いも良く、先週より7キロ増えて447キロになりました。しかし、いま入厩させても来週から2場開催になる影響もあって当分芝1200mには出走できない見込みです。もう数週間程度は現地で乗り込んでいきます。
○ 2008/5/21
8:00に事務所。
気持ちのよい天気だ。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いていったNTHとYTHの図面チェックとスケッチ。
10:00スタッフが来たので、それぞれのチェックとスケッチのスタッフ打ち合わせ。
TDPのスケッチ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から、空間造形3の第1課題の最後のエスキスチェック。
ここまで来てやっと平面図らしきものが出始めたが、あと一週間で提出。ともかく提出まで集中して、提出物を作成して欲しい。
すべてのエスキスチェックが終了したのは20:00頃。
事務所へ、急ぎの連絡がないか確認したら、HMH-Kのボーリング調査でなかなか支持地盤が出て来ない、という報告があったので、構造事務所に連絡をする。
8:30、水谷先生と学校を出て、三鷹の居酒屋へ。
あとから、伊藤先生とアシスタントも合流。
0:00過ぎにお開き。
○ 2008/5/22
7:00過ぎ、昨日のボーリング調査の件で、建設会社の担当者に連絡。
8:00に事務所。
今朝も気持ちのよい天気だ。
再び、ボーリング件で、建設会社と調査会社と連絡を取り合う。
メールチェックと日報のアップ。
YTHの図面をチェックして、スタッフ打合せ。
NTHのスタッフ打合せとHMH-Kのボーリングの状況をスタッフに説明。
6月に梁山泊のブラジル公演の一部に同行するので、ビザ申請のための写真を撮りに駅前のカメラ店へ。写真ができるまで、銀行へ行って振込。
ボーリング調査について、午前中に構造事務所と連絡をとり、午後一で調査会社と話してもらい、一応の方針が立ち一安心。
13:50事務所を出て早稲田大学へ。大隈講堂隣の大隈タワーの4階の教室で、「夜を賭けて」について梁山泊の座長で監督の金守珍さんが特別講義をするので、聞きにいく。
14:40から、映画の一部を見て、何故この映画を撮ったのかということや、在日韓国朝鮮人のことなどについて話す。
授業名は最後までわからなかったが、どうやらアジア関係の授業でこのような話しになっているようだ。
小劇場の勉強会のメーリングリストで流したので、メンバーの鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が来てくれていた。
16:10授業終了。金さんや小田川先生に挨拶をして、鹿野さんと演劇博物館へ。
演劇博物館企画の「維新派という現象」を見いく。
ざっと演劇博物館内を見ていたら、17:00で閉館になったので、早稲田から電車に乗って、高田馬場で鹿野さんと別れ、事務所に戻る。
KMHの車庫の指示図が構造事務所から来たので、図面化と模型作成のスタッフ打合せ。
その他こまごまとしたこと。
○ 2008/5/23
8:00に事務所。
昨日から何となく蒸し暑く感じる。
メールチェックと日報のアップ。
8:40事務所を出て都庁へ。ブラジル行きのビザのために取り直したパスポートをとりに行く。
9:40事務所に戻る。
KMHの車庫の図面チェックとNTHのスケッチ。
10:00スタッフに図面チェックの指示を出し、模型作りを始めてもらう。
引く続きNTHのスケッチとビザ用書類の作成と、KNH-Hの電気についての連絡事項。
12:00に新宿梁山泊の三浦さんが、ブラジルビザ用の書類をピックアップに来てくれる。
14:00前、NTHのスタッフ打合せ。
TDPの図面作業とスケッチ。
18:00前事務所を出て、渋谷へ。
古書店に寄ってから、シアターワークショップの事務所へ。
今晩の小劇場の勉強会は、武蔵野大学の4年生の一人が、卒業研究で寺山修司と市街劇を取り上げるので、ヴィデオ資料を皆で見ようと、機材のあるシアターワークショップをお借りする。
19:00から寺山修司・天井桟敷のTV番組のビデオを見ようとしたが、ヴィデオデッキが調子悪く、違うデッキで見ようとするも、取り出せなくなってしまう。
やもなく、もう一本の「演劇実験室『天井桟敷』ヴィデオ・アンソロジー」に切り替える。
こちらは、140分のヴィデオで、見始めたのが19:30過ぎからなので、1978年の晴海の見本市会場の「奴婢訓」まで見て、21:00過ぎに終了。
その後、4年生の研究計画等を元にブレスト。
しかし、改めて見直してみると、寺山修司・天井桟敷は凄い密度で活動をしている。来週はデッキに閉じ込められたヴィデオを見ることにして、22:00前終了。
見ようとしてしていたヴィデオが取り出せなくなる。なんだか天井桟敷的ではないか。
学生は帰って、残ったメンバーで渋谷で一杯。0:00頃お開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ウォーキングマシンでの運動後に前脚の出が若干コツコツするように。左前を気にするような歩き方で、蹄がすり減って敏感になっていることからきているものと思われます。いまのところ稽古を休ませるほどではありません。馬体重は468キロと前回とあまり変わりませんが、少しずつ体が引き締まってきた印象を受けます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。いまはぼんやりとして調教時の面影がありません。まるで借りてきた猫のような大人しさです。先日計量した馬体重は450キロ。体はいくらかふっくらしてきました。疲労が解消しつつあるようです。もう少し様子を見て、問題ないようならば、昼夜放牧への切り替えを検討します。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和に滞在中。まだ全体的に物足りない状態。デビューを急がず、もう少しじっくり造っていった方が良いでしょう。早期入厩をあきらめ中間より昼夜放牧に入りました。まずは芯から疲れを取ってリフレッシュを図ります。走り自体は悪くなかったので、心身ともに強くなれば変わってくるはずです。
○ 2008/5/24
9:00に事務所。
メールチェックや雑務。日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや確認。
施工法の授業の準備も。
夜、DVDに録画してある「田園に死す」寺山修司監督を途中まで見る。
イメージが展開されていく様は、圧倒的だ。辺境のモチーフを使いながら、神話を紡ぎだそうとしてたのではないか。
○ 2008/5/25
昨日夕方から降り始めた雨が降り続く。
昼過ぎ、雨が上がる。
一日大和町で、YTHとTDPのスケッチと、施工法の授業の準備。
午後阿佐ヶ谷まで夕飯用の買い物に出る。
夕方から、陽が差して来て気持がよい。ちあきなおみのCDをかけ一杯やりながらのスケッチ。至福の時。これだから設計はやめられない。
○ 2008/5/26
今朝はさわやかな天気だ。
8:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
YTHのクライアントからのメールを見て、検討。
昨日のスケッチをブラッシュアップ。
10:00スタッフが来たので、掃除をして、各プロジェクトのスタッフ打合せ。
13:00、6月10日からオープンデスクに来る、ものつくり大学の鈴木君が来所。
事務所を案内し、やってもらうことを話し、スタッフへ引き継ぐ。
13:45過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。14:40から建築施工法の授業。
16:00前終了し、吉祥寺まで出て、事務所に戻る。
スタッフと朝打ち合わせたことの作業の様子を確認。
メールにて連絡事項いくつか。
TDPのスケッチ。
○ 2008/5/27
今朝は湿度もなく、ほんとうに気持のよい天気だ。
いつもより30分早く目が覚めてしまったので、7:30に事務所。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
スタッフが置いていったNTHとKMHの車庫の図面チェックをして、TDPの図面作業。
10:00前スタッフに指示。10:00建設会社が来所。いくつかのヒアリング。
10:30終了。そのままNTHのスタッフ打合せ。
引き続き、TDPの図面作業。
14:40過ぎ事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
今日は閉館日だが、尾仲さんがプリントを行なっているので、写真を拝見して譲って頂くため15:00にお邪魔する。
暑いのでお茶かな、と思ったが、やはりビールでしょと、一応両方買って行く。
やはりビールを飲みながら、いろいろ話しを伺い、昔の写真から拝見する。
既に入手困難な写真集を、プリントで見ることの贅沢なこと。
迷うが、そのなかから選ぶ。写真にサインをして頂くので、後日受け取りにくることにする。
しばらく話しをして、16:30前お暇し、事務所に戻る。
帰って来て、手元にある写真集を見直す。プリントを間近に見た後に写真集を見ると、ずいぶん印象が違う。あこれがアウラということか。
再び、TDPの図面作業。
途中、18:00KMHのクライアントご夫妻来所。車庫の打合せ。模型と図面で打合せ。19:00前終了。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和に滞在中。まとまった休養を与えるのが久しぶりです。昼夜放牧ができる最適の季節でもあり、今週中に乗り出す計画を見送り、もう少しゆっくりさせることになりました。6月半ば過ぎから始まる北海道開催中の復帰というプランは変わりません。タイミングを見計らって乗り出します。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。単走にもかかわらず、すごい行きっぷりで抑えられないほど。先行した同厩のコスモスートラを追いかけ、終盤で併せた先日の追い切りでは4ハロン52秒をマークしました。うれしいことに馬体も充実しています。先日の計量では、前走の福島からプラス20キロの452キロでした。
頑張れ、マシェリ。
○ 2008/5/28
いつもより早く7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行ったNTHの図面チェック。YTHの夜中にしたメモ書きの、資料確認。
TDPの図面作業の続きを始めて、8:30過ぎ日報をアップしてないのに気付き、アップ。
引き続きTDPの図面作業。
間にNTHのスタッフ打合せ。
鳥越さんの書棚について連絡。
KMHの車庫打合せの結果とその先の作業について、構造事務所に連絡とファックス。
11:15事務所を出て、武蔵野大学へ。
食堂で昼をとってから、製図室へ。
空間造形3の第1課題の模型と図面が製図板の上に並んでいる。ざっと全体を見まわる。
13:00から講評会開始。一人4分の発表を3人一組で行ない、その後質問や講評を行なう。40人の発表なので、途中休憩を2買い入れて、すべて終了したのが21:00。
全身疲労感。
先週の状況では一体どうなるかと心配だったが、学生たちはいつも最後は結構頑張る。とりあえず形にはなっている。
しかしここから先を詰めて行くと面白くなるのに、もったいない。不完全燃焼だ。
講評の最後に各先生方とTAがその辺りを指摘する。
ともかく、お疲れさまでした。
21:30前、TA二人と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。追って、学生たち、伊藤先生、中島さんと山田さんも加わり、打ち上げ。
席を移動しながら、ダメだし。最後はいろんな話しで盛り上がり、学生たちは店の前で話し続けていたが、0:30前伊藤先生と中島さんと帰路につく。
○ 2008/5/29
雨が降っている。
いつもよりゆっくり起きるが、昨日の疲れがとれない。
9:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
TDPの図面作成。
昼過ぎから少し調子が出て来るが、やはり体がだるい。
恐るべし講評会。
18:00前に事務所を出て、渋谷のシアターワークショップの事務所へ向かう。
今晩も先週時間切れになってしまった、「演劇実験室『天井桟敷』・ヴィデオアンソロジー」を見る。勉強会のメンバーの一人の武蔵野大学の4年生が、卒業研究で市街劇・ノックをテーマにしてるので。
「演劇実験室『天井桟敷』・ヴィデオアンソロジー」の残り部分40分くらいを見終わって、少し話しをした後、引き続きETV特集の寺山修司についての番組の録画を見る。
この番組はあまりにもステロタイプな組み立てだったので、見終わって見ると、先週話していた都市や政治に絡めた切り口で研究を進めるのは、いかがなものかと思わせられる程、反面教師的な番組だった。
今晩は外に行かず、一品持ち寄りで、シアターワークショップのミーティングスペースで、というようにしていたので、一杯やりながら、いくつかの可能性をブレスト。まあ話しはあちこちに跳ぶのですが。
23:00前終了。
しかし、芝居のヴィデオは、一人で見ていると飽きてしまったり、これを見ている自分は何、っていうように感じてしまうが、何人かで見ると感じ方が違うのを体験でき、思わぬ収穫。
昔の芝居のヴィデオを見る会を、勉強会でも時々やって行ければよいな。
○ 2008/5/30
8:00前に事務所。寒い。霧雨。
メールチェックとメール連絡事項いくつか。
日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
TDPの打合せの準備。
10:30事務所を出て、鳥越さんのお宅へ。地下の書棚の打合せ。今回は、桃井第三小学校・荻窪中学の同級生で、西荻窪で松岡工房(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)を営んでいる、松岡さんに製作をお願いした。
11:00に鳥越さんの家に到着。松岡さんは既に見えていた。ほんとうに久しぶりだ。挨拶して、早速打ち合わせ。
全体の計画確認をして、棚の材料の確認、詳細寸法を確認して、12:00前にお先にお暇する。
事務所に戻り、YTHの簡単なスタッフ打合せ。
14:00前に再び事務所を出て、TDPのクライアント宅へ。
15:00から打合せ。17:00前終了。事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
明日のYTHのクライアント打合せの資料の確認をスタッフと行なう。
2歳馬
3歳馬のマシェリにしても、やっと身が入るようになって来た。やはり2歳馬は、もちろん、まだまだ幼いのだな。
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。先週の一時期から左前脚をかばう素振りを見せています。蹄ではなく、筋肉などに痛みがあるのかもしれません。乗り込みが軌道に乗り始めたばかりですが、悪化する可能性も否定できないことから、ここで一息入れて経過を観察します。来場した西園師には、入厩が先になる旨を伝えました。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。穏やかな目つきで放牧地を歩き回る日々。疲労が取れてだいぶリフレッシュできている様子です。馬体も肉が付いて張りが出てきました。放牧地の準備が整い、来週から昼夜放牧を開始できます。これでさらにふっくらしてほしいものです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。放牧地での動きは軽快です。あとは、走りに力強さが感じられるようになってほしいもの。そのためにはこの休養を機に、全体的にもう一段階ステップアップが求められます。まだ疲れが完全に抜けないようで、飼い食いが回復しません。体質も強化する必要があるでしょう。
○ 2008/5/31
9:00前に事務所。雨が降り寒い。梅雨入りか。
メールチェックとメール連絡事項いくつか。
日報のアップ。
しばらくほったらかしにしていた、スズナリの実測図の作業を行う。
昼前、とりあえずフィニッシュ。
午後は夕方のYTHの打合せ資料の確認。
スタッフが置いて行った、NTHの図面と模型のチェック。
昨日から後何ページになっている、「食卓のない家」円地文子著(新潮文庫)を一気に読了。
終盤、先日電車の中で読んでいて、ある場面で不覚にも涙が出そうになった。人間の描き方の深さと、そこから時代・社会を見る力が素晴しい。敬愛するヒラカワブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/)の5月26日に「小津を見て思う。日本人は、何十年もかけて、もっとも貴重なものをつまらない繁栄と交換してきたものだ。」とあった。
小津安二郎の最後の映画「秋刀魚の味」が1962年。「食卓のない家」が書かれたのが1979年。この頃から「もっとも貴重なものをつまらない繁栄」との交換が始まって、あっという間の30年なのだろうか。
17:00過ぎ、YTHのクライアントご夫妻が来所。
実施設計の途中確認と、中高層条例について説明。
19:30前終了。
夜テレビで「トップセールス」(http://www.nhk.or.jp/dodra/topsales/)を見る。
8回連続だが、途中から見始めた。この話しも1974年がドラマのスタートだった。今晩は最終回だが、この何十年かはさっとなぞられるだけだった。
このドラマを見て思い出すドラマに「男たちの旅路」(http://www.nhk.or.jp/archives/archives-catalogue/pglist/pglist_1975-79.html)がある。調べてみたら、こちらは1976年から始まり、1982年に最後のシリーズが終わっている。
小劇場の勉強会で先日、寺山修司の天井桟敷を見直したが、やはり70年代の後半からその過激さを失い、マニエリスティックになって行く。
大きな時代性を、いま感じる。
○ 2008/6/1
午前中、施工法の授業の準備。
昼過ぎ、夕食の材料を買いに高円寺へ。
天気がよく、商店街は人で一杯。
ダービーを見る。
マイネルチャールズを応援したが、4着。残念。
書架から寺山修司関連の資料を取り出して来てパラパラ見る。
明日からは、先日買った「寺山修司と生きて」田中未知著(新書館)を読んでみよう。
夕方から、ゆっくり夕食の準備をする。
○ 2008/6/2
8:00過ぎに事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
施工法の準備と、YTHの段取確認。
10:00スタッフが来たので、掃除して、NTH、YTH、TDPのそれぞれスタッフ打合せ。
日報のアップ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から「建築施工法」の授業。16:00終了。事務所に戻る。
OZONEの店舗のコンペの要項を読む。
NTH、YTHの確認事項。
空間造形3の水曜日の事例調査発表のおまけの準備で、吉阪先生の大学セミナーハウスの資料をデータ化する。
○ 2008/6/3
梅雨入りだそうだ。霧雨。
8:00過ぎに事務所。
メールチェック。既に来て作業していたスタッフに、今日の打ち合わせでの追加指示を伝える。
スタッフが置いて行った図面や写真をチェック。
日報のアップ。
YGPのエスキス。
10:40事務所を出て、六本木へ。11:30から構造事務所でYTHの打合せ。12:45終了。
昼をとり、歩いて全日空ホテルへ。13:45からホテルの喫茶店でNTHのクライアント打合せ。
15:30前終了。事務所への帰り道、新宿御苑駅で途中下車して、取り置きしておいてもらった写真集をピックアップしに蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)へ。近くのPLACE M(http://www.placem.com/)にも立ち寄る。
事務所に戻り、連絡事項いくつか。
17:30に建設会社来所。YTHの詳細打合せ。
19:30前終了。
○ 2008/6/4
雨も必要なのだろうが、雨が降っていないだけでも、気持よく感じる。
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
YTHの階段取り付け方法のスケッチをスタッフに指示。
NTHの基礎確認事項を構造事務所にファックス。
スタッフが置いて行った、KMHの車庫の図面をチェックし、スタッフに指示。
YGPの図面確認とNTHのスケッチ。
鼻がムズムズして、くしゃみが出て、困る。時々こんな症状がでる。なんだろう。
午後になって、陽が差して来て、少し暖かくなって来た。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から空間造形3の授業。
後半の美術館の課題説明と、事例調査の発表。
学生たちの発表の前に、TAの人たちの、ポトフォーリオと課題エスキスのプレゼンをしてもらう。なかなか充実した発表だった。
その後、学生たちの発表。前半の課題で、事例調査の意味をあれほど話したのに、それらが活かされておらず、単なるこんな美術館があります、という発表が続き、先生たちも業を煮やし、途中で注意が出る。
最後に先生方のアドバイスがあって、19:00終了。コピペして来た説明を読むのがほとんどの発表に、結構疲れる。
終了後、水谷先生の研究室で、水谷、伊藤先生と第1課題の選抜を行なう。22:30終了。
水谷先生は明日から台湾行きなので、今日はそのまま解散。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークに滞在中。週末から昼夜放牧に移行しました。10時半頃から放牧を始め、翌朝の5時半頃に集牧されています。普段は柔らかい歩様の馬ですがゴツゴツ感が目立つ状態。秋目標に切り換えてじっくり休ませます。この機会に体も一回り大きくなって欲しいもの。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。昼夜放牧に移行した直後、脚を滑らせ、ヘッドスライディングのような格好で転倒するアクシデントがありました。右臀部付近の皮が15センチほどに渡ってめくれ、その部分を気にしています。サンシャインパドックが併設された厩舎だけの管理に切り替えました。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。軽量ゆえに軽快ですが、パワーからくるような軽さがいまひとつ足りません。早期入厩を見送り、青草をたっぷり摂取させて成長を促しています。母や姉の体格を考えるとそれほど大きくならないでしょうが、現在の昼夜放牧で進境を見せて欲しいもの。
3歳馬
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間も坂路1本のメニューながら毎日4ハロン60〜63秒のペースのキャンターで駆け上がり、2度の追い切りもこなしました。仕上ってきたことでチャカつくようになっており、調教帰りの馬道ではもう少し落ち着いて欲しいほどの元気があります。攻めていても飼い食いは良好。6日(金)に美浦のトレセンに入厩する予定で、福島か函館開幕週の出走を目指します。
○ 2008/6/5
8:00前に事務所。
今朝もどうにか雨は持ちこたえている。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行ったKMHの車庫の図面と、YTHの図面のチェック。
日報のアップ。
YGPの打合せ準備。
10:00スタッフが来たので、指示や打合せ。
YTHの階段詳細検討。
13:30過ぎ事務所を出て、構造事務所へ。
14:00からYGPの構造打合せ。15:00終了、事務所に戻る。
雨が降り出して来た。
引き続き、YTHの階段詳細検討。
OZONEのコンペのスケッチ。締め切りが7月はじめで、19日から29日までブラジルだから出来るのか分からないが、そういう状態でいろいろ考えるのは、結構楽しい。
○ 2008/6/6
8:00前事務所。今朝は青空が見えている。暑くなるらしい。
メールチェックと日報のアップ小劇場の勉強会の資料準備。
YGP、昨日打ち合わせた構造事務所の案を検討。
9:40過ぎ事務所を出て、OZONEへ。
10:30からコンペのクライアントへの合同質疑会。
12:00過ぎに終了。終って振り返ってみたら沢山の人が来ていた。明日もあるのだから、いったい何人の人が参加するのだろう。
会場に荒木さんを発見。今度阿佐ヶ谷に事務所を移転することをブログ(http://t-araki.blog.drecom.jp/archive/942)で知ったので、新宿駅まで歩きながら話しをする。
駅で別れ、ジュンク堂を探索して、事務所に戻る。
梅雨の合間の晴れ。初夏を感じる。
連絡や雑務、確認事項いくつか。
コンペとYGPの資料探し。18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から3週間ぶりに、吉祥寺シアターカフェで小劇場の勉強会。21:00過ぎ終了。
いつもの基地バーへ移って、一杯やって、22:30過ぎお開き。
○ 2008/6/7
8:00過ぎに事務所。
メールチェック。
スタッフが置いていったYTHの図面をチェックし、少し手直しし、構造事務所へメールする。
施工法の授業の準備。
12:30過ぎに事務所を出て、INAX銀座のセミナールームへ。
13:30から、菊竹清訓さんの講演会、「か・かた・かたち論」。有名な方法論の話しから始まり、様々なエピソード交え、方法論の大切さを話す。最近「代謝建築論」が復刻された。この本が書かれたのが1968年。なんだか最近この前後の時代のことに、触れることが多い。やはり転機だったのだろうし、いま再び転機が訪れようとして、この時代の考えに皆が注目し始めているしているのかもしれない。5、60人のセミナールームは一杯だった。
1928年生まれ。80才、お元気だ。15:00終了の予定が、16:00前終了。
事務所まで戻り、自転車でギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
17:00過ぎ事務所に戻り、メールチェックや連絡事項。
午前中作った施工法の資料を、武蔵野大学の中島さんにメール。
日報のアップ。
○ 2008/6/8
8:30起きだし、施工法の授業の準備。
昨晩は調子に乗ってちょっと飲み過ぎたようで、テーブルでしばらく寝ていた、とチェ・ミキに言われ何となく思い出す。
昼前に高円寺まで買い物に。
午後は夕食の準備をしながら、YTHの連絡事項、引き続き施工法の準備と、テーブルまわりの片付け。
競馬中継で安田記念。ウオッカ圧倒的な強さ。ちょっと感動する。
ひとつずつ来上がり、夕方にはテーブルが大皿居酒屋状態。もう一品を考えていたが、やめて、ちあきなおみを聞きながらビール。
○ 2008/6/9
8:00前事務所。蒸し蒸しする。
施工法のレポート課題のプリントと今日の授業の資料の準備。
YTHの確認事項と連絡。HMH-Kのクライアント連絡。
10:00、掃除終了後スタッフへの指示や連絡事項諸々。日報のアップ。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から建築施工法の授業。レポートの課題と今後のスケジュールを話して16:10終了。
その後3号館にある、新しい中高の校舎の現場事務所に伺い、所長と、30日にお願いする、現場見学の打合せ。
その脚で、実習棟の中島さんのところに伺い、30日の段取についてのお願い。
吉祥寺を経由して、事務所に戻る。
学校にいるときは晴れて蒸し暑かったが、電車に乗ったらにわかに空が真っ暗になって来た。
阿佐ヶ谷に降りると同時に、雷雨。
駅近くの書店で雨宿りして、少し落ち着いたところで、事務所に戻る。
YTHとHMH-Kの構造事務所と連絡事項。
19:00から、OZONEのコンペについてスタッフ全員と打合せ。
敷地の法的な条件の追加事項がまだ送られて来ず、提出前の10日間はブラジルなので、検討する時間が日々減っていくのだが、明日からものつくり大学のインターンシップの学生も来るので、少しずつ進めてみることにする。
20:00終了。
○ 2008/6/10
昨日学校から帰ってくる頃から、気になっていた左親指が、寝ているときから少しずつ痛みだし、朝起きたら結構いたい。良く見ると、腫れている様子。どこかにぶつけたと言う記憶はないのだが。チェ・ミキは痛風では、と不吉なことを言う。
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
9:00前にスタッフが来たので、YTHの打合せ。
9:30過ぎ終了。ものつくり大学のインターンシップの学生が来所。
昨年右足指骨折でお世話になった近くの整形外科へ。一応レントゲンを撮ったが、診断は痛風発作。とほほ。
採血し、薬と湿布を処方してもらい、薬局に寄って事務所に戻る。
まわりに何人もいるが、仲間入り。
日報のアップ。
YGPの仕様と詳細の検討。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。休養馬専用の厩舎から育成の棟に移した先週、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。すでに15−15ができる段階までステップアップしています。いまのところは札幌開催での復帰が有力。スタッフは「仕上げすぎに気をつけたい。もうしばらくはいまのペースを続ける予定。実際は大きくなっていないかもしれないが、以前より馬体を大きく見せる。子供っぽい面が薄れている」と話していました。
○ 2008/6/11
8:00過ぎ事務所。
痛風発作は冷やして、昨日の昼食と夕食後、薬を飲んだらちょっと違和感がある程度になった。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
YGPのスケッチとスタッフが置いていったコンペの資料を確認。
10:00スタッフが来たので、指示事項。
コンペのスケッチ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の第2課題の授業。
初めてのエスキスチェックだが、担当15人のうち、模型やスケッチを持参した学生は5人程。
自分で設計をすすめられる学生とそうでない学生の差がはっきりして来た。
18:00過ぎ終了。
19:00過ぎから水谷先生の研究室で4年生の調査のブレストをやるというので、参加させてもらう。
都市環境の授業の調査のために撮影して来たビデオを、軽く一杯やりながらみる。
21:30過ぎおおむね終了し、22:00前にお先に失礼し、研究室を出る。
3歳馬
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、中2、3日でしっかり追い切りがかけられます。しかも、3〜4月に滞在していた頃と違い、いまは攻めを強化しても食欲が落ちません。一本調子な感はあるものの、動きに勢いもあって好感が持てます。先日の計量では448キロ。他馬との入れ替えの関係で入厩が少し遅れ、きょう11日(水)、美浦の畠山重則厩舎に入厩しました。
○ 2008/6/12
8:00に事務所。雨、風が吹く。合羽に自転車で。
メールチェックの後、スタッフが置いていった資料をチェック。
10:00前、事務所に来たスタッフごとに、チェック項目を指示。
途中、YTHのクライアントと連絡事項。
スタッフとも打合せが11:00過ぎに終わったので、整形外科へ血液検査の結果を聞きにいく。
尿酸値が7.9と高い。ともかく食事や酒に気をつけてみることにする。同時に、19日からブラジルなので、念のためその間の薬を処方してもらう。
午後、日報のアップ。
コンペのスケッチとYGPの図面チェックをスタッフとやり取りしながら進める。
○ 2008/6/13
7:30事務所。今朝は雲ひとつなく、湿度も低く、爽やかな朝だ。
メールチェックと連絡事項。
日報をアップして、スタッフが置いていった図面をチェック。
スタッフが来たところで、それぞれのプロジェクトについて、スタッフ打合せ。
途中銀行や郵便局や、昨日処方してもらった薬をもらいにいく。
午後一で、OZONEのコンペの敷地と、現在のお店を見に行く。
帰りに、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)に寄って、今日からの写真展を見る。
ギャラリー街道のショップ「由古堂」で長新太さんの本を入手。良い本だ。
事務所に戻り、コンペ敷地で考えたことをスタッフに話す。
YTHの検討事項。
3歳馬
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。11日に入厩し、翌日から馬場入りを開始。前回同様、ふっくらとした状態で鉾田から入厩してきました。担当の厩務員は「以前の萎んだようなイメージがまったくない。前回の帰厩時よりもさらにいい雰囲気」と笑顔を見せていました。函館か福島の芝1200m戦で復帰する予定ですが、どちらになるかは検討中です。
良い感じだぞ、マシェリ。
○ 2008/6/14
8:00過ぎ事務所。薄曇りだが、気持がよい。
メールチェク。
8:45分頃、かすかに地震を感じる。
ラジオで岩手で強い地震があったことを速報している。
日報のアップ。
コンペのスケッチ。
11:00新宿梁山泊の三浦さんが来所。ブラジル行きのビザや書類を持って来てくれる。
12:30過ぎ事務所を出て、目黒のギャラリーコスモスへ。
「ビオニール・プラハ 鈴木豊写真展」。鈴木豊さん(http://www.suzfoto.com/)はガウディの建築等を特別な撮影の方法で撮ってらっしゃる写真家だ。
以前多摩川園に事務所を構えていた時、同じ建物にいらしたことで、知り合いになった。
今回は、ビオニールというカメラで、10年くらいの間に何度か行かれて撮影した写真の展覧会だ。
並べられた写真を順番に見ていくと、ストーリーがあり、最後の方ではグッと来る。プラハの町に人格があるようだ。
ビールを飲みながら観ると良いとビールを頂く。第三のビールだったのでちょっとホッとする。
プラハは世界でビールの消費量が一番の都市だとのこと。
しばらく話しをして、14:30過ぎにお暇する。
帰りに新宿のヨドバシカメラに寄り、リコーGRデジタルを購入。今はメモリーのカードも安くなったのだな。
4GBのカードにする。これでブラジル行き10日間は充分だ。
16:00過ぎ事務所に戻り、連絡事項。
コンペのスケッチを続ける。
○ 2008/6/15
進行中のプロジェクトに、思わぬ見落としがあることに気付き、7:00過ぎに目が覚める。
そのまま起きて、YTHの図面チェック。
8:30から涼しいうちにやってしまおうと、伸び始めて収拾がつかなくなって来た、ジャスミンと定家葛の剪定。
ゴミ袋二つ分を刈り取ると、ずいぶんすっきりした。9:30終了。
シャワーを浴びて、再びYTHの図面チェックとコンペのスケッチとコンセプト作り。
朝早くから動いたので、11:00頃になったら腹が減って来た。
撮りためた映画をDVDに移す。
阿佐ヶ谷まで夕食の買い物に。
午後もコンペのスケッチや、昨日買って来たカメラのセッティング。
バリカンを当て、夕方から夕食の準備。
夜見た、NHKの「新日曜美術館」の三輪田米山(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0615/index.html)。
初めて知った。驚く。
○ 2008/6/16
今週はブラジルへ出発するので、6:00に起きて、7:00前事務所。
メールチェックとスタッフが置いていった図面のチェック。
昨日の朝、気付いたことの確認。
ブラジルでの「エビ大王」の資料を確認。
日報のアップ。
YTH のスタッフ打合せ。
10:00掃除を終えて、連絡事項をいくつかして、コンペのスタッフ打合せ。
11:00過ぎ、建設会社がKMHの車庫の見積りを持って来てくれる。
再びコンペ打合せ。
再度、YTHの打合せと審査機関への確認の問い合わせ。
13:50前、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から16:10まで建築施工法の授業。
阿佐ヶ谷駅で成田エクスプレスの指定特急券を買って、17:30事務所に戻る。
連絡事項いくつか。再度YTHのスタッフ打合せを続ける。
今日、新宿梁山泊の先発隊は、ブラジルへ出発した。明日は本隊が出発する。
19日に出発なので、なんだか気忙しい。
○ 2008/6/17
今朝も7:00に事務所。
メールチェック。今日の打ち合わせの準備。
スタッフが置いていった、コンペの図面と模型をチェック。日報のアップ。
9:20事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
いくつかの問題点があり、説明して、今後の対応を確認。
11:30終了。事務所に戻る。
YTHの打合せ。
明後日からブラジルなので、銀行に行ったり、雑務。
南阿佐ヶ谷の郵便局の前で、武蔵野大学の今年の卒業生から声をかけられる。営業とのこと。
事務所の場所を教え、一年前の卒業生がいるので訪ねてみるように話し、書店へ寄って事務所に戻る。
事務所で現在の仕事の話しを、一年前の卒業生が聞いてるのを、メール等をしながら聞く。
コンペの検討打合せ。
YGPのスケッチ。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで休養中。昼夜放牧されています。左前脚の歩様はもうスムーズ。そろそろ試し乗りをして感触を確かめても良い頃ですが、せっかくの機会なのでもう2、3週間は休ませる方向です。先週末の計量では485キロの馬体重でした。坂路調教を見合わせ、現在の管理に切り替えてから20キロ前後は増えているものと思われます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。サンシャインパドック付きの馬房での管理と、先週からウォーキングマシンによる運動を始めています。右臀部付近の皮が少しずつですが乾いてきました。歩くと傷口が引っ張られるために、多少気にする素振りは見せますが特に痛がることはありません。患部は新しい皮が再生してくると思われます。馬体重は449キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。調教時より飼い食いが良くなっており、放牧地の青草だけでなく馬房に帰っても与えられた飼い葉をしっかり食べています。ただなかなか実にならないようで、幅が出ず腹も巻き上がり気味。栄養価の高い青草を食べて、体質から強くする必要があるものと思われます。このままの生活を続ける予定にしており、何かしらの変わり身を期待しています。
○ 2008/6/18
今朝も7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
コンペの確認事項やスケッチ、資料作り。
スタッフが置いていった図面のチェック。
10:00、コンペスタッフ打合せ。
YGPのスケッチ。
YTHの図面の打合せ。
13:40過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。先週3分の1くらいの学生が模型やスケッチを持って来たので、少し安心していたら、今週はそこから展開している学生は、さらに3分の1になってしまった。美術館にあまり行かないのか、どう捉えていいのか戸惑っている学生が多い。
今週で提出まで半分。大丈夫だろうか。なるべく具体的なアドバイスをして、発破をかける。
18:30前終了。
明日からブラジル行きなので、事務所に戻る。
○ 2008/6/19
業務連絡です。
本日19日より28日まで、新宿梁山泊のブラジル公演に途中同行するので、事務所を留守にします。
メールの確認も出来ません。スタッフは通常とおりです。
30日(月)から復帰します。
よろしくお願いします。
ブラジル日報
○ 2008/6/19〜20
12:30前東京駅発の成田エクスプレスで、13:30成田着。
15:55、コンチネンタルCO6便でヒューストンへ。19日13:55(日本時間20日4:00)ヒューストン着。飛行時間12時間。
調べてみたら、地球の自転速度が、赤道で1700km/h、日本で1400km/h。飛行機はだいたい900km/hで飛んでいるので、逆戻りしてしまう。
森山大道「犬の記憶」読了。森山さんの記憶の旅と、この旅が重なる。
空港で5時間待って、19日21:05(日本時間20日11:05)ヒューストン着発。
20日9:00(日本時間20日21:00)サンパウロ着。飛行時間10時間。
ヒューストンの空港のやけな明るさに比べ、サンパウロの空港は暗くて、旅情を誘う。
空港で5時間半待って、20日15:30(日本時間21日3:30)サンパウロ発。
ブラジル国内線は、ころころゲートが変わる。アナウンスは全く分からないので、気が抜けない。
途中クリチバに寄って、客が乗り降りし、21日18:00(日本時間21日6:00)ロンドリーナ着。
待ち時間と飛行時間あわせて40時間の旅。
ちくま日本文学全集「深沢七郎」。
ロンドリーナ手前では、山の上にも家があり、ここまで人間がいるかと、感動。
ロンドリーナの空港からタクシーに乗り、Ouro Verde劇場へ。19:00過ぎ、先着している梁山泊と落合う。
夕食後、ホテルに荷物を置いて、劇場に戻り、21:00から何人かでチェコの劇団の芝居を見に行く。
ホテルに戻り、同室の音響の高橋さんとワインで一杯。
○ 2008/6/21
8:00、ホテルで朝食。9:00劇場。10:00から場当たり。
Ouro Verde劇場は映画館を改装した劇場とのことだが、立派なフライタワーがある。
正統的な近代建築で、魅力的な建物だ。ロビーやバックヤードも良いが、2階に上がるスロープが秀逸。
午後街を2時間くらいブラブラする。
昨晩空港からのタクシーの車窓から見た街は期待させるものだったが、来たいに違わず小さくて、現代化されていない魅力的な街だ。
16:00からゲネ。20:30本番初日。8割り方入った劇場がスタンディングオベイション。
あるお客さんが、日系移民100年だが、梁山泊が新しい文化を運んで来てくれた、と興奮気味に話しかけてくれる。
ホテルに戻り、何人かで近くの酒場へ。土曜日で若者で一杯。
ブラジルのスピリッツ、カシャーシャで乾杯。
○ 2008/6/22
ホテルの部屋の前の道にマーケットが出来ている。
朝食をとり、マーケットを行くと、その先は墓地だった。
趣向を凝らした魅力的な墓が並ぶ。
かなりの数の日系の家族の墓もあり、何代もの名前が並ぶ。移民百年を直に感じる。
ここまで、何も分からずに渡って来ての100年。いかばかりのものだったろう。
墓守が日本人とブラジル人の歴史を一生懸命説明してくれる。
街をぶらつくも、日曜日でどこもやってないし、人も車のいない。徹底した休息日。
夕方劇場へ。20:30本番。楽日。
終演後、すぐにばらし。
フェスティバルも今日が最後なので、そのパーティーに何人かで先行する。
○ 2008/6/23
10:00ホテル出発予定も、バスが来ない。ラテン系だな。
30分してやっとバスが来る。
国内線を乗り継きロンドリーナ(途中クリチバ)→サンパウロ→ベロ・オリゾンチと移動。
やはりサンパウロの空港では、あっちに行ったりこっちに行ったり。
19:30、ホテル到着。
20:00からホテルのロビーで、フェスティバルの関係者から色々な説明を聞き、フェスティバル関連のレストランで、夕食をとる。
夕食後、やはり高橋さんと部屋で一杯。
○ 2008/6/24
今日から仕込みだが、劇場に入れるのは11:00、荷物が届くのは12:00。仕込みには問題ないということで、主演の黒沼さんとダンスと振付けの大川さんと、9:30ホテルを出て、町外れの長距離バスターミナルを目指す。
ベロ・オリゾンチ近郊の、世界遺産に登録されている街、オーロ・プレットへ小旅行。
バスターミナルのインフォーメーションでオーロ・プレット行きのバス会社の窓口を教わり行くと、慌てて引っ張っていかれる。
なんとオーロ・プレット行きのバスが出発間際。飛び乗ったら出発。
1時間40分でオーロ・プレットに到着。帰りのバスの時間を確認したら、2時間に一本。行きはラッキーだった。
かなりの山越えだったが、その山に点在する集落の入り口にバスが立ち寄る。赤い土の道が続き、その土で出来たと思われるレンガ積みの住宅が点在する集落は、暮らしを想像させてくれる。
オーロ・プレットは18世紀に金の採掘で栄えた街で、かなり高い山の上に作られた集落だ。ラテン・バロックの装飾過剰とも言える教会が、いくつも点在する。山の上に作られた街なので、坂道が半端でない。まるで山登り。雨が降ったら滑って、怖くて歩けないないだろう。
そんな大変なところにある街は、アフリカから連れてこられた奴隷たちによって作られた。アフリからこんな山の中まで。ここでも人間のとてつもなさを実感する。サン・フランシスコ・ジ・アイス教会の前で売っていた、サン・フランチェスコの坊主(?)人形を入手。
17:00のバスで、ベロ・オリゾンチに19:30に戻る。
○ 2008/6/25
10:00、Palacio das Artes劇場入。
多分2000人くらい入る、大きな劇場だ。しばらく劇場内にいて、テクニカルのリハーサルが続いているので、近くの公園を歩きに出る。
南半球で、植物が日本と違い、大きい。
そうそう、ロンドリーナでも町中至る所に植物があって、ホッとした。日本の緑化条例なんて屁みたいなもので、これくらい野性的に植物を配しても良いのかもしれない。
もうひとつ街を歩いて気がついたのは、ロンドリーナもそうだったが、歩きながら携帯を見たり話している人がいないということだ。空港やフェスティバルのスタッフを見ていると、確かに携帯を持っているのだが。皆がキビキビ歩いている。
まあ、ここで携帯等見ながら歩いていたら、つまずいて転ぶか、車にひかれてしまうだろうが。
そう考えると、日本はあまりにも安全で平坦になりすぎているのでは。
昼をとり、再び街に出て、写真を撮ったりお土産を買ったり。
17:00劇場に戻り、18:00から場当たり。22:00過ぎすべてのシーンが終了。
○ 2008/6/26〜28
荷物を整理し、朝食をとって、10:00に劇場。
12:00からゲネプロ。
ゲネを最後まで見れず、13:50劇場を出て、フェスティバルの事務局のバスで空港へ。
今晩が本番初日で、明日まで時間はあるのだが、飛行機がどうしてもとれず、残念なが本番を見ないで帰国。
16:10ベロ・オリゾンチ発の飛行機、早速一時間遅れて17:20(日本時間27日5:20)発。
18:30過ぎサンパウロ着。
チェックインして、21:15(日本時間27日9:15)サンパウロ発。
27日5:15(日本時間27日19:15)ヒューストン着。飛行時間10時間。
空港で5時間半待って、27日10:50(日本時間28日0:50)ヒューストン発。
日本時間28日14:00前、成田着。飛行時間13時間。
トータル33時間の旅。行きよりは短かったが、成田までの最後の2時間は、永遠に過ぎていかないのではと感じられる程、長かった。
遠くまで行ったが、いろんな人たちが、いろんな暮らしをしていることを、身近に感じられた貴重な経験だった。
○ 2008/6/29
昨晩は夕方大和町に戻り、夕食をとって、気がついたら寝ていた。
チェ・ミキの話しでは、食卓から床に転げ落ち寝ていたのを、何度も起こしたらしい。
9:00過ぎ起きだす。
10:00前事務所に来てメールの整理。
12:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷で夕食の買い物をして、大和町に戻る。
ブラジルとの時差は12時間。昼夜がまるっきり逆。
午後、意識がなくなりそうな時が二度程。
なるべく起きていて、9:00過ぎ休む。
○ 2008/6/30
昨晩はうまくすぐ寝付いたが、2:00過ぎ一度目が覚めたら、なかなか眠れなくなった。
7:00目覚ましで起きる。なんだかボーとしている。
8:00事務所。メールチェック。
スタッフが置いていった図面等をチェック。
ブラジルの写真を取り込む。
10:00、清掃の後、YTHとコンペのスタッフ打合せ。
12:00前終了。
13:30事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日の建築施工法は、武蔵野女子学院中高校舎の建替え工事の現場見学。
14:20に実習等の準備室を訪ね、スクリーンとプロジェクターの確認を中島さんにして、現場事務所に伺い、所長を教室まで案内し、14:40過ぎから、概要の説明。
その後現場へ向かい、16:00過ぎまで現場を案内して頂く。
事務所に戻り、朝打ち合わせたコンペの確認や連絡事項、写真のバックアップ等。
今日も午後、二度程意識が遠のく。
20080620
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、21日(土)、福島3Rの芝1200mに出走します。単走で行った18日(水)の追い切りが上々の動き。力強い走りを見せ、ゴールまでしっかり伸びる好内容です。馬体がボリュームアップしているのに素軽く動けます。これには畠山師も「前回の在厩時よりはるかに具合が良い。飼い葉もバリバリ食べているし、かなり期待している」とニッコリでした。
20080624
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。15−15を経て仕上げの段階へ。手始めに行った21日(土)の追い切りでは、いきなり4ハロン53秒のタイムでMブリッツに半馬身ほど先着しました。スタッフも「タイプの違いもあるのだろうが、手応えはこちらの方が良かった。ここまで何も問題がない。それに調子も良い」と満足そうな表情を浮かべています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
20080627
マイネマシェリは、21日(土)に福島で出走し5着でした。いままでと違い、ある程度の好位につけて、直線で脚を伸ばせたのは評価できます。揉まれても平気でしたし、収穫のある内容でした。レース後はいつも通りテンションは上がっているものの、飼い葉はきちんと食べています。ただコースに入れると入れ込むことから、今週は角馬場のみの調整で落ち着かせることに主眼を置きました。来週、福島の牝馬限定・芝1200mに出走する予定です。
○ 2008/7/1
寝てはいるのだが、やはり、朝スキッとしない。しばらくはこのままか。
8:00事務所。
メールチェック。
スタッフが置いていったコンペの図面チェック。文章に手を入れる。
連絡事項いくつか。
10:00、ズタッフとコンペの打合せ。
机のまわりを少し片付け、日報用のブラジルの写真の整理。
コンペ図面の進捗を見ながら、ブラジル行きの日報をまとめる。
17:00、コンペ図面完成し、17:30過ぎ、スタッフが提出に出掛けた。
ブラジル日報を、今日の日報に一気に記録。
これからしばらくは、ブラジルで撮って来た写真が続きます。
チェ・ミキが延ばしに延ばした修論を今日とりあえず提出したので、久しぶりに高円寺で一杯。
ブラジル日報
0619〜20
12:30前東京駅発の成田エクスプレスで、13:30成田着。
15:55、コンチネンタルCO6便でヒューストンへ。19日13:55(日本時間20日4:00)ヒューストン着。飛行時間12時間。
調べてみたら、地球の自転速度が、赤道で1700km/h、日本で1400km/h。飛行機はだいたい900km/hで飛んでいるので、逆戻りしてしまう。
森山大道「犬の記憶」読了。森山さんの記憶の旅と、この旅が重なる。
空港で5時間待って、19日21:05(日本時間20日11:05)ヒューストン着発。
20日9:00(日本時間20日21:00)サンパウロ着。飛行時間10時間。
ヒューストンの空港のやけな明るさに比べ、サンパウロの空港は暗くて、旅情を誘う。
空港で5時間半待って、20日15:30(日本時間21日3:30)サンパウロ発。
ブラジル国内線は、ころころゲートが変わる。アナウンスは全く分からないので、気が抜けない。
途中クリチバに寄って、客が乗り降りし、21日18:00(日本時間21日6:00)ロンドリーナ着。
待ち時間と飛行時間あわせて40時間の旅。
ちくま日本文学全集「深沢七郎」。
ロンドリーナ手前では、山の上にも家があり、ここまで人間がいるかと、感動。
ロンドリーナの空港からタクシーに乗り、Ouro Verde劇場へ。19:00過ぎ、先着している梁山泊と落合う。
夕食後、ホテルに荷物を置いて、劇場に戻り、21:00から何人かでチェコの劇団の芝居を見に行く。
ホテルに戻り、同室の音響の高橋さんとワインで一杯。
0621
8:00、ホテルで朝食。9:00劇場。10:00から場当たり。
Ouro Verde劇場は映画館を改装した劇場とのことだが、立派なフライタワーがある。
正統的な近代建築で、魅力的な建物だ。ロビーやバックヤードも良いが、2階に上がるスロープが秀逸。
午後街を2時間くらいブラブラする。
昨晩空港からのタクシーの車窓から見た街は期待させるものだったが、来たいに違わず小さくて、現代化されていない魅力的な街だ。
16:00からゲネ。20:30本番初日。8割り方入った劇場がスタンディングオベイション。
あるお客さんが、日系移民100年だが、梁山泊が新しい文化を運んで来てくれた、と興奮気味に話しかけてくれる。
ホテルに戻り、何人かで近くの酒場へ。土曜日で若者で一杯。
ブラジルのスピリッツ、カシャーシャで乾杯。
0622
ホテルの部屋の前の道にマーケットが出来ている。
朝食をとり、マーケットを行くと、その先は墓地だった。
趣向を凝らした魅力的な墓が並ぶ。
かなりの数の日系の家族の墓もあり、何代もの名前が並ぶ。移民百年を直に感じる。
ここまで、何も分からずに渡って来ての100年。いかばかりのものだったろう。
墓守が日本人とブラジル人の歴史を一生懸命説明してくれる。
街をぶらつくも、日曜日でどこもやってないし、人も車のいない。徹底した休息日。
夕方劇場へ。20:30本番。楽日。
終演後、すぐにばらし。
フェスティバルも今日が最後なので、そのパーティーに何人かで先行する。
0623
10:00ホテル出発予定も、バスが来ない。ラテン系だな。
30分してやっとバスが来る。
国内線を乗り継きロンドリーナ(途中クリチバ)→サンパウロ→ベロ・オリゾンチと移動。
やはりサンパウロの空港では、あっちに行ったりこっちに行ったり。
19:30、ホテル到着。
20:00からホテルのロビーで、フェスティバルの関係者から色々な説明を聞き、フェスティバル関連のレストランで、夕食をとる。
夕食後、やはり高橋さんと部屋で一杯。
0624
今日から仕込みだが、劇場に入れるのは11:00、荷物が届くのは12:00。仕込みには問題ないということで、主演の黒沼さんとダンスと振付けの大川さんと、9:30ホテルを出て、町外れの長距離バスターミナルを目指す。
ベロ・オリゾンチ近郊の、世界遺産に登録されている街、オーロ・プレットへ小旅行。
バスターミナルのインフォーメーションでオーロ・プレット行きのバス会社の窓口を教わり行くと、慌てて引っ張っていかれる。
なんとオーロ・プレット行きのバスが出発間際。飛び乗ったら出発。
1時間40分でオーロ・プレットに到着。帰りのバスの時間を確認したら、2時間に一本。行きはラッキーだった。
かなりの山越えだったが、その山に点在する集落の入り口にバスが立ち寄る。赤い土の道が続き、その土で出来たと思われるレンガ積みの住宅が点在する集落は、暮らしを想像させてくれる。
オーロ・プレットは18世紀に金の採掘で栄えた街で、かなり高い山の上に作られた集落だ。ラテン・バロックの装飾過剰とも言える教会が、いくつも点在する。山の上に作られた街なので、坂道が半端でない。まるで山登り。雨が降ったら滑って、怖くて歩けないないだろう。
そんな大変なところにある街は、アフリカから連れてこられた奴隷たちによって作られた。アフリからこんな山の中まで。ここでも人間のとてつもなさを実感する。サン・フランシスコ・ジ・アイス教会の前で売っていた、サン・フランチェスコの坊主(?)人形を入手。
17:00のバスで、ベロ・オリゾンチに19:30に戻る。
0625
10:00、Palacio das Artes劇場入。
多分2000人くらい入る、大きな劇場だ。しばらく劇場内にいて、テクニカルのリハーサルが続いているので、近くの公園を歩きに出る。
南半球で、植物が日本と違い、大きい。
そうそう、ロンドリーナでも町中至る所に植物があって、ホッとした。日本の緑化条例なんて屁みたいなもので、これくらい野性的に植物を配しても良いのかもしれない。
もうひとつ街を歩いて気がついたのは、ロンドリーナもそうだったが、歩きながら携帯を見たり話している人がいないということだ。空港やフェスティバルのスタッフを見ていると、確かに携帯を持っているのだが。皆がキビキビ歩いている。
まあ、ここで携帯等見ながら歩いていたら、つまずいて転ぶか、車にひかれてしまうだろうが。
そう考えると、日本はあまりにも安全で平坦になりすぎているのでは。
昼をとり、再び街に出て、写真を撮ったりお土産を買ったり。
17:00劇場に戻り、18:00から場当たり。22:00過ぎすべてのシーンが終了。
0626〜28
荷物を整理し、朝食をとって、10:00に劇場。
12:00からゲネプロ。
ゲネを最後まで見れず、13:50劇場を出て、フェスティバルの事務局のバスで空港へ。
今晩が本番初日で、明日まで時間はあるのだが、飛行機がどうしてもとれず、残念なが本番を見ないで帰国。
16:10ベロ・オリゾンチ発の飛行機、早速一時間遅れて17:20(日本時間27日5:20)発。
18:30過ぎサンパウロ着。
チェックインして、21:15(日本時間27日9:15)サンパウロ発。
27日5:15(日本時間27日19:15)ヒューストン着。飛行時間10時間。
空港で5時間半待って、27日10:50(日本時間28日0:50)ヒューストン発。
日本時間28日14:00前、成田着。飛行時間13時間。
トータル33時間の旅。行きよりは短かったが、成田までの最後の2時間は、永遠に過ぎていかないのではと感じられる程、長かった。
遠くまで行ったが、いろんな人たちが、いろんな暮らしをしていることを、身近に感じられた貴重な経験だった。
○ 2008/7/2
やはり朝すっきりしない。
寝てはいるのだが、半日の時差を解消できず、寝てる間も体がアクティブになっているのだろう。
昨日でコンペの提出も終わったので、少しゆっくり起きて、9:00前事務所。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
進行中のプロジェクトのチェック。
昼を取った後が一番眠くなる。朝と昼のだるさにもうしばらく付き合うしかないだろう。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から空間造形3の授業。
後半の課題もエスキスチェックは残すところ2回。
10人程見せにくるも、まとまりそうなものは三分の一。ともかく発破をかける。
19:00前終了。
水谷先生と吉祥寺で一杯。
この三日間平常業務に戻り、締め切りや授業をこなしホッとしたのか、帰りの電車で座ったら寝てしまい、気がついたら中野。
こんな短い間に寝過ごしてしまうのは初めて。疲れがどっと出る。
○ 2008/7/3
朝目をさますも、体中が怠く、起きる気にならないので、午前中は寝ることにして、事務所に電話。
どうにかごまかしていた時差ぼけの反動が一気に来た。筋肉痛も歳をとると出てくるのに時間がかかるが、それと一緒か。
昼に事務所に来て、メールチェックや連絡事項。
13:30事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
ブラジル行きの前に送っておいた模型や図面の打合せ。16:00終了。
むしむしする暑さに、再び体がだるくなる。帰りの電車で、危うくまた乗り過ごすところだった。いやはや。
事務所で進行中のプロジェクト確認事項。
日報のアップ。
○ 2008/7/4
昨日程ではないが、朝やはりだるく、少しゆっくり起きて、8:30事務所。
メールチェックとスタッフが置いていった図面のチェックと日報のアップ。
10:00スタッフとHNH-KとNTHの打合せ。
10:30前、雑誌社のWeb担当の方が来所。昨今の状況について話しをする。11:30過ぎ終了。
昼に、以前お母様と妹さんの家を設計したETHのクライアントから電話があって、今度はご自分たちの家を検討しているとのことで、夕方敷地候補を拝見しに行くことになる。
YTHの実施設計図のチェックとWMHのスケッチ。
16:30前事務所を出て、ETHのクライアントと落ち合い、敷地を拝見してから、喫茶店で話しをする。引き続き現在のお住まいを拝見しに行く。
18:15終了。その脚で渋谷に出て、総菜等を買ってシアターワークショップの事務所へ。
19:00から小劇場の勉強会。メンバーの卒論や劇場見本市のコンペの話し等、諸々。22:30前終了。
帰りの新宿駅で、設計事務所仲間の奥村君とばったり。阿佐ヶ谷まで車中話しをする。
しかし暑い一日だった。
マシェリ、鞍上松岡。いやが上にも期待が増す。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、急遽、函館競馬場に移動することになり、Mボウノットとともにトレセンを出発。熱発もなく、無事に現地入りしました。こちらから稽古を依頼し、2日(水)の追い切りに跨ってもらった他厩舎の調教助手からは「なかなか軽快。良い感じでしたよ」との報告を受けています。時計のかかる洋芝もこなせるはず。初勝利を狙い、6日(日)、函館3Rの芝1200mに松岡騎手で出走します。
○ 2008/7/5
今朝も蒸し暑い。
9:00前に事務所。メールチェックと日報のアップ。
連絡事項と雑務。
WMHの概算用図面の仕上表のスケッチ。
建築施工法の最後の授業の準備。施工という軸で興味のある設計について話しをする準備。
今晩の馬主会のため、当歳馬のDVDを見て、募集や厩舎の情報を確認。
14:30前事務所を自転車で出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。ブラジルに行っていて、2週間来れなかったので、久しぶりに感じる。
事務所に戻り、さっき確認した当歳馬の情報を再度確認。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
16:30、事務所を出て新宿へ。書店やタワーレコードを見て、18:00桐山と落合う。
当歳馬の候補を決め、明日のマシェリの勝利を祈って、20:00終了。
○ 2008/7/6
ブラジルから戻って一週間。
疲れが取れず、まだゆっくり寝ていたいが、函館10Rにマシェリが出走するので、9:00過ぎに起きて、10:00大和町を出て新宿の場外馬券売り場へ。
マシェリの単勝復勝を買ってレースを待つ。
10:50発送。よくも悪くもないスタート。なかなか良い位置で3コーナーにかかった思ったら、そこから全く伸びず11着。
前走や調教の状況の良さが全く出ないで終わった。福島から函館に変えたことに依る環境の変化が影響したのか。厳しい結果だ。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
疲れを取るべく、大和町で一日過ごす。暑い一日。
○ 2008/7/7
日差しはないが、今朝も蒸し暑く、汗が出る。
8:00に事務所。メールチェックと連絡事項いくつか。
日報のアップ。源泉の資料を会計士事務所にファックス。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの図面とボリューム模型チェック。
10:00掃除の後、WMHとHMH-Kのスタッフ打合せとSIHの作業指示。
13:30事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日の建築施工法の授業で小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)に、「VRによる現場の記録」というタイトルで特別講義を行ってもらうので、14:00三鷹で落合う。
水谷先生の研究室に立ち寄り、14:30教室へ移動。
14:40過ぎ、水谷先生が鹿野さんを紹介。
施工法を学生たちは知識や実学として捉えていると思う。もちろんそのとおりなのだが、設計製図のスケッチや模型も、施工方法や記録というものも、表現の一部であることを感じて欲しくて、施工法の授業の中に今回のような講義を盛り込んだ。
できあがった設計製図の提出物や、できあがった建築だけが表現ではなく、それらを作り上げる過程にも様々な表現がある。
一番表現と遠いところにありそうな施工のなかの一断面を、鹿野さんのVRによる記録に接することで、新たな視点を持ってもらえれと嬉しいのだが、というようなことを話して、鹿野さんに話しを始めてもらう。
VRの画像には、さすがにウワッと声が上がる。なれない中で16:10まで目一杯話しをしてもらう。
終了後、学内を案内して、吉祥寺に出て居酒屋でお疲れの一杯。
途中で水谷先生も加わる。
いろいろな話しをしたが、話しのなかから、自分の音楽経歴がアメリカに偏っていることが分かる。鹿野さんと水谷先生はヨーロッパより。小中の頃に最初に接した音楽の、年代差が微妙に出ているようだ。
と話しは北京オリンピックに。モスクワオリンピックはアフガニスタン侵攻でアメリカに従って不参加だったのに、何故今回は中国のチベットに対する行為に同じような声明をあげないのか、と息巻き、酔った勢いで自分だけでもオリンピックは見ない、と宣言。ただ、マラソンだけは許して、と少々弱気な宣言だが。
スポーツをスポーツとして中継しない、日本のテレビ局への不満が飛び交う。
しかし、歳をとるとなかなか新し出会いはないが、そればけに新たな友人を得ると、密度が濃くなる。
気がつけば、23:30。お疲れさまでしたとお開き。
○ 2008/7/8
少しゆっくり起きて、8:30事務所。
自転車で向こうの空を見上げると、なんだか黒い雲が広がり始めている。
事務所についてメールチェックしていると、急に凄い雨が降り始めた。
連絡事項や、スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
10:00スタッフが来たので、WMHの概算見積り用図面のスタッフへの指示。構造事務所から届いた、仮定断面について構造事務所へ確認の連絡。日報のアップ。
昼前になって、雨が上がり、薄日が射して来る。
進行中のプロジェクトの確認をしながら、雑務いくつか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。真歌トレーニングパークで行われた牧場ツアーの公開調教(息遣いは荒いが、動きは良)後も順調。5日(土)にはMサイオンと併せて4ハロン54秒を出しました。相手に合わせてマークしたタイムです。手応えに余裕があり、ゴーサインを送っていればもっと伸びていたものと思われます。札幌開催での復帰が有力。
○ 2008/7/9
8:00に事務所。メールチェックやスタッフへの指示等をメモして、8:45事務所を出て、KMHへ。
昨年末に竣工したKMH。こちらのスケジュールで、延び延びになっていた車庫の計画がやっとまとまった。
10:00前に訪ねる。今年追加したデッキもしっかり、違和感なくできあがっている。
車庫も整備され、愛車が納まりインティメイトな空間になっている。それらを拝見しているところへ、建設会社の担当者が到着。
早速工事の内容とスケジュールの確認。その後現場で位置の確認をして11:00終了。
一度事務所に戻り、13:45再び事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。エスキスチェックも今日が最後。来週は提出・講評会。
担当している15人のうち、半分強はどうにか完成しそうだが、その他の学生はなるようにしかならない状態。
ともかく後一週間、頑張れと発破をかける。19:30前終了。
20:00、水谷先生とアシスタントの御幸君と学校を出る。バス停で庄野先生(http://www.ne.jp/asahi/shsh/aaa/top_frame.html)とバッタリ。バスを待っていたら、4年生の一人ともバッタリ。この4年生は、先日何人かで唐組を見に行ったので、その感想を聞く。
吉祥寺で庄野先生とは別れ、水谷先生と御幸君と4年生と居酒屋で一杯。
4年生は少し先に帰り、23:00過ぎ、我々もお開き。
大和町に戻り、うだうだ一人で少し飲みながら、EMHのイメージをスケッチ。
しばらく前から電車の中で読んでいる、「なんにもないところから芸術がはじまる」椹木野衣著(新潮社)。
小劇場の勉強会で、西堂行人さんのレクチャーの際に紹介された本で、鹿野さんが読んで刺激的だったので、読むように勧められていた本だ。これがすこぶる面白い。もう少しで読み終わってしまうのだが、もう少し椹木さんの本を読みたく、持っていた「シュミレーショニズム」と「日本・現代・美術」を出して来て、パラパラめくる。
これらも刺激的な感じがプンプンする。
気がつけばテーブルでうとうと。これじゃ体に良いわけないさ、わかっちゃいるけどやめられない、っと。
○ 2008/7/10
8:00過ぎ事務所。
メールチェックとKTHの修繕についての連絡事項を建設会社とクライアントへ。
スタッフが置いて行った、NTHとSIHとYTHの図面と模型のチェック。SIHは新たな展開をし始める。
10:00スタッフが来たので、それぞれに指示。
WMHのクライアントにブラジル行き後の進捗について電話連絡。
源泉の振込や郵便局へ。
13:00、NTHのクライアント来所。実施設計に移る案について、打合せ。細かい相違点を模型で説明して、持ち帰って検討して頂く。
14:30過ぎ終了。打合せ中に鳥越さんから電話があったので、連絡。
NMHのクライアント夫人に連絡して、15:00過ぎ事務所を出てNMHへ。木の外壁のメンテの際に、外階段と屋上手摺もメンテするので、その色を決めに伺う。
16:30過ぎ終了し、事務所に戻る。
途中渋谷で田園都市線に乗り換えたのだが、副都心線が開通したので、地下のコンコースが様変わりしていた。
安藤さんの卵の一部が見えたので、一番下まで降りてみたが、無惨だった。
卵のイメージはバラバラに解体され、本当に片鱗しか残っていない。
事務所に戻って、明日の打ち合わせの準備を確認していたら、嬉しい連絡が入る。(まだ内緒。)
夜になって日報のアップ。
○ 2008/7/11
8:00に事務所。
メールチェックと明日の現場行きの連絡等。スタッフが置いて行った図面に指示を書く。
9:00前に事務所を出てHMH-Kのクライアント宅へ。
9:30から打合せ。HMH-Kはハードルをひとつ超えるとまたハードルが出てくることの繰り返しで、いささか気勢をそがれ、勇気を持って今後の決断をすることを話し合う。
11:30終了。事務所に戻る。
午後は「建築施工法」の講義としては最後になる授業の準備。
ものを作ることに深く関わっている建築家や事象についての講義を考えており、そのスケッチをまとめて行ったら面白くなった。
はたしてどこまで皆が興味を示してくれるか。
18:10事務所を出て渋谷のシアターワークショップへ。
19:00から小劇場の勉強会。
武蔵野大学の水谷ゼミの吉祥寺シアターカフェプロジェクトの報告が伊東さんからある。その他鹿野さんの写真展や勉強会のポトフォーリオ作り等について21:00頃まで話し、引き続き27日のJATET劇場建築学生ゼミの浅草見学について雑談。22:00過ぎ終了。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、6日(日)に函館で出走して11着でした。前走と打って変わって追走に苦労し、最後も流れ込んだだけに。久々とはいえ、3月に名古屋で出走したときも今回同様に1.2秒差で負けており、もしかすると長距離輸送に弱いタイプなのかもしれません。決して体調は悪くはなく、レース後も元気にダートコースで乗り込まれています。出られれば来週の芝1200mに出走する予定。
○ 2008/7/12
9:00に事務所。暑い。梅雨はあけたのか。
メールチェックと連絡事項、雑務。
10:00YTHのクライアント夫妻来所。
確認申請の報告と見積り図面の説明と仕上げ等について。
12:00前終了。
13:40過ぎ事務所を出て湘南新宿ラインで逗子に向かう。午後遅いとは言え、途中鎌倉・北鎌倉では沢山の人が降りて行った。
15:20逗子駅で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hへ。延び延びになっていた植栽の打合せ。
16:00前にクライアントも到着し、外構を回りながら植木屋さんと打ち合わせ。
改修前からあった夾竹桃が花を着けている。なかなかトロピカルな良い風情だ。この植物が夾竹桃で花が咲き、毒があることや、潮風の吹く海辺に良いこと等を初めて知った。植木屋さんの話しを聞くと、海岸近くに良い植物というものがある、とのこと。ブラジルの植物たちを思い出し、あのように生命感に溢れた植栽が出来たら、素敵だろうなと想像する。
その他細かい打合せをして、16:30過ぎ終了、建設会社の車で駅まで送ってもらい、17:00過ぎの電車に飛び乗り、東京に戻る。
今週は打合せや外に出ることが多く、さすがに疲れた。
○ 2008/7/13
ゆっくり寝られた。9:00に起きて、10:00前事務所。
建築施工法の講義のための画像取り込み。しなりをスケッチに沿って、準備した本から取り込み作業。
フォトショップで整理したところで、昼前に。
阿佐ヶ谷で夕食の買い物をして、0:30大和町に戻る。
午後はゆっくり休み、夕方バリカンを当て、風呂に入りビールを飲みながらはまっているサラダ作り。
夜早くに眠くなり、休む。
○ 2008/7/14
昨晩は断続的だがゆっくり休めた。
8:00前事務所。しかし蒸し蒸しする。
メールチェックをして、建築施工法のスライドショウの作成。
スタッフが置いて行ったNTHの図面をチェック。
10:00スタッフが来たの掃除をして、NTHに着いて指示を出す。
13:40過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から建築施工法の授業。来週は課題のレポート提出と発表なので、講義としては今日が最後。
建築を作ること・技術から、様々な取り組みをした人たちの中で、興味を持っている人達についての話し。
大学・研究室の先輩で、現在世田谷美術館で「建築がみる夢 石山修武と12の物語」(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html)を開催中の石山さんの幻庵の話しから始め、その師匠の川合健二さんからフラー、イームズ、プルーヴェへと、生産・技術に対する試行を追って行く。そこから大きなつながりとハードルも見えてくる。最後に科学技術を映像化したイームズの名作「パワーズ・オブ・テン」を見せて終わる。
興味深いテーマを伝えられた、と思うのだが。はたしてどこまで興味を持ってくれたか。声をかけた4年生何人かが、熱心に聞いていてくれ、嬉しかった。
バスで吉祥寺に出て、古書店に寄り、事務所に戻る。
OZONEから、7月1日に提出した蜂蜜店のコンペの1次審査の結果がメールで届く。
先週の木曜日の日報に書いた「嬉しい連絡(まだ内緒)」というのは、このコンペの1次審査の通過の知らせだった。今日メールで参加者に正式の知らせが届いた。参加者は50名だったそうだ。
18:30、YTHの建設会社が来所。見積りについて確認事項の打合せ。
19:30終了。OZONEのコンペのブラッシュアップについてスタッフと話す。
○ 2008/7/15
8:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
KMHの車庫の金物製作図をチェックして、構造事務所にファックスをして確認。NTHの図面チェック。
SIHのスケッチ。いくつかの要望が出て来ており、それらが引き金になって、ブラッシュアップの方向へ動き始めた。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで休養中。もう昼夜放牧の生活にすっかり慣れている様子です。ずっと屋外にいると動き回ったり、強い太陽光線を浴びたりして中にはぐったりする若駒もいますが、この馬は大して疲れていないように見えます。むしろ元気な方。先日、急に立ち上がって頭突きで厩舎の廊下の天井を破壊しました。もう1、2週間はこの管理を続ける予定。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。ウォーキングマシンによる運動とサンシャインパドック付きの馬房で管理されています。外傷を負った傷や、一部の膿などは問題ないものの、まだ右臀部付近のかさぶたの範囲が大きく、触られるのを嫌がります。徐々に小さくなっているので、下旬には昼夜放牧を行えるでしょう。調教中の秋入厩予定の牝馬たちと同じタイミングで移行できればと考えています。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。昼夜放牧を経て、先週から騎乗を再開。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。少し長めに休ませたものの、先日の計測で408キロと思ったより体重が増えていませんでした。しかし休養の効果からか、稽古では活気があって体調も良さそうです。現在は早くも15−15程度を乗って基礎を固めている段階。入厩を目指して進めていきます。
○ 2008/7/16
8:00前に事務所。メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったコンペの図面を眺める。
10:00スタッフとコンペの簡単な打合せ。
11:00過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。今日は空間造形3の後半の課題の提出と講評会。
構内で水谷先生と偶然出会い、食堂で一緒に食事をとって、製図室。
12:10過ぎから、提出された図面と模型を見て回る。
あまりピンとくるものがない。パワーが感じられない。それでも美術館という空間に対して、なにがしかのトライアルをしている3点に付箋を貼る。
13:00から講評会。事務所にインターンシップに来ている、ものつくり大学の鈴木君に見学に来てもらった。
一人4分、3人一組の発表後、それぞれに質問と講評。
美術館と言う建築の特性に対する提案があるものは少なく、講評も盛り上がらない。
それでも何人かは面白い提案をして来ているが、全体的には低調で残念だ.
そんなことで予定通り進み、18:30前に全員の発表が終了。アシスタントの学生たちと先生方からまとめの講評があり、19:00終了。
19:30から、製図室の準備室で水谷先生、伊藤先生と今回の課題の採点をして、20:00前学校を出て、吉祥寺の居酒屋で始まっているお疲れの打ち上げに。
色々な学生とゆっくり話し、23:00過ぎ終了、帰路につく。
○ 2008/7/17
昨晩はそれほど飲んでないと思っていたが、講評会で疲れていたのか、結構酔っていたようで、打ち上げの余韻で大和町でまた飲んでしまい、テーブルにうつ伏して寝てしまっていて、2:30頃目をさましてベットへ行った。
すこしゆっくり起きて、9:00前事務所。
ここ何日かの蒸し暑さに、一昨日さすがに空調をつけたらうんともすんとも言わない。
古いものだから仕方がないかと思ったが、とりあえずメーカーに昨日点検に来てもらったら、なんとこの空調機のブレーカーが落ちていたということで、直っているとのことだった。
しかし朝試しにつけて見ると、確かにファンは回るのだが、冷えず、室外機のファンは回っていない。とほほ。
メールチェックや連絡事項いくつかしているうちに、スタッフが来たので、昨日の修理の様子を聞いてみると、確かに冷風が出て来たとのこと。昨日の修理の方に連絡して、何か出来ないか聞くと、コンセントを抜き差しして試してみるように言われる。
しかし何度かそうしても同じ状態。そんなこんなで暑くなるばかり。いやはや。
コンペの階段回りついてスタッフと話す。
11:00前に銀行に行ってお金を下ろし、不動産屋さんへ。事務所の更新。前の阿佐谷北の事務所の立ち退きからもう3年。早いものだ。11:30終了。
13:30過ぎ事務所を出て、ブルースタジオから案内を頂いた、「第2スカイビル」のリフォーム内覧会へ。
「第2スカイビル」は渡辺洋治さんが設計した、築40年の地下1階地上10階のビルだ。渡辺洋治さんの建物の中が見られる、というので、勉強会のメンバーの鹿野さんも誘い出かける。
14:00に建物前で鹿野さんと落ち合い、早速内覧会へ。10坪強の2つの部屋でワンフロアーが構成された建物で、なかは新しくなっている。しかし地下の貸しスペースはスケルトンに白の塗装なので、荒々しい壁面が見えている。多分スナックかなにかだったのだろう、タイルの上に左官の仕上げがしてあるが、カウンターだっただろうところに残った『T』の形の部分のみがタイルで、そのまわりはその上に左官と言う、時間を感じさせる痕跡は、味わい深い。
さらに外は白く塗装されただけで、外観のデザインは元のまま。さすがに職安通りにある第3スカイビルの異様にはかなわないが、ディテールを見て行くと、執拗なこだわりが随所にある。正面のバルコニーの繰り返しは、プレキャストに見せようとしたのだろう、打ち継の位置には目地はなく、ちょうど階高の半分位の高さに5センチくらいの巾の浅い目地が入っている。
また裏側のデザインが凝っている。沢山の出窓のようなものが、これもあらわされた柱の間の配されている。ともかくコンクリートの凸凹だけで、モノコックなデザインを追求している。多分予算が限られていたのだろうが、それでも妥協しない姿勢には感動する。
スタッフのスペースは快適だが、自分のスペースに空調の入らない事務所に帰る気がせず、鹿野さんを誘い、15:00過ぎ近くのフォトグラファー・ギャラリー(http://www.pg-web.net/)へ。その後、プレースM(http://www.placem.com/)とギャラリー蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)と回る。
16:00、さすがに疲れ、暑いので近くでビールが飲めるところを探したら、バーガー屋の外のメニュウーに生ビールがあった。その店に入ったら店員の女の子がめちゃくちゃ可愛いかった。ラッキー。
ビールを飲みながら、吉祥寺シアターカフェでのVR写真の展示の仕方等の話しをして、17:00過ぎ新宿御苑駅から地下鉄に乗り、新宿三丁目で別れ、事務所に戻る。
日報のアップ。
○ 2008/7/18
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。エアコンも再度コンセントを抜いて試してみるが、NG。再度点検に来てくれるのを、とりあえず待つしかない。
昨晩何気なくチャンネルを変えたら、激しい場面転換の映画をやっていて、途中からすべて見てしまった。「マッハ」(http://www.apple.com/jp/quicktime/trailers/gaga/mach_large.html・音が出ます。)という、2004年のタイの映画だった。
ムエタイ・アクション・ムービーと言うだけあって、ムエタイも本当にやっているのだろう。痛そう。敬虔な仏教徒の村から、密輸で美術品取引をする人間たちに、信仰の象徴である仏像”オンバク”の首が盗まれ、それを取り戻すと言うモチベーションは、考えてみれば今や、東アジアや南米にしかリアリティがないシチュエーションかもしれない。
ともかくアクションは勿論、場面転換の破天荒さには引き付けられっぱなし。全編溢れんばかりのパワーで、映画館で見たらエキサイティングだろう。原題は「ONG-BAK」。こっちの方が良いな。
スタッフが置いて行ったコンペの資料をチェック。10:00スタッフに指示。
建築施工法の採点の資料を読み、出席等をチェックする。
SIHのスケッチを図面化。
15:30、KMHの車庫のやり方を終えた、建設会社の担当者が来所。金物の製作図のチェック図を説明。
午後から降り始めた雨が上がったので、16:30前事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
新しいギャラリー街道の1周年で、尾仲浩二さんの釜山の写真展二本立て。「1996・釜山」「1999・釜山」。前者がモノクロで後者がカラー。色があるかないかでずいぶん印象が違う。韓国独特の色使いが消えた世界は、なんだか先日行った、ブラジルの風景を思い起こさせる。
尾仲さんもいらしたので、すこし話してお茶を頂き、17:00過ぎにお暇する。
自転車を事務所に置き、丸ノ内線で銀座に。18:30から早稲田大学の建築学科の同級生の暑気払いの集まり。
2、3年前、卒業後25年ということで、建築学科の同窓会の幹事年の時に集まって以来。その時作ったメーリングリストで集合と相成った。30人弱の同級生が集まる。お互いを確認したり、来し方を話すうちに、あっという間に2時間が過ぎる。
21:00前解散。帰り道で、やはり設計事務所をやっている高橋真(http://www.mta.co.jp/index.html)にもう一軒誘われるが、久々の紹興酒がきいたのか、疲れてしまっていて、話しはしたかったのだが断って駅で別れる。申し訳ない。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、函館競馬場で調整中。引っ掛かりやすい気性を考え、現地に移動してしばらくは普段の乗り込みを角馬場だけ控えていましたが、そのメニューを経て向かった前走が案外な結果でした。パターンを変え、今回はトレセンに在厩していた頃と同様、広いコースに出して調教を積んでいます。稽古で跨っている津村騎手から「ダートの走りも悪くない」との進言があり、レース間隔順で出走しやすい牝馬限定のダート1700mへのエントリーも視野に入れていましたが、過去に大敗した経験があり、今回については安全策を取って見送ることにしました。しかし、芝1200mは投票の結果、除外。来週の同条件に向かいます。
○ 2008/7/19
ブラジル行き以降、非常勤の授業の準備もなくなって、やっと時間に余裕ができたので、今日は展覧会と映画を回ることにする。
9:00過ぎ大和町を出て、東京芸術大学美術館の「バウハウス・デッサウ展」へ。(http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2008/bauhaus/bauhaus_ja.htm)
上野駅の公園口を出て、東京都美術館の脇を抜ける。こっちまで来たのは初めてかもしれない。谷口吉生さんの法隆寺宝物館の一部が見える。その先には安藤忠雄さんの国際子ども図書館。今度暑くない時にゆっくり回ってみよう。
本当に今日は暑い。
10:00過ぎに美術館に着くも、既に沢山の人。終了間際だからかな。子どもたちが多い。
さくさくと館内を回り、最後の校長室の復元展示に。最近建築関連の展覧会では、実物大の展示が多いが、これは面白い。モノクロ写真では分からない色使いや、ドアの枠のディテール等とても分かりやすい。
11:00過ぎに東京芸術大学美術館を後にして、根津駅へ。土曜日で人が少なく、ピーカンの街は独特な雰囲気がある。
根津から竹橋へ。
国立近代美術館の「建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳」(http://www.momat.go.jp/Honkan/Maerkli_Aoki/index.html)へ。国立近代美術館も子どもが多い。そうか、夏休みの体験学習かなにかなのだろう。
こちらの展覧会は、是非武蔵野大学の学生たちに見てもらいたい展覧会だ。「建築がうまれるとき」とはうまいタイトルだ。タイトルが先か、出品物が先か、どちらだろう。
12:30前に国立近代美術館を出て、渋谷へ向かう。
歩きながらハンバーガーをつまみ、イメージフォーラムへ。「コロッサル・ユース」ペトロ・コスタ監督(http://www.cinematrix.jp/colossalyouth/)。13:10の回に駆け込む。
前作の「ヴァンダの部屋」は見ていないが、せんだいメディアテークで行なわれた「ヴァンダの部屋」ヴィデオ・インスタレーションを含む、「ペドロ・コスタ 世界へのまなざし」の記録集「ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声」(http://www.smt.jp/pedro/)を書店で見つけ、ペドロ・コスタ監督の映画を見てみたいと思っていた。
「コロッサル・ユース」が公開されたのは知っていたが、まさかまだやっているとは。金曜日ネット検索で知った。
アフリカ移民が多く住む、リスボン郊外のフォンタイーニャス地区で撮影されている。
広角で下から見上げるアングルで固定されたカメラが長回しで捉えた映像は、本当に美しい。ワンシーンワンシーンがスチールの大判写真作品として充分な質を持っている。
後で映画のホームページを読むと、照明は持ち込まず、すべて自然光で撮影しているそうだ。
1997年「骨」、2000年「ヴァンダの部屋」と同じフォンタイーニャス地区で撮影された3連作は、同じ名前の人物も登場しているそうだ。まるで、フォークナーの「ヨクナパトーファ・サーガ」や中上健次の「紀州・サーガ」のようではないか。
ストーリーを追えるわけでもなく、時間系もはっきりしない映画だが、ツァイ・ミンリャンの「楽日」のように、映像が力を持った映画で、2時間半はアッという間に過ぎて行った。
終映後トークショウを始める準備をしていたので、そのまま聞いてみたが、TBSのアナウンサーがゲストで、ただの映画ファンの感想を話すだけで、なんでこんなトークショウやるのと、狐につままれたようなトークショウだった。
○ 2008/7/20
今日も暑い。一日大和町。
○ 2008/7/21
8:00に事務所。日は射してないが、湿度が高く、蒸し蒸しする。
メールチェック後、日報のアップ。
机に積み上げた雑誌を見ながら、少しずつ整理する。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
建築施工法の最後の授業。14:40から各人にレポートを提出してもらい、副題をどうしてそれに決めたかを発表してもらう。
皆あっさりしていて、早く終わってしまう。
かなり漠然としたテーマを与えたので、どのようなサブテーマを考えて来るかちょっと心配だったが、とりあえずサブテーマを聞いたところでは、様々な面白いテーマを選んでいたので、嬉しかった。
まあ、内容を読んでからでなくては、喜んでもいられないが。
事務所に戻り、建築施工法のレポート提出者の確認と、間に合わなかった学生からのメール返信と、その他出席はしているがレポートの提出もなく、連絡もない学生にアナウンスのお願いを実習棟の山田さんにメールし、電話で同じく実習棟の中島さんに確認し再度お願いする。
出掛けに話していたコンペのアイデアの続きを、スタッフと話す。
今日から気が向いたら、写真のキャプションを入れてみます。
これはロンドリーナの演劇フェスティバルのポスター。これってまるで森山大道さんだよね。
森山さんを気取って、一枚。
○ 2008/7/22
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
今日の打ち合わせの資料を思いついたので探す。
早い時間は窓を開けておけば凌げるのだが、さすがに9:30を過ぎて、陽が差して来ると空調が必要になる。
そう、空調機は先週の金曜日に、再びメーカーの技術の人が来てくれて、室外機の基盤が壊れていたので取り替えてもらい、とりあえず作動して快適だ。
日報のアップ。
打合せテーブルまわりの整理と雑務。
YTHの本見積りがもうしばらくで出てくるので、現在までの経過を再確認と、比較表作成についてスタッフに指示。
13:00過ぎ、コンペの植栽の打合せで、江田さん来所。シンボリツリー等について打合せ。面白いアイデアを頂き、方針決定。14:00終了。
昨日受け取った、建築施工法のレポートを読み始める。全部で48人分。一人5000字程度なので、夜までかかるが、一気に読了。
ほとんどの学生のレポートが、最後に書いている自分のまとめからがスタートだよ、という内容なので惜しい。
一割りくらいは面白い内容を施工法と言うテーマに沿わせ、うまくまとめて来ているのが収穫か。
これだけ続けて読むと、さすがに頭がグリングリンする。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。先週末にも追い切りを消化。気持ちが乗らなかった前半はふわふわしたような走りだったものの、追い出してからの伸びはたいへん良く、猛追して2番手にいたMベクルックスを交わし、ハナを行くMアクトナインと同時入線しました。古馬の牡馬と混じっても通用しそうな手応えを感じています。近々、入厩する予定。
○ 2008/7/23
8:00過ぎ事務所。
自転車で事務所まで来て、クールダウンのため少し空調をつけ、しばらくして空調を止めて、窓を開け扇風機にする。
しかし、今日は朝から陽が差し暑い。日報のアップ。
昨日に続き、建築施工法の採点を行う。
9:30過ぎには、我慢できず、空調をつけてしまう。
10:00、YTHとコンペの簡単なスタッフ打合せ。
11:30過ぎ、とりあえず、いま提出されているところまでの採点終了。
ものつくり大学のインターンシップの鈴木君にやってもらっている、小劇場の勉強会用のデータベース作成の確認。
なんと去年やってもらった部分とダブってしまっていることに気づく。二人ともショック。だが、ここで軌道修正できたことが、不幸中の幸いと考えよう。
14:00、ものつくり大学の4年生が那須先生の案内で来所。
大道具を作る会社へインターンシップに行ったり、就職を考えたいとのこと。
特殊な世界なので、かなりモチベーションが高くないと続かないことを話す。先ずは、27日の小劇場の勉強会絡みの、浅草での会に参加するように進める。そこに劇場関係者も参加予定なので、そこから始めるように話す。
興味を持って読んでみたら良い本をいくつかあげる。15:00過ぎ終了。
SIHのスケッチと図面作業を続ける。
写真は、ロンドリーナの劇場のそばに建つビル。空調室外機がつくる肌理に眼がいく。
大胆な室外機の取り付けは、地震がないからできるのか。
○ 2008/7/24
8:00事務所。今朝は薄曇り。
事務所に来てクールダウンすると、どうにか窓を開けて扇風機で過ごせる。
メールチェックと日報のアップ。
一日、SIHのズケッチと図面作業。途中で、見直し作業を行い、まとまりつつある。
途中、銀行に行ったり、コンペのスタッフ打合せと、夕方YTHの見積りが出て来たので、スタッフと確認や比較表作りをスタートする。
マイネマシェリ、26日、函館5R出走確定。
写真はロンドリーナの美術館。時間が取れた時、下町散策をしたのだが、地図を見て劇場に近かったので先ず始めに行ってみた。
ブラジル風(オスカーニューマイヤー風?)で面白そうな建築だったが、閉鎖されている様子だった。
○ 2008/7/25
8:00に事務所。
今朝は朝から陽が差していて暑い。夏休みになって、朝自転車で来る道も、人影が少ない。
メールチェックと日報のアップ。
YTHの見積りで明け方気がついたところを、建設会社に連絡。
スタッフが置いて行った、コンペの図面のたたき台と模型をチェック。模型、良い感じにできあがっている 。
コンペのプレゼンのシノプシス作成。
YTHの見積りのチェックと比較表のたたき台をチェックしてスタッフ打合せ。
12:45自転車で事務所を出て、コンペの敷地を再度見に行く。
外はものすごい暑さだ。敷地前を何度か行き来して、帰り道にギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
尾仲さんにお願いしておいた写真を受け取りに。
尾仲さんと百々さんと少し話しをし、今日からの新しい写真展も拝見する。
尾仲さんの再刊される写真集「slow boat」(http://kaido-news.jugem.jp/)の予約もした。
事務所に戻り、SIHの図面作業。YTHの見積り比較表作業とコンペの作業をスタッフに確認。
馬主会の桐山から電話があり、明日函館5Rの時間に、新宿の場外馬券売り場で待ち合わせをする。
18:30前事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
空が暗くなって来ているが、雨は降り始めていない。
19:00から小劇場の勉強会。
27日に予定されている、「第1回JATET劇場建築学生ゼミ」の浅草散策の資料を検討し、当日配る資料作成。
武蔵野大学の学生の一人が、天井桟敷の「ノック」を卒業研究にしているので、伊東さんが先日劇場で扇田先生にあった時、レクチャーのお願いをしてくれて、OKを頂いたとのこと。さらに驚くべき状況が。楽しみになって来た。
22:40お開き。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、26日(土)、函館5Rの芝1200mに出走します。今週の追い切りは当初、ダートコースで予定していましたが、大雨が降ってかなり馬場状態が悪くなったため、急遽路盤が柔らかくなってクッションが利いた芝コースで行うことに。直線での反応を確かめる程度のものでしたが、現地からは「体に太め感もなく、動ける状態」と報告を受けています。環境にも慣れた現地2走目で、滞在競馬の効果を発揮して欲しいものです。
写真は、ロンドリーナのダウンタウンのバスターミナルの入り口。バスターミナルは坂道に面していて、坂の上から来て、バスが沢山止まっているので停留所の方に行こうとしたら、おじさんが何人も出て来て、追い払われた。その中の一人がどうやらこっちに来いと言っているようだったのでそちらに行くと、下り坂の途中にこの入り口があった。地上は到着のバス停で、地下が出発のバス停になっていたのだ。ここから各地にバスが出ているようだ。
そういえば、後で行った別の街ベロ・オリゾンチのバスターミナルも、地上が到着、地下が出発になっていた。
○ 2008/7/26
8:15事務所。
スタッフは徹夜していたようだ。
メールチェック後、コンペの資料の打合せ。
YTHの見積り比較表の打合せ。
日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
12:00前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ向かう。
馬券売り場で馬主会の桐山と落ち合い、函館5Rをモニターで見る。13:05発送。常に5番手くらいの良い位置でレースをするも、3・4コーナーからの追い出しに対応できずに、7番目にゴール。
馬券売り場を出て、昼を取りながら、先週桐山が受けた構造一級建築士の講習と試験の話し等。
14:00過ぎ別れて、ヨドバシカメラへ。
スタッフに頼まれた、プリント用紙を買って、事務所に戻る。
17:00、YTHのクライアント来所。見積りについて説明。17:30、建設会社も来所。内容を確認しながら減額の可能性を話し合う。
20:00打合せ終了。
○ 2008/7/27
7:30過ぎに起きて、バリカンを当て、シャワーを浴びる。
9:00朝昼兼用のパスタを作り食べて、出掛ける準備。
11:20、浴衣なので一足先に出たチェ・ミキと高円寺駅で落ち合い、浅草へ向かう。
12:00過ぎ、浅草の森平舞台機構の社屋へ到着。
小劇場の勉強会のメンバーが「第1回JATET劇場建築学生ゼミ」の準備を始めていた。
13:00前から、徐々に参加者が集まり、学生と社会人半々くらいで40人強の参加で、大盛況。
13:00過ぎ、シアターワークショプの伊東さんの司会で、この会の発案者の建築家・山崎泰孝先生の挨拶からスタート。
早稲田大学の演劇博物館の鈴木英一さんの、浅草と芝居小屋についてのレクチャー。
江戸時代の浅草三座や芝居についての話しから始まり、明治大正昭和初期の六区の劇場まで。
途中、老舗のみつ豆がおやつに出る。
14:30、鈴木さんのレクチャーが終了し、途中から来られた、舞台美術家の高田一郎さんの挨拶の後、浅草散策へ繰り出す。
小道具の会社や、浅草三座後、三業会館、奥山、六区、浅草公会堂から浅草寺境内を通って、偶然やっていた猿回しを見て、森平舞台機構の会場に戻る。
雨はどうにかもち、陽は射していなかったが、湿度と気温が高く、2時間の散策は結構くたびれた。
会場で、簡単な質疑があって、17:00、浅草の鳶の家に生まれた、講師の鈴木さんの木遣りと一本締めで終了。
残ったメンバー16人で、ビアホールでお疲れ会。
20:00前終了。ビアホールを出たら、気温も湿度も下がり、気持のよい夜になっていた。
○ 2008/7/28
8:00に事務所。
メールチェックしようとしたが、ネット環境がおかしく、いろいろ試すも断念。
スタッフが置いて行った、コンペのプレゼン資料を確認しつつ、シノプシスに書き加える。
連絡事項いくつか。
日報を書いているうちに、スタッフが来たので、ネット環境の確認をしてもらったら、なんとひとつのポートが外れているだけだった。とほほ。
日報をアップして、コンペの概要を再度確認。
プレゼンのシュミレーションや資料の確認。
午後一でSIH、NTH、HMH-K等の簡単なスタッフ打合せ。
14:30前にスタッフ二人と事務所を出て、OZONEへ。地下のカフェでクールダウンして、15:30前OZONEの受付へ。
15:30からコンペのプレゼンテイション。17:00前終了。
OZONE6階で、今度阿佐ヶ谷に引っ越して来る荒木さんや、その他何人か顔見知りの人達が開催している「お父さんは建築家」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/571.html)を拝見して、新宿西口の思いで横丁でビールで軽くお疲れをして、事務所に戻る。
写真はロンドリーナの街路樹。ブラジルは都市部でも緑濃く、葉も厚く大きい植物が、至る所に生えている。その野性さは気持がよい。生きている、と言うエネルギーを、素直に感じられる。
○ 2008/7/29
8:00前事務所。
メールチェックと日曜締め切りの建築施工法のビハインドレポートの確認。
日報のアップ。
建築施工法の後から出て来たレポートもすべて読んで、採点。
昨日のOZONEのコンペについて、気にかかった部分があったので、スタッフと相談して、スケジュール連絡をOZONEの担当者にした際に、2点ほどクライアントに伝言をお願いする。
進行中のプロジェクトの確認。
借りっ放しになっている本を図書館に返却に。
YTHの見積りの減額の可能性のある部分を査定し、スタッフに集計表を作成するように指示。
明日の油壺行きの準備、役所への確認等。
○ 2008/7/30
8:00前に事務所。
メールチェックと、スタッフが置いて行ったNTH、HMH-K、SIHの図面をチェックし、指示を書き込む。
8:45事務所を出て、品川に向かい、京浜急行の特快で三崎口まで。三崎口からバスに乗って、終点の油壺11:30過ぎ着。
増築を計画していた、HMH-Kの敷地の地盤と斜面での計画で、問題が次々発生するので、増築は最低限に留めて、クライアントは新たに海に週末住宅を考え始めた。たまたま持っているリゾートマンションの隣の敷地が売りに出ているから、ということで確認に来た。
バスの中は子ども連れの人達ばかり。
草ぼうぼうの敷地に踏み入り、地形を確認。その後となりの、クライアントが持っているマンションの駐車場から確認し、借りた鍵で5階の部屋に上がり、周辺を写真に撮る。とても眺めの良い場所だ。
再び外に出て、今度はマンションの反対側に回り、海辺へおりる道があったので、急な坂道を行く。小さな浜辺には海の家があり、三々五々、海水浴を楽しんでいる。斜面の上の方にある敷地候補が眺められる場所を探して、ぶらぶらし、写真を撮る。さすがに海辺、暑い。
また、坂道を上がって、少し先まで進んでみるも、マリンパークに近づくだけなので、近くに合った食堂に飛び込む。
ビールとネギトロ丼を注文して、一息。他の客はおじいさんとお孫さん二人の一組。
食事後、再び敷地候補地に行って、食事をしながら考えたアイデアを思い浮かべ、周辺写真を再度撮影。
バス停まわりをプラプラし、バスで三崎口まで戻る。スタッフへの土産に、トロ饅頭を買って、13:30過ぎの電車に乗り、品川経由で事務所に戻る。
事務所に戻ったら、クライアントから電話があったようで、すぐに電話で敷地の感触を報告する。
NTH、HMH-Kの簡単なスタッフ打合せ。
写真は、ロンドリーナの劇場そばの公園にいた野良犬2匹。別の日、公園に入り込んだ野良猫をこの犬2匹が追いかけて、凄い声をあげて、猫が木に駆け上がった。犬たちはちょっとの間、木を見上げていたが、すぐにあきらめてどこかへ行ってしまった。漫画のようなシーンだが、考えてみたら、初めて見た光景だった。
○ 2008/7/31
この二三日、夜は涼しく寝やすい。
少し早く眼が覚めてしまった。
7:30自転車で事務所までくる道も、湿度が低く、涼やかだ。
メールチェックと建設会社へ連絡一本。
スタッフが置いて行ったSIHの図面をチェック。
日報を書いて、アップ。
眼に飛び込んで来たネットのニュースで思い出した。
昨晩テレビで見た、内藤大助vs清水智信のタイトルマッチ。良い試合だった。
33歳のあか抜けないチャンピオンの内藤。かたや27歳のちょっと良い風貌の清水。
残り3ラウンドで、判定では挑戦者が断然有利。その10Rでチャンピオンのまさに力ずくでのKO。勝ちを感じていたのだろう、マットをたたいて悔しがる、挑戦者。久しぶりに、ドラマを感じた。
そこに亀田。あまりの陳腐さに、唖然としてしまう。とほほ。
10:00スタッフが来たので、YTH、NTH、SIHのスタッフ打合せ。
10:00までは、窓を開け風を引き込むことで、空調をつけずにいたが、さすがに蒸し蒸ししてきたので、空調をドライにする。
雑務や連絡事項で時間が過ぎて行く。
13:00、WMHの概算見積りを建設会社が届けてくれる。どの建設会社に聞いても、鉄の値上がりが半端でない。3、4年前の3倍になっている。その辺りや、建設会社の倒産も増えていること等、いろいろ伺う。14:00終了。
コスト管理がかなりしっかりされているのだろうと思われる、「箱の家」の難波和彦さんの7月30日のブログにも、「最近の確認申請手続の複雑化と不安定な建設価格事情に合わせて、」「実施設計を先に進めて見積を取り、現実性を確かめた上で確認申請を提出するという順序」に設計の進め方を改訂するとあった。本当に、見積りをとってからでないと、先に進めなくなって来ている。
頂いた概算見積りの確認。
16:00、唐組の辻さん来所。秋の公演の相談。
「向日葵の柩」柳美里・作 金守珍・演出(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)の台本を読む。
夕方になったら、やはり空調機はいらない気候に。窓を開ければ充分だ。
写真はロンドリーナの下町の建物。1階の左側はオープンな床屋。
このような床屋が、街の中、ちらほらと。
○ 2008/8/1
昨晩も寝やすかったので、熟睡でき、少し早く眼が覚める。
7:30過ぎ事務所。
メールチェックとメールにて連絡事項いくつか。日報のアップ。
EMHの銀行用図面のスケッチ。
昨日出て来たWMHの概算見積りから考えた検討事項を、構造事務所に電話で確認。色々と制約がある。
10:00にスタッフが来たので、EMHの図面作成指示。
10:30事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
11:00から概算と内容の説明。構造を鉄骨で考えているので、ずいぶん予算よりアップしてしまっている。果たして現在の規模のままで、良いものか。又規模を縮小したとして、費用対効果として建替えの意味があるのか、判断が難しくなって来た。
とりあえず、次のステップを決め、12:30終了。
その脚で、下北沢に回り、途中昼をとり、EMHの敷地を確認しに行く。しばらく前に、クライアントと敷地まで行った時は、まだ建物があったが、解体され更地になっていた。敷地の高低差を計ったり、写真を撮ったりで、しばらくブラブラする。
駅まで裏道を歩いてみたら、ちょっと気になるシャツが飾ってある店がセール中。思わず入って、Tシャツとアロハを買ってしまう。昔一時住んでいたことのある下北は、今いる阿佐ヶ谷や高円寺と似ている部分もあるが、ちょっと違うんだな。
吉祥寺まわりで、事務所に戻る。
ずいぶん昔、モダンリビングの編集部にいた時にお世話になった中島さんから、久しぶりの電話。
立ち上げたWEBマガジン(http://www.ienojikan.com/)で、大和町を取り上げてくれると言う。なんと、写真は浅川さん(http://www.c-channel.com/c00357/)。
小劇場の勉強会のメンバー鹿野さんも、千野市民会館を浅川さんに撮影してもらったりして、浅川さんと顔見知りで、最近浅川さんの話しをしていたところだ。撮影の後に久しぶりに懇親会を行なおう、と言う話しになる。
建築施工法の採点を終了する。
17:00またまた懐かしい人から電話があり、事務所に訪ねて来てくれた。
なんだか、懐かしい連絡が続けて入るので、何かあるのではと心配になる。
18:30過ぎ事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
小劇場の勉強会。劇場の評価の話し等をしていたが、22:00前に理科大学の4年生が現われ、卒論のバウハウスダンスについて概要を発表したので、それについてブレスト。
23:00過ぎ終了。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、30日(水)、美浦の相沢厩舎に入厩しました。長距離輸送による熱発もなく、翌日から坂路へ。初日は感触を確かめるようにハロン18秒のキャンターで軽く駆け上がりました。3日(日)にびしっと追い、6日(水)にもタイムを出して、2回新潟最終週の長岡特別・芝1200mに向かいます。松岡騎手に騎乗を依頼しました。
20080801
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、26日(土)に函館で出走し、7着でした。一転して行きっぷりが良化。しかし、手応えほどの伸びがなく、インで少し脚を使っただけでした。除々に進出して勢いをつけた上で直線に向いた方が良いタイプなのかもしれません。今回はアクションに表さないだけで他馬を気にしていた可能性もあります。馬房と人員の都合で現地を引き揚げることになり、29日(火)の朝、トレセンに到着しました。今週末、交流競走(大井のクローバー特別・ダート1200m)に申し込む予定。選出されなければ、出走間隔を稼ぐためにいったんビッグレッドファーム鉾田に移します。
○ 2008/8/2
9:00に事務所。
9:30NTHのクライアントご夫妻来所。
基本計画の最終打合せ。11:30前終了。
13:00事務所を出て、パルコ劇場へ。「SISTERS」長塚圭史:作・演出(http://www.parco-play.com/web/page/information/sisters/)。評判が良く、たまたまシアターワークショプの伊東さんが行けなくなったので、鹿野さんとチケットを譲ってもらった。
14:00開演、16:20過ぎ終演。良く出来た本だ。役者もうまい。確かに評判通りだが、僕にとってゾクゾクッとくるものはなかった。
とりあえずビールをと、渋谷を歩いていたら、目の前にシアターワークショプのスタッフで勉強会のメンバーで、この芝居の評判を教えてくれた小池さんが。一緒に三平酒寮へ。
芝居の話しをしながら一杯。これから芝居を見に行く小池さんは17:30前に先に出て、18:30前鹿野さんともお開き。
○ 2008/8/3
10:30前のこだまに乗って、浜松へ。
12:30、浜松で昨日から実家へ行っていた、チェ・ミキと落ち合い、チェ・ミキの妹の運転で、義父の入院している病院へ行って、一時間くらいお見舞いをして、実家に戻る。
ビールを頂き、少し休んで、17:00過ぎ歩いて、しばらく前に改装のアドバイスをした妹の家へ。ご飯とお酒を頂く。
22:00くらいに歩いて、実家に戻る。
○ 2008/8/4
10:00前に、車で浜松駅まで送ってもらい、名古屋へ。
名古屋で駅のまわりをプラプラして、13:00発の名鉄で日本ライン今渡駅へ、13:50着。結構な山の中だ。
駅で可児市文化創造センターの館長の衞紀生さんにピックアップしてもらい、可児市文化創造センター(http://www.kpac.or.jp/)へ。
14:00から、11月の後半に行う「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)の公演の打合せと、小劇場の下見。
技術スタッフとしてこちらに来ている、新宿梁山泊の舞台監督をずっとやっていた、村松さんとも久しぶりに会う。
香山寿夫さん設計の建物は、とても丁寧に作られている。鶴川のコンペをやったので、小さな図書館やスタジオ、工作室などとホールが一体になった、このような複合施設のイメージがかなり具体的になり、同じような施設を見ると、色々な考えが頭に浮かんくる。月曜日だが、何人もの市民が、図書スペースのブラウジングで寛いだりしている、魅力的な建築でした。
小劇場をゆっくり見せてもらって、大劇場、その他のスペースも駆け足ながら案内してもらう。
15:30終了し、再び駅まで送ってもらい、名古屋経由で東京に戻る。
○ 2008/8/5
8:00事務所。
陽は射してないが、蒸し暑い。
溜まったメールチェックと連絡事項いくつか。電話での連絡事項などで時間が過ぎて行く。
進行中のプロジェクトについて、スタッフに確認したり。
昼前にやっと溜まっていた日報のアップ。
明日の打ち合わせの資料の準備や確認。
昼から午後にかけて、何度か激しい雷雨。
インターンシップで80日間事務所に来ていた、ものつくり大学の鈴木君が今日で最後。夕方、最後にお願いしていた、小劇場のデータベースのインプットの確認とデータ受け渡し。
19:00前事務所を出て、近くの居酒屋でお疲れ会。
課題にしてあった、好きな建築家のレポートをしてもらい、恒例のお礼の本2冊を渡す。
盛り上がり、23:00過ぎお開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を経て31日(木)に坂路とトラックコースを使って試し乗りを行っており、一息入れた効果で歩様の硬さが取れていました。前さばきの硬さがまだ若干気になるものの、進めていけそうな感触です。1日(金)から坂路での調教を再開しており、運動するとほぐれるのか稽古の後の方が歩様が良く感じられるほど。馬体重が515キロとだいぶふっくらしていて、元気も一杯です。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。右臀部のかさぶたが自然治癒によって小さくなってきています。新しい組織が伸びてきている蹄の経過もまずまず良く、亀裂の末端が真ん中あたりまで下がってきました。これを受け、午前10時半〜翌朝の5時半まで行う昼夜放牧に切り替えています。乗り出すタイミングについてはまだ何ともいえないものの、他馬より長めに休ませるかもしれません。馬体重は472キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。いつも他馬と調教を行うのは、少々の悪さがある口向きと集中力の関係から。相手がいればまっすぐに走れます。体格的に劣ってしまう分、迫力という点においては物足りないものの、スタート地点で見せるぴょんぴょん跳ねるような軽さと運動神経は魅力です。今後はゲート練習も進めていく予定。
○ 2008/8/6
8:00過ぎ事務所。
メールチェックとYTHの長い電話連絡。
9:30前事務所を出て、HMHのクライアント宅へ。10:00よりHMH-Aの敷地調査の報告とHMH-Kの増改築修正案のプレゼン。
11:15終了し事務所に戻る。
昼にWMHの法規の初歩的な見落としに気付く。なんてこった。見直しを項目をスタッフに指示。
HMHとYTHの打合せ事項をスタッフに確認指示。
14:00前に事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。この時間帯が一番暑く、バテバテになって来る。
15:00からSIHの基本計画の打合せ。今回の案で、基本計画がまとまりそうだ。ユーティリティ部分の別案を出してみることに。今後のスケジュールを説明。
16:30終了。少しは凌ぎやすくなって来た。新宿のジュンク堂に寄って、何冊かの本を買って事務所に戻る。
この時期、午前と午後出掛けると、体力を消耗する。
日報のアップ。
アルデュール、9日(土)新潟11R出走予定。いよいよ稼働か。
写真はロンドリーナの劇場の前。ポップコーン売りがいる。
○ 2008/8/7
8:00に事務所。暑い日が続く。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面と模型をチェック。
10:00にスタッフが来たので、進行中のそれぞれのプロジェクトごとに、指示と打ち合わせ。
14:30前事務所を出て、自由が丘へ向かう。
事務所設立当初お世話になった建設会社へ。15:30から、お手伝いさせて頂くプロジェクトの打合せ。16:30終了。
建設会社で伺った自由が丘の変化を見に、少し街をブラブラし、以前多摩川園で事務所をシェアーしていた、大学の同級生の鈴木基紀の事務所へ。
事務所でビールを飲みながらしばらく痛風と建築談義。
場所を居酒屋へ変えて、飲む。21:00前お開き。
駅で別れる。
写真はロンドリーナの劇場の2階へのスロープ。この劇場はモダニズムの典型のような建築で、とても魅力的だった。このスロープもシザの建徳(本物を見たことはないが)のようだ。最近GAからブラジルを代表する建築家・オスカー ニューマイヤーの本(http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_otherbooks/index_niemeyer.html)が出たが、その本でシザとニューマイヤーが対談している。考えてみたら、二人ともポルトガル語圏の人。ポルトガルとブラジルはどこかで繋がっているのか。ポルトガル語を話す建築家の代表の対談を企画する、GA恐るべし。
○ 2008/8/8
昨日は久しぶりの鈴木基紀と話しが弾み、少し飲み過ぎたか。
疲れてしまったので、ゆっくり8:00まで寝て、8:30過ぎ事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面や資料のチェックし、日報のアップ。
ラフィアンのホームページを確認したら、アルデュール、明日の新潟11R出走確定だ。夏競馬の土曜日とは言え、メインだ。頑張って欲しい。
10:00スタッフが来てWMHの確認をしていたら、もう一人のスタッフが、先日見落としていたと思った初期的な法規、かなり初期に実はクリアーしていたことを思い出した。なんてこった。そうだったではないか。暑さで頭が鈍い。
NTHのスタッフ打合せの後、今日の午後のYTHの打合せの資料について、スタッフに指示を出す。
昼過ぎから、YTHの見積り経過をすべて見直し、頭に入れる。
15:00、YTHの建設会社来所。しばらくしてクライアント夫妻も来所。
減額案の確認からはじめ、様々な話しの後、持ち帰りの目標金額を決めて、18:00前建設会社の方は事務所を出る。来週からお盆休みなので、なかなか見積りの確認が難しい状況だ。
その後、クライアント夫妻と、再度状況確認をして、18:30過ぎ終了。
夜になって、明日から来週一杯、特に出て来なくて良い人間は夏休みなので、掃除をする。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、9日(土)、新潟11Rの長岡特別・芝1200mに出走します。この中間も精力的に乗り込まれました。長距離輸送に配慮しての追い切りスケジュールで、日曜日に強い負荷をかけて、6日(水)には併せ馬で直線の反応を確かめました。跨った松岡騎手は「息遣いが荒く感じたのが気になる程度。良い反応で、前の馬の後ろにつけて横に出したらビュッと伸びた。この動きなら息さえ持てば勝ち負けできます」とコメント。実戦で跨るのを心待ちにしている様子でした。好勝負を期待しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、美浦で調整中。トレセンへ帰ってきてからテンションが高めです。馬房では落ち着いて過ごしていますが、馬場に入るとカーッとなって暴走しそうになっていました。そのためこの中間は追い切り以外コースを使わずに、角馬場で長い時間キャンターを乗って落ち着かせることに専念しています。先週末に申し込んだ大井の交流競走が補欠1番手だったため、鉾田には出さず待機して様子を見ました。結果回避馬は出ませんでしたが、再度19日(火)に行われる川崎の交流競走(1400mか1500mのいずれか)に申し込む予定にしています。
写真はロンドリーナの初日のスタンディングオベイション。
○ 2008/8/9
業務連絡:事務所は来週一杯、17日まで夏休みにします。
8:30事務所。今朝も暑い。
メールチェック。
昨日のYTHの減額打合せの内容を再度見直し、気になるところと、新たに気がついた減額項目を、建設会社に連絡。
明後日の会のために、パールセンターにいつものテーブルワインを買いに行く。ついでに今日のレース用にスポーツ新聞も。
阿佐ヶ谷名物七夕が何日か前から始まっているが、さすがに10:00過ぎだと、それほどの人ではなくまだゆっくり歩ける。
事務所に戻って、日報のアップ。
12:30前に事務所を出て、目白へ。吉村順三記念ギャラリーの「 ソルフェージ・スクール 」 展(http://www.sepia.dti.ne.jp/jymg/sub1_1.html)。
ギャラリーの扉を開けたら、先日事務所に遊びに行った時に、この展覧会のことを話した鈴木基紀がいた。
この展覧会の最大のポイントは、40年程前に作られた建築の図面を見た後、その建築を訪れることが出来る、ということ。
ゆっくり図面を拝見し、ギャラリーにいらした平尾寛さんに、質問したりお話をうかがい、ギャラリーを出て近くのソルフェージュ・スクールに。
でなくてはならない、と言う部分はなく、でも筋の通った素の建築。3階の音楽室では弦楽団の練習が行なわれいて、その音の良さを実感できた。「これでいいのだ」(@赤塚不二夫)とさりげなく語る建築。
14:15、鈴木基紀と目白駅に向かう。
ビールでも一杯、と誘い、では次ぎに行く予定だった新宿に。
初めてだと言う、場外馬券売り場を案内し、近くの中華屋に入ってビール、酎ハイと餃子。
15:20中華屋を出て、再び馬券売り場へ。15:45新潟の11R発送。アルデュールは4、5番手を進み良い感じだ。
4コーナーを回り、新潟の長い直線。塞がれていた前が空き、前に出ようとしていたところに2着になった馬が斜行してきて、再び道を塞がれる。4着。不利がなければ、勝ち負けのレースだったのでは、と残念。
16:00前鈴木基紀と別れ、事務所に戻る。
16:30、武蔵野大学の実習棟の中島さんが来所。事務所で尾仲さんの写真を見てもらって、一緒に事務所を出て途中でビールを買って、ギャラリー街道へ。街道は夏休み中だが、暗室作業に来ていた尾仲さんからドイツで再版された写真集「slow boat」(http://onaka.mods.jp/)を譲って頂き、サインをしてもらう。しばらく街道で話し、阿佐ヶ谷の七夕をちょっと見てみようかとなる。街道の掃除を少しすると言う尾仲さん夫妻と、18:30南阿佐ヶ谷で待ち合わせることにして、書店に行くと言う中島さんと別れ、いったん事務所に戻る。
18:30尾仲さん夫妻と中島さんと落ち合い、パールセンターへ。凄い人だ。早々に引き上げ、阿佐ヶ谷駅近くのホルモン焼き屋で一杯。写真の話しや諸々で、盛り上がる。楽しい会だった。
忘れてしまってはいけないものを、どれだけ憶えていられるか。そんなことを、再び、感じた一日だった。
写真はロンドリーナのホテルの前の道の日曜日のフリーマーケット。食料品がほとんどだった。日曜日は街は完全休息日になっていた。一部の大型店舗以外は開店していなかった。
○ 2008/8/10
7:30頃起きて、明日の取材のために片付けを始める。
午後は買い物に行き、明日用に、マカロニ・ポテトサラダ作り。
○ 2008/8/11
7:30頃起きて、片付けの続き。
久しぶりにテーブルの上に何もなくなり、カーテンを開け放し、気持がよい。
11:00前、浅川さん(http://www.c-channel.com/c00357/)がアシスタントの方と訪ねて来る。本当に久しぶりだ。
外から撮り始めたところへ、編集者でライターの中島さんも登場。中島さんとも、本当に久しぶり。
今日は中島さんが立ち上げたWEBマガジン「家の時間」(http://www.ienojikan.com/)の中の「建築家の自邸を訪ねて」のコーナーの取材。第2回目になるそうだ。
家の中では浅川さんの撮影が進み、テーブルで中島さんのインタビューを受ける。
13:00前終了し、久しぶりの飲み会に。
小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんが千野市民館の担当だった時に、浅川さんと知り合い、その縁で今日はやはり勉強会のメンバーでシアターワークショプのスタッフの小池さんにも声をかけてあり、13:30前小池さんが浴衣で来宅。
14:30頃には鹿野さんも登場。
さらに15:30くらいに、チェ・ミキの妹の子供たち二人が、道に迷いながらも無事浜松から二人だけで到着。
そんなこんなで、飲み会が続き、芝居に行くと言う小池さんが、中島さんと浅川さん、という順で帰って行き、最後に鹿野さんが多分、21:00くらいに帰って行った、と思う。
本当に久しぶりで、楽しい会だった。
写真は、フリーマーケットの突き当たり合った墓地。カラフルで、それぞれに趣向が凝らされた各家の墓は、なくなった人達を大切にしていることを感じる。いつも祖先に会いに来たい、墓地だ。
○ 2008/8/12
業務連絡。
事務所は今週一週間夏休みです。
18日から通常業務に戻ります。
暑さが続きます。皆さんもご自愛下さい。
8:30に事務所。
メールチェックと日報のアップ。YTHの建設会社へ電話連絡。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
昼前、阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
昨日来た甥姪がプールから帰って来たので、昼を食べて、その後二人を連れて大和町を出てバスに乗って、中野のマンダラケに向かう。漫画を物色した後、吉祥寺の井の頭公園へ。
公園でボートに乗って、カキ氷を食べる。公園入り口の伊勢屋で焼き鳥を食べようと思っていたら、なんと今日から夏休み。
高円寺に移動して、大将で焼き鳥を食べ、18:00過ぎ大和町に戻る。
○ 2008/8/13
8:30事務所。
メールチェックと打ち合わせの準備。
9:00過ぎ、唐組の辻さんが、図面をピックアップに来る。
YTHの減額見積りが建設会社から届いていたので、クライアントへメールして、電話連絡。
10:00、構造の吉田さんが来所。NTHの打合せと、その他進行中のプロジェクトについて。
11:30過ぎ終了。
13:30前事務所を出て、世田谷美術館(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/)に向かう。
「建築がみる夢 石山修武と12の物語」。夏休みなので、会場には親子連れが多い。
まさに建築の枠から飛び出したフィールドで展開される石山さんの世界は、逆に現代の建築が建築が忘れているもの、考えなくてはいけないものを、我々に突きつけて来る。
出来上がってしまったものよりも、最初のスケッチの楽しさ、次々と変えて行くことの面白さ、が充分に伝わって来る。
16:30過ぎのバスに乗り、千歳船橋経由で17:40過ぎ事務所に戻る。
メールで、今日浜松から来たチェ・ミキの妹夫婦と子供たちとの待ち合わせが、高円寺で17:00だったことに気付き、慌てて電話して、自転車で高円寺に向かう。
高円寺で二楽亭に行き、その後、昨日に続き大将で仕事帰りのチェ・ミキと落ち合い、2次会。
○ 2008/8/14
昨晩は結構喰って飲んだので、胃が重い。
9:00に起きて、浜松に帰る家族に持って帰ってもらうものを、自転車で事務所にピックアップに。
トンボ帰りで大和町に戻り、10:00過ぎにチェ・ミキの妹家族は車で浜松へ帰って行った。
あまりの暑さに、大和町でだらだら。
13:00過ぎ、大和町を出て事務所へ。
メールチェックと日報書き。
きょうのEMHの打合せ準備。
明日からは事務所に来ないつもりなので、進行中のプロジェクトの図面を持って、17:10事務所を出て、下北沢へ向かう。
18:00、EMHのクライアント待ち合わせ。更地になった敷地を再び確認した後、近くの酒場に入りこの計画の話をとりとめもなくする。
途中から、クライアント夫人もみえ、要望を伺う。21:00過ぎ、お開き。
写真はロンドリーナの墓地の、日系移民の家族の墓。名前と写真と亡くなった年月を直に見ると、その時間をとても身近に感じられた。
○ 2008/8/15
8:00過ぎに起きる。
今日から月曜までは事務所に行かず、大和町。
9:00頃から西側通路の定家葛の剪定。今年ブラジルに行って、植物たちの野生のパワーを見て、これでいいじゃないかとのばし放題にしていたが、あまりにものびすぎて、通路を歩く人たちの邪魔になっているので、剪定することに。
1時間ちょっと外で作業をしていると、汗がダラダラ流れる。これが限度。
ほぼ刈り終わったところで、袋詰めをチェ・ミキにまかせ、剪定を終了し、シャワーを浴び、ビールを飲む。
手のついてない本などを見ながら、昼の準備をして食事。
暑い日が続く。あまりの暑さにどこかに避難と、昨年の夏休みにも行った気がするが、近くでお手軽なラピュタ阿佐ヶ谷へ、15:00過ぎ出かける。「893愚連隊」監督・脚本:中島貞夫1966年(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/kyoto/sakuhin3.html#23)
全編ロケでの撮影ということで、「仁義なき戦い」の先行映画のような期待をして出かけたが、前半はなんだか古くさいやっぱりのストーリーだったが、後半は映画らしい落ちやシーンがあり、終わってみれば楽しめる映画だった。
買い物をして大和町に戻る。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、9日(土)に新潟で出走し、コンマ2秒差の4着でした。10.6秒にペースアップした2ハロン目に先団から少し離されたものの、道中の追走はおおむねスムーズ。進路が開けた直線の半ばから渋太く脚を伸ばしました。久々のレースに加え、初の古馬との混合戦だったにもかかわらず、ここまでがんばれるのだから大したものです。他馬によられ怯まない精神力もほめるべき点でしょう。13日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ。次走は9月半ばの札幌に組まれているUHB賞・芝1200m、中山の初風特別・芝1200mあたり。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、美浦で調整中。ダート、ウッド、ニューポリトラックで乗り込まれています。先週末の申し込みの結果、19日(火)に川崎競馬場で行われる交流競走・サーフフラワー賞・ダート1400mへの出走が決定しました。松岡騎手が手綱を取ります。もう少し走りに伸びやかさが欲しい感はあるものの、四肢の運びはなかなか軽快です。ヒートアップしやすい面は相変わらず。14日(木)に課した追い切りでも少しむきになって走っていました。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
20080725
キクスイの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。カタログの立ち写真よりずっしりして見えるものの、造りはいかにも若駒といった印象。父Mセレクトの1歳時の体格も取り立てるほどではなく、後の馬っぷりが想像できないほどでした。同馬もじわじわ成長していくのではないかと想像しています。しばしば見せるきつい一面は、母父のタマモクロスの影響かもしれません。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
20080725
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。体高も馬体重も平均をオーバーしているのにスレンダーに見えるのは、枝が長いからでしょうか。これまでの兄姉よりもストライドの大きいキャンターで走れるのではないかと期待しています。臆病な面がちらほら見られ、些細なことにも反応してしまうものの、安全だと理解してしまえば怖がりません。物覚えは良い方です。
○ 2008/8/16
8:00前に起きて、昨日剪定で使った鋏を掃除し、事務所から持ってきた雑誌を見たり、進行中のプロジェクトのスケッチをして、「向日葵の棺」の本を読み、スケッチ。
昼に素麺を作って食べ、ダラダラ。
記録用の日報を書く。
買い物を死に阿佐ヶ谷に出て、帰りに古書店の銀星舍に寄り、店主ご夫妻と話し込んでしまう。
写真は、ロンドリーナの劇場に向かう道の途中の家のアプローチ。猫がいる。
○ 2008/8/17
7:30過ぎに起きる。
今日から韓国に旅行に行くチェ・ミキは早朝からいそいそと準備をしていた。
少数民族を武力で弾圧する中国でのオリンピック。モスクワのときはボイコットしたのに、今回はフランスが少し異議を唱えただけ。
しかも最近の日本の実況中継の節度のなさに、いい加減げんなりして、開催前の予告からそんな状況が予想されるので、それらも含め、一人で北京オリンピックボイコットをしているが、マラソンだけは別と言う弱腰。
8:30前チェ・ミキは韓国に向かった。
8:30から女子マラソンの中継を見る。
改めてマラソンという競技の難しさを知る。
北京もそうだったが、東京も今日は涼しい。暑さに慣れた体には寒いくらいだ。しかし、夏休み最後の日としては、過ごしやすくて恵みの気候。
日常業務に戻るウォーミングアップで、大和町に持ち帰った進行中のプロジェクトのスケッチ。
午後買い物に出て、マカロニサラダを作り、再びスケッチ等。
○ 2008/8/18
今朝もそれほど気温は上がっておらず、昨晩ゆっくり眠れたので、6:30前に起きて、7:30事務所。
窓とドアを開け放し、事務所内の籠った暖かい空気を入れ替える。
メールチェックと連絡事項。
日報をまとめてアップ。
10:00スタッフが来たので、掃除をして休み中にスケッチしたこと等を、各プロジェクトごとに打合せ。
机まわりの整理や、WMHのエスキスをしながら、その後も段階ごとに打合せを行なう。
マシェリが明日の川崎競馬の交流レースに出走することに決まった。
マシェリで思い出したが、昨晩見たTBS「夢の扉・馬の力で障害者の心と身体を元気にしたい」(http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20080817.html)には驚いた。
先天性・後天性関係なく、リハビリとして乗馬をすることで高い効果を得る、ホースセラピー。もちろん番組に出て来たリハビリを前向きにする人達もとても魅力的だった。
自然(この場合は馬)と接することで、部分的ではなく、相対的に身体のバランスをとる必要が出て来る。バリアーフリーではなく、バリアーを日常の中で少しずつ高めることで身体の眠っていたものを覚醒する。これこそ「エコ」だな。ブラジルのグリーンの野性の力を思い出してしまった。どうもブラジル行き以来、「悲しき熱帯」に取り付かれてしまったようだ。
写真は、ロンドリーナのホテルの部屋に飾られた花。
○ 2008/8/19
今日も7:30前に事務所。
自転車で感じる朝の空気が気持良い。
午後伺うKMHの資料を準備しながら、メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったSIHとNTHの図面と資料をチェック。
11:00、横浜にテントを建てる件で、離風霊船の大橋さんと梁山泊の三浦さんが来所。打合せ。11:30過ぎ終了。
13:30過ぎ事務所を出て、KMHへ。
昨年11月に完成した住宅の車庫の建て方。なかなか実行できず、迷惑をかけていた。
15:00から構造事務所も来て、細かい部分の確認。しっかりできており、一安心。
車庫が出来たことで、本体の建築も寄り敷地に馴染んだ。
しかし、暑い。小一時間建設会社と構造事務所と確認して、家のなかへお邪魔する。
2階のテラスで、一休み。これから打合せありますかと聞かれ、ありませんと答えると、なんとビールが出て来た。ありがたい。
眺めの良い、風の良くとおるテラスで、ビールと野菜類を頂き、近況を話す。
しばらくしたら、にわかに曇り空になり、さらにしばらくしたら、雷の音が聞こえて来たので、名残惜しいが雨が降る前に構造事務所とお暇する。
一度事務所に戻り、18:30過ぎ再び事務所を出て、阿佐ヶ谷駅で荒木さん(http://www.t-araki.co.jp/)と落合う。
8月初めに、荒木さんの事務所が阿佐ヶ谷にこして来て、本当に近いご近所になった。
暑気払いとようこそということで、一杯やろうと待ち合わせ。
駅近くの家庭料理の店で一杯やって、近くの「吐夢」(http://kitan.semana.co.jp/tenpo/tom/tom.html)でもう一杯やって、23:00頃お開き。
二人の間で、にわかに阿佐ヶ谷計画が浮上する。果たしてどうなるか。
○ 2008/8/20
昨晩も、帰ってシャワーを浴び、もう一杯やっていたら、テーブルの脇で寝てしまっていた。
3:00過ぎ気がついて、布団へ。弱くなったものだ。
なので、少しゆっくり起きて、9:00に事務所。
一昨日の日報にふと出て来た言葉「悲しき熱帯」(http://www.amazon.co.jp/悲しき熱帯〈1〉-中公クラシックス-レヴィ-ストロース/dp/4121600045)。朝本棚から探し出して来て、今日から読み始めることに。奥付を見ると1979年の3版。30年前の本だ。
メールチェック。
昨日、川崎競馬場の交流競走・サーフフラワー賞・ダート1400mにマシェリが出走したので、ネットでレース映像を見る。便利なものだ。結果は4着。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
10:00にスタッフが来たので、それぞれのプロジェクトについて、各スタッフと打ち合わせ。
先日取材してもらったWEBマガジンのゲラが届いたので、確認して返信。日報のアップ。
WMHの予算表作り、その他進行中のプロジェクトのスケッチ等。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。さらに歩様が良くなり、ぎこちなかった一時の硬さがすっかり解消しました。まだ馬体に張りがなく、「くたくたした感じ」と甘さを指摘されるものの、緩いタイプだけに仕方ありません。それでも、ハロン15秒前後でMリズムと行った併せ馬では、ゴールまでしっかり走っていました。「長く良い脚を使いそう。タイキシャトル産駒だけど短距離馬のイメージがない」とスタッフ。馬体重は496キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。休んでいたことで体がかなり緩んでおり、先日計測したところ498キロ(前回計測時より26キロ増)になっていました。そのため休養を早めに切り上げ、他の2歳牝馬と同時に坂路入りを再開しています。2ヶ月半振りとなる稽古で、息遣いの荒さは否めませんが、外傷や蹄に関しては反動などの問題はなさそう。これから徐々にペースアップしながら、体も絞っていきたいと考えています。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。このところ状態が急上昇しているといった印象。16日(土)に行ったコスモのオペラハウス産駒、Mフロンティアの3頭による縦列から併走への追い切りでも、軽快なスピードを披露して簡単には2頭を併入させませんでした。まだ口向きが若干不安定ですが内容自体は評価できます。現地へ訪れた根本師と相談した結果、9月入厩で対応することで話がまとまっています。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1〜2本の運動をしています。トレセンより現地に移動してからも順調です。前走の疲れが抜けるまで時間がかからず、1日おきの騎乗ながら、ハロン17秒を経て19日(火)には15−15を課せました。馬房やサンシャインパドックで見せる舟ゆすりは相変わらずです。馬体重は前走時と同じ460キロ。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、19日(火)、川崎の交流競走に出走し、4着でした。一般の未勝利戦は今開催(最終日9月7日)で終了し、また、同馬は特別未勝利戦の出走資格もありません。あと1戦できるかどうか微妙な状況で、勝ち上がるのは難しいため残念ながら引退が決定しました。
マシェリお疲れさま。去る者がいれば、来るものもいる。
写真は、ロンドリーナの日曜日。ちょっとした広場の屋外ステージで、パフォーマンスをやった、「エビ大王」の音楽で公演に参加していたミン・ヨンチさんたちの、パフォーマンス終了後劇場に帰る後ろ姿。ちょっと旅芸人ぽくて、気に入っている。
○ 2008/8/21
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00簡単なスタッフ打合せ。
13:30前事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
規模を最大限とった前回の案の概算は、予想外に高かったので、それをふまえた規模と予算表を作成。
その規模での案を二つ作成し、打合せ。
話していると、色々とアイデアが浮かんで来る。
この方向で、仕切り直しすることに決まる。
クライアントは映画監督なので、その後様々な話しを伺う。とても魅力的な方だ。
帰りにタワーレコードに寄り、気になっているCDを物色し、何枚か入手し事務所に戻る。
WMHの打合せ項目をまとめ、スタッフに説明。
18:30過ぎ、にわかに真っ暗になり凄い稲光。
夏も終わりかけているのか。
○ 2008/8/22
昨晩の雷雨の後、気温が急激に下がり、今朝も自転車で半袖では寒いくらいだ。
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
10:00スタッフが来たので打合せ。
午後、図書館に行こうとドアを出たら、同じ建物の同じ階に引っ越してくる予定だった知り合いの部屋の引っ越しをやっている。
部屋を覗くと、知り合いが。
図書館と銀行に行って、事務所に戻る。
16:00過ぎ、引っ越していた知り合いたちが訪ねて来る。
しばらく話しをして、夜引っ越し祝いに一杯やることになり。
引っ越して来た部屋を見に行く。
事務所に戻って、EMHのスケッチに取りかかる。
20:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷の中華屋さんへ。チェ・ミキも参加して、知り合いの事務所の引っ越し祝い。
22:00過ぎお開き。
写真はロンドリーナの劇所前の夕方の広場。日曜日なので店もやっていず、ほとんど人がいない。
○ 2008/8/23
9:00前に事務所。
メールチェック。
9:40事務所を出て、等々力に向かう。
今日も涼しい。等々力に着いた時には、雨がポツポツ。
YTHの現場へ。11:00からクライアント夫妻と建設会社で略式の地鎮祭。
ちょっとした打合せや、地縄確認を行なって11:30終了。
全員車で近くのレストランまで移動して、契約書の捺印等をして、クライアントに食事を御馳走して頂く。
13:00、お開き。ここで別れて、近くのBBHを久しぶりに訪れてみるが、アポイントは取ってなかったので、お留守だった。
上野毛から事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。
夕方早めに大和町に戻り、ポテトサラダを作る。
先日の吉村順三さんの建築を見て、吉坂隆正さんの建築の持つ表情に近いものを感じた。何故そう感じたか考えてみるに、40年くらい前のコンクリート、特に型枠技術による表情の同質性が大きいように感じた。すなわち、技術がその時代の表現を規定する要素は、意外に大きいのではないか、ということに思い至る。当たり前か。
そう考えると、先日展覧会を見に行った石山さんの表現は、近代芸術・アバンギャルドとシュミレーショニズム(椹木野衣が言うところの)の図式の、建築における後者の表現になっているように感じる。その考えが、「夢としての建築」ではなく、「建築が見る夢」というタイトルにきちんとあらわされている。
写真は日曜日の夕方のロンドリーナの売店。方持ちの庇がかっこいい。
○ 2008/8/24
朝から雨が降っていて、寒いくらいだ。
8:00に起きて、北京オリンピックの男子マラソンを見る。
夏の高速レースは陸上長距離競技というより、格闘競技のようだ。
雨がやんでいるので、マラソン終了後、高円寺まで買い物に出る。
昨晩と今晩が高円寺名物の阿波踊りだが、今晩の雨はいかに。
街に祭りのざわめきが残っている。
昼からはずっと大和町。
写真は、ロンドリーナの演劇フェスティバルの打ち上げのパーティー。この地区で有名なクラブだそうだが、年寄りにはちょっとな。
○ 2008/8/25
8:00前に事務所。今朝も雨。やはり寒いくらいだ。
合羽を着て自転車で。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行った図面をチェック。今日の打ち合わせの資料作り。
日報のアップ。
10:00、掃除をして簡単なスタッフ打合せ。
EMHのスケッチ。
14:00前に事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
基本計画の打合せ。ほぼ今回の案で大筋は固まった。何度か案を練っているうちに、ずいぶんとしっくりして来た。
16:30前終了。阿佐ヶ谷で銀行や郵便局等によって事務所に戻る。
一日雨は降ったりやんだり。
○ 2008/8/26
8:00に事務所。相変わらずの小雨模様。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
WMHのエスキスをしてスタッフに指示。
TKPのスケッチ。しばらく突破点が見つからなかったが、ジリジリ考えていたら少し見えて来た。ちょっと寝かす。
EMHのスケッチ。先日あるところまで進めたものを見直しながら、少しずつ進捗させる。
夕方、唐組の辻さんが来所。テント用の図面を渡す。
YTHのスケジュールを眺めながら、進行中のプロジェクトの確認。
写真はロンドリーナのホテルの部屋。最後の日の朝写す。居心地の良い部屋だった。
○ 2008/8/27
朝起きたら、なんと晴れている。久しぶりに気持のよい天気。
8:00に事務所。
メールチェック。
「新建築住宅特集」の編集長・豊田さんから退職の連絡をメールでいただく。今までのお礼のメール返信。
深浦加奈子さんが癌で25日亡くなったことを、ネットのニュースで知る。
25年くらい前、一番熱く小劇場を見ていた頃のミューズの一人だった。第三エロチカは、川村毅さんの本の面白さや演出もあったが、役者たちが個性があって、毎回はまり込んでいた。その中でも深浦加奈子さんと有薗芳記さんは別格だった。
48歳。早すぎる。冥福を祈る。
スタッフが置いて行った図面のチェック。日報のアップ。
YTHの施工図のチェック。
スタッフが作成した横浜のテントの図面をチェックし、スタッフに指示。
13:00、構造事務所来所。SIHの打合せ。
YTHの施工図のスタッフ打合せ。
TKPの進捗状況を確認。スタッフから引き継いでスケッチを始め、日影図をチェック。
EMHのスケッチ。先ずひとつの方向に収斂し始めてみる。
作業が建て込んで来たので、武蔵野大学の4年生にバイトの誘いをメールで送る。果たして反応は。
写真は、昨日の写真と同じロンドリーナのホテルの部屋。壁と天井が塗り分けられていて、それが美しい。
○ 2008/8/28
明け方凄い雨の音で目が覚める。時計を見たら5:00。再び寝て、朝起きたら雨は上がっていた。
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行った図面や模型のチェックと日報のアップ。
10:00にスタッフが来たので、それぞれのプロジェクトの打合せ。
曇りで気温は高くはないが、蒸し暑い。
YTHの現場の連絡事項いくつか。
EMHの昨日のスケッチの見直し。見直しを繰り返しているうちに、新たな展開が見えて来た。
スタッフが行なったTKPの日影検討を元に、エスキスしながら打合せをして、方針を決め、スタッフに計画を進めるように指示。
合間に、武蔵野大学の後期の空間造形4の課題のブラッシュアップを検討する。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、23日(土)、26日(火)と2度の追い切りを行い、それぞれ55秒、52秒をマークしました。調子が良く、最後まで抜群の手応えで駆け上がっていきますし、抑えるところはきちんとセーブできるように鞍上の指示にも従っています。舟ゆすりの頻度もいつもより少なくなっており、精神的な落ち着きも見られます。好状態で、けさ27日(水)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の相沢厩舎に移動しました。明日から乗り込んでいきます。
写真は、昨日の写真と同じロンドリーナのホテルの部屋の全体像。この部屋の右隣の部屋にベットが置かれている。壁天井の塗り分けがとても自然に出来上がっている。
○ 2008/8/29
昨晩は雷雨になり、深夜、雷鳴がずっと響いていた。蒸し暑さと集中的な雷雨・豪雨。まるで亜熱帯のようだ。
雨は上がっている。それほど蒸し蒸ししない。
8:00に事務所。メールチェック。
起き抜けに気がついた、TKPについての確認。
スタッフが置いて行った図面のチェックと、データを構造事務所にメール。
10:00スタッフにTKPの新しい方針について説明。
武蔵野大学の空間造形4の課題のブラッシュアップ検討。
SIHの水回りのスケッチと図面作成。
14:00、銀行。その後良く行く、阿佐ヶ谷の古書店・銀星舍にギャラリー街道の案内を持って行く。先日伺った時にギャラリー街道の話しになり、観に行くことをすすめたので。
その後、旧中杉通りの酒屋で、その酒屋一押しの「美田」を買う。今晩の荒木さん(http://www.t-araki.co.jp/)の事務所開きのお祝いに。
午後になって晴れて来て、熱くなって来た。天気予報は散々だな。
事務所に戻って、SIHの図面にコメントを書き、クライアントにファックス。
18:30スタッフと事務所を出て、歩いてすぐの荒木さんの事務所に伺う。
既に何人かが集まり事務所開きは始まっている。
次々に人が集まり、賑やかな会になった。
古い建物の4階(エレベーター無し)だが、良い風情がある。途中から雷鳴が鳴り響き、雨が降り出す。
何時頃まで飲んでいたのか、良く憶えていない。
トイレに入っている間に皆は先に行ってしまったので、大和町に戻る。
よせば良いのにカップラーメンを食べ、一杯やっているうちにテーブルの脇で寝てしまい、気がついたら5:00。
ベットに移って、再び寝る。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、27日(水)、無事に美浦の相沢厩舎に帰厩しました。検疫馬房を経て、午後3時過ぎに自厩舎の馬房に移動。翌日から騎乗を開始しています。中山開幕週の初風特別・芝1200mを目標にしています。
写真はいよいよロンドリーナに別れを告げ、次の公演場所ベロ・オリゾンチへ移動するため、空港へ向かう途中のスナップ。
ちなみにロンドリーナはロンドンから名前がついたとのこと、ベロ・オリゾンチは読んで字のごとく「美しい地平線」。
○ 2008/8/30
昨晩はよく飲んだようだ。それほどでは、と思っていたが、床で寝てしまったこともあって、朝起きられず10:30前事務所。
メールチェックと日報のアップ。
夜になると雷雨、朝は雨が上がっているという日が続く。変な天気だ。
連絡事項がいくつか。
ちょっと二日酔い気味で、あまり集中できないので、16:00事務所を出て、この間見つけた旧中杉通りの屑鉄屋の写真を撮って、山町に戻ろうとしたら、おじさんが作業中で写真は断念。
写真は、ロンドリーナの空港へ向かうバスの中から。
○ 2008/8/31
8:30起床。
届いた荷物の梱包を解き、事務所から持って来たものを少し整理する。
少し早く昼をとり、0:30前大和町を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。
今日から「昭和の銀幕に輝くヒロイン・総集編」(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/)というシリーが始まる。13:00から、原節子主演の「驟雨」1956年・成瀬巳喜男監督。
岸田国士の何編かの戯曲を、水木洋子が構成し脚本化した映画だ。
映画が始まると、昭和30年代の魅力的な風景が画面に広がる。1956年は僕が生まれた年。
映画のほとんどが原節子と佐野周二扮する夫婦のしもた屋で展開される。まるで舞台の芝居を見てるような感じだが、カット割りが単調ではなく、自然で全く違和感がない。
というと芝居っぽい映画かと言うとそうでもなく、出勤シーンや街を俯瞰する都市のシーンや、原節子が料理の記事を切り抜くシーンの反復等、映画らしい動きもある。
最後の二人が紙風船を打ち合うシーンは、しみじみする。都市に住む哀しみ(そんなものは今や大事ではなくなってしまったかもしれないが)が伝わって来る、ラストシーンだった。
阿佐ヶ谷で買い物をして、昨日撮れなかった屑鉄屋をスナップして、大和町に戻る。
夏休み最後の日にふさわしく、日差しが暑い。
写真は、すでにベロ・オリゾンチで、バスで2時間くらいのところにある、オウロ・プレットへ向かう途中。超えていく山の中に、いくつかの集落があり、そこにバスが止まる。ここからおばあさんが果物をバスに沢山積み込み、乗って来た。
「天使のミロンガ」 アストル・ピアソラ作曲
(3分55秒)
(チェロ)ジャン・ワン
(ギター)イョラン・セルシェル
<DEUTSCHE GRAMMOPHON
UCCG-1354>
「歴史は繰り返す」 (ファイスト)
(3分39秒)
<POLYDOR UICO-1121>
こういう国家的イベントによって失われるものは「かたちのあるもの」ではない。むしろ、「かたちのないことが手柄であるようなもの」である。日本の場合、それは「何となく風通しのよい敗戦国の脱力感」であった。中国の場合、それに相当するのは何だろうか。考えてみたが、それは「貧しさとつきあう知恵」ではないかと思う。
貧しさ、弱さ、卑屈さ、だらしのなさ・・・そういうものは富や強さや傲慢や規律によって矯正すべき欠点ではない。そうではなくて、そのようなものを「込み」で、そのようなものと涼しく共生することのできるような手触りのやさしい共同体を立ち上げることの方がずっとたいせつである。私は今そのことを身に浸みて感じている。
○ 2008/9/1
8:00事務所。夏休みが終わり、宿題を手に小学生たちが行く。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
建築士法の改正で、管理建築士資格取得講習というのが始まっている。これも姉葉事件から発生した改正だが。しばらく前にこの講習の申込用紙の配布と申込があったのだが、先ず申込用紙自体の枚数が全然足りず、用紙を入手しても講習会場の用意が間に合わず、申込を出来ない人も沢山いる、と言う状況だ。
今日から再度申込用紙を配布するというので、9:30頃に配布先に電話で状況の確認をしてみたら、ちょっと切羽詰まったような様子で「ともかくできるだけ早くとりに来て下さい。もう100人以上います。」との答え。
基準法の改正の時もそうだったが、詳しい情報が告知される前にことを起こすのでパニック状況になり、それがいつまでも後引くようになる。もっときちんと準備ができてからではいけないものだろうか。
一級建築士事務所に一人は必要な建築士で、その資格を持つものがいないと業務が出来ないのだから、大変なことななのだが。
建築関連のネットのニュースで、この講習と終了後の考査のレポートがあった。(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080826/525517/)
「考査では受講者全員が同じ問題を解いていなかった。同一の会場、開催日であっても、問題の漏洩やカンニングといった不正行為を防ぐために、参加者には別々の問題を配布していた。こうした対応について、講習を受講したある設計事務所の代表はこう言って苦笑した。「われわれ建築士はそこまで信用されていないのか」。」
いやはや。
ともかく、早く来ていたスタッフに、申込書を取りに行かせる。
10:00事務所を掃除し、各プロジェクトについてスタッフと打ち合わせ。
昼を挿んで、日報を書いてアップ。
武蔵野大学の後期の空間造形4の課題、しばらく前からいじっていたが、少し時間をかけて最終的にまとめ、水谷先生へメール。
構造事務所からSIHの必要壁量の最初のたたき台が出て来たので、スケッチ。
その他、進行中のプロジェクトのスケッチ。
昨日ラピュタ阿佐ヶ谷でもらって来たチラシ。「フランス映画の秘宝」(http://www.asahi.com/event/fr/)面白そうだし、ユーロスペースの「ロメールの季節」(http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=160)も面白そうだし、もちろん、ラピュタのシリーズも何人かは外せない。とは言いつつも、何本見れるか。
写真は、オウロ・プレットの土産物屋。オウロ・プレットは金の採掘で栄えた街。その反映の裏には、奴隷として連れてこらた沢山のアフリカ人がいる。近郊ではいまは石の採掘が主産業のようだ。そして、黒色人種の人達の密度が高い。
○ 2008/9/2
朝、6:00過ぎに目が覚めてしまい、7:20事務所。
昨晩突然福田首相退陣表明。ちょっと前に小沢民主党代表の党首選出馬表明。あまりにもタイミング良くないだろうか。まさかまさかの政界再編。しかし、日本国首相と言うポストは、政治理念を持った人がやるのではなく、政治家と言う職業の人達の、力関係できまる名誉職に成り下がったようにしか見えない。政治家たちにも講習と考査をした方が宜しいのでは。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
10:00、先ずTKPのスタッフへの指示。
11:00頃、唐組の辻さんが来所。差し替え図面を手渡し、学生たちに配るためのチラシを頂く。
引き続きNTHの外観スケッチとYTHの照明計画のエスキス。役所と現場から戻ったスタッフへ指示。
EMHの基本計画を図面化して行きながら、寸法を当たる。
WMH、ボーリン調査のための構造検討で、荷重がかかりすぎるので、構造事務所と電話で話していたら、新たな展開が考えついたので、それもスケッチを始める。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。追い切りを織りまぜて徐々に負荷をかけている段階。前さばきの硬さは同じですが、歩様の悪化も見られません。跨ったスタッフは「良血馬らしく乗り心地が良いし、競馬センスも良さそう」と述べていました。とはいえ筋肉の張りがいまひとつで、まだまだ良化の余地を多く残しています。10月中の入厩を目標に乗り込んで仕上げていきます。馬体重は480キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。騎乗を開始したことで、テンションが上がってきました。普通になみ脚ができず、自然とダクになってしまいます。馬体が細くなってきましたが、ガレているというほどではありません。ただし、馬体重は大幅に減ってきました。中間の計測では458キロと、前回の計測時から40キロも減っています。絞れてきたというよりも、自ら消耗している印象です。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。十分に入厩に対応できるレベルに達しています。スタッフは「軽快な動きをするし、他の入厩を控えた馬と比較しても遜色はない。ゲートからのダッシュも速いし、態勢は整った」と語っていました。しっかり乗り込んでも、馬体重が減らないのは心強い限り。9月中旬の入厩が有力です。
写真は、オウロ・プレットのサン・フランシスコ・ヂ・アシス教会。高低差の激しい限られた土地に、ゴールドラッシュの記念碑のようにいくつもの教会が建ち並ぶ。
○ 2008/9/3
今朝も少し早く眼が覚めてしまったので、7:30に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつかと日報のアップ。
例によってスタッフが置いて行ったTKPとYTHの図面をチェックしエスキス。
EMHの別案のスケッチの確認。
一昨日入手した管理建築士資格取得講習の申込書を読む。なんだか気が沈んで来る。
昨日構造事務所と話したWMHの新しい展開を、スケッチ。ヒョウタンからコマか。なかなか良いぞ。
合わせて、同じ問題を抱えているSIHへその方法を展開し、構造事務所へファックス。
その間に、スタッフとTKPとYTHの打合せ。
「向日葵の柩」のために撮って来た屑鉄屋の写真を取り込み、アイデアが浮かんだのでスケッチ。
午後になって、スタッフが仕上げたTKPの図面を建設会社へメール。
スタッフとWMHの日影検討をしながら、方針を決めて行く。
その間にEMHのたたき台になる図面作業を進める。
いろんなプロジェクトを同時進行させているので、さすがに19:00を過ぎ、朝から12時間過ぎると頭が働かなくなって来る。
写真はオウロ・プレットの食堂で食べた昼飯。バイキング形式で大皿に好きなものをとって食べる。何度とりに行っても一皿は同じ料金。ブラジルにいる間ほとんどこのような食事。街に行くと一皿の重さで料金が決まるところもあった。肉ばっかりかと思ったら、結構緑の野菜が豊富だった。街を歩けばあれだけ野性的に緑が育っているのだから、野菜や果物は沢山採れるのだろう。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。集牧の際の表情や、馬房でしばしば横になってぐったりしていることから多少の疲れは感じられるものの順調に基礎体力をつけています。環境にも慣れて怖がりなところが少しずつ解消してきたように思えます。放牧地で走っている姿を見ると身のこなしが軟らかく感じますが、これは筋肉の収縮力が強い祖父フォーティナイナーの影響が出ているからでしょう。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼の13時半頃から翌朝の8時頃まで放牧されています。この中間も目立つようなトラブルがなく、順調に基礎体力をつけているものと思われます。ひじょうに飼い食いが旺盛で、以前より幅が出て逞しく映るようになっています。臆病な面も慣れてきたのか少しずつ解消してきたようで、精神的な成長が感じられます。このままいけば兄のMコルン同様に、馴致では早い組に入れるかもしれません。
○ 2008/9/4
夜涼しくなって寝やすくなり熟睡できるのか、今朝も少し早く眼が覚めたので、7:30事務所。
メールチェック。
例によってスタッフが置いて行った図面のチェック。
YTHの照明計画のスケッチと資料検索。
その後、SIHのスケッチを確認し、EMHのエスキスの整理。
10:00、スタッフにそれぞれの指示を行なう。
14:00過ぎ、知人家族が来所。住宅の相談。なかなか大変そうだ。とりあえずしばらく時間をもらって、今出来ることを考えてみることにする。
スタッフがまとめたSIHの図面にコメントを書き込み、クライアントにファックス。
EMHのスケッチをスタッフに渡し、図面化を指示。
日報のアップ。
19:00過ぎ事務所を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷でチェ・ミキと落合う。
19:30から「昭和の銀幕に輝くヒロイン 総集篇」の高峰秀子の「名もなく貧しく美しく」1961年松山善三監督・脚本(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/sakuhin1.html#05)を見る。
「浮雲」を見て以来、高峰秀子にははまってしまった。原節子、高峰秀子は「昭和の銀幕に輝くヒロイン」というシリーズで、トップに置かれるにふさわしい二人だろう。
「名もなく貧しく美しく」にも、美しいアップのシーンが沢山あった。ご主人役の小林桂樹もこの時代に欠かせない俳優だな。先日見た「驟雨」でも、良い味を出していた。ろうあ者夫婦の話しだけに、音の扱い方が秀逸だったし、オールスターキャストとも言えるような、贅沢な俳優の使い方をしていた。
松山善三の映画と成瀬巳喜男の映画を見比べてみると、カット割りやアングル等いかに成瀬巳喜男がうまいかよく分かるが、松山善三のイタリア・ネオリアリズムを彷彿とさせる描き方も、このテーマにとても合っていた。
ともかく、2時間があっという間に過ぎてしまった。
帰りに書店で立ち読みして知った、旧中杉通りの焼鳥屋へ行ってみたが、なかなか良い店だった。
写真は、昨日の昼食のプレートを食べた食堂。壁がきれいな色をしている。
○ 2008/9/5
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
YTHのコンクリート施工図のチェック。
10:00YTHの打合せ。
スタッフへEMHの別案の説明と、SIHのクライアントへ昨日のファックスの説明の電話。
今週はいろんなプロジェクトを集中して検討したので、今日になってエネルギー切れになって来た。いやはや情けない。
18:30前事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
久しぶりの小劇場の勉強会。到着したら、今晩はお休みとのこと。連絡がうまく行ってなかったようだ。とほほ。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。31日(日)に追い切ったところ、リードホースとなった見習い騎手が跨った2歳馬が指示よりもかなり速いペースでラップを刻んでしまう誤算。追い掛けた同馬も釣られて予定よりかなり速い時計が出てしまいました。そのため3日(水)は70−40程度に抑えたもの。とはいえ馬自身には落ち着きが見られ、状態の良さは強調できます。14日(日)、中山の初風特別・芝1200mに松岡騎手で出走する予定。
写真は、オウロ・プレットの坂道。丘陵に作られたこの街は、このような急な坂道だらけの街で、そこに石畳が造られている。すべては奴隷として連れて来られた人達が造ったのかと想像すると、気が遠くなる。
○ 2008/9/6
9:00過ぎ大和町を出て、YTHの現場へ。
10:20から現場でクライアントにいくつかの確認事項の説明。
11:00前構造事務所が現場に来て、基礎の配筋検査。
特に大きな問題もなく、11:30過ぎ終了。
その後、現場の墨を計り意匠的なチェックも終了し、12:00過ぎ現場を出る。
陽射しはそれほど強くないが、蒸し蒸ししてとても暑い。
渋谷で昼を取り、早稲田の大隈講堂へ向かう。
小劇場の勉強会のメーリングリストで情報が回って来た、「狂人教育」寺山修司作・流山児祥演出(http://www.ryuzanji.com/)の大隈講堂公演。無料ということもあるのか、沢山の人が集まっている。
14:30前チェ・ミキと落合う。勉強会のメンバーや知っている役者さんもいて、挨拶。
15:00過ぎ開演。16:30終演。
こうやって寺山修司さんの芝居を見ると、やはり天井桟敷の役者たちは、個性的で動きにキレもあり、それによって独特の空間ができ勝手いたことがよく分かる。
それぞれ用事のあるメンバーと別れ、チェ・ミキと高円寺に戻り、大将へ。
17:00過ぎで、まだ明るくて、外で飲むと気持がよい。
夜、BSでやっていた「七人の侍」黒澤明監督1954年を結局最後まで見てしまう。見るのも何度かめで3時間を超える映画だが、あっという間に終わってしまう。
○ 2008/9/7
8:30過ぎ起きる。疲れを取るために一日大和町に居ることにする。
9:30からDVDに録画してあった、「洲崎パラダイス 赤信号」川島雄三監督1956年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24945/index.html?flash=1)を見る。
その後、届いた荷物の片付け等をして、昼を作る。
午後、高円寺に買い物に出て、夕方何品か作って、早く休む。
○ 2008/9/8
昨日は一日休め、夜もゆっくり寝ることが出来たので、6:30前に起きて、7:00過ぎに事務所。
メールチェックとチェ・ミキから頼まれた資料をメールで送る。
スタッフが置いて行った図面をチェックしたり、日報のアップ。
10:00にスタッフが来たので、EMHとYTHの打ち合わせ。
13:30事務所を出て、阿佐ヶ谷駅前のサンマルクカフェへ。事務所が近くにこして来た荒木さんと、やはり事務所が近い高野さんと、阿佐ヶ谷を中心に何か出来ないかと1回目の相談。次回の会合の議題と日時を決めて14:45終了。
事務所に戻る途中、今日からアルバイトに来てくれる武蔵野大学の4年生と遭遇。一緒に事務所に。
夕方、クライアントから連絡いくつか。気になっていたが、つい後手に回ってしまって、情けなし。
SIHのクライアントから、先週送った図面についての返信の連絡。
その返信を元に、修正図面の作成。
今日カフェで話した、阿佐ヶ谷でのプロジェクトの議事録を作成し、荒木さんと高野さんへメール。
帰り道で、お隣のギャラリー煌翔のご主人から声をかけられる。この夏で生産中止のポラロイド(http://www.polaroid.co.jp/support/important.html)で展覧会を企画中とのこと。面白そうだが、ポラロイドが生産中止になることは初めて知った。
写真はオウロ・プレットの黄金の教会。すべてが金で造られているそうだ。オウロ・プレットはゴールデンラッシュに湧いた街だが、それにしても。
○ 2008/9/9
今朝は湿度も低く、清々しい。
6:00に起きて、7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
昨日図面作業をしたSIHの図面を再度確認。
9:00、元スタッフの高橋さんが、管理建築士講習の申込用紙の実務経歴証明の件で来所。
この申込書の内容を見ても、「誓約」や「虚偽」「処分」などの文字が並び、性悪説で話しが始まっていることが明らかで、情けなくなる。
高橋さんの長崎の実家から届いたと言う、真っ赤なきれいな唐辛子を頂く。
昼に荷物が届いたので開けてみたら、今年ものつくり大学からインターンシップに来ていた鈴木君が、美味しそうな梨を送ってくれた。
義理堅いやつだ。スタッフが皆歓声を上げる。ありがたく頂こう。
SIHの構造事務所と何度かやり取りし、クライアントへ案をファックス。
午後は送ってもらった「向日葵の柩」の昔の公演の録画を確認。
17:00にEMHのクライアントが急にお出でになることになったので、16:30図面を持って事務所を出る。
17:30前、EMHのクライアントが大和町にみえる。土地の重要事項説明書を持参してくれた。まだ模型を作成中の第1次案のあらましを説明して、18:30終了。
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、7日(日)の調教後から右ヒザに痛みをともなう腫れが見られ、8日(月)、レントゲン検査を行いました。診断は剥離骨折で、骨片を摘出する手術を行うことになりました。症状は、剥離骨折としては普通の程度で、3、4ヶ月くらいの休養が必要な見込みです。
競走馬にはこういうことが多い。それだけ脚に負担をかけているということだ。
写真は、オウロ・プレットからベロ・オリゾンチへの帰りのバスの車窓。
○ 2008/9/10
6:00過ぎに目が覚め、7:00過ぎに事務所。
既に秋の気配を感じる。季節の変化時期すべてが、何となく早くなっているように感じるが、気のせいか。
メールチェックをして、YTHのクライアントに電話。この時間だと、まだ仕事場に着く前なので、電話で話せて楽だ。
例によってスタッフが置いて行った図面のチェック。
日報のアップ。
昼前、申請機関にSIHの事前打合せに行って来てくれた構造事務所が来所。
打合せ内容を確認する。
午後SIHのクライアントに昨日送ったファックスと、構造の事前打合せについて電話連絡。
そこでの話しを図面修正して再度ファックス。
その間、進行中のプロジェクトについてスタッフと何度か打合せ。
19:30過ぎに事務所を出て、高円寺でチェ・ミキと落合う。
しばらく前にチェ・ミキが知り合いになった、徐さんもすぐにあらわれた。
徐さんは韓国ソウルで会社をやっている方で、日本事務所を開設するために最近頻繁に日本に来ている。
チェ・ミキは高円寺で道を尋ねられ、知り合いになり、事務所探し等の手伝いをし、日本事務所を開いたら日本語を教える予定という、よく分けのわからない状況である。
もちろん徐さんは怪しい人ではなく、きちんとした会社の社長だ。
駅で挨拶をして、高円寺の居酒屋に行く。
徐さんは日本語はまだ出来ず、こちらと同程度の英語が出来るだけ。
チェ・ミキも韓国語は片言なので、コミュニケーションが大変であるが、まあ飲んでいるうちになんとなくだが話しが分かって来る。
が、やはり疲れる。22:00頃お開き。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場のフライタワー。
○ 2008/9/11
昨晩は徐さんに、日本の焼酎を進めた成り行きで、ロックで3杯も飲んでしまった。
久々できいた。
少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェック。スタッフが置いて行った図面を確認し、10:00前に来たスタッフに指示。
日報のアップ。
KNH-Hの追加工事の諸々をまとめ、クライアントにメールし電話でやり取り。
「向日葵の柩」の劇場の図面を眺めてみたり。
16:00、YTHの建設会社が来所。定例打合せ。
設備電気の打合せを主に、打合せ。
18:30前あらかた打ち合わせ項目が終了したので、後は任せ、事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
久しぶりの小劇場の勉強会。主要メンバーだけで、こじんまりと、これからシアターカフェで行なわれる、武蔵野大学の水谷ゼミの展示や、鹿野さんの写真展の話しをしたり、韓国のKOSTAT EXPO2008(http://www.kostat.or.kr/)から戻って来た脚でシアターカフェに来た伊東さんの話しをきく。
来週の勉強会は水谷ゼミの展示の初日なので、簡単なオープニングパーティにすることにした。
21:30過ぎお開き。皆何となく疲れているので、今晩はそのまま解散。
写真は昨日と同じく、ベロ・オリゾンチの劇場のフライタワー。
○ 2008/9/12
8:00に事務所。なんだか最近は、週末になると疲れが出て来る。歳だな。
メールチェックとスタフが置いていた資料をチェック。その後、日報のアップ。
「向日葵の柩」のスケッチを始める。
14:30自転車でギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
8月は夏休みだったので久しぶりだ。
街道内で由古堂(http://yukodo.main.jp/)という店を開いているオナカユウコさんと、新しく旧中杉通りに発見した飲み屋さんの話しをしたら、先日ギャラリー街道に来た方が、やはり同じ店を薦めていたとのこと。
オナカさんの推薦で「モツ煮狂い・第2集」クドウヒロミを買って来た。もちろんモツ煮についての冊子。痛風には・・・だが。
事務所に戻って進行中のプロジェクトの確認やスタッフとの打合せなど。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、14日(日)、中山9Rの初風特別・芝1200mに出走します。2週前の追い切りでは指示よりもかなりタイムが出てしまったものの、その影響はゼロと断定しても良ほどの好状態。スピード感あふれるフットワークを披露しています。相沢師は「単走でもしっかり動く。満足できるデキ。少し時計がかかった方が良いタイプかもしれないが、馬場の良かった橘Sで良い競馬をしたから開幕週でも大丈夫だと思う」とコメントしていました。
14日は馬主会の桐山と、中山で待ち合わせ決定済み。どんなレースになるか、わくわく。
○ 2008/9/13
9:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
机のまわりを整理したり、ほったらかしにしてある帳簿付けを、決算に向けて少しずつ手を付け始める。
15:00前に事務所を出て、吉祥寺でチェ・ミキと落ち合い、買い物をしてバスで水谷先生のお宅へ向かう。
16:00過ぎ到着。
仕事に都合で、水谷先生は東京、奥さまは関西という生活だったのだが、3ヶ月前に奥さまが東京に越して来て、その際に新居に越したので、お邪魔させて頂く。
おいしい手料理とお酒に話しも弾み、気がついたら21:30過ぎ。
直にお暇する。長居をしてしまった。
ごちそうさまでした。
○ 2008/9/14
昨晩は愉しかったので、ちょっと飲み過ぎてしまった。
9:00に起きる。
チェ・ミキは8:00ころ浜松に向かった。
11:00過ぎに大和町を出て、中山競馬場へ向かう。
電車の中でも、二日酔い気味で、胃がもたれてどうもいまいち。
12:30過ぎ中山競馬場着。多分中山は20年ぶりくらいだろう。
競馬を見始めた頃、1・2度来た記憶がある。
コースとパドックの位置関係がうまく把握できない。
とりあえずお腹になにか入れようと、そばを食べ、試しに3連単で100円ずつ買う。
今日はマイネアルデュールが9Rに出走。そばを食べたら少し調子が出て来たので、縁起にと串カツとビール。
惜しい馬券が続くも当たらず。
13:45、ハイセイコーの銅像の前で、馬主会の桐山と待ち合わせ。
14:00過ぎ、パドックでマイネアルデュールを見て、馬券を買って、本馬場へ。
14:35、9R1200m発走。
良いスタードだったが、前半勢いがつかず、松岡騎手が押しているシーンがスクリーンに。
4コーナーを回って直線、先頭の馬に食らいつくも1馬身の差が縮まらず2着。
タイムは1分7秒6。多分マイネアルデュールは0.2秒差くらいだろう。まあタイムは出たが、勝ちきれないな。
桐山と競馬場を後にして、吉祥寺まで出て、16:00過ぎから居酒屋で反省会。
反省会と言っても、大負けしたわけではなく、2着。中途半端な感じだ。
19:00前にお開き。
帰って、録画したあったテレビ神奈川の競馬中継を見たら、松岡騎手が「勝った馬が通ったところを走らせたかった。」と言っていた。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場ロビーの壁にあった彫刻。
○ 2008/9/15
結局昨日も結構飲み、8:00に起きるも、胃が重い。
9:00に事務所。メールチェックとスタッフが置いて行った図面や模型を見ている途中で、10:00前に事務所を出て、初台のICCへ。
ダムタイプの「S/N」(http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/S_N/index_j.html)の無料上映がある情報を、小劇場の勉強会の小池さんがメーリングリストで教えてくれたので。
ダムタイプは一度も見ていない。しかしこの作品のスチールや題名は何度も目にしている。
11:00からの回の整理券が20分前から配られることになっていて、10:15にICC に着いたが、既に5・6人並んでいる。
少人数の入場者数なので、整理券を配り始めた頃は、既に補助席になっていた。
11:00から85分間の上映。
見に来て良かった。1995年に35歳という若さでHIVによる敗血症で亡くなった古橋悌二がとてつもなく魅力的だ。
出口のみえない、疲れきった日本の現況を既に感じていたのだろうか。自分たちの社会を自分たちが首を絞めて行っている現状を。
そしてそれ見据えた上で、けして悲観的にならない。死ぬことさえも、自分で発明する、というメッセージ。
古橋さんがスーツから派手なメイクをしてYシャツを上半身に纏った女性に変り、ラブソングに口を合わせ熱唱するシーンはドラマティックだ。スーツとYシャツを上半身に纏った女性、というあまりにもの記号化された性を意識させながら、それを超えた愛を歌い上げる。
ひとに力を与える、大事な作品だと感じた。もちろん、エネルギーをもらった。大好きなピナ・バウシュのある部分にも重なるようにも感じた。
東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「トレース・エレメンツ」(http://www.operacity.jp/ag/exh96/)という展覧会に出品されている、「LOVERSー永遠の恋人たち」(1994)と「S/N」が表裏をなす作品だと解説にあるので、見るつもりはなかった展覧会も見てしまう。印象に残ったのは、やはり古橋さんの作品と、古屋誠一さんの写真でした。
14:00過ぎ事務所の戻り、日報のアップ。
引き続きスタッフが置いて行った図面をチェック。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場の前の宣伝幕。「エビ大王」の文字もみえる。
○ 2008/9/16
7:00に事務所。雨。
メールチェックと日報のアップ。
「向日葵の柩」の旅公演の公演会場にセットが収まるか、図面を作り始める。
8:10過ぎ事務所を出て、新宿のOZONEに。
今日は管理建築士講習の申込なのだが、振込が郵便局の振込証明書が必要な振り込み用紙なので、土曜日に気がついたときは、時既に遅し。
多分申込は混雑するだろうから、9:30の申込手続きの開始より、なるべく早く行きたいが、先ず郵便局に寄る必要があり、一番近いOZONEの郵便局に9:00に行って、振り込んだ脚で近くの申込会場へ。
9:10前に着くも、既に凄い人。もらった番号は134番。
狭い場所に大勢の人で混雑している。
あまりの人数の多さからか、9:30の開始が早まったようで、9:00から受付を行なっていた。
知り合いも何人か。おっつ、有名建築家もいるではないか。
と本を読みながら待つこと1時間。やっと番が回って来て、無事受付完了。
その時点で、番号札は600番台だった。
しかし、ここまで混乱しない方法はなかったのだろうか。
11:00事務所に戻り、NTHのスタッフ打合せ。
14:00前に再び事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
現状を確認しながら、あれこれプランを練る。
一応の方向性を確認し、16:00過ぎ打合せ終了。
新宿の書店に寄って事務所に戻る。
図書館から借りている本とCDの返却の督促があったので、自転車で返しに行き、リクエストしてあった本を借りて来る。
スタッフ打合せ。「向日葵の柩」検討図面を作成し、メール。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークに滞在中。7日(日)の調教後から右ヒザに痛みを伴う腫れが見られ、レントゲン検査の結果、剥離骨折していることが判明しました。10日(水)に骨片の摘出を済ませています。その際、周囲に見られた骨膜も専用の器具を使って除去してもらいました。削り取った部分が広く、4ヶ月以上の加療期間が必要になる可能性もあります。通常より手術に時間がかかった分、出血が多くなったものの、これといった問題はありません。舎飼いされ、エネルギーがたまってうるささを見せています。馬体重は479キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークに滞在中。順調に乗っていたものの、8日(月)の調教後に右前蹄叉の欠損が判明しました。脚は引きずっていませんが、チクチクするような痛みがあるのを気にしていて、翌日からウォーキングマシンのみの運動にペースダウン。併せて普通放牧を行って一定の運動量を確保しています。痛みが和らぎ次第、前脚だけ蹄鉄を履かせて乗り出す予定にしており、1〜2週間程度の休養で坂路へ戻せる見込み。馬体重は475キロです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、12日(金)、美浦の根本厩舎に入厩しました。あす朝の体調に問題がなければ、僚馬とともに馬場に入れます。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場の隣の植物園・公園の、記念写真屋さんの木馬。とても大きい公園だった。
○ 2008/9/16
8:00に事務所。
メールチェック。今日の打ち合わせの資料の確認。
日報のアップ。
朝、YTHのことで急にアイディアが浮かび、その検証。
10:00過ぎに事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
先日簡単に説明した図面の模型を持参。模型を使って説明し、要望を確認して行く。
あれやこれや話しているうちに、ぼんやりと方向性がみえて来たので、今日はここまでと、12:30過ぎ終了。
クライアントと下北沢まで一緒に歩き、別れる。
下北沢の古書店を回って、事務所に戻る。
スタッフにあれこれ指示や確認事項。
15:30過ぎ再び事務所を出て、スタッフと構造事務所へ。
16:30からNTHの打合せ。その後YTHとWMHの簡単な打合せ。
19:00前打合せ終了。
写真はしばらく、昨日と同じ公園の風景。
○ 2008/9/17
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面や連絡事項の確認。
一日いろんな連絡事項や確認事項が多く、その合間を縫ってEMHのスケッチをする。
19:00前に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ(http://www.theatre-cafe.com/)。
今晩の小劇場の勉強会は、ちょっと趣向を変え、いくつかのお祝いパーティー。
ひとつは、今日から始まった、武蔵野大学水谷ゼミによる、「Cafe×Gallery〜みんなでつくる写真展〜」(http://www.musashino-u.ac.jp/ningenkankei/kankyo/design/index.html)という展覧会のオープニング。
ひとつはメンバーの早稲田大学の3年生が、韓国のKOSTAT EXPO2008(http://www.kostat.or.kr/)劇場コンペに入選したことのお祝い。
ひとつが、メンバーの一人が結婚したことのお祝い。
その他諸々で、簡単なパーティーと相成った。
20人弱の人が集まり、乾杯。水谷ゼミの学生と勉強会のメンバーの相互自己紹介。
その後は、劇場コンペ案の報告や、今後に控えている、展覧会のワークショップについて等、話しが弾み、21:30過ぎお開き。
その後も名残惜しそうに、カフェの前で屯して話していたが、22:00頃三々五々に別れる。
展覧会場の吉祥寺シアターカフェで、21~23日各日、昼頃から夕方までワークショップをやるそうです。近くまで行かれた方や、興味がある方は是非、遊びに行ってあげて下さい。
○ 2008/9/19
8:00前に事務所。
メールチェック。スタッフが置いて行った図面をチェクし指示を書き込む。
日報のアップ。
EMHのスケッチを続ける。
9:30前事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
10:00、東電の担当者と落ち合い、ベルを押す。
クライアントを含め、電柱の移設の打合せ。
今の計画だと、エントランス前に電柱があるようになってしまうので。
10:30終了し、その後、16日に打ち合わせた3階のプランに着いて打合せ。
11:30前終了して、事務所に戻る。
13:30、キッチン製作会社の担当者が来所。NTHとYTHの打合せ。
14:00過ぎ終了。
次の打合せのSIHの図面確認とEMHのスケッチ。
15:00SIHのクライアント夫妻来所。基本設計の最終確認。地盤調査の概要を話し、16:00前打合せ終了。
18:00前、梁山泊の三浦さんが来所。横浜のテントの話し。
19:00前終了。
連絡事項いくつか。EMHのスケッチ。ひとつの方向性がみえて来た。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。翌日から元気に馬場入り開始。初日は角馬場で体をほぐしてトレセン内を乗り運動で歩かせて、日曜日からはさっそく坂路2本を駆け上がりました。水曜日からは坂路1本と並行してダートのDコースのゲート練習中心のメニューをこなしています。けさ金曜日には試験を受け、早くも合格しました。担当厩務員は「落ち着いていて素直で扱いやすい。あとは走ってくれれば文句ないね」と笑顔。中山最終週の牝馬限定・芝1200mでのデビューを目指して乗り込んでいきます。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、14日(日)に中山で出走して2着でした。スッと流れに乗れなかったのは若干重かったせいかもしれません。それでも開幕週の高速馬場にも対応し、坂を上がってからは良く伸びて勝ち馬を追い詰めました。持ちタイムを1秒近く更新していますし、勝ち馬との差は位置取りと1キロのハンデ差でしょう。相性の良い中山でもう1戦させたいと思っており、中1週で勝浦特別・芝1200mへの出走を視野に入れています。今週は疲れを取ることに専念。来週の追い切りの様子や体調を見て挑戦させるかを正式に決定します。
忙しくなりそうだ。
○ 2008/9/20
8:30に事務所。台風は夜のうちに房総沖まで去って行った。
9:00頃から青空がみえて来た。
メールチェックとスタッフの置いていった資料の確認。日報のアップ。
EMHのスケッチを続ける。
昨日みえて来た方向性をあれこれ考えて行ったら、案が展開し始めた。面白くなって来たが、少し冷静になるため、一度手を離す。
机のまわりを少しばかり整理して、しばらく前に相談に来た、知り合いの現況敷地図を書いたりする。
○ 2008/9/21
8:30前までゆっくり休む。
知人から券を頂き、新橋演舞場昼の部を見に行く。
着物で行くと言うチェ・ミキを残し、先に9:30に大和町を出る。
銀座の三越で昼食を買って、地下から上がったら雨が降っている。
10:30に新橋演舞場着。
劇場内をプラプラし、イヤフォンガイドを借り席に着く。
1階の12列。素晴しく良い席。ありがたい。
11:00ちょっと前にチェ・ミキも席に。
昼の部は「源平布引滝」と「枕獅子」(http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2008/09/post_11.html)。
「源平布引滝」は海老蔵が二役で奮闘の芝居。1幕目の「義賢最後」ではラスト大立ち回りで、「戸板倒し」と「仏倒れ」という派手な殺陣があり、まわりのお年寄りたちは歓声を上げていた。
「枕獅子」は「鏡獅子」の原型とも言える作品と解説にある。獅子と蝶の掛け合いが艶やかで、衣装の早変わりも幾度かあり、楽しめた。
歌舞伎を見るのは2年ぶりくらいだろうか。
いつもは3階席が定番だったが、やはりここまで良い席だと愉しさが違う。
15:30前終演。
外は雨がやんだり降ったり。
着物なので、中野からバスで帰るチェ・ミキと四谷で別れ、高円寺で買い物をしてスーパーの外に出たら、雨が激しくなって来た。
濡れながら自転車で大和町に戻る。
○ 2008/9/22
8:00に事務所。
メールチェック。YTH のクライアント夫人からメールで確認事項が来ていたので、電話連絡。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
日報のアップ。
10:00スタッフが来たので、掃除の後、各プロジェクトごとに打合せ。
13:00前事務所を出て、YTHの現場へ。
14:00から構造事務所も来て、1階壁の配筋検査。15:00前終了。
帰りに代官山のヒルサイドテラスに寄って、「SDレビュー2008」(http://www.kajima-publishing.co.jp/sd2008/index.html)。
元所員の松尾由希さんとパートナーの松尾宙さんのプロジェクトが入選したという知らせを受けていたので、見に来た。
1989年と91年に2度入選して出品したが、もう20年ちかく経つのか。まさに光陰矢の如し。
しかし、皆若いのにうまいな。でも、なんだか私的(詩的)な形態操作を感じさせる作品が多く、言ってみれば、「静かな演劇」の建築バージョン、「静かな建築」というよう様相を呈していた。
本当に久しぶりに代官山に降りたが、駅周辺の変化は驚く程で、以前はそれほど感じなかったヒルサイドテラスの存在意義をとても強く感じた。ヒルサイドテラスを設計した、槇文彦さんの慧眼には改めて恐れ入った。
渋谷から表参道へ移動して、ラットホールギャラリー(http://www.ratholegallery.com/)の深瀬昌久「鴉」を見いくも、ギャラリーでは大勢の人がなにか作業をしている。あれっと思って、ともかく入り口まで言って覗いてみたら、奥で作業しているのはなんと森山大道さん。「あのー展覧会は、」と声をかけたら、ギャラリーの人を呼んでくれ、月曜休みとのこと。見落としていた。
しかし、森山大道さんが真剣に写真をセレクトしている姿を見ることが出来、ギャラリーの床にところ狭しと写真が並べられているのを見られて良かった。でも、もうちょっと眺めてくれば良かった、と後悔。
帰り道に近くのギャラリー360°に寄って、カタログを買って、事務所に戻る。
連絡事項いくつかを行ない、経理の作業を始めるも、見ていた通帳の勘違いに気付き、久々のエクセルなので、その修正に手間取り、嫌になる。
写真は、ベロ・オリゾンチの街の風景。
○ 2008/9/23
6:00には目が覚めてしまい、もう少し寝ようとしていたが眠れず、6:30に起きだし7:30事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったSIHの開口部の図面を元に、コンセプトメイク。
いくつか手を動かしているうちに、方向性がみえて来る。明日以降、スタッフに指示し、検討できるところまで進める。
その後、EMHのスケッチ。同じ輪郭の中に、無限のバリエーションを検討できるので、その基本パターンを抽出する作業を行う。
合間合間に頭休めに、机まわりの積み上げた雑誌等見ながら整理。
休日なので、電話もなく、集中してやっていたら、夕方になってしまう。
少し、帳簿付けもしなくては、と思っていたが、時間が無くなる。頭の芯がジーンとしている。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺の古書店に寄って、吉祥寺シアターカフェへ向かう。
シアターカフェでは、武蔵野大学水谷ゼミによる、「Cafe×Gallery〜みんなでつくる写真展〜」の撤収作業が行われていた。
19:00過ぎから、シアターワークショプの伊東さん、鹿野さん、水谷先生と4人で、小劇場の勉強会についての座談。
シアターワークショプが今年25周年で、同時に、建築学会賞を受賞した。そこで、「建築画報」(http://www.k-gaho.co.jp/)という雑誌で、シアターワークショプの特集号が企画され、その中の一部に、小劇場の勉強会について掲載されることになった。そのための、座談会。
話しはあちこちに飛んだが、21:00前に終了。まとめが大変ではないかと思うが。
今日はちょっと疲れたので、そのままお開き。
○ 2008/9/24
なんてこった。
昨晩寝てからしばらくしてトイレに起きたのだが、眠りから完全に覚めてなかったのか、脚を取られコンクリートの床に倒れてしまう。起き上がって、トイレに行ったのだが、そこでもまた寝てしまう。(自分では判然とせず、チェ・ミキから聞いた。)
その際、おでこをぶつけ、前歯が唇に当たり、唇の一部が切れ出血。
しばらく前にも同じようなことがあった。気をつけねば。
そんなことがあったので、熟睡できず6:30頃目が覚めたが、もう少し休もうとしたが寝ることは出来ず、しかたなく7:00に起きて8:00に事務所。
何箇所か打身で痛く、唇は腫れていてみっともないことこの上ないが、食事には支障がない。やれやれ。
今日から武蔵野大学の空間造形4の授業が始まるし、吉祥寺では中央線デザイン倶楽部(http://cdc.chub.jp/)の集まりもあるが、大人しく帰って来よう。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00、スタッフ打合せ。
WMHとEMHのスケッチを続ける。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:30、製図室の準備室で、先生方と他大学からアシスタントに来てくれた学生と顔合わせして、14:40から授業。
空間造形4は4人の先生がそれぞれ違った課題を出し、学生がそれを選択し、それぞれのグループで設計を進めて行く、スタジオ背の授業。
先ず、4人の先生が自分の仕事紹介と課題の説明を行なう。
その後、学生たちにスタジオを選択してもらい、各スタジオに分かれ簡単なガイダンスをして終了。
18:30過ぎ学校を出て、バスで吉祥寺に出て、敷地に選んでいるハモニカ横丁の資料、昨年までロンロンの書店で扱っていた、を探すも見つからず。
写真はベロ・オリゾンチの劇場での「エビ大王」のテクニカルリハーサル風景。
○ 2008/9/25
8:00に事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面のチェック。
武蔵野大学の空間造形4のスケジュールが出たので、スタジオの全体スケジュールを作成。
今日の阿佐ヶ谷ミィーティングのために、前回の議事録をプリントアウトし、スケッチ。
各プロジェクトについて、スタッフ打合せ。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
13:00、中杉通りに面した中華料理屋で、荒木さんと高野さんと落合う。阿佐ヶ谷ミーティングの2回目。
昼を取りながら、阿佐ヶ谷周辺でなにか出来ないか話し合う。
いくつかのアイデアの中、ひとつを先ず実行してみようと言うことになる。
14:30終了しわかれる。
SIHの構造事務所から、午前中に送ったスケッチについて指示があったので、電話で確認しスタッフ打合せ。
YTHの柱状改良工事の報告書を構造事務所に送り、確認。
夕方、このマンションにしばらく前に越して来た知人から、仲間が遊びに来ているので顔を出さないか、との電話があり、お邪魔する。
ビールを飲みながら、話しをする。知人の事務所もずいぶん事務所らしくなって来た。明日、登記するそうだ。
さらに知り合いが一人尋ねて来て、しばらく話して、お暇する。
マイネアルデュール、28日中山9R勝浦特別出走確定。
写真は、ベロ・オリゾンチのホテルの窓からの眺め。
○ 2008/9/26
早く目が覚めてしまい、7:00に事務所。
気持のよい風が部屋の中を吹抜けて行く。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩、テレビで「男はつらいよ」を見た。寅さんシリーズの第1作目。何度か目だが、やはり力の入った映画だな、と感じる。カメラも編集も美術もこれでもかというくらい密度が高いが、自然に見れてしまう。松竹の底力か。
それにしても、渥美清、笠智衆、森川信、関敬六などの今は亡き役者たちの軽妙なこと。それにも増して、前田吟と倍賞千恵子の若々しいこと。この第1作目は、何度見ても、倍賞千恵子の魅力だけで充分見る価値があるな。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
EMHのスケッチを続ける。
10:00にスタッフが来たのでSIHの打合せを行ない、その他はEMHのスケッチに集中。
SIHのクライアント宅では、午後からハンドオーガーでの土の採取が行なわれていて、構造事務所から何度か連絡がある。
15:30事務所を出て新宿へ。書店に立ち寄って、新宿コマ劇場へ。
コマ劇場が今年一杯で閉館なので(http://www.koma-sta.co.jp/announce.html)、小劇場の勉強会のつながりで、舞台機構会社の調査・見学会に同行させて頂く。
17:00過ぎ、コマの入り口前で、鹿野さん、シアターワークショプの小池さんと落ち合い、ファサードを撮影して、裏の楽屋口に回る。
17:15過ぎ、舞台機構会社の方々と一緒にコマの舞台へ。現在は北島三郎公演(http://www.koma-sta.co.jp/)が行なわれているが、今日は昼公演のみらしく、調査・見学になったようだ。
舞台には大きな盆(回り舞台)が。舞台センターを中心に3重の円になっている。
舞台機構会社が手配したカメラマンがセッティングしている間に、舞台と客席の様々な部分を写真に撮って行く。
撮影が始まった。なんとこの盆は迫り(舞台の一部が上下する機構)にもなっており、3重の盆がゆっくり上がり始め、中心の直径3mくらいの盆が舞台から4mくらい上がり、その次の盆が2mくらい、一番外が1mくらいと、壇状にバベルの塔のようになり回る。それぞれの蹴込み(床下の立上がっている壁の部分)には照明が仕込まれていて、光を発している。これはワクワクする。
盆の様々なパターンを撮影し、今度は奈落とピットへ移る。盆の下の機構を拝見する。奈落脇にはバンド台がセットされていて、ピアノも乗っている。劇場のスタッフの方に伺うと、このバンド台と舞台セットを35分間の休憩の間に、盆を使って入れ替えるのだが、転換稽古だけでは間に合わず、舞台初日から何日かは押してしまうそうだ。もちろん、直に休憩内で飾り替え出来るようになるそうだが。
一番深いピットは、コンクリートの基礎と、様々な鋼材で組み立てられた骨組みや、ワイヤー、でっかいウエイトがところ狭しと並び、まるでセットのような空間だ。
一人離れ、舞台裏を拝見させてもらう。壁等に残された書き込み、張られた注意書き、北島三郎さん専用なのだろう舞台袖の着替え室、楽屋と舞台や奈落を繋ぐエレベーター。いろんな劇場の舞台裏を記録する、劇場考現学のようなものが出来たら面白いのでは、と一人興奮する。
スタッフの方の話しでは、50年くらい前、梅田コマにこれと同じ盆が作られ、すぐに新宿にも同じものが作られたそうだ。
当時の大衆演劇公演を、もっと豪華にするように、歌謡ショウ専用の舞台としてこのような機構を設けたそうだ。
最後に、この盆の中央に何人かでのせて頂き、迫り上がって行くのを体験する。一番上で4mくらい。かなりの高さを感じる。まるで座長になったようだ。
客席は2000席強だが、ワンフロアーなのでとても近く感じる。
もうすぐ閉館の、ちょっとくたびれた赤いシートの無人の客席。ツァイ・ミンリャンの「楽日」(http://www.cinenouveau.com/cinemalib2007/tml/tml.html)を思い出した。
19:00過ぎ、調査・見学終了。あっという間の2時間だった。
外に出ると、52年間ありがとうの大きな告知。そうか僕と同じ年生まれなんだ。
鹿野さん、小池さんと、お多幸に行って、おでんで一杯やって、22:00前お開き。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。本馬場でなかなか軽いフットワークを見せ、5ハロンから63秒台のタイムをマーク。実戦(中山最終週の牝馬限定・芝1200m)でも跨る予定の石橋騎手は「小さい馬だが、最後まで一生懸命だった」と引き揚げてきました。負荷をかけた影響で食が細っています。配合飼料を中心に残すことから、きょうは口にしやすい青草を多めに与えました。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、28日(日)、中山9Rの勝浦特別・芝1200mに出走します。見た目にも調教でも疲れが感じられなかったことで出走へのGOサインが出ました。今週も時計を出し過ぎないように配慮して、追い切りは松岡騎手ではなく調教助手が担当しました。普段跨っている松岡騎手も「大丈夫。勝ち負けになると思う」との力強いコメントがありました。開幕週に比べて馬場が荒れてきたのもパワー型の同馬には嬉しいこと。持ち時計もありますし、ここを通過点にさらに上を目指します。
写真は、ホテルのシャワーブース。
○ 2008/9/26
8:00過ぎ事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った資料をチェックしながら、日報のアップ。
連絡事項いくつか。EMHの作業。
12:30事務所を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。
「昭和の銀幕に輝くヒロイン・総集編1」シリーズ。「硝子のジョニー 野獣のように見えて」監督:蔵原惟繕・1962年(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/sakuhin2.html#14)。
DVDになっていないからか、8割り方お客さんが入っている。
野獣のような宍戸錠とアイ・ジョージとジュリエッタ・マシーナを彷彿とさせる芦川いづみ。そうこれは、蔵原(プロデューサーの水の江滝子)版「道」だ。重要な舞台になる競輪場のシーンが魅力的だ。同時に、木村威夫デザインのアイ・ジョージが入る病室のセットが雰囲気を出してる。
14:30終映。そのまま自転車で、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
写真を見て、お願いしていた、新しく出た尾中さんの写真集「The Dog in France」(http://yukodo.cart.fc2.com/)を頂いて、事務所に戻る。
「向日葵の柩」セットの3D作業と写真の整理。
19:00前事務所を出て、再び、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。ラピュタでチェ・ミキと落合う。
今度は「緋牡丹博徒 お命戴きます」監督:加藤泰・1971年(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/sakuhin3.html#17)。
画面に力がある。ストーリーはもちろん単純だ。結い上げていたかんざしを投げ、黒髪がほつれ闘うラストの殺陣の藤純子の美しさ。
21:00前終映。チェ・ミキと川奈へ行って、一杯。
写真は、ベロ・オリゾンチの中心街。俗に言う近代建築が沢山並び、格好良い。
○ 2008/9/28
8:30に起きる。肌寒い。
テーブルの上に積み上げた本を少し整理し、10:30前大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山9Rのアルデュールの馬券を買って、阿佐ヶ谷に戻り、夕食用の買い物をして、大和町に戻る。
14:00前、テレビ神奈川の競馬中継。パドックのアルデュールはいつものように、外を回りよい感じだ.
14:35発走。いつもどおりまずまずのスタート。途中行きっぷりはやはりもうちょい。4コーナーを回って先頭に内の馬をかわして行くが、ゴール前外からかわされ、3着。
いつもの競馬をしているが、自分から勝負できないパターン。
引き続き、8chの競馬中継を見ながら、夕食の準備を始める。
○ 2008/9/29
6:00に起きて、7:00に事務所。
まだ9月だというのに、寒いくらいだ。セーターを着て出掛ける。
メールチェック。
アルバイトの学生に作業をしてもらうために、EMHの斜線チェックをして配置、断面を確認。
スタッフが置いて行ったNTHの図面をチェック。
10:00スタッフが来て、掃除をすませ、スタッフ打合せ。
雑務いくつかと日報のアップ。
15:00前アルバイトの武蔵野大学の4年生が来たので、EMHの作業の説明。
「向日葵の柩」の土曜日の作業を見直す。
しばらく前いったん手を付けたが、又ほったらかしだが、そろそろ始めないといけない、帳簿付け作業を始める。
○ 2008/9/30
今朝も6:00に起きて、7:00に事務所。氷雨。
メールチェックをしてYTHの連絡事項をメールでクライアントに送付。
スタッフが作成したNTHの見積り用図面の一部をチェックし、スタッフ打合せ。
昨日アルバイトの学生が作業してくれたEMHの図面を確認しながらスケッチ。
13:30前事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
14:00から基本設計の打合せ。平面的にはほぼ収斂する。
15:00過ぎ終了し、紀伊国屋書店とヨドバシカメラに寄って、事務所に戻る。
EMHのスケッチを続ける。夕方アルバイトの学生が来たので、指示を出し、同時並行でスケッチを続ける。
18:30、いったんスケッチを切り上げ、日報をアップし、帳簿付け作業に移る。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、8月下旬にビッグレッドファーム明和から真歌トレーニングパークへ移動しました。頭絡や鞍の装着、ウォーキングマシンや洗い場に慣らす馴致に取りかかっています。気難しい性格に出やすい父の産駒ながら、いずれとも順調。現在の管理にすっかり順応している様子です。同馬の印象について育成主任は「タマモクロスっぽさが出ているが、けっこう骨格がしっかりしている。歩様も伸びやか。ありがちな硬いタイプとは違う」と述べていました。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
2008.09.26(金)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。今年の募集馬の中で最も早く馴致に手を付けたのがこの馬です。非常に素直ですべてがすんなり進み、馬具の装着から開始して3日目には単独で坂路入りできたほどでした。物怖じせず、堂々として稽古に臨める態度が買われ、一団のリードホースを任される日が多々です。スタッフは「手足が長く、幅のない造り。回転は遅いが、バネでカバーする走り」とキャンターの感触を述べていました。
写真は、劇場客席の床の誘導灯。
○ 2008/10/1
7:00事務所。
今日NTHの見積図面渡しなので、担当スタッフは二日続きで泊まり込みをしたようだ。
昨日も今日も7:00に事務所に来ると、作業をしていた。
そのかいあって、10:00、10:30、11:00、13:00と無事図渡し終了。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
今日は「住環境・ショウケース」と言う課題の1回目のエスキス。
ほとんどの学生が、ユニークな視点でコンセプトをまとめて来たので、少し安心した。
しかし、ここはまだスタート、このまままとめたらありきたりのものになってしまう。
ここから今日の講評を聞いてどこまで踏み込んで独自のものに出来るかが問題。頑張って欲しい。
18:00過ぎ終了。
「悲しき熱帯」は上巻を読了。ちょっと寄り道で、先日書店で見つけた「千々にくだけて」リービ英雄著(講談社文庫)を読み始める。リービ英雄は始めて。
○ 2008/10/2
目覚ましをかけず寝てしまったので、眼を覚ましたら6:45。週後半で疲れて来たのか。
起きだして、7:30過ぎ事務所。
スタッフが置いて行ったYTHの図面を見て、スケッチ。
10:00過ぎ、元「室内」の編集者の佐野さん来所。雑誌で建築外の分野にも関わっている人達の特集に取り上げて頂けるとのことで、取材。
芝居や映画、小劇場の勉強会の活動のこと等を、資料を見ながら話す。11:30前終了。
13:00前事務所を出て、池袋のあうるすぽっと(http://www.owlspot.jp/)へ。
「瀕死の王」イヨネスコ作 佐藤真演出・美術 柄本明主演(http://www.owlspot.jp/performance/080928.html)を見に行く。
14:00開演。2時間15分の一幕もの。題名通り、死の話しではあるが、最後の王の死へ至る過程は、産道を通過するかのごとくに思われ、人間として生まれて来る哀しさを、時間を逆に辿って行くように書かれた芝居のように感じた。
素舞台の使い方、客席の明かりの扱いが劇場全体を舞台にしているようで、参考になった。
知り合いの役者のMさんがお二人でみえていた。久しぶりに会えて嬉しかった。
終演後急いでSIHのクライアント宅へ向かう。
17:00から基本計画をまとめた図面の打ち合わせ。18:00前終了。
その脚で、早稲田大学の学生会館へ。
今晩の小劇場の勉強会は、メンバーの一人の、早稲田大学の建築の3年生の伊藤さんが属している、舞台美術研究会の研究会公演。伊藤さんが作演出「願いはそろって同じ串」。
学生会館は新しくて、コンビニやカフェ、はたまたジムまである建物。そのいくつかのフロアーに、学生たちの練習室が散りばめられている。
地下2階のスタジオが今日の公演場所。現地で勉強会のメンバー3人と落合う。
19:00開演。田舎の旧家の広間が舞台。なかなか良く出来た本だ。20:10終演。
スタジオの外で、伊藤さんと少し立ち話をして、帰路につく。
途中でおいしいカレー屋があるというので、4人でちょっと食べて、早稲田の駅から帰路につく。
しかし、今日は盛りだくさんで、疲れた。
帰ってシャワーを浴びている時に、「願いはそろって同じ串」という題名の意味が分かる。両親を早くに事故でなくした3兄弟の話し。互いのことを気遣いながらも、何故か素直になれずぎくしゃくしている3兄弟。団子3兄弟か。それで良いんだよね、伊藤さん。
マイネブルーム、4日、中山4Rメイクデビュー決定。頑張れ。
写真は、ベロ・オリゾンチの空港へ向かうバスの車窓。これで、僕の「悲しき熱帯」はおしまいです。
○ 2008/10/3
7:45事務所。昨日は久しぶりによい天気だった。今朝も雲はあるが、まあまあの天気。
釣瓶落としの秋か。
メールチェック。昨日は一日バタバタだったので、メールをゆっくりチェックできなかった。
その後これも溜まってしまった、日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
SIHのスタッフ打合せ。
昨日見た「瀕死の王」の舞台セットの記録スケッチ。
しばらく前から、見た芝居の舞台セットを記録用にスケッチするようにしている。記憶するために、良く舞台の上を見ておくようにしている。そして、スケッチの段階で、印象に残ったものが記録される。
午後キッチン製作会社の方が来所。YTHとNTHの話し。
進行中のプロジェクトのスケッチの合間、銀行と郵便局へ。
17:00前に事務所を出て、表参道のラットホールギャラリー(http://www.ratholegallery.com/)へ。
深瀬昌久写真展「鴉」。先日見に来たらクローズドだったので、再び。イヤー凄い写真だ。見に来て良かった。
その脚で、新宿御苑の蒼穹舍ギャラリーへ。深瀬昌久さんの写真集を入手して、三平本館へ。
19:00「向日葵の柩」のキャスト・スタッフ顔合わせ。
22:00お開き。振付けの大川さんと阿佐ヶ谷まで一緒に戻って来る。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、4日(土)、中山4Rの新馬戦・牝馬限定・芝1200mに石橋脩騎手で出走します。先週、びっしり追い切ったことで息も出来上がっているので、今週は仕上げすぎないように考慮して、パートナーと合わせて最後の1ハロンで脚を伸ばす追い切りに終始しました。雨が降って走りにくい馬場でしたが、まずまずの時計で動いています。根本師は「馬体重は390キロ前後くらい。小柄なだけに揉まれるのが心配だが、ピリッとした動きができそう」と話していました。追ってもテンションが上がらず落ち着いているのは良い傾向といえます。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、28日(日)に中山で出走してクビ+クビの0.1秒差、悔しい3着でした。結果的には前走時とレースラップは変わりませんでしたが、先団に馬群が固まっておりラップ以上に厳しい流れだった模様。行きっぷりが前回より悪く感じましたが、外々を回らされながらもじわじわ伸びて頑張っていました。一戦毎に体が増えているように、飼い食いも良く充実している様子。今週も水曜日から角馬場での運動を始めており、木曜日からは坂路入りを始めています。中1週で12日(日)、京都の壬生特別・芝1200mに出走する予定。
○ 2008/10/4
よい天気だ。近くの小学校は運動会で、沢山の家族が集まって来ていた。
大和町近くのリサイクル業者さんで、鉄屑の写真を撮らせてもらう。
8:30過ぎ事務所。
メールチェックと日報のアップ。
1030過ぎ事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山4Rにマイネブルーム出走。11:00過ぎに場外馬券売り場へ到着。
モニターでパドックを見る。12頭中ブルームだけが400kgを切る、393kg。
11:40発走。スタートはまずまずで中団前方につく。中盤も遜色なく、4コーナーを回って直線を向いた時には、先頭に食らいつくかに思えたが、直線途中で後退するも、最後まで頑張り6着。
すぐ馬券売り場を出て事務所に戻る。
なんだか鼻の奥から喉が気になる。風邪を引いたのか。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
16:15事務所を出て、阿佐ヶ谷駅近くの区民センターへ。西荻の父が入っている絵画会の展覧会へ。そこで父と妹、チェ・ミキと落ち合い、しばらく絵を見て出掛ける。
高円寺の二楽亭前で再び落ち合い、開店をしばらく待って17:00店に入る。
30分くらいたって、妹の旦那も加わる。20:00前にお開き。
○ 2008/10/5
8:30起きだす。
昨晩は風邪気味だったので早くに休み、ゆっくり寝たので、喉の痛みは消えているが、咳が出る。
EMHのスケッチをして、11:00過ぎ早めに昼をとり、初台の新国立劇場へ。
13:00から「向日葵の柩」の劇場下見のはずだが、小劇場は13:00からどうも本番のようだ。
13:00になっても誰も来ないので、関係者に電話するも、誰も出ない。(携帯を持ってないので公衆電話を使うが、公衆電話からだと非通知で誰も出てくれないのか。しくしく。)
留守録を残し、引き続き用事を済ませ、阿佐ヶ谷で夕食の買い物をして、大和町に戻る。
○ 2008/10/6
昨晩から降り始めた冷たい雨が降り続いている。
一昨日充分寝すぎたのか、昨晩はなかなか寝付かれなっかたが、6:00過ぎ起き出し、7:00に事務所。
メールチェック。スタッフが置いて行った図面のチェック。
今日午後の打ち合わせ用の図面を確認。
8:20過ぎに事務所を出て、YTHの現場へ。
9:30から構造事務所も来て、2階スラブまでの配筋検査。
10:00申請機関の担当者が来て中間検査。特に問題もなく、10:30過ぎ終了。事務所に戻る。
昨日の劇場下見の日時間違いの連絡と日報のアップ。
14:30前事務所を出て、新宿のトップスへ。
15:00から劇団1980「ええじゃないか」、来年の旅公演のセットについて打合せ。
16:00話しが一段落したので、お先に失礼し、ジュンク堂に寄る。
保坂和志さんの新刊「小説、世界の奏でる音楽」を入手しに行ったのだが、サイン本があった。ラッキー。
しばらく店内を見て回り、事務所に戻る。
いくつかのスタッフへの指示の後、帳簿付け作業。
昼過ぎから、雨は上がった。
○ 2008/10/7
7:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
YTH朝思いついたことがあったので、資料探しとスケッチ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
ここ何日か外出が多かったので、昨晩「千々にくだけて」リービ英雄著(講談社文庫)を読了。
千々にくだけているのは、アメリカ人で日本で日本語で小説を書く本人でもあり、既に子供の時に(自覚してないが)、9・11以降の3編の小説の原点が存在し、時間が繋がっていることを、併録されている10年前の短編「国民のうた」を読むことで実感する。
今日から「悲しき熱帯」後編に戻る。
日報をアップして、「建築画報」(http://www.k-gaho.co.jp/)来月号の、シアターワークショプの特集用の、小劇場の勉強会の座談のゲラをチェックして、返信。
EMHのスケッチ。今日はこれに集中するつもり。
15:00前にEMHのスケッチをまとめ、息抜きに時々行く阿佐ヶ谷の古書店「銀星舍」へ。
16:00EMHのスタッフ打合せ。
夕方から、帳簿付け作業。
YTHのクライアントへの確認事項をまとめて、メール連絡。
○ 2008/10/8
6:00に起きたら、結構な雨が降っている。YTHはコンクリート打ちだが大丈夫か。
合羽を着て、自転車で7:00事務所。
少しずつだが弱い雨になって来た。
久しぶりのノーベル物理学賞の受賞。素晴しいことは分かる。しかし、昨晩のNHKの21:00のニュースの司会者、あれはないんじゃないか。
まるで、オリンピックの金メダル獲得と同じ調子。今後何をやって行きたいですか、って言う質問するかね。
分かりやすく内容を説明して下さい、と問いかけて、受賞者は真摯に答えていたが、もちろん簡単には分からないよな。せめて後から出て来た科学担当の人が質問をすれば良かったのに。いやはや。
「構造計算書偽造事件でマンション住民57人、建て替え費用を求めて国を初提訴」のニュースは、良く見つめる必要がある。
メールチェックとYTHのクライアントにメール連絡。
スタッフが置いていった図面のチェック。
そろそろ会計士事務所に資料を渡さないとまずいので、帳簿付けを全てやってしまう。
9:00頃には雨は上がっていた。
SIHの基本計画図を構造事務所にメール。概算用の仮定断面算出に着手してもらう。
日報をアップし、EMHの別案の確認。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。第1課題は小課題で、来週が提出。今日が最後のエスキス。
模型を作って来た学生は3分の1ほど。模型が有る無しで、一緒に考えられることの深さの違いを実感する。
アシスタントの学生と、後半の課題は、模型を持って来ない学生はエスキスチェックしないようにしようと話す。
19:00過ぎ終了。
マイネアルデュール、12日京都9R壬生特別出走予定。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで休養中。運動量を制限している現在はサンシャインパドック付きの馬房で管理しています。暴れても走り回れないと悟ったのか、このところは落ち着いた雰囲気。洗い場へ行くときもバタバタせずに歩いています。今週末で術後1ヶ月になることから、来週か再来週にはウォーキングマシンによる運動が課せるでしょう。回復具合に応じて少しずつ患部に負荷をかけていきます。馬体重は502キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。前脚に蹄鉄を装着したことで欠損した蹄叉を気にする仕草はほとんど見せなくなっています。9月下旬に坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。帰りの馬道でチャカチャカするのは相変わらずですが、幸いにも一息入れる期間が短くて済み、ほとんど緩んだ感がありません。追い切りはもう少し先の予定。1日(水)の計量では476キロでした。450キロ台までウエイトダウンした9月上旬よりふっくらしています。
○ 2008/10/9
雨が上がって、少し爽やかな天気。
7:00に事務所。メールチェック。
YTHのクライアントへ電話で確認事項。
スタッフが置いて行った図面や資料のチェックをして、日報のアップ。
今日の下見とレクチャーの準備確認。
各プロジェクトのスタッフ打合せ。
1130過ぎ事務所を出て、初台の新国立劇場へ。下見は今日だった。
12:30前、楽屋口で可児市文化創造センターの村松さん、照明の泉さんと落ち合い、12:30から下見。
13:00お先に失礼して、初台から地下鉄に乗り、東武野田線の運河へ向かう。
14:20、運河の駅でシアターワークショプの伊東さんと落合う。
東京理科大学の建築学科で、伊東さんが後期に受持つ「建築と芸術」という授業の、特別レクチャーへ。昨年に引き続き。
川向先生の研究室へ挨拶に伺い、14:50から授業。
スライドを使い、一番影響を受けた「小劇場運動・第1世代」の話しから始め、サイトスペシフィックな芝居や、芝居・映画のセットデザインの話しをして、最後に建築を紹介して、16:10レクチャーは終了。16:20授業終了。
伊東さんと電車で秋葉原まで出て、別れる。
私用が出来てしまったので、今晩の小劇場の勉強会は、欠席する。
いやー、疲れた一日だった。
アルデュール、12日京都9R壬生特別、出走確定。
○ 2008/10/10
週も後半、疲れが出て来た。
少しゆっくり起きて、8:00前に事務所。秋らしい気持のよい気候。
メールチェック。
武蔵野大学の3年生から、空間造形4のエスキスメールが届いていたので、アシスタントの学生に転送し、アドバイスを書いて返信する。
スタッフが置いて行った図面や資料のチェック。
EMHのバリエーションを再確認する。
10:00、スタッフが来たので各プロジェクトの指示。
日報をアップし、EMHのバリエーションスケッチとスタッフ打合せ。
16:30YTHの建設会社と関連業者来所。
3階躯体までの設備、電気、等の打合せ。18:30過ぎ終了。
EMHのバリエーションのスタッフ打合せ。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、4日(土)に中山で出走し、6着でした。四肢の回転が軽快な反面、迫力という点においてはもうひとつです。息が続かなかったのか、急坂が響いたのか、直線半ばで甘くなりました。反応良くゲートを飛び出しながら2ハロン目で少し後退したのは、他馬の行き脚がついて10秒台にペースアップしたからでしょう。一生懸命に走るまっすぐな性格にはとても好感が持てます。レースの疲れで少し食が細っているものの、筋肉痛などはありません。東京2週目の芝1400mを意識して状態を整えています。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、12日(日)、京都9Rの壬生特別・芝1200mに出走します。橘Sで跨った経験のある佐藤哲三騎手に騎乗を依頼しました。8日(水)の追い切りは中1週のレース間隔、関西までの輸送、たっぷり水分を含んでいた馬場を考慮したもの。疲れが残らないように馬なりでさっと流す程度に控えました。「中1週でも大丈夫。前走の反動もなかったからね。乗り手からも『具合が良い』と報告を受けている」と相沢師。勝ち負けを期待しています。
○ 2008/10/11
8:00過ぎ事務所。
メールチェックして、構造事務所から届いていたNTHの構造図面を各建設会社にメールし、プリントアウト。
日報のアップ。
午前中、「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)のスケッチ。
午後雑務、雑務。途中無線LANの調子が悪くなり、時間のかかることやら。
15:00事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
午前中降っていた雨も上がり、太陽が出て、半袖で充分な天気に変わった。
16:00事務所に戻って、EMHのスケッチ。
17:30過ぎ事務所を出て、井の頭公園の唐組のテントへ向かう。
18:10過ぎ、テント前で待ち合わせしていた、ライターの佐野さんとその友人、水谷先生ご夫妻とその友人、武蔵野大学の学生8名、チェ・ミキと落ち合う。
風が出て来て、気温が下がって、寒いくらいだ。そんな中、かなりの数のお客さんだ。
「ジャガーの眼・2008」19:00開演。
23年前、初演の芝居。初演も見ているが、しびれた。テレビでも放映され、ビデオ録画したものを何度か見ており、その後唐組でも2回程再演されているが、その度に、衝撃を受けて来た。
物語は知っているのだが、休憩を2回挟んだ3幕が、密度高く絡み合って行く。何度見ても素晴しい芝居だ。
今回のバージョンも、新たに書き加えられた部分や、サラマンダの台詞が増えているように思えるが、田口と扉の二人の探偵、サラマンダ、くるみとしんいち、そしてチロ(犬の死骸)と共にさまよう少年、らが濃密に絡み合う展開は変わらず、見せる。
寺山修司さんの3回忌に追悼で書かれた芝居だ。
21:20終演。
水谷先生夫妻とその友人と美舟へ。楽しく話し、お開きにして駅に行ったら、もう電車がなかった。1:30前くらいになっていた。
○ 2008/10/12
昨晩は帰って来てからも、テーブルでもらって来たチラシ等を見ながら一杯やっていたら、そこで寝てしまい、3:00頃ベットへ。
なので、9:00過ぎまで寝てしまう。
10:00から、伸び放題にしていたジャスミンを剪定。隣の屋根にも浸食し始めているし、膨らんだ外側の緑を刈って行くと、中は枯れている。そうだよな、日が当たらないのだから。
1時間程で、全体的に刈り取り、半分くらいを整備するが、ここで力つきる。後をチェ・ミキに任せる。
昼をとり、13:00過ぎに大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都9R壬生特別にマイネアルデュール出走。
14:00過ぎ、モニターでパドックを見る。いつも通りの様子。
14:35発走。いつも通りのレースながら、最後伸びず、しかしペースが落ちなかったので5着に残る。
佐藤哲三騎手「ある程度の位置につけるように指示が出ていたので、勝ち馬の直後につけたが、すっと離されてしまった。内の馬の後ろに入れて、早めに加速していったほうが良かったかもしれない。春に乗ったときよりも力をつけている」
タワーレコードに寄り、高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
マイブームとなっている、五目ひじきを作る。
○ 2008/10/13
8:00に事務所。結構寒い。
メールチェックと連絡事項いくつ。
EMHのバリエーションスケッチ。
日報のアップ。
昼をとりに大和町に寄って、梁山泊の稽古場へ自転車で向かう。
陽が出て来て、湿度も低く、気持のよい秋らしい天気になった。
13:30、ライターの佐野さんとカメラウーマンの方と落ち合う。
日経アーキテクチャーの特集の写真撮影。建築領域外の部分でも活動している人達の特集とのこと。
梁山泊の稽古場「芝居砦・満点星」の稽古スペースと階段で撮影。14:00終了。
田原町の「風のほこり」の稽古に来ている劇団員と少し話し、14:30過ぎ金さんが来たので、「向日葵の柩」のセットプランの打合せ。
15:30前、稽古場を出る。
帰りにちょっと、中野ブロードウェーの「まんだらけ」のサブカルチャーや写真集を扱う「記憶」に初めて寄ったら、はまってしまった。
17:30大和町に戻り、EMHのバリエーションスケッチ。
○ 2008/10/14
7:00前に事務所。雨は降っていないが、曇で暗い。
メールチェック。
今朝方気がついたEMHのバリーションスケッチの追加事項を確認。
日報のアップ。
決算に必要な資料の整理。
スタッフが来たので、未処理の領収書を確認したら、結構で手来たので、帳簿入力。
午前中の会計事務所行きはあきらめる。
帳簿作業の後、EMHのスタッフ指示。
その他、後手後手になっている雑務をやり、関連事務所にメール連絡等。
13:30事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。予算についての相談等。
15:00過ぎ終了。その脚で荻窪の会計事務所へ。
決算に必要な帳簿や資料を預ける。
17:00前事務所に戻る。
19:00前事務所を出て、荒木さん・高野さんと阿佐ヶ谷駅で落ち合い、吐夢へ。
阿佐ヶ谷でなにか始めようと言う企画の3回目のミーティング。
実は吐夢の店長さんにお願いごとがあって伺ったのだが、ちょっと都合が悪く、NGになる。
ビールを飲みながら、軌道修正の打合せをする。21:00過ぎにお開き。
○ 2008/10/15
雨上がりの青空。
7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いていった図面のチェック。
WMHのスケッチ。
昨日の阿佐ヶ谷の会の議事録が高野さんから届いたので、次回のお誘いのメール文面を考えて、メールバック。
10:00過ぎ、スタッフと打ち合わせ。
引き続きWMHのスケッチを行ない、
11:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
13:00から空間造形4の講評会。
4つのスタジオに分かれての設計製図だが、各スタジオごとに全員が発表し、先生方が講評する。
順調に進み、18:00過ぎ終了。
4週間の短い設計期間だったが、作品は結構な水準を確保していた。但し、それなのに、プレゼンテイションに楽しさや気持が感じられず残念だった、という先生方の意見が多かった。同感だった。
後半の課題は、もっともっと楽しんで情熱を傾けてやって欲しい。
尾辻先生とアシスタントの学生二人と、吉祥寺の居酒屋へ行ってお疲れ。
遅れて水谷先生も参加。23:30前お開き。
○ 2008/10/16
8:00前事務所。秋晴れのよい天気。
メールチェックと昨日の空間造形4の成績を水谷先生にメールして、日報のアップ。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
決算不明点について、会計事務所へ電話連絡。
10:00スタッフとEMHの打合せ。
連絡事項いくつか。
「向日葵の柩」のセットプランにコメントを書き込み、可児市文化創造センターの村松さんと照明の泉さんへメール。
WMHの作業とスケッチ。
○ 2008/10/17
秋晴れだが、ずいぶん寒なって来た。
7:00前に事務所。
メールチェック、スタッフが置いて行った図面のチェック。
日報をアップして、進行中のプロジェクトのスケッチ。
13:30前事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
14:30、EMHクライアント打合せ。基本計画の2回目のプレゼン。前回の案をたたき台として引き出された印象を元に、今回は大きくは二つのバリーションを作成。その二つのバリエーションごとに、それぞれ4案程度のバリエーションがある。
新たな考え方を、とても面白がってくれて、嬉しかった。しばらくゆっくり検討頂くことにして、15:30前終了。
その脚でYTHの現場へ。16:30から構造事務所と2階壁の配筋検査。特に大きな問題無し。
17:30前終了。もうこの時間はかなり暗くなっている。秋も深まって来ているのだな。考えたら、今年も後残り2ヶ月半。つい昨日まで夏だったように思えるが。
現場を出て、早稲田大学の小野梓記念講堂へ。
今日から3日間、「国際研究集会・60年代演劇再考」(http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/project/index.html)が開催される。
魅力的かつ必見のシンポジウムや対談が目白押し。これを逃すと、これらの話しをまとめて聞く機会はないだろう。
18:30前に小野記念講堂到着。案内されて席に着くと、佐伯隆幸さんの基調講演が行われている。途中、しかも終了間際なので、なにについて話しいているのか定かではないが、佐伯さん吠えている。凄いパフォーマンス。
佐伯さんの著書や名前は存じていたが、勝手に思っていたイメージと全く違う方だった。面白かった。
18:35終了。休憩を挟んで、「現在から見た60年代演劇」。若者に人気の作家・演出家が登場ということか、会場は満員。しかし主宰者側の客さばきの段取悪さに、見ていても呆れる。
そんなことで15分位くらい押して、19:15過ぎ始まる。
最初は論が噛み合ない状態だったが、途中、自分たちの現状報告の話しが始まると、段々面白くなって来たが、いかんせんテーマと話しが重ならない。
司会の松井憲太郎さんが苦労していたが、終了時間を過ぎて、20:30過ぎ終了。
何だったのだろうと言う不思議な感じを持つが、多分明日からの、60年代の当事者たちの話しを聞くのに、今晩のシンポジウムを聞いているかいないかで、ずいぶん違った思いを持つのではないかという期待を持つ。
会場に来ていた、鹿野さん、シアターワークショプの小池さんと、近くのキュートおやじがやっている小池さんおすすめの中華料理店で一杯やって、23:00前お開き。
立派なパンフレットをもらえます。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。今週の出走を視野に入れていましたが、週始めまで少しカリカリして飼い食いが戻らなかったため無理させませんでした。来週の福島、芝1200mに鉾先を変えて、今週は馬体回復に専念。週末に15−15程度の時計を出し、来週1本追い切って福島に向かいます。夏に北海道で勝ち星を増やしてきた丸田騎手に騎乗を依頼しました。小柄な馬なので他馬より3キロも減量が効くのは有利といえます。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、12日(日)に京都で出走して5着でした。夏に戦列へ復帰してから徐々に体が増えているのは気になるところ。体や筋肉には張りがあり、決して調教を緩めているわけではありません。ただ長距離輸送のある今回は絞れていると思われていただけに誤算ではありました。19日(日)、東京8Rのダート1300mに連闘で出走することに。レース後は使ったなりの疲れ程度で、本来は来週の福島、会津特別に向かう予定でした。しかし想定段階で50頭近く出走希望馬がおり、除外前提で優先出走権を得るために出馬投票を行ったところ無条件抽選の5頭枠に入ってしまいました。相沢師も「申し訳ありません。ケアをしっかりして出走させます」と述べています。この後は一息入れる予定です。
思わぬ展開。初めてのダート。無事に走ってくれて、瓢箪から駒、なんて。
○ 2008/10/18
8:00に事務所。今朝も秋晴れのよい天気。
メールチェックや日報を書いたり連絡事項等、いろんなことをやっていると、どんどん時間がたって行ってしまう。
SIHの構造事務所から確認事項の連絡。YTHの施工図チェック。
12:00に事務所を出て、早稲田へ。本日、「国際研究集会・60年代演劇再考」(http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/project/index.html)の二日目。
ラ・ママ実験劇場の創立者、エレン・スチュワートさんの大きな人間性に触れ、感動し、あまりの自分の小ささに反省。
13:00から18:15まで、たっぷり話しを聞く。
○ 2008/10/19
8:00に起きる。
10:00前大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
東京8R、13:40発走にマイネアルデュールが出走するので、単復勝の馬券を買って、その脚で早稲田大学へ。
本日も「国際研究集会・60年代演劇再考」。
ちょっと早くついたので、ポスター展を見て、11:00大隈講堂へ。
11:15から蜷川幸雄さんと扇田昭彦の対談。
60年代に他の劇団や作家・演出家に蜷川さんが感じていたことが、うまく扇田さんによって引き出された対談だった。
「演出家の役割」というテーマがよく分った。
12:30終了。午前中から会場に来ていた小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんと、昼をとり、13:30から唐十郎さんと堀切直人さんの対談。
前半はまるで芝居を見ているようなユニークさ。二人の呼吸が全く合わず、それが独特な空気を作って、会場は笑いで盛り上がる。
最後の方で、唐ゼミの中野さんも加わり、14:45頃終了。
この二つの対談で満足し、帰路につく。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
録画しておいた東京8Rを見ようとするも、なんと録画に失敗しており、JRAのホームページで確認したら、アルデュールは2着。
上がりの時計をみると、先行していて差された様子。
ラフィアンのホームページにはこのようなコメントが。
津村騎手「レース間隔は詰まっていたが、馬に硬さがなく、コンディションは良かった。芝・ダートどちらとも大丈夫」
相沢師「厳しいレース間隔になってしまったが、よくがんばってくれた。今後は放牧の予定」
○ 2008/10/20
昨日までの3日間のレクチャー、予想外にハードだったのか、昨晩は早々に眠くなり休み、じっくり寝ることが出来た。
6:00に起きて、7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
YTHの施工図のチェックの残りと、スタッフが置いて行ったSIHの資料のチェック。
その後、日報のアップ。
10:00にスタッフが来たので、掃除をして、SIH、NTH、YTHそれぞれのスタッフ打合せ。
WMHの図面作業とスケッチ。
15:00事務所を出て、自転車で荻窪の会計事務所へ。
決算の書類にサインして、一式受け取る。帰りに書店と郵便局へ寄って、事務所に戻る。
引き続き、WMHのスケッチ。
○ 2008/10/21
起きだす6:00頃はまだ少し暗いが、事務所に来る7:00前くらいになると、明るくなって来る。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェックし指示を書き込む。
9:00前に事務所を出て、新宿へ。
管理建築士の講習会。
途中休憩をはさみ、10:00から18:30過ぎまで。
5時間以上の講義と、17:30から18:30までの1時間は考査があり、受講者はすべて管理建築士の資格を確保できるわけではない。
考査は噂通り、隣の人と問題が違っていた。そこまで性悪説を前提とするか。やれやれ。
講習会には大学時代の同級生、武田と高橋真がいた。彼らは申込の時に何年ぶりかで会って、終了後那須と鈴木基紀と池袋で一杯やる段取になっていると言うので、参加することに。
講習終了後、3人で池袋まで移動して、那須と鈴木基紀と落ち合い、近くの居酒屋へ。
みんな50代になって、いろんなことが変わりつつある。そんな話しで盛り上がる。
22:00前にお開き。
なんだかなの管理建築士の講習会が、思わぬ楽しみをプレゼントしてくれた。
○ 2008/10/22
昨日はさすがに疲れて、ちょっとゆっくり起きて、8:00に事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行ったSIHの図面に赤を入れる。
その後、連絡事項いくつか。
10:00スタッフ打合せをして、日報のアップ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形4の後半の課題の第1回目の授業。
金曜日から学園祭らしく、いつも使う製図室や実習棟は準備作業で使えないので、別のところでミーティング。
「ハモニカ横丁・プロジェクト」というタイトルの、今回の課題の趣旨説明をして、ハモニカ横丁に行ったことがあるか、その印象等を話し合い、事例調査を発表してもらう。
恒例の、現地調査と言う名の飲み会は、学園祭準備のため、来週に延期。
ミーティング終了後、実習棟へ行って、アドバイスした展示の準備の様子を見て、17:30前学校を出て、吉祥寺に出て古書店に寄る。
マイネブルーム、25日福島1R未勝利出走予定。(除外の可能性もあり。)
○ 2008/10/23
なんだか疲れがとれず、少しゆっくり起きて、7:30過ぎに事務所。
メールチェック。
日報をアップしたり、なんやかんや雑務をして、9:30前に事務所を出て、市ヶ谷でスタッフと落ち合い、HMHのクライアントへ。
HMH-Kの計画範囲の確認打合せ。11:00終了、銀行などに寄って、事務所に戻る。
KNH-Hの外構や植栽の見積り等をまとめ、クライアントにメール。
SIHの概算用図面をチェックして、スタッフにフィードバック。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
16:00過ぎ事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
先日夫人に説明した第2時案を、出張中から戻ったご主人が見てくれたので、それについていくつかの話しをする。
18:00前終了。途中書店等に寄り道をして、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
19:00から小劇場の勉強会。本日はコアメンバーの4人。
12月に吉祥寺シアターカファで開催予定の、鹿野さんの写真展の企画書について。
9:40終了。
○ 2008/10/24
昨晩からの雨が続いている。
昨晩は週末になって電池切れ寸前。少しゆっくり起きて、7:30過ぎに合羽に自転車で事務所。
メールチェック。馬主会の桐山から、先週のアルデュールのゴール前の写真と、集計表が届いていた。恐ろしや集計表。
寺山修司は馬券で儲けてますか、損してますかとインタビューされ、あなたは人生得してるか損してるか、と考えるのですか、と答えたそうですが。
スタッフが置いていた資料や図面のチェック。日報のアップ。
今日はNTHの見積りが出てくる日だ。
午前と午後に分けて、何社かの建設会社が来所、見積りが出て来る。
夜になり、スタッフが見積りチェックと比較表作成を開始。
建設会社への対応の合間に、「向日葵の柩」のセットスケッチ、YTHのスケッチ、連絡事項いくつか。
時折激しく降っていた雨も、夕方には上がった。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、25日(土)、福島1Rの芝1200mに丸田騎手で出走します。それほどびしっと攻める必要がないとの認識があり、22日(土)の追い切りはじんわり加速して終いだけを催促しました。「脚さばきが良い」と厩舎スタッフ。根本師は「牧場でやっているだけあって基礎がしっかりしている。もう飼い食いが戻っているし、カリカリした面も許容できるもの。平坦に変わって前進すれば」とコメントしていました。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、19日(日)の東京で出走し、2着でした。芝よりもむしろダートにおける走りの方がエネルギッシュだった印象。いきなり流れに乗るセンスを見せ、追ってからもしっかり伸びたものの、抜け出した残り100mで勝ち馬の強襲に遭いました。「強行軍の疲れはなかった。砂を被らない位置でスムーズな競馬ができた。一時はやったと思ったのだが…」と津村騎手。相沢師は「厳しい間隔の中、よくがんばってくれた」と労をねぎらっていました。一息入れて今後に備えます。23日(木)にビッグレッドファーム明和へ移動しました。
○ 2008/10/25
7:30に事務所。
雨は降ってないが、曇天。
メールチェックと連絡事項いくつかと日報のアップ。
9:00過ぎ事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
福島1Rにマイネブルーム出走。パドックの映像を見て、明日の菊花賞の馬券も少し勝って、10:00発走。
あまり良いスターではなく、すぐ馬群にもまれる。そのままの形で直線を向いて、伸びず12着。
400kg以下はこの馬一頭で、大きな馬とは100kg違う小さい馬なので、もまれると辛そうだ。
10:30過ぎ事務所に戻る。
スタッフが置いて行ったSIHの概算用図面のチェック。
13:00過ぎ再び事務所を出て、恵比寿へ。
14:00からスタジオエビスで鈴木恂写真集「天幕」(http://msuzuki-ams.com/)出版サイン会。鈴木恂先生の事務所AMSの内木さんから案内を頂いていた。
スタジオエビス内部を見学できるというのも嬉しい。
3階の大きなスタジオでサインをして頂き、6・7階のスタジオとテラスを見学する。雑誌で見た空間ももちろん良かったが、実際は体験する空間はそれ以上のものだった。
大きな構想は荒らしく野性的なのだが、細かいところまでよく考えられ、それらがその構想を全く邪魔しておらず、引き立て合っている。
それは柱梁のラーメンフレームで構成されたスタジオ=サーブド・スペース(@ルイス・カーン)と壁で構成されたサーブド・スペースが明確に分けられて計画されているからだろう。
内部を拝見できて、良かった。
15:30から、大きなスタジオのホリゾントを使って、写真集「天幕」についてのレクチャー。
16:00過ぎから、懇親会。AMSのスタッフだった同級生鈴木基紀や内木さんや何人かの知り合いと話し、16:30過ぎ会場を出る。
○ 2008/10/26
8:30起床。薄曇り。時々雨が降る。
テーブルまわりに積み上がった本を整理し、EMHの見直し。
13:00前に自転車で、途中小雨に降られながら、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
帰りに阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
その後はずっと大和町。
バリカンを当てたり、マカロニサラダを作ったり。
○ 2008/10/27
7:00に事務所。昨日とは一転して、気持のよい秋晴れ。
メールチェックと連絡事項いくつか。
日報のアップと雑務。
10:00掃除をすませ、SIH、YTHのスタッフ打合せ。
引き続き連絡事項いくつか。
13:30、荒木さんから紹介のあった国産の木材を扱う会社の営業方が来所。
進行中のプロジェクトに検討できそうなものがあった。14:30前終了。
決算の税金等を納めに銀行へ。
帰りに、お隣のギャラリー煌翔(http://www.kohsho.co.jp/)へ。
現在「さよなら ポラロイド」(http://spkohsho.exblog.jp/)という展覧会が開催されている。先日ギャラリー煌翔のオーナーに教えて頂くまで、ポラロイド社が8月末でインスタントフィルムの製造を中止することを知らなかった。
今回の展覧会は、「消え去るフィルムに『さよなら』を言うために」企画されものだ。
2枚一組になった額が、一人3セット展示されている。総勢27名の展示だから、162枚のポラロイド写真がある。圧巻だ。いろんな写真があるが、すこし退色したような質感が全体を緩やかにまとめているように思える。
自分も撮影してみたい、と思わせる展覧会だ。無くなってしまうポラロイド写真に哀惜を感じてしまう。
巡回展も検討されているらしい。31日までやっているので、機会があったら是非訪れてみては、と思う会だ。
コーヒーを頂きながら、すこし話しをして事務所に戻る。
EMHのスケジュール確認とスケッチ、「向日葵の柩」のスケッチを進める。
○ 2008/10/28
今朝も秋晴れのよい天気。
7:00に事務所。メールチェックと連絡事項いくつか。
朝気が付いたことのスケッチと日報のアップ。
スタッフが置いていたSIHの概算用図面のチェック。
間にスタッフ打合せをはさみ、「向日葵の柩」のスケッチ。
午後一でSIHの概算用図面が完成したので、建設会社へメール。
EMHのスケッチ。面白い展開が見えて来た。
14:30過ぎ事務所を出て、YTHの現場へ向かう。
16:00から構造事務所も来て、3階床の配筋検査。
特に大きな問題もなく、17:00前終了。3階床に上がったら、眺めの良い風景が広がっていた。気持のよいスペースになるだろう。
下北沢に移動して、17:45金さんと落ち合い、近くのファーストキッチンで「向日葵の柩」のセット打合せ。
途中から照明の泉さんも加わる。19:30前終了。
○ 2008/10/29
朝6:00頃は、まだ陽が完全に上りきっていないので薄暗いが、事務所に来てしばらくすると秋のよい天気になる。
7:00に事務所。メールチェック。
昨晩のセット打合せの図面とスケッチを作成。途中、KNH-Hのクライアントから連絡が入り、植栽等の工事についての確認。建設会社へ指示。
セット図面とスケッチを終了し、可児市文化創造センターの村松さんにメールで送信。
スタッフが置いて行った図面をチェック。日報のアップ。
スタッフ打合せやEMHのスケッチ。
13:30事務所を出て、銀行や郵便局に寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。学園祭が終わって祭りの後なのか、うちのスタジオは学生が3人だけ。しかもほとんど何もやって来ていない。遅れて一人来たが、予定していたように、敷地であるハモニカ横丁へ移動する。来てない学生に連絡させたら、吉祥寺駅前の集合場所に着いた時には、全員いるではないか。まったく。
夕方のハモニカ横丁を何往復かし、17:30美舟に入る。
なんだかまとまりの無い会だか、少し今年の学生たちのことが分かったような気がする。
気が付けば22:00。皆、結構飲むの好きじゃないか。
美舟を出て、道ばたで。アシスタントの三浦君が設計について熱く語るのを、学生たちは聞き入っていたので、分かれて帰路につく。
あれからどうしたのかな。
○ 2008/10/30
少しゆっくり起きて、7:30事務所。
8:30過ぎ事務所を出て、上大岡へ向かう。7、8年前に竣工した住宅へ。
10:00、共同設計した小西さんと梶村さんと落ち合い、現地へ向かう。
施工した建設会社が、メンテになかなか動いてくれないので、不具合を見に行く。
話しを伺うと、近くの会社で親切に対応してくれるところが見つかり、来週から少しずつ手直しして行くということを聞き、一安心。12:00前にお暇する。
12:30過ぎ品川着。せっかく品川まで来たので、原美術館(http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html)の「 米田知子展ー終わりは始まり」を見ておこうと、コンビニでおにぎりを買って、美術館まで歩きながら昼飯。
米田さんの静謐な写真は、ゾルゲ事件や北アイルランドを撮影したものもあり、高村薫さんの大好きな小説「リビエラを撃て」を思い出してしまう。ノーマン・シンクレア弾く、ブラームスのピアノ協奏曲が聞こえてきそうだ。写真作品のひとつのしっかり考えられた方法を、間近に感じられた。
14:00、原美術館をあとに事務所の戻る。
EMHのスタッフ打合せ。アルバイトの学生に今朝から作り始めてもらった「向日葵の柩」のセット模型打合せ。
再び、18:00前事務所を出て新宿へ。
18:30馬主会の桐山と落ち合い、近くのビアホールへ。
経費の精算と、アルデュールとブルームのレースの話し。話しは自然と現在の建築を取り巻く状況に話しに。
一級建築士制度の見直しや、確認申請や許可申請、ある規模以上の現場を専任で管理する建築士が必要になることと経費の矛盾等、話せば話す程変な状況になって来てることが、分かっているのだが、改めて分かり二人で落ち込む。
20:30、お開き。
○ 2008/10/31
7:00に事務所。自転車で切る風が冷たく、寒くなって来た。
メールチェックと溜まっていた日報のアップ。
YTHのスケッチをカリカリ。
10:00、NTH、YTH、EMH、WMTのそれぞれのスタッフ打合せ。
アルバイトの学生に「向日葵の柩」のセット模型指示。
引き続き、進行中のプロジェクトのスケッチ。
18:00過ぎ事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00前に着くも、今日は吉祥寺シアターの公演が19:30開演なので、勉強会も19:30からだとカフェの方に教えてもらう。
近くの古書店で時間つぶし。その古書店がもうすぐ閉店ということで、3割引だったので、2冊程購入。
19:30から小劇場の勉強会。
新しいメンバーの紹介と、鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の写真展「小劇場を記録する」の打合せ。
21:30終了。久しぶりに近くの基地バーへ行って、一杯。
23:00過ぎお開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和の放牧地がタイミング良く空いたことで、10日(金)に真歌トレーニングパークから現地へ移動しました。翌日から昼夜放牧を始めています。それまでがパドック付きの馬房管理だったため、いきなりの昼夜で反動も心配されました。しかし予想以上に元気があり、久しぶりの広い場所ということもあって喜んで走り回っています。もちろん歩様の乱れや、患部の悪化は見られません。このままでしばらく様子を見ていきます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。基礎固めに専念して軌道に乗せている段階。精神的にカリカリしやすい気性ながら、いまのところテンションは高くなっていないものの、馬体重は468キロまで減ってきています。スタッフは「まだ体力が付いていない感じ。でも、以前に比べたらヒューヒューいう呼吸音が小さくなっている」と話していました。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。輸送熱などもなく、先週、無事に到着。翌日は大雨だったため、日中のみの放牧にとどめ、25日(土)から夜間の放牧を始めました。間隔を詰めて出走していた割には疲れやダメージは少ない印象。テンションもそれほど高くなっていません。少し休ませてトレーニングを再開します。
○ 2008/11/1
8:00前に事務所。
自転車で事務所に来る時刻、北風ピューピュー。後でラジオニュースで言っていたが、木枯らし一番だそうだそうだ。
メールチェック後、きょうのNTHの打合せ資料を確認。
アルバイトが作成してくれた「向日葵の柩」セット模型を確認。
ずっと前からアドバイスを依頼されていて、なかなか進められなかった知り合いの土地のボリューム図面の作成。
WMHの予算表の変更や、その他進行中のプロジェクトの作業。
午後に入って、日報のアップ。
天気は秋晴れ。
13:30スタッフが来たので、打合せ事項の確認。
14:00、NTHのクライアント来所。出て来た見積りの打合せ。概要と比較表について説明。その他細かいこと等を一通り話す。
これらを元に、予算確認と方針を検討して頂くことにして、16:30終了。
セット模型の簡単な手直しをスタッフに頼み、事務所を出てギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
尾仲さんの新しい写真集(http://yukodo.cart.fc2.com/)を入手して、杉並図書館へ。
リクエストしていた雑誌とCDをピックアップして、事務所に戻る。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を切り上げ、この中間から1日おきに坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馴致の際は少し強情なところが見受けられたものの、稽古に入ると意外に従順です。テンから行きたがりますが、後半になれば落ち着いて走ります。筋肉には張りがあって脚さばきも力強い良駒。硬めのタイプも、繋のクッションが利くフットワークでバネが感じられます。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
2008.09.26(金)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和で調整中。1日おきに昼夜放牧と坂路でのキャンター1100m1本の運動を繰り返しています。ゲートを通す練習もすんなりとこなしており、馴致からいままでまったく手が掛かりません。怪我もなく順調に乗り込まれています。ただ大跳びのフットワークなので、そのフォームをカバーできるだけの運動神経を備えているかどうかが、今後の成長のポイントになりそうです。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、25日(土)、福島で出走し、12着でした。ゲートは互角に出ましたが、徐々に位置どりを下げ、末脚も不発でした。道中は手綱を引っ張って、態勢を支えながらの追走。前半、10秒台のラップが2ハロン続いたように、このペースを追走するのは厳しかったようです。レースの疲れも見せていないことから、中1週での出走が有力。東京1週目の芝1400mを目標にしています。
○ 2008/11/2
8:30起床。
テレビで全日本大学駅伝を見たら、早稲田が良い順位を走っている。
10:00前に大和町を出て、神宮外苑へ。東京デザイナーズウィーク2008に参加している、武蔵野大学の「フォトンガーデン」(http://www.ep3.cc/)を見に行く。
信濃町で降りると、ちょっとお祭りの雰囲気。そうか今日は神宮球場で早慶戦か。
目的地らしいテントやコンテナに近づくも、入り口が分からない。フェンスに沿って歩いていたら、武蔵野大学の中島さんがいたので、関係者入り口から入れてもらう。チケットには信濃町からのアプローチも書いてあるが、会場付近には入場口の案内も何も無い。不親切だな。中島さんに聞いたら、青山通りの方に入場口があるらし。それならそうとチケットの案内図に書き入れたら良いのに。
という不満は置いておいて、「フォトンガーデン」拝見する。指導された風袋先生も丁度いらして、説明していただく。
屋外に置かれたコンテナでの設営は大変だったようだ。
いままでいくつかのバージョンを見て来たが、今回の作品が一番総合的で、その意図が伝わって来た。中島さんも言っていたが、さらにインタラクティブな要素が加わると、面白くなりそうだ。コンテンポラリーダンスのセットにも使ったら面白いのでは、と思った。
ともかく、力作だった。お疲れさまです。
帰りに高円寺で買い物をして、その後は一日大和町。
出掛ける前に見ていた、全日本大学駅伝を引き続き見る。早稲田は2位。正月が楽しみになって来た。
天皇賞、牝馬2頭の一二着。見応えあった。
EMHの3階部分のスケッチ。
○ 2008/11/3
曇りで寒い。
8:00に事務所。メールチェックと日報をアップし、9:00前郵便局や雑用にちょっと出る。
戻って、「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)のセットの道具帳作成。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
昨日したスケッチを元に、スタッフにCAD化してもらったEMHの図面にさらにスケッチを行なう。
構造事務所にEMHの図面をファックス。
一日天気が悪く、寒いので17:00過ぎに事務所を出る。
○ 2008/11/4
7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。今朝は雲はあるが、陽は射している。日報のアップ。
昨日ファックスで送ったEMHの計画について、電話で構造事務所に説明。
10:00スタッフが来たので、掃除をして、進行中のプロジェクトについて、それぞれ打合せ。
「向日葵の柩」のセット模型の写真撮影。
構造事務所からEMHの壁量の資料がファックスで届き、電話で打合せ。なかなか厳しい。
14:00前事務所を出てWMHのクライアント宅へ。
新たな要望が出て来てあれこれ話し合い。
16:00過ぎ終了。蒼穹舍に寄って、取り置きしておいてもらった書籍を購入し、急いで事務所に戻る。
17:00、梁山泊の金さんが来所。
丁度その時、KNH-Hのクライアントから電話があり、外構植栽工事のコミュニケーション不足に注意を頂く。
その後、金さんと「向日葵の柩」のセット模型を使って、打合せ。
18:00終了。
再びEMHの構造事務所からのファックスが届き、電話打合せ。
気が付けば、バタバタの一日。進行中のプロジェクトでも、バタバタ。夜になりこの状況、反省しきり。
金さんとの打ち合せ内容と、道具帳を作成し可児市文化創造センターの村松さんと照明の泉さんにメール。
○ 2008/11/5
昨晩から今朝にかけて、昨晩の反省を元に考えたいくつかの対応策を、思いついた時に時々メモする。
7:00に事務所。晴れ。
メールチェック。メモを元に資料の確認。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
KNH-Hの建設会社の担当者に電話をして打合せ。
EMHの構造を考えなおし、参考図を構造事務所へメール、しばらくして構造事務所から電話があり打合せ。
WMHの昨日新たに出た要望の検討。
10:00スタッフが来たので、YTH、EMH、YTHのスタッフ打合せ。
昨晩の反省をどうにかしようという気持から、活力が出て来た。我ながら単純である。
「向日葵の柩」の連絡。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
学校につくと、静まり返っている。月曜日に休日が増えているので、暦通りに休校にすると、月曜日の講義数が足りなくなってしまうので、その調整のために、本日は休校なのだが、空間造形4は年内に課題提出としているので、今日も授業を行う。
なかなか集中して良い雰囲気だ。
14:40から授業。
スタジオの学生が作って来た、1:100のハモニカ横丁の敷地模型は雰囲気は出ているのだが、3分の1が未完成。
まず、スケジュールを黒板に書き出し、時間の把握をするように話す。
全ての学生が、手が動いておらず、言葉だけの発表。言葉だけでは皆と共有の認識を持つことは難しく、模型やスケッチが無いと計画やデザインを共有できないことを、敷地模型を使って話す。
一通り、言葉だけの発表を聞き、アドバイスし、来週までに現地に行き模型とスケッチを必ず行なうよう指示して、17:30過ぎ終了。
製図室の準備室でお茶を頂きながら、水谷先生のスタジオの様子を聞くも、同じような様子だった。
なんだかまだ先週の学園祭終了後の、祭りの後の状態を引きずっているようにみえた。
吉祥寺に出て、古書店による。本当に寒くなった。
○ 2008/11/6
7:00に事務所。天気予報では今日までは晴れだそうだ。それでも気温は低い。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
雑務いくつか。
WMH、EMHのスタッフ打合せ。
スタッフが作ったEMHのボリュームチェック模型をいじりながら、あれこれブレスト。 やはり模型があると展開して行く。昨日学生たちに話したことを、改めて実感した。面白い展開が開けつつある。
その後もEMHのスケッチに集中。
18:30過ぎに事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
19:00過ぎから、小劇場の勉強会。コアスタッフ5名で、12月に吉祥寺シアターカファで開催する、「小劇場を記録する」と題した、メンバーの鹿野さんの写真展の企画書作成会議。
あれこれ話して、文書に何度かして確認し、一部データの挿入部分を残し23:00前完成。
イヤー疲れたが、なかなかのものが完成した。
晩飯をたべそこねたので、大和町に戻り、軽く一杯。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。昼夜放牧されています。運動量が増えた分、ヒザに微熱を持つ日はあるものの、これは仕方のないことで順調に回復しているものと思われます。先週月曜日からは移動してきたMロワイヤルがパートナーとなって2頭で放牧されており、まだ仲良くはなっていない模様。ともに良く動いていて健康的な毎日を送っています。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。いよいよ仕上げの段階へ。この中間からハロン15秒を切る追い切りを始めています。463キロまで馬体が絞れてきているわりには、まだ動きが物足りません。これから負荷をかけて筋力や心肺機能がどこまで向上するか注目しています。精神状態に変化はなく、この馬にしては落ち着いている方。クーリングダウン中に小走りになってばかりだった以前と違い、いまはきちんと歩けています。
同じく2歳馬、マイネブルーム、8日東京2R出走確定。予定していた1400mじゃなく、マイルか。
○ 2008/11/7
週末になり、さすがに疲れて来て、今朝は8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00WMH、YTH、EMHそれぞれのスタッフ打合せ。
雑務いくつか。
朝は雨から曇りだったが、11:00を過ぎて天気がよくなって来た。
昨晩「悲しき熱帯」を読了。1955年のヨーロッパのある知性の呻吟を通底音として感じた。そうだ、あの短期間の、しかも都市部に行っただけでも感じた、現代の東京への違和感。レヴィ・ストロースが感じていた、西洋の知の限界に似たものを感じていたのかもしれない。(まあ、まるで違うかもしれないが、そう思うとしっくり来る。)
1955年は、68年まで後13年。2008年になって、60年代を再考することやものが多くなって来たように感じるのは、その時代がはやくも一回りしてしまったのだろうか。(何を言っているか分からないだろうな。自分でも分からないのだから。)
今日もEMHのスケッチ。
午後天気がよいので、息抜きに阿佐ヶ谷の古書店、銀星舍へ。お店で雑談。
16:00、唐組の辻さんが来所。先日終わった秋のテントの件と、こちらのお願い事。
引き続き、EMHのスケッチ。一区切りついたところで、スタッフと打ち合わせ。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、8日(土)、東京2R・芝1600mに出走します。今週の追い切りはウッドコースで68.4秒をマーク。ラストは一杯に追われましたが、14秒近くかかっています。テンから飛ばしたわけではないので、少し物足りない内容です。根本調教師は「追い切りは未出走のシャインエフォートと併せた。終いをびしっと追って同入。一生懸命な走りで脚さばきは良いが、速いところにいくとギアチェンジできない感覚がある」と語っています。デビュー3戦目でどの程度変わってくれるでしょうか。
○ 2008/11/8
8:00前に事務所。風が吹いて曇り。自転車で事務所に来る途中、ぽつりと雨が。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
いくつかのスケッチをして、9:30事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
東京2Rのマイネブルームの馬券を買って、パドックをモニターで見て、馬券売り場を出て、YTHの現場へ向かう。
11:00前着。11:00から構造事務所が来て配筋検査。
同時にクライアント夫妻と現場内を回り、その後内外装の方針や確認事項の打合せ。
13:30終了し現場を出て、WMHのクライアント宅へ。
火曜日に出た新たな要望をまとめた図面を説明。そして今後の進め方について話す。12月初めまでに、方針を決めてもらう事にして、16:00過ぎ終了。
新宿の世界堂に寄り、ガレリアQ(http://www.galeriaq.com/)に初めて行って写真を見て、17:00過ぎに事務所に戻り、雑務。
○ 2008/11/9
8:00過ぎに起きて、知人からの相談事の案を検討。
EMHの図面をチェック。
10:00過ぎ、高円寺まで買い物へ。寒く、人通りが少ない。
大和町に戻って、雑誌等を整理。
その後は一日大和町。
○ 2008/11/10
8:20、東京発ののぞみに乗って、名古屋経由で11:00に名鉄・日本ライン今渡駅着。
名古屋で照明の泉さんと落合う。
可児市文化創造センターの澤村さんが駅まで車で来てくれている。
文化創造センターでは、作業所で「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/himawari/)の出演者たちが、センターの村松さんとセット制作作業中。
製作途中のものを確認し、色の試し塗り。
13:00から稽古が始まったが、センターの方々と車で市のリサイクルセンターへ。
この芝居では、屑鉄の飾りが必要なので、処理中の鉄屑を拝見する。良さそうなものがあるので、皆で選り分け、改めて再度頂きに来るようにしてリサイクルセンターを出る。
その後も車で、いくつか鉄屑を入手できそうなところを回り、文化創造センターへ戻る。
稽古を見ながら、いくつか打合せして、18:00過ぎに終了。
又車で、日本ライン今渡駅まで送ってもらい、名古屋経由で東京に戻る。
さすがに疲れた。
○ 2008/11/11
疲れが取れず、ちょっとゆっくり起きて、8:00に事務所。
今朝も寒い。
メールチェック。二日来ないとメールが凄い。
YTHのクライアントから来た、土曜日の打合せの検討事項のメールに返信。
その後、溜まった日報のアップ。
諸々の連絡と、スタッフ打合せと指示。
月曜日を一日留守にすると、なんだかバタバタになってしまう。
昨日打合せして変更になったセットの図面を書いてメール。
雑務をいくつか。KNH-Hの後工事の図面作成。
佐野さんに取材してもらった、日経アーキテクチャーが届く(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/books/na/20081031/527560/)。
僕のところだけがやけにおどろおどろしく、良い感じだ。佐野さんにお礼のメールを送る。
先週末から「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」津野海太郎著(本の雑誌社・http://www.amazon.co.jp/おかしな時代-津野-海太郎/dp/4860110862/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226372623&sr=8-1)を読み始めた。
1960年代から80年代にかけての回想や記録の本が、このところ示し合わせたように、次々出版されている。
そしてそれらの中心に、紅テント、黒テント、天井桟敷や現代人劇場等の小劇場運動がある。
2年程前に、小劇場を記録しようと小劇場の勉強会を始めたように、60年代から始まるひとつの時代のある区切りにさしかかっているのだろうか。
○ 2008/11/12
7:00に事務所。風が吹いている。自転車に乗るのに手袋をする。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったYTHとEMHの図面を確認。
KNH-Hの指示図を建設会社にメール。
日報のアップ。
スタッフ打合せと指示を行なう。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
うちのスタジオは半分の4人しか来ていない。ともかくエスキスを開始する。
それぞれ簡単な模型を作成し、ハモニカ横丁に手を加えて行く方法は考えて来ているのだが、具体的にどの規模でそれを行なうのか、どのような機能をそれに依って付け加えるのか、などが全く考えられていない。
来週までに、部分的な大きなスケールの模型で、その方法の可能性を検証し実感を持ち、どのような機能を付け加えるかエスキスして来る事を指示して、18:00前に終了。
まわりのビルが加わった、1:100の敷地模型は、ハモニカ横丁の特性が一目で分かる良い模型になったのだから、それらをもっと活用して欲しい。これからの1ヶ月が正念場だよ、みんな。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。だいぶ寒くなってきましたが、同馬自身は放牧地でも動き回っていて元気一杯の様子。馬房でじっとしているより、寒くても体を動かしている方が嬉しそうです。もうそろそろ調教の再開を検討しても良い頃でしょう。
○ 2008/11/13
6:00に起きると、まだ明けない空ではあるが、久しぶりに太陽の気配。
今朝も7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。
日報のアップ。
なんだか集中しない一日。
日中は太陽の光で暖かかったが、南側の建物の向こうに太陽が行ってしまうと、さっきまで暖かかった分だけ、寒さを感じる。
19:00前に事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
20:00から基本計画変更3案をプレゼン。21:00前終了。
いま、同時に3冊の本を読んでいる。トイレに置いた30年前以上昔に買った、中央公論社の世界の名著シリーズの「聖書」。
これは主に朝トイレの中で読んでいる。旧約の創世記を岩波文庫で読み終わり、新約の福音書をこれも岩波文庫でマタイの福音書まで読んだのだが、福音書を読んでいるとやはり旧約をもう少し読んでおきたくなり、本棚から引っ張りだして来た。
聖書は段落や章が短く、トイレの中で読むのに丁度良い。
いま、「出エジプト記」を読んでいるが、「苦い水を飲む」という言葉はこういうところから出ているのか、と感心する部分が結構あって面白い。
もう一冊は、ベットの枕元に置いた、村上春樹。こちらはすぐ寝てしまうので、遅々として進まない。
そして、外出中の電車等で読む本、現在は「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」津野海太郎著(本の雑誌社・http://www.amazon.co.jp/おかしな時代-津野-海太郎/dp/4860110862/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226372623&sr=8-1)。
昨晩大和町のテーブルで読んでいたら、とても懐かしい名前が出て来た。それはまた、この本を読み終わった時に。
○ 2008/11/14
週末はやはり疲れて来て、8:00に事務所。
今朝は、一昨日前までの冷え込みはない。
メールチェックと「向日葵の柩」セットの件等、連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面や資料のチェック。日報のアップ。
今日もまとまった仕事というより、いろんな仕事。
12:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷駅改札に。
阿佐ヶ谷でなにか出来ないかと考えて、何度か集まりを持った、阿佐ヶ谷に事務所のある、荒木さんと高野さんと落合う。高野さんが魅力的な地図を作って来てくれた。
しばらくして、佐野さんと川島さんが改札を抜けて来る。
紹介や立ち話をして、あと一人萩原さんを待つ。しばらくして萩原さんも登場。
この3人にお願いして、一緒に阿佐ヶ谷を歩いてもらい、阿佐ヶ谷の会のアドバイス等頂けないかと考え、今日の会を企画した。
天気も良く、暖かくて良かった。
先ずは、旧中杉通りを歩いて、早稲田通りに面した高野さんの事務所へ。近所で行なった仕事の話し等を聞き、今日の会について話す。
13:00過ぎに高野さんの事務所を出て、今度は中杉通りをゆっくり歩いて、14:00前ラピュタへ。
山猫軒でランチ。初めて食べたが、なかなか美味しかった。思いつく事を話しながら食事をする。
15:00、ラピュタを出て、中央線のガードをくぐり、釣り堀・寿々木園をへて、事務所の隣のギャラリー煌翔へ。突然だったがオーナーご夫妻がいらっしゃり、メンバーを紹介できて良かった。
その後、うちの事務所に。しばらく話して、今度は青梅街道まで出て、中杉通りを少し戻って荒木さんの事務所へ。
屋上や隣の槻岡さんの事務所を拝見し、今日のまとめ的な話しに。
16:30過ぎ、荒木さんの事務所を出て、後の予定のある川島さんと別れ、残りのメンバーでパールセンター商店街と一番街を回って、17:30阿佐ヶ谷駅で解散。
いつもは自転車だが、ゆっくり歩いてみると、いつも眼に入らないものが眼に入って来て面白い。
事務所に戻って、忘れないうちにと日報に記録。
19:00前に再び事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:30から小劇場の勉強会。12月から始まる、3テント連続写真展の展示方法について打合せ。
21:30終了。今晩は一杯やらず、すぐ解散。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本を課し、騎乗しない日は放牧かウォーキングマシン2時間の運動を行っています。現在は先に乗り出した1次募集馬が2次募集馬を引っ張るかたち。元気が良すぎてテンにかぶってしまう日があるものの、リードホースの役目は果たしています。「父の影響か、筋肉の質が良い」とスタッフ。しっかり地面を踏みしめて駆け上がる姿が印象的です。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動と昼夜放牧を行っています。「ずいぶん大きくなった」と感心させられる一頭。馬体重が500キロまで増え、ひょろりとしていた以前の姿とはまるで印象が違います。どちらかといえば走りはゆったりしたアクション。早い時期からパワフルに動ける若駒ではなく、成長とともにゆっくり力を付けていくのではないかと見ています。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、8日(土)に東京で出走して9着でした。スタートしてすぐに進路が狭くなるアクシデント。その際に過敏に反応してしまい、その後は走りに集中できず吉田隼人騎手も御すだけで精一杯でした。競馬になっていません。ゴールしてからも興奮していたようで、息がなかなか入らなかったとのことでした。幸い反動は少なく、柔らかみのある歩様を維持しています。担当厩務員は「まだレースを判っておらず、ただ走っているだけという感じがする」とコメント。競馬に慣れさせる意味も兼ねて、出走できそうなら来週から出馬投票を行いたいと考えています。
○ 2008/11/15
8:00に事務所。薄曇りだが寒くはない。
メールチェック。YTHのクライアントへ確認事項の資料を書いてメール。その他、「3テント連続写真展」の連絡事項いくつかをメール。
日報のアップ。
YTHの模型を眺めて、外装の考えをまとめ、クライアントへメール。
溜まった雑誌等を見たり、スケッチをしたり。
13:00前に事務所を出て、広尾へ。
13:30NTHのクライアント夫妻とスタッフと落ち合う。NTHの施工建設会社候補の施工例を見に行く。見学後、喫茶店で打合せ。
15:30過ぎ終了。その脚で、目黒区立美術館(http://www.mmat.jp/)へ。
「石内都展 ひろしま/ヨコスカ」。1階に展示された、初期のヴィンテージプリントの存在感に先ず衝撃を受ける。
2階の上がるとおもむきはがらっと変わり、渦を巻くように展示を見ていくと、最後に昨年のひろしまの作品群に行き着く。
ライトボックスの上に置かれ、光の透過する、遺品のワンピースたちの写真が、まるで昇華していくよう感じる。
30年以上の時間の凝縮を、具体的に実感できる、素晴しい展覧会だった。
ご本人も会場にいらした。
17:30前会場を出る。
新宿駅は、線路の架け替えで、運休の電車もあり、凄い混雑。
あずさが中野駅から発着している風景も、面白かった。
○ 2008/11/16
8:00過ぎに起きる。時折前が落ちる曇り空だが、それほど寒くない。
午前中に阿佐ヶ谷まで買い物に出掛ける。
最後の東京国際女子マラソンをテレビで見る。
「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」津野海太郎著(本の雑誌社・http://www.amazon.co.jp/おかしな時代-津野-海太郎/dp/4860110862/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226372623&sr=8-1)を読了。
先日の日報にも書いたが、途中、とても懐かしい名前が出て来た。
その名前は、「畠山繁・江戸川はせを」さんだ。その部分を飛び飛び記す。
「翌六八年、かれは先任の石沢秀二にかわって『新劇』編集長になり、鈴木忠志、唐十郎、佐藤信をはじめとするアングラ系の人間がさかんに誌面に登場するようになった。かれらの作品が岸田戯曲賞を受けたのもその時期のことだ。つまり新聞の扇田昭彦とならんで、雑誌では畠山繁がアングラ運動をジャーナリストとしてささえてくれていたことになる。」
「その畠山さんが一九八六年にとつぜん会社をやめる。」「ある日、畠山さんが役者として新宿梁山泊の舞台にでているらしい、という噂がどこからともなくつたわってきた。」
「その間のいきさつを、これもいまはない個性的な出版社「ペヨトル工房」の今野裕一が、じぶんのウェブサイトで書いている。」「『畠山繁さんは、湘南台のディレクターをしているときに、すでに新宿梁山泊にのめり込んでいて、何とちょい役の役者として劇団に同行するようになっていた。ちょっとした気紛れかと思ったら真剣で、芸術監督の太田省吾から、湘南台のディレクターをとるのか、役者をとるのかと言われたとき、役者をとって湘南台を去っていった。『江戸川はせを』という芸名で新宿梁山泊に出演し続けて、役者としてもこれからというときに、志し半ばで病没された。ジャーナリスト、ディレクター、そして役者という演劇人の歩みをボクは、嫉妬を込めて尊敬している。』
そう、畠山繁は死んだのである。五十六歳だった。」
そうか、あの時畠山さんは56歳だったのか。いまの自分とそんなに変わらない歳だったのか。
この本はいろんな意味で、やはり貴重な記録だ。
だが、黒テントでの旅公演を、若者のイニシエーションのように書いてる部分には、うーん、と思った。だって唐さんはまだテントで公演を続けているのだし、唐ゼミというテントで公演をする若い集団も出て来ているのだから。
しかしながら、本の初めに出て来た、津野さんの「都会人の軽薄さ」という自分を評した言葉が、通低音として流れ、なんだか人ごとには思えなかった。
午後チェ・ミキが昨日届いた蟹をむいてお重にして西荻の両親に持っていってくれた。二人とも元気だったとのこと。
○ 2008/11/17
7:00に事務所。
道路のコーナーミラーが結露して、何も見えない。
メールチェック。
YTHのクライアントの電話連絡。
「3テント連続写真展」のお願い事を書いて、メールにて送付。
日報を書いている途中、9:20事務所を出て、YTHの現場へ。
中央線も東急東横線も事故でダイヤが乱れ、電車が遅れていたが、どうにか10:30には現場着。
構造事務所も来て、最後の配筋検査。20日に最後のコンクリート打設で上棟。
11:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
午後一で連絡事項いくつか。
YTHの現場から戻って来たスタッフと打合せ。
日報を書き終え、アップ。
雑務いくつか。16:00、NTHの施工候補の建設会社に来所頂き、ヒアリング。
EMHのスケッチ。
○ 2008/11/18
7:00に事務所。事務所に来る時間は、まだ薄暗い。
今朝も薄曇りだが、それほど寒くない。
メーリチェック。
昨日メールした、小劇場の勉強会が主催する「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展へのお願いに、室井先生から早速快諾の返信を頂く。ありがたい。メンバーにコメントを書いて転送。
いくつかの連絡事項と日報のアップ。
スタッフが置いていった図面のチェック。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展等について、鹿野さんより電話がある。
10:00スタッフが来たので、YTH、NTH、SIHそれぞれの打合せ。
12:30に事務所を出て、私用を済ませ、乃木坂のギャラリー間の「安藤忠雄建築展 挑戦ー原点からー」へ。
住吉の長屋の原寸模型が展示されているとの事なので、まだ会期はあるが、行き損なわないうちに。
13:30過ぎ、会場に着いたら、凄い人。いくら人気があると言っても、平日のこの時間、どないなっとんのや、と安藤風。
皆本を買って列を作っている。その先には、安藤忠雄さんが。なるほどどこかの企画のトークショウがあり、その後本の購入者のサイン会ということか。
混雑を避けて、早速原寸展示へ。安藤忠雄だからここまで出来た、なんて消極的でなく、ここまでやるか安藤忠雄という展示だ。
ギャラリー間で見た建築展のベストだ。
入り口まわりは確かにコンクリート(プレキャストか)。中に入るとギャラリーの中庭に建物がはみ出しており、住吉の長屋の中庭に面するサッシにはガラスが入っていない。ということは、外とギャラリーが仕切りなく繋がっているという事。ここは夜や雨のときも閉じないのか聞いてみたら、開けっ放しとの事。流石。
雨の日に行ってみると面白い体験が出来そうだ。
中庭(住吉の長屋の展示の)の向こうのダイニングキッチンは、とても居心地の良いスケール。天井も2250mmと良い。図面を良く見れば、これは京間の4畳半だ。まさに長屋の特質を引き継いだ空間だったのだ。
ともかく原寸を体験できたのは、貴重な体験だった。
会場の受付に置いてある、レジュメも英語、ハングル、広東語、北京語の4種類と徹底している。安藤忠雄さんの意志を実感する。まさに、挑戦ー原点からーだな。
乃木坂から、明治神宮前で初めて副都心線に乗り換え、これも初めて新宿三丁目乗り換えで15:00過ぎ事務所に戻る。
出掛ける前、EMHのクライアントから連絡があり、先ずは現在の案での予算を出してみようと言うことになり、開口の位置等の検討を始める。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展の連絡も頻繁になって来た。
17:00過ぎ、NTHの建設会社候補に来てもらい、ヒアリング。18:00前終了。
18:30、アルバイトに来てくれていた武蔵野大学の4年生が来所。
卒業制作の相談。20:00前まで現状の話しを聞いてアドバイス。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。一緒に過ごしているMロワイヤルにかじられ、引っ張られているのかもしれません。頻繁に無口頭絡を外して帰ってくることから、装着せずに昼夜放牧を行っています。相棒に促され、よく動き回る毎日。骨折部位に微熱を持つことがあるものの、回復を促すためにもある程度の負荷は必要と考えています。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。追い切りではパートナーのコスモマーブルから遅れてしまうものの、それでも心肺機能が向上し、終いの踏ん張りが良くなっているのは確か。その後の息遣いについてスタッフは「前より空気の通りが良い。いまは『スースー』といった感じ」と表現していました。ここまでくれば入厩まで時間はかからないでしょう。クーリングダウンでは以前より落ち着いて歩けています。
○ 2008/11/19
7:00に事務所。家を出る頃、東の空から指して来る明かりが、オレンジ色できれいだ。
中杉通りまで来ると青空。色づいた欅の葉が青をバックに、光線に輝き、爽やかだ。
メールチェック。昨晩の学生から質問が届いていたので、返信。写真展の連絡。
恒例の設計事務所仲間の忘年会。ことはうちの事務所が幹事なので、去年幹事だった事務所と連絡を取り合う。
日報のアップ。スタッフが置いていった図面や模型をチェック。
10:00、スタッフと各プロジェクトの打合せ。
EMHのスケッチ。スタッフへの指示。
明後日の可児行きのキップを買いに行き、銀行に寄る。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。駐輪場に自転車を置いて、阿佐ヶ谷駅に向かったら、駅手前で荒木さんとバッタリ。
先週の土曜日も中杉通りで遭遇した。このところ遭遇頻度が急上昇。
14:40、空間造形4の授業。授業が始まるときは4人しか学生が来ていなかったが、夕方に近づくにつれ三々五々集まって来た。
模型をもとに先が見えて来た学生はまだ一人。提出まであと3週間。厳しい状況だ。出来る限りのアドバイスを与え、18:30過ぎ終了。
アシスタントの学生と吉祥寺に出て、居酒屋へ。
しばらくして、打合せを終えて水谷先生とミリメーターの宮口さんが来る。すぐにミリメーターの笠置さんも。
ミリメーターの二人とは昨年の忘年会以来。久しぶり。
話しが弾み、気が付けば閉店の時間。
0:00過ぎお開き。
○ 2008/11/20
昨晩は久しぶりに遅くまで飲んだので、朝が辛く、9:00前に事務所。
メールチェックとスタッフが置いていった図面と模型のチェック。
10:00スタッフが来たので、各プロジェクトの打合せ。
その後明日の可児行きの準備と、午後の打合せの図面確認。日報のアップ。
よい天気だが、どうも頭が重い。
13:30過ぎ、知り合いの家族が来所。
現在住んでいる土地にどれくらいのものが建つのか、ラフ案を作成して説明。ずいぶん待たせてしまったので、やっと約束が果たせ、ホッとする。
色々な振込に、銀行に行く。
18:00明日可児に持って行く荷物を置きに、大和町に寄って、19:00大和町を出て、赤坂ACTシアターへ。
中島みゆき 夜会VOL.15〜夜物語〜「元祖・今晩屋」(http://www.yakai15.jp/index.asp)。
梁山泊のコビヤマ洋一が2度目の出演。
赤坂ACTシアターは収容人数に対し、ホワイエも狭く、トイレも少なく、とんでもない混雑状況。もしかすると仮設ではないか、と思うようなつくり(「仮設」は良い意味でなく、劇場には思えないという意味で)。
客席で、チェ・ミキと落合う。20:00、初日開演。客席は空いている席がひとつもない。これくらいの収容人数だと、急に来れなくなったりして空いている席があるものだが。
前半は入って行けなかったが、休憩後の後半、特に中島みゆきさんが一人で何曲かを続けて歌うラスト20分くらいは、やはり圧巻。
22:30終演。
今晩来ていた、知り合いとちょっと話し、明日が早いので先に失礼する。
ACTシアターも、それがある赤坂サカス一体も安っぽく、書き割りの街だった。
○ 2008/11/21
東京発8:20ののぞみで、名古屋経由で日本ライン今渡に11:00過ぎ着。
可児市文化創造センターの村松さんが迎えに来てくれていて、車に乗せてもらい劇場へ。
セットの色等の最終確認。まだこれからのところも結構あるが、出来上がっているセットを確認し、とりあえず決まってない事を決める。
14:00から稽古場での抜き稽古を見ながら、作業場に行ったり。
16:00、車で日本ライン今渡まで送ってもらい、名古屋へ出る。
17:00過ぎの名古屋駅は人で一杯。新幹線の指定席も全て売り切れだ。
そうか、連休前の金曜日の夜だものな、と気が付く。
しょうがないので、ホームに上がり、自由席の列に並ぶ。
17:41ののぞみはほとんど降りる人もなく、空席も少なかったので、一本待つ事に。
17:53ののぞみは、降りる人も多く空席が多かったので、ともかく座る事が出来た。
19:30過ぎに東京駅に着き、事務所に電話を入れ、その脚で吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。
12月からの「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展の最終打合せ。
トークの日程の調整を行なったり、フライヤーの作成など、細かいが実際的な話しになって来ている。
21:30過ぎ終了。
いつもの基地バーへ行って、軽く一杯。
23:00お開き。
怒濤の一日だった。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。坂路、ダート、ニューポリトラックを中心に乗り込まれています。同厩のアグネスタキオン産駒とテンから併せた今週の追い切りは、気分良く行きすぎてしまい、予定よりも2秒近くも早くなってしまう内容でした。「68秒くらいの指示だったのに…。でも、反動はない。コンディションは良い」と根本師。しかし、柴山騎手で予定していた東京のマイルは除外でした。来週からは2場開催。混雑が予想され、もしかすると再来週以降の出走になってしまうかもしれません。
○ 2008/11/22
それほど疲れはなく、8:30前に事務所。
メールチェックと返信や連絡事項。
溜まった日報を書いて、アップ。
SIHのクライアントへ打合せスケジュール連絡。SIHとEMHについて、構造事務所と電話で打合せ。
積み上げてしまったままの雑誌等を整理しながら読む。
午後、事務所に来たスタッフにNTHの見積について報告を受け、クライアントへメールで連絡。
久しぶりに一日事務所で、ゆったり出来た土曜日だった。
○ 2008/11/23
生活習慣になってしまったのか、6:00頃に目が覚め、何度か二度寝にはいるが、やはり目が覚めて、8:00ころから布団の中で、途中だった、「東京の俳優」柄本明(聞き書き・小田豊二)集英社(http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781394-4&mode=1)を読了。
柄本明さんによる自伝の形式をとっているが、演技論になっている。
高円寺に買い物に行く以外は、一日大和町。
○ 2008/11/24
8:00に事務所。
メールチェック。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展の、トークの日程についてのお願いメールを書いて、送信。
日報のアップ。
SIHの構造事務所から連絡有り。何度かファックスを元に電話で打合せ。
どうも何もかもが中途半端な感じがしてしょうがない。
なにか自分の中の流れが変わって来ているように感じるのだが、自分ではっきり分からない。いやはや。こんな時は、沈思黙考するしかないか。
午後スタッフが一人出て来たので、NTHの確認事項を話す。
28日が「向日葵の柩」の初日で、27日から29日まで、可児に行きっ放しなので、その準備や連絡事項を思いついたところから行なう。
雨が降り、寒いので、夕方早々に大和町に戻る。
EMHのスケッチと先週の金曜日から読み始めた、「磯崎新の『都庁』戦後日本最大のコンペ」平松剛著(文藝春秋・http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/70/29/9784163702902.shtml)を読み続ける。
○ 2008/11/25
7:00過ぎに事務所。
6:00過ぎに起きた時は、空はまだ暗かったが、事務所に来てしばらくすると青空になった。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHの図面のチェック。
10:00、掃除の後、休み中に構造事務所と打ち合わせた件を、スタッフと打ち合わせ。
いろいろな連絡事項がバタバタと。落ち着かない一日。
EMHのスケッチを続ける。
KNH-Hの建設会社、その他の関係者とクライアントに連絡事項いくつか。
○ 2008/11/26
7:00過ぎ事務所。
メールチェック。
12月5日から吉祥寺シアターカファで開催予定の「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の、トークのゲストにお願いしている方からのメールに、日程等を書き込み、実行委員全員含め送信。
その他連絡事項と日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
EMHのスケッチ。朝方思いついたアイデアをスケッチしてみる。
10:00スタッフが来たので、SIH、EMHの打合せ。YTHの指示。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。今日も半分弱の学生しか来ていない。
そのうち一部を除いては、迷走を続けている。アイディアを突き詰める事なく、自分でダメだと簡単に判断してしまい、先に進めなくなっている。もっと手を動かすようにアドバイス。
18:00過ぎ終了。
○ 2008/11/27
8:20東京駅発のぞみ。名古屋経由で名鉄・日本ライン今渡駅に11:00過ぎ着。慣れた行程になった。
駅で可児市文化創造センターの澤村さんにピックアップしてもらい、車で劇場へ。
劇場では「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)の場当たりの最中。
気になっていたセットも良い感じで出来上がっている。
場当たりを見ながら、演出の金さんからセットについての要望を聞き、考え、舞台監督の村松さんに買い物をお願いする。
抜き稽古や手直しをして、18:00から1回目のゲネプロ。20:00終了。
ダメ出しと明日のスケジュールを確認して、手直しの作業。追加したセットに色を塗ったりする。
22:30前作業を終了し、劇場を出る。
演出と照明、振付け、殺陣のスタッフ5人で近くの温泉へ行き、その後、1軒だけ遅くまでやっているという居酒屋で一杯。
居酒屋には役者の一部がいて、丁度帰るところだった。
温泉と居酒屋で、今日のゲネについて意見交換。
やはり難しい芝居だ、という印象を持った。何が難しいかを考え、何故そう思うかを話すうちに、なんだか具体的な修正部分が明らかになって来た。
2:30前、ホテルに戻り、休む。
○ 2008/11/28
いつもの習性で6:00前に目が覚めてしまう。
何度か二度寝を試みるも、眠れず、7:30前に起きだして朝食。
9:30、同じホテルに泊まっているスタッフの車に便乗し、劇場へ。
10:00から抜き稽古や転換稽古、修正作業。
昨晩話し合った部分の演技の修正稽古。良くなりそうな予感。
14:30、2回目のゲネプロ。16:30終了。
昨日と全く違った芝居に感じられる。いろいろ気になっていた部分が、全く感じられなくなり、台詞もスーと入って来るようになった。
小さい変化ではあるが、昨日追加したセットも利いている。
一日でこれほど変化するのか。
この台本を読んでから、3ヶ月くらいモヤモヤしていたものがスーと消えて行った。
2回目のゲネプロを見て、最後にひとつだけ気になった事を伝える。
18:30頃から、お客さんが集まり始める。
19:05、初日開演。21:00終演。
終演後ロビーではお客さんも交え、初日乾杯。
1ヶ月、可児に住み込んで稽古して来た役者たちは、初日を無事終え、ホッとし嬉しそうな、印象的な顔をしていた。
22:00頃、居酒屋の送迎バスに乗り、昨晩と同じ居酒屋へ。
三々五々、劇場のスタッフ、ボランティアの方々、役者、スタッフ、が集まり、初日打ち上げ。
明日があるので、1:00過ぎにお開き。
送迎バスでホテルに戻り、もう一杯やっていたら、そのまま照明をつけっ放しで、ベットで寝てしまっていて、2:30消灯して改めて眠る。
小さな事の積み重ねで、最後まであきらめずにブラッシュアップして行く事で、大きな変化が起こる。その現場での臨場感があるから現場は楽しい、という事を、改め感じた一日だった。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本を課し、騎乗しない日は日中だけ放牧かウォーキングマシンによる運動を行っています。降雪の影響で予定通りの乗り込みができませんでしたが、その分走りたいというエネルギーが有り余っていた様子。元気一杯でしばしばテンにかぶっていました。走らせるとハミをグイグイ取っていくうえ、リードホースの役割もしっかり果たしています。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。この中間で調教をいったん切り上げて昼夜放牧のみで休養させることに。一番早い時期から乗り込んでいたのでリフレッシュしてくれるでしょう。走りも坂路入り当初に比べるとグンと安定しました。スタッフもその成長力に驚いています。今後の成長次第ではかなり力を付けてくるかもしれません。調教再開時の動きを見るのが楽しみです。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、29日(土)、京都3R・牝馬限定・芝1600mに出走します。水曜日の新聞社が調査する想定の段階で、東京ではレース間隔が足りずに出走できる可能性が低かったため、京都で出走することに。ある程度使ってきていることと、輸送を考慮して今週の追い切りは軽めにしました。テンのペースが速くなったり、上がりが速くなったりする流れは好ましくなさそうです。一定のペースで流れるのが理想でしょう。前走は競馬になっていませんでしたが、今回は力を発揮して欲しいものです。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。休養馬専用の厩舎から、育成馬の棟に移動して坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しました。乗り出した初日こそ息遣いが悪く、ノドが鳴っているような呼吸音でしたが、その後は気になりません。昼夜放牧中に自主トレーニングを行っていたとはいえ、休み明けで苦しかったのでしょう。ある程度まで体力を向上させてから仕上げに入ります。落ち着きがある現在、熊癖(舟ゆすり)を見せません。
○ 2008/11/29
さすがに今朝はゆっくり眠れて、8:00に起きる。
ホテルの食堂で朝食をとり、部屋で昨日車中で読み始めた「テロルの決算」沢木耕太郎著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/20/91/9784167209148.shtml)を読んでいたら、10:00チェックアウトですとフロントからの電話。
しょうがなくロビーにおりて、続けて本を読んでいたら、しばらくしてやはりチェックアウトを言われた、照明の泉さんが来た。
そこに、劇場が手配してくれたタクシーが来たので、もっと遅く出るはずだった泉さんを劇場に降ろし、日本ライン今渡駅まで行って、名古屋へ。
駅構内の高島屋でお土産等を買ってブラブラし、13:27、名古屋発のこだまで、新富士へ。
駅からタクシーに乗って、旭化成の富士支社の旭化成ホームズ・住宅技術総合研究所へ。
今年の10月にこの研究所が開設され、同期の社員がこちらに赴任しており、一度訪ねるように言われていた。
土曜日なので、出勤している人は少ない。研究所の概要を話してもらい、広々とした構内を案内してもらう。
昔のヘーベルハウスが移設されて、リフォームの実験棟になっている。懐かしいが、これがかっこいい。
庇の伸びた陸屋根が印象的で、すっとしている。
17:00頃、一緒に出て、駅近くの居酒屋で一杯。
20:00のこだまで東京に戻る。
電車の中で、「テロルの決算」を読み続ける。
○ 2008/11/30
8:00前に目が覚めるが、さすがに疲れていて、9:00まで横になる。
荷物等を片付け、「テロルの決算」を読み続ける。間に高円寺まで買い物に。
昼前、「テロルの決算」読了。
あとがきが3編ある。単行本時、文庫本時、そして今度の新装文庫本時。
その3編目で、なぜ沢木さんは夭折者に興味を持つか、自己分析をしている。それは、完璧な時間を経験し、夭折した人に対する興味である、と記している。
可児行きの車中でと、文庫本をということで(しかもタイミング良く新装版が出て)選んだ本だったが、「向日葵の柩」を考えるのに、良い定規になった。こんな事もあるのだな。
午後は置いて行った、「磯崎新の『都庁』」に戻る。
○ 2008/12/1
7:00に事務所。
4日間もメールチェックしないと、やはりずいぶん溜まっている。
連絡事項や処理しなければならない雑務が沢山。
ゲネの際に撮影した写真を取り込み、照明の泉さんに約束した今までのゲネの写真をCDに焼く作業も、忘れないようにやってしまう。
スタッフに指示をしたり、日報の可児行き分を書いたり。
そんな事らをして、やっと現在に追いついたのが、18:00前。
昨日の日報に「テロルの決算」は、「向日葵の柩」を考えるのに良い定規になった、と書いた。
今日、「向日葵の柩」のチラシに一部が掲載された、小田島雄志さんの初演時の新聞評の読み返してみた。書き写してみる。
「見たあと、おもしろかったよ、と声をかけるのが、妙にそらぞらしくて、胸のほてりがことばを失ったままでいる、という芝居に久しぶりに出会った。
言葉を失ったのは、柳美里の良いかたを借りれば『在日朝鮮人という魂の吃音者』の痛みが、ぼくには想像力に頼るしかなかったためか、それもあるかもしれない。
だがそれ以上に『生きることに真剣である者』の痛みが僕には切なかった。」
この最後の一行が、たまたま同時に体験した二つの作品を、行ったり来たりした感情だったのだ、と気付いた。
○ 2008/12/2
7:00に事務所。
6:00過ぎに起きた時は、真っ暗。明るくなる時間になっても、曇りでくらい。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いていった図面や資料のチェック。
構造事務所からEMHについてファックスがあり、電話で打合せ。
10:00、スタッフが来たので、EMHとYTHの打合せ。
EMHのスケッチ。
15:00、武蔵野大学の4年生が来所。卒業設計の相談。16:00終了。
18:00過ぎ事務所を出て、麻布十番の国際文化会館・岩崎小弥太記念ホールへ。
シアターワークショプの伊東さんが、本年度の建築学会学会賞を受賞。そのお祝いのパーティーに。
19:00から本人の司会でお祝いの会が始まる。
小劇場の勉強家のメンバーも何人か来ている。
吉祥寺シアターの箕島さんや、勉強会でお会いした、座・高円寺(http://za-koenji.jp/)準備室の桑谷さんとも話す。
桑谷さんは座・高円寺の前は、可児市文化創造センターにいらしたので、何度か通って芝居を作った話しをする。桑谷さんも可児市文化創造センターが懐かしそうだった。
ほかにも何人か顔見知りの方がいて、話す。
12月5日から吉祥寺シアターカファで開催予定の「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)3テント連続写真展のチラシを鹿野さんが作って来ていた。
伊東さんが来場者に紹介し、チラシはすべてはけてしまった。
シアターワークショプのスタッフから、うちのスタッフが同級生だったことが判明したことを告げられ、その偶然にビックリ。
21:30前お開き。
伊東さんおめでとうございました。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧されています。相棒がMロワイヤルからMバルトークに変わり、ゆっくり過ごせるようになりました。平穏な生活にホッとしているようにも見えます。このところは寒くなって地面が硬くなったことで右前脚の蹄を気にする仕草を見せるものの、剥離骨折したヒザは落ち着いています。来週には術後3ヶ月。今月の半ばまでには一度、レントゲンを撮って回復具合をチェックしてみます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日の計量で馬体重は469キロ。まずまずの状態に仕上がり、牝馬らしい繊細な一面も見られることから、週1回の追い切りに控えています。入厩は来週か再来週が有力。スタッフは「もういつでもトレセンへ送り出せる。馬場適性については何ともいえないが、マイルくらいが合っていそう。ノドからの異音はもうほとんど気にならない」と話していました。
○ 2008/12/3
8:00に事務所。今朝はよい天気だ。
メールチェック。
伊東さんのお祝いの会が終了し、慌ただしくもすぐに小劇場の勉強会の写真展なので、トークに来てもらえることになった、横浜国立大学に唐さんを迎えた、室井先生の紹介の文や資料を簡単にまとめ、メンバーにメール連絡。
昨晩読了した、「磯崎新の『都庁』 戦後日本最大のコンペ」平松剛著(文藝春秋・http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/70/29/9784163702902.shtml)に変わって、室井先生のトークに向け、「教室を路地に!横浜国大VS紅テント2739日」唐十郎・室井尚著(岩波書店・http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0225440.html)を再読し始める。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00スタッフが来たのでEMH、NTH、YTHのそれぞれに指示。
日報のアップ。
13:30過ぎ、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。提出前最後のエスキスなので、今日は大変かと思ったが、半分の学生しか来てない。
4人の学生のエスキスチェックをしたが、皆進めている途中に問題点が出て来ると、解決を考えるより先に、方向転換をしてしまう。
だから最初のコンセプトからずれて行ってしまって、何をやっているか分からなくなってしまう。
ともかく、基本コンセプトを再度確認し、具体的な作業をアドバイスする。18:00過ぎ終了。
○ 2008/12/4
8:00に事務所。今朝もよい天気。
メールチェックとYTHのクライアントに電話連絡。
スタッフが置いて行ったYTHとNTHの図面のチェック。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
10:00スタッフとYTHとNTHの打合せ。
12月5日から吉祥寺シアターカファで開催の「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)3テント連続写真展の案内を、知り合いの建築、演劇、雑誌関係者にメールで送付。
武蔵野大学の卒業生たちにも送信。
午後、阿佐ヶ谷の北側、中杉通りに面した古書店「銀星舍」へ、久しぶりに伺う。
ご主人と少し話し込んでしまう。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
18:30から、「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」の仕込み。
鹿野さんと実行委員の伊東さん、小池さん、星谷さんの5人で、高さ84cm、巾240cmのプリントを2枚、カフェの壁に張る作業。
20:00頃終了。張った写真を眺めながら、ビールで乾杯。吉祥寺シアターの支配人の箕島さんも一緒に。
21:00カフェを出て、何も食べてなかったので、ハモニカ横丁の美舟へ。
最初は今後の予定を話しをしていたが、最後は劇場や芝居、ドラーグクイーンの話しになって、23:00お開き。
「向日葵の柩」のブログがあります。ご覧ください。
http://alahimawari.blog75.fc2.com/blog-date-200812.html
○ 2008/12/5
そんなに飲んでないのだが、イベント続きの疲れが出て来たのか、起きられず、9:00前に事務所。
今日は曇りで寒い。
メールチェック。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
日報のアップ。
10:00スタッフと各プロジェクトの打合せ。
SIHの概算見積の資料を再確認。
15:30前事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
事務所を出た途端、大粒の雨がパラパラと落ちて来て、風が吹き始める。阿佐ヶ谷駅のプラットホームの上には雨が吹き込んでくる。 電車も影響を受けているようで、ダイヤが乱れている。
16:30からSIHのクライアント打合せ。概算見積の説明。なかなか厳しい概算だが、規模はこのまま進めることになり、ホッとする。17:30前終了 。
外に出たら、雨は上がっていた。
池袋、 本郷三丁目経由で 森下へ。本郷三丁目の乗り換えは、案内が分かりにくく、 迷ってします。後でやはりここで乗り換えた、鹿野さんも同じ眼にあったらしい。
19:00前、森下着。ベニサン・ピットへ。劇団桟敷童子の「黄金の猿」(http://www8.plala.or.jp/s-douji/)。
劇場前で、勉強会の伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
数々の名舞台を産んで来たベニサン・ピット(http://www.benisan.com/studio/benisanpit.html)も、来年閉鎖になることになった。残念だ。
お客さんが多く、客入れに時間がかかり、押して19:30過ぎ開演。途中休憩が入り、22:30前終演
森下駅近くの居酒屋で 、一杯。お開きにしてホームに行って、時間を見たら何と0:00前。
どうにか終電前に帰れた。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、29日(土)に京都で出走して7着でした。スタート直後こそ先団につけられたものの、外へ外へといきたがって後方に位置取りを下げてしまいます。無理せず修正し、流れに乗って最内のぽっかり空いたところをうまく突いた川島騎手の好騎乗が目立ちました。牝馬限定とはいえメンバーも揃っていたうえ、関西馬相手にこの着順なら評価できます。追ってからもしっかり伸びていました。トレセンに帰厩後は長距離輸送でさすがに疲れを見せていましたが、四肢に不安はありません。5着以内に入れず中2〜3週での出走が難しそうなことから、きのう2日(火)にビッグレッドファーム鉾田に移動しています。
○ 2008/12/6
昨晩芝居を見ている途中から、鼻がつまり喉がいがらっぽくなり、風邪の兆候。
今朝はよい天気。
9:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。
打合せの準備をして、10:00前事務所を出る。
11:00から、YTHの現場で、クライアント打合せ。内部のセパ穴を残す位置の検討や外壁の仕上げについて。
12:30前終了。その脚で、清澄白河へ。
タカ・イシイギャラリーの森山大道「バイバイ ポラロイド」(http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2008/bye-bye-polaroid/)へ。
600点のポラロイド写真が横に一列に並ぶ。壮観だ。
タカ・イシイギャラリーがある建物には、他にも有名なギャラリーが5、6軒入っている。大きな倉庫で、1階から4階は倉庫として使われているようだ。ギャラリー群は5、6階に陣取っていて、エレベーターも完全な搬入用のエレベーター。雰囲気が良く、他のギャラリーも回ってみたかったが、時間もなかったので、すぐに、歩いて東京都現代美術館へ向かう。
「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」http://www.neo-tro.com/と「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展」(http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/120/)。
今年ブラジルに行って、街から伝わって来る生命力に魅了され、強い印象を持った。そのブラジルの創造力をもっと知りたいと思った。
一言、イヤー期待以上に素晴しかった。歌や食べ物、身にまとうもの、住むことや空間が密接に結びついた創造力から、新しい力をもらった。
そんなブラジルと、森山さんが合わないわけはなく、写真も素晴しかったが、そこに写っている人達の存在感に、押され気味なものもあった。最近の東京を撮った写真には感じ取ることが出来ない、人間の存在感が印象に残った。
逆にブラジルから東京を撮りに来た、ミゲル・リオ=ブランコさんの写真は、そんな東京の様相に苦戦していたように感じた。
いずれにしても、いろいろ考えさせられる展覧会で、15:00から閉館の18:00まで、あっという間に過ぎて行ってしまった。
現代美術館の隣では、ジンガロのテントの工事をしていて、気になったが、急ぎ足で木場の駅まで向かい、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00を少し過ぎて、カフェへ到着。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)のオープニングのパーティー。
21:00終了。その後、何人かで近くの基地バーへ。
そこに残っていた、伊東さん、鹿野さん、小池さん、とは今週は火、木、金、土と4回も顔を合せる密度の高さ。
それぞれパーティーや展覧会の準備で、今晩で一段落で一息つくも、疲れは隠せない。
僕も先週の可児行きと「向日葵の柩」の」初日からの一連で同じような状態。
22:30過ぎにお開き。
お疲れさまでした。
○ 2008/12/7
昨晩はとても寒かった。途中で起きだし、毛布を一枚追加した。
やはり風邪か、調子が悪いが熱はないようだ。
今日は風邪を治すように一日ゆっくりすることに。
午前中に高円寺まで買い物に行き、途中設計事務所仲間の忘年会を予約している店に寄り、人数の途中報告。
昼過ぎからは喉がとても渇くので水分を随時とって、マラソンと大学ラクビーを暖かくして横になって見る。
天気がよいので、室内も暖かく、汗がたくさん出る。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)のトークのために再読し始めた、「教室を路地に!横浜国大VS紅テント2739日」唐十郎・室井尚著(岩波書店・http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0225440.html)を、昨日電車の中で読了。
唐さんを迎え入れた横浜国大で、奇跡的な化学反応が起こっていたことが、臨場感を持って伝わって来る。
その触媒のひとつがテントであり、室井先生のトークがとても楽しみになった。
○ 2008/12/8
昨日ゆっくり休んだことが功を奏したのか、まだ時々咳が出て、鼻も本調子ではないが、だるさは無くなり、普通の状態に戻る。
メールチェックと連絡事項を確認したり。
10:00スタッフが来たので、清掃後、SINのクライアント打合せの報告と指示、YTHのクライアントからの連絡を打合せ。
溜まっていた日報のアップ。
建設会社からNTHの最終概算が出て来て、クライアントに連絡したり、それぞれのプロジェクトの建設会社やクライアントへの連絡や、事務所の雑務等で一日が過ぎる。
昨晩、録画しておいた「風のガーデン」(http://wwwz.fujitv.co.jp/garden/index.html)の先週分を見る。
このドラマ、癌で余命幾ばくもない医者が、自らの失態で戻れなくなくなった故郷へ、医療用に改装したキャンピングカーで戻り、長年会っていなかった子供たちを見守り、暮らしている話し。
このキャンピングカーを発想したところが、倉本聰の凄いところだと思う。キャンピングカーによって病人である主人公は移動が可能になり(医師だからできるということはあるが)、医者が眠るそのキャンピングカーを何度も画面で見てると、まるでそこは胎内のように思えて来る。
暮らし住むことの可能性が、大きく広がっている。
○ 2008/12/9
8:00前に事務所。今日は曇っている。
メールチェックとKNH-Hの建設会社にクライアントから了解もらった件を電話連絡。明日からの「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_64.html)東京公演の仕込みの連絡等。
スタッフが置いて行った資料のチェックと日報のアップ。
10:00スタッフが来たので打合せ。
EMHのスケッチ。
HMH-K、SIHのスタッフ打合せ。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。パドック放牧で管理されています。先週末から右前脚に砂のぼりを発症し、騎乗を中止しています。乗り始めて順調にきていただけに残念ですが、1週間程度でトレーニングが再開できる見込みです。調教によりストレスがたまってきたのか、パドックで熊癖を見せています。
○ 2008/12/10
8:00に事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面と模型のチェック。
10:00スタッフが来たので、SIHの図面の修正箇所を指示。
HMH-Kの打合せ。
12:00事務所を出て、雑務をひとつ片付け、武蔵野大学へ向かう。
14:40から空間造形4の授業。今日は提出でスタジオごとの講評会のなのだが、果たして提出の状況は。
各スタジオに別れて、講評会。うちは3分の2の6人が提出している。
学生の発表後、アシスタントと講評を加えて行く。
皆、この一週間で良くまとめて来ているし、視点やコンセプトも良いのだが、もうひとつ二つは深くできる状態だ。
図面と模型も、同じレベルのことを表しているものが並び、もったいない。
この状態が、先週であればずいぶん踏み込んで方針を立てられるのだよ、ということを話す。
来週の全体講評会までに、ブラシュアップすることを具体的にそれぞれにアドバイスし、18:00過ぎに終了。
18:30過ぎ、尾辻先生と学校を出て、バスで吉祥寺へ。
吉祥寺で尾辻先生と別れ、書店で少し時間をつぶし、吉祥寺シアターカフェへ。
19:30から 16日の室井先生のトークの段取 来年1月のスケジュール 鹿野さんが写真展のポトフォーリオ
21:30前終了。
○ 2008/12/11
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
準備をして、9:20事務所を出て、新国立劇場へ。
10:00前劇場着。
照明シュートが行なわれている。
昼頃から役者たちが三々五々集まって来る。
17:00過ぎからアンサンブルの稽古をやって、18:00から、場当たり。劇場の機構が変わったのでテクニカルな確認が主だ。
22:30頃終了。直しをやって、21:30過ぎ、劇場を出て、振付けの大川さんと阿佐ヶ谷まで戻って来る。
○ 2008/12/12
8:00に事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面に指示を書き込み、9:00に事務所を出て、郵便局などに寄って、新国立劇場へ。
10:00前劇場着。セットの修正を行なう。11:00からダンスやアンサンブルの稽古。
12:00から13:00、ゲネの準備。13:00からゲネ。
15:00前終了。ダメ出しとテクニカルの確認。
本番まで時間があるので、スタッフ楽屋で今週読み始めた、「遺言 アートシアター新宿文化」葛井欣士郎・聞き手:平沢剛(河出書房新社http://www.amazon.co.jp/遺言-葛井-欣士郎/dp/4309270387/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1229130812&sr=8-4)を読み続ける。
18:00、劇場内が整備され、ロビーの準備も整う。
18:30開場。ポツポツとお客さんがいらっしゃる。
知り合いも何人か。大学の同級生がお嬢さんを連れて来てくれた。ありがたい。
客席は7、8割り埋まっている。
東京の初日は、可児市での初日とはちょっと違う。スタッフにも緊張感が感じられる。
19:00開演。いくつかの予定外もあったが、役者たちは緊張感を切らさず、21:00前終了。
今まで見て来たゲネや可児の初日の中でも一番のできだった。
ロビーで初日乾杯。スタッフたちもホッとした嬉しそうな表情。
作者の柳美里さん、可児市文化創造センター館長の衛紀生さんの挨拶の後、演出の金さんの音頭で乾杯。
メイクを落とし着替えた役者たちも三々五々あらわれ、晴れやかな表情をしている。
21:30前、初日乾杯終了。
劇場を出て、帰路につく。
今回の「向日葵の柩」ほど、取りかかり始めに持っていた自分のイメージと、初日までにがらっとイメージが変わった芝居は今までなかった。
以前の日報にも書いたが、この時期、「テロルの決算」のあとがきを読んだことが、その大きな要因になっているのは明らかだ。
印象深い芝居になった。
2歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。トラブルゼロで乗り込みが進んでいるグループに属す一頭。ハロン20秒からスタートして終盤の2ハロンを17秒で駆け抜ける稽古を順調こなしています。ストライドが大きい上、踏み込みにもしっかり力がこもるフットワーク。スタッフだけでなく、たびたび来場する中野師も期待を寄せています。直近の計量で馬体重は506キロでした。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。十数時間も屋外に出す昼夜放牧を止め、陽が昇っている間だけの数時間の放牧に切り替えました。他馬より一足先に馬体が成長していたため、今回の休養では特に変化が見られません。厳しい寒さの中を集団で自由に過ごすことは体質の強化やリフレッシュにもつながるものと思われます。平凡な日々ですが、無駄な時間を過ごしているわけではなく、これも先々につなげるための管理。
3歳馬
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、11日(木)に真歌トレーニングパークから、美浦の稲葉厩舎に移動しました。熱発などのトラブルもなく無事に到着し、けさは歩様をチェックする程度で角馬場で体をほぐしています。少し神経質なところがあるのは移動してきたばかりなので仕方ありません。まずは環境に慣らせて、ゲート試験合格を目指して進めていきます。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m1本の運動をしています。ウォーキングマシンだけのなみあしで楽をさせ、5日(金)に騎乗を開始しました。いまもハロン17〜20秒のペースだけにとどめて余力を持たせています。初めて跨ったスタッフは「力強さが足りないせいか、身体を十分に使えていないようなところがある」と感触を述べていました。馬体重は前走時から3キロ増の405キロ。
○ 2008/12/13
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
昨日のゲネで撮影した写真の整理。
スタッフが置いて行った図面の確認。
昨晩ファックスで届いた、EMHの概算見積を、クライアントにファックス。
10:30NTHのクライアントが来所。最終的な概算見積についてと、今後のスケジュールや細かい部分の打合せ。
12:00前終了。溜まっていた日報のアップ。
14:00、武蔵野大学の4年生二人が来所。卒業制作 16:00終了。
16:30前事務所を出て、ギャラリー街道へ(http://kaido.mods.jp/)。
ギャラリーは一月程休みだったので、久しぶりだ。
尾仲さんがギャラリーにいて、「銀の間」の直方の写真について、ちょっと話しを伺った。
街道を出ると、暗くなり、凄く寒くなっていた。
○ 2008/12/14
8:00頃眼が覚め、布団の中で、「知るを楽しむ 人生の歩き方 梁石白 血の咆哮」(http://www.amazon.co.jp/人生の歩き方-2008年12月-2009年1月-NHK知るを楽しむ-水-石日/dp/4141895105/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1229299492&sr=8-1)を読み続ける。
8:30過ぎ起き出す。
チェ・ミキは名古屋のおばあさんの告別式に出掛けて行った。
午前中に高円寺に買い物に。
雨が降り、風も吹き、気温も低く寒い。
持ち帰ったYTH、SIHの図面をチェック。
一日大和町。
15:00頃に雨が上がり、陽が差して来た。
下げていたロールカーテンを上げ、太陽の光を家の中に入れる。
夕方、バリカンを当てる。
○ 2008/12/15
8:00前に事務所。
今朝はよい天気だが、気温は低い。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが作った、HMH-Kの模型をチェック。
日報のアップ。
10:00、事務所の掃除後、それぞれのプロジェクトのスタッフ打合せ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
先週、知り合いの高校の先生から、建築に興味を持っている生徒が、建築や建築学科について知りたがっているので、話してあげてくれないかとの連絡があった。
15:00その高校生二人が来所。
建築学科で学んで、どのような道があるのかや、工学系の大学以外にも、美術系や住居系の選択が有ること、ともかく人が暮らすことや空間を含め、多様なことに興味を持ち続けられるようであれば、進んでみたらいと思うとの話しをする。
ちょっと早いかもしれないが、事務所にあった「建築家たちの20代」(http://www.amazon.co.jp/建築家たちの20代-東京大学工学部建築学科安藤忠雄研究室/dp/4887061773/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1229330292&sr=8-1)
を渡し、それらの建築家の作品を図書館で調べて、読んでみたらと勧める。
今は高校2年生で、進学のために将来の方向性を決めるように、学校から言われるそうだ。
自分ではその年にそこまで考えていなかった。もしきちんと考えられれば、それは素晴しいことだろうが、やっぱりしんどいよな。17:00前終了。
日が暮れてから、郵便局にちょっと出たら、凄く寒い。
年の瀬を感じる。
○ 2008/12/16
7:00前に事務所。
自転車で切る風で、耳が痛い。
メールチェック。年明けの予定も連絡がちらほら。今年はどうしたわけか、年末年始の予定が多く、既にダブルブッキングしてしまったものも。
日報のアップ。スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
これからやってみようかと思っているコンペの要項読みと、資料チェック。
10:00スタッフと各プロジェクトについて打合せ。
EMHのスケッチ。
13:00過ぎに事務所を出て、新国立劇場へ。
「向日葵の柩」の楽日。楽日ということで、知っている人達も来てくれている。
火曜日が休館日の可児市文化創造センターのスタッフたちも来てくれた。
初日とは別の緊張感のなか 、16:00前に終演。
ロビーで関係者と少し話し、劇場を出て事務所に戻る。
EMHのクライアントと連絡をとる。
18:00前再び事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)のトーク。
現在展示している写真は、唐ゼミ★(http://redg.info/~karazemi/)の青テントなので、唐さんを横浜国立大学に招いた、横浜国立大学室井先生(http://www.bekkoame.ne.jp/~hmuroi/)と唐ゼミ★代表の中野さんが来てくれた。
参加者も20名弱の盛況。
19:00スタート。二人の紹介をして、参加者の自己紹介をして、室井先生の話しに移る。
ポンペイの劇場の話しから始まり、劇場と言う器に投影されて来た権力の構図と、それを壊すべく変化して来たユーロッパの歴史を念頭に、日本の近代演劇との相違点の話しに移行して行く。
日本の近代化では、反体制側が劇場という器を求めていたところが、西洋との相違点で、そうした流れから考えると、様々な場所で芝居をして来た唐さん達の軌跡は、まさしく反体制の流れになるのではないかという考察が話される。
そして、唐さんのテントにもいくつかの転機が有り(テント自他も何度か変わって行った)、そのテント構造と唐さんの作劇術は密接に絡んでいるので、テントは単にオルタナティブの劇場ではない。そのような流れを一番意識して引き継いでいるのが唐ゼミ★ではないかとの話をして頂く。
それを受けて中野さんも、そのストラッグルを具体的に話してくれた。
20:30過ぎ途中休憩をして、机を並び替え、軽食が出て、その後は雑談形式でテントにまつわる話しが続いた。
話しはつきなかったが、21:30終了。
皆に挨拶をして、先に吉祥寺シアターカフェを出て、初台へ向かう。
新国立劇場のそばのお店で、「向日葵の柩」の打ち上げが行なわれているところへ、遅れて参加。
撤収作業を終えてから、20:30から始まっているので、皆既に盛り上がっている。
22:30過ぎに中締めをするが、皆まだ残っており、キャスト・スタッフと話しができた。
23:00頃から三々五々帰る人も出て来て、23:30過ぎ店を出る。
展覧会の年内のイベントも終わり、芝居も終了し、ほっと一段落。
○ 2008/12/17
8:00に事務所。雨がポツリポツリと降り始めた。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフとHMH-Kの打合せ。SIHのクライアントから電話連絡。EMHのスタッフ打合せ。
11:15事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形4の全体講評会。
今回は、明日2年生が課題提出で、実習棟が2年生の追込みになっているので使えず、製図室で13:00過ぎ開始。
各スタジオ4名の発表と先生方の講評。その後、選ばれなかったが発表したいという学生の3人の発表。
先生方とアシスタントの全体講評が有り、19:30終了。
準備室で、学校の作品集に掲載する作品を決め、別の場所に移り、お疲れの打ち上げ反省会。
今年は、学生が徐々に減って行き、少し寂しい講評会だったが、提出した学生たちは頑張って仕上げて来た。
特にうちのスタジオの発表できなかった二人は、この一週間でずいぶんブラッシュアップして来ていたので、嬉しかった。
各先生方の言葉は厳しいものだったが、これをバネに来年の卒業制作は頑張ってもらいたい。
講評会が終わりホッとしたのか、打ち上げ反省会では学生たちも晴れ晴れした顔で、属したスタジオ以外の先生とも話しが弾んでいたようだ。
22:00前、反省会は終了。
水谷先生と何人かの学生とバスで吉祥寺に出て、美舟で2次会。
あとからアシスタントの人達や学生が押し寄せて来て、結局は15人くらいの2次会となる。
この盛り上がりは嬉しかった。このエネルギーを次ぎにつなげて欲しい。
0:40学生たちを残し、水谷先生と先に店を出て、0:50の終電で戻る。
昨日に続き、又ひとつ終わって、さらに一息つく。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、先週末に右ヒザのレントゲン検査を行いました。獣医から乗り運動を行っても良いとの診断が出たため、さっそく15日(月)にビッグレッドファーム浦和から、真歌トレーニングパークへ移動。けさから坂路でキャンター1500m1本をゆっくり駆け上がっています。左肩の出に多少ゴツゴツがしたところがあるものの、これはいまに始まったことではありません。まずは基礎体力造りに専念します。馬体重は538キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間からペースアップを開始。坂路でキャンター1300m2本を17−17で乗り込んでいます。体の緩さは元からのもので簡単には解消しませんが、軽快なフットワークを見せています。跨っているスタッフも「大人しくて乗りやすい」と笑顔。年明けの入厩を予定しており、強い負荷はかけないで稽古と並行して馬体をふっくらさせていきます。
○ 2008/12/18
昨日一昨日で、さすがに疲れて起きられず、9:00過ぎに事務所。
今日は晴れ。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフにいくつかの指示。日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
一段落着きすぎて、気が抜けてしまった。
午後、借りっ放しの本を返すのと、リクエストの本をピックアップに図書館まで自転車で行くが、図書館手前で木曜日だということに気付く。休館日は木曜だが毎週ではいので、どうかなと思って近づくと、やはり休館日。やれやれ。
疲れもとれていないようで、集中できず。
○ 2008/12/19
8:00に事務所。
メールチェックと、連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った打合せ用図面をチェックし手直しをしていたら、時間になったので慌てて事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
10:00から概算を元に構造などの選択についての打ち合わせ。
新たな要素が入ることになり、法規的な確認や構造確認を進めることにして、11:00過ぎ終了。事務所に戻る。
午後一でEMHの確認事項をスタッフに伝える。
YTHの細かい打合せ。日報のアップ。
16:00前に事務所を出て、溜池山王の全日空ホテルへ。NTHのクライアント打合せ。候補の建設会社へのヒアリングなど。
18:00過ぎ終了。事務所に戻る。連絡事項いくつか。
19:30前事務所を出て、阿佐ヶ谷の居酒屋へ。建設会社との忘年会。お開きで気が付けば23:30前。結構飲んだ。
昨晩、録画してあった先週分の「風のガーデン」を見る。
先日、このドラマ、内部を医療用設備に改装したキャンピングカーの発想が凄い、と日報に書いたが、そう言えば「死ぬまでにしたい10のこと」(http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id241920/)と言う映画があったなと思い出す。
この映画、全体的にはいまいちだったが、ラストが凄く良かったのを憶えている。
果たして「風のガーデン」はいかに。
2歳馬
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、美浦で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。初めて臨んだ17日(水)のゲート試験はダッシュが遅くて不合格。翌日、2度目のチャレンジでパスしました。調教助手は「スタートはあまり速くない。ぎりぎりのラインで合格した感じ。練習してもこのあたりは変わらないかもしれない」と述べています。気になる呼吸については「少し鳴ってるかなという程度。今週デビューするコスモオーに比べれば、この馬の方がスムーズですよ」と話していました。
○ 2008/12/20
9:00に事務所。雲もあるが、晴れている。
メールチェックと雑務。日報のアップ。
EMHの新たに加わったプログラムに関わる、法規など資料を確認しつつ、スケッチ。
途中、先日行ったら休館だった図書館へ。
14:30過ぎ事務所を出て、自転車を駐輪場において、阿佐ヶ谷駅の改札でチェ・ミキと落合う。
昨年完成したKMHへ。
この夏車庫が完成し、外構工事も始まったので、車庫の仕上がりの確認に伺う。
16:00前到着。結構大きな車庫だが、違和感なく収まっている。外構や植栽は年内に終了するとのこと。楽しみだ。
夕方から、西を望むテラスで、夕日を見ながらビールを頂く。
その後、ダイニングで食事。なんとふぐのコース。ひれ酒も有り、雑炊まで贅沢に頂く。
ご主人の故郷の熊本の美味しい球磨焼酎や日本酒も沢山頂き、気が付けば22:00を回っていたので、22:30前にお暇する。
家具が入り、とても寛げる空間になっていて、嬉しかった。
ごちそうさまでした。
○ 2008/12/21
一日大和町。
よい天気で、暖かい。
新建築・住宅特集(http://www.japan-architect.co.jp/japanese/2maga/jt/jt_frame.html)がガラッと変わった。
顔とも言える、タイトルの書体が全く変わった。
それよりも変わったのは、身体と言っても良い部分。
今までは横書き左綴じだったのが、縦書き右綴じになった。編集後記に「住宅の価値を伝えるため、空間だけではなく、『そこにどんな暮らしが生まれているのか』も伝える雑誌を目指したいと考えてます。」とある。
縦書き右綴じの誌面は、確かに「暮らし」に近づいたように感じられるから不思議だ。「スタイル」ではない「暮らし」がどう伝わって来るか、ゆっくり読んでみよう。
夜、「風のガーデン」の最終回録画分を見る。
このドラマは、末期の癌患者の息子を看取ると言う役を、撮影後癌で亡くなった緒形拳さんが演じており、やはりその事実を見ているものが否応無しに意識してしまう。事実ということの強さを改めて認識するとともに、それを超えて行く創造力を持つことの大事さを思った。
改めて、緒形拳さんのご冥福をお祈り申し上げます。
○ 2008/12/22
8:00に事務所。空気が暖かい。
メールチェック。
スタッフが置いて行った資料や図面のチェック。連絡事項。
年末調整資料準備。
10:00スタッフが来たので、掃除をして、各プロジェクトについてスタッフ打合せ。
日報のアップ。
13:00過ぎ事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。概算見積金額と規模の相談。様々な可能性を話し合う。
16:00前終了。外に出ると雨が降っていた。
池袋から初めて福都心線に乗り、新宿三丁目で乗り換え、新宿御苑前まで。
蒼穹舍に寄って、事務所に戻る。
幹事をやっている、25日の設計事務所仲間の忘年会の2次会について、連絡事項。
NTHのクライアントとのやり取りをスタッフから報告受け、EMHの新たなプログラムの関わる法的チェックと、SIHの今日の打ち合わせ事項を話し指示を出す。
外は風が強く、冷たい雨混じる。
○ 2008/12/23
8:00前に事務所。
昨晩の雨は上がっているが、気温が低く、自転車で切る風が冷たい。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
日報のアップ。
スタッフが昨晩進めたSIHの規模縮小の作業を確認しながら、今までの案を見直しスケッチ。
一回りブラッシュアップしたが、果たしてこれどこまで規模縮小ができたか。
明日、スタッフに指示し、きちんと確認させよう。
14:00、ものつくり大学の那須から、相談に乗って上げて欲しいという連絡を受けた人が来所。
いろいろお話をする。15:00過ぎ終了。
昨晩NHKで、「さよなら新宿コマ劇場〜涙と笑いの50年〜」(http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=HmIbrhpr&g=3)という番組やっていた。
しばらく前に、小劇場の勉強会の関連で、今年で閉館になる新宿コマ劇場の見学ができた。裏、表、客席まですべてが印象的だったが、その時実際に動かして頂いた、舞台中央の円形の3段の迫りが特に印象に残った。
番組は最後の方だけちょっと見たのだが、最後の座長公演のサブちゃんが迫りの一番てっぺんで、「まーつりだー」と歌っていた。
大漁舟のセットで円形の迫りは見えなかったが。
見学時、何人かでその迫りに乗せてもらい、最高の高さまで上げてもらった。凄い高さで、舞台を見下ろす迫力は言葉にはしにくく、怖いくらいだった。
さすがに、サブちゃんの腰の高さで手摺がまわり、それを時々掴んで歌っていた。
小劇場の勉強会の関係者にこの番組のことをメールで送ったら、今日夕方再放送が有ることを教えてくれた。
夕方大和町に戻って、録画セットする。
大和町でEMHのエスキス。少しずつ進んで行く。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。パドック放牧とウォーキングマシン1時間の運動を行っています。中間の試し乗りで脚元を気にする素振りが見られ、再チェックで砂のぼりとは別に蹄底に小さな亀裂が認められました。これが神経を刺激しているのでしょうが、乗らない限りは患部をかばいません。近いうちに蹄鉄を装着して対処します。相沢師から「年明け中山最終週あたりはどう」と復帰の打診があったものの、もしかすると延期をお願いすることになるかもしれません。
○ 2008/12/24
7:00に事務所。
本格的に寒くなって来た。
メールチェックと日報のアップ。
昨日進めたEMHのスケッチをさらに進める。
10:00スタッフが来たので、SIH、HMH-K、YTHの打合せ。
HNH-Kの件で、梁山泊でお世話になっている、テント会社の担当の方へ連絡。
ひく続きEMHのスケッチ。その合間に、午後銀行に行ったり、連絡事項いくつか。
18:30前に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の飾り替え。
今日から、新宿梁山泊の紫テントの写真になる。
19:00前から、実行委員4人で、展示してあった写真をはがし、再び高さ84cm長さ240cmの写真2枚を壁に貼る。
前回の反省を元に、貼る手順を変える。作業は増えたが、きれいに貼れ、皆満足だが、さすがに疲れた。もう二人くらいいると楽なのだが。
作業時間も心配だったが、予定の21:00前に終了。あっという間に時間がたってしまった。
早々に片付け、カフェを出て、イブの予定もない4人で、吉祥寺の居酒屋でお疲れ。
劇場や芝居をなじめ、いろんな話しで盛り上がり、気が付けば閉店の23:30に。
ここでお開き。お疲れさまでした。
飾り替えた写真、是非ご覧下さい。
○ 2008/12/25
昨晩はそれほど飲んでないのだが、作業に集中して疲れたのか、朝起きられず、9:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いていった、YTHとSIHの図面をチェック。
10:00スタッフ打合せ。
年末調整の資料作り。
午後一で日報のアップ。
EMHのスケッチを図面化。
18:30事務所を出て、高円寺の成都へ。
19:00から、設計事務所仲間の忘年会「代代の会」。今年は幹事を務める。
30人強が集まる。
元スタッフも来て、いろいろ話す。
場所、料理も皆気に入ってくれて、大塚アトリエと成都がある限り、「代代の会」は毎年成都でやることに決まった。
22:00、1次会お開き。
三々五々別れ、2次会に向かう。
我々は、大将南口店2階で2次会。0:00前お開き。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。入厩のタイミングと細身の馬体(402キロ)を考慮して追い切りを見合わせていますが、この中間はハロン17秒に15秒の乗り込みを組み込んで負荷をかけました。もっとパワーがあればと思わせる走りです。緩さがあり、筋肉の粘りも足りない印象。乗り手は「速いところはやっていないが、動きとしては悪くない。ダートよりは芝ですね」と述べていました。
○ 2008/12/26
チェ・ミキによると、昨晩は大和町に帰った後、さらに飲んでいたが、すぐにテーブルで寝てしまって、何度起こしても起きなかったそうだ。
そんなことや、いつ布団に入ったのか、全く憶えていない。やれやれ。
9:00に事務所。よい天気だ。
メールチェックとスタッフが置いていった図面のチェック。
9:30梁山泊のテントを作ったテント会社の方が来所。
HMH-Kの打合せ。10:30前終了。
スタッフ打合せ。日報のアップ。
13:30、構造事務所が来所。SIHの打合せ。14:00終了。
事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。冷たい風が強く、自転車がなかなか前に進まない。
街道の窓ガラスも、ガタガタ言っている。
由古堂(http://yukodo.cart.fc2.com/)でカレンダーを買って、ユーコさんに良いお年を、と挨拶して事務所に戻る。
16:00、武蔵野大学の4年生が一人来所。卒計の相談。この時期に、大丈夫か。
ともかく思いつく限りのアドバイスをする。
事務所は明日から、1月の6日まで正月休みです。
その間、日報もちょっと休み。
良いお年をお迎え下さい。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。跨いだ瞬間は「緩いかな?」と思わせるものの、走らせると意外にしっかりした動きをするのが良いところ。冬毛に覆われてモコモコしている外見とストライドの大きい走りには良い意味でギャップを感じます。この中間から後半軽くペースを上げる稽古も織りまぜており、促せば楽についていきます。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和で調整中。17日(水)から坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しています。育成厩舎に移動し環境が変わったことで周りに馬がいるにもかかわらず、初日はずっといなないていました。まだ子供っぽさを残していますが、稽古にいくと良い乗り味でしっかりした動きを見せたことに驚かされます。速い調教を行ったときにどのような走りをするか楽しみな1頭です。
2歳馬
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、美浦で調整中。坂路とニューポリトラックを中心に乗り込まれています。25日には2歳未勝利馬をパートナーに追い切りを実施。先行してラストを一杯に追われてニューポリトラックで67.7秒をマーク。初めての追い切りにしてはまずまずの反応で、合格点の与えられる内容でした。調教助手は「今のところ喉はそれほど気にならない。少し敏感なところがあり、飼い食いも安定しないが、細くはないので大丈夫でしょう」と語っています。デビュー戦は検討中ですが、中山開催1週目か2週目が有力です。
○ 2008/12/27
8:00過ぎに起き出して、大和町の窓ふき。
昼を取って、銀星舍に立ち寄って、ご主人と少し話しをして、よいお年を、と挨拶をして事務所に。
メールチェックと連絡事項。
机のまわりを片付ける。
16:00前事務所を出て、松飾りなどの買い物をして大和町に戻る。
○ 2008/12/28
8:00過ぎ起き出す。
「遺言 アートシアター新宿文化」葛井欣士郎・平沢剛(河出書房新社 http://www.amazon.co.jp/遺言-葛井-欣士郎/dp/4309270387/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1231031482&sr=8-1)読了。
1973年の暮れ、高校2年くらいの頃から、新宿文化と蠍座に行き出したが、もうその頃は終焉の時期を迎えていたのだな。
12:30大和町を出て、横浜に向かう。
馬車道のBank ART Studio NYKへ。運河(多分)沿いに建つ倉庫の1階。
14:00過ぎ到着。鹿野さんと落合う。受付を済ませ建物内のカフェ等を見ていると、伊東さんと小池さんが登場。
14:30開場。15:00、劇団唐ゼミ★「ガラスの少尉」作・監修 唐十郎 演出 中野敦之(http://redg.info/~karazemi/)
開演。楽日で、200人くらいのお客さんが来ているようだ。
1973年に書かれた、元はラジオドラマだった作品。
懐かしい、エメロンシャンプーのコマーシャルから始まる。原作がラジオドラマなので、時間と空間が次々に変わって行く。
そのめくるめく世界には、見ている者を喚起する言葉が随所に散りばめられ、最後は時間と空間が渾然一体になり、押し寄せて来る。
年の最後に、唐さんの天才に雷に撃たれたようになる。唐さんのインパクトある台詞をやりきった、唐ゼミの若さのパワーがうらやましく、拍手。
16:30過ぎ終演。外に出ると、まだ明るい。
いらしていた唐さんに、感激を伝えに行く。
客席での乾杯に参加して、18:00前くらいに、お先に失礼する。
伊東さん、鹿野さん、小池さんと中華街に行って、一杯やって、20:00過ぎ横浜をたつ。
一杯やっていても、いま見て来た「ガラスの少尉」へ自分の意識が戻ってしまう。まるで、20代後半、花園神社で同級生たちと紅テントを見た後、居酒屋でいま見て来た芝居の、憶えている台詞を言い合って飲んでいた興奮が、そのまま戻って来たようだ。
○ 2008/12/29
9:00に事務所。
雑務と雑誌などを読み、途中お祝いの酒を買いに行き、11:00過ぎに事務所を出て、YTHの現場へ。今日は上棟式。
12:30過ぎ着。まだ誰も来ていないので、現場を見て回る。ガラスの入ってないサッシから入って来る光が気持よい。
三々五々人が集まり、13:00からお清めをして、1階の南側に設えたテーブルで直会。
クライアントご夫妻と、夫人のご両親と弟さん、建設会社と我々11人で、作って来て頂いたお料理を頂き、自己紹介したり、これからについて話したり。温かい日で良かった。
15:00前、記念写真を撮って終了。皆で3階まで上がって、簡単な打合せをしたり、内部を見て回る。
15:30に現場を出て、近くの以前設計したBBHへ。これまでも何度かYTHの現場の帰りに立ち寄ってみたが、お留守だった。
今日はご主人と子供たちがいて、無沙汰をお詫びする。
コーヒーを頂き、16:30お暇する。
そのまま事務所に戻り、資料を持って、17:30過ぎ事務所を出て、銀行に寄って、阿佐ヶ谷駅へ。
既に萩原さんが待っており、すぐに高野さんと荒木さんがみえる。
阿佐ヶ谷の勉強会の忘年会。一番街の居酒屋で、中央線デザイン倶楽部(http://www.chub.jp/)や国立本店(http://honten.chub.jp/)や小劇場の勉強会の話しを元に、来年の阿佐ヶ谷の会の活動を考える。
面白そうなアイデアがひとつ出たので、それを具体的にどうして行くか、話し合う。
小一時間で、居酒屋を出て、あるぽらん(http://homepage3.nifty.com/aruporan/)へ移動。
だんだんと酔っぱらいへ変わって行く面々。
途中、萩原さんが阿佐ヶ谷在住の知り合いを呼び出し、そのひともお店に来る。
多分0:00前くらいに、あるぽらんを出る。あるぽらんには知り合いがいたので、よいお年をと挨拶をして、店の階段を下りると、既に一行は下の店に入ってた。
そこでワインを飲み、途中萩原さんは終電で帰り、我々も1:30過ぎお開き。
かなり酔ってからだが、萩原さんから、大塚は自分の特色を出し切っていないと言われる。荒木さんからも、畳み込まれるように、苦言を呈される。そんなことはない、と反論すると、サッシなんか入っていない空間を作らなければダメだと二人は言う。
なるほどそう言うことか。確かに今日のYTHの上棟時の空間は気持よかった。大和町も上棟時の空間を極力残すように試みた。
確かにそう言う空間は嫌いじゃないが、ここはカーンが議事堂を造ったダッカではないのだから。
まあ、ありがたい友人からの小言だと受け取り、そう言う空間をいずれ目指してみたい。
○ 2008/12/30
昨晩は帰って、バタンキューだったので、9:00過ぎ起き出して、シャワーを浴びる。
10:30過ぎ事務所に。
今日までのメモを記す。
今日のSIHの打ち合わせの準備。
トライ思案中のコンペの資料をまとめる。
14:00SIHのクライアント来所。
規模を少し縮小し、地下の扱いを替えた案を説明。
正月の間に、検討して頂くことにして、15:00前終了。
大和町へ戻る。
夜、先日録画した、「さよなら新宿コマ劇場〜涙と笑いの50年」(http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=HmIbrhpr&g=3)を見る。
○ 2008/12/31
9:00に起きる。
持ち帰ったコンペの資料や質疑を読み、スケッチ。
12:00前、チェ・ミキは浜松の実家へ出発する。
引き続きスケッチ。
どういうレベルの提案を計画できなければ、自分の中で提出する意味はない、ということがはっきりして来る。
夕方、一人用の正月料理を切り分ける。
17:00、TVのスイッチを入れると、テレビ東京恒例の「年忘れにっぽんの歌」をやっていた。
これが、新宿コマ劇場の最後の公演だそうだ。
本当に今年でおしまいなのだな。
新年おめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
1月1日は西荻窪の両親のところへ出掛け、新年を祝った。
その際前から気になっていた、学生時代の設計製図の提出物を持ち帰ってきた。
果たして学生時代、自分はどんな図面をフィニッシュしていたのか。課題のテーマは良く覚えているが、図面の内容までは覚えていなかった。
持ち帰ってみてみたら、結構頑張っているではないか。評価はあまり良いとは言えないが。この当時、先輩に連れられて手伝いに行っていた、渡辺洋治さん(http://www.arcstyle.com/tokyo/207_dai3skybuild.html)の影響をここまで受けていたとは。
しかしこれなら武蔵野大学の学生達に、もっともっと期待しても構わないな、とほくそ笑む。
もうひとつ嬉しかったのが、2年の初めての設計課題の「住宅」だ。学籍番号順に先生にふられるのだが、吉阪先生が指導教授。
図面の中に吉阪先生からの質問が赤鉛筆で書かれていた。もちろん表紙には吉阪先生のサインが。
ところが、トホホな事に、自分で書いた「指導教授・吉阪先生」の字は「吉坂先生」になっており、きちんとこれも赤鉛筆で訂正されていた。
さて、8:00に事務所。正月早々にひいた風邪も、昨日がピークで、今朝は楽になってきた。
メールチェックや返信。
スタッフ研修者も10:00に出社。先ずは環境整備をお願いする。
年始から進めていたYTHのスケッチ。昨年末からの車庫の検討から、夕方にはブラッシュアップした案がまとまってきた。
写真は渡辺洋治さんにいただいた本。30年前の日付だ。
○ 2008/1/8
8:00に事務所。
メールチェック。
再びYTHの確認。作図をスタッフに指示。
日報のアップ。
同じく年始から始めていたNTHのスケッチ。
途中、スタッフが作成したYTHの図面をチェックし、構造事務所とクライアントへ送る。
NTHのスケッチが煮詰まってきたので、一度ラフ模型を作る事にして、その準備にかかる。
○ 2008/1/9
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。
NTHの模型作製用のスケッチを再チェック。
今年の春から武蔵野大学で担当する、「建築施工法」の授業のスケッチのために、水谷先生から頂いた資料や事務所にある本を確認する。
16:00、木製建具のメーカーが来所。HMH-Kの建具について打ち合わせ。
スタッフが作った模型のチェック。
部分的な未施工部はあっても、昨年末で現場がなくなっているので、事務所での日々が続く。
ちょっと飽きてきたかな。
○ 2008/1/10
昨晩、晩酌をしながら見ていた12chのなんて事ない旅番組(なのだが、まあこれ以外にあまり見てもいいかなと思う番組がないTVもすごいが、それならば見なければよいのだが)で、群馬の長野に近いあたりの80歳をゆうに超えたおばあさん達の元気さに接し、妙に納得してしまった。
8:00事務所。
メールチェック。
スタッフが置いていった、HMH-Kの概算用図面とNTHのラフ模型をチェック。
日報のアップ。
スタッフにNTH、YTHの模型作製の指示。
午後新宿の書店に、「建築施工法」の授業用の資料を探しに行く。
久しぶりに出掛けた新宿は、違った街にみえた。昔はよくこの辺りを歩いていたのだが、最近歩くところとちょっと違ったところを歩いたからだろうか。
戻ってきたら、YTHの可愛い模型ができあがっていた。
18:00過ぎに事務所を出ようとしてたところへ、構造事務所からYTHのボーリング調査の速報が入ったので、クライアントへメールで報告と、土質調査を進める事の確認。その後、吉祥寺シアターへ。
今年初の小劇場の勉強会。19:00には4人だったが、次第に参加者が増え20:00には10人が参加。
昨年末から話している今後の方針や現在ストックされている情報のまとめかた等について話す。
もうしばらくで一年になるので、そろそろ新たな展開の可能性についての話しも出る。
21:00過ぎ終了。
いつものように近くに基地バーで一杯。22:30過ぎお開き。
○ 2008/1/11
8:00事務所。
メールチェックとメールにて連絡事項いくつか。日報のアップ。
昨晩の勉強会後の一杯で、7日の日報に書いた渡辺洋治さんの話しになり、確か作品集が出ていたはず、とネットで検索していたら、下記のブログがあった。(http://www.03-x.com/daruma-t/archives/cat9/)
30年前の記憶が少しずつ蘇ってきた。
この事務所に伺って、ロットリングで芝生の目を書き込んでいたんだ。インスタントレタリング(略してインレタ)なんて一切使わなかった。懐かしい。堀商店(http://www.hori-locks.co.jp/index.html)を教わったのも、渡辺洋治さんからで、確か堀商店の改修かなにか手がけていらしたような記憶があるが、違っているか。
YTHとNTHのスケッチ。
15:00、自転車で事務所を出て、成田東の「Gallery街道」(http://kaido.mods.jp/)へ。昨年夏にその存在を知人から教えてもらっていたが、すっかり忘れていた。書店で写真集を立ち見したことから、尾仲浩二さんに興味を持ち、これもネットで調べたら、事務所のすぐそばに尾仲さんが開いているギャラリーがあり、それが昨夏知人に教えてもらった写真ギャラリーに繋がった、と言うわけだ。
いつも図書館へ行く青梅街道の途中を左に曲がり、住宅街の中にある木賃アパートの一室がギャラリーになっていた。
窓の型ガラスがいい味を出している。しみじみしたスペースだが、内容は充実していた。コンパクトな中に、3人の方の展覧会が繰り広げられている。
お隣のギャラリー煌翔にしても住宅街の中で特徴のある活動をしている。やっぱり中央線のこの地域好きだな。
18:30過ぎ、NTHクライアント来所。
年末に頂いた要望の確認と、それに基づいたたたき台とラフ模型で打ち合わせ。
19:30過ぎ終了。
アルデュールは抽選に見放されてしまったのか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ポリトラック、ウッドコースで乗り込まれています。出走を予定していた朱竹賞は除外。地方馬が優先されるため、18頭中14頭が出走できる抽選で、除外の4頭に入ってしまいました。9日のポリトラックでの追い切りでは準オープンの古馬を追い掛けて、馬なりのままラスト1ハロン12.1をマークして併入したように状態が良かっただけに、残念です。20日(日)、京都の紅梅S・芝1400mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。手応えのわりに踏ん張りきれない調教が続いていたものの、Mクリスティナらと行った週明け早々の併せ馬で素軽い動きを披露しました。この1週間でずいぶん上昇しています。ここまでくれば入厩まで時間はかからないでしょう。馬体重は455キロ。
○ 2008/1/12
9:00に事務所。弱い雨が降っていて、暗い朝だ。
メールチェックと日報のアップ。
雑務や午後の準備。
13:00過ぎに事務所を出て、代々木へ。
梁山泊関連の方から紹介された、映画監督のWさんの住宅へ。
住宅と言うより、事務所兼拠点として使ってらっしゃる。
建て売り住宅だったので、フィルムの保管場所等が手狭になってきたので、建て替えてより使いやすく楽しい建物にしたい、とのこと。
いろいろ楽しい話しを伺う。
用途地域や建ぺい容積を調べて、ボリューム出しをして再度伺う事にして終了。
新宿の書店に寄って、銀座の画廊へ行こうと思っていたが、本を探したりしているうちに時間がたってしまい、外に出たら暗くなりつつあり、雨は降り続いているので、「ぴあ」でヤン・ファーブルの「死の天使」(http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2008/d0208a.html)のチケットを買って、大和町に戻る。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。中間から後半3ハロンを15-15にまで上げる強めの調教も織りまぜていて、楽にこなせています。重厚感があるのに脚さばきが柔らかく、しなやかな走りをできるのがセールスポイント。縦列の際も安定感があってしっかりした脚取りを見せています。本格的な追い切りに移行したときにどのような走りを見せてくれるか楽しみです。年末計測の馬体重は473キロでした。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。朝の8時頃から夕方の16時頃まで普通放牧されています。騎乗できていた時は才能を感じさせる動きだっただけに、進退の決断を下すにはもう少し時間が欲しいという判断。特筆すべきほどの良化はありませんが、かといって悪化もしていません。スタッフも「この馬の生命力に賭けてみたい」と話していました。
○ 2008/1/13
9:00に起きる。
録画でたまった映画のDVD、最近夜は途中で眠くなり絶対見通すことはできないので、日曜の午前中時間があれば見るようにしようと考え、今日から。題して、「日曜映画劇場」。
今日は、「浮雲」成瀬巳喜男監督、1955年の作品。(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24371/)
イヤー素晴しかった。あっという間の2時間。ストーリーはもちろん、セット、撮影・照明、そして高峰秀子と森雅之の演技。
南方から始まって、最後は屋久島へ。ラストシーンの高峰秀子の白い顔のアップと、最初の南方の日差しの中でのシーンでの印象が重なり合う美しさ。どこをとっても映画らしい。
しばらくは、成瀬巳喜男監督で行くか。
午後テレビ神奈川の競馬中継で、アルデュールが抽選除外になったレースを見る。これなら勝てたかも、と思う気持ちは贔屓の引き倒しか。
京都のメイン、シンザン記念には、アルデュールが2度苦杯を喫しているダイワマックワンが出走していたが、良いところは4コーナーまで。距離が長過ぎるとはいえ、ここらに出てくる馬達との比較ができるようになって、競馬に深みが増した。
風が強く、寒い一日だ。
○ 2008/1/14
今朝も寒い。9:00に事務所。
メールチェックや日報のアップ。
武蔵野大学の新しい授業のシラバスをまとめ、送信。合わせて、図書館購入希望図書をまとめ、ファックス。
「ええじゃないか」のブラジル公演用にセットの看板絵をプリントアウトし、劇団1980へ郵送。
HMH-Kの概算見積用の図面もまとめ、郵送。
17:00過ぎに事務所を出て、高円寺のGALLERY45-8へ。(http://d.hatena.ne.jp/gallery458/)
以前中央線つながりで、建築家の笹さんに引き合わせてもらった、西荻在住の方達が運営しているギャラリー。行こう行こうと思いつつ、近くなのでかえってなかなかお邪魔出来なかった。
現在は「ちょっと昔の高円寺 写真展」が開催中。
このスペースを見た瞬間にここでギャリーをやろうと決めた、と伺っていたが、まさにキュートな空間。棟割りのお隣がスナックだが、ここもそうだったのか。奥の空間の赤いベルベットのような壁紙と型ガラスや小さな流しが、独特な雰囲気を醸し出している。先日伺ったGallery街道とは、又ひと味違った空間だった。
西荻もそうだったが、4、50年前の中央線周辺は、まだちょっと田舎で、懐かしい。
○ 2008/1/15
8:00過ぎに事務所。今朝も陽が差さず、気温も低く寒い。
メールチェックと日報のアップ。
雑務いくつか。
YTHとNTHのスケッチ。
夜になって頭の中が煮詰まってきて、二進も三進も(ほぅ、このような字を書くのか)いかなくなってきたので、雑誌など読み始める。
○ 2008/1/16
8:00に事務所。
今朝は陽が差しているので、少し暖かく感じる。
メールチェック。10:00からの打ち合せの資料を確認。日報のアップ。
今日もYTHとNTHのスケッチを続ける。
10:30過ぎ、建設会社が来所。KMHのバルコニー工事の打ち合わせ。11:30終了。
スケッチを続ける。
○ 2008/1/17
8:00事務所。
明け方変な夢を見た。
ある少年が食べることで、加工された肉の選別を行なっている。その少年は、ほうきで道に半円形を書く、悪魔の儀式の修行をしている。その村には、体が弱く生まれた小さな女の子がいて、少年がその女の子に付き添い、高い崖(城壁?)の半円形の道を何度も通すことで、悪魔払いをしている、と言う夢だった。画像ははっきりしていた。
まるでレーモン・ルーセルみたい。(ちょっとよく言い過ぎか。)
一度目覚め、その後も断続的に、今度は具体的な知り合いが出てくる夢を見ている最中に目覚ましが鳴る。
メールチェックと日報のアップ。
阪神淡路大震災から今日で13年経った。
YTHの断面や面積チェックを行ない、スタッフに3D化の指示。
NTHのスケジュール作成やスケッチ。確認申請の状況等がはっきりせず、スケジュールも不確定要素が多く、難しい。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00過ぎより、小劇場の勉強会。
今晩は2班に別れ、メンバーの修士論文へのブラッシュアップのアドバイスと、懸案だった「スズナリ」の調査のデータのまとめを行なう。写真データをカード化して、場所ごとにわけ選別する。少しずつまとめ方のイメージがわいてくるようだ。
21:30過ぎ終了。
いつもの基地バーへ移り、一杯やって、23:00過ぎにお開き。
アルデュールは20日(日)の京都9R・紅梅ステークスへ。初輸送、初コース、初騎乗と初尽くしだが、どこまで通用するか。ともかく無事に遠征終了してもらいたい。
○ 2008/1/18
8:15事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの3Dのチェック。
日報のアップ。
YTHの開口部のスケッチを一日中行ない、スタッフに3D化の指示。
18:30前事務所を出て、高円寺の成都で昨年で退所した木村さんのお疲れ会と新しい研修スタッフの歓迎会を兼ねた新年会。
以前のスタッフ高橋さんと構造事務所の飯田さんも参加。
今晩は大和町に、チェ・ミキの妹の旦那のマーさんが出張で来ているので、20:30過ぎお先に失礼して、大和町に戻る。
大和町で引き続き飲み会。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
20日(日)、京都9Rの紅梅S・芝1400mに出走します。後続の2頭を待ち、3コーナーあたりから併せた16日(水)の追い切りも余力たっぷりの手応え。直後に控えている長距離輸送を考慮して5ハロン69秒程度に控えました。あす19日(土)の早朝4時にトレセンを出発します。先週の朱竹賞が、2走前に同馬と差のない競馬をしていたアポロフェニックスとレイクエルフの2頭の決着でした。上位争いを期待しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体質がしっかりして、弱さがなくなってきました。追い切りを始めても、飼い葉をしっかりと食べています。先週に比べると手応えどおりに伸びるようになってきました。テンからハミ掛かりが良く、脚質を考えると、前に行って粘るレースが向いていそうです。
○ 2008/1/19
昨晩は何時に寝たのか覚えていない。
7:00に一度起きてゴミを出して、再び寝床へ。
11:00前に起き上がる。それほどひどくないが、二日酔い気味だ。
マーさんとちょっと話して、昼前に事務所に。頭が重い。
メールチェックと日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
先週の土曜日にFMで聞いたエラ・フィッツジェラルドとスティーヴィー・ワンダーのライブデュオ「ユー アー ザ サンシャイン オブ マイ ライフ」の入った、「ウィ・ラヴ・エラ」(http://www.amazon.co.jp/ウィ・ラヴ・エラ-オムニバス/dp/B000PDZO1C/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1200721627&sr=8-1)の試聴版をネットオークションで購入し、今日郵便受けに入っていたので、早速聞く。
先週はラジオで突然耳にしたエラ・フィッツジェラルドとスティーヴィー・ワンダーのライブデュオの「ユー アー ザ サンシャイン オブ マイ ライフ」。じっくりCDで聞いたら、最初の方でエラとスティーヴィーが唄を譲り合うシーンがあり、その楽しそうな雰囲気に涙が出そうになった。
午後早い時間から、重かった頭も次第に復活。
18:00事務所を出て、神楽坂へ向かう。
18:30神楽坂で小劇場の勉強会のメンバーしかのさんと丸山くんと落ち合い、セッションハウス(http://www.session-house.net/)へ向かう。
セッションハウスはコンテンポラリーダンスがメインに行なわれるスペース。今晩は「シアター21フェスvol.67」に勉強会のメンバーの一人の宮崎さんが出演する。開演前にやはり勉強会の米ちゃんや安達さんも来場。
19:00から1時間半、7人のダンサーがそれぞれ10分間のソロを踊る。7人とも全く違ったダンスで、飽きない。
終演後、近くの居酒屋へ向かい、後から宮崎さんも参加してお疲れの一杯。
○ 2008/1/20
9:00に起きて、日曜映画劇場。
今日は「シザーハンズ」ティム・バートン監督1990年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD4055/index.html)。ちょっと前、酒を飲みながらテレビのチャンネルを変え、偶然見た「チャーリーとチョコレート工場」の最後の20分くらい。その中のジョニー・デップの白い歯に引き付けられてしまった。
これはぜひとも、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を見なくてはと思い、先ずは「シザーハンズ」と言うわけだ。
イヤー良かった。映画の魅力的な要素が沢山。深々と降る雪、ヒロインの周りを回るカメラ、ヒロインのアップ、他にも映像でしか表現出来ないシーンが散りばめられている。
ジョニー・デップ扮するハサミの手を持った人造人間のエドワードとヒロイン、街の人間達。これってまるで「少女都市からの呼び声」じゃないか。ティム・バートンと唐さんのロマンを愛する心に感服。
13:00過ぎ大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
14:35京都9R紅梅ステークス1400m発送。アルデュールは良いスタート。2番手を進む。4コーナーを回ったところで先頭に立つも、残り200mで後続馬にかわされ、8着。しかし、先頭とは0.4秒差なのだが。やっぱり1200mがベストか。
しかし、相変わらず、新宿場外4階のおじさん達は楽しそう。一番良い顔を見せているのではないだろうか。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
マイネル2頭でついでに買った、中山のメインをTVで見る。マイネルチャールズみごと1着。ファルケはアルデュールと同じようなレース運びで、7着。
チャールズの騎手はアルデュールを初勝利に導いた主戦騎手だが、そりゃ今日は中山でチャールズを選択するのは当たり前だよな。
しかし、アルデュール、初長距離輸送、初コース、初騎乗、だったが無事で何よりだった。
今日の京都のメイン日経新春賞はあのテンポイントが予後不良になったレースだったから。
○ 2008/1/21
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
午前中はNTHのスケッチとスタッフ打ち合わせ。
午後はYTHのスケッチ。
○ 2008/1/22
8:00に事務所。
メールチェクとスタッフが置いて行ったNTHとYTHの図面をチェック。
日報をアップして、9:00過ぎ事務所を出る。
10:00前に武蔵野大学着。
今日は卒業制作の発表会。
10:00にスタート。一人3分の発表と質疑・講評。
途中何度か休憩を挟み、33人すべて終了したのは20:00過ぎ。
最後の方は頭の芯がボーッとしてくる。
先生方それぞれがまとめを述べて、20:30過ぎすべて終了。
今年の卒業制作は社会的な視野を持ったものが比較的多く、それは良いことだが、その社会性に絡めとられて、自分が表現したい空間・建築が見えにくかった。
なかなか難しい部分だが、卒業制作なのだから、その間の行き来に自覚的になって、最終講評会までの1ヶ月、さらにブラッシュアップして欲しい。
発表会に来てくれた、卒業生と吉祥寺の居酒屋へ。後から水谷先生も参加。
一杯やったらとてつもない疲れに襲われたが、しばらく飲んでいるうちに少し復活してきた。
駅前の屋台のおでんやに寄って、1:00前の終電に乗って帰る。
○ 2008/1/23
朝7:00。資源ゴミ捨てに外に出たら、雪が降り始めている。
昨日の疲れで、もう一眠りして、8:00起床。
9:00前に事務所。雪は本格的になってきた。
メールチェックし、昨日の発表の選考とコメントを書いて、メール。
日報のアップ。
YTHの3Dについてスタッフに指示。
NTHのスケッチ。
午後スケッチが進展したので、スタッフと打ち合わせ。
昨年で退社したスタッフがまとめてくれた資料の取捨選択と雑務。
18:30前に事務所を出て、高田馬場へ向かう。
高田馬場の「けめこ」で早大理工学部スィング&ジャズクラブの同期の新年会。
田舎料理「けめこ」と早稲田通りと明治通りの角にあったジャズ喫茶「203」は、当時スィング&ジャズクラブの第2の部室のように頻繁にお邪魔していたお店だ。
「けめこ」は一時、早稲田の本部の近くで営業していたが、しばらく前に再び以前あったところの近くの馬場に戻って来たとのこと。
19:00前に着くと、懐かしい顔のケメちゃんが出迎えてくれた。
徐々にメンバーも集まり、昨年同様の7人が集まる。
毎年同じ話しをしてるが、それがまた楽しい。
話しは盛り上がっていたが、明日もあるので、と22:30前お開き。
皆大人になったのか、それとも歳をとったのか。
○ 2008/1/24
今週は夜の会合が続く。
少しゆっくり起きて9:00前に事務所。
よい天気だ。
メールチェックした後、スタッフと打ち合わせしながら、YTHとNTHのスケッチを続ける。
15:00前一段落し、日報のアップ。その後銀行へ。
18:00過ぎに自転車で事務所を出て、中野駅へ向かう。
18:40小劇場の勉強会のメンバー9人と落ち合い、中野光座の桟敷童子の公演「泥花」へ。(http://www8.plala.or.jp/s-douji/)
光座は古い映画館を劇場として使っている。1階に店舗が入り、映画館は2階にある。
独特のムードがあり、個性ある小劇団がよく使う劇場だ。
ちなみに、左となりにある、これも古い建物の2階は、昔、ボディビルのジムで、そこにかかっていた大きな看板が、大竹伸朗さんの「白い看板」という作品になって、2006年の東京都現代美術館の「全景」の際、外部に展示されていた看板だろう、と思う。
21:30過ぎ終演。
中野北口の中華料理屋へ行って一杯。光座は古いので暖房がなく、コートを着たまま見ていたが、やはり少し冷え、その後も外で写真を撮ったりしていたので、体の芯から冷えきってしまい、温かい紹興酒で人心地。
23:30お開き。
○ 2008/1/25
今朝も少しゆっくり起きて、9:00に事務所。
スタッフが置いて行ったYTHの模型と図面をチェックし、新たな案をスケッチ。
10:00事務所に来たスタッフに指示と打ち合わせ。
日報のアップ。
引き続きNTHとYTHのスケッチ。
午後はYGPのスケッチ。
明日の打ち合せの資料の確認をスタッフとして、17:00過ぎ事務所を出てINAX・GINZAへ向かう。
INAXギャラリー2に立ち寄る。「-白い眺め-中岡真珠展」(http://www.inax.co.jp/gallery/contemporary/detail/d_001120.html)ただ立ち寄ってみただけなのだが、魅力的なドローイングが並ぶ。硬質なアクリルのテクスチャーが視線を引き付ける。繊細だが力強さがある。欲しくなったが、手の届きそうな小品はすべて売約済みだった。
18:00から8階のセミナールームでザ・ハウス(http://thehouse.co.jp/)の全体ミーティング。ほぼ全員の東京在住の建築家が集まって、3時間のミーティング。21:00終了。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
20日(日)、京都で出走し、8着でした。好スタートからハナに行きたい馬を先にやって、離れた2番手を追走。道中は楽な手応えで、4コーナで先頭に並びかけます。直線ではいったん先頭に立ったかに見えましたが、ゴール前で脚色が鈍ってしまいました。川田騎手は「無理せずに良い感じで運べたが、最後は一杯一杯。距離の壁を感じた」とコメント。22日(火)、ビッグレッドファーム鉾田に移動しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。フットワークに伸びやかさこそありませんが、回転が速い小刻みな動きで良いスピードを披露。仕上ってきて、クーリングダウン中にカリカリするようなところを見せるようになってきています。馬体重は448キロ。
○ 2008/1/26
9:00過ぎに事務所。
スタッフが準備した図面と模型をチェック。
ひとつの案の修正スケッチをして、スタッフに指示。模型まで作り直せるか。
メールチェックと日報のアップ。
12:00前、NTHのクライアントご夫妻が来所。
いくつかの基本計画案をもとに打ち合わせ。13:00過ぎ終了。
食事と片付けをして14:30過ぎ事務所を出て神保町へ。
資料探しと取り置きをしてもらっている本のピックアップへ。
ゆっくりといくつかの小書店を巡る。
時々入っていたある古書店の最上階まで行ったら、写真や版画のコーナーがあって、目の保養になった。今まで全く知らなかった。
今度は少し調べてきて、神保町の小書店巡りをしてみたい。
17:30過ぎ、帰路につく。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
インヴァイトの06は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。縦列から併せ馬に切り替え、ハロン14〜15秒に加速する調教を取り入れてからも高い評価のまま。筋肉が洗練されつつあり、力の入り方が一段と強くなっています。四肢を着地させた瞬間の衝撃を消散させられる身体能力(柔軟性)も自慢。すべてが計画通りに進行しています。
募集番号41 レイクワースの06……父ツルマルボーイ/母レイクワース 美浦・勢司和浩厩舎…
レイクワースの06は、ビッグレッドファーム明和で休養中。腰の踏ん張りがさらに甘くなってきています。これを受け、静内のメディカルセンターへ。全身麻酔を打ち、横倒しにして大型のレントゲンで検査した結果、第5及び第6頸椎に異常が見つかり、神経を圧迫していることが分かりました。たいへん残念ですが、「治る見込みがなく、競走能力も失われている」との診断。デビューを諦めることになりました。
○ 2008/1/27
ゆっくり10:00に起きる。
午前中本の整理と高円寺まで買い物に出る。
12:00から大阪国際女子マラソンを見る。
今日の日曜映画劇場は、TVで久しぶりの寅さん。「男はつらいよ 寅次郎恋やつれ」山田洋次監督・1974年。
この当時はとらやの茶の間は台所の方からよりも、電話のある続き間の方からのアングルが多い。なんで後になるとこのアングルがなくなったのだろう。画像的に訳の分からないカットもあるが、やっぱり赤と黄色が印象的だ。
○ 2008/1/28
今朝は寒い。ラジオでこの冬一番の寒さと言っている。
8:00に事務所。メールチェックと日報のアップ。
午前中はなんやかんやバタバタと。
13:30、構造の吉田さん来所。YTHの構造打ち合わせ。その他相談いくつか。
14:30過ぎ終了。
スタッフにYTHの指示。
15:00過ぎ自転車で事務所を出て、KOHへ。玄関ドアの塗装が剥がれている部分があるとのことで確認へ。突然の訪問だったがクライアント夫人がいらっしゃり、他の部分の相談も。その後税務署に書類提出しブロードウェーにちょっと寄り事務所に戻る。
夕方、今日来たザ・ハウスからの先日のミーティングについてのメールに返信をと思い、下書きをするがまとまらず。ちょっと時間が必要か。
YGPのスケッチ。
武蔵野大学の4年生に、卒業制作のことでアドバイスしたいことが出てきたので、これも下書き。
○ 2008/1/29
今朝も寒い。陽が差さずどんよりしている。
メールチェックと日報のアップ。
新宿梁山泊(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/)の次回の公演「TORAJI」の時代を調べる。
YTHのスケッチとスタッフ打ち合わせ。
YGPの図面作業。
卒業制作のアドバイス。昨日の下書きをまとめ、メールする。
○ 2008/1/30
今日はよい天気だ。
8:00に事務所。
メールチェック。
ザ・ハウスからのメールへの返信の推敲。まだ下書きだな。
日報のアップ。
9:00過ぎに事務所を出て、池ノ上へ。
10:00にEMHのクライアントと落ち合い、別プロジェクトの土地を2つ見て回る。
その後、喫茶店で所感を話す。11:00前終了。
その脚でYGPのクライアント宅へ。
ボリュームチェックのための基本計画についてブレスト。
13:00前終了。近くの蕎麦屋でお昼をごちそうになり、新宿の書店とタワーレコードをのぞいて事務所に戻る。
今日は暖かいな。コートを着て地下鉄に乗っていると熱いくらいだ。
18:00過ぎ再び事務所を出て、OKBの担当スタッフと恵比寿へ。
OKBの4階のクライアントが建設会社の担当者や、家具のショップの担当者と一緒に、お疲れの食事会を設けてくれた。
先ず豚しゃぶを頂き、その後同じビル内にあるちょっと変わったバーに移動し、気がつけば23:00前。ここでお開き。
美味しい食事とお酒で会話が弾み、クライアントからも色々な話しを伺い楽しい会だった。ごちそうさまでした。
○ 2008/1/31
8:30過ぎ事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
NTHとHMH-Kの資料をチェックし、スタッフと打ち合わせ。
借りっ放しで、返却の催促の来た本を図書館に自転車で返しに行く。
日報のアップ。
13:00KMHのクライアント夫妻来所。
外構工事や最終増減見積の説明。
14:00前終了。
NTHのスケッチを行なうも、展開しない。
小劇場の勉強会のために、図面化してなかったスズナリの実測を図面化作業。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアター・カフェへ。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。
今晩は少人数で、スズナリの調査の写真選別作業を行う。このような作業を通して、少しずつだが調査のまとめのイメージや次回調査の方法などが浮き上がってくる。やはりこのような地道な作業が大事なのだな。
いろんな話しをしていて気がつけば22:00前。
今晩は一杯やらず、そのままお開き。
「ピアノ協奏曲 第4番」 シチェドリン作曲
(36分29秒)
(ピアノ)ニコライ・ペトロフ
(管弦楽)ロシア・ナショナル管弦楽団
(指揮)ミハイル・プレトニョフ
<TRITON MECC-26005>
「ウェルカム・トゥ・ア・プレイヤー」(パット・マルティーノ)
(10分30秒)
<東芝EMI TOCJ-66109>
「ユー・アー・ザ・サンシャイン・オブ・マイ・ライフ」
(エラ・フィッツジェラルド、スティービー・ワンダー)
(4分17秒)
<UNIVERSAL UCCV-1097>
「サマー・ランニング」 (マーク・ジョンソン)
(5分56秒)
<POLYDOR POCJ-1400>
▽“モーツァルト・ノー・エンド”のプログラム
「ピアノ協奏曲 第26番 ニ長調“たい冠式”
K.537から 第2楽章 ラルゲット」モーツァルト作曲
グルダ編曲
「幻想曲 ハ短調 K.475」 モーツァルト作曲
「ピアノ・ソナタ ハ短調 K.457」 モーツァルト作曲
「歌劇“フィガロの結婚”第4幕から
レシタティーヴ“とうとう、うれしい時が来た”
〜アリア“恋人よ、早くここへ”」モーツァルト作曲
グルダ編曲
(ピアノ)フリードリヒ・グルダ
「アリア」 グルダ作曲
「エクササイズ 9」 グルダ作曲
(ピアノ)フリードリヒ・グルダ
(演奏)パラダイス・バンド
(※6曲で47分31秒)
<SONY SRCR-8726〜7>
○ 2008/2/1
8:00前に事務所。今朝もよい天気だ。
メールチェック。昨晩の勉強会で出た話しをネットで調べたり。
連絡事項と日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYTHの模型をチェック。
模型を作ったのは正解。考えていたことがずいぶん見えてきた。
引き続き、スタッフが置いて行ったNTHのスケッチとラフ模型を見ながら考える。
奇しくも朝フと思い、今朝スケッチしようと思っていた検討事項がスケッチされている。
やはりこれが良い。そのスケッチに修正を加える。
10:00に来たスタッフたちに、続けて指示と打ち合わせ。
途中、KNHの地下の改修工事の見積を、建設会社が持ってきてくれる。
YTHの概要などの作成。
午後一でKNHの見積を確認し、クライアントにメールにて送付する。
ザ・ハウスへの下書きもまとめ、やっと送信。
明日の打ち合わせ資料などを確認して、18:00過ぎに事務所を出て梁山泊の稽古場へ。
次回公演の「TORAJI」途中まで見せてもらって、セットについての話しをする。
21:30過ぎ稽古場を出る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。到着直後はレース後でイライラしていたのか、熊癖をしてそわそわしていました。現在は17-17ペースで軽く乗っていますが、徐々に落ち着いてきたように感じます。飼い食いも悪くないので、週末あたりから15-15も取り入れて行く予定。体を緩めないようにうまくリラックスさせたいと考えています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ここにきて飼い葉の食べ残しがちらほら見られるものの、一定の馬体重はキープ。30日(水)の計量では先週比マイナス2キロの446キロでした。仕上がりすぎないように注意しています。各調教師との協議の結果、畠山重則厩舎へ転厩することに。トレセンに向け、週明け早々に出発します。
マシェリも美浦に転厩で、初めて直に見れるようになる。楽しみだ。
○ 2008/2/2
9:00前に事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行った、今日のYTHの資料や模型を確認。
同じくスタッフが置いて行った、NTHの図面にざっと眼を通す。
YTHの打ち合わせ用資料をブラッシュアップしようと、スタッフのパソコンからフラッシュメモリーでデータを移動しようとしたら、そのフラッシュメモリーを差し込んだ USBポートが機能しなくなってしまった。どのパソコンでもそうなって、再起動すると直る。
こういう時に限って、必ずこういうパソコンの不具合がおこる。いやはや。
小劇場の勉強会のメンバーから来た、フォトアルバムの確認のアカウントに時間がかかったり、馬主会の桐山とデビューを断念した馬の後任の打ち合わせを電話でしたり。そんな場合か。
13:00、NMHのクライアントの紹介で、別荘の建設を検討中の方が来所。
我々との家作りの事や、一般的な家作りの事などいろいろお話する。14:30過ぎ終了。
15:30、YTHのクライアント夫妻来所。
模型や3Dでの打ち合わせで、空間が身近にに感じられたようで喜んで頂く。概算見積をとって先に進む事を確認して、17:00過ぎ終了。
日報のアップ。
○ 2008/2/3
朝から雪。
今日は日曜映画劇場はやめにして、NTHのスケッチ。
昼から別府大分マラソンをテレビで見る。
このマラソンを見るたびに、何年か前に行った、別府の街を思い出す。
男子マラソンで日本のランナーが優勝は久しぶりか。
雪で東京競馬場の全レースは中止で、明日に持ち越し。
雪は夜まで降り続く。
結露した窓を通してみた夕方の雪景色は幻想的だった。
○ 2008/2/4
8:00に事務所。
道に残った雪が凍って危ない。
自転車は細心の注意で。
青空と屋根に残った白い雪、きれいだ。空気が明るく澄んだように感じる。
メールチェックと日報のアップ。
NTHのスケッチ。
調子が悪くなったフラッシュメモリーについて、メーカーに問い合わせ。
原因が特定出来ないので、窓口に送ってチェック後不具合があれば交換と言う事に。
10:00掃除後、NTHのスタッフ打ち合わせとYTHの図面指示。
YTHの資料をまとめ、建設会社にメール。
住宅地図のコピーと梁山泊の「TORAJI」の資料を探しに行くもあまり収穫は無し。
事務所に戻り、NTH関連の調べもの。
○ 2008/2/5
8:00過ぎ事務所。
メールチェックと連絡事項。
昨晩に続き、NTH関連の調べもの。省エネルギー関連の調べものだが、前書きばかりでなかなか本質的な部分に行き当たらない。しかも、いろんな言葉があってよく分からない部分が多く、時間ばかりが過ぎて行く。
日報のアップや雑務。
検索した上再び梁山泊の「TORAJI」の資料を探しに。多少収穫有り。図書館でよく行く阿佐ヶ谷の古書店「銀星舍」のご主人とばったり。
スタッフが作っているNTHの模型を時々見ながらスケッチをして、さらなる可能性を探る。
とは言いつつも、てんでなところに思いが行って、なんだか集中出来ずうろうろしている感じだ。
構造事務所から、YTHの概算用仮定断面がメールで届いたので、早速確認し建設会社へ送付する。
夜水谷先生と連絡をとり、急遽明日一緒にやるコンペの敷地調査に行く事にする。
○ 2008/2/6
8:00に事務所。
またもや雪が降り始めた。
メールチェックをして、スタッフが置いて行ったNTHの図面と模型をチェックし指示をメモする。
コンペの資料に眼を通して、9:30事務所を出る。
新宿で水谷先生と落ち合い、コンペの敷地に向かう。
特徴あると言えばあるが、まあ区画整理された土地、と言う感じがプンプン。
しばらく周辺を回って見る。寒さこの上ない。
現調終了後、タクシーで近くにある武相荘(http://www.buaiso.com/index.html)へ。
武相荘は旧白洲次郎・正子邸。
広い敷地に、いくつかの建物が建っている。
中が参観できるようになっており、白洲夫妻の日用品や資料などが展示してある。
写真などに添えて書かれた文章は、シンプルで美しく力を秘めた文章で、お里の違いをヒシヒシと感じる。
書斎は心地よい空間で、そのままの書棚に目がいく。
売店で木地を黒赤に塗り分けた、20cm弱の蛇の目皿を入手。まさに◉の形をしている。
武相荘を出て道路まで戻ると、隣はユニクロ。ところどころ空き地が残りながら、丘にへばりついた同じ形の住宅。一瞬ここはどこ、と言う状態になった。まるで旅に出ているような。
でもここは東京だ。
駅まで歩いて戻り、昼を取りながら、スケジュールや感想を話し合い、終了。
事務所に戻り、連絡事項いくつか。
NTHとHMH-Kの打ち合わせ資料の確認とスケッチ。
日報のアップ。
18:00事務所を出て吉祥寺へ。
昨年の武蔵野大学の空間造形4の大塚スタジオの学生たちと、打ち上げを兼ねた新年会。
18:30過ぎに学生7人と落ち合い、駅そばの居酒屋へ。
就職の事や、卒業研究などの話しをしながら、鍋をつつく。
21:00前、1次会終了し、2次会は課題の敷地だったハモニカ横丁へ。
課題初日の現調に来た時入った、「美舟」へ。今晩で一巡りし、本当に課題終了。
話しは、先日の先輩たちの卒業制作の話しから、恋愛話にまで至る。
0:00過ぎに、雪の中でお開き。
○ 2008/2/7
9:00前に事務所。
打ち合わせ資料を確認し、メールチェックと日報をアップし、9:30過ぎに事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
概算見積用の図面や仕様の説明と、建設会社より出てきた概算見積の打ち合わせ。
後半は、TVドラマや映画の著作権や役者の肖像権などが、危機的な状況になってしまうかもしれない過渡期に現在ある、と言う話しを伺う。
情報社会になって、文化・表現行為が非常に大変な局面になりつつある事を感じた。
建築に於いても、似たような状況が見受けられる。そのような状況を考える上で、内田樹さんのブログの2月5日の「情報と情報化」(http://blog.tatsuru.com/2008/02/05_1118.php)の話しは、とても示唆的だ。
12:00前HMH-Kのクライアント宅を出て、昼を取って、13:00過ぎANAホテルへ。
ホテルのロビーでスタッフと落ち合い、喫茶コーナーでNTHのクライアント打ち合わせ。
何度かのやり取りで、ずいぶん内容が集約されてきた。それに依って、計画が魅力的な方向に進んできている。
14:30過ぎ終了。
その脚で、目黒の庭園美術館へ。「建築と記憶」展。(http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/architect/index.html)建築を撮影した写真としては最も古い部類に入る、熊本城の写真が建築・写真双方に置いて迫力があり、圧倒された。
17:00前庭園美術館を出て、タクシーで東京都写真美術館へ。
「土田ヒロミの日本」(http://www.syabi.com/details/tuchida.html)。18:00までなのでぎりぎりかと思ったら、木・金は20:00までとの事。それではと、気になっていた「日本の新進作家vol.6スティル/アライブ」(http://www.syabi.com/details/sakka_vol6.html)も。
土田ヒロミさんの写真は、被写体として決して美しとは言えない日本人、だからこそ自分の一面を見ているように感じるのだが、をずっと見つめるのだが、最初は居心地が悪かった、次第に包み込まれるような感じになる。まさに日本的な質に、自分の中にある同じ質が同調するかのようだ。
「日本の新進作家vol.6スティル/アライブ」は4人の、表現方法も全く違う作品が一部屋ごとに並ぶ。
中では、屋代敏博 さんの「回転回」シリーズに思わず引き込まれてしまう。
2つの打ち合わせと3つの展覧会で、体中が目一杯になり疲れたが、元気も沢山もらった。
○ 2008/2/8
8:00に事務所。
昨日の打ち合わせで、ちょっと小休止。
先日整理した、古い模型の手直しなどをスタッフに指示。
12:00前に事務所を出て、OKBへ。
外構も仕上がって、最後の確認をクライアント代理と行なう。
その後、4階のクライアントと床の寄木の傷の確認。16:00前終了。
急いで事務所に戻り、メールチェックや連絡事項を行ない、14:30前事務所を出て、自転車を高円寺に置き、与野本町の彩の国さいたま芸術劇場へ。
チェ・ミキと落ち合い、18:00から「videodance2008シリーズ2」(http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2008/d0208b.html)の「Coffee with Pina コーヒー・ウィズ・ピナ」と「Véonique Doisneau ヴェロニク・ドワノー」の2本を見る。
どちらも魅力的な作品だったが、特に「Coffee with Pina 」はDVDがあれば何度でも見たい作品だ。ラストの稽古場でのピナの踊りが忘れられない。
いま読んでいる「武満徹対談選 仕事の夢 夢の仕事」小沼純一編(ちくま学芸文庫)の中で、武満さんは作曲家が最初の聴衆で、作曲することは音を聞く事だ、と何度も繰り返し発言する。
このドキュメンタリーのなかで、ピナも同じように、ダンスについて語っている。
20:00から大ホールでヤン・ファーブルの「死の天使」(http://www.saf.or.jp/p_calendar/geijyutu/2008/d0208a.html)。
大ホールの舞台の上に作られた小さな会場で、150人の観客で行なわれる、秘密の儀式のような作品。
とてもヨーロッパ的な強さを感じる。
21:00過ぎ終了。
22:30前高円寺に戻り、大将へ。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。週明けに縦列から併走に切り替えて加速する調教を消化。ペースアップ直後にもたつき、すっと動けるゲイリーピクシーの06には離されました。瞬発力と完成度の差でしょう。長く良い脚を使いそうなタイプです。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで休養中。パドックから放牧地へ管理を移行し、併せてウォーキングマシン1時間の運動を行っています。手術跡もきれいで体調も健康そのもの。もう少し体力を付けてから調教に復帰させます。先日は1日だけスタッフが跨ってゲート練習を消化。入りや駐立もまずまずで手を煩わせませんでした。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定…
ビッグレッドファーム明和で調整中。1月末から調教を再開。すっかりリフレッシュして気持ちよさそうに1100mの坂路を1本駆け上がっています。安定して走れるためソフトワルツの06のリードホースになることも。欲をいえばもう少し前向きさが欲しい気もしますが、稽古が進めば変わってくるものと期待しています。
○ 2008/2/9
朝8:30に起きて、大和町で今日の会の準備。
午後、新宿梁山泊のメンバーやチェ・ミキ関連友人や留学生を招いて、遅ればせながらの新年会。
机まわりを片付け、筋チゲを作る。
13:00過ぎからポツポツお客様が。
15:00過ぎには総勢20人くらいになっていたか。
夕方からは雪見酒になり、お開きになったのは何時か覚えていないが、多分日付は変わっていたか。
梁山泊の結宥花ちゃんとも久しぶり。昨年出産したお子さんとも初対面。
○ 2008/2/10
10:30過ぎ起きだす。
昨日は12時間以上飲んで話していたので、さすがに疲れた。
一日大和町でだらだら。
今週も雪で東京競馬場は開催延期。
2週続けては今まであるのだろうか。
○ 2008/2/11
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
溜まっていた日報のアップに時間がかかる。
YTHの地質調査の報告書を確認し、連絡。
しばらく机の前にいる事がなかったので、いつも読んでいるいくつかのブログを読み始めたら、あっという間に時間がたってしまう。
午後は雑務や自転車で荻窪の古書店にちょっと出掛ける。
晴れているが、室内は寒い。
コンペの質疑にために、要領などを再度確認。
○ 2008/2/12
8:00に事務所。
曇りで寒い。
メールチェックと昨日書いた質疑を確認し、水谷先生へメール。
先日の彩の国さいたま芸術劇場のヤン・ファーブル「死の天使」のセットをスケッチメモ。
コンペのスケッチの準備を始める。
進行中のプロジェクトをいろいろ同時進行で一日終える。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。17-17と15-15を1日おきに繰り返しており、7日(木)には単走での追い切りも行いました。相変わらず稽古の動きは良く、最後までしっかり脚を伸ばしています。馬体重は453キロですが、飼い葉をしっかり食べているのですぐにふっくらするはずです。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
7日(木)、真歌トレーニングパークから、美浦の畠山厩舎に移動しました。無事に到着しており、翌日は曳き運動だけで様子を見て週末からダートのAコースに入れて乗り込んでいます。牧場滞在時からそうでしたが、環境が変わったこともあって飼い食いが落ち気味。体も輸送の影響で少し細くなっているので、うまく調整して負荷をかけていきます。
○ 2008/2/13
青空だが寒い。
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った、YGPの日影図をチェックし、新たな形を考える。
10:00に来たスタッフに日影図の検討を指示。
午後図書館へリクエストしていた資料をピックアップに。
4月からの武蔵野大学の新たな授業の資料。
朝と同じで、青空は気持ちよいが、自転車に向かってくる風がとても冷たい。
パソコンの受け渡しホルダーを整理したり、今日も一日進行中のプロジェクトのいろいろをうろつく。
○ 2008/2/14
8:00事務所。
今朝も青空だが空気は冷たい。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHのスケッチをチェック。
しばらく考えていると、何かかが見えてきたので、コピーにホワイトを塗りその上にガリガリとスケッチする。
10:00にスタッフが来たので、スケッチしたものを打ち合わせ。
NTHのクライアントに、質問事項のメールを送る。
午後一で、コンペの打ち合わせの準備。要項を再度読み直し、ボリュームチェック用の資料をまとめる。
今晩の小劇場の勉強会の資料準備。
コンペ打ち合わせの水谷先生の来所を待つ間、NTHのスケッチを見直す。
16:00過ぎ、水谷先生来所。コンペ打ち合わせ。
コンセプトの確認と、ボリュームについて打ち合わせ。スケージュールなど確認し、17:30過ぎ終了。
KNHの地下の改修の資料をクライアントにメール。
18:00事務所を出る準備をしていたら、HMH-Kのクライアント夫人から電話で、基本設計通りに進める事の確認の連絡を頂く。
事務所を出て、吉祥寺でDVD-Rを買い、古書店に寄って、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。
21:00過ぎ終了。いつもの基地バーへ移って、一杯やって、22:30過ぎお開き。
19日にメンバー希望者で、安藤忠雄さん設計で新しくできた、「せんがわ劇場」(http://www.sengawa-gekijo.jp/)の公演に行く事にする。
○ 2008/2/15
8:00事務所。
今朝は風がないからか、それほどの寒さを感じない。それとも体が慣れたのか。
メールチェック。
昨晩の勉強会で話題になった事のメールが来ている。
そのうちひとつは、スズナリの調査の写真をまとめたものに関してで、それらの写真を見ていると、まるでスズナリの中を歩いて見ているように感じる。
GAの二川幸夫さんが作った本で「GA traveler」と言う本がある。「建築を歩くスピードで見る本」というコンセプトで作られた本だ。そのようなイメージで調査の写真をまとめてみるのも良いかもしれないと思い、メールバックする。
日報のアップ。
ここのところ攻めの気分で毎日がおくれているが、好事魔多し。
いくつかの連絡事項があり、その対応に時間をとられ、なかなか集中出来ない。
足元を見つめろとのサインか。
その予兆に従い、気分を入れ替えYGPのスケッチを地道に行なう。
NTHのクライアントから質問事項の返信が来たので、スタッフと方針の検討。
18:45、建設会社とKNHクライアント夫妻が来所。以前の改修工事の際手を付けなかった地下の改修工事の契約とスケジュールの打ち合わせ。
19:30前終了。
再びNTHの方針検討と、クライアントへの返信。
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間は縦列中心のメニュー。先週強い稽古を行った影響で体もガレ気味だったため、強い稽古は控えました。ゲート練習では駐立状態から扉を開けた時の音を聞かせるところまで進めており、初めは戸惑っていましたが、あまり気にしていない様子です。馬体重は453キロ。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。放牧とウォーキングマシンの管理を切り上げ、坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。軽めの乗り込みで流しているところです。ノドの手術の効果について現段階では何ともいえません。なお、軟骨を固定しても基本的に呼吸音は改善しないものです。馬体重は447キロ。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定…
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ペースを自在に調節できる上に、どのポジションにおいても安定して走れる馬。先導役を務めるのが多いのはそのためです。ただ、このところは坂路入りを拒むようになってきました。気が紛れればという思いから、放牧日をこまめに設けるなどしています。
○ 2008/2/16
9:00事務所。
空は青くよい天気だが、やはり風が冷たい。
メールチェックと日報のアップ。
昨夕届きざっと眼を通したYTHの概算見積の資料をプリントアウト。
スタッフが置いて行ったNTHの図面をチェック。見直すうちに、糸口が見え、図面にホワイトを入れ、その上にガリガリとスケッチ。出来上がったものは、かなり初期にしたメモの構想に沿ったものになった。このメモからここまで直に行けないところが、凡人の証拠か。とほほ。
午後一からYTHの概算見積の打ち合わせの準備と確認。
15:30過ぎ建設会社が来所。概算見積について確認とコストダウン項目の打ち合わせ。
16:00YTHのクライアント夫妻来所。概算見積の説明とコストについての打ち合わせ。
18:30終了。
○ 2008/2/17
9:00過ぎ起床。
11:30前大和町を出て、八王子経由で淵野辺へ向かう。
高円寺駅のホームに立ってふと目をやると、南口駅前の大将、何号店だろう、時々行くのが3号店だから1か2号店だろう、が解体中だ。
3号店も木造平屋の海の家のようなお店が建て変わって、ビルの1階になってしまったが、ここもか。もちろんいろんな事情があるのだろうが、残念だ。木造で残るのは1軒になった。
淵野辺からバスに乗って、桜美林学園まで。
小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が手伝っていた、桜美林学園のチャペル・荊冠堂の見学会にお邪魔する。
音響用のルーバーによる室内が美しい。螺旋状に上がって行く天井で、チャペルの象徴性がさりげなく表現されている。
一通り鹿野さんに案内してもらう。
途中、向こうから手を振って誰かが近づいてきたので、誰かと思ったら、以前国立本店での「すまいととに展」(http://honten.chub.jp/)で一緒だった安部さんご夫妻。久しぶりです。
伺えば、このチャペルを設計した古橋さんと東海大学の非常勤で一緒だったとのこと。
14:40過ぎチャペルを出て、バス停にいると近くのマックから安部さん夫妻があらわれ、町田までご一緒する。
安部さんは昨年の展覧会の後結婚したので、パートナーの方に会うのは初めてだったが、二人とも自然体で良い感じだった。
新宿に戻り、新宿御苑近くの蒼穹舍ギャラリーへ(http://www.sokyusha.com/index.html)。展覧会を見て、写真集を見て、3冊購入する。写真に対する興味が、以前にも増して沸々と沸き上がってきてる、最近。
ジュンク堂で取り置きしておいてもらった雑誌をピックアップして、17:30過ぎ、高円寺の二楽亭でチェ・ミキと落合う。
二楽亭もしばらく行ってなかったら、以前の店が取り壊され、すぐ近くに新しくなったので、どうなったか興味津々で行ったのだが、2階の席ができただけで、全く変わらぬ雰囲気に、ちょっと安心。そして、開店早々に満席も変わらず。久しぶりの二楽亭の肉も変わらずうまかった。
外出の行き帰りの電車で、「武満徹対談選 仕事の夢 夢の仕事」小沼純一編(ちくま学芸文庫)を読了。
選ばれた対談や並んだ順番に、編者の小沼さんの愛情がヒシヒシと感じられる本だ。もちろん武満さんと対談の相手の方々の話しの内容は言わずもがなだが。大切な本だ。
再びドストエフスキーに戻る。「白痴」木村浩訳(新潮文庫)。
○ 2008/2/18
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
土曜日のスケッチをもとに、昨日スタッフが作成したNTHの図面をチェック。
10:00にスタッフが来たので、掃除の後、NTHの打ち合わせ。お互いに今回の案に手応えを感じる。
日報のアップ。
コンペの敷地写真をまとめとスケッチ。
夕方から梁山泊次回公演「TORAJI」の作家・呉泰錫さん率いる劇団木花のDVDを見ながら、台本の確認。
韓国の歴史資料などを読む。
○ 2008/2/19
8:00事務所。青空が続く。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったNTHの模型をチェック。
日報のアップ。
10:00に事務所に来たスタッフに模型手直しの指示を出す。
YGPのスケッチをまとめ、スタッフに図面化の指示。
コンペのスケッチ。
16:30事務所を出て、仙川へ向かう。
今晩は、2月2日にオープンした、せんがわ劇場(http://www.sengawa-gekijo.jp/)のこけら落とし公演・調布市せんがわ劇場アンサンブル「時の物置」(http://www.sengawa-gekijo.jp/kouen/00376.html)作/永井 愛 ・演出/ペーター・ゲスナー を、小劇場の勉強会の伊東さんと鹿野さんと見に行く。
その前に2006年春に竣工した、MRHへ寄る。17:30MRH着。2年ぶり。正面に植えられた竹や、庭の木が設えられ、良い感じでお住まいだった。夕食の準備中にお邪魔してしてしまい、申し訳なかった。しかし、映像の音入れの仕事をされている夫人が、なんと「シアトリカル」(http://www.theatrical-kara.jp/)に関わっていた事も知り、ビックリ。「シアトリカル」の話しで盛り上がる。
18:10過ぎ、お暇して駅へ向かう。
仙川駅前で鹿野さん、伊東さんと落ち合い、安藤忠雄ストリートを通り、せんがわ劇場へ。
安藤忠雄さん設計のせんがわ劇場が面する通りは、安藤さん設計の建物が並び、安藤ストリートと呼ばれているらしい。
資料を見ると、せんがわ劇場は100人〜200人収容の劇場とあるが、200人はちょっときついようなコンパクトな劇場だ。
今公演は100人の客席になっている。
ここの特色は、ペーター・ゲスナーさんを芸術監督に向かえ、オーディションで集めた「調布市せんがわ劇場アンサンブル」という演劇集団を有している事。スタッフ・キャスト70名で構成されている。受付なども、ボランティアで行なわれている様子。
途中休憩にはワインが振る舞われたり、場面転換の生バンドがアマチュアぽかったり、劇場自体はちょっと改まってしまっているが、手作り感のある芝居と対応は魅力的だった。
公共劇場を作っても貸し館になってしまい、独自の劇団を持つ事は稀で、ハードはあるがソフトがない劇場が多い中、せんがわ劇場はそうならないようにアンサンブルが大事だ、とゲスナーさんもカーテンコールに言っていたが、全く同感。
吉祥寺シアターのプロポーザルの時は、その部分を強調しすぎて、あまりうまく行かなかったが、大事な事だと思う。今後「調布市せんがわ劇場アンサンブル」がどうなって行くか、楽しみだし、その成功によって、各地でこのような試みが試行されるようになると良いな。
22:45終演。
仙川駅近くの居酒屋で一杯やって、23:30お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
力強さにあふれ、身のこなしも良く、コスモベルの直後に控えて行った先週末の追い切りでは楽に53秒で駆け上がっていました。ビッグレッドファーム鉾田を出発し、きょう19日(火)、美浦の相沢厩舎に入厩しています。中山2週目の芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。スピードの感のあるフットワーク。試しにゲートから出した先日の練習ではロケットスタートを決めていました。環境の変化から飼い葉の食べ残しが見られたものの、先週の半ばからはすべてを平らげています。中京開幕週の芝1200mで復帰する予定。
○ 2008/2/20
8:00に事務所。
今朝は少し暖かいと感じるが、気のせいか。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYGPの図面とNTHの模型・図面をチュック。
コンペのスケッチを続ける。
NTHの模型写真を撮っていたスタッフが、撮影をしてると、今週これだと思った案より以前の案の修正案の方がよく思える、と言う。そう確信が持てない要素を話し合っているうちに、修正案を格段に良くする方法が見えて来る。前提だと思い込んでいた部分を、違う角度から見直すと、全く違った印象になる。いやいや深いな、この計画は。
何れにしても、かなり収斂されてきたので、これで前に進めるのではないか。
そんな話しをしていたら、出掛けなくてはならない時間に。
13:40過ぎ、慌てて自転車で事務所を出て、KOHへ。
玄関ドアのペンキの修繕を確認し、室内の写真を撮らせてもらう。
15:00過ぎ、お暇する。
確かに今日は暖かい。自転車に手袋は必要ない。
17:00、水谷先生と4年生の渡部が来所。
コンペ打ち合わせ。
様々な方針のブレストの末、ひとつの方針に落ち着く。
次回打ち合わせまでに、平断面の検討とそれに伴うコンセプトの書き出しをしてくる事にして、19:00過ぎ終了。
阿佐ヶ谷の韓伽羅で一杯。
そろそろ帰ろうかと思っていたら、梁山泊の三浦さんと、今日劇団1980のブラジル公演から戻ってきた、梁山泊の振付けの大川さんが来る。
今年梁山泊もブラジル公演がある。現地の情報を大川さんが持って帰って来た。それらの資料を見せてもらい、改めて詳しく聞く事にして、23:00我々はお先に失礼する。
○ 2008/2/21
今朝も暖かい。
昨日一昨日と夜出歩き、少々疲れたので、少しゆっくり起き、8:45事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行ったYGPの図面をチェック。
日報のアップ。
午後の打ち合わせのNTHの基本計画最終案の確認。
やはり昨日スタッフと確認した案が良いので、その資料を準備。
雑務いくつか。
12:40過ぎ事務所を出て、13:30から全日空ホテルの喫茶コーナーで、NTHのクライアント夫妻と打ち合わせ。
やはりこちらが良いと思っていた案を気に入って頂く。多分これで先に進むことになるだろう。
15:00終了。その脚で外苑前のワタリウム美術館の「流しの写真家 渡辺克巳写真展」へ。(http://www.watarium.co.jp/exhibition/0802watanabe/index.html)
何故ワタリウムが、と言う素朴な疑問もあるが。ともかく圧倒的。
「息子 春吉君、世の中に悪い人はいません。悲しい人がいるだけです。春吉が大きくなってから考えてください。」
町場(新宿)のアウグスト ザンダーか。
事務所に戻り、再び雑務。
○ 2008/2/22
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
写真整理などの雑務の続き。
KMHのバルコニー工事の鉄骨製作図のチェックと構造の確認。
昼前に写真の整理を終える。
午後、整理した写真をプリントアウトして郵送しがてら、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)、「POSTCARD EXHIBITION」へ。なるほど、個展を告知して来た歴代のポストカードに、ポストカードの大きさの写真を加えた展覧会、面白い。
帰りに銀行へよって、事務所に戻る。
KMHのバルコニー工事の鉄骨製作図、構造事務所に確認した事を含め、建設会社へチェックバック。
進行中のプロジェクト、いろいろ。
18:00過ぎ、事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00過ぎから、小劇場の勉強会。
3月3日に決まった、ザ・スズナリの再調査のための打ち合わせを行なう。
皆はまだ話していたが、所用があり、21:15過ぎにお先に失礼する。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。先日、坂路の途中に設けられている放牧地の出入り口にあたるところから逃げ出そうとして、走っている最中に突然、ジャンプしてラチを飛び越えるアクシデントがありました。軽い外傷を負っただけで済んだのは不幸中の幸いです。3日ばかり休ませてから再び坂路に入っています。「もう大丈夫。違和感もない」と乗り役。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。最近はテンに走らせてもヒューヒューという異音が目立ちません。基本的に手術で呼吸音は改善しないのですが、少し様子を見たいところです。後半は息遣いが荒く、その音の方が大きいためにノドが鳴っているか判りません。乗り込んで息ができてくれば、はっきりするでしょう。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定…
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。このところ坂路へ入れようとすると、必ず1度はスタート地点で拒む素振りを見せるように。しかし、駄々はこねず促せばスタートする素直さも持ち合わせています。小柄な体型が目立つのは仕方ありませんが、もう一回りの成長を期待しています。
○ 2008/2/23
8:30事務所。今朝も暖かい。自転車に乗っていても、手袋はいらない。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
コンペのスケッチや資料チェック。
13:00事務所を出て、三鷹の武蔵野市民文化会館展示室へ。
武蔵野大学の「卒業制作展/優秀作品展」(http://www.musashino-u.ac.jp/ningenkankei/kankyo/design/index.html)が開催されている。
今日は卒業制作の公開講評会。学内選抜された15作品の講評会。
武蔵野大学の先生方と、空間造形4を担当している高橋寛先生、尾辻比呂貴先生と6人で講評を行なう。
14:00過ぎから全体の流れの説明があり、一人3分のプレゼンに対し、質問や講評を繰り返し、1時間押しで、17:30過ぎ全体の発表が終了。各自4人を選んで投票。
休憩を挟み、これまで展覧会をご覧になった先生方の投票と今回の投票を合わせ、圧倒的に票の多い3人を先ず選出。
優秀賞は4人まで、プラス特別賞なので、後二人を先ず選出。
その後、トップ3人の順位付けに移る。
3位は全員の総意ですぐに決まり、残り二人の順位の討論に移る。
これが6人の評者が半々に割れ、討論するもなかなか決まらない。予定時間を超えても決まらないが、もう少し討論しようと言う事で、19:00をリミットにして話し合いを続ける。最終的には河津教授の英断で、出身地群馬県前橋の商店街の再生計画の「店先まで・・・」の渡部まりあが1位。
同じく出身地富山県高岡の万葉線の再興を視野に置いた「万葉線の在る風景」の高松祐也が差のない2位。
両作品とも完成度、コンセプト、プレゼン、いずれにおいても飛び抜けており、素晴しい成果だった。
19:00過ぎから、会場のレストランで打ち上げ。
先ず、表彰式が行われ、乾杯。手伝った下級生や昨年卒業した先輩も何人か参加していた。いろいろ学生たちと話しをする。
21:00前、先生たちが感想を述べ、その後受賞者がコメントを発表し始めたら、昨年もそうだったが、何人かが感極まり涙を流しながらのコメントになる。
多分21:30頃、河津先生、風袋先生、水谷先生と会場を後にして、三鷹駅近くの中華料理店で少し話す。
多分23:00頃、三鷹駅で別れ、水谷先生と学生が待っていてくれた居酒屋へ移動。
これから田無の打ち上げに参加するという学生と別れ、水谷先生と終電で帰る。
○ 2008/2/24
昨日の講評会と打ち上げ、楽しかったがさすがに疲れて、10:00起床。
やる事はあるが、集中出来ないので、阿佐ヶ谷まで夕食用の買い物に自転車で。
凄い風だ。
砂埃が立って、目にゴミが入る。
午後、コンペのスケッチを始める。
砂塵まう日、JRA今年最初のG1はダートのマイル戦。ハードボイルドだな。
バリカンを当て、風呂に入り、すっきりして、ビールを飲みながらコンペのスケッチを続ける。
○ 2008/2/25
8:00事務所。風は収まったが、少し寒くなったか。
メールチェックと連絡事項。
昨日やったコンペのスケッチに手を入れて、資料確認。
10:00、水谷先生と学生一人が来所。
コンペ打ち合わせ。来週までに平立断をさらに詰める事にして、11:30過ぎ終了。
雑務いくつかと日報のアップ。
YTHの資料確認とクライアントからのメールに返信。
その他進行中のプロジェクトのスケッチ。
○ 2008/2/26
8:00に事務所。
メールチェック。
コンペのスケッチを図面化。メールで送付。
途中、昨年引き渡したKMHのバルコニー工事の施工図のチェックと連絡いくつか。
日報のアップ。
午後の打ち合わせの資料確認など。
14:00新宿梁山泊の三浦さんと大貫さんが来所。30分遅れて、振付けの大川さんも来所。
梁山泊座長の金さんと劇団1980のブラジル公演へ行っていて、先に帰国した大川さんと「TORAJI」と梁山泊の「エビ大王」ブラジル公演の打ち合わせ。
ブラジルの演劇祭の写真集などを見せてもらい話しをするも、劇場の図面などがネット上で見つからず、おおよその話しに終わる。
16:00過ぎ終了。
YTHの概算資料の確認や連絡事項。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ウッド、ポリトラックを中心に乗り込まれています。鉾田での好調をそのまま持続していて、21日(木)には松岡騎手が跨って、楽に5ハロン66秒後半をマーク。最後1ハロンも軽く促しただけで伸びており、良い反応を見せています。いまのところイライラした様子もなく、リフレッシュできている様子。来週の中山、芝1200mに出走する予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートのAコースとDコースを中心に乗り込まれています。担当の厩務員は「ひじょうに大人しくて扱いやすい」と語ります。ただスピードの持続力がいまひとつで、前半はスピードに乗った良い動きを見せるものの、後半になると脚色が鈍ってしまいます。スタミナが課題といえるでしょう。今週、中京の芝1200mに出走する予定。津村騎手に騎乗を依頼しています。
○ 2008/2/27
8:00に事務所。
昨晩の雨と明け方の風のおかげか、空気が澄んで感じられ、日差しがキラキラしている。ちょっと寒いが。
メールチェックに返信や連絡事項いくつか。日報のアップ。
NTHの雑務とスケッチ。
梁山泊から、稽古場の実測が送られて来たので、既存図面に付け足す作業。
YTHの概算チェック作業。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
○ 2008/2/28
深夜から明け方にかけて、胃が軽く掴まれたように感じて、何度か目を覚ます。昨晩食べた光り物の魚か。以前もブリで大変な目にあったことがあるが。
朝起きてもちょっと変だったが、朝食にパンを食べたら落ち着いて来た。
8:00に事務所。今朝もよい天気だ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
YTHの概算の資料を再度チェック。
10:00、HMH-KとNTHのスタッフ打ち合わせ。
KMHのバルコニー工事の鉄骨製作図の最終確認。
NTHの断面検討。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターへ向かう。
吉祥寺のブックオフに立ち寄ったらCDコーナーの「ONE MAN BAND」James Taylorが目についた。
One Man Bandなつかしいい響きだ。手に取って見ると最近のライブらしい。しかも曲目が感涙もの。
安かったので買ってしまう。しかもそのライブのDVD付きだ。
19:00から吉祥寺シアターカフェで小劇場の勉強会。3月3日に予定している、下北沢のザ・スズナリの実測調査の段取打ち合わせ。
前回の調査はなにも事前に決めずに行なったので、情報のばらつきが多かった。その反省を元に、今回は事前に段取を決めてのぞむ。
21:30前終了。いつもの基地バーへ行って一杯。22:30過ぎお開き。
大和町に戻って、「ONE MAN BAND」James Taylorを聞く。
独特のアコースティックギターとあの鼻にかかった声に、スーっと引き込まれる。
ラストで、「Sweet Baby James」「Carolina In My Mind」「You Can Close Your Eyes」が流れると、自然と中学生の頃にワープしてて、一緒にこれらを聞いていた渡部・辻内という友達とのことを思い出し、気分はその当時に戻ってしまう。音楽にはそんな力がある。
Nilsson、Cat Stevens、CSN&Y、良き時代の僕らにとってのスターたち。
○ 2008/2/29
閏年。
8:00に事務所。今日もよい天気で、少し暖かい。
メールチェックと連絡事項いくつか。
昨晩の勉強会で決まったスズナリ調査の段取を、手伝ってくれる武蔵野大学の学生にメールする。
日報のアップ。
事務所に来たスタッフに、YGPの模型写真を撮るように指示。
スタッフが置いて行った図面への指示。
進行中のプロジェクトの確認と資料整理。
13:30事務所を出て、YGPのクライアント打ち合わせへ。
途中書店に寄って、15:00からYGPの打ち合わせ。16:00過ぎ終了。
その脚で六本木へ。国立新美術館のミュージアムショップで時間をつぶし、17:00構造事務所のマンション1階でスタッフと落合う。
17:00から構造事務所打ち合わせ。進行中のプロジェクトいくつかについて。
19:30終了。一杯と言うことで、構造事務所を出て近くのお店を回るも、金曜日のこの時間で一杯。
やっと3軒目でお店に入れた。まだ仕事を続けていた構造事務所のメンバーも22:00前に来て、気がつけば0:00。
終電の人もいるので、お開き。
○ 2008/3/1
8:00起床。
9:00過ぎにチェ・ミキと大和町を出て、10:00過ぎの新幹線で浜松へ。
チェ・ミキのお父さんが入院したのでお見舞いに行く。
浜松駅でチェ・ミキの妹にピックアップしてもらい、姪たちと一緒に病院行って、お見舞い。
その後、以前改装の計画をして、チェ・ミキの兄の家を造ってもらった工務店に施工してもらった、妹家族の家に。
改装後もなかなかこれず、始めて。
丁寧に作ってもらっていて、明るく暖かい家に変わっていた。
その後、兄の家に回り、ワンルームだった子供スペースに建具が入ったのを確認する。
両方を手がけてくれた浜松の工務店は、仕事が丁寧で、設計事務所の意図をよく汲んでくれて有難い。
チェ・ミキの実家で少し休み、16:00前車で駅まで送ってもらい、東京に戻る。チェ・ミキは火曜日まで看病で残る。
○ 2008/3/2
8:00前に目が覚めるも、疲れが取れず9:00まで寝る。
10:00過ぎに大和町を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
マイネマシェリが中京の4Rに出走。中京の早いレースは新宿では売ってないので、渋谷まで。
渋谷と新宿では同じ場外馬券売り場でもずいぶん雰囲気が違う。客層が違うのだな。
新宿のほうが、おじさんの密度が高く、らしくて好きだが。
11:20中京4R、未勝利1200m発送。マシェリは17頭たての大外枠。出馬表を見た時、これはまいったと思った。
スタートは素晴しかったが、大外枠で他の馬の先には行けず、中団の後ろにつく。
4コーナーを回ってもそのままで、14着。やはり17頭の大外枠では勝負になるほど力は無い。
帰りに高円寺で買い物をして大和町に戻り、その後は一日大和町。
○ 2008/3/3
8:00前事務所。
メールチェック。
演劇評論家の西堂さんからの紹介で、小劇場を作ることで、問題に行き当たってしまった方から相談の電話が入る。
電話口でいろいろ聞くと、楽観視出来ない状況。いくつか調べて欲しいことなどを話し、手元にある資料をファックスしてもらい、改めて相談を続けることに。
それやこれやしているうちに10:00になって、スタッフが来て、掃除をして日報のアップ。
12:00前に事務所を出て、下北沢へ。小劇場の勉強会のザ・スズナリ(http://www.honda-geki.com/suzunari.html)の実測。
13:00、北沢タウンホールに集合。武蔵野大学の学生も6人手伝いに来てくれているので、自己紹介と調査方法の確認とチーム分け。
13:30、スズナリに移り、チームごとに調査開始。
途中から参加の人を含め14人で、実測調査と写真撮影を行う。
18:00前各チーム調査終了。今回の調査は事前の準備をして、調査方法も決めていたので、5時間でどうにか目標は達成した。
今回の調査から考えると、前回の調査は見学、と言うレベルだったが、事前調査としては機能していた。
今後のことを考えると、このように、事前準備調査+本調査と言う形がベストだろう。
スズナリのロビーで調査データをまとめ、18:30終了。
充実した5時間だったが、さすがに疲れた。
調査中は集中していたので疲れは感じなかったが、終了したらとたんに、頭がジーンとして来た。
近くの中華料理屋でお疲れの一杯とご飯。
これから打ち合わせや、事務所に戻る人もいるので、20:00前にお開き。お疲れさまでした。
しかし、今回の調査で、密度の高いスズナリの資料が残せるだろう。
シアターワークショップの小林さんと「まさこ」でもう一杯やって、21:30前下北沢を後にする。
○ 2008/3/4
8:00前に事務所。
メールチェック。
昨日の写真を取り込み、まとめ漏れしていた写真を、シアターワークショップの小池さんにメールするも、容量が大きく何度かやり直し。
その間、建築家賠償責任保険の更新の資料作成とスタッフが置いて行ったHMH-Kの地下検討写真をチェック。
10:00に来たスタッフとHMH-Kの地下について話す。
日報のアップ。
コンペの打ち合わせの準備や進行中のプロジェクトのチェック。
18:30、水谷先生と武蔵野大学の4年生二人が来所。
コンペ打ち合わせ。
基本計画の方針を確定し、スケジュールを確認して20:30前終了。
近くの居酒屋で一杯。
0:00前お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ウッド、ニューポリトラックで乗り込まれています。攻め動くアバレダイコに先着した先週の追い切りも上々の動き。一完歩ごとにしっかり力がこもっています。8日(土)、中山の芝1200mに松岡騎手で出走予定。除外された場合は16日(日)のダート1200mに向かいます。9日(日)の同条件への再投票は難しいでしょう。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
2日(日)に中京で出走し、14着でした。見せ場が速かったスタートダッシュだけ。ハロン10秒台の流れに対応できるスピードがあるのに、なぜか行きっぷりが冴えず、後方ままでした。競馬場に到着してから飼い葉を口にしていなかった影響があったのかもしれませんが、1泊してレースに向かう過程は去年の夏に経験した小倉と一緒です。にもかかわらず、この結果でした。今後どこを使うかは検討中。
○ 2008/3/5
9:00前事務所。
昨晩飲んだ日本酒がきいている。弱くなったものだ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
新宿梁山泊の稽古場の拡張工事の実測が届いたので、図面化してメールする。
コンペや進行中のプロジェクトのスケッチ。
19:00前から、明日のHMH-Kの設備打ち合わせのため、スタッフと事前打ち合わせ。
夜になって、風が強くなり、寒くなって来た。
○ 2008/3/6
8:00事務所。
メールチェック。
今日明日の打ち合わせの準備。
10:00、設備の酒巻さん来所。HMH-KとNTHの打ち合わせ。
12:00前終了。さっき途中になった午後の打ち合わせの準備を続ける。
13:00過ぎ梁山泊着。
この何日間かで劇団員の手で拡張された満点星を確認。照明の泉さんと梁山泊の大貫とで「TORAJI」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08toraji/08toraji.html)のセットの簡単な打ち合わせ。
その後、舞台監督の八重樫さんと音響の高橋さんと照明の泉さん、梁山泊の三浦さんと大貫で、「エビ大王」ブラジル公演のセットや機材の確認事項のまとめ。日程と場所劇場は決まって来ているのだが、何度問い合わせても、肝心な劇場の仕込み図が届かない。いま行っている劇団1980の時も同じだったが。ともかく、ブラジルへ情報を送って確認してもらう。
15:30過ぎ終了。事務所に戻る。
スズナリの実測の図面化作業を少し行う。
18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。先日の実測のまとめ方についてと、その他現在手元にある資料のデータ化の確認など。
21:30終了し、近くの基地バーで一杯やって、22:30過ぎお開き。
アルデュール、8日(土)中山7R出走確定。除外されないで良かった。ここらで2勝目を期待したい。
○ 2008/3/7
8:00に事務所。
メールチェックと返信や連絡事項いくつか。
昨晩吉祥寺の古書店で偶然目に入り入手した、「増補 競馬学への招待」山本一生著(平凡社ライブラリー)。
昨晩帰って、一杯やりながら拾い読みしていたら、これは素晴しい本だった。
「いざ、競馬場へ
空が大きい。
こんなにも空は大きいものかと、初めて競馬場にいったときに思った。」
こんな出だしで始まる競馬についての文章はあっただろうか。寺山修司さんの競馬についての文で競馬にはまったのだが、その質とは全く違うが、競馬へのまなざしは同じものを感じる。
「パドックで馬を観察してから馬券を買い、馬券を買ってからビールを求め、ビールを飲みながら新聞を広げ、気が弱くなってこの馬もくるのではないかと思い、追加の馬券を買いたすために売り場に並ぶ、などという、古典的ともいうべき行動パターンを実践しようとしても、昨今の競馬場ではほとんど不可能といってもいい。それほど混雑は激しいし、しかも運がいいのか悪いのかわからないが、たとえ追加の馬券を買えたとしても、スタートの直前だったりすると全く身動きがとれなくなる。」
日報を書いている途中で、9:30前事務所を出て自由が丘へ向かう。しばらく来ないうちに、自由が丘駅は様変わりしていた。
10:30から自由が丘のザ・ハウスで面談。
11:30終了。以前多摩川園で事務所をシェアーして、今は自由が丘で事務所を構えている、大学の同級生鈴木基紀に電話して、久しぶりに訪ねる。
事務所で少し話し、昼飯を食べ、13:00過ぎ別れる。
書店により、そのまま事務所に戻る。
コンペのスケッチ。やっと溜まっていた日報のアップ。
18:00過ぎ、水谷先生と武蔵野大学の学生2人が来所。
コンペの打ち合わせ。
18:30劇場のコンサルタントの方来所。コンペの打ち合わせに参加してもらう。
22:30過ぎ終了。
全員で近くの居酒屋へ。ここでも最後はコンペのアイデアの話しになりメモを取る。
0:00前お開き。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。通常の乗り込みをハロン15〜16秒にペースアップ。ハナへ行ってラチを飛び越えた過去を考え、縦列調教では番手に控えて乗っています。両トモのクモズレ(地面と球節の接触による擦過傷)で中間に出血しました。今後の患部の状態によっては一息入れることも考えています。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。傷自体は残っているものの、患部の膿も抜けて乾燥した状態にあることから騎乗を再開。現在はハロン17秒前後を軽めに乗って状態を整えています。このペースならノドからの異音も小さく、後半までしっかり駆け上がっていけます。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。4日(火)に根本師が来場。その動きを見て「思ったより小さく感じないし、動きも悪くない」と納得した表情を見せていました。真面目な性格で手を抜かないため、常に現時点での能力を見せ、走りにムラがありません。このまま順調に成長してほしいもの。…
○ 2008/3/8
9:00に事務所。
メールチェックした後、昨晩のコンペの打ち合わせのメモや資料をまとめ、メンバーにメール送信。
日報のアップ。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの検討事項を確認。
12:30前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山7Rにマイネアルデュールが出走。一番人気だ。
13:20スタート。4、5番手を進む。4コーナーを回って2番手に上がるも、先頭の馬に届かず、首差の2着。1着の馬は、僅差の2番人気馬だった。
すぐ事務所に戻り、明日の打ち合わせの準備の確認。
確定申告の下書き計算を行ない、会計士事務所へファックス。月曜日に見てもらおうと思っていたら、会計士事務所から電話が入る。確定申告時なので出社していたようだ。いくつか訂正事項を教えてもらう。
スタッフが作成した、NTHの概算用図面のチェック。
18:00前事務所を出て、新宿の紀伊国屋ホールへ。
二兎社「歌わせたい男たち」永井愛作・演出(http://www.nitosha.net/stage/index.htm)を見に行く。
2005年が初演で、様々な演劇賞を受賞した評判の高い芝居だ。永井さんの芝居は先日、せんがわ劇場で「時の物置」を見たばかり。
開演前、座席でチェ・ミキと落合う。
19:00開演。満席。年配の方が多い。
1時間45分の芝居だったが、卒業式の国歌斉唱についてという大事なテーマながらも、心にスーと染み込んで来る芝居。政治の道具にされてしまうことも、個人の思いをあらわすこともできる、歌のもつ質を丁寧に、時にコミカルに描いている。まさにウエルメイドプレイ。
ウエルメイドプレイの善し悪しは最後のまとめ方で決まる。途中の展開はよかったのだが、最後に強引になってしまったり、まとまらなかったリする芝居が多く、魅力的なウエルメイドプレイに出会うことはまれだ。
この芝居は、最後の戸田恵子さんの歌と、重要な小道具だった眼鏡の扱いが素晴しく、ジーンとしてしまう。「トーチソングトリロジー」を思い出してしまった。拍手が鳴り止まなかった。
歌舞伎町にある肉まんの安くてうまい店「蘭王」で一杯やって肉まんを買って、職安通りの「韓国広場」で浜松のチェ・ミキの実家に送る食材を買って、大和町に戻る。
○ 2008/3/9
9:30過ぎ事務所。
打ち合せの資料などを確認。打ち合わせテーブルの上を片付ける。
10:20YTHのクライアント夫妻来所。
概算と予算についての打ち合わせ。13:00終了。方針がまとまりホッとする。
インドに行ってらした夫人から、インドで見つけたと言う坊主人形を頂く。インドからはじめて。
阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
NTHの概算用図面のチェックとスケッチ。
○ 2008/3/10
8:00前事務所。
久しぶりの雨。今まで晴れが続き、暖かかったので、より寒く暗く感じる。
メールチェック。
昨日武蔵野大学で水谷先生が学生たちとまとめてくれ、メールしてくれたデータをダウンロード。
日報のアップ。
10:00スタッフとNTHの概算用図面の打ち合わせ。
引き続きNTHの仕上げなどの調べもの。
11:00別のスタッフとHMH-Kの打ち合わせ。
午後一で確定申告の書類を清書。
14:00前、外断熱の商社が来所。ヒアリング。
その後、コンペのスケッチ。
○ 2008/3/11
いつもより1時間早く、7:00に事務所。
放射冷却で朝靄がかかっている。このところ、朝の窓の結露は無くなっている。確実に春に向かっているのだろう。
メールチェック、梁山泊関連に返信、日報をアップし、午前中はずっとコンペのスケッチ。
12:00前に事務所を出て、三鷹で劇場のコンサルタントの方と待ち合わせ、武蔵野大学へ。
13:00過ぎから水谷先生の研究室でコンペ打ち合わせ。
15:30前終了。バスで吉祥寺に出て、事務所に戻る。
今日の打ち合わせに出た連絡事項などをまとめ、メール。
YTHの打ち合わせの準備。
18:00過ぎ、建設会社が来所。
YTHのクライアントとの打ち合わせ結果を伝え、予算や今後の方針を確認。早速実施や確認申請の準備に入ることにする。
19:30前終了。
その後も、コンペの今日の打ち合わせ事項をあれこれ考えて見るも、得るとこなし。
梁山泊の次回公演「TORAJI」についてのメール連絡も頻繁になって来た。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
8日(土)に中山で出走し、2着でした。ゲートは速くないものの、二の脚で楽に先行集団へ。4コーナーの手応えも良く、馬群を縫って抜け出してサマーエタニティとの一騎打ちに持ち込みます。なんとか食い下がりましたが、結局一度も交わせずにクビ差敗れました。あと一歩の踏ん張りが足りません。追い負けた松岡騎手も悔しそうでした。次走は来週の阪神、雪割草特別・芝1400mを予定しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
レース後、馬房で旋回癖を見せていました。レースを使った影響でいらついていたのでしょう。飼い葉も相変わらず残していて体も回復してこないことから、いったん鉾田へ短期放牧に出して立て直すことにしました。7日(金)に現地へ移動しており、坂路でキャンター900m1本の運動をハロン17秒程度の軽めで流しています。飼い食いは変わらずなかなか改善してきません。
○ 2008/3/12
今朝も7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHとHMH-Kの図面をチェック。
昨晩のYTHの打ち合せ内容を図面化。
10:00に来たスタッフと、NTHの概算用図面の打ち合わせ。
その後、別のスタッフとHMH-Kの打ち合わせ。
水谷先生から来たメールを確認し、コンペの地下の計画を行ない、15:00頃まとまったので、メールする。
コンペの作業をしている学生とメールのやり取り。
同時に、NTHの概算用設備指示書のやり取りを設備事務所と。
夕方からは梁山泊の「TORAJI」の資料確認や検索、スケッチを始める。
19:00過ぎNTHの概算用図面が完成。
その後も、様々なプロジェクトを渡り歩く。
○ 2008/3/13
7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ、連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
YTHのスケッチと検討。
その間、13:30と15:00にNTHの概算用図面を建設会社に渡す。もう1社には、メールにて送信。
夕方コンペのメールや連絡。
その後、梁山泊の「TORAJI」の各場の平面図を作成して、メールにて送付。とにかく場面が多い芝居だ。
今日は花粉に敏感になってしまったのか、朝から鼻がむずむずし、時々くしゃみが止まらなくなる。一日中おなじ症状だ。まいった。
○ 2008/3/14
7:00事務所。
今朝は鼻、くしゃみはどうにか収まっているが、眼は少しむずがゆい。いやはや。
メールチェック。スタッフが作業しておいて行ってくれた、コンペのデータを確認し、メールする。
その他にもメールにて連絡事項と日報のアップ。
スタッフがおいて行ったHMH-Kの図面のチェック。
バタバタとやりっ放しになって、机の上に散逸している進行中のプロジェクトの図面や資料を整理する。
YGPのスケッチ。
10:00、出社して来たスタッフにYGPとHMH-Kの指示。
YTHの詳細寸法などをまとめ、クライアントに確認のメール。
進行中のプロジェクトについて、連絡事項やスタッフとの打ち合わせで午後から夜にかけてバタバタになる。
19:00、事務所を出て吉祥寺シアターへ。
小劇場の勉強会に少し遅れて着。
メンバーの一人、静岡芸術大学の竹内さんが久しぶりに参加。新幹線に乗る直前に、ブラッシュアップした修士論文を無事提出して来たとのこと。レジュメを元に、発表をしてもらう。
後半は、勉強会のまとめ方や運営のしかたなどをアドバイス頂ければと、国立本店(http://www.chub.jp/kunitachi/top/top.html)やつくし文具店(http://career.gree.jp/?mode=static&act=page&page=ext_style_07tsu-ku-shi01)の活動を展開している、萩原さんに参加してもらい、勉強会の内容を説明しブレスト。
21:00過ぎに竹内さんは帰路につく。来週からは就職先の大阪なので、勉強会はとりあえず今回で卒業。大阪で沢山さん芝居を見て、情報を送ってね、と皆に声をかけらた。お疲れさまでした。新天地で楽しんで下さい。
21:30勉強会終了。その後いつもの基地バーへ。一杯やって23:00過ぎお開き。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークに滞在中。両トモに負ったクモズレを気にするようになっているため、無理せず一息入れることに。今週に入って、ウォーキングマシン1時間+普通放牧か、ウォーキングマシン2時間+パドック放牧のいずれかの管理で対応しています。6月の新馬戦からバリバリ活躍するタイプではなく、徐々に力をつけていきそうなタイプ。良い休養になるでしょう。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。今週から追い切りへ。縦列から併せ馬に切り替え、後半でびしっと追った先日のスピード調教では呼吸がかすれていたものの、手術前のヒューヒュー音は聞こえませんでした。父の産駒にしては運動神経に優れていそうです。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和で休養中。すらりとした造りの牝馬らしく、飼い食いがいまひとつです。仲間との体格差がはっきりしている現在、新芽が出始めているこのタイミングに一息入れた方が良いとの判断から放牧に切り替えました。ただ、母も兄姉も軽量です。大幅にはふっくらしないかもしれません。
○ 2008/3/15
9:00に一度事務所に来て、パソコンを持って武蔵野大学へ。
10:00に到着。実習等のCAD室ではコンペの作業が続いている。
水谷先生の研究室にある模型を見せてもらい、打ち合わせを始める。
作業を開始し、文章を検討しているところに、劇場のコンサルタントの方が来る。
再度打ち合わせをして作業を続ける。
14:00過ぎに食事に出て、そのまま吉祥寺に提出図面を張るパネルを買いに行く。
20:00近くになって、図面に入れるパーツがすべて完了。
そこから最終レイアウトを始め、22:00過ぎに図面が完成。分割してプリントアウトして、修正を重ねて行く。
日付が変わる頃から最終のプリントアウト始めるも、細かい点に気付いて修正したり、プリントアウトした図面をパネルに張っていて、プリント面にトラブルが発生して、プリント用紙を変えたりで、時間が過ぎて行く。
提出物、A1のパネル2枚とA3の図面10枚が完成し梱包が終了したのは、午前4:00。
作業して場所を片付け、5:00前から水谷先生の研究室で、お疲れの乾杯。6:30解散。
4年学生二人と水谷研究室の研究生二人がメンバー。
明日(17日月曜日)は卒業式。研究生含めこの4人はもうすぐ学校を旅立って行く。
4年生二人は随分前から水谷先生と一緒に徹夜を続けていた。研究生二人も、直前の研究発表終了後、コンペの追い込みに徹夜で威力を発揮してくれた。彼女たちの頑張りがなければ、コンペは完成しなかっただろう。
この力は何なのだろうと考えた。もちろん自分たちのコンペに対する好奇心もあっただろう。(これだけでも素晴しいが。)
しかし、最後の追い込みの過酷さは、その好奇心だけでは乗り越えられない程大変だったろう。
そう考えた時、この力は学生生活でずっとお世話になった水谷先生への学生たちの精一杯の感謝と恩返しであるように思えた。
水谷ゼミの飲み会に参加さてもらったり、同じ授業を行っているので、水谷先生から学生への思いを時々伺う。その強い思いに、学生も答え、結果を出しているのが分かる。
非常勤で週に一度だが、武蔵野大学の住環境専攻に伺い、先生と学生が密接に関わって、贈り与え合うということが密実な関係にある姿を見て、ここの学生たちは幸せだな、と思っていたが、今回のコンペで、その思いはさらに強くなった。
ともかく、お疲れさまでした。
○ 2008/3/16
7:30大和町に戻り、もう少し飲み続け、いろいろ考えていたら眠くなって来たので、8:30過ぎベッドへ。
12:00前に起きだす。
昼をとり、鷺宮の魚屋と高円寺に買い物に出る。
天気がよくて気温も高く、気持ちのよい春の陽気だ。
一日だらだら過ごす。
○ 2008/3/17
8:00に事務所。
メールチェックと返信いくつか。
10:00にスタッフが来たので掃除。
YTHのクライアントから、メールについての電話がある。
溜まっていた日報のアップ。
NTH、YTH、YGPなど進行中のプロジェクトのスタッフへの指示やスケッチ。
18:00過ぎ、自転車で事務所を出て梁山泊の稽古場・満点星へ。
19:00から「TORAJI」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08toraji/08toraji.html)の打ち合わせ。
演出の金さんが昨日、劇団1980のブラジル公演から戻って来たので、これまでの稽古を通す。通しの前に、セットの説明をする。
19:20から通し稽古。終了後、ここまでの作業の確認をしながら、トータルな打ち合わせと初日までのスケジュール確認。
23:00過ぎ終了し、稽古場を出る。
○ 2008/3/18
昨晩、大和町に帰ってから夜中に食べたのが消化不良なのか、腹の調子が良くない。いやはや。
今晩は武蔵野大学の謝恩会なので、少ない服を選んでみる。
8:00に事務所。
メールチェックと返信。メールの整理や、打ち合わせや自分のテーブルまわりに散逸しっ放しの資料を少し片付ける。
昨晩の稽古の写真を取り込み、日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYGPの図面チェックとスケッチ。
NTHの階段と断面スケッチ。
10:00、事務所に来たスタッフとスケッチについての打ち合わせ。
先日、小劇場を作ることで問題に行き当たり、相談の電話を頂いた方のところに明日訪ねるので、安全条例の興行場の部分の確認。
HMH-KとNTHのスタッフ打ち合わせ。
13:30過ぎ事務所を出て、ときわ台へ。
先日ザ・ハウスで面談した、クライアント候補の方のお宅へ。
ときわ台ははじめて降りたが、駅舎が良い雰囲気。レリーフされたブロックの大谷石を積み重ねたような外壁に、レールを加工した鉄骨の片持ち梁が美しい。街自体も放射線状に道が延び、クルドサックやフットパスが街のあちこちに配されている。
15:00から要望や現在のお住まいを拝見させてもらい、16:00終了。
池袋に出て、書店に立ち寄り、サンシャインシティに向かう。
17:30過ぎ、サンシャインシティ60Fの展望台着。
この一画で、18:00から武蔵野大学の謝恩会。
女子学生たちは皆着飾って、普段と違い、晴れやかだ。乾杯の後、先生方の挨拶があり、歓談。
4年間を振り返る、プロジェクターでのスライドショウでは涙を流す学生もいたし、先生や職員の方達に対する謝辞を述べた学生代表の二人はボロボロ。
20:00終了。ほぼ全員で、近くのカラオケの店へ移り2次会。
先生たちの歌を皮切りに、学生たちも歌いだすが、時間がたつに連れてしんみりして来る。
22:00、2次会もお開き。
名残惜しそうに店の前で佇む学生たちに別れを告げ、お先に失礼する。
無事卒業の安心と喜びと寂しさのお裾分けを頂く。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
先週、トレセンからビッグレッドファーム鉾田に移動しました。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。距離を考えて阪神の雪割草特別をパス。4月中旬の中山に組まれている桜草特別を目指すことになりました。これから徐々にペースアップしていく予定。前回の滞在時と同様、馬房に併設されているサンシャインパドックでは舟ゆすりをしています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路での乗り込みを1日おきに減らしているものの、やはり飼い食いが悪く、思うように馬体が回復しない状況が続いています。先日の計量で示した422キロは前走出走時と同じ数字です。スタッフは「今後は嫌いな飼料を抜くなどしてみたい」と新たな対策を説明していました。
○ 2008/3/19
歳をとると、徹夜の疲れが取れるのに時間がかかるようになり、月・火と夜も活動していたので、さすがに辛く、少しゆっくりおきて8:30事務所。
メールチェックとスタッフが準備しておいて行ってくれた打ち合わせの資料を確認し、9:30前に事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
10:00から、スケジュールと最終確認事項打ち合わせ。打ち合わせは11:00前に終了。
TVや映画、芝居や音楽に関する仕事をされているクライアントと劇場やこれからの興行についての話しで盛り上がる。
12:00前お暇して、移動。
演劇評論家の西堂さんの紹介で、先日小劇場を作ることで問題に行き当たり、相談の電話を頂いた方のところに。小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんも参加してくれる。
鹿野さんと建物前で落ち合い、しばらくまわりを回って中に。
運営されている方お二人と挨拶をして、中を案内してもらい、話しを伺う。
いくつかの方法や調査事項を話し、15:00終了。
16:00過ぎ事務所に戻り、既にスタッフが始めていたHMH-Kのサッシ業者との打ち合わせに。
17:00過ぎ終了。
今日のHMH-Kのクライアント打ち合わせの内容をスタッフに伝える。
梁山泊の「TORAJI」のセットに使うクロスを選び、メール連絡と電話で打ち合わせ。
NTHのクライアント夫人に電話連絡。
建設会社の営業の方から飲みの誘いがあるとのことで、行くことにして連絡を入れさせたが、キャンセルに。
なんだか飲みモードになってしまっていたので、スタッフと阿佐ヶ谷の飲み屋へ出掛ける。
22:00過ぎお開き。
○ 2008/3/20
昨晩からの雨が続いている。
9:00に事務所。
メールチェックと溜まっていた日報のアップ。
やっと時間が取れたので、3月3日に行なったスズナリの実測を図面化。
一日かけて概要をまとめ、つじつまが合わない部分がはっきりした。
情けないことに、土曜の徹夜の疲れがまだとれないのか、一日図面を書いていると腰がかなりやばい感じになって来た。
○ 2008/3/21
8:30、KNHの地下の改修工事の現場立ち会い。
湧水パネルを施工したので、以前あったかび臭さや湿気は改良され、居室らしくなっている。
電気や換気扇の位置を確認して、10:00過ぎに現場を出て事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
午後図書館へリクエストした本をピックアップに行くも、木曜休館の昨日が祭日で開館していたので、振替で休館。
近くの古書店と、「Gallery街道」(http://kaido.mods.jp/)に立ち寄る。
外は風が強く、自転車を進めるのに往生するし、眼や鼻もむずむずする。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
今晩は9:00前にお先に失礼させてもらい、三鷹へ。
チェ・ミキの友人の韓国からの留学生が、修士を修了し帰国するので、三鷹の居酒屋で送別会。
0:00過ぎにお開き。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで休養中。放牧地かパドックどちらかに放し、ウォーキングマシンで1〜2時間歩かせてから馬房に戻しています。攻めの強化によって453キロまで減っていた馬体重が、今回の一息で464キロまで回復しました。良化に向かっているクモズレはかさぶたが徐々に小さくなっています。間もなく騎乗が再開できる見込み。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。18日(火)にコスモの馬と最後の3ハロンを強めに併せる調教を消化。ラストは一杯一杯で脚が上がっていましたが、これは体力が付ききっていないからでしょう。かすれた息が聞こえるものの、以前に比べれば音の大きさがまったく違いますし、息遣いも良くなっています。馬体重は428キロ。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和で休養中。普通放牧されています。体は小柄ですが完成度の高さが感じられるように、もしかしたらこのまま大きく成長することはないのかもしれません。早期デビューを視野に入れながら、現在騎乗を再開する時期を検討しています。放牧地には青草が生え始めているので、栄養をたっぷり摂って少しでも大きくなって欲しいもの。
○ 2008/3/22
よい天気だ。
9:00に事務所。
昨日休館だった図書館へ、本をピックアップへ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
明日大和町でスケッチしようと思うプロジェクトの資料準備。
12:30前に事務所を出て、新百合ケ丘のテアトロ・ジーリオ・ショウワで、チェ・ミキと落合う。
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「パレルモ、パレルモ」(http://www1.ocn.ne.jp/~ncc/)の公演。
2年ぶりのピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の公演なので、ワクワクする。
緞帳が上がると、舞台を塞ぐ壁が現われる。しばらくするとその壁が崩れ落ち、「パレルモ、パレルモ」は始まる。
1989年の作品で、踊りが少なく、言葉が多い演劇寄りの作品だが、繰り返されるひとつひとつの動作に引き付けられる。
前半1時間30分、20分の休憩を挿んで、後半1時間10分でトータル3時間だが、あっという間に終わってしまった。
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団の作品を見るたび、その射程の長さと妥協のない表現の追求に、深く感動する。
1階席の最後列、オペレーターが陣取った前の席にピナ・バウシュが座っているのが、3階席からよく見えた。
この作品を作り上げた人と、同じ空間にいると考えただけで、幸せになる。
恩寵を感じる、数少ない機会だ。その反面、自分未熟さも痛感する、厳しい瞬間でもある。
だが、来週の「フルムーン」も楽しみだ。
今日は先日提出したコンペの審査の日だ。
1次審査通過者には連絡があることになっているので、一度事務所の戻る。
メールチェックしたら武蔵野大学の水谷先生から、1次通過の連絡があったとの連絡が入っていた。
すぐに携帯に連絡を入れ、「やった!」と喜び合う。
いくつかの連絡事項を済ませ、高円寺の大将へ。
先に行っていたチェ・ミキと祝杯をあげる。
○ 2008/3/23
ゆっくり9:00に起きる。
今日もよい天気だ。
午前中から午後にかけて、HMH-K、YGP、NTHのスケッチを行なう。
一日大和町。
○ 2008/3/24
雨で少し寒い。
8:00に事務所。
メールでコンペのお世話になった方々に、1次通過の連絡を入れる。
その後、連絡事項いくつか。先週末、特に土曜日から思いがけない動きがバタバタと。
連絡や日報を書いていたら10:00になり、出社してきたスタッフに、コンペ1次通過の報告。
掃除の後、HMH-K、NTHなどのスタッフ打ち合わせ。
その後、日報をアップ。
雑務。
NTHの階段のスタッフ打ち合わせ。
YTHの車庫のスタディを行ない、メールでクライアントに連絡。
TDPの作業。
18:15、自転車で事務所を出て、梁山泊の稽古場へ向かう。
19:00前着。「TORAJI」の稽古が続いている。
20:30から照明入の通し稽古。その後、ダメ出しや確認事項があり、23:00終了。稽古場を後にする。
○ 2008/3/25
放射冷却で自転車のサドルに細かい水滴がついている。天気はよい。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。午後行く区役所の場所と出発時間、資料の確認。日報のアップ。
YTHのクライアントから来た、車庫の連絡をエスキスしてみる。
11:00過ぎ事務所を出て、三河島へ。
待ち合わせ前にどこかで食事をしてと思い、三河島に昼過ぎにつくようにして、商店街を歩いてみる。
この商店街が良い感じだ。八百屋、魚屋、肉屋や日用品が並ぶ商店街の、角をちょっと曲がると、細い路地。その路地の向こうには、高層マンション。
結構な人通りだ。肉屋の前には昼時で揚げ物が並ぶ。しかも安い。
すべてが商店で、食事ができる店がないが、店先の弁当のポップに書かれた文字「どれでも260円」。
えっ、260円。つられて買ってしまった弁当、「鶏肉と野菜の味噌炒め」が260円。写真となりの「ハムカツ」100円。「ハムカツ」厚さ2cm。
これを持って、区役所前の公園でランチ。食べ過ぎだ。公園はお年寄りでいっぱい。
12:40、小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんと、小劇場を作ることで問題に行き当たり、相談の電話を頂いた方と落ち合い、少し話しをして、区役所の担当者のところへ行って打ち合わせ。
14:00終了。その脚で、資料を確認しに、建設会社へ。
あった資料をすべてコピーして、現地でいくつかの確認、打ち合わせ。
17:00前終了。事務所に戻る。
いくつか連絡事項。
YTHの車庫のスケッチをして、クライアントへメール。
2歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。サンシャインパドックでの舟ゆすり(熊癖)は相変わらず。馬体重は現在454キロで、なかなかふっくらしてこないこと、少し落ち着かせたいこともあって、この中間は2日に1度の騎乗に止めました。その際にはハロン16〜17秒でキャンター900m1本の運動をしています。攻めればすぐに仕上がるタイプ。今週からペースを上げていきます。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間も2日に一度の騎乗で様子を見ていますが、先週から馬体重が2キロ増えただけの424キロとなかなか回復してきません。飼い葉を工夫して与えていますが、相変わらず食べ残しが見られます。馬房では大人しいものの坂路に入れば気合いが乗るので、オーバーワークに気をつけながら進めています。
○ 2008/3/26
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
9:00、武蔵野大学の研究生、来所。就職についての話し。
10:00、HMH-Kのスタッフ打ち合わせ。
TDPのスケッチ用図面作成作業。日報のアップ。
13:00過ぎに自転車で事務所を出て、大和町で三脚をピックアップし、新宿梁山泊の芝居砦・満点星へ。
14:00から、「TORAJI」のゲネプロ(本番同様に行なう通し稽古)。
デジカメで写真撮影をしながら見る。
16:00前終了し、ダメ出し後、スタッフ・キャストは初日の準備に取りかかる。
一昨日の通し稽古に比べ、格段の仕上がり。
梁山泊の会議室を借りて、TDPのスケッチを行なう。
18:00、お客さんが三々五々来場。
19:00「TORAJI」初日。
20:45終演。
前半は固い感じだったが、後半はテンポよく、初日無事終了。
喫茶・満点星で初日乾杯。
気がついた修正点等を話しはながら、一杯。
まだ人は残っていたが、20:30前にお先に失礼する。
○ 2008/3/27
8:00事務所。
メールチェクと連絡事項いくつか。
昨日のゲネで撮影した写真のデータ整理とCD保存。ついでにいくつかの画像の整理と保存。
机まわりを少し片付ける。
NTHの階段・エントランスまわりのスケッチ。
問題に行き当たった小劇場について、電話でヒアリングと資料の整理。
KNH-Hのクライアントから送って頂いた、隣地に関する提案の書類を確認する。
午後になってやっと日報のアップ。
NTHのスケッチの面積確認と図面化をスタッフに指示。
TDPの昨日のスケッチの続き。
18:15事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
今晩は勉強会に参加していた武蔵野大学の学生の卒業制作と、メンバーの伊東さんが教えている昭和音楽大学の学生の卒論の発表会。
武蔵野大学の学生は、吉祥寺シアターがある吉祥寺の東部地区を敷地とした制作。昭和音楽大学の学生は、アートマネージメントが専攻で、ビジュアル系の定義についての考察。
学生たちは二人とも、明日は会社の研修。確実に時間は刻まれているのを、感じる。
21:30前終了。
いつもの基地バーへ移って、一杯。23:00お開き。
○ 2008/3/28
8:00に事務所。
メールチェックと返信。
朝、TDPのついて思いついたことのメモ。
日報のアップ。
スタッフが置いて行った、NTHの図面をチェック。
TDPのスケッチ。午前中でひとつの段階に。少しほっておいて、見直すことにする。
YTHの平・断面検討。
17:00事務所を出て、自転車を高円寺に置いて新宿へ向かう。
始めて行く、新宿2丁目の「photographers' gallery」へ。北島敬三写真展「PORTRAITS 1992-2007」を見て、時間が余ってしまったので、紀伊国屋に寄って新宿文化センターへ。雨が降り始めた。会場でチェ・ミキと落合う。
19:00からピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「フルムーン」。1部、2部とも約1時間で途中20分の休憩があり、21:30終了。
シンプルで静かな中に、エネルギーを秘めている作品だが、先週末に見た「パレルモ、パレルモ」のほうが良かった。
何故だろう。「パレルモ、パレルモ」のほうが、多様で複雑だったからかもしれない。
そして、今週はほとんど毎日夜に予定があり、さすがに今晩は疲れのピークだった、ということも大きい。
帰り道、韓国広場でいつもの豚足とエゴマの葉っぱを買って、近くの韓国料理店でチャプチェやタッカルビを頼んで一杯やるが、アルコールが入ったら疲れがどっと来て、話すのも億劫になって来た。
しかし、この辺りの韓国料理店は高いなと、つい韓国での値段と比べてしまうが、それが間違いなのだろうが。
2歳馬
募集番号1 インヴァイトの06……父タイキシャトル/母インヴァイト栗東・西園正都厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。クモズレがほぼ完治し、痛みも見せなくなったことから坂路でのキャンターを開始。軽めに乗って息を造っています。休ませたぶんの緩みと、ふっくらした馬体もあって、重めの動きは仕方ありません。現在は乗り込みに並行してゲートダッシュの練習も課しています。なお、競走馬名はマイネルサーガで登録されています。
募集番号 78 スナークアストロンの06 ……父 パラダイスクリーク /母 スナークアストロン 美浦・稲葉隆一 厩舎…
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ハロン13秒前後まで加速する追い切りにおいては、やや迫力不足の印象。軽快感が優先した走りです。スタッフは「コスモチーキーに似たところがある」と同じ父の産駒を例に挙げていました。なお、競走馬名はマイネセレネで登録されています。
募集番号 79 タイキセニョリータの06 ……父 サクラプレジデント /母 タイキセニョリータ 美浦・根本康広 厩舎未定
ビッグレッドファーム明和に滞在中。放牧されています。そろそろ坂路調教を再開する予定。気になる馬体はやはり一息入れても変わらず、スタッフは「身体のパーツもそれぞれ小さいですからね。サイズばかりにこだわるのもどうかと思う。ある程度は割り切って付き合っていった方が良い」と話していました。なお、競走馬名はマイネブルームで登録されています。
○ 2008/3/29
8:00に起きて、自転車でKNHへ向かう。
9:30、クライアントと建設会社とKNHの地下改修工事の終了確認。
10:30前終了。
帰り道、中野光座裏の前を通ったら、光が良い感じに入って来ていて、写真に収める。
ここは不思議な空間だな。
事務所に戻って、メールチェックとメール返信や連絡事項いくつかで、午前中が過ぎてしまった。
まだ、疲れはとれない。
午後になって、日報のアップ。
YTHとTDPの図面作業。
○ 2008/3/30
疲れをとるため昨晩は早く休み、今朝も9:00過ぎまで寝た。
午前中は大和町でTDPの図面作業。
雨が降り始める前に高円寺に買い物に行き、夕方YTHの図面を確認。この1、2週間で車庫まわりでいくつか変更を加えた。それにより、いくつかの方針が考えられるようになった。こういう時、得てしてそこばかりに眼がいってしまい、大局から見た問題点を見落としていることがあるが、今回の場合もしかり。問題点に気付く。資料がないと確認できないことなので、明日事務所で見直すことにする。
気がついて良かった。
○ 2008/3/31
「花に嵐のたとえ」のように、冷たい雨が昨晩から降り続いている。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
日報に添付しようと、土曜日の光座の写真を加工したが、データが重すぎると出て、アップできない。こんなことしている場合ではないのだが。しかたなく、1枚の写真でアップ。
昨日気がついた、YTHの技術的なことの確認。それをもとに考えをまとめる。
TDPのスケッチ。
13:00過ぎ事務所を出て、笹塚へ。
14:00から笹塚ファクトリーで、燐光群の「だるまさんがころんだ」(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/daruma2008.html)。
地雷の話しを、時にはコミカルに、時にはシビアに、いろんな切り口で展開し、社会的問題を個人の感情にまで引き寄せた芝居だった。
16:30終演。新宿に出てジュンク堂で、倉方俊輔さんのブログで知った、「Ahaus・アーハウス:特集今和次郎と吉阪隆正」(http://kntkyk.blog24.fc2.com/blog-entry-85.html)を入手し、その脚で武蔵野大学へ向かう。
18:00から水谷先生の研究室で、劇場のコンサルタントの方も含め、鶴川コンペ(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/index.html)の2次審査の打ち合わせ。
22:30過ぎ終了。
水谷先生は学校で残務があるので、劇場のコンサルタントの方と先に出て、三鷹のハタハタへ。
途中から水谷先生も参加して、頑張ろうの一杯。
0:30前お開き。
○ 2008/4/1
昨晩は大和町に帰ってから、梁山泊の楽日に行って来たチェ・ミキと、楽日の様子やコンペのこと等を話しながら、さらに一杯やったので、少しゆっくりおきて、9:00に事務所。
メールチェックとメールにて連絡事項いくつか。日報のアップ。
YTHの構造打ち合わせ用の図面作成。当たり前だが、書いてみると分かってくることがある。
TDPの作業をスタッフに指示。
16:00、構造事務所の吉田さんと飯田さんが来所。
進行中のプロジェクトの打ち合わせ。その後、コンペと問題に行き当たっている小劇場についての話しをさせてもらう。
18:30過き終了。
NTHの概算見積と打ち合わせのスケジュールをクライアントにメール。
その他にも連絡事項いくつか。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。4歳500万条件の古馬を引っ張るかたちで4ハロン54秒のタイムをマークしました。トレセンに向け、あす2日(水)の早朝に出発します。ブラックエンブレムに騎乗する松岡騎手の阪神遠征に伴い、桜草特別・芝1200mでは津村騎手が手綱を取る予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動を1日おきに行っています。飼い食いの良化に伴い、ようやく馬体がふっくらしてきました。436キロまでウエイトアップしています。これを受けてハロン14秒程度のスピード調教を1本課したものの、動きはやや重たく見えました。いずれにしても入厩は来週以降。
○ 2008/4/2
8:00に事務所。
メールチェック。
今朝方気がついたYTHの構造についてスケッチして、構造事務所へファックス。
TDPの図面をチェック。
午後になり、日報のアップ。
KMHのアプローチの検討。
夕方から夜にかけて、YTHのファックスについて構造事務所からの連絡や、いくつかの電話連絡が続く。
○ 2008/4/3
8:00に事務所。
今朝は春らしい天気だ。
事務所のマンションの駐輪場のお隣の桜がハラハラ散り、ちょっとした花吹雪状態だ。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHの図面を確認。
いつから忘れたが(多分一年くらい前からか)、新聞を取ってないから情報はネットのトップページにのったものが眼に入り、気になったら読むと言う状態なので、毎日知る情報は少ないのだが、今朝ネット上で「靖国」という映画の上映が自粛されたことを知った。
チラシは見ていたのでこの映画には興味があった。未だにこんなことがおこるのか。
ネットの「靖国」の公式サイトも閉鎖されていた。
YGPのスケッチ。
TDPの図面修正。
小劇場の勉強会で行なった、ザ・スズナリの実測調査の担当部分の図面化の残り作業。
途中、阿佐ヶ谷北口の時々行く古書店「銀星舍」へ。店主も「靖国」の上映自粛にはビックリしたとのこと。
戻って担当部分をとりあえずフィニッシュ。
18:15、事務所を出て吉祥寺シアターへ。
19:00から小劇場の勉強会。
ザ・スズナリのまとめについてや新たな企画について。21:30前終了。いつもの基地バーの前で別れ、お先に失礼する。
○ 2008/4/4
8:00事務所。今朝も暖かい。
メールチェック後、打ち合わせテーブルに置いてあるTDPの模型を確認。
3階部分の位置が気になり、図面修正。
日報のアップ。
YTHの図面作業。
10:00スタッフにTDPの模型修正の説明。
午後一でNTHのスタッフ打ち合わせ。
15:00、TDPのご夫妻来所。基本的な考え方を図面と模型で説明。16:00前終了。
YTHの図面作業を完成し、打ち合わせ事項の確認。
コンペのプレゼン用のメモを書き上げ、関係者へメール。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎…… 真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。表面上は徐々に引き締まってきているものの、まだ筋肉そのものは緩んでいる印象。とはいえ、現在の15-15でもたもたするほどの鈍さは見せません。先日の計量では2週前からマイナス2キロの460キロでした。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎…… 真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。以前に比べると確実にノドの音は小さくなっているものの、ペースが上がると目立つ音が聞こえてきます。それでも順調にトレーニングを重ねているだけあって、ゆるやかですが動きは上昇カーブを描いています。馬体重は前回より6キロ減った422キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎…… ビッグレッドファーム明和で調整中。今週から坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しています。小柄なので厳しい調教を課していけばすぐに仕上げられそうな雰囲気。まだ稽古に入っていくらも日数が経っていませんが、重たい感じはなく、すでに他馬とともに通常ペースの縦列に参加しています。早期入厩を視野に進めていきます。
○ 2008/4/5
9:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったYGPの模型を確認。
夕方のYTHの打ち合わせ資料の追加。
10:00、武蔵野大学の卒業生が来所。相談事。11:00前終了。
日報のアップと雑務。
13:00過ぎ事務所を出て、武蔵野公会堂へ。
吉祥寺の公園口は花見客で一杯だ。
14:00、「武蔵野寄席・春」。会場でチェ・ミキと落合う。
前座から始まり、5人が出演。取りの立川談春が目当て。3ヶ月前くらいにたまたまチラシを見た時が予約開始日で、チケットが手に入った。噂の談春、楽しみにしていた。
落語は中学生の頃、良くテレビで小さんや円生を見ていたが、全くの素人。
談春の演目は「包丁」。いや、凄かった。素人にもその凄さは分かった。談春を含め、もっと落語を聞いてみたいものだ。
16:15終演。公園を回って行くと言うチェ・ミキと別れ、事務所に戻る。
17:00過ぎから、YTHのクライアント打ち合わせ。車庫部分の修正をした基本計画を確認。19:00前終了。
写真は、大和町近くの、とある住宅のライットアップされた桜。
○ 2008/4/6
午前中は今年から受け持つ、武蔵野大学の新たな授業「建築施工法」の準備。
どのように建築が作られて行くか、設計で書かれた線の中がどのようになっているのか、具体的にイメージ出来るようになってもらうように進めたい。
16:00過ぎにチェ・ミキと大和町を出て、阿佐ヶ谷一番街の「大人の縁日」というイベントをのぞいてみる。
その後買い物をして、大和町に戻り、大阪在住の友人ハマちゃんから送ってもらった、カルビやホルモンを屋上で七輪で焼いて食べる。美味だった。
久々の屋上七輪も、風が強かったので陽が落ちると寒くなり、室内に移動。
○ 2008/4/7
小学校も今日から新学期か。
8:00に事務所。今朝はまた寒くなっている。
メールチェック。HMPの連絡とスケッチ。
日報のアップ。
10:00掃除を終えたスタッフとHMPの打ち合わせ。
YTHの法令的な扱いの疑問点を近くなので杉並区役所まで聞きに行くが、特定の法令がないで、確認を受けようと思っている審査機関に問い合わせた方が早い、とのこと。
問題に行き当たっている小劇場についての連絡事項いくつか。
YGPの打ち合わせ準備。模型を写真に撮る。
YTHのスケッチ。
13:30前に事務所を出て、YGPの打ち合わせに向かう。
14:00からYGPの打ち合わせ。今回の計画案をたたき台にしてブレストし、基本的なプログラムが決まった。そのプログラムを平面的な検討を行って、次回打ち合わせをすることになる。
YGPのクライアントは映画監督で、著書を持参し、サインを頂く。
17:00過ぎ終了し、書店やカメラ店に寄って事務所に戻る。
小劇場についての連絡事項。HMPのスタッフが作成したスケッチを確認し、修正の指示。
水谷先生から届いたコンペのメモの確認や、ザ・ハウスの本の資料準備。
スタッフが修正したHMPのスケッチをメールして、連絡。
週明けからバタバタになって来た。
○ 2008/4/8
雨が降り、風が強い。合羽を着て自転車で、8:00に事務所。
週末から喉がヒリヒリしており、花粉のせいかと思っていたが、どうも昨晩から咳が出始めた。用心して昨晩は早く休んだので、風邪のような症状は少なくなったが、まだ喉がいがらっぽい。今週も細々やることが集中しているので、気をつけよう。
メールチェックの後、HMPのクライアントに連絡。昨晩送ったスケッチについて話し、追加事項を確認。
日報のアップ。
ザ・ハウスの本のための資料をまとめて、メールにて送付。
HMPの追加事項をスタッフに指示。
コンペメモのデータを水谷先生へ返信。
YTHの法的な疑問点を審査機関に問い合わせるも、的確な返答は無いので、もう少し図面化してから再度問い合わせることにする。
YTH、NTH、HMP、コンペ等のスケッチや作業を行う。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
2日(水)、鉾田から、美浦のトレセンに入厩しました。すでにテンションが上がり気味で、検疫馬房から厩舎へ連れてくる際にあちらこちら物見をするなど集中力に欠いていました。4日(金)にウッドコースで軽めにさっと追い切りましたが、さすがに稽古でも動く馬だけあって楽に5ハロン66秒をマーク。すでに気合いも乗っています。13日(日)、中山の桜草特別・芝1200mに出走する予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
先週半ばから毎日坂路でキャンター900m1本を乗り込んで入厩に備えました。中間には縦列のままで追い切りを消化。コスモプラチナ、Mカンナの間に入って4ハロン54秒で駆け上がりました。気合いも乗って動きも素軽い感じに。それでも馬体重は先週と変わらなかったので、いまのところ一安心です。きょう8日(火)に、ビッグレッドファーム鉾田を出発し、美浦のトレセンに入厩しています。
○ 2008/4/9
雨も上がって青空も見えていて、昨日に比べてずいぶん暖かい。
8:00過ぎに事務所。
メールチェックし返信等いくつか。
HMPのメールで送られて来た書類を確認しし連絡。
日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHの図面と資料を確認し、スケッチ。
YTHのスケッチ。
NTHの打ち合わせ資料や模型をスタッフと確認しながら、コンペや建築施工法の準備。
17:30事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
18:00から土曜日の鶴川コンペ(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/puropo_annai/index.html)のプレゼンの打ち合わせ。
まず構造事務所からアドバイスをもらい、ブレスト。その後脇でYTHの構造打ち合わせを行なう。
19:00前からコンペチームのメンバーも集まり、劇場のコンサルタントの方々にも来てもらい、本番のプレゼンテイションの試演を行ない、手直し事項等をひとつひとつ当たって行く。
21:00終了し、ハモニカ横丁の美舟に移って、さらに質疑等についての確認。
最終ミーティングをあさっての晩に行うことにして、0:00前にお開き。
○ 2008/4/10
昨晩深夜、モーレツな腹痛に襲われる。いやはや。
朝も腹の調子がいまいちだ。
8:00に事務所。
メールチェック後、スタッフが置いて行ったNTHの資料を確認とメモを記す。
コンペの簡単な文章を書いて、水谷先生にメール。
日報のアップ。
NTHのスケッチ。
10:00スタッフとNTHの打ち合わせ。午後の打ち合わせ準備。
12:30過ぎに事務所を出て、溜池山王の全日空ホテルへ。エントランスでスタッフと落ち合う。
13:30からNTHのクライアント打ち合わせ。
概算見積の説明とこれからの選択肢を確認。15:30終了。
YTHの昨晩の打ち合わせを元に、図面変更箇所を指示。
「建築施工法」の準備。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
マイネアルデュール、13日(日)中山9R 桜草特別 3歳500万下 混 出走確定。
しかし、松岡騎手は桜花賞で阪神なので、うーん。
○ 2008/4/11
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
明日のコンペプレゼン(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/index.html)
に関する資料を読み、水谷先生へメール。
水谷先生からの返信メールで送られて来たシナリオを確認し、資料作成したりのやり取り。
いつも読んでいる平川克美さんのブログ(このブログ良いんだな。http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/)の2008年4月8、10日に「便性の向こう側に見える風景」という文章がある。
「産業資本主義の時代の最大の発明が自動車であるとするならば、消費資本主義の時代の最大の発明が携帯電話だということになるのだろうか。」
この2つを持たず、興味の無い自分は一体なんなのだろうと、ふと気になってしまう。
13:30自転車で事務所を出て、Gallery街道(http://kaido.mods.jp/)へ。外は暖かい。
「街道塾展」。街道塾に参加した若い人たちのグループ展。旅に出て写真を撮るのが共通のテーマのようだ。
女の子の方が、男の子の写真より自由に見えた。でもとても面白かった。
戻ってYTHのスケッチと建築施工法の準備。
17:00過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
18:00過ぎから、水谷先生とオペレーターを担当する平田とプレゼンの最終確認とリハーサル。
19:00からは劇場のコンサルタントの方も加わり、修正箇所を打ち合わせしながらリハーサルを行う。
22:00準備や修正を終え終了。
吉祥寺まで出て、居酒屋で一杯。
0:00前お開き。
○ 2008/4/12
8:00過ぎに大和町を出て、町田へ向かう。
9:30過ぎ町田市国際版画美術館に到着。入り口前で偶然同時に全員揃う。
10:00から主催者の説明があり、発表順の抽選。その後各チーム別々に機材確認とリハーサル。
発表者のひとつのチームに、知り合いの石原健也さんがいらしてビックリ。挨拶をしてちょっと話す。
今回の公開プレゼンは、発表チームのみが会場に行き、残りのチームは控え室で待っている。
プレゼンを終了したチームは控え室に戻れず、会場にも入ることは出来ない。
我々は4番目の発表。プレゼン20分、質疑10分。
12:00から公開プレゼンが始まった。
我々の番は、14:00過ぎにやって来た。
会場は満員で、幾人かの知った顔が見える。
発表はあっという間に終わってしまう。
会場から出て、発表を見に来てくれた人たちを待つ間、美術館の展示を見て回る。
15:00過ぎ、第2次審査の公開プレゼンは終了し、ロビーに出て来る知り合いたちを迎える。
武蔵野大学の学生たちも沢山見に来てくれていて、嬉しかった。
ロビーで幾ばくかの話しを終え、町田駅に向かい、新宿まで出る。
新宿駅に降りたところで、水谷先生の携帯に連絡が入り、残念ながら我々は選ばれなかったことが分かる。
(http://www.city.machida.tokyo.jp/shisei/shingikai/turukawa_ekimae/puropo_annai/index.html)
水谷先生ご夫妻、オペレーターを担当した平田、小林さん、チェ・ミキと新宿の「千草」へ行き、お疲れと残念の乾杯。
18:30頃武蔵野大学の4年生3人も加わり、お疲れ会は続く。
その後学生たちとは別れ、河岸を変え、多分0:00前頃お開き。
新宿の街は、雨の中だった。
○ 2008/4/13
10:00に起きだし、新宿の場外馬券売り場へ。
昨晩もこの辺りを徘徊していたな。
中山9R 桜草特別 3歳500万下芝1200mの馬券を買う。
アルデュールは16頭立ての4番。良い枠順だ。
ついでに、桜花賞のマイネレーツェルの単勝の応援馬券も。レーツェルも4番。
高円寺で夕食の材料を買って、大和町に戻る。
14:15、中山9Rスタート。
いつも通り、アルデュールは良いスタートで4、5番手を進む。
4コーナーを回ったところで一歩抜け出し、その後差をひらき、最後外からの馬に追い込まれるが余裕を残し、先着。
久しぶりの勝利だ。
その後の桜花賞、レーツェルも良い競馬をしたが、残念ながら6着。
疲れを取るため、夜も早く休む。
○ 2008/4/14
8:00に事務所。
今週から武蔵野大学の新年度の授業も始まる。
気分一新で行こう。
メールチェックや返信。
溜まっていた日報のアップ。
今日始めて行なう「建築施工法」の最終準備。
NTHとYTHの確認事項いくつか。
一昨日のコンペを見に来ていたスタッフとコンペについていろいろ話す。
話しているうちに、色々な考えがよぎる。思わぬ収穫だ。
YTHの図面修正をスタッフに指示。
13:40過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
水谷先生の研究室により、建築施工法の学生の名簿をもらい、河津先生に挨拶し、学生たちに配る資料をコピーして、14:40から第1回目の授業。
自己紹介をして、「建築施工法」という名前の授業に抱くイメージを各自に書いてもらう。
その後、授業内容を説明して、15:40終了。今日はガイダンスで終わる。
事務所に戻りYTHの図面作業を確認。
今日書いてもらったイメージをゆっくり読む。面白い意見もあり、授業に盛り込んでみよう。
○ 2008/4/15
8:00に事務所。
よい天気で気持ちがよい。
メールチェックと返信。日報のアップ。
YTHのスケッチや図面整理をしながら、机のまわりを少し片付ける。
15:00TDPのご夫妻が来所。先日提出した案を気に入って頂いたようで、さらに細かい要望を伺う。
16:00前終了。事務所を出て自転車で杉並の社会保険事務所へ。
しばらく前に「ねんきん特別便」という書類が来て、自分の年金記録を確認したら、3年くらい前に苦労して確認した旭化成時代の記録がまた抜け落ちていた。
やっと時間が出来たので、今日の午前中社会保険事務所に電話して調べてもらったら、以前調べた記録が出て来てすぐ分かったが、その時に社会保険事務所が年金番号を一本化していなかったので、再び記録漏れになっているという。やれやれ。
社会保険事務所まで出向き、一本化してもらう。
杉並の社会保険事務所の執務室はどうみても、IT化されているように思えない。本当にこれで大丈夫なのだろうか。
18:00NTHのクライアントご夫妻とお子さんが来所。
先日打ち合わせした概算についての確認と、今後の作業についての打ち合わせ。
20:00前終了。
春休みに旅行に行かれたバリで見つけて来てくれた坊主をお土産に頂く。気にかけて頂いてありがたい。
顔にどことなく南の島が入っているような気がする。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
13日(日)に中山でうれしい2勝目を挙げました。好位から脚を伸ばし、直線の前半で先頭に躍り出ます。そのまま後続を振り切って先頭でゴールを駆け抜けました。順当勝ちでしょう。ためても伸びない過去の傾向から、今回、調教師からは「積極的に乗って欲しい」との指示が出ていました。今後は京都開幕週の橘S・芝1200mを使ってから放牧するプランが最有力。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。少し太くも見えるふっくらした馬体。飼い食いはそう良くないものの、1日あたり4升のエン麦は口にしています。馬場に向かう途中、地下馬道などでチャカチャカする仕草は変わりません。福島2週目か3週目のどちらかのレースに出走予定。
○ 2008/4/16
今朝もよい天気だ。
大和町のキャロライナジャスミンがどんどん花を開いて行く。
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
YTHの模型と図面のチェック。
TDPの敷地測量の見積を取る段取など。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の1回目の授業。
課題を説明して、学生たちに敷地を見に行ってもらい、各自の印象を発表してもらう。
17:30前終了。
製図室の準備室でお茶を頂き、1回目なので顔合わせの飲み会に行くことに。
アシスタントをしてくれる学生と一足先に出て、三鷹のハタハタへ。
追って、伊藤先生続いて中島さんと山田さん、そして水谷先生、研究生と人数が増え、0:00頃お開き(のはず)。
最初から飲んでいたので、よく憶えていない。やれやれ。
○ 2008/4/17
昨晩は飲み過ぎた。
いつもより1時間遅く起きて、シャワーを浴びて、9:00に事務所。
メールチェックと返信。日報のアップ。
NTHの図面作業。
13:00、キュレター・エディターの本尾さん来所。
森山大道さんのオフィシャルサイトを通じ、お願いしていた森山さんのプリントを届けてくれた。
来月東京都写真美術館で開催される「森山大道展」の話等、いろいろ伺えた。
14:30、新宿梁山泊の三浦さんと大貫さんが来所。
5月9日からの「リュウの歌」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08ryuu/ryuu.html)
のセットについて打ち合わせ。
今回は韓国の美術家が担当なのだが、スケッチしかなく、道具帳が無いので、図面化の手伝いをすることになる。
大まかな方針を決め、16:00前終了。
さっそく、道具帳にとりかかる。
18:30、NTHの件で建設会社来所。19:30前終了。
○ 2008/4/18
今日は一日雨らしい。
合羽を着て自転車で8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったYTHの図面をチェックし、断面等のデータを修正して、構造事務所にメール。
「リュウの歌」の道具帳作図。
10:30から1時間面接。
午後集中して、「リュウの歌」の道具帳を片付けてしまう。17:00梁山泊にメールで送信。
YTHとNTHのスケッチ。
18:00事務所を出て、西荻窪の実家へ立ち寄り、同じく西荻のプロダクトデザイナーの梶本さんの事務所へ。
19:00から梶本さんの事務所で、中央線デザイン倶楽部の第8回交流会。
萩原さんが音頭をとって、
「「中央線デザイン倶楽部」は、東京駅から高尾駅までの各駅に拠点をもうけて、デザイン関係者の交流をはかり、地域をつなぐ試みです。建築家、デザイナー、クラフトマン、プロデューサー、編集者、写真家など、仕事でデザインに関わる人、デザインに興味のある生活者で、沿線に住んでいたり、働いていたり、好きだったりする人のネットワークです。
交流会は、今まで知らなかったデザイン関係者と出会ったり、有意義な情報交換をすることを目的に、月1回のペースで、中央線各駅の近くで開催しています。中央線の駅は、東京から高尾まで24駅あるので、2年で全駅を制覇する予定です。
第1回新宿、第2回国立、第3回神田、第4回武蔵境、第5回八王子、第6回中野、第7回立川に続く、今回は、西荻窪での開催です。」
の趣旨のもと、ひらかれている会。
西荻で、まだ伺ったことの無い梶本さんの事務所での会ということで、これは行かなくちゃといあなる。
総勢15名強が集まり、密度の高い会だった。
一通りの自己紹介(これが話しが脱線してあちこち行って)が終了したら、なんと23:30は過ぎていた。
終電の時間もあるので、0:00頃お開き。
梶本さん、ありがとうございました。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。パドック放牧とウォーキングマシン1時間半〜2時間の運動に切り替えました。以前に比べてずいぶん絞れてきていたので、良いタイミングでのリフレッシュとなります。生え始めた青草を食べてくれれば、さらにたくましく成長してくれるでしょう。16日(水)の計量では2週前からプラス2キロの462キロでした。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。体が細くなっていたことから無理せずに一息入れることに。今週に入ってからパドック放牧とウォーキングマシンによる運動で管理されています。まだ疲れが残っているのか、飼い葉を残しがちで体が回復してきません。クビ周りやトモなどの肉がついて欲しい部分が寂しく感じられます。この機会に英気を養って欲しいもの。現在の馬体重は420キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。ハミ受けが定まらず左右にふらつくなど、若駒にありがちな傾向を見せているため、現在はしっかりとした基礎体力を付けている段階。スピード調教は安定して走れるようになってから課していきます。ゲート練習もまだダッシュまでは行っていませんが、まずまず順調です。
○ 2008/4/19
チェ・ミキの話しだと、昨晩は大和町に帰ってから、さらに一杯やって、テーブルで眠ってしまったらしい。
だからか、朝が辛く、9:00まで寝て、10:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
雑務をいくつか。
14:00から1時間程面接。
15:00過ぎ事務所を出て、「ギャラリー街道」(http://kaido.mods.jp/)へ。
今日は現在写真を展示している方々が皆揃っていた。
しかし、ギャラリー街道に伺う日は、不思議なもので風が強いときが多い。
ギャラリー街道は木賃アパートの2階。木製の窓ガラスがガタガタ言うので、記憶に残る。
帰りに荻窪の古書店へ行って、事務所に戻る。
YTHの模型写真をプリントしたり、雑務。
○ 2008/4/20
8:30に起きて、午前中は「建築施工法」の準備。
昼過ぎに阿佐ヶ谷まで買い物に行き、その後YTHのスケッチ。
フジテレビで「皐月賞」。マイネルの馬、マイネルチャールズに期待するも、3着。
1000m通過が1:01。ゴールタイムが2:01.7。これでは逃げた馬が勝つのもしかたがない。まさに展開の綾がレースを決めた。
一日、はっきりしない天気だったが、夕方晴れてきて、西日が気持ちよい。
ちあきなおみのCDをかけながら、YTHのスケッチを続ける。西日さす部屋に、ちあきなおみが心地よい。
○ 2008/4/21
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
よく読んでいるブログ「カフェ・ヒラカワ店主軽薄」の4月19日分(http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/diary/200804190000/)を今朝読んだ。グッと来た。
YTHの図面整備。
スタッフ打ち合わせ。
13:50事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から「建築施工法」の授業。着工前についての内容なので、なるべく話しを膨らますも、具体的なもの・ことが出て来ないので、話ししに終始するしかないので、あまり面白い展開が出来ない。ここは考えどころだな。
きっちり1時間半、16:10前終了。
新学期なので学生も多いのか、バスは一杯で、一本やり過ごすしか無い状況。
吉祥寺で古書店に寄り、事務所に戻る。
今日の授業の内容を再確認する。
YTHの図面整理。
○ 2008/4/22
8:00に事務所。気持ちのよい天気。
メールチェックと日報のアップ。
雑務少々。
YTHの図面チェックと作成。
10:00前、面接。
10:30過ぎ終了。
スタッフと打ち合わせ。
YTHの確認事前打合せの準備。
15:00過ぎ事務所を出て、神田にある検査機関にYTHの事前打合せ。
15:30過ぎ終了。
歩いて、神保町まで行き、資料探し。あっけなくひとつの古書店ですべて手に入ってしまう。
御茶ノ水、神保町界隈も新入生か、いつもより若い人が多い。
新宿に戻って、タワーレコードを物色。アンサンブル・モデルン(http://www.tobu-trading.com/ensemblemodern.htm)のCDを試聴して、フランク・ザッパとスティーヴ・ライヒの作品集を入手。どちらも破格の990円。
18:30に馬主会の桐山と落合う。
アルデュールが活躍しているのに連絡が取れなかったから、まさか病気でもしているのかと心配していたら今日連絡が取れて、単に忙しかっただけとのことで、緊急馬主会。
今週末にはアルデュールとマシェリ、2頭が出走予定なので楽しみだ。
21:00前にお開き。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
美浦で調整中。坂路、ウッド、ニューポリトラックを中心に乗り込まれています。レース後テンションが上がり気味なのはいつものこと。ガス抜きをさせる意味も兼ねて、水曜日からは坂路とフラットコースを併用するメニューで軽めのキャンターを行っています。もう体は仕上っているので強い追い切りは必要ありません。27日(日)、京都の橘S・芝1200mに出走する予定。藤岡佑介騎手に声を掛けています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。ようやく環境に慣れてきたようで、先週水曜日はそれまでの追い切りとガラッと変わり、力みが取れて良い感じで併走調教ができました。その後もリラックスしていて、テンションが高くなることもありません。この状態のままレースを使えればと考えています。今週、福島の芝1200mに出走する予定。いまの時計が掛かる荒れた馬場は意外とこなせそうな雰囲気があります。
○ 2008/4/23
今朝も春らしい天気だ。
8:00に事務所。メールチェックと日報のアップ。
昨日の検査機関の打合せ事項をまとめる。
スタッフとHMH-Kの打合せ。
手伝ってくれていた石井君が今日で一区切り。お疲れさまでした。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
9グループに別れて、事例調査と周辺調査、敷地模型を使ってボリュームチェックの発表。
18:00前一通りの発表が終了し、3グループに別れて、さらに話しをして、18:30前終了。
製図室の準備室でお茶を頂き、学校を出て吉祥寺シアターへ向かう。
小劇場の勉強会、今週は水曜日。2週間出られなかったので、久しぶりだ。
調査のまとめ方や、韓国での劇場のアイデアコンペ、それに絡むレクチャーなど様々な話題について話し、21:30終了。
学生以外のメンバーで、基地バーへ行き、一杯やって23:00過ぎお開き。
○ 2008/4/24
雨はそれほどでもないが、風が強い。小嵐と言った様相。
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項、昨晩勉強会で出た公演や書籍の確認や連絡を行なっていたら、10:00になってしまう。
日報のアップ。
梁山泊から来たブラジル公演のセットについての連絡に、打合せ事項を確認し、図面に手を加えメールする。
TDPの連絡事項いくつか。
ものつくり大学の那須先生から電話。芝居のセット制作に興味を持っている学生について。
NTHとYTHの連絡事項をまとめメール。
銀行に行ったり雑務少々。
進行中のプロジェクトの確認やスケッチ。
27日、2頭の出走が決まる。
マイネアルデュール 京都10R橘ステークス 3歳オープン芝1200m 15:10出走
マイネマシェリ 福島5R3歳未勝利芝1200m 11:50出走
○ 2008/4/25
昨晩結構降った雨は上がっているが、薄曇りの天気。
8:00過ぎ事務所。
メールチェックと日報のアップ。
10:30昨年竣工したKMHのクライアントご夫妻来所。
車庫と外構の打ち合わせ。楽しそうに暮らしてらっしゃるようで、良かった。11:30前終了。
13:00事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
14:00から、新しい建物の位置を確認したり、新築後も使う予定の家具等を実測したり、打合せ。15:30前終了。事務所に戻る。
SIHの敷地測量やHMH-Kのボーリング調査の段取の連絡事項いくつか。
17:45、坂下が来所。打合せ。19:00終了。
坂下とスタッフと事務所を出て、阿佐ヶ谷の居酒屋へ。22:30お開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。パドック放牧とウォーキングマシンによる運動で管理されています。調教時の歩様と比べると筋肉の収縮が若干なくなっている感じあり、緩みやすい体質なのかもしれません。すでにふっくらしてきていて、太りやすい体質でもあるようです。スタッフは「Mガンツに感じが似ている」と比較していました。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンで1時間半〜2時間の運動を行っています。疲労が抜けたようで飼い葉は食べるようになったものの、なかなか実になってこない状態。貧弱な印象を受けてしまいます。ふっくらした馬体で騎乗を再開したいところ。トモなどにもっと肉がついてほしいものです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。今週は多くの時間をゲート練習に費やしました。ダッシュまで進めていますがまだ出が今ひとつ。開いた扉に驚いて一旦下がってしまうので、どうしてもワンテンポ遅れてしまいます。厩舎に送り出すまでには完璧にしておきたいので、このまま鍛錬を重ねていきます。
○ 2008/4/26
8:30に事務所。
メールチェックと日報のアップ。連絡事項いくつか。
午後の打合せの準備や雑務。
13:00、YTHのクライアント来所。
検査機関での打ち合わせ事項の説明や構造・設備関連の打合せ。15:00前終了。
○ 2008/4/27
9:00に起きて、「建築施工法」の準備。
キャロライナジャスミンが満開だ。
11:00前に大和町を出て、渋谷の場外馬券売り場へ。
福島の5Rにマイネマシェリが走る。マイネアルデュールは京都。京都は新宿の馬券売り場で全レース発売だが、福島は新宿だと後半4レースしか発売しないので、渋谷へ来た。
11:30前に着いたので、パドックや返し馬も見ることが出来た。体重が+10kg。転厩後、喰いが悪くなっていたのがこのところ直ってきていたからか。
11:50スタート。スタートはいつも良いのだが、今回はそれほど良くない。中団後方を進み、4コーナーでは大外に持ち出し追い出すと、これが伸びるではないか。しかし、外過ぎる。結構追い込んだが、6着。惜しくも掲示板を逃す。
ひと叩きして体がしぼれれば、次のレースは・・・。
高円寺で買い物をして大和町に戻る。
アルデュールは京都の10R。15:10の発送で、テレビはもちろん、なんとラジオも実況していない。あれあれ。
後でネットで確認したら、4着。JRAのレース録画を見ると、4コーナーで大きな不利があった。あれがなければ、もっと前に行けていたのでは。
夕方、引き続き「建築施工法」の準備。
○ 2008/4/28
8:00に事務所。薄曇り。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
「建築施工法」の授業用のプリントのデータをメールして、準備してもらったりの連絡。
進行中のプロジェクトの確認。
KNH-Hの電気的な不具合について、クライアントから報告の連絡。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
授業用の資料プリントを受け取り、14:40から授業。
目一杯の16:10終了。
帰途につくも、とにかく今はバスが学生で一杯。
夕方事務所に戻り、KNH-Hの件も含め、連絡事項いくつか。
○ 2008/4/29
8:00に事務所。
馬主会の桐山から、日曜日のアルデュールのレースについてのメールが来ていた。
やはり不利がなければ、とある。改めてJRAのパトロールビデオ(審議の場面を確認する映像)を見る。かなりの不利だよな。しかし、以前のアルデュールはうちでもまれると走る気をなくしていたのだから、ずいぶん成長したものだ。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
図書館から借りっ放しの本を返しに行くために、確認しながら見直す。
自転車で図書館へ。行きは曇っていたが、帰りは陽が差して暖かくなって来た。
事務所に戻り、進行中のプロジェクトの確認。
12:00前事務所を出て、大和町に戻る。
昼をとった後、13:30過ぎに大和町を出て、世田谷美術館に向かう。
砧公園は家族連れで一杯。
「冒険王・横尾忠則」展。(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html)「初公開!60年代未公開作品から最新絵画まで」と副題にあるように、60年代後半から70年代、すなわち日本デザインセンターでの仕事から、グラフィックデザイナーとしての八面六臂の活動が始めて公開された。
版下や色指定の資料。細密なペンの原画。圧巻だ。
もちろん、Y字路の新作をはじめ、絵画ふんだんだが、ルソーの絵の改作や自分の絵の改作を行なう、ユーモアやエネルギー。また、パソコンがなかった頃にポスターを作る手法の一つであったコラージュを、現在もまだ続けていて、新しい作品も見れた。
何度か大きな展覧会を見て来ているが、常に新しい面が見つかる、横尾忠則という人は、一体どんな人なのだろう。
もちろん、その新しい面は、知らなかった面だけではなく、これからも変わって行きそうな可能性を感じる作品が、必ず最後
にあるという、新しさを含めてだ。
入り口には、森山大道さんが横尾忠則さんを撮った大きな写真。
展示には、唐十郎さんの状況劇場のポスターの資料。
この年代の人たちに弱い自分の中でも、ビックスリーがそろい踏みの展覧会は、最高の展覧会だった。
図録やポスターを買って、17:00前慌てて美術館を後にして、駒場東大前へ向かう。
17:50、駒場東大前で小劇場の勉強会のメンバーと落ち合い、
駒場小劇場代替施設(東京大学駒場キャンパス内多目的ホール)へ。
d'UOMO ex machina公演「Игорь Стравинскийの le sacre du printempsに着想を得た一時間、あるいは、鬪争とか逃走とか」
(http://web.mac.com/d.uomo.ex.machina/ja/詳細.html)
昔、東大駒場キャンパスには、駒場小劇場というものがあった。(残念ながら僕は訪れたことはなかったが)
そこから出て来た劇団で一番有名なのは、野田秀樹の「夢の遊眠社」だ。如月小春の劇団「綺畸」もそこで公演していたらしい。
そこが反対されながらも取り壊されて出来たのが、「多目的ホール」とのこと。
知り合いの劇団主宰者、田口さんから案内を頂いた。
どんなものか見に行こうと、今晩集合した。
18:00過ぎの開場から、何かが始まっている。19:30開演、21:00終演。
外に出ると、キャンパスの芝生に、青い光が等間隔で点灯されている。勉強会のメンバーの伊東さんの説明で、ここに昔建っていた柱に位置を表していることが分かる。
しかし、その照明位置と新しい建物はかぶっておらず、これなら古い建物があったままでも良かったのでは、と思うが、もちろんいろんな事情がるのだろうが。
下北沢に出て、眠亭の2階で一杯。23:00前お開き。
○ 2008/4/30
8:00に事務所。
メールチェック。この春武蔵野大学を卒業した学生から、配属先が決まったと言う連絡があった。
この学生は鶴川のコンペを手伝ってくれた学生だ。
2月から4月の3ヶ月、卒業制作の発表、コンペ、卒業、就職、そして配属先が決まる。これほど密度の高い3ヶ月はなかなかないだろう。
是非その経験を自信に楽しく働いてもらいたい。
梁山泊の大貫から、「リュウの歌」のセットについてメールがあり、電話で話す。
日報のアップ。
スタッフとYTHについて打合せ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
今日から3グループに別れてのエスキスチェック。
ほとんど図面や模型はなく、言葉だけでの説明だが、自分のイメージの域を飛び出すものではない。
来週は必ず、図面と模型をいくつか準備してくるように発破をかける。
19:30前終了。水谷先生の研究室で連絡事項を少し話し、20:00武蔵野大学を出る。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
27日(日)に阪神で出走し、4着でした。好位追走から3、4コーナーで徐々に進出します。追い出された直線でもしっかり伸びたものの、半ば過ぎで狭くなる不利。そこでブレーキがかかってしまう大きなロスがありました。昇級初戦としては内容、成績とも立派です。きょう29日(火)に到着しました。今後はリフレッシュ放牧の予定。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
27日(日)の福島の短距離戦に臨み、直線で伸びて6着に健闘しました。今回は競馬場に到着してからもすべて飼い葉を平らげていたようです。馬体がふっくらしたことによって調教を強化できたのもプラス。終いを生かす作戦や力の要る馬場も良かったのか、ようやく先につながる競馬ができました。今後はビッグレッドファーム鉾田に滞在して出走に必要なレース間隔を稼ぎます。
○ 2008/5/1
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。スタッフが置いて行った書類にメモ書き。
日報のアップ。
新宿梁山泊の次回公演の「リュウの歌」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/08ryuu/ryuu.html)の図面作業。
今回は演出・スタッフとも韓国の劇団の方々なので、日本側のサポートとして、図面化作業の手伝いをしている。
11:30、終了し、梁山泊にメールで送付。
メール後、梁山泊事務所に電話したら、劇団1980(http://gekidan1980.cool.ne.jp/)
の「ええじゃないか」も仕込みは同じ日になっているらしい。
NTHの減額案の途中経過をクライアントにメールで連絡。
昨日の空間造形3のエスキスチェックのまとめとKMHの車庫のスケッチ。
NTHのスケッチ。
19:30に事務所を出て、高円寺の成都で、募集していたスタッフの顔合わせ。
ビールから紹興酒に変え、一本開いたところでまだ21:30だったので、もう一本頼んでからが早かった。
あっという間に23:00前。お開き。
○ 2008/5/2
昨晩はそれほど酔ってないと思っていたが、大和町に戻り、チェ・ミキとさらに一杯やりながら話していたら、テーブルで寝てしまったらしい。
ていうことで、いつもよりゆっくり起きて9:00に事務所。
メールチェックの後、YTHのサッシュ納まりについてスタッフに指示し、NTHの図面作業。
午後一で、日報のアップ。
引き続き、NTHの図面作業とスケッチ。
18:30前に事務所を出て、渋谷のシアターワークショップの事務所へ。
小劇場の勉強会、今晩は勉強会のメンバーのシアターワークショップの小林さんの日本劇場史。
武蔵野大学の学生が6人と後から早稲田大学の学生が一人。その他社会人。
様々な残されている劇場の資料や図面を使いながら、江戸歌舞伎劇場の完成まで。
社寺等に比べて、劇場は資料が残るような対象でなかったことがより分かって来る。
もっと知りたくなる気持ちを刺激された。
21:30前終了。早稲田大学の学生と社会人は、円山町の古い木造の建物のお好み焼き屋で一杯。
小雨降る、ホテル街を見下ろしながら、もんじゃを頂く。休日前の夜、道行くカップルが気にかかる。
てなことをやっていたら、気がついたら23:00を回るところ。
これにてお開き。江戸っぽい夜だった。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパーク休養中。パドック放牧とウォーキングマシン1時間半の運動を続けています。調教から離れて体力が余っているのでしょう。しばしば、集放牧や曳き馬においてたまったエネルギーを発散します。一息入れているので身体が緩んでくるのは仕方ありません。乗り出しは来週か再来週になる見込みです。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧と、8キロにスピードアップしたウォーキングマシンで1時間半程度の運動を行っています。疲労で馬体が萎んでしまったのか、この中間もなかなかふっくらしてきません。通常は3週間〜1ヶ月程度の休養ですが、もうしばらく休ませることも検討しています。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。この中間もゲート練習に時間を割いており、一定の進歩が見られるように。まだワンテンポ遅れてのスタートですが、前扉が開くことに関して驚くことはなくなり、それに伴って反応が良くなっています。小さいなりに全身を使った走りを見せており、加速するときの反応の良さは誉められます。
○ 2008/5/3
9:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
休日だが出て来ていたスタッフとYTHについて簡単な打合せと確認事項。
10:30過ぎ事務所を出て、テアトル新宿へ。
「実録・連合赤軍」若松孝二監督(http://www.wakamatsukoji.org/)を見に。
3時間10分の映画だが、今までに見た人から聞いていたように、全く長さは感じなかった。
「実録」と銘打った若松監督の映画つくりは、まさに百戦錬磨の力を感じた。歴史をきちんと追う報道フィルムが続いた後の導入部分では気になった、今の役者たちが演じる実在の人物たちの違和感も、すぐに消え、粛正の辛い長いシーンを通過して、最後の浅間山荘の中でのシーンではまるで現場に立ち会い、自分だったら何を考えるかを自問していた。そして答えは出なかった。そりゃ、そうだろう。
15:00前、映画がおわり、劇場の階段を上り外に出る。
まだ雨はパラついているが、陽が差して気持ちの空気を感じる。
photographers' gallery(http://www.pg-web.net/)ヘ行って、瀬戸正人写真展「Soap Land」2007, BANGKOKを見た後、ギャラリー蒼穹舎(http://www.sokyusha.com/index.html)へ行って、内堀晶夫写真展 「1970 〜 」を見て、幾册かの写真集を入手して、事務所に戻る。
午前中いたスタッフと別のスタッフが仕事をしていた。
○ 2008/5/4
ゆっくり9:00に起きて、昨晩寝る前か、今朝早くか、頭に浮かんだNTHのイメージをエスキス。
新しい展開がひらけた。
11:30、チェ・ミキと大和町を出て、西荻窪の実家へ。
両親と妹夫婦・甥っ子と一杯やりながら、昼食。
母がなかなか外に出たがらなくなったので、実家に集まって、近況報告。
16:00過ぎ、西荻を出て、高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
高円寺駅からの帰り道、「素人の乱」(http://trio4.nobody.jp/keita/index.html)の店頭に吊るしてあった古着のシャツが眼に留まり、着てみたらぴったりだったので、500円で購入。
○ 2008/5/5
8:30前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
昨日エスキスしたNTHの図面化作業。
以前ギャラリー街道のお店「由古堂」(http://yukodo.main.jp/)で800円で入手した、「ウッドストック」のサントラ盤のCDを聞きながら。
レコードも持っているが、懐かしく安かったのでつい手が出てしまう。レコードは始めて買ったLPだった。
15:00終了。引き続き、スタッフが置いて行ったYTHの図面をチェック。
さらに、「建築施工法」の授業の準備を行ない、スケージュールを確認。
進行中のプロジェクトの確認。
○ 2008/5/6
8:00に事務所。
気持ちのよい五月晴れ。
メールチェック後、NTHの修正案を作成、図面整備。
9:30終了。打合せの準備。日報のアップ。
10:00NTHのクライアントご夫妻とお嬢さんが来所。
概算見積をふまえた上の規模縮小案を見て頂き、方向性を確認する。
12:00前終了。
午後は、スタッフが置いて行ったHMH-Kの実施図面のチェック。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
NHK-FMの「今日は一日“ギタリスト”三昧」から、クロスビー・スティルス&ナッシュの「Judy Blue Eyes : Suite 」のウッドストックバージョンが流れて来た。
昨日聴いたばかりだが、こんな時もあるのだな。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
1日(木)、美浦のトレセンから、ビッグレッドファーム明和に移動しました。金曜日から昼夜放牧を始めています。久々に大きな放牧地に離されたのが嬉しかったのか、曳き手を外すと尻っぱねをして走り回っていました。良いバネが感じられる弾けっぷりです。1ヶ月はゆっくり休ませて、いままでの疲れをすっかり取ってあげたいと考えています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。1日(木)に到着後はウォーキングマシンで運動しています。レース振りに進境が感じられた前走。飼い食いが良くなり馬体がふっくらして、調教が強化できたことが大きな要因でしょう。着順が1つ及ばず次走への出走権利を獲得できなかったことは残念ですが、再び良い状態でレースに臨めるよう調整していきます。
○ 2008/5/7
夜寝る前に読んでいる「競馬学への招待」山本一生著(平凡社ライブラリー)より。
1987年の皐月賞トライアルを「直線だけで追い込んでファンを魅了した」「古典的な追い込み」馬、マティリアルの回想。
1989年京王杯オータムハンデ。「古典的な追い込み」でずっと勝てなかったマティリアルが、先行し2年半振りに先頭でゴールに入る。「それは、彼の転向宣言だった。競走馬にとって戦法とは人生観そのものであり、戦法を変えることは、人生観を変えることを意味する。このレースでマティリアルは、それまでの人生観から転向しようとした。・・・四歳の春の一瞬の栄光をひそかに守り、それで生きていこうとはせずに、むしろ四歳の春のすべてが、自分にとってはまぼろしだったと宣言しようとしたのである。」
「ゴールを過ぎて100メートルばかりいったあたりで、止めようとしたときに大きな音が聞こえたと騎手はいう。マティリアルがこの世を去ったのは、それから四日後のことだった。」
8:00に事務所。今朝も五月晴れのよい天気だ。
メールチェックと日報のアップ。
YGPのエスキス。
10:00スタッフとYTHの打合せ。
引き続きHMH−Kの実施設計図とNTHの昨日の打合せ内容についてスタッフ打ち合わせ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形3の授業。第1課題のエスキスも3回目。提出まであと3週間になったが、具体的な図面や模型を持って来ている学生が少ない。一人一人の学生にアドバイスをして、次週は平断面図と模型がなければエスキスチェックしないことを話し、19:30過ぎ終了。
20:00過ぎ水谷先生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
今年から空間造形3を一緒に担当している伊藤先生も途中から加わり、学生たちをどのように焚き付けるかを話しながら一杯。
0:00前お開き。
○ 2008/5/8
昨晩は、大和町に戻ってテーブルで寝てしまった。暖かくなるとこれをやってしまうので、気をつけねば。
いつもよりゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
10:00YTHのスタッフ打合せ。
引き続きスタッフとスケジュールの確認。スケジュールを調整し、修正する。
午後一でHMH-Kの連絡事項とその内容についてスタッフに説明。
YTHの簡単な打合せ。
日報のアップ。そういえば、昨晩テーブルで寝ていたら、地震があったことを、ラジオのニュースで思い出す。
YGPのスケッチと図面修正。
一日CADで図面を書いていると、首筋が痛くなって来る。やれやれ。
○ 2008/5/9
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
昨日基本的な部分をまとめたYGPの図面作業を続ける。
昼前に完成。今晩の勉強会に備え、スズナリの実測調査の資料整理。
昼過ぎ、HMH-Kの連絡事項いくつか。
KMHの車庫のスケッチ。
途中、自転車で事務所を出て、「ギャラリー街道」(http://kaido.mods.jp/)へ。
尾仲さんと広瀬さんがいたので、入手した写真集にサインをしてもらっちゃいました。
何度行っても素敵な空間です。
戻って、KMHの車庫の図面をまとめ、構造事務所にファックスし、電話で説明。
18:15過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00過ぎから小劇場の勉強会。
春になって新しいメンバーも加わり始めた。今後の計画や新しい試みについてブレスト。
21:30過ぎ終了。いつもの基地バーで一杯。23:00前お開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで調整中。今週から乗り込みを再開。ハロン17秒前後を中心とした縦列を主体に、坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。自らハミをバリバリ取って行くほどではなく、コントロールが利く程度の適度な気合乗り。ただ休む以前より体の緩さが目立っていて、道中はもたつき気味です。乗り込んで筋肉を引き締めていく必要があるでしょう。馬体重は467キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧と、ウォーキングマシンで1時間半程度の運動を行っています。休養に入って20日以上が経過したものの、まだふっくらしてきません。疲労は回復したように思えたのですが、芯の疲れが取りきれていなかった様子。全体的に細くなってしまっているので、ハリのある筋肉がつくまで、騎乗再開を待つ予定です。先日の計測で、馬体重は435キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。調教ではまだハミ受けに不安が残るようで、動き自体は良いのですが、どうも左右によれてしまう状態。並行して行っているゲート練習でも、スタートでワンテンポ遅れる癖が改善しません。根気強く練習を続けていくしかないでしょう。リフレッシュを図るため、もう一度休養を挟むことも検討しています。
○ 2008/5/10
8:30前に事務所。今朝は雨がしょぼ降り、寒い。
HMH-Kの月曜日に行う予定の作業の件で、昨晩気がついたことがあり、建設会社に連絡。
土曜日なので連絡がつかないこともあるなと思っていたが、うまく連絡がつき、段取替えが出来たのでホッとする。まだまだ思慮深さが足りないな。やれやれ。
一息つき、メールチェックと日報のアップ。
YGPのスケジュール作成と図面確認。スタッフが置いていった図面のチェック。
TDPのスケッチ。
13:15に事務所を出て、新宿南口の紀伊国屋サザンシアターへ。14:00から劇団1980「ええじゃないか」。(http://gekidan1980.cool.ne.jp/)16:15終演。書店を回って事務所に戻る。
鳥越さんから電話が入っていたので連絡して、地下の書棚についてアドバイス。
18:30過ぎ再び事務所を出て、吉祥寺シアターへ。「第15回ガーディアン・ガーデン演劇フェスティバル in 吉祥寺シアター」のひとつ、東京デスロックの「WALTZ MACBETH」(http://deathlock.specters.net/)。
吉祥寺シアターがオープン以来初めてステージと客席の配置を変えているということで、小劇場の勉強会のメンバーで見に行く。
劇場内を平土間にして、センターにステージを設け、四方を客席が取り囲む形になっている。
19:30開演。坪内逍遥訳の「マクベス」を構成した芝居だった。
21:過ぎ終演。その後演出家と演劇ライターのトークショウがあり22:00前終了。
劇場からの帰り道で解散し、鹿野さんと小池さんと近くの居酒屋へ。
一杯やりながら、あれこれ芝居について話しをして23:30過ぎお開き。
○ 2008/5/11
9:30起きだして、施工法の授業の準備。
17:30前チェ・ミキと大和町を出て、新宿花園神社へ。
唐組「夕坂童子」唐十郎作・演出。(http://homepage3.nifty.com/shibai/)
19:00開演。舞台上に登場して来る役者たちは、それぞれが主役級。次々と主役の変わるシーンが展開され、息つく暇もない。
最近の唐さんの芝居は、唐さんの中にあるものが、時間は関係なく入り乱れて、凄く昔の芝居のモチーフが登場したかと思うと、全く新しいモチーフも現われ、モザイク状態を形成している。
だじゃれ、掛け言葉をこれだけ沢山使って、芝居を展開する自由闊達さに眼を見張る。シェークスピアかルイス・キャロルか。
怒濤の二幕、1時間半だった。
高円寺に戻り、大将3号店で一杯やる。
○ 2008/5/12
8:00に事務所。この2、3日は寒い。
メールチェックと連絡事項いくつか。
施工法の授業の準備。
KMHの車庫の検討が構造事務所からファックスで送られて来て、電話で打合せ。
10:00、スタッフが来たので掃除。
HMH-Kの明日の軽井沢行きの件と、NTHの計画についてスタッフ打ち合わせ。
日報のアップ。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から「建築施工法」の授業。
今日で4回目の授業。段々1時間半のペースが掴めて来たが、ちょっと詰め込み過ぎかもしれないな。
今日もみっちり、16:10のベルで終了。
図書館で朝日新聞5月9日夕刊の、唐組「夕坂童子」の西堂行人さんの劇評をコピー。劇の構造が的確に掴みとられた文章の最後に、「現代演劇という困難な穴を掘り進む」という文章があり、思わず膝を打った。
しばらく図書館で雑誌を読んで、バスで吉祥寺まで出て、恵比寿の東京都写真美術館の「森山大道展」(http://www.syabi.com/details/daido.html)へ。
オープンは明日からだが、今晩は18:00からレセプションと特別鑑賞会。縁あって招待状をある方から頂いた。
18:00過ぎ美術館に着くと、既に沢山の人で、挨拶が始まっていた。
森山大道さんの挨拶は、今年から何年間はどんどん写真集を作っていく、という楽しみな挨拶だった。
1時間程ゆっくり展覧会を見て回る。
2階には昨年出版された写真集「ハワイ」の大判プリントが並ぶ。3枚一組のカラーのとても美しい写真もあった。しかし、森山さんが撮ると、当たり前だが森山さんのハワイになっている。当たり前と言ってしまったが、もちろん簡単なことではない。行ったことはないのだが自分の中にインプットされたハワイとは全く違う。写真のハワイには、哀切さが漂っている。
その撮影時のビデオが上映されているのだが、なんとその音楽はジム・オルークとクレジットがある。先々週見に行った若松監督の「実録・連合赤軍」の音楽もジム・オルークだった。
3階は1960年代からの代表作がずらりと並ぶ。2000年に入ってからの写真には巨匠の雰囲気さえ感じられる。しかし、冒頭の挨拶にあったように、これからどんどん写真集を出していくという表明は、そんなふうに成り上がらず、さらに自分を解体してすこしでも先に行く(けして進歩するという意味ではなく)、という心意気のように感じられた。そして「ハワイ」にはそんな片鱗を感じた。
「夕坂童子」の唐さんや、少し前に見行った横尾忠則さんがそうであったように。
○ 2008/5/13
8:00に事務所。まるで冬に戻ってしまったようだ。ちょっと大げさだが。それくらい寒く感じる。
メールチェックと日報のアップ。
10:30過ぎに事務所を出て、スタッフと軽井沢へ。
12:00前軽井沢着。建設会社の方と落ち合い、車に乗せてもらい、佐久の地方事務所へ。
13:45、HMH-Kの確認申請の事前打合せ。14:30終了。引き続き、軽井沢町役場へ。景観条例や確認申請の提出物の確認。
建設会社に立ち寄り、申請の手伝いをしていただく方に挨拶。その後、既存建物の建つ現地へ。以前レベルを確認するために、建設会社が張った縄があり、増築部分の位置を確認する。
16:30前終了。車で駅まで送ってもらい、16:50の新幹線で帰京。
○ 2008/5/14
8:00に事務所。
雨が降り続き、今日も寒い。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いていった図面をチェック。
10:00前スタッフが来たのでいくつかの打合せ。
昨日佐久の地方事務所で打合せして来たことを構造事務所へ連絡。
NTHのスケッチをして、スタッフに渡す。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。提出まであと2週間。先週今週のエスキスチェックが大事なのだが、先週は捗々しい成果が上がらなかったので、今週は我々とアシスタントが全員のテーブルを回るようにした。その前に、参考にアシスタントの学生のポトフォーリオをプレゼンしてもらう。
15:00過ぎからエスキスチェックをスタート。いくつかまとまれば面白そうな試みもあるが、本人がそれを意識しているか定かではない。ともかくあと2週間なので、こちらも絞り出すようにアドバイスを続ける。19:00過ぎ、ほぼ全員を見終わる。時間はあっという間に経っているが、頭の芯がしびれどっと疲れる。
実習等の中島さんのところへ行って、そろそろ始めようかと思っている、写真の相談。
20:00前に水谷先生と学校を出て、新宿へ。
この春卒業していった学生たち何人かが集まるということなので、ご一緒させてもらう。
西口の居酒屋で、卒業生5人と飲む。一口目のビールがうまい。
皆元気そうに働いている。0:00お開き。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。馬房で熊癖を続ける姿は以前から変わりません。もともと腹袋が大きくて太く映りがちなことを差し引いても、すでにふっくらしてきました。疲れが抜けて元気な様子も、見えない疲労が残っている可能性があります。このまま芯の疲労までしっかり取り除きたい考え。もう少し休養を続けていく予定です。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動を開始しました。乗り出してからの飼い食いも良好。先日の計量では前走からプラス8キロの440キロでした。さすがにハードには鍛えられないものの、課したい調教はすべて消化できています。先週末には4ハロン54秒の追い切りを済ませました。入厩はもう少し先の予定です。
○ 2008/5/15
飲んだ次の朝はやはり辛く、いつもよりゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
TDPの敷地実測図がメールで届いたので、スタッフにCAD化の指示。
YGPの打合せの準備。
13:00前、新しい事務所を探している荒木さん(http://www.t-araki.co.jp/)がみえる。
うちの事務所の不動産屋さんを紹介したので、その不動産屋さんといまいる建物の空いている部屋を見に来たとのこと。
ご近所になるかな。
13:30前に事務所を出て、YGPの打合せに向かう。
14:00からYGPのクライアント打合せ。基本的な平面計画が決まる。15:00前終了。
都庁のパスポート申請窓口に立ち寄り、更新の手続き。新宿梁山泊のブラジル公演に同行するためのビザ申請に、残りの有効期間が足りないので。
16:00終了し、事務所に戻る。
NTHのスケッチ。
19:00前スタッフと事務所を出て、阿佐ヶ谷で建設会社の方と落ち合い、近くの居酒屋へ。
建設会社の方が、オフィスの改修をやった会社の初期の担当者だった方に声をかけてくれて、久しぶりということで飲み会。
多分23:00前にお開き。
○ 2008/5/16
直行で9:00過ぎ、善福寺の鳥越さんのお宅へ。
地下の仕事場のレイアウトのアドバイスと、いくつか改修部分の相談。
10:30過ぎお暇して、バスで荻窪までて、事務所に戻る。
午後はKMHの車庫の図面作業。夕方終了し、確認点を構造事務所にファックス。
途中、スタッフがやっているNTHとYTHの作業の様子を確認。
日報のアップ。
18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から小劇場の勉強会。
武蔵野大学の4年生二人が、卒業研究で市街劇や映画に見られる空間をテーマにしようとしているので、今晩は計画を発表してもらい、皆のアドバイスを受けた。
21:30終了。基地バーで一杯やって、22:30お開き。
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先週よりは改善したものの、まだ緩さが残る状態。セールスポイントである身体能力(柔軟性)を活かした走りが見られるまでは、もう少し時間が必要でしょう。それでも行く気は適度にあるので、併走調教を取り入れて負荷をかけていく中で良くなってくるはずです。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンで1時間半程度の運動を行っています。状態はあまり変わらず、なかなか体に張りが出てきません。ウォーキングマシンに入れる際も仕方なく連れられてといった状況で、扱いやすいのは助かるもののもっと元気が出てきて欲しいものです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。もともと飼い食いが良いとはいえませんでしたが、ここにきて稽古のストレスなのか飼い葉をだいぶ残すように。半分程度しか食べられません。牧場滞在時からこの状況ではトレセンの環境にはとても耐えられないでしょう。5、6月の早期入厩はあきらめ、近日中に休養に入れる予定。体の回復を促すとともに、体質や精神面を強くする必要があります。
○ 2008/5/17
9:00前に事務所。
昨晩ニュースで、中国も大変だが、ミヤンマー・ビルマももっと大変な状況になっていることを知る。
メールチェックと返信いくつか。日報のアップ。
昨晩勉強会で卒業研究の発表をした学生に、資料等の情報をメールで送信。
進行中もプロジェクトのスケッチ。
17:00過ぎ事務所を出て、新宿へ。タワーレコードに寄ったりして、紀伊国屋ホールへ。
19:00から新宿梁山泊「リュウの歌」コビヤマ洋一・作、李潤澤・演出。
21:00終演。近くの三平酒寮の「はやしや」へ。凄い名前だ。
劇団関係者、劇団員とお疲れの一杯。
23:00過ぎお開き。
○ 2008/5/18
大和町で午前中、NTHとYTHの図面チェックとスケッチ。
ひつ前に高円寺に買い物に出る。
今日は半袖とバミューダパンツ(っていうのか)で充分の陽気。
午後もスケッチしたり競馬中継を見たり、バリカンを当てたりで一日大和町。
○ 2008/5/19
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
早く来たスタッフと9:00からYTHの図面打合せ。
日報のアップ。
10:00事務所の掃除のあと、NTHのスタッフ打ち合わせ。
途中連絡事項いくつか。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
実習棟の準備室に寄って、中島さんにお願いしておいたプリントを受け取り、教室まで同行頂きDVD操作の確認。
14:40から「建築施工法」の授業。中国からの留学生が何人かいるが、四川の人はいるか聞いてみたら、一人が手を挙げた。家族と連絡は取れたのか聞いてみたら、とれているとのこと。心配だろうが良かった。
先週話したRC造について映像で復習。
16:00前終了。吉祥寺に出て事務所に戻る。
KMHの車庫について構造事務所と電話で打合せ。
先週ドストエフスキーの「白痴」を読了。しばらく続けていたドストエフスキーから離れ、小説以外のものを読もうと思っていたが、先日「実録・連合赤軍」若松孝二監督を見て、ちょっと前から気になっていた絶版の「食卓のない家」円地文子作・新潮文庫がネット古書店で手に入ったので、これだけは読んでしまおうと、先週末から読み始めた。
ドストエフスキーの翻訳のあとということもあるが、日本語が新鮮だ。円地文子の日本語表現の馥郁たること。1979年に書かれているから、まだそれから30年しか経ってないのに、なんと日本語は貧相になってしまったのだろう。
ネット検索したら、映画もあった。監督・小林正樹、音楽・武満徹、美術・戸田重昌、なんと言うメンバーだ。(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD17636/)
馬主会の桐山経由で、ラフィアンターフマンクラブ(http://www.ruffian.co.jp)からの、アルデュールのゴール前の写真が届く。
○ 2008/5/20
昨晩から嵐が続いている。
合羽を着て自転車で事務所まで来たが、風で合羽がめくられたり、顔面は吹き付ける雨でびしょびしょ。だが、なんだか楽しい。低学年の小学生たちも合羽を着て傘をさして歩いているが、嬉しそうだ。
こんな時、レーシックをして眼鏡をかけなくて良くなったことのありがたさを感じる。
8:00に事務所。
メールチェクと日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや作業。
バラバラいろんなことを平行して行なっていたので、なんだか訳が分からなくなって来たので、図書館に揃ったリクエストの本とCDをピックアップに自転車で。
帰って来てからは集中でき、いくつか面白い方向性が見えて来た。
3歳馬。両馬とも楽しみな報告だ。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。休養に入ってまだ2週間程度しか経っていませんが、すでにリフレッシュできている様子。うるさいところも見せず、放牧すると嬉しそうに掛けだしていきますし、集牧の際も疲れを見せません。北海道開催での復帰を視野に入れており、早ければ来週中にも調教を始めるかもしれません。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。週に1度のペースで追い切りを行っており、気合乗りが良く、前に馬を置いても乗りかかりそうな勢い。抑えるのが大変なほどで、手綱は引っ張ったきりです。飼い食いも良く、先週より7キロ増えて447キロになりました。しかし、いま入厩させても来週から2場開催になる影響もあって当分芝1200mには出走できない見込みです。もう数週間程度は現地で乗り込んでいきます。
○ 2008/5/21
8:00に事務所。
気持ちのよい天気だ。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いていったNTHとYTHの図面チェックとスケッチ。
10:00スタッフが来たので、それぞれのチェックとスケッチのスタッフ打ち合わせ。
TDPのスケッチ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から、空間造形3の第1課題の最後のエスキスチェック。
ここまで来てやっと平面図らしきものが出始めたが、あと一週間で提出。ともかく提出まで集中して、提出物を作成して欲しい。
すべてのエスキスチェックが終了したのは20:00頃。
事務所へ、急ぎの連絡がないか確認したら、HMH-Kのボーリング調査でなかなか支持地盤が出て来ない、という報告があったので、構造事務所に連絡をする。
8:30、水谷先生と学校を出て、三鷹の居酒屋へ。
あとから、伊藤先生とアシスタントも合流。
0:00過ぎにお開き。
○ 2008/5/22
7:00過ぎ、昨日のボーリング調査の件で、建設会社の担当者に連絡。
8:00に事務所。
今朝も気持ちのよい天気だ。
再び、ボーリング件で、建設会社と調査会社と連絡を取り合う。
メールチェックと日報のアップ。
YTHの図面をチェックして、スタッフ打合せ。
NTHのスタッフ打合せとHMH-Kのボーリングの状況をスタッフに説明。
6月に梁山泊のブラジル公演の一部に同行するので、ビザ申請のための写真を撮りに駅前のカメラ店へ。写真ができるまで、銀行へ行って振込。
ボーリング調査について、午前中に構造事務所と連絡をとり、午後一で調査会社と話してもらい、一応の方針が立ち一安心。
13:50事務所を出て早稲田大学へ。大隈講堂隣の大隈タワーの4階の教室で、「夜を賭けて」について梁山泊の座長で監督の金守珍さんが特別講義をするので、聞きにいく。
14:40から、映画の一部を見て、何故この映画を撮ったのかということや、在日韓国朝鮮人のことなどについて話す。
授業名は最後までわからなかったが、どうやらアジア関係の授業でこのような話しになっているようだ。
小劇場の勉強会のメーリングリストで流したので、メンバーの鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が来てくれていた。
16:10授業終了。金さんや小田川先生に挨拶をして、鹿野さんと演劇博物館へ。
演劇博物館企画の「維新派という現象」を見いく。
ざっと演劇博物館内を見ていたら、17:00で閉館になったので、早稲田から電車に乗って、高田馬場で鹿野さんと別れ、事務所に戻る。
KMHの車庫の指示図が構造事務所から来たので、図面化と模型作成のスタッフ打合せ。
その他こまごまとしたこと。
○ 2008/5/23
8:00に事務所。
昨日から何となく蒸し暑く感じる。
メールチェックと日報のアップ。
8:40事務所を出て都庁へ。ブラジル行きのビザのために取り直したパスポートをとりに行く。
9:40事務所に戻る。
KMHの車庫の図面チェックとNTHのスケッチ。
10:00スタッフに図面チェックの指示を出し、模型作りを始めてもらう。
引く続きNTHのスケッチとビザ用書類の作成と、KNH-Hの電気についての連絡事項。
12:00に新宿梁山泊の三浦さんが、ブラジルビザ用の書類をピックアップに来てくれる。
14:00前、NTHのスタッフ打合せ。
TDPの図面作業とスケッチ。
18:00前事務所を出て、渋谷へ。
古書店に寄ってから、シアターワークショップの事務所へ。
今晩の小劇場の勉強会は、武蔵野大学の4年生の一人が、卒業研究で寺山修司と市街劇を取り上げるので、ヴィデオ資料を皆で見ようと、機材のあるシアターワークショップをお借りする。
19:00から寺山修司・天井桟敷のTV番組のビデオを見ようとしたが、ヴィデオデッキが調子悪く、違うデッキで見ようとするも、取り出せなくなってしまう。
やもなく、もう一本の「演劇実験室『天井桟敷』ヴィデオ・アンソロジー」に切り替える。
こちらは、140分のヴィデオで、見始めたのが19:30過ぎからなので、1978年の晴海の見本市会場の「奴婢訓」まで見て、21:00過ぎに終了。
その後、4年生の研究計画等を元にブレスト。
しかし、改めて見直してみると、寺山修司・天井桟敷は凄い密度で活動をしている。来週はデッキに閉じ込められたヴィデオを見ることにして、22:00前終了。
見ようとしてしていたヴィデオが取り出せなくなる。なんだか天井桟敷的ではないか。
学生は帰って、残ったメンバーで渋谷で一杯。0:00頃お開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ウォーキングマシンでの運動後に前脚の出が若干コツコツするように。左前を気にするような歩き方で、蹄がすり減って敏感になっていることからきているものと思われます。いまのところ稽古を休ませるほどではありません。馬体重は468キロと前回とあまり変わりませんが、少しずつ体が引き締まってきた印象を受けます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。いまはぼんやりとして調教時の面影がありません。まるで借りてきた猫のような大人しさです。先日計量した馬体重は450キロ。体はいくらかふっくらしてきました。疲労が解消しつつあるようです。もう少し様子を見て、問題ないようならば、昼夜放牧への切り替えを検討します。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和に滞在中。まだ全体的に物足りない状態。デビューを急がず、もう少しじっくり造っていった方が良いでしょう。早期入厩をあきらめ中間より昼夜放牧に入りました。まずは芯から疲れを取ってリフレッシュを図ります。走り自体は悪くなかったので、心身ともに強くなれば変わってくるはずです。
○ 2008/5/24
9:00に事務所。
メールチェックや雑務。日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチや確認。
施工法の授業の準備も。
夜、DVDに録画してある「田園に死す」寺山修司監督を途中まで見る。
イメージが展開されていく様は、圧倒的だ。辺境のモチーフを使いながら、神話を紡ぎだそうとしてたのではないか。
○ 2008/5/25
昨日夕方から降り始めた雨が降り続く。
昼過ぎ、雨が上がる。
一日大和町で、YTHとTDPのスケッチと、施工法の授業の準備。
午後阿佐ヶ谷まで夕飯用の買い物に出る。
夕方から、陽が差して来て気持がよい。ちあきなおみのCDをかけ一杯やりながらのスケッチ。至福の時。これだから設計はやめられない。
○ 2008/5/26
今朝はさわやかな天気だ。
8:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
YTHのクライアントからのメールを見て、検討。
昨日のスケッチをブラッシュアップ。
10:00スタッフが来たので、掃除をして、各プロジェクトのスタッフ打合せ。
13:00、6月10日からオープンデスクに来る、ものつくり大学の鈴木君が来所。
事務所を案内し、やってもらうことを話し、スタッフへ引き継ぐ。
13:45過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。14:40から建築施工法の授業。
16:00前終了し、吉祥寺まで出て、事務所に戻る。
スタッフと朝打ち合わせたことの作業の様子を確認。
メールにて連絡事項いくつか。
TDPのスケッチ。
○ 2008/5/27
今朝は湿度もなく、ほんとうに気持のよい天気だ。
いつもより30分早く目が覚めてしまったので、7:30に事務所。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
スタッフが置いていったNTHとKMHの車庫の図面チェックをして、TDPの図面作業。
10:00前スタッフに指示。10:00建設会社が来所。いくつかのヒアリング。
10:30終了。そのままNTHのスタッフ打合せ。
引き続き、TDPの図面作業。
14:40過ぎ事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
今日は閉館日だが、尾仲さんがプリントを行なっているので、写真を拝見して譲って頂くため15:00にお邪魔する。
暑いのでお茶かな、と思ったが、やはりビールでしょと、一応両方買って行く。
やはりビールを飲みながら、いろいろ話しを伺い、昔の写真から拝見する。
既に入手困難な写真集を、プリントで見ることの贅沢なこと。
迷うが、そのなかから選ぶ。写真にサインをして頂くので、後日受け取りにくることにする。
しばらく話しをして、16:30前お暇し、事務所に戻る。
帰って来て、手元にある写真集を見直す。プリントを間近に見た後に写真集を見ると、ずいぶん印象が違う。あこれがアウラということか。
再び、TDPの図面作業。
途中、18:00KMHのクライアントご夫妻来所。車庫の打合せ。模型と図面で打合せ。19:00前終了。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
ビッグレッドファーム明和に滞在中。まとまった休養を与えるのが久しぶりです。昼夜放牧ができる最適の季節でもあり、今週中に乗り出す計画を見送り、もう少しゆっくりさせることになりました。6月半ば過ぎから始まる北海道開催中の復帰というプランは変わりません。タイミングを見計らって乗り出します。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1本の運動をしています。単走にもかかわらず、すごい行きっぷりで抑えられないほど。先行した同厩のコスモスートラを追いかけ、終盤で併せた先日の追い切りでは4ハロン52秒をマークしました。うれしいことに馬体も充実しています。先日の計量では、前走の福島からプラス20キロの452キロでした。
頑張れ、マシェリ。
○ 2008/5/28
いつもより早く7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行ったNTHの図面チェック。YTHの夜中にしたメモ書きの、資料確認。
TDPの図面作業の続きを始めて、8:30過ぎ日報をアップしてないのに気付き、アップ。
引き続きTDPの図面作業。
間にNTHのスタッフ打合せ。
鳥越さんの書棚について連絡。
KMHの車庫打合せの結果とその先の作業について、構造事務所に連絡とファックス。
11:15事務所を出て、武蔵野大学へ。
食堂で昼をとってから、製図室へ。
空間造形3の第1課題の模型と図面が製図板の上に並んでいる。ざっと全体を見まわる。
13:00から講評会開始。一人4分の発表を3人一組で行ない、その後質問や講評を行なう。40人の発表なので、途中休憩を2買い入れて、すべて終了したのが21:00。
全身疲労感。
先週の状況では一体どうなるかと心配だったが、学生たちはいつも最後は結構頑張る。とりあえず形にはなっている。
しかしここから先を詰めて行くと面白くなるのに、もったいない。不完全燃焼だ。
講評の最後に各先生方とTAがその辺りを指摘する。
ともかく、お疲れさまでした。
21:30前、TA二人と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。追って、学生たち、伊藤先生、中島さんと山田さんも加わり、打ち上げ。
席を移動しながら、ダメだし。最後はいろんな話しで盛り上がり、学生たちは店の前で話し続けていたが、0:30前伊藤先生と中島さんと帰路につく。
○ 2008/5/29
雨が降っている。
いつもよりゆっくり起きるが、昨日の疲れがとれない。
9:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
TDPの図面作成。
昼過ぎから少し調子が出て来るが、やはり体がだるい。
恐るべし講評会。
18:00前に事務所を出て、渋谷のシアターワークショップの事務所へ向かう。
今晩も先週時間切れになってしまった、「演劇実験室『天井桟敷』・ヴィデオアンソロジー」を見る。勉強会のメンバーの一人の武蔵野大学の4年生が、卒業研究で市街劇・ノックをテーマにしてるので。
「演劇実験室『天井桟敷』・ヴィデオアンソロジー」の残り部分40分くらいを見終わって、少し話しをした後、引き続きETV特集の寺山修司についての番組の録画を見る。
この番組はあまりにもステロタイプな組み立てだったので、見終わって見ると、先週話していた都市や政治に絡めた切り口で研究を進めるのは、いかがなものかと思わせられる程、反面教師的な番組だった。
今晩は外に行かず、一品持ち寄りで、シアターワークショップのミーティングスペースで、というようにしていたので、一杯やりながら、いくつかの可能性をブレスト。まあ話しはあちこちに跳ぶのですが。
23:00前終了。
しかし、芝居のヴィデオは、一人で見ていると飽きてしまったり、これを見ている自分は何、っていうように感じてしまうが、何人かで見ると感じ方が違うのを体験でき、思わぬ収穫。
昔の芝居のヴィデオを見る会を、勉強会でも時々やって行ければよいな。
○ 2008/5/30
8:00前に事務所。寒い。霧雨。
メールチェックとメール連絡事項いくつか。
日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
TDPの打合せの準備。
10:30事務所を出て、鳥越さんのお宅へ。地下の書棚の打合せ。今回は、桃井第三小学校・荻窪中学の同級生で、西荻窪で松岡工房(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)を営んでいる、松岡さんに製作をお願いした。
11:00に鳥越さんの家に到着。松岡さんは既に見えていた。ほんとうに久しぶりだ。挨拶して、早速打ち合わせ。
全体の計画確認をして、棚の材料の確認、詳細寸法を確認して、12:00前にお先にお暇する。
事務所に戻り、YTHの簡単なスタッフ打合せ。
14:00前に再び事務所を出て、TDPのクライアント宅へ。
15:00から打合せ。17:00前終了。事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
明日のYTHのクライアント打合せの資料の確認をスタッフと行なう。
2歳馬
3歳馬のマシェリにしても、やっと身が入るようになって来た。やはり2歳馬は、もちろん、まだまだ幼いのだな。
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。先週の一時期から左前脚をかばう素振りを見せています。蹄ではなく、筋肉などに痛みがあるのかもしれません。乗り込みが軌道に乗り始めたばかりですが、悪化する可能性も否定できないことから、ここで一息入れて経過を観察します。来場した西園師には、入厩が先になる旨を伝えました。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
真歌トレーニングパークに滞在中。パドック放牧とウォーキングマシンでの運動を行っています。穏やかな目つきで放牧地を歩き回る日々。疲労が取れてだいぶリフレッシュできている様子です。馬体も肉が付いて張りが出てきました。放牧地の準備が整い、来週から昼夜放牧を開始できます。これでさらにふっくらしてほしいものです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。放牧地での動きは軽快です。あとは、走りに力強さが感じられるようになってほしいもの。そのためにはこの休養を機に、全体的にもう一段階ステップアップが求められます。まだ疲れが完全に抜けないようで、飼い食いが回復しません。体質も強化する必要があるでしょう。
○ 2008/5/31
9:00前に事務所。雨が降り寒い。梅雨入りか。
メールチェックとメール連絡事項いくつか。
日報のアップ。
しばらくほったらかしにしていた、スズナリの実測図の作業を行う。
昼前、とりあえずフィニッシュ。
午後は夕方のYTHの打合せ資料の確認。
スタッフが置いて行った、NTHの図面と模型のチェック。
昨日から後何ページになっている、「食卓のない家」円地文子著(新潮文庫)を一気に読了。
終盤、先日電車の中で読んでいて、ある場面で不覚にも涙が出そうになった。人間の描き方の深さと、そこから時代・社会を見る力が素晴しい。敬愛するヒラカワブログ(http://plaza.rakuten.co.jp/hirakawadesu/)の5月26日に「小津を見て思う。日本人は、何十年もかけて、もっとも貴重なものをつまらない繁栄と交換してきたものだ。」とあった。
小津安二郎の最後の映画「秋刀魚の味」が1962年。「食卓のない家」が書かれたのが1979年。この頃から「もっとも貴重なものをつまらない繁栄」との交換が始まって、あっという間の30年なのだろうか。
17:00過ぎ、YTHのクライアントご夫妻が来所。
実施設計の途中確認と、中高層条例について説明。
19:30前終了。
夜テレビで「トップセールス」(http://www.nhk.or.jp/dodra/topsales/)を見る。
8回連続だが、途中から見始めた。この話しも1974年がドラマのスタートだった。今晩は最終回だが、この何十年かはさっとなぞられるだけだった。
このドラマを見て思い出すドラマに「男たちの旅路」(http://www.nhk.or.jp/archives/archives-catalogue/pglist/pglist_1975-79.html)がある。調べてみたら、こちらは1976年から始まり、1982年に最後のシリーズが終わっている。
小劇場の勉強会で先日、寺山修司の天井桟敷を見直したが、やはり70年代の後半からその過激さを失い、マニエリスティックになって行く。
大きな時代性を、いま感じる。
○ 2008/6/1
午前中、施工法の授業の準備。
昼過ぎ、夕食の材料を買いに高円寺へ。
天気がよく、商店街は人で一杯。
ダービーを見る。
マイネルチャールズを応援したが、4着。残念。
書架から寺山修司関連の資料を取り出して来てパラパラ見る。
明日からは、先日買った「寺山修司と生きて」田中未知著(新書館)を読んでみよう。
夕方から、ゆっくり夕食の準備をする。
○ 2008/6/2
8:00過ぎに事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
施工法の準備と、YTHの段取確認。
10:00スタッフが来たので、掃除して、NTH、YTH、TDPのそれぞれスタッフ打合せ。
日報のアップ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から「建築施工法」の授業。16:00終了。事務所に戻る。
OZONEの店舗のコンペの要項を読む。
NTH、YTHの確認事項。
空間造形3の水曜日の事例調査発表のおまけの準備で、吉阪先生の大学セミナーハウスの資料をデータ化する。
○ 2008/6/3
梅雨入りだそうだ。霧雨。
8:00過ぎに事務所。
メールチェック。既に来て作業していたスタッフに、今日の打ち合わせでの追加指示を伝える。
スタッフが置いて行った図面や写真をチェック。
日報のアップ。
YGPのエスキス。
10:40事務所を出て、六本木へ。11:30から構造事務所でYTHの打合せ。12:45終了。
昼をとり、歩いて全日空ホテルへ。13:45からホテルの喫茶店でNTHのクライアント打合せ。
15:30前終了。事務所への帰り道、新宿御苑駅で途中下車して、取り置きしておいてもらった写真集をピックアップしに蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)へ。近くのPLACE M(http://www.placem.com/)にも立ち寄る。
事務所に戻り、連絡事項いくつか。
17:30に建設会社来所。YTHの詳細打合せ。
19:30前終了。
○ 2008/6/4
雨も必要なのだろうが、雨が降っていないだけでも、気持よく感じる。
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
YTHの階段取り付け方法のスケッチをスタッフに指示。
NTHの基礎確認事項を構造事務所にファックス。
スタッフが置いて行った、KMHの車庫の図面をチェックし、スタッフに指示。
YGPの図面確認とNTHのスケッチ。
鼻がムズムズして、くしゃみが出て、困る。時々こんな症状がでる。なんだろう。
午後になって、陽が差して来て、少し暖かくなって来た。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から空間造形3の授業。
後半の美術館の課題説明と、事例調査の発表。
学生たちの発表の前に、TAの人たちの、ポトフォーリオと課題エスキスのプレゼンをしてもらう。なかなか充実した発表だった。
その後、学生たちの発表。前半の課題で、事例調査の意味をあれほど話したのに、それらが活かされておらず、単なるこんな美術館があります、という発表が続き、先生たちも業を煮やし、途中で注意が出る。
最後に先生方のアドバイスがあって、19:00終了。コピペして来た説明を読むのがほとんどの発表に、結構疲れる。
終了後、水谷先生の研究室で、水谷、伊藤先生と第1課題の選抜を行なう。22:30終了。
水谷先生は明日から台湾行きなので、今日はそのまま解散。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークに滞在中。週末から昼夜放牧に移行しました。10時半頃から放牧を始め、翌朝の5時半頃に集牧されています。普段は柔らかい歩様の馬ですがゴツゴツ感が目立つ状態。秋目標に切り換えてじっくり休ませます。この機会に体も一回り大きくなって欲しいもの。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。昼夜放牧に移行した直後、脚を滑らせ、ヘッドスライディングのような格好で転倒するアクシデントがありました。右臀部付近の皮が15センチほどに渡ってめくれ、その部分を気にしています。サンシャインパドックが併設された厩舎だけの管理に切り替えました。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。軽量ゆえに軽快ですが、パワーからくるような軽さがいまひとつ足りません。早期入厩を見送り、青草をたっぷり摂取させて成長を促しています。母や姉の体格を考えるとそれほど大きくならないでしょうが、現在の昼夜放牧で進境を見せて欲しいもの。
3歳馬
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間も坂路1本のメニューながら毎日4ハロン60〜63秒のペースのキャンターで駆け上がり、2度の追い切りもこなしました。仕上ってきたことでチャカつくようになっており、調教帰りの馬道ではもう少し落ち着いて欲しいほどの元気があります。攻めていても飼い食いは良好。6日(金)に美浦のトレセンに入厩する予定で、福島か函館開幕週の出走を目指します。
○ 2008/6/5
8:00前に事務所。
今朝もどうにか雨は持ちこたえている。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行ったKMHの車庫の図面と、YTHの図面のチェック。
日報のアップ。
YGPの打合せ準備。
10:00スタッフが来たので、指示や打合せ。
YTHの階段詳細検討。
13:30過ぎ事務所を出て、構造事務所へ。
14:00からYGPの構造打合せ。15:00終了、事務所に戻る。
雨が降り出して来た。
引き続き、YTHの階段詳細検討。
OZONEのコンペのスケッチ。締め切りが7月はじめで、19日から29日までブラジルだから出来るのか分からないが、そういう状態でいろいろ考えるのは、結構楽しい。
○ 2008/6/6
8:00前事務所。今朝は青空が見えている。暑くなるらしい。
メールチェックと日報のアップ小劇場の勉強会の資料準備。
YGP、昨日打ち合わせた構造事務所の案を検討。
9:40過ぎ事務所を出て、OZONEへ。
10:30からコンペのクライアントへの合同質疑会。
12:00過ぎに終了。終って振り返ってみたら沢山の人が来ていた。明日もあるのだから、いったい何人の人が参加するのだろう。
会場に荒木さんを発見。今度阿佐ヶ谷に事務所を移転することをブログ(http://t-araki.blog.drecom.jp/archive/942)で知ったので、新宿駅まで歩きながら話しをする。
駅で別れ、ジュンク堂を探索して、事務所に戻る。
梅雨の合間の晴れ。初夏を感じる。
連絡や雑務、確認事項いくつか。
コンペとYGPの資料探し。18:30前事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00から3週間ぶりに、吉祥寺シアターカフェで小劇場の勉強会。21:00過ぎ終了。
いつもの基地バーへ移って、一杯やって、22:30過ぎお開き。
○ 2008/6/7
8:00過ぎに事務所。
メールチェック。
スタッフが置いていったYTHの図面をチェックし、少し手直しし、構造事務所へメールする。
施工法の授業の準備。
12:30過ぎに事務所を出て、INAX銀座のセミナールームへ。
13:30から、菊竹清訓さんの講演会、「か・かた・かたち論」。有名な方法論の話しから始まり、様々なエピソード交え、方法論の大切さを話す。最近「代謝建築論」が復刻された。この本が書かれたのが1968年。なんだか最近この前後の時代のことに、触れることが多い。やはり転機だったのだろうし、いま再び転機が訪れようとして、この時代の考えに皆が注目し始めているしているのかもしれない。5、60人のセミナールームは一杯だった。
1928年生まれ。80才、お元気だ。15:00終了の予定が、16:00前終了。
事務所まで戻り、自転車でギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
17:00過ぎ事務所に戻り、メールチェックや連絡事項。
午前中作った施工法の資料を、武蔵野大学の中島さんにメール。
日報のアップ。
○ 2008/6/8
8:30起きだし、施工法の授業の準備。
昨晩は調子に乗ってちょっと飲み過ぎたようで、テーブルでしばらく寝ていた、とチェ・ミキに言われ何となく思い出す。
昼前に高円寺まで買い物に。
午後は夕食の準備をしながら、YTHの連絡事項、引き続き施工法の準備と、テーブルまわりの片付け。
競馬中継で安田記念。ウオッカ圧倒的な強さ。ちょっと感動する。
ひとつずつ来上がり、夕方にはテーブルが大皿居酒屋状態。もう一品を考えていたが、やめて、ちあきなおみを聞きながらビール。
○ 2008/6/9
8:00前事務所。蒸し蒸しする。
施工法のレポート課題のプリントと今日の授業の資料の準備。
YTHの確認事項と連絡。HMH-Kのクライアント連絡。
10:00、掃除終了後スタッフへの指示や連絡事項諸々。日報のアップ。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から建築施工法の授業。レポートの課題と今後のスケジュールを話して16:10終了。
その後3号館にある、新しい中高の校舎の現場事務所に伺い、所長と、30日にお願いする、現場見学の打合せ。
その脚で、実習棟の中島さんのところに伺い、30日の段取についてのお願い。
吉祥寺を経由して、事務所に戻る。
学校にいるときは晴れて蒸し暑かったが、電車に乗ったらにわかに空が真っ暗になって来た。
阿佐ヶ谷に降りると同時に、雷雨。
駅近くの書店で雨宿りして、少し落ち着いたところで、事務所に戻る。
YTHとHMH-Kの構造事務所と連絡事項。
19:00から、OZONEのコンペについてスタッフ全員と打合せ。
敷地の法的な条件の追加事項がまだ送られて来ず、提出前の10日間はブラジルなので、検討する時間が日々減っていくのだが、明日からものつくり大学のインターンシップの学生も来るので、少しずつ進めてみることにする。
20:00終了。
○ 2008/6/10
昨日学校から帰ってくる頃から、気になっていた左親指が、寝ているときから少しずつ痛みだし、朝起きたら結構いたい。良く見ると、腫れている様子。どこかにぶつけたと言う記憶はないのだが。チェ・ミキは痛風では、と不吉なことを言う。
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
9:00前にスタッフが来たので、YTHの打合せ。
9:30過ぎ終了。ものつくり大学のインターンシップの学生が来所。
昨年右足指骨折でお世話になった近くの整形外科へ。一応レントゲンを撮ったが、診断は痛風発作。とほほ。
採血し、薬と湿布を処方してもらい、薬局に寄って事務所に戻る。
まわりに何人もいるが、仲間入り。
日報のアップ。
YGPの仕様と詳細の検討。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。休養馬専用の厩舎から育成の棟に移した先週、坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。すでに15−15ができる段階までステップアップしています。いまのところは札幌開催での復帰が有力。スタッフは「仕上げすぎに気をつけたい。もうしばらくはいまのペースを続ける予定。実際は大きくなっていないかもしれないが、以前より馬体を大きく見せる。子供っぽい面が薄れている」と話していました。
○ 2008/6/11
8:00過ぎ事務所。
痛風発作は冷やして、昨日の昼食と夕食後、薬を飲んだらちょっと違和感がある程度になった。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
YGPのスケッチとスタッフが置いていったコンペの資料を確認。
10:00スタッフが来たので、指示事項。
コンペのスケッチ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の第2課題の授業。
初めてのエスキスチェックだが、担当15人のうち、模型やスケッチを持参した学生は5人程。
自分で設計をすすめられる学生とそうでない学生の差がはっきりして来た。
18:00過ぎ終了。
19:00過ぎから水谷先生の研究室で4年生の調査のブレストをやるというので、参加させてもらう。
都市環境の授業の調査のために撮影して来たビデオを、軽く一杯やりながらみる。
21:30過ぎおおむね終了し、22:00前にお先に失礼し、研究室を出る。
3歳馬
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、中2、3日でしっかり追い切りがかけられます。しかも、3〜4月に滞在していた頃と違い、いまは攻めを強化しても食欲が落ちません。一本調子な感はあるものの、動きに勢いもあって好感が持てます。先日の計量では448キロ。他馬との入れ替えの関係で入厩が少し遅れ、きょう11日(水)、美浦の畠山重則厩舎に入厩しました。
○ 2008/6/12
8:00に事務所。雨、風が吹く。合羽に自転車で。
メールチェックの後、スタッフが置いていった資料をチェック。
10:00前、事務所に来たスタッフごとに、チェック項目を指示。
途中、YTHのクライアントと連絡事項。
スタッフとも打合せが11:00過ぎに終わったので、整形外科へ血液検査の結果を聞きにいく。
尿酸値が7.9と高い。ともかく食事や酒に気をつけてみることにする。同時に、19日からブラジルなので、念のためその間の薬を処方してもらう。
午後、日報のアップ。
コンペのスケッチとYGPの図面チェックをスタッフとやり取りしながら進める。
○ 2008/6/13
7:30事務所。今朝は雲ひとつなく、湿度も低く、爽やかな朝だ。
メールチェックと連絡事項。
日報をアップして、スタッフが置いていった図面をチェック。
スタッフが来たところで、それぞれのプロジェクトについて、スタッフ打合せ。
途中銀行や郵便局や、昨日処方してもらった薬をもらいにいく。
午後一で、OZONEのコンペの敷地と、現在のお店を見に行く。
帰りに、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)に寄って、今日からの写真展を見る。
ギャラリー街道のショップ「由古堂」で長新太さんの本を入手。良い本だ。
事務所に戻り、コンペ敷地で考えたことをスタッフに話す。
YTHの検討事項。
3歳馬
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。11日に入厩し、翌日から馬場入りを開始。前回同様、ふっくらとした状態で鉾田から入厩してきました。担当の厩務員は「以前の萎んだようなイメージがまったくない。前回の帰厩時よりもさらにいい雰囲気」と笑顔を見せていました。函館か福島の芝1200m戦で復帰する予定ですが、どちらになるかは検討中です。
良い感じだぞ、マシェリ。
○ 2008/6/14
8:00過ぎ事務所。薄曇りだが、気持がよい。
メールチェク。
8:45分頃、かすかに地震を感じる。
ラジオで岩手で強い地震があったことを速報している。
日報のアップ。
コンペのスケッチ。
11:00新宿梁山泊の三浦さんが来所。ブラジル行きのビザや書類を持って来てくれる。
12:30過ぎ事務所を出て、目黒のギャラリーコスモスへ。
「ビオニール・プラハ 鈴木豊写真展」。鈴木豊さん(http://www.suzfoto.com/)はガウディの建築等を特別な撮影の方法で撮ってらっしゃる写真家だ。
以前多摩川園に事務所を構えていた時、同じ建物にいらしたことで、知り合いになった。
今回は、ビオニールというカメラで、10年くらいの間に何度か行かれて撮影した写真の展覧会だ。
並べられた写真を順番に見ていくと、ストーリーがあり、最後の方ではグッと来る。プラハの町に人格があるようだ。
ビールを飲みながら観ると良いとビールを頂く。第三のビールだったのでちょっとホッとする。
プラハは世界でビールの消費量が一番の都市だとのこと。
しばらく話しをして、14:30過ぎにお暇する。
帰りに新宿のヨドバシカメラに寄り、リコーGRデジタルを購入。今はメモリーのカードも安くなったのだな。
4GBのカードにする。これでブラジル行き10日間は充分だ。
16:00過ぎ事務所に戻り、連絡事項。
コンペのスケッチを続ける。
○ 2008/6/15
進行中のプロジェクトに、思わぬ見落としがあることに気付き、7:00過ぎに目が覚める。
そのまま起きて、YTHの図面チェック。
8:30から涼しいうちにやってしまおうと、伸び始めて収拾がつかなくなって来た、ジャスミンと定家葛の剪定。
ゴミ袋二つ分を刈り取ると、ずいぶんすっきりした。9:30終了。
シャワーを浴びて、再びYTHの図面チェックとコンペのスケッチとコンセプト作り。
朝早くから動いたので、11:00頃になったら腹が減って来た。
撮りためた映画をDVDに移す。
阿佐ヶ谷まで夕食の買い物に。
午後もコンペのスケッチや、昨日買って来たカメラのセッティング。
バリカンを当て、夕方から夕食の準備。
夜見た、NHKの「新日曜美術館」の三輪田米山(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2008/0615/index.html)。
初めて知った。驚く。
○ 2008/6/16
今週はブラジルへ出発するので、6:00に起きて、7:00前事務所。
メールチェックとスタッフが置いていった図面のチェック。
昨日の朝、気付いたことの確認。
ブラジルでの「エビ大王」の資料を確認。
日報のアップ。
YTH のスタッフ打合せ。
10:00掃除を終えて、連絡事項をいくつかして、コンペのスタッフ打合せ。
11:00過ぎ、建設会社がKMHの車庫の見積りを持って来てくれる。
再びコンペ打合せ。
再度、YTHの打合せと審査機関への確認の問い合わせ。
13:50前、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から16:10まで建築施工法の授業。
阿佐ヶ谷駅で成田エクスプレスの指定特急券を買って、17:30事務所に戻る。
連絡事項いくつか。再度YTHのスタッフ打合せを続ける。
今日、新宿梁山泊の先発隊は、ブラジルへ出発した。明日は本隊が出発する。
19日に出発なので、なんだか気忙しい。
○ 2008/6/17
今朝も7:00に事務所。
メールチェック。今日の打ち合わせの準備。
スタッフが置いていった、コンペの図面と模型をチェック。日報のアップ。
9:20事務所を出て、HMH-Kのクライアント宅へ。
いくつかの問題点があり、説明して、今後の対応を確認。
11:30終了。事務所に戻る。
YTHの打合せ。
明後日からブラジルなので、銀行に行ったり、雑務。
南阿佐ヶ谷の郵便局の前で、武蔵野大学の今年の卒業生から声をかけられる。営業とのこと。
事務所の場所を教え、一年前の卒業生がいるので訪ねてみるように話し、書店へ寄って事務所に戻る。
事務所で現在の仕事の話しを、一年前の卒業生が聞いてるのを、メール等をしながら聞く。
コンペの検討打合せ。
YGPのスケッチ。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで休養中。昼夜放牧されています。左前脚の歩様はもうスムーズ。そろそろ試し乗りをして感触を確かめても良い頃ですが、せっかくの機会なのでもう2、3週間は休ませる方向です。先週末の計量では485キロの馬体重でした。坂路調教を見合わせ、現在の管理に切り替えてから20キロ前後は増えているものと思われます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。サンシャインパドック付きの馬房での管理と、先週からウォーキングマシンによる運動を始めています。右臀部付近の皮が少しずつですが乾いてきました。歩くと傷口が引っ張られるために、多少気にする素振りは見せますが特に痛がることはありません。患部は新しい皮が再生してくると思われます。馬体重は449キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。調教時より飼い食いが良くなっており、放牧地の青草だけでなく馬房に帰っても与えられた飼い葉をしっかり食べています。ただなかなか実にならないようで、幅が出ず腹も巻き上がり気味。栄養価の高い青草を食べて、体質から強くする必要があるものと思われます。このままの生活を続ける予定にしており、何かしらの変わり身を期待しています。
○ 2008/6/18
今朝も7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
コンペの確認事項やスケッチ、資料作り。
スタッフが置いていった図面のチェック。
10:00、コンペスタッフ打合せ。
YGPのスケッチ。
YTHの図面の打合せ。
13:40過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。先週3分の1くらいの学生が模型やスケッチを持って来たので、少し安心していたら、今週はそこから展開している学生は、さらに3分の1になってしまった。美術館にあまり行かないのか、どう捉えていいのか戸惑っている学生が多い。
今週で提出まで半分。大丈夫だろうか。なるべく具体的なアドバイスをして、発破をかける。
18:30前終了。
明日からブラジル行きなので、事務所に戻る。
○ 2008/6/19
業務連絡です。
本日19日より28日まで、新宿梁山泊のブラジル公演に途中同行するので、事務所を留守にします。
メールの確認も出来ません。スタッフは通常とおりです。
30日(月)から復帰します。
よろしくお願いします。
ブラジル日報
○ 2008/6/19〜20
12:30前東京駅発の成田エクスプレスで、13:30成田着。
15:55、コンチネンタルCO6便でヒューストンへ。19日13:55(日本時間20日4:00)ヒューストン着。飛行時間12時間。
調べてみたら、地球の自転速度が、赤道で1700km/h、日本で1400km/h。飛行機はだいたい900km/hで飛んでいるので、逆戻りしてしまう。
森山大道「犬の記憶」読了。森山さんの記憶の旅と、この旅が重なる。
空港で5時間待って、19日21:05(日本時間20日11:05)ヒューストン着発。
20日9:00(日本時間20日21:00)サンパウロ着。飛行時間10時間。
ヒューストンの空港のやけな明るさに比べ、サンパウロの空港は暗くて、旅情を誘う。
空港で5時間半待って、20日15:30(日本時間21日3:30)サンパウロ発。
ブラジル国内線は、ころころゲートが変わる。アナウンスは全く分からないので、気が抜けない。
途中クリチバに寄って、客が乗り降りし、21日18:00(日本時間21日6:00)ロンドリーナ着。
待ち時間と飛行時間あわせて40時間の旅。
ちくま日本文学全集「深沢七郎」。
ロンドリーナ手前では、山の上にも家があり、ここまで人間がいるかと、感動。
ロンドリーナの空港からタクシーに乗り、Ouro Verde劇場へ。19:00過ぎ、先着している梁山泊と落合う。
夕食後、ホテルに荷物を置いて、劇場に戻り、21:00から何人かでチェコの劇団の芝居を見に行く。
ホテルに戻り、同室の音響の高橋さんとワインで一杯。
○ 2008/6/21
8:00、ホテルで朝食。9:00劇場。10:00から場当たり。
Ouro Verde劇場は映画館を改装した劇場とのことだが、立派なフライタワーがある。
正統的な近代建築で、魅力的な建物だ。ロビーやバックヤードも良いが、2階に上がるスロープが秀逸。
午後街を2時間くらいブラブラする。
昨晩空港からのタクシーの車窓から見た街は期待させるものだったが、来たいに違わず小さくて、現代化されていない魅力的な街だ。
16:00からゲネ。20:30本番初日。8割り方入った劇場がスタンディングオベイション。
あるお客さんが、日系移民100年だが、梁山泊が新しい文化を運んで来てくれた、と興奮気味に話しかけてくれる。
ホテルに戻り、何人かで近くの酒場へ。土曜日で若者で一杯。
ブラジルのスピリッツ、カシャーシャで乾杯。
○ 2008/6/22
ホテルの部屋の前の道にマーケットが出来ている。
朝食をとり、マーケットを行くと、その先は墓地だった。
趣向を凝らした魅力的な墓が並ぶ。
かなりの数の日系の家族の墓もあり、何代もの名前が並ぶ。移民百年を直に感じる。
ここまで、何も分からずに渡って来ての100年。いかばかりのものだったろう。
墓守が日本人とブラジル人の歴史を一生懸命説明してくれる。
街をぶらつくも、日曜日でどこもやってないし、人も車のいない。徹底した休息日。
夕方劇場へ。20:30本番。楽日。
終演後、すぐにばらし。
フェスティバルも今日が最後なので、そのパーティーに何人かで先行する。
○ 2008/6/23
10:00ホテル出発予定も、バスが来ない。ラテン系だな。
30分してやっとバスが来る。
国内線を乗り継きロンドリーナ(途中クリチバ)→サンパウロ→ベロ・オリゾンチと移動。
やはりサンパウロの空港では、あっちに行ったりこっちに行ったり。
19:30、ホテル到着。
20:00からホテルのロビーで、フェスティバルの関係者から色々な説明を聞き、フェスティバル関連のレストランで、夕食をとる。
夕食後、やはり高橋さんと部屋で一杯。
○ 2008/6/24
今日から仕込みだが、劇場に入れるのは11:00、荷物が届くのは12:00。仕込みには問題ないということで、主演の黒沼さんとダンスと振付けの大川さんと、9:30ホテルを出て、町外れの長距離バスターミナルを目指す。
ベロ・オリゾンチ近郊の、世界遺産に登録されている街、オーロ・プレットへ小旅行。
バスターミナルのインフォーメーションでオーロ・プレット行きのバス会社の窓口を教わり行くと、慌てて引っ張っていかれる。
なんとオーロ・プレット行きのバスが出発間際。飛び乗ったら出発。
1時間40分でオーロ・プレットに到着。帰りのバスの時間を確認したら、2時間に一本。行きはラッキーだった。
かなりの山越えだったが、その山に点在する集落の入り口にバスが立ち寄る。赤い土の道が続き、その土で出来たと思われるレンガ積みの住宅が点在する集落は、暮らしを想像させてくれる。
オーロ・プレットは18世紀に金の採掘で栄えた街で、かなり高い山の上に作られた集落だ。ラテン・バロックの装飾過剰とも言える教会が、いくつも点在する。山の上に作られた街なので、坂道が半端でない。まるで山登り。雨が降ったら滑って、怖くて歩けないないだろう。
そんな大変なところにある街は、アフリカから連れてこられた奴隷たちによって作られた。アフリからこんな山の中まで。ここでも人間のとてつもなさを実感する。サン・フランシスコ・ジ・アイス教会の前で売っていた、サン・フランチェスコの坊主(?)人形を入手。
17:00のバスで、ベロ・オリゾンチに19:30に戻る。
○ 2008/6/25
10:00、Palacio das Artes劇場入。
多分2000人くらい入る、大きな劇場だ。しばらく劇場内にいて、テクニカルのリハーサルが続いているので、近くの公園を歩きに出る。
南半球で、植物が日本と違い、大きい。
そうそう、ロンドリーナでも町中至る所に植物があって、ホッとした。日本の緑化条例なんて屁みたいなもので、これくらい野性的に植物を配しても良いのかもしれない。
もうひとつ街を歩いて気がついたのは、ロンドリーナもそうだったが、歩きながら携帯を見たり話している人がいないということだ。空港やフェスティバルのスタッフを見ていると、確かに携帯を持っているのだが。皆がキビキビ歩いている。
まあ、ここで携帯等見ながら歩いていたら、つまずいて転ぶか、車にひかれてしまうだろうが。
そう考えると、日本はあまりにも安全で平坦になりすぎているのでは。
昼をとり、再び街に出て、写真を撮ったりお土産を買ったり。
17:00劇場に戻り、18:00から場当たり。22:00過ぎすべてのシーンが終了。
○ 2008/6/26〜28
荷物を整理し、朝食をとって、10:00に劇場。
12:00からゲネプロ。
ゲネを最後まで見れず、13:50劇場を出て、フェスティバルの事務局のバスで空港へ。
今晩が本番初日で、明日まで時間はあるのだが、飛行機がどうしてもとれず、残念なが本番を見ないで帰国。
16:10ベロ・オリゾンチ発の飛行機、早速一時間遅れて17:20(日本時間27日5:20)発。
18:30過ぎサンパウロ着。
チェックインして、21:15(日本時間27日9:15)サンパウロ発。
27日5:15(日本時間27日19:15)ヒューストン着。飛行時間10時間。
空港で5時間半待って、27日10:50(日本時間28日0:50)ヒューストン発。
日本時間28日14:00前、成田着。飛行時間13時間。
トータル33時間の旅。行きよりは短かったが、成田までの最後の2時間は、永遠に過ぎていかないのではと感じられる程、長かった。
遠くまで行ったが、いろんな人たちが、いろんな暮らしをしていることを、身近に感じられた貴重な経験だった。
○ 2008/6/29
昨晩は夕方大和町に戻り、夕食をとって、気がついたら寝ていた。
チェ・ミキの話しでは、食卓から床に転げ落ち寝ていたのを、何度も起こしたらしい。
9:00過ぎ起きだす。
10:00前事務所に来てメールの整理。
12:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷で夕食の買い物をして、大和町に戻る。
ブラジルとの時差は12時間。昼夜がまるっきり逆。
午後、意識がなくなりそうな時が二度程。
なるべく起きていて、9:00過ぎ休む。
○ 2008/6/30
昨晩はうまくすぐ寝付いたが、2:00過ぎ一度目が覚めたら、なかなか眠れなくなった。
7:00目覚ましで起きる。なんだかボーとしている。
8:00事務所。メールチェック。
スタッフが置いていった図面等をチェック。
ブラジルの写真を取り込む。
10:00、清掃の後、YTHとコンペのスタッフ打合せ。
12:00前終了。
13:30事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日の建築施工法は、武蔵野女子学院中高校舎の建替え工事の現場見学。
14:20に実習等の準備室を訪ね、スクリーンとプロジェクターの確認を中島さんにして、現場事務所に伺い、所長を教室まで案内し、14:40過ぎから、概要の説明。
その後現場へ向かい、16:00過ぎまで現場を案内して頂く。
事務所に戻り、朝打ち合わせたコンペの確認や連絡事項、写真のバックアップ等。
今日も午後、二度程意識が遠のく。
20080620
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、21日(土)、福島3Rの芝1200mに出走します。単走で行った18日(水)の追い切りが上々の動き。力強い走りを見せ、ゴールまでしっかり伸びる好内容です。馬体がボリュームアップしているのに素軽く動けます。これには畠山師も「前回の在厩時よりはるかに具合が良い。飼い葉もバリバリ食べているし、かなり期待している」とニッコリでした。
20080624
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。15−15を経て仕上げの段階へ。手始めに行った21日(土)の追い切りでは、いきなり4ハロン53秒のタイムでMブリッツに半馬身ほど先着しました。スタッフも「タイプの違いもあるのだろうが、手応えはこちらの方が良かった。ここまで何も問題がない。それに調子も良い」と満足そうな表情を浮かべています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
20080627
マイネマシェリは、21日(土)に福島で出走し5着でした。いままでと違い、ある程度の好位につけて、直線で脚を伸ばせたのは評価できます。揉まれても平気でしたし、収穫のある内容でした。レース後はいつも通りテンションは上がっているものの、飼い葉はきちんと食べています。ただコースに入れると入れ込むことから、今週は角馬場のみの調整で落ち着かせることに主眼を置きました。来週、福島の牝馬限定・芝1200mに出走する予定です。
○ 2008/7/1
寝てはいるのだが、やはり、朝スキッとしない。しばらくはこのままか。
8:00事務所。
メールチェック。
スタッフが置いていったコンペの図面チェック。文章に手を入れる。
連絡事項いくつか。
10:00、ズタッフとコンペの打合せ。
机のまわりを少し片付け、日報用のブラジルの写真の整理。
コンペ図面の進捗を見ながら、ブラジル行きの日報をまとめる。
17:00、コンペ図面完成し、17:30過ぎ、スタッフが提出に出掛けた。
ブラジル日報を、今日の日報に一気に記録。
これからしばらくは、ブラジルで撮って来た写真が続きます。
チェ・ミキが延ばしに延ばした修論を今日とりあえず提出したので、久しぶりに高円寺で一杯。
ブラジル日報
0619〜20
12:30前東京駅発の成田エクスプレスで、13:30成田着。
15:55、コンチネンタルCO6便でヒューストンへ。19日13:55(日本時間20日4:00)ヒューストン着。飛行時間12時間。
調べてみたら、地球の自転速度が、赤道で1700km/h、日本で1400km/h。飛行機はだいたい900km/hで飛んでいるので、逆戻りしてしまう。
森山大道「犬の記憶」読了。森山さんの記憶の旅と、この旅が重なる。
空港で5時間待って、19日21:05(日本時間20日11:05)ヒューストン着発。
20日9:00(日本時間20日21:00)サンパウロ着。飛行時間10時間。
ヒューストンの空港のやけな明るさに比べ、サンパウロの空港は暗くて、旅情を誘う。
空港で5時間半待って、20日15:30(日本時間21日3:30)サンパウロ発。
ブラジル国内線は、ころころゲートが変わる。アナウンスは全く分からないので、気が抜けない。
途中クリチバに寄って、客が乗り降りし、21日18:00(日本時間21日6:00)ロンドリーナ着。
待ち時間と飛行時間あわせて40時間の旅。
ちくま日本文学全集「深沢七郎」。
ロンドリーナ手前では、山の上にも家があり、ここまで人間がいるかと、感動。
ロンドリーナの空港からタクシーに乗り、Ouro Verde劇場へ。19:00過ぎ、先着している梁山泊と落合う。
夕食後、ホテルに荷物を置いて、劇場に戻り、21:00から何人かでチェコの劇団の芝居を見に行く。
ホテルに戻り、同室の音響の高橋さんとワインで一杯。
0621
8:00、ホテルで朝食。9:00劇場。10:00から場当たり。
Ouro Verde劇場は映画館を改装した劇場とのことだが、立派なフライタワーがある。
正統的な近代建築で、魅力的な建物だ。ロビーやバックヤードも良いが、2階に上がるスロープが秀逸。
午後街を2時間くらいブラブラする。
昨晩空港からのタクシーの車窓から見た街は期待させるものだったが、来たいに違わず小さくて、現代化されていない魅力的な街だ。
16:00からゲネ。20:30本番初日。8割り方入った劇場がスタンディングオベイション。
あるお客さんが、日系移民100年だが、梁山泊が新しい文化を運んで来てくれた、と興奮気味に話しかけてくれる。
ホテルに戻り、何人かで近くの酒場へ。土曜日で若者で一杯。
ブラジルのスピリッツ、カシャーシャで乾杯。
0622
ホテルの部屋の前の道にマーケットが出来ている。
朝食をとり、マーケットを行くと、その先は墓地だった。
趣向を凝らした魅力的な墓が並ぶ。
かなりの数の日系の家族の墓もあり、何代もの名前が並ぶ。移民百年を直に感じる。
ここまで、何も分からずに渡って来ての100年。いかばかりのものだったろう。
墓守が日本人とブラジル人の歴史を一生懸命説明してくれる。
街をぶらつくも、日曜日でどこもやってないし、人も車のいない。徹底した休息日。
夕方劇場へ。20:30本番。楽日。
終演後、すぐにばらし。
フェスティバルも今日が最後なので、そのパーティーに何人かで先行する。
0623
10:00ホテル出発予定も、バスが来ない。ラテン系だな。
30分してやっとバスが来る。
国内線を乗り継きロンドリーナ(途中クリチバ)→サンパウロ→ベロ・オリゾンチと移動。
やはりサンパウロの空港では、あっちに行ったりこっちに行ったり。
19:30、ホテル到着。
20:00からホテルのロビーで、フェスティバルの関係者から色々な説明を聞き、フェスティバル関連のレストランで、夕食をとる。
夕食後、やはり高橋さんと部屋で一杯。
0624
今日から仕込みだが、劇場に入れるのは11:00、荷物が届くのは12:00。仕込みには問題ないということで、主演の黒沼さんとダンスと振付けの大川さんと、9:30ホテルを出て、町外れの長距離バスターミナルを目指す。
ベロ・オリゾンチ近郊の、世界遺産に登録されている街、オーロ・プレットへ小旅行。
バスターミナルのインフォーメーションでオーロ・プレット行きのバス会社の窓口を教わり行くと、慌てて引っ張っていかれる。
なんとオーロ・プレット行きのバスが出発間際。飛び乗ったら出発。
1時間40分でオーロ・プレットに到着。帰りのバスの時間を確認したら、2時間に一本。行きはラッキーだった。
かなりの山越えだったが、その山に点在する集落の入り口にバスが立ち寄る。赤い土の道が続き、その土で出来たと思われるレンガ積みの住宅が点在する集落は、暮らしを想像させてくれる。
オーロ・プレットは18世紀に金の採掘で栄えた街で、かなり高い山の上に作られた集落だ。ラテン・バロックの装飾過剰とも言える教会が、いくつも点在する。山の上に作られた街なので、坂道が半端でない。まるで山登り。雨が降ったら滑って、怖くて歩けないないだろう。
そんな大変なところにある街は、アフリカから連れてこられた奴隷たちによって作られた。アフリからこんな山の中まで。ここでも人間のとてつもなさを実感する。サン・フランシスコ・ジ・アイス教会の前で売っていた、サン・フランチェスコの坊主(?)人形を入手。
17:00のバスで、ベロ・オリゾンチに19:30に戻る。
0625
10:00、Palacio das Artes劇場入。
多分2000人くらい入る、大きな劇場だ。しばらく劇場内にいて、テクニカルのリハーサルが続いているので、近くの公園を歩きに出る。
南半球で、植物が日本と違い、大きい。
そうそう、ロンドリーナでも町中至る所に植物があって、ホッとした。日本の緑化条例なんて屁みたいなもので、これくらい野性的に植物を配しても良いのかもしれない。
もうひとつ街を歩いて気がついたのは、ロンドリーナもそうだったが、歩きながら携帯を見たり話している人がいないということだ。空港やフェスティバルのスタッフを見ていると、確かに携帯を持っているのだが。皆がキビキビ歩いている。
まあ、ここで携帯等見ながら歩いていたら、つまずいて転ぶか、車にひかれてしまうだろうが。
そう考えると、日本はあまりにも安全で平坦になりすぎているのでは。
昼をとり、再び街に出て、写真を撮ったりお土産を買ったり。
17:00劇場に戻り、18:00から場当たり。22:00過ぎすべてのシーンが終了。
0626〜28
荷物を整理し、朝食をとって、10:00に劇場。
12:00からゲネプロ。
ゲネを最後まで見れず、13:50劇場を出て、フェスティバルの事務局のバスで空港へ。
今晩が本番初日で、明日まで時間はあるのだが、飛行機がどうしてもとれず、残念なが本番を見ないで帰国。
16:10ベロ・オリゾンチ発の飛行機、早速一時間遅れて17:20(日本時間27日5:20)発。
18:30過ぎサンパウロ着。
チェックインして、21:15(日本時間27日9:15)サンパウロ発。
27日5:15(日本時間27日19:15)ヒューストン着。飛行時間10時間。
空港で5時間半待って、27日10:50(日本時間28日0:50)ヒューストン発。
日本時間28日14:00前、成田着。飛行時間13時間。
トータル33時間の旅。行きよりは短かったが、成田までの最後の2時間は、永遠に過ぎていかないのではと感じられる程、長かった。
遠くまで行ったが、いろんな人たちが、いろんな暮らしをしていることを、身近に感じられた貴重な経験だった。
○ 2008/7/2
やはり朝すっきりしない。
寝てはいるのだが、半日の時差を解消できず、寝てる間も体がアクティブになっているのだろう。
昨日でコンペの提出も終わったので、少しゆっくり起きて、9:00前事務所。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
進行中のプロジェクトのチェック。
昼を取った後が一番眠くなる。朝と昼のだるさにもうしばらく付き合うしかないだろう。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。14:40から空間造形3の授業。
後半の課題もエスキスチェックは残すところ2回。
10人程見せにくるも、まとまりそうなものは三分の一。ともかく発破をかける。
19:00前終了。
水谷先生と吉祥寺で一杯。
この三日間平常業務に戻り、締め切りや授業をこなしホッとしたのか、帰りの電車で座ったら寝てしまい、気がついたら中野。
こんな短い間に寝過ごしてしまうのは初めて。疲れがどっと出る。
○ 2008/7/3
朝目をさますも、体中が怠く、起きる気にならないので、午前中は寝ることにして、事務所に電話。
どうにかごまかしていた時差ぼけの反動が一気に来た。筋肉痛も歳をとると出てくるのに時間がかかるが、それと一緒か。
昼に事務所に来て、メールチェックや連絡事項。
13:30事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
ブラジル行きの前に送っておいた模型や図面の打合せ。16:00終了。
むしむしする暑さに、再び体がだるくなる。帰りの電車で、危うくまた乗り過ごすところだった。いやはや。
事務所で進行中のプロジェクト確認事項。
日報のアップ。
○ 2008/7/4
昨日程ではないが、朝やはりだるく、少しゆっくり起きて、8:30事務所。
メールチェックとスタッフが置いていった図面のチェックと日報のアップ。
10:00スタッフとHNH-KとNTHの打合せ。
10:30前、雑誌社のWeb担当の方が来所。昨今の状況について話しをする。11:30過ぎ終了。
昼に、以前お母様と妹さんの家を設計したETHのクライアントから電話があって、今度はご自分たちの家を検討しているとのことで、夕方敷地候補を拝見しに行くことになる。
YTHの実施設計図のチェックとWMHのスケッチ。
16:30前事務所を出て、ETHのクライアントと落ち合い、敷地を拝見してから、喫茶店で話しをする。引き続き現在のお住まいを拝見しに行く。
18:15終了。その脚で渋谷に出て、総菜等を買ってシアターワークショップの事務所へ。
19:00から小劇場の勉強会。メンバーの卒論や劇場見本市のコンペの話し等、諸々。22:30前終了。
帰りの新宿駅で、設計事務所仲間の奥村君とばったり。阿佐ヶ谷まで車中話しをする。
しかし暑い一日だった。
マシェリ、鞍上松岡。いやが上にも期待が増す。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、急遽、函館競馬場に移動することになり、Mボウノットとともにトレセンを出発。熱発もなく、無事に現地入りしました。こちらから稽古を依頼し、2日(水)の追い切りに跨ってもらった他厩舎の調教助手からは「なかなか軽快。良い感じでしたよ」との報告を受けています。時計のかかる洋芝もこなせるはず。初勝利を狙い、6日(日)、函館3Rの芝1200mに松岡騎手で出走します。
○ 2008/7/5
今朝も蒸し暑い。
9:00前に事務所。メールチェックと日報のアップ。
連絡事項と雑務。
WMHの概算用図面の仕上表のスケッチ。
建築施工法の最後の授業の準備。施工という軸で興味のある設計について話しをする準備。
今晩の馬主会のため、当歳馬のDVDを見て、募集や厩舎の情報を確認。
14:30前事務所を自転車で出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。ブラジルに行っていて、2週間来れなかったので、久しぶりに感じる。
事務所に戻り、さっき確認した当歳馬の情報を再度確認。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
16:30、事務所を出て新宿へ。書店やタワーレコードを見て、18:00桐山と落合う。
当歳馬の候補を決め、明日のマシェリの勝利を祈って、20:00終了。
○ 2008/7/6
ブラジルから戻って一週間。
疲れが取れず、まだゆっくり寝ていたいが、函館10Rにマシェリが出走するので、9:00過ぎに起きて、10:00大和町を出て新宿の場外馬券売り場へ。
マシェリの単勝復勝を買ってレースを待つ。
10:50発送。よくも悪くもないスタート。なかなか良い位置で3コーナーにかかった思ったら、そこから全く伸びず11着。
前走や調教の状況の良さが全く出ないで終わった。福島から函館に変えたことに依る環境の変化が影響したのか。厳しい結果だ。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
疲れを取るべく、大和町で一日過ごす。暑い一日。
○ 2008/7/7
日差しはないが、今朝も蒸し暑く、汗が出る。
8:00に事務所。メールチェックと連絡事項いくつか。
日報のアップ。源泉の資料を会計士事務所にファックス。
スタッフが置いて行ったHMH-Kの図面とボリューム模型チェック。
10:00掃除の後、WMHとHMH-Kのスタッフ打合せとSIHの作業指示。
13:30事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日の建築施工法の授業で小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)に、「VRによる現場の記録」というタイトルで特別講義を行ってもらうので、14:00三鷹で落合う。
水谷先生の研究室に立ち寄り、14:30教室へ移動。
14:40過ぎ、水谷先生が鹿野さんを紹介。
施工法を学生たちは知識や実学として捉えていると思う。もちろんそのとおりなのだが、設計製図のスケッチや模型も、施工方法や記録というものも、表現の一部であることを感じて欲しくて、施工法の授業の中に今回のような講義を盛り込んだ。
できあがった設計製図の提出物や、できあがった建築だけが表現ではなく、それらを作り上げる過程にも様々な表現がある。
一番表現と遠いところにありそうな施工のなかの一断面を、鹿野さんのVRによる記録に接することで、新たな視点を持ってもらえれと嬉しいのだが、というようなことを話して、鹿野さんに話しを始めてもらう。
VRの画像には、さすがにウワッと声が上がる。なれない中で16:10まで目一杯話しをしてもらう。
終了後、学内を案内して、吉祥寺に出て居酒屋でお疲れの一杯。
途中で水谷先生も加わる。
いろいろな話しをしたが、話しのなかから、自分の音楽経歴がアメリカに偏っていることが分かる。鹿野さんと水谷先生はヨーロッパより。小中の頃に最初に接した音楽の、年代差が微妙に出ているようだ。
と話しは北京オリンピックに。モスクワオリンピックはアフガニスタン侵攻でアメリカに従って不参加だったのに、何故今回は中国のチベットに対する行為に同じような声明をあげないのか、と息巻き、酔った勢いで自分だけでもオリンピックは見ない、と宣言。ただ、マラソンだけは許して、と少々弱気な宣言だが。
スポーツをスポーツとして中継しない、日本のテレビ局への不満が飛び交う。
しかし、歳をとるとなかなか新し出会いはないが、そればけに新たな友人を得ると、密度が濃くなる。
気がつけば、23:30。お疲れさまでしたとお開き。
○ 2008/7/8
少しゆっくり起きて、8:30事務所。
自転車で向こうの空を見上げると、なんだか黒い雲が広がり始めている。
事務所についてメールチェックしていると、急に凄い雨が降り始めた。
連絡事項や、スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
10:00スタッフが来たので、WMHの概算見積り用図面のスタッフへの指示。構造事務所から届いた、仮定断面について構造事務所へ確認の連絡。日報のアップ。
昼前になって、雨が上がり、薄日が射して来る。
進行中のプロジェクトの確認をしながら、雑務いくつか。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。真歌トレーニングパークで行われた牧場ツアーの公開調教(息遣いは荒いが、動きは良)後も順調。5日(土)にはMサイオンと併せて4ハロン54秒を出しました。相手に合わせてマークしたタイムです。手応えに余裕があり、ゴーサインを送っていればもっと伸びていたものと思われます。札幌開催での復帰が有力。
○ 2008/7/9
8:00に事務所。メールチェックやスタッフへの指示等をメモして、8:45事務所を出て、KMHへ。
昨年末に竣工したKMH。こちらのスケジュールで、延び延びになっていた車庫の計画がやっとまとまった。
10:00前に訪ねる。今年追加したデッキもしっかり、違和感なくできあがっている。
車庫も整備され、愛車が納まりインティメイトな空間になっている。それらを拝見しているところへ、建設会社の担当者が到着。
早速工事の内容とスケジュールの確認。その後現場で位置の確認をして11:00終了。
一度事務所に戻り、13:45再び事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。エスキスチェックも今日が最後。来週は提出・講評会。
担当している15人のうち、半分強はどうにか完成しそうだが、その他の学生はなるようにしかならない状態。
ともかく後一週間、頑張れと発破をかける。19:30前終了。
20:00、水谷先生とアシスタントの御幸君と学校を出る。バス停で庄野先生(http://www.ne.jp/asahi/shsh/aaa/top_frame.html)とバッタリ。バスを待っていたら、4年生の一人ともバッタリ。この4年生は、先日何人かで唐組を見に行ったので、その感想を聞く。
吉祥寺で庄野先生とは別れ、水谷先生と御幸君と4年生と居酒屋で一杯。
4年生は少し先に帰り、23:00過ぎ、我々もお開き。
大和町に戻り、うだうだ一人で少し飲みながら、EMHのイメージをスケッチ。
しばらく前から電車の中で読んでいる、「なんにもないところから芸術がはじまる」椹木野衣著(新潮社)。
小劇場の勉強会で、西堂行人さんのレクチャーの際に紹介された本で、鹿野さんが読んで刺激的だったので、読むように勧められていた本だ。これがすこぶる面白い。もう少しで読み終わってしまうのだが、もう少し椹木さんの本を読みたく、持っていた「シュミレーショニズム」と「日本・現代・美術」を出して来て、パラパラめくる。
これらも刺激的な感じがプンプンする。
気がつけばテーブルでうとうと。これじゃ体に良いわけないさ、わかっちゃいるけどやめられない、っと。
○ 2008/7/10
8:00過ぎ事務所。
メールチェックとKTHの修繕についての連絡事項を建設会社とクライアントへ。
スタッフが置いて行った、NTHとSIHとYTHの図面と模型のチェック。SIHは新たな展開をし始める。
10:00スタッフが来たので、それぞれに指示。
WMHのクライアントにブラジル行き後の進捗について電話連絡。
源泉の振込や郵便局へ。
13:00、NTHのクライアント来所。実施設計に移る案について、打合せ。細かい相違点を模型で説明して、持ち帰って検討して頂く。
14:30過ぎ終了。打合せ中に鳥越さんから電話があったので、連絡。
NMHのクライアント夫人に連絡して、15:00過ぎ事務所を出てNMHへ。木の外壁のメンテの際に、外階段と屋上手摺もメンテするので、その色を決めに伺う。
16:30過ぎ終了し、事務所に戻る。
途中渋谷で田園都市線に乗り換えたのだが、副都心線が開通したので、地下のコンコースが様変わりしていた。
安藤さんの卵の一部が見えたので、一番下まで降りてみたが、無惨だった。
卵のイメージはバラバラに解体され、本当に片鱗しか残っていない。
事務所に戻って、明日の打ち合わせの準備を確認していたら、嬉しい連絡が入る。(まだ内緒。)
夜になって日報のアップ。
○ 2008/7/11
8:00に事務所。
メールチェックと明日の現場行きの連絡等。スタッフが置いて行った図面に指示を書く。
9:00前に事務所を出てHMH-Kのクライアント宅へ。
9:30から打合せ。HMH-Kはハードルをひとつ超えるとまたハードルが出てくることの繰り返しで、いささか気勢をそがれ、勇気を持って今後の決断をすることを話し合う。
11:30終了。事務所に戻る。
午後は「建築施工法」の講義としては最後になる授業の準備。
ものを作ることに深く関わっている建築家や事象についての講義を考えており、そのスケッチをまとめて行ったら面白くなった。
はたしてどこまで皆が興味を示してくれるか。
18:10事務所を出て渋谷のシアターワークショップへ。
19:00から小劇場の勉強会。
武蔵野大学の水谷ゼミの吉祥寺シアターカフェプロジェクトの報告が伊東さんからある。その他鹿野さんの写真展や勉強会のポトフォーリオ作り等について21:00頃まで話し、引き続き27日のJATET劇場建築学生ゼミの浅草見学について雑談。22:00過ぎ終了。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、6日(日)に函館で出走して11着でした。前走と打って変わって追走に苦労し、最後も流れ込んだだけに。久々とはいえ、3月に名古屋で出走したときも今回同様に1.2秒差で負けており、もしかすると長距離輸送に弱いタイプなのかもしれません。決して体調は悪くはなく、レース後も元気にダートコースで乗り込まれています。出られれば来週の芝1200mに出走する予定。
○ 2008/7/12
9:00に事務所。暑い。梅雨はあけたのか。
メールチェックと連絡事項、雑務。
10:00YTHのクライアント夫妻来所。
確認申請の報告と見積り図面の説明と仕上げ等について。
12:00前終了。
13:40過ぎ事務所を出て湘南新宿ラインで逗子に向かう。午後遅いとは言え、途中鎌倉・北鎌倉では沢山の人が降りて行った。
15:20逗子駅で建設会社の担当者にピックアップしてもらい、KNH-Hへ。延び延びになっていた植栽の打合せ。
16:00前にクライアントも到着し、外構を回りながら植木屋さんと打ち合わせ。
改修前からあった夾竹桃が花を着けている。なかなかトロピカルな良い風情だ。この植物が夾竹桃で花が咲き、毒があることや、潮風の吹く海辺に良いこと等を初めて知った。植木屋さんの話しを聞くと、海岸近くに良い植物というものがある、とのこと。ブラジルの植物たちを思い出し、あのように生命感に溢れた植栽が出来たら、素敵だろうなと想像する。
その他細かい打合せをして、16:30過ぎ終了、建設会社の車で駅まで送ってもらい、17:00過ぎの電車に飛び乗り、東京に戻る。
今週は打合せや外に出ることが多く、さすがに疲れた。
○ 2008/7/13
ゆっくり寝られた。9:00に起きて、10:00前事務所。
建築施工法の講義のための画像取り込み。しなりをスケッチに沿って、準備した本から取り込み作業。
フォトショップで整理したところで、昼前に。
阿佐ヶ谷で夕食の買い物をして、0:30大和町に戻る。
午後はゆっくり休み、夕方バリカンを当て、風呂に入りビールを飲みながらはまっているサラダ作り。
夜早くに眠くなり、休む。
○ 2008/7/14
昨晩は断続的だがゆっくり休めた。
8:00前事務所。しかし蒸し蒸しする。
メールチェックをして、建築施工法のスライドショウの作成。
スタッフが置いて行ったNTHの図面をチェック。
10:00スタッフが来たの掃除をして、NTHに着いて指示を出す。
13:40過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から建築施工法の授業。来週は課題のレポート提出と発表なので、講義としては今日が最後。
建築を作ること・技術から、様々な取り組みをした人たちの中で、興味を持っている人達についての話し。
大学・研究室の先輩で、現在世田谷美術館で「建築がみる夢 石山修武と12の物語」(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/exhibition/exhibition.html)を開催中の石山さんの幻庵の話しから始め、その師匠の川合健二さんからフラー、イームズ、プルーヴェへと、生産・技術に対する試行を追って行く。そこから大きなつながりとハードルも見えてくる。最後に科学技術を映像化したイームズの名作「パワーズ・オブ・テン」を見せて終わる。
興味深いテーマを伝えられた、と思うのだが。はたしてどこまで興味を持ってくれたか。声をかけた4年生何人かが、熱心に聞いていてくれ、嬉しかった。
バスで吉祥寺に出て、古書店に寄り、事務所に戻る。
OZONEから、7月1日に提出した蜂蜜店のコンペの1次審査の結果がメールで届く。
先週の木曜日の日報に書いた「嬉しい連絡(まだ内緒)」というのは、このコンペの1次審査の通過の知らせだった。今日メールで参加者に正式の知らせが届いた。参加者は50名だったそうだ。
18:30、YTHの建設会社が来所。見積りについて確認事項の打合せ。
19:30終了。OZONEのコンペのブラッシュアップについてスタッフと話す。
○ 2008/7/15
8:00前に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
KMHの車庫の金物製作図をチェックして、構造事務所にファックスをして確認。NTHの図面チェック。
SIHのスケッチ。いくつかの要望が出て来ており、それらが引き金になって、ブラッシュアップの方向へ動き始めた。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで休養中。もう昼夜放牧の生活にすっかり慣れている様子です。ずっと屋外にいると動き回ったり、強い太陽光線を浴びたりして中にはぐったりする若駒もいますが、この馬は大して疲れていないように見えます。むしろ元気な方。先日、急に立ち上がって頭突きで厩舎の廊下の天井を破壊しました。もう1、2週間はこの管理を続ける予定。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。ウォーキングマシンによる運動とサンシャインパドック付きの馬房で管理されています。外傷を負った傷や、一部の膿などは問題ないものの、まだ右臀部付近のかさぶたの範囲が大きく、触られるのを嫌がります。徐々に小さくなっているので、下旬には昼夜放牧を行えるでしょう。調教中の秋入厩予定の牝馬たちと同じタイミングで移行できればと考えています。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。昼夜放牧を経て、先週から騎乗を再開。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。少し長めに休ませたものの、先日の計測で408キロと思ったより体重が増えていませんでした。しかし休養の効果からか、稽古では活気があって体調も良さそうです。現在は早くも15−15程度を乗って基礎を固めている段階。入厩を目指して進めていきます。
○ 2008/7/16
8:00前に事務所。メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったコンペの図面を眺める。
10:00スタッフとコンペの簡単な打合せ。
11:00過ぎに事務所を出て、武蔵野大学へ。今日は空間造形3の後半の課題の提出と講評会。
構内で水谷先生と偶然出会い、食堂で一緒に食事をとって、製図室。
12:10過ぎから、提出された図面と模型を見て回る。
あまりピンとくるものがない。パワーが感じられない。それでも美術館という空間に対して、なにがしかのトライアルをしている3点に付箋を貼る。
13:00から講評会。事務所にインターンシップに来ている、ものつくり大学の鈴木君に見学に来てもらった。
一人4分、3人一組の発表後、それぞれに質問と講評。
美術館と言う建築の特性に対する提案があるものは少なく、講評も盛り上がらない。
それでも何人かは面白い提案をして来ているが、全体的には低調で残念だ.
そんなことで予定通り進み、18:30前に全員の発表が終了。アシスタントの学生たちと先生方からまとめの講評があり、19:00終了。
19:30から、製図室の準備室で水谷先生、伊藤先生と今回の課題の採点をして、20:00前学校を出て、吉祥寺の居酒屋で始まっているお疲れの打ち上げに。
色々な学生とゆっくり話し、23:00過ぎ終了、帰路につく。
○ 2008/7/17
昨晩はそれほど飲んでないと思っていたが、講評会で疲れていたのか、結構酔っていたようで、打ち上げの余韻で大和町でまた飲んでしまい、テーブルにうつ伏して寝てしまっていて、2:30頃目をさましてベットへ行った。
すこしゆっくり起きて、9:00前事務所。
ここ何日かの蒸し暑さに、一昨日さすがに空調をつけたらうんともすんとも言わない。
古いものだから仕方がないかと思ったが、とりあえずメーカーに昨日点検に来てもらったら、なんとこの空調機のブレーカーが落ちていたということで、直っているとのことだった。
しかし朝試しにつけて見ると、確かにファンは回るのだが、冷えず、室外機のファンは回っていない。とほほ。
メールチェックや連絡事項いくつかしているうちに、スタッフが来たので、昨日の修理の様子を聞いてみると、確かに冷風が出て来たとのこと。昨日の修理の方に連絡して、何か出来ないか聞くと、コンセントを抜き差しして試してみるように言われる。
しかし何度かそうしても同じ状態。そんなこんなで暑くなるばかり。いやはや。
コンペの階段回りついてスタッフと話す。
11:00前に銀行に行ってお金を下ろし、不動産屋さんへ。事務所の更新。前の阿佐谷北の事務所の立ち退きからもう3年。早いものだ。11:30終了。
13:30過ぎ事務所を出て、ブルースタジオから案内を頂いた、「第2スカイビル」のリフォーム内覧会へ。
「第2スカイビル」は渡辺洋治さんが設計した、築40年の地下1階地上10階のビルだ。渡辺洋治さんの建物の中が見られる、というので、勉強会のメンバーの鹿野さんも誘い出かける。
14:00に建物前で鹿野さんと落ち合い、早速内覧会へ。10坪強の2つの部屋でワンフロアーが構成された建物で、なかは新しくなっている。しかし地下の貸しスペースはスケルトンに白の塗装なので、荒々しい壁面が見えている。多分スナックかなにかだったのだろう、タイルの上に左官の仕上げがしてあるが、カウンターだっただろうところに残った『T』の形の部分のみがタイルで、そのまわりはその上に左官と言う、時間を感じさせる痕跡は、味わい深い。
さらに外は白く塗装されただけで、外観のデザインは元のまま。さすがに職安通りにある第3スカイビルの異様にはかなわないが、ディテールを見て行くと、執拗なこだわりが随所にある。正面のバルコニーの繰り返しは、プレキャストに見せようとしたのだろう、打ち継の位置には目地はなく、ちょうど階高の半分位の高さに5センチくらいの巾の浅い目地が入っている。
また裏側のデザインが凝っている。沢山の出窓のようなものが、これもあらわされた柱の間の配されている。ともかくコンクリートの凸凹だけで、モノコックなデザインを追求している。多分予算が限られていたのだろうが、それでも妥協しない姿勢には感動する。
スタッフのスペースは快適だが、自分のスペースに空調の入らない事務所に帰る気がせず、鹿野さんを誘い、15:00過ぎ近くのフォトグラファー・ギャラリー(http://www.pg-web.net/)へ。その後、プレースM(http://www.placem.com/)とギャラリー蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)と回る。
16:00、さすがに疲れ、暑いので近くでビールが飲めるところを探したら、バーガー屋の外のメニュウーに生ビールがあった。その店に入ったら店員の女の子がめちゃくちゃ可愛いかった。ラッキー。
ビールを飲みながら、吉祥寺シアターカフェでのVR写真の展示の仕方等の話しをして、17:00過ぎ新宿御苑駅から地下鉄に乗り、新宿三丁目で別れ、事務所に戻る。
日報のアップ。
○ 2008/7/18
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。エアコンも再度コンセントを抜いて試してみるが、NG。再度点検に来てくれるのを、とりあえず待つしかない。
昨晩何気なくチャンネルを変えたら、激しい場面転換の映画をやっていて、途中からすべて見てしまった。「マッハ」(http://www.apple.com/jp/quicktime/trailers/gaga/mach_large.html・音が出ます。)という、2004年のタイの映画だった。
ムエタイ・アクション・ムービーと言うだけあって、ムエタイも本当にやっているのだろう。痛そう。敬虔な仏教徒の村から、密輸で美術品取引をする人間たちに、信仰の象徴である仏像”オンバク”の首が盗まれ、それを取り戻すと言うモチベーションは、考えてみれば今や、東アジアや南米にしかリアリティがないシチュエーションかもしれない。
ともかくアクションは勿論、場面転換の破天荒さには引き付けられっぱなし。全編溢れんばかりのパワーで、映画館で見たらエキサイティングだろう。原題は「ONG-BAK」。こっちの方が良いな。
スタッフが置いて行ったコンペの資料をチェック。10:00スタッフに指示。
建築施工法の採点の資料を読み、出席等をチェックする。
SIHのスケッチを図面化。
15:30、KMHの車庫のやり方を終えた、建設会社の担当者が来所。金物の製作図のチェック図を説明。
午後から降り始めた雨が上がったので、16:30前事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
新しいギャラリー街道の1周年で、尾仲浩二さんの釜山の写真展二本立て。「1996・釜山」「1999・釜山」。前者がモノクロで後者がカラー。色があるかないかでずいぶん印象が違う。韓国独特の色使いが消えた世界は、なんだか先日行った、ブラジルの風景を思い起こさせる。
尾仲さんもいらしたので、すこし話してお茶を頂き、17:00過ぎにお暇する。
自転車を事務所に置き、丸ノ内線で銀座に。18:30から早稲田大学の建築学科の同級生の暑気払いの集まり。
2、3年前、卒業後25年ということで、建築学科の同窓会の幹事年の時に集まって以来。その時作ったメーリングリストで集合と相成った。30人弱の同級生が集まる。お互いを確認したり、来し方を話すうちに、あっという間に2時間が過ぎる。
21:00前解散。帰り道で、やはり設計事務所をやっている高橋真(http://www.mta.co.jp/index.html)にもう一軒誘われるが、久々の紹興酒がきいたのか、疲れてしまっていて、話しはしたかったのだが断って駅で別れる。申し訳ない。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、函館競馬場で調整中。引っ掛かりやすい気性を考え、現地に移動してしばらくは普段の乗り込みを角馬場だけ控えていましたが、そのメニューを経て向かった前走が案外な結果でした。パターンを変え、今回はトレセンに在厩していた頃と同様、広いコースに出して調教を積んでいます。稽古で跨っている津村騎手から「ダートの走りも悪くない」との進言があり、レース間隔順で出走しやすい牝馬限定のダート1700mへのエントリーも視野に入れていましたが、過去に大敗した経験があり、今回については安全策を取って見送ることにしました。しかし、芝1200mは投票の結果、除外。来週の同条件に向かいます。
○ 2008/7/19
ブラジル行き以降、非常勤の授業の準備もなくなって、やっと時間に余裕ができたので、今日は展覧会と映画を回ることにする。
9:00過ぎ大和町を出て、東京芸術大学美術館の「バウハウス・デッサウ展」へ。(http://www.geidai.ac.jp/museum/exhibit/2008/bauhaus/bauhaus_ja.htm)
上野駅の公園口を出て、東京都美術館の脇を抜ける。こっちまで来たのは初めてかもしれない。谷口吉生さんの法隆寺宝物館の一部が見える。その先には安藤忠雄さんの国際子ども図書館。今度暑くない時にゆっくり回ってみよう。
本当に今日は暑い。
10:00過ぎに美術館に着くも、既に沢山の人。終了間際だからかな。子どもたちが多い。
さくさくと館内を回り、最後の校長室の復元展示に。最近建築関連の展覧会では、実物大の展示が多いが、これは面白い。モノクロ写真では分からない色使いや、ドアの枠のディテール等とても分かりやすい。
11:00過ぎに東京芸術大学美術館を後にして、根津駅へ。土曜日で人が少なく、ピーカンの街は独特な雰囲気がある。
根津から竹橋へ。
国立近代美術館の「建築がうまれるとき ペーター・メルクリと青木淳」(http://www.momat.go.jp/Honkan/Maerkli_Aoki/index.html)へ。国立近代美術館も子どもが多い。そうか、夏休みの体験学習かなにかなのだろう。
こちらの展覧会は、是非武蔵野大学の学生たちに見てもらいたい展覧会だ。「建築がうまれるとき」とはうまいタイトルだ。タイトルが先か、出品物が先か、どちらだろう。
12:30前に国立近代美術館を出て、渋谷へ向かう。
歩きながらハンバーガーをつまみ、イメージフォーラムへ。「コロッサル・ユース」ペトロ・コスタ監督(http://www.cinematrix.jp/colossalyouth/)。13:10の回に駆け込む。
前作の「ヴァンダの部屋」は見ていないが、せんだいメディアテークで行なわれた「ヴァンダの部屋」ヴィデオ・インスタレーションを含む、「ペドロ・コスタ 世界へのまなざし」の記録集「ペドロ・コスタ 遠い部屋からの声」(http://www.smt.jp/pedro/)を書店で見つけ、ペドロ・コスタ監督の映画を見てみたいと思っていた。
「コロッサル・ユース」が公開されたのは知っていたが、まさかまだやっているとは。金曜日ネット検索で知った。
アフリカ移民が多く住む、リスボン郊外のフォンタイーニャス地区で撮影されている。
広角で下から見上げるアングルで固定されたカメラが長回しで捉えた映像は、本当に美しい。ワンシーンワンシーンがスチールの大判写真作品として充分な質を持っている。
後で映画のホームページを読むと、照明は持ち込まず、すべて自然光で撮影しているそうだ。
1997年「骨」、2000年「ヴァンダの部屋」と同じフォンタイーニャス地区で撮影された3連作は、同じ名前の人物も登場しているそうだ。まるで、フォークナーの「ヨクナパトーファ・サーガ」や中上健次の「紀州・サーガ」のようではないか。
ストーリーを追えるわけでもなく、時間系もはっきりしない映画だが、ツァイ・ミンリャンの「楽日」のように、映像が力を持った映画で、2時間半はアッという間に過ぎて行った。
終映後トークショウを始める準備をしていたので、そのまま聞いてみたが、TBSのアナウンサーがゲストで、ただの映画ファンの感想を話すだけで、なんでこんなトークショウやるのと、狐につままれたようなトークショウだった。
○ 2008/7/20
今日も暑い。一日大和町。
○ 2008/7/21
8:00に事務所。日は射してないが、湿度が高く、蒸し蒸しする。
メールチェック後、日報のアップ。
机に積み上げた雑誌を見ながら、少しずつ整理する。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
建築施工法の最後の授業。14:40から各人にレポートを提出してもらい、副題をどうしてそれに決めたかを発表してもらう。
皆あっさりしていて、早く終わってしまう。
かなり漠然としたテーマを与えたので、どのようなサブテーマを考えて来るかちょっと心配だったが、とりあえずサブテーマを聞いたところでは、様々な面白いテーマを選んでいたので、嬉しかった。
まあ、内容を読んでからでなくては、喜んでもいられないが。
事務所に戻り、建築施工法のレポート提出者の確認と、間に合わなかった学生からのメール返信と、その他出席はしているがレポートの提出もなく、連絡もない学生にアナウンスのお願いを実習棟の山田さんにメールし、電話で同じく実習棟の中島さんに確認し再度お願いする。
出掛けに話していたコンペのアイデアの続きを、スタッフと話す。
今日から気が向いたら、写真のキャプションを入れてみます。
これはロンドリーナの演劇フェスティバルのポスター。これってまるで森山大道さんだよね。
森山さんを気取って、一枚。
○ 2008/7/22
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
今日の打ち合わせの資料を思いついたので探す。
早い時間は窓を開けておけば凌げるのだが、さすがに9:30を過ぎて、陽が差して来ると空調が必要になる。
そう、空調機は先週の金曜日に、再びメーカーの技術の人が来てくれて、室外機の基盤が壊れていたので取り替えてもらい、とりあえず作動して快適だ。
日報のアップ。
打合せテーブルまわりの整理と雑務。
YTHの本見積りがもうしばらくで出てくるので、現在までの経過を再確認と、比較表作成についてスタッフに指示。
13:00過ぎ、コンペの植栽の打合せで、江田さん来所。シンボリツリー等について打合せ。面白いアイデアを頂き、方針決定。14:00終了。
昨日受け取った、建築施工法のレポートを読み始める。全部で48人分。一人5000字程度なので、夜までかかるが、一気に読了。
ほとんどの学生のレポートが、最後に書いている自分のまとめからがスタートだよ、という内容なので惜しい。
一割りくらいは面白い内容を施工法と言うテーマに沿わせ、うまくまとめて来ているのが収穫か。
これだけ続けて読むと、さすがに頭がグリングリンする。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。先週末にも追い切りを消化。気持ちが乗らなかった前半はふわふわしたような走りだったものの、追い出してからの伸びはたいへん良く、猛追して2番手にいたMベクルックスを交わし、ハナを行くMアクトナインと同時入線しました。古馬の牡馬と混じっても通用しそうな手応えを感じています。近々、入厩する予定。
○ 2008/7/23
8:00過ぎ事務所。
自転車で事務所まで来て、クールダウンのため少し空調をつけ、しばらくして空調を止めて、窓を開け扇風機にする。
しかし、今日は朝から陽が差し暑い。日報のアップ。
昨日に続き、建築施工法の採点を行う。
9:30過ぎには、我慢できず、空調をつけてしまう。
10:00、YTHとコンペの簡単なスタッフ打合せ。
11:30過ぎ、とりあえず、いま提出されているところまでの採点終了。
ものつくり大学のインターンシップの鈴木君にやってもらっている、小劇場の勉強会用のデータベース作成の確認。
なんと去年やってもらった部分とダブってしまっていることに気づく。二人ともショック。だが、ここで軌道修正できたことが、不幸中の幸いと考えよう。
14:00、ものつくり大学の4年生が那須先生の案内で来所。
大道具を作る会社へインターンシップに行ったり、就職を考えたいとのこと。
特殊な世界なので、かなりモチベーションが高くないと続かないことを話す。先ずは、27日の小劇場の勉強会絡みの、浅草での会に参加するように進める。そこに劇場関係者も参加予定なので、そこから始めるように話す。
興味を持って読んでみたら良い本をいくつかあげる。15:00過ぎ終了。
SIHのスケッチと図面作業を続ける。
写真は、ロンドリーナの劇場のそばに建つビル。空調室外機がつくる肌理に眼がいく。
大胆な室外機の取り付けは、地震がないからできるのか。
○ 2008/7/24
8:00事務所。今朝は薄曇り。
事務所に来てクールダウンすると、どうにか窓を開けて扇風機で過ごせる。
メールチェックと日報のアップ。
一日、SIHのズケッチと図面作業。途中で、見直し作業を行い、まとまりつつある。
途中、銀行に行ったり、コンペのスタッフ打合せと、夕方YTHの見積りが出て来たので、スタッフと確認や比較表作りをスタートする。
マイネマシェリ、26日、函館5R出走確定。
写真はロンドリーナの美術館。時間が取れた時、下町散策をしたのだが、地図を見て劇場に近かったので先ず始めに行ってみた。
ブラジル風(オスカーニューマイヤー風?)で面白そうな建築だったが、閉鎖されている様子だった。
○ 2008/7/25
8:00に事務所。
今朝は朝から陽が差していて暑い。夏休みになって、朝自転車で来る道も、人影が少ない。
メールチェックと日報のアップ。
YTHの見積りで明け方気がついたところを、建設会社に連絡。
スタッフが置いて行った、コンペの図面のたたき台と模型をチェック。模型、良い感じにできあがっている 。
コンペのプレゼンのシノプシス作成。
YTHの見積りのチェックと比較表のたたき台をチェックしてスタッフ打合せ。
12:45自転車で事務所を出て、コンペの敷地を再度見に行く。
外はものすごい暑さだ。敷地前を何度か行き来して、帰り道にギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
尾仲さんにお願いしておいた写真を受け取りに。
尾仲さんと百々さんと少し話しをし、今日からの新しい写真展も拝見する。
尾仲さんの再刊される写真集「slow boat」(http://kaido-news.jugem.jp/)の予約もした。
事務所に戻り、SIHの図面作業。YTHの見積り比較表作業とコンペの作業をスタッフに確認。
馬主会の桐山から電話があり、明日函館5Rの時間に、新宿の場外馬券売り場で待ち合わせをする。
18:30前事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
空が暗くなって来ているが、雨は降り始めていない。
19:00から小劇場の勉強会。
27日に予定されている、「第1回JATET劇場建築学生ゼミ」の浅草散策の資料を検討し、当日配る資料作成。
武蔵野大学の学生の一人が、天井桟敷の「ノック」を卒業研究にしているので、伊東さんが先日劇場で扇田先生にあった時、レクチャーのお願いをしてくれて、OKを頂いたとのこと。さらに驚くべき状況が。楽しみになって来た。
22:40お開き。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、26日(土)、函館5Rの芝1200mに出走します。今週の追い切りは当初、ダートコースで予定していましたが、大雨が降ってかなり馬場状態が悪くなったため、急遽路盤が柔らかくなってクッションが利いた芝コースで行うことに。直線での反応を確かめる程度のものでしたが、現地からは「体に太め感もなく、動ける状態」と報告を受けています。環境にも慣れた現地2走目で、滞在競馬の効果を発揮して欲しいものです。
写真は、ロンドリーナのダウンタウンのバスターミナルの入り口。バスターミナルは坂道に面していて、坂の上から来て、バスが沢山止まっているので停留所の方に行こうとしたら、おじさんが何人も出て来て、追い払われた。その中の一人がどうやらこっちに来いと言っているようだったのでそちらに行くと、下り坂の途中にこの入り口があった。地上は到着のバス停で、地下が出発のバス停になっていたのだ。ここから各地にバスが出ているようだ。
そういえば、後で行った別の街ベロ・オリゾンチのバスターミナルも、地上が到着、地下が出発になっていた。
○ 2008/7/26
8:15事務所。
スタッフは徹夜していたようだ。
メールチェック後、コンペの資料の打合せ。
YTHの見積り比較表の打合せ。
日報のアップ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
12:00前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ向かう。
馬券売り場で馬主会の桐山と落ち合い、函館5Rをモニターで見る。13:05発送。常に5番手くらいの良い位置でレースをするも、3・4コーナーからの追い出しに対応できずに、7番目にゴール。
馬券売り場を出て、昼を取りながら、先週桐山が受けた構造一級建築士の講習と試験の話し等。
14:00過ぎ別れて、ヨドバシカメラへ。
スタッフに頼まれた、プリント用紙を買って、事務所に戻る。
17:00、YTHのクライアント来所。見積りについて説明。17:30、建設会社も来所。内容を確認しながら減額の可能性を話し合う。
20:00打合せ終了。
○ 2008/7/27
7:30過ぎに起きて、バリカンを当て、シャワーを浴びる。
9:00朝昼兼用のパスタを作り食べて、出掛ける準備。
11:20、浴衣なので一足先に出たチェ・ミキと高円寺駅で落ち合い、浅草へ向かう。
12:00過ぎ、浅草の森平舞台機構の社屋へ到着。
小劇場の勉強会のメンバーが「第1回JATET劇場建築学生ゼミ」の準備を始めていた。
13:00前から、徐々に参加者が集まり、学生と社会人半々くらいで40人強の参加で、大盛況。
13:00過ぎ、シアターワークショプの伊東さんの司会で、この会の発案者の建築家・山崎泰孝先生の挨拶からスタート。
早稲田大学の演劇博物館の鈴木英一さんの、浅草と芝居小屋についてのレクチャー。
江戸時代の浅草三座や芝居についての話しから始まり、明治大正昭和初期の六区の劇場まで。
途中、老舗のみつ豆がおやつに出る。
14:30、鈴木さんのレクチャーが終了し、途中から来られた、舞台美術家の高田一郎さんの挨拶の後、浅草散策へ繰り出す。
小道具の会社や、浅草三座後、三業会館、奥山、六区、浅草公会堂から浅草寺境内を通って、偶然やっていた猿回しを見て、森平舞台機構の会場に戻る。
雨はどうにかもち、陽は射していなかったが、湿度と気温が高く、2時間の散策は結構くたびれた。
会場で、簡単な質疑があって、17:00、浅草の鳶の家に生まれた、講師の鈴木さんの木遣りと一本締めで終了。
残ったメンバー16人で、ビアホールでお疲れ会。
20:00前終了。ビアホールを出たら、気温も湿度も下がり、気持のよい夜になっていた。
○ 2008/7/28
8:00に事務所。
メールチェックしようとしたが、ネット環境がおかしく、いろいろ試すも断念。
スタッフが置いて行った、コンペのプレゼン資料を確認しつつ、シノプシスに書き加える。
連絡事項いくつか。
日報を書いているうちに、スタッフが来たので、ネット環境の確認をしてもらったら、なんとひとつのポートが外れているだけだった。とほほ。
日報をアップして、コンペの概要を再度確認。
プレゼンのシュミレーションや資料の確認。
午後一でSIH、NTH、HMH-K等の簡単なスタッフ打合せ。
14:30前にスタッフ二人と事務所を出て、OZONEへ。地下のカフェでクールダウンして、15:30前OZONEの受付へ。
15:30からコンペのプレゼンテイション。17:00前終了。
OZONE6階で、今度阿佐ヶ谷に引っ越して来る荒木さんや、その他何人か顔見知りの人達が開催している「お父さんは建築家」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/571.html)を拝見して、新宿西口の思いで横丁でビールで軽くお疲れをして、事務所に戻る。
写真はロンドリーナの街路樹。ブラジルは都市部でも緑濃く、葉も厚く大きい植物が、至る所に生えている。その野性さは気持がよい。生きている、と言うエネルギーを、素直に感じられる。
○ 2008/7/29
8:00前事務所。
メールチェックと日曜締め切りの建築施工法のビハインドレポートの確認。
日報のアップ。
建築施工法の後から出て来たレポートもすべて読んで、採点。
昨日のOZONEのコンペについて、気にかかった部分があったので、スタッフと相談して、スケジュール連絡をOZONEの担当者にした際に、2点ほどクライアントに伝言をお願いする。
進行中のプロジェクトの確認。
借りっ放しになっている本を図書館に返却に。
YTHの見積りの減額の可能性のある部分を査定し、スタッフに集計表を作成するように指示。
明日の油壺行きの準備、役所への確認等。
○ 2008/7/30
8:00前に事務所。
メールチェックと、スタッフが置いて行ったNTH、HMH-K、SIHの図面をチェックし、指示を書き込む。
8:45事務所を出て、品川に向かい、京浜急行の特快で三崎口まで。三崎口からバスに乗って、終点の油壺11:30過ぎ着。
増築を計画していた、HMH-Kの敷地の地盤と斜面での計画で、問題が次々発生するので、増築は最低限に留めて、クライアントは新たに海に週末住宅を考え始めた。たまたま持っているリゾートマンションの隣の敷地が売りに出ているから、ということで確認に来た。
バスの中は子ども連れの人達ばかり。
草ぼうぼうの敷地に踏み入り、地形を確認。その後となりの、クライアントが持っているマンションの駐車場から確認し、借りた鍵で5階の部屋に上がり、周辺を写真に撮る。とても眺めの良い場所だ。
再び外に出て、今度はマンションの反対側に回り、海辺へおりる道があったので、急な坂道を行く。小さな浜辺には海の家があり、三々五々、海水浴を楽しんでいる。斜面の上の方にある敷地候補が眺められる場所を探して、ぶらぶらし、写真を撮る。さすがに海辺、暑い。
また、坂道を上がって、少し先まで進んでみるも、マリンパークに近づくだけなので、近くに合った食堂に飛び込む。
ビールとネギトロ丼を注文して、一息。他の客はおじいさんとお孫さん二人の一組。
食事後、再び敷地候補地に行って、食事をしながら考えたアイデアを思い浮かべ、周辺写真を再度撮影。
バス停まわりをプラプラし、バスで三崎口まで戻る。スタッフへの土産に、トロ饅頭を買って、13:30過ぎの電車に乗り、品川経由で事務所に戻る。
事務所に戻ったら、クライアントから電話があったようで、すぐに電話で敷地の感触を報告する。
NTH、HMH-Kの簡単なスタッフ打合せ。
写真は、ロンドリーナの劇場そばの公園にいた野良犬2匹。別の日、公園に入り込んだ野良猫をこの犬2匹が追いかけて、凄い声をあげて、猫が木に駆け上がった。犬たちはちょっとの間、木を見上げていたが、すぐにあきらめてどこかへ行ってしまった。漫画のようなシーンだが、考えてみたら、初めて見た光景だった。
○ 2008/7/31
この二三日、夜は涼しく寝やすい。
少し早く眼が覚めてしまった。
7:30自転車で事務所までくる道も、湿度が低く、涼やかだ。
メールチェックと建設会社へ連絡一本。
スタッフが置いて行ったSIHの図面をチェック。
日報を書いて、アップ。
眼に飛び込んで来たネットのニュースで思い出した。
昨晩テレビで見た、内藤大助vs清水智信のタイトルマッチ。良い試合だった。
33歳のあか抜けないチャンピオンの内藤。かたや27歳のちょっと良い風貌の清水。
残り3ラウンドで、判定では挑戦者が断然有利。その10Rでチャンピオンのまさに力ずくでのKO。勝ちを感じていたのだろう、マットをたたいて悔しがる、挑戦者。久しぶりに、ドラマを感じた。
そこに亀田。あまりの陳腐さに、唖然としてしまう。とほほ。
10:00スタッフが来たので、YTH、NTH、SIHのスタッフ打合せ。
10:00までは、窓を開け風を引き込むことで、空調をつけずにいたが、さすがに蒸し蒸ししてきたので、空調をドライにする。
雑務や連絡事項で時間が過ぎて行く。
13:00、WMHの概算見積りを建設会社が届けてくれる。どの建設会社に聞いても、鉄の値上がりが半端でない。3、4年前の3倍になっている。その辺りや、建設会社の倒産も増えていること等、いろいろ伺う。14:00終了。
コスト管理がかなりしっかりされているのだろうと思われる、「箱の家」の難波和彦さんの7月30日のブログにも、「最近の確認申請手続の複雑化と不安定な建設価格事情に合わせて、」「実施設計を先に進めて見積を取り、現実性を確かめた上で確認申請を提出するという順序」に設計の進め方を改訂するとあった。本当に、見積りをとってからでないと、先に進めなくなって来ている。
頂いた概算見積りの確認。
16:00、唐組の辻さん来所。秋の公演の相談。
「向日葵の柩」柳美里・作 金守珍・演出(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)の台本を読む。
夕方になったら、やはり空調機はいらない気候に。窓を開ければ充分だ。
写真はロンドリーナの下町の建物。1階の左側はオープンな床屋。
このような床屋が、街の中、ちらほらと。
○ 2008/8/1
昨晩も寝やすかったので、熟睡でき、少し早く眼が覚める。
7:30過ぎ事務所。
メールチェックとメールにて連絡事項いくつか。日報のアップ。
EMHの銀行用図面のスケッチ。
昨日出て来たWMHの概算見積りから考えた検討事項を、構造事務所に電話で確認。色々と制約がある。
10:00にスタッフが来たので、EMHの図面作成指示。
10:30事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
11:00から概算と内容の説明。構造を鉄骨で考えているので、ずいぶん予算よりアップしてしまっている。果たして現在の規模のままで、良いものか。又規模を縮小したとして、費用対効果として建替えの意味があるのか、判断が難しくなって来た。
とりあえず、次のステップを決め、12:30終了。
その脚で、下北沢に回り、途中昼をとり、EMHの敷地を確認しに行く。しばらく前に、クライアントと敷地まで行った時は、まだ建物があったが、解体され更地になっていた。敷地の高低差を計ったり、写真を撮ったりで、しばらくブラブラする。
駅まで裏道を歩いてみたら、ちょっと気になるシャツが飾ってある店がセール中。思わず入って、Tシャツとアロハを買ってしまう。昔一時住んでいたことのある下北は、今いる阿佐ヶ谷や高円寺と似ている部分もあるが、ちょっと違うんだな。
吉祥寺まわりで、事務所に戻る。
ずいぶん昔、モダンリビングの編集部にいた時にお世話になった中島さんから、久しぶりの電話。
立ち上げたWEBマガジン(http://www.ienojikan.com/)で、大和町を取り上げてくれると言う。なんと、写真は浅川さん(http://www.c-channel.com/c00357/)。
小劇場の勉強会のメンバー鹿野さんも、千野市民会館を浅川さんに撮影してもらったりして、浅川さんと顔見知りで、最近浅川さんの話しをしていたところだ。撮影の後に久しぶりに懇親会を行なおう、と言う話しになる。
建築施工法の採点を終了する。
17:00またまた懐かしい人から電話があり、事務所に訪ねて来てくれた。
なんだか、懐かしい連絡が続けて入るので、何かあるのではと心配になる。
18:30過ぎ事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
小劇場の勉強会。劇場の評価の話し等をしていたが、22:00前に理科大学の4年生が現われ、卒論のバウハウスダンスについて概要を発表したので、それについてブレスト。
23:00過ぎ終了。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、30日(水)、美浦の相沢厩舎に入厩しました。長距離輸送による熱発もなく、翌日から坂路へ。初日は感触を確かめるようにハロン18秒のキャンターで軽く駆け上がりました。3日(日)にびしっと追い、6日(水)にもタイムを出して、2回新潟最終週の長岡特別・芝1200mに向かいます。松岡騎手に騎乗を依頼しました。
20080801
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、26日(土)に函館で出走し、7着でした。一転して行きっぷりが良化。しかし、手応えほどの伸びがなく、インで少し脚を使っただけでした。除々に進出して勢いをつけた上で直線に向いた方が良いタイプなのかもしれません。今回はアクションに表さないだけで他馬を気にしていた可能性もあります。馬房と人員の都合で現地を引き揚げることになり、29日(火)の朝、トレセンに到着しました。今週末、交流競走(大井のクローバー特別・ダート1200m)に申し込む予定。選出されなければ、出走間隔を稼ぐためにいったんビッグレッドファーム鉾田に移します。
○ 2008/8/2
9:00に事務所。
9:30NTHのクライアントご夫妻来所。
基本計画の最終打合せ。11:30前終了。
13:00事務所を出て、パルコ劇場へ。「SISTERS」長塚圭史:作・演出(http://www.parco-play.com/web/page/information/sisters/)。評判が良く、たまたまシアターワークショプの伊東さんが行けなくなったので、鹿野さんとチケットを譲ってもらった。
14:00開演、16:20過ぎ終演。良く出来た本だ。役者もうまい。確かに評判通りだが、僕にとってゾクゾクッとくるものはなかった。
とりあえずビールをと、渋谷を歩いていたら、目の前にシアターワークショプのスタッフで勉強会のメンバーで、この芝居の評判を教えてくれた小池さんが。一緒に三平酒寮へ。
芝居の話しをしながら一杯。これから芝居を見に行く小池さんは17:30前に先に出て、18:30前鹿野さんともお開き。
○ 2008/8/3
10:30前のこだまに乗って、浜松へ。
12:30、浜松で昨日から実家へ行っていた、チェ・ミキと落ち合い、チェ・ミキの妹の運転で、義父の入院している病院へ行って、一時間くらいお見舞いをして、実家に戻る。
ビールを頂き、少し休んで、17:00過ぎ歩いて、しばらく前に改装のアドバイスをした妹の家へ。ご飯とお酒を頂く。
22:00くらいに歩いて、実家に戻る。
○ 2008/8/4
10:00前に、車で浜松駅まで送ってもらい、名古屋へ。
名古屋で駅のまわりをプラプラして、13:00発の名鉄で日本ライン今渡駅へ、13:50着。結構な山の中だ。
駅で可児市文化創造センターの館長の衞紀生さんにピックアップしてもらい、可児市文化創造センター(http://www.kpac.or.jp/)へ。
14:00から、11月の後半に行う「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)の公演の打合せと、小劇場の下見。
技術スタッフとしてこちらに来ている、新宿梁山泊の舞台監督をずっとやっていた、村松さんとも久しぶりに会う。
香山寿夫さん設計の建物は、とても丁寧に作られている。鶴川のコンペをやったので、小さな図書館やスタジオ、工作室などとホールが一体になった、このような複合施設のイメージがかなり具体的になり、同じような施設を見ると、色々な考えが頭に浮かんくる。月曜日だが、何人もの市民が、図書スペースのブラウジングで寛いだりしている、魅力的な建築でした。
小劇場をゆっくり見せてもらって、大劇場、その他のスペースも駆け足ながら案内してもらう。
15:30終了し、再び駅まで送ってもらい、名古屋経由で東京に戻る。
○ 2008/8/5
8:00事務所。
陽は射してないが、蒸し暑い。
溜まったメールチェックと連絡事項いくつか。電話での連絡事項などで時間が過ぎて行く。
進行中のプロジェクトについて、スタッフに確認したり。
昼前にやっと溜まっていた日報のアップ。
明日の打ち合わせの資料の準備や確認。
昼から午後にかけて、何度か激しい雷雨。
インターンシップで80日間事務所に来ていた、ものつくり大学の鈴木君が今日で最後。夕方、最後にお願いしていた、小劇場のデータベースのインプットの確認とデータ受け渡し。
19:00前事務所を出て、近くの居酒屋でお疲れ会。
課題にしてあった、好きな建築家のレポートをしてもらい、恒例のお礼の本2冊を渡す。
盛り上がり、23:00過ぎお開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を経て31日(木)に坂路とトラックコースを使って試し乗りを行っており、一息入れた効果で歩様の硬さが取れていました。前さばきの硬さがまだ若干気になるものの、進めていけそうな感触です。1日(金)から坂路での調教を再開しており、運動するとほぐれるのか稽古の後の方が歩様が良く感じられるほど。馬体重が515キロとだいぶふっくらしていて、元気も一杯です。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで休養中。右臀部のかさぶたが自然治癒によって小さくなってきています。新しい組織が伸びてきている蹄の経過もまずまず良く、亀裂の末端が真ん中あたりまで下がってきました。これを受け、午前10時半〜翌朝の5時半まで行う昼夜放牧に切り替えています。乗り出すタイミングについてはまだ何ともいえないものの、他馬より長めに休ませるかもしれません。馬体重は472キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。いつも他馬と調教を行うのは、少々の悪さがある口向きと集中力の関係から。相手がいればまっすぐに走れます。体格的に劣ってしまう分、迫力という点においては物足りないものの、スタート地点で見せるぴょんぴょん跳ねるような軽さと運動神経は魅力です。今後はゲート練習も進めていく予定。
○ 2008/8/6
8:00過ぎ事務所。
メールチェックとYTHの長い電話連絡。
9:30前事務所を出て、HMHのクライアント宅へ。10:00よりHMH-Aの敷地調査の報告とHMH-Kの増改築修正案のプレゼン。
11:15終了し事務所に戻る。
昼にWMHの法規の初歩的な見落としに気付く。なんてこった。見直しを項目をスタッフに指示。
HMHとYTHの打合せ事項をスタッフに確認指示。
14:00前に事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。この時間帯が一番暑く、バテバテになって来る。
15:00からSIHの基本計画の打合せ。今回の案で、基本計画がまとまりそうだ。ユーティリティ部分の別案を出してみることに。今後のスケジュールを説明。
16:30終了。少しは凌ぎやすくなって来た。新宿のジュンク堂に寄って、何冊かの本を買って事務所に戻る。
この時期、午前と午後出掛けると、体力を消耗する。
日報のアップ。
アルデュール、9日(土)新潟11R出走予定。いよいよ稼働か。
写真はロンドリーナの劇場の前。ポップコーン売りがいる。
○ 2008/8/7
8:00に事務所。暑い日が続く。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面と模型をチェック。
10:00にスタッフが来たので、進行中のそれぞれのプロジェクトごとに、指示と打ち合わせ。
14:30前事務所を出て、自由が丘へ向かう。
事務所設立当初お世話になった建設会社へ。15:30から、お手伝いさせて頂くプロジェクトの打合せ。16:30終了。
建設会社で伺った自由が丘の変化を見に、少し街をブラブラし、以前多摩川園で事務所をシェアーしていた、大学の同級生の鈴木基紀の事務所へ。
事務所でビールを飲みながらしばらく痛風と建築談義。
場所を居酒屋へ変えて、飲む。21:00前お開き。
駅で別れる。
写真はロンドリーナの劇場の2階へのスロープ。この劇場はモダニズムの典型のような建築で、とても魅力的だった。このスロープもシザの建徳(本物を見たことはないが)のようだ。最近GAからブラジルを代表する建築家・オスカー ニューマイヤーの本(http://www.ga-ada.co.jp/japanese/ga_otherbooks/index_niemeyer.html)が出たが、その本でシザとニューマイヤーが対談している。考えてみたら、二人ともポルトガル語圏の人。ポルトガルとブラジルはどこかで繋がっているのか。ポルトガル語を話す建築家の代表の対談を企画する、GA恐るべし。
○ 2008/8/8
昨日は久しぶりの鈴木基紀と話しが弾み、少し飲み過ぎたか。
疲れてしまったので、ゆっくり8:00まで寝て、8:30過ぎ事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面や資料のチェックし、日報のアップ。
ラフィアンのホームページを確認したら、アルデュール、明日の新潟11R出走確定だ。夏競馬の土曜日とは言え、メインだ。頑張って欲しい。
10:00スタッフが来てWMHの確認をしていたら、もう一人のスタッフが、先日見落としていたと思った初期的な法規、かなり初期に実はクリアーしていたことを思い出した。なんてこった。そうだったではないか。暑さで頭が鈍い。
NTHのスタッフ打合せの後、今日の午後のYTHの打合せの資料について、スタッフに指示を出す。
昼過ぎから、YTHの見積り経過をすべて見直し、頭に入れる。
15:00、YTHの建設会社来所。しばらくしてクライアント夫妻も来所。
減額案の確認からはじめ、様々な話しの後、持ち帰りの目標金額を決めて、18:00前建設会社の方は事務所を出る。来週からお盆休みなので、なかなか見積りの確認が難しい状況だ。
その後、クライアント夫妻と、再度状況確認をして、18:30過ぎ終了。
夜になって、明日から来週一杯、特に出て来なくて良い人間は夏休みなので、掃除をする。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、9日(土)、新潟11Rの長岡特別・芝1200mに出走します。この中間も精力的に乗り込まれました。長距離輸送に配慮しての追い切りスケジュールで、日曜日に強い負荷をかけて、6日(水)には併せ馬で直線の反応を確かめました。跨った松岡騎手は「息遣いが荒く感じたのが気になる程度。良い反応で、前の馬の後ろにつけて横に出したらビュッと伸びた。この動きなら息さえ持てば勝ち負けできます」とコメント。実戦で跨るのを心待ちにしている様子でした。好勝負を期待しています。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、美浦で調整中。トレセンへ帰ってきてからテンションが高めです。馬房では落ち着いて過ごしていますが、馬場に入るとカーッとなって暴走しそうになっていました。そのためこの中間は追い切り以外コースを使わずに、角馬場で長い時間キャンターを乗って落ち着かせることに専念しています。先週末に申し込んだ大井の交流競走が補欠1番手だったため、鉾田には出さず待機して様子を見ました。結果回避馬は出ませんでしたが、再度19日(火)に行われる川崎の交流競走(1400mか1500mのいずれか)に申し込む予定にしています。
写真はロンドリーナの初日のスタンディングオベイション。
○ 2008/8/9
業務連絡:事務所は来週一杯、17日まで夏休みにします。
8:30事務所。今朝も暑い。
メールチェック。
昨日のYTHの減額打合せの内容を再度見直し、気になるところと、新たに気がついた減額項目を、建設会社に連絡。
明後日の会のために、パールセンターにいつものテーブルワインを買いに行く。ついでに今日のレース用にスポーツ新聞も。
阿佐ヶ谷名物七夕が何日か前から始まっているが、さすがに10:00過ぎだと、それほどの人ではなくまだゆっくり歩ける。
事務所に戻って、日報のアップ。
12:30前に事務所を出て、目白へ。吉村順三記念ギャラリーの「 ソルフェージ・スクール 」 展(http://www.sepia.dti.ne.jp/jymg/sub1_1.html)。
ギャラリーの扉を開けたら、先日事務所に遊びに行った時に、この展覧会のことを話した鈴木基紀がいた。
この展覧会の最大のポイントは、40年程前に作られた建築の図面を見た後、その建築を訪れることが出来る、ということ。
ゆっくり図面を拝見し、ギャラリーにいらした平尾寛さんに、質問したりお話をうかがい、ギャラリーを出て近くのソルフェージュ・スクールに。
でなくてはならない、と言う部分はなく、でも筋の通った素の建築。3階の音楽室では弦楽団の練習が行なわれいて、その音の良さを実感できた。「これでいいのだ」(@赤塚不二夫)とさりげなく語る建築。
14:15、鈴木基紀と目白駅に向かう。
ビールでも一杯、と誘い、では次ぎに行く予定だった新宿に。
初めてだと言う、場外馬券売り場を案内し、近くの中華屋に入ってビール、酎ハイと餃子。
15:20中華屋を出て、再び馬券売り場へ。15:45新潟の11R発送。アルデュールは4、5番手を進み良い感じだ。
4コーナーを回り、新潟の長い直線。塞がれていた前が空き、前に出ようとしていたところに2着になった馬が斜行してきて、再び道を塞がれる。4着。不利がなければ、勝ち負けのレースだったのでは、と残念。
16:00前鈴木基紀と別れ、事務所に戻る。
16:30、武蔵野大学の実習棟の中島さんが来所。事務所で尾仲さんの写真を見てもらって、一緒に事務所を出て途中でビールを買って、ギャラリー街道へ。街道は夏休み中だが、暗室作業に来ていた尾仲さんからドイツで再版された写真集「slow boat」(http://onaka.mods.jp/)を譲って頂き、サインをしてもらう。しばらく街道で話し、阿佐ヶ谷の七夕をちょっと見てみようかとなる。街道の掃除を少しすると言う尾仲さん夫妻と、18:30南阿佐ヶ谷で待ち合わせることにして、書店に行くと言う中島さんと別れ、いったん事務所に戻る。
18:30尾仲さん夫妻と中島さんと落ち合い、パールセンターへ。凄い人だ。早々に引き上げ、阿佐ヶ谷駅近くのホルモン焼き屋で一杯。写真の話しや諸々で、盛り上がる。楽しい会だった。
忘れてしまってはいけないものを、どれだけ憶えていられるか。そんなことを、再び、感じた一日だった。
写真はロンドリーナのホテルの前の道の日曜日のフリーマーケット。食料品がほとんどだった。日曜日は街は完全休息日になっていた。一部の大型店舗以外は開店していなかった。
○ 2008/8/10
7:30頃起きて、明日の取材のために片付けを始める。
午後は買い物に行き、明日用に、マカロニ・ポテトサラダ作り。
○ 2008/8/11
7:30頃起きて、片付けの続き。
久しぶりにテーブルの上に何もなくなり、カーテンを開け放し、気持がよい。
11:00前、浅川さん(http://www.c-channel.com/c00357/)がアシスタントの方と訪ねて来る。本当に久しぶりだ。
外から撮り始めたところへ、編集者でライターの中島さんも登場。中島さんとも、本当に久しぶり。
今日は中島さんが立ち上げたWEBマガジン「家の時間」(http://www.ienojikan.com/)の中の「建築家の自邸を訪ねて」のコーナーの取材。第2回目になるそうだ。
家の中では浅川さんの撮影が進み、テーブルで中島さんのインタビューを受ける。
13:00前終了し、久しぶりの飲み会に。
小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんが千野市民館の担当だった時に、浅川さんと知り合い、その縁で今日はやはり勉強会のメンバーでシアターワークショプのスタッフの小池さんにも声をかけてあり、13:30前小池さんが浴衣で来宅。
14:30頃には鹿野さんも登場。
さらに15:30くらいに、チェ・ミキの妹の子供たち二人が、道に迷いながらも無事浜松から二人だけで到着。
そんなこんなで、飲み会が続き、芝居に行くと言う小池さんが、中島さんと浅川さん、という順で帰って行き、最後に鹿野さんが多分、21:00くらいに帰って行った、と思う。
本当に久しぶりで、楽しい会だった。
写真は、フリーマーケットの突き当たり合った墓地。カラフルで、それぞれに趣向が凝らされた各家の墓は、なくなった人達を大切にしていることを感じる。いつも祖先に会いに来たい、墓地だ。
○ 2008/8/12
業務連絡。
事務所は今週一週間夏休みです。
18日から通常業務に戻ります。
暑さが続きます。皆さんもご自愛下さい。
8:30に事務所。
メールチェックと日報のアップ。YTHの建設会社へ電話連絡。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
昼前、阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
昨日来た甥姪がプールから帰って来たので、昼を食べて、その後二人を連れて大和町を出てバスに乗って、中野のマンダラケに向かう。漫画を物色した後、吉祥寺の井の頭公園へ。
公園でボートに乗って、カキ氷を食べる。公園入り口の伊勢屋で焼き鳥を食べようと思っていたら、なんと今日から夏休み。
高円寺に移動して、大将で焼き鳥を食べ、18:00過ぎ大和町に戻る。
○ 2008/8/13
8:30事務所。
メールチェックと打ち合わせの準備。
9:00過ぎ、唐組の辻さんが、図面をピックアップに来る。
YTHの減額見積りが建設会社から届いていたので、クライアントへメールして、電話連絡。
10:00、構造の吉田さんが来所。NTHの打合せと、その他進行中のプロジェクトについて。
11:30過ぎ終了。
13:30前事務所を出て、世田谷美術館(http://www.setagayaartmuseum.or.jp/)に向かう。
「建築がみる夢 石山修武と12の物語」。夏休みなので、会場には親子連れが多い。
まさに建築の枠から飛び出したフィールドで展開される石山さんの世界は、逆に現代の建築が建築が忘れているもの、考えなくてはいけないものを、我々に突きつけて来る。
出来上がってしまったものよりも、最初のスケッチの楽しさ、次々と変えて行くことの面白さ、が充分に伝わって来る。
16:30過ぎのバスに乗り、千歳船橋経由で17:40過ぎ事務所に戻る。
メールで、今日浜松から来たチェ・ミキの妹夫婦と子供たちとの待ち合わせが、高円寺で17:00だったことに気付き、慌てて電話して、自転車で高円寺に向かう。
高円寺で二楽亭に行き、その後、昨日に続き大将で仕事帰りのチェ・ミキと落ち合い、2次会。
○ 2008/8/14
昨晩は結構喰って飲んだので、胃が重い。
9:00に起きて、浜松に帰る家族に持って帰ってもらうものを、自転車で事務所にピックアップに。
トンボ帰りで大和町に戻り、10:00過ぎにチェ・ミキの妹家族は車で浜松へ帰って行った。
あまりの暑さに、大和町でだらだら。
13:00過ぎ、大和町を出て事務所へ。
メールチェックと日報書き。
きょうのEMHの打合せ準備。
明日からは事務所に来ないつもりなので、進行中のプロジェクトの図面を持って、17:10事務所を出て、下北沢へ向かう。
18:00、EMHのクライアント待ち合わせ。更地になった敷地を再び確認した後、近くの酒場に入りこの計画の話をとりとめもなくする。
途中から、クライアント夫人もみえ、要望を伺う。21:00過ぎ、お開き。
写真はロンドリーナの墓地の、日系移民の家族の墓。名前と写真と亡くなった年月を直に見ると、その時間をとても身近に感じられた。
○ 2008/8/15
8:00過ぎに起きる。
今日から月曜までは事務所に行かず、大和町。
9:00頃から西側通路の定家葛の剪定。今年ブラジルに行って、植物たちの野生のパワーを見て、これでいいじゃないかとのばし放題にしていたが、あまりにものびすぎて、通路を歩く人たちの邪魔になっているので、剪定することに。
1時間ちょっと外で作業をしていると、汗がダラダラ流れる。これが限度。
ほぼ刈り終わったところで、袋詰めをチェ・ミキにまかせ、剪定を終了し、シャワーを浴び、ビールを飲む。
手のついてない本などを見ながら、昼の準備をして食事。
暑い日が続く。あまりの暑さにどこかに避難と、昨年の夏休みにも行った気がするが、近くでお手軽なラピュタ阿佐ヶ谷へ、15:00過ぎ出かける。「893愚連隊」監督・脚本:中島貞夫1966年(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/kyoto/sakuhin3.html#23)
全編ロケでの撮影ということで、「仁義なき戦い」の先行映画のような期待をして出かけたが、前半はなんだか古くさいやっぱりのストーリーだったが、後半は映画らしい落ちやシーンがあり、終わってみれば楽しめる映画だった。
買い物をして大和町に戻る。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、9日(土)に新潟で出走し、コンマ2秒差の4着でした。10.6秒にペースアップした2ハロン目に先団から少し離されたものの、道中の追走はおおむねスムーズ。進路が開けた直線の半ばから渋太く脚を伸ばしました。久々のレースに加え、初の古馬との混合戦だったにもかかわらず、ここまでがんばれるのだから大したものです。他馬によられ怯まない精神力もほめるべき点でしょう。13日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ。次走は9月半ばの札幌に組まれているUHB賞・芝1200m、中山の初風特別・芝1200mあたり。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、美浦で調整中。ダート、ウッド、ニューポリトラックで乗り込まれています。先週末の申し込みの結果、19日(火)に川崎競馬場で行われる交流競走・サーフフラワー賞・ダート1400mへの出走が決定しました。松岡騎手が手綱を取ります。もう少し走りに伸びやかさが欲しい感はあるものの、四肢の運びはなかなか軽快です。ヒートアップしやすい面は相変わらず。14日(木)に課した追い切りでも少しむきになって走っていました。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
20080725
キクスイの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。カタログの立ち写真よりずっしりして見えるものの、造りはいかにも若駒といった印象。父Mセレクトの1歳時の体格も取り立てるほどではなく、後の馬っぷりが想像できないほどでした。同馬もじわじわ成長していくのではないかと想像しています。しばしば見せるきつい一面は、母父のタマモクロスの影響かもしれません。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
20080725
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。体高も馬体重も平均をオーバーしているのにスレンダーに見えるのは、枝が長いからでしょうか。これまでの兄姉よりもストライドの大きいキャンターで走れるのではないかと期待しています。臆病な面がちらほら見られ、些細なことにも反応してしまうものの、安全だと理解してしまえば怖がりません。物覚えは良い方です。
○ 2008/8/16
8:00前に起きて、昨日剪定で使った鋏を掃除し、事務所から持ってきた雑誌を見たり、進行中のプロジェクトのスケッチをして、「向日葵の棺」の本を読み、スケッチ。
昼に素麺を作って食べ、ダラダラ。
記録用の日報を書く。
買い物を死に阿佐ヶ谷に出て、帰りに古書店の銀星舍に寄り、店主ご夫妻と話し込んでしまう。
写真は、ロンドリーナの劇場に向かう道の途中の家のアプローチ。猫がいる。
○ 2008/8/17
7:30過ぎに起きる。
今日から韓国に旅行に行くチェ・ミキは早朝からいそいそと準備をしていた。
少数民族を武力で弾圧する中国でのオリンピック。モスクワのときはボイコットしたのに、今回はフランスが少し異議を唱えただけ。
しかも最近の日本の実況中継の節度のなさに、いい加減げんなりして、開催前の予告からそんな状況が予想されるので、それらも含め、一人で北京オリンピックボイコットをしているが、マラソンだけは別と言う弱腰。
8:30前チェ・ミキは韓国に向かった。
8:30から女子マラソンの中継を見る。
改めてマラソンという競技の難しさを知る。
北京もそうだったが、東京も今日は涼しい。暑さに慣れた体には寒いくらいだ。しかし、夏休み最後の日としては、過ごしやすくて恵みの気候。
日常業務に戻るウォーミングアップで、大和町に持ち帰った進行中のプロジェクトのスケッチ。
午後買い物に出て、マカロニサラダを作り、再びスケッチ等。
○ 2008/8/18
今朝もそれほど気温は上がっておらず、昨晩ゆっくり眠れたので、6:30前に起きて、7:30事務所。
窓とドアを開け放し、事務所内の籠った暖かい空気を入れ替える。
メールチェックと連絡事項。
日報をまとめてアップ。
10:00スタッフが来たので、掃除をして休み中にスケッチしたこと等を、各プロジェクトごとに打合せ。
机まわりの整理や、WMHのエスキスをしながら、その後も段階ごとに打合せを行なう。
マシェリが明日の川崎競馬の交流レースに出走することに決まった。
マシェリで思い出したが、昨晩見たTBS「夢の扉・馬の力で障害者の心と身体を元気にしたい」(http://www.tbs.co.jp/yumetobi/backnumber/20080817.html)には驚いた。
先天性・後天性関係なく、リハビリとして乗馬をすることで高い効果を得る、ホースセラピー。もちろん番組に出て来たリハビリを前向きにする人達もとても魅力的だった。
自然(この場合は馬)と接することで、部分的ではなく、相対的に身体のバランスをとる必要が出て来る。バリアーフリーではなく、バリアーを日常の中で少しずつ高めることで身体の眠っていたものを覚醒する。これこそ「エコ」だな。ブラジルのグリーンの野性の力を思い出してしまった。どうもブラジル行き以来、「悲しき熱帯」に取り付かれてしまったようだ。
写真は、ロンドリーナのホテルの部屋に飾られた花。
○ 2008/8/19
今日も7:30前に事務所。
自転車で感じる朝の空気が気持良い。
午後伺うKMHの資料を準備しながら、メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったSIHとNTHの図面と資料をチェック。
11:00、横浜にテントを建てる件で、離風霊船の大橋さんと梁山泊の三浦さんが来所。打合せ。11:30過ぎ終了。
13:30過ぎ事務所を出て、KMHへ。
昨年11月に完成した住宅の車庫の建て方。なかなか実行できず、迷惑をかけていた。
15:00から構造事務所も来て、細かい部分の確認。しっかりできており、一安心。
車庫が出来たことで、本体の建築も寄り敷地に馴染んだ。
しかし、暑い。小一時間建設会社と構造事務所と確認して、家のなかへお邪魔する。
2階のテラスで、一休み。これから打合せありますかと聞かれ、ありませんと答えると、なんとビールが出て来た。ありがたい。
眺めの良い、風の良くとおるテラスで、ビールと野菜類を頂き、近況を話す。
しばらくしたら、にわかに曇り空になり、さらにしばらくしたら、雷の音が聞こえて来たので、名残惜しいが雨が降る前に構造事務所とお暇する。
一度事務所に戻り、18:30過ぎ再び事務所を出て、阿佐ヶ谷駅で荒木さん(http://www.t-araki.co.jp/)と落合う。
8月初めに、荒木さんの事務所が阿佐ヶ谷にこして来て、本当に近いご近所になった。
暑気払いとようこそということで、一杯やろうと待ち合わせ。
駅近くの家庭料理の店で一杯やって、近くの「吐夢」(http://kitan.semana.co.jp/tenpo/tom/tom.html)でもう一杯やって、23:00頃お開き。
二人の間で、にわかに阿佐ヶ谷計画が浮上する。果たしてどうなるか。
○ 2008/8/20
昨晩も、帰ってシャワーを浴び、もう一杯やっていたら、テーブルの脇で寝てしまっていた。
3:00過ぎ気がついて、布団へ。弱くなったものだ。
なので、少しゆっくり起きて、9:00に事務所。
一昨日の日報にふと出て来た言葉「悲しき熱帯」(http://www.amazon.co.jp/悲しき熱帯〈1〉-中公クラシックス-レヴィ-ストロース/dp/4121600045)。朝本棚から探し出して来て、今日から読み始めることに。奥付を見ると1979年の3版。30年前の本だ。
メールチェック。
昨日、川崎競馬場の交流競走・サーフフラワー賞・ダート1400mにマシェリが出走したので、ネットでレース映像を見る。便利なものだ。結果は4着。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
10:00にスタッフが来たので、それぞれのプロジェクトについて、各スタッフと打ち合わせ。
先日取材してもらったWEBマガジンのゲラが届いたので、確認して返信。日報のアップ。
WMHの予算表作り、その他進行中のプロジェクトのスケッチ等。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。さらに歩様が良くなり、ぎこちなかった一時の硬さがすっかり解消しました。まだ馬体に張りがなく、「くたくたした感じ」と甘さを指摘されるものの、緩いタイプだけに仕方ありません。それでも、ハロン15秒前後でMリズムと行った併せ馬では、ゴールまでしっかり走っていました。「長く良い脚を使いそう。タイキシャトル産駒だけど短距離馬のイメージがない」とスタッフ。馬体重は496キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。休んでいたことで体がかなり緩んでおり、先日計測したところ498キロ(前回計測時より26キロ増)になっていました。そのため休養を早めに切り上げ、他の2歳牝馬と同時に坂路入りを再開しています。2ヶ月半振りとなる稽古で、息遣いの荒さは否めませんが、外傷や蹄に関しては反動などの問題はなさそう。これから徐々にペースアップしながら、体も絞っていきたいと考えています。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。このところ状態が急上昇しているといった印象。16日(土)に行ったコスモのオペラハウス産駒、Mフロンティアの3頭による縦列から併走への追い切りでも、軽快なスピードを披露して簡単には2頭を併入させませんでした。まだ口向きが若干不安定ですが内容自体は評価できます。現地へ訪れた根本師と相談した結果、9月入厩で対応することで話がまとまっています。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター900m1〜2本の運動をしています。トレセンより現地に移動してからも順調です。前走の疲れが抜けるまで時間がかからず、1日おきの騎乗ながら、ハロン17秒を経て19日(火)には15−15を課せました。馬房やサンシャインパドックで見せる舟ゆすりは相変わらずです。馬体重は前走時と同じ460キロ。
マイネマシェリ・Meine Ma cherie/愛しい人/フランス語
マイネマシェリは、19日(火)、川崎の交流競走に出走し、4着でした。一般の未勝利戦は今開催(最終日9月7日)で終了し、また、同馬は特別未勝利戦の出走資格もありません。あと1戦できるかどうか微妙な状況で、勝ち上がるのは難しいため残念ながら引退が決定しました。
マシェリお疲れさま。去る者がいれば、来るものもいる。
写真は、ロンドリーナの日曜日。ちょっとした広場の屋外ステージで、パフォーマンスをやった、「エビ大王」の音楽で公演に参加していたミン・ヨンチさんたちの、パフォーマンス終了後劇場に帰る後ろ姿。ちょっと旅芸人ぽくて、気に入っている。
○ 2008/8/21
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00簡単なスタッフ打合せ。
13:30前事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
規模を最大限とった前回の案の概算は、予想外に高かったので、それをふまえた規模と予算表を作成。
その規模での案を二つ作成し、打合せ。
話していると、色々とアイデアが浮かんで来る。
この方向で、仕切り直しすることに決まる。
クライアントは映画監督なので、その後様々な話しを伺う。とても魅力的な方だ。
帰りにタワーレコードに寄り、気になっているCDを物色し、何枚か入手し事務所に戻る。
WMHの打合せ項目をまとめ、スタッフに説明。
18:30過ぎ、にわかに真っ暗になり凄い稲光。
夏も終わりかけているのか。
○ 2008/8/22
昨晩の雷雨の後、気温が急激に下がり、今朝も自転車で半袖では寒いくらいだ。
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
10:00スタッフが来たので打合せ。
午後、図書館に行こうとドアを出たら、同じ建物の同じ階に引っ越してくる予定だった知り合いの部屋の引っ越しをやっている。
部屋を覗くと、知り合いが。
図書館と銀行に行って、事務所に戻る。
16:00過ぎ、引っ越していた知り合いたちが訪ねて来る。
しばらく話しをして、夜引っ越し祝いに一杯やることになり。
引っ越して来た部屋を見に行く。
事務所に戻って、EMHのスケッチに取りかかる。
20:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷の中華屋さんへ。チェ・ミキも参加して、知り合いの事務所の引っ越し祝い。
22:00過ぎお開き。
写真はロンドリーナの劇所前の夕方の広場。日曜日なので店もやっていず、ほとんど人がいない。
○ 2008/8/23
9:00前に事務所。
メールチェック。
9:40事務所を出て、等々力に向かう。
今日も涼しい。等々力に着いた時には、雨がポツポツ。
YTHの現場へ。11:00からクライアント夫妻と建設会社で略式の地鎮祭。
ちょっとした打合せや、地縄確認を行なって11:30終了。
全員車で近くのレストランまで移動して、契約書の捺印等をして、クライアントに食事を御馳走して頂く。
13:00、お開き。ここで別れて、近くのBBHを久しぶりに訪れてみるが、アポイントは取ってなかったので、お留守だった。
上野毛から事務所に戻る。
メールチェックと日報のアップ。
夕方早めに大和町に戻り、ポテトサラダを作る。
先日の吉村順三さんの建築を見て、吉坂隆正さんの建築の持つ表情に近いものを感じた。何故そう感じたか考えてみるに、40年くらい前のコンクリート、特に型枠技術による表情の同質性が大きいように感じた。すなわち、技術がその時代の表現を規定する要素は、意外に大きいのではないか、ということに思い至る。当たり前か。
そう考えると、先日展覧会を見に行った石山さんの表現は、近代芸術・アバンギャルドとシュミレーショニズム(椹木野衣が言うところの)の図式の、建築における後者の表現になっているように感じる。その考えが、「夢としての建築」ではなく、「建築が見る夢」というタイトルにきちんとあらわされている。
写真は日曜日の夕方のロンドリーナの売店。方持ちの庇がかっこいい。
○ 2008/8/24
朝から雨が降っていて、寒いくらいだ。
8:00に起きて、北京オリンピックの男子マラソンを見る。
夏の高速レースは陸上長距離競技というより、格闘競技のようだ。
雨がやんでいるので、マラソン終了後、高円寺まで買い物に出る。
昨晩と今晩が高円寺名物の阿波踊りだが、今晩の雨はいかに。
街に祭りのざわめきが残っている。
昼からはずっと大和町。
写真は、ロンドリーナの演劇フェスティバルの打ち上げのパーティー。この地区で有名なクラブだそうだが、年寄りにはちょっとな。
○ 2008/8/25
8:00前に事務所。今朝も雨。やはり寒いくらいだ。
合羽を着て自転車で。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行った図面をチェック。今日の打ち合わせの資料作り。
日報のアップ。
10:00、掃除をして簡単なスタッフ打合せ。
EMHのスケッチ。
14:00前に事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
基本計画の打合せ。ほぼ今回の案で大筋は固まった。何度か案を練っているうちに、ずいぶんとしっくりして来た。
16:30前終了。阿佐ヶ谷で銀行や郵便局等によって事務所に戻る。
一日雨は降ったりやんだり。
○ 2008/8/26
8:00に事務所。相変わらずの小雨模様。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
WMHのエスキスをしてスタッフに指示。
TKPのスケッチ。しばらく突破点が見つからなかったが、ジリジリ考えていたら少し見えて来た。ちょっと寝かす。
EMHのスケッチ。先日あるところまで進めたものを見直しながら、少しずつ進捗させる。
夕方、唐組の辻さんが来所。テント用の図面を渡す。
YTHのスケジュールを眺めながら、進行中のプロジェクトの確認。
写真はロンドリーナのホテルの部屋。最後の日の朝写す。居心地の良い部屋だった。
○ 2008/8/27
朝起きたら、なんと晴れている。久しぶりに気持のよい天気。
8:00に事務所。
メールチェック。
「新建築住宅特集」の編集長・豊田さんから退職の連絡をメールでいただく。今までのお礼のメール返信。
深浦加奈子さんが癌で25日亡くなったことを、ネットのニュースで知る。
25年くらい前、一番熱く小劇場を見ていた頃のミューズの一人だった。第三エロチカは、川村毅さんの本の面白さや演出もあったが、役者たちが個性があって、毎回はまり込んでいた。その中でも深浦加奈子さんと有薗芳記さんは別格だった。
48歳。早すぎる。冥福を祈る。
スタッフが置いて行った図面のチェック。日報のアップ。
YTHの施工図のチェック。
スタッフが作成した横浜のテントの図面をチェックし、スタッフに指示。
13:00、構造事務所来所。SIHの打合せ。
YTHの施工図のスタッフ打合せ。
TKPの進捗状況を確認。スタッフから引き継いでスケッチを始め、日影図をチェック。
EMHのスケッチ。先ずひとつの方向に収斂し始めてみる。
作業が建て込んで来たので、武蔵野大学の4年生にバイトの誘いをメールで送る。果たして反応は。
写真は、昨日の写真と同じロンドリーナのホテルの部屋。壁と天井が塗り分けられていて、それが美しい。
○ 2008/8/28
明け方凄い雨の音で目が覚める。時計を見たら5:00。再び寝て、朝起きたら雨は上がっていた。
8:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行った図面や模型のチェックと日報のアップ。
10:00にスタッフが来たので、それぞれのプロジェクトの打合せ。
曇りで気温は高くはないが、蒸し暑い。
YTHの現場の連絡事項いくつか。
EMHの昨日のスケッチの見直し。見直しを繰り返しているうちに、新たな展開が見えて来た。
スタッフが行なったTKPの日影検討を元に、エスキスしながら打合せをして、方針を決め、スタッフに計画を進めるように指示。
合間に、武蔵野大学の後期の空間造形4の課題のブラッシュアップを検討する。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、23日(土)、26日(火)と2度の追い切りを行い、それぞれ55秒、52秒をマークしました。調子が良く、最後まで抜群の手応えで駆け上がっていきますし、抑えるところはきちんとセーブできるように鞍上の指示にも従っています。舟ゆすりの頻度もいつもより少なくなっており、精神的な落ち着きも見られます。好状態で、けさ27日(水)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の相沢厩舎に移動しました。明日から乗り込んでいきます。
写真は、昨日の写真と同じロンドリーナのホテルの部屋の全体像。この部屋の右隣の部屋にベットが置かれている。壁天井の塗り分けがとても自然に出来上がっている。
○ 2008/8/29
昨晩は雷雨になり、深夜、雷鳴がずっと響いていた。蒸し暑さと集中的な雷雨・豪雨。まるで亜熱帯のようだ。
雨は上がっている。それほど蒸し蒸ししない。
8:00に事務所。メールチェック。
起き抜けに気がついた、TKPについての確認。
スタッフが置いて行った図面のチェックと、データを構造事務所にメール。
10:00スタッフにTKPの新しい方針について説明。
武蔵野大学の空間造形4の課題のブラッシュアップ検討。
SIHの水回りのスケッチと図面作成。
14:00、銀行。その後良く行く、阿佐ヶ谷の古書店・銀星舍にギャラリー街道の案内を持って行く。先日伺った時にギャラリー街道の話しになり、観に行くことをすすめたので。
その後、旧中杉通りの酒屋で、その酒屋一押しの「美田」を買う。今晩の荒木さん(http://www.t-araki.co.jp/)の事務所開きのお祝いに。
午後になって晴れて来て、熱くなって来た。天気予報は散々だな。
事務所に戻って、SIHの図面にコメントを書き、クライアントにファックス。
18:30スタッフと事務所を出て、歩いてすぐの荒木さんの事務所に伺う。
既に何人かが集まり事務所開きは始まっている。
次々に人が集まり、賑やかな会になった。
古い建物の4階(エレベーター無し)だが、良い風情がある。途中から雷鳴が鳴り響き、雨が降り出す。
何時頃まで飲んでいたのか、良く憶えていない。
トイレに入っている間に皆は先に行ってしまったので、大和町に戻る。
よせば良いのにカップラーメンを食べ、一杯やっているうちにテーブルの脇で寝てしまい、気がついたら5:00。
ベットに移って、再び寝る。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、27日(水)、無事に美浦の相沢厩舎に帰厩しました。検疫馬房を経て、午後3時過ぎに自厩舎の馬房に移動。翌日から騎乗を開始しています。中山開幕週の初風特別・芝1200mを目標にしています。
写真はいよいよロンドリーナに別れを告げ、次の公演場所ベロ・オリゾンチへ移動するため、空港へ向かう途中のスナップ。
ちなみにロンドリーナはロンドンから名前がついたとのこと、ベロ・オリゾンチは読んで字のごとく「美しい地平線」。
○ 2008/8/30
昨晩はよく飲んだようだ。それほどでは、と思っていたが、床で寝てしまったこともあって、朝起きられず10:30前事務所。
メールチェックと日報のアップ。
夜になると雷雨、朝は雨が上がっているという日が続く。変な天気だ。
連絡事項がいくつか。
ちょっと二日酔い気味で、あまり集中できないので、16:00事務所を出て、この間見つけた旧中杉通りの屑鉄屋の写真を撮って、山町に戻ろうとしたら、おじさんが作業中で写真は断念。
写真は、ロンドリーナの空港へ向かうバスの中から。
○ 2008/8/31
8:30起床。
届いた荷物の梱包を解き、事務所から持って来たものを少し整理する。
少し早く昼をとり、0:30前大和町を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。
今日から「昭和の銀幕に輝くヒロイン・総集編」(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/)というシリーが始まる。13:00から、原節子主演の「驟雨」1956年・成瀬巳喜男監督。
岸田国士の何編かの戯曲を、水木洋子が構成し脚本化した映画だ。
映画が始まると、昭和30年代の魅力的な風景が画面に広がる。1956年は僕が生まれた年。
映画のほとんどが原節子と佐野周二扮する夫婦のしもた屋で展開される。まるで舞台の芝居を見てるような感じだが、カット割りが単調ではなく、自然で全く違和感がない。
というと芝居っぽい映画かと言うとそうでもなく、出勤シーンや街を俯瞰する都市のシーンや、原節子が料理の記事を切り抜くシーンの反復等、映画らしい動きもある。
最後の二人が紙風船を打ち合うシーンは、しみじみする。都市に住む哀しみ(そんなものは今や大事ではなくなってしまったかもしれないが)が伝わって来る、ラストシーンだった。
阿佐ヶ谷で買い物をして、昨日撮れなかった屑鉄屋をスナップして、大和町に戻る。
夏休み最後の日にふさわしく、日差しが暑い。
写真は、すでにベロ・オリゾンチで、バスで2時間くらいのところにある、オウロ・プレットへ向かう途中。超えていく山の中に、いくつかの集落があり、そこにバスが止まる。ここからおばあさんが果物をバスに沢山積み込み、乗って来た。
「天使のミロンガ」 アストル・ピアソラ作曲
(3分55秒)
(チェロ)ジャン・ワン
(ギター)イョラン・セルシェル
<DEUTSCHE GRAMMOPHON
UCCG-1354>
「歴史は繰り返す」 (ファイスト)
(3分39秒)
<POLYDOR UICO-1121>
こういう国家的イベントによって失われるものは「かたちのあるもの」ではない。むしろ、「かたちのないことが手柄であるようなもの」である。日本の場合、それは「何となく風通しのよい敗戦国の脱力感」であった。中国の場合、それに相当するのは何だろうか。考えてみたが、それは「貧しさとつきあう知恵」ではないかと思う。
貧しさ、弱さ、卑屈さ、だらしのなさ・・・そういうものは富や強さや傲慢や規律によって矯正すべき欠点ではない。そうではなくて、そのようなものを「込み」で、そのようなものと涼しく共生することのできるような手触りのやさしい共同体を立ち上げることの方がずっとたいせつである。私は今そのことを身に浸みて感じている。
○ 2008/9/1
8:00事務所。夏休みが終わり、宿題を手に小学生たちが行く。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
建築士法の改正で、管理建築士資格取得講習というのが始まっている。これも姉葉事件から発生した改正だが。しばらく前にこの講習の申込用紙の配布と申込があったのだが、先ず申込用紙自体の枚数が全然足りず、用紙を入手しても講習会場の用意が間に合わず、申込を出来ない人も沢山いる、と言う状況だ。
今日から再度申込用紙を配布するというので、9:30頃に配布先に電話で状況の確認をしてみたら、ちょっと切羽詰まったような様子で「ともかくできるだけ早くとりに来て下さい。もう100人以上います。」との答え。
基準法の改正の時もそうだったが、詳しい情報が告知される前にことを起こすのでパニック状況になり、それがいつまでも後引くようになる。もっときちんと準備ができてからではいけないものだろうか。
一級建築士事務所に一人は必要な建築士で、その資格を持つものがいないと業務が出来ないのだから、大変なことななのだが。
建築関連のネットのニュースで、この講習と終了後の考査のレポートがあった。(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/building/news/20080826/525517/)
「考査では受講者全員が同じ問題を解いていなかった。同一の会場、開催日であっても、問題の漏洩やカンニングといった不正行為を防ぐために、参加者には別々の問題を配布していた。こうした対応について、講習を受講したある設計事務所の代表はこう言って苦笑した。「われわれ建築士はそこまで信用されていないのか」。」
いやはや。
ともかく、早く来ていたスタッフに、申込書を取りに行かせる。
10:00事務所を掃除し、各プロジェクトについてスタッフと打ち合わせ。
昼を挿んで、日報を書いてアップ。
武蔵野大学の後期の空間造形4の課題、しばらく前からいじっていたが、少し時間をかけて最終的にまとめ、水谷先生へメール。
構造事務所からSIHの必要壁量の最初のたたき台が出て来たので、スケッチ。
その他、進行中のプロジェクトのスケッチ。
昨日ラピュタ阿佐ヶ谷でもらって来たチラシ。「フランス映画の秘宝」(http://www.asahi.com/event/fr/)面白そうだし、ユーロスペースの「ロメールの季節」(http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=160)も面白そうだし、もちろん、ラピュタのシリーズも何人かは外せない。とは言いつつも、何本見れるか。
写真は、オウロ・プレットの土産物屋。オウロ・プレットは金の採掘で栄えた街。その反映の裏には、奴隷として連れてこらた沢山のアフリカ人がいる。近郊ではいまは石の採掘が主産業のようだ。そして、黒色人種の人達の密度が高い。
○ 2008/9/2
朝、6:00過ぎに目が覚めてしまい、7:20事務所。
昨晩突然福田首相退陣表明。ちょっと前に小沢民主党代表の党首選出馬表明。あまりにもタイミング良くないだろうか。まさかまさかの政界再編。しかし、日本国首相と言うポストは、政治理念を持った人がやるのではなく、政治家と言う職業の人達の、力関係できまる名誉職に成り下がったようにしか見えない。政治家たちにも講習と考査をした方が宜しいのでは。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
10:00、先ずTKPのスタッフへの指示。
11:00頃、唐組の辻さんが来所。差し替え図面を手渡し、学生たちに配るためのチラシを頂く。
引き続きNTHの外観スケッチとYTHの照明計画のエスキス。役所と現場から戻ったスタッフへ指示。
EMHの基本計画を図面化して行きながら、寸法を当たる。
WMH、ボーリン調査のための構造検討で、荷重がかかりすぎるので、構造事務所と電話で話していたら、新たな展開が考えついたので、それもスケッチを始める。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。追い切りを織りまぜて徐々に負荷をかけている段階。前さばきの硬さは同じですが、歩様の悪化も見られません。跨ったスタッフは「良血馬らしく乗り心地が良いし、競馬センスも良さそう」と述べていました。とはいえ筋肉の張りがいまひとつで、まだまだ良化の余地を多く残しています。10月中の入厩を目標に乗り込んで仕上げていきます。馬体重は480キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。騎乗を開始したことで、テンションが上がってきました。普通になみ脚ができず、自然とダクになってしまいます。馬体が細くなってきましたが、ガレているというほどではありません。ただし、馬体重は大幅に減ってきました。中間の計測では458キロと、前回の計測時から40キロも減っています。絞れてきたというよりも、自ら消耗している印象です。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。十分に入厩に対応できるレベルに達しています。スタッフは「軽快な動きをするし、他の入厩を控えた馬と比較しても遜色はない。ゲートからのダッシュも速いし、態勢は整った」と語っていました。しっかり乗り込んでも、馬体重が減らないのは心強い限り。9月中旬の入厩が有力です。
写真は、オウロ・プレットのサン・フランシスコ・ヂ・アシス教会。高低差の激しい限られた土地に、ゴールドラッシュの記念碑のようにいくつもの教会が建ち並ぶ。
○ 2008/9/3
今朝も少し早く眼が覚めてしまったので、7:30に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつかと日報のアップ。
例によってスタッフが置いて行ったTKPとYTHの図面をチェックしエスキス。
EMHの別案のスケッチの確認。
一昨日入手した管理建築士資格取得講習の申込書を読む。なんだか気が沈んで来る。
昨日構造事務所と話したWMHの新しい展開を、スケッチ。ヒョウタンからコマか。なかなか良いぞ。
合わせて、同じ問題を抱えているSIHへその方法を展開し、構造事務所へファックス。
その間に、スタッフとTKPとYTHの打合せ。
「向日葵の柩」のために撮って来た屑鉄屋の写真を取り込み、アイデアが浮かんだのでスケッチ。
午後になって、スタッフが仕上げたTKPの図面を建設会社へメール。
スタッフとWMHの日影検討をしながら、方針を決めて行く。
その間にEMHのたたき台になる図面作業を進める。
いろんなプロジェクトを同時進行させているので、さすがに19:00を過ぎ、朝から12時間過ぎると頭が働かなくなって来る。
写真はオウロ・プレットの食堂で食べた昼飯。バイキング形式で大皿に好きなものをとって食べる。何度とりに行っても一皿は同じ料金。ブラジルにいる間ほとんどこのような食事。街に行くと一皿の重さで料金が決まるところもあった。肉ばっかりかと思ったら、結構緑の野菜が豊富だった。街を歩けばあれだけ野性的に緑が育っているのだから、野菜や果物は沢山採れるのだろう。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧されています。集牧の際の表情や、馬房でしばしば横になってぐったりしていることから多少の疲れは感じられるものの順調に基礎体力をつけています。環境にも慣れて怖がりなところが少しずつ解消してきたように思えます。放牧地で走っている姿を見ると身のこなしが軟らかく感じますが、これは筋肉の収縮力が強い祖父フォーティナイナーの影響が出ているからでしょう。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼の13時半頃から翌朝の8時頃まで放牧されています。この中間も目立つようなトラブルがなく、順調に基礎体力をつけているものと思われます。ひじょうに飼い食いが旺盛で、以前より幅が出て逞しく映るようになっています。臆病な面も慣れてきたのか少しずつ解消してきたようで、精神的な成長が感じられます。このままいけば兄のMコルン同様に、馴致では早い組に入れるかもしれません。
○ 2008/9/4
夜涼しくなって寝やすくなり熟睡できるのか、今朝も少し早く眼が覚めたので、7:30事務所。
メールチェック。
例によってスタッフが置いて行った図面のチェック。
YTHの照明計画のスケッチと資料検索。
その後、SIHのスケッチを確認し、EMHのエスキスの整理。
10:00、スタッフにそれぞれの指示を行なう。
14:00過ぎ、知人家族が来所。住宅の相談。なかなか大変そうだ。とりあえずしばらく時間をもらって、今出来ることを考えてみることにする。
スタッフがまとめたSIHの図面にコメントを書き込み、クライアントにファックス。
EMHのスケッチをスタッフに渡し、図面化を指示。
日報のアップ。
19:00過ぎ事務所を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷でチェ・ミキと落合う。
19:30から「昭和の銀幕に輝くヒロイン 総集篇」の高峰秀子の「名もなく貧しく美しく」1961年松山善三監督・脚本(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/sakuhin1.html#05)を見る。
「浮雲」を見て以来、高峰秀子にははまってしまった。原節子、高峰秀子は「昭和の銀幕に輝くヒロイン」というシリーズで、トップに置かれるにふさわしい二人だろう。
「名もなく貧しく美しく」にも、美しいアップのシーンが沢山あった。ご主人役の小林桂樹もこの時代に欠かせない俳優だな。先日見た「驟雨」でも、良い味を出していた。ろうあ者夫婦の話しだけに、音の扱い方が秀逸だったし、オールスターキャストとも言えるような、贅沢な俳優の使い方をしていた。
松山善三の映画と成瀬巳喜男の映画を見比べてみると、カット割りやアングル等いかに成瀬巳喜男がうまいかよく分かるが、松山善三のイタリア・ネオリアリズムを彷彿とさせる描き方も、このテーマにとても合っていた。
ともかく、2時間があっという間に過ぎてしまった。
帰りに書店で立ち読みして知った、旧中杉通りの焼鳥屋へ行ってみたが、なかなか良い店だった。
写真は、昨日の昼食のプレートを食べた食堂。壁がきれいな色をしている。
○ 2008/9/5
8:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
YTHのコンクリート施工図のチェック。
10:00YTHの打合せ。
スタッフへEMHの別案の説明と、SIHのクライアントへ昨日のファックスの説明の電話。
今週はいろんなプロジェクトを集中して検討したので、今日になってエネルギー切れになって来た。いやはや情けない。
18:30前事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
久しぶりの小劇場の勉強会。到着したら、今晩はお休みとのこと。連絡がうまく行ってなかったようだ。とほほ。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。31日(日)に追い切ったところ、リードホースとなった見習い騎手が跨った2歳馬が指示よりもかなり速いペースでラップを刻んでしまう誤算。追い掛けた同馬も釣られて予定よりかなり速い時計が出てしまいました。そのため3日(水)は70−40程度に抑えたもの。とはいえ馬自身には落ち着きが見られ、状態の良さは強調できます。14日(日)、中山の初風特別・芝1200mに松岡騎手で出走する予定。
写真は、オウロ・プレットの坂道。丘陵に作られたこの街は、このような急な坂道だらけの街で、そこに石畳が造られている。すべては奴隷として連れて来られた人達が造ったのかと想像すると、気が遠くなる。
○ 2008/9/6
9:00過ぎ大和町を出て、YTHの現場へ。
10:20から現場でクライアントにいくつかの確認事項の説明。
11:00前構造事務所が現場に来て、基礎の配筋検査。
特に大きな問題もなく、11:30過ぎ終了。
その後、現場の墨を計り意匠的なチェックも終了し、12:00過ぎ現場を出る。
陽射しはそれほど強くないが、蒸し蒸ししてとても暑い。
渋谷で昼を取り、早稲田の大隈講堂へ向かう。
小劇場の勉強会のメーリングリストで情報が回って来た、「狂人教育」寺山修司作・流山児祥演出(http://www.ryuzanji.com/)の大隈講堂公演。無料ということもあるのか、沢山の人が集まっている。
14:30前チェ・ミキと落合う。勉強会のメンバーや知っている役者さんもいて、挨拶。
15:00過ぎ開演。16:30終演。
こうやって寺山修司さんの芝居を見ると、やはり天井桟敷の役者たちは、個性的で動きにキレもあり、それによって独特の空間ができ勝手いたことがよく分かる。
それぞれ用事のあるメンバーと別れ、チェ・ミキと高円寺に戻り、大将へ。
17:00過ぎで、まだ明るくて、外で飲むと気持がよい。
夜、BSでやっていた「七人の侍」黒澤明監督1954年を結局最後まで見てしまう。見るのも何度かめで3時間を超える映画だが、あっという間に終わってしまう。
○ 2008/9/7
8:30過ぎ起きる。疲れを取るために一日大和町に居ることにする。
9:30からDVDに録画してあった、「洲崎パラダイス 赤信号」川島雄三監督1956年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD24945/index.html?flash=1)を見る。
その後、届いた荷物の片付け等をして、昼を作る。
午後、高円寺に買い物に出て、夕方何品か作って、早く休む。
○ 2008/9/8
昨日は一日休め、夜もゆっくり寝ることが出来たので、6:30前に起きて、7:00過ぎに事務所。
メールチェックとチェ・ミキから頼まれた資料をメールで送る。
スタッフが置いて行った図面をチェックしたり、日報のアップ。
10:00にスタッフが来たので、EMHとYTHの打ち合わせ。
13:30事務所を出て、阿佐ヶ谷駅前のサンマルクカフェへ。事務所が近くにこして来た荒木さんと、やはり事務所が近い高野さんと、阿佐ヶ谷を中心に何か出来ないかと1回目の相談。次回の会合の議題と日時を決めて14:45終了。
事務所に戻る途中、今日からアルバイトに来てくれる武蔵野大学の4年生と遭遇。一緒に事務所に。
夕方、クライアントから連絡いくつか。気になっていたが、つい後手に回ってしまって、情けなし。
SIHのクライアントから、先週送った図面についての返信の連絡。
その返信を元に、修正図面の作成。
今日カフェで話した、阿佐ヶ谷でのプロジェクトの議事録を作成し、荒木さんと高野さんへメール。
帰り道で、お隣のギャラリー煌翔のご主人から声をかけられる。この夏で生産中止のポラロイド(http://www.polaroid.co.jp/support/important.html)で展覧会を企画中とのこと。面白そうだが、ポラロイドが生産中止になることは初めて知った。
写真はオウロ・プレットの黄金の教会。すべてが金で造られているそうだ。オウロ・プレットはゴールデンラッシュに湧いた街だが、それにしても。
○ 2008/9/9
今朝は湿度も低く、清々しい。
6:00に起きて、7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
昨日図面作業をしたSIHの図面を再度確認。
9:00、元スタッフの高橋さんが、管理建築士講習の申込用紙の実務経歴証明の件で来所。
この申込書の内容を見ても、「誓約」や「虚偽」「処分」などの文字が並び、性悪説で話しが始まっていることが明らかで、情けなくなる。
高橋さんの長崎の実家から届いたと言う、真っ赤なきれいな唐辛子を頂く。
昼に荷物が届いたので開けてみたら、今年ものつくり大学からインターンシップに来ていた鈴木君が、美味しそうな梨を送ってくれた。
義理堅いやつだ。スタッフが皆歓声を上げる。ありがたく頂こう。
SIHの構造事務所と何度かやり取りし、クライアントへ案をファックス。
午後は送ってもらった「向日葵の柩」の昔の公演の録画を確認。
17:00にEMHのクライアントが急にお出でになることになったので、16:30図面を持って事務所を出る。
17:30前、EMHのクライアントが大和町にみえる。土地の重要事項説明書を持参してくれた。まだ模型を作成中の第1次案のあらましを説明して、18:30終了。
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、7日(日)の調教後から右ヒザに痛みをともなう腫れが見られ、8日(月)、レントゲン検査を行いました。診断は剥離骨折で、骨片を摘出する手術を行うことになりました。症状は、剥離骨折としては普通の程度で、3、4ヶ月くらいの休養が必要な見込みです。
競走馬にはこういうことが多い。それだけ脚に負担をかけているということだ。
写真は、オウロ・プレットからベロ・オリゾンチへの帰りのバスの車窓。
○ 2008/9/10
6:00過ぎに目が覚め、7:00過ぎに事務所。
既に秋の気配を感じる。季節の変化時期すべてが、何となく早くなっているように感じるが、気のせいか。
メールチェックをして、YTHのクライアントに電話。この時間だと、まだ仕事場に着く前なので、電話で話せて楽だ。
例によってスタッフが置いて行った図面のチェック。
日報のアップ。
昼前、申請機関にSIHの事前打合せに行って来てくれた構造事務所が来所。
打合せ内容を確認する。
午後SIHのクライアントに昨日送ったファックスと、構造の事前打合せについて電話連絡。
そこでの話しを図面修正して再度ファックス。
その間、進行中のプロジェクトについてスタッフと何度か打合せ。
19:30過ぎに事務所を出て、高円寺でチェ・ミキと落合う。
しばらく前にチェ・ミキが知り合いになった、徐さんもすぐにあらわれた。
徐さんは韓国ソウルで会社をやっている方で、日本事務所を開設するために最近頻繁に日本に来ている。
チェ・ミキは高円寺で道を尋ねられ、知り合いになり、事務所探し等の手伝いをし、日本事務所を開いたら日本語を教える予定という、よく分けのわからない状況である。
もちろん徐さんは怪しい人ではなく、きちんとした会社の社長だ。
駅で挨拶をして、高円寺の居酒屋に行く。
徐さんは日本語はまだ出来ず、こちらと同程度の英語が出来るだけ。
チェ・ミキも韓国語は片言なので、コミュニケーションが大変であるが、まあ飲んでいるうちになんとなくだが話しが分かって来る。
が、やはり疲れる。22:00頃お開き。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場のフライタワー。
○ 2008/9/11
昨晩は徐さんに、日本の焼酎を進めた成り行きで、ロックで3杯も飲んでしまった。
久々できいた。
少しゆっくり起きて、9:00前に事務所。
メールチェック。スタッフが置いて行った図面を確認し、10:00前に来たスタッフに指示。
日報のアップ。
KNH-Hの追加工事の諸々をまとめ、クライアントにメールし電話でやり取り。
「向日葵の柩」の劇場の図面を眺めてみたり。
16:00、YTHの建設会社が来所。定例打合せ。
設備電気の打合せを主に、打合せ。
18:30前あらかた打ち合わせ項目が終了したので、後は任せ、事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
久しぶりの小劇場の勉強会。主要メンバーだけで、こじんまりと、これからシアターカフェで行なわれる、武蔵野大学の水谷ゼミの展示や、鹿野さんの写真展の話しをしたり、韓国のKOSTAT EXPO2008(http://www.kostat.or.kr/)から戻って来た脚でシアターカフェに来た伊東さんの話しをきく。
来週の勉強会は水谷ゼミの展示の初日なので、簡単なオープニングパーティにすることにした。
21:30過ぎお開き。皆何となく疲れているので、今晩はそのまま解散。
写真は昨日と同じく、ベロ・オリゾンチの劇場のフライタワー。
○ 2008/9/12
8:00に事務所。なんだか最近は、週末になると疲れが出て来る。歳だな。
メールチェックとスタフが置いていた資料をチェック。その後、日報のアップ。
「向日葵の柩」のスケッチを始める。
14:30自転車でギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
8月は夏休みだったので久しぶりだ。
街道内で由古堂(http://yukodo.main.jp/)という店を開いているオナカユウコさんと、新しく旧中杉通りに発見した飲み屋さんの話しをしたら、先日ギャラリー街道に来た方が、やはり同じ店を薦めていたとのこと。
オナカさんの推薦で「モツ煮狂い・第2集」クドウヒロミを買って来た。もちろんモツ煮についての冊子。痛風には・・・だが。
事務所に戻って進行中のプロジェクトの確認やスタッフとの打合せなど。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、14日(日)、中山9Rの初風特別・芝1200mに出走します。2週前の追い切りでは指示よりもかなりタイムが出てしまったものの、その影響はゼロと断定しても良ほどの好状態。スピード感あふれるフットワークを披露しています。相沢師は「単走でもしっかり動く。満足できるデキ。少し時計がかかった方が良いタイプかもしれないが、馬場の良かった橘Sで良い競馬をしたから開幕週でも大丈夫だと思う」とコメントしていました。
14日は馬主会の桐山と、中山で待ち合わせ決定済み。どんなレースになるか、わくわく。
○ 2008/9/13
9:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
机のまわりを整理したり、ほったらかしにしてある帳簿付けを、決算に向けて少しずつ手を付け始める。
15:00前に事務所を出て、吉祥寺でチェ・ミキと落ち合い、買い物をしてバスで水谷先生のお宅へ向かう。
16:00過ぎ到着。
仕事に都合で、水谷先生は東京、奥さまは関西という生活だったのだが、3ヶ月前に奥さまが東京に越して来て、その際に新居に越したので、お邪魔させて頂く。
おいしい手料理とお酒に話しも弾み、気がついたら21:30過ぎ。
直にお暇する。長居をしてしまった。
ごちそうさまでした。
○ 2008/9/14
昨晩は愉しかったので、ちょっと飲み過ぎてしまった。
9:00に起きる。
チェ・ミキは8:00ころ浜松に向かった。
11:00過ぎに大和町を出て、中山競馬場へ向かう。
電車の中でも、二日酔い気味で、胃がもたれてどうもいまいち。
12:30過ぎ中山競馬場着。多分中山は20年ぶりくらいだろう。
競馬を見始めた頃、1・2度来た記憶がある。
コースとパドックの位置関係がうまく把握できない。
とりあえずお腹になにか入れようと、そばを食べ、試しに3連単で100円ずつ買う。
今日はマイネアルデュールが9Rに出走。そばを食べたら少し調子が出て来たので、縁起にと串カツとビール。
惜しい馬券が続くも当たらず。
13:45、ハイセイコーの銅像の前で、馬主会の桐山と待ち合わせ。
14:00過ぎ、パドックでマイネアルデュールを見て、馬券を買って、本馬場へ。
14:35、9R1200m発走。
良いスタードだったが、前半勢いがつかず、松岡騎手が押しているシーンがスクリーンに。
4コーナーを回って直線、先頭の馬に食らいつくも1馬身の差が縮まらず2着。
タイムは1分7秒6。多分マイネアルデュールは0.2秒差くらいだろう。まあタイムは出たが、勝ちきれないな。
桐山と競馬場を後にして、吉祥寺まで出て、16:00過ぎから居酒屋で反省会。
反省会と言っても、大負けしたわけではなく、2着。中途半端な感じだ。
19:00前にお開き。
帰って、録画したあったテレビ神奈川の競馬中継を見たら、松岡騎手が「勝った馬が通ったところを走らせたかった。」と言っていた。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場ロビーの壁にあった彫刻。
○ 2008/9/15
結局昨日も結構飲み、8:00に起きるも、胃が重い。
9:00に事務所。メールチェックとスタッフが置いて行った図面や模型を見ている途中で、10:00前に事務所を出て、初台のICCへ。
ダムタイプの「S/N」(http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2008/S_N/index_j.html)の無料上映がある情報を、小劇場の勉強会の小池さんがメーリングリストで教えてくれたので。
ダムタイプは一度も見ていない。しかしこの作品のスチールや題名は何度も目にしている。
11:00からの回の整理券が20分前から配られることになっていて、10:15にICC に着いたが、既に5・6人並んでいる。
少人数の入場者数なので、整理券を配り始めた頃は、既に補助席になっていた。
11:00から85分間の上映。
見に来て良かった。1995年に35歳という若さでHIVによる敗血症で亡くなった古橋悌二がとてつもなく魅力的だ。
出口のみえない、疲れきった日本の現況を既に感じていたのだろうか。自分たちの社会を自分たちが首を絞めて行っている現状を。
そしてそれ見据えた上で、けして悲観的にならない。死ぬことさえも、自分で発明する、というメッセージ。
古橋さんがスーツから派手なメイクをしてYシャツを上半身に纏った女性に変り、ラブソングに口を合わせ熱唱するシーンはドラマティックだ。スーツとYシャツを上半身に纏った女性、というあまりにもの記号化された性を意識させながら、それを超えた愛を歌い上げる。
ひとに力を与える、大事な作品だと感じた。もちろん、エネルギーをもらった。大好きなピナ・バウシュのある部分にも重なるようにも感じた。
東京オペラシティアートギャラリーで開催中の「トレース・エレメンツ」(http://www.operacity.jp/ag/exh96/)という展覧会に出品されている、「LOVERSー永遠の恋人たち」(1994)と「S/N」が表裏をなす作品だと解説にあるので、見るつもりはなかった展覧会も見てしまう。印象に残ったのは、やはり古橋さんの作品と、古屋誠一さんの写真でした。
14:00過ぎ事務所の戻り、日報のアップ。
引き続きスタッフが置いて行った図面をチェック。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場の前の宣伝幕。「エビ大王」の文字もみえる。
○ 2008/9/16
7:00に事務所。雨。
メールチェックと日報のアップ。
「向日葵の柩」の旅公演の公演会場にセットが収まるか、図面を作り始める。
8:10過ぎ事務所を出て、新宿のOZONEに。
今日は管理建築士講習の申込なのだが、振込が郵便局の振込証明書が必要な振り込み用紙なので、土曜日に気がついたときは、時既に遅し。
多分申込は混雑するだろうから、9:30の申込手続きの開始より、なるべく早く行きたいが、先ず郵便局に寄る必要があり、一番近いOZONEの郵便局に9:00に行って、振り込んだ脚で近くの申込会場へ。
9:10前に着くも、既に凄い人。もらった番号は134番。
狭い場所に大勢の人で混雑している。
あまりの人数の多さからか、9:30の開始が早まったようで、9:00から受付を行なっていた。
知り合いも何人か。おっつ、有名建築家もいるではないか。
と本を読みながら待つこと1時間。やっと番が回って来て、無事受付完了。
その時点で、番号札は600番台だった。
しかし、ここまで混乱しない方法はなかったのだろうか。
11:00事務所に戻り、NTHのスタッフ打合せ。
14:00前に再び事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
現状を確認しながら、あれこれプランを練る。
一応の方向性を確認し、16:00過ぎ打合せ終了。
新宿の書店に寄って事務所に戻る。
図書館から借りている本とCDの返却の督促があったので、自転車で返しに行き、リクエストしてあった本を借りて来る。
スタッフ打合せ。「向日葵の柩」検討図面を作成し、メール。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークに滞在中。7日(日)の調教後から右ヒザに痛みを伴う腫れが見られ、レントゲン検査の結果、剥離骨折していることが判明しました。10日(水)に骨片の摘出を済ませています。その際、周囲に見られた骨膜も専用の器具を使って除去してもらいました。削り取った部分が広く、4ヶ月以上の加療期間が必要になる可能性もあります。通常より手術に時間がかかった分、出血が多くなったものの、これといった問題はありません。舎飼いされ、エネルギーがたまってうるささを見せています。馬体重は479キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークに滞在中。順調に乗っていたものの、8日(月)の調教後に右前蹄叉の欠損が判明しました。脚は引きずっていませんが、チクチクするような痛みがあるのを気にしていて、翌日からウォーキングマシンのみの運動にペースダウン。併せて普通放牧を行って一定の運動量を確保しています。痛みが和らぎ次第、前脚だけ蹄鉄を履かせて乗り出す予定にしており、1〜2週間程度の休養で坂路へ戻せる見込み。馬体重は475キロです。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、12日(金)、美浦の根本厩舎に入厩しました。あす朝の体調に問題がなければ、僚馬とともに馬場に入れます。
写真は、ベロ・オリゾンチの劇場の隣の植物園・公園の、記念写真屋さんの木馬。とても大きい公園だった。
○ 2008/9/16
8:00に事務所。
メールチェック。今日の打ち合わせの資料の確認。
日報のアップ。
朝、YTHのことで急にアイディアが浮かび、その検証。
10:00過ぎに事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
先日簡単に説明した図面の模型を持参。模型を使って説明し、要望を確認して行く。
あれやこれや話しているうちに、ぼんやりと方向性がみえて来たので、今日はここまでと、12:30過ぎ終了。
クライアントと下北沢まで一緒に歩き、別れる。
下北沢の古書店を回って、事務所に戻る。
スタッフにあれこれ指示や確認事項。
15:30過ぎ再び事務所を出て、スタッフと構造事務所へ。
16:30からNTHの打合せ。その後YTHとWMHの簡単な打合せ。
19:00前打合せ終了。
写真はしばらく、昨日と同じ公園の風景。
○ 2008/9/17
8:00事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面や連絡事項の確認。
一日いろんな連絡事項や確認事項が多く、その合間を縫ってEMHのスケッチをする。
19:00前に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ(http://www.theatre-cafe.com/)。
今晩の小劇場の勉強会は、ちょっと趣向を変え、いくつかのお祝いパーティー。
ひとつは、今日から始まった、武蔵野大学水谷ゼミによる、「Cafe×Gallery〜みんなでつくる写真展〜」(http://www.musashino-u.ac.jp/ningenkankei/kankyo/design/index.html)という展覧会のオープニング。
ひとつはメンバーの早稲田大学の3年生が、韓国のKOSTAT EXPO2008(http://www.kostat.or.kr/)劇場コンペに入選したことのお祝い。
ひとつが、メンバーの一人が結婚したことのお祝い。
その他諸々で、簡単なパーティーと相成った。
20人弱の人が集まり、乾杯。水谷ゼミの学生と勉強会のメンバーの相互自己紹介。
その後は、劇場コンペ案の報告や、今後に控えている、展覧会のワークショップについて等、話しが弾み、21:30過ぎお開き。
その後も名残惜しそうに、カフェの前で屯して話していたが、22:00頃三々五々に別れる。
展覧会場の吉祥寺シアターカフェで、21~23日各日、昼頃から夕方までワークショップをやるそうです。近くまで行かれた方や、興味がある方は是非、遊びに行ってあげて下さい。
○ 2008/9/19
8:00前に事務所。
メールチェック。スタッフが置いて行った図面をチェクし指示を書き込む。
日報のアップ。
EMHのスケッチを続ける。
9:30前事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
10:00、東電の担当者と落ち合い、ベルを押す。
クライアントを含め、電柱の移設の打合せ。
今の計画だと、エントランス前に電柱があるようになってしまうので。
10:30終了し、その後、16日に打ち合わせた3階のプランに着いて打合せ。
11:30前終了して、事務所に戻る。
13:30、キッチン製作会社の担当者が来所。NTHとYTHの打合せ。
14:00過ぎ終了。
次の打合せのSIHの図面確認とEMHのスケッチ。
15:00SIHのクライアント夫妻来所。基本設計の最終確認。地盤調査の概要を話し、16:00前打合せ終了。
18:00前、梁山泊の三浦さんが来所。横浜のテントの話し。
19:00前終了。
連絡事項いくつか。EMHのスケッチ。ひとつの方向性がみえて来た。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。翌日から元気に馬場入り開始。初日は角馬場で体をほぐしてトレセン内を乗り運動で歩かせて、日曜日からはさっそく坂路2本を駆け上がりました。水曜日からは坂路1本と並行してダートのDコースのゲート練習中心のメニューをこなしています。けさ金曜日には試験を受け、早くも合格しました。担当厩務員は「落ち着いていて素直で扱いやすい。あとは走ってくれれば文句ないね」と笑顔。中山最終週の牝馬限定・芝1200mでのデビューを目指して乗り込んでいきます。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、14日(日)に中山で出走して2着でした。スッと流れに乗れなかったのは若干重かったせいかもしれません。それでも開幕週の高速馬場にも対応し、坂を上がってからは良く伸びて勝ち馬を追い詰めました。持ちタイムを1秒近く更新していますし、勝ち馬との差は位置取りと1キロのハンデ差でしょう。相性の良い中山でもう1戦させたいと思っており、中1週で勝浦特別・芝1200mへの出走を視野に入れています。今週は疲れを取ることに専念。来週の追い切りの様子や体調を見て挑戦させるかを正式に決定します。
忙しくなりそうだ。
○ 2008/9/20
8:30に事務所。台風は夜のうちに房総沖まで去って行った。
9:00頃から青空がみえて来た。
メールチェックとスタッフの置いていった資料の確認。日報のアップ。
EMHのスケッチを続ける。
昨日みえて来た方向性をあれこれ考えて行ったら、案が展開し始めた。面白くなって来たが、少し冷静になるため、一度手を離す。
机のまわりを少しばかり整理して、しばらく前に相談に来た、知り合いの現況敷地図を書いたりする。
○ 2008/9/21
8:30前までゆっくり休む。
知人から券を頂き、新橋演舞場昼の部を見に行く。
着物で行くと言うチェ・ミキを残し、先に9:30に大和町を出る。
銀座の三越で昼食を買って、地下から上がったら雨が降っている。
10:30に新橋演舞場着。
劇場内をプラプラし、イヤフォンガイドを借り席に着く。
1階の12列。素晴しく良い席。ありがたい。
11:00ちょっと前にチェ・ミキも席に。
昼の部は「源平布引滝」と「枕獅子」(http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2008/09/post_11.html)。
「源平布引滝」は海老蔵が二役で奮闘の芝居。1幕目の「義賢最後」ではラスト大立ち回りで、「戸板倒し」と「仏倒れ」という派手な殺陣があり、まわりのお年寄りたちは歓声を上げていた。
「枕獅子」は「鏡獅子」の原型とも言える作品と解説にある。獅子と蝶の掛け合いが艶やかで、衣装の早変わりも幾度かあり、楽しめた。
歌舞伎を見るのは2年ぶりくらいだろうか。
いつもは3階席が定番だったが、やはりここまで良い席だと愉しさが違う。
15:30前終演。
外は雨がやんだり降ったり。
着物なので、中野からバスで帰るチェ・ミキと四谷で別れ、高円寺で買い物をしてスーパーの外に出たら、雨が激しくなって来た。
濡れながら自転車で大和町に戻る。
○ 2008/9/22
8:00に事務所。
メールチェック。YTH のクライアント夫人からメールで確認事項が来ていたので、電話連絡。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
日報のアップ。
10:00スタッフが来たので、掃除の後、各プロジェクトごとに打合せ。
13:00前事務所を出て、YTHの現場へ。
14:00から構造事務所も来て、1階壁の配筋検査。15:00前終了。
帰りに代官山のヒルサイドテラスに寄って、「SDレビュー2008」(http://www.kajima-publishing.co.jp/sd2008/index.html)。
元所員の松尾由希さんとパートナーの松尾宙さんのプロジェクトが入選したという知らせを受けていたので、見に来た。
1989年と91年に2度入選して出品したが、もう20年ちかく経つのか。まさに光陰矢の如し。
しかし、皆若いのにうまいな。でも、なんだか私的(詩的)な形態操作を感じさせる作品が多く、言ってみれば、「静かな演劇」の建築バージョン、「静かな建築」というよう様相を呈していた。
本当に久しぶりに代官山に降りたが、駅周辺の変化は驚く程で、以前はそれほど感じなかったヒルサイドテラスの存在意義をとても強く感じた。ヒルサイドテラスを設計した、槇文彦さんの慧眼には改めて恐れ入った。
渋谷から表参道へ移動して、ラットホールギャラリー(http://www.ratholegallery.com/)の深瀬昌久「鴉」を見いくも、ギャラリーでは大勢の人がなにか作業をしている。あれっと思って、ともかく入り口まで言って覗いてみたら、奥で作業しているのはなんと森山大道さん。「あのー展覧会は、」と声をかけたら、ギャラリーの人を呼んでくれ、月曜休みとのこと。見落としていた。
しかし、森山大道さんが真剣に写真をセレクトしている姿を見ることが出来、ギャラリーの床にところ狭しと写真が並べられているのを見られて良かった。でも、もうちょっと眺めてくれば良かった、と後悔。
帰り道に近くのギャラリー360°に寄って、カタログを買って、事務所に戻る。
連絡事項いくつかを行ない、経理の作業を始めるも、見ていた通帳の勘違いに気付き、久々のエクセルなので、その修正に手間取り、嫌になる。
写真は、ベロ・オリゾンチの街の風景。
○ 2008/9/23
6:00には目が覚めてしまい、もう少し寝ようとしていたが眠れず、6:30に起きだし7:30事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行ったSIHの開口部の図面を元に、コンセプトメイク。
いくつか手を動かしているうちに、方向性がみえて来る。明日以降、スタッフに指示し、検討できるところまで進める。
その後、EMHのスケッチ。同じ輪郭の中に、無限のバリエーションを検討できるので、その基本パターンを抽出する作業を行う。
合間合間に頭休めに、机まわりの積み上げた雑誌等見ながら整理。
休日なので、電話もなく、集中してやっていたら、夕方になってしまう。
少し、帳簿付けもしなくては、と思っていたが、時間が無くなる。頭の芯がジーンとしている。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺の古書店に寄って、吉祥寺シアターカフェへ向かう。
シアターカフェでは、武蔵野大学水谷ゼミによる、「Cafe×Gallery〜みんなでつくる写真展〜」の撤収作業が行われていた。
19:00過ぎから、シアターワークショプの伊東さん、鹿野さん、水谷先生と4人で、小劇場の勉強会についての座談。
シアターワークショプが今年25周年で、同時に、建築学会賞を受賞した。そこで、「建築画報」(http://www.k-gaho.co.jp/)という雑誌で、シアターワークショプの特集号が企画され、その中の一部に、小劇場の勉強会について掲載されることになった。そのための、座談会。
話しはあちこちに飛んだが、21:00前に終了。まとめが大変ではないかと思うが。
今日はちょっと疲れたので、そのままお開き。
○ 2008/9/24
なんてこった。
昨晩寝てからしばらくしてトイレに起きたのだが、眠りから完全に覚めてなかったのか、脚を取られコンクリートの床に倒れてしまう。起き上がって、トイレに行ったのだが、そこでもまた寝てしまう。(自分では判然とせず、チェ・ミキから聞いた。)
その際、おでこをぶつけ、前歯が唇に当たり、唇の一部が切れ出血。
しばらく前にも同じようなことがあった。気をつけねば。
そんなことがあったので、熟睡できず6:30頃目が覚めたが、もう少し休もうとしたが寝ることは出来ず、しかたなく7:00に起きて8:00に事務所。
何箇所か打身で痛く、唇は腫れていてみっともないことこの上ないが、食事には支障がない。やれやれ。
今日から武蔵野大学の空間造形4の授業が始まるし、吉祥寺では中央線デザイン倶楽部(http://cdc.chub.jp/)の集まりもあるが、大人しく帰って来よう。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00、スタッフ打合せ。
WMHとEMHのスケッチを続ける。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:30、製図室の準備室で、先生方と他大学からアシスタントに来てくれた学生と顔合わせして、14:40から授業。
空間造形4は4人の先生がそれぞれ違った課題を出し、学生がそれを選択し、それぞれのグループで設計を進めて行く、スタジオ背の授業。
先ず、4人の先生が自分の仕事紹介と課題の説明を行なう。
その後、学生たちにスタジオを選択してもらい、各スタジオに分かれ簡単なガイダンスをして終了。
18:30過ぎ学校を出て、バスで吉祥寺に出て、敷地に選んでいるハモニカ横丁の資料、昨年までロンロンの書店で扱っていた、を探すも見つからず。
写真はベロ・オリゾンチの劇場での「エビ大王」のテクニカルリハーサル風景。
○ 2008/9/25
8:00に事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面のチェック。
武蔵野大学の空間造形4のスケジュールが出たので、スタジオの全体スケジュールを作成。
今日の阿佐ヶ谷ミィーティングのために、前回の議事録をプリントアウトし、スケッチ。
各プロジェクトについて、スタッフ打合せ。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
13:00、中杉通りに面した中華料理屋で、荒木さんと高野さんと落合う。阿佐ヶ谷ミーティングの2回目。
昼を取りながら、阿佐ヶ谷周辺でなにか出来ないか話し合う。
いくつかのアイデアの中、ひとつを先ず実行してみようと言うことになる。
14:30終了しわかれる。
SIHの構造事務所から、午前中に送ったスケッチについて指示があったので、電話で確認しスタッフ打合せ。
YTHの柱状改良工事の報告書を構造事務所に送り、確認。
夕方、このマンションにしばらく前に越して来た知人から、仲間が遊びに来ているので顔を出さないか、との電話があり、お邪魔する。
ビールを飲みながら、話しをする。知人の事務所もずいぶん事務所らしくなって来た。明日、登記するそうだ。
さらに知り合いが一人尋ねて来て、しばらく話して、お暇する。
マイネアルデュール、28日中山9R勝浦特別出走確定。
写真は、ベロ・オリゾンチのホテルの窓からの眺め。
○ 2008/9/26
早く目が覚めてしまい、7:00に事務所。
気持のよい風が部屋の中を吹抜けて行く。
メールチェックと日報のアップ。
昨晩、テレビで「男はつらいよ」を見た。寅さんシリーズの第1作目。何度か目だが、やはり力の入った映画だな、と感じる。カメラも編集も美術もこれでもかというくらい密度が高いが、自然に見れてしまう。松竹の底力か。
それにしても、渥美清、笠智衆、森川信、関敬六などの今は亡き役者たちの軽妙なこと。それにも増して、前田吟と倍賞千恵子の若々しいこと。この第1作目は、何度見ても、倍賞千恵子の魅力だけで充分見る価値があるな。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
EMHのスケッチを続ける。
10:00にスタッフが来たのでSIHの打合せを行ない、その他はEMHのスケッチに集中。
SIHのクライアント宅では、午後からハンドオーガーでの土の採取が行なわれていて、構造事務所から何度か連絡がある。
15:30事務所を出て新宿へ。書店に立ち寄って、新宿コマ劇場へ。
コマ劇場が今年一杯で閉館なので(http://www.koma-sta.co.jp/announce.html)、小劇場の勉強会のつながりで、舞台機構会社の調査・見学会に同行させて頂く。
17:00過ぎ、コマの入り口前で、鹿野さん、シアターワークショプの小池さんと落ち合い、ファサードを撮影して、裏の楽屋口に回る。
17:15過ぎ、舞台機構会社の方々と一緒にコマの舞台へ。現在は北島三郎公演(http://www.koma-sta.co.jp/)が行なわれているが、今日は昼公演のみらしく、調査・見学になったようだ。
舞台には大きな盆(回り舞台)が。舞台センターを中心に3重の円になっている。
舞台機構会社が手配したカメラマンがセッティングしている間に、舞台と客席の様々な部分を写真に撮って行く。
撮影が始まった。なんとこの盆は迫り(舞台の一部が上下する機構)にもなっており、3重の盆がゆっくり上がり始め、中心の直径3mくらいの盆が舞台から4mくらい上がり、その次の盆が2mくらい、一番外が1mくらいと、壇状にバベルの塔のようになり回る。それぞれの蹴込み(床下の立上がっている壁の部分)には照明が仕込まれていて、光を発している。これはワクワクする。
盆の様々なパターンを撮影し、今度は奈落とピットへ移る。盆の下の機構を拝見する。奈落脇にはバンド台がセットされていて、ピアノも乗っている。劇場のスタッフの方に伺うと、このバンド台と舞台セットを35分間の休憩の間に、盆を使って入れ替えるのだが、転換稽古だけでは間に合わず、舞台初日から何日かは押してしまうそうだ。もちろん、直に休憩内で飾り替え出来るようになるそうだが。
一番深いピットは、コンクリートの基礎と、様々な鋼材で組み立てられた骨組みや、ワイヤー、でっかいウエイトがところ狭しと並び、まるでセットのような空間だ。
一人離れ、舞台裏を拝見させてもらう。壁等に残された書き込み、張られた注意書き、北島三郎さん専用なのだろう舞台袖の着替え室、楽屋と舞台や奈落を繋ぐエレベーター。いろんな劇場の舞台裏を記録する、劇場考現学のようなものが出来たら面白いのでは、と一人興奮する。
スタッフの方の話しでは、50年くらい前、梅田コマにこれと同じ盆が作られ、すぐに新宿にも同じものが作られたそうだ。
当時の大衆演劇公演を、もっと豪華にするように、歌謡ショウ専用の舞台としてこのような機構を設けたそうだ。
最後に、この盆の中央に何人かでのせて頂き、迫り上がって行くのを体験する。一番上で4mくらい。かなりの高さを感じる。まるで座長になったようだ。
客席は2000席強だが、ワンフロアーなのでとても近く感じる。
もうすぐ閉館の、ちょっとくたびれた赤いシートの無人の客席。ツァイ・ミンリャンの「楽日」(http://www.cinenouveau.com/cinemalib2007/tml/tml.html)を思い出した。
19:00過ぎ、調査・見学終了。あっという間の2時間だった。
外に出ると、52年間ありがとうの大きな告知。そうか僕と同じ年生まれなんだ。
鹿野さん、小池さんと、お多幸に行って、おでんで一杯やって、22:00前お開き。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。本馬場でなかなか軽いフットワークを見せ、5ハロンから63秒台のタイムをマーク。実戦(中山最終週の牝馬限定・芝1200m)でも跨る予定の石橋騎手は「小さい馬だが、最後まで一生懸命だった」と引き揚げてきました。負荷をかけた影響で食が細っています。配合飼料を中心に残すことから、きょうは口にしやすい青草を多めに与えました。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、28日(日)、中山9Rの勝浦特別・芝1200mに出走します。見た目にも調教でも疲れが感じられなかったことで出走へのGOサインが出ました。今週も時計を出し過ぎないように配慮して、追い切りは松岡騎手ではなく調教助手が担当しました。普段跨っている松岡騎手も「大丈夫。勝ち負けになると思う」との力強いコメントがありました。開幕週に比べて馬場が荒れてきたのもパワー型の同馬には嬉しいこと。持ち時計もありますし、ここを通過点にさらに上を目指します。
写真は、ホテルのシャワーブース。
○ 2008/9/26
8:00過ぎ事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った資料をチェックしながら、日報のアップ。
連絡事項いくつか。EMHの作業。
12:30事務所を出て、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。
「昭和の銀幕に輝くヒロイン・総集編1」シリーズ。「硝子のジョニー 野獣のように見えて」監督:蔵原惟繕・1962年(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/sakuhin2.html#14)。
DVDになっていないからか、8割り方お客さんが入っている。
野獣のような宍戸錠とアイ・ジョージとジュリエッタ・マシーナを彷彿とさせる芦川いづみ。そうこれは、蔵原(プロデューサーの水の江滝子)版「道」だ。重要な舞台になる競輪場のシーンが魅力的だ。同時に、木村威夫デザインのアイ・ジョージが入る病室のセットが雰囲気を出してる。
14:30終映。そのまま自転車で、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
写真を見て、お願いしていた、新しく出た尾中さんの写真集「The Dog in France」(http://yukodo.cart.fc2.com/)を頂いて、事務所に戻る。
「向日葵の柩」セットの3D作業と写真の整理。
19:00前事務所を出て、再び、ラピュタ阿佐ヶ谷へ。ラピュタでチェ・ミキと落合う。
今度は「緋牡丹博徒 お命戴きます」監督:加藤泰・1971年(http://www.laputa-jp.com/laputa/program/heroine01/sakuhin3.html#17)。
画面に力がある。ストーリーはもちろん単純だ。結い上げていたかんざしを投げ、黒髪がほつれ闘うラストの殺陣の藤純子の美しさ。
21:00前終映。チェ・ミキと川奈へ行って、一杯。
写真は、ベロ・オリゾンチの中心街。俗に言う近代建築が沢山並び、格好良い。
○ 2008/9/28
8:30に起きる。肌寒い。
テーブルの上に積み上げた本を少し整理し、10:30前大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山9Rのアルデュールの馬券を買って、阿佐ヶ谷に戻り、夕食用の買い物をして、大和町に戻る。
14:00前、テレビ神奈川の競馬中継。パドックのアルデュールはいつものように、外を回りよい感じだ.
14:35発走。いつもどおりまずまずのスタート。途中行きっぷりはやはりもうちょい。4コーナーを回って先頭に内の馬をかわして行くが、ゴール前外からかわされ、3着。
いつもの競馬をしているが、自分から勝負できないパターン。
引き続き、8chの競馬中継を見ながら、夕食の準備を始める。
○ 2008/9/29
6:00に起きて、7:00に事務所。
まだ9月だというのに、寒いくらいだ。セーターを着て出掛ける。
メールチェック。
アルバイトの学生に作業をしてもらうために、EMHの斜線チェックをして配置、断面を確認。
スタッフが置いて行ったNTHの図面をチェック。
10:00スタッフが来て、掃除をすませ、スタッフ打合せ。
雑務いくつかと日報のアップ。
15:00前アルバイトの武蔵野大学の4年生が来たので、EMHの作業の説明。
「向日葵の柩」の土曜日の作業を見直す。
しばらく前いったん手を付けたが、又ほったらかしだが、そろそろ始めないといけない、帳簿付け作業を始める。
○ 2008/9/30
今朝も6:00に起きて、7:00に事務所。氷雨。
メールチェックをしてYTHの連絡事項をメールでクライアントに送付。
スタッフが作成したNTHの見積り用図面の一部をチェックし、スタッフ打合せ。
昨日アルバイトの学生が作業してくれたEMHの図面を確認しながらスケッチ。
13:30前事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。
14:00から基本設計の打合せ。平面的にはほぼ収斂する。
15:00過ぎ終了し、紀伊国屋書店とヨドバシカメラに寄って、事務所に戻る。
EMHのスケッチを続ける。夕方アルバイトの学生が来たので、指示を出し、同時並行でスケッチを続ける。
18:30、いったんスケッチを切り上げ、日報をアップし、帳簿付け作業に移る。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、8月下旬にビッグレッドファーム明和から真歌トレーニングパークへ移動しました。頭絡や鞍の装着、ウォーキングマシンや洗い場に慣らす馴致に取りかかっています。気難しい性格に出やすい父の産駒ながら、いずれとも順調。現在の管理にすっかり順応している様子です。同馬の印象について育成主任は「タマモクロスっぽさが出ているが、けっこう骨格がしっかりしている。歩様も伸びやか。ありがちな硬いタイプとは違う」と述べていました。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
2008.09.26(金)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。今年の募集馬の中で最も早く馴致に手を付けたのがこの馬です。非常に素直ですべてがすんなり進み、馬具の装着から開始して3日目には単独で坂路入りできたほどでした。物怖じせず、堂々として稽古に臨める態度が買われ、一団のリードホースを任される日が多々です。スタッフは「手足が長く、幅のない造り。回転は遅いが、バネでカバーする走り」とキャンターの感触を述べていました。
写真は、劇場客席の床の誘導灯。
○ 2008/10/1
7:00事務所。
今日NTHの見積図面渡しなので、担当スタッフは二日続きで泊まり込みをしたようだ。
昨日も今日も7:00に事務所に来ると、作業をしていた。
そのかいあって、10:00、10:30、11:00、13:00と無事図渡し終了。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
今日は「住環境・ショウケース」と言う課題の1回目のエスキス。
ほとんどの学生が、ユニークな視点でコンセプトをまとめて来たので、少し安心した。
しかし、ここはまだスタート、このまままとめたらありきたりのものになってしまう。
ここから今日の講評を聞いてどこまで踏み込んで独自のものに出来るかが問題。頑張って欲しい。
18:00過ぎ終了。
「悲しき熱帯」は上巻を読了。ちょっと寄り道で、先日書店で見つけた「千々にくだけて」リービ英雄著(講談社文庫)を読み始める。リービ英雄は始めて。
○ 2008/10/2
目覚ましをかけず寝てしまったので、眼を覚ましたら6:45。週後半で疲れて来たのか。
起きだして、7:30過ぎ事務所。
スタッフが置いて行ったYTHの図面を見て、スケッチ。
10:00過ぎ、元「室内」の編集者の佐野さん来所。雑誌で建築外の分野にも関わっている人達の特集に取り上げて頂けるとのことで、取材。
芝居や映画、小劇場の勉強会の活動のこと等を、資料を見ながら話す。11:30前終了。
13:00前事務所を出て、池袋のあうるすぽっと(http://www.owlspot.jp/)へ。
「瀕死の王」イヨネスコ作 佐藤真演出・美術 柄本明主演(http://www.owlspot.jp/performance/080928.html)を見に行く。
14:00開演。2時間15分の一幕もの。題名通り、死の話しではあるが、最後の王の死へ至る過程は、産道を通過するかのごとくに思われ、人間として生まれて来る哀しさを、時間を逆に辿って行くように書かれた芝居のように感じた。
素舞台の使い方、客席の明かりの扱いが劇場全体を舞台にしているようで、参考になった。
知り合いの役者のMさんがお二人でみえていた。久しぶりに会えて嬉しかった。
終演後急いでSIHのクライアント宅へ向かう。
17:00から基本計画をまとめた図面の打ち合わせ。18:00前終了。
その脚で、早稲田大学の学生会館へ。
今晩の小劇場の勉強会は、メンバーの一人の、早稲田大学の建築の3年生の伊藤さんが属している、舞台美術研究会の研究会公演。伊藤さんが作演出「願いはそろって同じ串」。
学生会館は新しくて、コンビニやカフェ、はたまたジムまである建物。そのいくつかのフロアーに、学生たちの練習室が散りばめられている。
地下2階のスタジオが今日の公演場所。現地で勉強会のメンバー3人と落合う。
19:00開演。田舎の旧家の広間が舞台。なかなか良く出来た本だ。20:10終演。
スタジオの外で、伊藤さんと少し立ち話をして、帰路につく。
途中でおいしいカレー屋があるというので、4人でちょっと食べて、早稲田の駅から帰路につく。
しかし、今日は盛りだくさんで、疲れた。
帰ってシャワーを浴びている時に、「願いはそろって同じ串」という題名の意味が分かる。両親を早くに事故でなくした3兄弟の話し。互いのことを気遣いながらも、何故か素直になれずぎくしゃくしている3兄弟。団子3兄弟か。それで良いんだよね、伊藤さん。
マイネブルーム、4日、中山4Rメイクデビュー決定。頑張れ。
写真は、ベロ・オリゾンチの空港へ向かうバスの車窓。これで、僕の「悲しき熱帯」はおしまいです。
○ 2008/10/3
7:45事務所。昨日は久しぶりによい天気だった。今朝も雲はあるが、まあまあの天気。
釣瓶落としの秋か。
メールチェック。昨日は一日バタバタだったので、メールをゆっくりチェックできなかった。
その後これも溜まってしまった、日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
SIHのスタッフ打合せ。
昨日見た「瀕死の王」の舞台セットの記録スケッチ。
しばらく前から、見た芝居の舞台セットを記録用にスケッチするようにしている。記憶するために、良く舞台の上を見ておくようにしている。そして、スケッチの段階で、印象に残ったものが記録される。
午後キッチン製作会社の方が来所。YTHとNTHの話し。
進行中のプロジェクトのスケッチの合間、銀行と郵便局へ。
17:00前に事務所を出て、表参道のラットホールギャラリー(http://www.ratholegallery.com/)へ。
深瀬昌久写真展「鴉」。先日見に来たらクローズドだったので、再び。イヤー凄い写真だ。見に来て良かった。
その脚で、新宿御苑の蒼穹舍ギャラリーへ。深瀬昌久さんの写真集を入手して、三平本館へ。
19:00「向日葵の柩」のキャスト・スタッフ顔合わせ。
22:00お開き。振付けの大川さんと阿佐ヶ谷まで一緒に戻って来る。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、4日(土)、中山4Rの新馬戦・牝馬限定・芝1200mに石橋脩騎手で出走します。先週、びっしり追い切ったことで息も出来上がっているので、今週は仕上げすぎないように考慮して、パートナーと合わせて最後の1ハロンで脚を伸ばす追い切りに終始しました。雨が降って走りにくい馬場でしたが、まずまずの時計で動いています。根本師は「馬体重は390キロ前後くらい。小柄なだけに揉まれるのが心配だが、ピリッとした動きができそう」と話していました。追ってもテンションが上がらず落ち着いているのは良い傾向といえます。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、28日(日)に中山で出走してクビ+クビの0.1秒差、悔しい3着でした。結果的には前走時とレースラップは変わりませんでしたが、先団に馬群が固まっておりラップ以上に厳しい流れだった模様。行きっぷりが前回より悪く感じましたが、外々を回らされながらもじわじわ伸びて頑張っていました。一戦毎に体が増えているように、飼い食いも良く充実している様子。今週も水曜日から角馬場での運動を始めており、木曜日からは坂路入りを始めています。中1週で12日(日)、京都の壬生特別・芝1200mに出走する予定。
○ 2008/10/4
よい天気だ。近くの小学校は運動会で、沢山の家族が集まって来ていた。
大和町近くのリサイクル業者さんで、鉄屑の写真を撮らせてもらう。
8:30過ぎ事務所。
メールチェックと日報のアップ。
1030過ぎ事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山4Rにマイネブルーム出走。11:00過ぎに場外馬券売り場へ到着。
モニターでパドックを見る。12頭中ブルームだけが400kgを切る、393kg。
11:40発走。スタートはまずまずで中団前方につく。中盤も遜色なく、4コーナーを回って直線を向いた時には、先頭に食らいつくかに思えたが、直線途中で後退するも、最後まで頑張り6着。
すぐ馬券売り場を出て事務所に戻る。
なんだか鼻の奥から喉が気になる。風邪を引いたのか。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
16:15事務所を出て、阿佐ヶ谷駅近くの区民センターへ。西荻の父が入っている絵画会の展覧会へ。そこで父と妹、チェ・ミキと落ち合い、しばらく絵を見て出掛ける。
高円寺の二楽亭前で再び落ち合い、開店をしばらく待って17:00店に入る。
30分くらいたって、妹の旦那も加わる。20:00前にお開き。
○ 2008/10/5
8:30起きだす。
昨晩は風邪気味だったので早くに休み、ゆっくり寝たので、喉の痛みは消えているが、咳が出る。
EMHのスケッチをして、11:00過ぎ早めに昼をとり、初台の新国立劇場へ。
13:00から「向日葵の柩」の劇場下見のはずだが、小劇場は13:00からどうも本番のようだ。
13:00になっても誰も来ないので、関係者に電話するも、誰も出ない。(携帯を持ってないので公衆電話を使うが、公衆電話からだと非通知で誰も出てくれないのか。しくしく。)
留守録を残し、引き続き用事を済ませ、阿佐ヶ谷で夕食の買い物をして、大和町に戻る。
○ 2008/10/6
昨晩から降り始めた冷たい雨が降り続いている。
一昨日充分寝すぎたのか、昨晩はなかなか寝付かれなっかたが、6:00過ぎ起き出し、7:00に事務所。
メールチェック。スタッフが置いて行った図面のチェック。
今日午後の打ち合わせ用の図面を確認。
8:20過ぎに事務所を出て、YTHの現場へ。
9:30から構造事務所も来て、2階スラブまでの配筋検査。
10:00申請機関の担当者が来て中間検査。特に問題もなく、10:30過ぎ終了。事務所に戻る。
昨日の劇場下見の日時間違いの連絡と日報のアップ。
14:30前事務所を出て、新宿のトップスへ。
15:00から劇団1980「ええじゃないか」、来年の旅公演のセットについて打合せ。
16:00話しが一段落したので、お先に失礼し、ジュンク堂に寄る。
保坂和志さんの新刊「小説、世界の奏でる音楽」を入手しに行ったのだが、サイン本があった。ラッキー。
しばらく店内を見て回り、事務所に戻る。
いくつかのスタッフへの指示の後、帳簿付け作業。
昼過ぎから、雨は上がった。
○ 2008/10/7
7:00前事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
YTH朝思いついたことがあったので、資料探しとスケッチ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
ここ何日か外出が多かったので、昨晩「千々にくだけて」リービ英雄著(講談社文庫)を読了。
千々にくだけているのは、アメリカ人で日本で日本語で小説を書く本人でもあり、既に子供の時に(自覚してないが)、9・11以降の3編の小説の原点が存在し、時間が繋がっていることを、併録されている10年前の短編「国民のうた」を読むことで実感する。
今日から「悲しき熱帯」後編に戻る。
日報をアップして、「建築画報」(http://www.k-gaho.co.jp/)来月号の、シアターワークショプの特集用の、小劇場の勉強会の座談のゲラをチェックして、返信。
EMHのスケッチ。今日はこれに集中するつもり。
15:00前にEMHのスケッチをまとめ、息抜きに時々行く阿佐ヶ谷の古書店「銀星舍」へ。
16:00EMHのスタッフ打合せ。
夕方から、帳簿付け作業。
YTHのクライアントへの確認事項をまとめて、メール連絡。
○ 2008/10/8
6:00に起きたら、結構な雨が降っている。YTHはコンクリート打ちだが大丈夫か。
合羽を着て、自転車で7:00事務所。
少しずつだが弱い雨になって来た。
久しぶりのノーベル物理学賞の受賞。素晴しいことは分かる。しかし、昨晩のNHKの21:00のニュースの司会者、あれはないんじゃないか。
まるで、オリンピックの金メダル獲得と同じ調子。今後何をやって行きたいですか、って言う質問するかね。
分かりやすく内容を説明して下さい、と問いかけて、受賞者は真摯に答えていたが、もちろん簡単には分からないよな。せめて後から出て来た科学担当の人が質問をすれば良かったのに。いやはや。
「構造計算書偽造事件でマンション住民57人、建て替え費用を求めて国を初提訴」のニュースは、良く見つめる必要がある。
メールチェックとYTHのクライアントにメール連絡。
スタッフが置いていった図面のチェック。
そろそろ会計士事務所に資料を渡さないとまずいので、帳簿付けを全てやってしまう。
9:00頃には雨は上がっていた。
SIHの基本計画図を構造事務所にメール。概算用の仮定断面算出に着手してもらう。
日報をアップし、EMHの別案の確認。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。第1課題は小課題で、来週が提出。今日が最後のエスキス。
模型を作って来た学生は3分の1ほど。模型が有る無しで、一緒に考えられることの深さの違いを実感する。
アシスタントの学生と、後半の課題は、模型を持って来ない学生はエスキスチェックしないようにしようと話す。
19:00過ぎ終了。
マイネアルデュール、12日京都9R壬生特別出走予定。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、真歌トレーニングパークで休養中。運動量を制限している現在はサンシャインパドック付きの馬房で管理しています。暴れても走り回れないと悟ったのか、このところは落ち着いた雰囲気。洗い場へ行くときもバタバタせずに歩いています。今週末で術後1ヶ月になることから、来週か再来週にはウォーキングマシンによる運動が課せるでしょう。回復具合に応じて少しずつ患部に負荷をかけていきます。馬体重は502キロ。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。前脚に蹄鉄を装着したことで欠損した蹄叉を気にする仕草はほとんど見せなくなっています。9月下旬に坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。帰りの馬道でチャカチャカするのは相変わらずですが、幸いにも一息入れる期間が短くて済み、ほとんど緩んだ感がありません。追い切りはもう少し先の予定。1日(水)の計量では476キロでした。450キロ台までウエイトダウンした9月上旬よりふっくらしています。
○ 2008/10/9
雨が上がって、少し爽やかな天気。
7:00に事務所。メールチェック。
YTHのクライアントへ電話で確認事項。
スタッフが置いて行った図面や資料のチェックをして、日報のアップ。
今日の下見とレクチャーの準備確認。
各プロジェクトのスタッフ打合せ。
1130過ぎ事務所を出て、初台の新国立劇場へ。下見は今日だった。
12:30前、楽屋口で可児市文化創造センターの村松さん、照明の泉さんと落ち合い、12:30から下見。
13:00お先に失礼して、初台から地下鉄に乗り、東武野田線の運河へ向かう。
14:20、運河の駅でシアターワークショプの伊東さんと落合う。
東京理科大学の建築学科で、伊東さんが後期に受持つ「建築と芸術」という授業の、特別レクチャーへ。昨年に引き続き。
川向先生の研究室へ挨拶に伺い、14:50から授業。
スライドを使い、一番影響を受けた「小劇場運動・第1世代」の話しから始め、サイトスペシフィックな芝居や、芝居・映画のセットデザインの話しをして、最後に建築を紹介して、16:10レクチャーは終了。16:20授業終了。
伊東さんと電車で秋葉原まで出て、別れる。
私用が出来てしまったので、今晩の小劇場の勉強会は、欠席する。
いやー、疲れた一日だった。
アルデュール、12日京都9R壬生特別、出走確定。
○ 2008/10/10
週も後半、疲れが出て来た。
少しゆっくり起きて、8:00前に事務所。秋らしい気持のよい気候。
メールチェック。
武蔵野大学の3年生から、空間造形4のエスキスメールが届いていたので、アシスタントの学生に転送し、アドバイスを書いて返信する。
スタッフが置いて行った図面や資料のチェック。
EMHのバリエーションを再確認する。
10:00、スタッフが来たので各プロジェクトの指示。
日報をアップし、EMHのバリエーションスケッチとスタッフ打合せ。
16:30YTHの建設会社と関連業者来所。
3階躯体までの設備、電気、等の打合せ。18:30過ぎ終了。
EMHのバリエーションのスタッフ打合せ。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、4日(土)に中山で出走し、6着でした。四肢の回転が軽快な反面、迫力という点においてはもうひとつです。息が続かなかったのか、急坂が響いたのか、直線半ばで甘くなりました。反応良くゲートを飛び出しながら2ハロン目で少し後退したのは、他馬の行き脚がついて10秒台にペースアップしたからでしょう。一生懸命に走るまっすぐな性格にはとても好感が持てます。レースの疲れで少し食が細っているものの、筋肉痛などはありません。東京2週目の芝1400mを意識して状態を整えています。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、12日(日)、京都9Rの壬生特別・芝1200mに出走します。橘Sで跨った経験のある佐藤哲三騎手に騎乗を依頼しました。8日(水)の追い切りは中1週のレース間隔、関西までの輸送、たっぷり水分を含んでいた馬場を考慮したもの。疲れが残らないように馬なりでさっと流す程度に控えました。「中1週でも大丈夫。前走の反動もなかったからね。乗り手からも『具合が良い』と報告を受けている」と相沢師。勝ち負けを期待しています。
○ 2008/10/11
8:00過ぎ事務所。
メールチェックして、構造事務所から届いていたNTHの構造図面を各建設会社にメールし、プリントアウト。
日報のアップ。
午前中、「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)のスケッチ。
午後雑務、雑務。途中無線LANの調子が悪くなり、時間のかかることやら。
15:00事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
午前中降っていた雨も上がり、太陽が出て、半袖で充分な天気に変わった。
16:00事務所に戻って、EMHのスケッチ。
17:30過ぎ事務所を出て、井の頭公園の唐組のテントへ向かう。
18:10過ぎ、テント前で待ち合わせしていた、ライターの佐野さんとその友人、水谷先生ご夫妻とその友人、武蔵野大学の学生8名、チェ・ミキと落ち合う。
風が出て来て、気温が下がって、寒いくらいだ。そんな中、かなりの数のお客さんだ。
「ジャガーの眼・2008」19:00開演。
23年前、初演の芝居。初演も見ているが、しびれた。テレビでも放映され、ビデオ録画したものを何度か見ており、その後唐組でも2回程再演されているが、その度に、衝撃を受けて来た。
物語は知っているのだが、休憩を2回挟んだ3幕が、密度高く絡み合って行く。何度見ても素晴しい芝居だ。
今回のバージョンも、新たに書き加えられた部分や、サラマンダの台詞が増えているように思えるが、田口と扉の二人の探偵、サラマンダ、くるみとしんいち、そしてチロ(犬の死骸)と共にさまよう少年、らが濃密に絡み合う展開は変わらず、見せる。
寺山修司さんの3回忌に追悼で書かれた芝居だ。
21:20終演。
水谷先生夫妻とその友人と美舟へ。楽しく話し、お開きにして駅に行ったら、もう電車がなかった。1:30前くらいになっていた。
○ 2008/10/12
昨晩は帰って来てからも、テーブルでもらって来たチラシ等を見ながら一杯やっていたら、そこで寝てしまい、3:00頃ベットへ。
なので、9:00過ぎまで寝てしまう。
10:00から、伸び放題にしていたジャスミンを剪定。隣の屋根にも浸食し始めているし、膨らんだ外側の緑を刈って行くと、中は枯れている。そうだよな、日が当たらないのだから。
1時間程で、全体的に刈り取り、半分くらいを整備するが、ここで力つきる。後をチェ・ミキに任せる。
昼をとり、13:00過ぎに大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都9R壬生特別にマイネアルデュール出走。
14:00過ぎ、モニターでパドックを見る。いつも通りの様子。
14:35発走。いつも通りのレースながら、最後伸びず、しかしペースが落ちなかったので5着に残る。
佐藤哲三騎手「ある程度の位置につけるように指示が出ていたので、勝ち馬の直後につけたが、すっと離されてしまった。内の馬の後ろに入れて、早めに加速していったほうが良かったかもしれない。春に乗ったときよりも力をつけている」
タワーレコードに寄り、高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
マイブームとなっている、五目ひじきを作る。
○ 2008/10/13
8:00に事務所。結構寒い。
メールチェックと連絡事項いくつ。
EMHのバリエーションスケッチ。
日報のアップ。
昼をとりに大和町に寄って、梁山泊の稽古場へ自転車で向かう。
陽が出て来て、湿度も低く、気持のよい秋らしい天気になった。
13:30、ライターの佐野さんとカメラウーマンの方と落ち合う。
日経アーキテクチャーの特集の写真撮影。建築領域外の部分でも活動している人達の特集とのこと。
梁山泊の稽古場「芝居砦・満点星」の稽古スペースと階段で撮影。14:00終了。
田原町の「風のほこり」の稽古に来ている劇団員と少し話し、14:30過ぎ金さんが来たので、「向日葵の柩」のセットプランの打合せ。
15:30前、稽古場を出る。
帰りにちょっと、中野ブロードウェーの「まんだらけ」のサブカルチャーや写真集を扱う「記憶」に初めて寄ったら、はまってしまった。
17:30大和町に戻り、EMHのバリエーションスケッチ。
○ 2008/10/14
7:00前に事務所。雨は降っていないが、曇で暗い。
メールチェック。
今朝方気がついたEMHのバリーションスケッチの追加事項を確認。
日報のアップ。
決算に必要な資料の整理。
スタッフが来たので、未処理の領収書を確認したら、結構で手来たので、帳簿入力。
午前中の会計事務所行きはあきらめる。
帳簿作業の後、EMHのスタッフ指示。
その他、後手後手になっている雑務をやり、関連事務所にメール連絡等。
13:30事務所を出て、WMHのクライアント宅へ。予算についての相談等。
15:00過ぎ終了。その脚で荻窪の会計事務所へ。
決算に必要な帳簿や資料を預ける。
17:00前事務所に戻る。
19:00前事務所を出て、荒木さん・高野さんと阿佐ヶ谷駅で落ち合い、吐夢へ。
阿佐ヶ谷でなにか始めようと言う企画の3回目のミーティング。
実は吐夢の店長さんにお願いごとがあって伺ったのだが、ちょっと都合が悪く、NGになる。
ビールを飲みながら、軌道修正の打合せをする。21:00過ぎにお開き。
○ 2008/10/15
雨上がりの青空。
7:00に事務所。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いていった図面のチェック。
WMHのスケッチ。
昨日の阿佐ヶ谷の会の議事録が高野さんから届いたので、次回のお誘いのメール文面を考えて、メールバック。
10:00過ぎ、スタッフと打ち合わせ。
引き続きWMHのスケッチを行ない、
11:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
13:00から空間造形4の講評会。
4つのスタジオに分かれての設計製図だが、各スタジオごとに全員が発表し、先生方が講評する。
順調に進み、18:00過ぎ終了。
4週間の短い設計期間だったが、作品は結構な水準を確保していた。但し、それなのに、プレゼンテイションに楽しさや気持が感じられず残念だった、という先生方の意見が多かった。同感だった。
後半の課題は、もっともっと楽しんで情熱を傾けてやって欲しい。
尾辻先生とアシスタントの学生二人と、吉祥寺の居酒屋へ行ってお疲れ。
遅れて水谷先生も参加。23:30前お開き。
○ 2008/10/16
8:00前事務所。秋晴れのよい天気。
メールチェックと昨日の空間造形4の成績を水谷先生にメールして、日報のアップ。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
決算不明点について、会計事務所へ電話連絡。
10:00スタッフとEMHの打合せ。
連絡事項いくつか。
「向日葵の柩」のセットプランにコメントを書き込み、可児市文化創造センターの村松さんと照明の泉さんへメール。
WMHの作業とスケッチ。
○ 2008/10/17
秋晴れだが、ずいぶん寒なって来た。
7:00前に事務所。
メールチェック、スタッフが置いて行った図面のチェック。
日報をアップして、進行中のプロジェクトのスケッチ。
13:30前事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
14:30、EMHクライアント打合せ。基本計画の2回目のプレゼン。前回の案をたたき台として引き出された印象を元に、今回は大きくは二つのバリーションを作成。その二つのバリエーションごとに、それぞれ4案程度のバリエーションがある。
新たな考え方を、とても面白がってくれて、嬉しかった。しばらくゆっくり検討頂くことにして、15:30前終了。
その脚でYTHの現場へ。16:30から構造事務所と2階壁の配筋検査。特に大きな問題無し。
17:30前終了。もうこの時間はかなり暗くなっている。秋も深まって来ているのだな。考えたら、今年も後残り2ヶ月半。つい昨日まで夏だったように思えるが。
現場を出て、早稲田大学の小野梓記念講堂へ。
今日から3日間、「国際研究集会・60年代演劇再考」(http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/project/index.html)が開催される。
魅力的かつ必見のシンポジウムや対談が目白押し。これを逃すと、これらの話しをまとめて聞く機会はないだろう。
18:30前に小野記念講堂到着。案内されて席に着くと、佐伯隆幸さんの基調講演が行われている。途中、しかも終了間際なので、なにについて話しいているのか定かではないが、佐伯さん吠えている。凄いパフォーマンス。
佐伯さんの著書や名前は存じていたが、勝手に思っていたイメージと全く違う方だった。面白かった。
18:35終了。休憩を挟んで、「現在から見た60年代演劇」。若者に人気の作家・演出家が登場ということか、会場は満員。しかし主宰者側の客さばきの段取悪さに、見ていても呆れる。
そんなことで15分位くらい押して、19:15過ぎ始まる。
最初は論が噛み合ない状態だったが、途中、自分たちの現状報告の話しが始まると、段々面白くなって来たが、いかんせんテーマと話しが重ならない。
司会の松井憲太郎さんが苦労していたが、終了時間を過ぎて、20:30過ぎ終了。
何だったのだろうと言う不思議な感じを持つが、多分明日からの、60年代の当事者たちの話しを聞くのに、今晩のシンポジウムを聞いているかいないかで、ずいぶん違った思いを持つのではないかという期待を持つ。
会場に来ていた、鹿野さん、シアターワークショプの小池さんと、近くのキュートおやじがやっている小池さんおすすめの中華料理店で一杯やって、23:00前お開き。
立派なパンフレットをもらえます。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。今週の出走を視野に入れていましたが、週始めまで少しカリカリして飼い食いが戻らなかったため無理させませんでした。来週の福島、芝1200mに鉾先を変えて、今週は馬体回復に専念。週末に15−15程度の時計を出し、来週1本追い切って福島に向かいます。夏に北海道で勝ち星を増やしてきた丸田騎手に騎乗を依頼しました。小柄な馬なので他馬より3キロも減量が効くのは有利といえます。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、12日(日)に京都で出走して5着でした。夏に戦列へ復帰してから徐々に体が増えているのは気になるところ。体や筋肉には張りがあり、決して調教を緩めているわけではありません。ただ長距離輸送のある今回は絞れていると思われていただけに誤算ではありました。19日(日)、東京8Rのダート1300mに連闘で出走することに。レース後は使ったなりの疲れ程度で、本来は来週の福島、会津特別に向かう予定でした。しかし想定段階で50頭近く出走希望馬がおり、除外前提で優先出走権を得るために出馬投票を行ったところ無条件抽選の5頭枠に入ってしまいました。相沢師も「申し訳ありません。ケアをしっかりして出走させます」と述べています。この後は一息入れる予定です。
思わぬ展開。初めてのダート。無事に走ってくれて、瓢箪から駒、なんて。
○ 2008/10/18
8:00に事務所。今朝も秋晴れのよい天気。
メールチェックや日報を書いたり連絡事項等、いろんなことをやっていると、どんどん時間がたって行ってしまう。
SIHの構造事務所から確認事項の連絡。YTHの施工図チェック。
12:00に事務所を出て、早稲田へ。本日、「国際研究集会・60年代演劇再考」(http://www.waseda.jp/prj-gcoe-enpaku/project/index.html)の二日目。
ラ・ママ実験劇場の創立者、エレン・スチュワートさんの大きな人間性に触れ、感動し、あまりの自分の小ささに反省。
13:00から18:15まで、たっぷり話しを聞く。
○ 2008/10/19
8:00に起きる。
10:00前大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
東京8R、13:40発走にマイネアルデュールが出走するので、単復勝の馬券を買って、その脚で早稲田大学へ。
本日も「国際研究集会・60年代演劇再考」。
ちょっと早くついたので、ポスター展を見て、11:00大隈講堂へ。
11:15から蜷川幸雄さんと扇田昭彦の対談。
60年代に他の劇団や作家・演出家に蜷川さんが感じていたことが、うまく扇田さんによって引き出された対談だった。
「演出家の役割」というテーマがよく分った。
12:30終了。午前中から会場に来ていた小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんと、昼をとり、13:30から唐十郎さんと堀切直人さんの対談。
前半はまるで芝居を見ているようなユニークさ。二人の呼吸が全く合わず、それが独特な空気を作って、会場は笑いで盛り上がる。
最後の方で、唐ゼミの中野さんも加わり、14:45頃終了。
この二つの対談で満足し、帰路につく。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
録画しておいた東京8Rを見ようとするも、なんと録画に失敗しており、JRAのホームページで確認したら、アルデュールは2着。
上がりの時計をみると、先行していて差された様子。
ラフィアンのホームページにはこのようなコメントが。
津村騎手「レース間隔は詰まっていたが、馬に硬さがなく、コンディションは良かった。芝・ダートどちらとも大丈夫」
相沢師「厳しいレース間隔になってしまったが、よくがんばってくれた。今後は放牧の予定」
○ 2008/10/20
昨日までの3日間のレクチャー、予想外にハードだったのか、昨晩は早々に眠くなり休み、じっくり寝ることが出来た。
6:00に起きて、7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
YTHの施工図のチェックの残りと、スタッフが置いて行ったSIHの資料のチェック。
その後、日報のアップ。
10:00にスタッフが来たので、掃除をして、SIH、NTH、YTHそれぞれのスタッフ打合せ。
WMHの図面作業とスケッチ。
15:00事務所を出て、自転車で荻窪の会計事務所へ。
決算の書類にサインして、一式受け取る。帰りに書店と郵便局へ寄って、事務所に戻る。
引き続き、WMHのスケッチ。
○ 2008/10/21
起きだす6:00頃はまだ少し暗いが、事務所に来る7:00前くらいになると、明るくなって来る。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面をチェックし指示を書き込む。
9:00前に事務所を出て、新宿へ。
管理建築士の講習会。
途中休憩をはさみ、10:00から18:30過ぎまで。
5時間以上の講義と、17:30から18:30までの1時間は考査があり、受講者はすべて管理建築士の資格を確保できるわけではない。
考査は噂通り、隣の人と問題が違っていた。そこまで性悪説を前提とするか。やれやれ。
講習会には大学時代の同級生、武田と高橋真がいた。彼らは申込の時に何年ぶりかで会って、終了後那須と鈴木基紀と池袋で一杯やる段取になっていると言うので、参加することに。
講習終了後、3人で池袋まで移動して、那須と鈴木基紀と落ち合い、近くの居酒屋へ。
みんな50代になって、いろんなことが変わりつつある。そんな話しで盛り上がる。
22:00前にお開き。
なんだかなの管理建築士の講習会が、思わぬ楽しみをプレゼントしてくれた。
○ 2008/10/22
昨日はさすがに疲れて、ちょっとゆっくり起きて、8:00に事務所。
メールチェック。
スタッフが置いて行ったSIHの図面に赤を入れる。
その後、連絡事項いくつか。
10:00スタッフ打合せをして、日報のアップ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形4の後半の課題の第1回目の授業。
金曜日から学園祭らしく、いつも使う製図室や実習棟は準備作業で使えないので、別のところでミーティング。
「ハモニカ横丁・プロジェクト」というタイトルの、今回の課題の趣旨説明をして、ハモニカ横丁に行ったことがあるか、その印象等を話し合い、事例調査を発表してもらう。
恒例の、現地調査と言う名の飲み会は、学園祭準備のため、来週に延期。
ミーティング終了後、実習棟へ行って、アドバイスした展示の準備の様子を見て、17:30前学校を出て、吉祥寺に出て古書店に寄る。
マイネブルーム、25日福島1R未勝利出走予定。(除外の可能性もあり。)
○ 2008/10/23
なんだか疲れがとれず、少しゆっくり起きて、7:30過ぎに事務所。
メールチェック。
日報をアップしたり、なんやかんや雑務をして、9:30前に事務所を出て、市ヶ谷でスタッフと落ち合い、HMHのクライアントへ。
HMH-Kの計画範囲の確認打合せ。11:00終了、銀行などに寄って、事務所に戻る。
KNH-Hの外構や植栽の見積り等をまとめ、クライアントにメール。
SIHの概算用図面をチェックして、スタッフにフィードバック。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
16:00過ぎ事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
先日夫人に説明した第2時案を、出張中から戻ったご主人が見てくれたので、それについていくつかの話しをする。
18:00前終了。途中書店等に寄り道をして、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
19:00から小劇場の勉強会。本日はコアメンバーの4人。
12月に吉祥寺シアターカファで開催予定の、鹿野さんの写真展の企画書について。
9:40終了。
○ 2008/10/24
昨晩からの雨が続いている。
昨晩は週末になって電池切れ寸前。少しゆっくり起きて、7:30過ぎに合羽に自転車で事務所。
メールチェック。馬主会の桐山から、先週のアルデュールのゴール前の写真と、集計表が届いていた。恐ろしや集計表。
寺山修司は馬券で儲けてますか、損してますかとインタビューされ、あなたは人生得してるか損してるか、と考えるのですか、と答えたそうですが。
スタッフが置いていた資料や図面のチェック。日報のアップ。
今日はNTHの見積りが出てくる日だ。
午前と午後に分けて、何社かの建設会社が来所、見積りが出て来る。
夜になり、スタッフが見積りチェックと比較表作成を開始。
建設会社への対応の合間に、「向日葵の柩」のセットスケッチ、YTHのスケッチ、連絡事項いくつか。
時折激しく降っていた雨も、夕方には上がった。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、25日(土)、福島1Rの芝1200mに丸田騎手で出走します。それほどびしっと攻める必要がないとの認識があり、22日(土)の追い切りはじんわり加速して終いだけを催促しました。「脚さばきが良い」と厩舎スタッフ。根本師は「牧場でやっているだけあって基礎がしっかりしている。もう飼い食いが戻っているし、カリカリした面も許容できるもの。平坦に変わって前進すれば」とコメントしていました。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、19日(日)の東京で出走し、2着でした。芝よりもむしろダートにおける走りの方がエネルギッシュだった印象。いきなり流れに乗るセンスを見せ、追ってからもしっかり伸びたものの、抜け出した残り100mで勝ち馬の強襲に遭いました。「強行軍の疲れはなかった。砂を被らない位置でスムーズな競馬ができた。一時はやったと思ったのだが…」と津村騎手。相沢師は「厳しい間隔の中、よくがんばってくれた」と労をねぎらっていました。一息入れて今後に備えます。23日(木)にビッグレッドファーム明和へ移動しました。
○ 2008/10/25
7:30に事務所。
雨は降ってないが、曇天。
メールチェックと連絡事項いくつかと日報のアップ。
9:00過ぎ事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
福島1Rにマイネブルーム出走。パドックの映像を見て、明日の菊花賞の馬券も少し勝って、10:00発走。
あまり良いスターではなく、すぐ馬群にもまれる。そのままの形で直線を向いて、伸びず12着。
400kg以下はこの馬一頭で、大きな馬とは100kg違う小さい馬なので、もまれると辛そうだ。
10:30過ぎ事務所に戻る。
スタッフが置いて行ったSIHの概算用図面のチェック。
13:00過ぎ再び事務所を出て、恵比寿へ。
14:00からスタジオエビスで鈴木恂写真集「天幕」(http://msuzuki-ams.com/)出版サイン会。鈴木恂先生の事務所AMSの内木さんから案内を頂いていた。
スタジオエビス内部を見学できるというのも嬉しい。
3階の大きなスタジオでサインをして頂き、6・7階のスタジオとテラスを見学する。雑誌で見た空間ももちろん良かったが、実際は体験する空間はそれ以上のものだった。
大きな構想は荒らしく野性的なのだが、細かいところまでよく考えられ、それらがその構想を全く邪魔しておらず、引き立て合っている。
それは柱梁のラーメンフレームで構成されたスタジオ=サーブド・スペース(@ルイス・カーン)と壁で構成されたサーブド・スペースが明確に分けられて計画されているからだろう。
内部を拝見できて、良かった。
15:30から、大きなスタジオのホリゾントを使って、写真集「天幕」についてのレクチャー。
16:00過ぎから、懇親会。AMSのスタッフだった同級生鈴木基紀や内木さんや何人かの知り合いと話し、16:30過ぎ会場を出る。
○ 2008/10/26
8:30起床。薄曇り。時々雨が降る。
テーブルまわりに積み上がった本を整理し、EMHの見直し。
13:00前に自転車で、途中小雨に降られながら、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
帰りに阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。
その後はずっと大和町。
バリカンを当てたり、マカロニサラダを作ったり。
○ 2008/10/27
7:00に事務所。昨日とは一転して、気持のよい秋晴れ。
メールチェックと連絡事項いくつか。
日報のアップと雑務。
10:00掃除をすませ、SIH、YTHのスタッフ打合せ。
引き続き連絡事項いくつか。
13:30、荒木さんから紹介のあった国産の木材を扱う会社の営業方が来所。
進行中のプロジェクトに検討できそうなものがあった。14:30前終了。
決算の税金等を納めに銀行へ。
帰りに、お隣のギャラリー煌翔(http://www.kohsho.co.jp/)へ。
現在「さよなら ポラロイド」(http://spkohsho.exblog.jp/)という展覧会が開催されている。先日ギャラリー煌翔のオーナーに教えて頂くまで、ポラロイド社が8月末でインスタントフィルムの製造を中止することを知らなかった。
今回の展覧会は、「消え去るフィルムに『さよなら』を言うために」企画されものだ。
2枚一組になった額が、一人3セット展示されている。総勢27名の展示だから、162枚のポラロイド写真がある。圧巻だ。いろんな写真があるが、すこし退色したような質感が全体を緩やかにまとめているように思える。
自分も撮影してみたい、と思わせる展覧会だ。無くなってしまうポラロイド写真に哀惜を感じてしまう。
巡回展も検討されているらしい。31日までやっているので、機会があったら是非訪れてみては、と思う会だ。
コーヒーを頂きながら、すこし話しをして事務所に戻る。
EMHのスケジュール確認とスケッチ、「向日葵の柩」のスケッチを進める。
○ 2008/10/28
今朝も秋晴れのよい天気。
7:00に事務所。メールチェックと連絡事項いくつか。
朝気が付いたことのスケッチと日報のアップ。
スタッフが置いていたSIHの概算用図面のチェック。
間にスタッフ打合せをはさみ、「向日葵の柩」のスケッチ。
午後一でSIHの概算用図面が完成したので、建設会社へメール。
EMHのスケッチ。面白い展開が見えて来た。
14:30過ぎ事務所を出て、YTHの現場へ向かう。
16:00から構造事務所も来て、3階床の配筋検査。
特に大きな問題もなく、17:00前終了。3階床に上がったら、眺めの良い風景が広がっていた。気持のよいスペースになるだろう。
下北沢に移動して、17:45金さんと落ち合い、近くのファーストキッチンで「向日葵の柩」のセット打合せ。
途中から照明の泉さんも加わる。19:30前終了。
○ 2008/10/29
朝6:00頃は、まだ陽が完全に上りきっていないので薄暗いが、事務所に来てしばらくすると秋のよい天気になる。
7:00に事務所。メールチェック。
昨晩のセット打合せの図面とスケッチを作成。途中、KNH-Hのクライアントから連絡が入り、植栽等の工事についての確認。建設会社へ指示。
セット図面とスケッチを終了し、可児市文化創造センターの村松さんにメールで送信。
スタッフが置いて行った図面をチェック。日報のアップ。
スタッフ打合せやEMHのスケッチ。
13:30事務所を出て、銀行や郵便局に寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。学園祭が終わって祭りの後なのか、うちのスタジオは学生が3人だけ。しかもほとんど何もやって来ていない。遅れて一人来たが、予定していたように、敷地であるハモニカ横丁へ移動する。来てない学生に連絡させたら、吉祥寺駅前の集合場所に着いた時には、全員いるではないか。まったく。
夕方のハモニカ横丁を何往復かし、17:30美舟に入る。
なんだかまとまりの無い会だか、少し今年の学生たちのことが分かったような気がする。
気が付けば22:00。皆、結構飲むの好きじゃないか。
美舟を出て、道ばたで。アシスタントの三浦君が設計について熱く語るのを、学生たちは聞き入っていたので、分かれて帰路につく。
あれからどうしたのかな。
○ 2008/10/30
少しゆっくり起きて、7:30事務所。
8:30過ぎ事務所を出て、上大岡へ向かう。7、8年前に竣工した住宅へ。
10:00、共同設計した小西さんと梶村さんと落ち合い、現地へ向かう。
施工した建設会社が、メンテになかなか動いてくれないので、不具合を見に行く。
話しを伺うと、近くの会社で親切に対応してくれるところが見つかり、来週から少しずつ手直しして行くということを聞き、一安心。12:00前にお暇する。
12:30過ぎ品川着。せっかく品川まで来たので、原美術館(http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html)の「 米田知子展ー終わりは始まり」を見ておこうと、コンビニでおにぎりを買って、美術館まで歩きながら昼飯。
米田さんの静謐な写真は、ゾルゲ事件や北アイルランドを撮影したものもあり、高村薫さんの大好きな小説「リビエラを撃て」を思い出してしまう。ノーマン・シンクレア弾く、ブラームスのピアノ協奏曲が聞こえてきそうだ。写真作品のひとつのしっかり考えられた方法を、間近に感じられた。
14:00、原美術館をあとに事務所の戻る。
EMHのスタッフ打合せ。アルバイトの学生に今朝から作り始めてもらった「向日葵の柩」のセット模型打合せ。
再び、18:00前事務所を出て新宿へ。
18:30馬主会の桐山と落ち合い、近くのビアホールへ。
経費の精算と、アルデュールとブルームのレースの話し。話しは自然と現在の建築を取り巻く状況に話しに。
一級建築士制度の見直しや、確認申請や許可申請、ある規模以上の現場を専任で管理する建築士が必要になることと経費の矛盾等、話せば話す程変な状況になって来てることが、分かっているのだが、改めて分かり二人で落ち込む。
20:30、お開き。
○ 2008/10/31
7:00に事務所。自転車で切る風が冷たく、寒くなって来た。
メールチェックと溜まっていた日報のアップ。
YTHのスケッチをカリカリ。
10:00、NTH、YTH、EMH、WMTのそれぞれのスタッフ打合せ。
アルバイトの学生に「向日葵の柩」のセット模型指示。
引き続き、進行中のプロジェクトのスケッチ。
18:00過ぎ事務所を出て吉祥寺シアターカフェへ。
19:00前に着くも、今日は吉祥寺シアターの公演が19:30開演なので、勉強会も19:30からだとカフェの方に教えてもらう。
近くの古書店で時間つぶし。その古書店がもうすぐ閉店ということで、3割引だったので、2冊程購入。
19:30から小劇場の勉強会。
新しいメンバーの紹介と、鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の写真展「小劇場を記録する」の打合せ。
21:30終了。久しぶりに近くの基地バーへ行って、一杯。
23:00過ぎお開き。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和の放牧地がタイミング良く空いたことで、10日(金)に真歌トレーニングパークから現地へ移動しました。翌日から昼夜放牧を始めています。それまでがパドック付きの馬房管理だったため、いきなりの昼夜で反動も心配されました。しかし予想以上に元気があり、久しぶりの広い場所ということもあって喜んで走り回っています。もちろん歩様の乱れや、患部の悪化は見られません。このままでしばらく様子を見ていきます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。基礎固めに専念して軌道に乗せている段階。精神的にカリカリしやすい気性ながら、いまのところテンションは高くなっていないものの、馬体重は468キロまで減ってきています。スタッフは「まだ体力が付いていない感じ。でも、以前に比べたらヒューヒューいう呼吸音が小さくなっている」と話していました。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。輸送熱などもなく、先週、無事に到着。翌日は大雨だったため、日中のみの放牧にとどめ、25日(土)から夜間の放牧を始めました。間隔を詰めて出走していた割には疲れやダメージは少ない印象。テンションもそれほど高くなっていません。少し休ませてトレーニングを再開します。
○ 2008/11/1
8:00前に事務所。
自転車で事務所に来る時刻、北風ピューピュー。後でラジオニュースで言っていたが、木枯らし一番だそうだそうだ。
メールチェック後、きょうのNTHの打合せ資料を確認。
アルバイトが作成してくれた「向日葵の柩」セット模型を確認。
ずっと前からアドバイスを依頼されていて、なかなか進められなかった知り合いの土地のボリューム図面の作成。
WMHの予算表の変更や、その他進行中のプロジェクトの作業。
午後に入って、日報のアップ。
天気は秋晴れ。
13:30スタッフが来たので、打合せ事項の確認。
14:00、NTHのクライアント来所。出て来た見積りの打合せ。概要と比較表について説明。その他細かいこと等を一通り話す。
これらを元に、予算確認と方針を検討して頂くことにして、16:30終了。
セット模型の簡単な手直しをスタッフに頼み、事務所を出てギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
尾仲さんの新しい写真集(http://yukodo.cart.fc2.com/)を入手して、杉並図書館へ。
リクエストしていた雑誌とCDをピックアップして、事務所に戻る。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を切り上げ、この中間から1日おきに坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馴致の際は少し強情なところが見受けられたものの、稽古に入ると意外に従順です。テンから行きたがりますが、後半になれば落ち着いて走ります。筋肉には張りがあって脚さばきも力強い良駒。硬めのタイプも、繋のクッションが利くフットワークでバネが感じられます。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
2008.09.26(金)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和で調整中。1日おきに昼夜放牧と坂路でのキャンター1100m1本の運動を繰り返しています。ゲートを通す練習もすんなりとこなしており、馴致からいままでまったく手が掛かりません。怪我もなく順調に乗り込まれています。ただ大跳びのフットワークなので、そのフォームをカバーできるだけの運動神経を備えているかどうかが、今後の成長のポイントになりそうです。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、25日(土)、福島で出走し、12着でした。ゲートは互角に出ましたが、徐々に位置どりを下げ、末脚も不発でした。道中は手綱を引っ張って、態勢を支えながらの追走。前半、10秒台のラップが2ハロン続いたように、このペースを追走するのは厳しかったようです。レースの疲れも見せていないことから、中1週での出走が有力。東京1週目の芝1400mを目標にしています。
○ 2008/11/2
8:30起床。
テレビで全日本大学駅伝を見たら、早稲田が良い順位を走っている。
10:00前に大和町を出て、神宮外苑へ。東京デザイナーズウィーク2008に参加している、武蔵野大学の「フォトンガーデン」(http://www.ep3.cc/)を見に行く。
信濃町で降りると、ちょっとお祭りの雰囲気。そうか今日は神宮球場で早慶戦か。
目的地らしいテントやコンテナに近づくも、入り口が分からない。フェンスに沿って歩いていたら、武蔵野大学の中島さんがいたので、関係者入り口から入れてもらう。チケットには信濃町からのアプローチも書いてあるが、会場付近には入場口の案内も何も無い。不親切だな。中島さんに聞いたら、青山通りの方に入場口があるらし。それならそうとチケットの案内図に書き入れたら良いのに。
という不満は置いておいて、「フォトンガーデン」拝見する。指導された風袋先生も丁度いらして、説明していただく。
屋外に置かれたコンテナでの設営は大変だったようだ。
いままでいくつかのバージョンを見て来たが、今回の作品が一番総合的で、その意図が伝わって来た。中島さんも言っていたが、さらにインタラクティブな要素が加わると、面白くなりそうだ。コンテンポラリーダンスのセットにも使ったら面白いのでは、と思った。
ともかく、力作だった。お疲れさまです。
帰りに高円寺で買い物をして、その後は一日大和町。
出掛ける前に見ていた、全日本大学駅伝を引き続き見る。早稲田は2位。正月が楽しみになって来た。
天皇賞、牝馬2頭の一二着。見応えあった。
EMHの3階部分のスケッチ。
○ 2008/11/3
曇りで寒い。
8:00に事務所。メールチェックと日報をアップし、9:00前郵便局や雑用にちょっと出る。
戻って、「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)のセットの道具帳作成。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
昨日したスケッチを元に、スタッフにCAD化してもらったEMHの図面にさらにスケッチを行なう。
構造事務所にEMHの図面をファックス。
一日天気が悪く、寒いので17:00過ぎに事務所を出る。
○ 2008/11/4
7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。今朝は雲はあるが、陽は射している。日報のアップ。
昨日ファックスで送ったEMHの計画について、電話で構造事務所に説明。
10:00スタッフが来たので、掃除をして、進行中のプロジェクトについて、それぞれ打合せ。
「向日葵の柩」のセット模型の写真撮影。
構造事務所からEMHの壁量の資料がファックスで届き、電話で打合せ。なかなか厳しい。
14:00前事務所を出てWMHのクライアント宅へ。
新たな要望が出て来てあれこれ話し合い。
16:00過ぎ終了。蒼穹舍に寄って、取り置きしておいてもらった書籍を購入し、急いで事務所に戻る。
17:00、梁山泊の金さんが来所。
丁度その時、KNH-Hのクライアントから電話があり、外構植栽工事のコミュニケーション不足に注意を頂く。
その後、金さんと「向日葵の柩」のセット模型を使って、打合せ。
18:00終了。
再びEMHの構造事務所からのファックスが届き、電話打合せ。
気が付けば、バタバタの一日。進行中のプロジェクトでも、バタバタ。夜になりこの状況、反省しきり。
金さんとの打ち合せ内容と、道具帳を作成し可児市文化創造センターの村松さんと照明の泉さんにメール。
○ 2008/11/5
昨晩から今朝にかけて、昨晩の反省を元に考えたいくつかの対応策を、思いついた時に時々メモする。
7:00に事務所。晴れ。
メールチェック。メモを元に資料の確認。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
KNH-Hの建設会社の担当者に電話をして打合せ。
EMHの構造を考えなおし、参考図を構造事務所へメール、しばらくして構造事務所から電話があり打合せ。
WMHの昨日新たに出た要望の検討。
10:00スタッフが来たので、YTH、EMH、YTHのスタッフ打合せ。
昨晩の反省をどうにかしようという気持から、活力が出て来た。我ながら単純である。
「向日葵の柩」の連絡。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
学校につくと、静まり返っている。月曜日に休日が増えているので、暦通りに休校にすると、月曜日の講義数が足りなくなってしまうので、その調整のために、本日は休校なのだが、空間造形4は年内に課題提出としているので、今日も授業を行う。
なかなか集中して良い雰囲気だ。
14:40から授業。
スタジオの学生が作って来た、1:100のハモニカ横丁の敷地模型は雰囲気は出ているのだが、3分の1が未完成。
まず、スケジュールを黒板に書き出し、時間の把握をするように話す。
全ての学生が、手が動いておらず、言葉だけの発表。言葉だけでは皆と共有の認識を持つことは難しく、模型やスケッチが無いと計画やデザインを共有できないことを、敷地模型を使って話す。
一通り、言葉だけの発表を聞き、アドバイスし、来週までに現地に行き模型とスケッチを必ず行なうよう指示して、17:30過ぎ終了。
製図室の準備室でお茶を頂きながら、水谷先生のスタジオの様子を聞くも、同じような様子だった。
なんだかまだ先週の学園祭終了後の、祭りの後の状態を引きずっているようにみえた。
吉祥寺に出て、古書店による。本当に寒くなった。
○ 2008/11/6
7:00に事務所。天気予報では今日までは晴れだそうだ。それでも気温は低い。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
雑務いくつか。
WMH、EMHのスタッフ打合せ。
スタッフが作ったEMHのボリュームチェック模型をいじりながら、あれこれブレスト。 やはり模型があると展開して行く。昨日学生たちに話したことを、改めて実感した。面白い展開が開けつつある。
その後もEMHのスケッチに集中。
18:30過ぎに事務所を出て、渋谷のシアターワークショプの事務所へ。
19:00過ぎから、小劇場の勉強会。コアスタッフ5名で、12月に吉祥寺シアターカファで開催する、「小劇場を記録する」と題した、メンバーの鹿野さんの写真展の企画書作成会議。
あれこれ話して、文書に何度かして確認し、一部データの挿入部分を残し23:00前完成。
イヤー疲れたが、なかなかのものが完成した。
晩飯をたべそこねたので、大和町に戻り、軽く一杯。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。昼夜放牧されています。運動量が増えた分、ヒザに微熱を持つ日はあるものの、これは仕方のないことで順調に回復しているものと思われます。先週月曜日からは移動してきたMロワイヤルがパートナーとなって2頭で放牧されており、まだ仲良くはなっていない模様。ともに良く動いていて健康的な毎日を送っています。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。いよいよ仕上げの段階へ。この中間からハロン15秒を切る追い切りを始めています。463キロまで馬体が絞れてきているわりには、まだ動きが物足りません。これから負荷をかけて筋力や心肺機能がどこまで向上するか注目しています。精神状態に変化はなく、この馬にしては落ち着いている方。クーリングダウン中に小走りになってばかりだった以前と違い、いまはきちんと歩けています。
同じく2歳馬、マイネブルーム、8日東京2R出走確定。予定していた1400mじゃなく、マイルか。
○ 2008/11/7
週末になり、さすがに疲れて来て、今朝は8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00WMH、YTH、EMHそれぞれのスタッフ打合せ。
雑務いくつか。
朝は雨から曇りだったが、11:00を過ぎて天気がよくなって来た。
昨晩「悲しき熱帯」を読了。1955年のヨーロッパのある知性の呻吟を通底音として感じた。そうだ、あの短期間の、しかも都市部に行っただけでも感じた、現代の東京への違和感。レヴィ・ストロースが感じていた、西洋の知の限界に似たものを感じていたのかもしれない。(まあ、まるで違うかもしれないが、そう思うとしっくり来る。)
1955年は、68年まで後13年。2008年になって、60年代を再考することやものが多くなって来たように感じるのは、その時代がはやくも一回りしてしまったのだろうか。(何を言っているか分からないだろうな。自分でも分からないのだから。)
今日もEMHのスケッチ。
午後天気がよいので、息抜きに阿佐ヶ谷の古書店、銀星舍へ。お店で雑談。
16:00、唐組の辻さんが来所。先日終わった秋のテントの件と、こちらのお願い事。
引き続き、EMHのスケッチ。一区切りついたところで、スタッフと打ち合わせ。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、8日(土)、東京2R・芝1600mに出走します。今週の追い切りはウッドコースで68.4秒をマーク。ラストは一杯に追われましたが、14秒近くかかっています。テンから飛ばしたわけではないので、少し物足りない内容です。根本調教師は「追い切りは未出走のシャインエフォートと併せた。終いをびしっと追って同入。一生懸命な走りで脚さばきは良いが、速いところにいくとギアチェンジできない感覚がある」と語っています。デビュー3戦目でどの程度変わってくれるでしょうか。
○ 2008/11/8
8:00前に事務所。風が吹いて曇り。自転車で事務所に来る途中、ぽつりと雨が。
メールチェックと連絡事項、日報のアップ。
いくつかのスケッチをして、9:30事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
東京2Rのマイネブルームの馬券を買って、パドックをモニターで見て、馬券売り場を出て、YTHの現場へ向かう。
11:00前着。11:00から構造事務所が来て配筋検査。
同時にクライアント夫妻と現場内を回り、その後内外装の方針や確認事項の打合せ。
13:30終了し現場を出て、WMHのクライアント宅へ。
火曜日に出た新たな要望をまとめた図面を説明。そして今後の進め方について話す。12月初めまでに、方針を決めてもらう事にして、16:00過ぎ終了。
新宿の世界堂に寄り、ガレリアQ(http://www.galeriaq.com/)に初めて行って写真を見て、17:00過ぎに事務所に戻り、雑務。
○ 2008/11/9
8:00過ぎに起きて、知人からの相談事の案を検討。
EMHの図面をチェック。
10:00過ぎ、高円寺まで買い物へ。寒く、人通りが少ない。
大和町に戻って、雑誌等を整理。
その後は一日大和町。
○ 2008/11/10
8:20、東京発ののぞみに乗って、名古屋経由で11:00に名鉄・日本ライン今渡駅着。
名古屋で照明の泉さんと落合う。
可児市文化創造センターの澤村さんが駅まで車で来てくれている。
文化創造センターでは、作業所で「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/himawari/)の出演者たちが、センターの村松さんとセット制作作業中。
製作途中のものを確認し、色の試し塗り。
13:00から稽古が始まったが、センターの方々と車で市のリサイクルセンターへ。
この芝居では、屑鉄の飾りが必要なので、処理中の鉄屑を拝見する。良さそうなものがあるので、皆で選り分け、改めて再度頂きに来るようにしてリサイクルセンターを出る。
その後も車で、いくつか鉄屑を入手できそうなところを回り、文化創造センターへ戻る。
稽古を見ながら、いくつか打合せして、18:00過ぎに終了。
又車で、日本ライン今渡駅まで送ってもらい、名古屋経由で東京に戻る。
さすがに疲れた。
○ 2008/11/11
疲れが取れず、ちょっとゆっくり起きて、8:00に事務所。
今朝も寒い。
メールチェック。二日来ないとメールが凄い。
YTHのクライアントから来た、土曜日の打合せの検討事項のメールに返信。
その後、溜まった日報のアップ。
諸々の連絡と、スタッフ打合せと指示。
月曜日を一日留守にすると、なんだかバタバタになってしまう。
昨日打合せして変更になったセットの図面を書いてメール。
雑務をいくつか。KNH-Hの後工事の図面作成。
佐野さんに取材してもらった、日経アーキテクチャーが届く(http://kenplatz.nikkeibp.co.jp/article/books/na/20081031/527560/)。
僕のところだけがやけにおどろおどろしく、良い感じだ。佐野さんにお礼のメールを送る。
先週末から「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」津野海太郎著(本の雑誌社・http://www.amazon.co.jp/おかしな時代-津野-海太郎/dp/4860110862/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226372623&sr=8-1)を読み始めた。
1960年代から80年代にかけての回想や記録の本が、このところ示し合わせたように、次々出版されている。
そしてそれらの中心に、紅テント、黒テント、天井桟敷や現代人劇場等の小劇場運動がある。
2年程前に、小劇場を記録しようと小劇場の勉強会を始めたように、60年代から始まるひとつの時代のある区切りにさしかかっているのだろうか。
○ 2008/11/12
7:00に事務所。風が吹いている。自転車に乗るのに手袋をする。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったYTHとEMHの図面を確認。
KNH-Hの指示図を建設会社にメール。
日報のアップ。
スタッフ打合せと指示を行なう。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
うちのスタジオは半分の4人しか来ていない。ともかくエスキスを開始する。
それぞれ簡単な模型を作成し、ハモニカ横丁に手を加えて行く方法は考えて来ているのだが、具体的にどの規模でそれを行なうのか、どのような機能をそれに依って付け加えるのか、などが全く考えられていない。
来週までに、部分的な大きなスケールの模型で、その方法の可能性を検証し実感を持ち、どのような機能を付け加えるかエスキスして来る事を指示して、18:00前に終了。
まわりのビルが加わった、1:100の敷地模型は、ハモニカ横丁の特性が一目で分かる良い模型になったのだから、それらをもっと活用して欲しい。これからの1ヶ月が正念場だよ、みんな。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。昼夜放牧されています。だいぶ寒くなってきましたが、同馬自身は放牧地でも動き回っていて元気一杯の様子。馬房でじっとしているより、寒くても体を動かしている方が嬉しそうです。もうそろそろ調教の再開を検討しても良い頃でしょう。
○ 2008/11/13
6:00に起きると、まだ明けない空ではあるが、久しぶりに太陽の気配。
今朝も7:00に事務所。
メールチェックと連絡事項。
日報のアップ。
なんだか集中しない一日。
日中は太陽の光で暖かかったが、南側の建物の向こうに太陽が行ってしまうと、さっきまで暖かかった分だけ、寒さを感じる。
19:00前に事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
20:00から基本計画変更3案をプレゼン。21:00前終了。
いま、同時に3冊の本を読んでいる。トイレに置いた30年前以上昔に買った、中央公論社の世界の名著シリーズの「聖書」。
これは主に朝トイレの中で読んでいる。旧約の創世記を岩波文庫で読み終わり、新約の福音書をこれも岩波文庫でマタイの福音書まで読んだのだが、福音書を読んでいるとやはり旧約をもう少し読んでおきたくなり、本棚から引っ張りだして来た。
聖書は段落や章が短く、トイレの中で読むのに丁度良い。
いま、「出エジプト記」を読んでいるが、「苦い水を飲む」という言葉はこういうところから出ているのか、と感心する部分が結構あって面白い。
もう一冊は、ベットの枕元に置いた、村上春樹。こちらはすぐ寝てしまうので、遅々として進まない。
そして、外出中の電車等で読む本、現在は「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」津野海太郎著(本の雑誌社・http://www.amazon.co.jp/おかしな時代-津野-海太郎/dp/4860110862/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226372623&sr=8-1)。
昨晩大和町のテーブルで読んでいたら、とても懐かしい名前が出て来た。それはまた、この本を読み終わった時に。
○ 2008/11/14
週末はやはり疲れて来て、8:00に事務所。
今朝は、一昨日前までの冷え込みはない。
メールチェックと「向日葵の柩」セットの件等、連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った図面や資料のチェック。日報のアップ。
今日もまとまった仕事というより、いろんな仕事。
12:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷駅改札に。
阿佐ヶ谷でなにか出来ないかと考えて、何度か集まりを持った、阿佐ヶ谷に事務所のある、荒木さんと高野さんと落合う。高野さんが魅力的な地図を作って来てくれた。
しばらくして、佐野さんと川島さんが改札を抜けて来る。
紹介や立ち話をして、あと一人萩原さんを待つ。しばらくして萩原さんも登場。
この3人にお願いして、一緒に阿佐ヶ谷を歩いてもらい、阿佐ヶ谷の会のアドバイス等頂けないかと考え、今日の会を企画した。
天気も良く、暖かくて良かった。
先ずは、旧中杉通りを歩いて、早稲田通りに面した高野さんの事務所へ。近所で行なった仕事の話し等を聞き、今日の会について話す。
13:00過ぎに高野さんの事務所を出て、今度は中杉通りをゆっくり歩いて、14:00前ラピュタへ。
山猫軒でランチ。初めて食べたが、なかなか美味しかった。思いつく事を話しながら食事をする。
15:00、ラピュタを出て、中央線のガードをくぐり、釣り堀・寿々木園をへて、事務所の隣のギャラリー煌翔へ。突然だったがオーナーご夫妻がいらっしゃり、メンバーを紹介できて良かった。
その後、うちの事務所に。しばらく話して、今度は青梅街道まで出て、中杉通りを少し戻って荒木さんの事務所へ。
屋上や隣の槻岡さんの事務所を拝見し、今日のまとめ的な話しに。
16:30過ぎ、荒木さんの事務所を出て、後の予定のある川島さんと別れ、残りのメンバーでパールセンター商店街と一番街を回って、17:30阿佐ヶ谷駅で解散。
いつもは自転車だが、ゆっくり歩いてみると、いつも眼に入らないものが眼に入って来て面白い。
事務所に戻って、忘れないうちにと日報に記録。
19:00前に再び事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
19:30から小劇場の勉強会。12月から始まる、3テント連続写真展の展示方法について打合せ。
21:30終了。今晩は一杯やらず、すぐ解散。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本を課し、騎乗しない日は放牧かウォーキングマシン2時間の運動を行っています。現在は先に乗り出した1次募集馬が2次募集馬を引っ張るかたち。元気が良すぎてテンにかぶってしまう日があるものの、リードホースの役目は果たしています。「父の影響か、筋肉の質が良い」とスタッフ。しっかり地面を踏みしめて駆け上がる姿が印象的です。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動と昼夜放牧を行っています。「ずいぶん大きくなった」と感心させられる一頭。馬体重が500キロまで増え、ひょろりとしていた以前の姿とはまるで印象が違います。どちらかといえば走りはゆったりしたアクション。早い時期からパワフルに動ける若駒ではなく、成長とともにゆっくり力を付けていくのではないかと見ています。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、8日(土)に東京で出走して9着でした。スタートしてすぐに進路が狭くなるアクシデント。その際に過敏に反応してしまい、その後は走りに集中できず吉田隼人騎手も御すだけで精一杯でした。競馬になっていません。ゴールしてからも興奮していたようで、息がなかなか入らなかったとのことでした。幸い反動は少なく、柔らかみのある歩様を維持しています。担当厩務員は「まだレースを判っておらず、ただ走っているだけという感じがする」とコメント。競馬に慣れさせる意味も兼ねて、出走できそうなら来週から出馬投票を行いたいと考えています。
○ 2008/11/15
8:00に事務所。薄曇りだが寒くはない。
メールチェック。YTHのクライアントへ確認事項の資料を書いてメール。その他、「3テント連続写真展」の連絡事項いくつかをメール。
日報のアップ。
YTHの模型を眺めて、外装の考えをまとめ、クライアントへメール。
溜まった雑誌等を見たり、スケッチをしたり。
13:00前に事務所を出て、広尾へ。
13:30NTHのクライアント夫妻とスタッフと落ち合う。NTHの施工建設会社候補の施工例を見に行く。見学後、喫茶店で打合せ。
15:30過ぎ終了。その脚で、目黒区立美術館(http://www.mmat.jp/)へ。
「石内都展 ひろしま/ヨコスカ」。1階に展示された、初期のヴィンテージプリントの存在感に先ず衝撃を受ける。
2階の上がるとおもむきはがらっと変わり、渦を巻くように展示を見ていくと、最後に昨年のひろしまの作品群に行き着く。
ライトボックスの上に置かれ、光の透過する、遺品のワンピースたちの写真が、まるで昇華していくよう感じる。
30年以上の時間の凝縮を、具体的に実感できる、素晴しい展覧会だった。
ご本人も会場にいらした。
17:30前会場を出る。
新宿駅は、線路の架け替えで、運休の電車もあり、凄い混雑。
あずさが中野駅から発着している風景も、面白かった。
○ 2008/11/16
8:00過ぎに起きる。時折前が落ちる曇り空だが、それほど寒くない。
午前中に阿佐ヶ谷まで買い物に出掛ける。
最後の東京国際女子マラソンをテレビで見る。
「おかしな時代『ワンダーランド』と黒テントへの日々」津野海太郎著(本の雑誌社・http://www.amazon.co.jp/おかしな時代-津野-海太郎/dp/4860110862/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1226372623&sr=8-1)を読了。
先日の日報にも書いたが、途中、とても懐かしい名前が出て来た。
その名前は、「畠山繁・江戸川はせを」さんだ。その部分を飛び飛び記す。
「翌六八年、かれは先任の石沢秀二にかわって『新劇』編集長になり、鈴木忠志、唐十郎、佐藤信をはじめとするアングラ系の人間がさかんに誌面に登場するようになった。かれらの作品が岸田戯曲賞を受けたのもその時期のことだ。つまり新聞の扇田昭彦とならんで、雑誌では畠山繁がアングラ運動をジャーナリストとしてささえてくれていたことになる。」
「その畠山さんが一九八六年にとつぜん会社をやめる。」「ある日、畠山さんが役者として新宿梁山泊の舞台にでているらしい、という噂がどこからともなくつたわってきた。」
「その間のいきさつを、これもいまはない個性的な出版社「ペヨトル工房」の今野裕一が、じぶんのウェブサイトで書いている。」「『畠山繁さんは、湘南台のディレクターをしているときに、すでに新宿梁山泊にのめり込んでいて、何とちょい役の役者として劇団に同行するようになっていた。ちょっとした気紛れかと思ったら真剣で、芸術監督の太田省吾から、湘南台のディレクターをとるのか、役者をとるのかと言われたとき、役者をとって湘南台を去っていった。『江戸川はせを』という芸名で新宿梁山泊に出演し続けて、役者としてもこれからというときに、志し半ばで病没された。ジャーナリスト、ディレクター、そして役者という演劇人の歩みをボクは、嫉妬を込めて尊敬している。』
そう、畠山繁は死んだのである。五十六歳だった。」
そうか、あの時畠山さんは56歳だったのか。いまの自分とそんなに変わらない歳だったのか。
この本はいろんな意味で、やはり貴重な記録だ。
だが、黒テントでの旅公演を、若者のイニシエーションのように書いてる部分には、うーん、と思った。だって唐さんはまだテントで公演を続けているのだし、唐ゼミというテントで公演をする若い集団も出て来ているのだから。
しかしながら、本の初めに出て来た、津野さんの「都会人の軽薄さ」という自分を評した言葉が、通低音として流れ、なんだか人ごとには思えなかった。
午後チェ・ミキが昨日届いた蟹をむいてお重にして西荻の両親に持っていってくれた。二人とも元気だったとのこと。
○ 2008/11/17
7:00に事務所。
道路のコーナーミラーが結露して、何も見えない。
メールチェック。
YTHのクライアントの電話連絡。
「3テント連続写真展」のお願い事を書いて、メールにて送付。
日報を書いている途中、9:20事務所を出て、YTHの現場へ。
中央線も東急東横線も事故でダイヤが乱れ、電車が遅れていたが、どうにか10:30には現場着。
構造事務所も来て、最後の配筋検査。20日に最後のコンクリート打設で上棟。
11:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
午後一で連絡事項いくつか。
YTHの現場から戻って来たスタッフと打合せ。
日報を書き終え、アップ。
雑務いくつか。16:00、NTHの施工候補の建設会社に来所頂き、ヒアリング。
EMHのスケッチ。
○ 2008/11/18
7:00に事務所。事務所に来る時間は、まだ薄暗い。
今朝も薄曇りだが、それほど寒くない。
メーリチェック。
昨日メールした、小劇場の勉強会が主催する「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展へのお願いに、室井先生から早速快諾の返信を頂く。ありがたい。メンバーにコメントを書いて転送。
いくつかの連絡事項と日報のアップ。
スタッフが置いていった図面のチェック。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展等について、鹿野さんより電話がある。
10:00スタッフが来たので、YTH、NTH、SIHそれぞれの打合せ。
12:30に事務所を出て、私用を済ませ、乃木坂のギャラリー間の「安藤忠雄建築展 挑戦ー原点からー」へ。
住吉の長屋の原寸模型が展示されているとの事なので、まだ会期はあるが、行き損なわないうちに。
13:30過ぎ、会場に着いたら、凄い人。いくら人気があると言っても、平日のこの時間、どないなっとんのや、と安藤風。
皆本を買って列を作っている。その先には、安藤忠雄さんが。なるほどどこかの企画のトークショウがあり、その後本の購入者のサイン会ということか。
混雑を避けて、早速原寸展示へ。安藤忠雄だからここまで出来た、なんて消極的でなく、ここまでやるか安藤忠雄という展示だ。
ギャラリー間で見た建築展のベストだ。
入り口まわりは確かにコンクリート(プレキャストか)。中に入るとギャラリーの中庭に建物がはみ出しており、住吉の長屋の中庭に面するサッシにはガラスが入っていない。ということは、外とギャラリーが仕切りなく繋がっているという事。ここは夜や雨のときも閉じないのか聞いてみたら、開けっ放しとの事。流石。
雨の日に行ってみると面白い体験が出来そうだ。
中庭(住吉の長屋の展示の)の向こうのダイニングキッチンは、とても居心地の良いスケール。天井も2250mmと良い。図面を良く見れば、これは京間の4畳半だ。まさに長屋の特質を引き継いだ空間だったのだ。
ともかく原寸を体験できたのは、貴重な体験だった。
会場の受付に置いてある、レジュメも英語、ハングル、広東語、北京語の4種類と徹底している。安藤忠雄さんの意志を実感する。まさに、挑戦ー原点からーだな。
乃木坂から、明治神宮前で初めて副都心線に乗り換え、これも初めて新宿三丁目乗り換えで15:00過ぎ事務所に戻る。
出掛ける前、EMHのクライアントから連絡があり、先ずは現在の案での予算を出してみようと言うことになり、開口の位置等の検討を始める。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展の連絡も頻繁になって来た。
17:00過ぎ、NTHの建設会社候補に来てもらい、ヒアリング。18:00前終了。
18:30、アルバイトに来てくれていた武蔵野大学の4年生が来所。
卒業制作の相談。20:00前まで現状の話しを聞いてアドバイス。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和に滞在中。一緒に過ごしているMロワイヤルにかじられ、引っ張られているのかもしれません。頻繁に無口頭絡を外して帰ってくることから、装着せずに昼夜放牧を行っています。相棒に促され、よく動き回る毎日。骨折部位に微熱を持つことがあるものの、回復を促すためにもある程度の負荷は必要と考えています。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。追い切りではパートナーのコスモマーブルから遅れてしまうものの、それでも心肺機能が向上し、終いの踏ん張りが良くなっているのは確か。その後の息遣いについてスタッフは「前より空気の通りが良い。いまは『スースー』といった感じ」と表現していました。ここまでくれば入厩まで時間はかからないでしょう。クーリングダウンでは以前より落ち着いて歩けています。
○ 2008/11/19
7:00に事務所。家を出る頃、東の空から指して来る明かりが、オレンジ色できれいだ。
中杉通りまで来ると青空。色づいた欅の葉が青をバックに、光線に輝き、爽やかだ。
メールチェック。昨晩の学生から質問が届いていたので、返信。写真展の連絡。
恒例の設計事務所仲間の忘年会。ことはうちの事務所が幹事なので、去年幹事だった事務所と連絡を取り合う。
日報のアップ。スタッフが置いていった図面や模型をチェック。
10:00、スタッフと各プロジェクトの打合せ。
EMHのスケッチ。スタッフへの指示。
明後日の可児行きのキップを買いに行き、銀行に寄る。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。駐輪場に自転車を置いて、阿佐ヶ谷駅に向かったら、駅手前で荒木さんとバッタリ。
先週の土曜日も中杉通りで遭遇した。このところ遭遇頻度が急上昇。
14:40、空間造形4の授業。授業が始まるときは4人しか学生が来ていなかったが、夕方に近づくにつれ三々五々集まって来た。
模型をもとに先が見えて来た学生はまだ一人。提出まであと3週間。厳しい状況だ。出来る限りのアドバイスを与え、18:30過ぎ終了。
アシスタントの学生と吉祥寺に出て、居酒屋へ。
しばらくして、打合せを終えて水谷先生とミリメーターの宮口さんが来る。すぐにミリメーターの笠置さんも。
ミリメーターの二人とは昨年の忘年会以来。久しぶり。
話しが弾み、気が付けば閉店の時間。
0:00過ぎお開き。
○ 2008/11/20
昨晩は久しぶりに遅くまで飲んだので、朝が辛く、9:00前に事務所。
メールチェックとスタッフが置いていった図面と模型のチェック。
10:00スタッフが来たので、各プロジェクトの打合せ。
その後明日の可児行きの準備と、午後の打合せの図面確認。日報のアップ。
よい天気だが、どうも頭が重い。
13:30過ぎ、知り合いの家族が来所。
現在住んでいる土地にどれくらいのものが建つのか、ラフ案を作成して説明。ずいぶん待たせてしまったので、やっと約束が果たせ、ホッとする。
色々な振込に、銀行に行く。
18:00明日可児に持って行く荷物を置きに、大和町に寄って、19:00大和町を出て、赤坂ACTシアターへ。
中島みゆき 夜会VOL.15〜夜物語〜「元祖・今晩屋」(http://www.yakai15.jp/index.asp)。
梁山泊のコビヤマ洋一が2度目の出演。
赤坂ACTシアターは収容人数に対し、ホワイエも狭く、トイレも少なく、とんでもない混雑状況。もしかすると仮設ではないか、と思うようなつくり(「仮設」は良い意味でなく、劇場には思えないという意味で)。
客席で、チェ・ミキと落合う。20:00、初日開演。客席は空いている席がひとつもない。これくらいの収容人数だと、急に来れなくなったりして空いている席があるものだが。
前半は入って行けなかったが、休憩後の後半、特に中島みゆきさんが一人で何曲かを続けて歌うラスト20分くらいは、やはり圧巻。
22:30終演。
今晩来ていた、知り合いとちょっと話し、明日が早いので先に失礼する。
ACTシアターも、それがある赤坂サカス一体も安っぽく、書き割りの街だった。
○ 2008/11/21
東京発8:20ののぞみで、名古屋経由で日本ライン今渡に11:00過ぎ着。
可児市文化創造センターの村松さんが迎えに来てくれていて、車に乗せてもらい劇場へ。
セットの色等の最終確認。まだこれからのところも結構あるが、出来上がっているセットを確認し、とりあえず決まってない事を決める。
14:00から稽古場での抜き稽古を見ながら、作業場に行ったり。
16:00、車で日本ライン今渡まで送ってもらい、名古屋へ出る。
17:00過ぎの名古屋駅は人で一杯。新幹線の指定席も全て売り切れだ。
そうか、連休前の金曜日の夜だものな、と気が付く。
しょうがないので、ホームに上がり、自由席の列に並ぶ。
17:41ののぞみはほとんど降りる人もなく、空席も少なかったので、一本待つ事に。
17:53ののぞみは、降りる人も多く空席が多かったので、ともかく座る事が出来た。
19:30過ぎに東京駅に着き、事務所に電話を入れ、その脚で吉祥寺シアターカフェへ。小劇場の勉強会。
12月からの「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展の最終打合せ。
トークの日程の調整を行なったり、フライヤーの作成など、細かいが実際的な話しになって来ている。
21:30過ぎ終了。
いつもの基地バーへ行って、軽く一杯。
23:00お開き。
怒濤の一日だった。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、美浦で調整中。坂路、ダート、ニューポリトラックを中心に乗り込まれています。同厩のアグネスタキオン産駒とテンから併せた今週の追い切りは、気分良く行きすぎてしまい、予定よりも2秒近くも早くなってしまう内容でした。「68秒くらいの指示だったのに…。でも、反動はない。コンディションは良い」と根本師。しかし、柴山騎手で予定していた東京のマイルは除外でした。来週からは2場開催。混雑が予想され、もしかすると再来週以降の出走になってしまうかもしれません。
○ 2008/11/22
それほど疲れはなく、8:30前に事務所。
メールチェックと返信や連絡事項。
溜まった日報を書いて、アップ。
SIHのクライアントへ打合せスケジュール連絡。SIHとEMHについて、構造事務所と電話で打合せ。
積み上げてしまったままの雑誌等を整理しながら読む。
午後、事務所に来たスタッフにNTHの見積について報告を受け、クライアントへメールで連絡。
久しぶりに一日事務所で、ゆったり出来た土曜日だった。
○ 2008/11/23
生活習慣になってしまったのか、6:00頃に目が覚め、何度か二度寝にはいるが、やはり目が覚めて、8:00ころから布団の中で、途中だった、「東京の俳優」柄本明(聞き書き・小田豊二)集英社(http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781394-4&mode=1)を読了。
柄本明さんによる自伝の形式をとっているが、演技論になっている。
高円寺に買い物に行く以外は、一日大和町。
○ 2008/11/24
8:00に事務所。
メールチェック。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展の、トークの日程についてのお願いメールを書いて、送信。
日報のアップ。
SIHの構造事務所から連絡有り。何度かファックスを元に電話で打合せ。
どうも何もかもが中途半端な感じがしてしょうがない。
なにか自分の中の流れが変わって来ているように感じるのだが、自分ではっきり分からない。いやはや。こんな時は、沈思黙考するしかないか。
午後スタッフが一人出て来たので、NTHの確認事項を話す。
28日が「向日葵の柩」の初日で、27日から29日まで、可児に行きっ放しなので、その準備や連絡事項を思いついたところから行なう。
雨が降り、寒いので、夕方早々に大和町に戻る。
EMHのスケッチと先週の金曜日から読み始めた、「磯崎新の『都庁』戦後日本最大のコンペ」平松剛著(文藝春秋・http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/70/29/9784163702902.shtml)を読み続ける。
○ 2008/11/25
7:00過ぎに事務所。
6:00過ぎに起きた時は、空はまだ暗かったが、事務所に来てしばらくすると青空になった。
メールチェックと連絡事項いくつか。日報のアップ。
スタッフが置いて行ったNTHの図面のチェック。
10:00、掃除の後、休み中に構造事務所と打ち合わせた件を、スタッフと打ち合わせ。
いろいろな連絡事項がバタバタと。落ち着かない一日。
EMHのスケッチを続ける。
KNH-Hの建設会社、その他の関係者とクライアントに連絡事項いくつか。
○ 2008/11/26
7:00過ぎ事務所。
メールチェック。
12月5日から吉祥寺シアターカファで開催予定の「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」3テント連続写真展(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の、トークのゲストにお願いしている方からのメールに、日程等を書き込み、実行委員全員含め送信。
その他連絡事項と日報のアップ。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
EMHのスケッチ。朝方思いついたアイデアをスケッチしてみる。
10:00スタッフが来たので、SIH、EMHの打合せ。YTHの指示。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。今日も半分弱の学生しか来ていない。
そのうち一部を除いては、迷走を続けている。アイディアを突き詰める事なく、自分でダメだと簡単に判断してしまい、先に進めなくなっている。もっと手を動かすようにアドバイス。
18:00過ぎ終了。
○ 2008/11/27
8:20東京駅発のぞみ。名古屋経由で名鉄・日本ライン今渡駅に11:00過ぎ着。慣れた行程になった。
駅で可児市文化創造センターの澤村さんにピックアップしてもらい、車で劇場へ。
劇場では「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_37.html)の場当たりの最中。
気になっていたセットも良い感じで出来上がっている。
場当たりを見ながら、演出の金さんからセットについての要望を聞き、考え、舞台監督の村松さんに買い物をお願いする。
抜き稽古や手直しをして、18:00から1回目のゲネプロ。20:00終了。
ダメ出しと明日のスケジュールを確認して、手直しの作業。追加したセットに色を塗ったりする。
22:30前作業を終了し、劇場を出る。
演出と照明、振付け、殺陣のスタッフ5人で近くの温泉へ行き、その後、1軒だけ遅くまでやっているという居酒屋で一杯。
居酒屋には役者の一部がいて、丁度帰るところだった。
温泉と居酒屋で、今日のゲネについて意見交換。
やはり難しい芝居だ、という印象を持った。何が難しいかを考え、何故そう思うかを話すうちに、なんだか具体的な修正部分が明らかになって来た。
2:30前、ホテルに戻り、休む。
○ 2008/11/28
いつもの習性で6:00前に目が覚めてしまう。
何度か二度寝を試みるも、眠れず、7:30前に起きだして朝食。
9:30、同じホテルに泊まっているスタッフの車に便乗し、劇場へ。
10:00から抜き稽古や転換稽古、修正作業。
昨晩話し合った部分の演技の修正稽古。良くなりそうな予感。
14:30、2回目のゲネプロ。16:30終了。
昨日と全く違った芝居に感じられる。いろいろ気になっていた部分が、全く感じられなくなり、台詞もスーと入って来るようになった。
小さい変化ではあるが、昨日追加したセットも利いている。
一日でこれほど変化するのか。
この台本を読んでから、3ヶ月くらいモヤモヤしていたものがスーと消えて行った。
2回目のゲネプロを見て、最後にひとつだけ気になった事を伝える。
18:30頃から、お客さんが集まり始める。
19:05、初日開演。21:00終演。
終演後ロビーではお客さんも交え、初日乾杯。
1ヶ月、可児に住み込んで稽古して来た役者たちは、初日を無事終え、ホッとし嬉しそうな、印象的な顔をしていた。
22:00頃、居酒屋の送迎バスに乗り、昨晩と同じ居酒屋へ。
三々五々、劇場のスタッフ、ボランティアの方々、役者、スタッフ、が集まり、初日打ち上げ。
明日があるので、1:00過ぎにお開き。
送迎バスでホテルに戻り、もう一杯やっていたら、そのまま照明をつけっ放しで、ベットで寝てしまっていて、2:30消灯して改めて眠る。
小さな事の積み重ねで、最後まであきらめずにブラッシュアップして行く事で、大きな変化が起こる。その現場での臨場感があるから現場は楽しい、という事を、改め感じた一日だった。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本を課し、騎乗しない日は日中だけ放牧かウォーキングマシンによる運動を行っています。降雪の影響で予定通りの乗り込みができませんでしたが、その分走りたいというエネルギーが有り余っていた様子。元気一杯でしばしばテンにかぶっていました。走らせるとハミをグイグイ取っていくうえ、リードホースの役割もしっかり果たしています。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。この中間で調教をいったん切り上げて昼夜放牧のみで休養させることに。一番早い時期から乗り込んでいたのでリフレッシュしてくれるでしょう。走りも坂路入り当初に比べるとグンと安定しました。スタッフもその成長力に驚いています。今後の成長次第ではかなり力を付けてくるかもしれません。調教再開時の動きを見るのが楽しみです。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、29日(土)、京都3R・牝馬限定・芝1600mに出走します。水曜日の新聞社が調査する想定の段階で、東京ではレース間隔が足りずに出走できる可能性が低かったため、京都で出走することに。ある程度使ってきていることと、輸送を考慮して今週の追い切りは軽めにしました。テンのペースが速くなったり、上がりが速くなったりする流れは好ましくなさそうです。一定のペースで流れるのが理想でしょう。前走は競馬になっていませんでしたが、今回は力を発揮して欲しいものです。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。休養馬専用の厩舎から、育成馬の棟に移動して坂路でキャンター1100m1本の運動を開始しました。乗り出した初日こそ息遣いが悪く、ノドが鳴っているような呼吸音でしたが、その後は気になりません。昼夜放牧中に自主トレーニングを行っていたとはいえ、休み明けで苦しかったのでしょう。ある程度まで体力を向上させてから仕上げに入ります。落ち着きがある現在、熊癖(舟ゆすり)を見せません。
○ 2008/11/29
さすがに今朝はゆっくり眠れて、8:00に起きる。
ホテルの食堂で朝食をとり、部屋で昨日車中で読み始めた「テロルの決算」沢木耕太郎著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/book_db/7/20/91/9784167209148.shtml)を読んでいたら、10:00チェックアウトですとフロントからの電話。
しょうがなくロビーにおりて、続けて本を読んでいたら、しばらくしてやはりチェックアウトを言われた、照明の泉さんが来た。
そこに、劇場が手配してくれたタクシーが来たので、もっと遅く出るはずだった泉さんを劇場に降ろし、日本ライン今渡駅まで行って、名古屋へ。
駅構内の高島屋でお土産等を買ってブラブラし、13:27、名古屋発のこだまで、新富士へ。
駅からタクシーに乗って、旭化成の富士支社の旭化成ホームズ・住宅技術総合研究所へ。
今年の10月にこの研究所が開設され、同期の社員がこちらに赴任しており、一度訪ねるように言われていた。
土曜日なので、出勤している人は少ない。研究所の概要を話してもらい、広々とした構内を案内してもらう。
昔のヘーベルハウスが移設されて、リフォームの実験棟になっている。懐かしいが、これがかっこいい。
庇の伸びた陸屋根が印象的で、すっとしている。
17:00頃、一緒に出て、駅近くの居酒屋で一杯。
20:00のこだまで東京に戻る。
電車の中で、「テロルの決算」を読み続ける。
○ 2008/11/30
8:00前に目が覚めるが、さすがに疲れていて、9:00まで横になる。
荷物等を片付け、「テロルの決算」を読み続ける。間に高円寺まで買い物に。
昼前、「テロルの決算」読了。
あとがきが3編ある。単行本時、文庫本時、そして今度の新装文庫本時。
その3編目で、なぜ沢木さんは夭折者に興味を持つか、自己分析をしている。それは、完璧な時間を経験し、夭折した人に対する興味である、と記している。
可児行きの車中でと、文庫本をということで(しかもタイミング良く新装版が出て)選んだ本だったが、「向日葵の柩」を考えるのに、良い定規になった。こんな事もあるのだな。
午後は置いて行った、「磯崎新の『都庁』」に戻る。
○ 2008/12/1
7:00に事務所。
4日間もメールチェックしないと、やはりずいぶん溜まっている。
連絡事項や処理しなければならない雑務が沢山。
ゲネの際に撮影した写真を取り込み、照明の泉さんに約束した今までのゲネの写真をCDに焼く作業も、忘れないようにやってしまう。
スタッフに指示をしたり、日報の可児行き分を書いたり。
そんな事らをして、やっと現在に追いついたのが、18:00前。
昨日の日報に「テロルの決算」は、「向日葵の柩」を考えるのに良い定規になった、と書いた。
今日、「向日葵の柩」のチラシに一部が掲載された、小田島雄志さんの初演時の新聞評の読み返してみた。書き写してみる。
「見たあと、おもしろかったよ、と声をかけるのが、妙にそらぞらしくて、胸のほてりがことばを失ったままでいる、という芝居に久しぶりに出会った。
言葉を失ったのは、柳美里の良いかたを借りれば『在日朝鮮人という魂の吃音者』の痛みが、ぼくには想像力に頼るしかなかったためか、それもあるかもしれない。
だがそれ以上に『生きることに真剣である者』の痛みが僕には切なかった。」
この最後の一行が、たまたま同時に体験した二つの作品を、行ったり来たりした感情だったのだ、と気付いた。
○ 2008/12/2
7:00に事務所。
6:00過ぎに起きた時は、真っ暗。明るくなる時間になっても、曇りでくらい。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフが置いていった図面や資料のチェック。
構造事務所からEMHについてファックスがあり、電話で打合せ。
10:00、スタッフが来たので、EMHとYTHの打合せ。
EMHのスケッチ。
15:00、武蔵野大学の4年生が来所。卒業設計の相談。16:00終了。
18:00過ぎ事務所を出て、麻布十番の国際文化会館・岩崎小弥太記念ホールへ。
シアターワークショプの伊東さんが、本年度の建築学会学会賞を受賞。そのお祝いのパーティーに。
19:00から本人の司会でお祝いの会が始まる。
小劇場の勉強家のメンバーも何人か来ている。
吉祥寺シアターの箕島さんや、勉強会でお会いした、座・高円寺(http://za-koenji.jp/)準備室の桑谷さんとも話す。
桑谷さんは座・高円寺の前は、可児市文化創造センターにいらしたので、何度か通って芝居を作った話しをする。桑谷さんも可児市文化創造センターが懐かしそうだった。
ほかにも何人か顔見知りの方がいて、話す。
12月5日から吉祥寺シアターカファで開催予定の「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)3テント連続写真展のチラシを鹿野さんが作って来ていた。
伊東さんが来場者に紹介し、チラシはすべてはけてしまった。
シアターワークショプのスタッフから、うちのスタッフが同級生だったことが判明したことを告げられ、その偶然にビックリ。
21:30前お開き。
伊東さんおめでとうございました。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、ビッグレッドファーム浦和で休養中。昼夜放牧されています。相棒がMロワイヤルからMバルトークに変わり、ゆっくり過ごせるようになりました。平穏な生活にホッとしているようにも見えます。このところは寒くなって地面が硬くなったことで右前脚の蹄を気にする仕草を見せるものの、剥離骨折したヒザは落ち着いています。来週には術後3ヶ月。今月の半ばまでには一度、レントゲンを撮って回復具合をチェックしてみます。
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日の計量で馬体重は469キロ。まずまずの状態に仕上がり、牝馬らしい繊細な一面も見られることから、週1回の追い切りに控えています。入厩は来週か再来週が有力。スタッフは「もういつでもトレセンへ送り出せる。馬場適性については何ともいえないが、マイルくらいが合っていそう。ノドからの異音はもうほとんど気にならない」と話していました。
○ 2008/12/3
8:00に事務所。今朝はよい天気だ。
メールチェック。
伊東さんのお祝いの会が終了し、慌ただしくもすぐに小劇場の勉強会の写真展なので、トークに来てもらえることになった、横浜国立大学に唐さんを迎えた、室井先生の紹介の文や資料を簡単にまとめ、メンバーにメール連絡。
昨晩読了した、「磯崎新の『都庁』 戦後日本最大のコンペ」平松剛著(文藝春秋・http://www.bunshun.co.jp/book_db/3/70/29/9784163702902.shtml)に変わって、室井先生のトークに向け、「教室を路地に!横浜国大VS紅テント2739日」唐十郎・室井尚著(岩波書店・http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0225440.html)を再読し始める。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00スタッフが来たのでEMH、NTH、YTHのそれぞれに指示。
日報のアップ。
13:30過ぎ、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。提出前最後のエスキスなので、今日は大変かと思ったが、半分の学生しか来てない。
4人の学生のエスキスチェックをしたが、皆進めている途中に問題点が出て来ると、解決を考えるより先に、方向転換をしてしまう。
だから最初のコンセプトからずれて行ってしまって、何をやっているか分からなくなってしまう。
ともかく、基本コンセプトを再度確認し、具体的な作業をアドバイスする。18:00過ぎ終了。
○ 2008/12/4
8:00に事務所。今朝もよい天気。
メールチェックとYTHのクライアントに電話連絡。
スタッフが置いて行ったYTHとNTHの図面のチェック。
連絡事項いくつかと日報のアップ。
10:00スタッフとYTHとNTHの打合せ。
12月5日から吉祥寺シアターカファで開催の「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)3テント連続写真展の案内を、知り合いの建築、演劇、雑誌関係者にメールで送付。
武蔵野大学の卒業生たちにも送信。
午後、阿佐ヶ谷の北側、中杉通りに面した古書店「銀星舍」へ、久しぶりに伺う。
ご主人と少し話し込んでしまう。
18:00過ぎに事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
18:30から、「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」の仕込み。
鹿野さんと実行委員の伊東さん、小池さん、星谷さんの5人で、高さ84cm、巾240cmのプリントを2枚、カフェの壁に張る作業。
20:00頃終了。張った写真を眺めながら、ビールで乾杯。吉祥寺シアターの支配人の箕島さんも一緒に。
21:00カフェを出て、何も食べてなかったので、ハモニカ横丁の美舟へ。
最初は今後の予定を話しをしていたが、最後は劇場や芝居、ドラーグクイーンの話しになって、23:00お開き。
「向日葵の柩」のブログがあります。ご覧ください。
http://alahimawari.blog75.fc2.com/blog-date-200812.html
○ 2008/12/5
そんなに飲んでないのだが、イベント続きの疲れが出て来たのか、起きられず、9:00前に事務所。
今日は曇りで寒い。
メールチェック。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
日報のアップ。
10:00スタッフと各プロジェクトの打合せ。
SIHの概算見積の資料を再確認。
15:30前事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。
事務所を出た途端、大粒の雨がパラパラと落ちて来て、風が吹き始める。阿佐ヶ谷駅のプラットホームの上には雨が吹き込んでくる。 電車も影響を受けているようで、ダイヤが乱れている。
16:30からSIHのクライアント打合せ。概算見積の説明。なかなか厳しい概算だが、規模はこのまま進めることになり、ホッとする。17:30前終了 。
外に出たら、雨は上がっていた。
池袋、 本郷三丁目経由で 森下へ。本郷三丁目の乗り換えは、案内が分かりにくく、 迷ってします。後でやはりここで乗り換えた、鹿野さんも同じ眼にあったらしい。
19:00前、森下着。ベニサン・ピットへ。劇団桟敷童子の「黄金の猿」(http://www8.plala.or.jp/s-douji/)。
劇場前で、勉強会の伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
数々の名舞台を産んで来たベニサン・ピット(http://www.benisan.com/studio/benisanpit.html)も、来年閉鎖になることになった。残念だ。
お客さんが多く、客入れに時間がかかり、押して19:30過ぎ開演。途中休憩が入り、22:30前終演
森下駅近くの居酒屋で 、一杯。お開きにしてホームに行って、時間を見たら何と0:00前。
どうにか終電前に帰れた。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、29日(土)に京都で出走して7着でした。スタート直後こそ先団につけられたものの、外へ外へといきたがって後方に位置取りを下げてしまいます。無理せず修正し、流れに乗って最内のぽっかり空いたところをうまく突いた川島騎手の好騎乗が目立ちました。牝馬限定とはいえメンバーも揃っていたうえ、関西馬相手にこの着順なら評価できます。追ってからもしっかり伸びていました。トレセンに帰厩後は長距離輸送でさすがに疲れを見せていましたが、四肢に不安はありません。5着以内に入れず中2〜3週での出走が難しそうなことから、きのう2日(火)にビッグレッドファーム鉾田に移動しています。
○ 2008/12/6
昨晩芝居を見ている途中から、鼻がつまり喉がいがらっぽくなり、風邪の兆候。
今朝はよい天気。
9:00前に事務所。
メールチェックと連絡事項。
打合せの準備をして、10:00前事務所を出る。
11:00から、YTHの現場で、クライアント打合せ。内部のセパ穴を残す位置の検討や外壁の仕上げについて。
12:30前終了。その脚で、清澄白河へ。
タカ・イシイギャラリーの森山大道「バイバイ ポラロイド」(http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2008/bye-bye-polaroid/)へ。
600点のポラロイド写真が横に一列に並ぶ。壮観だ。
タカ・イシイギャラリーがある建物には、他にも有名なギャラリーが5、6軒入っている。大きな倉庫で、1階から4階は倉庫として使われているようだ。ギャラリー群は5、6階に陣取っていて、エレベーターも完全な搬入用のエレベーター。雰囲気が良く、他のギャラリーも回ってみたかったが、時間もなかったので、すぐに、歩いて東京都現代美術館へ向かう。
「ネオ・トロピカリア:ブラジルの創造力」http://www.neo-tro.com/と「森山大道 ミゲル・リオ=ブランコ 写真展」(http://www.mot-art-museum.jp/kikaku/120/)。
今年ブラジルに行って、街から伝わって来る生命力に魅了され、強い印象を持った。そのブラジルの創造力をもっと知りたいと思った。
一言、イヤー期待以上に素晴しかった。歌や食べ物、身にまとうもの、住むことや空間が密接に結びついた創造力から、新しい力をもらった。
そんなブラジルと、森山さんが合わないわけはなく、写真も素晴しかったが、そこに写っている人達の存在感に、押され気味なものもあった。最近の東京を撮った写真には感じ取ることが出来ない、人間の存在感が印象に残った。
逆にブラジルから東京を撮りに来た、ミゲル・リオ=ブランコさんの写真は、そんな東京の様相に苦戦していたように感じた。
いずれにしても、いろいろ考えさせられる展覧会で、15:00から閉館の18:00まで、あっという間に過ぎて行ってしまった。
現代美術館の隣では、ジンガロのテントの工事をしていて、気になったが、急ぎ足で木場の駅まで向かい、吉祥寺シアターカフェへ。
19:00を少し過ぎて、カフェへ到着。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)のオープニングのパーティー。
21:00終了。その後、何人かで近くの基地バーへ。
そこに残っていた、伊東さん、鹿野さん、小池さん、とは今週は火、木、金、土と4回も顔を合せる密度の高さ。
それぞれパーティーや展覧会の準備で、今晩で一段落で一息つくも、疲れは隠せない。
僕も先週の可児行きと「向日葵の柩」の」初日からの一連で同じような状態。
22:30過ぎにお開き。
お疲れさまでした。
○ 2008/12/7
昨晩はとても寒かった。途中で起きだし、毛布を一枚追加した。
やはり風邪か、調子が悪いが熱はないようだ。
今日は風邪を治すように一日ゆっくりすることに。
午前中に高円寺まで買い物に行き、途中設計事務所仲間の忘年会を予約している店に寄り、人数の途中報告。
昼過ぎからは喉がとても渇くので水分を随時とって、マラソンと大学ラクビーを暖かくして横になって見る。
天気がよいので、室内も暖かく、汗がたくさん出る。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)のトークのために再読し始めた、「教室を路地に!横浜国大VS紅テント2739日」唐十郎・室井尚著(岩波書店・http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/02/8/0225440.html)を、昨日電車の中で読了。
唐さんを迎え入れた横浜国大で、奇跡的な化学反応が起こっていたことが、臨場感を持って伝わって来る。
その触媒のひとつがテントであり、室井先生のトークがとても楽しみになった。
○ 2008/12/8
昨日ゆっくり休んだことが功を奏したのか、まだ時々咳が出て、鼻も本調子ではないが、だるさは無くなり、普通の状態に戻る。
メールチェックと連絡事項を確認したり。
10:00スタッフが来たので、清掃後、SINのクライアント打合せの報告と指示、YTHのクライアントからの連絡を打合せ。
溜まっていた日報のアップ。
建設会社からNTHの最終概算が出て来て、クライアントに連絡したり、それぞれのプロジェクトの建設会社やクライアントへの連絡や、事務所の雑務等で一日が過ぎる。
昨晩、録画しておいた「風のガーデン」(http://wwwz.fujitv.co.jp/garden/index.html)の先週分を見る。
このドラマ、癌で余命幾ばくもない医者が、自らの失態で戻れなくなくなった故郷へ、医療用に改装したキャンピングカーで戻り、長年会っていなかった子供たちを見守り、暮らしている話し。
このキャンピングカーを発想したところが、倉本聰の凄いところだと思う。キャンピングカーによって病人である主人公は移動が可能になり(医師だからできるということはあるが)、医者が眠るそのキャンピングカーを何度も画面で見てると、まるでそこは胎内のように思えて来る。
暮らし住むことの可能性が、大きく広がっている。
○ 2008/12/9
8:00前に事務所。今日は曇っている。
メールチェックとKNH-Hの建設会社にクライアントから了解もらった件を電話連絡。明日からの「向日葵の柩」(http://www.kpac.or.jp/event/detail_64.html)東京公演の仕込みの連絡等。
スタッフが置いて行った資料のチェックと日報のアップ。
10:00スタッフが来たので打合せ。
EMHのスケッチ。
HMH-K、SIHのスタッフ打合せ。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。パドック放牧で管理されています。先週末から右前脚に砂のぼりを発症し、騎乗を中止しています。乗り始めて順調にきていただけに残念ですが、1週間程度でトレーニングが再開できる見込みです。調教によりストレスがたまってきたのか、パドックで熊癖を見せています。
○ 2008/12/10
8:00に事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面と模型のチェック。
10:00スタッフが来たので、SIHの図面の修正箇所を指示。
HMH-Kの打合せ。
12:00事務所を出て、雑務をひとつ片付け、武蔵野大学へ向かう。
14:40から空間造形4の授業。今日は提出でスタジオごとの講評会のなのだが、果たして提出の状況は。
各スタジオに別れて、講評会。うちは3分の2の6人が提出している。
学生の発表後、アシスタントと講評を加えて行く。
皆、この一週間で良くまとめて来ているし、視点やコンセプトも良いのだが、もうひとつ二つは深くできる状態だ。
図面と模型も、同じレベルのことを表しているものが並び、もったいない。
この状態が、先週であればずいぶん踏み込んで方針を立てられるのだよ、ということを話す。
来週の全体講評会までに、ブラシュアップすることを具体的にそれぞれにアドバイスし、18:00過ぎに終了。
18:30過ぎ、尾辻先生と学校を出て、バスで吉祥寺へ。
吉祥寺で尾辻先生と別れ、書店で少し時間をつぶし、吉祥寺シアターカフェへ。
19:30から 16日の室井先生のトークの段取 来年1月のスケジュール 鹿野さんが写真展のポトフォーリオ
21:30前終了。
○ 2008/12/11
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
準備をして、9:20事務所を出て、新国立劇場へ。
10:00前劇場着。
照明シュートが行なわれている。
昼頃から役者たちが三々五々集まって来る。
17:00過ぎからアンサンブルの稽古をやって、18:00から、場当たり。劇場の機構が変わったのでテクニカルな確認が主だ。
22:30頃終了。直しをやって、21:30過ぎ、劇場を出て、振付けの大川さんと阿佐ヶ谷まで戻って来る。
○ 2008/12/12
8:00に事務所。
メールチェックとスタッフが置いて行った図面に指示を書き込み、9:00に事務所を出て、郵便局などに寄って、新国立劇場へ。
10:00前劇場着。セットの修正を行なう。11:00からダンスやアンサンブルの稽古。
12:00から13:00、ゲネの準備。13:00からゲネ。
15:00前終了。ダメ出しとテクニカルの確認。
本番まで時間があるので、スタッフ楽屋で今週読み始めた、「遺言 アートシアター新宿文化」葛井欣士郎・聞き手:平沢剛(河出書房新社http://www.amazon.co.jp/遺言-葛井-欣士郎/dp/4309270387/ref=sr_1_4?ie=UTF8&s=books&qid=1229130812&sr=8-4)を読み続ける。
18:00、劇場内が整備され、ロビーの準備も整う。
18:30開場。ポツポツとお客さんがいらっしゃる。
知り合いも何人か。大学の同級生がお嬢さんを連れて来てくれた。ありがたい。
客席は7、8割り埋まっている。
東京の初日は、可児市での初日とはちょっと違う。スタッフにも緊張感が感じられる。
19:00開演。いくつかの予定外もあったが、役者たちは緊張感を切らさず、21:00前終了。
今まで見て来たゲネや可児の初日の中でも一番のできだった。
ロビーで初日乾杯。スタッフたちもホッとした嬉しそうな表情。
作者の柳美里さん、可児市文化創造センター館長の衛紀生さんの挨拶の後、演出の金さんの音頭で乾杯。
メイクを落とし着替えた役者たちも三々五々あらわれ、晴れやかな表情をしている。
21:30前、初日乾杯終了。
劇場を出て、帰路につく。
今回の「向日葵の柩」ほど、取りかかり始めに持っていた自分のイメージと、初日までにがらっとイメージが変わった芝居は今までなかった。
以前の日報にも書いたが、この時期、「テロルの決算」のあとがきを読んだことが、その大きな要因になっているのは明らかだ。
印象深い芝居になった。
2歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。トラブルゼロで乗り込みが進んでいるグループに属す一頭。ハロン20秒からスタートして終盤の2ハロンを17秒で駆け抜ける稽古を順調こなしています。ストライドが大きい上、踏み込みにもしっかり力がこもるフットワーク。スタッフだけでなく、たびたび来場する中野師も期待を寄せています。直近の計量で馬体重は506キロでした。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和に滞在中。十数時間も屋外に出す昼夜放牧を止め、陽が昇っている間だけの数時間の放牧に切り替えました。他馬より一足先に馬体が成長していたため、今回の休養では特に変化が見られません。厳しい寒さの中を集団で自由に過ごすことは体質の強化やリフレッシュにもつながるものと思われます。平凡な日々ですが、無駄な時間を過ごしているわけではなく、これも先々につなげるための管理。
3歳馬
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、11日(木)に真歌トレーニングパークから、美浦の稲葉厩舎に移動しました。熱発などのトラブルもなく無事に到着し、けさは歩様をチェックする程度で角馬場で体をほぐしています。少し神経質なところがあるのは移動してきたばかりなので仕方ありません。まずは環境に慣らせて、ゲート試験合格を目指して進めていきます。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m1本の運動をしています。ウォーキングマシンだけのなみあしで楽をさせ、5日(金)に騎乗を開始しました。いまもハロン17〜20秒のペースだけにとどめて余力を持たせています。初めて跨ったスタッフは「力強さが足りないせいか、身体を十分に使えていないようなところがある」と感触を述べていました。馬体重は前走時から3キロ増の405キロ。
○ 2008/12/13
8:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
昨日のゲネで撮影した写真の整理。
スタッフが置いて行った図面の確認。
昨晩ファックスで届いた、EMHの概算見積を、クライアントにファックス。
10:30NTHのクライアントが来所。最終的な概算見積についてと、今後のスケジュールや細かい部分の打合せ。
12:00前終了。溜まっていた日報のアップ。
14:00、武蔵野大学の4年生二人が来所。卒業制作 16:00終了。
16:30前事務所を出て、ギャラリー街道へ(http://kaido.mods.jp/)。
ギャラリーは一月程休みだったので、久しぶりだ。
尾仲さんがギャラリーにいて、「銀の間」の直方の写真について、ちょっと話しを伺った。
街道を出ると、暗くなり、凄く寒くなっていた。
○ 2008/12/14
8:00頃眼が覚め、布団の中で、「知るを楽しむ 人生の歩き方 梁石白 血の咆哮」(http://www.amazon.co.jp/人生の歩き方-2008年12月-2009年1月-NHK知るを楽しむ-水-石日/dp/4141895105/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1229299492&sr=8-1)を読み続ける。
8:30過ぎ起き出す。
チェ・ミキは名古屋のおばあさんの告別式に出掛けて行った。
午前中に高円寺に買い物に。
雨が降り、風も吹き、気温も低く寒い。
持ち帰ったYTH、SIHの図面をチェック。
一日大和町。
15:00頃に雨が上がり、陽が差して来た。
下げていたロールカーテンを上げ、太陽の光を家の中に入れる。
夕方、バリカンを当てる。
○ 2008/12/15
8:00前に事務所。
今朝はよい天気だが、気温は低い。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが作った、HMH-Kの模型をチェック。
日報のアップ。
10:00、事務所の掃除後、それぞれのプロジェクトのスタッフ打合せ。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
先週、知り合いの高校の先生から、建築に興味を持っている生徒が、建築や建築学科について知りたがっているので、話してあげてくれないかとの連絡があった。
15:00その高校生二人が来所。
建築学科で学んで、どのような道があるのかや、工学系の大学以外にも、美術系や住居系の選択が有ること、ともかく人が暮らすことや空間を含め、多様なことに興味を持ち続けられるようであれば、進んでみたらいと思うとの話しをする。
ちょっと早いかもしれないが、事務所にあった「建築家たちの20代」(http://www.amazon.co.jp/建築家たちの20代-東京大学工学部建築学科安藤忠雄研究室/dp/4887061773/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1229330292&sr=8-1)
を渡し、それらの建築家の作品を図書館で調べて、読んでみたらと勧める。
今は高校2年生で、進学のために将来の方向性を決めるように、学校から言われるそうだ。
自分ではその年にそこまで考えていなかった。もしきちんと考えられれば、それは素晴しいことだろうが、やっぱりしんどいよな。17:00前終了。
日が暮れてから、郵便局にちょっと出たら、凄く寒い。
年の瀬を感じる。
○ 2008/12/16
7:00前に事務所。
自転車で切る風で、耳が痛い。
メールチェック。年明けの予定も連絡がちらほら。今年はどうしたわけか、年末年始の予定が多く、既にダブルブッキングしてしまったものも。
日報のアップ。スタッフが置いて行った図面や模型のチェック。
これからやってみようかと思っているコンペの要項読みと、資料チェック。
10:00スタッフと各プロジェクトについて打合せ。
EMHのスケッチ。
13:00過ぎに事務所を出て、新国立劇場へ。
「向日葵の柩」の楽日。楽日ということで、知っている人達も来てくれている。
火曜日が休館日の可児市文化創造センターのスタッフたちも来てくれた。
初日とは別の緊張感のなか 、16:00前に終演。
ロビーで関係者と少し話し、劇場を出て事務所に戻る。
EMHのクライアントと連絡をとる。
18:00前再び事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)のトーク。
現在展示している写真は、唐ゼミ★(http://redg.info/~karazemi/)の青テントなので、唐さんを横浜国立大学に招いた、横浜国立大学室井先生(http://www.bekkoame.ne.jp/~hmuroi/)と唐ゼミ★代表の中野さんが来てくれた。
参加者も20名弱の盛況。
19:00スタート。二人の紹介をして、参加者の自己紹介をして、室井先生の話しに移る。
ポンペイの劇場の話しから始まり、劇場と言う器に投影されて来た権力の構図と、それを壊すべく変化して来たユーロッパの歴史を念頭に、日本の近代演劇との相違点の話しに移行して行く。
日本の近代化では、反体制側が劇場という器を求めていたところが、西洋との相違点で、そうした流れから考えると、様々な場所で芝居をして来た唐さん達の軌跡は、まさしく反体制の流れになるのではないかという考察が話される。
そして、唐さんのテントにもいくつかの転機が有り(テント自他も何度か変わって行った)、そのテント構造と唐さんの作劇術は密接に絡んでいるので、テントは単にオルタナティブの劇場ではない。そのような流れを一番意識して引き継いでいるのが唐ゼミ★ではないかとの話をして頂く。
それを受けて中野さんも、そのストラッグルを具体的に話してくれた。
20:30過ぎ途中休憩をして、机を並び替え、軽食が出て、その後は雑談形式でテントにまつわる話しが続いた。
話しはつきなかったが、21:30終了。
皆に挨拶をして、先に吉祥寺シアターカフェを出て、初台へ向かう。
新国立劇場のそばのお店で、「向日葵の柩」の打ち上げが行なわれているところへ、遅れて参加。
撤収作業を終えてから、20:30から始まっているので、皆既に盛り上がっている。
22:30過ぎに中締めをするが、皆まだ残っており、キャスト・スタッフと話しができた。
23:00頃から三々五々帰る人も出て来て、23:30過ぎ店を出る。
展覧会の年内のイベントも終わり、芝居も終了し、ほっと一段落。
○ 2008/12/17
8:00に事務所。雨がポツリポツリと降り始めた。
メールチェックと日報のアップ。
スタッフとHMH-Kの打合せ。SIHのクライアントから電話連絡。EMHのスタッフ打合せ。
11:15事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形4の全体講評会。
今回は、明日2年生が課題提出で、実習棟が2年生の追込みになっているので使えず、製図室で13:00過ぎ開始。
各スタジオ4名の発表と先生方の講評。その後、選ばれなかったが発表したいという学生の3人の発表。
先生方とアシスタントの全体講評が有り、19:30終了。
準備室で、学校の作品集に掲載する作品を決め、別の場所に移り、お疲れの打ち上げ反省会。
今年は、学生が徐々に減って行き、少し寂しい講評会だったが、提出した学生たちは頑張って仕上げて来た。
特にうちのスタジオの発表できなかった二人は、この一週間でずいぶんブラッシュアップして来ていたので、嬉しかった。
各先生方の言葉は厳しいものだったが、これをバネに来年の卒業制作は頑張ってもらいたい。
講評会が終わりホッとしたのか、打ち上げ反省会では学生たちも晴れ晴れした顔で、属したスタジオ以外の先生とも話しが弾んでいたようだ。
22:00前、反省会は終了。
水谷先生と何人かの学生とバスで吉祥寺に出て、美舟で2次会。
あとからアシスタントの人達や学生が押し寄せて来て、結局は15人くらいの2次会となる。
この盛り上がりは嬉しかった。このエネルギーを次ぎにつなげて欲しい。
0:40学生たちを残し、水谷先生と先に店を出て、0:50の終電で戻る。
昨日に続き、又ひとつ終わって、さらに一息つく。
2歳馬
マイネルサーガ ……父タイキシャトル/母インヴァイト 栗東・西園正都厩舎……
マイネルサーガは、先週末に右ヒザのレントゲン検査を行いました。獣医から乗り運動を行っても良いとの診断が出たため、さっそく15日(月)にビッグレッドファーム浦和から、真歌トレーニングパークへ移動。けさから坂路でキャンター1500m1本をゆっくり駆け上がっています。左肩の出に多少ゴツゴツがしたところがあるものの、これはいまに始まったことではありません。まずは基礎体力造りに専念します。馬体重は538キロ。
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間からペースアップを開始。坂路でキャンター1300m2本を17−17で乗り込んでいます。体の緩さは元からのもので簡単には解消しませんが、軽快なフットワークを見せています。跨っているスタッフも「大人しくて乗りやすい」と笑顔。年明けの入厩を予定しており、強い負荷はかけないで稽古と並行して馬体をふっくらさせていきます。
○ 2008/12/18
昨日一昨日で、さすがに疲れて起きられず、9:00過ぎに事務所。
今日は晴れ。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフにいくつかの指示。日報のアップ。
進行中のプロジェクトの確認。
一段落着きすぎて、気が抜けてしまった。
午後、借りっ放しの本を返すのと、リクエストの本をピックアップに図書館まで自転車で行くが、図書館手前で木曜日だということに気付く。休館日は木曜だが毎週ではいので、どうかなと思って近づくと、やはり休館日。やれやれ。
疲れもとれていないようで、集中できず。
○ 2008/12/19
8:00に事務所。
メールチェックと、連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った打合せ用図面をチェックし手直しをしていたら、時間になったので慌てて事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
10:00から概算を元に構造などの選択についての打ち合わせ。
新たな要素が入ることになり、法規的な確認や構造確認を進めることにして、11:00過ぎ終了。事務所に戻る。
午後一でEMHの確認事項をスタッフに伝える。
YTHの細かい打合せ。日報のアップ。
16:00前に事務所を出て、溜池山王の全日空ホテルへ。NTHのクライアント打合せ。候補の建設会社へのヒアリングなど。
18:00過ぎ終了。事務所に戻る。連絡事項いくつか。
19:30前事務所を出て、阿佐ヶ谷の居酒屋へ。建設会社との忘年会。お開きで気が付けば23:30前。結構飲んだ。
昨晩、録画してあった先週分の「風のガーデン」を見る。
先日、このドラマ、内部を医療用設備に改装したキャンピングカーの発想が凄い、と日報に書いたが、そう言えば「死ぬまでにしたい10のこと」(http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tymv/id241920/)と言う映画があったなと思い出す。
この映画、全体的にはいまいちだったが、ラストが凄く良かったのを憶えている。
果たして「風のガーデン」はいかに。
2歳馬
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、美浦で調整中。坂路とダートコースを中心に乗り込まれています。初めて臨んだ17日(水)のゲート試験はダッシュが遅くて不合格。翌日、2度目のチャレンジでパスしました。調教助手は「スタートはあまり速くない。ぎりぎりのラインで合格した感じ。練習してもこのあたりは変わらないかもしれない」と述べています。気になる呼吸については「少し鳴ってるかなという程度。今週デビューするコスモオーに比べれば、この馬の方がスムーズですよ」と話していました。
○ 2008/12/20
9:00に事務所。雲もあるが、晴れている。
メールチェックと雑務。日報のアップ。
EMHの新たに加わったプログラムに関わる、法規など資料を確認しつつ、スケッチ。
途中、先日行ったら休館だった図書館へ。
14:30過ぎ事務所を出て、自転車を駐輪場において、阿佐ヶ谷駅の改札でチェ・ミキと落合う。
昨年完成したKMHへ。
この夏車庫が完成し、外構工事も始まったので、車庫の仕上がりの確認に伺う。
16:00前到着。結構大きな車庫だが、違和感なく収まっている。外構や植栽は年内に終了するとのこと。楽しみだ。
夕方から、西を望むテラスで、夕日を見ながらビールを頂く。
その後、ダイニングで食事。なんとふぐのコース。ひれ酒も有り、雑炊まで贅沢に頂く。
ご主人の故郷の熊本の美味しい球磨焼酎や日本酒も沢山頂き、気が付けば22:00を回っていたので、22:30前にお暇する。
家具が入り、とても寛げる空間になっていて、嬉しかった。
ごちそうさまでした。
○ 2008/12/21
一日大和町。
よい天気で、暖かい。
新建築・住宅特集(http://www.japan-architect.co.jp/japanese/2maga/jt/jt_frame.html)がガラッと変わった。
顔とも言える、タイトルの書体が全く変わった。
それよりも変わったのは、身体と言っても良い部分。
今までは横書き左綴じだったのが、縦書き右綴じになった。編集後記に「住宅の価値を伝えるため、空間だけではなく、『そこにどんな暮らしが生まれているのか』も伝える雑誌を目指したいと考えてます。」とある。
縦書き右綴じの誌面は、確かに「暮らし」に近づいたように感じられるから不思議だ。「スタイル」ではない「暮らし」がどう伝わって来るか、ゆっくり読んでみよう。
夜、「風のガーデン」の最終回録画分を見る。
このドラマは、末期の癌患者の息子を看取ると言う役を、撮影後癌で亡くなった緒形拳さんが演じており、やはりその事実を見ているものが否応無しに意識してしまう。事実ということの強さを改めて認識するとともに、それを超えて行く創造力を持つことの大事さを思った。
改めて、緒形拳さんのご冥福をお祈り申し上げます。
○ 2008/12/22
8:00に事務所。空気が暖かい。
メールチェック。
スタッフが置いて行った資料や図面のチェック。連絡事項。
年末調整資料準備。
10:00スタッフが来たので、掃除をして、各プロジェクトについてスタッフ打合せ。
日報のアップ。
13:00過ぎ事務所を出て、SIHのクライアント宅へ。概算見積金額と規模の相談。様々な可能性を話し合う。
16:00前終了。外に出ると雨が降っていた。
池袋から初めて福都心線に乗り、新宿三丁目で乗り換え、新宿御苑前まで。
蒼穹舍に寄って、事務所に戻る。
幹事をやっている、25日の設計事務所仲間の忘年会の2次会について、連絡事項。
NTHのクライアントとのやり取りをスタッフから報告受け、EMHの新たなプログラムの関わる法的チェックと、SIHの今日の打ち合わせ事項を話し指示を出す。
外は風が強く、冷たい雨混じる。
○ 2008/12/23
8:00前に事務所。
昨晩の雨は上がっているが、気温が低く、自転車で切る風が冷たい。
メールチェックと連絡事項。
スタッフが置いて行った図面をチェック。
日報のアップ。
スタッフが昨晩進めたSIHの規模縮小の作業を確認しながら、今までの案を見直しスケッチ。
一回りブラッシュアップしたが、果たしてこれどこまで規模縮小ができたか。
明日、スタッフに指示し、きちんと確認させよう。
14:00、ものつくり大学の那須から、相談に乗って上げて欲しいという連絡を受けた人が来所。
いろいろお話をする。15:00過ぎ終了。
昨晩NHKで、「さよなら新宿コマ劇場〜涙と笑いの50年〜」(http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=HmIbrhpr&g=3)という番組やっていた。
しばらく前に、小劇場の勉強会の関連で、今年で閉館になる新宿コマ劇場の見学ができた。裏、表、客席まですべてが印象的だったが、その時実際に動かして頂いた、舞台中央の円形の3段の迫りが特に印象に残った。
番組は最後の方だけちょっと見たのだが、最後の座長公演のサブちゃんが迫りの一番てっぺんで、「まーつりだー」と歌っていた。
大漁舟のセットで円形の迫りは見えなかったが。
見学時、何人かでその迫りに乗せてもらい、最高の高さまで上げてもらった。凄い高さで、舞台を見下ろす迫力は言葉にはしにくく、怖いくらいだった。
さすがに、サブちゃんの腰の高さで手摺がまわり、それを時々掴んで歌っていた。
小劇場の勉強会の関係者にこの番組のことをメールで送ったら、今日夕方再放送が有ることを教えてくれた。
夕方大和町に戻って、録画セットする。
大和町でEMHのエスキス。少しずつ進んで行く。
3歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で休養中。パドック放牧とウォーキングマシン1時間の運動を行っています。中間の試し乗りで脚元を気にする素振りが見られ、再チェックで砂のぼりとは別に蹄底に小さな亀裂が認められました。これが神経を刺激しているのでしょうが、乗らない限りは患部をかばいません。近いうちに蹄鉄を装着して対処します。相沢師から「年明け中山最終週あたりはどう」と復帰の打診があったものの、もしかすると延期をお願いすることになるかもしれません。
○ 2008/12/24
7:00に事務所。
本格的に寒くなって来た。
メールチェックと日報のアップ。
昨日進めたEMHのスケッチをさらに進める。
10:00スタッフが来たので、SIH、HMH-K、YTHの打合せ。
HNH-Kの件で、梁山泊でお世話になっている、テント会社の担当の方へ連絡。
ひく続きEMHのスケッチ。その合間に、午後銀行に行ったり、連絡事項いくつか。
18:30前に事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
「小劇場を記録する VOL.1三色テント編」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の飾り替え。
今日から、新宿梁山泊の紫テントの写真になる。
19:00前から、実行委員4人で、展示してあった写真をはがし、再び高さ84cm長さ240cmの写真2枚を壁に貼る。
前回の反省を元に、貼る手順を変える。作業は増えたが、きれいに貼れ、皆満足だが、さすがに疲れた。もう二人くらいいると楽なのだが。
作業時間も心配だったが、予定の21:00前に終了。あっという間に時間がたってしまった。
早々に片付け、カフェを出て、イブの予定もない4人で、吉祥寺の居酒屋でお疲れ。
劇場や芝居をなじめ、いろんな話しで盛り上がり、気が付けば閉店の23:30に。
ここでお開き。お疲れさまでした。
飾り替えた写真、是非ご覧下さい。
○ 2008/12/25
昨晩はそれほど飲んでないのだが、作業に集中して疲れたのか、朝起きられず、9:00に事務所。
メールチェックと連絡事項いくつか。
スタッフが置いていった、YTHとSIHの図面をチェック。
10:00スタッフ打合せ。
年末調整の資料作り。
午後一で日報のアップ。
EMHのスケッチを図面化。
18:30事務所を出て、高円寺の成都へ。
19:00から、設計事務所仲間の忘年会「代代の会」。今年は幹事を務める。
30人強が集まる。
元スタッフも来て、いろいろ話す。
場所、料理も皆気に入ってくれて、大塚アトリエと成都がある限り、「代代の会」は毎年成都でやることに決まった。
22:00、1次会お開き。
三々五々別れ、2次会に向かう。
我々は、大将南口店2階で2次会。0:00前お開き。
2歳馬
マイネブルーム ……父サクラプレジデント/母タイキセニョリータ 美浦・根本康広厩舎……
マイネブルームは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。入厩のタイミングと細身の馬体(402キロ)を考慮して追い切りを見合わせていますが、この中間はハロン17秒に15秒の乗り込みを組み込んで負荷をかけました。もっとパワーがあればと思わせる走りです。緩さがあり、筋肉の粘りも足りない印象。乗り手は「速いところはやっていないが、動きとしては悪くない。ダートよりは芝ですね」と述べていました。
○ 2008/12/26
チェ・ミキによると、昨晩は大和町に帰った後、さらに飲んでいたが、すぐにテーブルで寝てしまって、何度起こしても起きなかったそうだ。
そんなことや、いつ布団に入ったのか、全く憶えていない。やれやれ。
9:00に事務所。よい天気だ。
メールチェックとスタッフが置いていった図面のチェック。
9:30梁山泊のテントを作ったテント会社の方が来所。
HMH-Kの打合せ。10:30前終了。
スタッフ打合せ。日報のアップ。
13:30、構造事務所が来所。SIHの打合せ。14:00終了。
事務所を出て、ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。冷たい風が強く、自転車がなかなか前に進まない。
街道の窓ガラスも、ガタガタ言っている。
由古堂(http://yukodo.cart.fc2.com/)でカレンダーを買って、ユーコさんに良いお年を、と挨拶して事務所に戻る。
16:00、武蔵野大学の4年生が一人来所。卒計の相談。この時期に、大丈夫か。
ともかく思いつく限りのアドバイスをする。
事務所は明日から、1月の6日まで正月休みです。
その間、日報もちょっと休み。
良いお年をお迎え下さい。
1歳馬
キクスイの07 父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治(予定)
キクスイの07は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。跨いだ瞬間は「緩いかな?」と思わせるものの、走らせると意外にしっかりした動きをするのが良いところ。冬毛に覆われてモコモコしている外見とストライドの大きい走りには良い意味でギャップを感じます。この中間から後半軽くペースを上げる稽古も織りまぜており、促せば楽についていきます。
マイネガイアの07 父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博(予定)
マイネガイアの07は、ビッグレッドファーム明和で調整中。17日(水)から坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しています。育成厩舎に移動し環境が変わったことで周りに馬がいるにもかかわらず、初日はずっといなないていました。まだ子供っぽさを残していますが、稽古にいくと良い乗り味でしっかりした動きを見せたことに驚かされます。速い調教を行ったときにどのような走りをするか楽しみな1頭です。
2歳馬
マイネセレネ ……父パラダイスクリーク/母スナークアストロン 美浦・稲葉隆一厩舎……
マイネセレネは、美浦で調整中。坂路とニューポリトラックを中心に乗り込まれています。25日には2歳未勝利馬をパートナーに追い切りを実施。先行してラストを一杯に追われてニューポリトラックで67.7秒をマーク。初めての追い切りにしてはまずまずの反応で、合格点の与えられる内容でした。調教助手は「今のところ喉はそれほど気にならない。少し敏感なところがあり、飼い食いも安定しないが、細くはないので大丈夫でしょう」と語っています。デビュー戦は検討中ですが、中山開催1週目か2週目が有力です。
○ 2008/12/27
8:00過ぎに起き出して、大和町の窓ふき。
昼を取って、銀星舍に立ち寄って、ご主人と少し話しをして、よいお年を、と挨拶をして事務所に。
メールチェックと連絡事項。
机のまわりを片付ける。
16:00前事務所を出て、松飾りなどの買い物をして大和町に戻る。
○ 2008/12/28
8:00過ぎ起き出す。
「遺言 アートシアター新宿文化」葛井欣士郎・平沢剛(河出書房新社 http://www.amazon.co.jp/遺言-葛井-欣士郎/dp/4309270387/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1231031482&sr=8-1)読了。
1973年の暮れ、高校2年くらいの頃から、新宿文化と蠍座に行き出したが、もうその頃は終焉の時期を迎えていたのだな。
12:30大和町を出て、横浜に向かう。
馬車道のBank ART Studio NYKへ。運河(多分)沿いに建つ倉庫の1階。
14:00過ぎ到着。鹿野さんと落合う。受付を済ませ建物内のカフェ等を見ていると、伊東さんと小池さんが登場。
14:30開場。15:00、劇団唐ゼミ★「ガラスの少尉」作・監修 唐十郎 演出 中野敦之(http://redg.info/~karazemi/)
開演。楽日で、200人くらいのお客さんが来ているようだ。
1973年に書かれた、元はラジオドラマだった作品。
懐かしい、エメロンシャンプーのコマーシャルから始まる。原作がラジオドラマなので、時間と空間が次々に変わって行く。
そのめくるめく世界には、見ている者を喚起する言葉が随所に散りばめられ、最後は時間と空間が渾然一体になり、押し寄せて来る。
年の最後に、唐さんの天才に雷に撃たれたようになる。唐さんのインパクトある台詞をやりきった、唐ゼミの若さのパワーがうらやましく、拍手。
16:30過ぎ終演。外に出ると、まだ明るい。
いらしていた唐さんに、感激を伝えに行く。
客席での乾杯に参加して、18:00前くらいに、お先に失礼する。
伊東さん、鹿野さん、小池さんと中華街に行って、一杯やって、20:00過ぎ横浜をたつ。
一杯やっていても、いま見て来た「ガラスの少尉」へ自分の意識が戻ってしまう。まるで、20代後半、花園神社で同級生たちと紅テントを見た後、居酒屋でいま見て来た芝居の、憶えている台詞を言い合って飲んでいた興奮が、そのまま戻って来たようだ。
○ 2008/12/29
9:00に事務所。
雑務と雑誌などを読み、途中お祝いの酒を買いに行き、11:00過ぎに事務所を出て、YTHの現場へ。今日は上棟式。
12:30過ぎ着。まだ誰も来ていないので、現場を見て回る。ガラスの入ってないサッシから入って来る光が気持よい。
三々五々人が集まり、13:00からお清めをして、1階の南側に設えたテーブルで直会。
クライアントご夫妻と、夫人のご両親と弟さん、建設会社と我々11人で、作って来て頂いたお料理を頂き、自己紹介したり、これからについて話したり。温かい日で良かった。
15:00前、記念写真を撮って終了。皆で3階まで上がって、簡単な打合せをしたり、内部を見て回る。
15:30に現場を出て、近くの以前設計したBBHへ。これまでも何度かYTHの現場の帰りに立ち寄ってみたが、お留守だった。
今日はご主人と子供たちがいて、無沙汰をお詫びする。
コーヒーを頂き、16:30お暇する。
そのまま事務所に戻り、資料を持って、17:30過ぎ事務所を出て、銀行に寄って、阿佐ヶ谷駅へ。
既に萩原さんが待っており、すぐに高野さんと荒木さんがみえる。
阿佐ヶ谷の勉強会の忘年会。一番街の居酒屋で、中央線デザイン倶楽部(http://www.chub.jp/)や国立本店(http://honten.chub.jp/)や小劇場の勉強会の話しを元に、来年の阿佐ヶ谷の会の活動を考える。
面白そうなアイデアがひとつ出たので、それを具体的にどうして行くか、話し合う。
小一時間で、居酒屋を出て、あるぽらん(http://homepage3.nifty.com/aruporan/)へ移動。
だんだんと酔っぱらいへ変わって行く面々。
途中、萩原さんが阿佐ヶ谷在住の知り合いを呼び出し、そのひともお店に来る。
多分0:00前くらいに、あるぽらんを出る。あるぽらんには知り合いがいたので、よいお年をと挨拶をして、店の階段を下りると、既に一行は下の店に入ってた。
そこでワインを飲み、途中萩原さんは終電で帰り、我々も1:30過ぎお開き。
かなり酔ってからだが、萩原さんから、大塚は自分の特色を出し切っていないと言われる。荒木さんからも、畳み込まれるように、苦言を呈される。そんなことはない、と反論すると、サッシなんか入っていない空間を作らなければダメだと二人は言う。
なるほどそう言うことか。確かに今日のYTHの上棟時の空間は気持よかった。大和町も上棟時の空間を極力残すように試みた。
確かにそう言う空間は嫌いじゃないが、ここはカーンが議事堂を造ったダッカではないのだから。
まあ、ありがたい友人からの小言だと受け取り、そう言う空間をいずれ目指してみたい。
○ 2008/12/30
昨晩は帰って、バタンキューだったので、9:00過ぎ起き出して、シャワーを浴びる。
10:30過ぎ事務所に。
今日までのメモを記す。
今日のSIHの打ち合わせの準備。
トライ思案中のコンペの資料をまとめる。
14:00SIHのクライアント来所。
規模を少し縮小し、地下の扱いを替えた案を説明。
正月の間に、検討して頂くことにして、15:00前終了。
大和町へ戻る。
夜、先日録画した、「さよなら新宿コマ劇場〜涙と笑いの50年」(http://cgi4.nhk.or.jp/feature/index.cgi?p=HmIbrhpr&g=3)を見る。
○ 2008/12/31
9:00に起きる。
持ち帰ったコンペの資料や質疑を読み、スケッチ。
12:00前、チェ・ミキは浜松の実家へ出発する。
引き続きスケッチ。
どういうレベルの提案を計画できなければ、自分の中で提出する意味はない、ということがはっきりして来る。
夕方、一人用の正月料理を切り分ける。
17:00、TVのスイッチを入れると、テレビ東京恒例の「年忘れにっぽんの歌」をやっていた。
これが、新宿コマ劇場の最後の公演だそうだ。
本当に今年でおしまいなのだな。