○ 2010/1/1
7:00に起きる。
昨晩は風が強かったので、大和町の前の枯れ葉を掃き掃除。
昨年末、ひょんな事から近くの方に、椄道する私道に対する貢献度が低いとご指摘をいただき、改めて気のつかなさに気付き、これからは心がけをきちんとして行こうと考えた。
その後、大和町の八幡神社にお参りに。
10:00前、浜松のチェ・ミキの実家に電話して、新年の挨拶。
10:00過ぎに大和町を出て、西荻に。
寿司を買って、西荻の実家へ。
父は相変わらず元気だが、母の認知症状がジワジワと進んでいる様子。
こちらもきちんとした心がけをして行かないと、後で悔やむ事になるであろう。
12:00前から、お酒と寿司を食す。
13:30前、妹も来て、食事をしながら話しをする。
14:30過ぎ、妹を残し実家を出て、大和町に戻る。
今年初めて聞いたCDは、「Vollmond・フルムーン」(http://www.videoartsmusic.com/ap/?mod=m02&act=a02&iid=1204&st=1&wd=Vollmond)。
昨年亡くなったピナ・バウシュが、2008年に東京公演を行った作品のサウンド・トラック。
音楽を聴きながら、ダンスシーンを思い出す。
○ 2010/1/2
7:30起床。
朝食をとり、箱根駅伝を見ながら、m-projectのスケッチ。
東洋大の5区、柏原君は凄すぎる。
13:30過ぎ、大和町を出て、東京都写真美術館へ。
日本の新進作家展vol.8「出発-6人のアーティストによる旅」(http://www.syabi.com/details/sakka_vol8.html)。
ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)で見る、尾仲さんや百々さんの写真とは、同じ写真なのだが、ちょっと違って見える。
見る場所に依って、見る方も変わっているのだろう。
初めて見る、さわひらきさんの映像が印象的だった。
写真美術館は2日は無料なので、沢山の人。
「木村伊兵衛とアンリ・カルリェ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」「躍動するイメージ」も見て、17:00過ぎ大和町へ戻る。
「水死」大江健三郎著(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154609)三分の二まで進む。
○ 2010/1/3
やはり7:30に起きて、箱根駅伝の復路を見ながら、m-projectのスケッチ。
午後、高円寺まで買い物。
夜、チェ・ミキが浜松から戻る。
○ 2010/1/4
9:00に事務所。
スタッフが置いて行った、明日のEMHの打合せ資料を確認し、指示を書く。
12:30に事務所を出て、阿佐ヶ谷のうさぎ屋でうさぎ饅頭を買って、2006年に竣工したKTHへ。
新年会にお招き頂いた。
昨年声をかけて頂き参加した、秋刀魚バーベキューパーティにいらしていた方々もいて、久しぶりと挨拶。
二人のお嬢さんも大きくなり、部活の話しなどを聞く。
おいしいお酒と、おいしい料理を沢山頂く。
昨晩チェ・ミキが浜松から帰って来たので、夕飯は一緒にと思い早めに失礼しようと思っていたが、つい居心地が良く、気がついたら17:00。
それからもデザートやお餅が出て、結局18:00過ぎにお暇する。
楽しい新年会、ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
○ 2010/1/5
明け方久しぶりに雨が降ったようで、ジャスミンの葉先に溜まった水滴に、朝日が当たりきれいだ。
9:00前に事務所。
スタッフが置いて行った資料の確認をして、スタッフへ連絡。
9:00過ぎ、事務所を出てEMHの現場へ。
10:00からクライアントご家族も見え、開口部やトップライトの打合せ。
よい天気で、青空に、柱梁がくっきりと輪郭を結び、鮮やかだ。
11:30前、打合せ終了。
その後もスタッフと、様々な確認事項。
12:00、一通り確認事項を終え、現場を出る。
吉祥寺経由で、事務所に戻る。
事務所に向かう裏道を歩いていたら、向こうから来る人に、「大塚」と呼び止められる。
高校の同級生で、阿佐ヶ谷の神明宮(http://shinmeiguu.com/)の斎藤君。
近くに居ながら出会わす事はないが、本当にバッタリ。
新年の挨拶を交わし、別れる。
事務所で、スケッチ。
○ 2010/1/6
8:30に事務所。
ずっとよい天気が続いている。
年末年始の間の日報を書く。
昨年デジタル対応テレビを購入した時、実家のデジタル受信状況を調べてもらったら、中央線の高架の影響か、NHKの受信状況が悪かったので、その件の問い合せをJRとNHKへ。
危うくたらい回しになりそうになるが、どうにか調べてもらえることになる。
その件を実家に電話。
武蔵野大学の4年生から送られて来た、卒計の図面をプリントし、アドバイスを考える。
図面をよく見ると、もっともっと良く出来るのに。
m-projectのスケッチ。
午後、自転車で図書館へ。返却とリクエスト本のピックアップ。
戻って、実家へデジタル調査について電話。
引き続き、購入分と廃棄分のエコポイント申請を行なうも、インターネットからなら簡単とうたわれているが、そんなもんじゃない。
お年寄り家族では絶対に申請は出来ないだろう。
便利になったようで、誰のための便利なのか。
正月に、ケーブルテレビの扱い方を父に教えたときも、そう感じたが。
持ってないので、携帯を扱えない自分も同じか。
2歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。引き続きウォーキングマシンで60分程度の運動を行っています。なみあしでの歩様が良化したので、年末にダクで試し乗りを行ったのですが、その際にもまだ患部の右前肢を気にするような歩様を見せていたので無理をしませんでした。今週中に再度試し乗りを行う予定にしており、その結果次第で坂路調教を再開するか検討します。馬体重は前走時より20キロ増えて512キロ。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。12月19日(土)より軽めの運動を再開していましたが、24日(木)に後肢の球節が腫れてしまいました。馬房で負った両後肢の外傷の影響があったのかもしれません。大事をとってウォーキングマシンによる運動に切り替えました。管理を変更してから約10日が経過した現在、患部は小康を得てきています。この分なら近日中に騎乗再開できるでしょう。
○ 2010/1/7
新年おめでとうございます。
今日から事務所は平常業務です。
今年で、事務所を開設して20年目になります。
気がついたら、そんな時間が過ぎていました。
これからは、これまでの20年間を顧み、未来の事をきちんと考えながら、一年一年を過ごして行ければ、と思います。
今年もよろしくお願いします。
沢山の年賀状を頂き、ありがとうございます。
昨年から、年賀状でのご挨拶は取り止めにしています。
何故そのようにしたか、昨年の新年の日報を振り返ってみました。
「昨年末、チェ・ミキの祖母が亡くなって、喪中ということもあり、年賀状でのご挨拶は取り止めにしました。
年賀状を頂いた皆様には、ホームページ上でのお礼で失礼いたします。
賀状ありがとうございました。
そしてこれを機に、今後も年賀状でのご挨拶は取り止めにしよう、と考えました。
これだけインターネットやメールが普及して来ると(とは言ってもいまだに携帯を持っていないのですが)、様々な情報を面倒がらず発信する方が、遠くにいる方や、なかなか会えない方に、近況を伝えやすいように思ったのです。
だから、頂いた賀状を元に、アドレスブックを整備して、ネット上のご近所を作って行ってみようと思います。
昨年後半、芝居や写真展の情報を設計事務所や学生時代の仲間に送ったら、御無沙汰している方から嬉しい返信をもらいました。
そんな経験に基づき、新年ここに書いたようなことを考えました。
なんだか、面倒な賀状つくりをやめる言い訳のようですが(たしかに)、どうにか、少しずつでも、こんなことをやっているという情報を、発信して行ければ、と思ってます。
自分のところにも送って欲しい、という方がいらしたら、メール下さい。」
昨年このような主旨で、いくつかのオープンハウスや芝居の案内、イベントのお知らせを発信し、懐かしい再会などもありました。
今年も、そんな近況報告が出来れば嬉しい、と思ってます。
8:00に事務所。
メールニュースに1級建築士の製図試験の分析の記事があったので、つい見入ってしまう。
建築士法の改正に依り、製図試験にも変化があった。
しかしながら、その採点基準が主催者からはきちんと示されていないと言う指摘があった。
確かにどのように採点をしているのだろう、という疑問は昔からあったのだが。
この改正がよりきちんとした建築士の職能を規定するようにはなってないようだ。
建築士を取り巻く状況もかなり厳しく、煩雑なものになって来てるのだから、資格を与える側も明確な指針を表明して欲しいと、自分が試験を受けた遥か昔を思い出しながら、考えた。
年末年始に撮った写真を取り込む。
日報に、先ず年始の挨拶をアップ。
KOHのクライアント夫人から、ドアの塗装についての電話有り。
スタッフとSIHとm-projectの打合せ。
m-projectについては、今日きちんとした図面化を行なってみて、引き続き続けるかを判断する事に。
EMHの上棟式の段取連絡。
その他、通常業務始めでバタバタと。
○ 2010/1/8
年末にしばらく休んでいた弁当つくりを再開し、8:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったm-projectの図面を見て、スケッチ。
10:00スタッフが来たので、m-projectの打ち合わせ。
方針を決めて、続行する事にする。
年末年始の日報をアップ。
鳥越邸の改修の連絡事項いくつか。
午後一、エスキスチェックを約束している、武蔵野大学4年生二人から送られて来た図面と概要を見てメモ。
ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
今年初めてで、リニューアル前最後の展示。
尾仲さん夫妻や百々さんもいらっしゃり、新年の挨拶をして写真を拝見する。
街道に行く時、マンションの外に出たら、お隣のスペース煌翔のご主人が忙しそうに。
明日からの展覧会(http://spkohsho.exblog.jp/13262990/)の準備が佳境。
街道から戻って、m-projectとEMHの打合せ。
○ 2010/1/9
8:00に事務所。
昨晩、途中からだが一杯やりながら、「もののけ姫」を見た。
何故だかアニメは苦手で、ほとんど見た事がないのだが、他に見るのものもなく見始めたら、これは面白かった。
「もののけ姫」を文字化する事は難しく、アニメーションと言う表現でしかリアリティをもてない作品になっている、と強く感じた。
「国家」や「破壊と再生」「女性性」など、出て来るテーマが大江健三郎の小説にもよく顕われるテーマとだぶる。
そう考えると、それらのテーマに言葉だけでリアリティを与える事は並大抵の事ではなく、あのような文体や言葉が必要にならざるを得ないのではないか、と改めて感じた。
「水死」大江健三郎著(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154609)も終盤。どんな結末が待つのか、楽しみだ。(またもや、アンチクライマックスになるのか。)
m-projectについて今朝気がつきた事を確認。
同じく文章のエスキスや、スタッフの図面に書き加え。
13:00、武蔵野大学の4年生が一人来所。
卒業設計のアドバイス。
模型などには密度とパワーがあるのだが、抽象的な表現から抜け出せない。
建築として成り立たせるための方法をいくつかアドバイス。
14:45終了。
15:00前、お隣のスペース煌翔へ。
榎本了壱展「川を渡る」(http://spkohsho.exblog.jp/13262990/)のオープニング・ギャラリートーク。
沢山のお客さんが。
榎本了壱さんと萩原朔美さんの掛け合い漫才みたいなトークが楽しい。
特に榎本さんの書に対する話しが、僕も興味がある対象の話しだったので、面白かった。
16:00前終了。
以前スペース煌翔で遭った、劇団関連で顔見知りの女性がいて、友人でご近所の建築家・荒木さんを知っているのとの事。
今日も後で顔を出すと言う事で待っていたが、来ないので、一度事務所に戻って、荒木さんの事務所に電話したら、これから向かうとの事。
しばらくして事務所のベルが鳴り、荒木さんとそのスタッフと落ち合い、再度お隣に。
なんと荒木さんとその女性は初顔合わせとの事。
しばらく話していたが、沢山のお客さんなので、また改めてと言う事で、スペース煌翔の前で別れ、事務所に戻る。
しばらく事務所にいて、帰ろうと自転車で中杉通り前まで来たら、タクシーが入って来た。
中に乗っていたのは、アラーキー。
榎本さんが荒木さん(こちらは写真家の)とコラボレートしている作品も展示されており、オープニングに来たのだろう。
大好きなアラーキー@阿佐ヶ谷、よいものを見た。
展覧会も親密感溢れ、とても優しい気持になります。
是非ご覧下さい。
○ 2010/1/10
8:00過ぎに起き出し、今日はチェ・ミキのお客さんがあるので、テーブル廻りの片付け。
10:00前に事務所。
既に来ていたスタッフとm-projectの打ち合わせ。
11:15過ぎ、事務所を出て、新宿で買い物をして、馬車道へ向かう。
13:40、馬車道の北仲スクール(http://kitanaka-school.net/)へ。
昨年夏の建築会館でのイベントの、劇団唐ゼミ☆とのお疲れDVD鑑賞会と、小劇場の勉強会の新年会。
馬車道の古い建物を使った、北仲スクールはなかなか良い雰囲気。
すでに何人かが、買い出しやプロジェクターの準備をしている。
14:30から、3階の大きな部屋で、イベントのメイキングDVDの鑑賞会。
初めて参加のメンバーの自己紹介の後、乾杯をして、約40分弱に編集されたDVDを見る。
撮影と編集は、新宿梁山泊でもお世話になっている、大須賀さん。
テンポ良く、過不足なく編集されたメイキングDVDに、皆感嘆。
終了後、場所を2階に移して新年会。
何と豪華なすき焼き。
その他にも沢山の食べ物。
みなで飲み、食べながら、今年の予定や、芝居や建築の話しで大いに盛り上がる。
宴会は終わり、片付けをして、コーヒーを飲みながら、また話しが始まり、気がつけば20:00。
そろそろお開きとして、馬車道を出る。
大和町に戻ると、チェ・ミキのお客さんもまだいて、また飲みながら話す。
韓国からの留学生の女性二人と、韓国のロック歌手キム・キョンホのファンつながりの女性。
韓国の映画やパンソリの歌手の話しなどをしているうちに、23:00。
そろそろ電車がなくなるので、お開き。
○ 2010/1/11
9:00過ぎに事務所。
曇っていて、寒い。
10:00前にスタッフが来て、m-projectの打ち合わせ。
10:00に武蔵野大学の4年生が、m-projectの模型作製の手伝いに来てくれる。
14:30、武蔵野大学の4年生がもう一人来て、卒業設計のアドバイス。
もっと詰める必要が部分を具体的に指摘し、エスキスの方法などもアドバイス。
15:30終了し、プリンターの用紙を求めに、東奔西走。
街は、人で一杯。
17:00過ぎに事務所に戻る。
19:00、手伝いをしてくれている、武蔵野大学の4年生の卒業設計のアドバイス。
○ 2010/1/12
今朝も曇りで寒い。
8:00に事務所に来たら、スタッフが徹夜でm-projectの作業をしていた。
プリントアウトされた図面などを確認し、いくつか打ち合わせ。
主旨文章の書き直し。
夕方、m-projectのパネル打合せ。
落ち着かない一日。
明けて5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本と屋内トラックコースを併用して乗り込まれています。追い切る際にはトラックコースをあらかじめ3〜4周回っており、適度にストレスも解消されきちんと鞍上の指示に従うように。7日(木)にはMラロンハと縦列から残り4ハロンを併せて、54秒で併入しました。行きっぷりも良く、最後まで手応えも十分です。馬体に張りも出てきて調子が上がってきました。相沢師には1月下旬以降の入厩を依頼しています。
○ 2010/1/13
m-projectが気になって、6:00起き出す。
まだ暗い。
7:00事務所に来る頃には、明るくなって来る。
スタッフが置いて行ったm-projectのパネルを確認。
8:00、集荷の連絡。
昨晩、「水死」大江健三郎著(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154609)を読了。
エドワード・サイドの「晩年の仕事」という言葉を端緒に、過去の作品を振り返りながら、再び「国家」について物語を紡ぎ出す。
大江ファンにはおなじみの人々や場所での振り返りは、歳をとって来たと感じてしまう自分にとって、何ともいえない感情を引き起こす。
果たして、ラストのシーンをもって、「晩年の仕事」を終止する事は出来たのだろうか。
ポリフォニックな小説で、小説を読む楽しさを味わえる、作品だった。
スタッフが作成した、EMHの資料の打合せ。
机廻りを整理しながら、スケッチ。
m-projectのパネルを無事宅急便で発送。
13:00、EMHの建設会社が来所。
トップライトや納まりの打合せ。
15:00前終了。
17:00前に事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
20日からの公演「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の簡単なセットの打合せ。
2008年3月に芝居砦・満点星で公演しており、今回は小屋も小さいので、打合せ事項もたいしてない。
18:00から通し稽古を見て、いくつか打合せをして、20:00前に稽古場を出る。
明けて3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。改めて行った試し乗りで歩様に良化が見られ、坂路でキャンター1300m1本の運動を開始しました。現在はハロン17秒ペース。久々と重めの影響で当初は折り合って走っていましたが、次第に自らという気持ちが強くなってきています。いまでは行きっぷりが良いほど。パワーがあり、抑えるのが大変です。先日の計量では前走9月の新潟から21キロ増の513キロでした。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。中間から騎乗を再開しハロン20秒程度の軽めで様子を見ていたところ特に問題ありませんでした。そこで現在はハロン17秒にペースアップしています。馬装中や騎乗の際にテンションが上がるのは元々の性格もありますが少し休ませた影響もあるでしょう。調教を続けるうちにある程度落ち着いてくると見ています。動きはまずまずですがまだ体には余裕がある状況です。焦らずに調子を上げていきたいと考えています。
○ 2010/1/14
8:00過ぎに事務所。
天気はよいが寒い。
連絡事項やいくつかの雑務。
13:00事務所を出てSIHの現場へ。
あらかた仕上がって、家具や器具の取り付けが行なわれている。
14:00過ぎからクライアント御夫妻もみえ、内部を見て回る。
最終的な確認事項をいくつか行ない、スケジュールなどの確認。
23日にこじんまりとした、一般の方のみに向けたオープンハウスをさせて頂く事になった。
17:00過ぎ、終了、事務所に戻る。
○ 2010/1/15
8:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面と模型を確認。
一日事務所で、スケッチや雑務。
13:30、新宿梁山泊の三浦さん来所。
「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の主人公・金玉均の墓石が、昨年「宇田川心中」をやった青山公園隣りの青山墓地にある。
その墓石を知り合いのカメラマンにお願いして、撮影して来てくれたデータをもらう。
その後、セット用のプリントアウトを試みるも、なかなかうまく行かず、試行錯誤。
やっと夕方になって、プリントアウト完了。
その作業を挿んで、連絡事項などバタバタと。
今週は、m-projectの提出の影響か、なんだか集中出来ないで終わりそうだ。
週末から気分を変えて、集中して行きたい。
明けて2歳馬
コスモバレンシアの08
父:アグネスデジタル/母:コスモバレンシア/関西:佐々木晶三(予定)
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。スピードに乗ってからの素軽いフットワークが好印象。ハロン14秒前後までペースアップする調教にも対応できています。「あえて注文すれば、パワーはちょっと足りない」と指摘されるのは、トモに甘さがあって即座に反応できないからでしょう。縦列のハナへ行くと物見をしてブレーキをかけるときがあります。馬体重は420キロでした。
レッドジグの08
父:キングカメハメハ/母:レッドジグ/関西:宮本博(予定)
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。オリジナルデザートの08と同様、ハロン15秒からさらにペースを上げてみたところ、もたもたした走りが目につくようになりました。いきなり動ける若駒はそういないものです。まだ数回しかスピード調教を課していない段階だけに、これからに注目したいところ。負荷を強めてからもすくみが出ないので助かっています。馬体重は492キロ。
オープンハウスのご案内
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/16
8:00過ぎに事務所。
ここ2・3日は本当に寒い。
朝、事務所に来る時には、はく息が白い。
今週はバタバタだったので、ゆったり自分のペースで過ごす。
SIHの連絡事項いくつか。
○ 2010/1/17
8:00過ぎに起き出す。
阪神淡路大震災から、15年。
1995年は、地下鉄サリン事件もあった年。
この年、独立後初めて自分のなかで手応えのある住宅が完成した。
地下鉄で現場に向かった、丁度その時間にだぶってサリン事件があり、全くその状況を知らず、幸運にも無事現場に着き、昼に入ったお店のテレビのニュースで、その事を知った。
そんなこんなで、1995年は印象に残る年だった。
あれから、15年経つのだな。
EMHのスケッチ。
午前中に高円寺に買い物に。
日が暮れる前に、再び、高円寺の東通り商店街の古書店を冷やかしに出掛ける。
昨年末、買い物に出掛けた時に、東通りにいくつかの古書店が出来ている事を発見。
出掛けてみたら、一軒は、昔中通り商店街にあったお店だった。
店主の懐かしい顔をそっと眺めて、大和町に戻る。
オープンハウスのご案内
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/18
弁当つくりをして、8:00に事務所。
昨日のEMHの検討スケッチを模型で確認。
10:00、スタッフが来たので、EMHの簡単な打合せ。
13:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
14:30から構造事務所も来て、木造部分の金物などの検査。
15:00前、民間の申請機関も来て中間検査。
未施工部分の追加写真送付についての簡単な指示で終了。
構造事務所からは詳細な指摘事項いくつか。
15:30過ぎ、終了。
スタッフと、3階の構成について、いくつかのシュミレーションと、現場担当者と打合せ。
16:00過ぎ現場を出る。
その脚で、新宿2丁目のタイニー・アリスへ。
新宿梁山泊の公演「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の仕込みが、今朝から始まっている。
今回はセットはシンプルなので、いくつかの確認事項のみ。
18:30、一通り仕込み終わり、照明に渡ったところで劇場を後にし、ゴールデン街の「こどじ」(http://www.phobbit.com/kodojitop.html)に向かう。
ちょっとした打合せ事項もあり、以前武蔵野大学の職員だった中島さんと待ち合わせ。
「こどじ」では今尾仲さんの写真が展示されているので。
タイニー・アリスから、昔アートシアター新宿の地下にあった、蠍座というミニシアターがあった前を通り、ゴールデン街に向かう。
そして、「こどじ」の店内に流れるラジオニュースで、浅川マキさんの訃報を聞く。
浅川マキさんの一番好きなCDが、その蠍座でのライブが音源となっているCD(http://www.amazon.co.jp/MAKI~浅川マキの世界-浅川マキ/dp/B000064U2S/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1263860902&sr=1-1)。
新宿のその辺りを歩くのも本当に久しぶりで、昔の蠍座の前など滅多に通らないのに。
不思議な感じがした。
「こどじ」でしばらく話し、思いで横丁の「つるかめ食堂」(http://www.shinjuku-omoide.com/tsurukame/main.html)へ。
22:00過ぎお開き。思いっきり安く、うまかった。ビールがサッポロの大瓶なのも、いつもながら嬉しい。
大和町に戻って、「浅川マキの世界」をかけて、冥福を祈る。
このCDはレコードで1970年に発売されたもの。
作詞に寺山修司、安井かずみ、北山修のなが並び、作編曲に山木幸三郎。
いままでは「ふしあわせという名の猫」や「かもめ」が気に入っていたが、昨晩聞いたら「淋しさには名前がない」作詞作曲・浅川マキが一番ジーンと来た。
オープンハウスのご案内
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/19
今朝も弁当を作り、8:00過ぎに事務所。
SIHや鳥越邸の連絡事項いくつか。
昨日EMHの現場で撮って来た写真を取り込んだり、雑務。
13:00前に事務所を出て、鳥越邸へ。
改修で完了した工事の確認。
新しく設置された薪ストーブの煙突の取り付けを、大工さん達と行なう。
途中、金属加工の青田さんが来て、庇と煙突の取り合いの打合せ。
15:30前、煙突設置完了。
試し焚き。
煙が空に上って行く。
中学の同級生の松岡君とも簡単な打合せ。
鳥越さんと少し話し、16:00過ぎお暇する。
荻窪で、OZONEのコンペでファイナルまで残った、ラベイユの現場に行ってみる。
コンペ時は、昨年末の開店予定だったが、まだ工事中だった。
オープンハウスのご案内(写真の住宅です。)
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/20
8:00過ぎに事務所。
9:00前に事務所を出て、SIHの現場へ。
10:00から、民間検査機関の検査なので、内外を見て回る。
10:00前、担当者が到着し、内外を見て回り、大きな指摘事項もなく検査終了。
その後、建設会社の担当者と事務所のスタッフと、内外のダメチェック。
11:00終了。
クライアント夫人と息子さんがみえる。
ちょっとお話をして、11:30前現場を出て、銀行などに寄ったりして事務所に戻る。
中杉通りでご近所の荒木さんに声をかけられる。
昨日や今日撮った写真を取り込み、鳥越さんに転送したり。
スタッフとEMHの簡単な打合せ。
18:00前、事務所を出て新宿2丁目のタイニー・アリスへ。
新宿梁山泊の公演「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の初日。
19:00開演。沢山のお客さんがみえていた。休憩無しの1時間45分の芝居。
まだまだ荒削りだが、若い役者達のストレートな演技が心地よかった。
終演後、劇場内で初日乾杯。
この芝居は1884年、朝鮮のクーデター甲申事変の首謀者・金玉均が主人公の、史実に基づいて書かれた芝居。
初日にいらしてくれた方々から、芝居のみならず、この歴史についての話しもいくつかあった。
22:30劇場を後にして帰路につく。
春のような暖かい空気。
オープンハウスのご案内(写真の住宅です。)
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
3歳馬
20100120
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。順調に乗り込まれており、先週末から坂路でのキャンター1300mを2本に増やして基礎を固めています。現在は2本ともハロン17秒ペース。しばらく休んでいた割に太すぎるという印象はなく、元気さも変わらず稽古にも前向きです。それだけに体ができていない段階で負荷をかけ過ぎないように、オーバーワークに気をつけています。馬体重は先週から1キロ増の514キロ。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間からは日によって坂路2本目に15−15を織りまぜるなどペースを上げています。先週同様に前向きさはあるものの、気ばかりが前に行って体がついてこないという状態。太めも残っているようにまだ良化途上の段階なので、しっかり乗り込んで体を絞りながら良化を待ちます。
○ 2010/1/21
昨日、途中中断していた「芝居小屋と寄席の近代」倉田善弘著(岩波書店http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000234250/fc2blog06-22/ref=nosim/)を読了。
総覧的な本で参考にはなるのだが、どうも喰い足りなかった。
引き続き、明治時代についてのものを、と思って用意していたが、書店で「聖書の起源」山形孝夫著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092694/)が眼に入り、こちらを読む事に。
朝トイレで2回目の福音書(前回は岩波文庫。今回はhttp://shop-pauline.jp/?pid=2194700)を読んでいるので。(と言っても、キリスト教徒というわけではないのだが。)
8:00過ぎに事務所。
自転車がパンクしているようだ。
空気を入れて、すぐに抜けてしまうのではないが、半日くらいで半分くらい抜けてしまう。
大和町で一杯空気を入れて、事務所へ。
今朝は曇っているが、今日も空気は暖かい。
雑務とスタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00、スタッフに簡単な指示。
中杉通りの自転車屋さんに自転車を持って行って、空気抜けの修理を依頼。
WMHの竣工図面修正について、スタッフ打合せ。
午後一で自転車屋さんへ。やはりパンクだった。そろそろタイヤとチューブを交換した方が良さそうだ。
その脚で杉並保健所と消防へ。とある事のヒアリング。フムフム。
15:0過ぎに事務所に戻る。
ヒアリングして来た事を記録。
17:30前に事務所を出て、BLD GALLERY(http://bld-gallery.jp/)を見て、日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)の迫川尚子写真展「日計りー空隔の街・新宿ー」(http://www.joshibi.ac.jp/tagblocks/event/news/eventlist/0000001492.html)へ。
「日計り」という写真集、随分前に書店で見て気に入って入手していた。
先日紀伊国屋でこの展覧会のポスターを見かけたので、調べて来てみた。
開催時間が11:00〜23:00とあるので、不思議だな思っていたが、ビルの20階に着いたら、ワンフロアーすべてが記者クラブで、ホテルの受付のようなところがあり、ホールではいくつかのパーティが行なわれている。
どこに写真が展示されているのかわからず、受付で聞いたら、奥のバーラウンジや寿司屋で展示されているので、自由に見て良いとの事。
18:00過ぎだったので、写真が展示されているバーラウンジや寿司屋はすでに、様々な国の人が寛いで食事中。
まあそれなりに見れたが、落ち着いてみる事は出来なかった。
優しい光に満ちた、新宿が写し出されていた。
その後、この4・5年恒例の、早稲田大学理工学部のジャズクラブ・スウィング&ジャズ部の新年会のため、新橋に向かう。
まだ時間まで少しあったので、新橋烏森口前のニュー新橋ビルに入ってみたら、これがまた凄い。
迷路のような各フロアーに、小さな店がいっぱい並ぶ。その様相は中野ブロードウェーにそっくり。
3階には、台湾系のマッサージの店が並び、点々とある居酒屋ではすでにサラリーマンが一杯やっており、同伴出勤の待ち合わせのホステスさんなどもおり、大人のブロードウェーという雰囲気。
しばらく探検するうちに、19:00に近くなって来たので、烏森神社のそばの鰯料理専門店・長屋へ。
始めて来たが、このお店がある一体も良い雰囲気だ。
木造のしもた屋の2階の座敷に行くと、幹事をやってくれた山本が既に待っていた。
その後牧があらわれ、とりあえず乾杯。
しばらくして、円山と吉田が来て今年は5人の会。
この会は終わって見ると毎年同じ話しが繰り返されたことに気付く、情けなくも楽しい会なのだが、今年はメンバーが少ない事で、一人のメンバーから新種のネタが提供され、後半は皆腹を抱えて笑い通し。
何の生産性もない集いだが、4年間(いや5年間か)いつも飲んでいた仲間だから共有出来る時間で、ありがたい。
22:30過ぎ、お開き。
美味しい鰯料理と楽しい時間だった。
オープンハウスのご案内(写真の住宅です。)
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/22
今週は夜でかける事が多く、さすがにエネルギーが切れて、少しゆっくり8:30に事務所。
スタッフが作成したWMHの竣工図のチェック。何度か繰り返し、夕方に完了。
途中、銀行に行く際に銀星舍に寄り、本を3冊引き取ってもらって、文庫本を1冊買って来る。
いつものように、ご主人としばらく話す。
EMHのスケッチ。
○ 2010/1/23
8:00過ぎに事務所。
9:00前に事務所を出て、阿佐ヶ谷駅の改札でチェ・ミキと落ち合い、SIHのへ向かう。
9:45着。ざっと室内を案内。
10:00、クライアントご夫妻とお嬢さんがみえたので、チェ・ミキを紹介し、取り扱い説明を開始。
車庫のシャッターやキッチンの説明から始めて、エレベーター、床暖房、インターフォンや電気錠など。
住宅機器も便利になって行くが、その操作は複雑になり、一度では憶えきれない。
12:00過ぎ終了。
午後からは一般の方向けのオープンハウスだが、告知が遅かったし、設計事務所仲間は来ないので、ゆったりとしたオープンハウス。
ゆっくり写真を撮りながら、家の中を回ってみる。
夕方、暮れなずんで来た頃、中庭を通して明かりのついたダイニングキッチンを見下ろす風景が良い感じだ。
17:00過ぎに終了し、スタッフと中島さんと4人で、駅前の中華屋でお疲れの一杯。
20:00お開き。
○ 2010/1/24
8:30過ぎに起き出して、昨年末の忘年会の際に壊れてしまった、スタンドを修理に出すのに梱包。
高円寺まで買い物に。
戻って、近くの自転車屋さんへ。
タイヤが摩耗してパンクしやすくなったので、前後輪のタイヤ・チューブを変えてもらうことに。
一度預けて、午後とりに行く。
○ 2010/1/25
7:30に事務所。
9:00前に事務所を出て、SIHへ。
10:00から引き渡し。
書類の説明や登記の説明があり、10:45終了。
ダイニングキッチンに置くテレビについてアドバイス。
11:00お暇して、事務所に戻る。
13:15再び事務所を出て、EMHの現場へ。
地下のサポートがとれたので、クライアントご主人と地下を見て回る。
構造事務所も来て、地下のコンクリートの状況確認と、補修の指示。
その後、クライアントご主人と木造部分を一通り見て回る。
その後、14:45から設備事務所を含めた定例打合せ。
16:00終了し、事務所に戻る。
18:00過ぎに再度事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
19:00から小劇場の勉強会・番外編。
昨年末、鳥越さんと青山学院の学生が行なった「SCAPE WORKS百軒店2009」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)。
そのトークに参加したのだが、その際に、勉強会の伊東さん、鹿野さん、小池さんも来てくれて、このイベントを継続して行くためのブレストを鳥越さんの呼びかけで行なう。
このイベントのフライヤーのデザインの鷲野さんも参加。
お互いの紹介やこれまでの経緯などを話しながら、百軒店のみに限らず、円山町から代官山へと面的な広がりの可能性の話しや、百軒店にもっと多様な人を呼び込む仕掛けなどについて話す。
気がつけば、22:00。ここでお開き。
鳥越さんと鷲野さんは先に帰られ、その後鹿野さんに少し相談事。小池さんに今年開催される御柱についていろいろ聞く。
22:30、鹿野さんとシアターワークショップを出て帰路につく。
○ 2010/1/26
昨日は移動が多く、いま読んでいる「聖書の起源」山形孝夫著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092694/)をかなり読み進む。
第一部 旧約聖書の原像・第二部 カナンの神々の系譜・第三部 新約聖書の成立、という構成で、第二部の途中まで読み進んだ。
単純に新旧それぞれの物語として読んでいた聖書が、歴史や地勢・民族性などからひとつのドラマとして明らかにされて行く。とてもエキサイティングだ。
旧約・新約の約はもちろん、神との約束のことだが、その約束の重要性がリアリティを持って書き記されている。
これもゲニウス・ロキとよんでも良いのかもしれない。
「東京の地霊」鈴木博之著(http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092014/)を読んだときと同じ興奮を感じる。ただ、時代が大きく違うだけで、歴史への視点の持つ力は変わらない。
昨晩の百軒店の話しでも、同じような事が出来るように感じる。
弁当を詰めて、8:00過ぎに事務所。
大和町のキャロライナジャスミンが小さなつぼみを付け始めた。
溜まっていた日報を書いてアップ。
知り合いから来た相談事について、法規的な調べごとを指示。
先週までバタバタしていて、税金の振込を失念していた。
午後、振込などの雑務。
EMHのスケッチ。最終フェーズへ向けて。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦の相沢厩舎に向け、きょう26日(火)にビッグレッドファーム明和を出発しました。すぐに競馬を使っても動けそうな状態です。スタッフは「気分良く行かせた方が動ける馬。前半に抑え込むと思ったほど伸びない。具合は良いですよ」と話していました。
久しぶりのアルデュール、楽しみだ。
○ 2010/1/27
今朝も弁当を詰めて、8:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの模型を確認。
気がつけばあっという間に1月も終わり、今月末までに提出しなければならない書類が溜まっており、処理する。
12:30事務所を出て、新宿・世界堂5階の喫茶店に。
昨年、ひょんな事から1968年頃の状況劇場の写真を見せて頂いた写真家の方が、それ以降、40年以上ぶりにネガから大量のプリントを行ない、見せて頂ける事になった。
その写真家の方と引き合わせてくれたもう一人の写真家の方と一緒に。
13:00に喫茶店で落合う。
ネガのメモから、5公演の記録だという事が判明。
テント公演以外に、新宿ピットインとトラック劇場の公演の写真が多く、貴重な資料だ。
写真は六つ切りサイズに、コントラスト強く焼かれている。
20代の状況劇場メンバーと写真の表現がピッタリで、とても臨場感があり、魅力的だ。
写真を撮った68年から69年は、自分の成人式をまたいでいたので、10代だったとのこと。
劇団員も凄い20代だが、写真を撮った女性も凄い10代だ。
100枚入の函に入った写真をすべて見ると、一本の公演を見たような充実感。
それが3函半。
すべて見終わって、その頃の話しや、写真まつわるそれ以降の話しをして盛り上がっていたら、いつのまにか17:00。
これは貴重な資料なので、何かしらの形でまとめられないか、と思うところもあり、写真を預かり、事務所に戻る。
スタッフに写真を見せる。スタッフも感動していた。
EMHの打合せ。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。現在は1本目を17秒で流し、2本目を15秒で乗り込むメニュー。遅めのペースでは行きたがるためにフォームが崩れてしまいますが、縦列の流れが速くなればおおむねスムーズな走りになります。歩様や身のこなしに違和感がなく、このまま仕上げの段階へ移行できそう。馬体重は522キロでした。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。21日(木)の調教で左後肢の運びに違和感がありました。ベテランのチェックでも同様の指摘があり、年末に寝違えた際に痛めた部位を再び気にしているのかもしれません。大事を取って坂路入りを見合わせ、ウォーキングマシンによる運動だけにして経過を観察しています。先日の計量では540キロの馬体重でした。
○ 2010/1/28
今朝はチェ・ミキに弁当を詰めてもらい、8:00前に事務所。
曇っていいるが、空気に湿度があり、生暖かい。
WMHの竣工図を確認し、赤を入れる。
EMHの電気設備の図面チェック。
模型も確認。ずいぶんまとまって来た。
10:00、スタッフにWMHとEMHのチェック項目について指示と打ち合わせ。
今日は一日事務所でスケッチ。
2歳馬
レッドジグの08
父:キングカメハメハ/母:レッドジグ/関西:宮本博(予定)
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間もすくみに関しては問題はありませんでした。ただ、体質が影響しているのか、最近は脚さばきの硬さが調教で目立つようになっています。馬場状態の良い日を選んで後半だけの強い調教を課していますが、ハロン15秒を切るとすぐにはペースアップできずにもたついていました。とはいえパワーはあるので、深いダートなどは苦にしないと思われます。馬体重は480キロ。
○ 2010/1/29
8:00に事務所。
スタッフが置いていたEMHの電気設備プロット確認。
I-projectについて調べごと。
スタッフとEMHの打合せ。
午後一で税務署へ法定調書の提出に。
EMHのクライアント打合せ資料にスタッフが撮った写真を確認。
その後もその写真を元に、いろいろ試みて、夜にはひとつの答えを得る。
今日、KMHのクライアントご主人から、見て頂いた「トラジ」の感想を頂く。いつもありがたい。
その中に、あった言葉。
「トラジ」には頭山満が出て来て、金玉均と碁を打ちながら話しをするシーンがある。
そのシーンからKMHのクライアントご主人は、囲碁の棋士と頭山満の子息との関わりを思い出され、映画にもなった有名な棋士、呉清源の「闇然而日章」 (あんぜんとしてひあきらかなり) という言葉を教えてくれた。
意味は、
「君子のふみ行う道は人目をひかないで、
それでいて日に日にその価値があらわれてくるものだが、
つまらない小人の道ははっきりして人目をひきながら、
それでいて日に日に消えうせてしまう。」
ということだそうだ。
その後に、「あせって、本質を見失いがちな、現在にあって、座右の銘にしたいものです。」と書かれていた。
耳の痛い、ありがたい言葉である。肝に銘じたい。(勝手に書き写して、すみません。)
2歳馬
コスモバレンシアの08
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馬場状態が回復し、この中間にも後半3ハロンで強く追う調教を消化。素軽い動きは見せましたが、隣に他馬がいたにもかかわらずふわっとしていました。以前から物見をしやすいところがあり、いままでは縦列のまま強く追っていたのが今回は前の馬を追い抜いても良く、抜け出した際に影響があったのかもしれません。稽古を繰り返して慣れさせていきます。馬体重は420キロのままでした。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、27日(水)に無事、美浦の相沢厩舎に入厩しました。輸送による熱発がなく、まずは一安心。翌28日(木)から坂路入りを開始しています。状態が良ければ中京3週目の庄内川特別・芝1200mに向かう予定。追い切りの動きなどを確認してから出否を決定します。
○ 2010/1/30
8:00に事務所。
午前中は雑務。
午後はI-projectの資料を再読。
夕方早めに事務所を出る。
夜、「風の丘を越えて」(http://ja.wikipedia.org/wiki/風の丘を越えて/西便制)を久しぶりに見る。
17年前、ソウルの新宿梁山泊の公演の際に、韓国側の受け入れ団体が、大ヒットしていた「西便制・ソピョンジェ」に我々を招待してくれて映画館でみた。
全くハングルはわからなかったが、胸に熱い思いが残った。
その後、日本で「風の丘を越えて」という邦題で公開され、はじめてきちんとした物語がわかり、新たに感動した。
今回も、その感動は少しも変わっていなかった。
○ 2010/1/31
8:30前に起きて、最近はまっている、「ようこそ先輩」を見る。
今朝は映画美術監督の部谷京子さんの「夢を創ろう!」(http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives326.html)。
後輩達に台本のト書きが渡され、そのト書に書かれている人の家のセットをデザインする。
でもそのト書き書かれた人は、実は実在する人で、その人達の話しを聞きながら、いろんなアイデアを出して行く。
どこまでその人の事を考え、どこまで自分の思いを込められるか。
舞台や映画のセットの醍醐味が、楽しく、見てる方にも伝わって来た。
これって、建築も同じだなと、考えさせられ、そんな事を見失いがちな自分を反省する。
昼から大阪国際女子マラソンを見る。
途中、14:00前に大和町を出て、外苑前のときの忘れもの「植田実写真展ー空地の絵葉書」(http://www.tokinowasuremono.com/artist-001-tenrankai/index.html)へ。
植田さんが会場にいらして、久しぶりのご挨拶を。
とても色の澄んだ写真だった。
15:40、会場を出て赤坂見附まで歩き、設計事務所仲間の先輩の石井さんの、事務所開設30周年のお祝いの会に。
沢山のクライアント、建設会社、そしていつも忘年会を行う設計事務所仲間が集う、楽しい会だった。
石井さんと昔からの知り合いで、梁山泊で一緒の、大久保鷹さんも来ていて、しばらくぶり。
石井さん、おめでとうございました。
19:00、中締め。
2次会は遠慮して、やはり設計事務所仲間の、奥村君と一緒に帰路につく。
○ 2010/2/1
弁当を詰め、8:00に事務所。
朝は陽が差していたが、曇って来て寒い。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認。
9:30、スタッフが来たので、簡単な指示。
10:00、事務所の掃除。
午後のEMHの上棟式に持って行く、お祝いの酒を買いに、パールセンターの酒屋まで。
12:30過ぎ事務所を出て、吉祥寺のヨドバシカメラで時計の電池替えとバンド取り替えをして、EMHの現場へ。
雨が降り始める。
14:30、クライアント子息がみえ現場案内。
15:00、クライアント夫人と関係者がみえ、地下の打合せ。
16:00クライアントの方々もそろい、上棟式。
棟梁とクライアントご夫妻が四方の柱を清め、その後直合。
途中、3階に上がり、クライアントといくつかの打合せ。
考えて行った最終案で了解を頂く。
18:00前、中締め。
残った人間で、場を小さくし、ストーブの廻りに集まって、さらにお酒等を頂きながら、歓談。
途中から雨が雪に変わる。
20:00、お開き。
ごちそうさまでした。
雪が激しく降って、積もり始めている。
建設会社の方と大工さん達とスタッフで、中華屋に移ってもう一杯。
22:00過ぎにその会もお開き。帰路につく。
記憶に残る、雪の上棟式だった。
○ 2010/2/2
7:30に起きだして、私道の雪かき。
雪はまだ凍っておらず、楽に道筋が出来た。
8:30に事務所。
道路の轍は凍ってしまったところもあり、気をつけないとハンドルをとられる。
I-projectの敷地を見に行く事にしていたが、かなり歩かなくてはならず、この雪で大変だろうので、明日に延期。
昨日に引き続きWMHの現場に行っていたスタッフが戻り、打合せ。
一日事務所。
今日は底冷えする。
2歳馬
コスモバレンシアの08
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。
レッドジグの08
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。
○ 2010/2/3
8:00過ぎに事務所。
9:00に事務所を出て、I-projectの敷地を見に出掛ける。
中央線・総武快速線・内房線と乗り継いで、最後は小湊鉄道。
この小湊鉄道の車両、一両編成のディーゼル車。あまりのキュートさについ写真を撮ってしまう。
単線で、ほのぼのした風景の中を進む。
車内には面白い吊り広告が。
11:40目的地に着き、ゆっくり歩いてI-projectの現地に。
ゆっくり見て回り、14:00現地を出る。
帰りの小湊鉄道の車掌さんは女の子。渋い。
小湊鉄道缶入ドロップ(http://www.kominato.co.jp/train/hanbai/doropu.html)をスタッフのお土産に。
夕方津田沼で千葉在住の友人と落ち合い、久々の一杯。
途中、雪がちらつく。
21:00過ぎにお開き。帰路につく。
居酒屋でもらった節分豆を、大和町で食す。
2歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。15−15ペースへ順調にペースを上げていたものの、31日(日)の調教で左後肢の動きに違和感を生じたため乗り込みを見合わせることになりました。歩かせると左後肢が跛行しており、両後肢にもむくみが見られます。左の後ヒザが原因のようで、消炎剤を使って治療したところ歩様がある程度まで改善していました。もう少し治療を続けながら舎飼いで様子を見てみます。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。先週後半に試し乗りを行ったところ、だいぶ歩様は良くなりましたがまだ若干の違和感があったためGOサインを出しませんでした。引き続きウォーキングマシンによる運動で様子を見て、きのう火曜日に再度試し乗りを行ったところその違和感が解消されていました。あすから坂路でキャンター1300m1本を軽めのハロン20秒程度で乗っていく予定。これからも慎重にペースアップしていきます。
三歩進んで、二歩下がる、だな。
○ 2010/2/4
昨日の遠出で、「聖書の起源」山形孝夫著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092694/)を読了。
旧約と新約を読み不思議に思っていた事の、かなりのバックボーンがわかり、面白かった。
引き続き、明治シリーズに戻る。「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)を読み始める。こりゃ、大変だ。
月曜日と昨日、寒い中ずっと外だったので、なんだか身体の中のエネルギーが切れてしまったようで、身体が温まらない。
少しゆっくり起きて、弁当を詰め、9:30前に事務所。
スタッフが置いていたEMHの図面をチェックし、その後打合せ。
昨日撮って来た写真を取り込み、プリントしようとするも、データが重過ぎてうまく行かない。
手こずって、昼過ぎまでかかってしまう。
14:00、武蔵野大学の3年生が、進路の件で相談に来る。
設計事務所や構造事務所の仕事について話して、その後、スタッフとも話すようにアドバイス。
しばらくスタッフ達と話して帰って行った。
その後、昨日のI-projectの現調をスタッフに報告。
来週の火曜日の午前中に打合せをして、続行か否かを決める事にする。
写真は、昨日遠出した道にあった標識です。深いぞ、千葉県。
○ 2010/2/5
8:00に事務所。
スタッフが置いていたEMHの図面をチェックし、スタッフの机の上に置き、9:00前事務所を出て、SIHへ。
引っ越して2週間弱、建設会社と訪ね、絵を掛ける場所などを決める。
荷物もどうにか片付いた様子。引っ越し疲れにならないとよいが。
すべての位置を決め、11:00過ぎにお暇し、事務所に戻る。
EMHのスタッフ打合せ。
明晩、新宿梁山泊の金さんが出演している「血は立ったまま眠っている」(http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_blood/index.html)を見にいくので、差し入れを買いにうさぎ屋に。
OZONEのプロフィール資料の刷新打合せをスタッフと。
I-projectについて考える。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースでそれぞれ乗り込まれています。日曜日に半マイルから追い切った際、動きに重さを感じたため今週の出走を回避することに。3日(水)に長めから追い切った際も、時計を要す馬場状態とはいえもう少し伸びて欲しかったところ。跨った調教助手は「右にもたれるところがあったし、まだ少し重い。でも前回入厩時の走行フォームの悪さは直っているので、このひと追いでピリッとすると良いね」と述べていました。来週、中京の芝1200mに石橋脩騎手で出走を予定しています。
○ 2010/2/6
8:00過ぎに事務所。
今朝も冷え込んでいる。
OZONEのプロフィール資料用のコメント作成。
10:00、自転車で図書館へ。借りっ放しだった本を返却。
引き続き、OZONEのプロフィール資料作成作業。
I-projectのスケッチ。ひとつのアイデアが出て来た。
17:00前に事務所を出て、シアターコクーンへ。
17:30過ぎ、入り口前でチェ・ミキと落合い劇場へ。
「血は立ったまま眠っている」(http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_blood/index.html)。
寺山修司23才の時の処女戯曲。
金守珍さんと六平直政さんが出演している。
劇場には、シアターワークショップの伊東さんや、岩波書店の樋口さん夫妻も。
18:00開演。途中休憩を挟んで、2時間半の芝居。
長編の詩を集団で読み上げるような戯曲。蜷川さんの演出は、客席をあの手この手で挑発する。でもその挑発も、森田剛君目当ての女性客には届かないか。
カーテンコールではその女性客達は総立ち。蜷川さんも客席から舞台に登場。
終演後、樋口さん夫妻と楽屋の金さんを訪ねる。
何人かの出演者を紹介され、最後には、主演の窪塚さん・森田さんと記念写真。
劇場を出て、麗郷で金さんも交えて一杯。色々な話しを聞く。
22:30過ぎ、お開き。金さんありがとうございました。
渋谷駅で皆と別れ、チェ・ミキと高円寺まで戻り、大将でもう一杯。
0:00過ぎ、大和町に戻る。
○ 2010/2/7
8:00に起きて、「ようこそ先輩」を見て、I-projectのスケッチ。
10:00前、近所の自転車屋さんに寄って、ダメになったランプを取り替えをして、高円寺で買い物。
大和町に戻り、引き続きI-projectのスケッチ。
早飯をして、12:00過ぎに大和町を出て、武蔵野大学へ。
13:00過ぎに到着。
卒業設計の講評会。始まるまでの間、展示してある下級生の模型などを見て回る。
14:00から、講評会開始。
発表者は12人。一人4分の発表に6分の講評や質問。2時間で終わる予定だが、やはり時間が延び、すべての発表が終了したのが、18:00前。
発表・講評・選考すべての終了予定が17:30だったので、既に時間オーバーだが、致し方ない。
18:15から学生達の前で、完全公開の選考。
1回目の投票ではすべての学生に票が入る混戦。
選考を含め、ひととおりの学生に対して、先生方の意見交換をしていたら、20:30過ぎになってしまう。
少ししぼって再度投票。その票から1位と2位が本当に僅差で確定。
その後は順調に決まり、4位までの表彰者が確定したのが、21:00。
各先生方のまとめのコメントがあり、21:20終了。
会場を移し、表彰式とお疲れの懇親会。
長丁場でいろいろ考えたので、ちょっとの酒で頭がぐらぐらして来るが、開放感一杯の学生達との話しは楽しい。
会場に来ていた3年生に、来年楽しみにしてるぞ、と発破をかける。
新宿梁山泊定番の三三七拍子+万歳三唱をここ何度か打ち上げでやっており、恒例になっているので、皆でそれをやって、22:30お開き。
何人かの先生方とタクシーに乗って、吉祥寺で別れる。
設計方法論からアグレッシブに展開して行ったが、具体的な詰めが充分ではなかったグループと、地に脚をつけて丁寧に計画を進めて行ったが全体的に小さくまとまってしまったグループ。そのふたつの間に12人が分布していたが、そこを行き来して統合された作品がなかったのが残念だった。
皆さん本当にお疲れさまでした。
こちらも疲れました。
○ 2010/2/8
8:30に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
週末の写真を取り込み、楽屋での記念写真をみんなに送付。
10:00、清掃後、ONONEプロフィール変更のスタッフ打合せ。
EMHのスタッフ打合せ。
パソコンが重くなって、イライラするくらいに時間がかかり、何度も再起動。
早く写真を整理しないとまずいな、これは。
日報を書いてアップ。
雑用でちょっと出て、I-projectのスケッチ。
○ 2010/2/9
8:00過ぎに事務所。
今日は暖かくなると言っていたが、朝はここ何日かと変わらない。
スタッフが置いて行った、EMHとONONEプロフィール変更の資料のチェック。
10:00スタッフとそれぞれの打合せ。
さらに、I-projectの打ち合わせ。
手伝いなどの体制が整ったら、進める事にする。
学生達に連絡。
13:00前、事務所を出てSIHへ。
残、手直し工事も一段落したので、その確認と暮してみてのいくつかの相談事。
15:30終了。その脚で、新宿の写真ギャラリーいくつかを回る。
サード・ディストリクト・ギャラリー(http://www.3rddg.com/index.html)、フォトグラファーズ・ギャラリー(http://www.pg-web.net/)、そして蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)。
蒼穹舍で写真集と今和次郎の特集が組まれている「グラフィカno.3」(http://www.graficamag.com/grafica.html)を買って、事務所に戻る。
午後から本当に春のように暖かくなってきた。
バタバタとEMHとONONEプロフィール変更の資料の打ち合わせや、AV機器インストーラーのクリオネの来所や、連絡事項。
武蔵野大学の4年生から、先日受験した他大学の院試に合格した、との連絡がある。
卒計途中でエスキスチェックをしたが、提出作品はエネルギーはあったが、それが空回りしたままだったので、講評会では一度も一票を投じなかった。それでも他の先生方が評価してくれて、優秀賞3位に入ったので、ホッとした経緯があるので、良かった。自分の事のように嬉しい。おめでとう。
○ 2010/2/10
8:00に事務所。
スタッフが置いて行った、EMHとONONEプロフィール変更の資料のチェック。
ONONEプロフィール変更の追加文章を書く。
I-projectの検討項目を書き出す。
10:00スタッフと、ONONEプロフィール変更の最終打合せ。
11:00前、EMHのスタッフ打合せとI-projectの確認事項打合せ。
13:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
14:00から定例打合せ。
16:30前終了。スタッフを残して事務所に戻る。
現場はサッシが付き始めたところなので、まだ外と同じ環境。身体が冷えきってしまう。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。左後肢の違和感は後ヒザを痛めたことが原因と思われます。馬房で寝違えてしまったのかもしれませんが、いずれにしてももうしばらくは騎乗を見合わせた方が良いでしょう。歩様には一定の改善が見られ、これを受けてウォーキングマシンによる運動を開始しました。ひとまずは30分ほど歩かせ、問題がなければ60分に延長します。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。試し乗りで左後肢の運びの良化を受け、4日(木)に坂路入りを開始しました。1本の乗り込みから取りかかり、問題がないことを確認してから2本のメニューに増やしています。休みがちで調教がなかなか軌道に乗らず、その間に馬体が緩んでしまいました。目方も545キロまで増えています。今度こそは順調に進んで欲しいもの。
○ 2010/2/11
8:30過ぎに事務所。
曇りでどんよりしている。夜は雪が降るという予想。
昨晩テレビで石川議員民主党離党とのニュースを見た。
いま読んでいる「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)。
現代にはあまり関係ないかと思っていたが、このニュースを見て、いつの世でもある事なのだと認識。
忠誠と反逆はすぐに反転してしまう。
I-projectのスケッチ。うーん、難しい。考えれば考える程、どつぼにはまって行くようだ。
13:00、応援をお願いした武蔵野大学の卒業生と4年生が来所。
始めにI-projectの概要を説明。
13:30からスタッフ二人も加わりブレスト。
あれやこれや可能性を話し合う中で、ひとつの方向性が見つかり、その方針で詰めて行く事を決める。
大まかなスケジュールと分担、資料をコピーしたりして、15:00過ぎ終了。
今日のブレストをスケッチにまとめ、スタッフへ説明。
マイネアルデュール、13日中京8R出走確定。昨年9月から5ヶ月ぶり。
○ 2010/2/12
8:00前に事務所。
僅かにだが、冷たい雨が降っている。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
I-projectに付いて確認事項。
机廻りを少し整理。
I-projectの資料を読み込み、コンセプトメイク作業。
16:00過ぎ、事務所を出て渋谷区役所へ。
昨年末、鳥越さんの研究室で行なったイベント「SCAPE WORKS 百軒店」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)。
そのオープンエアーディスカッションに参加させて頂いた。
イベント後のブレストに、小劇場の勉強会のメインメンバーも参加しており、今日は渋谷区のまちづくり課の方や、百軒店の商店会長、その他の方々との、イベントの報告と情報交換会。
勉強会からは伊東さん、鹿野さん、小池さんが参加。
17:00から準備が整うまで、初顔合わせの方々と自己紹介。
引き続き、イベントの様子を画像にまとめたものを見て、お店が始まるので退席する商店会長の話しがあって、ブレストに移る。
イベントの企画をした学生の一人が司会をして、話し合い。
最初は固い雰囲気だったが、話しが進むうちに、それぞれの思惑も徐々に判ってきて、いろんなアイデアが出て来る。
これからも、堅い会ではなく、面白いことをやりたいという思いで、気軽な会合を持って行こうという話しになる。
勉強会もその会合の一環をになうことに。
区の方々も、引き続き今後もいろいろ協力頂けるようになった。
22:00前終了。
勉強会のメンバーと近くの中華料理店に行って、感想を話し合う。
21:30お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、13日(土)、中京8R・芝1200mに出走します。今週の追い切りは単走で終い重点。ラストだけ気合をつけて脚を伸ばす内容でした。上がってきた際には少し息遣いが荒く感じられましたが、この1本で変わってくることでしょう。助手は「前回の在厩時は背中の感触があまり良くなかったが、今回は調子がいい頃の感じに戻って帰厩してきた。結果を出してくれることを期待したい」と語っていました。初めての中京コースでどんなレースを見せてくれるでしょうか。
○ 2010/2/13
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHとI-project、ONONEプロフィール変更の資料の図面をチェック。
9:00過ぎに事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ行って、馬主会の桐山の分を含め、アルデュールの馬券を買って、トンボ帰り。
引き続きI-projectのスケッチ。
11:00、スタッフと打合せ。ONONEプロフィール変更の資料の最終修正の指示とI-projectについて。
13:40発送の中京の8Rをラジオで聞こうと、大和町からAMが入りやすいラジオを持ってきたのだが、ラジオ日本では中京の実況はやっていない。トホホ。
14:00前、JRAのホームページを確認したら、アルデュールはなんと1着。
久しぶりの出走と勝利に大喜び、馬主会の桐山にメールを送る。レース見たかったな。
15:00前、事務所を出て日暮里のサニーホールへ。
OM-2「作品No.7」(http://www.om-2.net/)構成・演出 真壁茂夫。
16:00、会場で本日も一緒の、伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
会場のサニーホールはシティホテルの中にある劇場で、そう言う劇場によくあることだが、ロビーが今一。だが、タッパも高く、立派な劇場だ。
16:30から10分押して開演。
ダンスでもなく、芝居でもなく、パフォーマンスというのが一番通じやすいか。
後半、ドラムのグループ演奏や声に依る表現があり、多様な表現が詰め込まれている。
その垣根のなさが、ピナ・バウシュを思い起こさせる。
始めて拝見したので、果たして、と心配だったが、その多様性がかなりつぼにはまった。
18:10終演。
4人ですぐそばの韓国居酒屋で一杯。
22:30お開き。
マイネアルデュール
石橋脩騎手「跨ったのは初めてだが、何度も一緒に走ったりしていてある程度は特徴を掴んでいたつもり。陣営のアドバイスもあったしイメージ通りの競馬ができた。ありがとうございました」
○ 2010/2/14
8:00過ぎに起きて、最近はまっている「ようこそ先輩」を見ようと、TVをつけたが、そうか今日はオリンピックか。
修理が終わって届いたスタンドの梱包をとくも、梱包の仕方が万全ではなかったようで、新たな部分が壊れている。
写真を撮って、梱包し直す。
米をといで水につけ、洗濯機に洗濯物を放り込みスイッチを入れ、9:00事務所に。
スタッフが置いて行ったI-projectの図面を確認し、コピーを取って、阿佐ヶ谷で買い物をして大和町に戻る。
I-projectのスケッチ。
スタッフがまとめていった案が、現在までの諸々が統合された案になっているので、それらの詳細をスケッチ。
午後、高円寺に買い物に。
今日は久しぶりに、陽が差して寒さもちょっと緩んだ。
その前後、断続的にI-projectのスケッチ。
○ 2010/2/15
7:00過ぎに事務所。
曇りで寒い。
昨日のI-projectのスケッチを色付けしたり再度確認。
EMHの図面チェック。
9:00前、武蔵野大学の4年生でI-projectの応援をしてくれている学生から、図面データが届く。
溜まっていた日報をアップ。
10:00清掃後、スタッフとI-projectの打ち合わせ。
引き続き、EMHのスタッフ打合せ。
方針を決め、図面化作業とボリューム模型作製準備。
14:00過ぎ、既存建物と敷地模型を作ってきてくれた武蔵野大学の卒業生来所。
模型の追加修正作業を確認し、引き続き事務所で作業をしてもらう。
文章作成とたたき台レイアウト作成などの作業。
○ 2010/2/16
7:00に事務所。
今朝も少し雨が降っていて寒い。
スタッフが置いて行ったI-projectの図面とEMHの図面をチェック。
I-projectのスケッチを続ける。
10:00スタッフが来たのでI-projectの打合せ。武蔵野大学の応援の4年生も加えて。
さらに方針を詰めて、スケジュールや分担の確認をして、それぞれ作業に。
引き続き、EMHの打合せ。
合間に雑務。
午後はひたすら、I-projectの文章作成作業。
夕方一段落。
その後も、I-projectのスケッチ。
2歳馬
コスモバレンシアの08
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。父の仔にしては身体が緩く、即座に加速でいない反面、スピードに乗ってからの動きはなかなか軽快。パワフルとはいえませんが、ここにきて非力な印象が薄れてきています。馬体に幅が出てくればさらに力強くなるでしょう。先日の計量では1ヶ月前から増減なしの420キロでした。
レッドジグの08
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間に宮本師が来場し、調教を見学。しっかりした走りを見て納得していました。その際にゲートで扉を開閉しての駐立の練習も見てもらい、特に変な癖がないことも確認してもらっています。育成主任は「脚さばきは硬めだが、スピードは水準級には達している」と評価。馬体重は484キロでした。
○ 2010/2/17
今朝も7:00に事務所。
曇り。
スタッフが置いて行ったI-projectの模型写真が、なかなか良く撮れている。
同じく、平面図をチェックし、赤を入れる。
今朝起き抜けに考えたコメントを組み込み、文章の推敲をして行く。
実績などの提出部資料作り。
ついでに、経歴書の更新作業。
夕方遅く、現在の状態でプリントアウトして、レイアウトを確認。
いろいろ検討して、後をスタッフと応援の武蔵野大学の卒業生にまかせ、事務所を出る。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。角馬場での試し乗りで左後肢の違和感がないことを確認し、先週から坂路でキャンター1300m1本の運動を再開しています。現在はダクで体をほぐしてから、ハロン20秒程度の軽めで駆け上がるメニューです。スタッフは「稽古には前向きなタイプなので、抑えるのに苦労している」とコメントしていました。その後も後肢の感じは悪くなく、今週中にはハロン17秒にペースを上げたいと考えています。馬体重は515キロ。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間から2本ともハロン17秒ペースへ。まだ全体的な動きが硬く、1本目ではゴツゴツしていますが、2本目に入ると体がほぐれてまずまずの動きを見せます。左後肢は調教を再開してからも特に変わりません。焦らずに進めて良化を待ちます。馬体重は先週と同じ545キロでした。
○ 2010/2/18
5:00に事務所。
雪が降り始めている。
徹夜のスタッフと応援の武蔵野大学の卒業生に夜加わった武蔵野大学の4年生が、提出図面をカラーでプリントアウトし始めていた。
プリントアウトしたものを見て、全員で修正箇所を確認し、各自修正に入る。
学校に行かなくてはならない、武蔵野大学の4年生は本降りの雪の中を帰って行った。
説明文の修正作業。
8:00過ぎ、完了したものをスタッフに渡し、図面に反映してもらうよう指示。
後は、各自の修正終了を待つのみ。
溜まっていた日報をアップ。
少しずつ片付けを始める。
昼前に雪はやみ、午後には晴れて、久しぶりに暖かくなってきた。
12:00過ぎに、再度プリントアウトして、確認。
最終修正作業をして、15:00前から最終プリントアウト。
スタッフに任せ特にやることはないが、なんだか落ち着かない。小物だな。
昨日から徹夜で手伝ってくれた、武蔵野大学の卒業生と4年生がいなければ、完了しなく、途中挫折していただろう。
お疲れさまでした。助かりました。本当にありがとうございました。
最終作業に入ったところで、16:30過ぎ事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ向かう。
17:00に稽古場につくも、「少女都市からの呼び声」(作・唐十郎)ソウル公演の稽古中で、しばらくそちらを見る。
「少女都市からの呼び声」は昔出演したこともあり、懐かしく、ちょっと見ただけでもその戯曲の素晴しさが伝わって来る。
18:00稽古も一段落し、金さん、宇野さん、野村さん、舞台監督の丸山さんと、「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作・寺山修司http://project-nyx.com/)のセットの打合せ。
19:30過ぎから途中止めながらの通しの稽古を見て、再度役者も含めて、稽古場で諸々のアイデアだし。
23:00前に稽古場を出る。
○ 2010/2/19
さすがにホッとして、9:30事務所。
10:00に来たスタッフに、昨日の発送無事完了の確認。
10:30、住宅の設計候補者何人かと面談してらっしゃるという女性の方が来所。様々な質問を受け、こちらの考えを話す。
自分で会社をやってらっしゃる方なので、設計事務所との関わり方についてもとても暖かい見方をしてくれ、ありがたい方だった。
ご一緒に仕事ができればよいが、こればかりはご縁なので。
11:30、終了。
午後、久しぶりに中杉通りの古書店・銀星舍へ。
昨晩もらってきた「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作・寺山修司http://project-nyx.com/)のポスターとチラシを持って張ってもらうお願いに。
以前ご主人に勧めた、パット・メセニーの「Beyond the Missouri Sky」( http://www.amazon.co.jp/ミズーリの空高く-チャーリー・ヘイデン-パット・メセニー/dp/B00005FK5I/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1266570993&sr=8-2)が店内に流れており、ギターや芝居についてひとしきり話しをして、事務所に戻る。
ホッとしたのと、疲れから、今日はバテバテ。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、13日(土)に中京で出走して嬉しい3勝目を飾りました。年齢を経てずぶくなっているのか以前ほど前には行けませんでしたが、ハイペースと適度に力の要る馬場が幸い。ロスを最小限に4コーナーで外に出して鋭く差してきました。このクラスはいつでも勝てる力はあっただけに、立て直した結果が出てホッとしています。レース後も順調で、この中間には松岡騎手が跨がって角馬場で体をほぐしていました。使った後の硬さも残らず、良い状態で次走にも向かえそうです。その次走は中山3週目の房総特別か、同じ週の中京・知立特別のいずれかが有力。
○ 2010/2/20
8:00に事務所。
今朝はよい天気。
徹夜はしなかったので、疲れはとれた。
事務所で雑務等諸々。
パソコンを軽くしようと、写真をCDに焼いて、捨てるも時間がかかり、はかどらず。
13:00、事務所を出てEMHの現場へ。
建設会社の担当者、スタッフと今後の予定の確認。
来週から大きく様変わりしてきそうな工事が行なわれるので、後半になるとずいぶん様相がわかるようになってきそうだ。
14:00前現場を出て、新宿で買い物をして、事務所に戻り、メールなどを確認して、大和町に戻る。
17:00過ぎ、中学の同級生で、西荻でリフォームの工事などを行なっている、松岡君が来てくれる。
お隣の入り口を自転車が置けるように改修したい、との相談を受けていたので。
小一時間話して、内容を決めて、18:00終了。
このようなことをお願い出来る友人が、そばにいることはとても心強い。
○ 2010/2/21
8:00に起き出す。
テーブル廻りの片付け。
「血は立ったまま眠っている」に出演していた、寺島しのぶさんが、若松孝二監督の「キャタピラー」で、ベルリン映画祭の主演女優賞を受賞、とのニュースを知る。素晴しい。
10:00、高円寺に買い物に行く。
昼過ぎには、鷺ノ宮方面の魚屋さんに。久しぶり。
午後、ゆっくり出来るので、こちらも久しぶりで、ひじきとカボチャを煮る。
すごい量になってしまった。
○ 2010/2/22
昨晩チェ・ミキが準備してくれたものを弁当に詰め、8:00に事務所。
曇りで寒い。
スタッフが置いて行ったEMHの資料チェック。
最近、新しいメールが、迷惑メールとしてはじかれてしまうので、設定の確認。
プリフィールまとめをこの機会にやってしまおうと、資料の確認。
10:00スタッフが来たので、清掃して、EMHの打合せ。
昼前、陽が差して暖かくなってきた。
午後は銀行行きや雑務。
日報を書いてアップ。
17:00、事務所を出て、とある用事で渋谷へ。
(「上海バンスキング」のゲネへ。シアターワークショップの小池さんから、ゲネを見たことは公開しないように言われたので、明日の初日以降に書くことに。)
○ 2010/2/23
昨晩遅かったので、少しゆっくり9:00に事務所。
今日の打ち合わせの資料の準備。
10:00過ぎ、事務所を出てEMHの現場へ。
11:00からクライアントご夫妻に、フローリングや仕上げ材の確認をしていただく。
その後、キッチンの話しを夫人として、夫人が現場を出られた後、ご主人と現場内を回っていくつか確認事項。
12:00過ぎ終了。
12:30、スタッフと現場を出て、先日面談した方の敷地を拝見しに移動。
現地調査をして、駅でスタッフと別れ、現在のお住いに伺う。
14:00過ぎから、ご要望を伺い、現在のお住いを拝見する。
お話をして、現在のお住いを拝見して、大きなヒントを頂く。
今後の予定を確認し、15:00過ぎ終了。
その脚で、RAT HOLE GALLERY「MIWA YANAGI”ullaby”」(http://www.ratholegallery.com/)へ。
10分くらいの映像。どこかのインタビューで言っていた、「田園に死す」のラストシーンの屋台崩しに影響を受けた、ということはこういうことか。
16:00過ぎ、事務所に戻る。
○ 2010/2/24
弁当を詰め、8:00に事務所。
チェ・ミキの協力もあり、弁当持参は飛び飛びながらも継続中。
昨日の現地調査などの写真を整理してプリント。
10:00、スタッフとSIHの竣工図と事務所のポートフォリオ更新の打合せ。
午後、昨日の現地調査と要望や諸々をスタッフに伝達。
その後、「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作・寺山修司http://project-nyx.com/)のセットの図面作成。
18:00過ぎ完成。
関係者へメール送信。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。角馬場でダクを踏み、身体をほぐしてから坂路1本を駆け上がっています。体力的に問題ないことから、近日中にも乗り込み量を2本に増やす予定です。全身を使った大きなフットワーク。動きの硬さはキャンター中は特に気になりません。行きたがるところをなだめながら調教しています。先日の計量では1週前から1キロ増の516キロでした。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週の半ば以降は降雪の影響で馬場状態が思わしくなく、ペースダウンせざるを得ない状況でした。その影響もあり、まだ身体が重く(550キロ)、ピリッとした動きに欠けます。スタッフは「今週に入ってからは天気が良いし、暖かい。脚元に気をつけながら、この機にしっかり絞っていきたい」と話していました。次走についてはもう少し状態が上向いてから師と相談します。
○ 2010/2/25
8:00に事務所。
自転車で来るのに、手袋をしなくても、ちょっと手が冷たいくらいですむ陽気になってきた。
ポートフォリオを更新しているので、過去の竣工写真のポジをデータ化したもののありか探し。
日頃の整理が悪いと、なかなか見つからない。
11:30過ぎ、事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
13:00から、夫人と現在のキッチンを元に、新しいキッチンの確認。
その他の家具についても打合せ。
15:00終了。実りの多い打合せだった。
その脚で現場に寄って、事務所に戻る。
現場は外階段の型枠ばらし中。
木造部分にラスが張られ、ボリューム感が現われてきた。
17:00、昨年まで武蔵野大学の職員だった中島さんが来所。
ホームページの改訂について相談。
現在のホームページは、7年前に友人が作ってくれたもので、よく出来ているのだが、htmlで組まれているので、日報以外自分で更新出来ない。
その友人も何年か前から地方に移り、別の仕事を始めて忙しそうなので、自分で更新出来るように改訂する作業を、中島さんに相談中。
18:30前終了。
○ 2010/2/26
8:00過ぎに事務所。
今朝も暖かい。
花粉か、昨日くらいから、鼻がムズムズし、くしゃみが出始めた。
10:00スタッフにEMHで気がついたことの指示。
THHのスケッチを始める。
午後、雨がひどくならないうちに図書館へ行き、その脚でレニューアルした街道、その名もギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
入り口が大きく変わり、展示壁面も、淡いピンクとベージュになり、ずいぶん印象が違う。
由古堂のユウコさんと少し話しをして、事務所に戻る。
ホームページの改訂について中島さんと電話連絡し、いくつかのパソコン操作。
15:30、以前お世話になった建設会社の営業の方が、久しぶりに来所。
色々と話す。60才になり、今年の8月で定年退職とのこと。
それ程歳の離れた方ではない、と思っていたが、もうそう言う歳になりつつあるのだな.
溜まっていた日報をアップし、引き続き、THHのスケッチ。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれ、ほぼ毎日2本駆け上がっています。前走後も飼い食いが良く、活気もあって健康そう。身のこなしに異状もなく、先週末には早速、通常の調教メニューに戻しています。暖かな日が続いた影響もあるのか、ここにきて冬毛が抜けてきました。いまのところペースアップは来週からの予定。次走は中京2週目の知立特別・芝1200m(石橋脩騎手)が本線です。
○ 2010/2/27
8:00に事務所。
弱い雨が昨晩から降り続いている。
9:00前にスタッフから電話があり、EMHの現場での、左官仕上げの打合せは雨で月曜へ延期になった。
THHのスケッチを集中的に。
昨晩はまだ茫漠としたものだったが、少しずつ何かが見えて来る。
あぶり出しのようにゆっくりとかすかに、ただ慌てると焦げてしまう。
14:00過ぎ事務所を出て、初台へ。
WAKO WORKS OF ART(http://www.wako-art.jp/top.php)のゲルハルト・リヒター「New Overpainted Photographs」へ。
写真の上に油彩された作品が並ぶ。この作業は毎日行なわれているらしく、日付の連作が並ぶ。
見ることの幸せを感じる、美しさがある。
瀧口修造のデカルコマニーにも共通する美しさ。
若い人達が次々訪れて来てきたのが印象的だった。
次に、東京オペラシティアートギャラリーへ。
「エレメント」構造デザイナー セシル・バルモントの世界(http://www.operacity.jp/ag/exh114/)。
こちらも結構な数のお客さんが来ている。やはり若い人が多いか。
世界的に有名な構造デザイナーの展覧会。
題名の「エレメント」通り、要素の集積から作られた空間の基本となるコンセプトや、実際にX字方のアルミプレートとチェーンの組み合わせに依って、無限に構成出来る空間が展示されている。
16:00から、ギャライートークだったのでそれに合わせて早めに行ったが、16:00前に一通り見てしまい、16:00から始まったギャラリートークの参加者も多く、その人数で会場を回りながらの説明で、一時間以上かかるとのことだったで、しばらく聞いて次に向かう。
会場で武蔵野大学の卒業生と偶然出会う。
銀座に向かい、BLD GALLERYで宮島達男「その人としそう」展(http://bld-gallery.jp/exhibition/100204miyajimatatsuo.html)。
芸大入学時から、88年のヴェネチア・ビエンナーレの展示までの、記録写真で構成された展覧会。
トレードマークとなっている、発光ダイオードが現われるまでの興味深い記録で、とても面白かった。
その後、丸ビルマで歩き、「アーキニアリング・デザイン展」(http://www.tokyo-event.jp/details/10092728.html)。
面白い企画なのだが、巡回に依って壊れた模型が修繕されていなかったり、会場には特別な照明もなく、到着した夕方には展示場所が、薄暗くなっていて見にくく、可哀想だった。
真ん中に、フラーのコーナーがあり、いくつかのドームの模型が展示されていた。
先ほど見てきたセシル・バルモンドと同じ世界なのだが、いろんな意味でフラーの方が大きさを感じた。
宇宙的な思考がフラーには感じられるからなのか。
ともかく、同じ日に見なければ気がつかなかった印象なのだろう。
18:00過ぎに、事務所に戻る。
インターネットのニュースに、チャンバラトリオの南方英二さんの訃報があった。
そう言えば最近テレビで見てなかったな。
東では東京コミックショウ、西ではチャンバラが何故か好きだった。
両方とももう見ることは出来ないのだな。ご冥福を祈る。
○ 2010/2/28
8:00に起き出す。
結構な本降り。
来週も雨がの日が多いらしい。菜種梅雨のような気候と言っていた。
10:00に大和町を出て、早稲田大学の大隈講堂(http://www.waseda.jp/cac/ookuma.html)へ。
今日は大隈講堂で、建築学科の「2009年度優秀卒業計画/修士計画/修士論文・公開講評会」があり、その前午前中に、「大隈講堂見学ツアー」があり、予約している。
シアターワークショップの伊東さんも参加で、既に会場に。
研究室の先輩も一人みえていた。
11:00、今日のツアーの講師で、大学院時代の恩師、中川武教授が会場にみえ、ご挨拶を。
先ず雨の中外に出て、配置の意味や、ファサードについて説明がある。
その後、中に入り普段は入れないところまで入り、説明がある。
2007年に国の重要文化財に指定され、改修が行なわれた。
舞台上では、中川先生から指名があり、舞台機構の改修に関わった伊東さんが説明。
地下の楽屋では、一級建築士なので「一休」という名で役者をやっている人です、とこちらまで紹介される。
中川先生ありがとうございました。
125尺の時計塔にも上がり、さらに梯子で鐘楼まで上がると言う滅多に出来ない経験ができた。
この鐘楼と大隈銅像と理工学部の51号館が同じ軸線上に並ぶことが、よく分かる。
中川先生の、早稲田建築の歴史を基本にする、大隈講堂のついてのレクチャーは、「近代的な折衷主義」という言葉により、やっと今になってその意義を確認すると言う、どうしようもない卒業生にとって、大変有意義なレクチャーだった。
12:00終了の予定が12:30までになり、すぐその後13:00から、優秀卒業設計の公開講評会。
13:00前には鹿野さんと小池さんも到着。
早稲田の建築学科は一学年200人くらいの学生がいる。
何年か前から、卒業設計は違う分野の研究室に属する学生3人が一チームになって、制作することなっている。
それでも、60チーム以上なのだが、学内の講評会でしぼられた14チームが、晴れて今日発表する。
その14チームの中に、昨年の建築会館のイベントで活躍した、3人がそれぞれ別のチームで選ばれているので、応援に駆けつけたのだ。
一チーム4分、4・5チーム一組で発表し、その後先生方の講評。
予定は15:00前終了だったが、結局、15:30過ぎにすべて終了。
4分間の発表だけでは、やはり何もわからず、鹿野さんと運び出される模型を見ていたら、小劇場の勉強会の発表した学生も出て来て、詳しい説明をしてもらう。
3人一組なので、感性的・私的なテーマが出にくく、社会的なテーマが多くなるようだ。
皆真っ向からその社会的テーマに取り組んでいて、感心したが、その取り扱い方が素直すぎるようにも感じられたことを話し、帰路につく。
お疲れさまでした。
高田馬場で、鹿野さんと別れ、高円寺で買い物をして大和町に戻る。
写真はレクチャー中の中川先生。
日報に書くのを忘れていたが、「上海バンスキング」作:斎藤憐・演出:串田和美(http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_bansking.html)を初めて見た。
途中休憩を挟んで、3時間半の大作。
六本木の小さな劇場から生まれた作品なので、もっと小振りな作品だと、勝手に思い込んでいたが。
成瀬巳喜男の「浮雲」のような切ない作品。
とにかく、吉田日出子さんが素晴しい。あの声を授かったことが、才能なのだろう。
それだけに、六本木のオンシアター自由劇場時代に見ておきたかった。遅きに失したか。いや、いま見ておかないと、さらに遅きに失することになるだろう。
劇場を出たのがすでに22:30過ぎで迷ったが、気分が高揚して、すぐに帰路につく気にならず、一緒に見たメンバーの鹿野さんと小池さんと、ちょっと行こうと駅近くの居酒屋へ。
鹿野さんは昔のも見ている。「バンスキング」や芝居の話しであっという間に23:30過ぎ、お開き。
大和町に戻ってからも、なんだか高揚して、また一人で一杯。
テーブルに寝そうになっていたので、慌ててベットへ、というようなことがあった。
○ 2010/3/1
8:00に事務所。
チリの地震で太平洋側沿岸に津波が来ている。
海で繋がっていることを改めて感じる。(チリの被災者はそんなのんきなことことを感じている場合ではないだろうが。)
土日の移動で、「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)の、表題論文をどうにか読了。
「組織への忠誠と原理への忠誠」や「主体と他者」の理解、全く消化不良だが、次の「幕末における視座の変革-佐久間象山の場合-」が、講演記録なので読みやすく、先の「忠誠と反逆」の論文で言われていたことが、少しずつ消化出来て来るように感じるのは、単なる勘違いであろうか。
土日の長い日報を書いてアップ。
10:00スタッフが来たので、清掃。
12:00、事務所を出てEMHの現場に。
左官屋さんと作ってもらった仕上げのサンプルを見ながら打合せ。
地下ではセルフビルドの一部施工が始まっている。
14:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
THHのエスキス。
○ 2010/3/2
8:00に事務所。
どうにか雨は持っている。
EMHの連絡事項など。
ポートフォリオの更新の写真選び。
EMHのスタッフ打合せ。
昼をまたいで、建築家賠償責任保険の更新、確定申告書類作成、土建組合の定期健康診断の予約など、気になっていた雑務をすべて完了。
後は、振込や書類提出、検診に行くのみだ。
THHのスケッチに移る。
先月日報にI-Projectと記していた案件は、千葉の市原市の施設のリノベーションのオープンコンペ(http://www.ichihara-art.jp/)
だった。
オープンコンペとは、一級建築士事務所なら誰でも参加出来る設計競技会。一等になると実際に設計が出来る。
コンペ参加者の資格として、公共の建築何千㎡以上の設計実績がある者、という縛りがあるコンペが多いが、たまに完全なオープンコンペがある。
先月末に1次審査があって、今月初め1次審査結果発表だった。
昨日1次審査通過者が発表になったが、残念ながら通過出来なかった。
ここ何年か参加出来るオープンコンペには積極的に参加するようにしている。
事務所には負担になるが、住宅以外の建築を、リアリティを持って考える良いチャンスだと思っている。
一等案をはじめとする他の案と、自分たちの案を比べる楽しさもある。
今回は残念だったが、手伝ってくれた武蔵野大学の卒業生と4年生、お疲れさまでした。打ち上げで盛り上がろう。
そして今日はもうひとつ知らせが。
旭化成で同期だったK君が今日突然亡くなった、との知らせを桐山が知らせてくれた。
配属された部署も近く、退社するまで仲良くしてもらった。
くも膜下出血だったとのこと。
まだ52歳。残念だ。
ご冥福を祈る。
○ 2010/3/3
8:00に事務所。
昨日、K君が亡くなったという知らせに、なんだかまだ実感が湧かない。
これまで同級生など同年代で何人かが、既に亡くなっている。
幾人かは、癌で、闘病の末に亡くなった。
何度かお見舞に行き、その時間を少しばかり共有していたので、亡くなったという実感はあり、時々強く思い出される。
だが、突然亡くなってしまった何人かは、あっという間にいなくなったので、いまだにどこかで元気にしているように感じてしまう。
そして同窓会などで、同級生と彼のことを話す時、ああ亡くなっていたのだった、と思い出す。
そんなとき、命の儚さを感じる。
昨晩から今朝は、そんな状態にいる。
9:00前陽が差してきた。
THHのスケッチを続ける。
するとTHHのクライアントから、提案予定はなかったことに、というファックが届く。
その直後に電話もかかってきたが、同じ内容。
あまりに突然なことで、電話を切った後であれこれ思う。
元々幾人かにあたっているという話しだったので、縁がなかったということか。
突然現われて、嵐のように去っていかれた。
10:00スタッフが来たので、この件を報告。
今日の午後、ここまで各自が考えてきた案を、ミーティングしようということにしてあったので、せっかくなので昼一でブレスト。
第1次の基本案としては面白そうなたたき台が出来上がっていたが。まあ仕方がない。
提案のためにペースを落としていた、ポートフォリオ更新に移る。
新たな写真の選択。
15:00前、香典用に両替に銀行に。薄墨のペンも買って来る。
18:00、事務所を出て、一度大和町に寄って、ジャケットなどに着替え、上高田の天徳院へ。
18:40、天徳院前で桐山と落ち合う。
昨日亡くなったK君の通夜。旭化成時代の幾人かの知り合いに挨拶。
焼香をすませ、お清めの席に行くと同期入社の仲間が沢山いる。
今年で入社30年、ということは、3年勤めて退社したので、27年振りに合う連中ばかり。
懐かしく、ありがたいことに皆思い出してくれる。
K君とは、27年振りの思わぬ再会になってしまった。
急に亡くなってしまったと思っていたが、くも膜下で倒れたのが17日で、意識はなかったがな、ずっと闘病していたとのこと。
しばらく同期といろんな話しをして、式場に降りて行って、K君の顔を拝見してお別れをする。
桐山ともう一人の同期と、駅へ向かう途中の居酒屋でもう一杯やっていたら、他の同期も沢山入ってきて、さらに話しが弾み、23:30お開きに。
K君のおかげで、本当に懐かしいみんなに会うことが出来た。
ありがとう。
ご冥福を祈ります。
しかし、色々な思わぬことがあった一日だった。
2歳馬
コスモバレンシアの08
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。日々の稽古で状態には良化がうかがえるものの、425キロの馬体重が示すように体に幅がなく、見た目にひ弱なイメージは以前と同じです。その状況でも良いスピードを見せているだけに、余計体が伴ってくればと感じてしまいます。体力的には決して他馬に劣っておらず、同じ調教を課してもへこたれません。馬体の成長が期待される1頭です。
レッドジグの08
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。以前から濃厚飼料を減らし、オイルを多めにしていますが、この中間は久しぶりにすくみが散見されました。前肢の運びが硬くなる程度です。跛行や膠着は見られません。乗り込み量もきちんと確保できています。馬体重にほとんど変化はなく、先日の計量では485キロでした。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間からペースアップを開始。坂路でのキャンターを2本に増やして乗り込まれています。現在は2本ともハロン17秒ペース。ようやく軌道に乗った印象で、跳びが大きく伸びのあるフットワークで駆け上がっています。体調も良く、順調に良化中といったところ。今週中には軽い追い切りも始めたいと考えています。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間はハロン17秒ペースを主体に、2本目のラスト2ハロンを15−15まで強めるメニュー。後肢は徐々に良化してきました。ただ見た目にも明らかに体が太く、これからウォーキングマシンでの時間を長くしたり、坂路に入る前に長めにダクを踏むなどの工夫をして絞っていきたい考え。体が引き締まればもっとピリッとした動きができるようになるでしょう。
○ 2010/3/4
8:30に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェックして、9:00過ぎに事務所を出てEMHの現場へ。
工期が厳しいので、昨日今日搬入されるものを確認しに。
トップライトのガラスに間違えがあったり、今日搬入予定の枠材が入ってきてないので、建築会社の担当者に電話する。
メインのトップライトは良い感じで出来上がっていた。
11:00前に現場を出て、事務所に戻る。
午後もEMHの図面をチェックしたり、スタッフと打ち合わせたり、スケジュールについて連絡事項いくつか。
17:00事務所を出て、大和町で雨具をピックアップして、新宿梁山泊の稽古場へ。
18:00から、金さん、宇野さん、野村さん、舞台監督の丸山さんと「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)のセット打合せ。
前回の打合せから図面化したものの確認と修正など。
19:00過ぎ終了。
稽古場で舞台監督とさらに確認事項打合せ。
20:00から通し稽古を見て、いくつかの打合せを行ない、22:30過ぎ稽古場を出る。
金さんの「血は立ったまま眠っている」の出演や、8日出発21日戻りの梁山泊の「少女都市からの呼び声」韓国公演などがあり、飛び飛びの稽古と打ち合わせスケジュールになっている。
「少女都市からの呼び声」は何度も再演していて、今回は装置関係は現地調達なので、劇団にお任せ。
○ 2010/3/5
よい天気。雨で洗われたのか、空気がキラキラしている。
春に一歩近づいたように感じる朝。
8:30に事務所。
残工事の完了確認に伺う日時の件で、WMHのクライアントに連絡。
取引していた会社が民事再生法の申請をし、午後説明会で、まいったとのこと。
バタバタしており、改めて連絡することに。
なんだか最近、いろんなことが起こる。
昨年の我々のオープンハウスにお出でいただき、話してみたら知り合いの知り合いだった鈴木さんから、今度の日曜日にすごくご近所でのオープンハウスの案内を頂いたが、日曜日は梁山泊の「少女都市からの呼び声」韓国公演の最後のゲネを見に行くので、参加出来ない。
そこでダメ元で、電話をして、今日明日で拝見出来ないか、とお願いしたら、大丈夫とのことなので、午後自転車で出掛ける。
現場には鈴木さんと一緒にやっている、藤岡さんがいらっしゃり、初めてお会いしたのだが現場指示最中にも関わらず、建物内を案内してくれた。
普通の配置に対して、45度に振った平面を持つ3世代の住宅。
コンパクトに、丁寧に納まっているが、この振った効果がよく出ている。
先ず日当りが良くなり、廻りの空隙をうまく取り込み、世代間の視線かくしにも貢献し、コンパクトながら方向感覚がなくなり、実際より広く感じられる。
帰り際に、名刺を渡し少し話したら、さらに知り合いの知り合いで、結局、ひとつの円環を閉じてしまった。
帰りに、図書館に寄ってリクエストの本をピックアップ。
花粉のせいか、目が腫れぼったい。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。引き続き坂路2本のメニューを順調に消化。追い日となる3日(水)は坂路を1本68.3秒で駆け上がったあとにウッドコースで68.2秒をマークしました。通常はコースをキャンターで半周以上した後から徐々に加速してからタイムを計測しますが、同馬は行きたがる面を見せるため、いきなり加速してタイムを計っています。次走は中京2週目の知立特別・芝1200mの予定で、週末、来週と追ってレースに臨みます。
○ 2010/3/6
昨日とは打って変わって、霧雨。
8:30前事務所。
昨日の暖気が朝は残っていたが、時間がたつに連れて冷えてきた。
スタッフが置いて行ったEMHの金物図をチェック。
ポートフォリオの更新の文章書き。
13:00から、スタッフと建設会社の担当者と家具とキッチン業者さんとの打ち合わせ。
スケジュールの確認も含め、16:30前終了。
17:30過ぎ、事務所を出て、西荻窪へ。
改札でラジオ88(http://members.jcom.home.ne.jp/radio88/)の渡辺さん達と落合う。
ラジオ88は善福寺周辺で活動しているミニFM。
鳥越さんから紹介され、昨年の公開放送で鳥越さんとトークをした。
その時に、スタジオ・劇場・カフェなど、何にでも使える小さな移動空間が出来たら、との話しがあった。
もしかすると、今年の秋の善福寺公演のイベントで、実際に何か出来るかもしれないので、まだ漠然としているが、アイデアを一緒に考えられれば、ということで会って話すことになった。
とは言え堅苦しくなく、懇親会のブレスト。
西荻の駅から歩いてしばらくのお店へ。
着いたお店は、昨年の荻窪中学の同窓会の幹事会の反省会をおこなったお店。
急な階段を上がった2階に、ひとつだけ個室があり、ゆっくり話しの出来る良いスペース。
ラジオ88のメンバーと渡辺さんの息子さん二人(彼らもメンバーか)、8人。
最初は様々な話題が飛び交う、とても楽しい方々。
移動空間についても、いろんな夢を持っている。
そのコンセプトを伺い、思いついたいくつかのアイデアをお話しする。
話しはつきず、気がつけば22:30。
ひとまず今回はお開きとして、西荻窪の改札で別れる。
○ 2010/3/7
9:00に起き出す。
13:00過ぎ大和町を出て新宿梁山泊の稽古場へ。
14:00から「少女都市からの呼び声」作・唐十郎の韓国公演バージョンの通し稽古。
この芝居は1985年の状況劇場若衆公演の初演を見て、衝撃を受けた芝居だ。
その後、梁山泊バージョンにはいくつかの役で参加して、思い入れの強い芝居だが、2年ぶりに見て、やはりその言葉の強度に感動する。
すべての台詞が乱反射を起こして、飛び交う。
衣装もメイクも照明もないが、あっという間の1時間半。
15:40終了。
演出のダメ出し後、感想を述べ、気をつけて行って下さいと話す。
16:00過ぎ稽古場を出る。
彼らは明日韓国に向けて出発。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
○ 2010/3/8
8:00に事務所。
今朝はよい天気。
ポートフォリオの更新の文章の推敲。
スタッフが置いて行ったEMHの金属施工図の確認。
10:00、スタッフが来たので、清掃後EMHの打合せとポートフォリオの打合せ。
e-House Projectの資料集めと、連絡事項。
13:00事務所を出て、EMHの現場へ。
14:00からクライアント夫人とスケジュールと簡単な打合せ。
14:30終了。その後現場を見て回り、いくつかの検討と打合せ。
16:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
現場での確認、打合せ事項をスタッフに報告し、いくつかの指示。
(花岡に、4月20日までに、3人いないと立ち行かない仕事が入らなければ、二人は雇っておけないので、他を探し始めてもらうように話す。
もうこれからは新しい仕事の話しが来ないのではないか、と言う不安が強くなり、昨晩はうつらうつらとしか眠れなかった。)
○ 2010/3/9
8:30前に事務所。
また寒くなった。
スタッフが置いて行ったEMHの図面のチェック。
同じくポートフォリオの紙面チェック。
9:00過ぎ位から雨も降り出した。
10:00スタッフとそれぞれの打合せ。
e-House Projectのスケッチ。
ホームページの更新用に、中島さんから指示のあったアプリケーションをダウンロードしようとするも、なかなかうまく行かず。
その後も断続的に、EMHとポートフォリオのスタッフ打合せ。
夕方、溜まっていた日報のアップ。
雪が降り出した。
○ 2010/3/10
8:00に事務所。
昨晩の雪は、その後雨に変わったのか、ほとんど残っていなかった。
韓国にいる梁山泊から、ソウルも激しい雪で寒いとのメールが入る。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェックして赤を入れて、スタッフの机に。
9:30前事務所を出て、WMHへ。
10:00から、建設会社と延び延びになっていた残工事の確認。
その後、色々な話しをして、11:30過ぎお暇する。
その脚でEMHの現場へ。
外壁の塗装の見本を見ながら、スタッフと色を決める。
その後も現場内を見て歩き、細かいことを検討して行く。
15:00過ぎ現場を出て、吉祥寺でプリント用紙を買って、事務所に戻る。
午後は陽が差す時もあったが、風が冷たかった。
事務所に戻るちょっと前から、なんだか寒気がして、喉が気になってきた。
風邪をひいたか、まさか花粉か。
昨日送られてきた資料を元に、「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の、先に作る必要がある装置の図面を書き、関係者へメール。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週から仕上げの段階へ。4日(木)にMキラと併せて55秒を計時しました。相手の動きがピリッとせず、1馬身ほど先着してゴール。初めての追い切りだったことを考えれば余裕のある動きで好印象でした。4月あたりの競馬になるのではないかと予想しています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。調教が軌道に乗ってきましたが、まだピリッとした動きが見られません。やはり太め感が影響していると思われ、スタッフは「もっと馬体を絞っていきたい。15−15を課せる段階まできているので、これから徐々に引き締まってくるはず。少しぼやっとした精神状態。気を抜かせないように注意して乗っている」と述べています。次走や入厩のタイミングはもっと進めてから検討します。
○ 2010/3/11
8:00に事務所。
喉の奥がムズムズしているが、昨日より少しましになった。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認し、いくつかの検討。
10:00、スタッフ打合せ。
e-House Projectのコンセプトスケッチと資料集めと建設会社に連絡。
午後、建築家賠償責任保険と確定申告の振込に銀行に行くついでに、中杉通りの銀星舍に頼まれていたチラシを持って行く。
またまた、ご主人と話し込んでしまう。
1996年、神奈川、徳島、宮城、板橋で開催された「山下菊二展」(http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/srch/srch_art_detail.php?pno=4&no=197)の図録があったので、購入。
良い図録だ。
状況劇場のCDを借りて来る。
引き続き、e-House Projectのコンセプトスケッチ。
マイネアルデュール14日中京11R出走確定。
○ 2010/3/12
朝中野税務署に確定申告の書類を提出し、9:00に事務所。
風邪を引いたようだが、それ程ひどくなく、鼻が出たり詰まったり、喉がいがらっぽく話しをすると咳き込んだり、花粉と相乗効果のようだ。
スタッフが置いて行った、e-House Projectの資料のチェック。
同じく、EMHの図面のチェック。
10:00、スタッフにe-House Projectの資料について指示。
e-House Projectの文章の推敲。
スタッフへの指示と推敲を何度か繰り返す。
15:45、めどを立て、事務所を出てEMHの現場へ。
16:30からクライアントご夫妻がみえて打合せ。
スケージュールの説明と、外構の決めごと。
その後現場内を回って、17:30過ぎクライアントは現場を出る。
スタッフといくつか細かい打合せをして、18:00過ぎ現場を出て、シアターワークショップへ向かう。
途中買い物をして、19:00シアターワークショップへ。
小劇場の勉強会。
今晩は特に議題もなく、今年の活動についての確認や、芝居や展覧会コンペについていろいろ話す。
ビールを買って行って飲みながら話していたが、風邪と花粉と、昨日今日でいくつかの懸案事項が一段落したのでホッとして、21:00を過ぎたらとても怠くなって来たので、22:00前鹿野さんとシアターワークショップをお暇する。
帰りの電車も怠くて辛かった。こんなの久しぶりだな。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、14日(日)、中京11Rの知立特別・芝1200mに石橋脩騎手で出走します。「今週は単走での追い切り。叩いて良くなっている。ハンデにもいくらか恵まれた感じ。ここでもやれる馬」と述べる相沢師。助手は「前走の直前の追い切りでは掛かり気味だったが、うまく抑えられた今週は終いをスムーズに伸ばせた。それにもたれ方も小さかった」とコメントしています。今回はこれといった強い相手が不在。上位争いになるのではないかと期待しています。
(柄本邸のスケジュール、柄本さんが明日京都から戻る予定だったのに今日現場に現われ、現場内を見て、お叱りを受けな方ことと、若松監督との、最後の設計料の金額交渉も、昨日13万円をまけることで決定。契約時には値切られず良い金額で契約してもらったので、この分は監督のベルリン主演女優賞のお祝いを含むと思えば、これで了解頂けたのはありがたいと思う。どうも仕事がないと守銭奴のようになってしまう。気をつけないと。そんなこんなで本当にホッとしたのだ。ただ柄本邸はまだ気が抜けいことを、肝に銘じねば。)
○ 2010/3/13
8:30前に事務所。
疲れはちょっととれたが、まだ怠い。風とか花粉で、喉鼻目が辛いのが怠さの原因のようだ。
スタッフが置いて行ったe-House Projectの資料のチェック。
金額部分で疑問点が出て来たので、建設会社に連絡。
確認出来たことを修正し、さらに細かい修正をして、完成させ、10:30関係者にメール。
同じくスタッフが置いて行ったEMHのスケッチを確認して、指示を書き込みスタッフの机に。
溜まっていた日報を書いてアップ。
13:00前に事務所を出て、川崎に向かう。
JFE(元日本鋼管)の体育館が「Think Spot Kawasaki」の、椿昇展「GOLD/WHITE/BLACK--Complex」へ。(http://www.kitanaka-school.net/news/2010/03/-goldwhiteblack--complex3.html
http://www.youtube.com/watch?v=__Xetk52exA)
14:00過ぎに到着。
いまは寂れてしまった工業地帯。
昭和30年代に建てられた体育館は、日本鋼管のバレー部が全盛だった頃、練習が行なわれていた、とのこと。
地方都市の中心的な企業だった場所に行くと、必ず体躯館や公会堂がある。
村野さんの小倉や宇部での仕事を思い出す。
そのような建物と展示されている作品が、すごくバランス良く、色々なことを想像させてくれる。
これを言葉で説明するのは難しく、まさにここに立たないと体験出来ない作品になっている。
ゆっくり建物内を回って、その状況に浸る。
一度見に来た鹿野さんが、写真を撮っている。
この展覧会の設営を行なった、唐ゼミの中野さんと、メインのバルーンが展示されているところで話す。
一周して、この展覧会の企画者、横浜国立大学の室井先生に感動を伝える。
開催出だしは観客も少なかったが、徐々に増えて、今日は既にかなりの数になっているとのこと。
写真を撮り終わった鹿野さんとバスで川崎駅まで戻り、一杯。
18:00前に川崎駅で別れ、事務所に戻る。
○ 2010/3/14
8:00過ぎ起き出して、「課外授業 ようこそ先輩」(http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/)を見る。
今日は鳥越俊太郎さんの会。
この番組、現在学生の後輩達の反応も面白いが、なにより、後輩から出て来た反応に対してさらにそれを一段階上に導く先輩達の対応が興味深い。
11:00前に大和町を出て、新宿の場外馬券売り場に寄り、中京11Rのマイネアルデュールの馬券を買って、恵比寿へ。
恵比寿の書店に寄って、12:30過ぎ小劇場の勉強会のメンバー、丸山君の綿婚式のパーティー会場へ。
13:00過ぎから式が始まる。
勉強会の伊東さん、鹿野さん、小池さん、その他幾人かの顔も。
皆は勉強会以外にも色々なつながりがある。
手作り感満載の式で、丸山君らしかった。お幸せに。
15:30過ぎお開き。
中京のマイネアルデュールは4着。
前走と同じようなレース運びだったが、昇級戦で、馬場が内外変わらずの状況で、1200m外からの追い込みは厳しいか。
それでも追い込み馬の馬はすべてかわしたのだから 期待が持てる。
マイネアルデュール
石橋脩騎手「きょうは内外の馬場差がほとんどなかったから外枠がこたえた。先着した馬はみんな内の馬で、追い込んでの最先着はこの馬。跨った感じも前回より良くなっていたし、このクラスでも通用する」
相沢師「きょうは前が止まらなかった。なんともなければ厩舎滞在のまま福島開幕週の吾妻小富士賞あたりを考えている」
○ 2010/3/15
8:00に事務所。
風邪の症状は引きつつあるが、昨晩から喉が気になり、咳き込む状況が続いている。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
10:00スタッフが来たので、清掃後EMHの打合せ。
タイトなスケジュールなので、一日一日が勝負だ。
昼にEMHのクライアント夫人から、引っ越しの日程について電話がある。
検査後の検査済証発行や外構、手直しなどの日程を説明して、4月の8・9日に決定。
諸々の手続きの余裕を頂けて、ありがたい。
すぐに関係者に連絡を入れる。
但しあくまで内部工事完成は今月一杯を言明。
EMHの塗装の塗りわけなどの最終確認作業など。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺で武蔵野大学の水谷先生と落ち合い、今週金曜日の謝恩会でのパフォーマンスの練習。
19:45終了。
ハモニカ横丁の初めて行く「おふくろ屋台」へ行って一杯。
お互いに、思わぬ事態が次々と発生する近況報告など。
22:00、お開き。
まだ雨は降り始めていない。
○ 2010/3/16
昨晩は0:00頃から雨が降り始めたが、今朝は上がっている。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
10:00スタッフ打合せ。
今日の現場行きの連絡。
12:00前事務所を出て、EMHの現場へ。
午前中で足場がとれ、全体が見て取れる。
セットのようなファサードがそこにある。
前や側面の道を通る人がみな見上げて行く。
内部を見て回り、いくつかの打合せやスケジュールの確認。
15:00現場を出る。
新宿のタワーレコードに寄り、事務所に戻る。
スタッフに写真を見せ、いくつか打ち合わせ。
EMHの外構の検討。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。成長してくればと願っていますが、馬体は飼い葉を増やしてからも変わりません(425キロ)。骨格は仕方ないにしても、せめて筋肉量はもう少し増えて欲しいものです。身体の緩みは取れてきました。以前よりもしっかりした脚取りです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。普段の稽古ではスタートからハミを取ってグイグイ行くほど前向きです。オーバーワークにならないよう、しっかり手綱を抑えて駆け上がっています。やや一本調子なところがあり、背中もカチッとした硬めの感触。現時点ではスピードよりもパワーの方が目立っています。馬体重は484キロ。
○ 2010/3/17
昨晩、晩酌をしていてチャンネルを変えたら、松本清張の「霧の旗」(http://www.ntv.co.jp/seichou100/)をやっていた。
既に始まっていたが、筋は追って行けたので最後まで見てしまった。
向田邦子のドラマもそうだが、松本清張の小説の登場人物も、等身大の人間が、何かしら後ろめたい思いを持ってしまい、思わぬ物語が生まれてしまう。
しかしそのような表現だから、我々の隣人のような等身大の登場人物に潜む情念がそこはかとなく伝わってきて、いいんだなー。
そのような情念は、現代のドラマや映画ではなかなか表現されないものになってしまったが。
口角泡を飛ばす大河ドラマでは描けないやるせなさがそこには確実にあり、大事な感情だとつくずく思うのである。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認し、9:30過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
10:00過ぎ到着し、現場を見て回る。
外階段の左官打合せ。
続いて、ラワンベニヤの塗装見本を見る。
見たとたん、これで決まりと簡単に終わりそうに思えたが、塗装業者さんに聞いたら、会社にあったベニヤを持ってきて塗ったとのこと。
現場に入っている色が微妙に違う端切れを持ってきて塗ったら、これはNG。
ここから試行錯誤が始まる。難しい。
スタッフといろんなサンプルと比べながら、現場内を歩き、どうにか方針を決める。
ベニヤの端切れをもらって、14:00後をスタッフに任せ、現場を出て、途中で昼をとり事務所に戻る。
事務所に戻って、ベニヤに柿渋をいくつかの塗り方で塗り、サンプルつくり。
後から現場から戻ったスタッフと、サンプルを見ながら再度打ち合わせ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。日に日に調子が上向いています。週末に4ハロン54秒目標での追い切りを行い、抜群の手応えでゴールへ。内容が先週よりも良く、スタッフは「絶好調の状態に近付きつつある」と評価していました。4月中旬あたりの戦列復帰を目指しており、さらに負荷をかけて仕上げていきます。馬体重は530キロ。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。引き続き15−15を織りまぜながらの乗り込みです。週末にはMチハヤと追い切りを行い、追走して4ハロン53秒をマークしました。相手が抑えられず予定よりも時計が早くなってしまいましたが何とか併入できました。こちらへ来た11月以来、初めてとなる追い切りの割には動く相手に食らいついたように内容は評価しています。太めの馬体が絞れればもっと動けるようになるでしょう。その馬体重は543キロです。
○ 2010/3/18
8:00に事務所。
EMHの内部仕上げ、昨日方針を決めたが、昨晩大和町に帰って、室内を見回してみて、少し考えが変わった。
今朝来てみると、スタッフもそのような変化があったようで、サンプルを並べたテーブルの上に、違うサンプルが置いてある。
しばらく黙考し、スタッフに電話。
現場直行予定だったスタッフが、事務所に立ち寄り打ち合わせ。
その後もEMHの図面の確認。
昼前後で、Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の検討と図面作業。
夕方図面を書き終え、関係者にメール送信。
現場から戻ったスタッフとEMHの現場報告を受け、打合せと指示。
18:30過ぎ事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
19:00過ぎ到着。
小劇場の勉強会。
今晩は、早稲田の4年生の卒論と卒計の発表会。
卒論は「映画作品からみる家の普遍的空間特性への一考察-寺山修司の『田園に死す』をとおして-」というタイトル。
卒計は「劇場計画」。
まさに小劇場の勉強会のメンバーらしいテーマ。
面白い種は沢山あるのだが、沢山ありすぎて、何処に軸足があるのかが不鮮明なことにみんなの質問が集まる。
しかし、両方とも力作だった。
お疲れさまでした。
22:00前、お開き。
○ 2010/3/19
大和町で、EMHの内装仕上げのシュミレーション。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を見て、大和町でのシュミレーションを元に検討。
急にリアリティが出て来た。
9:30前、待っていた珪藻土のサンプルが届いたので、すぐ事務所を出てEMHの現場へ。
10:00過ぎから、塗装業者さんと最後の外部塗装について打合せ。
その後内部に移り、すべての方針を決める。
この2・3日で、軌道修正。
現場では多くの方々が作業している。
13:00前に現場を出て、事務所に戻る。
EMHのオープンハウスをクライアントからも了解頂き、4月4日に行なうことになったので、案内文を考えデータアップしたり、スタッフに案内状作成の指示を出したり。
16:00過ぎに事務所を出て、新宿のINAXのショウルームでスタッフと落ち合い、タイルの最終確認。
その脚で恵比寿へ。
18:00から武蔵野大学住環境専攻謝恩会。
昨日が卒業式だったとのこと。
みんな着飾って、華やか。
学生が専任、非常勤の先生方一人一人にメッセージを準備してくれた。
メッセージを読み上げた後、学生からブーケをもらい、お礼の一言を述べる。
1次会は20:00終了。
その後、同じく恵比寿で2次会。
水谷先生と中島さん小松さんと、恒例の出し物。
恒例でも、学生達は毎年変わって行くので、皆初めて体験する出し物。
大いに盛り上がる。
写真を撮ったり、話しをしたり、23:30前にお開き。
皆さん卒業おめでとうございました。
そして今晩はお招きいただき、ありがとうございました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。中京競馬場から無事に帰厩しました。目立つ疲れも見せておらず、火曜日は運動だけでゆっくりさせて水曜日から角馬場での調教を始めています。この様子を見て、中1週で中京最終週の三河特別・芝1200mを目指すことになりました。相沢師は「福島の吾妻小富士賞は石橋騎手が乗れないし、輸送を苦にする馬ではないので来週の追い切りを見て正式に決めたい」とコメント。ただ4着のため優先出走権がなく、他馬の動向次第では除外の可能性もあります。
○ 2010/3/20
地下鉄サリン事件から、今日で15年、をニュースで知る。
1995年は自分にとっても印象深く、特に2月・3月は地震とサリン事件のニュースを聞くと、その頃の状況がおぼろげながら浮かんで来る。
8:00過ぎに事務所に来たら、スタッフが徹夜していた。
3月末竣工のEMH。昨晩キッチンの件で今朝早く判断することが出てきたとのことで、打合せ。
今日見に行く芝居で、台詞デビューする、神奈川大学の佐藤君へのお祝いを買いに酒屋へ。
彼は、昨年の建築会館のイベントに参加して、そのまま唐ゼミのメンバーになってしまった逸材。
その他諸々打合せし、11:30前事務所を出る。
12:50、横浜日ノ出町のAスタジオHINODEで、伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
14:00、唐ゼミ☆「愛の乞食」作・唐十郎 演出・中野敦之(http://redg.info/~karazemi/)。
AスタジオHINODEはとても小さな空間。
なんと、オウムが使っていたスペースとのこと。何と言う偶然。
50人のお客さんで満杯。
2時間弱の芝居。梁山泊でもやっており、セットを担当したので思い出深い。
終演後、佐藤君にお祝いのお酒を渡し、皆で、黄金町まで歩く。
この辺りは、2002年の京急の高架補強工事で、高架下のお店が立ち退き、周辺に移転したことに伴って、様々な活動が行われている。(http://www.koganecho.net/line-of-action-and-history.html)
今日のAスタジオHINODEもその中のひとつの施設。
京急と大岡川に挿まれた、細い三角形の地区が繰り返し続く。これが何とも言えない雰囲気を醸し出す。
AスタジオHINODEの廻りにも、木造の看板建築などが点在している。
そんな地区の京急高架下に、日ノ出スタジオと黄金スタジオというふたつの新しい空間が設えられているのだが、時間を経てきたアノニマスな建物に押され気味。
どちらもよく出来た建築なのだが、計画された建物の限界を考えさせられる。
黄金町の駅から京急に乗り、渋谷で皆と別れ、EMHの現場へ。
現場の進捗状況を見て回り、スタッフといくつかの確認。
18:30過ぎ、スタッフと現場を出て、昔下北沢にすんでいた頃、時々行っていた「宮鍵」でおでんで一杯やって、19:30過ぎ帰路に着く。
○ 2010/3/21
昨日今日と暖かい。
8:00過ぎに起き出して、「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
今回は茶人の千宗屋さん。
お茶会の大事なキーワード「察する」「客ももてなす方も楽しむように」。
このホスピタリティ、まさに日本が誇るものだろう。
午前中高円寺に買い物やテーブル廻りの片付け。
午後、事務所に資料をとりにきて、大和町でe-House Projectのスケッチ。
○ 2010/3/22
7:30に事務所。
8:00前に事務所を出て、EMHの現場へ。
塗装業者さんが作ってくれた見本を見ながら、スタッフと仕上げの打合せ。
現場でいろいろ確認指示をしていたら、クライアントご夫妻が犬の散歩でいらっしゃる。
足場がとれてからは初めてお会いするが、嬉しそうにニコニコしているところを見ると、気に入ってくれている様子。良かった。
仕上げやスケジュールを簡単に説明し、散歩の続きに行かれた。
その後もいくつか打合せをして、スタッフに後を任せ、13:00前現場を出て事務所に戻る。
事務所で、オープンハウスの案内のアップや日報書きの雑務など。
16:30過ぎ事務所を出て、阿佐ヶ谷で寿司や焼き鳥を買って、西荻窪の実家へ。
両親と一杯やりながら夕食。
母の認知症は小康状態。父は変わらず元気。
これからのことなどを少し話し、実家を出て大和町に戻る。
○ 2010/3/23
移動中読み続けている、「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)のメモ。
「認識する主体という立場から見れば、日本とか東洋とかいうもの自体もやはり認識の客体になるわけです。ところが、他者を認識するときには当然であるこの理屈が、自分を認識する場合にはなかなかとおりにくい。しかもわれわれは日常的にわれわれの属している集団と自分を心理的に同一化しています。『うち』の会社では云々というような言い方はそういう同一化から生まれます。(中略)まず認識主体というものをそういう既成の同一化から引き離さなければいけない。」
半分以上読み進めて、ちょっと辛くなって、あとがきを先ず読み、それから表題が面白そうな文章から読むように変えて行った。
そしてどこかで聞いたことのある「歴史意識の『古層』」と言う論に。
これがとても刺激的だ。
「世界の諸神話にある宇宙(天地万物人間をふくむ)の創造論を見ると、その発想の基底に流れている三つの基本動詞にぶつかる。『つくる』と『うむ』と『なる』である。」
8:00前に事務所。
土日が暖かかったので、少し寒く感じる。
オープンハウスの連絡事項や、EMHのスケジュールの確認。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
10:00清掃後、EMHのスタッフ打合せ。
オープンハウスの案内の修正指示。
11:45事務所を出てEMHの現場へ。
塗装打合せと、細かい部分の確認打合せ。
最後に建設会社の担当者と細かいスケジュールの打合せ。
後をスタッフに任せ、15:30過ぎ現場を出て事務所に戻る。
オープンハウスの案内を送付。
○ 2010/3/24
土建組合の健康診断、今月末までなので、8:30前に近くの診療所へ。
9:00から問診や採血、レントゲン撮影など。
9:40終了。
銀行などに寄って、10:00過ぎに事務所。
ポートフォリオの並び等を確認し、スタッフに指示。
久しぶりに一日事務所。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。柔軟性がうかがえる、ストライドの大きなフットワークが特徴的です。それでいてスピード感もあり、先週末に行ったMシュトルムとの併せ馬では、格上の相手に見劣りしない動きを見せました。目下、好調。4月中旬の復帰を目指せる状態にあり、中野師には来週の入厩をお願いしました。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。馬体に太め感は残っていますが、ここにきて動きは良化する一方。4ハロン54秒のタイムだった先週末の追い切りでは、Mレヴェランスとコスモマザーボードの2頭を凌ぐ手応えを見せました。スタッフは「トモの踏み込みも力強くなっている」と評価しています。これを受けて入厩を依頼しました。宮本師からは「4月上旬までには都合をつけます」との返事をもらっています。
○ 2010/3/25
7:30に事務所。
昨日から冷たい雨が降り続く。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認し、8:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
この時間の地下鉄はすごい混雑で、皆ストレスが溜まるだろう。
9:00、現場着。
沢山の職方が入っていて、戦場のよう。
どんどん出来上がって行く。
細かい打合せや確認事項を次々スタッフを交え決めて行く。
地下ではクライアント関連のセルフビルド作業が進んでいて、今日で一段落しそう。
現場にいても邪魔になるだけなので、11:00スタッフに後を任せ事務所に戻る。
喉のイガラッポさと咳がなかなか納まらない。
ネットのホームページにおなじ症状の人が、黄砂アレルギーと書いていた。
喉の違和感は、黄砂と言われると、なるほどとうなずいてしまう感覚だ。
午後は、e-House Projectのスケッチ。
14:30過ぎ、保険コンサルタントの小林さん来所。
大和町の火災保険の相談。
何となくかけているが、聞いて見るといろいろ知らないことが多い。
17:00、建設会社が来所。
e-House Projectの打合せ。
18:00過ぎ終了。
合間合間にEMHの外構のスタッフ打合せ。
○ 2010/3/26
8:00前に事務所。
久しぶりに晴れてきそうな天気。
EMHの外構フェンスの模型が打合せテーブルに置かれている。
思っていたような感じで出来上がることを確認。
EMHはここ数日、どんどん進んで行くので、事務所にいても落ち着かず、現場に行ってみたくなる。
12:30過ぎ事務所を出てEMHの現場へ。
ブリッジが架かりさらに全体的な様相がみえてきた。
今日も戦場のような現場。
塗装をはじめとするの確認や打合せなどいくつか。
スケジュールの確認を建設会社の担当者とスタッフとして、14:30前現場を出て、OZONEへ。
15:00から、建築家5人展の顔合わせと打合せ。
昨年のこの時期に、やはり5人展に出展したので、ほぼ一年ぶり。
今回のテーマは「家の値段をはかる物差し」。
様々なコストのかけ方と考え方、そしてそこから得たもの我慢したもの、等の5例が展示される。
テーマとしてはずっと前から考えていたことなので、楽しみだ。
各人の自己紹介と今回展示する事例の説明をして、現在の展覧会の会場を確認し、スケジュールと展示方法について打合せ。
タイトル看板やDMのデザインも、忙しい中、一方が引き受けてくれて、ありがたい。
予定の2時間を大幅にオーバーして、18:30終了。
一般の方にも興味深い展示になるのでは。
楽しみにして下さい。
OZONEを出て事務所に戻る。
夕方まで現場にいたスタッフの写真を見ると、さらに様相が変わっていた。
明日も現場に行くので、楽しみだ。
夜になり、また雨が降り始めた。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。24日(水)の追い切りは、レース間隔と輸送を考慮して半マイルから軽く流すもの。引っ掛かりやすいタイプですが、ぴたりと折り合い、助手は「うまくセーブできた」とニッコリして引き揚げてきました。しかし、予定していた中京の三河特別は結局4節が出走のボーダーラインとなり、除外(自身は2節)。中山2週目の芝1200mに向かいます。
○ 2010/3/27
8:00に事務所。
天気予報は晴れだが、朝の気温は低い。
昨日のOZONEの打ち合せ内容を建設会社に送付。
12:00に事務所を出てEMHの現場へ。
今日も沢山の職人さんが入っている。
いくつかの打合せとスケジュールの確認。
15:30に現場を出て、2007年に竣工したKMHへ。
KMHのすぐそばに有名な枝垂れ桜があり、開花したので花見の宴に誘って頂いた。
17:00から三々五々、お客さんが集まり始めて、テラスでは焼き鳥とたこ焼きで、祭り気分を演出して頂く。
暗くなってきたら、今シーズン初めての桜のライトアップが始まった。
みなで桜のところまで行って、堪能。
おいしいお酒と料理に酔ってしまい、最後の方はよく憶えていない。
23:00頃、スタッフと現場を担当した元スタッフとお暇して、帰路に着く。
ごちそうさまでした。
○ 2010/3/28
昨晩は沢山日本酒を頂いたので、9:00に目を覚ますも、9:30まで横になる。
タイトなスケジュールの現場の緊張感から、疲れがたまってきたので、午前中に高円寺まで買い物に行った以外、一日大和町で休養。
近くの馬橋公園では、お花見の場所取りシートが3、4枚敷かれてたが、今日はまさに花冷え。
本当に花見の頃は寒なることが多い。
○ 2010/3/29
冬が戻ってきたように感じるくらい寒い。
昨日ゆっくり休んだので、今朝は快調。
EMHの引き渡しなどの連絡のやり取り、いくつか。
OZONEの5人展「家の値段をはかる物差し」の連絡事項。
10:00スタッフが来たので清掃後、EMHの外構のスタッフ打合せ。
暗くなって雨が降ったと思ったら、急に晴れてきたり、変な天気だ。
午後はe-House Projectのスケッチ。
EMHの現場に行ったスタッフから連絡がある。
戦場のようだった現場は終了した職方も多く、片付き始め、良い感じになってきてるようだ。
現場に行きたくて落ち着かないが、明日は現場に行くので我慢。
16:30前事務所を出て、梁山泊の稽古場へ。
17:00過ぎから金さんと、Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)のセットの打合せ。
その後、梁山泊の稽古場の改装の相談。
18:30過ぎ稽古場を出る。
○ 2010/3/30
7:15事務所。
今日はよい天気のようだ。
7:30過ぎ事務所を出て、EMHの現場へ。
外構についての問題点を確認し、指示。
空調の室外機について、お隣から注意を受ける。
住宅地でよく出て来る問題。
丁寧にお話しし、こちらも位置を変えることで了解頂く。
現場は、クロス職人さんが沢山入って、至る所に脚立足場があり、やはり戦場のようだ。
いくつかの確認事項と指示をして、後をスタッフに任せ、10:00過ぎに現場を出て事務所に戻る。
KNHのクライアント、EMHの引き渡しなど、いろんな連絡事項がいくつも入る。
午後は、e-House Projectのスケッチ。
夕方簡単なスタッフ打合せ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馬体重は416キロでした。細身でも元気はあり、調教では素軽い動きを見せています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。力強く坂路を駆け上がっています。馬体重は471キロとすっきりしてきました。
オープンハウスのお知らせが、最新情報にアップされています。
ご覧下さい。
○ 2010/3/31
8:00前に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの外構図を確認。
その他いくつかの資料を準備して、9:00事務所を出てEMHの現場へ。
10:00過ぎ完了検査。
大きな指摘もなく終了。
12:30過ぎ現場を出て、KNHのクライアントが入手しようとしている土地を目指し、東北沢で降りて、東大宇宙研に面することから、昔(今もか?)コスモスストリートと言われていた通りを歩く。
この通りの両側にデベロッパーが建築家を起用した建物が並び、話題になった。
それらの建物は今でも健在。
ほとんどが地下に埋まった、高松伸さんの建物もまだあるが、「FOR RENT」「FOR SALE」の看板が出ている。
土地を確認して、代々木上原へ向かい、久しぶりに篠原一男さんの上原通りの住宅へ。
低くて、小さくて、あの木が腕を延ばしたようなコンクリートの構造は、この中でどのように感じるのだろう。
ちっとも古さを感じない、名作だな。
タワーレコードに寄って、事務所に戻る。
OZONE5人展のセミナーの案を作って、メール送信。
EMHのどうにか予定工期の31日に出来上がり(もちろんダメはかなりあるが)、完了検査が無事終わったので、気が抜けてしまった。
担当スタッフも同じ様子。
何もする気にならないので、19:00に事務所を出て、近くの居酒屋で簡単なお疲れの一杯。
21:00過ぎお開き。
お疲れさまでした。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、この中間にも2本の追い切りを消化するなど順調に乗り込まれました。タイムは55秒とそれほどではありませんが、指示通りのペースを守って最後までしっかりした脚取りでゴールを駆け抜けています。520キロと若干体つきに余裕はあるものの成長分もあって数字ほど太くは感じません。きょう31日(水)にビッグレッドファーム鉾田から、美浦の中野厩舎に移動しています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間にMシエロと追い切りを消化。先行したパートナーがふわっとして動かなかったのもありますが、ラスト1ハロンは14秒と平凡なものでした。また、きのう火曜日にも追い切っていますが、疲れがあるのか先週までの動きの良さが感じられません。今週の入厩を予定していましたが、宮本師との相談の結果、今回は見送って再度調子が上がってきたところで声を掛けることで打ち合わせています。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)
オープンハウスのお知らせが、最新情報にアップされています。
ご覧下さい。
○ 2010/4/1
8:00に事務所。
9:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
スタッフと建設会社の担当者と現場を回って、修正工事のチェック。
11:00過ぎ、クライアントご夫妻が現場に。
一通り内部をご案内する。
家具やブラインドの相談をしたり。
12:00過ぎに次に向かうため、失礼して現場を出る。
その脚で、2004年に竣工したNMHへ。
今日はいろんな方々が集まる食事会に、チェ・ミキ共々招かれた。
本日のお客様の一人、日本画家の岡先生の絵が、近くの長谷川町子美術館に展示されているの(http://hasegawamachiko.jp/modules/wordpress/index.php?cat=4)ので、その絵をみんなで拝見しに行った後、クライアントの音頭で乾杯。
何度か連れて行って頂いたことがある、自由が丘の料理店の方が来て準備された料理が、次々出て来る。
お客様のメンバーも、80歳くらいの方から、京都の尼層の方、20代の女性まで、バラエティに富んだ顔ぶれ。
半分くらいが初めてお目にかかる方だが、皆さん気さくですぐ打ち解けた。
ビールから日本酒に変わり、夕方、岡先生や京都からの来客は次の会があるようで帰られ、残ったクライアントご夫妻と我々もよく知っている方、そしておいしい料理を作って頂いた、自由が丘の料理店の方とさらに飲みつづける。
気がつけば、21:00過ぎ。
あまりに楽しいので、あっという間にこんな時間になってしまった。
21:30前駅まで送って頂き、帰路に着く。
本当に楽しい時間と、おいしい料理とお酒、ありがとうございました。
○ 2010/4/2
8:00に事務所。
昨日の午後も風が強かったが、今朝も強い風が吹いている。
しかも湿度が高く、嵐のような雰囲気。
様々な雑務を片付けて行く。
9:00スタッフが来たので、EMHの懸案事項の打合せと、オープンハウスや写真撮影の段取について。
スタッフはエレベーターの検査に立ち会うために現場に。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の修正セット図を書いて、10:30過ぎ、関係者へメール送信。
OZONE5人展のe-House Projectのプランについてスタッフ打合せ。
引き続き、EMHの諸々の連絡など、バタバタと。
13:30、EMHのテーブルの天板にと思った材料のサンプルを持参頂く。
納期や金額の確認。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
17:30、OZONE5人展のe-House Projectの打ち合わせに、建設会社が来所。
プロトタイププランの方針を決めて、19:00前終了。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、4日(日)、中山12Rの芝1200mに岩田騎手で出走します。水曜日にいつもと同様に坂路1本をサッと駆け上がった後、ウッドコースに入って70−40程度をマーク。坂路では行きたがっていたのですが、フラットコースでは掛らずに外ラチ沿いぴったり回ってきました。相沢師は「冬毛がいまどんどん抜けてきていて、見た目が良くなっている。状態は良い意味で並行線。いまの中山のように適度に荒れていて時計が掛りやすい馬場は合っているはず」と話していました。アポロラムセス、ターニングポイントあたりが強敵になりそうですが、抜けた馬もおらずチャンスがあるはずです。
○ 2010/4/3
8:00、チェ・ミキと新宿発のあずさで茅野へ向かう。
諏訪、上社の御柱祭り。
10:00、茅野駅に近づくと、法被を着た人がちらほらと、と思っていたら、すごい数の人が斜面を埋め尽くしている。
駅改札も凄い人。
7年振りの祭りで帰郷している、シアターワークショップの小池さんと落合う予定だが、果たして合えるかと思っていたら、目の前に小池さんが。良かった。
駅を抜けても、人人人。
連れられるままにしばらく歩くと、橋の手前で立ち止まる。
川の向こうに、木落の斜面が。
斜面の上に御柱が見える。
昨日から上社の御柱祭は始まっており、今日は4本が木落と川越しを行なう。
1本目は既に木落完了し、いま斜面の上に陣取っているのは2本目。
しばらく待っていると、2本目も斜面を下って行った。
すると人が動き始めるので、橋を渡って、向こうの道路へ出ると、1本目が里引きされている。
その列の後についてしばらく歩き、交差点に出たところで、脇道に入り1本目の先に出て、川越しの場所に出る。
既に沢山の人が集まってきている。
その道からちょっと入ったところにある、小池さんの実家にお邪魔する。
お母さんとお兄さんに挨拶し、座敷上がると、ケーブルテレビで御柱祭の実況放送中。
この御柱祭の実況があるので、全国で最も契約率の高いケーブルテレビだそうだ。
沢山の料理でもてなして頂く。
梁山泊が韓国公演でお世話になった、小池さんの同級生の藤森さんもみえ、そろそろ1本目の川越しなので、すぐ近くの場所へ出掛けるも、さらに人が増え頭越しにか見えない。
1本目が川を越すと前にいた人達が移動して行くので、前に行って腰掛ける。
2本目には藤森さんのお兄さんも参加してると言う。
ところが2本目が時間になっても全然現われない。
途中で難儀してるようだ。
ニュースによると、御柱の重量は9トン。
いくら大人数で引くと言っても、本当に息が合わないと動かないだろう。
1時間くらい押して2本目が現われて、きれいに川を越して行った。
あまりの寒さに、小池家に一度戻り、暖をとる。
しばらく休んで、小池さんのお母様の車で、途中、藤森照信さんの高過庵を通り、上社に連れて行って頂く。
上社には7年前の御柱が建っている。
郷土の歴史に詳しい小池さんのお母様からいろいろ話しを伺う。
この地域の大小様々な神社で、この時期御柱が建つとのことで、たしかに車で通る道にある神社にも小さな御柱が建っていたし、高過庵の横の手製の祠にも御柱があった。
その後、シアターワークショップが手がけた、古谷誠章さん設計の茅野市民館まで送って頂き、お母様とは別れ、小池さんに館内を案内してもらう。
もう暗くなり始めているが、館内のモニターでは、3本目の川越しの最中。
この寒さで川に入るのはさぞ寒かろう。
18:30、駅の構内でやはり御柱を見に来ている、茅野市民館の設計者、八木さんを紹介いただき、19:05茅野発のあずさで帰路に着く。
○ 2010/4/4
7:30に起きて、大和町の椅子をエントランスに準備。
9:00まえ、スタッフが車で椅子をピックアップに。
その後、大和町を出て、EMHへ。
現場では枕木を敷く工事が行なわれている。
スタッフとオープンハウスの準備。
開始の11:00から見学の方がみえる。
あいにくの寒い天気だが、沢山の方にお出掛け頂き、17:00終了。
一日ゆっくり居たことで、空間が身体に染み込んできた。
夕方戸締まりをしていたら、クライアントご主人がみえたので、オープンハウスのお礼とちょっとした確認事項。
18:00過ぎスタッフと帰路に着く。
夜になって雨が降り出す。
帰って、録画しておいた中山12Rを見る。
アルデュール、スタートは良かったが、直線に入ってズルズル後退し、どん尻に近いゴール。
一体どうしたのだろう。
5歳馬
マイネアルデュールは、4日(日)に中山12Rに出走し13着でした。
From RaceCorseのコメント
相沢師「騎手は『あまり前に行かない方がいいかも』って言ってたが、きょうは上がりの競馬だからね。全然走っていないし、出られるようなら福島の最後を目指したい」
○ 2010/4/5
昨晩からの雨が降り続き、寒い。
8:00に事務所。
9:00過ぎに事務所を出て、HMHへ。
息子さんが就職をして独立したので、建設会社にも来てもらい、間仕切を撤去したりの改修の打ち合わせ。
あれこれ考え、11:00過ぎ終了。事務所に戻る。
再び、13:00過ぎに事務所を出て、EMHへ。
14:00から昨日一日居て気がついたことと、ダメ直し工事の確認。
16:00、後をスタッフに任せ現場を出る。
事務所に戻り、溜まってしまった雑務を確認し、片付け始める。
○ 2010/4/6
今日は天気予報では晴れだが、ガスっていて、雲が多い。
溜まってしまった諸々を片付けるべく、7:00に事務所。
OZONE5人展のe-House Projectのプロトタイプの図面が建設会社から届いたので、検討しメールバック。
先ず溜まってしまった日報を書く。
その間、プロトタイプの打合せの電話連絡。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)も仕込みが始まっているが、顔を出せないので気になって連絡。
10:00前になってやっと陽が差してきた。
日報も、やっと今日に追いつき、アップ。
スタッフが受け取ってきた、EMHの検査済書のコピーをとり、EMHのブラインドの見積が届くのを待って、12:00過ぎに事務所を出て、EMHへ。
検査済書のコピーなどを建設会社に渡し、引き渡しの準備。
13:30前、武蔵野大学の卒業生で、ハウスメーカーで働いているので、火水休みのふたりが見学に来る。
ざっと建物を回りながら説明。
働き始めて一年、ハウスメーカーでは使わないような材料などが気になるようだ。
14:00、クライアントご夫妻がみえ、先ずお隣と境界の外構の話しをして、引き続き引き渡し。
書類のやり取り後、取り扱い説明。
その後、テーブルやブラインドについて確認して、17:00前終了。
3月初めの時点では4月頭の引き渡しは無理ではないか、とクライアントも職人さんも思っていたが、建設会社の担当者や職人さん、そしてスタッフが頑張ってくれて、無事今日の引き渡しに至った。
みんなに感謝したい。お疲れさまでした。
しばらくスタッフと細かい確認をして、現場を出て事務所に戻る。
OZONE5人展のe-House Projectのプロトタイプの電話打合せを行ない、プロトタイプを決定。
なかなか面白いものになった。
今回の5人展は「家の値段をはかる物差し」というタイトル。
セミナーも行います。(http://www.iesapo.jp/seminar/architect/000131.html)
興味のある方は是非参加下さい。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間に15−15を切る程度の追い切りを消化。縦列からの2頭併せで手応えこそ同馬の方が優勢だったものの、相手はそれほど動くタイプではないうえ反応が鈍くじりっぽさが目立つ内容でした。また、先日からは坂路のスタート地点からのダッシュ練習を織りまぜていますが、ゲートを出た後急に切れ込んでいました。稽古内容が強化されてきた影響で敏感なところを見せるようになっています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。通常ペースでは勢いある行きっぷりを披露しますが、追い切りではもたついてしまうのが現状。主任は「バテているわけじゃない。最後まで脚は使っている」と述べています。このような内容だから、走りの特徴を問うと「パワーの方が優先している」という答えが返ってくるのでしょう。まだ4月。これからに期待しています。
○ 2010/4/7
今朝も7:00に事務所。
曇り。
スタッフが置いて行った資料を確認し、整理する。
EMHのテーブルのセッティング組立図作成。
9:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場に。
オープンハウスに都合が付かなかったが、見てもらいたい方なので、最終作業の中見て頂く。
その後、スタッフといくつか確認事項を行ない、11:30過ぎ現場を出る。
新宿で時間調整し、13:30過ぎ新宿梁山泊の稽古場へ。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)のゲネが14:00からの予定だが、転換の確認などで少し押しているようだ。
宇野さんが現場で描き上げたセットが魅力的だ。
素晴しい画家であることを改めて感じる。
14:30過ぎからゲネが始まり、16:15過ぎ終了。
金さんと少し話し、稽古場を出て事務所に戻る。
建設会社の担当者とスタッフが、今日から作業開始した、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」の模型制作の確認。
その後、KNH2について、スタッフと簡単な打合せ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、31日(水)、美浦の中野厩舎に入厩しました。トレセン移動後も順調です。けさは坂路1本を17〜18秒のキャンターで駆け上がりました。中山最終週のダート1800mを目標に進めています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。中間の追い切りは4ハロン54秒のタイム。ラストで脚が上がってしまい、相手から4〜5馬身遅れてゴールしました。ここにきて再び腰に疲れがたまってきているように思えます。いったん調教の強度を下げて状態を整えることになり、ハロン17〜20秒にペースダウンしました。馬体重は545キロ。
○ 2010/4/8
7:30過ぎに事務所。
今日は朝からよい天気だ。
EMHの引っ越しなので良かった。
OZONE5人展は「家の値段をはかる物差し」のプロトタイプの展開のスケッチ。
10:30、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」に一緒に参加する建設会社の担当者が来たので、スタッフ交えて簡単な打合せ。
その後、プロトタイプの模型作り。
今日は久しぶりに、一日事務所。
13:30、保険会社の方が来所。
大和町の火災保険について。
今まで、建設会社に紹介してもらった保険会社に、竣工時からお願いしていたが、必要のない部分もあり、それらはどうにか出来ないのかと思っていたが、いつもそのまま更新していた。
昔からの知り合いの方が、保険などのコンサルを始めたので相談したら、別の保険会社の案を提示してくれ、必要な部分のみ必要な範囲でかけると、ずいぶん保険料が安くなることが判明した。
来年度分からそちらに変更することにして、今日は契約。
説明を聞き、署名捺印。勉強になった。
午後、銀星舍に借りていたCDを返しに。
しばらくご主人と話す。
夕方遅く、プロトタイプの模型がほぼ出来上がる。
なかなか良い感じだ。
今後の大まかなスケジュールの確認。
○ 2010/4/9
今日も雲はかかっているが、時々陽も出る。
8:00過ぎに事務所。
雑務やOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」について連絡事項いくつか。
資料送付の雑務や、KNH2のスケッチを始める。
16:00前事務所を出て、新宿で一カ所寄って、OZONEへ。
年度代わりの説明会に参加。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」に一緒のに参加する大川さんと隣の席。
展示方法について少し話す。
17:00から18:30まで、昨年度の傾向や、長期優良住宅の話しなど。勉強になる。
その後リニューアルした館内を回り、19:00から懇親会。
新たにメンバーになった方の中に、小西さんが。
先日のオープンハウスでは会えなかったので、久しぶりと話しを。
その他幾人かの知り合いも。
20:00終了。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。追い切りを開始してからもすこぶる順調。攻め動く部類に属す同厩のスタールーセントと遜色のない動きを見せているだけに、調子は悪くないのでしょう。調教助手は「体重が増えていそうな身体つきだが、全然重くない。それに以前よりも落ち着いている。心身ともに成長した感じ」と好印象を抱いています。中山最終週のダート1800mに出走する予定。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。レース後も馬体に異状はなく、7日(水)に騎乗を再開しました。節による優先順で入るなら、来週の袖ヶ浦特別・芝1200mに投票する予定です。ほとんど疲れがないので中1週のレース間隔でも大丈夫でしょう。調教師とは「別のジョッキーで」と打ち合わせています。
○ 2010/4/10
今日もよい天気。
8:00前に事務所。
スタッフが置いて行ったOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」の資料に書き込みをしたり、修正して建設会社へファックス。
電話にて建設会社と打ち合わせ。
来週から授業が始まる、武蔵野大学の建築施工法の資料作成。
図書館へ借りっ放しの本を返却に行き、帰りに今日のオープンハウスのお祝いを買って来る。
13:30事務所を出て、いつも構造をお願いしている吉田さんの自宅のオープンハウスへ。
14:30前着。
よい天気で暑いくらいだ。沢山の方がみえている。
吉田さんに一通り案内してもらい、15:00過ぎスタッフとお暇して、昨年竣工したNTHへ。
NTHの前にある緑道の桜が、今週中に満開との連絡を頂き、拝見しに。
葉桜になりつつあるものもあるが、目の前の桜は満開。
北側にあるので、陽が当たりとてもきれいだ。
テラスには敷物と座布団、ビールとおつまみまで用意してくれていた。
いろんな場所から桜がみえるように設計したので、ご一緒に家の中を回ってみた後、ビールで乾杯し、早速テラスに座って桜を見ながらビールを頂く。
緑銅を散歩する人達がうらやましそうにテラスの我々を見上げて行く。
ちょっと恥ずかしいが、特等席だ。
クライアントとしばらくお話をして、17:00過ぎお暇する。
ごちそうさまでした。
○ 2010/4/11
昨日から暖かい。
8:30に起きだして、いつもの「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
今日は久しぶりに、午前中に高円寺に買い物に行った以外は、一日大和町。
KNH-2のスケッチなど。
大和町のキャロライナジャスミンも花盛り。
○ 2010/4/12
昨日と打って変わって、寒い。
昨日の暖かさの名残で、室内はまだ暖かだが、外に出たら霧雨でとても空気が冷たい。
事務所に着く8:00過ぎには、けっこう本降りになって来た。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」の連絡事項。
今日から始まる武蔵野大学の授業の確認と準備。
10:00スタッフが来たので、清掃後OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」のパネルについてスタッフ打合せ。
先日OZONEの説明会で聞いた、登録ページの画像をアップしようと試みるも、なかなかうまく行かず、手間取リ途中であきらめて問い合せ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から「建築施工法」の授業。
今日はガイダンスだが、どうしたらこの地味な授業(だけど絶対面白い話しなのだが)に積極的に興味を持ってもらえるか、工夫して行きたい。
17:00終了。事務所に戻る。
スタッフが作成したOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」のパネルたたき台のチェック。
「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)昨日読了。
とても一度で理解出来るものではないが、とても丁寧にあぶり出された、日本に通奏低音として流れるプラグマティック(肯定的な意味での)な姿勢に、目を開かされること度々だった。
漢文の文章が沢山引用されている。
漢字なのでなんとなーくは意味が察せられるが、ほとんど歯が立たない。
中学の頃幾人かで勉強を習っていた先生は、専門とは言え、石碑の前にいくと簡単に漢文を読み下してくれた。
日本ではいつから漢文を読み下せなくなったのだろう。
小林秀雄を読んだときと同じように、しばらく前の人との、圧倒的な知識(と言ってよいのか)の差を感じた。
次に、しばらく前から、「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)を読み始めている。
寝る前に読んでいて、ちょっと前に読み終わった、「ジャズと生きる」穐吉敏子著(岩波新書)も面白かったが、大正昭和の女性達はパワフルだ。
○ 2010/4/13
8:30前に事務所。
昨晩の冷たい雨で散った、コンクリートの上の大和町のキャロライナジャスミンの花がきれいだった。
KNH-2のスケッチ。
10:00前スタッフが来たので、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」のパネルの指示。
その後、KNH-2のスタッフ打合せ。
午後、銀行や郵便局に出て、その前後、KNH-2のスケッチ。
18:00過ぎ事務所を出て、一度大和町に寄って、新宿梁山泊の稽古場へ。
19:00前稽古場着。
既に来ていた伊東さん、鹿野さんそして小池さんと落合う。
今晩は先日まで金さんが出演していた、「血は立ったまま眠っている」の演出の蜷川幸雄さんと主演の窪塚洋介さんが見に来ている。
金さんから紹介され、ご挨拶。
19:30開演。21:15終演。
終演後鹿野さんと残って、終演後の一杯に参加。
鹿野さんから、「ベンガルの虎」と「宇田川心中」の360度写真(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/files/7b0043d54fd61b57988cb07e1ad20ba8-368.html)の抜粋のプリントを、宇野さんと直子さんにプレゼント。
終演後も蜷川幸雄さんと窪塚洋介さんは残って、金さんや宇野さんやみんなと話しをしていた。
蜷川幸雄さんが見ていることに依る緊張感のある一夜だった。
お二人が帰った後も、金さんや宇野さんと話し、気がつけば23:30。
鹿野さんと帰路に着く。
○ 2010/4/14
8:00に事務所。
今日もよい天気。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のパネルのたたき台をチェックし、新し文章を書く。
建設会社と連絡を取り合う。
10:00前スタッフが来たので、パネルの修正事項を指示。
鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が、明日「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の360度写真を撮影するので、段取の連絡。
スタッフとKNH-2の簡単な打合せ。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
第1課題は「10人が集って住む空間」。
課題説明をして、学生やアシスタント他大学の大学院生は、近くの想定敷地調査に。
16:40から、来週発表してもらう、現地調査結果・事例調査・ボリュームチェック等について、伊藤先生からレクチャー。
その後、3グループに分かれ、それぞれレクチャーを行い、18:00終了。
しばらく、準備室で話しをして、学校を出てちょっと吉祥寺で買い物をして、19:00居酒屋へ向かう。
水谷先生と伊藤先生と授業開始でお疲れの一杯。
今年もまた始まり、新しい学生達や空間造形の指導のこと、その他学生達を盛り上げ、建築を好きになってもらうようなことなどあれこれ話す。
この飲みながらの話しに学生達も参加したら一番良いのに、と言う話しから、空間造形の授業後2週間に一度くらいで、学内で勉強会を開こうと言う話しで盛り上がる。
とりあえず来週から始めてみようと言う話しに。
なにか3人ともテンションが上がり、気がつけば23:30の閉店。
帰路に着く。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間も引き続き1本目をハロン20秒、2本目に17−17で腰の疲れに配慮したメニューで乗られました。その効果もあって徐々に良化が感じられるので、少しずつ負荷を強めながら様子を見ていきます。馬体重は先週と同じ545キロでした。
○ 2010/4/15
昨晩は盛り上がって、けっこう飲んだので起きられず、9:30前事務所。
今日はまた寒くなる。
スタッフが置いて行ったOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のパネル案のチェック。
10:00過ぎ、そのチェックをスタッフに指示。
連絡事項いくつか。
一日事務所でKNH-2のスケッチ。
時々、パネルの進捗状況の確認。
18日、中山、5Rにマイネルチハヤ、8Rにマイネアルデュールの出走確定。
馬主会の桐山から電話があり、馬場に行くことにする。
当日は皐月賞。楽しみだ。
○ 2010/4/16
8:00に事務所。
今日も寒い。冬に戻ってしまったみたいだ。
スタッフが置いて行ったOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のパネルの最終チュック。
面白い展示が出来そうだ。
是非ご覧下さい。
10:00、スタッフにパネルの修正を指示。
模型の展示の仕方などをスケッチ。
KNH-2のエスキスを進める。
午後、KNH-2のスタッフ打合せ。
15:00事務所を出て、向ケ丘遊園の岡本太郎美術館(http://www.taromuseum.jp/)へ向かう。
明日から開催の「前衛下着道ー鴨居羊子とその時代 岡本太郎・今東光・司馬遼太郎・具体美術協会」展のオープニングに。
唐ゼミ☆(http://redg.info/~karazemi/)が展示やパフォーマンスに関わっており、招待状をもらった。
16:30前着。
常設展を見て、企画展示室へ。
鴨居羊子さんの名前と下着のデザイナーであるということくらいしか予備知識はない。
しかし展示を見て回ると、サブタイトルにある人達の関わり以外にも、状況劇場の役者達をイメージして、細江英公さんが鴨居さんの人形を撮影した写真があり、唐ゼミ☆とのつながりにも納得。
さらに展示室を進むと、昨年唐ゼミ☆が公演した「下谷万年町物語」のセットの一部が建て込まれ、その中に鴨居さんの下着が展示されている。
その両方が見事にマッチしている。
唐ゼミ☆のメンバーや代表の中野さんも会場におり、いろいろ話しを聞く。
17:00から、オープニングレセプション。
そして17:45から唐ゼミ☆による「チェニカショー」という下着のショーが、展示室で始まる。
いやいや際どいショー(嫌らしいと言う意味ではなく、本当に際というかマージナルというか)が30分弱行なわれ、これが展覧会ツアーにもなっている。
ともかく、それくらいのことは許容してしまう魅力を鴨居さんは持っていたのだろう実感する、とてもチャーミングな展覧会だった。
またまた、昭和の女性パワーにやられてしまった。
そうそう、具体の展示で、万博のお祭り広場でのパフォーマンスの映像があり、磯崎新さんの先端性を改めて認識した。
18:30前に美術館を出て帰路に着く。
出掛ける時、阿佐ヶ谷駅前の書店に立ち寄ったら、村上春樹さんの「1Q84」の3巻目があったので入手し、「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫)はちょっと休んで、早速読み始める。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、18日(日)、中山5Rのダート1800mに出走します。水曜日の追い切りはリードホースを追いかけて抜き去る、という実戦を想定したものでした。鞍上がゴーサインを出すときっちり伸びて先着を果たすなかなかの好内容です。助手は「仕掛けてからの反応は上々。500万でも通用すると思う。あとは久々の影響がどうか」と感触を述べていました。ある程度好位からの競馬が理想ですが、前にいけない場合は無理に出していかずにペースが落ち着いたところで順位を上げて早めに動く、初勝利時のような競馬をしたいものです。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、18日(日)、中山8R・袖ヶ浦特別・芝1200mに出走します。前走は力を出し切っていないようで疲れはなく、レース間隔が詰まっていることは心配なさそうです。今週の追い切りも外ラチ沿いをまわってきたもので、同馬にしては折り合いはついていました。半マイルからのタイムになっているのは、加速し始めてからすぐに5ハロン標識に差し掛かることが原因です。前走は釈然としない負け方だったので、今回はあきらめずに最後まで追ってくれる和田騎手に依頼しました。
○ 2010/4/17
7:30に起きたら、結構な雨の音。
外を見たら、屋根や車の上に雪が積もっている。
どんな天気なんだろう。
合羽を着て、8:30前事務所に。
10:00前くらいから雨は上がって来た。
建築施工法の資料の確認と修正作業。
KNH-2のスケッチ。
ラジオから、イ・チャンドン監督の新作映画の情報が流れて来た。
「シークレット サンシャイン」(http://www.cinema.janjan.jp/0805/0805076507/1.php)期待出来そうで、楽しみだ。
「グリーンフィッシュ」「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」全てが素晴しい。特に「オアシス」がベストだが。
13:00、EMHの建設会社の担当者来所。
増減と残工事の打合せ。14:00終了。
朝の天気と打って変わり、時々陽が差して来る。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の提出物、忘れていたものがあって、慌てて作成するもなかなかうまく行かず、時間がかかる。
16:30に事務所を出て、1997年に竣工したMYHへ。
駅でチェ・ミキと落ち合いバスで向かう。
何年ぶりの訪問であろう。
MYHに近づくと、ご主人が玄関まわりに水を撒いていた。
久しぶりのご挨拶をして、外を一緒に回ってみる。
竣工時に一緒に植えた木がとても大きくなって、家ととても良いバランスになっている。
そうこうしているうちに、夫人も戻って来られ、家の中に。
一通り家の中を拝見して回る。
2年程前に、床暖房を入れフローリングを変えたり、浴槽まわりを新しくしたそうだが、とてもしっくり行っている。
13年の間に木部もとても良い色になり、丁寧に住まわれているのが良く伝わって来て、嬉しい。
お子さん達も大きくなり、予備に作っておいたスペースをうまく活用して、魅力的な子供部屋がふたつ出来上がっている。
久しぶりの乾杯をして、沢山の思いで話しを。
さらに仕事の話しや、偶然の繋がりに驚いたり、どんどん盛り上がり、気がつけばすっかり遅い時間になっている。
沢山のお料理とお酒を頂き、あまりの居心地の良さにすっかり長居をしてしまった。
お礼を述べ、帰路に着く。
この2ヶ月程、桜などが咲いたりで声をかけて頂き、完成したお宅4軒に訪問させて頂いた。
ありがたいことである。
○ 2010/4/18
昨晩はあまりの楽しさに、沢山飲んでしまった。
どうにか9:00に起き出して、10:30前大和町を出て、中山競馬場へ向かう。
11:30競馬場着。
11:45、パッドク脇のハイセイコー像の前で馬主会の桐山と落合う。
今日はよい天気で暖かい。
旭化成時代の同期が早期退職し、昨晩送別会で、その退職する同期がよく競馬場に来ており、今日も地下のフードコーナーに席をとっているとの話しをしたとのこと。
5Rマイネルチハヤのパドックを見て、馬券を買って馬場に。
12:20、出走。ゲートを出て良いところなく、9着。
地下のフードコーナーに行き、同期と落ち合う。
何十年ぶりだろう。
ビールを飲みながら話しをしたり、競馬を見たり、馬券を買ったり。
13:20、7Rが出走したので、桐山とパドックへ。
8Rのパドックを見て、マイネアルデュールの馬券を買って、馬場へ。
13:50、出走。こちらも同じように良いところなく、やはり9着。
なかなか難しいものだ。
地下に戻って、同期に挨拶をして桐山と競馬場を出て、帰路に着く。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
和田騎手「自らという気はあったし、この馬なりに動けている。次はもっと良くなると思う」
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
和田騎手「軽く出していったが行けなかった。少しボコボコした馬場を気にしている感じ。ラストはじわじわときているのだが」
○ 2010/4/19
7:00に事務所。
メールチェックして、先ずはMYHのクライアントにお礼を。
盛りだくさんだった土日の日報を書きつつ、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)に一緒に参加する建設会社に連絡。
KNH-2のスケッチ。
10:00スタッフが来たので、OZONE5人展のスタッフ打合せ。
「建築施工法」の授業の確認。
KNH-2のスタッフ打合せ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から「建築施工法」の2回目の授業。
17:45終了。
吉祥寺にバスで出て、ヨドバシカメラで買い物をして事務所に戻る。
○ 2010/4/20
7:00に事務所。
KNH-2のコンセプトスケッチ。
それに伴う案のスケッチ。
中学の同級生の松岡君に、知人の改修の件で電話。
10:00スタッフにOZONE5人展の指示。
引き続き、KNH-2の打合せ。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)に一緒に参加する建設会社からも一人来てもらい、展示やリーフレットの準備作業が行なわれている。
12:00過ぎに事務所を出て、知り合いの三浦さんの完成間近の住宅現場へ。
日曜日にオープンハウスだったのだが、見に行けなかったので我侭を言って今日拝見することに。
現場は外構や家具工事がまだ行なわれている。
町中にある小さく複雑な構成の建築だが、まわりから引きがあり、四方に開口があるので開放感がある。
一通り案内してもらい、少し話しをして14:00前お暇する。
その脚で、新宿三丁目のサード ディストリクト ギャラリーへ。
いろいろ教えてもらっている、三根潤さんの写真展「Yokohama#08」(http://www.3rddg.com/home/2010.4.13/mine_jun.html)を見て、14:30事務所に戻る。
引き続き、KNH-2のスケッチを行ない、夕方スタッフと打ち合わせ。
18:30過ぎに事務所を出て、高円寺の成都へ。
電車で来るスタッフを待っていたら、知り合いがふたり入って来た。
外から見えたので、とのこと。
久しぶりで、一杯やりながら少し話す。
そうこうしているうちにスタッフや武蔵野大学の卒業生が来たので、ふたりはよそへ行った。
今晩はいろんな意味でのお疲れとお祝いの会を6人で。
飲み進むうちに喧々囂々、話しが盛り上がり気がつけば0:00過ぎ。
お開きにする。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日はMブエロと縦列から併せ馬に切り替える調教を行いました。相手は気を抜いて催促されていましたが、同馬は楽な手応えでした。育成主任は「素軽さがあるうえに、なかなかバテない。マイルくらいはあったほうがこの馬の持ち味が生きそう」と語っていました。今後の馬体の成長が鍵になりそうです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日追い切りを行ったところ、前回とは打って変わって目の覚めるような動きを披露。稽古で動いていた父グラスワンダー、ゼンノロブロイの2頭のコスモ所属馬を相手にしませんでした。以前に比べて体が絞れて引き締まったのもありますが、育成主任は「初めて跨がったけど思った以上。硬めの脚さばきだが、筋肉が強くてスピードもある」と驚いていました。馬体重は457キロ。
○ 2010/4/21
昨日はよく飲んだ。
起きられず、9:00前に事務所。
昨日の雨でまた大和町のキャロライナジャスミンが散っている。
KNH-2のスケッチ。
10:00スタッフが来たので、今日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の設営の指示。
12:00前に、展覧会の設営のために建設会社の担当者が車で来所。
模型やパネルを積み込み、スタッフ達はOZONEへ向かった。
KNH-2の途中スケッチをスタッフの机の上に置き、13:45事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
9班に分かれて、敷地調査・事例調査・ボリュームチェックの発表。
その後、各グループに分かれて1回目のエスキスチェック。
1グループ14人。
ふたり休んでいて12人それぞれのエスキスチェックを終了したのは、19:30。
久しぶりに、頭の芯から疲れた。
事務所に電話して、OZONE5人展の設営の結果を確認。
一部手違いがあったとのこと。
やれやれ。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間もハロン17〜20秒のメニュー。後躯の良化に伴い、しっかりした動きに変わってきています。Mアカツキと併せてラスト1ハロンだけを15秒で駆け上がった先週末の調教では、伸びやかなフットワークが見られ、気合いの乗りもまずまずでした。6ヶ月不出走の見舞金の受給条件を満たした上で復帰させたいと考えています。
○ 2010/4/22
7:00過ぎに事務所。
昨日は暖かかったが、今日はまた寒い。
もう四月も後半。一体どうなっているのだろう。
いろいろな雑務を片付ける。
その後、スタッフが置いて行ったKNH-2のスケッチを確認し、そこにスケッチを加える。
10:00スタッフが来たので、昨日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の設営の手違いについて確認。
修正すべく、建設会社とOZONEに連絡。
KNH-2の打合せも。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
一日KNH-2のスケッチを続ける。
○ 2010/4/23
今朝も寒く雨が降っている。
大和町のキャロライナジャスミンの花が、雨と寒さで沢山散っている。
7:00過ぎに事務所。
昨晩、机のスタンドが明るくなったり暗くなったりを何度か繰り返し、こちらの目の調子がおかしいのかと思っていたら、突然消えてしまった。
電球が切れたのかと思い、取り替えようとしたら尋常な熱さでなかった。
ほかの球に変えても着かず、その球を抜いたらその口金もちょっとの間にすごい熱さになっていた。
多分スイッチのところがなにかトラブルがあるのだろう。
違う机のスタンドと取り替える。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が無事スタートしたことを、事例として出展の了解を頂いたYTHのクライアントに、ダイレクトメールを読み込み送付。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面チェック。
KNH-2のスケッチを続ける。
昼過ぎにOZONEの展示の修正に行っていたスタッフが戻って来たので、KNH-2の打合せ。
雨の中を銀行に行ったり。
KNH-2のスケッチとイメージ出し。
ネットニュースに不動産価格高騰で北京に2㎡のカプセルアパートが登場したとのこと。
(http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1272006303)
日本がうさぎ小屋なら、これはうなぎの寝床か。
いやはや。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。レース後、右後肢球節の下部にくもずれ(地面と接触して起こる外傷、擦過傷)が見られました。大したことはなく、腫れが落ち着いた21日(水)から乗り出しています。前走はもうひとつといった結果でしたが、レースの疲れはなさそうです。次走は新潟2週目のわらび賞・ダート1800mが有力。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。厩舎周りの運動で楽をさせ、21日(水)からは角馬場で軽く乗って馬体をほぐしています。芝を見限ったわけではありませんが、次走は新潟2週目の八海山特別・ダート1200mの予定。節不足で除外されるようなら翌週の東京の平場・ダート1300mへ向かいます。
○ 2010/4/24
今朝はよい天気になった。
しばらく続いた雨のおかげで、空気が澄んでいるように感じる。
7:30に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面をチェックし、さらにエスキスを進める。
徐々に収斂されて行く。
15:00に事務所を出て、EMHへ。
外構のフェンスの鉄骨下地が今日施行なので、確認。
15:30着。スタッフと建設会社の担当者と話しをしていたら、外出中のクライアント夫人が戻られる。
フェンスの説明やいくつか話しをして、地下を見せて頂く。
自主工事で壁が黒く塗られ、さらに良い感じになっていた。
近くのタウンホールでスタッフにKNH-2のスケッチの説明。
吉祥寺に出て、バウスシアターで「息もできない」ヤン・イクチュン監督
(http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/)の整理券をもらい、近くのカフェに行って「1Q84・BOOK3」を読む。
18:00過ぎ、カフェを出てバウスシアターへ。
チェ・ミキと落合う。
どちらかが50歳以上の夫婦割引で、ふたりで2000円。
「息もできない」は監督のヤン・イクチュンが、主人公のサンフンに完全になりきった、壮絶な映画だった。
130分の映画だが、それこそ息を詰めているアッと言う間に終わってしまった。
なにか大きな固まりが残った。
近くの居酒屋へ行って一杯。
「息もできない」は後になって考えると、いろいろに感じられる要素を含んでいた。
多分、文章にすると全く違ったものになってしまう、映画でしかできない表現の作品のひとつだった。
○ 2010/4/25
今日はよい天気。
8:00過ぎに起き出して、いつものように「課外授業・ようこそ先輩」を見る。
やはり面白いな、この番組。
「建築施工法」の授業レポートでも、この番組のようなことが(もちろん相手は大学生なのだから違うのだが)できないだろうか。
そのためには、「建築施工法」という授業の特質(この授業で伝えたいこと)をはっきりさせなくてはいけない。
もちろん、その試みはやっているのだが、ベーシックなことも話ささなくてはならいので、毎回そのような話しにはならないので、その特質は伝わりにくい。
もう少し考えてみよう。
午前中、高円寺に買い物に行った以外は、一日大和町。
日が長くなり、夕方室内に差す西日がきれいだった。
○ 2010/4/26
今朝もよい天気。
気温も昨日と同じように高そうだ。
明日からはまた雨になりそう。
7:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行った、KNH-2の図面をチェック。
日報を書いてアップ。
「建築施工法」のレポート課題案の検討と、今日の授業の確認。
10:00、スタッフが来たので清掃し、KNH-2の打合せ。
10:30、冷暖房業者さん来所。報告と新たなカタログの説明。
引き続き、KNH-2のスタッフ打合せと3Dのスケッチ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から「建築施工法」の授業。
17:45終了。事務所に戻る。
○ 2010/4/27
今日からまた天気が崩れて行くようだ。
7:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認し、スケッチを続ける。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
一日その繰り返し。
合間に、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の案内を知り合いの編集者方々にメールする。
一般の方への情報発信ができるとよいのだが。
○ 2010/4/28
昨日から降り出した雨が、今朝も降り続いている。
三日連続で弁当を詰め、7:30前に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認し、スケッチ。
10:00過ぎ、スタッフ打合せ。
13:30過ぎ、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
グループのほとんどの学生が出て来ているが、先週からあまり展開していない。
ちょっとでも行き詰まるとすぐにネガティブに考えてしまっている。
そこで出て来た問題点が、次に進む道筋を与えてくれる大事な要素なのだが。
エスキスの展開の仕方などを具体的に話しながら各自のチェックを行ない、19:00全員終了。
しばらく製図室の準備室で休憩し、19:30過ぎ学校を出る。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先日の追い切りでは併せ馬のパートナーが脚元を痛めたために急遽単走になってしまったものの、1頭でもしっかりした動きで55秒をマークしました。育成主任は「いままでに比べて前向きさが出てきたのは良い傾向。馬体重はそれほど減ってはいないが、体つきがシャープになってきた」と評価していました。いまのところ来週か再来週の入厩で宮本師と打ち合わせています。
○ 2010/4/29
昨日の晩に雨は上がって、今朝はよい天気だが風がある。
散ってしまったキャロライナジャスミンを清掃。
春の陽が掃き集めた花にあたってきれいだ。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と打ち合わせ資料を確認。
10:00、スタッフと最終打合せ。
机まわりの雑誌を片付けながら、読んで行く。
17:00過ぎスタッフと事務所を出てKNHへ。
近くの駐車場に既に置いてあると言うキャンンピングカーを確認。
18:00過ぎから、KNH-2のプレゼン打合せ。
要望からではプライオリティがはっきりしなかったが、やはりこのようにたたき台を提出すると、いろいろな情報が飛び出して来てる。
建築計画で一番夢が膨らむ楽しい過程。
そんな楽しい過程を、学生達は何故楽しめないのだろう。
模範解答があり、それに答えないといけない、という建築計画とは全く逆の思考に縛られているように思えてならない。
それをどのように開放してあげられるか、思案のしどころだ。
20:00くらいまで話し、その後近くの四川料理店で食事と紹興酒を頂きながら計画についてや、近況などについていろんな話ができて楽しかった。
22:30前、お開き。
楽し時間とおいしい食事とお酒、ごちそうさまでした。
この後は、クライアントの裁量次第なので、連絡を待つしかない。
○ 2010/4/30
今朝もよい天気。
8:00に事務所。
片付けをしながら、昨晩の話しを反芻しながらKNH-2のスケッチを続けてみる。
スタッフは今日から連休にしたので、一人。
昼過ぎから、中島みゆきをちょっと大きな音で聞きながら、スケッチや読み物。
「SinglesⅡ①」の「時代」の後の2曲目「最後の女神」の出だしが流れ始める。
「いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか」
中島みゆきさんと村上春樹さんの言葉に対する信頼感の共通性を強く感じる。
武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻の2009年度の優秀作品を掲載したイヤーブック「Mu No.6」を読む。
しばらく前に頂いていたが、ゆっくり読む時間が無かった。
最後の方の専任の先生方による座談会は、毎年楽しみである。
今年のタイトルは「バランスと力」。卒業設計についての座談が主だ。
各先生方の的確な発言は、全ての問題点を明確にし、学生達が何を考えて行く必要があるかの指針を示している。
が、これが伝わらないのがもどかしいところである。
せめて、学生達はこの労作を、隅から隅まで最低三度くらいは繰り返し読んでもらいたい、と思う。
そうすれば何かが少しずつ変わって行くように思うのだが。
毎年厚く(熱く)なって行く「Mu」。
こんなイヤーブックを作ってもらえる学生達は幸せだ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。先週は無理せずに角馬場だけの運動にとどめ、全休日明けの火曜日から坂路とウッドコースを併用して乗り込んでいます。くもずれも治療やバンテージを巻くなどして保護することで歩様に現さなくなりました。きょう金曜日に15−15程度を消化しており、来週の新潟、わらび賞・ダート1800mを目指します。中野師は「物見が多くてシャドーロールを着けている。一度叩かれてピリッとしてきた。坂路では特に前向きで抑えるのがきつそう」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。軽い筋肉痛で腰を落としてしまうのはいつものこと。毎日マイクロレーダーを充ててケアをしており、調教に支障はありません。飼い食いもよく、与えたものをペロリと平らげています。水曜日には半マイルからの追い切りを消化。調教助手は「今回は折り合いがつきすぎた感じ。いつもと逆でふわっとするくらいだったのでその分終いを追った」とその感触を述べていました。来週、新潟の八海山特別・ダート1200mへの出走を予定しています。
○ 2010/5/1
連休に入り、やっと春らしくなって来た。
8:00に事務所。
昨日から、空間造形3の学生からポツポツと相談メールが届くようになって来た。
但しまだ具体的でないので、簡単なコメントを返すのみにしている。
机まわりを整理しながら、読書。
15:30過ぎ、武蔵野大学の学生からメールで図面と模型写真が来たので、コメントを書いて返信。
16:15事務所を出て、阿佐ヶ谷で買い物をして、西荻の実家へ。
西荻窪の街は、高円寺や阿佐ヶ谷と違って、ターミナルもそれ程大きくなく、こじんまりしていて、降り立つとホッとする。
気持ちの良い天気の中、いつもとは違うルートで実家へ。
少しずつ街は変わっているが、西荻窪と言うイメージの中での変わり方だ。
食事をしながら一杯やって父と話す。
母の認知症は相変わらず。
まだ自分で歩けるから良いが、とのこと。
19:30過ぎ実家を出る。
自分たちを含め、歳をとると言うことを、実家に来るとヒリヒリと感じ、いろいろなことを考えながら駅まで向かう。
来たときと、西荻の街がちがって見える。
○ 2010/5/2
昨晩帰ってから、人から借りたDVD「シアトリカル」(http://www.amazon.co.jp/シアトリカル-唐十郎と劇団唐組の記録-DVD-大島新/dp/B001FADK56/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1272931735&sr=1-1)を見た。
封切り時にも見たが、唐さんは唐十郎と言う肉体を演じているのか、それともそのままが唐十郎と言う肉体なのか、ただそこには唐十郎が確実にあるということは確かだ、と改めて感じる。
見ながら、調子に乗って一杯やりながら韓国海苔を一袋食べたのがいけなかったのか、胃の調子がおかしい。
いつものように、「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
午前中高円寺に買い物に。
演劇評論家の西堂さんに連絡がついたので、17:00新宿で会ってもらい相談事。
胃の調子が悪いのに懲りずに、朝昼に重いものを食べたら、夕食時、何も口にできなくなってしまった。
あたりまだ、やれやれ。
胃薬を飲んで、早めに休んだら、1:30頃目が覚めてしまい眠れない。
体調も良くなって来たので、「1Q84 book3」村上春樹著(新潮社http://1q84.shinchosha.co.jp/)を読み進み、5:00に読了。
うーん。
再び眠る。
○ 2010/5/3
7:30過ぎに起き出す。
今朝は体調は回復。
9:00前に事務所。
連絡事項いくつかと、昨日の相談事の報告の下書き。
10:00、事務所を出て東京都写真美術館へ。
「森村泰昌展・なにものかへのレクイエム」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-4.html)。
なかなか充実した作品展。
意見はいろいろだろうが、こういうことを愚直にやる人が少なくなっているように思う。
個人的な感想では、スチールよりムービーの方が面白かった。
メッセージ性がかなり高い作品なので、音声や動画の方が伝わって来るのだろう。
せっかちなので映像の展示は苦手で、最後まで見通せないことが多いのだが、森村さんの映像は全て見通せた。
大阪人のホスピタリティがにじみ出ているからか。
大阪のおばちゃんパワーがあらわれた映像が、そのシリアスなメッセージを相対化していて気持よかった。
つい笑い声をあげてしまったが、まわりの人達はクスリともしない。
写真美術館を出て、NADIFFへ「村瀬恭子Drawing」(http://www.nadiff.com/gallery/2F_murase.html)を見に行くが、あれあれ終了していた。
そのまま、銀座に移動し、BLD GALLERY「森山大道 新作写真展『NAGISA』」(http://bld-gallery.jp/exhibition/100416moriyamadaido.html)へ。
銀座の街は人で一杯だが、ギャラリーはすいていてゆっくり見れた。
よく見ると最後(反対から見れば最初)の写真に、森山さんが小さく写っている。
いつもの写真だが、ああヒッチコックと同じだ、と初めて気付く。
事務所に戻り、ちょっとしてから買い物をして、大和町に戻る。
明るい光の中、シャワーを浴び、ビールを飲み、洗濯をして、遅い昼と夕食を。
昨晩食べようと思っていたものを平らげる。
○ 2010/5/4
7:00に起き出す。
7:30頃、1日から浜松の実家に行って、昨晩遅く帰って来たチェ・ミキが起きてく来たので、浜松の様子などを聞く。
お土産もあるので、妹に連絡をして夜会うことに。
8:30事務所。
溜まっている日報を書く。
預かっている演劇関連の沢山の写真を少しずつ選択作業。
午後、それに関連する連絡が来て、日曜日の西堂さんへの相談事の下書きをまとめて、送信。
にわかにこれ関連の連絡事項が続き、ちょっと慌ただしくなる。
16:30前事務所を出て、吉祥寺へ。
チェ・ミキと落ち合い、ヨドバシカメラへ。
気温が上がって来たら、大和町の冷蔵庫がうなり声を上げるようになってしまったので、いよいよ買い替えに。
いくつか見比べ決め、店員と交渉し値切ったらかなり安くなり、驚く。
手続きするも、クレジットカードだとポイントが少なくなるので、新しいクレジット・ポイントカードを今日作れば、ポイントは増えると言うことだったので、カード作成。
思ったより時間を取られる。
しかし、よくDMで送られて来るようなカード作成合戦、これで儲かる人が居るからやっているのだろうが、何とも実態を感じられない、不思議なことに沢山の人の労力がかけられている。
18:00に改札で妹夫婦と待ち合わせているので、チェ・ミキに先に行ってもらう。
カードが出来るまでしばらく待って、そのカードを持って売り場で精算をして、18:30近くの居酒屋へ向かう。
妹夫婦と4人で飲みながら、姪の就職が決まったことや西荻の両親の話しなど。
しばらくそこで飲んで、今日は気温も高く外が気持よいので、河岸を変えて外で飲もうと、たしか屋台のおでん屋があったところへ向かう。
おでん屋はあったがおじさんがまだ準備中。もうしばらくかかるとのこと。
ほかを探そうと、ハモニカ横丁に行ってみるも、外で飲めるところは何処も満席。
皆考えることは同じだ。
再び屋台に戻って、やっと落ち着く。
明日も休みだからか、今夜は皆元気で、カラオケに行こうという事になり、近くのカラオケボックスへ。
このメンバーでカラオケは初めて。
年齢が近いからか、選ぶ曲は皆馴染みのある曲ばかり。
1時間と言っていたのが、結局は2時間。
0:00にお開き。駅で別れる。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。410キロ台と小柄で体も細く、すでにギリギリの体型といったところ。テンションも最近は高めで、ゲートに入れられることを察知すると後ずさりして逃げようとします。入ってしまえば駐立、ダッシュとも問題ありません。追い切りの動きはまずまずといったところ。瞬発力よりも持続力があって長く脚を使うタイプです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。鞍上の重みや傾斜を苦にしない力強いフットワーク。たっぷり水分を含んだ不良馬場もものともせず、ぐんぐん推進できる脚力があり、主任には「真歌牝馬のナンバーワンかも」と評されています。先週の3頭併せの追い切りでは、楽に抜け出すパフォーマンスを披露しました。
○ 2010/5/5
さすがに昨晩は張り切りすぎた。
8:00に起き出し、9:00に事務所に来たが疲れがとれていない。
暑いくらいで半袖。
連休の最後の日。
一人で過ごす事務所も今日までなので、ゆっくりと時間を過ごす。
夕方早めに上がる。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、コスモレニと行った先日の追い切りで53秒のタイムを計時。攻め駆けする相手で手応えこそ見劣ったものの、渋太く食い下がる良い内容でした。ここにきて一段と良化している感があり、スタッフは「以前よりも素軽くてバランスが取れている」と感触を表現しています。栗東の宮本厩舎に向け、きょう5日(水)に542キロの馬体重でビッグレッドファーム鉾田を出発しました。
○ 2010/5/6
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
朝の道路は通勤通学の人達で、昨日までとは様相が変った。
雑務の調べこと。
預かっている演劇関連の写真のピックアップし、ファイルにまとめ、記録を取る。
EMHの増減の建設会社からの返信に着いてスタッフ打合せ。
引き続き、唐ゼミ☆の申請用図面作成の指示。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーのための調べもの。
いくつか連絡事項が入り、連休が明けたことを実感する。
8日にマイネルチハヤ、9日にマイネアルデュールが新潟のレースに登録していたが、マイネアルデュールは除外。
マイネルチハヤは10R出走確定。
○ 2010/5/7
今朝も弁当を詰め、私道を掃き掃除していたら近所の方が出て来て、風が強いからすぐに枯れ葉などが溜まってしまいますね、と話しながら一緒に清掃し、7:30に事務所。
曇って湿った空気で、風がある。
昨晩もそうだったが、窓を開けていると、風が通り気持がよい。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーのための調べものの続き。
今日午後、元武蔵野大学の職員の中島さんが、ホームページのレクチャーに来てくれるので、パソコンの整理をする。
KNH-2のアイデアスケッチ。
午後、中島さんが来所。
ところが、使用しようと思っていたアプリケーションの体験版がダウンロード出来ず、いろいろ調べたら、バージョンアップの谷間で無く、アップしてしまうと現在のOSでは対応出来なくなってしまうことが判明。
どうしようかといろいろ話す。
結局、今日はレクチャーは出来ず、中島さんには無駄な時間を使わせてしまった。
夕方、KNH-2についてスタッフ打合せ。
18:00過ぎ事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
新年度になって久しぶりの小劇場の勉強会。
今晩は伊東さんが甥の結婚式で知り合ったという、シブヤ大学(http://www.shibuya-univ.net/)の学長の左京さんや、青山学院大学の鳥越さんと学生達、その他渋谷絡みの人達や、いくつかの大学の学生、そして昔からのメンバーも集り、打合せ室が満杯の盛況。
先ずは、左京さんからシブヤ大学について話しを聞き、いろいろ質問。
面白いコミュニティの作り方を目指しているのがよく分かる。
この後アポのある左京さんが20:30に帰られ、次に、青山学院大学の学生から、昨年晩秋に行なったSCAPE WORKS百軒店(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)について話しがある。
今年も何かしら企画したいとのことなので、勉強会をどんどん利用してもらえれば、と話す。
初めて参加した人達も多かったので、自己紹介を含め、ちょっとずつ話しをしてもらう。
最近の若いものは、と言うが、こういう会に積極的に参加する学生達は、思っているよりしっかりしている。
あっという間に21:30を回り、21:45お開き。
鹿野さんと木津さんと駅までご一緒し、駅で別れる。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、8日(土)、新潟10Rのわらび賞・ダート1800mに荻野琢真騎手で出走します。水曜日の追い切りはテンからパートナーの外に併せたもの。遅れてしまいましたが、跨がった調教助手は「相手は芝向きの馬だから気にしなくて良いと思う。叩かれて体が引き締まってきたし、今度はパサパサの力が要る馬場でレースができれば」と話していました。スタートして行き脚がつかなくても、2戦目で勝ち上がったような積極的な競馬で勝負して欲しいと願っています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、6日(木)にビッグレッドファーム鉾田から栗東の宮本厩舎に移動しました。きょう金曜日から坂路1本を駆け上がっています。次走は再来週が有力。久々に同馬に跨がった調教助手は「以前より肉付きが良くなって逞しく感じる。きょうは久々だったから少し入れ込んでいたけど、すぐに慣れて落ち着くと思いますよ」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。今週の八海山特別は8節がボーダーライン。3節の同馬は除外されました。今週の追い切りはウッドコースで69.5秒と控えめ。直線の半ばで軽く気合をつけた程度です。相沢調教師は「状態はいい意味で平行線。風が強いと敏感になるけど、坂路をメインにするようになって、今のところ折り合いは大丈夫」と語っていました。東京4週目のダート1300mに出走する予定です。
○ 2010/5/8
昨晩の霧雨は上がり、よい天気。
風が強いので、大和町のキャロライナジャスミンが毎日、私道に散らばるので、掃き掃除をして8:30に事務所。
梁山泊の三浦さんから、小松さんが一昨日亡くなったと電話がある。
小松さんは状況劇場の「二都物語」で、舞台上のレールの上をゴーゴーと回る赤い木馬を作ったり、梁山泊でもいろいろ作ってもらったりした。
そのブリコラージュな技術はとても魅力的で、しかもひとりでとてつもないものを作り上げてしまう凄さにはいつもビックリさせられていた。
癌になり死にそうになったが、奇跡的に癌が消えてしまった。
その時に胃をほとんど取り、なにかの機会に一緒に中華料理屋に入り食事をしたが、本当に一口で腹一杯になってしまうのだよ、と言っていた姿を、鮮明に覚えている。
もうお年だったので大往生かもしれない。
ゆっくり休んで下さい。
14:00過ぎに事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
新潟10Rにマイネルチハヤが出走。
馬券を買って、しばらく待ち、14:50新潟10R発送。
中段後方に位置しまずまずのレースをしていたが、各馬がペースを上げたらついて行けず、13着。
場外馬券売り場を出て、OZONEへ向かう。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の展示、設営の時には立ち会えなくまだ見ていなかったので、確認に行く。
ほかの方の展示も見て、3階の展示も見て行こうと思い出掛けたら、コンペのイベントが終了し打ち上げをしているところだった。
5人展に一緒に参加している、一條さん達も居て挨拶し、OZONEのスタッフ何人かも居て、シャンパンをご相伴に預かる。
15:45その会場を出て、途中の酒屋でお祝いの酒を買って、花園神社の唐組紅テントへ。
16:30前、唐組の鳥山さんを訪ねる。
昨秋、偶然知り合いになった写真家の方が、1968年から70年まで状況劇場の写真を撮影していて、一部しかプリントしていなかったのだが、それらを拝見したら、当時の役者達の素晴しさを捉えている。
これはどうにかしたいと考え、演劇評論家の西堂さんにも見てもらったりしたが、やはり唐さんに見て頂くのが先ず一番だろうと、上演前の時間だが、鳥山さんの案内でテントの楽屋を訪ねた。
写真家の方からの手紙と、400枚くらいある中からピックアップした35枚をファイルしたものを、経緯を説明しながら唐さんに見て頂く。
唐さんは懐かしがってくれ、帰ってからゆっくり見ます、と言って下さった。
緊張した15分間だったが、どうにか無事にすみ、ホッとする。
しばらく鳥山さんと話し、花園神社を出て、二丁目のphotographers'gallery(http://www.pg-web.net/)を見て、Place M(
http://www.placem.com/schedule/2010/20100503/100503.html)の須田一政写真展「風姿花伝」へ。
その後、蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)に寄って、花園神社へ戻る。
18:30チェ・ミキと落ち合う。
入場を待つ間に、唐さんの奥様に写真の件をお話する。
19:00から唐組「百人町」開演。
途中休憩を挟んで、1時間20分。
いつもとは一寸違った配役と多くの歌が挟まった芝居。
今日はいろいろあり疲れたので、公演後の飲み会は遠慮して、帰路に着く。
マイネルチハヤ
荻野騎手「ある程度の位置につけられたように具合は悪くなかったと思う。ただし、ペースが上がるとおかれてしまった。もう少しクビを起こして走れるようになれば良くなってくるかもしれない」
○ 2010/5/9
7:00頃目が覚めてしまったので、寝る前に再読している「プレーンソング」保坂和志著(http://www.k-hosaka.com/note/comment/pre.html)を読み、8:15おき出して、いつものように「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
下社の御柱で死亡事故があったらしい。
本の整理をしたり、献立を考えて、高円寺に買い物へ。
午後は鷺ノ宮方面の魚屋と肉屋へ。
団地の外れに、魚屋と肉屋と八百屋3軒で小さなマーケットになっている。
久しぶりに買い物に来たら、近くに大きなスーパーの工事が進んでいた。なんてこった、まったく。
夕方から内藤の復帰戦があるというので、早めにバリカンを当てシャワーに入り、マイルカップを見たあと内藤の復帰戦を見る。
最初は緊張して力が入ってる様子だったが、やはり力が違う、まぶたに傷を負い長くなるとまずい状況になり、ちょっと気を入れたら試合が決まった。
5回TKO。そうだろう、そうだろう。
夕方の傾いた光の中で、TVに映る後楽園ホール、良かった。
「課外授業 ようこそ先輩」のほかにもうひとつ嵌まっている番組「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)を酎ハイを飲みながら見る。
○ 2010/5/10
7:00過ぎに事務所。
昨晩も何度も目が覚め、寝たのか否かが定かでない。
今日の建築施工法の授業の確認。
土曜日に行なわれたEMHのフェンス工事に立ち会ったスタッフが撮ってきた写真を見る。良い感じで出来上がった。
KNH-2のスケッチ。
事務所の清掃。
いくつかの連絡事項を電話。
KNH-2のクライアントや何人から、メール有り。
10:00スタッフが来たので、清掃後唐ゼミ☆の申請用図面とKNH-2の打合せ。
日報を書いてアップし、15:30前事務所を出て武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
反応の少ない学生達に向かって、90分話すとエネルギーを消耗すること甚だしい。
自分の学生時代、先生に対して失礼なことをしていたな、と改めて反省する。
17:45終了。事務所に戻る途中、三鷹で知り合いとバッタリ。少し立ち話。
○ 2010/5/11
朝から霧雨。
7:00に事務所。
今晩の会の時間と場所を桐山に確認。
スタッフが置いて行った、KNH-2の打合せ記録と模型を確認。
昨日送った唐ゼミ☆の申請用図面について、唐ゼミ☆から修正の連絡有り。
HMHの改修工事の見積についてクライアントから確認の連絡があり、すぐ工務店に連絡をして内容を確定。
10:00EMHの建設会社の担当者が来所。
増減についての査定の打ち合わせ。
11:00過ぎ終了。
KNH-2についてスタッフと打ち合わせ。
KNH-2のスケッチを続ける。
17:00前事務所を出て、つつじヶ丘の延浄寺へ。
状況劇場や新宿梁山泊などで金属の特殊なセットつくりをしてくれた小松さんの通夜。
89歳なので大往生とは言え、もっと元気な姿を拝見したかった。
式場には懐かしい顔も。
遺影の小松さんの顔は、いつもの優しい笑顔、どんな時にもあの笑顔だった。
焼香をすませ、式場を出て、中野へ向かう。
18:45から中野の居酒屋で、二月程前亡くなった、旭化成の同期入社の梶野さんの追悼の会。
ゴルフが好きだった梶野さんを偲び、何人かは朝からコースに出た。
そして夜は、梶野夫人も招いて、同期の皆で一献傾ける会。
少し遅れてしまい、19:15到着。
皆は既に飲み始めている。
葬儀の時に、26年ぶりに会った以外の同期も来ている。
近況報告や入社時の話しで盛り上がる。
梶野夫人に皆からの贈り物をして、手締めをし、記念撮影を行い、22:00過ぎお開き。
○ 2010/5/12
昨晩は楽しい会で、久しぶりに日本酒を沢山飲んだので、朝一寸辛い。
8:00に事務所。弱い霧雨が降っている。
KNH-2のスケッチ。
昼前にボリューム配置の考え方を変えた案がまとまって来たので、昼一でスタッフと打ち合わせ、図面化してもらうことにする。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の第1課題の授業。
エスキスチェックの時間は今日を入れて残り3回。
今日は一コマを使って、中間発表として、各グループから3人を選んでみんなの前で発表してもらう。
15分程グループ内の成果物を見て回り、TAの学生と3人を選出。
1グループずつ3人の発表をして、その後先生とTAから講評。
これは他のグループでどのような計画が進んでいるのか、全員に参考にして欲しい、と言う目的で行なっているのだが、果たしてどこまでそう思ってくれているか。
二コマ目は各グループに分かれてエスキスチェック。
連休で2週間あったのだが、ほとんどの学生が全く進んでいない。
提出まであと3週間なので、平断面とボリューム配置を一日一案は完成させ、自分の中で問題点を探し出すように、と発破をかけるが、果たしてどうなるか。
19:00、全てのエスキスチェック終了。
準備日で一寸休み、学校を出る。
○ 2010/5/13
今朝はよい天気だが、気温は低い。
暖かさに慣れた身体には、一寸寒く感じる。
弁当を詰め、私道の掃き掃除をして、7:00過ぎに事務所。
弁当詰めや掃き掃除は、繰り返しているうちに少しずつ手際が良くなって来るのが楽しい。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
スタッフ案に手を入れたら、面白い案になって来た。
10:00スタッフが来たので、打合せ。
今日の会のお祝いのお酒を買いに出る。
引き続きKNH-2のスケッチ。
15:00前に事務所を出て、4月に完成したEMHへ。
今日はEMHの稽古場開きと竣工のお祝いを兼ねた会。
その前に、外構のフェンスを確認し、クライアントとスタッフと表札の打合せなど。
16:00過ぎ、地下の稽古場にお祓いの準備ができ、劇団関係者も集り、神主さんのお祓い。
その後、クライアントと我々設計者、そして建設会社の挨拶の後、神酒による乾杯。
しばらく直会の準備が続き、17:00過ぎから飲み始める。
何人かの役者さん達もみえて、7・80人はいるだろうか。
司会進行のふたりが出て来て、稽古場開きが始まる。
先ずはクライアントである座長の挨拶。
しばらく食べたり飲んだりし、18:00大物の役者さんもみえ、鏡開き。
その役者さんがやるのかと思っていたら、僕と建設会社の担当者が呼ばれ、座長と一緒に鏡開きを仰せつかり、いやはや恐縮。
初めての鏡開きは、開いたとたん沢山のお酒を浴びる、と言う洗礼を受ける。
お祝いに駆けつけてくれた役者さん達を差し置いて、再び建築関係者を代表して挨拶。
クライアントでもある座長は、本当に現場に関わった人間をたててくれ、その優しさに感動する。
その後、役者さん達のお祝いのスピーチ。
さすがに面白い。皆大笑い。
皆思い思いのところに車座になり、飲みながら話しをしているのを見る楽しさは、設計者冥利に尽きる。
20:30過ぎ、スタッフと建設会社の方々とお暇しよう、とクライアントに挨拶。
本当に良いものを作ってくれてありがたい、と握手してくれ、嬉しかった。
こちらの考えを尊重してくれたクライアントに感謝。
緊張していたのか、興奮していたのかあまり酔っておらず、スタッフと建設会社の方々と近くの中華屋へ行って、もう一杯。
22:00過ぎお開き。
本当にありがとうございました。
○ 2010/5/14
8:00に事務所。
昨日の会で、いくつかの偶然があり、それらをメールしたり、連絡したり。
KNH-2のもうひとつの案のスケッチ。
昼前にかなりブラッシュアップされて、方向性がみえて来た。
午後一でスタッフと打ち合わせ。
久しぶりに銀星舍に行って、ご主人と話す。
取り置きしておいてもらった、「図説・金枝篇」(http://www.amazon.co.jp/図説-金枝篇-ジェームズ-ジョージ-フレーザー/dp/4487761581/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1273879703&sr=1-3)を入手して来る。
「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)の上巻を読了。
大正13年に生まれてから終戦まで。
この連載を週刊朝日にしていたのが、昭和50年だから丁度半分くらいまで。
個人的なミューズは、「浮雲」の高峰秀子と「東京物語」の原節子とドヌーブ&ドルレアック姉妹。
この「わたしの渡世日記」は高峰秀子さんってこんな人、って言う雰囲気がとてもよくつわって来て、読んでて楽しい本だ。
KNH-2のスタッフ案をスタッフとウンウン唸って考える。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。帰厩後も状態に問題はなく、現在は北馬場のダートコースで乗り込まれています。あす、あさってあたりからは坂路を使った通常メニューに戻す予定にしています。調教助手は「大跳びの馬なので今回のように小回りの競馬場で後手に回ると厳しいのだと思う。目立つ疲れはないのでレースに使っていけると思う」と話していました。中1週か2週で東京のダート1600mに出走する予定です。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。先週末から最終仕上げへ。この中間に55秒と54秒の追い切りを済ませています。どちらとも地味な数字ですが、これはいずれとも終い重点の内容であり、4ハロン手前から加速していればもっとタイムが詰まっていたでしょう。宮本師は「少しもさっとした感じだったが、この馬の動きとしては決して悪くない」と話していました。京都開幕週のダート1400mで復帰する予定。和田騎手に声をかけています。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を主体に乗り込まれています。今週の東京、ダート1300mは抽選で除外。来週の東京、由比ヶ浜特別・芝1400mへの出走を目指します。先々週から負荷をかけていることもあり、水曜日の追い切りは単走で流す程度のものに。ラスト重点で仕掛けるとしっかり反応していました。担当の厩務員は「いつものレース後にある後肢の筋肉痛がまだ少し取りきれていないが、キャンターに行ってしまえば大丈夫。でもピークのときからすれば幾分調子が落ちているのかもしれない」と話していました。いまのところ次走を使って北海道へ放牧するプランが濃厚で、次走で力を出し切って欲しいものです。
○ 2010/5/15
8:00前に事務所。
昨日から気温は低めだが、よい天気で気持がよい。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を見ながらスケッチを続ける。
午後、久しぶりにギャラリー街道リボん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
小書店に寄ったりしながら、荻窪のラベイユへ。
途中、思わぬところで、シアターワークショップの小林君と出会う。
ラベイユは新店舗建設に際し、OZONEでコンペがあり、我々も最終選考の3案に残ったが、残念ながら実施には至らなかった。
ちょっと前に竣工したと聞いたので、拝見しに行く。
自転車でプラプラ散歩するのに気持ちの良い天気だ。
事務所に戻り、KNH-2のスタッフへのメモを書いて、早めに大和町に戻る。
○ 2010/5/16
8:00前に起きだして、「ようこそ先輩 課外授業」を見て、本を読んだり、献立を考えて高円寺に買い物に行ったり。
午後は地下の本棚の整理。
1800からサラダつくりをしながら「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)を横目で見る。
○ 2010/5/17
弁当を詰め、7:00に事務所。
スタッフが置いて行った、KNH-2の図面と模型の確認。
間に清掃。
10:00スタッフが来たので、KNH-2の打合せ。
確かにスタッフ案の方が完成度が高い。
巻き返しにかかる。
15:00過ぎ事務所を出て、郵便局や銀行に寄って、武蔵野大学へ。
晴れて気温が高く、半袖で十分。
16:20から「建築施工法」の授業。
気がつけばもう5回目。
そろそろ現場見学の段取も考えないと。
17:45授業終了。
事務所に戻り、KNH-2のスケッチ。
方向性が見えて来たところで事務所を出る。
○ 2010/5/18
今日も昨晩チェ・ミキが焼いておいてくれた鮭に加え、弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
KNH-2のスケッチをまとめる。
10:00過ぎスタッフと打ち合わせ。
その後、今日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーの打合せのスケッチ。
昼前後に、昨日やっと「建築施工法」の履修者名簿が来たので、昨日までの出欠をつける。
溜まってしまっていた日報を書いてアップ。
KNH-2の図面作業。
16:00過ぎ、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」に一緒にe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)を出展している、日祥工業の渡井さんと宮内さんが来所。
セミナーで話すことの打合せ。
ブレストを重ねながら話しの骨子を構築していく。
1時間半くらい話すうちに、面白いストーリーが浮かび上がって来た。
次回までに必要資料をまとめ、再度ストーリーの確認をすることにして、18:00終了。
このe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)には思い入れがある。
学校を出た後旭化成に入ったのは、住宅の工業化に興味があったからで、設計事務所を始めてからも、ライトのユーソニアンハウスの活動への共感が、時にむくむくと表に出て来るのであった。
しかしなかなか現実にならず、思いで終わってしまっていた。
ほかにもそのような活動をされている建築家の方々の仕事を興味深く見ていた。
今回やっとその糸口が現実のものになったのが、この展覧会に出展した、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)なのだ。
街のインフラ(社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。)になるような住宅を創っていけたら、と大風呂敷を広げた。
まだまだ、アクションを起こしたばかりだが、ともかくアクションを起こせたので、持続させていきたい。
KNH-2の図面作業を続ける。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ゲートに近付くとテンションが高くなるのは変わりません。それでも極端に寄り付きが悪いわけではなく、入ってしまえばあとはスムーズです。体は細いままですが動きはだいぶ良くなってきました。後肢の緩さが改善し、いかにも芯が入ってきたという印象です。シャープな走りができておりこの分ならある程度早い時期のデビューが視野に入ってきます。馬体重は425キロです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間も順調です。追い切りでは力強い動きを見せており、育成主任は「文句のない状態。ゲートもトレセンに移動して1週間あれば十分合格できるレベル。いつでも入厩できる」と評価していました。すくみも最近はまったくなく体調自体が良いのでしょう。宮本師とは来週か再来週の入厩で打ち合わせています。馬体重は466キロ。
○ 2010/5/19
3連ちゃんで弁当詰めをして、7:30前事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の図面チェックし、引き続きスケッチと作業。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のフリーテイクのリーフレットのストックが無くなったとの連絡がOZONEからあったので、準備をして郵便局へ。
13:45、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
今日は、最初に伊藤先生のショートレクチャー。
これは昨年もやったが、学生たちがエスキスの進め方をよく分かっていないようなので、先生やアシスタントの学生がどのようなことをしているかを話し、参考にしてもらおうと主旨のレクチャーだ、
来週から順番にレクチャーが続く。
貴重な資料を使った話しなのだが、興味を示す学生が少なく、残念だ。
課題提出までエスキスチェックは今日を入れて後2回なのだが、半分以上の学生が先週から進んでいない。
ここまで来たら、ともかく良い部分を見つけて、それをブラッシュアップするような質問をして答えを引き出し、頑張るように発破をかけるしかない。
11人見終わったら、20:00前。
今日は授業終了後、アシスタントの学生たちと実習棟で飲みながら話しをして、それにいくばくかの3・4年生も参加してもらい、建築その他について話しをする会を設けた。
水谷先生と伊藤先生は既にエスキスチェックを終了しており、うちのグループが終了するのを待っていてくれている。
20:00過ぎに実習棟に移り、やっと一杯。お待たせしました。
職員の手塚さんがいろいろ食べ物を用意してくれた。
アシスタントとの学生たちとゆっくり話すのも初めてで、最初は淡々と進んでいたが、お酒がすすむにつれていろいろ面白い話しになり盛り上がるも、学生は一人も居ない。やれやれ、まあいいか。
気がつけば、23:30前。
終電が無くなるので、お開きにして、タクシーを呼んで吉祥寺まで皆行き、別れる。
○ 2010/5/20
昨日から降り始めた、久しぶりの雨がまだ降り続いている。
8:00前に事務所。
ちょっと酒が残っている。
スタッフが置いていった、KNH-2のD案の模型と図面を確認。
10:00スタッフ打合せ。
その後、B案の修正スケッチ。
雨が上がったので、午後銀行に行く。
22日マイネルガンバ京都2R、マイネルチハヤ東京7R、23日マイネアルデュール東京9R出走確定。
○ 2010/5/21
今朝も弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
雨上がる。暑くなるようだ。
NMHのクライアントからのメールに返信。
スタッフが置いていった、椿組の仮設申請の簡単な修正事項確認。
KNH-2の図面確認。
午前中、住宅地図のコピーと借りっ放しの本を返しに、自転車で図書館へ。
初夏を思わせる陽気。
午後、新宿梁山泊の「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)のポスターを貼ってもらおうと、銀星舍に行くも、めずらしく休み。
引き続きKNH-2のスケッチ。
18:00過ぎに事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
今晩の小劇場の勉強会は、シアターワークショップの新人の安達さんの修論の発表。
お茶の水女子大でストリップの研究をした、という逸材。
「『晒す』身体表現の位相ー戦略的パフォーマンスとしてのストリップ試論ー」と言うタイトル。
日本のストリップの歴史から、表現特性、踊り子たちの意識、等の現場調査をまとめた労作。
「晒す」という魅力的な言葉が、とても説得的で面白かった。
10人以上のメンバーが集ったが、ストリップの位置づけでいろんな意見があり、論議も盛り上がる。
21:45終了。
帰りの電車で、今読んでいる「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)を読み始めた。
ページは、「カルメン故郷に帰る」と言うタイトルの一節。
「カルメン故郷に帰る」木下恵介監督・脚本1951年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD27471/index.html)は、日本初の総天然色映画、と言うことは知っていたが、見たことはなかった。
なんとこの映画で高峰秀子が扮する主人公は、ステージネームを「リリー・カルメン」というストリップダンサーなのだ。
さっき安達さんが最初に話した、昭和22年1月に、新宿の帝都座で初めて公開された「額縁ショー」の話しから、この一節も始まっている。
あまりの偶然に、ビックリ。
こんなことがあるのだな。
この記念的な映画の主人公に、ストリッパーが想定されるのだから、
多分、安達さんが言っていたように、「聖」なる存在だったのかもしれませんね。
この映画見てみないといけませんね。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、22日(土)、東京7Rのダート1600mに出走します。中1週ですので強い負荷は必要ありません。20日(木)の追い切りは70−40程度にとどめました。騎乗した助手が「疲れは感じられない。使ったことで状態は上向いている」と述べているとおり良い動きができています。中野師は「ストライドの大きい馬。広い東京にかわるのはプラス」とコメントしていました。1番枠を引くことができたのでこれを活かしてロスのない競馬をしたいところです。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、22日(土)、京都2Rのダート1400mにウィリアムズ騎手で出走します。水曜日の最終追い切りは、いつもと同様に坂路で消化。テンに15秒で入って、ラスト3ハロンでしっかりと追われました。宮本師は「これまではラストを12秒台でまとめてきたが、今週は13秒台。全体的にタイムがかかっているようだ。ここでどのようなレースをするのかで今後が占える。半年前よりもメンバーは楽になっていると思うし、ジョッキーの手腕にも期待したい」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、23日(日)、東京9Rの由比ヶ浜特別・芝1400mに出走します。後肢の筋肉痛は少し残っているものの許容範囲内です。走りに影響は感じられません。今週の追い切りではまずまずの動きを見せていました。軽めにしたのはここまでずっと負荷をかけてきているためです。相沢調教師は「絶好調とまではいかないが力の出せる状態で出走できる。53キロのハンデならやれると思う」とコメントしています。今回の結果次第ではありますが、レース後は北海道へ休養に出る予定。好走を期待しています。
○ 2010/5/22
8:00前に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2のD案に赤をいれてスタッフの机へ。
日報を書き、昨晩の偶然について、小劇場の勉強会にメール。
昨晩の安達さんの話しで、昭和22年額縁ショーが始まった当時は、ストリッパーは「聖」の領域に属していたが(と言うような内容だった)、現代に下るにつれ、「性」へ移行して来た、との考察があった。
日本初のカラー映画として期待される、「カルメン故郷に帰る」の主人公「リリー・カルメン」がストリッパー、と言う設定は、カラーなのでと言うこともあるのだろうが、安達さんの考察のように、ストリッパーが現在思われている居るような存在でなかった、と言うことがなければ、あり得ない話しだな、とメールを書きながら思う。
そして、木下恵介監督が名付けたストリッパーの名前が「リリー」。
山田洋次監督が寅さんの永遠のマドンナ、流れ者の歌姫に名付けた名前も「リリー」。
果たして関係はあるのだろうか。
9:40事務所を出て、新宿経由で府中競馬場へ。
京都2Rのマイネルガンバの馬券を買って、ビールを買いに向かったところで、馬主会の桐山と遭遇。
このレース後、トキノミノルの像の前で待ち合わせをしていたのだが。
ふたりでビールを買って、スタンドへ。
土曜の午前中なので、まだ空いている。
なんやかんや飲みながら話しをしていて、馬券発売に終了のアナウンスがあったので時計を見たら、なんと2R発送の11:00を過ぎている。
ターフビジョンではほかの競馬場のレースはやらないのか。
慌てて、馬券売り場前のモニターに行くも、京都2Rはゴール済。
嫌な予感。
しばらくしてレース結果がモニターに映る。
ガンバの馬番は無し。
後で分かったが、9着。
気を取り直して、東京の7R発送の13:30まで、一杯やろうとレストランコーナーに向かうが、天気がよいのでコンビニでつまみを買って、スタンドでビールを飲むことにする。
府中に来始めの頃は、4コーナーの芝生に新聞を敷いて席を確保し、パドックを見て、馬券を買って、ビールを買って、レースを見て、またパドックへ行って、と言う一日を過ごしていた。
久しぶりに、気持ちの良い天候の下で、スタンドに座り、パドック・馬券・ビール・レースを繰り返し、豊かな時間を過ごす。
6Rがゴールしたので、パドックへ。
マイネルチハヤはゆったりと良い感じだ。
馬券を買ってスタンドに戻り、返し馬を見て、発送を待つ。
13:307R発送。
スタートも悪くなく、良い感じで中段を進むも、コーナーを回ってから伸びず、10着。うーん。
どちらかが勝てば、祝勝会だったが、残念で、桐山と別れて新宿で買い物をして、事務所に戻る。
マイネルガンバは、22日(土)京都2Rに出走し、9着でした。このあとは鉾田に移動し、調整を続けます。
From RaceCourseのコメント
ウィリアムズ騎手「舌を縛っていたせいか、呼吸音(DDSP)は気にならなかった。距離はもう少し長い方が良いかもしれない。ここを使って良くなりそう。ズブいタイプと聞いていたが、走りは悪くなく、思っていたよりスムーズに流れに乗れた」
マイネルチハヤは、22日(土)東京7Rに出走し、10着でした。
From RaceCourseのコメント
武士沢騎手「マイルは少し忙しい感じ。うまい具合に道中で内が空いたので良い感じで追走できたし、最後もジリジリとは伸びて来ている。6着はあるかと思って追っていたが、外から切れる馬にやられてしまった。でも凄いパワーがある」
○ 2010/5/23
朝から雨。
6:30前に目を覚まし、ベットの中で「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)を読了。
高峰秀子さんってきっとおきゃんなんだろうな、と言うことがよく分かる文章。
思ったことをこれほど的確に文章にする才能は素晴しい。
5歳の頃から子役で撮影所詰めで、学校に行けなかったというが、学校に行くだけが勉強じゃないな。
8:15起き出して「ようこそ先輩 課外授業」。
今日は野村監督。
面白い野球ゲームで、考えることを子供たちに体験させる。
野村監督も、学校で勉強したことではなく、自分の体験から学んでいったことがよく分った。
10:00、中野区長選の投票に行って、高円寺に買い物に。
14:00、
TVKのテレビで競馬中継。
東京9Rにマイネアルデュール出走。
馬主会の桐山は今日も馬場に行っているので、昨日アルデュールの馬券を頼んである。
14:309R発送。
雨で馬場が渋っているので期待したが、11着。うーん。
ちょっと本を読んだりして、15:00からオークスの中継。
アネパパ・蛯名騎乗とサンテミリオン・横山騎乗が一緒にゴールに飛び込む。
つい声を上げてしまう。
長い判定の後、同着。
ビックレースで、同着は初めて見た。
しかし、ダービーを制してからの横山騎手の活躍は素晴しい。
アナウンサーが神懸かり的、と言っていたが、最近のレース後のインタビューの顔や話しをブリを見ていると、けして過言ではないように思う。
昔から応援した来たファンとしては、これほど嬉しいことはない。
夕方、いつものように「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
ニュースでは、普天間基地についての報道が、垂れ流しされている。
どうして沖縄県民以外誰も、「基地は要らない」と言わないのだろうか。
不思議な国だ。
http://blog.tatsuru.com/2010/05/11_1158.php
○ 2010/5/24
昨晩の残りを弁当に詰め、7:00過ぎに事務所。
雨は降り続いている。
スタッフ置いていったKNH-2の図面や模型のチェック。
途中連絡事項や清掃。
10:00スタッフが来たので、清掃後、KNH-2について打合せ。
12:00前終了。
15:00事務所を出て、銀行などに寄り、武蔵野大学へ。
阿佐ヶ谷のホームで、武蔵野大学の1期生の坂井さんとバッタリ。
ずいぶんしっかりした雰囲気になっていたので、ハッとしたが始めはばんやりしていたら、向こうから「坂井です。」と話しかけてくれた。
設計事務所に勤めて、2年ちょっとになると言う。
阿佐ヶ谷の改装の現場の打合せと実測をして、事務所に帰るところとのこと。
吉祥寺まで一緒の電車で、近況や同級生の話しなど。
吉祥寺で「頑張って」といって別れる。
三鷹に着いて、階段を上がっていったら、今度は萩原さん(http://www.tsu-ku-shi.net/index.html)と遭遇。
久しぶり、と立ち話。
ますます広がる萩原さんの活動や近況について話し、別れる。
16:20から建築施工法の授業。
17:45終了。事務所に戻る。
○ 2010/5/25
昨晩雨は上がり、今朝はよい天気。
今日も弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
スタッフが置いていったKNH-2の図面を確認。
その後、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のシナリオのスケッチ。
10:30スタッフとKNH-2について打合せ。
セミナーのシナリオスケッチを続ける。
14:00過ぎ、新宿梁山泊の「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)のポスターとチラシを持って、銀星舍へ。
今日は休みではなかった。
しばらくご主人と話し、文庫を2冊頂いて事務所に戻る。
16:00、日祥工業の渡井さんと宮内さんが来所。
29日の展覧会のセミナーについて打合せ。
充実した一時間になりそうだ。
こうやって検証してみると、生産についていろいろなことが分かって来る。
ハウスメーカーやパワービルダーはこのようなフィードバックをいつもやっているのだろう。
それに依って、あれだけの所帯を構えてもやって行けるような利益率を上げているのだろう。
それに比べて一つ一つつくっていく我々は、あまりにも能天気なのかもしれない。
このような作業に依って、利益率を上げようと言うのではなく、より良いものが適正な価格で提供出来、建築生産に関わる人達が、きちんとした報酬を得られるようにするには、なにかしなければ、と言うことなのだが。
18:00前終了。
日祥工業の帰りの車に便乗させてもらい、5月28〜30日に東京ビックサイトで開催される、「住まいづくりフェア」(http://www.sdg-expo.com/)に出展する模型とパネルをOZONEまで運ぶ。
搬入後、事務所に戻る。
○ 2010/5/26
7:30前事務所。
KNH-2の最終図面を確認。
10:00スタッフと打ち合わせ。
午前中私用を一つ。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のシナリオの修正。
13:30、事務所を出て、銀行に寄って武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の第一課題のエスキスチェック。
来週が提出講評会なので、今回が最後のエスキスチェック。
11人が来ているが、ほとんどが2週間前にせめてこのレベルのスケッチや模型に達していれば、ずいぶんレベルの高いものを完成出来るのに、と言う状態。
CADを使うことで、後一週間で一応は完成したがごとき図面を準備出来てしまう弊害。
と言っても仕方ない。
来週のできを楽しみにしよう。
19:30過ぎ終了。
さすがに11人に対応するとドッと疲れる。
20:00、水谷先生と学校に来ていた1期生の加島さんと一緒に吉祥寺に出て、美舟で一杯。
月曜日にはやはり1期生の坂井さんと偶然遭遇、卒業して2年と2ヶ月経つと、皆成長するな。
23:30、お開き。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、きょう26日(水)に、真歌トレーニングパークから栗東の宮本厩舎へ移動しました。
○ 2010/5/27
8:00前に事務所。
KNH-2の最終図面を確認。
その後ちょっとスケッチ。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーシナリオの修正。
発表時間などをなんどか確認。
昼過ぎ、急に暗くなり、さーっと雨が降り、また明るくなった。
夕立のような天気の急変が先日もあったが、気温は低くても、夏に近づいているのだろうか。
16:00、日祥工業の渡井さんと宮内さんが来所。
展覧会のセミナーの打合せとリハーサル。
18:00前終了。
○ 2010/5/28
7:00に事務所。
晴れて爽やかな朝だが、気温は低い。
昨日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーの打ち合わせをふまえ、シナリオの微修正と追加文作成。
日祥工業へメール。
9:20事務所を出て、HMHへ。
小規模な改装工事が昨日から始まっていて、昨日で解体がほぼすんだので、クライアントと建設会社と内容の確認と追加工事について決める。
新たな見積作成と施工図を明日中に出してもらい、それを確認して、材料や加工の準備をして、再来週から1週間で工事をすることにして、11:30前現地を出る。
その脚で近くにある、MIZUMA ART GALLERYの会田誠展「絵バカ」(http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1269584444.php)へ。
「灰色の山」はとても美しく穏やかだ。
それに比べ、入り口近くに貼ってある模造紙(?)に描かれた絵や、ビデオ作品がなんともおバカで肩の力が抜ける。
飯田橋から電車で御茶ノ水へ行き、明治大学 駿河台校舎 アカデミーコモン・2Fの「第33回 学生設計優秀作品展 −建築・都市・環境−」(http://www.lemon.co.jp/lemongasui/kenchikuten_32.htmlhttp://www.lemon.co.jp/lemongasui/kenchikuten_32.html)へ。
昨年の建築会館のイベントでお会いした、レモン画翠の松永さんがいらっしゃり、少し立ち話。
33回になるが最近の作品は集合住宅などが多く、昔のようにこれがやりたかったというパワーが見える作品が少なく、淋しいと話していた。
皆同じような感想を持っているのだな、と納得。
12:30過ぎ開場を出て、事務所に戻る。
事務所で諸々。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。入厩翌日の27日(木)から早速ゲート練習を開始しました。初めての環境でも特に戸惑うことはなく、素直に枠入りし落ち着いて駐立ができています。きょう28日(金)に扉から出したところ水準級のダッシュができていました。宮本調教師は「規則で入厩した今週は試験が受けられないが、合格レベルにある。来週受けたい。少し物見はするけれど性格は前向きで良い雰囲気を持っている」と評価していました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、レース後も目立った疲れなどはなく、26日(水)から騎乗を開始。北馬場のダートコースをメインに乗り込まれています。武士沢騎手のコメントからも、マイルよりは1800mの方がレースはしやすそうです。次走は京都4週目のダート1800mが有力です。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、26日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。4ヶ月後には未勝利戦が終了します。厩舎内での入れ替えや節の絡みがあり、なかなかそれが叶いませんが、函館へ連れていけばダート1700mをコンスタントに使えるかもしれません。各方面との打ち合わせの結果、出走機会の確保を目的として、美浦の畠山重則厩舎に転厩することになりました。来週中に入厩します。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、東京競馬場から無事にトレセンに戻り、27日(木)にビッグレッドファーム明和へ移動しました。前走は11着とはいえ、先頭とは0.6秒差。それほどの力差はないと見ていますが、疲労もたまってきて絶好調時に比べると調子が落ちてきた感もあるので良いタイミングで休養に入れられたように思われます。
○ 2010/5/29
8:00に事務所。
気温が低い。
武蔵野大学の3年生からメールで、空間造形3の模型写真が送られて来たので、アドバイスを書いて返信。
建築施工法の現場見学の段取の連絡。
本日午後の、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーのリハを一人で何度か。
月曜日の建築施工法の授業の確認。
12:30前事務所を出て、OZONEへ向かう。
13:00過ぎ着。日祥工業の渡井さんと宮内さんはみえていたので、早速セミナーの打合せとパワーポイントの確認。
13:30から10名強の参加者でセミナー開始。
14:30無事セミナー終了。
隣の展示コーナーへ移って、参加者により詳細な説明を差し上げる。
熱心に興味を持って頂き、ありがたい。
15:00過ぎ、参加者の方々も帰られたので、お開き。
終了間際に来ていたチェ・ミキとOZONEを出て、横浜の中華街の画廊、爾麗美術の「あべ・ボストン展」(http://nirei-art.com/schedule/index.html)へ。
学生の頃からの知り合いの阿部さんの個展。
弟の守さん(http://abe.heavy.jp/Japanese/indexJ.html)は鉄の彫刻家であるが、お兄さんの阿部さんが絵を描いていたことは知らなかった。
阿部さんも在廊しており、久しぶりにお目にかかり、ビールを頂きながら話しをする。
なんと、「ネズミのしっぽ」という絵本(http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20937)まで出版していた。
今更ながら多彩な才能に驚く。
阿部さんは競馬に導いてくれた人の、一人。
17:30過ぎ、お暇し、長原の一福に向かう。
一福は長原に住んでいた時、よく通った台湾料理店で、大陸出身のマスターと台湾出身のママのふたりでやっている、とても美味しい店。
中華街まで来ていたが、ここまで遠出したのなら、やはり一福でしょうと、ここはチェ・ミキと意見の一致。
駅に着いたのが18:30過ぎだったので、果たして席が空いているか心配だった。
店に入ってみたら、案の定予約を含め満席状態。
やはり電話しておくべきだったか。何年ぶりなのに、電話して席を取っておいてもらうのも、と思ったのが裏目に。
マスターもママも久しぶりの顔にビックリし、ちょっと待って、と言ってお客さんにも協力してもらい、席をふたつつくってくれた。
ママの相変わらずの中華鍋さばきとマスターの客さばきが気持がよい。
途中、お客さんも一段落したので、お二人とゆっくり話す。
居心地良く、美味で、人気の一福でも、昨年はお客さんが減ってけっこう大変だった、と言う。
そんなこともあるんだ。客商売の大変さを改めて感じる。
久しぶりの一福の料理はやはり全て美味しいく、こんなに食べられるのか、と思うくらい食べ、お土産にチャーハンと餃子を頂き、店を出る。
セミナーを含め、濃密な一日だった。
○ 2010/5/30
さすがに昨日は疲れ、9:30前に起き出す。
午前中に高円寺まで買い物に行き、午後は鷺ノ宮方面の魚と肉屋に買い物に。
ダービーを見て、本を読んだりの一日。
夕方、いつものように「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
論議が具体的になり、考えを一つにまとめるのが難しくなる。
ハーバードの学生たちは、強い。
今日はとても寒い一日だった。
○ 2010/5/31
弁当を詰め、7:00に事務所。
いくつかのメール返信。
建築施工法の現場見学の案内をまとめ、データを武蔵野大学へメールで送り、プリントのお願い。
清掃後、金曜日に打ち合わせて来たHMHの改装の見積内容を確認し、資料をそろえてクライアントへファックス。
クライアントから電話を頂き、内容確定。
日報を書いてアップ。
事務所でもろもろ。
15:00過ぎ事務所を出て、銀行に寄って、武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
この授業は3年生で、明後日第1課題提出の空間造形3を履修している学生もいるので、いつもの半分くらいの出席。
授業終了時に現場見学のアナウンスを行ない、17:40終了。
空間造形3の学生がふたり来たので、最後のエスキスチェックを行ない、学校をでる。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
○ 2010/6/1
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
気がつけば、6月。
昨晩チェ・ミキが焼いておいてくれた鮭などを弁当に詰めて、7:00に事務所。
今移動中に読んでいる「建築と日常」vol.1特集:物語の建築(http://kentikutonitijou.web.fc2.com/)。
その中の、学校の行き帰りで読んだ、インタビュー:岡崎乾二郎「建築が思想をもつ条件」が刺激的だ。
もう一回ゆっくり読み直そう。
そして、この「建築と日常」vol.1はなんと言っても、大辻清司×篠原一男「ある写真家とその住居の物語」が圧巻だ。
その住居はもちろん、「上原通りの住宅」。
大辻清司(写真と文)「住まいができたら」ー初出:「アサヒカメラ」1976年10月号の再録が貴重だ。
スタッフが置いていったKNH-2の模型を確認。
建築施工法のレポート課題のスケッチ。
過去3年間、学生たちのほとんどがインターネットからの引用(コピーアンドペーストはNGと言ったら、書き写して来る)でレポートを作成して来る。
そのようなレポートは読む方はつまらないので、インターネットは使えないような、現場でのレポートを検討する。
梁山泊の消防用の図面を作成したり、諸々。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。431キロと体高に比べるとまだ細身の体ながらも、この中間から飼い葉に穀類やオイルなどの栄養価の高いものを与えている効果で少しふっくら見えるようになりました(前回比6キロ増)。前肢の可動域が広く、ストライドが伸びるフットワークで良い動きを見せています。この状態なら夏開催でのデビューも可能で、そろそろ佐々木師と具体的な入厩の打ち合わせを行いたいと考えています。
○ 2010/6/2
7:00に事務所。
今日はよい天気だ。
梁山泊から来た図面を元に、消防用の図面を作成し、返信メールに添付。
先日卒業設計展を見に行ったときの感じ、しばらく前から最近の大学生の設計製図の課題の提出物や、卒業設計を見て見て、ずいぶん自分たちのときとは様変わりしている、と思うのだが、それがどうしてなのか、一つの仮説を立ててみた。
CADが導入された、というのは大きな変化だろうが、けしてCADだけが要因ではないと思う。
今日の空間造形3の第1課題の講評会で、その仮設を考えてみたい。
施工法レポート課題のスケッチ。
11:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形3の第1課題の提出は12:10に締め切られ、教室に並んだ模型と図面を見てまわる。
13:00から製図室で講評会開始。
時間内提出者33名、ビハインド4名とのこと。
3人一組で一人3分の発表の後、講評10分。
途中休憩を一回挟み、その繰り返し11組全ての発表・講評が終了したのが18:30過ぎ。
先生方とアシスタントのまとめの後、第2課題の発表。
19:00過ぎ、全て終了。
いつもそうだが、いやー疲れた。
頭がもうろうとしている。
最近の学生たちの課題は、模型を作り上げることにエネルギーを使い果たし、図面表現がとてもおろそかになっている。
昔は雑誌などで、建築の創作過程は発表されなかったが、最近は創作段階のいくつかのフェーズが模型などの変遷に依って公開されることが増えて来た。
それらの模型を見て、模型を作り上げればそこに情報が全て込められているように思ってしまっているのではないだろうか。
卒業設計展に行って、見に来た学生たちが熱心に模型を写真に撮っていることで、そんな傾向がよく分かる。
図面パネルを読み込もうとしないのだ。
だから、学生たちが提出して来る図面は、図面の手前のゾーニング図レベルで終わってしまっている。
そして模型も詳細な部分は省かれた、エスキス模型レベルで終わっているものが多い。
建築家たちの思考の流れをより理解出来るように考えられた雑誌の工夫が、そこまで読み取られず、安易に形をなぞるだけに終わっているのが、今回の提出物を見ても分かった。
19:30、アシスタントと学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
遅れて、水谷先生と伊藤先生、職員の手塚さんも参加して、お疲れ会。
途中から学生たち6人くらいも参加してくれ、盛り上がる。
気がつけば閉店の0:00。
ここでお開き。
お疲れさまでした。
大野一雄さんが昨日亡くなった。103歳。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。現在はハロン17秒の乗り込みがメインです。馬体重は520キロでした。この数字が示す通り、1ヶ月ほど前に滞在していたときよりもすっきりしたシルエットです。あす3日(木)に美浦の畠山重則厩舎に転厩の上、入厩する予定。
○ 2010/6/3
さすがに疲れて、9:00前に事務所。
10:30EMHの建設会社の担当者が来所。
増減の最終打合せ。
11:00過ぎ終了。
いやはや、疲れが取れない。
14:30事務所を出て、2年前に竣工したKMHへ。
久しぶりの雑誌取材の打合せ。
16:00前、外で写真を撮っていたら、雑誌社の編集者がみえ、ベルを押して中へ。
ゆっくり室内や外回りを一緒に見て回り、取材内容やスケジュールを決めて、打合せは17:40終了。
なんとその後、クライアントがバーベキューテーブルで炭をおこし始め、ビールを出してくれたので、編集者と一緒に遠慮なく頂く。
ちょっとですから、と言っていたが、とんでもない、いろいろ出て来る。
昨日の学生の課題の話しや、昨今の住宅系雑誌の変わりようや、10年以上以上暮し込んだ住宅を取材したら、と提案したりで話しが弾み、気がつけば22:30。
居心地がよく、すっかり長居してしまった。
ごちそうさまでした。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
○ 2010/6/4
連ちゃんの飲み会で、かなりヘロヘロ。
今晩はおとなしくしよう。
8:00過ぎに事務所。
鳥越さんから、昨年のSCAPE WORKS百軒店の研究発表会について電話を頂く。
(http://www.sccs.aoyama.ac.jp/topics/100531.html)
10:00スタッフと簡単な打合せ。
諸々の作業と、読書。
「建築と日常」vol.0(http://kentikutonitijou.web.fc2.com/)。
「建築にしかできないこと」と言うテーマのインタビューの中の坂本一成さんの最後の言葉。
「さっきも言ったけど、ある建築を見て、それは非常に評価された建築だけど、ガジェットにみえたと。それはなぜかって言うと、やはりスケールが空間をつくる。つまりこの距離が、この広がりがつくるものが見出せなかった時には、オブジェの集合、あるいは形式だけが見える。で、構成の形式だけでは建築の空間にならないと。
最近の僕の言い方になってしまうんだけど、形式にスケールが入り込んで、現実との葛藤みたいなものがその場所をつくっていく。それは我々が持っている日常的な空間の認識みたいなものに準拠しているんじゃないかな。もしスケールを感じない人がいたならば、形式だけで建築が見えたらば、それはまた話しが違ってくるかもしれないけれけど、やっぱり我々は空間的な世界に生きているわけだから。」
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路1本をハロン16秒前後のキャンターで駆け上がるメニューを中心に乗り込まれています。水曜日にゲート試験を受けて、見事1度目の挑戦で合格しました。特筆するほどのダッシュではありませんでしたが、十分水準レベルのものです。宮本師は「素直だし、走りそうな感触がある。フットワークもなかなか素軽いですよ」と評価していました。来週から追い切りを行うなどして本格的に負荷をかけていきます。阪神2週目の芝1400mデビューが目標です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路1本を駆け上がってから、ニューポリトラックを1周半しています。現在は通常の調教メニュー。京都最終週のダート1800mに向け、週末から追い切りをかけていく予定です。調教助手は「この馬特有の緩さはあるが、レースを使いながら順当に上向いている。前走はけっこう出していく競馬でしたからね。距離も延びることだし、次走ではもっとスムーズに追走できると思う」と話していました。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、3日(木)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の畠山重則厩舎へ移動しました。きょう金曜日からダートのDコースで乗り込まれています。週末、来週半ばと追い切りを行って、土曜日に函館競馬場へ向けて出発する予定。開幕週のダート1700mへの出走を視野に入れています。
来週から週末が忙しくなりそうだ。
○ 2010/6/5
8:00に事務所。
昨晩は大和町で過ごしたので、体力は回復。
湿っぽい天気だ。
机のまわりを片付けながら、雑誌などを読む。
14:30事務所を出て、表参道の青山学院大学のアスタジオへ。
昨年のSCAPE WORKS百軒店(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)の鳥越ゼミの研究発表会(http://www.sccs.aoyama.ac.jp/topics/100531.html)。
小劇場の勉強会に、その学生たちも参加し始めた。
開場で、小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんと小池さんと落合う。
15:40から学生たちの発表があり、30分強の記録映像が上映される。
このイベントの際、学生たちによる仮設テント作成にアドバイスをした。
ありがたいことに、学生の発表にそのことが盛り込まれていた。
17:10過ぎ、終了。
会場を出て、青山円形劇場で芝居を見ると言う小池さんと途中で別れ、鹿野さんと渋谷で別れ、恵比寿の東京都写真美術館へ。
「古屋誠一 メモワール」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-18.html)を見に来たのだが、17:30で入場券の販売は終了、とのこと。
よく調べて来なかったこちらも悪いが、土曜日の美術館が18:00で終了とは。
しかも今日は18:30から荒木経惟さんと倉石信乃さんのトークショウがある。
整理券はもちろんすべてなくなっていた。
チロをこの春亡くした荒木さんが、この写真展にどのような話しをするのか、誰でも聞いてみたいと思う企画だ。
何だか変なタイムスケジュールだな。
仕方なく、新宿の書店で時間をつぶし、KNHへ向かい、18:50駅でスタッフと落ち合い、19:00からKNH-2の2回目のプレゼン。
21:00過ぎ終了。
方針は2週間後までには決まるとのこと。果たして結果は。
新宿の西口、つるかめ食堂(http://www.shinjuku-omoide.com/tsurukame/main.html)でスタッフと一杯。
○ 2010/6/6
8:00前に起きだすも、楽しみの「ようこそ先輩・課外授業」はなかった。
高円寺に買い物に行く以外は一日大和町。
山下菊二展(http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1070473)の図録の経歴を読みながら、図版を見ていく。
「ジャズの歴史物語」油井正一著(http://www.jazztokyo.com/library/025b.html)の復刊版(http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-903951-20-1.html)を読み始めたら、やはり面白い。
昔読で刺激を受けたのは多分学生の頃だろう。
昔の本が見つからず、しばらく古書店などで探していたが、昨年復刊された。
これはやはり名著です。
暑いくらいの一日。
夕方バリカンを当て、風呂に入り、屋上でビール。
陽射しと風が気持良い。
18:00、「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
論議が具体的なテーマなのは良いが、そうなってくるとそのテーマ・言葉に対する共通認識や歴史認識が必要になってる、と思うのだが、それなしに都合の良い共通認識で話しが進んでいるように感じる。
となるとかなり危険な展開のように思うが。
○ 2010/6/7
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
メールチェックや日報を書きながら、清掃。
先日銀星舍で入手した「おれのことなら放つといて」中村伸郎著(ハヤカワ文庫・http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4150501610.html)。
先週末から移動中に読んでいるが、短い文章の中にちょっとした偏屈さがにじみ出ていて、思わずクスッとしてしまう。
演技ってなに、が妙に腑に落ちてくるエッセイ。
「ジャズの歴史物語」油井正一著はしばらく手元で、こちらは移動中に、と分けて読んでいくことに。
建築施工法の今日の授業の確認と、レポート課題の作成。
課題は出来上がったが、昨年までとガラッと変えたので、少し置いておくことにする。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
来週の現場見学会のアナウンスもするも、反応なし。
図書館へ行って、本を読み時間をつぶし、18:30前のバスで吉祥寺へ。
古書店を回って、19:00過ぎに吉祥寺シアターカフェへ。
久しぶりの、シアターカフェでの小劇場の勉強会。
武蔵野大学の卒業生で、武蔵野美術大学の建築の大学院に進学した山中が参加している。
大学院のワークショップでイギリスに行って、今回のテーマが劇場で、劇場のバックステージやダンスを見て、はまってしまったようだ。
あまりにも自分がいろいろなことを見て来なかったことに気付き、今は様々なものを見て見たいと言う、素晴しい状態。
しかし、修士で考えたいことは、その思いについていけず、未分化と言う状況。
そこで、勉強会に参加した、ということ。
早速、明日の座・高円寺の公演に連れて行ってもらえることになり、良かった。
後半は、日大の劇場関連の研究室の藤田君の修士論文についてブレスト。
21:30前、時間が来たのでお開き。
皆は、基地バーへ向かったが、今晩はカフェで沢山飲んでしまったので、おとなしく帰路に着く。
○ 2010/6/8
曇っていて、少し蒸す。
8:00前に事務所。
建築施工法の現場見学会について、お世話になる建設会社に連絡。
「おれのことなら放つといて」中村伸郎著(ハヤカワ文庫・http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4150501610.html)。
芸談は面白い。
昭和始めの築地座、そして昭和12年の文学座設立などの様子が、いきいきと描かれている。
また、それとは別に、老夫婦の生活がしみじみと描かれ、その会話はまるで、よくできた芝居のダイアローグのようで、唸ってしまう。
手元でゆっくり一編ずつ読むのが、やはりこの本にあっている。
11:30事務所を出て、トーキョーワンダーサイト渋谷へ。
昨年4月に開催された展覧会「遠くて身近な歴史-1968年そしてホロコースト」(http://www.tokyo-ws.org/archive/2009/04/1968.shtml)の図録がやっと出来上がったと言うので、入手に。
その脚で、NMHのクライアントが借りることにした、事務所へ。
13:00から、事務所を拝見して、内装の改装について話しをして、実測を行ない、14:00終了。
小さい事務所だが、特徴のある平面をしており、面白くしたいと言うことなので、1週間くらいでいくつかのたたき台を提出することにする。
恵比寿の東京都写真美術館へ向かう。
先週の土曜日間に合わなかった、「古屋誠一 メモワール」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-18.html)。
プリントは初めて見たが、カラーが、自分が撮るのだったらこんなトーンのカラー写真が撮れると、と思っている写真だった。
私写真と言う意味で、荒木経惟さんより徹底しているかもしれない。
土曜日のトークはどんな話しだったのだろう。
16:00過ぎ、事務所に戻る。
実測して来た、事務所の平面図を作成したり。
自分の引っ越しではないが、新しいところにどのようにいるのかを考えることは、楽しい。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。到着時に輸送熱を発症しており、頭を下げて元気がなかったことが気掛かりでしたが、翌日には馬房内をしきりに動き回っていて体調が戻っていました。そのため同日に移動してきたMノーブレスと一緒の放牧地で到着翌日の28日(金)から昼夜放牧を行っています。お腹周りには余裕が出てきたものの、背中から腰にかけて落ちた肉がまだ戻ってきません。1ヶ月程度はのんびりさせたいと考えています。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
○ 2010/6/9
7:00に事務所。
霧雨。
しばらくすると雨脚が強くなったり、晴れ間が出たり、コロコロ変わる変な天気だ。
いくつかの雑務。
9:00過ぎにKNH-2のクライアントから電話があり、検討の末、お願いすることにしたので出張の前にいくつか話しがしたい、とのこと。
午後は学校なので、10:45に会社に伺うことに。
11:00前から12:00前まで、これまでの検討と可能性についてブレスト。
新宿駅まで車で送って頂き、事務所に戻る。
スタッフと、EMHの増減見積についてとNMOの打ち合わせをして、13:40事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
第2課題が今日から始まる。
課題は「次世代のミュージアムの設計」。
品川の原美術館の敷地に、新たに計画しても良いし、既存を活かした計画でも良い、という一段階レベルの上がった課題だ。
敷地周辺調査と事例調査、及びボリュームチェックを9班に分けて発表してもらう。
しかしながら、既存の建物に対する言及や、事例でも建築に対する発表のみで、展示されているものと建築にまで考察するグループはいない。
全ての発表の後、水谷先生のショートレクチャーがあり、各グループに分かれる。
課題文を良く読むこと、既存の建物も敷地であること、次世代とはなにか、何が展示されるのか、何をやりたいのかをよく考え、必ず3案以上模型もつくった案を持って来るように話す。
その後質問を受け、ともかく、自分が楽しめるものを考えるように檄を飛ばし、18:00過ぎ終了。
今日は何だか疲れたので、そのまま帰路に着く。
○ 2010/6/10
7:00に事務所。
よい天気で暑い。
スタッフが置いていった資料を確認し、9:00過ぎに事務所を出て、EMHへ。
現地でスタッフと建設会社の担当者と落ち合い、EMHのクライアントに増減の説明と残工事の日程の確認など。
10:45終了。
事務所に戻る。
午後一で、KNH-2のスタッフ打合せ。
NMOやKNH-2のスケッチ。
来週の空間造形3でのショートレクチャーのスライドショウの編集作業。
夜になって雨が降ったりやんだり。
13日京都5Rにマイネルチハヤ出走確定。
○ 2010/6/11
昨晩の雨は上がったが、曇っている。
弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
空間造形3の学生から送られて来た、グループの学生たちのアドレスをアドレス帳に整理。
その中の何人かが、新宿梁山泊の「ベンガルの虎」唐十郎・作 金守珍・演出(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)を見に行くので、予約とスケジュールのメール連絡。
KNH-2、HMHのクライアントに連絡事項。
その間に、今日午後写真家の西村さんと合うので、資料をプリントアウト。
空間造形3の第1課題の提出物の縮小版を見ながら、第2課題のグループの学生たちがどのような案を提出したか確認する。
NHOとKNH-2のスケッチ。
昼前、オークションで安く入手した、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)が届く。
「ジャズの歴史物語」油井正一著(http://www.jazztokyo.com/library/025b.html)の復刊版(http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-903951-20-1.html)は、以前の印象以上に刺激的なのだが、ちょっと置いておくことに。
「1Q84」と同じように宗教が取り上げられ、合田雄一郎が登場と言うことで、とても気になっていた。
文庫化まで待とうかとも思ったが、「レディ・ジョーカー」が最近やっと文庫化されたのを見て、そこまで待てないと思った。
14:30事務所を出て、新宿へ。
15:00、新宿の喫茶店で写真家の西村さんと落合う。
西村さんが70年前後に状況劇場を撮影した写真の一部を、紅テントで唐さんに見て頂いた話しから、諸々の話しをする。
17:00過ぎ、西村さんと別れて事務所に戻る。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。9日(水)の追い切りで上々の動きを披露。一杯に追われるマイネルラヴ産駒の併走馬に対し、こちらはゴールまで楽な手応えでした。硬めながらもパワーがあります。宮本師は「相手の走りに合わせたもの。やればもっと早い時計が出ていた」と、余力残しだったことをアピールしていました。阪神2週目の芝1400mに和田騎手でデビューする予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、13日(日)、京都5Rのダート1800mに川島騎手で出走します。先週末にニューポリトラックで15−15程度を消化し、水曜日にパートナーを追走するかたちで追い切りを消化。未勝利の動かない馬を配し、5ハロン66〜67秒予定が楽に65秒で動きました。調教助手は「昨夏に比べて緩いなりにも馬がしっかりしてきている。前走そこそこ行きっぷりが良かったのはチークの効果もあると思うし、今回も着ける方向で先生と相談している」とコメント。早いタイムでの決着にならないように祈っています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。次走が来週の予定。1本の追い切りでレースへ向かうプランもありましたが、中3週となるレース間隔を考えると少々の不安があります。当初からの予定通り、移動前にも1本速いタイムを出した方が良いと判断し、きのう10日(木)に70−40から終いを一杯に追いました。ふらふら走っていたのは入厩当初だけです。担当者は「太りやすいタイプと聞いている。確かにそんな感じがするので気をつけたい」と話していました。函館競馬場に向け、あす12日(土)にトレセンを出発します。
○ 2010/6/12
6時前に目が覚めてしまい、7:00に事務所。
爽やかなよい天気。
馬主会の桐山から、明日のチハヤの出走やマオの評判についてのメールが来る。
学校とは全く関係ないはかりごとについて、NMHのクライアントから来た返信を、武蔵野大学の水谷先生にメール連絡。
NMOとKNH-2のスケッチ。
13:00事務所を出て、新宿文化センター大ホールへ。
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「私と踊って・Komm tantz mit mir』(http://eplus.jp/sys/web/s/pina/index.html)。
プログラムを買ったところで、KMHのクライアントご夫妻に呼び止められる。
以前なにかの際に、きっと気に入るのではないか、とお薦めしていた。
劇場内に入ると、セットの壁に開いたドア一枚分の向こうを、ダンサーたちがゆっくり行き来している。
その壁の手前は明かりは当っておらず、壁の向こうは明るい空間で、開いたドアを通して灯りがもれ、その向こうを想像させる。
チェ・ミキと客席で落合う。
しばらくすると、椅子を持った男が登場し、客席に背を向けて、開いたドアに向けて椅子を置き、座り、じっとそちらを見ている。
14:00を5分程過ぎ、声が上がると壁の中でダンサーたちが手をつなぎ、大きな輪になって踊り始める。
その様子が、開いたドアの隙間から見える。
輪は何度か崩れ、また輪になり踊り始め、何度か繰り返されたところで、ドアが閉まり、壁が飛ぶ。
そこには、大きな白い斜面がある。
「私と踊って」は、そんな風に始まった。
舞台に出ずっぱりのふたりの緊張感が一番後ろの席だが、伝わってくる。
ダンサーたちが、リュートの伴奏で唱うドイツの古い歌謡が、今まで見たヴッパタール舞踊団の作品と印象を画す。
一幕の1時間半の作品で、ほかの作品と比べてスペクタクルな部分は少ないが、深く内省させられる。
舞台面まで全員が出て来て、「Tantz mit mir」と客席に向かって叫ぶラストは、つい涙が出てしまいそうになるくらい、胸に突き刺さってくる。
ピナが亡くなり、もうこの舞台にはいない、と言う思い。
また、実質的にピナが関わった最後の舞台が、「私と踊って」という作品だったと言うこと。
などなどが頭の中を駆け巡る。
何度も繰り返される、暖かい拍手のカーテンコール。
劇場が一体になっている。
終演後、KMHのクライアントご夫妻と再びお会いし、いかがでした、と伺うと、「素晴しかった。もっと早く見ておけば良かった。」とのことだった。
お薦めして良かった。
劇場でKMHのクライアントご夫妻と別れ、チェ・ミキと暑い中を歩き、四谷4丁目の「Roonee」へ。
「細江英公人間写真展 土方巽舞踏大鑑」(http://www.roonee.com/schedule/exhibition/)。
今まで見たことがなかった写真が沢山あった。
細江英公さんも会場にいらした。
新宿を目指して歩き、途中新宿御苑駅そばの立ち飲み屋に入り、ビールを飲む。旨い。
しばらくそこで寛ぎ、18:00新宿から大和町へ戻る。
○ 2010/6/13
8:00に起きて、「ようこそ先輩 課外授業」を久しぶりに見る。
やはり面白い。
高円寺に買い物に行ったり、KNH-2のスケッチをしたり。
11:30大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都5Rにマイネルチハヤ出走。
12:35が発送時間だが、1番の馬がゲート内で暴れて騎手を振り落とし、一度全ての馬がゲートから出る。
結局1番は出走除外で、12:50発送。
スタートは普通だったが、その後ダッシュがつかず、ジリジリ下がるばかりで、14着。ウーム。
川島騎手「まくって行きたかったが、動けなかった。ステッキを入れても反応してくれない感じで」
大和町に戻り、ビールを飲む。
暑かったので、美味しい。
KNH-2のスケッチ。
18:00から、「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
最初の30分は、ゴーヤチャンプルを作りながらだったが、後の30分はゆっくり見る。
どうも論が、プラグマティックな感じがする。
結論を出そうとすると、こういう方向に行ってしまうのだろうが。
○ 2010/6/14
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
霧雨が降っている。
KNH-2のスケッチ。
10:00前、ものつくり大学の齋藤君が来所。
これから約一ヶ月半、インターンシップ。
10:00スタッフが来たので、清掃。
その後、NMOとKNH-2のスタッフ打合せ。
齋藤君には模型のスキルを確認する課題にかかってもらう。
引き続き、KNH-2のスケッチ。
16:00、事務所を出て三軒茶屋へ。
17:30から建築施工法の現場見学なので、早めに拝見する現場へ。
17:00前着。
霧雨は降り続いているが、躯体は全て打ち終わって、一部内装工事に入っている現場なので、問題ない。
いつもお世話になっている営業の方から、現場担当の方などを紹介頂く。
17:30前、何人かの学生が到着。
前の授業が終了指定からの移動なので、移動時間が読めない。
最初に10人くらい集ったところで、1班にして、建設会社の方の案内で見学開始。
その後10分くらい遅れて来た、10人程を次の班に。
そして、18:00近くに到着した残りの10人を最後の班にして、旨い具合に3班に別れて、それぞれ建築会社の方がついてくれる。
その順番に最上階からまわり、1階に戻って来た順に再点呼をして全員いることを確認して、解散していく。
最後の班が戻って来て、19:00前に全て終了。
その後現場を閉めて、建設会社の方々と近くの居酒屋でお疲れの一杯。
21:30過ぎ、お開き。
ありがとうございました。
大和町に帰ったら、丁度日本対カメールーン戦の試合前で、飲みながら試合を見るも、一点先取した前半終了時で眠くなり、休む。
○ 2010/6/15
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
今日は雨が上がって、よい天気。
30度くらいまで気温が上がるそうだ。
事務所に来て、昨晩のサッカーの試合の結果をネットで確認したら、1対0で逃げ切ったようだ。
カメルーンがアフリカのどこにあるのか、ネットで確認する。
スタッフが置いていったNMOとKNH-2の図面を確認。
10:00、NMOとKNH-2のスタッフ打合せ。
KNH-2のスケッチと図面作業。
午後その図面をスタッフに渡し、引き続きスケッチ。
16:00事務所を出て、蒼穹舍へ。
小原里美写真展「Ahe'hee」(http://www.sokyusha.com/gallery/20100614_obara.html)を見て、取り置きしておいてもらった写真集を入手して、三根さんと少し話し、17:30前OZONEへ向かう。
外は曇って風が出て来て、蒸し暑い。
18:00から、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のメンバーが集り、OZONEの野崎さんにメールマガジンのための本をテーマに話しをする。
年代的に同じ人もいるので、かぶっている部分もあるが、それぞれ興味深い本が集る。
19:00過ぎ終了し、展示模型とパネルの撤収。
日祥工業の宮内さんが車で来てくれている。
バラして、使用した台などを片付け、20:00前OZONEを出て、事務所まで荷物を運ぶ。
お疲れさまでした。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。成長と日々の乗り込みによって馬がずいぶんしっかりしてきました。非力な感が薄れ、スタッフは「くたくたしたところが抜けた」と感触を述べています。攻めてかなり高くなっていたテンションが、ここにきて徐々に落ち着いてきました。「芝馬」という声がありますが、ダートの中距離あたりに適性がありそうな特徴もあり、入厩の時期に関しては検討中です。
○ 2010/6/16
7:00に事務所。
昨晩降り始めた雨が降り続いている。
スタッフが置いていった、NMOの図面とKNH-2の一案のボリューム模型を確認。
HMHの改修の連絡事項いくつか。
10:00スタッフと打ち合わせ。
引き続きKNH-2のスケッチ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
ショートレクチャー、今日は自分の番。
大学3年生の時の課題ふたつの図面何枚かを映像でみせ、何故そのような表現になったのか、後期コルビジェ・吉阪先生・そして学生時代コンペの手伝いをした渡辺洋治さんの画像を見せ説明。
誰でも良いから、好きな建築家を見つけ、その人のまねをする方法をレクイチャー。
その後、各グループに分かれてエスキスチェック。
美術館に対する圧倒的な経験、認識不足、が現状だ。
その貧困な経験や知識からコンセプトを導き出すことは、不可能に近いのだが、誰もその経験や知識を広げようとしない。
いろいろな例を話し、皆を煽るが、果たしてどこまで伝わっているだろうか。
18:30過ぎ終了。
その後、製図準備室で、水谷先生と伊藤先生と第1課題の成績付け。
すんなりまとまる。
17:30過ぎ、学校を出る。
○ 2010/6/17
7:00に事務所。
スタッフが置いていった、NMO、KNH-2の図面や模型の確認。
NMOの提案図面はほぼ完成。
10:00、スタッフ打合せ。
KNH-2について、なかなか話しがまとまらない。
そうこうするうちに、時間が来て、11:30事務所を出る。
新宿花園神社へ。
新宿梁山泊の公演「ベンガルの虎」作・唐十郎 演出・金守珍(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)のため、昨日からテントの建て込みやセットの準備が進んでいる。
雨でないのは良いのだが、蒸して暑い。
13:00から、転換などのテクニカルな確認があって、引き続き場当たり稽古。
途中何度か止めて照明を作りながら、全ての芝居を通していく。
3幕ラストの大転換と屋台崩しのところで、問題発生。
まあ、再演とは言え、今回現場に入ってからは初めてなので仕方ない。
ここで既に、18:30。
ゲネ開始を30分押して、19:30にして、テクニカルな確認と、役者たちはメイク衣装をつけ準備。
19:30過ぎ、ゲネプロ開始。
1幕、2幕と順調に進む。
3幕の飾り替えも時間通りうまく行き、ラスト手間まで通し、ストップ。
この次点で、22:20。
ラストの大転換と屋台崩しの段取稽古等を繰り返し、最後には全てがスムーズに行くところまでこぎ着け、最後に明日のスケジュールなどを確認し、23:00過ぎ解散。
いくつか指示を出して、23:30過ぎテントを後にする。
本はもちろん素晴しいのですが、再演でブラッシュアップされて、ますます深い芝居になりました。
ぜひ皆さんご覧下さい。
○ 2010/6/18
8:00に事務所。
疲れが溜まって来た。
曇りだが蒸し蒸しする。
昨日テントの中で頭でシュミレーションしていたKNH-2のスケッチ。
今朝になって実を結び、スタッフが置いていった図面を元に、スケッチ。
11:00、スタッフ打合せ。
方針がみえて来た。
12:30、テントの件で気になっていたことがあったので、梁山泊の三浦さんに電話して確認。
大事にならず良かった。
午後になり雨が降り出してきた。
15:00過ぎ事務所を出て、NMOの現場へ。
現地でクライアントと落ち合い、部屋の改装案3案を説明。
一案に絞り、内容を詰めていく。
17:00終了。
雨が強くなって来た。
渋谷の書店で時間をつぶし、神楽坂のシアター イワトへ。
劇団東京乾電池 夏公演「海辺のバカ」(http://www.theatre-iwato.com/archives/umibe-no-baka-2010-summer/)。
19:00開演。
途中休憩が入って、2時間半の芝居。
登場人物は21人。
主の役はあるが、21人それぞれが誰が主で誰が脇と言えない芝居。
大きな物語はないのだが、それでも殺人や宗教や、突然盲目になる、という大きな出来事はある。
あるが、それはそれ以上にドラマチックに扱われない。
普通の言葉で、普通ではない会話が交わされるのは、「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)と同じなのだが、その構造は全く正反対である。
2時間半同じ密度で時間が進み、あっという間に終わってしまった。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。水曜日の追い切りは、レースでも騎乗する和田騎手に調教師が「パートナーを離しすぎないように」と指示したもの。宮本師が「追えばもっとスッと反応するかと思っていた」とコメントしていましたが、これは相手をほめるべきで、6ハロンの長めからスタートして大外を回り、ラスト1ハロンを12.2秒で動いていれば十分なもの。基本的に瞬発力のタイプではなく、良い脚を長く使うタイプです。これで来週はサッと追えば態勢が整うでしょう。26日(土)、阪神の芝1400mでデビューする予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、京都競馬場からトレセンに戻り、きのう17日(木)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。今回は腰に疲れが感じられます。ここでレース間隔を取ることになりました。入厩のタイミングは今後の状態次第となります。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、19日(土)、函館3Rのダート1700mに石橋脩騎手で出走します。マージービートは先週の500万条件を快勝したシルクターンベリーと差のない競馬をしていた実力馬ですが、全体的に見渡せばメンバーに恵まれた印象。頭数も11頭なら上位争いに持ち込めるかもしれません。担当の調教厩務員は「今週の70−40は予定通り。トレセンにいたときよりも前向き。最後まで集中して良い感じでしたよ」とコメントしていました。
○ 2010/6/19
雨は上がったが、蒸している。
8:00に事務所。
留守録にMBHのクライアントから伝言が入っていた。
梁山泊を昨晩見に行く予定だったが、夫人の体調が崩れたのでやめにします、と言う内容だった。
電話では時々話すこともあるが、しばらく会っていない。
今朝何故か、お子さんもうずいぶん大きくなったのだろうな、とMBHのクライアントご家族のことが頭に浮かんで来た。
こういうシンクロって、やはりあるのだな。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
建築施工法のレポートの課題を最終確認して、プリントデータと一緒に職員の方へメールして、プリントアウト依頼。
10:45事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
函館3Rにマイネルガンバ出走。
11:40、予定通り発送。
スタートよく勢いもついて、3コーナー手前まで、ゆったりとしたペースで先頭を走る。
3コーナー手前から後ろの馬がペースをあげ、ガンバは遅れて行きダメかと思ったが、4コーナーを回って直線を向くと、まだ脚色は衰えず、最後はジリジリ盛り返すも、鼻差の5着。
休養開けを叩いて2戦目で、少し希望が出て来た。
次のレースが楽しみだ。
場外馬券売り場を出て、事務所に戻る。
午後になると晴れて来て暑くなり、身体がだるくなって来た。
14:00過ぎ、書店に本を探しに行き、その脚でギャラリー街道リボン(http://www.kaido-ribbon.com/)ヘ。
頂いた冷たいお茶が美味しい。
再び事務所に戻り、諸々。
区役所から、光化学スモッグ注意報がアナウンスされ、ブー・ブー・ブーと不吉なサイレンが鳴る。
17:00事務所を出て大和町に戻り、明日の長野行きのために、バリカンをあてる。
マイネルガンバ
石橋脩騎手「ハナに立ったのが初めてなのかな。3コーナーから動こうとしたら突っ張り気味になって進んでいかなくなった。まくられたら走りが元に戻った感じ。ちぐはぐな競馬になったが、競馬を覚えてくればもっとやれる」
○ 2010/6/20
7:30チェ・ミキと大和町を出て、8:25に東京駅でNMHのクライアントご夫妻と落ち合う。
8:40発の長野新幹線で長野へ。
NMHのクライアントご夫妻に長野善光寺でのダライ・ラマ法王14世の講演に誘って頂いた(http://www.zenkoji.jp/2010lecture/index.html)。
長野駅の改札で、いろいろお世話になった方と落ち合い、タクシーで善光寺へ。
今日の長野は、晴れで蒸し蒸しする。
我々以外にも関西方面からみえる方がいて、その方々が今晩泊まる宿坊へ。
こちらのご住職様とも、以前須坂でお目にかかったことがある。
善光寺の本堂内部に今回チベットの僧たちに依って作成された砂曼陀羅を拝見し、お戒壇巡り。
暗闇の中、無事「極楽の錠前」に触れる。
近くの公園に、谷口吉生設計の長野県信濃美術館 東山魁夷館(http://www.npsam.com/)があると言うことなので、無理を言って見に行く。
残念ながら中に入る時間はなかった。
水をフーチャーした中庭のメンテナンスが今一だったのが気になった。
引き続き本堂の後方に位置する日本忠霊殿・善光寺史料館で、今回ダライ・ラマ法王から奉納された、釈迦如来像を拝見する。
昼をおいしいおそば屋さんで頂き、講演会場のビックハットへタクシーで。
大勢の人が来ている。
入場者は6500人とも言われていた。
アリーナの左前の方の席につく。
14:00定刻、講演の開始。
先ずは善光寺の住職たちが壇上で般若心経を唱えるのに合わせ、客席も起立してパンフレットに印刷された般若心経を読む。
その後ダライ・ラマ法王が入場。
般若心経の読経があったからか、チベット語で般若心経についての講話が30分くらい続く。
行きの電車で読んでいた、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)と通じ合うようなテーマで、興味深く話しを伺う。
その後、英語で「善き光に導かれてー今、伝えたい心ー」と言うテーマの講演へ。
15:30講演は一段落し、質疑応答へ。
この質疑応答が、既に質問者が決まっているような質疑で、致し方ないのかもしれないが、頂けない。
また質問も、とても抽象的だったり、非常に個人的だったり、頂けない。
しかし、法王は「I don't know」と言いながらも、答えを可能性ある方向へ持って行く。
講演で話していた、全ての人間に愛情を持つ、と言うこと実践してる。
時にユーモアを交え、自分で自分を笑いながら。
このあたりのキャラクターが、多くの人を引き付ける魅力だ。
主催者が、時間都合で質疑を打ち切ろうとするのを、もうちょっとと質問させる。
16:30前、全て終了。
警備の誘導に従って、順番に会場を出て、タクシーで長野駅まで戻り、お土産とビールなどを買って、17:30長野発の新幹線で帰京。
電車の中で、NMHのクライアントとお疲れの宴会。
丁度ワインもなくなったところで、東京駅着。
ホームでお別れする。
○ 2010/6/21
8:00に事務所。
スタッフがいて行ったKNH-2の図面に赤を入れ、9:30前事務所を出てHMHへ。
小さな改修が終了したので、10:00から工務店も交えクライアントと工事の確認。
10:30過ぎ、終了。事務所に戻る。
午後一で施工法の授業の確認。
連絡事項いくつか。
15:30前、事務所を出て武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
レポートの課題を説明して17:45終了。
事務所に戻ったら、西荻の父から電話があったとのこと。
電話をいれてみるも誰も出ない。
しばらくして再び電話をしたら、母が出たが、耳が遠く認知症なのでらちがあかず、父を呼ぶよう話すと、受話器を置いて呼びに行ったみたいだが、しばらく待っても誰もでない。
心配になり、すぐに事務所を出て西荻の実家に向かう。
道中気が気ではなかった。
よく考えると、実家の鍵は手元にない。
このような状況になって初めて、当然してあるべき準備がしてないことに気がつく。
実家についてドアには鍵がかかっていたので、呼び鈴を押すと、インターフォンに父が出た。
ホッとして、中に入る。
電話の一件などの話しを聞くと、母の認知症が進み、あまりに滅茶苦茶なので、父も疲れ果てたようだ。
しばらく話しを聞いているうちに落ち着いて来た。
もう少し頻繁に顔を出すことを約束して、20:00実家を出る。
○ 2010/6/22
曇りだが蒸し蒸しする。
大和町入り口前の階段の植え込みからどこかへ何かを運んでいるのか、小さな蟻たちが長い列を作っているのを、昨日発見した。
今朝落ち葉を掃き集めているとに、その邪魔をしてしまったことに気付く。
ありの列が崩れ、右往左往している。
そこで掃き集めたままにして、しばらく見ていたら、次第に列が戻りつつあるので、そのままにして、事務所に向かう。
7:00に事務所。スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
10:00スタッフ打合せ。
NMOのスケッチと図面作業。
14:00事務所を出て、外苑前の家具のショールームへ。
15:00NMOのクライアントと落ち合い、ソファの選定。
大きさをおとして来た図面をもとに、いくつかのソファを確認する。
仕上げをキッチュな合成皮革にすることにして、サンプル帳からいくつかを選定。
その後、その場所を借りて、引き続きほかの部分の打合せ。
16:30、終了。ショールームのまでクライアントと別れ、歩いて表参道へ。
ラットホール・ギャラリーの「荒木経惟 センチメンタルな旅 春の旅」(http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2010/03araki/intro.htm)へ。
白い縁のチロの写真が並ぶ。
跳躍があり、弱って行き、亡くなり、最後にテラスのチロ。その先に余白の壁。
ジーンと来る展覧会だ。
思わず胸が熱くなる。
新宿に移動して、書店で時間をつぶし、18:00花園神社のテントへ。
「ベンガルの虎」作・唐十郎 演出・金守珍(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)。
今晩は、70年をまたいで状況劇場の貴重な写真を撮影した、写真家の西村さんとお嬢さん、鹿野さん、そして武蔵野大学の3年生、5人が見に来てくれる。
18:30テント前に集って来たお客さんの中には、懐かしい顔がいくつも。
西村さんの写真についてアドバイス頂いた、演劇評論家の西堂さんがいらしたので、西村さんを紹介する。
19:10、10分押して開演。
途中休憩2回の3幕芝居。
22:00終了。
ゲネの時とは全く違うでき。
休憩含め、2時間50分と、10分程短くなっているが、台詞はきちっと伝わってくる。
見ている方も集中して、あっという間に終わってしまう。
一度テントから出て、再び中に入り、堀切さんから一言有り、唐組の久保井さんの音頭で、乾杯。
西村さんたちや鹿野さん、学生たちも残ってくれた。
学生たちはシュールだが面白かった、とのこと。
いろいろな方々と話しをして、23:30学生たちとテントを出る。
ゴールデン街に行ってみたい、と言う学生たちをゴールデン街入り口まで案内し、そこで別れて帰路に着く。
帰ってからも久しぶりに凄い芝居を見た余韻が残り、なかなか眠る気にならず、しばらくテーブルで飲みつづける。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧を行っています。蹄鉄を外したことにより、当初は蹄に直接刺激が伝わることで歩様がぎこちなくなっていました。次第に順応した現在は解消に向かっています。また、競馬を使ってきて減った分の体は回復しました。腹袋はもう十分立派に映ります。騎乗再開に向けてだいぶエネルギーが蓄えられました。今週末のツアー終了後には休養を切り上げて乗り出していく予定です。
○ 2010/6/23
弁当を詰め、8:00過ぎ事務所。
雨が降って、湿度が高い。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
ほぼ問題ないが、新たな変更点を確認。
10:00スタッフ打合せ。
KNH-2の変更点を打合せし、かなりブラッシュアップされた。
引き続き、昨日のNMOの打ち合せ内容を伝える。
私用一つ。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
先ずは、他大学院生のアシスタントに依るショートレクチャーの後、各グループに分かれ、9人のエスキスチェックを行ない、18:30終了。
19:00前学校を出る。
夜、一杯やりながら、BS のプレミアム8<紀行>夢の聖地へ「ケニア・リフトバレー 最強ランナーの秘密を探れ」(http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-wed/main)を見た。
谷口浩美さんがケニヤの高地トレーニングを行なっていると場所を訪ねる。
走ることが生活で、走ることが好きで、走ることを24時間考えて暮しているランナーたちを見て、谷口さんは日本がなくしたものがある、と話していたのが印象的だった。
2歳場
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。厩舎からの報告があったように、レースを使い込んできたためか馬体が細くなっており、腰を中心に後肢にも軽い疲れが感じられます。そのため、まずは疲れを取ることを念頭に到着翌日の金曜日から角馬場と坂路1本をハッキングで乗っています。しばらくは軽めに乗って、状態が上がってくるのを待ちたい考え。馬体重は前走から2キロ減の490キロです。
○ 2010/6/24
6時に目を覚ますが、疲れて起きる気にならず、7:00に目覚ましをかけ直し横になりつづけるも、眠れないので6:30に起きだす。
今日は晴れて、湿度も高くなく、気持ちの良い日だ。
今朝も蟻たちが活動中で、邪魔をしないように、私道の落ち葉のみ掃き集める。
7:30に事務所。
スタッフが置いて行った打合せ資料の確認。
昨日空間造形のエスキスチェックを行なった学生たちの第1課題を再確認し、今後のアドバイスの仕方などを考える。
一人の学生にアドバイスを思いついたので、メールで送信。
KNH-2のスケジュール表の作成し、スタッフと打ち合わせ。
午後銀行や西荻の実家の合鍵を作りに。
KNH-2の資料探しやNMOのスケッチ。
16:00過ぎスタッフと事務所を出てKNH-2のクライアント宅へ。
腹ごしらえに準備委頂いたお寿司を頂戴し、20:00から打合せ。
前回の提案に対する要望を検討した結果、方針が明確になった。
クライアントご夫妻もとても気に入ってくれた。
大きな方針を決め、細かい要望を伺い、後半はビールを飲みながらブレスト。
スケジュールを説明して、23:00前終了。
内容の濃い打合せだった。
マイネマオ、26日(土)阪神4R新馬、出走確定。
○ 2010/6/25
7:30に事務所。
今日もよい天気で、湿度もそれ程高くなく、気持がよい。
どうやらワールドカップは日本がデンマークに勝って、決勝トーナメントに進出のようだ。
朝天気予報を見ようと、テレビをつけたら、どのチャンネルも声を張り上げて日本勝利と街の様子を告げていた。
参議院選の投票率が、デンマーク戦の視聴率を上回ることを、祈りたい。
スタッフが作成した、NMOの図面を確認。
HMHの改修工事が終了し、最終見積が出て来たので確認し、クライアントへファックスと電話で連絡し、了解頂いたので建設会社へ連絡。
源泉税の資料をまとめ、会計士事務所にファックス。
新宿梁山泊の公演も昨日が楽日、撤収の今日はよい天気で良かった。
事故やアクシデントがいくつかあったが、最後は良い感じで収められたのではないか。
できればもう一回見たかったな。
K-projectについて考えてみる。
今晩の会に持って行くお土産を、うさぎやに買いに行く。
18:00事務所を出て、六本木のギャラリー夢のカタチ「浅川敏写真展・Space Tokyo Bay」(http://www.tosh-a.com/0000html/002.html)へ。
久しぶりに浅川さんにお目にかかる。
東京の湾岸を撮影した写真は、Tokyoとタイトルになければ、東京なのか日本なのか分からない風景が切り取られている。
現代の遺跡と呼んでも良いような風景だ。
赤ワインを頂きながら、時々浅川さんと写真ついて話しながら、全ての写真を拝見する。
小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さん、小池さんも来ている。
19:00過ぎから、同じビルの地下のバースペースでパーティー。
実はこのビル、三保谷硝子店のビルで、そこの地下と言うことは、昔自由劇場があったスペースのはずだ。
残念ながら、自由劇場には一度も来たことがなかった。
パーティーはギャラリーで行なわれるのだ、と思っていたので、まさか地下に入れるとは思ってなかった。
地下は、床の部分的に大きな落差がある不思議な空間。
浅川さんの手料理が並び、全て美味だ。
その多彩さに改めて感服。
大勢の方々が次々とあらわれる。
遅れて来れるか分からなかった伊東さんに、小池さんが元自由劇場の空間でパーティーが行われているから、絶対来るべしの連絡をしたので、伊東さんも慌てて来場。
自由劇場には思い出が沢山ある伊東さんは、懐かしそうに早速写真を撮り始めた。
バーカウンターになっている、深く掘り下げられた部分は、なんと奈落だったとのこと。
奈落を含めないタッパは、梁下で梁山泊の稽古場の満点星よりちょっと高いくらい。
平面的にもそれ程大きくない。
ここで「上海バンスキング」を見たら、やられてしまうだろう、と想像する。
20:30、浅川さんに挨拶をして、お暇する。
駅までの途中の居酒屋で、もう一杯。
22:30過ぎお開きにする。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、26日(土)、阪神4Rの新馬戦・芝1400mでデビューします。エネルギーの消耗を抑えるために最終追い切りはあえて控えめにしました。4ハロン55秒ペースにセーブしています。追い切りに跨った和田騎手は「併走相手に先行してあっという間にかわされる内容。『タイムが出すぎないように』と注意されていたのでこちらは馬なりだったが、追っていても遅れていたと思う。あまり脚をためない方が良さそうなタイプ。積極的なレースで臨みたい」とコメントしていました。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、函館競馬場で調整中。5着だった前走後も順調に乗り込まれています。次走については検討中です。今後について畠山師は「レース間隔を詰めて使っても大丈夫だと思う。中1週の競馬にも対応できるように態勢を整えておく。メンバーなども確認して投票するかどうかを決めましょう」と話していました。
○ 2010/6/26
7:00に目覚ましを鳴らすも、疲れがピークで起きられず、8:00まで休む。
曇っているが蒸し蒸しして、暑い。
空気が暑いのか、自分の身体が、疲れから暑いのか、区別がつかない。
9:00前事務所。
10:00、西荻の父に今日夕方晩飯を持って行く、と電話したら、今のところ落ち着いているので心配しなくても良い。
少しゆっくりしたいから、また改めて来て欲しい、とのことだったので、こちらもゆっくり休むことにする。
「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)の上巻を読了。下巻に入る。
日曜日のダライ・ラマ法王の話し、そして先日梁山泊のテントで久しぶりにお目にかかった、芹沢俊介さんから頂き、昨晩序文を読んだ、「阿闍世はなぜ父を殺したのか 親鸞と涅槃経」芹沢俊介 武田定光 今津芳文著(http://borderink.shop-pro.jp/?pid=18974838)全てが、絡み合っている。
上巻最後にオウム真理教に絡む展開になり、後半が俄然楽しみになる。
高橋和己の小説を読み進む時と通底する、鬱々とした沸騰を感じる。
11:30前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
阪神4Rでマイネマオデビュー。
馬券を買って発送を待つ。
12:10、モニターに阪神の4Rの実況が始まる。
阪神はなんと雨。
芝も重になっている。
今週の調教で、重で時計が出なかった様子なので、アレアレと思うが、すぐに発送。
スタートはまあまあだったが、和田騎手が始終追いっ放しだったが前に行けず、4コーナーを回っても下がることはなかったが、結局はずっと同じ位置取りで7着。
馬券売り場を出て、昼をとり、タワーレコードヘ寄り、BLD GALLERY吉増剛造 写真展 「盲いた黄金の庭」(
http://bld-gallery.jp/exhibition/100618yoshimasugozo.html)を見て、16:00事務所に戻る。
しばらく作業をして、17:30事務所を出て、買い物をして、大和町に戻る。
最近、疲れてくると無性に生野菜が食べたくなる。
野菜を何種類か買って、野菜中心の食事を作り食べて、早めに休む。
マイネマオは、26日(土)に阪神4Rでデビューし、7着でした。月曜日時点では、馬体に異状はありません。
○ 2010/6/27
5:30頃目が覚めてしまうが、二度寝して、7:00に起きる。
NMOの図面チェックを行ない、8:35からいつものように「ようこそ先輩 課外授業」を見る。
K-Projectのスケッチ。
10:30、高円寺に買い物へ。
午後、鷺ノ宮方面の魚屋と肉屋へ買い物。
引き続きK-Projectのスケッチ。
テレビで、宝塚記念。
もう宝塚記念か。
早いな。
楽しみだった、「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)は、先週で終了してしまったようだ。
○ 2010/6/28
土日ゆっくり休んだので、体力回復。
弁当を詰めて、7:00過ぎ事務所。
10:00スタッフが来たので清掃後、NMOとK-Projectの打合せ。
構造事務所へ打合せ依頼の連絡。
スタッフ打合せを元に、K-Projectのスケッチ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
今日の授業で、一通り建築が完成するまでの話しは終了。
事情があり、先週と今週水曜日のエスキスチェックに出席出来ない学生のエスキスチェックを行ない、18:00過ぎ学校を出て事務所に戻る。
学校に着く頃雨が降り出したが、授業が終わったら雨は上がっていた。
○ 2010/6/29
7:00に事務所。
K-Projectのスケッチと構造事務所との打ち合わせの準備。
朝は雨が降っていたが、9:00前には上がっていた。
9:10事務所を出て、NMOの現場へ。
マンションのロビーで10:00にクライアント、工務店、スタッフと落ち合い、部屋行って早速、床や天井の一部を剥がしてみる。
その後、図面を元に、内容の確認。
11:00過ぎ、打合せ終了。
見積とスケジュールを今週末から来週始めに出してもらうことを確認して、終了。
我々は、もう少し細かい部分を実測するために残り、11:30過ぎ現場を出て、構造事務所に連絡。
雨が上がって、陽も少し出て、とても蒸す。
バスで六本木に移動し、構造事務所の方と落ち合い昼をとり、構造事務所まで移動してKNH-2とK-Projectの打合せ。
15:30過ぎ終了。
事務所に戻る。
K-Projectはマンパワーとスケジュールから残念ながら中止に。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。27日(日)には公開調教に参加してMムジカと併せ馬を行いました。順調な仕上がりを見せていて、7月中旬あたりの入厩が有力です。馬体重は439キロ。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧を切り上げ、きょう29日(火)に坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。
○ 2010/6/30
昨晩また降り出した雨は上がって、少し湿度も下がったようで、昨日より過ごしやすい。
朝晩いつ見ても列を作り動いている蟻たちは(いつ休んでいるのか。それともローテーションで動いているのか。)、濡れたコンクリート床面をさけ、壁を伝わって移動し、掃きためた枯れ葉を迂回しているので、ここぞとばかり掃き集める。
事務所に来る途中の幼稚園前に、沢山の笹竹が置かれていた。
もうすぐ七夕だ。
7:00過ぎに事務所。
NHOの家具見積が出て来たので、チェックしコメントをつけて、クライアントにメール。
同じくNMOの昨日の打合せと現場確認内容を盛り込み、スタッフが作成した図面をチェック。
溜まっている日報を書いてアップ。
スタッフが置いて行った、KNH-2の図面確認。
13:50事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日は昨日に比べ、ジメジメしていず、少し過ごしやすい。
14:40から空間造形3の授業。
今日も最初にアシスタントの他大学の大学院生に依るショートレクチャー。
それぞれの学校でやはり個性がある。
今日はうちのグループは6人しかエスキスチェックに来ていないので、一人一人ゆっくり見て行く。
確実に進展している学生は一人。
ここまでエスキス出来るのなら、2週間前にここまで進めていれば、と思う学生が一人。
あとはみな手が動かない。
18:30前終了。
準備室で少し休んで、19:00前学校を出て吉祥寺シアターカフェへ向かう。
19:30から小劇場の勉強会。
今回初めて参加の方が一人。
日大の大学院生の修士論文に着いてと、先週末伊東さんたちが訪れた、川越の明治時代に建てられた鶴川座の報告。
21:30過ぎ終了。
みなは基地バーへ向かったが、エスキスチェックで頭が疲れていたのでお先に失礼する。
大和町に帰って、さらに一杯やりながら、ボケーとしながらサッカーのトーナメント一回戦のダイジェストを見ていたら、スペイン対ポルトガルのそれぞれの攻撃が凄い。
ダイジェストとは言え、目が離せない。
サッカーの後も、だらだら見ていたら、参議院選の比例区の政見放送が始まった。
みんなの党と日本共産党と公明党。
基地問題や外交問題について政見を話すのは、共産党のみ。
そして大差はあるがいずれも、経済的な成長が自明の理のような政見なのだが。うーん。
3歳馬
20100623
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。馬体が回復に向かい、動きにスムーズさも出てきた先週末、坂路でキャンター1300m2本に乗り込み量を増やしました。前へ前へという気持ちが旺盛。ハミ受けが不安定なために余計、ペースを調節するのが大変ですが、跳びの大きい走りで動き自体はまずまずです。馬体重は495キロ。次走についてはもう少し乗り進め、その後の状態を確認した上で調教師と相談します。
○ 2010/7/1
弁当を詰め、7:00過ぎ事務所。
スタッフが置いていった、NMOの模型と図面、KNH-2のスケッチを確認。
KNH-2のスケッチのスケッチを進める。
11:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
午後銀行に行き、西友で15cm羽の扇風機を970円で買ってくる。
以前入手したサーキュレーターは風切り音が大きいので、小さいものを探していた。
7月になったが、事務所はまだ、空調は入れていない。
NMOの家具の発注など。
その後もスケッッチ。
マイネルガンバ3日函館3R出走確定。
土曜日は忙しくなる。
○ 2010/7/2
今朝も弁当を詰め、落ち葉を掃き集め、7:00過ぎに事務所。
気をつけて落ち葉を掃いたが、何匹かの小さな蟻が落ち葉とともに集められてしまった。
キャロライナジャスミンの葉がどんどん伸びるので、内側の葉に陽が当たらなくなり、秋でもないのに葉が落ちてくる。
スタッフが置いて行った、KNH-2の模型を確認。
ずいぶんブラッシュアップされて来た。
10:00過ぎ、KNH-2のスタッフ打合せ。
スタッフと感じ方が違うのか、論議になる。
昼前まで話し、大きな方針を確認して終了。
やはり論議をすることは大事だ。
一人の中では簡単に完結してしまうことに、オルタナティブの発想が生まれてくる。
発語をすることで、自分の考えも思わぬ方向へ行ってしまうことを、どこまで自由に出来るか。
そしてそれをつなぎ止めるものはなにか、そこがものつくりの楽しさのように感じる。
14:00、元武蔵野大学のスタッフの中島さんが来所。
こちらの都合でお待たせしていた、ホームページの更新のレクチャー。
思ったより簡単に、我々の手で更新出来ることが分かる。
最後に更新内容をサイトで上書きする際の、サイト接続方法でつまずく。
いくつか試して見るも、うまく行かない。
中島さんが自宅のウィンドウズでやった時には問題なかったので、再度確認して連絡をもらうことにして、16:30過ぎ終了。
ものつくり大学の齋藤君に、コンビニでビールと軽いつまみを買って来てもらい、飲みながらOZONEの5人展(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)
に出展した、「2000万円で鉄筋コンクリートの家を建てる」と言う主旨の、e-house-Projectの今後の告知方法について相談。
中島さんの今後の展開を伺い、協力関係が作れることを確認。
18:00に終了。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、3日(土)、阪神1Rの芝1200mに和田騎手で連闘します。前走を使った後も目立つ疲れは感じられません。火曜日からなみあしでの運動を行い、水曜日にはプールも併用するように。木曜日からは坂路1本を駆け上がっています。今回の連闘については、水曜日の想定段階で5頭しか出馬を表明している馬がおらず、同馬の体調や距離への適性等も含めて総合的に判断したものです。結果的に7頭立てになりましたが、有力視されるビッグスマイルと勝ち負けの争いをして欲しいと願っています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、3日(土)、函館3Rのダート1700mに丹内騎手で出走します。転厩緒戦を叩かれて、さらに調子が上向いている印象です。水曜日の追い切りでは前半で物見をしていたものの、4コーナーで気合いを付けると自ら行く気を見せて併せた相手を抜かせませんでした。跨がった調教厩務員は「前走より体が減っているかもしれないが、それは引き締まったもの。歩様も良いし、何より覇気があるのが良い。集中して走ってくれれば勝ち負けをしてくれると思っている」と手応えを掴んでいるようでした。前走掲示板の馬が6頭と厳しいメンバーですが、こちらも上積みがあると見ています。
○ 2010/7/3
昨晩は23:00から、オランダvsブラジル戦を見ようと思っていたが、DVDに録画しておいたドキュメンタリーを見始めてすぐにギブアップ。
チェ・ミキが授業から帰って来ている気配で目を覚まし時計を見たら、23:50。
サッカーを見ている音が聞こえたが、眠さに勝てずに、そのまま寝つづける。
7:00に事務所。
ここ二三日はこの時間は湿度も高くなく、気持がよい。
ラフィアンのホームページを確認したら、なんとマオも出走とのこと。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と模型を確認。
スケッチを続ける。
10:30過ぎ事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
阪神1Rのマイネマオの馬券を買って、発送を待つ。
阪神は雨で芝も重。
10:20、レーススタート。
スタートは悪くないが、その後勢いがつかない。
7頭立ての小頭数のレースで、先頭集団から少し離れた5番手を進む。
4コーナーを回って直線、3番手まで上がり、そこからさらに伸びるかと思ったが、先頭の2頭が上手で、少し離れた3着。
函館3Rのマイネルガンバの馬券を買って、事務所に戻る。
KNH-2のスケッチ。
13:00過ぎ、事務所を出て座・高円寺へ。
今日は青蛾館「青ひげ公の城」(http://mb.minx.jp/seiga)のマチネ公演の後、鹿野さんが360度写真の撮影をするので、それに便乗して、招待頂いた。
ロビーで鹿野さんと落合う。
13:30過ぎ開場、14:00開演。
「青ひげ公の城」作・寺山修司は1979年にパルコ劇場で天井桟敷に依って初演された。
そのときに見ており、芝居がすすむにつれ、思い出して来た。
今回の公演はこの「青ひげ公の城」を中心に、岸田理生さんの映画シナリオ『悪徳の栄え」が劇中劇として構成されている。
休憩なしの2時間の芝居。
ラストの主人公の長台詞はまさしく寺山修司。
終演後、青蛾館座長の野口さんの司会で、美術の宇野さんなど3人によるトークショウ。
17:00前に終了し、ソワレの準備の間に宇野さんや直子さんも立ち会って、慌ただしく撮影。
しばらく野口さんと話し、18:00に鹿野さんと劇場を出て、大将3号店へ。
しばらくしてチェ・ミキも来て、一緒に飲む。
21:00前、お開き。
帰って、アルゼンチンvsドイツ戦を見ようと頑張っていたが、開始3分、ドイツの先制点の次点で、すでにテーブルで爆睡。
2歳馬
マイネマオは、3日(土)に阪神1Rに出走し、3着でした。
From RaceCourseのコメント
和田騎手「前走を使って気持ちが乗っていた今回はハミをしっかり取っていた。少しちょこちょこした感じの走り。だからテンにすっと行けないのかな。上手というほどじゃないが、きょうの馬場でものめらずに走れていた。ダートの方が良いタイプかも」
3歳馬
マイネルガンバは、3日(土)に函館3Rに出走し、8着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「いい位置が取れたが3コーナーから集中力を欠いた感じ。砂を被るのを嫌がっていた。前がクリアな位置で終始自分のペースで走れる競馬がいいのだと思う」
○ 2010/7/4
8:00過ぎに起き出して、今日大和町に来客があるので、テーブルまわりを片付ける。
この芝居で高橋ひとみさんがデビューし(たように記憶している)、美加理さんの名前もある。
夫人たちには、ピーター・亀渕友香・そして新高恵子のそうそうたるメンバーだった。
10:30過ぎ、高円寺へ買い物に。
午後は、KNH-2のスケッチ。
16:00、チェ・ミキと近くの空き家を拝見しに。
チェ・ミキの飯田橋の学校の同僚の先生のご主人の実家で、取り壊しを待つ状態。
今日は、処分してしまう食器などを物色させて頂くために、開けて頂いた。
聞くところに依ると、70年以上前に建てられ、戦災を受けておらず、その当時は高円寺の駅まで見通せたらしいという。
障子に縁側の良い佇まいだ。
中を一通り拝見し、まとめてあった食器や小さな指物を拝見し、いくつか頂くことに。
その後、同僚の先生が大和町に。
しばらく話していたが、夕食の時間なので、迎えに来てもらうご主人も呼んで、食事をすることに。
我々は飲んで、お酒を飲まないお二人はお茶で、買い物をしておいた有りもので簡単な食事を準備し、飲みながら話す。
ユニークな経歴で、面白いお二人で、いろんな話しをして、21:00頃、お開き。
○ 2010/7/5
7:00に事務所。
KNH-2のスケッチを見直す。
10:00スタッフが来たので、清掃後打合せ。
しばらくしたら、NMOの改装の見積がメールで届いたので、チェック。
NMOのクライアントと連絡をとり、減額項目をスタッフと打ち合わせ。
15:00、事務所を出て、銀行などに寄って、三鷹の改札で鹿野さんと落合う。
今日は建築施工法の授業で、鹿野さんに「ヴァーチャル・リアリティによる現場の記録」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)と言うタイトルで、特別講義をしてもらう。
その講義に、VR仲間の方が一人参加。
バスで武蔵野大学へ向かい、準備をして、16:20から授業開始。
鹿野さんを紹介して、先ずVRの画面を幾人かの学生に実際に体験してもらい、徐々に建築の話しに。
授業最後に、 VR仲間の方が、教室を撮影。
ホームページにアップすることを告知して、終了。
教室のカーテンを開けたら、外は真っ暗。
外に出たら、激しい雨。
しばらく屋根下で待機していたが、少し雨脚が弱くなったので、バスてまで移動して吉祥寺に。
吉祥寺の居酒屋で、3人でお疲れの一杯。
吉祥寺シアターに仕事出来ていた小池さんも途中から参加。
VRの話しや、これから目白押しの、見たい芝居の話しで盛り上がる。
21:00過ぎに、お開き。
○ 2010/7/6
7:00に事務所。
曇っていた天気は、雨に変わったり、晴れになったり、コロコロ変わる。
スタッフが置いて行ったKNH-2とHMOの資料の確認。
溜まってしまっている日報を書く。
昨日書店に立ち寄ったら、「せりふの時代」(http://www.shogakukan.co.jp/magazines/detail/_sbook_1567708110)に唐さんの新作が掲載されている。
手に取って見ていたら、これまでの掲載戯曲リストがあったので、はて、と思ったら、休刊のお知らせがあった。
10:00スタッフ打合せ。
昼頃豪雨とのニュースもあったが、この辺りでは降って来なかった。
鳥越さんから、来週月曜の小劇場の勉強会での、青山学院大学の学生の発表について相談の電話がある。
午後、amazonで注文した、「ヴァレリオ・オルジアティ」の作品集(http://www.amazon.co.jp/Valerio-Olgiati-Laurent-Stalder/dp/303761031X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1278396826&sr=8-1)が届く。
不勉強でこの建築家のことは知らなかったが、ひょんなことから情報を得て、ネット検索をしたらとても良さそうなので、一か八かで注文。
梱包を解き、その本魅力に一発でまいってしまう。
もちろん建築作品が素晴しいのは言うまでもないが、その造本がもう既に素晴しい作品になっている。
本好きには溜まらない。
嬉々としてスタッフに紹介する。
大好きな、スティーブン・ホールの「WRITTEN IN WATER」と、ベストワンはどっちだ、と迷う。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体に幅がないタイプでそれほどパワーは感じられませんが、前肢がスムーズに出ていて「良い走り」と育成主任が評価します。すでに体は仕上っている状態で、もう強い追い切りは必要ありません。入厩まで状態を維持するように乗り込んでいきます。厩舎の馬房の都合にもよりますが、いまのところ18日(日)に函館競馬場へ入厩することで佐々木師と打ち合わせています。
○ 2010/7/7
弁当を詰め、7:30前に事務所。
気温は低いが、蒸している。
そうか、今日は七夕か。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
ぐっとブラッシュアップされた。
そこにさらにスケッチを加えて行く。
10:00、スタッフ打合せ。
NMOの連絡事項。
13:30事務所を出て、銀行や郵便局に寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
他大学院生のショートレクチャーの後、エスキスチェック。
第2課題も今日と来週の2回でエスキスチェックは終了。
10人の学生を見るも、皆進みあぐねている。
あと2週間でどこまでまとめられるか。
18:45、全員のエスキスチェックを終え、すぐに学校を出て、新宿梁山泊の稽古場へ向かう。
「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)の打ち上げが、19:00から始まっている。
19:45到着。
20:00から大入り袋を配りながら、キャストスタッフの一人一人がお疲れの挨拶。
女優陣の歌や、中山ラビさんの歌もあり、盛り上がる。
23:45、まだ宴は続いていたが、お先に失礼して稽古場を出る。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。馬体も少しずつ回復してきて、疲れがだいぶ抜けました。この中間からは15−15ペースも週2度のペースで織りまぜています。スタッフは「後肢の動きがスムーズになってきて、スピード感はないものの大きなフットワークで推進力のある走りをしている」と評価していました。この調子なら週末か来週あたりから追い切りを課していけるでしょう。馬体重は先週から1キロ増の496キロ。
○ 2010/7/8
さすがに疲れて、8:00に事務所。
下巻の半分近くまで行った、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)が佳境に。
オウムの話しが中心になってくる。
「1Q84」に続いて「太陽を曳く馬」を読み進むと、「邪宗門」高橋和己著(http://www.amazon.co.jp/邪宗門〈上〉-朝日文芸文庫-高橋-和巳/dp/4022640049/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1278550631&sr=8-1)を再読したくなって来た。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と模型を確認。
10:00スタッフ打合せ。
NMOの再見積が出て来たので、チェックと、納まりのスケッチ。
工事スケジュールなどの確認連絡。
図書館にリクエストの本をピックアップに。
今日は久しぶりに晴天。
15:30、NHOの工務店が、鍵をピックアップに来所し、簡単な打合せ。
KNH-2の50分の1の模型の型紙を作り始める。
グッとリアリティが増す。
○ 2010/7/9
昨晩はゆっくり休み、体力復帰。
7:00過ぎに事務所。
KNH-2のアイディアが浮かび、スケッチ。
構造的な方針もみえて来て、さらにブラッシュアップ。
そのアイディアをスタッフが置いていった図面に展開。
10:00スタッフ打合せ。
昨晩、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)は高村さんの「大審問官」(@「カラマーゾフの兄弟」)なのだ、とフと思った。
午後もスケッチ。
16:00過ぎ事務所を出て、浅草の唐ゼミ(http://redg.info/~karazemi/)のテントへ向かう。
浅草に降りると凄い人。
浅草は平日でもこんなに混んでいるのなら、観光地として凄いポテンシャルを維持しているのだな、と思って仲見世を行くと、今日明日はほおずき市だった。
四万六千日(今日明日お参りすると、46,000日すなわち126年分お参りしたことになる)にあやかって、参拝。
少し雨が降り始める。
花屋敷裏の唐ゼミのテントで、鹿野さんと落合う。
音が近隣の方々の迷惑にならないように、21:00で終演するよう、18:00から芝居は始まる。
テントに入ると、雨脚が強くなって来た。
「蛇姫様ーわが心の奈蛇(ナジャ)」作・唐十郎 演出・中野敦之が定刻開演。
途中休憩2回の3時間10分の3幕の大作。
周期的にテント幕を叩き付ける雨の音が強くなる。
始めはその音も気になっていたが、唐さんの言葉に引き込まれていくうちに、全く気にならなくなる。
途中花道が河のようになり、花道脇に座っていたので、役者が花道から登退場する水飛沫でびしょぬれになる。
激しい雷雨も3幕めに入ると、音を沈め、何かに取り付かれたような舞台が、ちょっと押して21:20終演。
テントで一杯頂き、23:00過ぎ、鹿野さんと一緒にお先に失礼する。
「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)「蛇姫様」と、立て続けに唐さんの3幕芝居を見て、気持が高ぶる。
大和町に帰ってからも、その高ぶりが納まらず、「唐組 状況劇場全記録」(パルコ出版http://www.book-oga.com/wimages/karagumi.html)を取り出して来て、1977年の芝居だと言うこと確認。
71年の「吸血姫」から始まる、壮大な3幕ものの系譜の中の一本だ。
小林薫さんに当て書きされた役が凄い。
興奮覚めやらず、1:30過ぎ床につく。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、先週のレースは一歩前進の3着でした。前さばきに若干の硬さがあります。テンにすっと行けないのはそのあたりも影響しているのかもしれません。阪神競馬場からトレセンに戻り、8日(木)に坂路入りを再開しました。次走は新潟3週目のダート1200mの予定。出馬投票するために必要な馬房が確保できない可能性があり、その場合は小倉3週目のレース(距離については未定)に回ります。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、レース後も函館競馬場に滞在しています。8着だった前走はいくらかメンバーが強かった印象。気を抜く面も見受けられ、残念ながら入着を外しました。優先権を外してしまったとはいえ、いまは間隔を空けなくても出走できる状況です。中1、2週で次走に臨めるでしょう。ジョッキーと現地の調教厩務員から進言があり、ブリンカーを試してみることになりました。
○ 2010/7/10
8:00に事務所。
今日はよい天気だ。
湿度もそこそこで気持がよい。
スタッフが置いていった図面と模型を見て、矩計りのスケッチを行なう。
模型の写真を外で撮って、スケッチ。
13:00過ぎに事務所を出て、神楽坂のシアター・イワトへ。
MODE「変身」原作:カフカ 構成・演出:松本修(http://www.theatre-iwato.com/archives/henshin/)。
「MODEはオトナに観てもらいたい。MODEはコドモには観てもらいたくない。」のキャチフレーズのMODE。
唐十郎さん系列とはまた違う、もう一つの好きな系列の芝居。
「わが町」や「ガラスの動物園」など、昔から好きで、観続けている。
14:00開演。1時間40分の一幕芝居。
細長いシアターイワトの空間に設えられたセットと客席が近く、舞台面が高く、独特の劇場空間が出来上がっている。
芝居が始まると、象徴的なザムザの変身のシーンが。
ベットから12本脚の生き物が這い出て、セット真ん中にあるドアが紗幕で、その向こうにザムザが立っていて、ドアを開けると生き物は向こうの部屋のドアからでて行く。
その後の芝居は、手前の部屋と向こうの部屋を仕切る、紗幕のドアとそのドアを支えるフレームが立ったまま進められる。
良く練られた構成と演出と演技を堪能。
その後、いくつかの雑務を片付ける。
○ 2010/7/11
7:00過ぎに起き出し、今日の結婚式の準備。
8:00前に参議院選挙の投票に。
8:30過ぎ、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」を見て、服を着替えて、9:15大和町を出る。
本当に久しぶりに、シャツと上着で出掛ける。
湿度がそれ程高くないので、まだやり過ごせる。
今日は武蔵野大学の一期生で、妊娠して退所した事務所の元女性スタッフの結婚式。
10:00過ぎ、大宮に到着。
結婚式場の送迎バスに乗り、武蔵野大学の水谷先生と落合う。
11:00に結婚式場に到着。
住宅街の中に、様式建築を模した建物が何棟か並ぶ。
武蔵野大学の一期生が受付を行なっている。
その他にも同級生がいて、久しぶりに話しをする。
11:30過ぎから、ガーデンで人前結婚式。
一通りのセレモニーが終了し、12:00から祝宴が始まり、料理とお酒を頂き、15:30お開き。
水谷先生と送迎バスで大宮まで戻り、どこかでもう一杯との話も出るも、早く着慣れないシャツを脱ぎたくて失礼して、池袋で別れ帰路に着く。
大和町に戻り、しばらくしたら激しい雨と風になる。
お幸せに。
○ 2010/7/12
朝、雨は降っていないが、嵐のような雲と風。
風で散らかった落ち葉を掃き集めていたら、蚊に5カ所も喰われてしまった。
7:00に事務所。
日報を書いてアップ。
ズタッフが置いていった図面と模型を確認。
ネットニュースに、つか こうへいさんの訃報が。
この間は井上ひさしさんの訃報、時代が変わっていく前兆のように感じる。
建築施工法の最後のまとめの授業の準備の確認。
10:00、スタッフとKNH-2の打合せ。
論議になり、気がついたら11:45。
NHOの模型や図面の準備をして、12:00過ぎ事務所を出て、昼をとってNMOの現場へ。
予定より早く着いたが、現場の部屋へ行ってみたら、工務店とクライアントが既に来ていた。
早速模型を取り出し、説明。
現場は床を剥がしたり、クロスを剥がす解体工事が終了した状況。
コンセントや照明の確認を来ない、仕上げや納まりの確認打合せ。
14:45終了。
井の頭線経由で吉祥寺に出て、バスで武蔵野大学へ。
ちょっと早いので、図書館で雑誌を見て時間をつぶす。
16:20から建築施工法の最後の授業。
後は再来週にレポートを提出してもらい、完全に終了。
建築の生産に中心を置き計画を行なう、有名な5人の建築の創造者に着いて話すも、誰も一人も知らない。うーん。
最後に、イームズ夫妻の「Powers of ten」(http://www.assiston.co.jp/?item=804)を上映して、授業終了。
メールで空間造形3のエスキスチェックをして欲しい、と連絡して来た学生のエスキスチェックを行ない、18:00過ぎ学校を出て、渋谷のシアターワークショップへ向かう。
19:00ぎりぎり着。
今晩は、青山学院大学の鳥越ラボの学生たちが、今年の「Scape Works百軒店」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)でのイベントの案を発表し、ブレストを行なう。
前回から、新たなメンバーも加わり、少しずつ動き出した。
いろんな意見が飛び出し、22:00終了。
鳥越さんと鹿野さんと帰路に着く。
○ 2010/7/13
今朝も枯れ葉を掃き集めたが、蚊には注意していたのだが、やはり2カ所喰われていた。
7:00に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2のスケールが上がった模型を見ながら、スケッチ。
10:00、構造事務所が来所。
KNH-2の打合せ。
11:45終了。
13:00過ぎ、スタッフとKNH-2の打合せ。
話しているうちに、2階の構成が展開していった。
とりあえずの方針をまとめる。
建築施工法の雑務と、スケッチを続ける。
空間造形4の第2課題のコンセプトスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、13日(火)、朝の馬体チェックの際、右前肢の球節と右の後ヒザのあたりに外傷が見つかりました。傷腫れになりかけており、痛みもあるようです。寝起きの際にバランスを崩して、馬房内でぶつけた可能性が高いものと思われます。入厩の予定は白紙となり、しばらく経過を観察することになりました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。前向きな馬で、すぐやる気になってしまうタイプ。調教を始めてまだ2週間程度にもかかわらず、現在はすでにハロン15〜16秒ペースで駆け上がっています。馬体重は499キロ。まだ腹周りに余裕が見られるものの徐々に絞れてきています。育成主任は「強い負荷をかけていって息遣いがしっかりしてくれば、早めに競馬を使えそう」と述べていました。
○ 2010/7/14
昨晩は外に出ると、半袖では寒いくらいだった。
今朝もそれ程暑くない。
7:00に事務所。
NMOについて工務店と電話連絡。
スタッフが置いていった、昨日の打合せを反映したKNH-2の2階の図面を確認。
建築施工法の雑務。
昼頃になり、気温が上がって来たら蒸して来た。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
来週は第2課題の提出。
エスキスチェックも最後。
11人の学生たちのエスキスチェックを行なうも、ほとんどの学生が先週から進んでいない。
ともかく、少しでも前進するようにアドバイスを行なう。
19:30過ぎ、全ての学生のエスキスチェックをやり終える。
なんだか、非常に疲れる。
20:00前に学校を出る。
後一週間、頑張ってもらいたいものだ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。ここにきて調子を上げている一頭。好調時の状態には及びませんが、四肢の運びがずいぶんスムーズになり、この中間には単走で4ハロン55秒の追い切りを2本消化しました。ここまでくれば入厩できる状態に整うまでそう時間はかからないでしょう。馬体重は先週から4キロ増の500キロちょうど。
○ 2010/7/15
昨日の疲れが残っていて、少しゆっくり、7:45事務所。
今朝もそれ程暑くない。
天気予報もやっと梅雨明けしそうな感じになって来た。
スタッフが置いていったKNH-2の50分の1の模型を確認。
このスケールになるになると、かなり情報が増える。
一昨日のスタッフとの論議から展開した案は、魅力的な新たな様相を見せ始めた。
10:00、スタッフ打合せ。
明晩のクライアント打合せの方針を確定。
昨日の空間造形3のエスキスチェックで、言い忘れたことがある学生にメールでアドバイス。
14:00、以前武蔵野大学のTAをやってくれた、法政大学の大学院生が来所。相談ごと。15:00終了。
買い物に外に。
中杉通りのケヤキの木陰で、風が通ると気持がよい。
マイネルガンバ17日函館3R出走確定。
○ 2010/7/16
晴れ。
いよいよ梅雨明けか。
7:45事務所。
9:00過ぎ事務所を出て、NMOの現場へ。
大工さんと細かい打合せ。
11:30終了し、事務所に戻る。
15:00前、ギャラリー街道リボン(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
外は完全に夏だ。
「小松崎健一写真展「日本線」どこまでも道に沿って」の小松崎君を、ユウコさんが紹介してくれた。
23歳と若い。
彼が徒歩で日本一周する間に、尾仲さんに時々送り、ホームページにアップされた手紙を読んでいた。
入り口に貼ってある、歩いたルートを赤線で記した日本地図に、先ず感動。
きれいに日本列島の輪郭になっている。
写真も荒っぽいし、展示の仕方や地図のルート線も荒っぽいが、何だか分からずその事実に魅せられる。
ほとんど野宿だったとのこと。
自分には出来ない。
少し話し、事務所に戻る。
KNH-2のコンセプトスケッチを試みているが、なかなか収斂しない。
18:30前事務所を出て、竹橋の国立近代美術館「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」(http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/index.html)へ。
オープン当初は話題の展覧会だったが、会期が長いからか、最近はあまり話題に上がらないように感じる。
遅い時間だから、と言うこともあるのか、観客もまばらでゆっくり見れる。
あくまで個人的な感想だが、建築に元気がなくなっているのでは、と言うのが素直に思ったことだった。
常設展に、多分この企画展を意識して展示されたのでは、と思われる、本ではよく見ていたゴードン・マッタ クラーク(http://www.new-york-art.com/old/Mus-Whitney-Gordon.php)の映像作品があった。
初めてその作業の映像が見れて、その暴力的だが見るものの意識をこじ開けていくような作業映像に、演劇的な祝祭性を感じた。
そのようなワクワク感が、企画展には感じられなかったので、よりそう思ったのだろうか。
20:50、駅でスタッフと落ち合い、KNH-2のクライアント宅へ。
21:00から打合せ。
今週スタッフと論議に論議を重ね、これならと思えるところまでブラッシュアップされたプランを説明。
最初は前回のプランからがらっと変わった空間構成に無言だったクライアントも、次第にその良さを理解してくれ、最後は構成としては何も言うことがない、と気にいって頂き、23:30前打合せ終了。
駅前の居酒屋に入り、スタッフと良かった、とお疲れの一杯。
0:30、終電になるので帰路に着く。
元気のある住宅にしたい、と思った一夜。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路1本のメニューを主体に乗り込まれています。再来週のレースを目指していることもあり、この中間は普通キャンター中心のメニューで、目に見えない疲れも取ってしまいたいと考えています。来週から追い切りを再開し、馬房さえ確保できれば新潟3週目のダート1200mへ。確保できない場合は同じ週の小倉、芝1800mを目指します。宮本師は「連闘したが幸い目立つ反動はなかった。パワーが感じられるフットワークだからダートは良いと思うし、距離も1200mよりは延びた方が持ち味が活きそう」と話していました。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、17日(土)、函館3R・ダート1700mに出走します。今週の追い切りは丹内騎手が騎乗してダートコースで6ハロン85.3秒。中1週なのでこの程度で十分でしょう。ブリンカーを試してみましたが、着けない場合と特に変わりはありませんでした。マイナス効果はなかったので、レースでも視界を遮る馬具を使用する予定ですが、ブリンカーは砂がたまって馬が気にしてマイナスになる恐れがあることからチークピーシーズを使用することになりました。担当の厩務員は「獣医が心臓の打ち方が前回よりもいいといっていた。太りやすい体質に考慮して長い距離を乗っている効果だと思う」とコメントしていました。
○ 2010/7/17
8:00に事務所。
今日はKMHの雑誌取材。
暑いがよい天気になって良かった。
武蔵野大学の学生から、空間造形のエスキスチェック依頼のメールが来ていたので、アドバイスを書いて返信。
10:30前事務所を出て、立川の場外馬券売り場へ。
立川は初めてだが、ゆったりしていて居心地が良い。
函館3Rのマイネルガンバの馬券を買って、発送を待つ。
11:40、発送。
スタートよく先頭集団に着け、4コーナーを回って伸びて欲しかったが、後続の馬にかわされ、7着。
1着の馬のタイムは1.47.8(ダート1700m)なので厳しい。
丹内騎手「自分の時計では走っているのだが、もうワンパンチ欲しい。チークはなくてもよいと思う」
その脚で、2007年に竣工したKMHへ。
11:00から「住まいの設計」(http://www.sumainosekkei.jp/sumainosekkei.php)の9・10月号の取材が始まっている。
梅雨もあけたような天気で良かったが、暑い。
12:30到着。
編集者からカメラマンとライターの方を紹介され、撮影の邪魔をしないように取材を受ける。
今日はKMHのクライアントがテラスのバーベキュースペースで、いろいろなもてなしをしてくれるところを取材するのが、メイン。
13:30過ぎには、担当した元スタッフや、現在のスタッフ、イラストを描いてくれた方、クライアント妹さん夫婦が次々みえる。
クライアントのご主人も、クライアント妹さん夫婦のご主人も競馬ファンで、今日のレースの方くなど諸々、競馬話しで早速盛り上がる。
14:00過ぎから、テラスの炭火コーナーで、串刺しにされた鮎が焼かれ始める。
まるでいろり端のよう。
途中でチェ・ミキも来て、その後もスモールコーンや岩牡蠣など沢山の料理が。
一通り取材を終えた取材陣も、飲み会に参加。
昨晩が遅かったこともあり、途中で凄く眠くなり、リビングの床に寝てしまった。
気がつけば、片付けに入っている。
朦朧とした中でお別れをして、駅でそれぞれの方向に別れるも、電車の中でも目が開かない。
遅くはないと思うが、一体何時だったか、定かでない。
気がつけば、大和町の床で眠っており、3:00過ぎに気がつきベットへ。
ごちそうさまでした、そして、いやはや失礼しました。
○ 2010/7/18
8:00過ぎに起き出し、いつものように「ようこそ先輩 課外授業」を見るも、調子が今一。
今朝早く、チェ・ミキは韓国へ出かけていったので、今日は一日だらっと過ごすことに。
午前中買い物に行き、昼は久しぶりに、タマネギ沢山のカツ丼を作る。
二日酔い気味のとき、汁の多いカツ丼が食べたくなる。
洗濯をしたり、昼寝をしたり。
夕食は、ともかく食べたいものを作ろうと、これも久しぶりのマカロニサラダと後一品。
○ 2010/7/19
8:00前に事務所。
NMOの書棚に着いての、クライアントからの返信が来ていたので、スケッチを加えて、工務店へメール。
西荻の父に電話して、夕方行くことにする。
土曜日の取材のカメラマン、キッチンミノルさん(http://www.kitchenminoru.com/)が、飲み会の時に話した写真集「多摩川な人々」(http://www.amazon.co.jp/多摩川な人々-キッチン-ミノル/dp/4902744503/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1279504621&sr=1-1)を早速送って来てくれたので、お礼のメール。
日報を書いてアップ。
雑務など。
窓を開けて、風を入れて過ごしていたが、午後になりさすがに暑さに負け、空調を入れる。
22日の馬主会の予習をするも、それで良い馬を見抜けるのなら、容易いのだが。
16:30過ぎ、事務所を出て阿佐ヶ谷で買い物をして、西荻窪の実家へ。
母の認知症は相変わらずだが、暑さのせいか疲れている様子。
今日は憎まれ口を叩かないので、素直で父ともゆっくり話せる。
ビールを飲み食事をしながら、今後のことを話す。
19:00過ぎ、実家を後にする。
駅のホームに行くと、歳をとったお母さんに娘さんらしきが、今日は休日だから快速は止まらないの、と何度も話している。
一人暮しをしているお母さんは、これから家に帰るのだろうか、いつもと電車が違うので、娘さんらしきは心配で途中まで行くようだ。
電車に乗って、やっとお母さんは、「ああ今日は各駅停車なのね」、と理解した様子。
おでこを押さえ「頭が、よく分からなくなって」、と先ほどまで一緒だった母と同じ仕草と言葉。
その後も娘さんらしきは、一緒に暮らせないことを一生懸命話していた。
○ 2010/7/20
7:45事務所。
急に暑くなったからか、何だか怠い。
NMOの連絡事項いくつか。
机と打ち合わせテーブルまわりの整理。
合わせて、エスキススケッチなどを時系列にまとめる作業。
14:00、鹿野さんに紹介してもらった方が来所。
KNH-2の打合せ。
15:30過ぎ、銀行などに行くため外に出たら、阿佐ヶ谷駅前で大久保鷹さんとばったり。
鷹さんとは久しぶり。
鷹さんは近くに知り合いが開いたお店に来た、とのこと。
ちょっと立ち話をして別れる。
夜になって、NMOの工務店からのファックスや、その他連絡事項が入りちょっとバタバタ。
スタッフとNMOの返信の打ち合わせなど。
○ 2010/7/21
昨晩も暑く、夜中に何度も眼が覚める。
7:00に事務所。
KNH-2の構造スケッチ。
10:00諸々に着いて、スタッフ打合せ。
11:00過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形3の第2課題、12:10に提出が締め切られ、製図室に並んだ図面と模型を見て回る。
13:00から講評会。
一人3分、3人一組で発表後、先生方の講評が行なわれる。
途中休憩を2回入れ、34名の発表と講評が終了したのが、19:00過ぎ。
最後の方は頭に酸素が回らなくなったように、呆然とする。
アシスタントの他大学院生と先生方の言葉があって、19:45終了。
20:00過ぎに、水谷先生、アシスタントの学生たちと学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
打ち上げの一杯。
遅れて伊藤先生や学生たち、職員の手塚さんや小松さんも参加。
飲みながら講評が続き、空間造形4の話しや、先日梁山泊の「ベンガルの虎」を見に来てくれた学生たちと演劇映画等諸々に着いて話しが盛り上がる。
気がつけば閉店の0:00。
0:15、吉祥寺駅で解散。
お疲れさまでした。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。先週木曜日の調教後に右後肢を跛行するトラブルがあって2日間休ませましたが、原因こそ不明ながらすぐに回復したため騎乗を再開しました。週末は軽めのペースで様子を見ていましたが、その後動きに違和感などはなく問題がなさそうなので今週からはハロン17秒を主体とした坂路2本のメニューに戻しています。再びペースを上げるなどして8月上旬の入厩を目指します。馬体重は508キロ。
○ 2010/7/22
昨日から風邪気味で、昨日の疲れで、起きられず8:45事務所。
早速、夏風邪を引いてしまった。情けない。
NMOの連絡事項何度か。
今日から、以前武蔵野大学のTAをやってくれた法政大学の大学院生が、来てくれる。
10:30、その学生も交え、KNH-2のスタッフ打合せ。
昨日の空間造形3の第2課題と第1課題を見比べ、学生の個性を確認する。
午後、銀行振り込みなどで出かけたついでに、久しぶりに中杉通りの古書店・銀星舍へ。
以前ご主人に高村薫さんの本のことを話した。
図書館に行ったとき、これと言う本がなく、その話しを思い出し借りた「マークスの山」が期待以上に面白く、今3冊めだ、とのこと。
その3冊めは「リビエラを撃て」。
これは一押しの小説。
そんな話しをしばらくして、事務所に戻る。
17:30過ぎ、事務所を出て新宿で馬主会の桐山と落ち合い、近くのビアホールへ。
今年度の募集馬に着いて話す。
既に募集は始まっており、とりあえずの人気馬は満口になってしまっているので、ゆっくり情報を見ながら、2次募集を含め検討することに。
その他近況報告。
20:30お開き。
大和町に帰って、録画しておいた高校野球の西東京予選の準々決勝の試合を見る。
母校・早大学院がなんとベスト8に残っている。
今日はシード校との対戦。
勝利はあまり期待できず、良い試合になれば、と思って見ていたら、ピッチャーがとても良く、スクイズで入れた1点を守りきりベスト4に進んだ。
録画なのに、最終回を三者凡退に収めた瞬間、「ヨシッ」と拍手をしてしまう。
マイネルガンバ、函館2R出走確定。連戦だ。
○ 2010/7/23
夏風邪で鼻がつまり、明け方に目が覚めたら、喉がムズムズし咳が続けて出て、眠れなくなってしまう。
少しゆっくり起きて、8:00前に事務所。
高校野球の西東京予選の日程を調べたら、明日12:30から神宮球場で、早大学院vs早稲田実業の準決勝。
野球が好きな西荻窪の父に電話すると、ちゃんと知っており、中継を見ているとのこと。
明後日が一級建築士の学科試験なので、火急の作業もないので、今日はスタッフを休ませる。
スタッフが置いていったKNH-2の模型を確認。
写真に撮って、スケッチ。
銀行に行ったり雑務いくつか。
14:00、中島さんが来所。
自分たちでも出来る、ホームページ更新のアプリケーションのインストール終了。
ずいぶんさぼっている、ホームページの更新を少しずつやっていくつもりですので、ちょっとご期待下さい。
その後もスケッチを続ける。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。前走後初めてとなる21日(水)の追い切りは58.5秒のタイム。馬体に異状はありませんが、連闘したことを考慮して念のためにテンをセーブする内容となっています。宮本師は「馬は元気ですよ。食欲がとても旺盛。スタッフの顔を目にするといなないてねだってくるくらい」と話していました。出馬投票するために必要な馬房が確保できれば、来週の新潟のダート1200mを使う予定。無理であれば小倉の芝1800mに向かいます。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、引き続き、函館競馬場に滞在中。函館での3戦の走破タイムの差は0.3秒以内に収まっています。丹内騎手があきらめずに追ってくれていることもあり、道中のペースにかかわらず安定して走れる点は評価できますが、勝ちきるにはややパンチ不足の印象です。今開催の後半くらいから出走頭数が多くなってくる可能性があり、ダメージもないことから連闘で24日(土)、函館2R・ダート1700mに出走します。今回はチークピーシーズをはずす予定です。
○ 2010/7/24
昨晩、テレビでやっていた「となりのトトロ」を見る。
アニメは苦手で、「火垂るの墓」しかダメだったが、以前やはりテレビで「もののけ姫」を見て、アニメでしか出来ない世界が展開されており、捨てたもんではないな、と感動した。
「となりのトトロ」は、テーマは良いのだが、実世界と子供たちとトトロの世界が、完全に別れてしまっており、話しが都合良く進むのが今一だった。宮沢賢治の「どんぐりと山猫」のように、子供たちとトトロの世界にも、なんらかのエピソードがあれば、もっとそちらの世界にもリアリティが出て、話しに深みが出たように思うのだが。
もしかしたら時間の関係で、かっと編集されているのだろうか。
しかし、寅さん亡き後、盆暮れの映画と言えば、ジブリになりつつあるのでは。
8:00に事務所。
連絡事項いくつか。
10:30前事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
マイネルガンバが連戦。
馬券を買って、2Rの発送を待つ。
11:10、発送。
スタートよく、先頭集団に着き、4・5番手を走って行く。
4コーナーを回って少し置かれていってしまうも、ゴール手前で巻き返して来て、4着。
1.49.3のタイムは今までと変わりない。
先頭の馬が1.48.5だから、もうひとつ変わり身がないと、未勝利脱出は厳しいか。
場外馬券売り場を出て、神宮球場へ向かう。
母校の早大学院が高校野球西東京予選の準決勝に進んでいるので、応援に。
ベスト4に進んだのは、50年ぶりくらいとのこと。
球場に近づくと、沢山の人が。
外野から内野方面に向かうと、球場の回廊下の日陰で、学院の選手がウォーミングアップをしている。
バックネット裏から球場に入ると、第一試合がまだ7回で、その試合の応援の観客と次の試合の観客がだぶっているのでほぼ満席。
1塁側のスタンド上部に席を見つけ、早速ビールを買いにいき、昼をとりながら第一試合を見る。
日大鶴が丘vs日大三高の兄弟校対決、
見始めた時点では、三校がリードしていたが、途中で鶴が丘が逆転。
しかし、三校が同点に追いつき、延長戦。
両校ともスコアリングポジションまで毎回のように進むのだが、決め手が出ない。
14回表に入れた1点を、鶴が丘が守りきり、14:10日大鶴が丘の勝利。
10:00試合開始だから、4時間以上の試合。
早大学院vs早稲田実業の試合開始予定時間は12:30だったので、大幅に遅れて、14:50試合開始。
早大学院のエースが、早実のバッターを警戒しているのだろう、今日はボール先行であまり良くない。
スピードがない分、変化球の切れや、コースを責めなくてはならないのだが、甘く行った玉を打たれてしまう。
1回おきに点を取られるも、学院も3回と7回に点を入れるも、3対7で早実の勝利。
最終回、学院の応援団が、「チアガールなんかいらない!」と書いたボードを揚げて、大いに受ける。
早実は共学で、応援団やチアガールがしっかり組織されている。
それに対し学院は男子校で、応援団などなく、学生有志で応援している。
「チアガールなんかいらない!」という惹句は、自らを笑い飛ばして、なかなか見事だった。
それにしても、この前、野球場に来たのはいつだろう。
全く覚えていないくらい昔だ。
競馬場といい、野球場といい、昼間、太陽の下のフィールドには至福の時間がある。
急いで一度事務所に戻り、汗を拭き、Tシャツを着替え、西荻窪の「遊空間がざびぃ」(http://www.gazavie.com/)へ。
梁山泊の振付けを担当する、大川さんが関わったダンスの公演「GUMBO vol.2」。
梁山泊の三浦さん、染野さん、小林さんも出演。
この空間の内装のデザインを行ない、梁山泊で施工した。もう何年になるのだろう。
オーナーの中野さんに挨拶をして、少しお話をする。
柿渋で仕上げた有孔ベニヤや格子パネルが良い色に染まっていた。
19:30過ぎ開演、1時間のダンス公演。
終了後、大川さんから20年くらいダンスを教わっているという方々を案内して、先に風神亭に。
片付けの後、大川さん、三浦さん、染野さんも来て、お疲れの一杯。
22:00くらいで中締めをして、我々だけ残り、ダンスの話しや芝居の話しをして、0:30お開き。
阿佐ヶ谷で、もう一杯行くという、大川さんと三浦さんと別れる。
長い一日だった。
○ 2010/7/25
昨日は陽射しの中外にいたので、陽に焼けたのと、いろんな事があったので、疲れていたが、8:30に起きられたので、いつものように、「ようこそ先輩 課外授業」。
今日は、「勇気を持って 一歩踏み出せ」元プロ野球選手の赤星憲広さん。(http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives346.html)
昨日に引き続きだったので、なかなか面白かった。
その後はだらだら。
午前中に高円寺に買い物に。
テレビでは各地の高校野球の決勝戦などが中継されているので、ついつい見てしまう。
「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)を読了。
仏教、禅宗、ヨーガ、オーム、現代美術、ラカン、などが網羅され、刺激的だった。
「ジャズの歴史物語」油井正一著(スイング ジャーナル社 http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=25208)に戻る。
○ 2010/7/26
昨晩は雨が降ったら、湿度が下がり、風が気持良く、過ごしやすくなった。
7:00に事務所。
9:20事務所を出て、NMOの現場へ。
10:00から、クライアントもみえて、塗装業者さんと打合せ。
木工時や家具・建具工事もほぼ終了して、全体像がみえて来た。
小上がりの小部屋がなかなか不思議な雰囲気。
色を全て決めて、11:00過ぎ終了し、事務所に戻る。
ものつくり大学のインターンシップの学生に依る、模型棚の計画のプレゼン。
まだまだで論議に。
その後方針を決める。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
建築施工法の授業。
レポートを提出してもらいながら、サブテーマを一人一人発表してもらう。
17:30前終了。
その後製図準備室で、水谷先生と伊藤先生と空間造形3の第2課題の評価打合せ。
すんなりと成績が決まる。
18:00過ぎ、武蔵野大学を出て、事務所に戻る。
マイネルガンバは、24日(土)函館2Rに出走し、4着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「向正面で動けなかったが、その分、終いの脚はしっかりしていた。勝負所で2番の馬の方が手応えが良く、絞られるような感じになってしまって後手に回ったところはあった」
○ 2010/7/27
7:00に事務所。
昨晩も雨の後、少し湿度が下がり、今朝もこの時間は過ごしやすい。
スタッフが置いていった、KNH-2の模型と写真を確認。
溜まっていた日報の土曜日分を書いて、やっとアップ。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
11:30、ものつくり大学のインターンシップの学生に依る、模型棚の計画の再プレゼン。
13:00過ぎに事務所を出て、有楽町のよみうりホールへ。
日本近代文学館・夏の文学教室「『昭和』という時間」(http://www.bungakukan.or.jp/)。
ちょっと早く着いたので、13:00からの回の伊藤比呂美さんの「三無主義の昭和」の終了部分を聞く。
会場は一階はほぼ万遍なく埋まっている。
般若心経を自分で現代語訳したものを朗読し、講演は終了した。
その現代語訳と朗読は、それだけで興味深かった。
10分間の休憩があり、14:10から唐十郎さんの「昭和元禄の徒花と呼ばれたテント」。
唐組の役者さん達や見知ったっ顔もちらほら。
最初の15分は紅テントの設営の様子や、「泥人魚」の芝居のダイジェストの映像を流し、その後唐さんが、大学を卒業してからの様々なエピソードを語る。
その語りのために準備して来た原稿は、折畳まれた大きな一枚の紙にびっしりと書かれている。
処女戯曲を書くとき、ハッと戯曲を書こうと思いたって、近くにあったカレンダーの紙の裏に書き始めたエピソードが、劇団を始める最初のエピソードだったが、まるでその状況を再現するような演出。
「犯された白衣」のシナリオ・出演料がアワビ3個だった、と言うような初めて聞く話しもあったが、既に有名なエピソードも、唐さんから直接話しを聞くと何だかひと味違い、贅沢な時間だった。
15:00終了。
休憩後、15:20から横尾忠則さんの「三島由紀夫氏との日々」。
楽屋で久しぶりに唐さんと会った、と言う話しから始まり、横尾さんも高校卒業後就職した話しから、何故三島さんに憧れ、知己になり、市ヶ谷で亡くなるまでにあった、様々なエピソードを、自分でも懐かしく思い出すように語った。
今でも毎日、何かしら三島さんとのことは思い出すそうだ。
その語り口は、ユーモアがありつつも淡々としていて、自慢げなところは微塵もない。
唐さんも横尾さんも、本当にやりたいことをやってこられ、そいう方の話し振りは全く説教臭くなく、とても魅力的だ。
よみうりホールは、昔のそごうデパートの最上階にあるホール。
もちろん設計は、村野藤吾だ。
今はビックカメラに変わり、エレベーターまでの道中、デパートに特有だった1・2階の吹抜けが、ちょっと不思議な空間に様変わりしていて(量販店のビルには見られない)、フロアーに並ぶ物量に圧倒されたが、よみうりホールはその上階で、慎ましやかに生き延びていた。
会場を出て、事務所に戻る。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。今月の半ばから仕上げへ。Mヴィントの後方を進み、直線を併せた日には54秒を記録。追い切りを課したのが休養明け初めてだったためにラスト1ハロンは辛そうでしたが、Mノーブレスと併せて同じ54秒のタイムをマークした後日の調教においては最後まで手綱を抑えっぱなしでした。息の乱れが小さくなってきています。8月上旬には入厩できる態勢に整うでしょう。
○ 2010/7/28
7:00に事務所。
この時間でも、日陰はまだ良いが、日向は凄い陽射しでいられない。
スタッフが置いていった、KNH-2の模型と写真を確認。
床の構造パターンだけでも10パターンくらい検討しているので、かなり収斂されて来たように感じるが、気を抜かないようにしたい。
10:00、スタッフとKNH-2の打合せ。
さらに展開したバリエーションを検討。
模型を制作して検討することに。
13:00前に事務所を出て、今年5月に竣工した、EMHへ。
地下の稽古場のいくつかに着いて簡単な打合せ。
その後、住宅部分の現状を拝見して、14:00過ぎお暇し、事務所に戻る。
16:00前、再び事務所を出て、阿佐ヶ谷駅近くの喫茶店「ギオン」へ。
近畿大学の先生で演劇評論家の西堂さんと落合う。
しばらくして、早稲田大学演劇博物館(http://www.waseda.jp/enpaku/index.html)の助手の梅山さんがみえる。
しばらく昔西堂さんも住んでいたことがある、という阿佐ヶ谷の話しをして、話しは本題に。
梅山さんが企画している、演劇博物館での展覧会「放浪する演劇〜日本の移動演劇の半世紀展〜(仮称)」の話しを聞く。
「ギオン」を出て、パールセンターを通って、事務所へ。
西村さんから預かっている、70年前の状況劇場の写真や、テントに関わる資料や、建築関連の資料を見て、ブレスト。
とても興味深い企画なので、西堂さん共々出来る限りの協力を約す。
大まかなこれからの動きを確認して、18:30前終了。
面白いことが出来そうで、楽しみだ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。コスモイフリートと行った先日の併せ馬で半マイル52秒を計時。前半は反応が悪く、鞍上の手が動いていましたが、ステッキが入って相手と鼻面を揃えからは良い伸びを見せていました。タイムも上々。気合いの乗りも良くなってきました。馬体重は502キロ。近々、入厩する予定です。
○ 2010/7/29
朝起きると、昨晩からの雨が降り続いている。
陽射しはないが、蒸し蒸しする。
久しぶりに弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
昨晩、梅山さんから届いた企画書のデータを添付して、西村さんに協力の依頼メール。
昨日の演劇博物館での企画に刺激され、持って来た参考資料をスキャン。
演劇博物館の企画関連で連絡事項いくつか。
NTHのクライアント夫人と連絡が取れ、お願いごと。
昨日EMH、今朝NTHの両方のOKがとれたので連絡。
KNH-2の模型を確認し、スケッチ。
10:00過ぎ、KNH-2のスタッフ打合せ。
NMOの家具搬入などの段取。
忘れないうちにと、雑誌社からのアンケートを検討し、必要な雑誌を図書館にリクエスト。
KNH-2の模型や写真を見ながら、検討項目をスタッフと話し合い、再び模型に反映させていく。
雨のおかげか、夕方になって気温も下がり、湿度もそれ程高くなく、空調は必要なくなった。
マイネマオ、1日小倉2R出走確定。
○ 2010/7/30
今朝も雨は降り続く。
今日は30度まで行かないようだ。
今朝も弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
KNH-2の模型を確認し、スケッチ。
15:00過ぎ、事務所を出て渋谷のシアターワークショップへ。
午後になり、雨が上がって日が射して、歩くだけでばててくる。
16:00、防音や音響の専門家の方を紹介され、EMHの地下稽古場や、KNH-2についてアドバイスを受ける。
17:00終了し、事務所に戻る。
阿佐ヶ谷駅に戻ると、夏の空の下、七夕祭りの準備中の飾り付けがきれいだったので写真に撮る。(広角過ぎて分からない写真になってしまった。トホホ。)
夜、テレビで「ポセイドン」を見た。
言わずと知れた、「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクだが、あまりの商業性に驚く。
「ポセイドン・アドベンチャー」でジーン・ハックマンが演じた牧師に相当する役が、ギャンブラー。
牧師だからこそ、ドラマとしてのリアリティがあったのだが。
艦内をさまよいすれ違う集団との葛藤や、「ポセイドン・アドベンチャー」にあった人間とは、と言うような問いかけはあえてなくしたのか。
最後に救助のヘリコプターが来て、皆がワーッと歓声を上げる。
ちょっと前、娘のために命を投げ出した父親などのことはなかったかのような終幕。
「ポセイドン・アドベンチャー」が作られた1972年から34年で、何が変わってしまったのだろう。
「ポセイドン・アドベンチャー」のことを調べるためにネット検索したら、ステラ・スティーブンスが出ていたことを思い出し、それだけで胸がジーンとした。
やっぱ、呆れるくらいオリジナルとは似て非なる物だな。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、1日(日)、小倉2Rの芝1800mに松岡騎手で出走します。希望していた新潟の馬房が回ってこなかったため、こちらを使うことになりました。週末の15−15に続き、水曜日には長距離輸送を考慮して坂路で終い重点の追い切りを消化。坂路ではそれほど目立つ時計を出すタイプではなく、53.1秒は同馬のベストタイムです。宮本師は「疲れは取れているし、連闘の反動はなく状態は良さそう。キャンターの雰囲気もいつもと変わらない。距離が伸びてどう変わるか期待している」と述べていました。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、レース後も函館競馬場に滞在しています。連闘の疲れは感じられますが、すぐに解消しそうな程度。ただ、タイトな間隔で使ってきていることから、次走へは中2〜3週で臨みたいと考えています。札幌への移動のタイミングは直前になるかもしれません。
○ 2010/7/31
朝から晴れ。
8:00に事務所。
明け方気がついたいくつかをメール連絡。
雑務やスケッチ。
昼、雷雨から狐の嫁入り。
13:30前、事務所を出て、座・高円寺へ。
伊東由美子生誕50周年記念公演「少女仮面」作:唐十郎 演出:久保井研(http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=308)。
ロビーで伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
演出の久保井さんは唐組のメンバー。
梁山泊のメンバーなどもちらほらいて、話す。
14:00過ぎ、開演。
1時間半の芝居。
いろんな方の「少女仮面」を見ているが、どうしてもセットが一緒になってしまうのが気になっていた。
しかし今回、芝居を見ていて、何故そうなのかがわかり、自分がセットをデザインするのだったらこうする、と言うアイディアに行き着く。
大将3号店へ行って、屋外の席でビールを飲みながら、芝居の話し。
17:30過ぎ、伊東さんと小池さんは池袋へNODA MAPを見に行くので、お開き。
成都でチャーハンや餃子を買って大和町に戻る。
○ 2010/8/1
7:00過ぎに起き出す。
今日の「ようこそ先輩 課外授業」は再放送で見たことがあるのでパス。
テーブルまわりや地下を片付け、9:15大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
小倉2Rにマイネマオ出走。
早く着いたので、パドックの画像が見れた。
ディープインパクトやネオユニバースの産駒が何頭かいるメンバー構成。
10:50発送。
中段につけて良い感じ。
3コーナー手前から良い手応えで上がっていく。
4コーナーを回ってからもさらに伸び、ゴール手前では、久しぶりに声をあげてしまった。
最後はちょっと及ばなかったが、今後が期待出来るレース。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
それ以降は一日大和町。
昨日見た「少女仮面」の初演時の資料を見て、キャストを確認。
早稲田小劇場も状況劇場もそうそうたるキャスト。
マイネマオは、1日(日)に小倉2Rに出走し、4着でした。次走については未定ですが、札幌開催に向かうことも検討しています。
From RaceCourseのコメント
松岡騎手「乗り味はなかなか。切れるタイプではないときいていたので、多少外を回るのは覚悟して早めに動くことを優先した。最後までよく頑張っている。パワーのあるタイプでダートも合いそうな印象」
宮本調教師「結構骨っぽいメンバーの中、外を回りながら1馬身程度の着差。まだ伸びる馬で、きょうこれだけやれたのは大きな収穫。今後については厩舎に戻って様子をみてから検討したい」
○ 2010/8/2
7:00に事務所。
大和町を出て、事務所に着くまでに驟雨に。
雑務や連絡事項いくつか。
9:00過ぎ事務所を出て、NMOの現場へ。
またもや驟雨。
先週で工事は終了し、今日は引き渡しと家具の搬入。
良い感じで仕上がった。
ワンルームがふたつ繋がった空間だが、ちょっと平面的な特徴があるスペース。
小さな部屋と残りのスペースに区切ったのだが、それに依りより広く使える感じになった。
普段できないようなトライアルの仕上げがうまくはまった。
クライアントも喜んでくれている。
これも普段なら使わない表面の合成皮革を選んだ家具も搬入され、より空間が活き活きしてくる。
スナップ写真を撮って、11:30終了。
午後には自宅から本も運び込まれる、とのことで、お盆あけ落ち着いたら写真撮影をさせて頂くとにする。
新宿に移動し、昼をとり、書店に寄り、喫茶店ランブルへ。
こんな素敵な喫茶店が新宿にあるのは知らなかった。
先日事務所で展覧会の打合せをした、早稲田の演劇博物館の梅山さんと、写真家の西村さんを引き合わせる。
しばらくして、新宿梁山泊の金さんも来て、演劇博物館の企画展「放浪する演劇〜日本の移動演劇の半世紀展〜(仮称)」について。
15:00過ぎ終了、事務所に戻る。
○ 2010/8/3
弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
昨晩から風があり、気温が上がる前は気持よい。
10:00、構造事務所が来てKNH-2の打合せ。
意匠に絡む打合せで、いくつかの可能性をブレスト。
方向性を決め、概算見積用の図面作成のスケジュールなどを決めて、11:30終了。
14:30過ぎ、リクエストをしてある雑誌とCDをピックアップに図書館へ。
日向は暑いが、日陰は風があるので、過ごし易い。
いま再読している「ジャズの歴史物語」油井正一著(スイング ジャーナル社 http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=25208)。
30年前に読んだ時と同じように、刺激的だ。
その中に中期の巨人たちとして取り上げられている、レスター・ヤングと、やはり同時代のテナーサックス奏者で「ボディアンド ソウル」の作曲で有名な、コールマン・ホーキングのCDを借りて来た。
このふたりは有名でも、いままであまり聴いて来なかったが、じっくり聴いてみよう。
雑誌社からのアンケートに答えるために、借りて来た2例の掲載誌を読み、アンケートを書く。
溜まった日報を書いてアップ。
アルデュールが再び始動。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークに滞在中。直前のアクシデントで函館への入厩が延期になり、デビューの時期を秋にずらすことにしました。馬体をふっくら造りたい考えがあり、この機会に休養を挟むことに。また、多数の外傷は順調に回復へ向かい、もう騎乗できる状態です。昼夜放牧を中心に行い、週に2、3回だけ坂路に入れて軽く乗る管理に切り替えました。一息入っているわりには良い動きです。馬体重は2週前から17キロ増の451キロでした。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、31日(土)、美浦の相沢厩舎に入厩しました。
○ 2010/8/4
今朝も風があり、日陰は気持よい。
7:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と3Dを確認。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
雑誌のアンケートを推敲し、まとめて送付。
14:00、先日武蔵野大学で風袋先生から紹介された太陽工業の方が来所。
膜構造の設計施工だけでなく、そのノウハウを使って事業開拓をして行く部署で、様々人と話しをしている最中とのこと。
テント劇場を中心に、住宅での膜の可能性に着いて話し合う。
15:30前終了。
17:00、中島さんが来所。
ホームページ更新の不明点を見てもらう。
18:30過ぎ終了。
KNH-2の屋根の構造に着いて、模型や3Dでスタッフと検討。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ハロン15〜17秒ペースで坂路2本を駆け上がるメニューを主体に順調に乗り込まれました。中間にはMシエロらと追い切りを行い、54秒をマーク。走る気が出てきたようで後ろから突かれると少しムキになって抑えが効かないほどでしたが、それでもゴールまで勢いは衰えず脚取りがしっかりしていました。週末にも単走で56秒程度の追い切りを行っており、きょう4日(水)にビッグレッドファーム鉾田から、美浦の中野厩舎へ移動しています。送り出す前の馬体重は503キロでした。
○ 2010/8/5
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
今朝もこの時間は、自転車で日陰を進むと、風があり気持よい。
KNH-2の屋根構造について検討。
13:30過ぎ事務所を出て、EMHへ。
地下の稽古場の防音について、音響の専門家の方に相談した結果を報告し、方針を決める。
15:00過ぎ終了し、新宿へ向かう。
陽射しが厳しく、暑い。
久しぶりに、蒼穹舍へ。
石内都写真展「tokyo bay blues 1981-1984」(http://www.sokyusha.com/gallery/20100716_ishiuchi.html)。
蒼穹舍の三根さんに、演劇博物館の展示企画と西村さんの写真の報告の話しをする。
16:30過ぎ事務所に戻る。
ホームページの更新ソフトをいじってみる。
○ 2010/8/6
この暑さだけで疲れてくる。
少しゆっくり、8:00に事務所。
10:00、KNH-2の設備打合せ。
11:00過ぎ終了。
引き続き、スタッフと簡単な確認事項。
13:30から、スタッフ共々、ホームページの更新ソフトの操作について、インターンシップのものつくり大学の学生から、レクチャーを受ける。
先週から今週にかけて、彼が模型制作の合間に試行錯誤していた。
今日で彼もインターンシップ終了なので、その内容を教えてもらう。
14:30終了。
15:00過ぎ、銀行に。
阿佐ヶ谷は今、七夕祭りの真っ最中。
沢山の人が、駅からパールセンター商店街へ向かって行く。
18:00前に事務所を出て、中杉通りに面して建つ、細田工務店の前へ。
阿佐ヶ谷の設計事務所仲間の槻岡さんと荒木さんと落合う。
槻岡さんがtwitter(この仕組みを良く知らないが)で、細田工務店の方と知り合い、阿佐ヶ谷でなにか出来ないか、と言うことで会合を持つことになり、声をかけてくれた。
近くの不動産会社の方、細田工務店の社長も参加しての会。
ビールを頂きながら、会の主旨や空いたスペースの活用について、ブレスト。
19:00過ぎ、インターンシップの学生のお疲れ会が高円寺の成都で始まっているので、途中で失礼する。
スタッフとインターンシップの学生は既に飲み始めており、早速課題だった5人の興味を持つ建築家について発表してもらう。
その後、お礼の本を渡し、無礼講の飲み会。
電車の時間があるのでインターンシップの学生先に帰り、その後もスタッフと飲む。
久しぶりにかなり飲み、スタッフを残して先に店を出るも、よく覚えておらず、深夜気がついたら大和町の床で寝ていた。
やれやれ。
インターンシップ、お疲れさまでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、小倉競馬場からトレセンに戻り、きょう6日(金)に坂路入りを再開しました。牝馬にしては食欲が旺盛。競馬場ではレース直後にもかかわらず、飼い葉を催促していました。今後は拠点を札幌に移します。10日(火)に栗東を出発する予定。2週目の芝1500mへの出走を意識して進めていきます。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。きのう木曜日からダートコースで乗り込まれています。週末から追い切っていく予定にしており、来週、新潟のダート1800mへの出走を視野に入れています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、函館競馬場で調整中。ダートコースで乗り込まれています。状態は並行線といったところ。飼い葉も食べていて、見た目に目立つ疲れはありません。調教で跨がっている丹内騎手は「使い込んで疲れもたまってきていると思うが、状態は良くも悪くもない感じ」と述べていました。とはいえ、未勝利戦があと1開催しかない状況で悠長に休養にも入れていられません。何とか頑張って勝利を掴んで欲しいものです。来週、札幌のダート1700mに出走する予定。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。追い切りを行うウッドコースに入ると察知してすぐに加速するため、今回も計測開始地点に近い入り口から入って、すぐに追い切りを開始しています。強風に対して敏感なのは相変わらずで、強い向かい風を受けてテンからかなり行きたがっていました。助手は「まだ息遣いが物足りないが、レースまでにあと1、2本追えるので、まずまずの状態には持って行ける」とコメントしていました。15日(日)、新潟の岩室温泉特別・ダート1200mが目標です。
沢山入厩してきた。
先ずはガンバに頑張って欲しい。
○ 2010/8/7
7:00頃眼を覚ますも、起きられず。
どうにか9:00前に起きだして、10:00に事務所。
事務所に来たらさらに気分が悪くなり、久しぶりにひどい二日酔い。
11:00、小中学校の同級生で、西荻で松岡工房(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)を営んでいる、松岡君が来所。
いくつかの改修工事をお願いしていたので、お中元を持って来てくれる。
なのに、一番気分が悪くなって来た。とほほ。
話していても冷や汗は出るし、ともかく最悪。
正直に松岡君にそんな情けない状況を話し、11:30前終了。
その後、事務所の床に横になり、回復を待つ。
芝居関係者から、今晩の面白そうな芝居の招待の連絡が来るも、しばらく体調を見て、やはり集中出来そうも無いので、断る。
13:30、事務所を出て、西荻窪の実家へ。
母の体調が悪く、このままでは父もストレスでまずいので、今後のことを話そうと決めていたので、これは外せない。
3人で話し、介護の病院などの相談に、父と行くことなどを決める。
その後、母がトイレなどに動き易いように、一部改修を考え、そこにある荷物などをとりあえず移動。
そんなこんなをしているうちに、少し体調も回復してくるが、本調子には成らない。
もうしばらくいるという妹に後を頼み、16:00前西荻を出て事務所に。
○ 2010/8/8
昨晩は早く休んだので、7:00に起き出す。
高校野球を見ながら、テーブルまわりを整理したり。
午前中、壊れてしまった自転車のかごを取り替えに、近くの自転車屋さんへ。
いつもながらのおじさんの手さばきを見ていると、等身大の技術、と言った感じで小気味良い。
終了後、簾を買いに高円寺へ。
昨年一枚飛ばされてしまったので、その分を買い、大和町に取付ける。
その後、阿佐ヶ谷へ買い物。
ひるに汁ダクのカツ丼を作る。
その後一日大和町。
○ 2010/8/9
昨晩から久しぶりの雨。
弁当を詰め、8:00に事務所に向かう頃には、ほとんど雨は降っていない。
連絡事項から、いくつかの確認事項や雑務。
溜まってしまった日報を書いてアッップ。
10:00スタッフが来たので、清掃後雑務打合せ。
13:30、事務所を出て新宿のバー・ルタンへ。
14:00から、ProjectNyx(http://www.project-nyx.com/)の「星の王子さま」の再演の美術打合せ。
15:00過ぎから、キャストの顔合わせになったので、ルタンを出て、書店とタワーレコードに寄り、事務所に戻る。
SMHの展示の文章作成。
今日は曇りで気温が低く過ごし易い。
○ 2010/8/10
今朝も曇りで、気温が低く過ごし易い。
8:00に事務所に来る時には霧雨が降っていた。
エアコンを入れなくても、扇風機だけで過ごせる。
机まわりを整理しながら、雑務をこなして行く。
EMHの資料につける文章作成。
SMHの展示の資料を送付。
整理中に、ラピュタ阿佐ヶ谷のチラシが出て来て、今の特集「旅する映画、映画の旅」のスケジュールを見たら、12:50から「家族」山田洋次監督(1970年 http://www.amazon.co.jp/家族-DVD-山田洋次/dp/B0007WACZY)の上映が。
しかも今日まで。
何度目かだが、何故か無性に見たくなって出掛ける。
キャストの一番最初に「風見民子・倍賞千恵子」があり、その次に「その夫精一・井川比佐志」と続く。
映画を見終わる頃にはその意味が、十分すぎる程分かる。
そう言えば、「幸せの黄色いハンカチ」もロードムービーと言えるし、「寅さん」もそうか。
「家族」は何度めだ、と書いたが、以前見たのはテレビでの放映だった。
こういう映画をテレビは放映しなくなってしまったな。残念だ.
14:30過ぎ、ラピュタ阿佐ヶ谷を出て、古書店の銀星舍へ。
昨日もらって来た、ProjectNyx(http://www.project-nyx.com/)の「星の王子さま」のポスターとチラシを張ってもらうために持参する。
今日はご主人はおらず、奥さんと話し込んでしまう。
16:00に事務所に戻る。
送付した、SMHの展示資料の画像が印刷から取り込んだものなので今一、との連絡があったので、連絡を入れ違う写真を送り直す。
お知らせ
11日から15日まで、事務所は夏期休暇です。
○ 2010/8/11
天気予報では曇りだったが、今朝は快晴。
8:00に事務所。
昨晩テレビで、ジブリの新しい映画「借りぐらしのアリエッティ」の製作過程のドキュメンタリーをやっていた。
この題名はちょっと前から知っていたが、ああやって少し映像を見てみると、「借りぐらし」とは、魅力的なテーマを取り上げたな、と感心してしまう。
13:30前事務所を出て、目黒へ向かう。
介護付き優良老人ホームについて、紹介センターを訪ねる。
先ずは全般的なガイダンスを受け、こちらの状況を話し、いくつかのホームを説明してもらう。
こうやっていろいろな説明を聴いてみると、いろいろは不安が少しずつ無くなって行く。
住宅の設計の相談にみえる方々の気持が想像出来る。
しかし、これからさらに進む高齢化社会はどのようになって行き、我々はどのような状況を体験しなくてはならないのだろう。
遠くにあったものがにわかに身近になる。
16:30過ぎ終了。
品川の原美術館(http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html)へ。
「ウィリアム エグルストン パリ-京都」。
若いカップルを中心に結構なお客さんだ。
一通り見て回る。
「ウィリアム エグルストンズ ガイド」からの写真が、見なれているからか、よく見える。
しかし、何度か京都での写真を見て行くと、かなり寄って撮っている写真が多いように思え、段々面白くなってくる。
そして、久しぶりの原美術館。
先日、武蔵野大学の空間造形の課題で取り上げたばかりだが、こうやって来て見ると、やはりこれを全て一新するには、相当の構想が必要ではないか、と思ってしまう。
というか、現在のものを一部でも取り込んだ方が、創造性を刺激される、ということを確認出来た。
恵比寿経由で、広尾のEMON PHOTO GALLERY(http://www.emoninc.com/)の尾仲浩二展「馬とサボテン」に向かったが、ギャラリーに着いても何も展示されていない。
会期が過ぎてしまったか、しかし9月までだと確認して来たが、と思ってギャラリーの方にたずねたら、来週からだった。トホホ。
恵比寿に戻り、買い物をして、早稲田の建築学科のプチ同期会の会場へ向かう。
18:30から10人強のこじんまりした集まり。
近況報告やこれからのことで話しが盛り上がる。
21:30お開き。
○ 2010/8/12
一日大和町。
昨日のプチ同期会は豆腐料理店でおこなわれた。
沢山豆腐を食べたのに、今日も無性に食べたくなる。
豆腐の優しさに身体が気がついたようだ。
夕方阿佐ヶ谷に買い物に行って、炒り豆腐をつくる。
買い物から帰ると、浜松の実家に行っていたチェ・ミキが戻っていた。
○ 2010/8/13
昨日の残りの炒り豆腐など、弁当に詰め8:00過ぎに事務所。
休みなので、ゆっくりスケッチをしようと思って来たのだが、メールがうまく開かない。
どうもメールボックスが一杯らしい。
今使っているパソコンで初めてのことなので、どうしたらよいか分からず難儀していたが、いろいろ検索してみて、処理の仕方が分かり、溜まったメールデータを外付けのハードディスクに移動。
これで正常に戻るも、休んでいたので溜まったメールの処理に時間がかかる。
送られて来た、「住まいの設計」の初校をチェックし、クライアントにも確認依頼の送信。
その他雑務で、午前中があっけなく過ぎる。
13:30前事務所を出て、買い物をして、西荻窪の実家へ。
妹も来て、一昨日調べて来た、介護付き優良老人ホームについて報告。
父も妹も少し安心したようだ。
今後のことを話し合い、とりあえず期限が切れている母の要介護認定を受けるために、父と妹は近くのケアセンターへ。
母と留守番。
しばらくしてふたりが戻って来て、さらに週明けからの動きを確認して、16:30過ぎ、先に実家を出る。
しばらく前に降り始めた雨は、上がり始めた。
○ 2010/8/14
休みだが、6:00頃には目が覚めて、7:00過ぎに起き出す。
KNH-2のスケッチをしたりして、11:00大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
札幌3Rのガンバの馬券を買って、発送を待つ。
11:40発送。
ガンバ7着。
1着の馬が1分47秒台で走っているのだから、厳しい。
新潟8Rのチハヤの馬券を買って、大和町に戻る。
14:00、テレビ埼玉の競馬中継で、新潟8Rを見る。
チハヤ5着。
引き続きテレビで、早稲田実業の試合を見る。
大勝。
母校、早大学院に西東京大会の準決勝で勝った早稲田実業には頑張って欲しい。
夜、テレビで「日本の、これから「ともに語ろう日韓の未来」(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-08-14&ch=21&eid=9178)を見る。
話し合いの脇にいる観客(?)のtwitterでのつぶやきをテロップで流す、その意図は。
3歳馬
マイネルガンバは、14日(土)、札幌3Rに出走し、7着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「行きっぷりが悪くなってきている。向正面では左に逃げようとしていた。疲れもあるのだろう」
マイネルチハヤは、14日(土)、新潟8Rに出走し、5着でした。
From RaceCourseのコメント
伊藤工真騎手「速い脚がないと聞いていたし、前残りの馬場だったから早めに動いたのが良かった。体も16キロ増えていたように、まだもさもさしていたし、使いながら良くなっていきそう」
○ 2010/8/15
8:00過ぎに起き出す。
ここ2・3日は曇りで、風もあり過ごし易かったが、今日は晴れて暑い。
「キャタピラー」若松孝二監督(http://www.wakamatsukoji.org/)を見に行こう、と急に思い立って上映館と時間を調べる。
9:30前、大和町を出てテアトル新宿へ。
指定券を買って、新宿の場外馬券売り場へ向かう。
いヤー今日陽射しは凄い。道路の照り返しも半端ではない。
新潟10Rのアルデュールの馬券を買って、再びテアトル新宿に戻る。
10:50からの回は、中高年の方々で8割り方埋まっている。
予告編の後、11:00から本編が始まる。
非常に密度の濃い映画。
主演の寺島しのぶさんの銀熊賞受賞や、ヌードなどが話題になっているが、全くそんなことは関係ない、ストレイトな映画。
もちろん、何故主演女優賞を受賞したか、寺島しのぶさんの演技を見れば、納得出来る。
「実録・連合赤軍ーあさま山荘への道程」(http://www.amazon.co.jp/実録・連合赤軍-あさま山荘への道程-DVD-若松孝二/dp/B001MSXHN6)の延長線上にある作品だと思った。
現在、このような映画を撮る監督はとても大切な存在である、と思う。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
15:10、テレビで新潟10Rを見る。
スタートよく、3コーナー手前までは良い位置で、ヨシッと思ったとたん、ズルズル後退。
あまりのレースで、その後の競馬を見る気もせず、バリカンをあてる。
シャワーを浴び「キャタピラー」のパンフレットを読む。
夜、録画しておいたテレビドラマ「歸國」(http://www.tbs.co.jp/kikoku2010/)を見る。
15日の終戦の日、今日は、映画とテレビの表現することへの思いの強さの違いを思い知った。
女性の裸が映る、という周縁の表現だけとっても、あまりにも違いすぎた。
5歳馬
マイネアルデュールは、15日(日)、新潟10R岩室温泉特別に出走し、14着でした。節をためるため、鉾田に移動し調整を進めます。
From RaceCourseのコメント
津村騎手「向正面までで、あとはまったく良いところがなかった。ハミを自ら取っていくようなところがなくて、道中は叱りつけながらの追走。負けるにしてもここまで負ける馬ではない」
相沢師「稽古の感触が良かったし、状態は良いと思っていた。それだけにこの結果には納得いかない。芝もダートも間隔を空けないと使えないので、一度鉾田へ出す予定」
○ 2010/8/16
弁当を詰め、7:30前事務所。
クライアントから帰って来た初校へのコメントをまとめ、「住まいの設計」の校正を送信。
10:00、スタッフが来たので、清掃後KNH-2の打合せ。
連絡事項やKNH-2のスケッチの合間に、休み中の日報を書く。
18:00事務所を出て、ヨドバシカメラで調子の悪い事務所の電話機を買って、吉祥寺シアターへ。
以前「向日葵の柩」でお世話になった可児市文化創造センターから、今年の制作作品「精霊流し」岡部耕大・作(http://www.kpac.or.jp/collection3/)の東京公演の招待を頂いた。
ロビーには、懐かしい衛さんの顔が。
挨拶をして席に着く。
女性ふたりの1時間半弱の一幕もの。
とても美しい芝居だった。
終演後、これも懐かしいスタッフの澤村さんにも会えた。
この一週間で、「家族」から今日の「精霊流し」までいくつかを見たが、ほとんどが中心に女性がいるものだった。
唯一男のことをテーマにしたのが「歸國」だった。
そこが大きな違いなのかもしれない。
「1Q84」だって、やはり青豆が中心だったように。
○ 2010/8/17
暑い日が続く。
7:00に事務所。
休み中の日報をアップ。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を見ながらスケッチ。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
11:30終了。
その後も、一日中模型をいじりながら、度々立ちながらスタッフと話し合い、エスキスを進める。
またドライブし始めた。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を切り上げて、連日の坂路でキャンター1500m1本の乗り込みへ。順調に進んでいたので試しに先日ハロン15秒を切る程度の追い切りを行ったところ、息こそ荒かったもののまずまずの動きを見せました。休養を経て、それほど体が緩んだ感じにはありません。跨がったスタッフも「少し硬めの背中だが、以前より後肢がしっかりしている」と評価していました。9月中の入厩を目指します。馬体重は前回から5キロ減の446キロ。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、前走のレース内容や、一般の未勝利戦があと3週間しか編成されていないことを考慮し、引退が決定しました。これまでの9戦、堅実に走ってくれましたが、残念ながら勝ち上がることができませんでした。長い間ご声援ありがとうございました。
ガンバ、お疲れさまでした。
○ 2010/8/18
熱さで夜中に眼が覚めるので、一度6:00に眼を覚ますも、二度寝して7:00に起きる。
8:00に事務所に来る頃は、既に熱い。
8:45に事務所を出て、9:20スタッフと駅の改札で落ち合い、KNH-2のクライアント宅へ。
9:30から一時間、計画の細かい内容確認。
10:30、設備計画について打合せ。
12:00前終了し、引き続き、収納などの細かい部分に着いて、現在のお住いを確認しながら話し合い。
その後今後の予定などを話し、13:00前終了。
スタッフは一足先に出て、地盤調査を行っている敷地に。
昼をとり、乃木坂の国立新美術館「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」(http://www.man-ray.com/)へ。
マン・レイの写真には興味があるが、どうも何がマン・レイの特質なのかよく分からず、入り込めないでいた。
会場を回り始め、そうかシュールリアリズムの作家なのだよな、と再確認。
ちょっと見に来たことを後悔し始める。
シュールリアリズムはちょっと苦手で、瀧口修造への興味から、シュールリアリズムに行き着くのだが、本当に引き付けられるのは限られた作家だ。
そのシュールリアリズムの薫陶を受けた、「実験工房」に連なる人たちには並々ならぬ興味があるのだが。
今回の展示は、マン・レイといえばこれと言う作品の展示ではなく、マン・レイのクロノロジーになっていて、何故マン・レイがこのような表現を行なったのかがよく分かる展覧会になっている。
そして晩年、ヨーロッパに残して来た作品が、戦争に依って喪失してしまったのだと思い、全く同じものの再制作を始め、マルチプルをつくり始める。
その流れは、まるで現代アートの歴史を体現してるようで、そのような通史を通して、初めてマン・レイに対する興味が相対化出来た。
そう考えると、銀塩写真に限らず、ポラロイドやレンチキュラレンズなど新しい技術を嬉々として使って行くマン・レイは魅力的だ。
最後のコーナーの、マン・レイのアトリエを撮影したフィルムに移る空間は、この展覧会を見て来たものにとって、至高の空間に感じられた。
六本木から広尾へ移動し、EMON PHOTO GALLERY(http://www.emoninc.com/)の尾仲浩二展「馬とサボテン」へ。
先週来て、まだやってなかった展覧会。
パノラマサイズのメキシコの写真が並ぶ。
中米の田舎町がそっくり引っ越して来たような気分になる。
写真集とTシャツを買って、事務所へ戻る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、新潟競馬場からの帰厩後、四肢のチェックを経て、きょう18日(水)に美浦トレセンから、ビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。どこにも異状はありませんが、それだけに前走の敗戦には首を捻ってしまいます。新潟開催では芝、ダートとも短距離戦に出走させる場合には節(レース間隔)が必要で、次走は中山開催での復帰になる見込み。それまでしっかり乗り込んで態勢を整えていきます。
○ 2010/8/19
7:00に事務所。
曇りで、少しは過ごし易い。
昨日夕方、母が入院したので、父や妹とと連絡をとり合い、9:00に事務所を出て西荻窪の病院へ。
父と妹から昨日経緯を聴く。
10:30診察をしてくれている先生から説明を受ける。
命がどうこうと言う状態ではないが、認知症もあるので誰かが常に付き添っているいる必要がある状況。
11:00過ぎに再度、検査結果を聴き、父と妹は病院を出る。
12:00に昼食が運ばれて来た。
最初は食べにくそうだったが、どうにか体勢を直すと少しずつ食べ始めた。
今朝は朝食に出たサンドイッチを三分の一も食べなかったそうだが、ほぼ7・8割りを食す。
昨日の処置がよかったのか、食欲が出て来たようで安心する。
13:30過ぎに、打合せを終えたチェ・ミキが病院に来てくれる。
しばらく経緯と診断を説明し、夕食までを任せ事務所に戻る。
雑務など。
マイネマオ、22日札幌1R出走確定。
○ 2010/8/20
8:00に事務所。
今日も朝は曇りで過ごしやすい。
母の様態に着いて、連絡をとったり。
溜まった日報を書いてアップ。
KNH-2のスケッチ。
14:00過ぎ、事務所を出て5月に引き渡したEMHに。
15:00雑誌の編集者の方がみえ、挨拶をしてEMHを見てもらう。
説明しながら一通り回って、16:00前にEMHを出て、その脚で昨年10月に竣工したNTHへ。
こちらでも説明しながら一通り回って、17:00過ぎ終了。
クライアント夫人にもてなしの準備をして頂いたのだが、夜なるべく早く病院に行って、昼間母に付き添っていた父と交代しなければならなかったので、申し訳ないがそのままお暇する。申し訳ありませんでした。
下北沢で編集者の方と別れ、吉祥寺経由で西荻窪の病院18:30過ぎ到着。
父から引き継ぎ事項や状態を聴いて、19:0前交代。
もって行ったスタンドを着け、本を読みながら付き添い。
21:00の消灯時間は過ぎたが、22:00頃点滴を変えなければならくなりそうので、本を読みながら点滴の様子をみて、22:30前無くなったので、看護士さんに連絡をして替えてもらい、付添いベットをつくって休む。
今晩、読み続けていた「ジャズの歴史物語」油井正一著(http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=25208)を読了。
1972年に書かれた本。
高校か大学1・2年の時に読んで、油井さんの歴史記述に感銘を受けた本だ。
その感銘は今回も変わらなかった。
油井さんは1918年生まれ。まさにジャズと一緒に生きて来た世代。
1998年に亡くなって、この本が書かれてから40年弱経った。
この本は、オーネット・コールマンからエリック・ドルフィーそしてジョン・コルトレーンで終わり、フリー・ジャスからポスト・フリー・ジャズの時代までで終わっている。
まさに、高校から大学にかけて、バップのはじめの頃からこの時代までを、良く聴いていた。
そあて、今生きていらしたら、現在のジャズについてどのように語るのだろう。
ジャズのイノベーションは終わってしまったと言うのだろうか。
ともかくジャズのために生きた、と言っても過言ではない人生を送ったのだなあ。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、22日(日)、札幌1Rの芝1500mに松岡騎手で出走します。好走続きのシンワハーツクライあたりが相手かもしれませんが、このメンバーでは頭一つ抜けている印象。距離もぴったりといった感じがあり、状態さえ良ければ勝ち負けでしょう。宮本師は「角馬場を周回している最中、何かに驚いて鞍上を振り落とした日があったが、それ以外はすべて順調。トレセンからの輸送も問題なくクリアできたし、ここまで予定通りにきた。もちろん期待していますよ」とコメントしていました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、新潟競馬場から美浦に帰厩。レースのダメージもなく、全休日明けの17日(火)から運動を始め、18日(水)から乗り運動を再開しています。前走はあのタイミングで動いていったのは鞍上の好判断でした。5着という結果は昇級後の最高着順です。中1週か中2週で新潟のダート1800mに出走する予定です。
○ 2010/8/21
夜中2度程点滴の交換があり、母も熟睡ではないので、こちらもうつらうつら過ごし、6:00前に起きだして付添いベットを片付け、顔を洗う。
6:45、父が病室に来たので、昨晩の様子を話し、7:00過ぎに病院を出て、事務所に。
チェ・ミキ経由で妹にも状況報告。
今日から、少し前に買っておいた「寡黙なる巨人」多田富雄著(集英社文庫・http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781367-8)を読み始めよう。
この本を買った頃は、母は認知症ではあったが、現在のような状態ではなかった。
「生きる」ということについて何か分かればよいが。
いくつかの雑務。
そろそろ、建築施工法の成績をつけなければいけないので、学生たちのレポートを読み、採点。
書類をまとめ、15:00過ぎに事務所を出て、郵便局で送付して、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
そのまま資料をもって出て来たので、大和町に戻り、シャワーを浴びた後、KNH-2のスケッチ。
○ 2010/8/22
8:00に起き出して、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」を見る。
今日はドッグトレイナーの方が先生。
犬が苦手だった少年が、犬とのコミュニケーションの体験をした後、緊張からか涙を流していたら、相手の犬が心配して近づいて来て、顔を寄せ、少年に手をかける。
優しいなあ。
10:00前に大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
札幌1Rのマイネマオの馬券を買って、発送を待つ。
10:40、発送。
追い込んで見事、初勝利。
その脚で、西荻窪の病院へ。
12:00、父と一緒に先生の経過報告を聴く。
まだ快方には向かっていない。
父を家に帰し、付き添う。
鎮静剤が効いているので、朦朧とした状態。
「寡黙なる巨人」多田富雄著(集英社文庫・http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781367-8)の第一部、寡黙なる巨人の部分を読了。
タイトルの「寡黙なる巨人」の意味が分かる。
なんて知的で文学的な人なのだろう。
病床での食事について、先ほど先生から受けた注意と同じことが出て来て、納得する。
17:00前、再び父が来たので、交代。
チェ・ミキが入れ替わりに病院に来て消灯まで付き添うが、鎮静剤が効いているので夜中の付添いはしばらくなくてもよくなる。
マイネマオは、22日(日)、札幌1Rに出走し、待望の初勝利をあげました。レース後も馬体に異状はありませんが、24日にビッグレッドファームに移動し、リフレッシュします。
From RaceCourseのコメント
松岡騎手「右にもたれていたのは苦しがっていたわけではない。それほどひどくはないけれど、右にもたれるくせがついてしまっているようだ。反応が良い馬だから仕掛けるとハミをがっちりとるのは前走でわかっていた。道中、焦らずに進めたのは、この馬の先々のことを考えて。期待どおりしっかり伸びてくれた」
宮本調教師「小倉から栗東、それから札幌、と輸送が続いたけれど良く頑張ってくれた。ここで牧場へ戻す予定」
○ 2010/8/23
7:00に事務所。
ここ2・3日は異常に暑さを感じる。
雑務とKNH-2の模型確認と、昨日のスケッチの参考例を本で確認。
10:00スタッフが来たので、清掃。
鳥越さんから、地下の書棚についていくつかの相談と報告。
その後、KNH-2のスタッフ打合せ。
徐々に収斂しつつある。
午後は「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の舞台平面図のスケッチや雑務。
○ 2010/8/24
7:00に事務所。
今日も気温は上がりそうだが、この時間、日陰は風があって過ごし易い。
連絡事項の確認と、スタッフが置いて行ったKNH-2の図面確認。
10:00過ぎ、スタッフ打合せ。
13:00前事務所を出て、西武多摩川線の車中で妹と落合う。
13:45、介護付有料老人ホームへ。
母が入院する前に検討していた、介護付有料老人ホームの見学。
ホーム内を案内してもらい、いろいろ伺う。
15:00過ぎ終了。
京王線に出て、もうひとつの介護付有料老人ホームへ。
バスを降りたところで、病院から連絡が入り、昨日胃の調子が今一だと言うことで、病院で処方してもらった薬の量を間違い、付添いの病院でふらふらして危ないので、点滴を打って寝かせているとのこと。
もうひとつの介護付有料老人ホームの案内と説明を聞き、18:00前病院へ。
母も病室を変わり、その隣の病室で父が寝ていた。
18:00過ぎから、妹と母についての先生の説明を聞き、19:00前父に付添い実家へ。
家で休ませておけば大丈夫かと思ったが、道々の様子で明日の朝まで付き添っていた方が良いと思い、実家に泊まることに。
父を家に連れて行って、自転車で夕食の買い物に。
病院でしばらく母に付き添っていた妹も来て、少し話しをする。
20:30過ぎ妹は実家を出る。
泊まったことに依って、父の淋しさにちょっと気がつく。
○ 2010/8/25
6:30に起きて、妹に連絡。
父が昨日朦朧として転んだ時に打った、お尻の部分が痛いと言うので、母が入院中の病院は外科もあるので、診てもらうことにする。
実家にはパソコンが無いので、妹に外科の外来の時間を調べてもらう。
7:30過ぎ、実家を父と出て、ゆっくり自転車を杖変りにして、病院へ。
待合室に父を置いて、母の病室に。
看護師さんと少し話して、待合室に戻る。
8:45、チェ・ミキが来てくれたので、引き継ぎ病院を出て事務所へ。
明日の須坂行きのチケットを買いに行ったり、雑務を行なう合間に、KNH-2のスケッチやスタッフとの話しをしたり。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。いつものレース明けと同様、背中や腰に疲れが感じられます。先週はウォーキングマシンによる運動だけにして回復の促進に専念していました。今週から坂路でキャンター1300m1本の乗り込みに取りかかっています。前走があまりにもという内容です。スタッフは「成績が悪いのは精神面の問題かも。今後の様子を見て必要なら何らかの対策を取りたい。もっとやれる馬だと思う」と話していました。
○ 2010/8/26
6:00に起きて、須坂行きの準備。
7:30に大和町を出て、東京駅へ。
ホームで今日の同行者と落合う。
何ヶ月前にNMHのクライアントに声をかけて頂き、一度須坂を訪ねたが、その流れで再び訪問。
須坂の町おこしの種まき。
8:40発の長野新幹線で長野へ。
改札でさらにメンバーが増える。
長野電鉄に乗り換え、須坂へ向かう。
長野電鉄の特急は、小田急ロマンスカーの昔の車両。懐かしい。
11:00過ぎ、須坂着。
須坂クラシック美術館(http://www5.ocn.ne.jp/~su-bunka/classic.htm)へ。
ここに展示されている銘仙は素晴しいもの。
全く銘仙について知識がなかったが、前回訪れた時に感動し、カタログを入手した。
副市長さんや文化振興財団の方の案内で館内を見て回り、その後蔵の並ぶメインストリートを歩き、お蕎麦屋さんへ。
いろいろ話しながら、10割りそばやどぶろくを頂く。
その後炎天下を歩いて、いくつかの施設を見て回る。
しかし、暑い。
15:00過ぎ、豪商の館 田中本家(http://www.tanakahonke.org/)で、初めて訪れたグループと別れ、我々はタクシーで長野駅に戻る。
途中、天気予報でよく聞く、山間部の集中豪雨。
16:00過ぎの新幹線で18:00前東京に戻る。
今日の午後、病院から母の容態が説明され、人工透析の出来る病院へ、明日転院することになる。
マイネルチハヤ、28日新潟12R出走確定。
○ 2010/8/27
7:00に事務所。
連絡事項いくつか。
8:30前事務所を出て、西荻窪の実家へ。
父と一緒に病院へ向かう。
9:00過ぎに妹も病院に。
10:15、人工透析が出来る近くの病院の搬送の車が来て、転院。
先生や看護師さんの説明、必要なものなどを確認し、受付で書類を整え11:30過ぎ転院終了。
父と妹と一緒に病院を出て、道を確認するため歩いて帰る。
しかし暑い。ついつい日陰を探してしまう。
途中で父と妹と別れ、事務所に戻る。
13:30から、サッシ製作会社の方がみえKNH-2についてヒアリング。
14:30終了し、再び事務所を出て、杉並区役所へ。
病院からもらったパンフレットをもって行き、後期高齢者医療特定疾病療養受療証の申請書類をもらい、自転車で荻窪の保健所へ。
そこで、難病医療費等助成申請書をもらい、宮前の病院へ。
先生に後期高齢者医療特定疾病療養受療証の申請書類に記入して頂き、今度は福祉事務所に回り、身体障害者手帳の申請書類をもらい、杉並区役所に戻り、後期高齢者医療特定疾病療養受療証の申請をして、受療証が交付された。
炎天下の自転車で汗だくだが、バスや電車で回るより効率が良い。
老人のみのご家族だったらどうするのだろう。
事務所に戻って、「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の舞台平面図のスケッチ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、29日(日)、新潟12R・ダート1800mに出走します。今週の追い切りは前半はセーブしてラスト1ハロンはしっかり追う内容。すっと反応できる器用さはありませんが、スピードに乗ってからは、伸びのあるフットワークを見せていました。中1週なのでこの程度で十分でしょう。滞在先の小倉から戻ってきたばかりの助手は「久々に跨がったが、以前に比べるとトモの緩さが取れてしっかりとしてきた」と語っています。脚質を考えると緩急のない平均ペースが理想でしょう。
○ 2010/8/28
7:00前に事務所。
父と妹といくつかの連絡事項。
昨日に引き続き「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の舞台平面図のスケッチ。
たたき台が出来上がったので、関係者にメール送信。
引き続き、スタッフが置いて行った、KNH-2の月曜日のクライアント打合せ資料の確認。
あたらなコンセプトの文章を書いて修正。
暑さはずっと同じ調子だが、昼頃になると窓からに陽射しが、段々室内に入り込むようになって来ていることで、季節の変わり目を感じる。
昼過ぎ事務所に出て来たスタッフに、資料修正の指示。
その後、溜まっている日報を書いてアップ。
KNH-2のイメージスケッチ。
17:00前に事務所を出て、西荻窪の実家へ。
空腹になると胃が痛むという父は、今日の午後妹と胃腸科に行って診察してもらった。
詳しくは週明けの胃カメラによる診察を待つことになった。
実家につくと、やはり胃が痛いという。
何か食べれば落ち着くのではと、近くの居酒屋へ一緒に。
卵焼きを一口食べたら痛みはなくなった、と言う。
少しビールを飲んで、最後にご飯ものを食べて、お腹いっぱいと言うので実家まで送って帰路に着く。
○ 2010/8/29
6:00前には目が覚めるも、7:00頃までゴロゴロする。
8:00、「ようこそ先輩 課外授業」。
9:00過ぎ大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
チハヤの馬券を買って、阿佐ヶ谷で買い物をして大和町へ戻る。
「sumus 13号 まるごと一冊晶文社特集」(http://www.geocities.jp/sumus_livres/)をパラパラめくって読む。
いまだにそうだが、特に高校から大学にかけて、晶文社は憧れの出版社だった。
この冊子を読むと、あたりまえだが、そ言う人が多かったことがよく分かる。
貴重な特集だ。
昼食を作って昼前に西荻の実家に行き、父と一緒に病院に行って来たチェ・ミキが15:00過ぎ戻って来た。
転院して金・土と人工透析を行なった母が、少しの時間だが目を開けて、父のことが分かったと言う。
転院前は朦朧としてほとんど意識のなかった状態だった。
人工透析とは凄いものだ、と驚く。
父もホッとした様子だったとのこと。
良かった。
8月も終わりなのだが、凄い暑さだ。
16:30、テレビ神奈川で新潟12Rを見る。
マイネルチハヤは、29日(日)、新潟12Rに出走し、8着でした。
From RaceCourseのコメント
伊藤工騎手「向正面から動いて行こうとムチを入れていったが、先行勢が持ったままなのに対して、こちらは全然差を詰めて行けなかった。ラストも脚は上がっていなかったが、速い脚が使えない。もっとタイムがかからないと辛い」
夜、日曜美術館でハンス・コパーを知る。(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0822/index.html)
鈴木治らの走泥社を想起する。
ほぼ同時代にあらわれた表現ではないだろうか。
○ 2010/8/30
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行った、KNH-2の今晩の打合せ資料を確認し、指示を置いて、9:30過ぎに事務所を出る。
9:30から西荻窪の胃腸科で父が胃カメラの準備をしており、一緒に検診結果を聴くために病院へ。
10:30、呼ばれカメラ室に行くと、これから胃カメラを一緒に見る、と言う。
鼻からカメラを入れる方式で、麻酔もしなくて良く、父も横になりながら画面を見て、話しも出来る。
画面はまるで「ミクロの決死圏」。
本人も全く苦しくないと言う。
凄いものだ。
結果は、ちょっとした炎症はあるが全く問題、とのこと。
昨日、母の状況が良くなり、意識も戻ったので、父は胃も痛くなくなりよく眠れた、と言う。
しばらくして診察室に呼ばれ、神経性の急性胃炎との診断。
何も無く良かった。
薬の処方箋をもらうために待つ父を残し、事務所に戻る。
スタッフといくつかの確認事項。
17:00、KNH-2のクライアントのご主人が来所。
ビールを飲みながら、空間のイメージについてブレスト。
途中から、つまみとワインも加わり、話しはこなれて行く。
とても大きな振幅をもった話しが出来、良い会だった。
20:30終了し、その後スタッフと少し話し、21:00過ぎ事務所を出る。
ワインがちょっと利いた。
○ 2010/8/31
やはり昨晩のワインが利いて、少しゆっくり起きて、8:00前に事務所。
溜まっていた日報を書いてアップ。
KNH-2の概算見積の段取連絡。
10:00、KNH-2の設備打合せ。
11:00過ぎ終了、11:30からスタッフ打合せ。
13:00過ぎ事務所を出て、西荻窪の実家へ難病医療費助成申請書等をピックアップに行く。
しばらく父と話し、14:00事務所に戻って申請書作成。
自転車で荻窪の保健所に行って申請完了、事務所に戻る。
しかし、外は暑い。
ちょっと出歩くだけでも疲れる。
KNH-2のスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先週末にゲートを復習しましたが、いずれも問題ありませんでした。馬体重は444キロ。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで休養中。普通放牧とウォーキングマシンによる運動で管理しています。近日中に昼夜放牧へ移行する予定。もう少しゆっくりさせてから調教を進めていきます。馬体重は463キロ。
○ 2010/9/1
弁当を詰め、7:30前に事務所。
まだまだ暑い日が続きそうだ。
9月になったので、後期の空間造形4の課題の再構築スケッチ。
Project NYXの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の転換別案を検討し、関係者へメール送付。
KNH-2の矩計図のスケッチ。
途中、久しぶりに銀星舍へ行って、ご主人とおしゃべり。
この暑さでお客さんも少ないそうだ。
お互い、バテバテですね、と話す。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。到着当初は体に硬さが残っていて、キャンターの動きに多少のぎこちなさがありました。ただ金曜日にはそれも気にならないレベルにまでほぐれており、週末には15−15の負荷をかけています。スタッフは「まだ良い頃の行きっぷりには足りないが、この感じなら徐々に上向いてくると思う」と話していました。馬体重は前走時から2キロ増の488キロ。
○ 2010/9/2
弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
昨日に引き続き、KNH-2の矩計図のスケッチ。
10:00、キッチン会社の方が来所。
キッチン以外に扱っている建材等についても話しを伺う。
概算見積に向けて、具体的な打合せになった。
矩計図のスケッチのイメージを得るために、別冊新建築の村野藤吾さんの作品集(http://totodo.jp/SHOP/D3-0071.html)をめくってみる。
はじめから三分の一くらいのところにある日生劇場が1963年で72歳の時の作品。
この別冊には40歳の時の住宅から、93歳までの作品が納めらている。
ふーっ。
KNH-2の構成図をスケッチして色付けしたりするうちに、少しずつあぶり出されて来るものがある。
ここから再度、1階リビング前の構成について別案は無いか、明日検討してみよう。
途中、明日の夜のミーティングの予習など。
○ 2010/9/3
8:00に事務所。
さすがにこの時間になると陽射しが厳しい。
しかし、やっと昨晩くらいから風が吹き始め、その風も少し涼しく感じる。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
今晩のミーティングのための資料作成。
一日KNH-2の別案スケッチを行なう。
しかし、15:00過ぎくらいになると夏バテで、集中力がなくなってくる。
ちょっと買い物に出たら、アイデアが浮かんで来た。
なんと単純な頭であろう。
18:45、事務所を出て中杉通りの細田工務店へ。
先日も集って話した、1・2階のショウルームを使って何か出来ないか、と言うミーティング。
細田工務店の方を含め、10人程でビールを頂きながら、ブレスト。
22:30前終了。
思いが強くなければ、なかなか難しいな、こういうことは。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。新潟競馬場からの帰厩後も元気です。水曜日から角馬場での調教を始めており、跨がった感じからも「中1週でレースを使った反動はなさそう」と調教助手が話していました。次走は中山でダート1800mを目指す予定にしており、節次第で中1週か中2週での出走を視野に入れています。
○ 2010/9/4
8:00に事務所。
まだまだ続く陽射し。
「住まいの設計」の編集者から来た、問い合せのメールに、e-house-projectの資料をつけて、返信。
今年の5月18日の日報に、e-house-projectについて、書いている。
「このe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)には思い入れがある。
学校を出た後旭化成に入ったのは、住宅の工業化に興味があったからで、設計事務所を始めてからも、ライトのユーソニアンハウスの活動への共感が、時にむくむくと表に出て来るのであった。
しかしなかなか現実にならず、思いで終わってしまっていた。
ほかにもそのような活動をされている建築家の方々の仕事を興味深く見ていた。
今回やっとその糸口が現実のものになったのが、この展覧会に出展した、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)なのだ。
街のインフラ(社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。)になるような住宅を創っていけたら、と大風呂敷を広げた。
まだまだ、アクションを起こしたばかりだが、ともかくアクションを起こせたので、持続させていきたい。」
後でカスタマイズ出来る堅牢な箱を、ストックとしてリーズナブルなコストでつくろう、という計画。
しばらく、休んでしまったので、巻き返しを目論んで行きたい。
興味のある方は、メールにて問い合せ下さい。
雑務や雑誌を読んだりして、15:00前に事務所を出て大和町に。
雨がずっと降っておらず、地面に封じ込められた熱が下がる暇がないので、一番陽射しの強いこの時間になると、猛烈にだるくなる。
大和町で風を通し、だらだらと横になり読書。
17:00、大和町を出て西荻窪に向かう。
阿佐ヶ谷から電車に乗ったら、学校から西荻に向かうチェ・ミキとバッタリ。
一緒に西荻の実家に行って父と落ち合い、一緒に母の入院する病院へ。
18:30過ぎ、院長先生から病状を聴く。
人工透析が功を奏して、とりあえず想定している数値に下がって来ている、とのこと。
但しいくつか気になる部分もあり、落ち着いて来たらレントゲン等の検査を行なう、とのこと。
丁寧に30分くらい説明してもらう。
その後、病室の母を見舞って(と言っても、今日は朦朧としている状態)、西荻の駅近くの居酒屋へ行って、一杯やりながら夕食。
21:00前、父を家まで送り届け、帰路に着く。
○ 2010/9/5
8:00過ぎに起きて、「ようこそ先輩 課外授業」を見る。
来週の予告の大竹しのぶさんの回が期待出来そうだ。
テーブルまわりの雑誌等を整理しながら、記事を読んで行く。
ここしばらく、何を読んでもただ素通りして行く感じだったが、昨日くらいから少し考えられるようになって来た。
「寡黙なる巨人」多田富雄著(集英社文庫 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746592-1&mode=1)を読了。
脳梗塞に倒れ、半身不随になりながらもリハビリをして自宅に戻る1年間を綴った第1部。
その後の6年間に書いた文章をまとめた、第2部。
そして長いあとがき。
半身不随になった後の一年間を通して、忘れていた「生きている」と言う実感を新たに自分の中に見つけ出す知性に感動を覚える、第1部。
そしてその知性が日常の小さい部分までに目を向ける、美しい第2部。
そして周縁にいるものに対して、非道な仕打ちを行なう官僚的社会に対する激しい抗議。
いずれも考えさせられるものだった。
午前中、高円寺に買い物に。
商店街で、唐さんと遭遇。
お互い自転車だったので、すれ違い様のご挨拶。
今朝書棚から、「唐十郎作品集1」を取り出して来て、水曜日のミーティンングのために「ジョン・シルバー(続)」をちらちら読んでいた。
午後、BSで「青春舞台2010 全国高等学校演劇大会 優秀校東京公演」(http://www.nhk.or.jp/seishunbutai/)をやっていたので、見てみる。
高校演劇のレベルの高さは、いろんなところできいていたので。
うーんなるほど、沢山ある小劇場でやられている芝居のレベル、もしくはそれ以上かもしれない。
1時間の芝居を4本やるので、13:00から18:00まで5時間なので、途中で録画に切り替える。
15:30過ぎ、新潟2歳ステークスGⅢ。
マイネイザベル1着・マイネルクリマ2着のワンツー。おめでとう。
出来ればここにマイネマオもいて欲しかったが。
夜再び、高校演劇の録画を一部見る。
仕込とばらしが30分以内、上演は1時間以内と言う規定で行なわれるそうだ。
目一杯の上演時間を使ってしまうことは、痛い程分かるのだが、45分くらいに濃縮すればグッとブラシュアップするのに、と言う感想を見終わった3本の作品全てに持った。
○ 2010/9/6
7:00に事務所。
昨日は夕方から風が気持よかったが、今朝も強い陽射し。
日報を書いてアップ。
10:00スタッフが来たので清掃。
一日事務所でスケッチ。
13:30、KNH-2の概算見積を依頼予定の建設会社が来所。
明後日のミーティングのために、「ジョン・シルバー(続)」の一幕を読む。
○ 2010/9/7
7:00に事務所。
昨晩から今朝もずいぶん過ごしやすかった。
これで一雨くれば、涼しくなりそうだが、天気予報では雨の気配はない。
昼の劇場下見のための図面プリント。
連絡事項いくつか。
11:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
12:00、ロビーで関係者と落ち合い、Project NYXの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)のための劇場下見。
演出の金さん、照明の泉さん、舞台監督の大貫さんといくつかの確認事項。
12:40終了。
皆は15:00からの宇野さんの本読みのため、稽古場へ向かったが、今日は昼からスタッフたちがNMOの写真撮影に行っており、事務所に誰もいないので、失礼して事務所に戻る。
明日のミーティングのために、「ジョン・シルバー(続)」を読了。
言葉が活き活きとしている。
その後、もらって来た「星の王子さま」台本を確認し、今日の下見の検討事項等を図面に書き込んで、関係者にメール送信。
夕方撮影から戻って来たスタッフのNMOのスナップ写真を確認。
映画のセットに使えそうな部屋だな。
今日から今更ながらだが、「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)を読み始める。
「つまり、何かを造ろうとすれば、それだけを単独に扱わずに、その内外の世界も同時に修復せねばならぬということである。そうすれば、周囲の世界の一貫性と全体性が一段と強まり、造られた物が自然の網目のなかで、しだいに正しい位置を占めるようになるのである。」
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間も週2回程度のペースで追い切りを織りまぜており、体が引き締まってだいぶピリッとしたところが出てきました。月曜日の追い切りでは、Mコンプソスに先着を許したものの、最後までしっかりした脚取りで駆け上がっていました。体型からも、レースでは長く良い脚を使って粘り込む競馬を得意としそうな雰囲気です。来週か再来週あたりに栗東へ入厩することで佐々木師とは打ち合わせています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで休養中。先週から昼夜放牧を行っています。1頭での放牧に最初は寂しがっていなないたり、忙しなく動き回っていたりしていましたが、数日でだいぶ落ち着きました。11月初めのファンタジーSあたりでの戦列復帰を視野に入れており、早ければ今週中にも調教を始めることを検討しています。
○ 2010/9/8
山陰から北陸に進んでいる台風の影響で、本当に久しぶりの雨。
7:00に事務所に来る時には、ポツポツから次第に雨量が増して来た。
事務所向かいのトタン屋根では、猫が庇の下で雨をよけ、気持良さそうに寝ている。
ホームページについていくつか模索中で、知人からのアドバイスを、インターネットで確認したり。
10:00、スタッフとKNH-2の打合せ。
段々雨脚が強まる。
13:00、演劇評論家の西堂さん、演劇博物館の梅山さん、写真家の西村さんが来所。
西村さんが1968年にピットインで撮影した、状況劇場の「ジョン・シルバー(続)」作・唐十郎の写真と脚本の擦り合わせ。
1時間半をかけて、脚本の進行に合わせ、写真を選別してみる。
演劇博物館の来年1月の展覧会(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)に展示予定。
15:00前終了。
その西村多美子さんの二人展が、豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー(http://kumagai-morikazu.jp/)で、9月28日から10月10日まで開催される。
西村さんのタイトルは、「実存」。
「学生時代('67年〜'69年)にアングラ劇団「状況劇場」の写真を撮っていた。液温35度くらいの現像液で真っ黒なネガを作り、1時間近くの露光時間でプリントする、実験的というより、無茶苦茶な暗室作業をして、舞台写真を越えた映像表現を求めていた。卒業制作展以来、ネガはたな晒しになっていたが、昨冬300枚近くをプリントしてみた。タイムスリップしたように、新宿ピットインでの夜中12時開演だった「続・ジョン・シルバー」や、トラックの荷台を舞台にしたトラック劇場での「腰巻お仙」などがよみがえってきた。芝居がはねた後、唐十郎が「死人箱にゃ74人、それからラムが一ビンと」とギター片手に朗々と歌う。客はトリスウイスキーを舐めながら始発電車を待つ。暗い海に漂い出す船のイメージを自分に重ねていたのを思い出した。」
四谷シモンさんの舞台姿が、案内状に使われており、迫力。
四谷シモンさんがブログにこのことを書いていた、というので検索。(http://angel.ap.teacup.com/simon/427.html)
その後、ホームページについてアドバイスもらったページを確認し、メール返信。
KNH-2の模型確認。
父や妹と連絡等。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、先週の半ばに行きっぷりがぐんと良くなりました。前向きで調子も上向いているため、追い切りにおいては単走でも52秒のタイムが出るほどです。ちょうど調教師から「札幌のレースを使いたい」との申し出があり、これを受けて函館競馬場へ送り出すことに。きのう7日(火)に490キロ程度の馬体重でビッグレッドファーム鉾田を出発しました。
○ 2010/9/9
昨日の雨で、昨晩から明け方は寒いくらいに感じた。
雨風で私道に散った葉を掃き集める。
涼しくなったからか、蚊も元気。
何匹もで猛襲してくる。
こちらは葉っぱを掃き集めているので、止まった蚊をすぐに払うわけに行かず、それでも反撃するもなかなか。
しだいに蚊達は勢いづき、ブーンブン言って迫ってくる。
これは参った、と早々に片付けて、自転車で大和町を出るも、既に4・5カ所やられていた。
7:30に事務所。
窓を開けて風を入れると気持がよい。
KNH-2の模型を見てスケッチ。
13:30、KNH-2の概算見積をお願いしようと思っている建設会社が来所。
話しを伺い、14:00過ぎ終了。
現在のホームページを作ってくれた知人とメールのやり取り何度か。
夕方スケッチをまとめて、知人に送付。
○ 2010/9/10
今朝も涼しい。
7:00に事務所。
ホームページのスケッチをして、知人に送付。
KNH-2のコンセプトスケッチ。
INAX REPORTの「建築家の往復書簡 磯崎新ー原広司」を読んでいたら、磯崎さんの往信に最近知った名前がふたつ出て来た。
「帯状疱疹」と「多田富雄氏」。
「帯状疱疹」は2・3日前に、西荻の父に発生した症状。
そして「多田富雄氏」は先日読了し感銘を受けた、「寡黙なる巨人」(集英社文庫 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746592-1&mode=1)の著者である。
「車椅子で左手だけで操作するトーキングマシーンであれだけの濃密な文章を書かれた多田富雄氏には感服しつづけていますた。疱疹は枯れ加減になりましたが、痛みは走るのです。死をふくめて、不可能なことにむかいあったとき、どうしたらいいのか。」
磯崎さんの文章を読むと、「帯状疱疹」はあまり軽く見ない方が良さそうだ。
13:00過ぎから、KNH-2のスタッフ打合せ。
15:00前終了。
16:30、事務所を出て、阿佐ヶ谷と西荻で買い物をして、実家へ。
実家の自転車に乗って、母の入院する病院へ。
目を開けて、時々何か話しているが、何を言っているのか、言葉になっているのか、分からない。
話しかけても反応はないわけではないが、通じていない様子。
しばらく付き添って、西荻の実家へ戻る。
父とビールを飲みながらゆっくり食べ物をつまみ、いろいろ話す。
夕食後、背中の帯状疱疹に塗り薬を塗る。
20:00過ぎ、実家を後にする。
3歳場
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。ダートコースとニューポリトラックを中心に乗り込まれています。調教を進めていく段階で腰の疲れが判明しました。「状態は新潟で5着にきたときの方が良いですね」と乗り手は感触を述べています。今後について中野師は「そろそろペースを上げていく予定。追い切りを2本やってみて状態を確認してから、中山2週目のダート1800mを使うかどうか判断したい」と話していました。
5歳場
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、8日(水)に函館競馬場の相沢厩舎に入厩しました。熱発などもなく、無事に到着しています。札幌2週目のTVh賞・芝1200mへの出走を目標にしています。
○ 2010/9/11
8:00に事務所。
今日は暑くなるようなことを天気予報では言っていたが、窓を開けていれば過ごせる。
西村さんの写真展の案内を、いつもオープンハウスの案内を送るグループに送信。
スタッフが置いて行ったKNH-2の概算見積用図面や資料の確認。
その後スケッチや雑務。
昼過ぎになって陽射しが強くなって来たが、扇風機でやり過ごせる。
スケッチや雑務をして、買い物をして夕方大和町に。
山梨の実家に帰って、実家の両親と野菜つくりをしてるチェ・ミキの知人(http://www.geocities.jp/farmladybird/)から届いた野菜で、ポテトサラダとゴーヤの豚バラ肉味噌炒めを作る。
○ 2010/9/12
6:00まえに目が覚めてしまうが、もう一度寝て、8:00に起き出す。
今日も晴れているが、どうにかやり過ごせるぞ。
いつもの「ようこそ先輩 課外授業」。
大竹しのぶさんのフットワークの良さに感心。
昨日から考えている空間造形4の課題のスケッチ。
KNH-2のスケッチ。
途中、高円寺に買い物に。
荷物を大和町に置き、今度は阿佐ヶ谷へ。
神明宮(http://shinmeiguu.com/)がお祭りなので、立ち寄って、お参り。
西友で買い物をして、いつものオリーブオイルの店へ行って、詰めてもらう。
ネットで検索したら「ブォーノ イタリア」(http://www.buonitalia.jp/hpgen/HPB/shop/shoppinguide.html)と言う店名でした。
昼に、昨日届いた青トマト(初めて見た)としめじのパスタを作る。
入っていたレシピ通りに作ったら、暑い日にもってこいの、さっぱりして美味しいパスタになりました。
午後は先週途中まで見た「青春舞台2010 全国高等学校演劇大会 優秀校東京公演」(http://www.nhk.or.jp/seishunbutai/)の残りの一部を見る。
よく出来ているだけに、惜しい。
夜にも、昨晩録画しておいた「チャンス」(http://www.nhk.or.jp/dodra/chance/)を見る。
競馬馬の話しなので応援したいのだが、どうだかな。
土曜ドラマと言えば、「男たちの旅路」を思い出してしまうのが、古すぎるのか。
しかし、ある時期から、この放送局のドラマのセットの画像は、全て同じになってしまい、マンネリ化している。
この「チャンス」も、予告編で見る限り、今話題の「龍馬」も。
何故なのだろう。
さらに、「日曜美術館 島とアートを巡る冒険〜瀬戸内国際芸術祭2010〜」(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0905/index.html)を見る。
気持の良さそうなお祭りだが、それにまして、人口何十人と言う島に暮す人たちが、とにかく魅力的で、素敵だった。
○ 2010/9/13
新潟の大潟村で米を作っている、大学時代の友人、河内君(http://www.kochi-net.com/kome.html)から注文した米が届いたので、弁当を詰め、7:00に事務所。
本当に夜はゆっくり眠れる温度や風になった。
10:00、構造事務所来所。
KNH-2の概算見積用図面の打合せ。
11:30終了。
昼からは、ホームページのスケッチを知人に送る。
KNH-2の概算見積の段取等。
17:00事務所を出て、小中の同級生松岡君(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)にピックアップしてもらい、新宿梁山泊の稽古場へ。
17:30から金さんと改装の打合せ。
新たに下水本管が整備されることになったので、トイレを作る場所の実測も行なう。
19:00前終了。
週末に届いた野菜を、チェ・ミキがいろいろに調理して、食す。美味しいです。
○ 2010/9/14
7:00に事務所。
昨年までは、1人サマータイムで夏の間、7:00に事務所に来るようにしていたのだが、いつまで続けるのか。
写真展の案内を送った方々から、少しずつ返信をもらう。
年賀状や暑中見舞いをやめて、年に何度かこのような情報を流せれば、と思っている。
返信がるのは、ありがたい。
ホームページのやり取り。
メールのみでのやり取りは、便利であるが、細かい意思の疎通はなかなか難しい。
でもどこまで出来るかやって見よう。
溜めてしまった日報アップ。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dを見ながら考え、スケッチ。
スタッフに3Dと模型の部分作成を指示。
昨日実測して来た、新宿梁山泊の稽古場の現状図を書くも、どこか一部のはかり間違いで完成せず。
実測して欲しい部分を書いて、梁山泊へメール。
ホームページについて来た返信に、いくつか調べ物をして、スケッチを描いて返信。
昼頃は晴れて、陽射しが室内に差し込んでいたが、15:00前くらいから雨が降り始めた。
19:00、阿佐ヶ谷の改札で荻窪中学の同級生Haと落合う。
近くの居酒屋へ。
実家のリフォームを考えているとのことで、相談に。
TV番組「ビフォー・アフター」の話しから、設計事務所と施工会社の関係、設計事務所が入ることの良いところ悪いところ等を話す。
話して行くうちに、Haの考えているリフォームのイメージが分かってくる。
今回のリフォームで、時に20人くらいが集れるスペースを作りたい、と考えていると言う。
親戚たちもだが、2年一度の同窓会だけでなく、もっと気軽に中学の同級生等が集れる場所を作りたいと。
もともとHaは調理師なので、酒と料理をみんなで楽し見たい、と。
そう言うことなら、我々も役に立つ、と言う話しになる。
Haが西荻に行って、誰か呼び出そうと言い出し、携帯から連絡している。
Hiに連絡がついた、というので、とりあえず西荻に移動。
Haは酔っているようである、話しがよく見えないが、駅南口をブラブラして、あるスナックを指差し、ここに入ろう、と言う。
いったいHiとの話しはどうなっているのだろう、と思いながらも、一緒に店に。
典型的な昔のスナック。
カウンターには、5人の壮年のお客さんが。
我々が入って行ったら、ママが「今日は何があったの!」と驚いている。
どうもHaとママの話しをきいていると、むかし、と言っても25~30年くらい前だが、HaやHiはこのスナックによく来ていたようだ。
その頃は若い女の子やマスターもいて、ママは洗い場にいたので、何となくしか覚えていないが。
今はママ1人でやっていて、こんなにお客さんが入るのは珍しいいので、驚いたということ。
そうこうしているうちに、突然Hiが現われた。
そしてしばらくたって、Hiのパートナーも。
七だか訳の分からぬ会だが、だんだんと共通項目も出て来て、盛り上がる。
こんなことをHaはリフォーム後にやりたいのだろう。
23:30、我々が中学生の頃、初めて西荻窪に出来た札幌ラーメン屋の「コタン」に行ってラーメンを食べよう、とHaが言い出したが、さすがにラーメンはヘビーで、後はHiに任せて帰路に着く。
○ 2010/9/15
7:30過ぎ、事務所。
午前中はスケッチや雑務。
昼前に事務所を出て、東銀座の東劇内の試写室へ。
梁山泊の広島光さんや金さんが出ている映画「半次郎」(http://www.hanjiro-movie.com/)の試写会の招待券を頂いたので。
13:00から上映開始、2時間の映画。
梁山泊に客演している、田村泰二郎さんや今村美乃さんも出演していた。
終映後、やはり見に来ていた金さんと会う。
地下鉄の駅で別れ、BLD GALLERYのマイケル・ケンナ写真展 「Venice / New York City」(http://bld-gallery.jp/exhibition/100820michaelkenna.html)へ。
ニュー・ヨークの写真が良かった。
その後、PLACE M(http://www.placem.com/)と蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)へ寄って、18:00新宿で馬主会の桐山と落ち合い、いつもの店へ。
2010年募集場の検討。
先ずはマイネマオの初勝利に乾杯。
それぞれが最終的に選んだ馬の情報を見て、相談するも、これで先を見据えられれば苦労は無い。
まあ現状で残り口数の少ない方にしておく、という順当な結論に。
初めてのステイゴールドの産駒だ。
20:30過ぎお開き。
○ 2010/9/16
弁当を詰め、7:00に事務所。
朝から雨が結構な降り。
半袖では寒いくらいだ。
スタッフが置いていった、KNH-2の概算用図面を確認。
弁当に詰めて来た、チェ・ミキの知人がやっている、「てんとう虫ファーム」(http://www.geocities.jp/farmladybird/)の赤いピーマンがとても充実した味だった。
午後、4社の建設会社に図面を渡す。
マイネルチハヤ、19日、中山12R。
マイネアルデュール、18日、札幌11R。
出走確定。
○ 2010/9/17
涼しくなって、よく眠れる。
7:30に事務所。
ホームページの作り直しを相談しているユーちゃんから、サーバの変更の提案が。
10:00、NMOの改装の写真を持って、中島さんが来所。
写真で生活して行くことにした中島さんが、空間の写真を試行錯誤して行くトライアルの対象に、NMOの小さな空間を使ってもらう。
いろいろ話し、11:00過ぎ終了。
中島さんに、現状のホームページのアプリケーションの改修をやってもらったが、やはり更新が遅々として進まないので、別のサーバを検討していることをお詫びして、了解頂く。
13:00から、KNH-2のスタッフ打合せ。
メインの空間について、論議。
ああでもない、こうならばと、いろいろ話し、微かな方針を決め、模型に反映することにして、15:30過ぎ終了。
雑務。
18:30、槻岡さんが来所。
ちょっとしたヒアリング。
その後一緒に事務所を出て、中杉通りの細田工務店へ。
ここの場所を使ってないか出来ないか、と言うミーティングの3回目。
やっと今晩になって、少しこの会のことが見えて来た。
多分、ずいぶん離れた共通認識が、いくつかあるのだろう。
途中から参加の、代表の阿部さんが入って、この程度で良いのか、と少し自分の中では明確になってくきた。
これが280人を束ねる代表の度量なのだな、と納得。
21:30過ぎ終了するも、阿部さんから誘われ、荒木さんと槻岡さんと阿佐ヶ谷のバーへ。
その後、細田工務店の担当の方もバーにみえ、しばらくして阿部さんのパートナーが車で迎えにみえ、しばらく話して、0:00前お開き。
3歳場
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、19日(日)、中山12Rのダート1800mに伊藤工真騎手で出走します。腰に少々の疲れは残っていますが、この程度ならレースに影響する可能性は低いと判断して出馬投票しました。15日(水)の追い切りはテンから早めにスピードを上げ、4ハロンすべてを13秒前後のラップで駆け抜ける内容。道中で脚を使っていたわりには渋太く踏ん張っていました。前走で大きく先着されたトウショウロジックをはじめとした強敵はいますが、メンバー全体のレベルはそれほど高くない印象。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、18日(土)、札幌11RのTVh賞・芝1200mに丹内騎手で出走します。日曜日に半マイルからサッと流し、水曜日に5ハロンから追い切りを消化。稽古で引っ掛かりやすい馬ですが、道中で掛からずにうまく制御できました。仕掛けてからの反応もまずまずといった感じで、凡走した前走からの巻き返しを狙います。相沢師は「長距離輸送で多少体が減っているかもしれないが、見た目は細くなっていないし飼い葉も普通に食べているので大丈夫。洋芝が合う感じがあるし、芝替わりで改めて期待したい」と話していました。
○ 2010/9/18
7:30に事務所。
ユーちゃんから昨日来た、ホームページのコンテンツスケッチに書き込みを入れ、返信。
9:30、新宿の場外馬券売り場へ。
マイネマオの初勝利馬券を払い戻し、マイネアルデュールの馬券を買って、事務所に戻る。
帰りに、今日の現調用に画板を買ったり、書店に寄ったり。
豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー(http://kumagai-morikazu.jp/)で二人展を28日から開催する、西村多美子さんの「実存」の写真が掲載された「日本カメラ10月号」(http://www.nippon-camera.com/)が書店に並んでいたので入手してくる。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
13:30過ぎ、事務所を出て西荻窪へ。
14:00、松岡君(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)に駅前でピックアップしてもらい、Haの実家へ。
家の中をざっと拝見して、Haとお母様と改修にについて話す。
いろいろお話して、実測等の現調は改めて行なうことにする。
荻窪中学の同級生3人に依る、コラボレーションが行なわれることとなり、嬉しいなかで緊張。
西荻 calling Me、か。
15:30過ぎ終了。
松岡君に西荻の実家まで送ってもらう。
父に自転車を借りて、母の入院する病院へ。
呼吸器や鼻への管も外れ、ずいぶんしっかりして来た。
時々、頭を上げて起き上がろうともする。
「お腹がすいた」と何度も言う。
それはそうだろう、もう一ヶ月も食事はしておらず、点滴で栄養を取っているのだから。
こちらを微かに見ているが、分かっていない様子。
それでも二の腕をなでてあげると、「ありがとう」と。
しばらくいて、途中でビールを買って再び実家に戻る。
父とビールを飲みながら話しをして、18:00前実家を出て事務所に戻る。
ポストにKMHが掲載された「住まいの設計11・12月号no.631」が届いていた。
特集の巻頭に8ページ出ています。
ご覧下さい。
ユーちゃんから来た、ホームページについてのメールに返信。
ネットでJRAのレース結果を確認。
アルデュールは10着。
レース映像を見るも、スタート直後から行き脚が悪く、3コーナーでは鞭が入るも伸びず、良いとこなし。
このまま繁殖入なのだろうか。
19:00過ぎ、事務所を出て、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)主催の「街道展 藤田進・尾仲浩二×佐藤春菜・松谷友美 トークショー」へ。
会場は「街道」近くのカフェ。
19:15頃ついたら、会場は既に8割り方のお客さんが。
ワインを買って、トークが始まる前に一杯飲みきり、始まる前にもう一杯買って、準備万端。
19:30から、22年前に鳴子坂下で「街道」を開いていた藤田さんと尾仲さんに、今「街道りぼん」を運営している、佐藤さんと松谷さんが、いろいろ当時の様子を聞きながら会は進む。
休憩を挟み、貴重なフィルム上映があったり、質問の時間があり、最後は今写真を撮っている若い人たちへの一言が、藤田さんと尾仲さんからあり、これが個人的にはとても良かったのだが、無事21:00に終了。
話しを伺っていて、昔の「街道」はそこに行き、そこにいることが大事なことであった、場所と時間なのだということがよく分かった。
それはある意味で、紅テントで見た「新・二都物語」や富山の利賀山房で見た「バッコスの信女」、また、ニュー・ヘヴンのカーンの「イェール・アート・ギャラリー」や「ブリティッシュ・アート・センター」で時間を忘れたのと似たような、場所と時間の体験であったのではなかったのだろうか、と誤読を楽しんだ。
その後の打ち上げにも、参加させて頂き、いろんな方とゆっくり話しが出来た。
多分0:00前くらいに1次会がお開きになり、2次会の店を探して荻窪周辺を皆でフラフラし、店に入り、2:30過ぎにその店も出て、皆はまだどこかに行く様子だったが、もう眠くてたまらず、お先に失礼する。
マイネアルデュールは、18日(土)札幌11RTVh賞に出走し、10着でした。次走は中1週で、10月3日の札幌、STV賞の予定です。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「前半、無理していないにもかかわらず、4コーナーで早々に手応えがなくなってしまった」
相沢調教師「このまま札幌でもう一走する予定。次回は浅いブリンカーをつけることも検討したい」
○ 2010/9/19
昨晩は帰ってすぐにベットに倒れ込んだ。
9:30過ぎに起き出して、シャワーを浴びる。
よく話したからか、二日酔いにはなってない。
10:30大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
今日は中山12Rのマイネルチハヤの馬券を買って、事務所に寄って、パソコンを大和町に持ち帰る。
二日酔いではないが、酒を飲み過ぎた翌日の昼によく食べたくなる、タマネギいっぱいの汁ダクカツ丼を作って、ビールを飲む。
パソコンの起動ディスクの容量が一杯、というメッセージがよく出るので、溜まった写真を整理しようと持って来たのだが、コピーするのにも、容量不足になりその度に再起動で、遅々と進まず。
16:20、マイネルチハヤの良いところのないレースを見る。うーん。
夕方になって、コピー済の写真の消去が進んで来たら、やっと普通に近くなって来た。
夜までかけて、2007年まで整理する。
マイネルチハヤは、19日(日)中山12Rに出走し、9着でした。レース後にトモの疲れが感じられるため、鉾田に移動しリフレッシュの予定です。
From RaceCourseのコメント
伊藤騎手「調子が落ちているのでしょうか。向正面で上がっていくつもりだったが、右にもたれて進んでいかなかった」
○ 2010/9/20
8:00に事務所。
曇りだが、蒸し蒸しする。
10:00過ぎ事務所を出て、横浜の馬車道のBankART1929(http://www.bankart1929.com/)の「朝倉摂展 アバンギャルド少女」へ。
11:30開場入り口で、小劇場勉強会のコアメンバーの鹿野さんと小池さんと落合う。
早速会場へ。
BankART1929は以前、梁山泊や唐ゼミも公演したことがある場所。
その空間、3フロアーを全て使っての展覧会。
3階のビデオ映像や大きな舞台写真のドロップで、それらの芝居について話しながら見ていたら、3階だけで一時間以上になってしまった。
2階には、膨大な量の舞台美術スケッチや道具帳(舞台セットを作る時に描く、図面)が並んでいる。
これは圧巻だ。
2階の一部では、夜の公演の公開稽古を行っていたが、あれだけネイキッドな空間では、声が反響して台詞が聞き取れないのではないか。
以前梁山泊がやったときも、大量の黒幕を吊るして、反響をセイブしたのを思い出した。
しかし、「アバンギャルド少女」とはナイスネーミング。
現在88歳だが、アクティブに活動する、朝倉さんにピッタリだ。
いつまでもお元気で活躍して欲しいし、この展覧会を見ていたら、永遠に活躍されそうな気がして来た。
見終わったら、なんと14:30。
近くで、昼をとれるところ探すも、この辺りは何も無く、やっと見つけた店で、ランチビールを飲みながら、やっと昼にありつく。
次に黄金町バザール(http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2010/)に向かうので、横浜まで戻って、京急に乗るしか無いのでは、と話していたら、鹿野さんがあそこに見える電車は京急ではないか、と言い始めた。
鹿野さんと小池さんが携帯で調べたら、それは根岸線だが、その向こうが目的地の日ノ出町だと言うことが分かり、歩き始める。
しばらく歩くと伊勢佐木町に出て、段々賑やかになってくる。
昼食の場所探しは何だったんだ、と言うくらい店が沢山。
ほどなく、目的地の「日ノ出町」竜宮へ。
今年3月にはす向かいのAスタジオHINODEに、唐ゼミ☆の「愛の乞食」を見に来たときは、廃墟然としていた古い旅館が、きれいな空間に変わっていた。
しかしそれにしても、魅力的な怪しさが残っている。流石時間の力。
ここで地図をもらって、黄金町まで歩き始める。
途中、この辺りに沢山あった、特殊飲食店(言ってみれば青線ですか、ゴールデン街のような)の空き家を、ギャラリーなどに改装した空間で、様々な展示が行われている。
その他に、京急高架下に新たに建てられた、「日ノ出スタジオ」と「黄金スタジオ」や、昔の長屋をショップやオフィスにコンバージョンした「ハツネテラス」など、いくつもの試みが点在している。
距離にすればそれ程ではないが、ほとんどが狭い階段を上り下りしなければならず、今日は蒸し暑いので、年寄りにはちょっとしんどい。
またほとんどが、アート展示なので、その作品の質がとても大事になってくる。
それと、まわりの住人との関係も気になる。
そろそろ黄金町と言うところの角に、「権兵衛」というとても魅力的なラーメンと定食の古い食堂があった。
ビールを求めてみた我々は、一瞬入ろうかと思ったが、開けっ放しなので多分外の湿度と一緒だろうと思い、軟弱な我々は駅近くの居酒屋へ向かった。
ビールを飲み、人心地つく。
19:30お開き、帰路に着く。
イヤーよく歩いた。
○ 2010/9/21
弁当を詰め、8:00に事務所。
空間造形4の課題作り。
いろいろ考えて、午前中一段落。
途中、KNH-2の地盤調査会社が報告書を持って来てくれる。
段取等の雑務。
午後、再び空間造形4の課題を見直し、水谷先生に送付。
唐組のチラシを置いてもらうために、中杉通りの古書店・銀星舍に。
梁山泊の稽古場のトイレ改修案のスタッフ打合せ。
溜まっていた日報を書くも、全て書ききれず。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、追い切りの繰り返しによって終いの脚が渋太くなっています。ゲートからのダッシュや駐立なども問題ありません。長距離輸送に備え、出発前の2日間はウォーキングマシンによる運動のみ。真歌トレーニングパークを出発し、19日(日)に栗東の佐々木厩舎に入厩しました。熱発などのトラブルもなく、無事に到着しています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。飼い葉がすぐに実になるタイプです。現在の518キロの馬体重が示す通り、昼夜放牧期間中に栄養価の高い青草を摂取した効果で腹回りに肉が付きました。しっかりエネルギーを蓄えた状態で騎乗再開を迎えられたのはなによりです。これから競馬に向けて負荷を強めて体を引き締めていきます。
○ 2010/9/22
厚生労働省の村木さんの件のニュースでは、日付のおかしさに気付いたのは、被告だった村木さんとのこと。
窮地に立っても冷静な女性と、狭い自分の社会しかみれず安直な行動を起こす男性の対比が、あまりにも鮮やかに現われた、事件ではないか、と思った。
今朝も弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
今日も残暑になりそう。
最近、AirMacの調子が悪く、自分のパソコンのみ、宅ふぁいる便や容量の大きいプリント等がエラーになってしまう。
今朝も何度も試すが、うまく行かす、スタッフのパソコンで送ったりで、時間ばかりかかる。
昨年、知人からの紹介で、建築学科について話しをした高校生が、春から慶應大学の環境情報学科に入学したので、建築士を目指して勉強したいので、一度事務所に来たい、と連絡が入る。
やっとユーちゃんに、ホームページについて書いて返信した。
来週から始まる武蔵野大学の空間造形4のスライドショーのスケッチ。
午後、図書館にリクエストした本のピックアップと、荻窪の社会福祉事務所へ行き、母の身体障害者手帳の申請に。
しかし今日は暑い。
ユーちゃんとホームページについてやり取り。
お隣の、スペース煌翔(http://spkohsho.exblog.jp/)の「FIGURE 神林優」展へ。
アイススケート場の氷の表面、すなわちスケート靴のエッジの跡を写した、凛とした写真の展覧会。
ギャラリー主のご夫妻などと少し話しをして、事務所に戻る。
18:00、阿佐ヶ谷で荻窪中学の同級生の大蔵君と落合う。
大蔵君は、昨年の7月、脳出血で倒れたが、救急の処置が良かったり、幸運が重なり後遺症が何も無く現在は元気に仕事をしている。
とは言っても、リハビリや、会社の担当部署を変えたりで、気持的に大変だったとのことだ。
当事者でないので、簡単には言えないが、そうだろうな、と思う。
阿佐ヶ谷駅近くの居酒屋へ。
お酒はOKとのこと。
煙草はやめたそうだ。
医者もすぐ死にたいのなら、煙草を吸えば良い、と言うらしい。
それくらい血管には影響があるらしい。
でも、元気に話す大蔵君をみて、少し安心。
20:30にはお開きにして、11月頃に西荻窪で、ほかの同級生も誘って飲もうと言って、別れる。
ちょっと酔っていたので、大和町に戻ってから、大蔵君の家に電話したら、さっき戻って来て、すぐ床に入った、とのことで一安心。
○ 2010/9/23
今朝は涼しくて、よく眠れる。
7:30に起きだす。
雨が降る前にと、8:30から伸び放題のキャロライナジャスミンの剪定。
松岡君に頼んで持って来てもらったアルミの足場板にのり、お隣の屋根まで伸びた蔦をグイグイ引っ張り、バサバサ切って行く。
イヤーこの足場板が有る無しではえらい違いだ。
7割り方刈ったところで雨脚が強くなって来たので、9:30過ぎ終了。
雨が気持良い。
その後は、テーブルまわりの本を、地下に持って行って整理。
小仏峠から高尾の方に歩きに行っていたチェ・ミキが、ずぶぬれで戻って来た。
夜一杯やってニュースを見ていたら、「アラーキー センチメンタルな夏」(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=200&date=2010-09-23&ch=21&eid=12319)と言う番組が始まった。
アラーキー、やっぱ、格好良くて素敵だ。
○ 2010/9/24
7:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を確認。
ユーちゃんから来た、ホームページの案について、メール返信。
10:00、振り込み等に銀行へ。
その後、KNH-2のスタッフ打合せ。
13:30、スタッフと事務所を出て、西荻窪のHaの実家へ。
松岡君も来て、実測。
16:00過ぎ終了。事務所に戻る。
今日も、寒いくらいだ。
再び、ユーちゃんから来た、ホームページの案について、メール返信。
梁山泊の稽古場のトイレ改修の図面確認。
18:00清掃をして、18:30事務所を出て、高円寺の成都へ。
今年の5月、OZONEの5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)と言う展覧会に、「2000万円でコンリート住宅を建てよう」、と言うテーマで、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)を提案した。
5月の日報にこう書いている。
「このe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)には思い入れがある。
学校を出た後旭化成に入ったのは、住宅の工業化に興味があったからで、設計事務所を始めてからも、ライトのユーソニアンハウスの活動への共感が、時にむくむくと表に出て来るのであった。
しかしなかなか現実にならず、思いで終わってしまっていた。
ほかにもそのような活動をされている建築家の方々の仕事を興味深く見ていた。
今回やっとその糸口が現実のものになったのが、この展覧会に出展した、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)なのだ。
街のインフラ(社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。)になるような住宅を創っていけたら、と大風呂敷を広げた。
まだまだ、アクションを起こしたばかりだが、ともかくアクションを起こせたので、持続させていきたい。」
後でカスタマイズ出来る堅牢な箱を、ストックとしてリーズナブルなコストでつくろう、という計画。
(興味のある方は、メールにて問い合せ下さい。)
この提案を一緒にした、日祥工業の渡井さんと宮内さんと、遅ればせながらの打ち上げ。
今後の展開について話しをしたり、諸々の話しで盛り上がる。
0:30過ぎ頃お開き。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。中間は坂路での乗り込みとゲート練習中心の調整でした。全休日明けの22日(水)から坂路1本のメニューを開始。加えて翌日からゲート練習を始め、24日(金)にはゲート試験に合格しました。佐々木調教師は「真歌でよく訓練されているので、すぐにゲート試験を受けることができた。出走経験のある馬と同時にスタートさせたのだが、相手よりもダッシュは速かった。京都開催前半のデビューを目指す」と語っています。馬体重は438キロと、長距離輸送がありましたが、それほど減っていません。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、レースを終えてすぐに中山競馬場からトレセンへ。馬体や歩様のチェックが行われ、きのう23日(木)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。四肢の回転が遅いのは以前からの特徴ですが、それにしても行きっぷりが悪すぎます。調子が落ちていると判断し、ここでレース間隔を取って楽をさせることになりました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、馬房の都合により、レース後に函館競馬場へ。特別馬房を確保の上、22日(水)に札幌競馬場に戻りました。翌日より丹内騎手を背に馬場入りしています。次走は最終週のSTV賞・芝1200mの予定。ガツンとハミを取る姿勢が見られないことから、今度はブリンカーを装着してみます。
○ 2010/9/25
11:00に事務所。
昨晩はよく飲んだ。
二日酔いではないが、起きられなかった。
事務所に来る頃は、雨が降っていて、とても寒かったが、昼前から陽が差して来て、爽やかな天気に。
空間造形4のスライドショウのための写真選びの準備。
14:00過ぎギャラリー街道リボん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
先週のトークショウで話しを聞いた、「'88-'92 街道」展 in リぼん。
20年前の藤田さんと尾仲さんの写真が、若々しく、瑞々しかった。
空間造形4のスライドショウ用の写真を撮らせてもらう。
15:00事務所に戻る。
15:45事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
初演の時のセットを確認しながら、演出の金さんと舞台監督の大貫さんと「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の打合せ。
その他、稽古場のトイレの改修等について。
18:30過ぎ終了。
○ 2010/9/26
8:00前に起きだす。
ゆっくり眠れる気候になった。
8:30いつものように「ようこそ先輩 課外授業」を見て、先日途中だった蔦刈り。
10:30前終了。
高円寺に買い物に。
二宮のチェ・ミキのおばさんが送ってくれた、カボチャを煮る。美味しく頂きました。
夕方バリカンをあてる。
○ 2010/9/27
弁当を詰めて、7:20事務所。
雨が冷たいし、気温も低い。
先週初めまでは暑くてかなわなかったが、本当に極端だ。
そのせいか、のどがヒリヒリして、時々咳が。風邪か。
舞台監督の大貫さんから来ていた、週末の打合せについてのメールに返信。
日報を書く。
やっと、リアルタイムに追いつく。
先週は、盛りだくさんだった。
今週水曜日から後期が始まる、空間造形4のスライドショウの編集し直し。
今年から課題をマイナーチェンジするので、それに沿ったスライドショウに組み替える。
午前中かけて終了。
マイナーと言うより、大幅な組み替えに成ってしまった。
14:00、1995年に梁山泊のテントを作ってもらった、テント会社の方が来所。
やはりいろいろ道を模索して行くことで、苦労されているらしい。
テントの話しから、大工さんである実家の父上の話しまで、なかなか面白かった。
ユーちゃんから来た、ホームページの添付資料に書き込みをして、送信。
まとめ直したスライドショウを確認しながら、話しのストーリーを考えて行く。
ほとんど違う話しになったが、けっこう面白い話しが出来そうだ。
先週末に打ち合わせて来た、「星の王子さま」の道具帳の作成に入る。
○ 2010/9/28
情けない。
風邪がひどくなって来た。
咳がひどく、節々も少し痛い。
少しゆっくり休んで、8:00に事務所。
雨はほとんど降ってないが、気温が低い。
今日から、豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー(http://kumagai-morikazu.jp/)で始まる、西村多美子さんの「実存」二人展を見に行き、その後早稲田大学の演劇博物館に回る予定だったが、そんな気力は起きず、演劇博物館の梅山さんに予定変更のメール。
HOHのスタッフがまとめた現況図を確認して、松岡君にメール。
その後、「星の王子さま」の道具帳作成。
途中11:00前にアルミサッシメーカーの方が来所。
打合せの最初に少し参加して、細かいことはスタッフに任せ、引き続き道具帳の作成。
昼前は雷が鳴り盛んに鳴って、雨が激しかったのに、午後になって陽が射しよい天気に。
このところ、本当に天気が極端だ。
午後一で第一弾をまとめ、関係者にメール送信。
その後、「星の王子さま」のステージ台の道具帳をまとめ、再び関係者にメール。
叩き始めたい、とのことだったので、とりあえず図面が上がってホッとする。
ユーちゃんから来たホームページの返信を考えるも、夕方には鼻がつまり、咳が出て(あげく咳をしたら、腹筋をつってしまう。トホホ。)あたまがボーっとして、集中出来ない。
今日は早く上がって、早めに休もう。
○ 2010/9/29
昨晩は早めに休み、何度も目が覚めたが7:00まで寝たので、多少良くなった気分。
ともかく、寝てる間は鼻が通り、咳き込まなかったのには驚き、助かった。
秋の爽やかな天気。
8:00に事務所。
ユーちゃんからのホームページについてのメールに返信。
少しずつ収斂して行っている。
今日の空間造形4のうちのスタジオのスケジュール表を作成。
10:00、スタッフとKNH-2の簡単な打合せ。
13:30事務所を出て、トローチ等を買って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
非常勤の先生方とも久しぶりだ。
新たな他大学の院生たちの紹介が準備室で行なわれ、別教室に移る。
全体について水谷先生からガイダンスがあった後、各先生方の紹介と課題についてのスライドショー。
全て終了し、学生たちがスタジオ選び。
空間造形4は、それぞれの先生が別々の2課題を出し、スタジオごとに別れ設計を進めて行く。
17:30過ぎ、各スタジオに分かれ、簡単なガイダンスを行ない、18:00過ぎ終了。
何やかや言っても、スタートは新鮮だ。学生たちと楽しみたい。
今日はそのまま学校を出て、大和町に戻る。
夜、テレビの報道番組で、名前(ネーム)ロンダリングについて特集していた。
養子縁組によって不法に名前を変え、犯罪に絡むケースが多くなっているという。
アナウンサーは「自分の名前を何故そんなに簡単に変えられるのか」という。
しかし、そのような現象ばかり調査しコメントを加えるが、そのおおもとにある戸籍制度と言う、今では本当に限られた国でしか運用されていないシステムについて、一切言及されないのは何故なのだろう、と思ってしまう。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。到着翌日の24日(金)からさっそく坂路2本を駆け上がっています。軽めに乗っている現時点では、それほど酷く後肢が疲れている感じにはありません。週末まではハロン17〜18秒のキャンターで乗って、馬場状態を見て週末あたりから負荷を課してみる予定。その際の様子なども参考に、次走へ向けて調子を上げたいと考えています。
○ 2010/9/30
風邪は少しずつ良くなっているように思うが、まだのどが痛く、鼻もでる。
弁当を詰め、8:00に事務所。
スタッフが置いていたいくつかの資料を確認し、メール送信。
ユーちゃんからホームページの案が届いている。
昨日出て来た空間造形4のスケジュールをカレンダーに書き入れる。
東京土建の一級建築士定期講習の申込書を確認。
ここの講習料は一万円と安い。
午後一で元スタッフの高橋さんが来所。
長崎に帰ったので、お土産を持って来てくれた。
しばらく近況について等を話す。
好物のからすみ、ありがとうございました。
少しずつ読んでいる「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)。
出版されたのが1977年。
邦訳されたのが1984年。
253のパターンを自分なりに組み合わせて行くことで、活き活きとした建築やコミュニティーを作り上げて行くための手引書だ。
まだ最初の方だが、かなりの部分が現在の問題になっていることにあてはまる。
このような手引きが書かれながらも、そのようになっていないのである。
ひとつひとつのパターンを読むととても説得性があり裏付けもある。
でもそうなんないのは、統合して考えられることがなく、小さなパターンの選択ごとでコミュニティーや建築つくりが行なわれているからだろう。
様々なコミュニティーへの働きかけを行なう、政治家や役人に読んで欲しいが(もう読んでいたら失礼)、先ずは自分からです。
唐組、唐ゼミ両方の申請関係の連絡有り。
夕方ユーちゃんに返信。
どうにか風邪から回復しそうな雰囲気。
○ 2010/10/1
弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
やっと風邪から回復して行けそうだ。
ユーちゃんとホームページについてやり取り。
大学院の同級生の那須から、久しぶりにメールが来る。
執筆中の博士論文について何度か簡単なやり取り。
地方ゼネコンの歴史的な考察を、生産史的に書こうとしており、とても面白い現代的なテーマだと思う。
頑張って欲しいし、楽しみだ。
乱雑に積み上がってしまった資料を整理しながら確認して行く。
思うところあって、「エリアマネージメント」や「セイフティネット」等について調べる。
11:00前、スタッフとKNH-2の検討方針の打合せ。
昨年の今頃、人の紹介で建築学科に進学希望の高校生に、建築学科とその後の進路について話したことがある。
その高校生がこの春、見事慶応大学に入学し、建築を専門にしたい、と言う。
ともかく勉強したい、と言うことなので今日13:30、事務所に来てもらう。
学校での様子を聞き、先ずはいつもの模型作成テストをやってもらうことに。
夕方までかかって、ボロボロの模型が出来上がった。
それでも凄く楽しそうだ。
もっと修行をするよう話し、いくつか心構えを伝え、具体的な行動を指示し、18:30頃終了。
今日話したことを、自分が学生時代にやって行ったら、きっともっと先に進めていただろう。
元気があるので先ずは、頑張って食らいついて欲しい。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。ゲート試験合格までは順調でしたが、追い切りに入ってからはスムーズさを欠いています。29日(水)の乗り込みでは急に内に切れ込んで鞍上を振り落とし、翌日の追い切りにおいてはラスト1ハロンの地点でブレーキをかけてUターンしました。今週に入って早いタイムが出ていない(計測されていない)のはそのためです。佐々木師は「ニューポリトラックでそんなところを見せるから、週末は坂路でやってみたい。競馬にいけば大丈夫だと思うのだが」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュールは、今週、札幌のSTV賞へ出走を予定していましたが、出走希望馬が多く、レース間隔順で残念ながら除外されてしまいました。相沢師の希望もあり、きょう金曜日に札幌競馬場からビッグレッドファーム明和へ移動をしています。次走、福島開催2週目あたりの出走を視野に馬体を緩めずに乗り込んでいきます。ブリンカーを着けた今週の追い切りについて、相沢師は「丹内騎手が跨がったのだが、かなり効果があった様子。『勢いよくハミを取って抑えるのが大変なほどの行きっぷりだった』と連絡があった」と話していました。
○ 2010/10/2
8:00に事務所。
よい天気。
近所の馬橋小学校は運動会。
ホームページの変更も目処が立って来たので、写真とデータの確認整理。
9:30前事務所を出て、西荻窪の Ho君の実家へ。
10:0から、Ho君とお母さんの要望を聞く。
2週間後くらいに、第1次案を提案することにして、11:00過ぎ終了。
その脚で、母の入院する病院へ。
行った時は起きていたが、途中で寝てしまい、事務所に戻る。
帰り道、懐かしい西荻の味をつい買ってしまう。夜食べよう。
ちょっとずつだが、読み進んでいる「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)、ひとつひとつのパターンに書かれていることが、刺激になり、面白い。
写真整理の続きと、決算のための帳簿付けの資料をまとめる。
オークションで入手した、「わすれたいのに+5」モコ・ビーバー・オリーブ(http://emimusic.jp/st/hiccho/series2/toct25163.htm)を聞く。
入手したのは「+5」であの名曲「海の底でうたう唄」(http://www.youtube.com/watch?v=KjRrYU0RgXw)が入っているやつ。
2曲目の「シークレット・ラヴ」いいねー。
少しずつ、机まわりの整理もして行く。
○ 2010/10/3
7:30に起きだし、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」。
HOHの既存図面を確認し、スケッチ。
10:00過ぎ、高円寺に買い物。
再びHOHのスケッチとテーブルまわりの整理。
午後はKNH-2のスタッフが置いて行った構造の資料確認。
夕方、「わすれたいのに+5」モコ・ビーバー・オリーブ(http://emimusic.jp/st/hiccho/series2/toct25163.htm)を聞きながら、沢山ある野菜を使った料理を。
しかし、最近は料理を作ると、作るだけで腹がいっぱいになった気分になり、あまり食べられなくなる。
夜、録画しておいた、「ハーバード白熱教室@東京大学「イチローの年俸は高すぎる?」(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-10-03&ch=31&eid=22625)を見る。
日本の若者もなかなか良いじゃないか。
サンデル教授が、授業の冒頭にあげた、アリストテレス・カント・もう1人は忘れてしまったが、の3通りの考え方は、日常のことを考える時に常に身近にあり、常に考えるということが重要であることが、今日の論議を通して分かってもらえたのではないか、とまとめたが、大きく納得。
来週も楽しみだ。
○ 2010/10/4
8:00に事務所。
雨は上がったが、曇りで寒い。
大学院時代の同期の那須からのメールに返信。
10:00、スタッフにHOHの土曜日に聞いて来た要望を伝える。
併せてKNH-2の確認。
新しいホームページのトップに使う写真の選択。
午後一で確認の上、ユーちゃんに送付。
13:30、建設会社来所。
一級建築士の定期講習会の申し込みようの、証明写真の撮影に。
国勢調査をネットから行なうも、届いている国勢調査の書類の、重要な部分に記入漏れと記入間違いがあり、問い合わせて確認。
なんだかこんな状態でやる意味あるのだろうか。
TVコマーシャルも意味が分からないし。
一級建築士の定期講習会の申し込みを作成。
17:30過ぎ事務所を出て、新宿のタイニイ・アリス(http://www.tinyalice.net/)へ。
釜山の演戯団コリペ「 Floor in Attic 屋根裏の床を掻き毟る男たち」。
タイニイ・アリスの丹羽さんから招待頂いた。
18:30前、チェ・ミキと落ち合う。
小さな会場が満員。
客入れで少し押して、19:10開演。
字幕なしの1時間10程の芝居。
小さな閉塞感あるセットで、4人の役者が激しい芝居を行う。
最後は、ジャージャーメンが飛び交う、人間臭い芝居。
こんな芝居は今の日本には少ないのではないだろうか。
楽日と言うこともあるのか、終演後演出の女性が舞台で少し話しをする。
全くの字幕なしはちょっと残念だった。
タイニイ・アリスを出てチェ・ミキとゴールデン街の「こどじ」(http://www.phobbit.com/kodojitop.html)へ。
現在は、森山 大道さんの「CHELSEA/2010」の展示。
しばらくいて、その後、近くの中華屋で食事をして帰る。
○ 2010/10/5
8:00に事務所。
鹿野さんに「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の撮影の連絡や、ユーちゃんに送ったホームページ用の写真の連絡等。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dの確認。
10:00、スタッフが来たので3Dの指示。
展覧会のお祝いのお酒を買ったり、定期講習会の入金をしたり、雑務いくつか。
しばらく前に見つけた、パールセンター商店街からちょっと入ったところにある、「洋服のお直し おはりこ家」に、ジャンパーのファスナーを直してもらうために持って行く。
以前からこの奥は、どうなっているのだろうと思っていた、雑草の生えた奥まったところにモルタルアパートが2件程あり、その一室がそのお店。
パールセンターからの入り口に看板が出ていたので気がついた。
14:30過ぎ事務所を出て、要町の熊谷守一美術館(http://kumagai-morikazu.jp/)のギャラリーで開催中の、西村多美子さんの二人展へ。
大きく引き延ばされた写真は、全く違う写真になっていた。
拝見した後、せっかくなので熊谷守一さんの展示も拝見して、早稲田へ向かう。
穴八幡でやっていた古書祭りを冷やかし、演劇博物館の「第三エロチカの時代 1980〜2010解散記念展」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/2010erotica.html)へ。
懐かしいポスターが張ってある。
川村さんが第3エロチカの活動を3期に分けているが、第1期しか観ていない。
大隈小講堂の関連シンポジウム「第3エロチカの時代(仮題)」へ。
知っている顔がちらほら。
18:30から、唐十郎さん・川村毅さん・島田雅彦さんによる鼎談がスタート。
第3エロチカの第1期の80年代がテーマに。
三人、それぞれに80年代に対する気持が少しずつ違っている(当たり前だが)のが、逆に島田さんが言った、多様だった80年代と言う意味でよく分った。
たしかに唐さんや寺山さんが切り開いた時代を受け、(つかさんらの第2世代をひとつ超えた)80年代は、いろんな芝居が跳梁跋扈していて、芝居を見に行っていチラシをもらって来て、これはと思う芝居を観に行き、当たり外れがあるのがとても楽しみな時代で、第3エロチカは観に行くが、第3舞台は観ない、と言うようなことがあった時代だった。
そう考えると、現代は川村さんが言うように、芝居もグルメ化しており、沢山ある消費のひとつになり、そうなると芝居なんてちっぽけなものなのだ、と話しは実感出来る。
建築もほとんど同じような流れを辿っているように思える。
最後の学生からでた「何故80年代はそれ程芝居が普通の人たちにも影響力を持てたのだと思いますか」という質問や、川村さんが今80年代を語っておかないと、「小劇場ブーム」の一言で片付けられてしまう、と言っていたが、60〜70年代についてはそうだと思うが、もう80年代もそちら側に入ってしまうのか、とその頃芝居をよく観ていた人間としては、いささかショックだった。
たしかに、もう30年前のことだから、そろそろ本格的に記録しておかないと、気がついた時には何も残っていないことになってしまうのかもしれない。
その頃はもちろんネットもなかったし、映像記録さえ押さえられてないのが普通だったから。
20:00過ぎ、終了。
帰路に着く。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。落ち着きつつも前進気勢が感じ取れる好ましい精神状態。春に滞在していた頃よりも折り合いが楽につきます。硬さは身体的特徴であり、この体質とはうまく付き合っていきたいもの。馬体は順調に絞れてきています。
○ 2010/10/6
チェ・ミキに弁当を作ってもらい8:00に事務所。
よい天気だ。
いくつかの連絡事項。
日報を書いてアップ。
HORのスケッチ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の第1課題のエスキスチェック。
スタジオの5人にそれぞれの案を1人ずつ発表してもらい、次の番の学生にその案について気がついたことを発言させる。
皆何かは感じているのだが、伝えることに躊躇があり、言葉にすることが苦手な様子なので、今回からチャレンジしてみる。
このようにして行くと、少しずつほかの学生からも意見が出て来るようになって来た。
「仮設性」「リノベーション」「コンバージョン」などを意識することに依って、新たな建築的可能性を探れないか、と言う意図が、学生たちの案にアドバイスすることに依って、少しずつ明確になってく時間だった。
18:00前終了。
しばらく準備室で休み、今回アシスタントをやってくれている、住環境の第一期生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
よく言って行っていた居酒屋が、しばらく行かない間に、ガラッと様変わりしてしまい戸惑う。
これでは1人でカウンターで飲んでいた、お父さんたちは居場所がないのでは。
しばらく話しているうちに、水谷先生も遅れて参加。
半年ぶりの空間造形4についてや、学生たちについて話しが盛り上がり、気がつけば閉店の0:00。
ここでお開き。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。後肢の疲れはそれほどではないものの、夏の暑い時期に使ってきた影響からか、以前に比べると動きがいまひとつといった状況です。馬体の張りも前回送り出したときに比べて物足りない感じがあり、全体的に疲れが残っているのかもしれません。先週末の追い切りは見送り、様子を見て状態が上がってくるのを待ちたいと思います。馬体重は512キロ。
○ 2010/10/7
昨晩は久しぶりに長い時間飲んだので、きついかと思ったが、帰ってからは一杯やらずに寝たので、ちょっとゆっくり起きて8:00過ぎには事務所に来れた。
ユーちゃんから、トップページの画像がメールで届いていたので、何度も繰り返し見る。
そしていろいろ考え、要望等を返信。
HORのスケッチ。
昼に事務所を出て、スタッフと麻布十番のショウルームへ。
KNH-2のクライアントも見えて、ショウルームで話しを聞き、近くの施工例を案内してもらい、15:00そこを出て、新橋の別のショウルームへ。
その後、表参道を回り、六本木で別れて、18:00事務所に戻る。
ユーちゃんからトップページ案の修正案が届いている。
ほぼ決まりだが、ここは慎重にと、もう一案のお願いをする。
○ 2010/10/8
8:00に事務所。
今日も爽やかな天気だ。
トップページに使う写真について、カメラマンの方に質問の連絡。
HORのスケッチ。
13:30、HORのスタッフ打合せ。
一案を確定し、別案の方針を決めて、14:30過ぎ終了。
16:00前、武蔵野大学のうちのスタジオの学生が一人来所。
エスキスチェック。
16:30過ぎ終了。
引き続き、HORのスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。坂路、ウッド、ニューポリトラックでそれぞれ乗り込まれています。フラットコースでの調教で気難しい面を見せたこともあり、日曜日と水曜日の追い切りは坂路で消化。併せ馬で集中させたこともありますが、最後まで真面目にしっかり走っていました。佐々木師は「動きはまずまずかな。この中間はトラブルもなかったし、競馬にいけば問題なさそう。精神的にも仕上ってきたから敏感になっているのだろう。スタートも速いし、緒戦から動けそうだね」と述べていました。来週、京都のダート1800mに幸騎手でデビューする予定です。
○ 2010/10/9
朝から弱い雨が降っている。
8:30前に事務所。
連絡事項いくつか。
ユーちゃんから来たトップページ案もまとまって来た。
HORの簡単なスケッチ。
今月末が決算の期限なので、帳簿付け作業にかかる。
17:00前までに半年分終了。
17:20事務所を出て、お祝いの酒を買って井の頭公園の紅テントへ。
唐組「ふたりの女」と「姉とおとうと」の二本立て興行。
18:00にテントに着く。
受付を済ませ、しばらく佇んでいると三々五々お客さんが集って来た。
18:20、チェ・ミキが日本語学校の生徒のロシア人のタラソフさんを連れて来た。
18:30過ぎから並び始めるも、雷が鳴り、雨が激しくなって来た。
地面は水たまりで泥だらけ。
テントに入場しても、皆靴がグチョグチョで傘もあるので、なかなか座れない。
19:00過ぎに開演。
「ふたりの女」は第七病棟に書かれた芝居、1984年のザ・スズナリでの再演を見た。
第七病棟は翌年の1985年に、浅草常磐座で伝説的な「ビニールの城」を上演した。
「六条」と「アオイ」の二人の女を1人の主演女優が演じる。
1982年の下北沢本多劇場のこけら落とし公演の「秘密の花園」も「いちよ」と「もろは」というそっくりな(外見は)姉妹を1人の主演女優が演じる芝居で、その両方を初演では緑魔子さんが演じた。
唐さんはあて書きをするので、このふたつの役は、緑魔子さんに書かれたものだ。
そしてふたつの役とも、片方が首を吊って死ぬ。(これは終演後、唐組の辻さんと話していて気がついた。)
今回「六条」と「アオイ」を演じた、藤井由紀さんの美しさは際立っていて、麦わら帽子を通して顔に落ちる光と陰には戦慄をおぼえた。
人間の中にある切なさを、リアルに感じた芝居だった。
20:10過ぎ、終演。
セット変えのため、一度テントから出て、次の「姉とおとうと」の入場を待つ。
梁山泊の「ベンガルの虎」を武蔵野大学が学生たちが見に来てくれた時に、藤井さんが武蔵野大学の卒業生だと言うことが分かり、今回の芝居も、その学生たちは見に来た。
テントの外で落ち合い、話しをしながら待つ。雨は少し小降りになった。
20:40前再びテントに入り、20:50過ぎ、「姉とおとうと」開演。
21:30過ぎ終演の、小品。
後で聞いたら、テレビドラマのために書かれた本が元になっている、とのこと。
確かに、映像のイメージが挿入されることに依って、より豊かになるだろうが、それを現実の芝居で演じた役者たちの表現力には感心した。
学生たちも少しテントに残らせてもらい、余韻を楽しむ。
22:30過ぎ、テントを出て、学生たちと別れ、チェ・ミキとタラソフさんと吉祥寺駅前の居酒屋でもう一杯やり、0:00お開き。
記憶残るテント芝居になった。
○ 2010/10/10
蒲団の中でだらだらするのに、丁度良い季節。
目は覚めているが、しばらく起き出さず、その余韻を楽しみ、9:30に蒲団から出る。
雨は上がっていたので、10:30高円寺に買い物に行き、そのまま阿佐ヶ谷の事務所に行き、パソコンと帳簿の資料を持ち帰る。
途中また雨が降って来たが、ちょっとしたら晴れて来て、蒸し蒸しして来た。
大和町で帳簿付け。
16:40、大和町を出て、高円寺で西荻窪の父と落ち合い、二楽亭へ。
店の前でチェ・ミキと落ち合い、久しぶりの二楽亭。
ここのカルビを父は美味しいと言うので、体力付けに。
食が細くなったと言うが、今晩はよく食べた。
19:30、高円寺の改札で別れる。
○ 2010/10/11
9:00前に事務所。
半袖で充分なくらい。
連絡事項や決算資料をまとめ、KNH-2のスケッチを行ない、14:00事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
今朝からプロジェクト・ニクスの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の仕込が始まっている。
セット建て込みが少しずつ始まっている。
図面通りに出来ていない部分もあるが、大きさは丁度良さそうだ。
17:30頃、一通り出来上がり、並び出す。
それを確認して、18:30過ぎ劇場を出て、事務所に戻る。
○ 2010/10/12
8:00に事務所。
連絡事項いくつか。
9:00過ぎに事務所を出て、再び吉祥寺シアターへ。
セットつくりもどうにか軌道に乗っているようなので、10:30過ぎ劇場を出る。
途中、銀行に寄ったり、パールセンター商店街からちょっと入ったところにある「洋服のお直し おはりこ家」から、ファスナーの準備ができたという連絡を受けたので、修繕してもらうジャンパーを持って行く。
11:00過ぎ事務所に戻り、11:30からHORのスタッフ打合せ。
13:00過ぎからKNH-2のスタッフ打合せ。
HORの平面スケッチ。
16:30と17:30に、KNH-2概算見積が2社から出てくる。
溜まっていた日報をアップ。
昨日から「エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話」(http://www.amazon.co.jp/エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話-岩波文庫-ポール-ヴァレリー/dp/4003256042/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1287040355&sr=8-1)ポール・ヴァレリー著清水徹訳(岩波文庫)を読み始める。
建築についてヴァレリーが書いた文章ということで、どこかで知って買っておいたもの。
「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)は、引き続き朝トイレで、今読んでいるものがもうすぐ終わるので、読むようにする。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。札幌競馬場からの到着翌日から調教を開始しました。乗り込まれていただけあって、こちらでも動きが良く、かなりきつい手応で坂路を普通キャンターで駆け上がっています。スタッフは「いつものアルデュール。動きが良くて馬なりでスーッと走っていく。状態も良さそうですよ」と話していました。馬体重は前走時から15キロ増の499キロ。福島2週目の河北新報杯を目標に、今週末か来週にも美浦トレセンへ移動する予定です。
○ 2010/10/13
8:00に事務所。
雨が降ったのか、道路が濡れている。
曇り。
スタッフが置いて行ったKNH−2の案を確認し、スケッチ。
9:20、事務所を出て、荻窪の会計士事務所へ。
決算の資料を提出。
10:00前に事務所に戻る。
段々陽が差して来た。
10:30スタッフとKNH-2の簡単な打合せ。
写真家の藤田さんの紅テントの撮影について、連絡事項。
HORのスケッチ。
11:00、写真家の西村さんが来所。
写真集の企画の話しがあるとのことで、預かっていた状況劇場の写真をピックアップに来られた。
うまく進むと良いのだが。楽しみだ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
第1課題は小課題なので、今週でエスキスチェックは終了し、来週提出。
スタジオの6人の学生に発表してもらい、エスキスチェック。
先週から始めた、学生たちからのアドバイスも段々活発になってきた。
今日のエスキスチェックで、学生たちの考えが大きなふたつの方法に別れることがはっきりした。
ひとつは構築的なものを作り上げて行く方法で、もうひとつは小さな操作を展開して行く方法。
これは第2課題にも出てきそうな傾向で、今年から意識している「仮設性」「リノベーション」「コンバージョン」という視点から、新たな建築の可能性を見つけることが出来ないか、とテーマにつながりそうなので、よく考えて行きたい。
それぞれ大きな方針を決め、細かい展開は学生たちに任せることにして、18:00過ぎ終了。
学校を出て、吉祥寺美術館「草間彌生展 ワタシというナニモノかへの問い」(http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/)へ。
第2課題は、吉祥寺のハモニカ横丁に写真美術館を計画する課題なので、久しぶりに吉祥寺美術館を訪れた。
草間彌生さんの初期のコラージュ作品があり、初めて見たが、コラージュ好きにはとても魅力的だった。
解説に、ジョセフ・コーネルとの親交も書かれていたが、成る程と思えるコラージュだった。
ハモニカ横丁を散策。
新しいマップを入手。
今日の授業中にも話題に上がったが、チリでは鉱山の落盤事故で閉じ込められた方々の救出が始まった。
33人と言う人数が69日間も地下に閉じ込められたが、それに耐えた人たちの尊厳に、圧倒的な希望をもらった。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。馬体重が1週前と同じ512キロ。元から細身ですが、それにしてももう少しふっくら造った方が良さそうなスタイルです。この中間も飼い葉を多めにして乗り進めてきました。疲れは取れてきた感があり、すでに4ハロン55秒の追い切りを1本済ませています。来週末、中野厩舎に入厩する予定。
○ 2010/10/14
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を確認。
いくつかのパターンを写真に撮って検討。
9:00スタッフが来たので、HORの図面作成指示。
引き続き、KNH-2のスケッチ。
11:00、KNH-2の概算見積が建設会社から出てくる。
設計事務所仲間に、防火地域の木造3階建てについてヒアリングしたり、ネットで調べたり。
13:30前、KNH-2についてスタッフ打合せ。
検討の結果が言葉になって来た。
14:30、KNH-2の概算見積、最後の建設会社の提出。
「洋服のお直し おはりこ家」に行き、修繕が終わったジャンパーをピックアップ。きれいに直っている。
HORの出来上がった図面を確認し、案をスケッチ。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
劇場で鹿野さんとチェ・ミキと落ち合う。
17:30、プロジェクト・ニクスの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)開演。
オリジナルの「星の王子さま」と寺山修司版「星の王子さま」が合体し、そこに中山ラビさんやカルメン・マキさんのライブも入る、盛りだくさんの内容。
22:15終演。
明日、鹿野さんに360度写真撮影をしてもらうので、劇場前で簡単な確認。
大勢のキャスト・スタッフや関係者が近くの店に向かったが、あまり遅くなれないので、鹿野さんとチェ・ミキとハモニカ横丁の美舟で軽く一杯やって、0:00お開き。
吉祥寺のホームで、やはりほかの場所で一杯やって来た、若いキャスト・スタッフと遭遇し、阿佐ヶ谷で別れる。
○ 2010/10/15
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったHORの図面を確認し、修正作業を午前中いっぱいで行なう。
その後、KNH-2の概算見積の比較表のスタッフ打合せ。
14:30前事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
鹿野さんの360度写真(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の撮影の立ち会い。
宇野さん、野村さんも来て頂く。
撮影が起動に乗ったところで、16:00過ぎ劇場を後にする。
一度事務所に戻り、17:00お隣のスペース煌翔(http://spkohsho.exblog.jp/)のご夫妻からお誘い頂いた、「萩原朔美写真展 観覧車」のオープニングトークへ。
観覧車を正面(どちらが正面か分からないが、円が見える方向)から捉えた写真は見たことあるが、側面からの写真は初めて。
それらが沢山並ぶと、違ったものに見えてくる。
そして同時に、その観覧車はあるタイポロジーを持っているのだが、その周辺環境は随分と違っている。
萩原さんのりんごが腐ってなくなるまで撮影した定点観測は、高校時代、雑誌の表紙になっているのを見て、とても印象に残っている。
以前の展覧会で紹介頂き、芝居の話し等をさせて頂いたが、今回も少しお話をして、萩原さんの本「定点観測」(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4891941529.html)を持って行き、サインして頂く。
17:15頃から、30分程萩原さんの今回の写真についてのトークがあり、その後オープニングの乾杯。
沢山の方みえている。
萩原さんは天井桟敷の初期のスタッフなので、九条今日子さんもいらっしゃったので、お酒を頂いた勢いで、「星の王子さま」をきっかけに話しをする。
九条さんは、明後日観に行くとおっしゃっていた。
むかし観に行った天井桟敷の芝居の話しから、寺山さんの競馬の文章に触れ競馬を始め、現在は共同馬主の何口かを友人と持っている、という話しをしたら、九条さんも現在もJRAから招かれ、競馬場に行っているとのこと。
寺山さんがよく書いていた、ホワイトフォンテンの話しや、虫明亜呂無さんとの「競馬論」(http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480027177/)の話しをしたら、懐かしそうに寺山さんとの競馬のエピソードを話してくれた。
日曜日に、マイネルソラーナがメイクデビューすると話したら、応援すると言って頂き、ありがたかった。
その後、お祝いのイベントが始まったので、それを拝見して、事務所に戻るも、酒が入り仕事にならないので、早々に帰路に着く。
とてもゆったり出来る展覧会ですので、皆様も是非お出かけ下さい。
26日まで開催されてます。
スペース煌翔のオーナーご夫妻、お誘い頂きありがとうございました。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、17日(日)、京都3Rのダート1800mに幸騎手でデビューします。最終追い切りはテンから加速せず、ラスト3ハロンを催促するもの。途中からスピードを上げた関係で全体のタイムは平凡でしたが、きちんと反応していたので調子は良いはずです。佐々木師は「まずまずじゃないかな。息遣いは大丈夫。坂路に場所を移してからは悪い癖を見せない。今週もブレーキをかけていなかった。念のためにジョッキーにその特徴は伝えておきたい」と話していました。
○ 2010/10/16
9:00に事務所。
今朝も道路は濡れていたが、雨は降っていない。
HORの打合せ資料をまとめる。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
13:00事務所を出て、HORのお宅へ。
13:30からHaとお母さんに第1次案の説明。
この案を元に、要望の優先順位を検討してもらう。
あれこれ話しているうちに、もう一案の可能性が出て来たので、週明けに図面にして送ることにして、15:00前終了。
その脚で、銀座の資生堂ギャラリー(http://www.shiseido.co.jp/gallery/)の「石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」へ。
明日までと言うこともあるのか、沢山の若い人たちが見に来ている。
展示されている60あまりのプロジェクトに記された、ひとつひとつのコメントを読んで行くと、「私たちがまだ知らない世界を切り開くひとつの手段として建築があるのではないか」という石上さんの考えを実感出来る。
各プロジェクトはとても新鮮でいろいろか考えさせられるのだが、完結しているようにみえ、いやでもまわりにある社会をどのように捉えているのだろう、ということはあまり読み取れない。
社会自体も概念化してしまう 新しい世代と言えるのかもしれない。
若い人たちはとても熱心に見ていて、影響力も大きいだろうが、その辺りがちょっと来なるところが、世代の違いなのかな。
次に、三愛ドリームセンターのリコーフォトギャラリーRING CUBEの「細江英公・人間ロダン展」(http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/rodin_2010.html)へ。
和紙にプリントされたロダンの彫刻を撮影した写真は、テカリはないのに艶っぽかった。
会場では、細江英公さんが作品の解説を行なっていた。
以前、土方巽さんを撮影した写真の展覧会でも会場にいらしたが、77歳、まだまだお元気だ。
引き続き、BLD GALLERYの「SCANDAL+」(http://bld-gallery.jp/exhibition/101001scandal.html)。
杵島孝さんの写真を初めて見る。
1945〜50年くらいの写真が刺激的で、いったいおいくつなのか、と思ったら、なんと1920年生まれ。
ということは、90歳。
会場にも何度かみえていると言うこと。いやはやお元気だ。
ここから今日見た展覧会を逆に辿って行くと、やはり世代(つまり時代・時間か)と言うことをまざまざと実感してしまう。
そして、果たして自分は、と自問する。
18:00前、事務所に戻る。
○ 2010/10/17
7:00に目は覚めるが、8:00頃までだらだらベットに。
起き出して、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」。
今日は詩人の小池昌代さん。
小学生たちと詩を作って行く。
難しい言葉は求めないが、ありきたりな言葉は認めない。
言葉にすることはとても難しいが、大事なことであることが、よく伝わって来た。
積み上がったテーブルまわりを少し整理。
10:15、大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都3R、マイネルソラーナがメイクデビュー。
11:00スタート。
スタートよく、先頭から3番目くらいにつける。
そのまま、3コーナー手前まで行くが、ほかの馬がスピードを上げあたらズルズル後退。
3コーナーから4コーナーの間で置いて行かれてしまい、結局は10着。
追い切りでも途中で止まってしまったりしていたので、競馬になってないのか。
大和町に戻り、引き続き少し片付け。
テレビで秋華賞を見る。
アネパパ、3冠達成。おめでとう。
アネパパから少し買っていたが、2着が外れ。
オーナーの金子さんは、ディープインパクトの馬主でもあるとのこと。
牡馬、牝馬、共にの3冠オーナーとは素晴しい。
我々弱小馬主会も、少しはあやかりたいものである。
16:00前、大和町を出て、食べ物やお酒を買って事務所に。
夜のKNH-2の打合せの準備。
18:00過ぎ、スタッフも来る。
19:00過ぎ、KNH-2のクライアントご夫妻が来所。
先ずは概算見積の説明とスケジュールの確認。
その後、ビールを飲みながら、空間イメージについてブレスト。
先週から今週にかけて、計画を見直した部分があったので、それを説明し大きな方針は了解して頂く。
あれこれ話し、22:00前に終了。
このコミュニケーションでよりイメージがはっきりして来た。
マイネルソラーナは、17日(日)、京都3Rでデビューし、10着でした。
幸騎手「『ブレーキをかける』と聞いていたので返し馬から注意して臨んだ。スタートしてすぐ周りに馬がいるポジションへ。これなら止まることはないだろうと思ったが、砂を被ったら前肢が浮いてくるような走りになってしまい、向正面では外からこられたら他馬を気にして行きっぷりが悪くなってしまった」
佐々木師「芝も視野に入れた方が良いかもしれない。疲れがなければ中1、2週で次走へ」
○ 2010/10/18
8:00に事務所。
昨晩のKNH-2の概算見積について、各建設会社への報告や、クライアントとの連絡事項。
土曜日のHORの打合せで出た案のスケッチ。
朝は曇っていたが、昼前から陽が差して気持よい天気になって来た。
午後一で、HORのスケッチの図面化をスタッフに指示。
ホームページの変更の、コンテンツ名の検討を行ない、案をまとめユーちゃんへ送付。
17:30事務所を出て、西荻窪の病院へ。
18:00、病院で父と妹と落ち合う。
人工透析を始めてひと月以上経ったので、現在の病状を先生に説明してもらう。
われわれがみても、透析の結果は出ているよう感じられ、先生の説明もおおむね想像通りだった。
安定はしているが、もう二月近く何も口にしていない。
辛いだろうな。
18:30過ぎ病院を出て、西荻窪駅近くの居酒屋へ。
母には申し訳ないが、われわれはお酒と食べ物を頂く。
途中からチェ・ミキも参加して、病状について話す。
1人で家にいる父が惚けないように、以前行っていた絵の会に参加するよう、皆で発破をかける。
20:30お開き。
○ 2010/10/19
8:00に事務所。
今日は寒い。
雑務や連絡事項で午前中は過ぎて行く。
午後郵便を出しに行き、久しぶりに銀星舍に寄り、ご主人と話しをする。
KNH-2のスケッチや図面を整理しながら、スケッチ。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間もMイサベルをパートナーに追い切りを行うなどして、仕上げてきました。Mイサベルに比べると瞬発力には劣るものの、長く脚を使って最後まで伸びており、スタッフは「Mプリンセスのような雰囲気がある。距離の融通も利くタイプだと思う」と評価していました。馬体重は494キロ。一回り大きくなっていますが、決して太くはなく成長分がほとんどでしょう。あす水曜日に現地を出発し、22日(金)の検疫で栗東トレセンへ移動する予定です。
○ 2010/10/20
7:30過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型や図面を見て、スケッチ。
8:30、来京中のユーちゃんが来所。
久しぶりに顔を合せる。
元気そうでなによりだった。
ホームページの画面を見ながら打合せ。
10:00、終了。
スタッフにKNH-2の指示を出し、準備をして11:00過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
12:00過ぎに到着し、提出された空間造形4の第1課題を見て回る。
13:00から、講評会。
各スタジオ、3人ずつの2グループの発表と講評。
途中休憩を一回挟み、5スタジオの発表と講評が終了したのが18:00前。
その後、各先生とアシスタントの学生から総評があり、その後各スタジオに分かれ、来週からの第2課題のガイダンスをして終了。
全体的なレベルはボトムアップされたが、突出した学生がいなかった。
短期課題だからか、後半の長い課題に期待したい。
19:00、水谷先生と宮口先生、アシスタント1人と学校を出て、三鷹の居酒屋でお疲れ。
学生たちの提出物やパーソナリティーの話題で盛り上がる。
積極的に学生たちもこのような席に参加して、こういう話しを聞けば参考になるのだが、と思うが、金曜日から学園祭なのでその準備で忙しそうだ。
途中で職員の手塚さんも参加。
22:00過ぎ、お先に失礼して、参加するのを迷っていた「星の王子さま」の打ち上げに、酔った勢いで向かう。
23:00過ぎ、新宿の「星の王子さま」の打ち上げ会場に到着。
お店は関係者でいっぱい。
だから、入り口まわりで、蘭妖子さんと話しが出来て、ラッキー。
キャスト、スタッフが一人一人前に行って大入袋を渡される恒例に呼ばれ、店の奥まで行って何か話したが、酔っていてほとんど覚えていない。
0:30、終電になるので、振付けの大川さんと一緒に帰路に着き、阿佐ヶ谷で別れる。
大和町に着き、服を脱ぎ、そのままベットに倒れ込む。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。Mレインに先行した先日、先着して5ハロン69秒のタイムをマークしました。相手がもっさりしていて思ったほど動きませんでしたが、スタッフが「覇気が出てきている」と述べる通り、こちらの状態が上向いているのも確かです。19日(火)にはびしっと追い切りました。馬体重は512キロ。今週末に美浦の中野厩舎に入厩する予定です。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、きょう20日(水)に美浦の相沢厩舎に入厩しました。
○ 2010/10/21
さすがに辛く、9:00過ぎに事務所。
雨が降っていて寒い。
疲れが取れず、今日は集中出来ず、だらだらとスケッチ等。
インターネットで読んだ、畠山直哉インタビュー(http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature/Rg7z5AMsun9dEUCWkvr3/?mail068)の中の、「物事のはじまり-言葉と写真」の中の、「物事の始まりに触れたいという気持ちが芸術作品を作るというふうにさえ、僕には思えるんです。」と言うフレーズが、印象的だった。
○ 2010/10/22
一晩普通に過ごしたので、疲れはとれ、8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dを確認し、スケッチ。
9:30、KTHを施工した建設会社が来所。
修繕について、簡単な打合せ。
10:30、設備事務所来所。
KNH-2の打合せ。
12:00前終了。
13:30前事務所を出て、自転車で会計士事務所へ。
決算が出来上がったので、署名捺印し、書類をもらってくる。
帰りに図書館に寄り、その後、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
一度事務所に戻り、しばらくして銀行等の振り込みに。
明日から「阿佐ヶ谷ジャズ・ストリート」(http://www.asagayajazzst.com/)なので、そこここで街頭ライブが行われている。
URLを調べようと、「ジャズ・ストリート」で検索したら、たくさんの地域の「ジャズ・ストリート」が出て来た。
こんなにあるんだ、と思うくらい。
17:30過ぎに再び事務所を出て、新宿歌舞伎町、旧噴水前のFACE、TFactory2010年/30周年記念公演・川村毅新作「新宿八犬伝 第五巻-犬街の夜-」(http://www.tfactory.jp/data/shinjuku_hakkenden.shtml)へ。
18:30前会場で小池さんと落ち合う。
顔見知りの小劇場の役者や演劇評論家の方々も来ている。
「新宿八犬伝・第一巻-犬の誕生-」は1985年が初演。
その後、1991年に第四巻の公演が行われ、この頃までが第3エロチカの第1期ではないだろうか。
だから20年後にどのような最終章が用意されているのか、皆期待と不安が入り交じる、という感じなのではないか。
1985年の新宿歌舞伎町アシベホールでの第一巻を観て、そのパワーと猥雑さに圧倒されて、しばらく熱心に通った。
新宿梁山泊の旗揚げ公演も、1987年「新宿八犬伝外伝・パイナップル爆弾」で、市ヶ谷の法政大学の学生会館で終演後表に出たら、舞台上で使われ、飛び散った熟したパイナップルで、シャツが真っ赤に染っていたのを思い出す。
19:00開演、途中休憩を挟んで21:45終演。
あっという間の2時間半だった。
特に後半は、まるで25年前にワープしてしまったように感じた。
本もまるで20代の川村さんが書いたようで、キッチュな表現もおかまいなし、破天荒な構想も力技でねじ伏せ、そのパワーが潔くて気持よい。
有薗芳記さんは期待を裏切らず、昔のままの身体表現。
小林勝也さん、手塚とおるさん、広田レオナさんなどのベテランたちが、水を得た魚のように物語を色付けて行く。
パンフレットに川村毅さんにサインをしてもらい、清々しい気持で歌舞伎町に出る。
帰り道、小池さんから、猫の役(と言っても観てない方は分からないのですが)は、亡くなった深浦加奈子さんへのあて書きだったらしい、と言うこと聞く。
「猫飼」と言う役をやった有薗芳記さんと深浦さんが、猫コンビを組んだシーンを書き込んだ作家の想いに切なくなる。
深浦さんは、80年代小劇場の3大憧れ女優の1人でした。
改めて、ご冥福を祈ります。
(ちなみに、あとの二人は「第三舞台」の筒井真理子さんとこちらは90年代に入るが「MODE」の伊東景衣子さんでした。)
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。並行していた昼夜放牧を切り上げ、この中間からはトラックコースから坂路に場所を変更して乗り進めています。ヒートアップしやすく、些細な出来事にも反応してしまう面は同等ですが、兄のMギブソンよりも他馬を気にする性格です。ゲート難だった母の仔ながら、発馬機内の通過、前扉が閉まった状態での駐立はスムーズ。この配合にしては馬体に幅があり、首周りもたくましく見えます。馬体重は421キロでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、22日(金)に真歌トレーニングパークから、栗東の宮本厩舎へ移動しました。トラブルもなく無事に到着しています。11月6日(土)、京都のファンタジーS・牝馬限定・芝1400mへの出走を目標に、あすから馬場入りを始めていきます。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。前走は砂を被って怯んでしまったようで全力を出し切った感じにはなく、京都競馬場からの帰厩後も目立った疲れは見せていません。今週はトレセン行事のため全休日が火曜日だったのですが、その翌日の水曜日からさっそく騎乗を再開して坂路1本を駆け上がっています。ダートのレースにも慣れて欲しい考えがあり、次走もダート1800mを使うことに。中2週で次の京都開幕週を予定しています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、22日(金)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の中野厩舎へ移動しました。24日(日)に締め切りで、11月2日(火)に名古屋で行われる交流競走・サテュロス賞・ダート1900mに登録を行う予定にしています。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。無事に到着し、21日(木)から馬場入りを開始。31日(日)、福島の河北新報杯・芝1200mを目標に調整を進めます。今週末、来週と追い切って、レースに臨む予定です。
沢山入厩して来て忙しくなりそうで楽しみだ。
○ 2010/10/23
9:00前に事務所。
久しぶりによい天気で気持よいが、奄美大島ではまだ雨が降り続いている様子。
ニュースの映像を見る限り、とても大変は状況になっている。
スタッフが置いて行った図面を確認し、指示を書く。
昨晩の「新宿八犬伝 第五巻・犬街の夜」の感想等を書いて、日報をアップ。
14:30、事務所を出て、新宿のINAXのご近所の荒木さん(http://t-araki.dreamlog.jp/)の事務所設立20周年の展示を観に行く。
会場で、今年OZONEで5人展(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)を一緒にやった大川さんと会い、16:00からのお祝いの会にご一緒する。
牛込神楽坂の荒木事務所20周年のお祝いのパーティ会場に、15:45到着。
三々五々と参加者が集って来て、16:30前挨拶等が始まる。
沢山の人と話しをして、沢山頂いて、20:30頃お開き。
荒木さんおめでとうございました。
パーティにみえていた、阿佐ヶ谷の建設会社の代表ご夫妻の車に便乗して、阿佐ヶ谷まで戻り、事務所へ。
しばらくして、大和町に戻る。
チェ・ミキのお客さんが二人みえていたので、しばらく話しをし、先に失礼してベットに入る。
○ 2010/10/24
8:00過ぎ起き出す。
昨日はよい天気だったが、今日は曇りで寒い。
テーブルまわりの本を整理する。
午前中高円寺に買い物に。
12:00にチェ・ミキと自転車で、阿佐ヶ谷の東京朝鮮第九初級学校のコリアンまつりへ。
校庭には簡易テーブルが並び、いろんな食べ物がそのまわりで売られている。
早速ビール、チャプチェ、豚足や薬膳ご飯を買い、テーブルで一杯。
しばらくしたら、事務所の隣のスペース煌翔(http://spkohsho.exblog.jp/)の夫人がおいでになる。
スペース煌翔では、先日日報に書いた萩原朔美展が開催中なので、ご主人は先に来て交代でいらしたとのこと。
一緒に一杯やっていたら、入り口で手を振る女性が。
なんと、2002年に竣工したMBHのご家族が。
赤ちゃんだったお子さんが5歳とのこと。
ご主人が弁護士で、「となりのコリアン」(http://www.amazon.co.jp/となりのコリアン―日本社会と在日コリアン-在日コリアン研究会/dp/4535583773/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1287975299&sr=8-1)と言う本を、2004年にまとめたメンバーの1人で、その頃よくこの第九学校に来ており、うちの事務所もそのころは阿佐ヶ谷の北、この学校のすぐそばにあって、時々立ち寄って頂いた。
このところはお互い御無沙汰しており、本当に久しぶり。
お互い、イヤー遊びに来て良かった、と。
近況報告等話しが弾み、MBHのご家族は14:00前に帰って行った。
もうしばらく飲み喰いして、われわれも14:30会場を後にする。
何年か前から機会があると来ているが、近所の方の参加者も増えているのか、人気の食べ物等は以前より速くなくなってしまうが、賑やかで楽しみな会だ。
夜、日曜美術館で碌山・荻原守衛の話し(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1017/index.html)。
穂高の碌山美術館(http://www.rokuzan.jp/)は、学生の頃訪れた。
碌山美術館は今井兼次先生の設計。
まわりの住民たちがレンガを積み上げて建設中の画像が出て来て、感激。
そして、相馬黒光という女性の話しを知る。
相馬黒光は新宿の中村屋を創設し、そのサロンの女王だったと言う。
興味深い話しだった。
○ 2010/10/25
久しぶりに弁当を詰め、8:30前に事務所。
しばらく前に、朝トイレの中で読んでいた「阿闍世はなぜ父を殺したのか―親鸞と涅槃経」芹沢俊介 武田定光 今津芳文著(ボーダーインク・http://borderink.shop-pro.jp/?pid=18974838)と「青の時代」安西水丸著(青林堂・http://www.amazon.co.jp/青の時代-安西-水丸/dp/4792601657/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1288056856&sr=8-2)を読了し、「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)を少しずつ読み進んでいる。
前者は「地獄は一定すみぞかし」という歎異抄の言葉を記憶する。
後者は読み進むに連れて、安西水丸さんの絵の世界に引き込まれて行く。
外出時には、「エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話」ポール・ヴァレリー著清水徹訳(岩波文庫・http://www.amazon.co.jp/エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話-岩波文庫-ポール-ヴァレリー/dp/4003256042/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1287040355&sr=8-1)を読んでいるが、詩的な表現に、詩的から遠いところにいる人間には、ちょっと近づける部分もあるのだが、目が滑って行くことが多い。
しかし、建築と音楽、部分と全体などきっと深遠なことが書かれてるのであろうが・・・。
HORの中学の同級生から電話があり、検討方針を聞く。
午後、いくつかの確認に杉並区役所へ。
その後、中杉通りの細田工務店の前を通ったら、ここで何か出来ないかと言うことのミーティングメンバーが、前回のミーティングの話し通り、入り口付近にいらっしゃったので、ちょっと立ち寄って、今週のミーティングの参加を伝える。
一度外に出たが、区役所で聞いて来たことやその他をヒアリングしようと戻り、リフォームについて色々伺う。
こういうつながりを作るのが、このミーティングで考えてやりたいこと、と言うことかもしれない。
夕方、KNH-2のスタッフ打合せ。
e-house-projectのちょっとした動きがあり、資料をまとめて送付。
○ 2010/10/26
昨日も今日も朝、雨は上がっているが、道は濡れている。
今朝も弁当を詰め、8:00前に事務所。
「住まいの設計」(http://www.sumainosekkei.jp/sumainosekkei.php)の2010年11・12月号で高尾の家を撮影してくれた、キッチンミノルさん(http://www.kitchenminoru.com/)から、データが届いたので返信。
クライアントのお宅にも、了解をいたき送信。
スタッフが置いて行った、昨晩の打合せ事項を検討した、KNH-2の3Dを確認。
新しいホームページがあと一息なので、立ち上げようのデータ等の準備。
11:00過ぎには時々晴れ間が出てくるが、その後すぐに雨に変わった。
ホームページ用のデータ、昔の写真データ等を探すのに時間がかかる。
HORのスケッチを進め、夕方スタッフに作図指示。
ホームページの変更に伴って、メール等も検討中だが、それらの確認等に時間をとられる。
EMHの地下稽古場入り口の看板のスケッチ。
○ 2010/10/27
昨晩は、木枯らしのような風。
その風で私道に散らかった枯れ葉を掃き集め、7:30に事務所。
12月並の気温と言うことで寒い。
スタッフが置いて行ったKNH-2の資料を確認。
ホームページの作品集の写真データをまとめたり、文章を校正や修正してユーちゃんへ送付。
HORのスケッチ。
EMHの看板の打合せ連絡。
10:00過ぎ位から、晴れて日が射して来た。
本当に変わりやすい天気だ。
ニュースで昨晩の風は木枯らし一号だった、とアナウンスがあった。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
今日から第2課題。
うちのスタジオは、吉祥寺のハモニカ横丁に写真美術館を計画すると言うと課題。
各学生に考えて来たコンセプトを発表してもらいながら、ハモニカ横丁の印象や写真について質問。
16:30前一通り終了し、学校を出てハモニカ横丁へ。
17:00過ぎから、ハモニカ横丁の路地や周辺の街区をみんなで視察。
18:00前、視察を終了し、「美舟」へ。
「美舟」の2階から、お店の窓を開けて路地を見せてもらう。
その後第1課題のお疲れさまと第2課題頑張ろう、と乾杯。
第1課題の講評を一人一人に行なう。
ほかのスタジオの学生一人が、やはり敷地が終了したあと飛び入り参加。
その後は今興味を持っていることをについてや、諸々の話し。
しばらく飲んで話して、中締め。
アシスタントの学生はここで帰路に着き、残りでハモニカ横丁の屋根が見渡せる店へ。
屋外で寒いが、屋根が全てみえる。
そこで一杯飲んで、22:30頃お開き。
この経験を活かして、課題楽しんで欲しいものだ。
○ 2010/10/28
8:00過ぎに事務所。
雨が降って、今日は本当に寒い。
スタッフが置いて行った、EMHの稽古場入り口の告知板の模型と図面を確認。
確認事項を書き出し、ディテールをスケッチ。
10:00スタッフが来たので、それについて簡単な打合せ。
HORのスケッチとスタッフ打合せ。
11:30過ぎ、事務所を出て座・高円寺へ。
12:00劇場に入っているEMHのクライアントに、告知板の模型を見て頂き、説明と確認事項。
12:30前終了し、昼をとり、事務所に戻る。
連絡事項いくつかと、テント会社の方が来所。
HORのスケッチとそのスタッフ打合せを行ない、方針を決め図面化を指示。
あまりの寒さに、ファンヒーターをつける。
HORのスタッフ打合せを何度か行ない、図面を送付。
建築メールニュースの「安藤忠雄氏に文化勲章」の記事で思い出したが、しばらく前、今年の文化勲章はアウトロー的な方々に送られた、とのコメントをTVニュースで見た。
何年か前、唐さんも国からの勲章の候補になったが、テントで芝居をやっているアングラで、「お客さんに対する礼儀」と辞退していた、と言うことがしばらくして判明した、と言うことがあった。
やはり、唐さん。
マイネアルデュール、31日(日)福島11R出走確定。
○ 2010/10/29
8:00過ぎに事務所。
今朝も寒い。
豪雨の被害を受けたばかりの奄美大島に強い台風が接近しつつある。
昨日の日報の最後に書いた唐さんの紅テント。
明日明後日が最終公演日なので大変だ。
紅テントはよく大きな台風に遭遇する。
一度東京を台風が通過中に観に行ったことがある。
結局は開演までが雨風が凄く、上演中はおさまりつつあったが、舞台と客席に不思議な共通意識が生まれていた。
これは80年代の小劇場の舞台と客席にあったアウラと似たようなものだった。
唐さんは前日から、停電になってもやるから、照明代わりの自転車を何台か用意しろ、と劇団員に指示していたそうだ。
スタッフが置いて行った、KNH-2の模型を確認。
今までいくつも検討して来たが、やっとこれで行ける、と見たとたん感じるものが出て来た。
長かった。
スケッチや資料をまとめる。
新しいホームページ用のプロフィールをまとめて、ユーちゃんに送付。
決算時の税金を納めに銀行へ。
13:30、KNH-2のスタッフ打合せ。
スタッフも今回の模型に手応えを感じていた。
更なる検討事項を打ち合わせ。
いろいろな連絡事項沢山。
武蔵野大学の空間造形のスタジオの学生たちに、メールを送る。
来週の水曜日は授業が無いので、時間があると思って何もしてないのではないか、と思い活を入れる。
夕方清掃。
19:00、細田工務店へ。
今晩で4度目の、細田工務店の1・2階のスペースを使って交流を図る会のミーティング。
「アサダンギ」と言う名前、運営メンバー等を決める。
20:30から近くの居酒屋へ場所を移して、懇親会。
22:30前終了。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。坂路を1本駆け上がった後、ニューポリトラックを1周しています。通常の調教メニューに戻してからも順調。現在はあさってからのペースアップに備えて状態を整えている段階です。追い切りをかけていないので叩いた効果については何ともいえませんが、現時点で佐々木師は「良くなっていないけど悪くもなっていない」とジャッジしています。京都開幕週のダート1800mに出走する予定。幸騎手に声をかけています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。1100m弱の坂路を中心に乗り込まれています。地面をしっかり踏みしめて推進するフットワーク。筋肉の力だけでなく、グリップ力もあるような走りです。宮本師との相談の結果、ファンタジーSを見送り、黄菊賞・芝1800mに照準を定めることになりました。もう2、3本攻めてからレースに向かいたい考え。その中の1本はフラットコースで追い切る予定でいます。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路や北馬場のダートコースを中心に乗り込まれています。先週末に普通キャンターから直線だけ脚を伸ばす負荷をかけ、水曜日には今週出走のMプリュームと6ハロン標識から併せる追い切りを行いました。時計的にはまずまずですが、直線でもう少し相手を突き放したかったのが本音です。調教助手は「2本追い切ったが、夏の良かったときに比べるとまだ後肢の緩さが多少気になる。ただもともと緩いところがある馬。思ったよりは動いたので、この追い切りで変わってくれば」と話していました。11月2日(火)に名古屋で行われるサテュロス賞・ダート1900mに地元リーディングの岡部誠騎手で出走する予定です。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、31日(日)、福島11Rの河北新報杯・芝1200mに丹内騎手で出走します。日曜日が実質的な最終追い切り。ブリンカーを着用していた割には、昔のような掛かるほどの勢いはなかったようですが、馬なりでしっかりハミを取って最後まで集中して走っていました。水曜日は半マイルから流す程度にとどめており、同じような感じでした。年齢を重ねて落ち着いてきたのもあるように思えます。前走から1ヶ月ほど間隔が空きますが、52キロの軽ハンデと実戦では初めてとなるブリンカーの効果で、巻き返して欲しいと願っています。
○ 2010/10/30
台風が今晩関東にも近づくと言う予報。
朝から雨。
8:00過ぎに事務所。
ユーちゃんとメール環境について電話で連絡。
新しいホームページのデータ作成作業。
13:00前事務所を出て、東池袋のあうるすぽっとへ。
MODE「かもめ」原作:アントン・チェーホフ 構成・演出:松本修(http://www.owlspot.jp/performance/101027.html)
会場に着くと大久保鷹さんがいらして、開演まで話しをする。
先日2ヶ月間「ピノキオ」の公演で行っていたパレスチナから帰って来たとのこと。(http://www.asahi.com/culture/stage/theater/TKY200708040147.html)
中東はとても水が合った、とのことで元気そうだった。
14:00開演、途中休憩を挟んで、16:45終演。
4幕の劇で、2年間の時間経過がある3幕と4幕の間が休憩。
チェーホフの芝居は何度か見ていると思うが、まったく記憶にない。
「かもめ」も最後のシーンは覚えているので、いつかどこかで見ていると思うだが。
しかし、MODEの「かもめ」はとてもひびいてきた。
4幕、ニーナが、「今じゃ、コースチャ、舞台に立つにしろ物を書くにしろ同じこと。わたしたちの仕事で大事なものは、名声とか光栄とか、わたしが空想していたものではなくって、じつは忍耐力だといことが、わたしにはわかったの、得心が行ったの。」
と言うシーンでは、グッと来た。
なぜだろう。
演出や役者も良かったのだろう。(ニーナ以外の役もとても心に残った。)
しかし、もしかすると、これが歳をとった良さなのかも知れない。
台風の雨の中を、興奮して事務所に戻る。
夜になって、台風は通り過ぎたのか、雨は上がった。
鷹さんは紅テントに行くと言っていたが、台風を迎えきっと気合いが入った芝居だったのではないだろうか。
○ 2010/10/31
8:00に起きて、「ようこそ先輩 課外授業」。
今日の授業も面白かった。
地下の書架から、「かもめ」アントン・チェーホフ作 小田島雄志訳(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=9784560071267)を出して来て、昨日の台詞を確認する。
あのニーナの台詞は、小田島訳とはとは一寸違っていた。
MODEの「かもめ」は数ある翻訳をもとに松本さんが構成した、とあるので、多分旧いほうの訳ではないかと思う。
芝居を見たあといつもやるように、昨晩の「かもめ」の舞台装置をスケッチに残す。
10:00過ぎ、新宿の場外馬券売り場へ向かおうと大和町を出ると、昨晩の風雨でキャロライナジャスミンの葉が、私道に散らばっていたので、掃き集める。
そうこうしていたら、霧雨が降り始めて来た。
新宿の場外馬券売り場へ向かい、福島11Rのマイネアルデュールの馬券を買って、紀伊国屋書店へ。
いくつかの「かもめ」を見比べるが、昨日のニーナの台詞は、新潮文庫の神西清訳だろうと見当をつけ、入手。
丁度昨日、今まで読んでいた「エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話」ポール・ヴァレリー著清水徹訳(岩波文庫・http://www.amazon.co.jp/エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話-岩波文庫-ポール-ヴァレリー/dp/4003256042/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1287040355&sr=8-1)の建築に関わる、「エウパリノス」のみを読了し、ギブアップだったので、帰りの電車で読み始める。
高円寺で買い物をして、その後は一日大和町。
「かもめ」小田島訳の原本となっている、英語版の訳者、マイケル・フレインさんの『「かもめ」について」という文章を読んだが、創造的な理性(?)とでも言うか、縦横無尽に「かもめ」を分析して、スリリングな凄い文章だった。
夜、日曜美術館でブリューゲルを取り上げていたが、細部のディテールのポリフォニーから、ある世界が表現されている、と言う部分で、ブリューゲルとチェーホフ通じるものがあるように感じた。
マイネアルデュールは、31日(日)、福島11R河北新報杯に出走し、11着でした。
丹内騎手「急に手応えが悪くなった。自ら走るのをやめていると思う。苦しくなって止まった感じじゃない」
じゃあ何故、と、こういう、どうしようもないことがあるから、競馬は面白いな。
まるで寺山修司さんの世界だ。
○ 2010/11/1
昨晩は結構な雨が降っていた。
朝は霧雨程度。
弁当を詰め、8:30前に事務所。
連絡事項などで午前中が過ぎて行く。
13:30事務所を出て、新宿の喫茶店ランブルへ。
写真家の西村さんの、1970年少し前の状況劇場を撮影した写真をまとめるについて、梁山泊の金さんからアドバイスをもらうミーティング。
金さん、西村さん、三根さん。
いろいろなところに話しが飛び、なかなか面白いミーティングになり、いくつか方針をまとめる。
16:00終了、その脚で東京デザイナーズウィークへ。
武蔵野大学の水谷ゼミで出品しているので、拝見しに行く。
合わせて、KMHのクライアントが関わられている企業の展示も拝見。
武蔵野大学の展示には4年生が3人いて、話しを聞く。
イヤーこれは大変な労作。
お疲れさまでした。
卒業生二人がコンテナに出品していると聞いたので、それも見て、18:00過ぎ、事務所に戻る。
雑務等でまたもや時間が過ぎて行く。
○ 2010/11/2
7:00過ぎに事務所。
久しぶりに晴れて気持ちの良い天気。
スタッフが置いて行った KNH-2の3Dを確認とスケッチ。
何かがみえて来たが、慌てずちょっと間を置こう。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
9:30過ぎ事務所を出て、大和町へ。
北側のお宅の境界確認。
老夫婦がお住いだったが、しばらく前から誰も住まわれていなくなっていた。
土地家屋調査士の方に伺ったところでは、ご主人がお亡くなりになり、親族の方が相続された、とのこと。
売買の際の資料に少し違った部分があったが、特に問題なく終了。
10:30事務所に戻り、新しいホームページのデータをまとめて、ユーちゃんに送信。
午後一、KNH-2の再確認をして、スタッフ打合せ。
KNH-2の簡単な打合せをしたり、明日のHORのスケッチをしたり。
マイネルチハヤが名古屋の地方とJRAの交流レースに出走したので、ネットで検索してみたら、画像がアップされていた。
ダートの1900mのレース。
スタートで出遅れたが、徐々に順位を上げ、5番手くらいで4コーナーを回る。
これはと思ったが、前の3頭に少し置いて行かれ、4着。
最後もう一延びが欲しい。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、31日(日)に福島で出走して11着でした。ブリンカーを着用しての変わり身が期待されましたが、休養を挟んで夏の競馬あたりから2桁着順が続いているように、レースでは以前のような前向きさに欠けています。今後の変わり身を期待することが難しいレース内容だったこともあり、規約上は来年の4月まで現役を続行することができますが、このレースを最後に引退して繁殖入りすることになりました。これまで31戦して3つの勝ち星を挙げています。本当によく頑張ってくれました。長い間ご声援ありがとうございました。
アルデュール、寂しくなるけどお疲れさま。
第一子を楽しみにしています。
ありがとう。
○ 2010/11/3
8:00に事務所。
打合せの準備。
10:00、HORのクライアントの荻窪中学の同級生Haが来所。
しばらくして、同じく同級生の松岡君が来所。
HORの打合せ。
基本計画がまとまる。
その後、松岡君と別件の簡単な打合せ。
12:00前終了。
13:30、事務所を出て、座・高円寺へ。
劇場でチェ・ミキと落合う。
東京乾電池「長屋紳士録」作/小津安二郎・池田忠雄(http://www.tokyo-kandenchi.com/nagaya-syousai.html)。
14:00開演、16:00前終演。
小津安二郎の映画「長屋紳士録」を中心にして、その他4本くらいの小津作品からいくつかのシーンを折り込んだ芝居。
まさに東京乾電池だから出来る芝居だった。
仕事があるチェ・ミキと別れ、西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の病院へ。
17:00過ぎ戻り、父と一緒に駅に行き、妹夫婦と落ち合い、近くの中華料理屋へ。
久しぶりの紹興酒を飲み、料理も父は気に入った様子。
良かった。
19:30前、店を出て、家の近くまで父を送り、妹夫婦と西荻散策。
しばらく歩いたところにあるおでん屋でもう一杯。
21:30頃、お開き。
西荻窪のホームで別れる。
○ 2010/11/4
8:00に事務所。
気温が下がって来たからか、一応常緑ではあるが、ジャスミンの葉が散る。
私道の散った葉を掃き集め、これで焚き火も良いな、と思うが、最近焚き火はまったく見なくなった。
写真家の西村さんの連絡事項いくつか。
10:00スタッフに昨日のHORの打合せ事項を伝達し、図面化の指示。
13:30、木製サッシのメーカーが来所。
色々ヒアリングし、14:30終了。
15:00、ザ・ハウスの新人の方が、スタッフの方と一緒に来所。
研修で登録事務所を回って、色々ヒアリング中。
たまにこうやってインタビューを受けてみると、漠然と考えていたことが、少しクリアーになるので、ありがたい。
16:30終了。いくつかの連絡事項など。
18:30過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
久しぶりの小劇場勉強会。
今晩は12人のメンバーが参加。
初参加の方も何人か。
先ずは自己紹介。
そして昨年に引き続き、11月20日から行なわれる、「SCAPE WORKS百軒店2010」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)について、青山学院大学の鳥越研究室の学生たちから報告。
会期も迫って来ているのだが、まだまだ考えることも沢山ありそうで、メンバーからアドバイスや具体的な提案等があり、協力出来ることはメンバー同士行なうように話し合う。
その後、今晩初参加の、早稲田大学の演劇博物館の梅山さんから、来年1月11日から開催される「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)について概要説明がある。
その後はフリートークになり、この勉強会がやって来たことの話しや、新しいメンバーにもそれらを元に積極的にテーマを見つけて提案して欲しいなど、諸々。
鳥越先生は、「名橋たちの音を聴く」(http://toshigakushi.com/)と言うイベントを近々行うので、興味のある方は是非参加下さい。
21:00過ぎ終了。
近くの基地バーへ移り、残ったメンバーで一杯やり、23:00お開き。
久しぶりで、楽しい会だった。
○ 2010/11/5
弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
今日は朝から陽が差して気持ちの良い天気。
昨晩の勉強会の後、梅山さんといくつか打ち合わせた展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)に関わることを、関係者にメール連絡。
新しいホームページについて、ユーちゃんとメール連絡。
昼に事務所を出て大和町に。
13:00、松岡君がガラス業者さんと一緒に来て、2階のガラス採寸。
現在のサッシがシングルガラスなので(大和町を建てた頃はペアガラスはかなり高かったので)、夜になると放射冷却で寒い。
そこで、アタッチメント付のペアに変えようかと思っている。
もっと性能が良いのがスペーシアだが、これだとペアの片方がLow-eガラスタイプしかないらしい。
夏の陽射しはいくつかの工夫で凌げるので、冬の昼間の陽射しに依る暖気は気持がよい。
Low-eガラスにしてしまうと、その陽射しを遮断してしまうことになる。
ガラス業者さんの話しでは、スペーシアのような高性能でLow-eタイプのガラスを使うのは、高断熱高気密で、室内を空気調整し外部と遮断して、室内の冷気や暖気を逃さないようにすることが前提、とのこと。
なるほどそうかもしれない。
だから大和町にはスペーシアはいらないが、とりあえずただのペアガラス、Low-eタイプのペアガラス、スペーシアの3パターンの見積を出してもらうことにする。
13:45終了し、事務所までの帰り道に、中杉通りの銀星舍に寄って、ご主人に約束していたファドのCD3枚を渡す。
しばらく話して、「桜の園・三人姉妹」チェーホフ作・神西清訳(新潮文庫ttp://www.shinchosha.co.jp/book/206501/)を入手して、事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
新しホームページのデータ準備、HORやKNH-2のスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、6日(土)、京都2Rのダート1800mに幸騎手で出走します。坂路で行った最終追い切りはラストで時計がかかってしまい、跨がった助手から「もう少しスタミナが欲しい」とのコメントがありましたが、レースを1度使ってだいぶ動けるようにはなってきました。佐々木師は「使って良くなってきたかな。ただこの馬は怖がりで、地下馬道で他馬とすれ違うだけで酷く怯えたり、きょうもカラスに驚いてパニックになっていた。性格がもっとどっしりして欲しい」と課題を挙げていました。砂を被って怯んだ前走の経緯から、1枠1番がどう影響するか。すんなり先行して力を出し切って欲しいものです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。週末に半マイルから15−15程度の負荷をかけたのですが、これも良い影響を及ぼしたのでしょう。水曜日に単走で行った追い切りでは上々の動きを披露しました。反応も良くなっていて、力強いフットワークでゴールしています。調教助手は「硬めの感触は以前と変わらないが、ダートもこなせそうなほどのパワーがあるキャンターだった」と話していました。馬体重はきょう金曜日の計量で482キロ。前走から10キロ増えていますが、宮本師は「引き締まっていて、納得の仕上がり」と成長分であることを強調していました。来週、京都の黄菊賞に幸騎手で出走する予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、名古屋のサテュロス賞に出走し、4着でした。勝負所から突き放されてしまうレース。岡部騎手は「2周目の向正面では勝てると思ったくらい。早めに動こうと思って促していったらもたれだした。特にコーナーがきつくて修正に手一杯。トモがちょっと緩いですね」とコメントしていました。レース当日の深夜、トレセンに到着。今後については検討中です。
○ 2010/11/6
8:00に事務所。
今朝もよい天気で気持がよい。
日報をアップ。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dを確認。
連絡事項いくつか。
新しいホームページの文章書き。
10:00前事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都2Rマイネルソラーナの馬券を買って、発送を待つ。
10:40スタート。
ゲートのでは良かったが、ズルズル置いて行かれ、終止かなり離れた最後方を走る。
直線何頭かをかわし7着。
幸騎手「もっと出していくつもりだったが、ゲートを出た直後に隣の馬を気にして躊躇していた。あれ以上催促すると良くないと思って無理をしなかった。今回も、砂を被ったら嫌々。集中力がなくて道中は追い通しだった。砂を被らなかった直線では反応して伸びていた。走りは良い馬なのですが」
11:30事務所に戻り、スケッチをしたり、文章を書いたり。
16:00前事務所を出て、浅草へ。
浅草寺は沢山の人。奥山子供歌舞伎の仮設舞台がある。
17:15、花屋敷裏の唐ゼミ☆(http://redg.info/~karazemi/)のテント着。
唐さんもいらしている。
受付を済ませ、鹿野さん・小池さんと落合う。
今日は日が暮れても暖かい。
18:00、「下谷万年町物語」開演。
一年前にやった芝居の再演。
一年前は、1981年のパルコ劇場で初演を意識して、スペクタクル性をかなり意識したものだったが、今回はテントも小さくし、少人数で公演。
3度休憩が入る4幕劇で、21:00終演。
昨年の芝居では印象に残っていない、台詞が沢山耳に飛び込んでくる。
他の人も沢山書いているが、昨年と全く違う芝居になっている。
劇団は旗揚げ時のメンバーも減ってしまい、ある意味過渡期にあるが、そう言う時にこそ、劇団と言う集団は力を発揮する(ダメになることもあるが)、ということをまざまざと見せつけてくれた。
「下谷万年町物語」と言う芝居が、唐さんの芝居の持つ、切なさと優しさを変わらずあらわしているのだ、と言うことがよくわかる。
終演後、テントに残る。
唐さんの音頭で乾杯。
劇団員もなんだか清々しい顔をしてる。
いろんな劇団員と話し、22:30、やはり唐さんのお疲れで、お開き。
鹿野さんと小池さんと浅草駅前の中華屋でもう一杯。
23:30帰路に着く。
○ 2010/11/7
昨晩は大和町に帰ってからも、高揚しており、1人で2:30過ぎまで飲んでいたので、9:30過ぎまで寝た。
録画しておいた「ようこそ先輩 課外授業」を見て、高円寺に買い物に。
大学駅伝をやっており、出雲に続いて伊勢でも早稲田が優勝。
箱根が楽しみだ。
KNH-2やHORのスケッチ。
○ 2010/11/8
8:00に事務所。
連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面確認。
10:00過ぎ、スタッフとKNH-2の打ち合わせ。
梁山泊の伊豆のアトリエの修繕の材料手配。
14:00、大和町の北側のお宅の境界確認の調印に、土地家屋調査士さんが来所。
その後も日報を書いたり、スケッチをしたり。
恒例の設計事務所仲間の忘年会。
昨日高円寺の成都で予約して来たので、案内を作成してスタッフに送付の指示。
○ 2010/11/9
弁当を詰め、8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の資料を確認。
荻窪中学の同級生の、病気回復祝のこじんまりした飲み会をやろうと思い、何人かに連絡。
その他連絡事項や、雑務いくつか。
あっという間に午前中が過ぎて行く。
陽が差して暖かな天気だが、雑務で外に出たら、風が強かった。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
14:30過ぎ、スタッフと事務所を出て、千石へ。
KNH-2に使用しようと思っているタイルに似たものを使った建築を拝見しに。
現地でクライアントとも落ち合い、確認。
その後クライアントの車で移動しながら、打合せ。
赤坂見附のスターバックスでさらに打合せをして、17:00終了し事務所に戻る。
移動中に読み進めている、「かもめ・ワーニャ伯父さん」チェーホフ作 神西清訳(新潮文庫http://www.shinchosha.co.jp/book/206502/)。
「かもめ」は読了して、「ワーニャ伯父さん」へ移ったが、「かもめ」の中の美しい表現を書き記しておく。
「なんという感情だったでしょう 優しい、すっきりした花のような感情。」(p122ニーナの台詞)
○ 2010/11/10
昨日は風が強かったので、枯れ葉が飛び散っている。
私道を掃いて、7:30過ぎ事務所。
ここ二三日のメールのやり取りで、20日にやることになった、荻窪中学のプチ同窓会の連絡。
KNH-2の資料探し。
ラジオで、しばた はつみさんの「マイ・ラグジュアリー・ナイト」(http://www.youtube.com/watch?v=Di2GI7CNjU0&feature=related)がリクエストで流れ、今年3月に57歳で亡くなっていたことを知る。
しばた はつみさんとこの曲、何故だか良く覚えている。
ご冥福を祈ります。
スタッフが置いていったHORの展開図をチェック。
KNH-2の矩形図をチェックして、スタッフと打合せをして、14:00前に事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から、空間造形4の授業。
うちのスタジオはなんと7人中3人しか来ていない。
敷地模型は工夫がある模型が出来ていたが、その工夫がうまく活かされていなかったので、修正の指示。
3人の案をそれぞれ聞くが、皆、アイデアどまりになっている。
敷地となっているハモニカ横丁の存在感にまだ押されているいる様子。
具体的な場所を選んで、アイデアを展開してみるように話す。
17:00終了。
アシスタントの渡邊君と学校を出て、一緒に吉祥寺まで。
今晩のF/Tテアトロテーク「アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険」(
http://www.festival-tokyo.jp/program/theatro/)まで間が空いてしまったので、吉祥寺に新しく出来たジュンク堂に行ってみる。
晶文社のフェアをやっていて、植草さんのピンバッジがあったので入手。
時間の余裕があると思い、そんなことをしていたら、18:30を過ぎてしまう。
しかしまだ大丈夫と、駅に向かい、中央線に乗ったら、高円寺で他の電車の車両点検で、止まってしまう。
すぐに総武線に乗り換え、急いで乗り継ぎ、池袋に着いたのが19:15。
急ぎ足で、あうるすぽっとに着いたのが、19:25。
中央線から総武線への乗り換えの判断を、一本間違っていたら間に合わなかった。いやはや。
75分の映像のあと、「途中でも時間で切りますから」(分かる人には意味が分かると思いますが、ともかくエネルギッシュで話しが長いので)という進行の紹介で、佐伯隆幸さん登壇。
映像はムヌーシュキンと劇団の半世紀を集約したもので、感動的で、亡くなったピナ・バウシュとブッパタール舞踏団を思い出した。
が、佐伯さんのストレートな(ある意味毒舌)、客席を挑発するような話しは、伝説的な革命劇「1789」の時代からすっと見て来ている人にしか分からないエピソードが散りばめられ、映像に被さっていたアウラを洗い流すような話しで、とても相対的な状態に戻ることが出来、良いトークだった。
時間も30弱で無事終了。
理想を追うことと現実を認識すること、を改めて考えさせられる晩だった。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、11月17日(水)に園田競馬場で行われる、千種川(ちくさがわ)特別・ダート1870mに登録を申し込み選抜されました。このレースに出走する予定です。
○ 2010/11/11
8:00前に事務所。
秋晴れが続く。
荻中のプチ同窓会の連絡。
スタッフが置いて行ったKNH-2の資料確認。
10:00スタッフと、HORとKNH-2の打合せ。
机まわりを整理しながら、スケッチを続ける。
現在行なわれている写真展を確認。
ちょうど、東京都写真美術館で「写真新世紀東京展2010」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-330.html)が開催中なので、武蔵野大学のスタジオの学生にメール連絡。
合わせて、東京国立近代美術館の「鈴木清写真展 百の階梯、千の来歴」(http://www.momat.go.jp/Honkan/suzuki_kiyoshi/index.html)についても。
「かもめ・ワーニャ伯父さん」チェーホフ作 神西清訳(新潮文庫http://www.shinchosha.co.jp/book/206502/)読了。
「ワーニャ伯父さん」も染みた。
ラストのソーニャの台詞は、「かもめ」のニーナの言葉と同様、絶望し、それを乗り越え、生きていくことへの肯定を新たにする。
自分の場合、やはり歳をとったことが、チェーホフの戯曲が染みてくるようになった最大のわけであることに間違いなさそうだ。
だったら歳をとるのもまんざらではないな。
発表順から、「桜の園」「三人姉妹」へと続く。
とても楽しみだが、明日の会のために、ここで「ジョン シルバー 続」唐十郎・作を挿む。
マイネマオ、14日京都9R黄菊賞出走確定。
○ 2010/11/12
弁当を詰め、8:00前に事務所。
今朝もよい天気。
連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った、KNH-2とHORの図面をチェック。
10:00、KNH-2とHORのスタッフ打合せ。
スケッチや机まわりの整理。
「ジョン シルバー 続」唐十郎・作を読了。
この中に出てくる、銀ヤンマの眼のモチーフは、「下谷万年町物語」にも出て来たような。
唐ワールドでは、同じモチーフが何度も繰り返されるので、芝居どうしが溶融し始める。
そこも魅力だ。
夕方清掃をして、スタッフたちは、浅草の唐ゼミ☆「下谷万年町物語」を観に出かけた。
夜テレビでやっていた、「この日本人がスゴイらしい」の「『日本建築』がわかる」は、高松伸さんがナビゲーターで出て来たので、なかなか興味深い内容になっていた。
投入れ堂や白井晟一が取り上げられていた。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、京都競馬場からトレセンへ。歩様と馬体のチェックが行われ、特に異状がなく、9日(火)から馬場入りしています。けさはハロン17秒前後のキャンターで坂路を1本駆け上がった後、ニューポリトラックを1周しました。なお、次走については検討中。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、14日(日)、京都9Rの黄菊賞・芝1800に幸騎手で出走します。この中間も角馬場でダクを踏んでから坂路1本を駆け上がるメニュー。かたくなに拒むことから、危険と判断してプール調整は見合わせています。今週の追い切りは55.4秒。派手に動くタイプではありませんが、しっかりした踏み込みには好感が持てます。けさの計量では1週前と同じ482キロの馬体重でした。このメンバーを相手に上位争いできるなら今後が楽しみです。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路と北馬場のダートコースを中心に乗り込まれています。1度レースを叩いた効果があるようで、馬がピリッとしてきました。前走の疲れを引きずるようなこともないので、週末に追い切って、17日(水)に園田で行われる交流競走・千種川特別・ダート1870mに地元リーディングの木村健騎手で出走します。調教助手は「レースを使って逆に歩様が良くなったし、ダクでもシャキッとした感じになった。強行軍だが今度はもっと頑張ってくれるのでは」と話していました。
○ 2010/11/13
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面をチェック。
昨晩、大和町で描いたHORのスケッチを検証し、スケッチを進める。
14:30前、事務所を出て早稲田大学へ。
キャンパスの銀杏がきれいだ。
15:00から、演劇博物館の事務所で、来年の1月11日から始まる「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)のミーティング。
写真家の西村さんが1969年前後に撮影した、状況劇場の写真の中から、「ジョン シルバー 続」を、芝居の流れの順に構成し、再現する展示の写真選び。
西村さんと演劇博物館の梅山さんと、大きな机の上に写真を並べ、戯曲に沿ってシーンごとにピックアップし、図録用の一枚を選んで行く。
主な12シーンに一枚ずつ選定し、並べて見て行くと芝居が浮かび上がって来た。
スチールでもある程度芝居を再現出来ることが分かり、面白い体験だった。
16:30終了し、しばらくいろいろな話しをして、17:00早稲田を出て、バスで新宿へ。
久しぶりにタワーレコード等で時間をつぶし、19:00歌舞伎町の大久保病院の斜向かいのビルへ。
馬主会の桐山と落合う。
シアター・カンパニー・アリカ「house=woman 家=女」(http://aricatheatercompany.com/japanese/news/2010/09/housewoman.html)。
この公演の主演の安藤朋子さんと桐山が、高校の同級生。
入場を待つ列に並んでいると、幾人かの知った顔が。
それも芝居関連ではなく、建築関連の。
少し押して、19:40開演、1時間10分強で、21:00前終演。
その場所で乾杯があり、知り合いの方々と少し話しをして、桐山も安藤さんに挨拶をして、21:30過ぎ、一緒に会場を出て、近くの居酒屋で一杯。
23:30お開き。
○ 2010/11/14
9:00過ぎに起き出して、テーブルまわりの本等を片付けたりして、12:30前大和町を出て、東京駅から歩いて、日銀本店脇の常盤橋防災船着場へ。
友人の鳥越けい子さん等が企画した、「名橋たちの音を聴く」(http://toshigakushi.com/)に参加。
13:30、40人程を乗せた船(というのか)が、船着場を離れ、川面をゆっくり進みながら、都市の中の音について鳥越さんの話しを聞いたり、声楽家の辻さんが唱う歌を聴いたりする。
上にある首都高の音や、休日なので岸で路上ライブしてるジャズの音、橋の下でひびく唄、等を堪能する。
橋の上から、何をしているのかと、われわれの乗った船を覗き込む人たちも。
14:30元の船着場に戻り、あっという間の一時間だった。
とても貴重な体験をした。
鳥越さんと企画した鷲野さんに、まだ今日3回のクルーズがあるので、風邪を引かないようにとお礼をして、地下鉄の大手町の駅に向かう。
竹橋で降りて、国立近代美術館へ。
「鈴木清写真展 百の階梯、千の来歴」(http://www.momat.go.jp/Honkan/suzuki_kiyoshi/index.html)。
こじんまりとした展覧会だが、充実している。
鈴木清さんがこだわった写真集も手に取って見ることが出来、鈴木さんが本に込めたアウラを感じ取れるようだ。
複製芸術のアウラ。
ゆっくり全体を見て、ミュージアムショップで図録(これもまたこっている)を入手して、帰路に着く。
高円寺で買い物をして、17:00過ぎ大和町に戻る。
JRAのホームページで、マイネマオ出走の京都9R黄菊賞を確認。
9着。うーん。
映像を見ると、スタートよく飛ばす1番手を追ってちょっと離れた2番手を進むも、4コーナーを回ったら後続の馬に次々かわされて行く。
レース運びが違うのでは。うーん。
マイネマオは、14日(日)、京都9R黄菊賞に出走し、9着でした。
From RaceCourseのコメント
幸騎手「下が緩かったので、馬場の悪いところではのめっていた。逃げ馬を早めに捕らえに行ったのでラストは止まってしまった。パンパンの良馬場ならもっとやれると思う」
○ 2010/11/15
弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
今週は12月並の気温で、寒くなるそうだ。
連絡事項いくつか。
10:00スタッフにHORのスケッチを説明し、図面化を指示。
13:00前に事務所を出て、今年5月に竣工したEMHへ。
地下の稽古場の追加工事に着いて簡単な打合せ。
14:30前終了、近くの古書店を二軒回って事務所に戻る。
雨がポツリポツリと降り始める。
演劇博物館の「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の、梁山泊のテントの外観写真のデータを読み込んで、梅山さんに参考として送付。
日報を書いてアップ。
○ 2010/11/16
8:00前に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の打合せ資料を確認。
9:30、スタッフとKNH-2の打合せ。
10:30、構造事務所が来所。
実施設計へ向けての打ち合わせを行ない、12:00過ぎ終了。
13:00、HORのスタッフ打合せ。
雑務で外に出たり、細かい確認事項を何度となくスタッフとやり取り。
HORのスケッチ。
○ 2010/11/17
7:30前に事務所。
昨日から寒くなり、今朝は曇り。
HORのスケッチを続け、方向が見えて来た。
その後、KNH-2のスケッチ。
14:00前に事務所を出て、武蔵野大学へ。
冷たい雨が降っている。
14:40から空間造形4の授業。
今日もスタジオの学生は3人。
ゆっくりエスキスチェックが出来て良いのだが。
学校がせっかく密度の高い少人数制の授業を行える環境を整えてくれているのに、それを充分に活用しないのはもったいない。
出席の3人とはゆっくり話し、17:30終了。
準備室で少し休んで、18:30前学校を出る。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、1戦ごとにピリピリした面が強くなってきています。ここでレース間隔を取ることになり、きょう17日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。入厩の時期は今後の状態を確認した上で改めて佐々木師と相談します。
○ 2010/11/18
8:00前に事務所。
今日は晴れて来るようだ。
演劇博物館の「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)と同時期に、写真家の西村さんが、1969年前後に撮影した状況劇場の写真集を出版予定で、昨日は大事な確認事項があり、気になっていたのだが、メール連絡ではとりあえずうまく行った様子でホッとする。
今後の確認もふくめ、写真展で今日から一週間韓国に行く西村さんに電話連絡。
20日の荻窪中学のプチ同窓会の連絡事項。
10:00、演劇博物館の梅山さんが来所。
展示や図録用に、梁山泊のテントの写真を見てもらい、一応すべてを持って行ってもらう。
10:30過ぎ終了。
13:00前に事務所を出て、KNH-2の現場へ。
今駐車場になっている敷地で、13:30スタッフと落ち合い、車庫出し入れのテスト用のマーキング。
敷地と建物の大きさも一緒に確認用マーキング。
14:00クライアントがみえ、実際の車を使って車庫出し入れのテスト。
とりあえず大丈夫なことが分かり、一安心。
細かい調整が出来たらすることに。
その場で、建物の配置の確認と地下の簡単な説明をして、15:00終了。
駅でスタッフと別れ、新宿で一件用件を済ませ、恵比寿の東京都写真集へ。
「写真新世紀東京展2010」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-330.html)へ。
「吉祥寺ハモニカ横丁写真美術館」と言う課題をやっていながらも、写真についてほとんど知らない、空間造形のスタジオの学生に、無料なので見に行くように、先週メール連絡したので、自分も確認に。
昨日、1人の学生は見に行って、参考になったと話していた。
夕方事務所に戻る。
再び連絡事項いくつか。
HORのスタッフの作業進捗の確認。
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、17日(水)、園田10R千種川特別に出走し、5着でした。
インターネットの園田競馬場のVTRを見ると、スタート後、ゆったりと後方を進み、後半かなり急にピッチを上げ、先頭集団に並び、3・4コーナー中間では先頭に立つも、直線で失速、4頭に抜かれ5着。
スパートが急で早すぎないか、と思う。
○ 2010/11/19
中杉通りの落葉も最盛期。
大和町のジャスミンの落ち葉を掃き集め、弁当を詰めて、8:00に事務所。
展示と写真集についてのメール連絡があり、ちょっと検討が必要なことが持ち上がる。
メールにて連絡返信。
スタッフが置いて行ったHORとKNH-2の図面をチェック。
10:00スタッフに、HORとKNH-2の指示。
大和町のガラスをペアガラスに変えようと、先日松岡君とガラス屋さんに見てもらい、見積が出て来た。
日だまり感は残したまま、窓からの冷気をなるべく防ぐようにするためのガラス仕様をメーカーに問い合せ。
Low-eが室内側にあるペアガラスであれば、日だまり感を阻害せずに、断熱性能を高めることが出来ることを知る。
いやいや、まだ知らないことが沢山あるな、と反省。
今事務所の入っているマンションは改修工事中。
窓の外に足場が建ちグリーンのシートが張られている。
その向こうに見える今日の雲は面白い形をしていた。
13:00、近くの杉並区役所に仕事で来た、荻窪中学の同級生が帰り道に立ち寄ってくれた。
明日の会のことを話したが、残念ながら仕事とのこと。
両親の話し等、諸々話す。
武蔵野大学の空間造形4のスタジオの学生から、メールで案の相談が来る。
今出来るアドバイスをして、せっかく顔を合わせて話しをする時間があるのだから、来週は具体的な案を持って来るように、ちょっと小言返信。
KNH-2のスケッチ。
16:30前事務所を出て、座・高円寺へ。
燐光群「3分間の女の一生」作・演出 坂手洋二(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/)。
19:05開演、休憩なしで21:15終演。
公演後30分程、坂手さんと別役実さんとトークが30分程ある。
「屋根裏」(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/yaneura2005.html)のように、短いシーンが続く芝居。
タイトルとおり、そのシーンは3分間に限りなく近づけようとしている、とのこと。
3分と言う時間は、言われてみれば、日常の中に沢山ある時間単位だ。
カップヌードル、ウルトラマン、10円でかけられる公衆電話の時間、諸々。
別役さんも言っていたが、脈絡のない3分間のシーンの積み重なりは新鮮だったが、後半、それらが物語としてつながり始めると、その新鮮さが薄れてしまったことが残念だった。
とは言っても、良く出来た芝居で飽きさせない2時間だった。
物語は、ちょっと「1Q84」を彷彿とさせる話し。
22:00前劇場を出る。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。京都競馬場からの帰厩後も順調です。厩舎周りでの曳き運動と騎乗運動を経て、きょう金曜日から坂路入りを再開しました。ハロン16秒ペースで元気良く駆け上がっています。次走は中1週で京都の白菊賞・牝馬限定・芝1600mに向かう予定。デビュー戦、2戦目と手綱を取った和田騎手に騎乗を依頼しています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、交流戦の千種川特別の2時間後に園田競馬場を出発。翌日の深夜2時、美浦トレセンに戻りました。レースと輸送の疲れを癒すため、現在は厩舎周りを中心とした運動だけに控えています。21日(日)からハッキングを開始する予定。なお、次走については未定です。
○ 2010/11/20
9:00前事務所。
スタッフが置いて行ったHORの模型確認。
西村さんの写真集について、三根さんに連絡。
10:00、ガラス業者さんが来て、大和町のガラス交換の仕様について確認。
HORのスケッチ等。
13:00、三根さんが来所。
西村さんの写真集の進捗について話しをする。
連絡事項等を確認して、15:00前終了。
一緒に街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)に向かう。
現在、佐藤さんと松谷さんの女性二人が運営しているが、その期限1年も来年の一月まで、とのこと。
りぼんになってもすぐ一年か。
早いな、時間の経つのは。
2月の休みの間に、改装したいとのことで、構造的に問題なさそうかの相談を受ける。
特に問題なさそうな部分で、そうすればずいぶん印象が変わるだろうから、ちょっとしたアドバイスを。
16:00に事務所に戻り、16:30前事務所を出て西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の入院している病院へ。
先日は、プリンを三分の一食べたそうだ。
8月末に入院して、あのころは食事を口運べば、調子が良ければけっこう食べていたが。
今日は、いびきをかいて寝ていたので、しばらく様子を見て自転車で実家に戻る。
父と一杯やりながら、このところの母の病状、父の様子を聞いて、17:40実家を出る。
18:00前、西荻窪駅近くの居酒屋へ。
荻窪中学のプチ同窓会。
昨年脳内出血で倒れたが、奇跡的に後遺症ののこらなかった同級生の回復祝を、一年以上前から同級生が集って作ったフットサルチームが、今日荻窪中学の校庭で練習試合だったので、その打ち上げをやるのに便乗。
15人が集って、楽しい飲み食い。
ところがこの会が、フットサルチームへの勧誘の会も兼ねていて、自分もふくめチームに入っていない何人かが、参加表明したらしいが、会の後半は記憶がない。
オイオイ大丈夫なのか。
ともかく盛り上がり、21:00過ぎにお開き。
名残惜しそうに店の前から駅まで屯していたが、結局何組かに分かれ、帰路に着く。
調子に乗って、大和町でもう一杯。
楽しい会でした。
○ 2010/11/21
来たーっ。
10:00に起き出すも、気分が悪い。
久しぶりの二日酔いだ。
そんなに飲んだようには思ってなかったが。
ちょっと食べて、休み、高円寺に買い物に行くが、気持の悪さが最高潮に。
這々の体で大和町に戻り、横になる。
まあ良い休息か。
15:00くらいにはどうにか復帰して、夕方再び買い物に出て、バリカンをあてる。
いやはや。
○ 2010/11/22
7:45、事務所。
曇り。
メール連絡を済ませ、HORの仕様記入作業。
10:00スタッフにHORとKNH-2の簡単な指示。
引き続き、HORの図面まとめ作業。
日報を書いてアップ。
16:00過ぎ、中学の同級生の松岡君(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)が来所。
HORの図面を説明し、見積をスタートしてもらう。
17:00、終了。
引き続き、HORのスタッフ打合せ。
雑務等。
○ 2010/11/23
大和町で雑務。
9:30過ぎに大和町を出て、西荻窪からバスに乗って善福寺公園へ向かう。
霧雨が降っているが、それ程寒くはない。
10:15、善福寺公園着。
「トロールの森2010」(http://www.artinparks.net/trolls/)。
今年で9回目とのこと。始めて参加。
「SCAPE WORKS百軒店2010」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)の青山学院大学の鳥越ラボの学生たちや、「名橋たちの音を聴く」(http://toshigakushi.com/)の企画者の鷲野さんもいたので、少し話す。
10:30過ぎ、鳥越さんがナビゲーターの、池の畔の遊歩音楽会「音のすむ森に捧ぐ!」。
善福寺公園の上の池を、辻楽師に連れられ歩きながら、善福寺池にまつわる話しや音について鳥越さんが話す。
時々強く吹く風で、銀杏の下では落ちてくる銀杏に襲撃されたり、途中から晴れて来て、最後には、池の半分は晴れているが、半分は雨が降っている、というモーゼの十戒のような天気になったり。
11:30過ぎ、終了。
引き続き、12:00から、「踊れ『かっぽれ』」。
知り合いも参加しているグループが、かっぽれを披露。
13:00からは、善福寺周辺のミニFM・ラジオぱちぱちによる、ライブ紙芝居「黄金バット 決闘!善福寺池〜人間と河童とゾウをめぐる冒険〜」。
ラジオぱちぱちは今回の「トロールの森2010」で中心的な働きをしてるグループで、こちらも今年で9年目とのこと。
このライブ紙芝居は面白かった。
素人芸の極地。
屋外の舞台と言うこともあり、その次のプロの芝居に勝るとも劣らず。
素人の恐さ、ここに極まりで、これが劇場空間ではまずこういうことはあり得ないが、屋外やテントではこのようなことがあり、それが魅力だ、と言うことを改めて感じた。
14:00から、コトバとオトで遊ぼう!「宮沢賢治〜上ノ池ニ居リマス」。
引き続き、シンポジウムで16:00過ぎ終了。
昨今の大規模な芸術祭に対して、地元密着型(と言っても地元密着については難しい部分もあるが)のこの会が継続することに依って、少しずつ変化が見えて来ることや、今回のような展示主体ではなく、イベント主体の企画ににより、より公園を日々利用している人たちの関係が持てるのではないか、と言うような話しが出て、興味深かった。
そして、いろんな人とつながりも出来た。
鳥越さんやラジオぱちぱちの方に挨拶をして、帰りは久しぶりに下の池(ここで子供の頃、よくクチボソやうまく行けばタナゴをとって遊んだ)を通り、歩いて西荻窪の実家へ。
17:00過ぎ、病院に行っていた妹とチェ・ミキと落合い、父と駅近くの居酒屋へ。
偶然その居酒屋で「かっぽれ」のグループが打ち上げをやっていた。
19:00過ぎにお開き。
実家まで父を送り、帰路に着く。
○ 2010/11/24
7:45事務所。
スタッフが置いて行った、HORの模型やKNH-2の図面をチェック。
メール連絡事項や日報のアップで午前中が過ぎて行く。
13:30、事務所を出て銀行などに寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
第2課題は第1課題に比べ、ロングスパンの課題だが、もう今週を入れて4回しかエスキスチェックの時間が無い。
あっという間に過ぎて行ってしまう。
今日は5人が出て来たが、全ての学生が、具体的な場所でのスケッチが進んでいない。
後半に入るので、コンセプトレベルから具体的な設計に入るように発破をかける。
そこまで進んで始めて、問題点等がはっきりして来て、案のリアリティが高まって行くことを、何度も話す。
しかし、全員で作った敷地模型はよく使われており、これはこの学年が初めてで、なかなか良い。
18:00過ぎ、終了。
アシスタントの渡邊君と学校を出て、吉祥寺まで一緒に帰る。
吉祥寺のパルコで、維新派(http://www.ishinha.com/index.php)のチケットを購入。
一度は観ておこうと思って。
パルコと言えば、今オンエアー中のパルコのコマーシャルに唐さんが出ている。
やはり存在感ある。
出会ったら注目下さい。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。到着翌日の木曜日だけウォーキングマシンによる運動で楽をさせて、金曜日から調教を開始。新しい坂路でキャンター600m2〜3本の運動をしています。初めての環境で多少ピリピリとしているものの、いまのところ手を煩わすほどではありません。2歳馬らしい緩さがあり、しっかり乗り進めていきます。馬体重は前走時と同じ448キロでした。
○ 2010/11/25
7:30に事務所。
今日もいろいろな連絡事項で時間が寸断され、あっという間に一日が終わってしまう。
しかし、必要な連絡だから仕方ない。
13:30前、西村さんとグラフィカ(http://www.graficamag.com/)の伊藤さんが来所。
写真集について。
色々入り乱れてスケッチ。
杉の森の花器を考える。
スタッフと花器、HORの打合せ。
○ 2010/11/26
弁当を詰め、8:00に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の納まり図確認。
9:30前、スタッフとHORの打合せ。
10:00、設備事務所とPSの担当者が来所。
KNH-2の打合せ。
11:30前終了。
引き続きスタッフとKNH-2の打合せ。
その最中にもいくつかの連絡事項が入る。
ずっと迷っていた、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)、尊敬する吉阪先生の賞なので、ダメ元で応募しようと、資料探しを始める。
KNH-2のスケッチ。
事務所の清掃をして、18:00前に事務所を出て、下北沢のザ・スズナリへ。
アトリエ・ダンカン・プロデュース「アジアン スイーツ」作・演出 鄭義信(http://www.duncan.co.jp/web/stage/asian/)。
押して19:10開演。休憩無しの1時間50分の5幕。
出演者に依るのか、ザ・スズナリにしては熟年女性密度が高い。
チェーホフの4大芝居を今読んでいるので、そこに触れる部分があり、良かった。
金久美子さんの最後の芝居として書かれていて、渾身の一作だ。
先日の、「新宿八犬伝」の深浦さんに書かれた芝居を見ていたときと同じような、切ない気持になる。
出入り口にいた、鄭義信さんに一言挨拶をして、帰路に着く。
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。屋根の工事に伴い、トラックを主体としたメニューへ。馬場で左右に3周ずつキャンターで乗った後、坂路に入れて800m地点まで流しています。最近は稽古にも慣れて、以前ほどの気難しさを見せなくなりました。多少むきになって走るところはあるものの許容範囲内。同じ時期の兄Mギブソンより落ち着いています。乗り心地も良く、両親から優れた運動神経を受け継いでおり、このまま順調に成長して欲しいもの。馬体重は435キロでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、28日(日)、京都9Rの白菊賞・芝1600mに和田騎手で出走します。今週の坂路はたいへん力の要る馬場状態。古馬の一番時計でさえも51.5秒でした。その中、この馬は54秒台の追い切り。中1週のレース間隔を考えても少し強い内容となっていますが、宮本師は「無理していないから大丈夫。順調ですよ」と話していました。今度は良馬場で迎えられそう。ファンタジーS組の3頭との力関係にも注目しています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。前走後も目立った疲れは感じられません。レース後、しばらくは角馬場中心の軽めのメニューにとどめ、25日(木)から馬場に出てのキャンター調整を始めています。今週末か来週からペースアップを開始する予定。次走は小倉1週目か2週目のダート2400mが有力です。
○ 2010/11/27
8:30事務所。
よい天気だ。
昨晩の芝居の舞台美術の記録スケッチ。
大和町から探し出して来た、「夜を賭けて」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yorukake/yoruwokakete.html)と、昨日出して来た資料を選別。
いくつかの雑誌に書いた文章やインタビューを読み返し、応募の文章を書く。
締め切りは30日。月曜日は1級建築士の定期講習会に申し込んであるので、ぎりぎりの選択。
○ 2010/11/28
7:30過ぎに起床。
8:35「ようこそ先輩 課外授業」。
昨日書いた、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)応募の説明文を何度も推敲。
10:00過ぎに事務所に来て、雑務行ない、新宿の場外馬券売り場へ。
京都9Rのマイネマオの馬券を買って、いくつか買い物をして、大和町に戻る。
引き続き文章の推敲。
14:00過ぎ、高円寺に買い物。
京都9Rの発送時間を勘違いしていて、ラジオを聞き忘れる。
ジャパンカップ、ブエナビスタ+スミヨン、まさかの降着か。
審議はテレビ中継の時間切れで判らず。(あとで降着と判明。あらあら。)
KNH-2のスケッチ。
夜、日曜美術館「私は虫である 画家・熊田千佳慕(ちかぼ)の世界」(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1121/index.html)を見る。
その生活ぶりにおどろく。このような暮しを今でも出来る人がいるのだな、と自分の生活を顧みて、瞬時、反省。
情けないことに、長くは続かないのだ。
○ 2010/11/29
7:30に事務所。
今日は一日、憂鬱な一級建築士の定期講習会。
9:00前事務所を出て、大久保の東京土建ATEC(http://www.doken-atec.jp/teiki.html#teiki_a)へ。
9:30から16:00過ぎまで講習の後、考査があり17:30終了。
すごい脱力感。
構造偽装事件後の改正でこの講習が義務付けられた。
たしかに年々変わる情報を知ることは出来るのだが、講師の方が読み上げる重要部分(ここが考査に出る確率が高い)を、4講義合計5時間聞き続け、きちんと聞いていたかを確認するような、引っかけ問題がいくつか混じる考査を、3年ごとに一日かけて受ける意味はどこにあるのか、判然としないことも確かだ。
しかも、東京土建ATECは受験料1万円だが、他は1万2千円から1万5千円。1.5倍の差がある。
事務所に戻り、杉を使った花器のスタッフ打合せ。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、28日(日)、京都9R白菊賞に出走し、8着でした。
From RaceCourseのコメント
和田騎手「うまく流れに乗れて直線に入ったときは手応えもあった。この馬なりに伸びていると思う。外の方が伸びる馬場だから内では苦しかったし、速い時計の決着は向いていないかもしれない。状態も決して悪くないと思う」
○ 2010/11/30
7:30に事務所。
午前中に、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)の応募資料「『夜を賭けて』(2002年公開映画 オープンセット」をまとめる。
ここ何日か、活動歴等を作成していて、この応募が、事務所開設以来の演劇関係のまとめになっていることに気付く。
来年の1月11日からは、協力している演劇博物館「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)も始まる。
今年、事務所開設20周年であり、その記念になることに気付き、感慨深い。
よい記念応募になった。
途中、杉に依る花器のスタッフ打合せ。
14:00、郵便局で応募資料の投函。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
17:00事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
17:30着。すでに西村さんとグラフィカの伊藤さんはみえている。
西村さんの写真集のために、金さんにインタビューを行なうのだが、「第1回 在日コリア文化フェスティバル2010」(http://zainitikorea.blog52.fc2.com/ http://www.jkcf.or.jp/calendar/modules/piCal1/?event_id=0000020488)の稽古をしてるようで、稽古場は慌ただしい。
梁 石日さんもみえており、久しぶりに挨拶をする。
18:00過、稽古が一段落したので、西村さんと伊藤さんによる、金さんのインタビュー、18:30過ぎ終了。
西村さんと伊藤さんは帰っていったが、19:00からの「第1回 在日コリア文化フェスティバル2010」のリハーサルを観て、思いついたことを話して、21:30前稽古場を出る。
リハーサルで、本番で朴保さんが唱う「夜を賭けて」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yorukake/yoruwokakete.html)の懐かしいテーマ曲が録音で流れ、また本当に久しぶりに原作者の梁 石日さんにお目にかかれ、今日の応募とのあまりのシンクロにビックリする。
○ 2010/12/1
7:30に事務所。
連絡事項いくつか。
「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)の資料確認。
KNH-2の地下模型写真を撮って検討。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
阿佐ヶ谷駅に向かう途中、中杉通りに駐車してあるミキサー車に眼がいく。
コンクリートミキサー車にしてはこぎれいで、「River Star」と言うマークが。
思わず写真を撮って、前に回ると、運転手は若い女性。
今まで現場で、コンクリートミキサー車の若い女性運転手は見かけたことがあったので、別に不思議には思わなかったが、その先にさらに3・4台止まっていて、その全てが若い女性運転手だった。
学校について、準備室で先生方に画像を見せ、その話しをする。
何かの撮影じゃないか、とか、コンクリートではないのでは、との意見も出る。
あとでネットで調べてみたら、「リバースター」という、やはり、コンクリート工場だった。
14:40から空間造形4の授業。
スタジオは風邪ひきと就職活動で休みの学生がいて、3人。
そのうち1人は、ほとんど何も出来ていない。
二人の学生のエスキスチェックを時間をかけて行う。
二人とも、まだまだ巨視的な視点からエスキスをしているので、図面を1:50に直して来るように指示。
パソコン室でスケールを直して来た図面に、アシスタントの渡邊君と手分けして、1対1でスケッチの方法をアドバイス。
17:30前に終了し、学校を出る。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m2〜3本の運動をしています。身体を緩めるわけにはいかず、すでに3本の追い切りを消化。速い動きに欠ける反面、渋太く脚を使います。馬体重は1週前から1キロ減の447キロでした。あす2日(木)に入厩します。なお、厩舎との意見の相違により、美浦の畠山重則厩舎へ転厩することになりました。中山のレースを使っていくことで打ち合わせています。
○ 2010/12/2
弁当を詰め、7:45事務所。
メール連絡事項いくつか。
一昨日、近くの書店で、「作家の家」コロナブックス156(平凡社http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/viewer.cgi?page=browse&code=634054)を手に取って見ていたら、最後にそれらの家の実測図が掲載されていた。
その実測図の作者名が、「鈴木基紀」とあった。
事務所設立当初、多摩川園で事務所をシェアーしていた、大学の同級生だ。
早速、発見のメールを送ったら、返信が来た。
同じく平凡社の「茨木のり子の家」(http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/viewer.cgi?page=browse&code=834080)
という本にも実測図を掲載しているとのこと。
面白い活動しているな。
写真主体の本だが、実測図があると無しではずいぶん情報量が違う。
彼の実測図で、かなり魅力的な本にグレードアップしているので、皆さん手に取ってみて下さい。
KNH-2のスタッフが置いていった図面やスケッチを見て、考える。
HORの構造検討スケッチ。
13:30、松岡君が来所。
HORのまとめつつある見積打合せ。
色々話し、14:30終了。
杉の花器やKNH-2について、スタッフの机で打合せやスケッチを繰り返す。
○ 2010/12/3
激しい雨の音で眼が覚める。
雨が行き過ぎるのを待とうと、少しゆっくり7:00に起きる。
それでも雨は時々激しくなる。
しかし、合羽を着て大和町を出る頃、にわかに雨は通り過ぎ、西のほうは雲が切れて来た。
早稲田通りの交差点は、枯れ葉が詰まって排水出来ないのか、冠水し大きな水たまり状態になっている。
合羽を着たまま、8:00過ぎ事務所。
西村さんの写真集のために、グラフィカの伊藤さんに「唐組・状況劇場全記録」の上演記録を読み込み送付。
KNH-2のスケッチ。
今までの資料を見返していて、改めて検討を加えるべきことに気付く。
スタッフが置いていった杉の花器の図面を確認し、文章を推敲。
10:00スタッフと杉の花器打合せ。
11:30過ぎ、KNH-2のスタッフ打合せ。
13:30、武蔵野大学の空間造形4のスタジオの学生が一人来所。
水曜日は就職活動で欠席だったので、エスキスチェックを行なう。
水曜日の授業に来た学生たちと同じで、巨視的な視点でエスキスを進めているので、うまく行ってない。
その点を細かく説明し、エスキスの方向をアドバイスする。
14:30、終了。
銀行や買い物に出たら、外は暖かく、風が強く、中杉通りの枯れ葉が舞っている。
途中、二人も近隣の知人に出会う。
15:30過ぎ、杉の花器の図面をまとめ、コンペ事務所へ送信。
HORの昨日出て来た見積のチェックや、KNH-2のスケッチ。
17:30過ぎ事務所を出て、写真家の西村さんが参加出展している、近くの韓国文化院の「東京・大田 日韓国際美術祭 - 動く城 -」展( http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?page=1&number=1351&keyfield=&key=)へ。
その後、すぐ近くの新宿四谷区民ホールへ。
「第1回 在日コリア文化フェスティバル2010」(http://zainitikorea.blog52.fc2.com/ http://www.jkcf.or.jp/calendar/modules/piCal1/?event_id=0000020488)。
18:30定刻開演。
休憩無しで2時間半、たっぷり歌、舞踊、伽倻琴、サムヌノリなどを、途中を梁山泊のコロスで繋ぎながら。
500人くらいのお客さんで、ほぼ満員の盛況。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、2日(木)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の畠山厩舎へ移動しました。きょう金曜日からダート外回りのDコースでキャンターを乗り込まれています。体調面に不安がないことから、週末と来週の追い切り次第ではさっそく来週の中山で出走させたいと考えています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、京都競馬場から無事に帰厩しました。体調や四肢に異状はなく、火曜日から曳き運動を行っています。和田騎手が「この馬なりに伸びている」とコメントしていたのは、3ハロン34.8秒の脚でじりじりと伸びていたからでしょう。上位の馬が33秒台を使っているように、決め手勝負では分が悪い印象です。宮本師に次走の相談をしたところ、ダートを試してみることになりました。短期放牧を挟み、1月のレースを目標にします。きょう3日(金)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。遠征が続いている中、タイトなレース間隔で小倉開幕週へ向かうにはリスクが大きいと判断し、11日(土)のダート2400mを目指すことになりました。先週の後半は通常メニューに終始。今週の半ばから追い切りを再開しています。週末にしっかり追い切って、7日(火)にトレセンを出発する予定。中野師は「状態は平行線。前走後からトモのクモズレを少し気にする仕草を見せるが、調教には影響しない程度。まずまず順調ですよ」とコメントしていました。
○ 2010/12/4
昨日の雨と風で道路は枯れ葉で一杯。
私道もたくさんの葉が。
気持よいくらい掃き集められる。
9:00に事務所。
よい天気だ。
昨晩、「桜の園・三人姉妹」チェホフ・作 神西清・訳(新潮文庫http://www.shinchosha.co.jp/book/206501/)を読了。
チェーホフの4大戯曲を読み終わったので、ネットで調べて、まず「チェーホフの戦争」宮沢章夫著(ちくま文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480426222/)を引き続き読むことにして、阿佐ヶ谷の書店で入手。
その後「チェーホフ」浦雅春著(岩波新書http://www.amazon.co.jp/チェーホフ-岩波新書-浦-雅春/dp/4004309263)を読むことにする。
そうだ、しばらく前に寝る前に読んでいた「したくないことはしないー植草甚一の青春ー」津野海太郎著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/318531/)もメモしておこう。
HORの松岡工房からのメール確認と連絡。
頑張ってもらっている。
スタッフが置いていたKNH-2の模型の写真を撮り、じっと考える。
15:00、前事務所を出て、新宿の喫茶店へ。
15:30、写真家の西村さんと三根さんと落ち合い、15:40から大久保鷹さんに、「ジョン シルバー(続)」の一部の写真コピーを観てもらいながら話しをして、短い原稿を書いてもらうことに。
16:45、鷹さんと一緒に喫茶店を出て、駅で別れ、与野本町の彩の国さいたま芸術劇場へ。
18:05、維新派「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」(http://www.ishinha.com/ja/2010index.html)開演。
休憩無しで19:55終演。
その後、20:15分から、申し込んであったバックステージ・ツアー。
大仕掛けの維新派のセットを、30人程の参加者が、制作の方と演出助手の方の案内で、袖から裏・主舞台まで観て歩く。
初めて維新派を見たが、やはり関西方面で屋外で観るべきか。
○ 2010/12/5
8:00過ぎに起き出して、「ようこそ先輩 課外授業」。
このところよく舞台を観に行くので、溜まってしまったチラシを片付ける。
束になってくれるチラシを整理していくのが、これから公演される芝居の情報源としては、一番リアリティがあるというのは、よく観に行っていた30年前と変わらない。
この連鎖が続くと、自然と劇場に行く頻度が高くなることを、改めて実感。
午前中高円寺に、午後鷺ノ宮方面の魚屋に買い物に行く他は、一日大和町。
午後、ラグビー早名戦。
早稲田ファンには再考の試合だった。
チェ・ミキが吉祥寺での用の帰りに、西荻の実家と病院に寄って来てくれた。
○ 2010/12/6
7:30に事務所。
HORやその他連絡事項とKNH-2のスケッチ。
10:00スタッフにHORの簡単な図面修正の指示をして、10:15スタッフと事務所を出て、KNH-2のクライアント宅へ。
11:00から、空調計画やその他設備について打合せ。
13:00終了、事務所に戻る。
昨日今日と昼間は暖かい。
日報を書いてアップ。
引き続きKNH-2のスケッチ。
20:00、HORのHaと松岡工房の松岡君が来所。
見積が予算に対して厳しい状況。
その要因と対策を色々話す。
検討事項をそれぞれ確認し、一週間後再度ミーティングをすることにして、22:00前終了。
○ 2010/12/7
7:30過ぎ事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の模型と図面を確認し、スケッチを行なう。
昨晩のHORの課題をスケッチ。
10:00スタッフとKNH-2のけっこう大きなテーマについてブレスト。
一時間以上ああでもない、こうでもないと模型をいじり回し、ある形で皆の腑に落ち、その線で検討を進めることにする。
模型はボロボロの限界状態だが、やはり模型の情報量は多い。
午後、HORの道路について土木事務所に確認電話。
HORの課題を赤で書き込み作成。
大幅に2階のプランが変わるのだが、これはこれでなかなか良い。
メールで、西村さんの写真集のインタビューや、来年の演劇博物館「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の図録の原稿が届き、気がついたところを修正し、返信。
西村さんの写真集のための文章を一度書き上げる。
明日以降読み直してまとめていこう。
KNH-2のスケッチを続ける。
18:00事務所を出て、表参道へ。
19:00から、ザ・ハウス(http://thehouse.co.jp/)の忘年会。
たくさんの人が集っている。
年に一度この会で顔を合わす方もいて、楽しい会だった。
ザ・ハウスも10年で、創業当初からいらしたスタッフの方が退職するので、最後はその送別イベントになった。
お疲れさまでした。
しばらくゆっくり休んで下さい。
21:00過ぎ終了、帰路に着く。
○ 2010/12/8
7:30に事務所。
雨上がりの道に、落ち葉が張り付いている。
日に日に気温が下がって来ているように感じる。
昨日ブレストし、最後の大きな展開になりそうな方針、昨晩事務所を出る前にスタッフに投げておいて。
あれこれやっている途中で、事務所を出たが、今朝出来上がっている模型を見ると、何段階もレベルアップしている。
いよいよ最終形にたどり着いたように感じた。
模型写真を撮り、プリントしてスケッチ。
途中日報を書いてアップ。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
いよいよ最終型という感覚はスタッフも同じで、この方針で詰めていくことにする。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
エスキスチェックも残すところ、今日を入れてあと2回。
あっという間だ。
4人のエスキスをみる。
具体的になりつつある学生1人、もう少しでそこまで進みそうな学生が1人、まだまだ手を動かす必要がある学生が1人、そしてこれは頑張らねばまずいぞという学生が1人。
後者二人は、アイデアを具体的に展開出来ない。
何故かと言うと、そのアイデアに依って何をしたいのかがきちんと把握出来ていないからだ。
その辺りを一緒に考え、アドバイスする。
もう少しの学生が作って来た模型を、カッターを入れさせ切り刻み、並べ直し、やりたいことを自覚させる。
一番具体的な学生には、もっと深く進むように発破をかける。
18:30終了。
準備室で少し休んで、19:00過ぎ久しぶりに水谷先生と吉祥寺に出る。
いつも行っていたさくら水産吉祥寺店が、あろうことかしばらく前改装してジャズが流れる小じゃれた店に変わってしまった。
吉祥寺店ともうひとつどこかが、そのように変わっただけで、他の店は今まで通りだそうだが、座敷もなくなり居心地が今ひとつになり、さて何処に行こうか、と思案。
南口のある店に行ってみようと、南口に出て、「カッパ」(http://pamoja-earth.air-nifty.com/pamoja/2006/12/post_e473.html)を思いつく。
「カッパ」の建物は、設計事務所に転職して先輩から監理を引き継いだ建築。
それ以前から、「カッパ」のファンは多く、工事が延びてしまった時には、クライアントより前を通るお客さんに怒られたものだ。
もう25年以上経つが、きれいに使って頂いている。
相変わらず満員で、しばらく立って飲んでいたが、席があき座る。
久しぶりだが、やはりここのモツ焼きは美味だ。
早い時間なのでたくさんの種類を頂き、老酒を飲む。
多分22:00前、若主人に皆さんに宜しくと挨拶し、店を出る。
ここでやめれば良いのに、二人でもう一軒と、近くの居酒屋へ。
気がつけば、店の閉店の0:00。
ここでお開き。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。トレセンから到着して2日ばかり楽をさせ、今週から坂路入りを開始しています。体調は良好。脚元に不安もなく、順調に乗り込めています。ただ、あまり落ち着きがなく、馬道ではキョロキョロ物見をしてばかりです。馬体重は前走から5キロ増の479キロでした。
○ 2010/12/9
今週は週初めから夜も色々あり、疲れて来たので少しゆっくり起きる。
昨日は雨で私道にくっついていた落ち葉を掃き集め、9:00に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の模型と図面を確認。
10:30、防音音響会社の方が来所。
図面を見てもらいながら、ヒアリング。
模型をみながら、スタッフとやり取り。
午後、久しぶりに中杉通りの銀星舍に。
チェーホフについての本を探す。
ご主人と話していたら、交代の夫人もみえ、しばらく話しをして、事務所に戻る。
11日の土曜日に、マイネルソラーナが中山2Rに、マイネルチハヤが小倉の8Rに出走確定。
今年最後のレースだろう。
○ 2010/12/10
久しぶりに弁当を詰め、7:30過ぎ事務所。
よい天気だ。
スタッフが置いていったKNH-2の模型をみる。
気がついたことがあったので、写真に撮り、そのプリントの上にスケッチ。
空間造形4のスタジオの1人の学生に、気が付いたことがあったのでメールにてアドバイス。
このところ滞っている新しいホームページ、これではいかん、と年明けには新しいものにすべく、情報の準備を再び始める。
10:00スタッフにKNH-2の気が付いたことの検討を指示。
14:00過ぎ、インテリアのコーディネーターの方が来所。
KNH-2の打合せ。
15:00過ぎ終了。
16:00過ぎ、事務所を出て、清澄白河へ。
タカ・イシイ・ギャラリーの森山大道「津軽」“TSUGARU”(http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2010/daido_tsugaru/)とシュウゴアーツ(http://www.shugoarts.com/jp/exhibitions.html)の丸山直文「透明な足」へ。
同じ建物内の、ギャラリーを回っていたら、あるギャラリーの受付に武蔵野大学の卒業生が。
こちらもビックリしたが向こうもビックリした様子。
しばらく話しをして、ギャラリ−を出て築地へ向かう。
19:00から築地市場そばのお店で、構造事務所の忘年会にスタッフと参加。
一年ぶりに会う方々もあり、いろいろな話しをして、22:00過ぎお開き。
銀座まで歩き、別れて、帰路に着く。
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。トラックコースを6周した後に坂路へ向かい、工事箇所の手前800mの地点まで乗り込んでいます。御しやすい上に、動きもピリッとしている良駒。芝でよりシャープなフットワークを見せるのではないかと期待しています。主任は「ステイゴールド産駒の一部には弱々しいタイプもいるが、この馬はそんなところもない」と重ねて長所を挙げていました。馬体重は440キロ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、11日(土)、中山2R・ダート1800mに出走します。予定どおりに先週末、今週と追い切って、状態が整いました。助手は「チャカチャカしたところはあるが、聞いていたようにブレーキをかけたりするようなことはない。馬の多い時間帯でも大丈夫だった。8日の追い切りは前半はゆっくり入ったものだが、動きは良かった。動く相手だったので遅れたのは心配しなくてもいいと思う」とコメントしていました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、11日(土)、小倉8Rのダート2400mに丹内騎手で出走します。日曜日に終い重点で70−40程度の負荷をかけたのを最後に、火曜日にトレセンを出発。水曜日に無事現地へ到着し、きのう木曜日から角馬場とダートコースで軽いキャンター調整を行っています。中野師は「疲れを残さない程度に追い切って小倉へ。特に強調材料はないが、うまく調子はキープできていると思いますよ」と述べていました。初めての距離で新たな面を見せて欲しいものです。
○ 2010/12/11
最近はちょっと遅くまで飲むと、次の日辛くなる。
9:00過ぎに事務所。
来年の演劇博物館「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)のチラシが届く。
雰囲気のある、らしいチラシだ。
メールチェック等を行ない、10:00前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山2Rのマイネルソラーナと小倉8Rのマイネルチハヤの馬券を買って、発送を待つ。
10:20、中山2R発送。
良いスタートを切り、3番手でレースが進む。
4コーナーを回って、直線に向いたところで先頭に立つも、ゴール手前で後ろからの馬に交わされ、3着。
しかし、差はなく、先頭に立ったときは勝てるか、と思ったが。
これまで2レースが競馬になっていなかったので、良かった。
厩舎が変わり、騎手も変わったことが良かったのか。
事務所に戻り、配当をみたら、3着の複勝でも3030円の高配当。
嬉しい3着だが、次は未勝利脱出を期待したい。
馬主会の桐山に、喜びメール送信。
スタッフが置いていったKNH-2の図面等確認。
13:00、再び事務所を出て、今度は渋谷の場外馬券売り場へ。
馬券は買ってあるので、小倉8Rの発送を待つ。
13:50、発送。
こちらは、終止中段より後ろで、そのままゴールして9着。
この状態がしばらく続いている。
馬券売り場を出て、マークシティのクリエーションスクエアしぶやへ。
青山学院大学鳥越ラボ主催のイベント「SCAPE WORKS百軒店」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)の写真展示、次に百軒店児童遊園地での展示をみて、近くのお店が開場の「座談会:まちのはなしをきく」へ。
15:00過ぎから、座談会が始まる。
パネーラーの方々のみならず、参加者が百軒店やこのイベントについて話しをする。
今年で2年目だが、持続を望む意見が多い。
このようなことの積み重ねに依って、参加者も地域も少しずつ何かが変わっていくのだろう。
17:30過ぎ終了。
○ 2010/12/12
今週はなんだか疲れたので、ゆっくり起きようと思ったが、7:00過ぎに目が覚め、8:00過ぎに起きだす。
「ようこそ先輩 課外授業」をみる。
私道の落ち葉を掃き集め、高円寺に買い物に。
持ち帰ったKNH-2のスケッチをしたり。
15:30過ぎ、大和町を出て、西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の入院する病院へ。
大和町から自転車で来たチェ・ミキと落ち合い、母を病室へ。
小康状態が続いている。
17:00前に病院を出て、実家へ。
関西のチェ・ミキの友人の手配で入手した肉がとても美味しいので、実家で焼肉をすることにした。
カセットコンロとフライパンで焼き、サニーレタスで巻いて食べる。
父もうまいと言って、喜んでいた。
母の病状と、父の日常に思うこと甚だ多く、夜眠っても時にその思いが頭をもたげる。
○ 2010/12/13
弁当を詰め、7:30過ぎ事務所。
週末は暖かかったが、今日は曇りで寒い。
いくつかのことが、少しずつだが進んでいる。
いくつかのメール返信。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
連絡事項や日報を書く。
雨が降り始め、気温が上がらない。
午後一でKNH-2のクライアントから来たメールについて、電話連絡とスタッフ打合せ。
18:00、松岡工房(http://www.matsuokakoubou.com/)の松岡君が来所。
HORの見積打合せ。
よくまとめて来てくれた。
19:00前、花岡君来所。
減額案の説明。
同級生同士である信頼関係を最大限に活用して、無駄のない分担を決め、予算に近い工事にすることを確認。
いくつかの宿題を持ち、22:30過ぎ終了。
2歳馬
マイネルソラーナは、11日(土)、中山2Rに出走し、3着と健闘しました。
From RaceCourseのコメント
三浦騎手「ゲートの中で遊んでいたので、叱りつけたらキリッとして好スタートが切れた。ハナには行きたくないと思っていたが、5枠の馬が行ってくれたので、理想的な位置で競馬ができた。道中の手応えも良かったし、癖がなくて乗りやすい馬」
3歳馬
マイネルチハヤは、11日(土)、小倉8Rに出走し、9着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「手先の重い馬。他馬と同じところで動いたら分が悪いと思っていたが、内に封じ込められて動けなかった。案の定、ペースが速くなったら遅れてしまって」
○ 2010/12/14
7:30に事務所の来る時には雨は上がっていたが、曇りで寒い。
スタッフが置いていったKNH-2の図面を確認。
最終的な構成の調整段階をあれこれスケッチ。
10:00過ぎスタッフ打合せ。
引き続きスケッチ。
午後に入っても、模型や3Dでスケッチと打ち合わせを繰り返す。
○ 2010/12/15
地面は濡れているが、今朝はよい天気。
7:30に事務所。
梁山泊の三浦さんが昨晩持って来てくれた、「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)のポスターとチラシがドアノブにかかっている。
KNH-2の図面に書き込み。
模型写真を撮って、書き込み。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
グイグイ展開していく。
13:30過ぎ、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
来週が提出講評会なので、今日が最後のエスキスチェック。
さすがに6名全員が来たが、進捗はバラバラ。
泣きそうな気分だろう学生もいるもいるが、皆に同じ時間が与えられていたのだから、それは致し方ない。
先週まで少人数でゆっくりエスキスチェックが出来ていたので、久しぶりに6人の案をみたら、クラクラして来た。
最後に再度見せに来た学生については、あたまが働かず、悪戦苦闘。
19:30過ぎ終了。
水谷先生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
今週は明日明後日もよるの会があるので、今晩は帰ろうかと思っていたが、さすがに疲れて一杯やりたくなった。
各スタジオの様子や卒業生について話したりして、23:00お開き。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3〜4本の運動をしています。現在はハロン20秒の軽めを乗って体をほぐしてから、徐々にペースを上げてハロン17秒程度まで負荷をかけています。体がふっくらしてきて、これから攻めていくにはちょうど良い感じの馬体になりました。馬体重は487キロ。宮本師から「1月上旬に入厩させたい」との連絡を受けています。
○ 2010/12/16
少しゆっくり起きて、8:30過ぎ事務所。
昨日から冬らしくなって来た。
スタッフが置いていったKNH-2の資料を確認。
10:00スタッフ打合せ。
昨晩、最後にエスキスチェックを行なった学生に連絡。
昨晩のエスキスチェックについて考えを巡らし、再度、アドバイスを電話で行なう。
一日事務所でスケッチ。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
18:30から、小劇場勉強会の忘年会。
コアスタッフが集り、今年の芝居の話しから始まり、1月のカフェギャラリーの企画等、四方山話。
20:30、演劇博物館の梅山さんが参加。
来年1月の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の、鹿野さんの360度写真の展示相談。
21:00、さらに1人加わり、吉祥寺シアターカフェを出て、いつもの基地バーへ移動するも貸し切り。
ハモニカ横丁のハモニカキッチンの3Fテラス席へ。
ビニールで覆われていて、下からの暖気が上がって来て快適。
だったが、次第に、下の調理の空気も上がって来て、燻されるような状況になる。
22:30お開き。
○ 2010/12/17
8:30事務所。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
11:00、武蔵野大学のスタジオの学生が1人来て、エスキスチェック。
12:00、終了。頑張ってやってもらいたい。
13:30、テント会社の方が来所、簡単なヒアリング。
14:00、ある役者さんから紹介された劇団の方々が来所し、テント会社の方を含めテントでの公演の話し。
出来る限りのアドバイスを行ない、テント会社にレンタルの見積を出してもらうことにして、15:00終了。
自転車で事務所を出て、先輩の遠藤さん(http://www.kukan-studio.com/blog/cat12/)のオープンハウスへ。
荻窪に完成した長屋の賃貸住宅。
現地に行く道の途中で、見学を終えた設計事務所仲間と遠藤さんと遭遇。
遠藤さんのみ引き返してくれて、短時間で見学させてもらう。
その後、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
金曜日なのでお客さんは居らず、ユウコさんと久しぶりに話しをしていたら、「こどじ」(http://www.phobbit.com/kodojitop.html)のお姉さん(と言っても、上品なご高齢のご夫人)がみえた。
顔を覚えていてくれ、ご挨拶。
ユウコさんに、「皆さんで飲んで下さい」と焼酎の一升瓶を手渡すと、ユウコさんが、「ありがとうございます。重かったでしょう 」と返すと、お姉さんは、「重かったわよ」とさらに返す。
この「重かったわよ」がとても自然で、さすがに素敵な歳のとり方をされているな、と温かい気持になった。
写真を見てらしたが、玄関先でユウコさんにお別れを言うと、わざわざ顔を出してくれて、「サヨウナラ」と一言。
優しさに、さらに温かい気持に。
一度事務所に戻り、17:40事務所を出てEMHへ。
今晩は、アトリエの祝完成プレ・イベント、「GWAN×順平ライブ ことほぎの」。
17:50、現地で建築雑誌の編集者の方と落ち合い、アトリエへ降りてみると、素晴しいライブ会場になっていた。
クライアントご主人もおり、いくつかの追加工事の打合せ。
その後、現状の住宅部分を編集者の方と一緒に拝見する。
再び地下のアトリエに降りて、スタッフと落ち合い、確認事項を伝達。
施工した建設会社の方や、幾人かの知り合いの顔も。
19:00、ライブ開演。
100人弱のお客さんが集っている。
佐藤GWAN博さんと佐久間順平さんと千葉一樹さんのギター・ベース(その他)のアコースティクな楽器の編成。
皆さん60歳前後の方で、初めて聴いたが、とても魅力的だった。
ここでも、歳をとることの素敵さを体験。
自分が設計した空間で、こんな素敵な演奏が聴けるとは、なんと贅沢な体験だろう。
21:30、何度かのアンコール後、終演。
クライアントにお礼を述べ、スタッフと建設会社の方とその友人の方、4人で、眠亭へ行って一杯。
建設会社の方は学生時代、芝居をやっていて、友人の方もその劇団の創立メンバーとのことで、芝居や劇場、建築の話しで酒も進み、23:00、お開き。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、美浦で調整中。中山競馬場から帰厩後も順調で、水曜日からダート外回りのDコースに入れて軽いキャンターを行っています。外枠で被されずにスムーズな競馬ができたとはいえ、期待以上の変わり身を見せてくれたのは嬉しいことでした。こちらでは地下馬道を始め、調教中にパニックになるようなことはありません。次走は1月9日(日)か、10日(月)の中山、ダート1800mが有力ですが、メンバー次第では5日(水)の同条件に向かうことも考えています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、レース後も小倉競馬場に滞在しています。楽をさせて疲れを取り除き、今週の半ばから馬場入りを再開しています。次走は最終週の予定。いまのところはダート2400mが有力ですが、メンバーなどによってはダート1700mや芝2600mの条件も視野に入れて検討します。
○ 2010/12/18
9:00過ぎ事務所。
今週は夜出歩くことが多く、疲れて来た。
スタジオの武蔵野大学の学生から、メールでエスキス相談が来ていたので、赤でアドバイスを書き入れて返信。
10:00過ぎスタッフと、KNH-2の打合せ資料の確認。
12:00過ぎ事務所を出て、KNH-2のクライアント宅へ。
13:00から、クライアントご夫妻と打ち合わせ。
かなり大胆な変更をした2階の案が受け入れて頂き、一安心。
最後に、地下の検討が宿題になり、15:00終了。
かなり良くなったと自信はあったが、かなり大胆な変更だったので心配していたが、喜んで受け入れられ、緊張が解け。ドッと疲れが出る。
スタッフと別れ、渋谷に出て、ZEN FOTO GALLRYの百々俊二 井上青龍 写真展「釜ヶ崎 - 新世界:高度成長時代下の生き方」へ。
その後、西荻窪の父に電話して、晩飯を誘うも、もう準備したとのことで、またにして事務所に戻る。
たまった日報を書いたり、戻って来たスタッフと簡単な確認事項。
18:30過ぎ事務所を出て、大和町に。
チェ・ミキのお客さん3人がすでに飲みはじめているので参加するも、疲れからかあまり話しに乗れない。
一時間ぐらい飲んでいたら、やっとあたまが楽になり、色々話しが出来るようになった。
お開きの時間はそれ程遅くないと思うが、よく覚えていない。
○ 2010/12/19
ゆっくり休んで、10:00過ぎに起き出す。
高円寺に買い物。
何日か前に、一級建築士の定期講習会の修了証が届いていた。
考査40問の正解率は100%の結果だった。
よほどのことがない限り、ほとんどそうではないか。
午後、鷺ノ宮方面の魚屋へ買い物に。
夜、日曜美術館「沖縄 母たちの神―写真家・比嘉康雄のメッセージ―」(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1212/index.html)を見る。
その時に、そこにいて、記録する、ということ。
はじめて知ったが、魅力的な写真だった。
○ 2010/12/20
7:30事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の地下の案を確認し、スケッチ。
10:00スタッフ打合せ。
11:00過ぎ終了。
年末調整の書類をまとめる。
14:00、荻窪の公認会計士事務所へ書類を持って行く。
帰りに図書館へよって、借りていた本を返し、リクエストの本をピックアップしてくる。
その後も、KNH-2の地下案のスケッチやスタッフ打合せ。
夜日報を書いてアップ。
○ 2010/12/21
7:30に事務所。
KNH-2の地下のスケッチ。
昨日途中で行き詰まってしまった案の展開。
10:00、構造事務所が来所。
KNH-2の構造打合せ。
11:30終了。
午後一で構造打合せの結果について、スタッフ打合せ。
雨が降り出しそうになって来たので、14:00前事務所を出て、中杉通りの細田工務店へ。
明日の「あさだんぎ」のミーティングに参加出来ないので、皆さんに渡してもらうように、演劇博物館の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)と新宿梁山泊の「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)のチラシを手渡しに。
その脚で、銀星舍ににも行って、同じくチラシとポスターをお願いする。
引き続き銀行に寄って、振り込み等。
その後もスタッフと模型等で地下の検討。
○ 2010/12/22
7:30に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の地下の模型と図面検討。
10:00スタッフ打合せ。
11:30前事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形4の提出が12:10で締め切られ、製図室には学生たちの模型とパネルが並んでいる。
先ずうちのスタジオの作品をゆっくり見て回る。
今日の講評会は1スタジオ3人の発表なので、アシスタントの渡邊君とその3人を決める。
二人とも同じ意見で、迷わず決まる。
その後、講評会まで他のスタジオの作品も見て回る。
13:00過ぎから講評会開始。
1スタジオ3人で、1人4分の発表と講評で20分。
1スタジオ60分の目安だが、やはり少しずつ延びて行って、5スタジオが終了したのが、19:00前。
各先生とアシスタントからまとめの講評があり、19:30全て終了。
発表した学生達の作品は、よくまとまっているのだが、これをやりたかった、という強い想いが伝わって来ない。
これはここだけでなく、最近の傾向なのか。
準備室で、採点をして、20:00から別室で打ち上げ。
学生たちはホッとした様子で、先生方やアシスタントたちにいろいろ話しを聞いている。
22:00片付けてお開き。
まだ飲みたいと言う学生と、宮口先生、アシスタント二人と、バスで吉祥寺に出て、ハモニカ横丁の美舟へ。
ここでは様々な話題で盛り上がり、終電の12:50前に、まだ残っている学生たちを置いて、宮口先生と一緒に帰路に着く。
皆さん、お疲れさまでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3〜4本の運動をしています。この中間からペースアップを開始。15−15の追い切りを織りまぜるようになりました。ハロン17秒程度までなら手応えに余裕があるものの、15−15になるとまだもたつく感じがあります。跨がったスタッフからは「まだ少し重い印象」とのコメントがありました。年明けの入厩に向けて、しっかり乗り込んでいきます。馬体重は490キロ。
○ 2010/12/23
昨晩、浜松のチェ・ミキの姪が、横浜でフルートの演奏会に出演し、大和町に泊まった。
8:00過ぎに起き出す。
チェ・ミキは授業があるので、学校に行ってしまったので、姪と朝食をとりながら、久しぶりに話しをする。
夕方、先生のフルートのコンサートを聴いてから帰るとのことで、時間があるので大和町でフルートの練習をし始めたので、邪魔をしないように、事務所へ。
よい天気だ。
事務所でメールをチェックしたら、「夜を賭けて」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yorukake/yoruwokakete.html)のオープンセット設営で、事務所開設20年の記念応募をした、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)の一次審査通過のメール連絡が来ていた。
嬉しい知らせだ。
12:00、事務所を出て、途中コンビニで「ウコンの力・スーパー」を飲んで、武蔵関の水谷先生のお宅へ。
水谷宅は、今年住宅を購入しリフォームしたお宅。
水谷ゼミの卒業生の忘年会を兼ねて、お宅拝見の会。
13:00過ぎに着いたら、もうすでに卒業生達は来ていた。
懐かしい顔が並ぶ。
一通りお宅の中を拝見し、乾杯。
代わる代わる卒業生達と話す。
社会に出て、皆一皮むけ、大人っぽくなった。
段々こちら側に近づいてくる。
気が付けば、20:00。
昨晩も遅かったので、眠くなり、あくびも出て来たので、お先に失礼する。
すでにダウンした卒業生もいたが、記念写真を撮って、皆はまだまだ名残惜しそうに残っていた。
とても居心地の良いコーナーが沢山ある、素敵なお宅だった。
ありがとうございました。
○ 2010/12/24
連日の会で、疲れが残っている。
今朝もよい天気。
私道の枯れ葉を掃き集め、8:00前に事務所。
スタッフが置いて行った諸々図面や模型確認。
西村さんの写真展の連絡や、HORの打合せ連絡。
黒テントから来た公演案内「6号室」(http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/)。
チェーホフの原作「6号室」は精神病患者病棟の話しとのこと。
今年唐組で再演された、「ふたりの女」の元になっている、「源氏物語・葵の巻」を素材にして唐さんが書いた戯曲の題は「六号室」。
「ふたりの女」も精神病院の医師と患者の話しがメインの話しのひとつだ。
ということは、唐さんはチェーホフの「6号室」を意識していた、ということか。
EMHのポスターケースの施工図の確認と連絡。
15:00、家具等のコーディネートの方がみえ、KNH-2の打合せ。
夕方郵便局へ行くため外に出ると、風が強く冷たい。
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。屋根の工事が終わって、この中間から坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。父譲りの秀でた運動神経で、相変わらず良い動きを見せている1頭。気性面も現時点ではまったく問題なく、強い負荷を課してもまだまだ余裕がある印象を受けます。武藤師も時々来場しては目を細めていました。馬体重は432キロです。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、美浦で調整中。先週末より角馬場を周回してからDコースに向かう、通常の調教メニューに戻しています。転厩した当初から蕁麻疹が見られ、いまもしばしば発症しますが、いまのところは問題のない程度。乗り込み量はきちんと確保できています。跨がった感触について調教助手は「芝、ダートどちらでも走れそう。でも、キレる脚質じゃない。距離は長めの方が良いと思う」と述べていました。年明け中山の3日間開催、いずれかのダート1800mに出走する予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、小倉競馬場から美浦に移動しました。各厩舎に割り当てられている小倉の馬房の数が決まっているため、戻ってきたものです。移動後も変わりなく乗り込まれており、キャンターでの調整を消化しています。1月12日、名古屋競馬場で行われるオルフェウス賞・ダート1900mを目標にしていますが、選抜されなかった場合は、1月8日、中山のダート2400mか9日のダート1800mへの出走が有力です。
年明け早々から、忙しいことになりそうだ。
○ 2010/12/25
8:30に事務所。
よい天気だ。
昨晩、水曜日に提出・講評会を行なった武蔵野大学のうちのスタジオの学生の1人から、「楽しく課題が出来た」というメールが届いた。
嬉しいプレゼントだった。
HORの打合せのためにスケッチ。
机の上の片付け。
KNH-2のスケッチ。
15:30過ぎHORの花岡君が来所。
その後16:00前に松岡工房の松岡君が来所。
HORの年内の最終打合せ。
いろいろなアクシデントがあったが、それにより、使いやすい形に決まった。
来春早々の着工を確認して、17:30終了。
19:30から、事務所近くの中華屋さんで、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)の忘年会。
はじめて参加させてもらう。
若い人達が沢山の33名。
参加者同士は顔なじみの方が多いようだが、こちらは初対面の方が多く、初めは戸惑っていたが、お酒がはいるにつれ、いろいろな人と話しが出来、楽しい会に。
中でもこんな偶然が、と最近知ったのだが、尾仲さん(http://www.onakakoji.com/)の教え子で、冬青社(http://www.tosei-sha.jp/index_j.html)から「月がついてくる」という写真集を出版した福山えみさんは、現在早稲田の演劇博物館でバイトをしてるという。
今回初めて会って話してみたら、演劇博物館の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)のチラシの面倒を見てくれている、とのことで、ビックリ。
22:30に1次会、お開き。
すぐそばの居酒屋で2次会。
ここにも沢山の人が参加し、2:30過ぎ、眠くてたまらず、お先に失礼する。
○ 2010/12/26
ゆっくり起きるぞと決め、何度か二度寝をして10:00過ぎに起きだす。
高円寺に買い物に行く。
有馬記念の中継。
ゴール手前、200mでは絶対届かないだろうと思えたブエナビスタ、すごい脚でゴールへ。
写真判定でハナ差の2着。
すごい牝馬だ。
16:00過ぎ、大和町を出て、西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の病院へ。
相変わらずのうつらうつらした状況。
ここで年を越すのか、と思った途端、ちょっと胸が。
実家に戻り、父と駅前の居酒屋へ。
年末年始と来年の話しをして、19:00前お開き。
○ 2010/12/27
7:00前に起きだす。
昨晩は、チェ・ミキもメンバーの1人である、新しいホームページを作ってくれている那須在住のユーチャンのバンドのライブで、夜遅く帰って来て、ユーチャンは泊まって行った。
朝、少しユーチャンと話しをして、8:00前に事務所。
グラフィカ(http://www.graficamag.com/)から出版予定の、西村さんの写真集の文章の校正原稿がメールで来ていたので、確認して返信。
合わせて、西村さんの写真展について、メール連絡等。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型確認。
日報を書いてアップ。
12:00、EMHのポスターケースの製作をしてくれる金属加工業者さんが来所。
細かい打合せ。13:00終了。
午後、今晩の忘年会のおつり用の両替に銀行や郵便局へ行ったが、どこも長蛇の列。
年末らしい風景。
KNH-2のスケッチ。
18:30、事務所を出て、高円寺の成都へ。
19:00から、恒例の設計事務所仲間の忘年会「代代の会」。
今年も40名程が集り、壮観だ。
一年ぶりに会う顔も多く、賑やかな会話が続く。
あっという間に時間は過ぎ、予定の21:30をオーバーして、22:00前お開き。
しばらくは、皆店の前で名残惜しそうにしていたが、次第にバラバラになり、駅方面に歩き出す。
10人程で、大将3号店へ。
途中で、高円寺の設計事務所で働いている小劇場勉強会のメンバーに遭遇し、彼も参加。
23:30過ぎくらいに、お開き。
○ 2010/12/28
大和町のガラスをペアに変える作業に、ガラス屋さんが9:00過ぎに来る。
内容の確認をして、あとをチェ・ミキに任せ、事務所に。
22日の講評会から連続する会で、もうヨレヨレ。
今晩の梁山泊の稽古場での忘年会が最後なので、一息つける。
今日の午後一の打ち合せの資料を確認。
13:00、KNH-2のクライアントと家具等のコーディネーターが来所。
平面の確認をすませ、建築全体の仕上げのイメージについてブレスト。
16:00前終了。
17:30前事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
18:00から、プロジェクト・ニクス(http://www.project-nyx.com/)主催の忘年会であるが、中央・総武線が止まっていたりして、なかなか人が来ない。
18:30過ぎからぼつぼつ参加者が来始めて、会が始まる。
プロジェクト・ニクスの芝居に出演した役者達や、宇野さん、直子さん、伊藤五郎等のスタッフもみえている。
来年1月の梁山泊の「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)について演出と色々構想を練る。
前回までとがらっと変わった芝居になりそうだ。
23:30に電車が無くなる人たちもいるので、お開き。
その後も少し話しをして、0:30前稽古場を出る。
○ 2010/12/29
7:00に目覚ましをかけるも、起きられず、9:00前に事務所。
疲れがたまっているのを、もろに感じる。
メールチェックと日報を書いてアップ。
机回りをちょっと片付け。
夕方の打合せの予習。
17:30、阿佐ヶ谷駅近くの喫茶店で、西堂さん・梅山さんと、演劇博物館の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の1月25日の対談「仮設劇場の魅力を語る〜劇場構造の観点から〜」について打合せ。
20:30、終了。事務所に戻る。
今日で、年内の仕事もお終いです。
年明け事務所は10日まで休みにしますが、時々出て来ていますので、メール等の連絡はその時確認します。
何年か前から、年賀状はどなたにも出していません。
失礼をお許し頂ければ、と思います。
皆様、良いお年をお迎え下さい。
7:00に起きる。
昨晩は風が強かったので、大和町の前の枯れ葉を掃き掃除。
昨年末、ひょんな事から近くの方に、椄道する私道に対する貢献度が低いとご指摘をいただき、改めて気のつかなさに気付き、これからは心がけをきちんとして行こうと考えた。
その後、大和町の八幡神社にお参りに。
10:00前、浜松のチェ・ミキの実家に電話して、新年の挨拶。
10:00過ぎに大和町を出て、西荻に。
寿司を買って、西荻の実家へ。
父は相変わらず元気だが、母の認知症状がジワジワと進んでいる様子。
こちらもきちんとした心がけをして行かないと、後で悔やむ事になるであろう。
12:00前から、お酒と寿司を食す。
13:30前、妹も来て、食事をしながら話しをする。
14:30過ぎ、妹を残し実家を出て、大和町に戻る。
今年初めて聞いたCDは、「Vollmond・フルムーン」(http://www.videoartsmusic.com/ap/?mod=m02&act=a02&iid=1204&st=1&wd=Vollmond)。
昨年亡くなったピナ・バウシュが、2008年に東京公演を行った作品のサウンド・トラック。
音楽を聴きながら、ダンスシーンを思い出す。
○ 2010/1/2
7:30起床。
朝食をとり、箱根駅伝を見ながら、m-projectのスケッチ。
東洋大の5区、柏原君は凄すぎる。
13:30過ぎ、大和町を出て、東京都写真美術館へ。
日本の新進作家展vol.8「出発-6人のアーティストによる旅」(http://www.syabi.com/details/sakka_vol8.html)。
ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)で見る、尾仲さんや百々さんの写真とは、同じ写真なのだが、ちょっと違って見える。
見る場所に依って、見る方も変わっているのだろう。
初めて見る、さわひらきさんの映像が印象的だった。
写真美術館は2日は無料なので、沢山の人。
「木村伊兵衛とアンリ・カルリェ=ブレッソン 東洋と西洋のまなざし」「躍動するイメージ」も見て、17:00過ぎ大和町へ戻る。
「水死」大江健三郎著(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154609)三分の二まで進む。
○ 2010/1/3
やはり7:30に起きて、箱根駅伝の復路を見ながら、m-projectのスケッチ。
午後、高円寺まで買い物。
夜、チェ・ミキが浜松から戻る。
○ 2010/1/4
9:00に事務所。
スタッフが置いて行った、明日のEMHの打合せ資料を確認し、指示を書く。
12:30に事務所を出て、阿佐ヶ谷のうさぎ屋でうさぎ饅頭を買って、2006年に竣工したKTHへ。
新年会にお招き頂いた。
昨年声をかけて頂き参加した、秋刀魚バーベキューパーティにいらしていた方々もいて、久しぶりと挨拶。
二人のお嬢さんも大きくなり、部活の話しなどを聞く。
おいしいお酒と、おいしい料理を沢山頂く。
昨晩チェ・ミキが浜松から帰って来たので、夕飯は一緒にと思い早めに失礼しようと思っていたが、つい居心地が良く、気がついたら17:00。
それからもデザートやお餅が出て、結局18:00過ぎにお暇する。
楽しい新年会、ありがとうございました。
ごちそうさまでした。
○ 2010/1/5
明け方久しぶりに雨が降ったようで、ジャスミンの葉先に溜まった水滴に、朝日が当たりきれいだ。
9:00前に事務所。
スタッフが置いて行った資料の確認をして、スタッフへ連絡。
9:00過ぎ、事務所を出てEMHの現場へ。
10:00からクライアントご家族も見え、開口部やトップライトの打合せ。
よい天気で、青空に、柱梁がくっきりと輪郭を結び、鮮やかだ。
11:30前、打合せ終了。
その後もスタッフと、様々な確認事項。
12:00、一通り確認事項を終え、現場を出る。
吉祥寺経由で、事務所に戻る。
事務所に向かう裏道を歩いていたら、向こうから来る人に、「大塚」と呼び止められる。
高校の同級生で、阿佐ヶ谷の神明宮(http://shinmeiguu.com/)の斎藤君。
近くに居ながら出会わす事はないが、本当にバッタリ。
新年の挨拶を交わし、別れる。
事務所で、スケッチ。
○ 2010/1/6
8:30に事務所。
ずっとよい天気が続いている。
年末年始の間の日報を書く。
昨年デジタル対応テレビを購入した時、実家のデジタル受信状況を調べてもらったら、中央線の高架の影響か、NHKの受信状況が悪かったので、その件の問い合せをJRとNHKへ。
危うくたらい回しになりそうになるが、どうにか調べてもらえることになる。
その件を実家に電話。
武蔵野大学の4年生から送られて来た、卒計の図面をプリントし、アドバイスを考える。
図面をよく見ると、もっともっと良く出来るのに。
m-projectのスケッチ。
午後、自転車で図書館へ。返却とリクエスト本のピックアップ。
戻って、実家へデジタル調査について電話。
引き続き、購入分と廃棄分のエコポイント申請を行なうも、インターネットからなら簡単とうたわれているが、そんなもんじゃない。
お年寄り家族では絶対に申請は出来ないだろう。
便利になったようで、誰のための便利なのか。
正月に、ケーブルテレビの扱い方を父に教えたときも、そう感じたが。
持ってないので、携帯を扱えない自分も同じか。
2歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。引き続きウォーキングマシンで60分程度の運動を行っています。なみあしでの歩様が良化したので、年末にダクで試し乗りを行ったのですが、その際にもまだ患部の右前肢を気にするような歩様を見せていたので無理をしませんでした。今週中に再度試し乗りを行う予定にしており、その結果次第で坂路調教を再開するか検討します。馬体重は前走時より20キロ増えて512キロ。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。12月19日(土)より軽めの運動を再開していましたが、24日(木)に後肢の球節が腫れてしまいました。馬房で負った両後肢の外傷の影響があったのかもしれません。大事をとってウォーキングマシンによる運動に切り替えました。管理を変更してから約10日が経過した現在、患部は小康を得てきています。この分なら近日中に騎乗再開できるでしょう。
○ 2010/1/7
新年おめでとうございます。
今日から事務所は平常業務です。
今年で、事務所を開設して20年目になります。
気がついたら、そんな時間が過ぎていました。
これからは、これまでの20年間を顧み、未来の事をきちんと考えながら、一年一年を過ごして行ければ、と思います。
今年もよろしくお願いします。
沢山の年賀状を頂き、ありがとうございます。
昨年から、年賀状でのご挨拶は取り止めにしています。
何故そのようにしたか、昨年の新年の日報を振り返ってみました。
「昨年末、チェ・ミキの祖母が亡くなって、喪中ということもあり、年賀状でのご挨拶は取り止めにしました。
年賀状を頂いた皆様には、ホームページ上でのお礼で失礼いたします。
賀状ありがとうございました。
そしてこれを機に、今後も年賀状でのご挨拶は取り止めにしよう、と考えました。
これだけインターネットやメールが普及して来ると(とは言ってもいまだに携帯を持っていないのですが)、様々な情報を面倒がらず発信する方が、遠くにいる方や、なかなか会えない方に、近況を伝えやすいように思ったのです。
だから、頂いた賀状を元に、アドレスブックを整備して、ネット上のご近所を作って行ってみようと思います。
昨年後半、芝居や写真展の情報を設計事務所や学生時代の仲間に送ったら、御無沙汰している方から嬉しい返信をもらいました。
そんな経験に基づき、新年ここに書いたようなことを考えました。
なんだか、面倒な賀状つくりをやめる言い訳のようですが(たしかに)、どうにか、少しずつでも、こんなことをやっているという情報を、発信して行ければ、と思ってます。
自分のところにも送って欲しい、という方がいらしたら、メール下さい。」
昨年このような主旨で、いくつかのオープンハウスや芝居の案内、イベントのお知らせを発信し、懐かしい再会などもありました。
今年も、そんな近況報告が出来れば嬉しい、と思ってます。
8:00に事務所。
メールニュースに1級建築士の製図試験の分析の記事があったので、つい見入ってしまう。
建築士法の改正に依り、製図試験にも変化があった。
しかしながら、その採点基準が主催者からはきちんと示されていないと言う指摘があった。
確かにどのように採点をしているのだろう、という疑問は昔からあったのだが。
この改正がよりきちんとした建築士の職能を規定するようにはなってないようだ。
建築士を取り巻く状況もかなり厳しく、煩雑なものになって来てるのだから、資格を与える側も明確な指針を表明して欲しいと、自分が試験を受けた遥か昔を思い出しながら、考えた。
年末年始に撮った写真を取り込む。
日報に、先ず年始の挨拶をアップ。
KOHのクライアント夫人から、ドアの塗装についての電話有り。
スタッフとSIHとm-projectの打合せ。
m-projectについては、今日きちんとした図面化を行なってみて、引き続き続けるかを判断する事に。
EMHの上棟式の段取連絡。
その他、通常業務始めでバタバタと。
○ 2010/1/8
年末にしばらく休んでいた弁当つくりを再開し、8:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったm-projectの図面を見て、スケッチ。
10:00スタッフが来たので、m-projectの打ち合わせ。
方針を決めて、続行する事にする。
年末年始の日報をアップ。
鳥越邸の改修の連絡事項いくつか。
午後一、エスキスチェックを約束している、武蔵野大学4年生二人から送られて来た図面と概要を見てメモ。
ギャラリー街道(http://kaido.mods.jp/)へ。
今年初めてで、リニューアル前最後の展示。
尾仲さん夫妻や百々さんもいらっしゃり、新年の挨拶をして写真を拝見する。
街道に行く時、マンションの外に出たら、お隣のスペース煌翔のご主人が忙しそうに。
明日からの展覧会(http://spkohsho.exblog.jp/13262990/)の準備が佳境。
街道から戻って、m-projectとEMHの打合せ。
○ 2010/1/9
8:00に事務所。
昨晩、途中からだが一杯やりながら、「もののけ姫」を見た。
何故だかアニメは苦手で、ほとんど見た事がないのだが、他に見るのものもなく見始めたら、これは面白かった。
「もののけ姫」を文字化する事は難しく、アニメーションと言う表現でしかリアリティをもてない作品になっている、と強く感じた。
「国家」や「破壊と再生」「女性性」など、出て来るテーマが大江健三郎の小説にもよく顕われるテーマとだぶる。
そう考えると、それらのテーマに言葉だけでリアリティを与える事は並大抵の事ではなく、あのような文体や言葉が必要にならざるを得ないのではないか、と改めて感じた。
「水死」大江健三郎著(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154609)も終盤。どんな結末が待つのか、楽しみだ。(またもや、アンチクライマックスになるのか。)
m-projectについて今朝気がつきた事を確認。
同じく文章のエスキスや、スタッフの図面に書き加え。
13:00、武蔵野大学の4年生が一人来所。
卒業設計のアドバイス。
模型などには密度とパワーがあるのだが、抽象的な表現から抜け出せない。
建築として成り立たせるための方法をいくつかアドバイス。
14:45終了。
15:00前、お隣のスペース煌翔へ。
榎本了壱展「川を渡る」(http://spkohsho.exblog.jp/13262990/)のオープニング・ギャラリートーク。
沢山のお客さんが。
榎本了壱さんと萩原朔美さんの掛け合い漫才みたいなトークが楽しい。
特に榎本さんの書に対する話しが、僕も興味がある対象の話しだったので、面白かった。
16:00前終了。
以前スペース煌翔で遭った、劇団関連で顔見知りの女性がいて、友人でご近所の建築家・荒木さんを知っているのとの事。
今日も後で顔を出すと言う事で待っていたが、来ないので、一度事務所に戻って、荒木さんの事務所に電話したら、これから向かうとの事。
しばらくして事務所のベルが鳴り、荒木さんとそのスタッフと落ち合い、再度お隣に。
なんと荒木さんとその女性は初顔合わせとの事。
しばらく話していたが、沢山のお客さんなので、また改めてと言う事で、スペース煌翔の前で別れ、事務所に戻る。
しばらく事務所にいて、帰ろうと自転車で中杉通り前まで来たら、タクシーが入って来た。
中に乗っていたのは、アラーキー。
榎本さんが荒木さん(こちらは写真家の)とコラボレートしている作品も展示されており、オープニングに来たのだろう。
大好きなアラーキー@阿佐ヶ谷、よいものを見た。
展覧会も親密感溢れ、とても優しい気持になります。
是非ご覧下さい。
○ 2010/1/10
8:00過ぎに起き出し、今日はチェ・ミキのお客さんがあるので、テーブル廻りの片付け。
10:00前に事務所。
既に来ていたスタッフとm-projectの打ち合わせ。
11:15過ぎ、事務所を出て、新宿で買い物をして、馬車道へ向かう。
13:40、馬車道の北仲スクール(http://kitanaka-school.net/)へ。
昨年夏の建築会館でのイベントの、劇団唐ゼミ☆とのお疲れDVD鑑賞会と、小劇場の勉強会の新年会。
馬車道の古い建物を使った、北仲スクールはなかなか良い雰囲気。
すでに何人かが、買い出しやプロジェクターの準備をしている。
14:30から、3階の大きな部屋で、イベントのメイキングDVDの鑑賞会。
初めて参加のメンバーの自己紹介の後、乾杯をして、約40分弱に編集されたDVDを見る。
撮影と編集は、新宿梁山泊でもお世話になっている、大須賀さん。
テンポ良く、過不足なく編集されたメイキングDVDに、皆感嘆。
終了後、場所を2階に移して新年会。
何と豪華なすき焼き。
その他にも沢山の食べ物。
みなで飲み、食べながら、今年の予定や、芝居や建築の話しで大いに盛り上がる。
宴会は終わり、片付けをして、コーヒーを飲みながら、また話しが始まり、気がつけば20:00。
そろそろお開きとして、馬車道を出る。
大和町に戻ると、チェ・ミキのお客さんもまだいて、また飲みながら話す。
韓国からの留学生の女性二人と、韓国のロック歌手キム・キョンホのファンつながりの女性。
韓国の映画やパンソリの歌手の話しなどをしているうちに、23:00。
そろそろ電車がなくなるので、お開き。
○ 2010/1/11
9:00過ぎに事務所。
曇っていて、寒い。
10:00前にスタッフが来て、m-projectの打ち合わせ。
10:00に武蔵野大学の4年生が、m-projectの模型作製の手伝いに来てくれる。
14:30、武蔵野大学の4年生がもう一人来て、卒業設計のアドバイス。
もっと詰める必要が部分を具体的に指摘し、エスキスの方法などもアドバイス。
15:30終了し、プリンターの用紙を求めに、東奔西走。
街は、人で一杯。
17:00過ぎに事務所に戻る。
19:00、手伝いをしてくれている、武蔵野大学の4年生の卒業設計のアドバイス。
○ 2010/1/12
今朝も曇りで寒い。
8:00に事務所に来たら、スタッフが徹夜でm-projectの作業をしていた。
プリントアウトされた図面などを確認し、いくつか打ち合わせ。
主旨文章の書き直し。
夕方、m-projectのパネル打合せ。
落ち着かない一日。
明けて5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本と屋内トラックコースを併用して乗り込まれています。追い切る際にはトラックコースをあらかじめ3〜4周回っており、適度にストレスも解消されきちんと鞍上の指示に従うように。7日(木)にはMラロンハと縦列から残り4ハロンを併せて、54秒で併入しました。行きっぷりも良く、最後まで手応えも十分です。馬体に張りも出てきて調子が上がってきました。相沢師には1月下旬以降の入厩を依頼しています。
○ 2010/1/13
m-projectが気になって、6:00起き出す。
まだ暗い。
7:00事務所に来る頃には、明るくなって来る。
スタッフが置いて行ったm-projectのパネルを確認。
8:00、集荷の連絡。
昨晩、「水死」大江健三郎著(講談社http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2154609)を読了。
エドワード・サイドの「晩年の仕事」という言葉を端緒に、過去の作品を振り返りながら、再び「国家」について物語を紡ぎ出す。
大江ファンにはおなじみの人々や場所での振り返りは、歳をとって来たと感じてしまう自分にとって、何ともいえない感情を引き起こす。
果たして、ラストのシーンをもって、「晩年の仕事」を終止する事は出来たのだろうか。
ポリフォニックな小説で、小説を読む楽しさを味わえる、作品だった。
スタッフが作成した、EMHの資料の打合せ。
机廻りを整理しながら、スケッチ。
m-projectのパネルを無事宅急便で発送。
13:00、EMHの建設会社が来所。
トップライトや納まりの打合せ。
15:00前終了。
17:00前に事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
20日からの公演「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の簡単なセットの打合せ。
2008年3月に芝居砦・満点星で公演しており、今回は小屋も小さいので、打合せ事項もたいしてない。
18:00から通し稽古を見て、いくつか打合せをして、20:00前に稽古場を出る。
明けて3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。改めて行った試し乗りで歩様に良化が見られ、坂路でキャンター1300m1本の運動を開始しました。現在はハロン17秒ペース。久々と重めの影響で当初は折り合って走っていましたが、次第に自らという気持ちが強くなってきています。いまでは行きっぷりが良いほど。パワーがあり、抑えるのが大変です。先日の計量では前走9月の新潟から21キロ増の513キロでした。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。中間から騎乗を再開しハロン20秒程度の軽めで様子を見ていたところ特に問題ありませんでした。そこで現在はハロン17秒にペースアップしています。馬装中や騎乗の際にテンションが上がるのは元々の性格もありますが少し休ませた影響もあるでしょう。調教を続けるうちにある程度落ち着いてくると見ています。動きはまずまずですがまだ体には余裕がある状況です。焦らずに調子を上げていきたいと考えています。
○ 2010/1/14
8:00過ぎに事務所。
天気はよいが寒い。
連絡事項やいくつかの雑務。
13:00事務所を出てSIHの現場へ。
あらかた仕上がって、家具や器具の取り付けが行なわれている。
14:00過ぎからクライアント御夫妻もみえ、内部を見て回る。
最終的な確認事項をいくつか行ない、スケジュールなどの確認。
23日にこじんまりとした、一般の方のみに向けたオープンハウスをさせて頂く事になった。
17:00過ぎ、終了、事務所に戻る。
○ 2010/1/15
8:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面と模型を確認。
一日事務所で、スケッチや雑務。
13:30、新宿梁山泊の三浦さん来所。
「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の主人公・金玉均の墓石が、昨年「宇田川心中」をやった青山公園隣りの青山墓地にある。
その墓石を知り合いのカメラマンにお願いして、撮影して来てくれたデータをもらう。
その後、セット用のプリントアウトを試みるも、なかなかうまく行かず、試行錯誤。
やっと夕方になって、プリントアウト完了。
その作業を挿んで、連絡事項などバタバタと。
今週は、m-projectの提出の影響か、なんだか集中出来ないで終わりそうだ。
週末から気分を変えて、集中して行きたい。
明けて2歳馬
コスモバレンシアの08
父:アグネスデジタル/母:コスモバレンシア/関西:佐々木晶三(予定)
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。スピードに乗ってからの素軽いフットワークが好印象。ハロン14秒前後までペースアップする調教にも対応できています。「あえて注文すれば、パワーはちょっと足りない」と指摘されるのは、トモに甘さがあって即座に反応できないからでしょう。縦列のハナへ行くと物見をしてブレーキをかけるときがあります。馬体重は420キロでした。
レッドジグの08
父:キングカメハメハ/母:レッドジグ/関西:宮本博(予定)
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。オリジナルデザートの08と同様、ハロン15秒からさらにペースを上げてみたところ、もたもたした走りが目につくようになりました。いきなり動ける若駒はそういないものです。まだ数回しかスピード調教を課していない段階だけに、これからに注目したいところ。負荷を強めてからもすくみが出ないので助かっています。馬体重は492キロ。
オープンハウスのご案内
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/16
8:00過ぎに事務所。
ここ2・3日は本当に寒い。
朝、事務所に来る時には、はく息が白い。
今週はバタバタだったので、ゆったり自分のペースで過ごす。
SIHの連絡事項いくつか。
○ 2010/1/17
8:00過ぎに起き出す。
阪神淡路大震災から、15年。
1995年は、地下鉄サリン事件もあった年。
この年、独立後初めて自分のなかで手応えのある住宅が完成した。
地下鉄で現場に向かった、丁度その時間にだぶってサリン事件があり、全くその状況を知らず、幸運にも無事現場に着き、昼に入ったお店のテレビのニュースで、その事を知った。
そんなこんなで、1995年は印象に残る年だった。
あれから、15年経つのだな。
EMHのスケッチ。
午前中に高円寺に買い物に。
日が暮れる前に、再び、高円寺の東通り商店街の古書店を冷やかしに出掛ける。
昨年末、買い物に出掛けた時に、東通りにいくつかの古書店が出来ている事を発見。
出掛けてみたら、一軒は、昔中通り商店街にあったお店だった。
店主の懐かしい顔をそっと眺めて、大和町に戻る。
オープンハウスのご案内
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/18
弁当つくりをして、8:00に事務所。
昨日のEMHの検討スケッチを模型で確認。
10:00、スタッフが来たので、EMHの簡単な打合せ。
13:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
14:30から構造事務所も来て、木造部分の金物などの検査。
15:00前、民間の申請機関も来て中間検査。
未施工部分の追加写真送付についての簡単な指示で終了。
構造事務所からは詳細な指摘事項いくつか。
15:30過ぎ、終了。
スタッフと、3階の構成について、いくつかのシュミレーションと、現場担当者と打合せ。
16:00過ぎ現場を出る。
その脚で、新宿2丁目のタイニー・アリスへ。
新宿梁山泊の公演「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の仕込みが、今朝から始まっている。
今回はセットはシンプルなので、いくつかの確認事項のみ。
18:30、一通り仕込み終わり、照明に渡ったところで劇場を後にし、ゴールデン街の「こどじ」(http://www.phobbit.com/kodojitop.html)に向かう。
ちょっとした打合せ事項もあり、以前武蔵野大学の職員だった中島さんと待ち合わせ。
「こどじ」では今尾仲さんの写真が展示されているので。
タイニー・アリスから、昔アートシアター新宿の地下にあった、蠍座というミニシアターがあった前を通り、ゴールデン街に向かう。
そして、「こどじ」の店内に流れるラジオニュースで、浅川マキさんの訃報を聞く。
浅川マキさんの一番好きなCDが、その蠍座でのライブが音源となっているCD(http://www.amazon.co.jp/MAKI~浅川マキの世界-浅川マキ/dp/B000064U2S/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=music&qid=1263860902&sr=1-1)。
新宿のその辺りを歩くのも本当に久しぶりで、昔の蠍座の前など滅多に通らないのに。
不思議な感じがした。
「こどじ」でしばらく話し、思いで横丁の「つるかめ食堂」(http://www.shinjuku-omoide.com/tsurukame/main.html)へ。
22:00過ぎお開き。思いっきり安く、うまかった。ビールがサッポロの大瓶なのも、いつもながら嬉しい。
大和町に戻って、「浅川マキの世界」をかけて、冥福を祈る。
このCDはレコードで1970年に発売されたもの。
作詞に寺山修司、安井かずみ、北山修のなが並び、作編曲に山木幸三郎。
いままでは「ふしあわせという名の猫」や「かもめ」が気に入っていたが、昨晩聞いたら「淋しさには名前がない」作詞作曲・浅川マキが一番ジーンと来た。
オープンハウスのご案内
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/19
今朝も弁当を作り、8:00過ぎに事務所。
SIHや鳥越邸の連絡事項いくつか。
昨日EMHの現場で撮って来た写真を取り込んだり、雑務。
13:00前に事務所を出て、鳥越邸へ。
改修で完了した工事の確認。
新しく設置された薪ストーブの煙突の取り付けを、大工さん達と行なう。
途中、金属加工の青田さんが来て、庇と煙突の取り合いの打合せ。
15:30前、煙突設置完了。
試し焚き。
煙が空に上って行く。
中学の同級生の松岡君とも簡単な打合せ。
鳥越さんと少し話し、16:00過ぎお暇する。
荻窪で、OZONEのコンペでファイナルまで残った、ラベイユの現場に行ってみる。
コンペ時は、昨年末の開店予定だったが、まだ工事中だった。
オープンハウスのご案内(写真の住宅です。)
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/20
8:00過ぎに事務所。
9:00前に事務所を出て、SIHの現場へ。
10:00から、民間検査機関の検査なので、内外を見て回る。
10:00前、担当者が到着し、内外を見て回り、大きな指摘事項もなく検査終了。
その後、建設会社の担当者と事務所のスタッフと、内外のダメチェック。
11:00終了。
クライアント夫人と息子さんがみえる。
ちょっとお話をして、11:30前現場を出て、銀行などに寄ったりして事務所に戻る。
中杉通りでご近所の荒木さんに声をかけられる。
昨日や今日撮った写真を取り込み、鳥越さんに転送したり。
スタッフとEMHの簡単な打合せ。
18:00前、事務所を出て新宿2丁目のタイニー・アリスへ。
新宿梁山泊の公演「トラジ」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/toraji2010/index.htm)の初日。
19:00開演。沢山のお客さんがみえていた。休憩無しの1時間45分の芝居。
まだまだ荒削りだが、若い役者達のストレートな演技が心地よかった。
終演後、劇場内で初日乾杯。
この芝居は1884年、朝鮮のクーデター甲申事変の首謀者・金玉均が主人公の、史実に基づいて書かれた芝居。
初日にいらしてくれた方々から、芝居のみならず、この歴史についての話しもいくつかあった。
22:30劇場を後にして帰路につく。
春のような暖かい空気。
オープンハウスのご案内(写真の住宅です。)
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
3歳馬
20100120
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。順調に乗り込まれており、先週末から坂路でのキャンター1300mを2本に増やして基礎を固めています。現在は2本ともハロン17秒ペース。しばらく休んでいた割に太すぎるという印象はなく、元気さも変わらず稽古にも前向きです。それだけに体ができていない段階で負荷をかけ過ぎないように、オーバーワークに気をつけています。馬体重は先週から1キロ増の514キロ。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間からは日によって坂路2本目に15−15を織りまぜるなどペースを上げています。先週同様に前向きさはあるものの、気ばかりが前に行って体がついてこないという状態。太めも残っているようにまだ良化途上の段階なので、しっかり乗り込んで体を絞りながら良化を待ちます。
○ 2010/1/21
昨日、途中中断していた「芝居小屋と寄席の近代」倉田善弘著(岩波書店http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4000234250/fc2blog06-22/ref=nosim/)を読了。
総覧的な本で参考にはなるのだが、どうも喰い足りなかった。
引き続き、明治時代についてのものを、と思って用意していたが、書店で「聖書の起源」山形孝夫著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092694/)が眼に入り、こちらを読む事に。
朝トイレで2回目の福音書(前回は岩波文庫。今回はhttp://shop-pauline.jp/?pid=2194700)を読んでいるので。(と言っても、キリスト教徒というわけではないのだが。)
8:00過ぎに事務所。
自転車がパンクしているようだ。
空気を入れて、すぐに抜けてしまうのではないが、半日くらいで半分くらい抜けてしまう。
大和町で一杯空気を入れて、事務所へ。
今朝は曇っているが、今日も空気は暖かい。
雑務とスタッフが置いて行った図面のチェック。
10:00、スタッフに簡単な指示。
中杉通りの自転車屋さんに自転車を持って行って、空気抜けの修理を依頼。
WMHの竣工図面修正について、スタッフ打合せ。
午後一で自転車屋さんへ。やはりパンクだった。そろそろタイヤとチューブを交換した方が良さそうだ。
その脚で杉並保健所と消防へ。とある事のヒアリング。フムフム。
15:0過ぎに事務所に戻る。
ヒアリングして来た事を記録。
17:30前に事務所を出て、BLD GALLERY(http://bld-gallery.jp/)を見て、日本外国特派員協会(外国人記者クラブ)の迫川尚子写真展「日計りー空隔の街・新宿ー」(http://www.joshibi.ac.jp/tagblocks/event/news/eventlist/0000001492.html)へ。
「日計り」という写真集、随分前に書店で見て気に入って入手していた。
先日紀伊国屋でこの展覧会のポスターを見かけたので、調べて来てみた。
開催時間が11:00〜23:00とあるので、不思議だな思っていたが、ビルの20階に着いたら、ワンフロアーすべてが記者クラブで、ホテルの受付のようなところがあり、ホールではいくつかのパーティが行なわれている。
どこに写真が展示されているのかわからず、受付で聞いたら、奥のバーラウンジや寿司屋で展示されているので、自由に見て良いとの事。
18:00過ぎだったので、写真が展示されているバーラウンジや寿司屋はすでに、様々な国の人が寛いで食事中。
まあそれなりに見れたが、落ち着いてみる事は出来なかった。
優しい光に満ちた、新宿が写し出されていた。
その後、この4・5年恒例の、早稲田大学理工学部のジャズクラブ・スウィング&ジャズ部の新年会のため、新橋に向かう。
まだ時間まで少しあったので、新橋烏森口前のニュー新橋ビルに入ってみたら、これがまた凄い。
迷路のような各フロアーに、小さな店がいっぱい並ぶ。その様相は中野ブロードウェーにそっくり。
3階には、台湾系のマッサージの店が並び、点々とある居酒屋ではすでにサラリーマンが一杯やっており、同伴出勤の待ち合わせのホステスさんなどもおり、大人のブロードウェーという雰囲気。
しばらく探検するうちに、19:00に近くなって来たので、烏森神社のそばの鰯料理専門店・長屋へ。
始めて来たが、このお店がある一体も良い雰囲気だ。
木造のしもた屋の2階の座敷に行くと、幹事をやってくれた山本が既に待っていた。
その後牧があらわれ、とりあえず乾杯。
しばらくして、円山と吉田が来て今年は5人の会。
この会は終わって見ると毎年同じ話しが繰り返されたことに気付く、情けなくも楽しい会なのだが、今年はメンバーが少ない事で、一人のメンバーから新種のネタが提供され、後半は皆腹を抱えて笑い通し。
何の生産性もない集いだが、4年間(いや5年間か)いつも飲んでいた仲間だから共有出来る時間で、ありがたい。
22:30過ぎ、お開き。
美味しい鰯料理と楽しい時間だった。
オープンハウスのご案内(写真の住宅です。)
日時:1月23日(土) 12:00〜17:00
場所:東京都板橋区常盤台
家の中心に中庭、南側に大きなテラスがあり、陽が降り注ぐ住宅が出来上がりました。
鉄筋コンクリートの構造を外断熱で包み、内部は珪藻土を中心に、柔らかい空間に仕上げています。
クライアントのご厚意でオープンハウスを開催する事になりました。
今回は、一般の方のみに向けたオープンハウスとなっています。
申し訳ありませんが、建築・設計関係者の方々はご遠慮下さい。
詳細な案内のご請求は、EメールまたはTel :03-3391-3680(大塚・花岡)までお願いします。
○ 2010/1/22
今週は夜でかける事が多く、さすがにエネルギーが切れて、少しゆっくり8:30に事務所。
スタッフが作成したWMHの竣工図のチェック。何度か繰り返し、夕方に完了。
途中、銀行に行く際に銀星舍に寄り、本を3冊引き取ってもらって、文庫本を1冊買って来る。
いつものように、ご主人としばらく話す。
EMHのスケッチ。
○ 2010/1/23
8:00過ぎに事務所。
9:00前に事務所を出て、阿佐ヶ谷駅の改札でチェ・ミキと落ち合い、SIHのへ向かう。
9:45着。ざっと室内を案内。
10:00、クライアントご夫妻とお嬢さんがみえたので、チェ・ミキを紹介し、取り扱い説明を開始。
車庫のシャッターやキッチンの説明から始めて、エレベーター、床暖房、インターフォンや電気錠など。
住宅機器も便利になって行くが、その操作は複雑になり、一度では憶えきれない。
12:00過ぎ終了。
午後からは一般の方向けのオープンハウスだが、告知が遅かったし、設計事務所仲間は来ないので、ゆったりとしたオープンハウス。
ゆっくり写真を撮りながら、家の中を回ってみる。
夕方、暮れなずんで来た頃、中庭を通して明かりのついたダイニングキッチンを見下ろす風景が良い感じだ。
17:00過ぎに終了し、スタッフと中島さんと4人で、駅前の中華屋でお疲れの一杯。
20:00お開き。
○ 2010/1/24
8:30過ぎに起き出して、昨年末の忘年会の際に壊れてしまった、スタンドを修理に出すのに梱包。
高円寺まで買い物に。
戻って、近くの自転車屋さんへ。
タイヤが摩耗してパンクしやすくなったので、前後輪のタイヤ・チューブを変えてもらうことに。
一度預けて、午後とりに行く。
○ 2010/1/25
7:30に事務所。
9:00前に事務所を出て、SIHへ。
10:00から引き渡し。
書類の説明や登記の説明があり、10:45終了。
ダイニングキッチンに置くテレビについてアドバイス。
11:00お暇して、事務所に戻る。
13:15再び事務所を出て、EMHの現場へ。
地下のサポートがとれたので、クライアントご主人と地下を見て回る。
構造事務所も来て、地下のコンクリートの状況確認と、補修の指示。
その後、クライアントご主人と木造部分を一通り見て回る。
その後、14:45から設備事務所を含めた定例打合せ。
16:00終了し、事務所に戻る。
18:00過ぎに再度事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
19:00から小劇場の勉強会・番外編。
昨年末、鳥越さんと青山学院の学生が行なった「SCAPE WORKS百軒店2009」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)。
そのトークに参加したのだが、その際に、勉強会の伊東さん、鹿野さん、小池さんも来てくれて、このイベントを継続して行くためのブレストを鳥越さんの呼びかけで行なう。
このイベントのフライヤーのデザインの鷲野さんも参加。
お互いの紹介やこれまでの経緯などを話しながら、百軒店のみに限らず、円山町から代官山へと面的な広がりの可能性の話しや、百軒店にもっと多様な人を呼び込む仕掛けなどについて話す。
気がつけば、22:00。ここでお開き。
鳥越さんと鷲野さんは先に帰られ、その後鹿野さんに少し相談事。小池さんに今年開催される御柱についていろいろ聞く。
22:30、鹿野さんとシアターワークショップを出て帰路につく。
○ 2010/1/26
昨日は移動が多く、いま読んでいる「聖書の起源」山形孝夫著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092694/)をかなり読み進む。
第一部 旧約聖書の原像・第二部 カナンの神々の系譜・第三部 新約聖書の成立、という構成で、第二部の途中まで読み進んだ。
単純に新旧それぞれの物語として読んでいた聖書が、歴史や地勢・民族性などからひとつのドラマとして明らかにされて行く。とてもエキサイティングだ。
旧約・新約の約はもちろん、神との約束のことだが、その約束の重要性がリアリティを持って書き記されている。
これもゲニウス・ロキとよんでも良いのかもしれない。
「東京の地霊」鈴木博之著(http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092014/)を読んだときと同じ興奮を感じる。ただ、時代が大きく違うだけで、歴史への視点の持つ力は変わらない。
昨晩の百軒店の話しでも、同じような事が出来るように感じる。
弁当を詰めて、8:00過ぎに事務所。
大和町のキャロライナジャスミンが小さなつぼみを付け始めた。
溜まっていた日報を書いてアップ。
知り合いから来た相談事について、法規的な調べごとを指示。
先週までバタバタしていて、税金の振込を失念していた。
午後、振込などの雑務。
EMHのスケッチ。最終フェーズへ向けて。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦の相沢厩舎に向け、きょう26日(火)にビッグレッドファーム明和を出発しました。すぐに競馬を使っても動けそうな状態です。スタッフは「気分良く行かせた方が動ける馬。前半に抑え込むと思ったほど伸びない。具合は良いですよ」と話していました。
久しぶりのアルデュール、楽しみだ。
○ 2010/1/27
今朝も弁当を詰めて、8:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの模型を確認。
気がつけばあっという間に1月も終わり、今月末までに提出しなければならない書類が溜まっており、処理する。
12:30事務所を出て、新宿・世界堂5階の喫茶店に。
昨年、ひょんな事から1968年頃の状況劇場の写真を見せて頂いた写真家の方が、それ以降、40年以上ぶりにネガから大量のプリントを行ない、見せて頂ける事になった。
その写真家の方と引き合わせてくれたもう一人の写真家の方と一緒に。
13:00に喫茶店で落合う。
ネガのメモから、5公演の記録だという事が判明。
テント公演以外に、新宿ピットインとトラック劇場の公演の写真が多く、貴重な資料だ。
写真は六つ切りサイズに、コントラスト強く焼かれている。
20代の状況劇場メンバーと写真の表現がピッタリで、とても臨場感があり、魅力的だ。
写真を撮った68年から69年は、自分の成人式をまたいでいたので、10代だったとのこと。
劇団員も凄い20代だが、写真を撮った女性も凄い10代だ。
100枚入の函に入った写真をすべて見ると、一本の公演を見たような充実感。
それが3函半。
すべて見終わって、その頃の話しや、写真まつわるそれ以降の話しをして盛り上がっていたら、いつのまにか17:00。
これは貴重な資料なので、何かしらの形でまとめられないか、と思うところもあり、写真を預かり、事務所に戻る。
スタッフに写真を見せる。スタッフも感動していた。
EMHの打合せ。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。現在は1本目を17秒で流し、2本目を15秒で乗り込むメニュー。遅めのペースでは行きたがるためにフォームが崩れてしまいますが、縦列の流れが速くなればおおむねスムーズな走りになります。歩様や身のこなしに違和感がなく、このまま仕上げの段階へ移行できそう。馬体重は522キロでした。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。21日(木)の調教で左後肢の運びに違和感がありました。ベテランのチェックでも同様の指摘があり、年末に寝違えた際に痛めた部位を再び気にしているのかもしれません。大事を取って坂路入りを見合わせ、ウォーキングマシンによる運動だけにして経過を観察しています。先日の計量では540キロの馬体重でした。
○ 2010/1/28
今朝はチェ・ミキに弁当を詰めてもらい、8:00前に事務所。
曇っていいるが、空気に湿度があり、生暖かい。
WMHの竣工図を確認し、赤を入れる。
EMHの電気設備の図面チェック。
模型も確認。ずいぶんまとまって来た。
10:00、スタッフにWMHとEMHのチェック項目について指示と打ち合わせ。
今日は一日事務所でスケッチ。
2歳馬
レッドジグの08
父:キングカメハメハ/母:レッドジグ/関西:宮本博(予定)
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間もすくみに関しては問題はありませんでした。ただ、体質が影響しているのか、最近は脚さばきの硬さが調教で目立つようになっています。馬場状態の良い日を選んで後半だけの強い調教を課していますが、ハロン15秒を切るとすぐにはペースアップできずにもたついていました。とはいえパワーはあるので、深いダートなどは苦にしないと思われます。馬体重は480キロ。
○ 2010/1/29
8:00に事務所。
スタッフが置いていたEMHの電気設備プロット確認。
I-projectについて調べごと。
スタッフとEMHの打合せ。
午後一で税務署へ法定調書の提出に。
EMHのクライアント打合せ資料にスタッフが撮った写真を確認。
その後もその写真を元に、いろいろ試みて、夜にはひとつの答えを得る。
今日、KMHのクライアントご主人から、見て頂いた「トラジ」の感想を頂く。いつもありがたい。
その中に、あった言葉。
「トラジ」には頭山満が出て来て、金玉均と碁を打ちながら話しをするシーンがある。
そのシーンからKMHのクライアントご主人は、囲碁の棋士と頭山満の子息との関わりを思い出され、映画にもなった有名な棋士、呉清源の「闇然而日章」 (あんぜんとしてひあきらかなり) という言葉を教えてくれた。
意味は、
「君子のふみ行う道は人目をひかないで、
それでいて日に日にその価値があらわれてくるものだが、
つまらない小人の道ははっきりして人目をひきながら、
それでいて日に日に消えうせてしまう。」
ということだそうだ。
その後に、「あせって、本質を見失いがちな、現在にあって、座右の銘にしたいものです。」と書かれていた。
耳の痛い、ありがたい言葉である。肝に銘じたい。(勝手に書き写して、すみません。)
2歳馬
コスモバレンシアの08
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馬場状態が回復し、この中間にも後半3ハロンで強く追う調教を消化。素軽い動きは見せましたが、隣に他馬がいたにもかかわらずふわっとしていました。以前から物見をしやすいところがあり、いままでは縦列のまま強く追っていたのが今回は前の馬を追い抜いても良く、抜け出した際に影響があったのかもしれません。稽古を繰り返して慣れさせていきます。馬体重は420キロのままでした。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、27日(水)に無事、美浦の相沢厩舎に入厩しました。輸送による熱発がなく、まずは一安心。翌28日(木)から坂路入りを開始しています。状態が良ければ中京3週目の庄内川特別・芝1200mに向かう予定。追い切りの動きなどを確認してから出否を決定します。
○ 2010/1/30
8:00に事務所。
午前中は雑務。
午後はI-projectの資料を再読。
夕方早めに事務所を出る。
夜、「風の丘を越えて」(http://ja.wikipedia.org/wiki/風の丘を越えて/西便制)を久しぶりに見る。
17年前、ソウルの新宿梁山泊の公演の際に、韓国側の受け入れ団体が、大ヒットしていた「西便制・ソピョンジェ」に我々を招待してくれて映画館でみた。
全くハングルはわからなかったが、胸に熱い思いが残った。
その後、日本で「風の丘を越えて」という邦題で公開され、はじめてきちんとした物語がわかり、新たに感動した。
今回も、その感動は少しも変わっていなかった。
○ 2010/1/31
8:30前に起きて、最近はまっている、「ようこそ先輩」を見る。
今朝は映画美術監督の部谷京子さんの「夢を創ろう!」(http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives326.html)。
後輩達に台本のト書きが渡され、そのト書に書かれている人の家のセットをデザインする。
でもそのト書き書かれた人は、実は実在する人で、その人達の話しを聞きながら、いろんなアイデアを出して行く。
どこまでその人の事を考え、どこまで自分の思いを込められるか。
舞台や映画のセットの醍醐味が、楽しく、見てる方にも伝わって来た。
これって、建築も同じだなと、考えさせられ、そんな事を見失いがちな自分を反省する。
昼から大阪国際女子マラソンを見る。
途中、14:00前に大和町を出て、外苑前のときの忘れもの「植田実写真展ー空地の絵葉書」(http://www.tokinowasuremono.com/artist-001-tenrankai/index.html)へ。
植田さんが会場にいらして、久しぶりのご挨拶を。
とても色の澄んだ写真だった。
15:40、会場を出て赤坂見附まで歩き、設計事務所仲間の先輩の石井さんの、事務所開設30周年のお祝いの会に。
沢山のクライアント、建設会社、そしていつも忘年会を行う設計事務所仲間が集う、楽しい会だった。
石井さんと昔からの知り合いで、梁山泊で一緒の、大久保鷹さんも来ていて、しばらくぶり。
石井さん、おめでとうございました。
19:00、中締め。
2次会は遠慮して、やはり設計事務所仲間の、奥村君と一緒に帰路につく。
○ 2010/2/1
弁当を詰め、8:00に事務所。
朝は陽が差していたが、曇って来て寒い。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認。
9:30、スタッフが来たので、簡単な指示。
10:00、事務所の掃除。
午後のEMHの上棟式に持って行く、お祝いの酒を買いに、パールセンターの酒屋まで。
12:30過ぎ事務所を出て、吉祥寺のヨドバシカメラで時計の電池替えとバンド取り替えをして、EMHの現場へ。
雨が降り始める。
14:30、クライアント子息がみえ現場案内。
15:00、クライアント夫人と関係者がみえ、地下の打合せ。
16:00クライアントの方々もそろい、上棟式。
棟梁とクライアントご夫妻が四方の柱を清め、その後直合。
途中、3階に上がり、クライアントといくつかの打合せ。
考えて行った最終案で了解を頂く。
18:00前、中締め。
残った人間で、場を小さくし、ストーブの廻りに集まって、さらにお酒等を頂きながら、歓談。
途中から雨が雪に変わる。
20:00、お開き。
ごちそうさまでした。
雪が激しく降って、積もり始めている。
建設会社の方と大工さん達とスタッフで、中華屋に移ってもう一杯。
22:00過ぎにその会もお開き。帰路につく。
記憶に残る、雪の上棟式だった。
○ 2010/2/2
7:30に起きだして、私道の雪かき。
雪はまだ凍っておらず、楽に道筋が出来た。
8:30に事務所。
道路の轍は凍ってしまったところもあり、気をつけないとハンドルをとられる。
I-projectの敷地を見に行く事にしていたが、かなり歩かなくてはならず、この雪で大変だろうので、明日に延期。
昨日に引き続きWMHの現場に行っていたスタッフが戻り、打合せ。
一日事務所。
今日は底冷えする。
2歳馬
コスモバレンシアの08
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。
レッドジグの08
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークに滞在中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。
○ 2010/2/3
8:00過ぎに事務所。
9:00に事務所を出て、I-projectの敷地を見に出掛ける。
中央線・総武快速線・内房線と乗り継いで、最後は小湊鉄道。
この小湊鉄道の車両、一両編成のディーゼル車。あまりのキュートさについ写真を撮ってしまう。
単線で、ほのぼのした風景の中を進む。
車内には面白い吊り広告が。
11:40目的地に着き、ゆっくり歩いてI-projectの現地に。
ゆっくり見て回り、14:00現地を出る。
帰りの小湊鉄道の車掌さんは女の子。渋い。
小湊鉄道缶入ドロップ(http://www.kominato.co.jp/train/hanbai/doropu.html)をスタッフのお土産に。
夕方津田沼で千葉在住の友人と落ち合い、久々の一杯。
途中、雪がちらつく。
21:00過ぎにお開き。帰路につく。
居酒屋でもらった節分豆を、大和町で食す。
2歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。15−15ペースへ順調にペースを上げていたものの、31日(日)の調教で左後肢の動きに違和感を生じたため乗り込みを見合わせることになりました。歩かせると左後肢が跛行しており、両後肢にもむくみが見られます。左の後ヒザが原因のようで、消炎剤を使って治療したところ歩様がある程度まで改善していました。もう少し治療を続けながら舎飼いで様子を見てみます。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。先週後半に試し乗りを行ったところ、だいぶ歩様は良くなりましたがまだ若干の違和感があったためGOサインを出しませんでした。引き続きウォーキングマシンによる運動で様子を見て、きのう火曜日に再度試し乗りを行ったところその違和感が解消されていました。あすから坂路でキャンター1300m1本を軽めのハロン20秒程度で乗っていく予定。これからも慎重にペースアップしていきます。
三歩進んで、二歩下がる、だな。
○ 2010/2/4
昨日の遠出で、「聖書の起源」山形孝夫著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480092694/)を読了。
旧約と新約を読み不思議に思っていた事の、かなりのバックボーンがわかり、面白かった。
引き続き、明治シリーズに戻る。「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)を読み始める。こりゃ、大変だ。
月曜日と昨日、寒い中ずっと外だったので、なんだか身体の中のエネルギーが切れてしまったようで、身体が温まらない。
少しゆっくり起きて、弁当を詰め、9:30前に事務所。
スタッフが置いていたEMHの図面をチェックし、その後打合せ。
昨日撮って来た写真を取り込み、プリントしようとするも、データが重過ぎてうまく行かない。
手こずって、昼過ぎまでかかってしまう。
14:00、武蔵野大学の3年生が、進路の件で相談に来る。
設計事務所や構造事務所の仕事について話して、その後、スタッフとも話すようにアドバイス。
しばらくスタッフ達と話して帰って行った。
その後、昨日のI-projectの現調をスタッフに報告。
来週の火曜日の午前中に打合せをして、続行か否かを決める事にする。
写真は、昨日遠出した道にあった標識です。深いぞ、千葉県。
○ 2010/2/5
8:00に事務所。
スタッフが置いていたEMHの図面をチェックし、スタッフの机の上に置き、9:00前事務所を出て、SIHへ。
引っ越して2週間弱、建設会社と訪ね、絵を掛ける場所などを決める。
荷物もどうにか片付いた様子。引っ越し疲れにならないとよいが。
すべての位置を決め、11:00過ぎにお暇し、事務所に戻る。
EMHのスタッフ打合せ。
明晩、新宿梁山泊の金さんが出演している「血は立ったまま眠っている」(http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_blood/index.html)を見にいくので、差し入れを買いにうさぎ屋に。
OZONEのプロフィール資料の刷新打合せをスタッフと。
I-projectについて考える。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースでそれぞれ乗り込まれています。日曜日に半マイルから追い切った際、動きに重さを感じたため今週の出走を回避することに。3日(水)に長めから追い切った際も、時計を要す馬場状態とはいえもう少し伸びて欲しかったところ。跨った調教助手は「右にもたれるところがあったし、まだ少し重い。でも前回入厩時の走行フォームの悪さは直っているので、このひと追いでピリッとすると良いね」と述べていました。来週、中京の芝1200mに石橋脩騎手で出走を予定しています。
○ 2010/2/6
8:00過ぎに事務所。
今朝も冷え込んでいる。
OZONEのプロフィール資料用のコメント作成。
10:00、自転車で図書館へ。借りっ放しだった本を返却。
引き続き、OZONEのプロフィール資料作成作業。
I-projectのスケッチ。ひとつのアイデアが出て来た。
17:00前に事務所を出て、シアターコクーンへ。
17:30過ぎ、入り口前でチェ・ミキと落合い劇場へ。
「血は立ったまま眠っている」(http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/10_blood/index.html)。
寺山修司23才の時の処女戯曲。
金守珍さんと六平直政さんが出演している。
劇場には、シアターワークショップの伊東さんや、岩波書店の樋口さん夫妻も。
18:00開演。途中休憩を挟んで、2時間半の芝居。
長編の詩を集団で読み上げるような戯曲。蜷川さんの演出は、客席をあの手この手で挑発する。でもその挑発も、森田剛君目当ての女性客には届かないか。
カーテンコールではその女性客達は総立ち。蜷川さんも客席から舞台に登場。
終演後、樋口さん夫妻と楽屋の金さんを訪ねる。
何人かの出演者を紹介され、最後には、主演の窪塚さん・森田さんと記念写真。
劇場を出て、麗郷で金さんも交えて一杯。色々な話しを聞く。
22:30過ぎ、お開き。金さんありがとうございました。
渋谷駅で皆と別れ、チェ・ミキと高円寺まで戻り、大将でもう一杯。
0:00過ぎ、大和町に戻る。
○ 2010/2/7
8:00に起きて、「ようこそ先輩」を見て、I-projectのスケッチ。
10:00前、近所の自転車屋さんに寄って、ダメになったランプを取り替えをして、高円寺で買い物。
大和町に戻り、引き続きI-projectのスケッチ。
早飯をして、12:00過ぎに大和町を出て、武蔵野大学へ。
13:00過ぎに到着。
卒業設計の講評会。始まるまでの間、展示してある下級生の模型などを見て回る。
14:00から、講評会開始。
発表者は12人。一人4分の発表に6分の講評や質問。2時間で終わる予定だが、やはり時間が延び、すべての発表が終了したのが、18:00前。
発表・講評・選考すべての終了予定が17:30だったので、既に時間オーバーだが、致し方ない。
18:15から学生達の前で、完全公開の選考。
1回目の投票ではすべての学生に票が入る混戦。
選考を含め、ひととおりの学生に対して、先生方の意見交換をしていたら、20:30過ぎになってしまう。
少ししぼって再度投票。その票から1位と2位が本当に僅差で確定。
その後は順調に決まり、4位までの表彰者が確定したのが、21:00。
各先生方のまとめのコメントがあり、21:20終了。
会場を移し、表彰式とお疲れの懇親会。
長丁場でいろいろ考えたので、ちょっとの酒で頭がぐらぐらして来るが、開放感一杯の学生達との話しは楽しい。
会場に来ていた3年生に、来年楽しみにしてるぞ、と発破をかける。
新宿梁山泊定番の三三七拍子+万歳三唱をここ何度か打ち上げでやっており、恒例になっているので、皆でそれをやって、22:30お開き。
何人かの先生方とタクシーに乗って、吉祥寺で別れる。
設計方法論からアグレッシブに展開して行ったが、具体的な詰めが充分ではなかったグループと、地に脚をつけて丁寧に計画を進めて行ったが全体的に小さくまとまってしまったグループ。そのふたつの間に12人が分布していたが、そこを行き来して統合された作品がなかったのが残念だった。
皆さん本当にお疲れさまでした。
こちらも疲れました。
○ 2010/2/8
8:30に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
週末の写真を取り込み、楽屋での記念写真をみんなに送付。
10:00、清掃後、ONONEプロフィール変更のスタッフ打合せ。
EMHのスタッフ打合せ。
パソコンが重くなって、イライラするくらいに時間がかかり、何度も再起動。
早く写真を整理しないとまずいな、これは。
日報を書いてアップ。
雑用でちょっと出て、I-projectのスケッチ。
○ 2010/2/9
8:00過ぎに事務所。
今日は暖かくなると言っていたが、朝はここ何日かと変わらない。
スタッフが置いて行った、EMHとONONEプロフィール変更の資料のチェック。
10:00スタッフとそれぞれの打合せ。
さらに、I-projectの打ち合わせ。
手伝いなどの体制が整ったら、進める事にする。
学生達に連絡。
13:00前、事務所を出てSIHへ。
残、手直し工事も一段落したので、その確認と暮してみてのいくつかの相談事。
15:30終了。その脚で、新宿の写真ギャラリーいくつかを回る。
サード・ディストリクト・ギャラリー(http://www.3rddg.com/index.html)、フォトグラファーズ・ギャラリー(http://www.pg-web.net/)、そして蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)。
蒼穹舍で写真集と今和次郎の特集が組まれている「グラフィカno.3」(http://www.graficamag.com/grafica.html)を買って、事務所に戻る。
午後から本当に春のように暖かくなってきた。
バタバタとEMHとONONEプロフィール変更の資料の打ち合わせや、AV機器インストーラーのクリオネの来所や、連絡事項。
武蔵野大学の4年生から、先日受験した他大学の院試に合格した、との連絡がある。
卒計途中でエスキスチェックをしたが、提出作品はエネルギーはあったが、それが空回りしたままだったので、講評会では一度も一票を投じなかった。それでも他の先生方が評価してくれて、優秀賞3位に入ったので、ホッとした経緯があるので、良かった。自分の事のように嬉しい。おめでとう。
○ 2010/2/10
8:00に事務所。
スタッフが置いて行った、EMHとONONEプロフィール変更の資料のチェック。
ONONEプロフィール変更の追加文章を書く。
I-projectの検討項目を書き出す。
10:00スタッフと、ONONEプロフィール変更の最終打合せ。
11:00前、EMHのスタッフ打合せとI-projectの確認事項打合せ。
13:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
14:00から定例打合せ。
16:30前終了。スタッフを残して事務所に戻る。
現場はサッシが付き始めたところなので、まだ外と同じ環境。身体が冷えきってしまう。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で休養中。左後肢の違和感は後ヒザを痛めたことが原因と思われます。馬房で寝違えてしまったのかもしれませんが、いずれにしてももうしばらくは騎乗を見合わせた方が良いでしょう。歩様には一定の改善が見られ、これを受けてウォーキングマシンによる運動を開始しました。ひとまずは30分ほど歩かせ、問題がなければ60分に延長します。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。試し乗りで左後肢の運びの良化を受け、4日(木)に坂路入りを開始しました。1本の乗り込みから取りかかり、問題がないことを確認してから2本のメニューに増やしています。休みがちで調教がなかなか軌道に乗らず、その間に馬体が緩んでしまいました。目方も545キロまで増えています。今度こそは順調に進んで欲しいもの。
○ 2010/2/11
8:30過ぎに事務所。
曇りでどんよりしている。夜は雪が降るという予想。
昨晩テレビで石川議員民主党離党とのニュースを見た。
いま読んでいる「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)。
現代にはあまり関係ないかと思っていたが、このニュースを見て、いつの世でもある事なのだと認識。
忠誠と反逆はすぐに反転してしまう。
I-projectのスケッチ。うーん、難しい。考えれば考える程、どつぼにはまって行くようだ。
13:00、応援をお願いした武蔵野大学の卒業生と4年生が来所。
始めにI-projectの概要を説明。
13:30からスタッフ二人も加わりブレスト。
あれやこれや可能性を話し合う中で、ひとつの方向性が見つかり、その方針で詰めて行く事を決める。
大まかなスケジュールと分担、資料をコピーしたりして、15:00過ぎ終了。
今日のブレストをスケッチにまとめ、スタッフへ説明。
マイネアルデュール、13日中京8R出走確定。昨年9月から5ヶ月ぶり。
○ 2010/2/12
8:00前に事務所。
僅かにだが、冷たい雨が降っている。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
I-projectに付いて確認事項。
机廻りを少し整理。
I-projectの資料を読み込み、コンセプトメイク作業。
16:00過ぎ、事務所を出て渋谷区役所へ。
昨年末、鳥越さんの研究室で行なったイベント「SCAPE WORKS 百軒店」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)。
そのオープンエアーディスカッションに参加させて頂いた。
イベント後のブレストに、小劇場の勉強会のメインメンバーも参加しており、今日は渋谷区のまちづくり課の方や、百軒店の商店会長、その他の方々との、イベントの報告と情報交換会。
勉強会からは伊東さん、鹿野さん、小池さんが参加。
17:00から準備が整うまで、初顔合わせの方々と自己紹介。
引き続き、イベントの様子を画像にまとめたものを見て、お店が始まるので退席する商店会長の話しがあって、ブレストに移る。
イベントの企画をした学生の一人が司会をして、話し合い。
最初は固い雰囲気だったが、話しが進むうちに、それぞれの思惑も徐々に判ってきて、いろんなアイデアが出て来る。
これからも、堅い会ではなく、面白いことをやりたいという思いで、気軽な会合を持って行こうという話しになる。
勉強会もその会合の一環をになうことに。
区の方々も、引き続き今後もいろいろ協力頂けるようになった。
22:00前終了。
勉強会のメンバーと近くの中華料理店に行って、感想を話し合う。
21:30お開き。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、13日(土)、中京8R・芝1200mに出走します。今週の追い切りは単走で終い重点。ラストだけ気合をつけて脚を伸ばす内容でした。上がってきた際には少し息遣いが荒く感じられましたが、この1本で変わってくることでしょう。助手は「前回の在厩時は背中の感触があまり良くなかったが、今回は調子がいい頃の感じに戻って帰厩してきた。結果を出してくれることを期待したい」と語っていました。初めての中京コースでどんなレースを見せてくれるでしょうか。
○ 2010/2/13
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHとI-project、ONONEプロフィール変更の資料の図面をチェック。
9:00過ぎに事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ行って、馬主会の桐山の分を含め、アルデュールの馬券を買って、トンボ帰り。
引き続きI-projectのスケッチ。
11:00、スタッフと打合せ。ONONEプロフィール変更の資料の最終修正の指示とI-projectについて。
13:40発送の中京の8Rをラジオで聞こうと、大和町からAMが入りやすいラジオを持ってきたのだが、ラジオ日本では中京の実況はやっていない。トホホ。
14:00前、JRAのホームページを確認したら、アルデュールはなんと1着。
久しぶりの出走と勝利に大喜び、馬主会の桐山にメールを送る。レース見たかったな。
15:00前、事務所を出て日暮里のサニーホールへ。
OM-2「作品No.7」(http://www.om-2.net/)構成・演出 真壁茂夫。
16:00、会場で本日も一緒の、伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
会場のサニーホールはシティホテルの中にある劇場で、そう言う劇場によくあることだが、ロビーが今一。だが、タッパも高く、立派な劇場だ。
16:30から10分押して開演。
ダンスでもなく、芝居でもなく、パフォーマンスというのが一番通じやすいか。
後半、ドラムのグループ演奏や声に依る表現があり、多様な表現が詰め込まれている。
その垣根のなさが、ピナ・バウシュを思い起こさせる。
始めて拝見したので、果たして、と心配だったが、その多様性がかなりつぼにはまった。
18:10終演。
4人ですぐそばの韓国居酒屋で一杯。
22:30お開き。
マイネアルデュール
石橋脩騎手「跨ったのは初めてだが、何度も一緒に走ったりしていてある程度は特徴を掴んでいたつもり。陣営のアドバイスもあったしイメージ通りの競馬ができた。ありがとうございました」
○ 2010/2/14
8:00過ぎに起きて、最近はまっている「ようこそ先輩」を見ようと、TVをつけたが、そうか今日はオリンピックか。
修理が終わって届いたスタンドの梱包をとくも、梱包の仕方が万全ではなかったようで、新たな部分が壊れている。
写真を撮って、梱包し直す。
米をといで水につけ、洗濯機に洗濯物を放り込みスイッチを入れ、9:00事務所に。
スタッフが置いて行ったI-projectの図面を確認し、コピーを取って、阿佐ヶ谷で買い物をして大和町に戻る。
I-projectのスケッチ。
スタッフがまとめていった案が、現在までの諸々が統合された案になっているので、それらの詳細をスケッチ。
午後、高円寺に買い物に。
今日は久しぶりに、陽が差して寒さもちょっと緩んだ。
その前後、断続的にI-projectのスケッチ。
○ 2010/2/15
7:00過ぎに事務所。
曇りで寒い。
昨日のI-projectのスケッチを色付けしたり再度確認。
EMHの図面チェック。
9:00前、武蔵野大学の4年生でI-projectの応援をしてくれている学生から、図面データが届く。
溜まっていた日報をアップ。
10:00清掃後、スタッフとI-projectの打ち合わせ。
引き続き、EMHのスタッフ打合せ。
方針を決め、図面化作業とボリューム模型作製準備。
14:00過ぎ、既存建物と敷地模型を作ってきてくれた武蔵野大学の卒業生来所。
模型の追加修正作業を確認し、引き続き事務所で作業をしてもらう。
文章作成とたたき台レイアウト作成などの作業。
○ 2010/2/16
7:00に事務所。
今朝も少し雨が降っていて寒い。
スタッフが置いて行ったI-projectの図面とEMHの図面をチェック。
I-projectのスケッチを続ける。
10:00スタッフが来たのでI-projectの打合せ。武蔵野大学の応援の4年生も加えて。
さらに方針を詰めて、スケジュールや分担の確認をして、それぞれ作業に。
引き続き、EMHの打合せ。
合間に雑務。
午後はひたすら、I-projectの文章作成作業。
夕方一段落。
その後も、I-projectのスケッチ。
2歳馬
コスモバレンシアの08
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。父の仔にしては身体が緩く、即座に加速でいない反面、スピードに乗ってからの動きはなかなか軽快。パワフルとはいえませんが、ここにきて非力な印象が薄れてきています。馬体に幅が出てくればさらに力強くなるでしょう。先日の計量では1ヶ月前から増減なしの420キロでした。
レッドジグの08
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間に宮本師が来場し、調教を見学。しっかりした走りを見て納得していました。その際にゲートで扉を開閉しての駐立の練習も見てもらい、特に変な癖がないことも確認してもらっています。育成主任は「脚さばきは硬めだが、スピードは水準級には達している」と評価。馬体重は484キロでした。
○ 2010/2/17
今朝も7:00に事務所。
曇り。
スタッフが置いて行ったI-projectの模型写真が、なかなか良く撮れている。
同じく、平面図をチェックし、赤を入れる。
今朝起き抜けに考えたコメントを組み込み、文章の推敲をして行く。
実績などの提出部資料作り。
ついでに、経歴書の更新作業。
夕方遅く、現在の状態でプリントアウトして、レイアウトを確認。
いろいろ検討して、後をスタッフと応援の武蔵野大学の卒業生にまかせ、事務所を出る。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。角馬場での試し乗りで左後肢の違和感がないことを確認し、先週から坂路でキャンター1300m1本の運動を再開しています。現在はダクで体をほぐしてから、ハロン20秒程度の軽めで駆け上がるメニューです。スタッフは「稽古には前向きなタイプなので、抑えるのに苦労している」とコメントしていました。その後も後肢の感じは悪くなく、今週中にはハロン17秒にペースを上げたいと考えています。馬体重は515キロ。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間から2本ともハロン17秒ペースへ。まだ全体的な動きが硬く、1本目ではゴツゴツしていますが、2本目に入ると体がほぐれてまずまずの動きを見せます。左後肢は調教を再開してからも特に変わりません。焦らずに進めて良化を待ちます。馬体重は先週と同じ545キロでした。
○ 2010/2/18
5:00に事務所。
雪が降り始めている。
徹夜のスタッフと応援の武蔵野大学の卒業生に夜加わった武蔵野大学の4年生が、提出図面をカラーでプリントアウトし始めていた。
プリントアウトしたものを見て、全員で修正箇所を確認し、各自修正に入る。
学校に行かなくてはならない、武蔵野大学の4年生は本降りの雪の中を帰って行った。
説明文の修正作業。
8:00過ぎ、完了したものをスタッフに渡し、図面に反映してもらうよう指示。
後は、各自の修正終了を待つのみ。
溜まっていた日報をアップ。
少しずつ片付けを始める。
昼前に雪はやみ、午後には晴れて、久しぶりに暖かくなってきた。
12:00過ぎに、再度プリントアウトして、確認。
最終修正作業をして、15:00前から最終プリントアウト。
スタッフに任せ特にやることはないが、なんだか落ち着かない。小物だな。
昨日から徹夜で手伝ってくれた、武蔵野大学の卒業生と4年生がいなければ、完了しなく、途中挫折していただろう。
お疲れさまでした。助かりました。本当にありがとうございました。
最終作業に入ったところで、16:30過ぎ事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ向かう。
17:00に稽古場につくも、「少女都市からの呼び声」(作・唐十郎)ソウル公演の稽古中で、しばらくそちらを見る。
「少女都市からの呼び声」は昔出演したこともあり、懐かしく、ちょっと見ただけでもその戯曲の素晴しさが伝わって来る。
18:00稽古も一段落し、金さん、宇野さん、野村さん、舞台監督の丸山さんと、「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作・寺山修司http://project-nyx.com/)のセットの打合せ。
19:30過ぎから途中止めながらの通しの稽古を見て、再度役者も含めて、稽古場で諸々のアイデアだし。
23:00前に稽古場を出る。
○ 2010/2/19
さすがにホッとして、9:30事務所。
10:00に来たスタッフに、昨日の発送無事完了の確認。
10:30、住宅の設計候補者何人かと面談してらっしゃるという女性の方が来所。様々な質問を受け、こちらの考えを話す。
自分で会社をやってらっしゃる方なので、設計事務所との関わり方についてもとても暖かい見方をしてくれ、ありがたい方だった。
ご一緒に仕事ができればよいが、こればかりはご縁なので。
11:30、終了。
午後、久しぶりに中杉通りの古書店・銀星舍へ。
昨晩もらってきた「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作・寺山修司http://project-nyx.com/)のポスターとチラシを持って張ってもらうお願いに。
以前ご主人に勧めた、パット・メセニーの「Beyond the Missouri Sky」( http://www.amazon.co.jp/ミズーリの空高く-チャーリー・ヘイデン-パット・メセニー/dp/B00005FK5I/ref=sr_1_2?ie=UTF8&s=music&qid=1266570993&sr=8-2)が店内に流れており、ギターや芝居についてひとしきり話しをして、事務所に戻る。
ホッとしたのと、疲れから、今日はバテバテ。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、13日(土)に中京で出走して嬉しい3勝目を飾りました。年齢を経てずぶくなっているのか以前ほど前には行けませんでしたが、ハイペースと適度に力の要る馬場が幸い。ロスを最小限に4コーナーで外に出して鋭く差してきました。このクラスはいつでも勝てる力はあっただけに、立て直した結果が出てホッとしています。レース後も順調で、この中間には松岡騎手が跨がって角馬場で体をほぐしていました。使った後の硬さも残らず、良い状態で次走にも向かえそうです。その次走は中山3週目の房総特別か、同じ週の中京・知立特別のいずれかが有力。
○ 2010/2/20
8:00に事務所。
今朝はよい天気。
徹夜はしなかったので、疲れはとれた。
事務所で雑務等諸々。
パソコンを軽くしようと、写真をCDに焼いて、捨てるも時間がかかり、はかどらず。
13:00、事務所を出てEMHの現場へ。
建設会社の担当者、スタッフと今後の予定の確認。
来週から大きく様変わりしてきそうな工事が行なわれるので、後半になるとずいぶん様相がわかるようになってきそうだ。
14:00前現場を出て、新宿で買い物をして、事務所に戻り、メールなどを確認して、大和町に戻る。
17:00過ぎ、中学の同級生で、西荻でリフォームの工事などを行なっている、松岡君が来てくれる。
お隣の入り口を自転車が置けるように改修したい、との相談を受けていたので。
小一時間話して、内容を決めて、18:00終了。
このようなことをお願い出来る友人が、そばにいることはとても心強い。
○ 2010/2/21
8:00に起き出す。
テーブル廻りの片付け。
「血は立ったまま眠っている」に出演していた、寺島しのぶさんが、若松孝二監督の「キャタピラー」で、ベルリン映画祭の主演女優賞を受賞、とのニュースを知る。素晴しい。
10:00、高円寺に買い物に行く。
昼過ぎには、鷺ノ宮方面の魚屋さんに。久しぶり。
午後、ゆっくり出来るので、こちらも久しぶりで、ひじきとカボチャを煮る。
すごい量になってしまった。
○ 2010/2/22
昨晩チェ・ミキが準備してくれたものを弁当に詰め、8:00に事務所。
曇りで寒い。
スタッフが置いて行ったEMHの資料チェック。
最近、新しいメールが、迷惑メールとしてはじかれてしまうので、設定の確認。
プリフィールまとめをこの機会にやってしまおうと、資料の確認。
10:00スタッフが来たので、清掃して、EMHの打合せ。
昼前、陽が差して暖かくなってきた。
午後は銀行行きや雑務。
日報を書いてアップ。
17:00、事務所を出て、とある用事で渋谷へ。
(「上海バンスキング」のゲネへ。シアターワークショップの小池さんから、ゲネを見たことは公開しないように言われたので、明日の初日以降に書くことに。)
○ 2010/2/23
昨晩遅かったので、少しゆっくり9:00に事務所。
今日の打ち合わせの資料の準備。
10:00過ぎ、事務所を出てEMHの現場へ。
11:00からクライアントご夫妻に、フローリングや仕上げ材の確認をしていただく。
その後、キッチンの話しを夫人として、夫人が現場を出られた後、ご主人と現場内を回っていくつか確認事項。
12:00過ぎ終了。
12:30、スタッフと現場を出て、先日面談した方の敷地を拝見しに移動。
現地調査をして、駅でスタッフと別れ、現在のお住いに伺う。
14:00過ぎから、ご要望を伺い、現在のお住いを拝見する。
お話をして、現在のお住いを拝見して、大きなヒントを頂く。
今後の予定を確認し、15:00過ぎ終了。
その脚で、RAT HOLE GALLERY「MIWA YANAGI”ullaby”」(http://www.ratholegallery.com/)へ。
10分くらいの映像。どこかのインタビューで言っていた、「田園に死す」のラストシーンの屋台崩しに影響を受けた、ということはこういうことか。
16:00過ぎ、事務所に戻る。
○ 2010/2/24
弁当を詰め、8:00に事務所。
チェ・ミキの協力もあり、弁当持参は飛び飛びながらも継続中。
昨日の現地調査などの写真を整理してプリント。
10:00、スタッフとSIHの竣工図と事務所のポートフォリオ更新の打合せ。
午後、昨日の現地調査と要望や諸々をスタッフに伝達。
その後、「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」(作・寺山修司http://project-nyx.com/)のセットの図面作成。
18:00過ぎ完成。
関係者へメール送信。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。角馬場でダクを踏み、身体をほぐしてから坂路1本を駆け上がっています。体力的に問題ないことから、近日中にも乗り込み量を2本に増やす予定です。全身を使った大きなフットワーク。動きの硬さはキャンター中は特に気になりません。行きたがるところをなだめながら調教しています。先日の計量では1週前から1キロ増の516キロでした。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週の半ば以降は降雪の影響で馬場状態が思わしくなく、ペースダウンせざるを得ない状況でした。その影響もあり、まだ身体が重く(550キロ)、ピリッとした動きに欠けます。スタッフは「今週に入ってからは天気が良いし、暖かい。脚元に気をつけながら、この機にしっかり絞っていきたい」と話していました。次走についてはもう少し状態が上向いてから師と相談します。
○ 2010/2/25
8:00に事務所。
自転車で来るのに、手袋をしなくても、ちょっと手が冷たいくらいですむ陽気になってきた。
ポートフォリオを更新しているので、過去の竣工写真のポジをデータ化したもののありか探し。
日頃の整理が悪いと、なかなか見つからない。
11:30過ぎ、事務所を出て、EMHのクライアント宅へ。
13:00から、夫人と現在のキッチンを元に、新しいキッチンの確認。
その他の家具についても打合せ。
15:00終了。実りの多い打合せだった。
その脚で現場に寄って、事務所に戻る。
現場は外階段の型枠ばらし中。
木造部分にラスが張られ、ボリューム感が現われてきた。
17:00、昨年まで武蔵野大学の職員だった中島さんが来所。
ホームページの改訂について相談。
現在のホームページは、7年前に友人が作ってくれたもので、よく出来ているのだが、htmlで組まれているので、日報以外自分で更新出来ない。
その友人も何年か前から地方に移り、別の仕事を始めて忙しそうなので、自分で更新出来るように改訂する作業を、中島さんに相談中。
18:30前終了。
○ 2010/2/26
8:00過ぎに事務所。
今朝も暖かい。
花粉か、昨日くらいから、鼻がムズムズし、くしゃみが出始めた。
10:00スタッフにEMHで気がついたことの指示。
THHのスケッチを始める。
午後、雨がひどくならないうちに図書館へ行き、その脚でレニューアルした街道、その名もギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
入り口が大きく変わり、展示壁面も、淡いピンクとベージュになり、ずいぶん印象が違う。
由古堂のユウコさんと少し話しをして、事務所に戻る。
ホームページの改訂について中島さんと電話連絡し、いくつかのパソコン操作。
15:30、以前お世話になった建設会社の営業の方が、久しぶりに来所。
色々と話す。60才になり、今年の8月で定年退職とのこと。
それ程歳の離れた方ではない、と思っていたが、もうそう言う歳になりつつあるのだな.
溜まっていた日報をアップし、引き続き、THHのスケッチ。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれ、ほぼ毎日2本駆け上がっています。前走後も飼い食いが良く、活気もあって健康そう。身のこなしに異状もなく、先週末には早速、通常の調教メニューに戻しています。暖かな日が続いた影響もあるのか、ここにきて冬毛が抜けてきました。いまのところペースアップは来週からの予定。次走は中京2週目の知立特別・芝1200m(石橋脩騎手)が本線です。
○ 2010/2/27
8:00に事務所。
弱い雨が昨晩から降り続いている。
9:00前にスタッフから電話があり、EMHの現場での、左官仕上げの打合せは雨で月曜へ延期になった。
THHのスケッチを集中的に。
昨晩はまだ茫漠としたものだったが、少しずつ何かが見えて来る。
あぶり出しのようにゆっくりとかすかに、ただ慌てると焦げてしまう。
14:00過ぎ事務所を出て、初台へ。
WAKO WORKS OF ART(http://www.wako-art.jp/top.php)のゲルハルト・リヒター「New Overpainted Photographs」へ。
写真の上に油彩された作品が並ぶ。この作業は毎日行なわれているらしく、日付の連作が並ぶ。
見ることの幸せを感じる、美しさがある。
瀧口修造のデカルコマニーにも共通する美しさ。
若い人達が次々訪れて来てきたのが印象的だった。
次に、東京オペラシティアートギャラリーへ。
「エレメント」構造デザイナー セシル・バルモントの世界(http://www.operacity.jp/ag/exh114/)。
こちらも結構な数のお客さんが来ている。やはり若い人が多いか。
世界的に有名な構造デザイナーの展覧会。
題名の「エレメント」通り、要素の集積から作られた空間の基本となるコンセプトや、実際にX字方のアルミプレートとチェーンの組み合わせに依って、無限に構成出来る空間が展示されている。
16:00から、ギャライートークだったのでそれに合わせて早めに行ったが、16:00前に一通り見てしまい、16:00から始まったギャラリートークの参加者も多く、その人数で会場を回りながらの説明で、一時間以上かかるとのことだったで、しばらく聞いて次に向かう。
会場で武蔵野大学の卒業生と偶然出会う。
銀座に向かい、BLD GALLERYで宮島達男「その人としそう」展(http://bld-gallery.jp/exhibition/100204miyajimatatsuo.html)。
芸大入学時から、88年のヴェネチア・ビエンナーレの展示までの、記録写真で構成された展覧会。
トレードマークとなっている、発光ダイオードが現われるまでの興味深い記録で、とても面白かった。
その後、丸ビルマで歩き、「アーキニアリング・デザイン展」(http://www.tokyo-event.jp/details/10092728.html)。
面白い企画なのだが、巡回に依って壊れた模型が修繕されていなかったり、会場には特別な照明もなく、到着した夕方には展示場所が、薄暗くなっていて見にくく、可哀想だった。
真ん中に、フラーのコーナーがあり、いくつかのドームの模型が展示されていた。
先ほど見てきたセシル・バルモンドと同じ世界なのだが、いろんな意味でフラーの方が大きさを感じた。
宇宙的な思考がフラーには感じられるからなのか。
ともかく、同じ日に見なければ気がつかなかった印象なのだろう。
18:00過ぎに、事務所に戻る。
インターネットのニュースに、チャンバラトリオの南方英二さんの訃報があった。
そう言えば最近テレビで見てなかったな。
東では東京コミックショウ、西ではチャンバラが何故か好きだった。
両方とももう見ることは出来ないのだな。ご冥福を祈る。
○ 2010/2/28
8:00に起き出す。
結構な本降り。
来週も雨がの日が多いらしい。菜種梅雨のような気候と言っていた。
10:00に大和町を出て、早稲田大学の大隈講堂(http://www.waseda.jp/cac/ookuma.html)へ。
今日は大隈講堂で、建築学科の「2009年度優秀卒業計画/修士計画/修士論文・公開講評会」があり、その前午前中に、「大隈講堂見学ツアー」があり、予約している。
シアターワークショップの伊東さんも参加で、既に会場に。
研究室の先輩も一人みえていた。
11:00、今日のツアーの講師で、大学院時代の恩師、中川武教授が会場にみえ、ご挨拶を。
先ず雨の中外に出て、配置の意味や、ファサードについて説明がある。
その後、中に入り普段は入れないところまで入り、説明がある。
2007年に国の重要文化財に指定され、改修が行なわれた。
舞台上では、中川先生から指名があり、舞台機構の改修に関わった伊東さんが説明。
地下の楽屋では、一級建築士なので「一休」という名で役者をやっている人です、とこちらまで紹介される。
中川先生ありがとうございました。
125尺の時計塔にも上がり、さらに梯子で鐘楼まで上がると言う滅多に出来ない経験ができた。
この鐘楼と大隈銅像と理工学部の51号館が同じ軸線上に並ぶことが、よく分かる。
中川先生の、早稲田建築の歴史を基本にする、大隈講堂のついてのレクチャーは、「近代的な折衷主義」という言葉により、やっと今になってその意義を確認すると言う、どうしようもない卒業生にとって、大変有意義なレクチャーだった。
12:00終了の予定が12:30までになり、すぐその後13:00から、優秀卒業設計の公開講評会。
13:00前には鹿野さんと小池さんも到着。
早稲田の建築学科は一学年200人くらいの学生がいる。
何年か前から、卒業設計は違う分野の研究室に属する学生3人が一チームになって、制作することなっている。
それでも、60チーム以上なのだが、学内の講評会でしぼられた14チームが、晴れて今日発表する。
その14チームの中に、昨年の建築会館のイベントで活躍した、3人がそれぞれ別のチームで選ばれているので、応援に駆けつけたのだ。
一チーム4分、4・5チーム一組で発表し、その後先生方の講評。
予定は15:00前終了だったが、結局、15:30過ぎにすべて終了。
4分間の発表だけでは、やはり何もわからず、鹿野さんと運び出される模型を見ていたら、小劇場の勉強会の発表した学生も出て来て、詳しい説明をしてもらう。
3人一組なので、感性的・私的なテーマが出にくく、社会的なテーマが多くなるようだ。
皆真っ向からその社会的テーマに取り組んでいて、感心したが、その取り扱い方が素直すぎるようにも感じられたことを話し、帰路につく。
お疲れさまでした。
高田馬場で、鹿野さんと別れ、高円寺で買い物をして大和町に戻る。
写真はレクチャー中の中川先生。
日報に書くのを忘れていたが、「上海バンスキング」作:斎藤憐・演出:串田和美(http://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/shosai_10_bansking.html)を初めて見た。
途中休憩を挟んで、3時間半の大作。
六本木の小さな劇場から生まれた作品なので、もっと小振りな作品だと、勝手に思い込んでいたが。
成瀬巳喜男の「浮雲」のような切ない作品。
とにかく、吉田日出子さんが素晴しい。あの声を授かったことが、才能なのだろう。
それだけに、六本木のオンシアター自由劇場時代に見ておきたかった。遅きに失したか。いや、いま見ておかないと、さらに遅きに失することになるだろう。
劇場を出たのがすでに22:30過ぎで迷ったが、気分が高揚して、すぐに帰路につく気にならず、一緒に見たメンバーの鹿野さんと小池さんと、ちょっと行こうと駅近くの居酒屋へ。
鹿野さんは昔のも見ている。「バンスキング」や芝居の話しであっという間に23:30過ぎ、お開き。
大和町に戻ってからも、なんだか高揚して、また一人で一杯。
テーブルに寝そうになっていたので、慌ててベットへ、というようなことがあった。
○ 2010/3/1
8:00に事務所。
チリの地震で太平洋側沿岸に津波が来ている。
海で繋がっていることを改めて感じる。(チリの被災者はそんなのんきなことことを感じている場合ではないだろうが。)
土日の移動で、「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)の、表題論文をどうにか読了。
「組織への忠誠と原理への忠誠」や「主体と他者」の理解、全く消化不良だが、次の「幕末における視座の変革-佐久間象山の場合-」が、講演記録なので読みやすく、先の「忠誠と反逆」の論文で言われていたことが、少しずつ消化出来て来るように感じるのは、単なる勘違いであろうか。
土日の長い日報を書いてアップ。
10:00スタッフが来たので、清掃。
12:00、事務所を出てEMHの現場に。
左官屋さんと作ってもらった仕上げのサンプルを見ながら打合せ。
地下ではセルフビルドの一部施工が始まっている。
14:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
THHのエスキス。
○ 2010/3/2
8:00に事務所。
どうにか雨は持っている。
EMHの連絡事項など。
ポートフォリオの更新の写真選び。
EMHのスタッフ打合せ。
昼をまたいで、建築家賠償責任保険の更新、確定申告書類作成、土建組合の定期健康診断の予約など、気になっていた雑務をすべて完了。
後は、振込や書類提出、検診に行くのみだ。
THHのスケッチに移る。
先月日報にI-Projectと記していた案件は、千葉の市原市の施設のリノベーションのオープンコンペ(http://www.ichihara-art.jp/)
だった。
オープンコンペとは、一級建築士事務所なら誰でも参加出来る設計競技会。一等になると実際に設計が出来る。
コンペ参加者の資格として、公共の建築何千㎡以上の設計実績がある者、という縛りがあるコンペが多いが、たまに完全なオープンコンペがある。
先月末に1次審査があって、今月初め1次審査結果発表だった。
昨日1次審査通過者が発表になったが、残念ながら通過出来なかった。
ここ何年か参加出来るオープンコンペには積極的に参加するようにしている。
事務所には負担になるが、住宅以外の建築を、リアリティを持って考える良いチャンスだと思っている。
一等案をはじめとする他の案と、自分たちの案を比べる楽しさもある。
今回は残念だったが、手伝ってくれた武蔵野大学の卒業生と4年生、お疲れさまでした。打ち上げで盛り上がろう。
そして今日はもうひとつ知らせが。
旭化成で同期だったK君が今日突然亡くなった、との知らせを桐山が知らせてくれた。
配属された部署も近く、退社するまで仲良くしてもらった。
くも膜下出血だったとのこと。
まだ52歳。残念だ。
ご冥福を祈る。
○ 2010/3/3
8:00に事務所。
昨日、K君が亡くなったという知らせに、なんだかまだ実感が湧かない。
これまで同級生など同年代で何人かが、既に亡くなっている。
幾人かは、癌で、闘病の末に亡くなった。
何度かお見舞に行き、その時間を少しばかり共有していたので、亡くなったという実感はあり、時々強く思い出される。
だが、突然亡くなってしまった何人かは、あっという間にいなくなったので、いまだにどこかで元気にしているように感じてしまう。
そして同窓会などで、同級生と彼のことを話す時、ああ亡くなっていたのだった、と思い出す。
そんなとき、命の儚さを感じる。
昨晩から今朝は、そんな状態にいる。
9:00前陽が差してきた。
THHのスケッチを続ける。
するとTHHのクライアントから、提案予定はなかったことに、というファックが届く。
その直後に電話もかかってきたが、同じ内容。
あまりに突然なことで、電話を切った後であれこれ思う。
元々幾人かにあたっているという話しだったので、縁がなかったということか。
突然現われて、嵐のように去っていかれた。
10:00スタッフが来たので、この件を報告。
今日の午後、ここまで各自が考えてきた案を、ミーティングしようということにしてあったので、せっかくなので昼一でブレスト。
第1次の基本案としては面白そうなたたき台が出来上がっていたが。まあ仕方がない。
提案のためにペースを落としていた、ポートフォリオ更新に移る。
新たな写真の選択。
15:00前、香典用に両替に銀行に。薄墨のペンも買って来る。
18:00、事務所を出て、一度大和町に寄って、ジャケットなどに着替え、上高田の天徳院へ。
18:40、天徳院前で桐山と落ち合う。
昨日亡くなったK君の通夜。旭化成時代の幾人かの知り合いに挨拶。
焼香をすませ、お清めの席に行くと同期入社の仲間が沢山いる。
今年で入社30年、ということは、3年勤めて退社したので、27年振りに合う連中ばかり。
懐かしく、ありがたいことに皆思い出してくれる。
K君とは、27年振りの思わぬ再会になってしまった。
急に亡くなってしまったと思っていたが、くも膜下で倒れたのが17日で、意識はなかったがな、ずっと闘病していたとのこと。
しばらく同期といろんな話しをして、式場に降りて行って、K君の顔を拝見してお別れをする。
桐山ともう一人の同期と、駅へ向かう途中の居酒屋でもう一杯やっていたら、他の同期も沢山入ってきて、さらに話しが弾み、23:30お開きに。
K君のおかげで、本当に懐かしいみんなに会うことが出来た。
ありがとう。
ご冥福を祈ります。
しかし、色々な思わぬことがあった一日だった。
2歳馬
コスモバレンシアの08
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。日々の稽古で状態には良化がうかがえるものの、425キロの馬体重が示すように体に幅がなく、見た目にひ弱なイメージは以前と同じです。その状況でも良いスピードを見せているだけに、余計体が伴ってくればと感じてしまいます。体力的には決して他馬に劣っておらず、同じ調教を課してもへこたれません。馬体の成長が期待される1頭です。
レッドジグの08
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。以前から濃厚飼料を減らし、オイルを多めにしていますが、この中間は久しぶりにすくみが散見されました。前肢の運びが硬くなる程度です。跛行や膠着は見られません。乗り込み量もきちんと確保できています。馬体重にほとんど変化はなく、先日の計量では485キロでした。
3歳馬
マイネルチハヤ父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。この中間からペースアップを開始。坂路でのキャンターを2本に増やして乗り込まれています。現在は2本ともハロン17秒ペース。ようやく軌道に乗った印象で、跳びが大きく伸びのあるフットワークで駆け上がっています。体調も良く、順調に良化中といったところ。今週中には軽い追い切りも始めたいと考えています。
マイネルガンバ父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間はハロン17秒ペースを主体に、2本目のラスト2ハロンを15−15まで強めるメニュー。後肢は徐々に良化してきました。ただ見た目にも明らかに体が太く、これからウォーキングマシンでの時間を長くしたり、坂路に入る前に長めにダクを踏むなどの工夫をして絞っていきたい考え。体が引き締まればもっとピリッとした動きができるようになるでしょう。
○ 2010/3/4
8:30に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェックして、9:00過ぎに事務所を出てEMHの現場へ。
工期が厳しいので、昨日今日搬入されるものを確認しに。
トップライトのガラスに間違えがあったり、今日搬入予定の枠材が入ってきてないので、建築会社の担当者に電話する。
メインのトップライトは良い感じで出来上がっていた。
11:00前に現場を出て、事務所に戻る。
午後もEMHの図面をチェックしたり、スタッフと打ち合わせたり、スケジュールについて連絡事項いくつか。
17:00事務所を出て、大和町で雨具をピックアップして、新宿梁山泊の稽古場へ。
18:00から、金さん、宇野さん、野村さん、舞台監督の丸山さんと「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)のセット打合せ。
前回の打合せから図面化したものの確認と修正など。
19:00過ぎ終了。
稽古場で舞台監督とさらに確認事項打合せ。
20:00から通し稽古を見て、いくつかの打合せを行ない、22:30過ぎ稽古場を出る。
金さんの「血は立ったまま眠っている」の出演や、8日出発21日戻りの梁山泊の「少女都市からの呼び声」韓国公演などがあり、飛び飛びの稽古と打ち合わせスケジュールになっている。
「少女都市からの呼び声」は何度も再演していて、今回は装置関係は現地調達なので、劇団にお任せ。
○ 2010/3/5
よい天気。雨で洗われたのか、空気がキラキラしている。
春に一歩近づいたように感じる朝。
8:30に事務所。
残工事の完了確認に伺う日時の件で、WMHのクライアントに連絡。
取引していた会社が民事再生法の申請をし、午後説明会で、まいったとのこと。
バタバタしており、改めて連絡することに。
なんだか最近、いろんなことが起こる。
昨年の我々のオープンハウスにお出でいただき、話してみたら知り合いの知り合いだった鈴木さんから、今度の日曜日にすごくご近所でのオープンハウスの案内を頂いたが、日曜日は梁山泊の「少女都市からの呼び声」韓国公演の最後のゲネを見に行くので、参加出来ない。
そこでダメ元で、電話をして、今日明日で拝見出来ないか、とお願いしたら、大丈夫とのことなので、午後自転車で出掛ける。
現場には鈴木さんと一緒にやっている、藤岡さんがいらっしゃり、初めてお会いしたのだが現場指示最中にも関わらず、建物内を案内してくれた。
普通の配置に対して、45度に振った平面を持つ3世代の住宅。
コンパクトに、丁寧に納まっているが、この振った効果がよく出ている。
先ず日当りが良くなり、廻りの空隙をうまく取り込み、世代間の視線かくしにも貢献し、コンパクトながら方向感覚がなくなり、実際より広く感じられる。
帰り際に、名刺を渡し少し話したら、さらに知り合いの知り合いで、結局、ひとつの円環を閉じてしまった。
帰りに、図書館に寄ってリクエストの本をピックアップ。
花粉のせいか、目が腫れぼったい。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。引き続き坂路2本のメニューを順調に消化。追い日となる3日(水)は坂路を1本68.3秒で駆け上がったあとにウッドコースで68.2秒をマークしました。通常はコースをキャンターで半周以上した後から徐々に加速してからタイムを計測しますが、同馬は行きたがる面を見せるため、いきなり加速してタイムを計っています。次走は中京2週目の知立特別・芝1200mの予定で、週末、来週と追ってレースに臨みます。
○ 2010/3/6
昨日とは打って変わって、霧雨。
8:30前事務所。
昨日の暖気が朝は残っていたが、時間がたつに連れて冷えてきた。
スタッフが置いて行ったEMHの金物図をチェック。
ポートフォリオの更新の文章書き。
13:00から、スタッフと建設会社の担当者と家具とキッチン業者さんとの打ち合わせ。
スケジュールの確認も含め、16:30前終了。
17:30過ぎ、事務所を出て、西荻窪へ。
改札でラジオ88(http://members.jcom.home.ne.jp/radio88/)の渡辺さん達と落合う。
ラジオ88は善福寺周辺で活動しているミニFM。
鳥越さんから紹介され、昨年の公開放送で鳥越さんとトークをした。
その時に、スタジオ・劇場・カフェなど、何にでも使える小さな移動空間が出来たら、との話しがあった。
もしかすると、今年の秋の善福寺公演のイベントで、実際に何か出来るかもしれないので、まだ漠然としているが、アイデアを一緒に考えられれば、ということで会って話すことになった。
とは言え堅苦しくなく、懇親会のブレスト。
西荻の駅から歩いてしばらくのお店へ。
着いたお店は、昨年の荻窪中学の同窓会の幹事会の反省会をおこなったお店。
急な階段を上がった2階に、ひとつだけ個室があり、ゆっくり話しの出来る良いスペース。
ラジオ88のメンバーと渡辺さんの息子さん二人(彼らもメンバーか)、8人。
最初は様々な話題が飛び交う、とても楽しい方々。
移動空間についても、いろんな夢を持っている。
そのコンセプトを伺い、思いついたいくつかのアイデアをお話しする。
話しはつきず、気がつけば22:30。
ひとまず今回はお開きとして、西荻窪の改札で別れる。
○ 2010/3/7
9:00に起き出す。
13:00過ぎ大和町を出て新宿梁山泊の稽古場へ。
14:00から「少女都市からの呼び声」作・唐十郎の韓国公演バージョンの通し稽古。
この芝居は1985年の状況劇場若衆公演の初演を見て、衝撃を受けた芝居だ。
その後、梁山泊バージョンにはいくつかの役で参加して、思い入れの強い芝居だが、2年ぶりに見て、やはりその言葉の強度に感動する。
すべての台詞が乱反射を起こして、飛び交う。
衣装もメイクも照明もないが、あっという間の1時間半。
15:40終了。
演出のダメ出し後、感想を述べ、気をつけて行って下さいと話す。
16:00過ぎ稽古場を出る。
彼らは明日韓国に向けて出発。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
○ 2010/3/8
8:00に事務所。
今朝はよい天気。
ポートフォリオの更新の文章の推敲。
スタッフが置いて行ったEMHの金属施工図の確認。
10:00、スタッフが来たので、清掃後EMHの打合せとポートフォリオの打合せ。
e-House Projectの資料集めと、連絡事項。
13:00事務所を出て、EMHの現場へ。
14:00からクライアント夫人とスケジュールと簡単な打合せ。
14:30終了。その後現場を見て回り、いくつかの検討と打合せ。
16:00過ぎ現場を出て、事務所に戻る。
現場での確認、打合せ事項をスタッフに報告し、いくつかの指示。
(花岡に、4月20日までに、3人いないと立ち行かない仕事が入らなければ、二人は雇っておけないので、他を探し始めてもらうように話す。
もうこれからは新しい仕事の話しが来ないのではないか、と言う不安が強くなり、昨晩はうつらうつらとしか眠れなかった。)
○ 2010/3/9
8:30前に事務所。
また寒くなった。
スタッフが置いて行ったEMHの図面のチェック。
同じくポートフォリオの紙面チェック。
9:00過ぎ位から雨も降り出した。
10:00スタッフとそれぞれの打合せ。
e-House Projectのスケッチ。
ホームページの更新用に、中島さんから指示のあったアプリケーションをダウンロードしようとするも、なかなかうまく行かず。
その後も断続的に、EMHとポートフォリオのスタッフ打合せ。
夕方、溜まっていた日報のアップ。
雪が降り出した。
○ 2010/3/10
8:00に事務所。
昨晩の雪は、その後雨に変わったのか、ほとんど残っていなかった。
韓国にいる梁山泊から、ソウルも激しい雪で寒いとのメールが入る。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェックして赤を入れて、スタッフの机に。
9:30前事務所を出て、WMHへ。
10:00から、建設会社と延び延びになっていた残工事の確認。
その後、色々な話しをして、11:30過ぎお暇する。
その脚でEMHの現場へ。
外壁の塗装の見本を見ながら、スタッフと色を決める。
その後も現場内を見て歩き、細かいことを検討して行く。
15:00過ぎ現場を出て、吉祥寺でプリント用紙を買って、事務所に戻る。
午後は陽が差す時もあったが、風が冷たかった。
事務所に戻るちょっと前から、なんだか寒気がして、喉が気になってきた。
風邪をひいたか、まさか花粉か。
昨日送られてきた資料を元に、「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の、先に作る必要がある装置の図面を書き、関係者へメール。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先週から仕上げの段階へ。4日(木)にMキラと併せて55秒を計時しました。相手の動きがピリッとせず、1馬身ほど先着してゴール。初めての追い切りだったことを考えれば余裕のある動きで好印象でした。4月あたりの競馬になるのではないかと予想しています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。調教が軌道に乗ってきましたが、まだピリッとした動きが見られません。やはり太め感が影響していると思われ、スタッフは「もっと馬体を絞っていきたい。15−15を課せる段階まできているので、これから徐々に引き締まってくるはず。少しぼやっとした精神状態。気を抜かせないように注意して乗っている」と述べています。次走や入厩のタイミングはもっと進めてから検討します。
○ 2010/3/11
8:00に事務所。
喉の奥がムズムズしているが、昨日より少しましになった。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認し、いくつかの検討。
10:00、スタッフ打合せ。
e-House Projectのコンセプトスケッチと資料集めと建設会社に連絡。
午後、建築家賠償責任保険と確定申告の振込に銀行に行くついでに、中杉通りの銀星舍に頼まれていたチラシを持って行く。
またまた、ご主人と話し込んでしまう。
1996年、神奈川、徳島、宮城、板橋で開催された「山下菊二展」(http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/srch/srch_art_detail.php?pno=4&no=197)の図録があったので、購入。
良い図録だ。
状況劇場のCDを借りて来る。
引き続き、e-House Projectのコンセプトスケッチ。
マイネアルデュール14日中京11R出走確定。
○ 2010/3/12
朝中野税務署に確定申告の書類を提出し、9:00に事務所。
風邪を引いたようだが、それ程ひどくなく、鼻が出たり詰まったり、喉がいがらっぽく話しをすると咳き込んだり、花粉と相乗効果のようだ。
スタッフが置いて行った、e-House Projectの資料のチェック。
同じく、EMHの図面のチェック。
10:00、スタッフにe-House Projectの資料について指示。
e-House Projectの文章の推敲。
スタッフへの指示と推敲を何度か繰り返す。
15:45、めどを立て、事務所を出てEMHの現場へ。
16:30からクライアントご夫妻がみえて打合せ。
スケージュールの説明と、外構の決めごと。
その後現場内を回って、17:30過ぎクライアントは現場を出る。
スタッフといくつか細かい打合せをして、18:00過ぎ現場を出て、シアターワークショップへ向かう。
途中買い物をして、19:00シアターワークショップへ。
小劇場の勉強会。
今晩は特に議題もなく、今年の活動についての確認や、芝居や展覧会コンペについていろいろ話す。
ビールを買って行って飲みながら話していたが、風邪と花粉と、昨日今日でいくつかの懸案事項が一段落したのでホッとして、21:00を過ぎたらとても怠くなって来たので、22:00前鹿野さんとシアターワークショップをお暇する。
帰りの電車も怠くて辛かった。こんなの久しぶりだな。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、14日(日)、中京11Rの知立特別・芝1200mに石橋脩騎手で出走します。「今週は単走での追い切り。叩いて良くなっている。ハンデにもいくらか恵まれた感じ。ここでもやれる馬」と述べる相沢師。助手は「前走の直前の追い切りでは掛かり気味だったが、うまく抑えられた今週は終いをスムーズに伸ばせた。それにもたれ方も小さかった」とコメントしています。今回はこれといった強い相手が不在。上位争いになるのではないかと期待しています。
(柄本邸のスケジュール、柄本さんが明日京都から戻る予定だったのに今日現場に現われ、現場内を見て、お叱りを受けな方ことと、若松監督との、最後の設計料の金額交渉も、昨日13万円をまけることで決定。契約時には値切られず良い金額で契約してもらったので、この分は監督のベルリン主演女優賞のお祝いを含むと思えば、これで了解頂けたのはありがたいと思う。どうも仕事がないと守銭奴のようになってしまう。気をつけないと。そんなこんなで本当にホッとしたのだ。ただ柄本邸はまだ気が抜けいことを、肝に銘じねば。)
○ 2010/3/13
8:30前に事務所。
疲れはちょっととれたが、まだ怠い。風とか花粉で、喉鼻目が辛いのが怠さの原因のようだ。
スタッフが置いて行ったe-House Projectの資料のチェック。
金額部分で疑問点が出て来たので、建設会社に連絡。
確認出来たことを修正し、さらに細かい修正をして、完成させ、10:30関係者にメール。
同じくスタッフが置いて行ったEMHのスケッチを確認して、指示を書き込みスタッフの机に。
溜まっていた日報を書いてアップ。
13:00前に事務所を出て、川崎に向かう。
JFE(元日本鋼管)の体育館が「Think Spot Kawasaki」の、椿昇展「GOLD/WHITE/BLACK--Complex」へ。(http://www.kitanaka-school.net/news/2010/03/-goldwhiteblack--complex3.html
http://www.youtube.com/watch?v=__Xetk52exA)
14:00過ぎに到着。
いまは寂れてしまった工業地帯。
昭和30年代に建てられた体育館は、日本鋼管のバレー部が全盛だった頃、練習が行なわれていた、とのこと。
地方都市の中心的な企業だった場所に行くと、必ず体躯館や公会堂がある。
村野さんの小倉や宇部での仕事を思い出す。
そのような建物と展示されている作品が、すごくバランス良く、色々なことを想像させてくれる。
これを言葉で説明するのは難しく、まさにここに立たないと体験出来ない作品になっている。
ゆっくり建物内を回って、その状況に浸る。
一度見に来た鹿野さんが、写真を撮っている。
この展覧会の設営を行なった、唐ゼミの中野さんと、メインのバルーンが展示されているところで話す。
一周して、この展覧会の企画者、横浜国立大学の室井先生に感動を伝える。
開催出だしは観客も少なかったが、徐々に増えて、今日は既にかなりの数になっているとのこと。
写真を撮り終わった鹿野さんとバスで川崎駅まで戻り、一杯。
18:00前に川崎駅で別れ、事務所に戻る。
○ 2010/3/14
8:00過ぎ起き出して、「課外授業 ようこそ先輩」(http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/)を見る。
今日は鳥越俊太郎さんの会。
この番組、現在学生の後輩達の反応も面白いが、なにより、後輩から出て来た反応に対してさらにそれを一段階上に導く先輩達の対応が興味深い。
11:00前に大和町を出て、新宿の場外馬券売り場に寄り、中京11Rのマイネアルデュールの馬券を買って、恵比寿へ。
恵比寿の書店に寄って、12:30過ぎ小劇場の勉強会のメンバー、丸山君の綿婚式のパーティー会場へ。
13:00過ぎから式が始まる。
勉強会の伊東さん、鹿野さん、小池さん、その他幾人かの顔も。
皆は勉強会以外にも色々なつながりがある。
手作り感満載の式で、丸山君らしかった。お幸せに。
15:30過ぎお開き。
中京のマイネアルデュールは4着。
前走と同じようなレース運びだったが、昇級戦で、馬場が内外変わらずの状況で、1200m外からの追い込みは厳しいか。
それでも追い込み馬の馬はすべてかわしたのだから 期待が持てる。
マイネアルデュール
石橋脩騎手「きょうは内外の馬場差がほとんどなかったから外枠がこたえた。先着した馬はみんな内の馬で、追い込んでの最先着はこの馬。跨った感じも前回より良くなっていたし、このクラスでも通用する」
相沢師「きょうは前が止まらなかった。なんともなければ厩舎滞在のまま福島開幕週の吾妻小富士賞あたりを考えている」
○ 2010/3/15
8:00に事務所。
風邪の症状は引きつつあるが、昨晩から喉が気になり、咳き込む状況が続いている。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
10:00スタッフが来たので、清掃後EMHの打合せ。
タイトなスケジュールなので、一日一日が勝負だ。
昼にEMHのクライアント夫人から、引っ越しの日程について電話がある。
検査後の検査済証発行や外構、手直しなどの日程を説明して、4月の8・9日に決定。
諸々の手続きの余裕を頂けて、ありがたい。
すぐに関係者に連絡を入れる。
但しあくまで内部工事完成は今月一杯を言明。
EMHの塗装の塗りわけなどの最終確認作業など。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺で武蔵野大学の水谷先生と落ち合い、今週金曜日の謝恩会でのパフォーマンスの練習。
19:45終了。
ハモニカ横丁の初めて行く「おふくろ屋台」へ行って一杯。
お互いに、思わぬ事態が次々と発生する近況報告など。
22:00、お開き。
まだ雨は降り始めていない。
○ 2010/3/16
昨晩は0:00頃から雨が降り始めたが、今朝は上がっている。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの図面をチェック。
10:00スタッフ打合せ。
今日の現場行きの連絡。
12:00前事務所を出て、EMHの現場へ。
午前中で足場がとれ、全体が見て取れる。
セットのようなファサードがそこにある。
前や側面の道を通る人がみな見上げて行く。
内部を見て回り、いくつかの打合せやスケジュールの確認。
15:00現場を出る。
新宿のタワーレコードに寄り、事務所に戻る。
スタッフに写真を見せ、いくつか打ち合わせ。
EMHの外構の検討。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。成長してくればと願っていますが、馬体は飼い葉を増やしてからも変わりません(425キロ)。骨格は仕方ないにしても、せめて筋肉量はもう少し増えて欲しいものです。身体の緩みは取れてきました。以前よりもしっかりした脚取りです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。普段の稽古ではスタートからハミを取ってグイグイ行くほど前向きです。オーバーワークにならないよう、しっかり手綱を抑えて駆け上がっています。やや一本調子なところがあり、背中もカチッとした硬めの感触。現時点ではスピードよりもパワーの方が目立っています。馬体重は484キロ。
○ 2010/3/17
昨晩、晩酌をしていてチャンネルを変えたら、松本清張の「霧の旗」(http://www.ntv.co.jp/seichou100/)をやっていた。
既に始まっていたが、筋は追って行けたので最後まで見てしまった。
向田邦子のドラマもそうだが、松本清張の小説の登場人物も、等身大の人間が、何かしら後ろめたい思いを持ってしまい、思わぬ物語が生まれてしまう。
しかしそのような表現だから、我々の隣人のような等身大の登場人物に潜む情念がそこはかとなく伝わってきて、いいんだなー。
そのような情念は、現代のドラマや映画ではなかなか表現されないものになってしまったが。
口角泡を飛ばす大河ドラマでは描けないやるせなさがそこには確実にあり、大事な感情だとつくずく思うのである。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認し、9:30過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
10:00過ぎ到着し、現場を見て回る。
外階段の左官打合せ。
続いて、ラワンベニヤの塗装見本を見る。
見たとたん、これで決まりと簡単に終わりそうに思えたが、塗装業者さんに聞いたら、会社にあったベニヤを持ってきて塗ったとのこと。
現場に入っている色が微妙に違う端切れを持ってきて塗ったら、これはNG。
ここから試行錯誤が始まる。難しい。
スタッフといろんなサンプルと比べながら、現場内を歩き、どうにか方針を決める。
ベニヤの端切れをもらって、14:00後をスタッフに任せ、現場を出て、途中で昼をとり事務所に戻る。
事務所に戻って、ベニヤに柿渋をいくつかの塗り方で塗り、サンプルつくり。
後から現場から戻ったスタッフと、サンプルを見ながら再度打ち合わせ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。日に日に調子が上向いています。週末に4ハロン54秒目標での追い切りを行い、抜群の手応えでゴールへ。内容が先週よりも良く、スタッフは「絶好調の状態に近付きつつある」と評価していました。4月中旬あたりの戦列復帰を目指しており、さらに負荷をかけて仕上げていきます。馬体重は530キロ。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。引き続き15−15を織りまぜながらの乗り込みです。週末にはMチハヤと追い切りを行い、追走して4ハロン53秒をマークしました。相手が抑えられず予定よりも時計が早くなってしまいましたが何とか併入できました。こちらへ来た11月以来、初めてとなる追い切りの割には動く相手に食らいついたように内容は評価しています。太めの馬体が絞れればもっと動けるようになるでしょう。その馬体重は543キロです。
○ 2010/3/18
8:00に事務所。
EMHの内部仕上げ、昨日方針を決めたが、昨晩大和町に帰って、室内を見回してみて、少し考えが変わった。
今朝来てみると、スタッフもそのような変化があったようで、サンプルを並べたテーブルの上に、違うサンプルが置いてある。
しばらく黙考し、スタッフに電話。
現場直行予定だったスタッフが、事務所に立ち寄り打ち合わせ。
その後もEMHの図面の確認。
昼前後で、Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の検討と図面作業。
夕方図面を書き終え、関係者にメール送信。
現場から戻ったスタッフとEMHの現場報告を受け、打合せと指示。
18:30過ぎ事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
19:00過ぎ到着。
小劇場の勉強会。
今晩は、早稲田の4年生の卒論と卒計の発表会。
卒論は「映画作品からみる家の普遍的空間特性への一考察-寺山修司の『田園に死す』をとおして-」というタイトル。
卒計は「劇場計画」。
まさに小劇場の勉強会のメンバーらしいテーマ。
面白い種は沢山あるのだが、沢山ありすぎて、何処に軸足があるのかが不鮮明なことにみんなの質問が集まる。
しかし、両方とも力作だった。
お疲れさまでした。
22:00前、お開き。
○ 2010/3/19
大和町で、EMHの内装仕上げのシュミレーション。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を見て、大和町でのシュミレーションを元に検討。
急にリアリティが出て来た。
9:30前、待っていた珪藻土のサンプルが届いたので、すぐ事務所を出てEMHの現場へ。
10:00過ぎから、塗装業者さんと最後の外部塗装について打合せ。
その後内部に移り、すべての方針を決める。
この2・3日で、軌道修正。
現場では多くの方々が作業している。
13:00前に現場を出て、事務所に戻る。
EMHのオープンハウスをクライアントからも了解頂き、4月4日に行なうことになったので、案内文を考えデータアップしたり、スタッフに案内状作成の指示を出したり。
16:00過ぎに事務所を出て、新宿のINAXのショウルームでスタッフと落ち合い、タイルの最終確認。
その脚で恵比寿へ。
18:00から武蔵野大学住環境専攻謝恩会。
昨日が卒業式だったとのこと。
みんな着飾って、華やか。
学生が専任、非常勤の先生方一人一人にメッセージを準備してくれた。
メッセージを読み上げた後、学生からブーケをもらい、お礼の一言を述べる。
1次会は20:00終了。
その後、同じく恵比寿で2次会。
水谷先生と中島さん小松さんと、恒例の出し物。
恒例でも、学生達は毎年変わって行くので、皆初めて体験する出し物。
大いに盛り上がる。
写真を撮ったり、話しをしたり、23:30前にお開き。
皆さん卒業おめでとうございました。
そして今晩はお招きいただき、ありがとうございました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。中京競馬場から無事に帰厩しました。目立つ疲れも見せておらず、火曜日は運動だけでゆっくりさせて水曜日から角馬場での調教を始めています。この様子を見て、中1週で中京最終週の三河特別・芝1200mを目指すことになりました。相沢師は「福島の吾妻小富士賞は石橋騎手が乗れないし、輸送を苦にする馬ではないので来週の追い切りを見て正式に決めたい」とコメント。ただ4着のため優先出走権がなく、他馬の動向次第では除外の可能性もあります。
○ 2010/3/20
地下鉄サリン事件から、今日で15年、をニュースで知る。
1995年は自分にとっても印象深く、特に2月・3月は地震とサリン事件のニュースを聞くと、その頃の状況がおぼろげながら浮かんで来る。
8:00過ぎに事務所に来たら、スタッフが徹夜していた。
3月末竣工のEMH。昨晩キッチンの件で今朝早く判断することが出てきたとのことで、打合せ。
今日見に行く芝居で、台詞デビューする、神奈川大学の佐藤君へのお祝いを買いに酒屋へ。
彼は、昨年の建築会館のイベントに参加して、そのまま唐ゼミのメンバーになってしまった逸材。
その他諸々打合せし、11:30前事務所を出る。
12:50、横浜日ノ出町のAスタジオHINODEで、伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
14:00、唐ゼミ☆「愛の乞食」作・唐十郎 演出・中野敦之(http://redg.info/~karazemi/)。
AスタジオHINODEはとても小さな空間。
なんと、オウムが使っていたスペースとのこと。何と言う偶然。
50人のお客さんで満杯。
2時間弱の芝居。梁山泊でもやっており、セットを担当したので思い出深い。
終演後、佐藤君にお祝いのお酒を渡し、皆で、黄金町まで歩く。
この辺りは、2002年の京急の高架補強工事で、高架下のお店が立ち退き、周辺に移転したことに伴って、様々な活動が行われている。(http://www.koganecho.net/line-of-action-and-history.html)
今日のAスタジオHINODEもその中のひとつの施設。
京急と大岡川に挿まれた、細い三角形の地区が繰り返し続く。これが何とも言えない雰囲気を醸し出す。
AスタジオHINODEの廻りにも、木造の看板建築などが点在している。
そんな地区の京急高架下に、日ノ出スタジオと黄金スタジオというふたつの新しい空間が設えられているのだが、時間を経てきたアノニマスな建物に押され気味。
どちらもよく出来た建築なのだが、計画された建物の限界を考えさせられる。
黄金町の駅から京急に乗り、渋谷で皆と別れ、EMHの現場へ。
現場の進捗状況を見て回り、スタッフといくつかの確認。
18:30過ぎ、スタッフと現場を出て、昔下北沢にすんでいた頃、時々行っていた「宮鍵」でおでんで一杯やって、19:30過ぎ帰路に着く。
○ 2010/3/21
昨日今日と暖かい。
8:00過ぎに起き出して、「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
今回は茶人の千宗屋さん。
お茶会の大事なキーワード「察する」「客ももてなす方も楽しむように」。
このホスピタリティ、まさに日本が誇るものだろう。
午前中高円寺に買い物やテーブル廻りの片付け。
午後、事務所に資料をとりにきて、大和町でe-House Projectのスケッチ。
○ 2010/3/22
7:30に事務所。
8:00前に事務所を出て、EMHの現場へ。
塗装業者さんが作ってくれた見本を見ながら、スタッフと仕上げの打合せ。
現場でいろいろ確認指示をしていたら、クライアントご夫妻が犬の散歩でいらっしゃる。
足場がとれてからは初めてお会いするが、嬉しそうにニコニコしているところを見ると、気に入ってくれている様子。良かった。
仕上げやスケジュールを簡単に説明し、散歩の続きに行かれた。
その後もいくつか打合せをして、スタッフに後を任せ、13:00前現場を出て事務所に戻る。
事務所で、オープンハウスの案内のアップや日報書きの雑務など。
16:30過ぎ事務所を出て、阿佐ヶ谷で寿司や焼き鳥を買って、西荻窪の実家へ。
両親と一杯やりながら夕食。
母の認知症は小康状態。父は変わらず元気。
これからのことなどを少し話し、実家を出て大和町に戻る。
○ 2010/3/23
移動中読み続けている、「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)のメモ。
「認識する主体という立場から見れば、日本とか東洋とかいうもの自体もやはり認識の客体になるわけです。ところが、他者を認識するときには当然であるこの理屈が、自分を認識する場合にはなかなかとおりにくい。しかもわれわれは日常的にわれわれの属している集団と自分を心理的に同一化しています。『うち』の会社では云々というような言い方はそういう同一化から生まれます。(中略)まず認識主体というものをそういう既成の同一化から引き離さなければいけない。」
半分以上読み進めて、ちょっと辛くなって、あとがきを先ず読み、それから表題が面白そうな文章から読むように変えて行った。
そしてどこかで聞いたことのある「歴史意識の『古層』」と言う論に。
これがとても刺激的だ。
「世界の諸神話にある宇宙(天地万物人間をふくむ)の創造論を見ると、その発想の基底に流れている三つの基本動詞にぶつかる。『つくる』と『うむ』と『なる』である。」
8:00前に事務所。
土日が暖かかったので、少し寒く感じる。
オープンハウスの連絡事項や、EMHのスケジュールの確認。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
10:00清掃後、EMHのスタッフ打合せ。
オープンハウスの案内の修正指示。
11:45事務所を出てEMHの現場へ。
塗装打合せと、細かい部分の確認打合せ。
最後に建設会社の担当者と細かいスケジュールの打合せ。
後をスタッフに任せ、15:30過ぎ現場を出て事務所に戻る。
オープンハウスの案内を送付。
○ 2010/3/24
土建組合の健康診断、今月末までなので、8:30前に近くの診療所へ。
9:00から問診や採血、レントゲン撮影など。
9:40終了。
銀行などに寄って、10:00過ぎに事務所。
ポートフォリオの並び等を確認し、スタッフに指示。
久しぶりに一日事務所。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。柔軟性がうかがえる、ストライドの大きなフットワークが特徴的です。それでいてスピード感もあり、先週末に行ったMシュトルムとの併せ馬では、格上の相手に見劣りしない動きを見せました。目下、好調。4月中旬の復帰を目指せる状態にあり、中野師には来週の入厩をお願いしました。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。馬体に太め感は残っていますが、ここにきて動きは良化する一方。4ハロン54秒のタイムだった先週末の追い切りでは、Mレヴェランスとコスモマザーボードの2頭を凌ぐ手応えを見せました。スタッフは「トモの踏み込みも力強くなっている」と評価しています。これを受けて入厩を依頼しました。宮本師からは「4月上旬までには都合をつけます」との返事をもらっています。
○ 2010/3/25
7:30に事務所。
昨日から冷たい雨が降り続く。
スタッフが置いて行ったEMHの資料を確認し、8:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
この時間の地下鉄はすごい混雑で、皆ストレスが溜まるだろう。
9:00、現場着。
沢山の職方が入っていて、戦場のよう。
どんどん出来上がって行く。
細かい打合せや確認事項を次々スタッフを交え決めて行く。
地下ではクライアント関連のセルフビルド作業が進んでいて、今日で一段落しそう。
現場にいても邪魔になるだけなので、11:00スタッフに後を任せ事務所に戻る。
喉のイガラッポさと咳がなかなか納まらない。
ネットのホームページにおなじ症状の人が、黄砂アレルギーと書いていた。
喉の違和感は、黄砂と言われると、なるほどとうなずいてしまう感覚だ。
午後は、e-House Projectのスケッチ。
14:30過ぎ、保険コンサルタントの小林さん来所。
大和町の火災保険の相談。
何となくかけているが、聞いて見るといろいろ知らないことが多い。
17:00、建設会社が来所。
e-House Projectの打合せ。
18:00過ぎ終了。
合間合間にEMHの外構のスタッフ打合せ。
○ 2010/3/26
8:00前に事務所。
久しぶりに晴れてきそうな天気。
EMHの外構フェンスの模型が打合せテーブルに置かれている。
思っていたような感じで出来上がることを確認。
EMHはここ数日、どんどん進んで行くので、事務所にいても落ち着かず、現場に行ってみたくなる。
12:30過ぎ事務所を出てEMHの現場へ。
ブリッジが架かりさらに全体的な様相がみえてきた。
今日も戦場のような現場。
塗装をはじめとするの確認や打合せなどいくつか。
スケジュールの確認を建設会社の担当者とスタッフとして、14:30前現場を出て、OZONEへ。
15:00から、建築家5人展の顔合わせと打合せ。
昨年のこの時期に、やはり5人展に出展したので、ほぼ一年ぶり。
今回のテーマは「家の値段をはかる物差し」。
様々なコストのかけ方と考え方、そしてそこから得たもの我慢したもの、等の5例が展示される。
テーマとしてはずっと前から考えていたことなので、楽しみだ。
各人の自己紹介と今回展示する事例の説明をして、現在の展覧会の会場を確認し、スケジュールと展示方法について打合せ。
タイトル看板やDMのデザインも、忙しい中、一方が引き受けてくれて、ありがたい。
予定の2時間を大幅にオーバーして、18:30終了。
一般の方にも興味深い展示になるのでは。
楽しみにして下さい。
OZONEを出て事務所に戻る。
夕方まで現場にいたスタッフの写真を見ると、さらに様相が変わっていた。
明日も現場に行くので、楽しみだ。
夜になり、また雨が降り始めた。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。24日(水)の追い切りは、レース間隔と輸送を考慮して半マイルから軽く流すもの。引っ掛かりやすいタイプですが、ぴたりと折り合い、助手は「うまくセーブできた」とニッコリして引き揚げてきました。しかし、予定していた中京の三河特別は結局4節が出走のボーダーラインとなり、除外(自身は2節)。中山2週目の芝1200mに向かいます。
○ 2010/3/27
8:00に事務所。
天気予報は晴れだが、朝の気温は低い。
昨日のOZONEの打ち合せ内容を建設会社に送付。
12:00に事務所を出てEMHの現場へ。
今日も沢山の職人さんが入っている。
いくつかの打合せとスケジュールの確認。
15:30に現場を出て、2007年に竣工したKMHへ。
KMHのすぐそばに有名な枝垂れ桜があり、開花したので花見の宴に誘って頂いた。
17:00から三々五々、お客さんが集まり始めて、テラスでは焼き鳥とたこ焼きで、祭り気分を演出して頂く。
暗くなってきたら、今シーズン初めての桜のライトアップが始まった。
みなで桜のところまで行って、堪能。
おいしいお酒と料理に酔ってしまい、最後の方はよく憶えていない。
23:00頃、スタッフと現場を担当した元スタッフとお暇して、帰路に着く。
ごちそうさまでした。
○ 2010/3/28
昨晩は沢山日本酒を頂いたので、9:00に目を覚ますも、9:30まで横になる。
タイトなスケジュールの現場の緊張感から、疲れがたまってきたので、午前中に高円寺まで買い物に行った以外、一日大和町で休養。
近くの馬橋公園では、お花見の場所取りシートが3、4枚敷かれてたが、今日はまさに花冷え。
本当に花見の頃は寒なることが多い。
○ 2010/3/29
冬が戻ってきたように感じるくらい寒い。
昨日ゆっくり休んだので、今朝は快調。
EMHの引き渡しなどの連絡のやり取り、いくつか。
OZONEの5人展「家の値段をはかる物差し」の連絡事項。
10:00スタッフが来たので清掃後、EMHの外構のスタッフ打合せ。
暗くなって雨が降ったと思ったら、急に晴れてきたり、変な天気だ。
午後はe-House Projectのスケッチ。
EMHの現場に行ったスタッフから連絡がある。
戦場のようだった現場は終了した職方も多く、片付き始め、良い感じになってきてるようだ。
現場に行きたくて落ち着かないが、明日は現場に行くので我慢。
16:30前事務所を出て、梁山泊の稽古場へ。
17:00過ぎから金さんと、Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)のセットの打合せ。
その後、梁山泊の稽古場の改装の相談。
18:30過ぎ稽古場を出る。
○ 2010/3/30
7:15事務所。
今日はよい天気のようだ。
7:30過ぎ事務所を出て、EMHの現場へ。
外構についての問題点を確認し、指示。
空調の室外機について、お隣から注意を受ける。
住宅地でよく出て来る問題。
丁寧にお話しし、こちらも位置を変えることで了解頂く。
現場は、クロス職人さんが沢山入って、至る所に脚立足場があり、やはり戦場のようだ。
いくつかの確認事項と指示をして、後をスタッフに任せ、10:00過ぎに現場を出て事務所に戻る。
KNHのクライアント、EMHの引き渡しなど、いろんな連絡事項がいくつも入る。
午後は、e-House Projectのスケッチ。
夕方簡単なスタッフ打合せ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
コスモバレンシアの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。馬体重は416キロでした。細身でも元気はあり、調教では素軽い動きを見せています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
レッドジグの08は、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。力強く坂路を駆け上がっています。馬体重は471キロとすっきりしてきました。
オープンハウスのお知らせが、最新情報にアップされています。
ご覧下さい。
○ 2010/3/31
8:00前に事務所。
スタッフが置いて行ったEMHの外構図を確認。
その他いくつかの資料を準備して、9:00事務所を出てEMHの現場へ。
10:00過ぎ完了検査。
大きな指摘もなく終了。
12:30過ぎ現場を出て、KNHのクライアントが入手しようとしている土地を目指し、東北沢で降りて、東大宇宙研に面することから、昔(今もか?)コスモスストリートと言われていた通りを歩く。
この通りの両側にデベロッパーが建築家を起用した建物が並び、話題になった。
それらの建物は今でも健在。
ほとんどが地下に埋まった、高松伸さんの建物もまだあるが、「FOR RENT」「FOR SALE」の看板が出ている。
土地を確認して、代々木上原へ向かい、久しぶりに篠原一男さんの上原通りの住宅へ。
低くて、小さくて、あの木が腕を延ばしたようなコンクリートの構造は、この中でどのように感じるのだろう。
ちっとも古さを感じない、名作だな。
タワーレコードに寄って、事務所に戻る。
OZONE5人展のセミナーの案を作って、メール送信。
EMHのどうにか予定工期の31日に出来上がり(もちろんダメはかなりあるが)、完了検査が無事終わったので、気が抜けてしまった。
担当スタッフも同じ様子。
何もする気にならないので、19:00に事務所を出て、近くの居酒屋で簡単なお疲れの一杯。
21:00過ぎお開き。
お疲れさまでした。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、この中間にも2本の追い切りを消化するなど順調に乗り込まれました。タイムは55秒とそれほどではありませんが、指示通りのペースを守って最後までしっかりした脚取りでゴールを駆け抜けています。520キロと若干体つきに余裕はあるものの成長分もあって数字ほど太くは感じません。きょう31日(水)にビッグレッドファーム鉾田から、美浦の中野厩舎に移動しています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間にMシエロと追い切りを消化。先行したパートナーがふわっとして動かなかったのもありますが、ラスト1ハロンは14秒と平凡なものでした。また、きのう火曜日にも追い切っていますが、疲れがあるのか先週までの動きの良さが感じられません。今週の入厩を予定していましたが、宮本師との相談の結果、今回は見送って再度調子が上がってきたところで声を掛けることで打ち合わせています。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)
オープンハウスのお知らせが、最新情報にアップされています。
ご覧下さい。
○ 2010/4/1
8:00に事務所。
9:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場へ。
スタッフと建設会社の担当者と現場を回って、修正工事のチェック。
11:00過ぎ、クライアントご夫妻が現場に。
一通り内部をご案内する。
家具やブラインドの相談をしたり。
12:00過ぎに次に向かうため、失礼して現場を出る。
その脚で、2004年に竣工したNMHへ。
今日はいろんな方々が集まる食事会に、チェ・ミキ共々招かれた。
本日のお客様の一人、日本画家の岡先生の絵が、近くの長谷川町子美術館に展示されているの(http://hasegawamachiko.jp/modules/wordpress/index.php?cat=4)ので、その絵をみんなで拝見しに行った後、クライアントの音頭で乾杯。
何度か連れて行って頂いたことがある、自由が丘の料理店の方が来て準備された料理が、次々出て来る。
お客様のメンバーも、80歳くらいの方から、京都の尼層の方、20代の女性まで、バラエティに富んだ顔ぶれ。
半分くらいが初めてお目にかかる方だが、皆さん気さくですぐ打ち解けた。
ビールから日本酒に変わり、夕方、岡先生や京都からの来客は次の会があるようで帰られ、残ったクライアントご夫妻と我々もよく知っている方、そしておいしい料理を作って頂いた、自由が丘の料理店の方とさらに飲みつづける。
気がつけば、21:00過ぎ。
あまりに楽しいので、あっという間にこんな時間になってしまった。
21:30前駅まで送って頂き、帰路に着く。
本当に楽しい時間と、おいしい料理とお酒、ありがとうございました。
○ 2010/4/2
8:00に事務所。
昨日の午後も風が強かったが、今朝も強い風が吹いている。
しかも湿度が高く、嵐のような雰囲気。
様々な雑務を片付けて行く。
9:00スタッフが来たので、EMHの懸案事項の打合せと、オープンハウスや写真撮影の段取について。
スタッフはエレベーターの検査に立ち会うために現場に。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の修正セット図を書いて、10:30過ぎ、関係者へメール送信。
OZONE5人展のe-House Projectのプランについてスタッフ打合せ。
引き続き、EMHの諸々の連絡など、バタバタと。
13:30、EMHのテーブルの天板にと思った材料のサンプルを持参頂く。
納期や金額の確認。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
17:30、OZONE5人展のe-House Projectの打ち合わせに、建設会社が来所。
プロトタイププランの方針を決めて、19:00前終了。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、4日(日)、中山12Rの芝1200mに岩田騎手で出走します。水曜日にいつもと同様に坂路1本をサッと駆け上がった後、ウッドコースに入って70−40程度をマーク。坂路では行きたがっていたのですが、フラットコースでは掛らずに外ラチ沿いぴったり回ってきました。相沢師は「冬毛がいまどんどん抜けてきていて、見た目が良くなっている。状態は良い意味で並行線。いまの中山のように適度に荒れていて時計が掛りやすい馬場は合っているはず」と話していました。アポロラムセス、ターニングポイントあたりが強敵になりそうですが、抜けた馬もおらずチャンスがあるはずです。
○ 2010/4/3
8:00、チェ・ミキと新宿発のあずさで茅野へ向かう。
諏訪、上社の御柱祭り。
10:00、茅野駅に近づくと、法被を着た人がちらほらと、と思っていたら、すごい数の人が斜面を埋め尽くしている。
駅改札も凄い人。
7年振りの祭りで帰郷している、シアターワークショップの小池さんと落合う予定だが、果たして合えるかと思っていたら、目の前に小池さんが。良かった。
駅を抜けても、人人人。
連れられるままにしばらく歩くと、橋の手前で立ち止まる。
川の向こうに、木落の斜面が。
斜面の上に御柱が見える。
昨日から上社の御柱祭は始まっており、今日は4本が木落と川越しを行なう。
1本目は既に木落完了し、いま斜面の上に陣取っているのは2本目。
しばらく待っていると、2本目も斜面を下って行った。
すると人が動き始めるので、橋を渡って、向こうの道路へ出ると、1本目が里引きされている。
その列の後についてしばらく歩き、交差点に出たところで、脇道に入り1本目の先に出て、川越しの場所に出る。
既に沢山の人が集まってきている。
その道からちょっと入ったところにある、小池さんの実家にお邪魔する。
お母さんとお兄さんに挨拶し、座敷上がると、ケーブルテレビで御柱祭の実況放送中。
この御柱祭の実況があるので、全国で最も契約率の高いケーブルテレビだそうだ。
沢山の料理でもてなして頂く。
梁山泊が韓国公演でお世話になった、小池さんの同級生の藤森さんもみえ、そろそろ1本目の川越しなので、すぐ近くの場所へ出掛けるも、さらに人が増え頭越しにか見えない。
1本目が川を越すと前にいた人達が移動して行くので、前に行って腰掛ける。
2本目には藤森さんのお兄さんも参加してると言う。
ところが2本目が時間になっても全然現われない。
途中で難儀してるようだ。
ニュースによると、御柱の重量は9トン。
いくら大人数で引くと言っても、本当に息が合わないと動かないだろう。
1時間くらい押して2本目が現われて、きれいに川を越して行った。
あまりの寒さに、小池家に一度戻り、暖をとる。
しばらく休んで、小池さんのお母様の車で、途中、藤森照信さんの高過庵を通り、上社に連れて行って頂く。
上社には7年前の御柱が建っている。
郷土の歴史に詳しい小池さんのお母様からいろいろ話しを伺う。
この地域の大小様々な神社で、この時期御柱が建つとのことで、たしかに車で通る道にある神社にも小さな御柱が建っていたし、高過庵の横の手製の祠にも御柱があった。
その後、シアターワークショップが手がけた、古谷誠章さん設計の茅野市民館まで送って頂き、お母様とは別れ、小池さんに館内を案内してもらう。
もう暗くなり始めているが、館内のモニターでは、3本目の川越しの最中。
この寒さで川に入るのはさぞ寒かろう。
18:30、駅の構内でやはり御柱を見に来ている、茅野市民館の設計者、八木さんを紹介いただき、19:05茅野発のあずさで帰路に着く。
○ 2010/4/4
7:30に起きて、大和町の椅子をエントランスに準備。
9:00まえ、スタッフが車で椅子をピックアップに。
その後、大和町を出て、EMHへ。
現場では枕木を敷く工事が行なわれている。
スタッフとオープンハウスの準備。
開始の11:00から見学の方がみえる。
あいにくの寒い天気だが、沢山の方にお出掛け頂き、17:00終了。
一日ゆっくり居たことで、空間が身体に染み込んできた。
夕方戸締まりをしていたら、クライアントご主人がみえたので、オープンハウスのお礼とちょっとした確認事項。
18:00過ぎスタッフと帰路に着く。
夜になって雨が降り出す。
帰って、録画しておいた中山12Rを見る。
アルデュール、スタートは良かったが、直線に入ってズルズル後退し、どん尻に近いゴール。
一体どうしたのだろう。
5歳馬
マイネアルデュールは、4日(日)に中山12Rに出走し13着でした。
From RaceCorseのコメント
相沢師「騎手は『あまり前に行かない方がいいかも』って言ってたが、きょうは上がりの競馬だからね。全然走っていないし、出られるようなら福島の最後を目指したい」
○ 2010/4/5
昨晩からの雨が降り続き、寒い。
8:00に事務所。
9:00過ぎに事務所を出て、HMHへ。
息子さんが就職をして独立したので、建設会社にも来てもらい、間仕切を撤去したりの改修の打ち合わせ。
あれこれ考え、11:00過ぎ終了。事務所に戻る。
再び、13:00過ぎに事務所を出て、EMHへ。
14:00から昨日一日居て気がついたことと、ダメ直し工事の確認。
16:00、後をスタッフに任せ現場を出る。
事務所に戻り、溜まってしまった雑務を確認し、片付け始める。
○ 2010/4/6
今日は天気予報では晴れだが、ガスっていて、雲が多い。
溜まってしまった諸々を片付けるべく、7:00に事務所。
OZONE5人展のe-House Projectのプロトタイプの図面が建設会社から届いたので、検討しメールバック。
先ず溜まってしまった日報を書く。
その間、プロトタイプの打合せの電話連絡。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)も仕込みが始まっているが、顔を出せないので気になって連絡。
10:00前になってやっと陽が差してきた。
日報も、やっと今日に追いつき、アップ。
スタッフが受け取ってきた、EMHの検査済書のコピーをとり、EMHのブラインドの見積が届くのを待って、12:00過ぎに事務所を出て、EMHへ。
検査済書のコピーなどを建設会社に渡し、引き渡しの準備。
13:30前、武蔵野大学の卒業生で、ハウスメーカーで働いているので、火水休みのふたりが見学に来る。
ざっと建物を回りながら説明。
働き始めて一年、ハウスメーカーでは使わないような材料などが気になるようだ。
14:00、クライアントご夫妻がみえ、先ずお隣と境界の外構の話しをして、引き続き引き渡し。
書類のやり取り後、取り扱い説明。
その後、テーブルやブラインドについて確認して、17:00前終了。
3月初めの時点では4月頭の引き渡しは無理ではないか、とクライアントも職人さんも思っていたが、建設会社の担当者や職人さん、そしてスタッフが頑張ってくれて、無事今日の引き渡しに至った。
みんなに感謝したい。お疲れさまでした。
しばらくスタッフと細かい確認をして、現場を出て事務所に戻る。
OZONE5人展のe-House Projectのプロトタイプの電話打合せを行ない、プロトタイプを決定。
なかなか面白いものになった。
今回の5人展は「家の値段をはかる物差し」というタイトル。
セミナーも行います。(http://www.iesapo.jp/seminar/architect/000131.html)
興味のある方は是非参加下さい。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間に15−15を切る程度の追い切りを消化。縦列からの2頭併せで手応えこそ同馬の方が優勢だったものの、相手はそれほど動くタイプではないうえ反応が鈍くじりっぽさが目立つ内容でした。また、先日からは坂路のスタート地点からのダッシュ練習を織りまぜていますが、ゲートを出た後急に切れ込んでいました。稽古内容が強化されてきた影響で敏感なところを見せるようになっています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。通常ペースでは勢いある行きっぷりを披露しますが、追い切りではもたついてしまうのが現状。主任は「バテているわけじゃない。最後まで脚は使っている」と述べています。このような内容だから、走りの特徴を問うと「パワーの方が優先している」という答えが返ってくるのでしょう。まだ4月。これからに期待しています。
○ 2010/4/7
今朝も7:00に事務所。
曇り。
スタッフが置いて行った資料を確認し、整理する。
EMHのテーブルのセッティング組立図作成。
9:00過ぎに事務所を出て、EMHの現場に。
オープンハウスに都合が付かなかったが、見てもらいたい方なので、最終作業の中見て頂く。
その後、スタッフといくつか確認事項を行ない、11:30過ぎ現場を出る。
新宿で時間調整し、13:30過ぎ新宿梁山泊の稽古場へ。
Project-Nyxの「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)のゲネが14:00からの予定だが、転換の確認などで少し押しているようだ。
宇野さんが現場で描き上げたセットが魅力的だ。
素晴しい画家であることを改めて感じる。
14:30過ぎからゲネが始まり、16:15過ぎ終了。
金さんと少し話し、稽古場を出て事務所に戻る。
建設会社の担当者とスタッフが、今日から作業開始した、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」の模型制作の確認。
その後、KNH2について、スタッフと簡単な打合せ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、31日(水)、美浦の中野厩舎に入厩しました。トレセン移動後も順調です。けさは坂路1本を17〜18秒のキャンターで駆け上がりました。中山最終週のダート1800mを目標に進めています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。中間の追い切りは4ハロン54秒のタイム。ラストで脚が上がってしまい、相手から4〜5馬身遅れてゴールしました。ここにきて再び腰に疲れがたまってきているように思えます。いったん調教の強度を下げて状態を整えることになり、ハロン17〜20秒にペースダウンしました。馬体重は545キロ。
○ 2010/4/8
7:30過ぎに事務所。
今日は朝からよい天気だ。
EMHの引っ越しなので良かった。
OZONE5人展は「家の値段をはかる物差し」のプロトタイプの展開のスケッチ。
10:30、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」に一緒に参加する建設会社の担当者が来たので、スタッフ交えて簡単な打合せ。
その後、プロトタイプの模型作り。
今日は久しぶりに、一日事務所。
13:30、保険会社の方が来所。
大和町の火災保険について。
今まで、建設会社に紹介してもらった保険会社に、竣工時からお願いしていたが、必要のない部分もあり、それらはどうにか出来ないのかと思っていたが、いつもそのまま更新していた。
昔からの知り合いの方が、保険などのコンサルを始めたので相談したら、別の保険会社の案を提示してくれ、必要な部分のみ必要な範囲でかけると、ずいぶん保険料が安くなることが判明した。
来年度分からそちらに変更することにして、今日は契約。
説明を聞き、署名捺印。勉強になった。
午後、銀星舍に借りていたCDを返しに。
しばらくご主人と話す。
夕方遅く、プロトタイプの模型がほぼ出来上がる。
なかなか良い感じだ。
今後の大まかなスケジュールの確認。
○ 2010/4/9
今日も雲はかかっているが、時々陽も出る。
8:00過ぎに事務所。
雑務やOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」について連絡事項いくつか。
資料送付の雑務や、KNH2のスケッチを始める。
16:00前事務所を出て、新宿で一カ所寄って、OZONEへ。
年度代わりの説明会に参加。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」に一緒のに参加する大川さんと隣の席。
展示方法について少し話す。
17:00から18:30まで、昨年度の傾向や、長期優良住宅の話しなど。勉強になる。
その後リニューアルした館内を回り、19:00から懇親会。
新たにメンバーになった方の中に、小西さんが。
先日のオープンハウスでは会えなかったので、久しぶりと話しを。
その他幾人かの知り合いも。
20:00終了。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。追い切りを開始してからもすこぶる順調。攻め動く部類に属す同厩のスタールーセントと遜色のない動きを見せているだけに、調子は悪くないのでしょう。調教助手は「体重が増えていそうな身体つきだが、全然重くない。それに以前よりも落ち着いている。心身ともに成長した感じ」と好印象を抱いています。中山最終週のダート1800mに出走する予定。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。レース後も馬体に異状はなく、7日(水)に騎乗を再開しました。節による優先順で入るなら、来週の袖ヶ浦特別・芝1200mに投票する予定です。ほとんど疲れがないので中1週のレース間隔でも大丈夫でしょう。調教師とは「別のジョッキーで」と打ち合わせています。
○ 2010/4/10
今日もよい天気。
8:00前に事務所。
スタッフが置いて行ったOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」の資料に書き込みをしたり、修正して建設会社へファックス。
電話にて建設会社と打ち合わせ。
来週から授業が始まる、武蔵野大学の建築施工法の資料作成。
図書館へ借りっ放しの本を返却に行き、帰りに今日のオープンハウスのお祝いを買って来る。
13:30事務所を出て、いつも構造をお願いしている吉田さんの自宅のオープンハウスへ。
14:30前着。
よい天気で暑いくらいだ。沢山の方がみえている。
吉田さんに一通り案内してもらい、15:00過ぎスタッフとお暇して、昨年竣工したNTHへ。
NTHの前にある緑道の桜が、今週中に満開との連絡を頂き、拝見しに。
葉桜になりつつあるものもあるが、目の前の桜は満開。
北側にあるので、陽が当たりとてもきれいだ。
テラスには敷物と座布団、ビールとおつまみまで用意してくれていた。
いろんな場所から桜がみえるように設計したので、ご一緒に家の中を回ってみた後、ビールで乾杯し、早速テラスに座って桜を見ながらビールを頂く。
緑銅を散歩する人達がうらやましそうにテラスの我々を見上げて行く。
ちょっと恥ずかしいが、特等席だ。
クライアントとしばらくお話をして、17:00過ぎお暇する。
ごちそうさまでした。
○ 2010/4/11
昨日から暖かい。
8:30に起きだして、いつもの「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
今日は久しぶりに、午前中に高円寺に買い物に行った以外は、一日大和町。
KNH-2のスケッチなど。
大和町のキャロライナジャスミンも花盛り。
○ 2010/4/12
昨日と打って変わって、寒い。
昨日の暖かさの名残で、室内はまだ暖かだが、外に出たら霧雨でとても空気が冷たい。
事務所に着く8:00過ぎには、けっこう本降りになって来た。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」の連絡事項。
今日から始まる武蔵野大学の授業の確認と準備。
10:00スタッフが来たので、清掃後OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」のパネルについてスタッフ打合せ。
先日OZONEの説明会で聞いた、登録ページの画像をアップしようと試みるも、なかなかうまく行かず、手間取リ途中であきらめて問い合せ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から「建築施工法」の授業。
今日はガイダンスだが、どうしたらこの地味な授業(だけど絶対面白い話しなのだが)に積極的に興味を持ってもらえるか、工夫して行きたい。
17:00終了。事務所に戻る。
スタッフが作成したOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」のパネルたたき台のチェック。
「忠誠と反逆」丸山眞男著(ちくま学芸文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480083982/)昨日読了。
とても一度で理解出来るものではないが、とても丁寧にあぶり出された、日本に通奏低音として流れるプラグマティック(肯定的な意味での)な姿勢に、目を開かされること度々だった。
漢文の文章が沢山引用されている。
漢字なのでなんとなーくは意味が察せられるが、ほとんど歯が立たない。
中学の頃幾人かで勉強を習っていた先生は、専門とは言え、石碑の前にいくと簡単に漢文を読み下してくれた。
日本ではいつから漢文を読み下せなくなったのだろう。
小林秀雄を読んだときと同じように、しばらく前の人との、圧倒的な知識(と言ってよいのか)の差を感じた。
次に、しばらく前から、「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)を読み始めている。
寝る前に読んでいて、ちょっと前に読み終わった、「ジャズと生きる」穐吉敏子著(岩波新書)も面白かったが、大正昭和の女性達はパワフルだ。
○ 2010/4/13
8:30前に事務所。
昨晩の冷たい雨で散った、コンクリートの上の大和町のキャロライナジャスミンの花がきれいだった。
KNH-2のスケッチ。
10:00前スタッフが来たので、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」のパネルの指示。
その後、KNH-2のスタッフ打合せ。
午後、銀行や郵便局に出て、その前後、KNH-2のスケッチ。
18:00過ぎ事務所を出て、一度大和町に寄って、新宿梁山泊の稽古場へ。
19:00前稽古場着。
既に来ていた伊東さん、鹿野さんそして小池さんと落合う。
今晩は先日まで金さんが出演していた、「血は立ったまま眠っている」の演出の蜷川幸雄さんと主演の窪塚洋介さんが見に来ている。
金さんから紹介され、ご挨拶。
19:30開演。21:15終演。
終演後鹿野さんと残って、終演後の一杯に参加。
鹿野さんから、「ベンガルの虎」と「宇田川心中」の360度写真(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/files/7b0043d54fd61b57988cb07e1ad20ba8-368.html)の抜粋のプリントを、宇野さんと直子さんにプレゼント。
終演後も蜷川幸雄さんと窪塚洋介さんは残って、金さんや宇野さんやみんなと話しをしていた。
蜷川幸雄さんが見ていることに依る緊張感のある一夜だった。
お二人が帰った後も、金さんや宇野さんと話し、気がつけば23:30。
鹿野さんと帰路に着く。
○ 2010/4/14
8:00に事務所。
今日もよい天気。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のパネルのたたき台をチェックし、新し文章を書く。
建設会社と連絡を取り合う。
10:00前スタッフが来たので、パネルの修正事項を指示。
鹿野さん(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)が、明日「伯爵令嬢小鷹狩掬子の七つの大罪」作・寺山修司(http://project-nyx.com/)の360度写真を撮影するので、段取の連絡。
スタッフとKNH-2の簡単な打合せ。
13:30過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
第1課題は「10人が集って住む空間」。
課題説明をして、学生やアシスタント他大学の大学院生は、近くの想定敷地調査に。
16:40から、来週発表してもらう、現地調査結果・事例調査・ボリュームチェック等について、伊藤先生からレクチャー。
その後、3グループに分かれ、それぞれレクチャーを行い、18:00終了。
しばらく、準備室で話しをして、学校を出てちょっと吉祥寺で買い物をして、19:00居酒屋へ向かう。
水谷先生と伊藤先生と授業開始でお疲れの一杯。
今年もまた始まり、新しい学生達や空間造形の指導のこと、その他学生達を盛り上げ、建築を好きになってもらうようなことなどあれこれ話す。
この飲みながらの話しに学生達も参加したら一番良いのに、と言う話しから、空間造形の授業後2週間に一度くらいで、学内で勉強会を開こうと言う話しで盛り上がる。
とりあえず来週から始めてみようと言う話しに。
なにか3人ともテンションが上がり、気がつけば23:30の閉店。
帰路に着く。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間も引き続き1本目をハロン20秒、2本目に17−17で腰の疲れに配慮したメニューで乗られました。その効果もあって徐々に良化が感じられるので、少しずつ負荷を強めながら様子を見ていきます。馬体重は先週と同じ545キロでした。
○ 2010/4/15
昨晩は盛り上がって、けっこう飲んだので起きられず、9:30前事務所。
今日はまた寒くなる。
スタッフが置いて行ったOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のパネル案のチェック。
10:00過ぎ、そのチェックをスタッフに指示。
連絡事項いくつか。
一日事務所でKNH-2のスケッチ。
時々、パネルの進捗状況の確認。
18日、中山、5Rにマイネルチハヤ、8Rにマイネアルデュールの出走確定。
馬主会の桐山から電話があり、馬場に行くことにする。
当日は皐月賞。楽しみだ。
○ 2010/4/16
8:00に事務所。
今日も寒い。冬に戻ってしまったみたいだ。
スタッフが置いて行ったOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のパネルの最終チュック。
面白い展示が出来そうだ。
是非ご覧下さい。
10:00、スタッフにパネルの修正を指示。
模型の展示の仕方などをスケッチ。
KNH-2のエスキスを進める。
午後、KNH-2のスタッフ打合せ。
15:00事務所を出て、向ケ丘遊園の岡本太郎美術館(http://www.taromuseum.jp/)へ向かう。
明日から開催の「前衛下着道ー鴨居羊子とその時代 岡本太郎・今東光・司馬遼太郎・具体美術協会」展のオープニングに。
唐ゼミ☆(http://redg.info/~karazemi/)が展示やパフォーマンスに関わっており、招待状をもらった。
16:30前着。
常設展を見て、企画展示室へ。
鴨居羊子さんの名前と下着のデザイナーであるということくらいしか予備知識はない。
しかし展示を見て回ると、サブタイトルにある人達の関わり以外にも、状況劇場の役者達をイメージして、細江英公さんが鴨居さんの人形を撮影した写真があり、唐ゼミ☆とのつながりにも納得。
さらに展示室を進むと、昨年唐ゼミ☆が公演した「下谷万年町物語」のセットの一部が建て込まれ、その中に鴨居さんの下着が展示されている。
その両方が見事にマッチしている。
唐ゼミ☆のメンバーや代表の中野さんも会場におり、いろいろ話しを聞く。
17:00から、オープニングレセプション。
そして17:45から唐ゼミ☆による「チェニカショー」という下着のショーが、展示室で始まる。
いやいや際どいショー(嫌らしいと言う意味ではなく、本当に際というかマージナルというか)が30分弱行なわれ、これが展覧会ツアーにもなっている。
ともかく、それくらいのことは許容してしまう魅力を鴨居さんは持っていたのだろう実感する、とてもチャーミングな展覧会だった。
またまた、昭和の女性パワーにやられてしまった。
そうそう、具体の展示で、万博のお祭り広場でのパフォーマンスの映像があり、磯崎新さんの先端性を改めて認識した。
18:30前に美術館を出て帰路に着く。
出掛ける時、阿佐ヶ谷駅前の書店に立ち寄ったら、村上春樹さんの「1Q84」の3巻目があったので入手し、「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫)はちょっと休んで、早速読み始める。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、18日(日)、中山5Rのダート1800mに出走します。水曜日の追い切りはリードホースを追いかけて抜き去る、という実戦を想定したものでした。鞍上がゴーサインを出すときっちり伸びて先着を果たすなかなかの好内容です。助手は「仕掛けてからの反応は上々。500万でも通用すると思う。あとは久々の影響がどうか」と感触を述べていました。ある程度好位からの競馬が理想ですが、前にいけない場合は無理に出していかずにペースが落ち着いたところで順位を上げて早めに動く、初勝利時のような競馬をしたいものです。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、18日(日)、中山8R・袖ヶ浦特別・芝1200mに出走します。前走は力を出し切っていないようで疲れはなく、レース間隔が詰まっていることは心配なさそうです。今週の追い切りも外ラチ沿いをまわってきたもので、同馬にしては折り合いはついていました。半マイルからのタイムになっているのは、加速し始めてからすぐに5ハロン標識に差し掛かることが原因です。前走は釈然としない負け方だったので、今回はあきらめずに最後まで追ってくれる和田騎手に依頼しました。
○ 2010/4/17
7:30に起きたら、結構な雨の音。
外を見たら、屋根や車の上に雪が積もっている。
どんな天気なんだろう。
合羽を着て、8:30前事務所に。
10:00前くらいから雨は上がって来た。
建築施工法の資料の確認と修正作業。
KNH-2のスケッチ。
ラジオから、イ・チャンドン監督の新作映画の情報が流れて来た。
「シークレット サンシャイン」(http://www.cinema.janjan.jp/0805/0805076507/1.php)期待出来そうで、楽しみだ。
「グリーンフィッシュ」「ペパーミント・キャンディー」「オアシス」全てが素晴しい。特に「オアシス」がベストだが。
13:00、EMHの建設会社の担当者来所。
増減と残工事の打合せ。14:00終了。
朝の天気と打って変わり、時々陽が差して来る。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の提出物、忘れていたものがあって、慌てて作成するもなかなかうまく行かず、時間がかかる。
16:30に事務所を出て、1997年に竣工したMYHへ。
駅でチェ・ミキと落ち合いバスで向かう。
何年ぶりの訪問であろう。
MYHに近づくと、ご主人が玄関まわりに水を撒いていた。
久しぶりのご挨拶をして、外を一緒に回ってみる。
竣工時に一緒に植えた木がとても大きくなって、家ととても良いバランスになっている。
そうこうしているうちに、夫人も戻って来られ、家の中に。
一通り家の中を拝見して回る。
2年程前に、床暖房を入れフローリングを変えたり、浴槽まわりを新しくしたそうだが、とてもしっくり行っている。
13年の間に木部もとても良い色になり、丁寧に住まわれているのが良く伝わって来て、嬉しい。
お子さん達も大きくなり、予備に作っておいたスペースをうまく活用して、魅力的な子供部屋がふたつ出来上がっている。
久しぶりの乾杯をして、沢山の思いで話しを。
さらに仕事の話しや、偶然の繋がりに驚いたり、どんどん盛り上がり、気がつけばすっかり遅い時間になっている。
沢山のお料理とお酒を頂き、あまりの居心地の良さにすっかり長居をしてしまった。
お礼を述べ、帰路に着く。
この2ヶ月程、桜などが咲いたりで声をかけて頂き、完成したお宅4軒に訪問させて頂いた。
ありがたいことである。
○ 2010/4/18
昨晩はあまりの楽しさに、沢山飲んでしまった。
どうにか9:00に起き出して、10:30前大和町を出て、中山競馬場へ向かう。
11:30競馬場着。
11:45、パッドク脇のハイセイコー像の前で馬主会の桐山と落合う。
今日はよい天気で暖かい。
旭化成時代の同期が早期退職し、昨晩送別会で、その退職する同期がよく競馬場に来ており、今日も地下のフードコーナーに席をとっているとの話しをしたとのこと。
5Rマイネルチハヤのパドックを見て、馬券を買って馬場に。
12:20、出走。ゲートを出て良いところなく、9着。
地下のフードコーナーに行き、同期と落ち合う。
何十年ぶりだろう。
ビールを飲みながら話しをしたり、競馬を見たり、馬券を買ったり。
13:20、7Rが出走したので、桐山とパドックへ。
8Rのパドックを見て、マイネアルデュールの馬券を買って、馬場へ。
13:50、出走。こちらも同じように良いところなく、やはり9着。
なかなか難しいものだ。
地下に戻って、同期に挨拶をして桐山と競馬場を出て、帰路に着く。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
和田騎手「自らという気はあったし、この馬なりに動けている。次はもっと良くなると思う」
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
和田騎手「軽く出していったが行けなかった。少しボコボコした馬場を気にしている感じ。ラストはじわじわときているのだが」
○ 2010/4/19
7:00に事務所。
メールチェックして、先ずはMYHのクライアントにお礼を。
盛りだくさんだった土日の日報を書きつつ、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)に一緒に参加する建設会社に連絡。
KNH-2のスケッチ。
10:00スタッフが来たので、OZONE5人展のスタッフ打合せ。
「建築施工法」の授業の確認。
KNH-2のスタッフ打合せ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から「建築施工法」の2回目の授業。
17:45終了。
吉祥寺にバスで出て、ヨドバシカメラで買い物をして事務所に戻る。
○ 2010/4/20
7:00に事務所。
KNH-2のコンセプトスケッチ。
それに伴う案のスケッチ。
中学の同級生の松岡君に、知人の改修の件で電話。
10:00スタッフにOZONE5人展の指示。
引き続き、KNH-2の打合せ。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)に一緒に参加する建設会社からも一人来てもらい、展示やリーフレットの準備作業が行なわれている。
12:00過ぎに事務所を出て、知り合いの三浦さんの完成間近の住宅現場へ。
日曜日にオープンハウスだったのだが、見に行けなかったので我侭を言って今日拝見することに。
現場は外構や家具工事がまだ行なわれている。
町中にある小さく複雑な構成の建築だが、まわりから引きがあり、四方に開口があるので開放感がある。
一通り案内してもらい、少し話しをして14:00前お暇する。
その脚で、新宿三丁目のサード ディストリクト ギャラリーへ。
いろいろ教えてもらっている、三根潤さんの写真展「Yokohama#08」(http://www.3rddg.com/home/2010.4.13/mine_jun.html)を見て、14:30事務所に戻る。
引き続き、KNH-2のスケッチを行ない、夕方スタッフと打ち合わせ。
18:30過ぎに事務所を出て、高円寺の成都へ。
電車で来るスタッフを待っていたら、知り合いがふたり入って来た。
外から見えたので、とのこと。
久しぶりで、一杯やりながら少し話す。
そうこうしているうちにスタッフや武蔵野大学の卒業生が来たので、ふたりはよそへ行った。
今晩はいろんな意味でのお疲れとお祝いの会を6人で。
飲み進むうちに喧々囂々、話しが盛り上がり気がつけば0:00過ぎ。
お開きにする。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日はMブエロと縦列から併せ馬に切り替える調教を行いました。相手は気を抜いて催促されていましたが、同馬は楽な手応えでした。育成主任は「素軽さがあるうえに、なかなかバテない。マイルくらいはあったほうがこの馬の持ち味が生きそう」と語っていました。今後の馬体の成長が鍵になりそうです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先日追い切りを行ったところ、前回とは打って変わって目の覚めるような動きを披露。稽古で動いていた父グラスワンダー、ゼンノロブロイの2頭のコスモ所属馬を相手にしませんでした。以前に比べて体が絞れて引き締まったのもありますが、育成主任は「初めて跨がったけど思った以上。硬めの脚さばきだが、筋肉が強くてスピードもある」と驚いていました。馬体重は457キロ。
○ 2010/4/21
昨日はよく飲んだ。
起きられず、9:00前に事務所。
昨日の雨でまた大和町のキャロライナジャスミンが散っている。
KNH-2のスケッチ。
10:00スタッフが来たので、今日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の設営の指示。
12:00前に、展覧会の設営のために建設会社の担当者が車で来所。
模型やパネルを積み込み、スタッフ達はOZONEへ向かった。
KNH-2の途中スケッチをスタッフの机の上に置き、13:45事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
9班に分かれて、敷地調査・事例調査・ボリュームチェックの発表。
その後、各グループに分かれて1回目のエスキスチェック。
1グループ14人。
ふたり休んでいて12人それぞれのエスキスチェックを終了したのは、19:30。
久しぶりに、頭の芯から疲れた。
事務所に電話して、OZONE5人展の設営の結果を確認。
一部手違いがあったとのこと。
やれやれ。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。この中間もハロン17〜20秒のメニュー。後躯の良化に伴い、しっかりした動きに変わってきています。Mアカツキと併せてラスト1ハロンだけを15秒で駆け上がった先週末の調教では、伸びやかなフットワークが見られ、気合いの乗りもまずまずでした。6ヶ月不出走の見舞金の受給条件を満たした上で復帰させたいと考えています。
○ 2010/4/22
7:00過ぎに事務所。
昨日は暖かかったが、今日はまた寒い。
もう四月も後半。一体どうなっているのだろう。
いろいろな雑務を片付ける。
その後、スタッフが置いて行ったKNH-2のスケッチを確認し、そこにスケッチを加える。
10:00スタッフが来たので、昨日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の設営の手違いについて確認。
修正すべく、建設会社とOZONEに連絡。
KNH-2の打合せも。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
一日KNH-2のスケッチを続ける。
○ 2010/4/23
今朝も寒く雨が降っている。
大和町のキャロライナジャスミンの花が、雨と寒さで沢山散っている。
7:00過ぎに事務所。
昨晩、机のスタンドが明るくなったり暗くなったりを何度か繰り返し、こちらの目の調子がおかしいのかと思っていたら、突然消えてしまった。
電球が切れたのかと思い、取り替えようとしたら尋常な熱さでなかった。
ほかの球に変えても着かず、その球を抜いたらその口金もちょっとの間にすごい熱さになっていた。
多分スイッチのところがなにかトラブルがあるのだろう。
違う机のスタンドと取り替える。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が無事スタートしたことを、事例として出展の了解を頂いたYTHのクライアントに、ダイレクトメールを読み込み送付。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面チェック。
KNH-2のスケッチを続ける。
昼過ぎにOZONEの展示の修正に行っていたスタッフが戻って来たので、KNH-2の打合せ。
雨の中を銀行に行ったり。
KNH-2のスケッチとイメージ出し。
ネットニュースに不動産価格高騰で北京に2㎡のカプセルアパートが登場したとのこと。
(http://dailynews.yahoo.co.jp/photograph/pickup/?1272006303)
日本がうさぎ小屋なら、これはうなぎの寝床か。
いやはや。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。レース後、右後肢球節の下部にくもずれ(地面と接触して起こる外傷、擦過傷)が見られました。大したことはなく、腫れが落ち着いた21日(水)から乗り出しています。前走はもうひとつといった結果でしたが、レースの疲れはなさそうです。次走は新潟2週目のわらび賞・ダート1800mが有力。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。厩舎周りの運動で楽をさせ、21日(水)からは角馬場で軽く乗って馬体をほぐしています。芝を見限ったわけではありませんが、次走は新潟2週目の八海山特別・ダート1200mの予定。節不足で除外されるようなら翌週の東京の平場・ダート1300mへ向かいます。
○ 2010/4/24
今朝はよい天気になった。
しばらく続いた雨のおかげで、空気が澄んでいるように感じる。
7:30に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面をチェックし、さらにエスキスを進める。
徐々に収斂されて行く。
15:00に事務所を出て、EMHへ。
外構のフェンスの鉄骨下地が今日施行なので、確認。
15:30着。スタッフと建設会社の担当者と話しをしていたら、外出中のクライアント夫人が戻られる。
フェンスの説明やいくつか話しをして、地下を見せて頂く。
自主工事で壁が黒く塗られ、さらに良い感じになっていた。
近くのタウンホールでスタッフにKNH-2のスケッチの説明。
吉祥寺に出て、バウスシアターで「息もできない」ヤン・イクチュン監督
(http://www.bitters.co.jp/ikimodekinai/)の整理券をもらい、近くのカフェに行って「1Q84・BOOK3」を読む。
18:00過ぎ、カフェを出てバウスシアターへ。
チェ・ミキと落合う。
どちらかが50歳以上の夫婦割引で、ふたりで2000円。
「息もできない」は監督のヤン・イクチュンが、主人公のサンフンに完全になりきった、壮絶な映画だった。
130分の映画だが、それこそ息を詰めているアッと言う間に終わってしまった。
なにか大きな固まりが残った。
近くの居酒屋へ行って一杯。
「息もできない」は後になって考えると、いろいろに感じられる要素を含んでいた。
多分、文章にすると全く違ったものになってしまう、映画でしかできない表現の作品のひとつだった。
○ 2010/4/25
今日はよい天気。
8:00過ぎに起き出して、いつものように「課外授業・ようこそ先輩」を見る。
やはり面白いな、この番組。
「建築施工法」の授業レポートでも、この番組のようなことが(もちろん相手は大学生なのだから違うのだが)できないだろうか。
そのためには、「建築施工法」という授業の特質(この授業で伝えたいこと)をはっきりさせなくてはいけない。
もちろん、その試みはやっているのだが、ベーシックなことも話ささなくてはならいので、毎回そのような話しにはならないので、その特質は伝わりにくい。
もう少し考えてみよう。
午前中、高円寺に買い物に行った以外は、一日大和町。
日が長くなり、夕方室内に差す西日がきれいだった。
○ 2010/4/26
今朝もよい天気。
気温も昨日と同じように高そうだ。
明日からはまた雨になりそう。
7:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行った、KNH-2の図面をチェック。
日報を書いてアップ。
「建築施工法」のレポート課題案の検討と、今日の授業の確認。
10:00、スタッフが来たので清掃し、KNH-2の打合せ。
10:30、冷暖房業者さん来所。報告と新たなカタログの説明。
引き続き、KNH-2のスタッフ打合せと3Dのスケッチ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から「建築施工法」の授業。
17:45終了。事務所に戻る。
○ 2010/4/27
今日からまた天気が崩れて行くようだ。
7:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認し、スケッチを続ける。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
一日その繰り返し。
合間に、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の案内を知り合いの編集者方々にメールする。
一般の方への情報発信ができるとよいのだが。
○ 2010/4/28
昨日から降り出した雨が、今朝も降り続いている。
三日連続で弁当を詰め、7:30前に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認し、スケッチ。
10:00過ぎ、スタッフ打合せ。
13:30過ぎ、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
グループのほとんどの学生が出て来ているが、先週からあまり展開していない。
ちょっとでも行き詰まるとすぐにネガティブに考えてしまっている。
そこで出て来た問題点が、次に進む道筋を与えてくれる大事な要素なのだが。
エスキスの展開の仕方などを具体的に話しながら各自のチェックを行ない、19:00全員終了。
しばらく製図室の準備室で休憩し、19:30過ぎ学校を出る。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。先日の追い切りでは併せ馬のパートナーが脚元を痛めたために急遽単走になってしまったものの、1頭でもしっかりした動きで55秒をマークしました。育成主任は「いままでに比べて前向きさが出てきたのは良い傾向。馬体重はそれほど減ってはいないが、体つきがシャープになってきた」と評価していました。いまのところ来週か再来週の入厩で宮本師と打ち合わせています。
○ 2010/4/29
昨日の晩に雨は上がって、今朝はよい天気だが風がある。
散ってしまったキャロライナジャスミンを清掃。
春の陽が掃き集めた花にあたってきれいだ。
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と打ち合わせ資料を確認。
10:00、スタッフと最終打合せ。
机まわりの雑誌を片付けながら、読んで行く。
17:00過ぎスタッフと事務所を出てKNHへ。
近くの駐車場に既に置いてあると言うキャンンピングカーを確認。
18:00過ぎから、KNH-2のプレゼン打合せ。
要望からではプライオリティがはっきりしなかったが、やはりこのようにたたき台を提出すると、いろいろな情報が飛び出して来てる。
建築計画で一番夢が膨らむ楽しい過程。
そんな楽しい過程を、学生達は何故楽しめないのだろう。
模範解答があり、それに答えないといけない、という建築計画とは全く逆の思考に縛られているように思えてならない。
それをどのように開放してあげられるか、思案のしどころだ。
20:00くらいまで話し、その後近くの四川料理店で食事と紹興酒を頂きながら計画についてや、近況などについていろんな話ができて楽しかった。
22:30前、お開き。
楽し時間とおいしい食事とお酒、ごちそうさまでした。
この後は、クライアントの裁量次第なので、連絡を待つしかない。
○ 2010/4/30
今朝もよい天気。
8:00に事務所。
片付けをしながら、昨晩の話しを反芻しながらKNH-2のスケッチを続けてみる。
スタッフは今日から連休にしたので、一人。
昼過ぎから、中島みゆきをちょっと大きな音で聞きながら、スケッチや読み物。
「SinglesⅡ①」の「時代」の後の2曲目「最後の女神」の出だしが流れ始める。
「いちばん最後に見た夢だけを 人は覚えているのだろう 幼い日に見た夢を 思い出してみないか」
中島みゆきさんと村上春樹さんの言葉に対する信頼感の共通性を強く感じる。
武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻の2009年度の優秀作品を掲載したイヤーブック「Mu No.6」を読む。
しばらく前に頂いていたが、ゆっくり読む時間が無かった。
最後の方の専任の先生方による座談会は、毎年楽しみである。
今年のタイトルは「バランスと力」。卒業設計についての座談が主だ。
各先生方の的確な発言は、全ての問題点を明確にし、学生達が何を考えて行く必要があるかの指針を示している。
が、これが伝わらないのがもどかしいところである。
せめて、学生達はこの労作を、隅から隅まで最低三度くらいは繰り返し読んでもらいたい、と思う。
そうすれば何かが少しずつ変わって行くように思うのだが。
毎年厚く(熱く)なって行く「Mu」。
こんなイヤーブックを作ってもらえる学生達は幸せだ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。先週は無理せずに角馬場だけの運動にとどめ、全休日明けの火曜日から坂路とウッドコースを併用して乗り込んでいます。くもずれも治療やバンテージを巻くなどして保護することで歩様に現さなくなりました。きょう金曜日に15−15程度を消化しており、来週の新潟、わらび賞・ダート1800mを目指します。中野師は「物見が多くてシャドーロールを着けている。一度叩かれてピリッとしてきた。坂路では特に前向きで抑えるのがきつそう」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。軽い筋肉痛で腰を落としてしまうのはいつものこと。毎日マイクロレーダーを充ててケアをしており、調教に支障はありません。飼い食いもよく、与えたものをペロリと平らげています。水曜日には半マイルからの追い切りを消化。調教助手は「今回は折り合いがつきすぎた感じ。いつもと逆でふわっとするくらいだったのでその分終いを追った」とその感触を述べていました。来週、新潟の八海山特別・ダート1200mへの出走を予定しています。
○ 2010/5/1
連休に入り、やっと春らしくなって来た。
8:00に事務所。
昨日から、空間造形3の学生からポツポツと相談メールが届くようになって来た。
但しまだ具体的でないので、簡単なコメントを返すのみにしている。
机まわりを整理しながら、読書。
15:30過ぎ、武蔵野大学の学生からメールで図面と模型写真が来たので、コメントを書いて返信。
16:15事務所を出て、阿佐ヶ谷で買い物をして、西荻の実家へ。
西荻窪の街は、高円寺や阿佐ヶ谷と違って、ターミナルもそれ程大きくなく、こじんまりしていて、降り立つとホッとする。
気持ちの良い天気の中、いつもとは違うルートで実家へ。
少しずつ街は変わっているが、西荻窪と言うイメージの中での変わり方だ。
食事をしながら一杯やって父と話す。
母の認知症は相変わらず。
まだ自分で歩けるから良いが、とのこと。
19:30過ぎ実家を出る。
自分たちを含め、歳をとると言うことを、実家に来るとヒリヒリと感じ、いろいろなことを考えながら駅まで向かう。
来たときと、西荻の街がちがって見える。
○ 2010/5/2
昨晩帰ってから、人から借りたDVD「シアトリカル」(http://www.amazon.co.jp/シアトリカル-唐十郎と劇団唐組の記録-DVD-大島新/dp/B001FADK56/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=dvd&qid=1272931735&sr=1-1)を見た。
封切り時にも見たが、唐さんは唐十郎と言う肉体を演じているのか、それともそのままが唐十郎と言う肉体なのか、ただそこには唐十郎が確実にあるということは確かだ、と改めて感じる。
見ながら、調子に乗って一杯やりながら韓国海苔を一袋食べたのがいけなかったのか、胃の調子がおかしい。
いつものように、「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
午前中高円寺に買い物に。
演劇評論家の西堂さんに連絡がついたので、17:00新宿で会ってもらい相談事。
胃の調子が悪いのに懲りずに、朝昼に重いものを食べたら、夕食時、何も口にできなくなってしまった。
あたりまだ、やれやれ。
胃薬を飲んで、早めに休んだら、1:30頃目が覚めてしまい眠れない。
体調も良くなって来たので、「1Q84 book3」村上春樹著(新潮社http://1q84.shinchosha.co.jp/)を読み進み、5:00に読了。
うーん。
再び眠る。
○ 2010/5/3
7:30過ぎに起き出す。
今朝は体調は回復。
9:00前に事務所。
連絡事項いくつかと、昨日の相談事の報告の下書き。
10:00、事務所を出て東京都写真美術館へ。
「森村泰昌展・なにものかへのレクイエム」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-4.html)。
なかなか充実した作品展。
意見はいろいろだろうが、こういうことを愚直にやる人が少なくなっているように思う。
個人的な感想では、スチールよりムービーの方が面白かった。
メッセージ性がかなり高い作品なので、音声や動画の方が伝わって来るのだろう。
せっかちなので映像の展示は苦手で、最後まで見通せないことが多いのだが、森村さんの映像は全て見通せた。
大阪人のホスピタリティがにじみ出ているからか。
大阪のおばちゃんパワーがあらわれた映像が、そのシリアスなメッセージを相対化していて気持よかった。
つい笑い声をあげてしまったが、まわりの人達はクスリともしない。
写真美術館を出て、NADIFFへ「村瀬恭子Drawing」(http://www.nadiff.com/gallery/2F_murase.html)を見に行くが、あれあれ終了していた。
そのまま、銀座に移動し、BLD GALLERY「森山大道 新作写真展『NAGISA』」(http://bld-gallery.jp/exhibition/100416moriyamadaido.html)へ。
銀座の街は人で一杯だが、ギャラリーはすいていてゆっくり見れた。
よく見ると最後(反対から見れば最初)の写真に、森山さんが小さく写っている。
いつもの写真だが、ああヒッチコックと同じだ、と初めて気付く。
事務所に戻り、ちょっとしてから買い物をして、大和町に戻る。
明るい光の中、シャワーを浴び、ビールを飲み、洗濯をして、遅い昼と夕食を。
昨晩食べようと思っていたものを平らげる。
○ 2010/5/4
7:00に起き出す。
7:30頃、1日から浜松の実家に行って、昨晩遅く帰って来たチェ・ミキが起きてく来たので、浜松の様子などを聞く。
お土産もあるので、妹に連絡をして夜会うことに。
8:30事務所。
溜まっている日報を書く。
預かっている演劇関連の沢山の写真を少しずつ選択作業。
午後、それに関連する連絡が来て、日曜日の西堂さんへの相談事の下書きをまとめて、送信。
にわかにこれ関連の連絡事項が続き、ちょっと慌ただしくなる。
16:30前事務所を出て、吉祥寺へ。
チェ・ミキと落ち合い、ヨドバシカメラへ。
気温が上がって来たら、大和町の冷蔵庫がうなり声を上げるようになってしまったので、いよいよ買い替えに。
いくつか見比べ決め、店員と交渉し値切ったらかなり安くなり、驚く。
手続きするも、クレジットカードだとポイントが少なくなるので、新しいクレジット・ポイントカードを今日作れば、ポイントは増えると言うことだったので、カード作成。
思ったより時間を取られる。
しかし、よくDMで送られて来るようなカード作成合戦、これで儲かる人が居るからやっているのだろうが、何とも実態を感じられない、不思議なことに沢山の人の労力がかけられている。
18:00に改札で妹夫婦と待ち合わせているので、チェ・ミキに先に行ってもらう。
カードが出来るまでしばらく待って、そのカードを持って売り場で精算をして、18:30近くの居酒屋へ向かう。
妹夫婦と4人で飲みながら、姪の就職が決まったことや西荻の両親の話しなど。
しばらくそこで飲んで、今日は気温も高く外が気持よいので、河岸を変えて外で飲もうと、たしか屋台のおでん屋があったところへ向かう。
おでん屋はあったがおじさんがまだ準備中。もうしばらくかかるとのこと。
ほかを探そうと、ハモニカ横丁に行ってみるも、外で飲めるところは何処も満席。
皆考えることは同じだ。
再び屋台に戻って、やっと落ち着く。
明日も休みだからか、今夜は皆元気で、カラオケに行こうという事になり、近くのカラオケボックスへ。
このメンバーでカラオケは初めて。
年齢が近いからか、選ぶ曲は皆馴染みのある曲ばかり。
1時間と言っていたのが、結局は2時間。
0:00にお開き。駅で別れる。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。410キロ台と小柄で体も細く、すでにギリギリの体型といったところ。テンションも最近は高めで、ゲートに入れられることを察知すると後ずさりして逃げようとします。入ってしまえば駐立、ダッシュとも問題ありません。追い切りの動きはまずまずといったところ。瞬発力よりも持続力があって長く脚を使うタイプです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。鞍上の重みや傾斜を苦にしない力強いフットワーク。たっぷり水分を含んだ不良馬場もものともせず、ぐんぐん推進できる脚力があり、主任には「真歌牝馬のナンバーワンかも」と評されています。先週の3頭併せの追い切りでは、楽に抜け出すパフォーマンスを披露しました。
○ 2010/5/5
さすがに昨晩は張り切りすぎた。
8:00に起き出し、9:00に事務所に来たが疲れがとれていない。
暑いくらいで半袖。
連休の最後の日。
一人で過ごす事務所も今日までなので、ゆっくりと時間を過ごす。
夕方早めに上がる。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、コスモレニと行った先日の追い切りで53秒のタイムを計時。攻め駆けする相手で手応えこそ見劣ったものの、渋太く食い下がる良い内容でした。ここにきて一段と良化している感があり、スタッフは「以前よりも素軽くてバランスが取れている」と感触を表現しています。栗東の宮本厩舎に向け、きょう5日(水)に542キロの馬体重でビッグレッドファーム鉾田を出発しました。
○ 2010/5/6
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
朝の道路は通勤通学の人達で、昨日までとは様相が変った。
雑務の調べこと。
預かっている演劇関連の写真のピックアップし、ファイルにまとめ、記録を取る。
EMHの増減の建設会社からの返信に着いてスタッフ打合せ。
引き続き、唐ゼミ☆の申請用図面作成の指示。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーのための調べもの。
いくつか連絡事項が入り、連休が明けたことを実感する。
8日にマイネルチハヤ、9日にマイネアルデュールが新潟のレースに登録していたが、マイネアルデュールは除外。
マイネルチハヤは10R出走確定。
○ 2010/5/7
今朝も弁当を詰め、私道を掃き掃除していたら近所の方が出て来て、風が強いからすぐに枯れ葉などが溜まってしまいますね、と話しながら一緒に清掃し、7:30に事務所。
曇って湿った空気で、風がある。
昨晩もそうだったが、窓を開けていると、風が通り気持がよい。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーのための調べものの続き。
今日午後、元武蔵野大学の職員の中島さんが、ホームページのレクチャーに来てくれるので、パソコンの整理をする。
KNH-2のアイデアスケッチ。
午後、中島さんが来所。
ところが、使用しようと思っていたアプリケーションの体験版がダウンロード出来ず、いろいろ調べたら、バージョンアップの谷間で無く、アップしてしまうと現在のOSでは対応出来なくなってしまうことが判明。
どうしようかといろいろ話す。
結局、今日はレクチャーは出来ず、中島さんには無駄な時間を使わせてしまった。
夕方、KNH-2についてスタッフ打合せ。
18:00過ぎ事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
新年度になって久しぶりの小劇場の勉強会。
今晩は伊東さんが甥の結婚式で知り合ったという、シブヤ大学(http://www.shibuya-univ.net/)の学長の左京さんや、青山学院大学の鳥越さんと学生達、その他渋谷絡みの人達や、いくつかの大学の学生、そして昔からのメンバーも集り、打合せ室が満杯の盛況。
先ずは、左京さんからシブヤ大学について話しを聞き、いろいろ質問。
面白いコミュニティの作り方を目指しているのがよく分かる。
この後アポのある左京さんが20:30に帰られ、次に、青山学院大学の学生から、昨年晩秋に行なったSCAPE WORKS百軒店(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)について話しがある。
今年も何かしら企画したいとのことなので、勉強会をどんどん利用してもらえれば、と話す。
初めて参加した人達も多かったので、自己紹介を含め、ちょっとずつ話しをしてもらう。
最近の若いものは、と言うが、こういう会に積極的に参加する学生達は、思っているよりしっかりしている。
あっという間に21:30を回り、21:45お開き。
鹿野さんと木津さんと駅までご一緒し、駅で別れる。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、8日(土)、新潟10Rのわらび賞・ダート1800mに荻野琢真騎手で出走します。水曜日の追い切りはテンからパートナーの外に併せたもの。遅れてしまいましたが、跨がった調教助手は「相手は芝向きの馬だから気にしなくて良いと思う。叩かれて体が引き締まってきたし、今度はパサパサの力が要る馬場でレースができれば」と話していました。スタートして行き脚がつかなくても、2戦目で勝ち上がったような積極的な競馬で勝負して欲しいと願っています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、6日(木)にビッグレッドファーム鉾田から栗東の宮本厩舎に移動しました。きょう金曜日から坂路1本を駆け上がっています。次走は再来週が有力。久々に同馬に跨がった調教助手は「以前より肉付きが良くなって逞しく感じる。きょうは久々だったから少し入れ込んでいたけど、すぐに慣れて落ち着くと思いますよ」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。今週の八海山特別は8節がボーダーライン。3節の同馬は除外されました。今週の追い切りはウッドコースで69.5秒と控えめ。直線の半ばで軽く気合をつけた程度です。相沢調教師は「状態はいい意味で平行線。風が強いと敏感になるけど、坂路をメインにするようになって、今のところ折り合いは大丈夫」と語っていました。東京4週目のダート1300mに出走する予定です。
○ 2010/5/8
昨晩の霧雨は上がり、よい天気。
風が強いので、大和町のキャロライナジャスミンが毎日、私道に散らばるので、掃き掃除をして8:30に事務所。
梁山泊の三浦さんから、小松さんが一昨日亡くなったと電話がある。
小松さんは状況劇場の「二都物語」で、舞台上のレールの上をゴーゴーと回る赤い木馬を作ったり、梁山泊でもいろいろ作ってもらったりした。
そのブリコラージュな技術はとても魅力的で、しかもひとりでとてつもないものを作り上げてしまう凄さにはいつもビックリさせられていた。
癌になり死にそうになったが、奇跡的に癌が消えてしまった。
その時に胃をほとんど取り、なにかの機会に一緒に中華料理屋に入り食事をしたが、本当に一口で腹一杯になってしまうのだよ、と言っていた姿を、鮮明に覚えている。
もうお年だったので大往生かもしれない。
ゆっくり休んで下さい。
14:00過ぎに事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
新潟10Rにマイネルチハヤが出走。
馬券を買って、しばらく待ち、14:50新潟10R発送。
中段後方に位置しまずまずのレースをしていたが、各馬がペースを上げたらついて行けず、13着。
場外馬券売り場を出て、OZONEへ向かう。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)の展示、設営の時には立ち会えなくまだ見ていなかったので、確認に行く。
ほかの方の展示も見て、3階の展示も見て行こうと思い出掛けたら、コンペのイベントが終了し打ち上げをしているところだった。
5人展に一緒に参加している、一條さん達も居て挨拶し、OZONEのスタッフ何人かも居て、シャンパンをご相伴に預かる。
15:45その会場を出て、途中の酒屋でお祝いの酒を買って、花園神社の唐組紅テントへ。
16:30前、唐組の鳥山さんを訪ねる。
昨秋、偶然知り合いになった写真家の方が、1968年から70年まで状況劇場の写真を撮影していて、一部しかプリントしていなかったのだが、それらを拝見したら、当時の役者達の素晴しさを捉えている。
これはどうにかしたいと考え、演劇評論家の西堂さんにも見てもらったりしたが、やはり唐さんに見て頂くのが先ず一番だろうと、上演前の時間だが、鳥山さんの案内でテントの楽屋を訪ねた。
写真家の方からの手紙と、400枚くらいある中からピックアップした35枚をファイルしたものを、経緯を説明しながら唐さんに見て頂く。
唐さんは懐かしがってくれ、帰ってからゆっくり見ます、と言って下さった。
緊張した15分間だったが、どうにか無事にすみ、ホッとする。
しばらく鳥山さんと話し、花園神社を出て、二丁目のphotographers'gallery(http://www.pg-web.net/)を見て、Place M(
http://www.placem.com/schedule/2010/20100503/100503.html)の須田一政写真展「風姿花伝」へ。
その後、蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)に寄って、花園神社へ戻る。
18:30チェ・ミキと落ち合う。
入場を待つ間に、唐さんの奥様に写真の件をお話する。
19:00から唐組「百人町」開演。
途中休憩を挟んで、1時間20分。
いつもとは一寸違った配役と多くの歌が挟まった芝居。
今日はいろいろあり疲れたので、公演後の飲み会は遠慮して、帰路に着く。
マイネルチハヤ
荻野騎手「ある程度の位置につけられたように具合は悪くなかったと思う。ただし、ペースが上がるとおかれてしまった。もう少しクビを起こして走れるようになれば良くなってくるかもしれない」
○ 2010/5/9
7:00頃目が覚めてしまったので、寝る前に再読している「プレーンソング」保坂和志著(http://www.k-hosaka.com/note/comment/pre.html)を読み、8:15おき出して、いつものように「課外授業 ようこそ先輩」を見る。
下社の御柱で死亡事故があったらしい。
本の整理をしたり、献立を考えて、高円寺に買い物へ。
午後は鷺ノ宮方面の魚屋と肉屋へ。
団地の外れに、魚屋と肉屋と八百屋3軒で小さなマーケットになっている。
久しぶりに買い物に来たら、近くに大きなスーパーの工事が進んでいた。なんてこった、まったく。
夕方から内藤の復帰戦があるというので、早めにバリカンを当てシャワーに入り、マイルカップを見たあと内藤の復帰戦を見る。
最初は緊張して力が入ってる様子だったが、やはり力が違う、まぶたに傷を負い長くなるとまずい状況になり、ちょっと気を入れたら試合が決まった。
5回TKO。そうだろう、そうだろう。
夕方の傾いた光の中で、TVに映る後楽園ホール、良かった。
「課外授業 ようこそ先輩」のほかにもうひとつ嵌まっている番組「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)を酎ハイを飲みながら見る。
○ 2010/5/10
7:00過ぎに事務所。
昨晩も何度も目が覚め、寝たのか否かが定かでない。
今日の建築施工法の授業の確認。
土曜日に行なわれたEMHのフェンス工事に立ち会ったスタッフが撮ってきた写真を見る。良い感じで出来上がった。
KNH-2のスケッチ。
事務所の清掃。
いくつかの連絡事項を電話。
KNH-2のクライアントや何人から、メール有り。
10:00スタッフが来たので、清掃後唐ゼミ☆の申請用図面とKNH-2の打合せ。
日報を書いてアップし、15:30前事務所を出て武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
反応の少ない学生達に向かって、90分話すとエネルギーを消耗すること甚だしい。
自分の学生時代、先生に対して失礼なことをしていたな、と改めて反省する。
17:45終了。事務所に戻る途中、三鷹で知り合いとバッタリ。少し立ち話。
○ 2010/5/11
朝から霧雨。
7:00に事務所。
今晩の会の時間と場所を桐山に確認。
スタッフが置いて行った、KNH-2の打合せ記録と模型を確認。
昨日送った唐ゼミ☆の申請用図面について、唐ゼミ☆から修正の連絡有り。
HMHの改修工事の見積についてクライアントから確認の連絡があり、すぐ工務店に連絡をして内容を確定。
10:00EMHの建設会社の担当者が来所。
増減についての査定の打ち合わせ。
11:00過ぎ終了。
KNH-2についてスタッフと打ち合わせ。
KNH-2のスケッチを続ける。
17:00前事務所を出て、つつじヶ丘の延浄寺へ。
状況劇場や新宿梁山泊などで金属の特殊なセットつくりをしてくれた小松さんの通夜。
89歳なので大往生とは言え、もっと元気な姿を拝見したかった。
式場には懐かしい顔も。
遺影の小松さんの顔は、いつもの優しい笑顔、どんな時にもあの笑顔だった。
焼香をすませ、式場を出て、中野へ向かう。
18:45から中野の居酒屋で、二月程前亡くなった、旭化成の同期入社の梶野さんの追悼の会。
ゴルフが好きだった梶野さんを偲び、何人かは朝からコースに出た。
そして夜は、梶野夫人も招いて、同期の皆で一献傾ける会。
少し遅れてしまい、19:15到着。
皆は既に飲み始めている。
葬儀の時に、26年ぶりに会った以外の同期も来ている。
近況報告や入社時の話しで盛り上がる。
梶野夫人に皆からの贈り物をして、手締めをし、記念撮影を行い、22:00過ぎお開き。
○ 2010/5/12
昨晩は楽しい会で、久しぶりに日本酒を沢山飲んだので、朝一寸辛い。
8:00に事務所。弱い霧雨が降っている。
KNH-2のスケッチ。
昼前にボリューム配置の考え方を変えた案がまとまって来たので、昼一でスタッフと打ち合わせ、図面化してもらうことにする。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の第1課題の授業。
エスキスチェックの時間は今日を入れて残り3回。
今日は一コマを使って、中間発表として、各グループから3人を選んでみんなの前で発表してもらう。
15分程グループ内の成果物を見て回り、TAの学生と3人を選出。
1グループずつ3人の発表をして、その後先生とTAから講評。
これは他のグループでどのような計画が進んでいるのか、全員に参考にして欲しい、と言う目的で行なっているのだが、果たしてどこまでそう思ってくれているか。
二コマ目は各グループに分かれてエスキスチェック。
連休で2週間あったのだが、ほとんどの学生が全く進んでいない。
提出まであと3週間なので、平断面とボリューム配置を一日一案は完成させ、自分の中で問題点を探し出すように、と発破をかけるが、果たしてどうなるか。
19:00、全てのエスキスチェック終了。
準備日で一寸休み、学校を出る。
○ 2010/5/13
今朝はよい天気だが、気温は低い。
暖かさに慣れた身体には、一寸寒く感じる。
弁当を詰め、私道の掃き掃除をして、7:00過ぎに事務所。
弁当詰めや掃き掃除は、繰り返しているうちに少しずつ手際が良くなって来るのが楽しい。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
スタッフ案に手を入れたら、面白い案になって来た。
10:00スタッフが来たので、打合せ。
今日の会のお祝いのお酒を買いに出る。
引き続きKNH-2のスケッチ。
15:00前に事務所を出て、4月に完成したEMHへ。
今日はEMHの稽古場開きと竣工のお祝いを兼ねた会。
その前に、外構のフェンスを確認し、クライアントとスタッフと表札の打合せなど。
16:00過ぎ、地下の稽古場にお祓いの準備ができ、劇団関係者も集り、神主さんのお祓い。
その後、クライアントと我々設計者、そして建設会社の挨拶の後、神酒による乾杯。
しばらく直会の準備が続き、17:00過ぎから飲み始める。
何人かの役者さん達もみえて、7・80人はいるだろうか。
司会進行のふたりが出て来て、稽古場開きが始まる。
先ずはクライアントである座長の挨拶。
しばらく食べたり飲んだりし、18:00大物の役者さんもみえ、鏡開き。
その役者さんがやるのかと思っていたら、僕と建設会社の担当者が呼ばれ、座長と一緒に鏡開きを仰せつかり、いやはや恐縮。
初めての鏡開きは、開いたとたん沢山のお酒を浴びる、と言う洗礼を受ける。
お祝いに駆けつけてくれた役者さん達を差し置いて、再び建築関係者を代表して挨拶。
クライアントでもある座長は、本当に現場に関わった人間をたててくれ、その優しさに感動する。
その後、役者さん達のお祝いのスピーチ。
さすがに面白い。皆大笑い。
皆思い思いのところに車座になり、飲みながら話しをしているのを見る楽しさは、設計者冥利に尽きる。
20:30過ぎ、スタッフと建設会社の方々とお暇しよう、とクライアントに挨拶。
本当に良いものを作ってくれてありがたい、と握手してくれ、嬉しかった。
こちらの考えを尊重してくれたクライアントに感謝。
緊張していたのか、興奮していたのかあまり酔っておらず、スタッフと建設会社の方々と近くの中華屋へ行って、もう一杯。
22:00過ぎお開き。
本当にありがとうございました。
○ 2010/5/14
8:00に事務所。
昨日の会で、いくつかの偶然があり、それらをメールしたり、連絡したり。
KNH-2のもうひとつの案のスケッチ。
昼前にかなりブラッシュアップされて、方向性がみえて来た。
午後一でスタッフと打ち合わせ。
久しぶりに銀星舍に行って、ご主人と話す。
取り置きしておいてもらった、「図説・金枝篇」(http://www.amazon.co.jp/図説-金枝篇-ジェームズ-ジョージ-フレーザー/dp/4487761581/ref=sr_1_3?ie=UTF8&s=books&qid=1273879703&sr=1-3)を入手して来る。
「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)の上巻を読了。
大正13年に生まれてから終戦まで。
この連載を週刊朝日にしていたのが、昭和50年だから丁度半分くらいまで。
個人的なミューズは、「浮雲」の高峰秀子と「東京物語」の原節子とドヌーブ&ドルレアック姉妹。
この「わたしの渡世日記」は高峰秀子さんってこんな人、って言う雰囲気がとてもよくつわって来て、読んでて楽しい本だ。
KNH-2のスタッフ案をスタッフとウンウン唸って考える。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。帰厩後も状態に問題はなく、現在は北馬場のダートコースで乗り込まれています。あす、あさってあたりからは坂路を使った通常メニューに戻す予定にしています。調教助手は「大跳びの馬なので今回のように小回りの競馬場で後手に回ると厳しいのだと思う。目立つ疲れはないのでレースに使っていけると思う」と話していました。中1週か2週で東京のダート1600mに出走する予定です。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。先週末から最終仕上げへ。この中間に55秒と54秒の追い切りを済ませています。どちらとも地味な数字ですが、これはいずれとも終い重点の内容であり、4ハロン手前から加速していればもっとタイムが詰まっていたでしょう。宮本師は「少しもさっとした感じだったが、この馬の動きとしては決して悪くない」と話していました。京都開幕週のダート1400mで復帰する予定。和田騎手に声をかけています。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、美浦で調整中。坂路を主体に乗り込まれています。今週の東京、ダート1300mは抽選で除外。来週の東京、由比ヶ浜特別・芝1400mへの出走を目指します。先々週から負荷をかけていることもあり、水曜日の追い切りは単走で流す程度のものに。ラスト重点で仕掛けるとしっかり反応していました。担当の厩務員は「いつものレース後にある後肢の筋肉痛がまだ少し取りきれていないが、キャンターに行ってしまえば大丈夫。でもピークのときからすれば幾分調子が落ちているのかもしれない」と話していました。いまのところ次走を使って北海道へ放牧するプランが濃厚で、次走で力を出し切って欲しいものです。
○ 2010/5/15
8:00前に事務所。
昨日から気温は低めだが、よい天気で気持がよい。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を見ながらスケッチを続ける。
午後、久しぶりにギャラリー街道リボん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
小書店に寄ったりしながら、荻窪のラベイユへ。
途中、思わぬところで、シアターワークショップの小林君と出会う。
ラベイユは新店舗建設に際し、OZONEでコンペがあり、我々も最終選考の3案に残ったが、残念ながら実施には至らなかった。
ちょっと前に竣工したと聞いたので、拝見しに行く。
自転車でプラプラ散歩するのに気持ちの良い天気だ。
事務所に戻り、KNH-2のスタッフへのメモを書いて、早めに大和町に戻る。
○ 2010/5/16
8:00前に起きだして、「ようこそ先輩 課外授業」を見て、本を読んだり、献立を考えて高円寺に買い物に行ったり。
午後は地下の本棚の整理。
1800からサラダつくりをしながら「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)を横目で見る。
○ 2010/5/17
弁当を詰め、7:00に事務所。
スタッフが置いて行った、KNH-2の図面と模型の確認。
間に清掃。
10:00スタッフが来たので、KNH-2の打合せ。
確かにスタッフ案の方が完成度が高い。
巻き返しにかかる。
15:00過ぎ事務所を出て、郵便局や銀行に寄って、武蔵野大学へ。
晴れて気温が高く、半袖で十分。
16:20から「建築施工法」の授業。
気がつけばもう5回目。
そろそろ現場見学の段取も考えないと。
17:45授業終了。
事務所に戻り、KNH-2のスケッチ。
方向性が見えて来たところで事務所を出る。
○ 2010/5/18
今日も昨晩チェ・ミキが焼いておいてくれた鮭に加え、弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
KNH-2のスケッチをまとめる。
10:00過ぎスタッフと打ち合わせ。
その後、今日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーの打合せのスケッチ。
昼前後に、昨日やっと「建築施工法」の履修者名簿が来たので、昨日までの出欠をつける。
溜まってしまっていた日報を書いてアップ。
KNH-2の図面作業。
16:00過ぎ、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」に一緒にe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)を出展している、日祥工業の渡井さんと宮内さんが来所。
セミナーで話すことの打合せ。
ブレストを重ねながら話しの骨子を構築していく。
1時間半くらい話すうちに、面白いストーリーが浮かび上がって来た。
次回までに必要資料をまとめ、再度ストーリーの確認をすることにして、18:00終了。
このe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)には思い入れがある。
学校を出た後旭化成に入ったのは、住宅の工業化に興味があったからで、設計事務所を始めてからも、ライトのユーソニアンハウスの活動への共感が、時にむくむくと表に出て来るのであった。
しかしなかなか現実にならず、思いで終わってしまっていた。
ほかにもそのような活動をされている建築家の方々の仕事を興味深く見ていた。
今回やっとその糸口が現実のものになったのが、この展覧会に出展した、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)なのだ。
街のインフラ(社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。)になるような住宅を創っていけたら、と大風呂敷を広げた。
まだまだ、アクションを起こしたばかりだが、ともかくアクションを起こせたので、持続させていきたい。
KNH-2の図面作業を続ける。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。ゲートに近付くとテンションが高くなるのは変わりません。それでも極端に寄り付きが悪いわけではなく、入ってしまえばあとはスムーズです。体は細いままですが動きはだいぶ良くなってきました。後肢の緩さが改善し、いかにも芯が入ってきたという印象です。シャープな走りができておりこの分ならある程度早い時期のデビューが視野に入ってきます。馬体重は425キロです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間も順調です。追い切りでは力強い動きを見せており、育成主任は「文句のない状態。ゲートもトレセンに移動して1週間あれば十分合格できるレベル。いつでも入厩できる」と評価していました。すくみも最近はまったくなく体調自体が良いのでしょう。宮本師とは来週か再来週の入厩で打ち合わせています。馬体重は466キロ。
○ 2010/5/19
3連ちゃんで弁当詰めをして、7:30前事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の図面チェックし、引き続きスケッチと作業。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のフリーテイクのリーフレットのストックが無くなったとの連絡がOZONEからあったので、準備をして郵便局へ。
13:45、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
今日は、最初に伊藤先生のショートレクチャー。
これは昨年もやったが、学生たちがエスキスの進め方をよく分かっていないようなので、先生やアシスタントの学生がどのようなことをしているかを話し、参考にしてもらおうと主旨のレクチャーだ、
来週から順番にレクチャーが続く。
貴重な資料を使った話しなのだが、興味を示す学生が少なく、残念だ。
課題提出までエスキスチェックは今日を入れて後2回なのだが、半分以上の学生が先週から進んでいない。
ここまで来たら、ともかく良い部分を見つけて、それをブラッシュアップするような質問をして答えを引き出し、頑張るように発破をかけるしかない。
11人見終わったら、20:00前。
今日は授業終了後、アシスタントの学生たちと実習棟で飲みながら話しをして、それにいくばくかの3・4年生も参加してもらい、建築その他について話しをする会を設けた。
水谷先生と伊藤先生は既にエスキスチェックを終了しており、うちのグループが終了するのを待っていてくれている。
20:00過ぎに実習棟に移り、やっと一杯。お待たせしました。
職員の手塚さんがいろいろ食べ物を用意してくれた。
アシスタントとの学生たちとゆっくり話すのも初めてで、最初は淡々と進んでいたが、お酒がすすむにつれていろいろ面白い話しになり盛り上がるも、学生は一人も居ない。やれやれ、まあいいか。
気がつけば、23:30前。
終電が無くなるので、お開きにして、タクシーを呼んで吉祥寺まで皆行き、別れる。
○ 2010/5/20
昨日から降り始めた、久しぶりの雨がまだ降り続いている。
8:00前に事務所。
ちょっと酒が残っている。
スタッフが置いていった、KNH-2のD案の模型と図面を確認。
10:00スタッフ打合せ。
その後、B案の修正スケッチ。
雨が上がったので、午後銀行に行く。
22日マイネルガンバ京都2R、マイネルチハヤ東京7R、23日マイネアルデュール東京9R出走確定。
○ 2010/5/21
今朝も弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
雨上がる。暑くなるようだ。
NMHのクライアントからのメールに返信。
スタッフが置いていった、椿組の仮設申請の簡単な修正事項確認。
KNH-2の図面確認。
午前中、住宅地図のコピーと借りっ放しの本を返しに、自転車で図書館へ。
初夏を思わせる陽気。
午後、新宿梁山泊の「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)のポスターを貼ってもらおうと、銀星舍に行くも、めずらしく休み。
引き続きKNH-2のスケッチ。
18:00過ぎに事務所を出て、渋谷のシアターワークショップへ。
今晩の小劇場の勉強会は、シアターワークショップの新人の安達さんの修論の発表。
お茶の水女子大でストリップの研究をした、という逸材。
「『晒す』身体表現の位相ー戦略的パフォーマンスとしてのストリップ試論ー」と言うタイトル。
日本のストリップの歴史から、表現特性、踊り子たちの意識、等の現場調査をまとめた労作。
「晒す」という魅力的な言葉が、とても説得的で面白かった。
10人以上のメンバーが集ったが、ストリップの位置づけでいろんな意見があり、論議も盛り上がる。
21:45終了。
帰りの電車で、今読んでいる「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)を読み始めた。
ページは、「カルメン故郷に帰る」と言うタイトルの一節。
「カルメン故郷に帰る」木下恵介監督・脚本1951年(http://movie.goo.ne.jp/movies/PMVWKPD27471/index.html)は、日本初の総天然色映画、と言うことは知っていたが、見たことはなかった。
なんとこの映画で高峰秀子が扮する主人公は、ステージネームを「リリー・カルメン」というストリップダンサーなのだ。
さっき安達さんが最初に話した、昭和22年1月に、新宿の帝都座で初めて公開された「額縁ショー」の話しから、この一節も始まっている。
あまりの偶然に、ビックリ。
こんなことがあるのだな。
この記念的な映画の主人公に、ストリッパーが想定されるのだから、
多分、安達さんが言っていたように、「聖」なる存在だったのかもしれませんね。
この映画見てみないといけませんね。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、22日(土)、東京7Rのダート1600mに出走します。中1週ですので強い負荷は必要ありません。20日(木)の追い切りは70−40程度にとどめました。騎乗した助手が「疲れは感じられない。使ったことで状態は上向いている」と述べているとおり良い動きができています。中野師は「ストライドの大きい馬。広い東京にかわるのはプラス」とコメントしていました。1番枠を引くことができたのでこれを活かしてロスのない競馬をしたいところです。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関西:宮本博
マイネルガンバは、22日(土)、京都2Rのダート1400mにウィリアムズ騎手で出走します。水曜日の最終追い切りは、いつもと同様に坂路で消化。テンに15秒で入って、ラスト3ハロンでしっかりと追われました。宮本師は「これまではラストを12秒台でまとめてきたが、今週は13秒台。全体的にタイムがかかっているようだ。ここでどのようなレースをするのかで今後が占える。半年前よりもメンバーは楽になっていると思うし、ジョッキーの手腕にも期待したい」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、23日(日)、東京9Rの由比ヶ浜特別・芝1400mに出走します。後肢の筋肉痛は少し残っているものの許容範囲内です。走りに影響は感じられません。今週の追い切りではまずまずの動きを見せていました。軽めにしたのはここまでずっと負荷をかけてきているためです。相沢調教師は「絶好調とまではいかないが力の出せる状態で出走できる。53キロのハンデならやれると思う」とコメントしています。今回の結果次第ではありますが、レース後は北海道へ休養に出る予定。好走を期待しています。
○ 2010/5/22
8:00前に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2のD案に赤をいれてスタッフの机へ。
日報を書き、昨晩の偶然について、小劇場の勉強会にメール。
昨晩の安達さんの話しで、昭和22年額縁ショーが始まった当時は、ストリッパーは「聖」の領域に属していたが(と言うような内容だった)、現代に下るにつれ、「性」へ移行して来た、との考察があった。
日本初のカラー映画として期待される、「カルメン故郷に帰る」の主人公「リリー・カルメン」がストリッパー、と言う設定は、カラーなのでと言うこともあるのだろうが、安達さんの考察のように、ストリッパーが現在思われている居るような存在でなかった、と言うことがなければ、あり得ない話しだな、とメールを書きながら思う。
そして、木下恵介監督が名付けたストリッパーの名前が「リリー」。
山田洋次監督が寅さんの永遠のマドンナ、流れ者の歌姫に名付けた名前も「リリー」。
果たして関係はあるのだろうか。
9:40事務所を出て、新宿経由で府中競馬場へ。
京都2Rのマイネルガンバの馬券を買って、ビールを買いに向かったところで、馬主会の桐山と遭遇。
このレース後、トキノミノルの像の前で待ち合わせをしていたのだが。
ふたりでビールを買って、スタンドへ。
土曜の午前中なので、まだ空いている。
なんやかんや飲みながら話しをしていて、馬券発売に終了のアナウンスがあったので時計を見たら、なんと2R発送の11:00を過ぎている。
ターフビジョンではほかの競馬場のレースはやらないのか。
慌てて、馬券売り場前のモニターに行くも、京都2Rはゴール済。
嫌な予感。
しばらくしてレース結果がモニターに映る。
ガンバの馬番は無し。
後で分かったが、9着。
気を取り直して、東京の7R発送の13:30まで、一杯やろうとレストランコーナーに向かうが、天気がよいのでコンビニでつまみを買って、スタンドでビールを飲むことにする。
府中に来始めの頃は、4コーナーの芝生に新聞を敷いて席を確保し、パドックを見て、馬券を買って、ビールを買って、レースを見て、またパドックへ行って、と言う一日を過ごしていた。
久しぶりに、気持ちの良い天候の下で、スタンドに座り、パドック・馬券・ビール・レースを繰り返し、豊かな時間を過ごす。
6Rがゴールしたので、パドックへ。
マイネルチハヤはゆったりと良い感じだ。
馬券を買ってスタンドに戻り、返し馬を見て、発送を待つ。
13:307R発送。
スタートも悪くなく、良い感じで中段を進むも、コーナーを回ってから伸びず、10着。うーん。
どちらかが勝てば、祝勝会だったが、残念で、桐山と別れて新宿で買い物をして、事務所に戻る。
マイネルガンバは、22日(土)京都2Rに出走し、9着でした。このあとは鉾田に移動し、調整を続けます。
From RaceCourseのコメント
ウィリアムズ騎手「舌を縛っていたせいか、呼吸音(DDSP)は気にならなかった。距離はもう少し長い方が良いかもしれない。ここを使って良くなりそう。ズブいタイプと聞いていたが、走りは悪くなく、思っていたよりスムーズに流れに乗れた」
マイネルチハヤは、22日(土)東京7Rに出走し、10着でした。
From RaceCourseのコメント
武士沢騎手「マイルは少し忙しい感じ。うまい具合に道中で内が空いたので良い感じで追走できたし、最後もジリジリとは伸びて来ている。6着はあるかと思って追っていたが、外から切れる馬にやられてしまった。でも凄いパワーがある」
○ 2010/5/23
朝から雨。
6:30前に目を覚まし、ベットの中で「わたしの渡世日記」高峰秀子著(文春文庫http://www.bunshun.co.jp/cgi-bin/book_db/book_detail.cgi?isbn=9784167587024)を読了。
高峰秀子さんってきっとおきゃんなんだろうな、と言うことがよく分かる文章。
思ったことをこれほど的確に文章にする才能は素晴しい。
5歳の頃から子役で撮影所詰めで、学校に行けなかったというが、学校に行くだけが勉強じゃないな。
8:15起き出して「ようこそ先輩 課外授業」。
今日は野村監督。
面白い野球ゲームで、考えることを子供たちに体験させる。
野村監督も、学校で勉強したことではなく、自分の体験から学んでいったことがよく分った。
10:00、中野区長選の投票に行って、高円寺に買い物に。
14:00、
TVKのテレビで競馬中継。
東京9Rにマイネアルデュール出走。
馬主会の桐山は今日も馬場に行っているので、昨日アルデュールの馬券を頼んである。
14:309R発送。
雨で馬場が渋っているので期待したが、11着。うーん。
ちょっと本を読んだりして、15:00からオークスの中継。
アネパパ・蛯名騎乗とサンテミリオン・横山騎乗が一緒にゴールに飛び込む。
つい声を上げてしまう。
長い判定の後、同着。
ビックレースで、同着は初めて見た。
しかし、ダービーを制してからの横山騎手の活躍は素晴しい。
アナウンサーが神懸かり的、と言っていたが、最近のレース後のインタビューの顔や話しをブリを見ていると、けして過言ではないように思う。
昔から応援した来たファンとしては、これほど嬉しいことはない。
夕方、いつものように「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
ニュースでは、普天間基地についての報道が、垂れ流しされている。
どうして沖縄県民以外誰も、「基地は要らない」と言わないのだろうか。
不思議な国だ。
http://blog.tatsuru.com/2010/05/11_1158.php
○ 2010/5/24
昨晩の残りを弁当に詰め、7:00過ぎに事務所。
雨は降り続いている。
スタッフ置いていったKNH-2の図面や模型のチェック。
途中連絡事項や清掃。
10:00スタッフが来たので、清掃後、KNH-2について打合せ。
12:00前終了。
15:00事務所を出て、銀行などに寄り、武蔵野大学へ。
阿佐ヶ谷のホームで、武蔵野大学の1期生の坂井さんとバッタリ。
ずいぶんしっかりした雰囲気になっていたので、ハッとしたが始めはばんやりしていたら、向こうから「坂井です。」と話しかけてくれた。
設計事務所に勤めて、2年ちょっとになると言う。
阿佐ヶ谷の改装の現場の打合せと実測をして、事務所に帰るところとのこと。
吉祥寺まで一緒の電車で、近況や同級生の話しなど。
吉祥寺で「頑張って」といって別れる。
三鷹に着いて、階段を上がっていったら、今度は萩原さん(http://www.tsu-ku-shi.net/index.html)と遭遇。
久しぶり、と立ち話。
ますます広がる萩原さんの活動や近況について話し、別れる。
16:20から建築施工法の授業。
17:45終了。事務所に戻る。
○ 2010/5/25
昨晩雨は上がり、今朝はよい天気。
今日も弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
スタッフが置いていったKNH-2の図面を確認。
その後、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のシナリオのスケッチ。
10:30スタッフとKNH-2について打合せ。
セミナーのシナリオスケッチを続ける。
14:00過ぎ、新宿梁山泊の「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)のポスターとチラシを持って、銀星舍へ。
今日は休みではなかった。
しばらくご主人と話し、文庫を2冊頂いて事務所に戻る。
16:00、日祥工業の渡井さんと宮内さんが来所。
29日の展覧会のセミナーについて打合せ。
充実した一時間になりそうだ。
こうやって検証してみると、生産についていろいろなことが分かって来る。
ハウスメーカーやパワービルダーはこのようなフィードバックをいつもやっているのだろう。
それに依って、あれだけの所帯を構えてもやって行けるような利益率を上げているのだろう。
それに比べて一つ一つつくっていく我々は、あまりにも能天気なのかもしれない。
このような作業に依って、利益率を上げようと言うのではなく、より良いものが適正な価格で提供出来、建築生産に関わる人達が、きちんとした報酬を得られるようにするには、なにかしなければ、と言うことなのだが。
18:00前終了。
日祥工業の帰りの車に便乗させてもらい、5月28〜30日に東京ビックサイトで開催される、「住まいづくりフェア」(http://www.sdg-expo.com/)に出展する模型とパネルをOZONEまで運ぶ。
搬入後、事務所に戻る。
○ 2010/5/26
7:30前事務所。
KNH-2の最終図面を確認。
10:00スタッフと打ち合わせ。
午前中私用を一つ。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のシナリオの修正。
13:30、事務所を出て、銀行に寄って武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の第一課題のエスキスチェック。
来週が提出講評会なので、今回が最後のエスキスチェック。
11人が来ているが、ほとんどが2週間前にせめてこのレベルのスケッチや模型に達していれば、ずいぶんレベルの高いものを完成出来るのに、と言う状態。
CADを使うことで、後一週間で一応は完成したがごとき図面を準備出来てしまう弊害。
と言っても仕方ない。
来週のできを楽しみにしよう。
19:30過ぎ終了。
さすがに11人に対応するとドッと疲れる。
20:00、水谷先生と学校に来ていた1期生の加島さんと一緒に吉祥寺に出て、美舟で一杯。
月曜日にはやはり1期生の坂井さんと偶然遭遇、卒業して2年と2ヶ月経つと、皆成長するな。
23:30、お開き。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、きょう26日(水)に、真歌トレーニングパークから栗東の宮本厩舎へ移動しました。
○ 2010/5/27
8:00前に事務所。
KNH-2の最終図面を確認。
その後ちょっとスケッチ。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーシナリオの修正。
発表時間などをなんどか確認。
昼過ぎ、急に暗くなり、さーっと雨が降り、また明るくなった。
夕立のような天気の急変が先日もあったが、気温は低くても、夏に近づいているのだろうか。
16:00、日祥工業の渡井さんと宮内さんが来所。
展覧会のセミナーの打合せとリハーサル。
18:00前終了。
○ 2010/5/28
7:00に事務所。
晴れて爽やかな朝だが、気温は低い。
昨日のOZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーの打ち合わせをふまえ、シナリオの微修正と追加文作成。
日祥工業へメール。
9:20事務所を出て、HMHへ。
小規模な改装工事が昨日から始まっていて、昨日で解体がほぼすんだので、クライアントと建設会社と内容の確認と追加工事について決める。
新たな見積作成と施工図を明日中に出してもらい、それを確認して、材料や加工の準備をして、再来週から1週間で工事をすることにして、11:30前現地を出る。
その脚で近くにある、MIZUMA ART GALLERYの会田誠展「絵バカ」(http://mizuma-art.co.jp/exhibition/1269584444.php)へ。
「灰色の山」はとても美しく穏やかだ。
それに比べ、入り口近くに貼ってある模造紙(?)に描かれた絵や、ビデオ作品がなんともおバカで肩の力が抜ける。
飯田橋から電車で御茶ノ水へ行き、明治大学 駿河台校舎 アカデミーコモン・2Fの「第33回 学生設計優秀作品展 −建築・都市・環境−」(http://www.lemon.co.jp/lemongasui/kenchikuten_32.htmlhttp://www.lemon.co.jp/lemongasui/kenchikuten_32.html)へ。
昨年の建築会館のイベントでお会いした、レモン画翠の松永さんがいらっしゃり、少し立ち話。
33回になるが最近の作品は集合住宅などが多く、昔のようにこれがやりたかったというパワーが見える作品が少なく、淋しいと話していた。
皆同じような感想を持っているのだな、と納得。
12:30過ぎ開場を出て、事務所に戻る。
事務所で諸々。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。入厩翌日の27日(木)から早速ゲート練習を開始しました。初めての環境でも特に戸惑うことはなく、素直に枠入りし落ち着いて駐立ができています。きょう28日(金)に扉から出したところ水準級のダッシュができていました。宮本調教師は「規則で入厩した今週は試験が受けられないが、合格レベルにある。来週受けたい。少し物見はするけれど性格は前向きで良い雰囲気を持っている」と評価していました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、レース後も目立った疲れなどはなく、26日(水)から騎乗を開始。北馬場のダートコースをメインに乗り込まれています。武士沢騎手のコメントからも、マイルよりは1800mの方がレースはしやすそうです。次走は京都4週目のダート1800mが有力です。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、26日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。4ヶ月後には未勝利戦が終了します。厩舎内での入れ替えや節の絡みがあり、なかなかそれが叶いませんが、函館へ連れていけばダート1700mをコンスタントに使えるかもしれません。各方面との打ち合わせの結果、出走機会の確保を目的として、美浦の畠山重則厩舎に転厩することになりました。来週中に入厩します。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、東京競馬場から無事にトレセンに戻り、27日(木)にビッグレッドファーム明和へ移動しました。前走は11着とはいえ、先頭とは0.6秒差。それほどの力差はないと見ていますが、疲労もたまってきて絶好調時に比べると調子が落ちてきた感もあるので良いタイミングで休養に入れられたように思われます。
○ 2010/5/29
8:00に事務所。
気温が低い。
武蔵野大学の3年生からメールで、空間造形3の模型写真が送られて来たので、アドバイスを書いて返信。
建築施工法の現場見学の段取の連絡。
本日午後の、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のセミナーのリハを一人で何度か。
月曜日の建築施工法の授業の確認。
12:30前事務所を出て、OZONEへ向かう。
13:00過ぎ着。日祥工業の渡井さんと宮内さんはみえていたので、早速セミナーの打合せとパワーポイントの確認。
13:30から10名強の参加者でセミナー開始。
14:30無事セミナー終了。
隣の展示コーナーへ移って、参加者により詳細な説明を差し上げる。
熱心に興味を持って頂き、ありがたい。
15:00過ぎ、参加者の方々も帰られたので、お開き。
終了間際に来ていたチェ・ミキとOZONEを出て、横浜の中華街の画廊、爾麗美術の「あべ・ボストン展」(http://nirei-art.com/schedule/index.html)へ。
学生の頃からの知り合いの阿部さんの個展。
弟の守さん(http://abe.heavy.jp/Japanese/indexJ.html)は鉄の彫刻家であるが、お兄さんの阿部さんが絵を描いていたことは知らなかった。
阿部さんも在廊しており、久しぶりにお目にかかり、ビールを頂きながら話しをする。
なんと、「ネズミのしっぽ」という絵本(http://www.fukuinkan.co.jp/magadetails.php?goods_id=20937)まで出版していた。
今更ながら多彩な才能に驚く。
阿部さんは競馬に導いてくれた人の、一人。
17:30過ぎ、お暇し、長原の一福に向かう。
一福は長原に住んでいた時、よく通った台湾料理店で、大陸出身のマスターと台湾出身のママのふたりでやっている、とても美味しい店。
中華街まで来ていたが、ここまで遠出したのなら、やはり一福でしょうと、ここはチェ・ミキと意見の一致。
駅に着いたのが18:30過ぎだったので、果たして席が空いているか心配だった。
店に入ってみたら、案の定予約を含め満席状態。
やはり電話しておくべきだったか。何年ぶりなのに、電話して席を取っておいてもらうのも、と思ったのが裏目に。
マスターもママも久しぶりの顔にビックリし、ちょっと待って、と言ってお客さんにも協力してもらい、席をふたつつくってくれた。
ママの相変わらずの中華鍋さばきとマスターの客さばきが気持がよい。
途中、お客さんも一段落したので、お二人とゆっくり話す。
居心地良く、美味で、人気の一福でも、昨年はお客さんが減ってけっこう大変だった、と言う。
そんなこともあるんだ。客商売の大変さを改めて感じる。
久しぶりの一福の料理はやはり全て美味しいく、こんなに食べられるのか、と思うくらい食べ、お土産にチャーハンと餃子を頂き、店を出る。
セミナーを含め、濃密な一日だった。
○ 2010/5/30
さすがに昨日は疲れ、9:30前に起き出す。
午前中に高円寺まで買い物に行き、午後は鷺ノ宮方面の魚と肉屋に買い物に。
ダービーを見て、本を読んだりの一日。
夕方、いつものように「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
論議が具体的になり、考えを一つにまとめるのが難しくなる。
ハーバードの学生たちは、強い。
今日はとても寒い一日だった。
○ 2010/5/31
弁当を詰め、7:00に事務所。
いくつかのメール返信。
建築施工法の現場見学の案内をまとめ、データを武蔵野大学へメールで送り、プリントのお願い。
清掃後、金曜日に打ち合わせて来たHMHの改装の見積内容を確認し、資料をそろえてクライアントへファックス。
クライアントから電話を頂き、内容確定。
日報を書いてアップ。
事務所でもろもろ。
15:00過ぎ事務所を出て、銀行に寄って、武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
この授業は3年生で、明後日第1課題提出の空間造形3を履修している学生もいるので、いつもの半分くらいの出席。
授業終了時に現場見学のアナウンスを行ない、17:40終了。
空間造形3の学生がふたり来たので、最後のエスキスチェックを行ない、学校をでる。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
○ 2010/6/1
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
気がつけば、6月。
昨晩チェ・ミキが焼いておいてくれた鮭などを弁当に詰めて、7:00に事務所。
今移動中に読んでいる「建築と日常」vol.1特集:物語の建築(http://kentikutonitijou.web.fc2.com/)。
その中の、学校の行き帰りで読んだ、インタビュー:岡崎乾二郎「建築が思想をもつ条件」が刺激的だ。
もう一回ゆっくり読み直そう。
そして、この「建築と日常」vol.1はなんと言っても、大辻清司×篠原一男「ある写真家とその住居の物語」が圧巻だ。
その住居はもちろん、「上原通りの住宅」。
大辻清司(写真と文)「住まいができたら」ー初出:「アサヒカメラ」1976年10月号の再録が貴重だ。
スタッフが置いていったKNH-2の模型を確認。
建築施工法のレポート課題のスケッチ。
過去3年間、学生たちのほとんどがインターネットからの引用(コピーアンドペーストはNGと言ったら、書き写して来る)でレポートを作成して来る。
そのようなレポートは読む方はつまらないので、インターネットは使えないような、現場でのレポートを検討する。
梁山泊の消防用の図面を作成したり、諸々。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。431キロと体高に比べるとまだ細身の体ながらも、この中間から飼い葉に穀類やオイルなどの栄養価の高いものを与えている効果で少しふっくら見えるようになりました(前回比6キロ増)。前肢の可動域が広く、ストライドが伸びるフットワークで良い動きを見せています。この状態なら夏開催でのデビューも可能で、そろそろ佐々木師と具体的な入厩の打ち合わせを行いたいと考えています。
○ 2010/6/2
7:00に事務所。
今日はよい天気だ。
梁山泊から来た図面を元に、消防用の図面を作成し、返信メールに添付。
先日卒業設計展を見に行ったときの感じ、しばらく前から最近の大学生の設計製図の課題の提出物や、卒業設計を見て見て、ずいぶん自分たちのときとは様変わりしている、と思うのだが、それがどうしてなのか、一つの仮説を立ててみた。
CADが導入された、というのは大きな変化だろうが、けしてCADだけが要因ではないと思う。
今日の空間造形3の第1課題の講評会で、その仮設を考えてみたい。
施工法レポート課題のスケッチ。
11:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
空間造形3の第1課題の提出は12:10に締め切られ、教室に並んだ模型と図面を見てまわる。
13:00から製図室で講評会開始。
時間内提出者33名、ビハインド4名とのこと。
3人一組で一人3分の発表の後、講評10分。
途中休憩を一回挟み、その繰り返し11組全ての発表・講評が終了したのが18:30過ぎ。
先生方とアシスタントのまとめの後、第2課題の発表。
19:00過ぎ、全て終了。
いつもそうだが、いやー疲れた。
頭がもうろうとしている。
最近の学生たちの課題は、模型を作り上げることにエネルギーを使い果たし、図面表現がとてもおろそかになっている。
昔は雑誌などで、建築の創作過程は発表されなかったが、最近は創作段階のいくつかのフェーズが模型などの変遷に依って公開されることが増えて来た。
それらの模型を見て、模型を作り上げればそこに情報が全て込められているように思ってしまっているのではないだろうか。
卒業設計展に行って、見に来た学生たちが熱心に模型を写真に撮っていることで、そんな傾向がよく分かる。
図面パネルを読み込もうとしないのだ。
だから、学生たちが提出して来る図面は、図面の手前のゾーニング図レベルで終わってしまっている。
そして模型も詳細な部分は省かれた、エスキス模型レベルで終わっているものが多い。
建築家たちの思考の流れをより理解出来るように考えられた雑誌の工夫が、そこまで読み取られず、安易に形をなぞるだけに終わっているのが、今回の提出物を見ても分かった。
19:30、アシスタントと学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
遅れて、水谷先生と伊藤先生、職員の手塚さんも参加して、お疲れ会。
途中から学生たち6人くらいも参加してくれ、盛り上がる。
気がつけば閉店の0:00。
ここでお開き。
お疲れさまでした。
大野一雄さんが昨日亡くなった。103歳。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。現在はハロン17秒の乗り込みがメインです。馬体重は520キロでした。この数字が示す通り、1ヶ月ほど前に滞在していたときよりもすっきりしたシルエットです。あす3日(木)に美浦の畠山重則厩舎に転厩の上、入厩する予定。
○ 2010/6/3
さすがに疲れて、9:00前に事務所。
10:30EMHの建設会社の担当者が来所。
増減の最終打合せ。
11:00過ぎ終了。
いやはや、疲れが取れない。
14:30事務所を出て、2年前に竣工したKMHへ。
久しぶりの雑誌取材の打合せ。
16:00前、外で写真を撮っていたら、雑誌社の編集者がみえ、ベルを押して中へ。
ゆっくり室内や外回りを一緒に見て回り、取材内容やスケジュールを決めて、打合せは17:40終了。
なんとその後、クライアントがバーベキューテーブルで炭をおこし始め、ビールを出してくれたので、編集者と一緒に遠慮なく頂く。
ちょっとですから、と言っていたが、とんでもない、いろいろ出て来る。
昨日の学生の課題の話しや、昨今の住宅系雑誌の変わりようや、10年以上以上暮し込んだ住宅を取材したら、と提案したりで話しが弾み、気がつけば22:30。
居心地がよく、すっかり長居してしまった。
ごちそうさまでした。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
○ 2010/6/4
連ちゃんの飲み会で、かなりヘロヘロ。
今晩はおとなしくしよう。
8:00過ぎに事務所。
鳥越さんから、昨年のSCAPE WORKS百軒店の研究発表会について電話を頂く。
(http://www.sccs.aoyama.ac.jp/topics/100531.html)
10:00スタッフと簡単な打合せ。
諸々の作業と、読書。
「建築と日常」vol.0(http://kentikutonitijou.web.fc2.com/)。
「建築にしかできないこと」と言うテーマのインタビューの中の坂本一成さんの最後の言葉。
「さっきも言ったけど、ある建築を見て、それは非常に評価された建築だけど、ガジェットにみえたと。それはなぜかって言うと、やはりスケールが空間をつくる。つまりこの距離が、この広がりがつくるものが見出せなかった時には、オブジェの集合、あるいは形式だけが見える。で、構成の形式だけでは建築の空間にならないと。
最近の僕の言い方になってしまうんだけど、形式にスケールが入り込んで、現実との葛藤みたいなものがその場所をつくっていく。それは我々が持っている日常的な空間の認識みたいなものに準拠しているんじゃないかな。もしスケールを感じない人がいたならば、形式だけで建築が見えたらば、それはまた話しが違ってくるかもしれないけれけど、やっぱり我々は空間的な世界に生きているわけだから。」
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路1本をハロン16秒前後のキャンターで駆け上がるメニューを中心に乗り込まれています。水曜日にゲート試験を受けて、見事1度目の挑戦で合格しました。特筆するほどのダッシュではありませんでしたが、十分水準レベルのものです。宮本師は「素直だし、走りそうな感触がある。フットワークもなかなか素軽いですよ」と評価していました。来週から追い切りを行うなどして本格的に負荷をかけていきます。阪神2週目の芝1400mデビューが目標です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路1本を駆け上がってから、ニューポリトラックを1周半しています。現在は通常の調教メニュー。京都最終週のダート1800mに向け、週末から追い切りをかけていく予定です。調教助手は「この馬特有の緩さはあるが、レースを使いながら順当に上向いている。前走はけっこう出していく競馬でしたからね。距離も延びることだし、次走ではもっとスムーズに追走できると思う」と話していました。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、3日(木)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の畠山重則厩舎へ移動しました。きょう金曜日からダートのDコースで乗り込まれています。週末、来週半ばと追い切りを行って、土曜日に函館競馬場へ向けて出発する予定。開幕週のダート1700mへの出走を視野に入れています。
来週から週末が忙しくなりそうだ。
○ 2010/6/5
8:00に事務所。
昨晩は大和町で過ごしたので、体力は回復。
湿っぽい天気だ。
机のまわりを片付けながら、雑誌などを読む。
14:30事務所を出て、表参道の青山学院大学のアスタジオへ。
昨年のSCAPE WORKS百軒店(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)の鳥越ゼミの研究発表会(http://www.sccs.aoyama.ac.jp/topics/100531.html)。
小劇場の勉強会に、その学生たちも参加し始めた。
開場で、小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さんと小池さんと落合う。
15:40から学生たちの発表があり、30分強の記録映像が上映される。
このイベントの際、学生たちによる仮設テント作成にアドバイスをした。
ありがたいことに、学生の発表にそのことが盛り込まれていた。
17:10過ぎ、終了。
会場を出て、青山円形劇場で芝居を見ると言う小池さんと途中で別れ、鹿野さんと渋谷で別れ、恵比寿の東京都写真美術館へ。
「古屋誠一 メモワール」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-18.html)を見に来たのだが、17:30で入場券の販売は終了、とのこと。
よく調べて来なかったこちらも悪いが、土曜日の美術館が18:00で終了とは。
しかも今日は18:30から荒木経惟さんと倉石信乃さんのトークショウがある。
整理券はもちろんすべてなくなっていた。
チロをこの春亡くした荒木さんが、この写真展にどのような話しをするのか、誰でも聞いてみたいと思う企画だ。
何だか変なタイムスケジュールだな。
仕方なく、新宿の書店で時間をつぶし、KNHへ向かい、18:50駅でスタッフと落ち合い、19:00からKNH-2の2回目のプレゼン。
21:00過ぎ終了。
方針は2週間後までには決まるとのこと。果たして結果は。
新宿の西口、つるかめ食堂(http://www.shinjuku-omoide.com/tsurukame/main.html)でスタッフと一杯。
○ 2010/6/6
8:00前に起きだすも、楽しみの「ようこそ先輩・課外授業」はなかった。
高円寺に買い物に行く以外は一日大和町。
山下菊二展(http://www.tulips.tsukuba.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=1070473)の図録の経歴を読みながら、図版を見ていく。
「ジャズの歴史物語」油井正一著(http://www.jazztokyo.com/library/025b.html)の復刊版(http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-903951-20-1.html)を読み始めたら、やはり面白い。
昔読で刺激を受けたのは多分学生の頃だろう。
昔の本が見つからず、しばらく古書店などで探していたが、昨年復刊された。
これはやはり名著です。
暑いくらいの一日。
夕方バリカンを当て、風呂に入り、屋上でビール。
陽射しと風が気持良い。
18:00、「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
論議が具体的なテーマなのは良いが、そうなってくるとそのテーマ・言葉に対する共通認識や歴史認識が必要になってる、と思うのだが、それなしに都合の良い共通認識で話しが進んでいるように感じる。
となるとかなり危険な展開のように思うが。
○ 2010/6/7
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
メールチェックや日報を書きながら、清掃。
先日銀星舍で入手した「おれのことなら放つといて」中村伸郎著(ハヤカワ文庫・http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4150501610.html)。
先週末から移動中に読んでいるが、短い文章の中にちょっとした偏屈さがにじみ出ていて、思わずクスッとしてしまう。
演技ってなに、が妙に腑に落ちてくるエッセイ。
「ジャズの歴史物語」油井正一著はしばらく手元で、こちらは移動中に、と分けて読んでいくことに。
建築施工法の今日の授業の確認と、レポート課題の作成。
課題は出来上がったが、昨年までとガラッと変えたので、少し置いておくことにする。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
来週の現場見学会のアナウンスもするも、反応なし。
図書館へ行って、本を読み時間をつぶし、18:30前のバスで吉祥寺へ。
古書店を回って、19:00過ぎに吉祥寺シアターカフェへ。
久しぶりの、シアターカフェでの小劇場の勉強会。
武蔵野大学の卒業生で、武蔵野美術大学の建築の大学院に進学した山中が参加している。
大学院のワークショップでイギリスに行って、今回のテーマが劇場で、劇場のバックステージやダンスを見て、はまってしまったようだ。
あまりにも自分がいろいろなことを見て来なかったことに気付き、今は様々なものを見て見たいと言う、素晴しい状態。
しかし、修士で考えたいことは、その思いについていけず、未分化と言う状況。
そこで、勉強会に参加した、ということ。
早速、明日の座・高円寺の公演に連れて行ってもらえることになり、良かった。
後半は、日大の劇場関連の研究室の藤田君の修士論文についてブレスト。
21:30前、時間が来たのでお開き。
皆は、基地バーへ向かったが、今晩はカフェで沢山飲んでしまったので、おとなしく帰路に着く。
○ 2010/6/8
曇っていて、少し蒸す。
8:00前に事務所。
建築施工法の現場見学会について、お世話になる建設会社に連絡。
「おれのことなら放つといて」中村伸郎著(ハヤカワ文庫・http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4150501610.html)。
芸談は面白い。
昭和始めの築地座、そして昭和12年の文学座設立などの様子が、いきいきと描かれている。
また、それとは別に、老夫婦の生活がしみじみと描かれ、その会話はまるで、よくできた芝居のダイアローグのようで、唸ってしまう。
手元でゆっくり一編ずつ読むのが、やはりこの本にあっている。
11:30事務所を出て、トーキョーワンダーサイト渋谷へ。
昨年4月に開催された展覧会「遠くて身近な歴史-1968年そしてホロコースト」(http://www.tokyo-ws.org/archive/2009/04/1968.shtml)の図録がやっと出来上がったと言うので、入手に。
その脚で、NMHのクライアントが借りることにした、事務所へ。
13:00から、事務所を拝見して、内装の改装について話しをして、実測を行ない、14:00終了。
小さい事務所だが、特徴のある平面をしており、面白くしたいと言うことなので、1週間くらいでいくつかのたたき台を提出することにする。
恵比寿の東京都写真美術館へ向かう。
先週の土曜日間に合わなかった、「古屋誠一 メモワール」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-18.html)。
プリントは初めて見たが、カラーが、自分が撮るのだったらこんなトーンのカラー写真が撮れると、と思っている写真だった。
私写真と言う意味で、荒木経惟さんより徹底しているかもしれない。
土曜日のトークはどんな話しだったのだろう。
16:00過ぎ、事務所に戻る。
実測して来た、事務所の平面図を作成したり。
自分の引っ越しではないが、新しいところにどのようにいるのかを考えることは、楽しい。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。到着時に輸送熱を発症しており、頭を下げて元気がなかったことが気掛かりでしたが、翌日には馬房内をしきりに動き回っていて体調が戻っていました。そのため同日に移動してきたMノーブレスと一緒の放牧地で到着翌日の28日(金)から昼夜放牧を行っています。お腹周りには余裕が出てきたものの、背中から腰にかけて落ちた肉がまだ戻ってきません。1ヶ月程度はのんびりさせたいと考えています。
OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)が会期延長です。
6月15日まで開催されています。
お近くにお出掛けの際には、是非ご覧下さい。
○ 2010/6/9
7:00に事務所。
霧雨。
しばらくすると雨脚が強くなったり、晴れ間が出たり、コロコロ変わる変な天気だ。
いくつかの雑務。
9:00過ぎにKNH-2のクライアントから電話があり、検討の末、お願いすることにしたので出張の前にいくつか話しがしたい、とのこと。
午後は学校なので、10:45に会社に伺うことに。
11:00前から12:00前まで、これまでの検討と可能性についてブレスト。
新宿駅まで車で送って頂き、事務所に戻る。
スタッフと、EMHの増減見積についてとNMOの打ち合わせをして、13:40事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
第2課題が今日から始まる。
課題は「次世代のミュージアムの設計」。
品川の原美術館の敷地に、新たに計画しても良いし、既存を活かした計画でも良い、という一段階レベルの上がった課題だ。
敷地周辺調査と事例調査、及びボリュームチェックを9班に分けて発表してもらう。
しかしながら、既存の建物に対する言及や、事例でも建築に対する発表のみで、展示されているものと建築にまで考察するグループはいない。
全ての発表の後、水谷先生のショートレクチャーがあり、各グループに分かれる。
課題文を良く読むこと、既存の建物も敷地であること、次世代とはなにか、何が展示されるのか、何をやりたいのかをよく考え、必ず3案以上模型もつくった案を持って来るように話す。
その後質問を受け、ともかく、自分が楽しめるものを考えるように檄を飛ばし、18:00過ぎ終了。
今日は何だか疲れたので、そのまま帰路に着く。
○ 2010/6/10
7:00に事務所。
よい天気で暑い。
スタッフが置いていった資料を確認し、9:00過ぎに事務所を出て、EMHへ。
現地でスタッフと建設会社の担当者と落ち合い、EMHのクライアントに増減の説明と残工事の日程の確認など。
10:45終了。
事務所に戻る。
午後一で、KNH-2のスタッフ打合せ。
NMOやKNH-2のスケッチ。
来週の空間造形3でのショートレクチャーのスライドショウの編集作業。
夜になって雨が降ったりやんだり。
13日京都5Rにマイネルチハヤ出走確定。
○ 2010/6/11
昨晩の雨は上がったが、曇っている。
弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
空間造形3の学生から送られて来た、グループの学生たちのアドレスをアドレス帳に整理。
その中の何人かが、新宿梁山泊の「ベンガルの虎」唐十郎・作 金守珍・演出(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)を見に行くので、予約とスケジュールのメール連絡。
KNH-2、HMHのクライアントに連絡事項。
その間に、今日午後写真家の西村さんと合うので、資料をプリントアウト。
空間造形3の第1課題の提出物の縮小版を見ながら、第2課題のグループの学生たちがどのような案を提出したか確認する。
NHOとKNH-2のスケッチ。
昼前、オークションで安く入手した、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)が届く。
「ジャズの歴史物語」油井正一著(http://www.jazztokyo.com/library/025b.html)の復刊版(http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-903951-20-1.html)は、以前の印象以上に刺激的なのだが、ちょっと置いておくことに。
「1Q84」と同じように宗教が取り上げられ、合田雄一郎が登場と言うことで、とても気になっていた。
文庫化まで待とうかとも思ったが、「レディ・ジョーカー」が最近やっと文庫化されたのを見て、そこまで待てないと思った。
14:30事務所を出て、新宿へ。
15:00、新宿の喫茶店で写真家の西村さんと落合う。
西村さんが70年前後に状況劇場を撮影した写真の一部を、紅テントで唐さんに見て頂いた話しから、諸々の話しをする。
17:00過ぎ、西村さんと別れて事務所に戻る。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。9日(水)の追い切りで上々の動きを披露。一杯に追われるマイネルラヴ産駒の併走馬に対し、こちらはゴールまで楽な手応えでした。硬めながらもパワーがあります。宮本師は「相手の走りに合わせたもの。やればもっと早い時計が出ていた」と、余力残しだったことをアピールしていました。阪神2週目の芝1400mに和田騎手でデビューする予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、13日(日)、京都5Rのダート1800mに川島騎手で出走します。先週末にニューポリトラックで15−15程度を消化し、水曜日にパートナーを追走するかたちで追い切りを消化。未勝利の動かない馬を配し、5ハロン66〜67秒予定が楽に65秒で動きました。調教助手は「昨夏に比べて緩いなりにも馬がしっかりしてきている。前走そこそこ行きっぷりが良かったのはチークの効果もあると思うし、今回も着ける方向で先生と相談している」とコメント。早いタイムでの決着にならないように祈っています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、美浦で調整中。ダートコースを中心に乗り込まれています。次走が来週の予定。1本の追い切りでレースへ向かうプランもありましたが、中3週となるレース間隔を考えると少々の不安があります。当初からの予定通り、移動前にも1本速いタイムを出した方が良いと判断し、きのう10日(木)に70−40から終いを一杯に追いました。ふらふら走っていたのは入厩当初だけです。担当者は「太りやすいタイプと聞いている。確かにそんな感じがするので気をつけたい」と話していました。函館競馬場に向け、あす12日(土)にトレセンを出発します。
○ 2010/6/12
6時前に目が覚めてしまい、7:00に事務所。
爽やかなよい天気。
馬主会の桐山から、明日のチハヤの出走やマオの評判についてのメールが来る。
学校とは全く関係ないはかりごとについて、NMHのクライアントから来た返信を、武蔵野大学の水谷先生にメール連絡。
NMOとKNH-2のスケッチ。
13:00事務所を出て、新宿文化センター大ホールへ。
ピナ・バウシュ ヴッパタール舞踊団「私と踊って・Komm tantz mit mir』(http://eplus.jp/sys/web/s/pina/index.html)。
プログラムを買ったところで、KMHのクライアントご夫妻に呼び止められる。
以前なにかの際に、きっと気に入るのではないか、とお薦めしていた。
劇場内に入ると、セットの壁に開いたドア一枚分の向こうを、ダンサーたちがゆっくり行き来している。
その壁の手前は明かりは当っておらず、壁の向こうは明るい空間で、開いたドアを通して灯りがもれ、その向こうを想像させる。
チェ・ミキと客席で落合う。
しばらくすると、椅子を持った男が登場し、客席に背を向けて、開いたドアに向けて椅子を置き、座り、じっとそちらを見ている。
14:00を5分程過ぎ、声が上がると壁の中でダンサーたちが手をつなぎ、大きな輪になって踊り始める。
その様子が、開いたドアの隙間から見える。
輪は何度か崩れ、また輪になり踊り始め、何度か繰り返されたところで、ドアが閉まり、壁が飛ぶ。
そこには、大きな白い斜面がある。
「私と踊って」は、そんな風に始まった。
舞台に出ずっぱりのふたりの緊張感が一番後ろの席だが、伝わってくる。
ダンサーたちが、リュートの伴奏で唱うドイツの古い歌謡が、今まで見たヴッパタール舞踊団の作品と印象を画す。
一幕の1時間半の作品で、ほかの作品と比べてスペクタクルな部分は少ないが、深く内省させられる。
舞台面まで全員が出て来て、「Tantz mit mir」と客席に向かって叫ぶラストは、つい涙が出てしまいそうになるくらい、胸に突き刺さってくる。
ピナが亡くなり、もうこの舞台にはいない、と言う思い。
また、実質的にピナが関わった最後の舞台が、「私と踊って」という作品だったと言うこと。
などなどが頭の中を駆け巡る。
何度も繰り返される、暖かい拍手のカーテンコール。
劇場が一体になっている。
終演後、KMHのクライアントご夫妻と再びお会いし、いかがでした、と伺うと、「素晴しかった。もっと早く見ておけば良かった。」とのことだった。
お薦めして良かった。
劇場でKMHのクライアントご夫妻と別れ、チェ・ミキと暑い中を歩き、四谷4丁目の「Roonee」へ。
「細江英公人間写真展 土方巽舞踏大鑑」(http://www.roonee.com/schedule/exhibition/)。
今まで見たことがなかった写真が沢山あった。
細江英公さんも会場にいらした。
新宿を目指して歩き、途中新宿御苑駅そばの立ち飲み屋に入り、ビールを飲む。旨い。
しばらくそこで寛ぎ、18:00新宿から大和町へ戻る。
○ 2010/6/13
8:00に起きて、「ようこそ先輩 課外授業」を久しぶりに見る。
やはり面白い。
高円寺に買い物に行ったり、KNH-2のスケッチをしたり。
11:30大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都5Rにマイネルチハヤ出走。
12:35が発送時間だが、1番の馬がゲート内で暴れて騎手を振り落とし、一度全ての馬がゲートから出る。
結局1番は出走除外で、12:50発送。
スタートは普通だったが、その後ダッシュがつかず、ジリジリ下がるばかりで、14着。ウーム。
川島騎手「まくって行きたかったが、動けなかった。ステッキを入れても反応してくれない感じで」
大和町に戻り、ビールを飲む。
暑かったので、美味しい。
KNH-2のスケッチ。
18:00から、「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)。
最初の30分は、ゴーヤチャンプルを作りながらだったが、後の30分はゆっくり見る。
どうも論が、プラグマティックな感じがする。
結論を出そうとすると、こういう方向に行ってしまうのだろうが。
○ 2010/6/14
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
霧雨が降っている。
KNH-2のスケッチ。
10:00前、ものつくり大学の齋藤君が来所。
これから約一ヶ月半、インターンシップ。
10:00スタッフが来たので、清掃。
その後、NMOとKNH-2のスタッフ打合せ。
齋藤君には模型のスキルを確認する課題にかかってもらう。
引き続き、KNH-2のスケッチ。
16:00、事務所を出て三軒茶屋へ。
17:30から建築施工法の現場見学なので、早めに拝見する現場へ。
17:00前着。
霧雨は降り続いているが、躯体は全て打ち終わって、一部内装工事に入っている現場なので、問題ない。
いつもお世話になっている営業の方から、現場担当の方などを紹介頂く。
17:30前、何人かの学生が到着。
前の授業が終了指定からの移動なので、移動時間が読めない。
最初に10人くらい集ったところで、1班にして、建設会社の方の案内で見学開始。
その後10分くらい遅れて来た、10人程を次の班に。
そして、18:00近くに到着した残りの10人を最後の班にして、旨い具合に3班に別れて、それぞれ建築会社の方がついてくれる。
その順番に最上階からまわり、1階に戻って来た順に再点呼をして全員いることを確認して、解散していく。
最後の班が戻って来て、19:00前に全て終了。
その後現場を閉めて、建設会社の方々と近くの居酒屋でお疲れの一杯。
21:30過ぎ、お開き。
ありがとうございました。
大和町に帰ったら、丁度日本対カメールーン戦の試合前で、飲みながら試合を見るも、一点先取した前半終了時で眠くなり、休む。
○ 2010/6/15
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
今日は雨が上がって、よい天気。
30度くらいまで気温が上がるそうだ。
事務所に来て、昨晩のサッカーの試合の結果をネットで確認したら、1対0で逃げ切ったようだ。
カメルーンがアフリカのどこにあるのか、ネットで確認する。
スタッフが置いていったNMOとKNH-2の図面を確認。
10:00、NMOとKNH-2のスタッフ打合せ。
KNH-2のスケッチと図面作業。
午後その図面をスタッフに渡し、引き続きスケッチ。
16:00事務所を出て、蒼穹舍へ。
小原里美写真展「Ahe'hee」(http://www.sokyusha.com/gallery/20100614_obara.html)を見て、取り置きしておいてもらった写真集を入手して、三根さんと少し話し、17:30前OZONEへ向かう。
外は曇って風が出て来て、蒸し暑い。
18:00から、OZONE5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)のメンバーが集り、OZONEの野崎さんにメールマガジンのための本をテーマに話しをする。
年代的に同じ人もいるので、かぶっている部分もあるが、それぞれ興味深い本が集る。
19:00過ぎ終了し、展示模型とパネルの撤収。
日祥工業の宮内さんが車で来てくれている。
バラして、使用した台などを片付け、20:00前OZONEを出て、事務所まで荷物を運ぶ。
お疲れさまでした。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。成長と日々の乗り込みによって馬がずいぶんしっかりしてきました。非力な感が薄れ、スタッフは「くたくたしたところが抜けた」と感触を述べています。攻めてかなり高くなっていたテンションが、ここにきて徐々に落ち着いてきました。「芝馬」という声がありますが、ダートの中距離あたりに適性がありそうな特徴もあり、入厩の時期に関しては検討中です。
○ 2010/6/16
7:00に事務所。
昨晩降り始めた雨が降り続いている。
スタッフが置いていった、NMOの図面とKNH-2の一案のボリューム模型を確認。
HMHの改修の連絡事項いくつか。
10:00スタッフと打ち合わせ。
引き続きKNH-2のスケッチ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
ショートレクチャー、今日は自分の番。
大学3年生の時の課題ふたつの図面何枚かを映像でみせ、何故そのような表現になったのか、後期コルビジェ・吉阪先生・そして学生時代コンペの手伝いをした渡辺洋治さんの画像を見せ説明。
誰でも良いから、好きな建築家を見つけ、その人のまねをする方法をレクイチャー。
その後、各グループに分かれてエスキスチェック。
美術館に対する圧倒的な経験、認識不足、が現状だ。
その貧困な経験や知識からコンセプトを導き出すことは、不可能に近いのだが、誰もその経験や知識を広げようとしない。
いろいろな例を話し、皆を煽るが、果たしてどこまで伝わっているだろうか。
18:30過ぎ終了。
その後、製図準備室で、水谷先生と伊藤先生と第1課題の成績付け。
すんなりまとまる。
17:30過ぎ、学校を出る。
○ 2010/6/17
7:00に事務所。
スタッフが置いていった、NMO、KNH-2の図面や模型の確認。
NMOの提案図面はほぼ完成。
10:00、スタッフ打合せ。
KNH-2について、なかなか話しがまとまらない。
そうこうするうちに、時間が来て、11:30事務所を出る。
新宿花園神社へ。
新宿梁山泊の公演「ベンガルの虎」作・唐十郎 演出・金守珍(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)のため、昨日からテントの建て込みやセットの準備が進んでいる。
雨でないのは良いのだが、蒸して暑い。
13:00から、転換などのテクニカルな確認があって、引き続き場当たり稽古。
途中何度か止めて照明を作りながら、全ての芝居を通していく。
3幕ラストの大転換と屋台崩しのところで、問題発生。
まあ、再演とは言え、今回現場に入ってからは初めてなので仕方ない。
ここで既に、18:30。
ゲネ開始を30分押して、19:30にして、テクニカルな確認と、役者たちはメイク衣装をつけ準備。
19:30過ぎ、ゲネプロ開始。
1幕、2幕と順調に進む。
3幕の飾り替えも時間通りうまく行き、ラスト手間まで通し、ストップ。
この次点で、22:20。
ラストの大転換と屋台崩しの段取稽古等を繰り返し、最後には全てがスムーズに行くところまでこぎ着け、最後に明日のスケジュールなどを確認し、23:00過ぎ解散。
いくつか指示を出して、23:30過ぎテントを後にする。
本はもちろん素晴しいのですが、再演でブラッシュアップされて、ますます深い芝居になりました。
ぜひ皆さんご覧下さい。
○ 2010/6/18
8:00に事務所。
疲れが溜まって来た。
曇りだが蒸し蒸しする。
昨日テントの中で頭でシュミレーションしていたKNH-2のスケッチ。
今朝になって実を結び、スタッフが置いていった図面を元に、スケッチ。
11:00、スタッフ打合せ。
方針がみえて来た。
12:30、テントの件で気になっていたことがあったので、梁山泊の三浦さんに電話して確認。
大事にならず良かった。
午後になり雨が降り出してきた。
15:00過ぎ事務所を出て、NMOの現場へ。
現地でクライアントと落ち合い、部屋の改装案3案を説明。
一案に絞り、内容を詰めていく。
17:00終了。
雨が強くなって来た。
渋谷の書店で時間をつぶし、神楽坂のシアター イワトへ。
劇団東京乾電池 夏公演「海辺のバカ」(http://www.theatre-iwato.com/archives/umibe-no-baka-2010-summer/)。
19:00開演。
途中休憩が入って、2時間半の芝居。
登場人物は21人。
主の役はあるが、21人それぞれが誰が主で誰が脇と言えない芝居。
大きな物語はないのだが、それでも殺人や宗教や、突然盲目になる、という大きな出来事はある。
あるが、それはそれ以上にドラマチックに扱われない。
普通の言葉で、普通ではない会話が交わされるのは、「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)と同じなのだが、その構造は全く正反対である。
2時間半同じ密度で時間が進み、あっという間に終わってしまった。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。水曜日の追い切りは、レースでも騎乗する和田騎手に調教師が「パートナーを離しすぎないように」と指示したもの。宮本師が「追えばもっとスッと反応するかと思っていた」とコメントしていましたが、これは相手をほめるべきで、6ハロンの長めからスタートして大外を回り、ラスト1ハロンを12.2秒で動いていれば十分なもの。基本的に瞬発力のタイプではなく、良い脚を長く使うタイプです。これで来週はサッと追えば態勢が整うでしょう。26日(土)、阪神の芝1400mでデビューする予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、京都競馬場からトレセンに戻り、きのう17日(木)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。今回は腰に疲れが感じられます。ここでレース間隔を取ることになりました。入厩のタイミングは今後の状態次第となります。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、19日(土)、函館3Rのダート1700mに石橋脩騎手で出走します。マージービートは先週の500万条件を快勝したシルクターンベリーと差のない競馬をしていた実力馬ですが、全体的に見渡せばメンバーに恵まれた印象。頭数も11頭なら上位争いに持ち込めるかもしれません。担当の調教厩務員は「今週の70−40は予定通り。トレセンにいたときよりも前向き。最後まで集中して良い感じでしたよ」とコメントしていました。
○ 2010/6/19
雨は上がったが、蒸している。
8:00に事務所。
留守録にMBHのクライアントから伝言が入っていた。
梁山泊を昨晩見に行く予定だったが、夫人の体調が崩れたのでやめにします、と言う内容だった。
電話では時々話すこともあるが、しばらく会っていない。
今朝何故か、お子さんもうずいぶん大きくなったのだろうな、とMBHのクライアントご家族のことが頭に浮かんで来た。
こういうシンクロって、やはりあるのだな。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
建築施工法のレポートの課題を最終確認して、プリントデータと一緒に職員の方へメールして、プリントアウト依頼。
10:45事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
函館3Rにマイネルガンバ出走。
11:40、予定通り発送。
スタートよく勢いもついて、3コーナー手前まで、ゆったりとしたペースで先頭を走る。
3コーナー手前から後ろの馬がペースをあげ、ガンバは遅れて行きダメかと思ったが、4コーナーを回って直線を向くと、まだ脚色は衰えず、最後はジリジリ盛り返すも、鼻差の5着。
休養開けを叩いて2戦目で、少し希望が出て来た。
次のレースが楽しみだ。
場外馬券売り場を出て、事務所に戻る。
午後になると晴れて来て暑くなり、身体がだるくなって来た。
14:00過ぎ、書店に本を探しに行き、その脚でギャラリー街道リボン(http://www.kaido-ribbon.com/)ヘ。
頂いた冷たいお茶が美味しい。
再び事務所に戻り、諸々。
区役所から、光化学スモッグ注意報がアナウンスされ、ブー・ブー・ブーと不吉なサイレンが鳴る。
17:00事務所を出て大和町に戻り、明日の長野行きのために、バリカンをあてる。
マイネルガンバ
石橋脩騎手「ハナに立ったのが初めてなのかな。3コーナーから動こうとしたら突っ張り気味になって進んでいかなくなった。まくられたら走りが元に戻った感じ。ちぐはぐな競馬になったが、競馬を覚えてくればもっとやれる」
○ 2010/6/20
7:30チェ・ミキと大和町を出て、8:25に東京駅でNMHのクライアントご夫妻と落ち合う。
8:40発の長野新幹線で長野へ。
NMHのクライアントご夫妻に長野善光寺でのダライ・ラマ法王14世の講演に誘って頂いた(http://www.zenkoji.jp/2010lecture/index.html)。
長野駅の改札で、いろいろお世話になった方と落ち合い、タクシーで善光寺へ。
今日の長野は、晴れで蒸し蒸しする。
我々以外にも関西方面からみえる方がいて、その方々が今晩泊まる宿坊へ。
こちらのご住職様とも、以前須坂でお目にかかったことがある。
善光寺の本堂内部に今回チベットの僧たちに依って作成された砂曼陀羅を拝見し、お戒壇巡り。
暗闇の中、無事「極楽の錠前」に触れる。
近くの公園に、谷口吉生設計の長野県信濃美術館 東山魁夷館(http://www.npsam.com/)があると言うことなので、無理を言って見に行く。
残念ながら中に入る時間はなかった。
水をフーチャーした中庭のメンテナンスが今一だったのが気になった。
引き続き本堂の後方に位置する日本忠霊殿・善光寺史料館で、今回ダライ・ラマ法王から奉納された、釈迦如来像を拝見する。
昼をおいしいおそば屋さんで頂き、講演会場のビックハットへタクシーで。
大勢の人が来ている。
入場者は6500人とも言われていた。
アリーナの左前の方の席につく。
14:00定刻、講演の開始。
先ずは善光寺の住職たちが壇上で般若心経を唱えるのに合わせ、客席も起立してパンフレットに印刷された般若心経を読む。
その後ダライ・ラマ法王が入場。
般若心経の読経があったからか、チベット語で般若心経についての講話が30分くらい続く。
行きの電車で読んでいた、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)と通じ合うようなテーマで、興味深く話しを伺う。
その後、英語で「善き光に導かれてー今、伝えたい心ー」と言うテーマの講演へ。
15:30講演は一段落し、質疑応答へ。
この質疑応答が、既に質問者が決まっているような質疑で、致し方ないのかもしれないが、頂けない。
また質問も、とても抽象的だったり、非常に個人的だったり、頂けない。
しかし、法王は「I don't know」と言いながらも、答えを可能性ある方向へ持って行く。
講演で話していた、全ての人間に愛情を持つ、と言うこと実践してる。
時にユーモアを交え、自分で自分を笑いながら。
このあたりのキャラクターが、多くの人を引き付ける魅力だ。
主催者が、時間都合で質疑を打ち切ろうとするのを、もうちょっとと質問させる。
16:30前、全て終了。
警備の誘導に従って、順番に会場を出て、タクシーで長野駅まで戻り、お土産とビールなどを買って、17:30長野発の新幹線で帰京。
電車の中で、NMHのクライアントとお疲れの宴会。
丁度ワインもなくなったところで、東京駅着。
ホームでお別れする。
○ 2010/6/21
8:00に事務所。
スタッフがいて行ったKNH-2の図面に赤を入れ、9:30前事務所を出てHMHへ。
小さな改修が終了したので、10:00から工務店も交えクライアントと工事の確認。
10:30過ぎ、終了。事務所に戻る。
午後一で施工法の授業の確認。
連絡事項いくつか。
15:30前、事務所を出て武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
レポートの課題を説明して17:45終了。
事務所に戻ったら、西荻の父から電話があったとのこと。
電話をいれてみるも誰も出ない。
しばらくして再び電話をしたら、母が出たが、耳が遠く認知症なのでらちがあかず、父を呼ぶよう話すと、受話器を置いて呼びに行ったみたいだが、しばらく待っても誰もでない。
心配になり、すぐに事務所を出て西荻の実家に向かう。
道中気が気ではなかった。
よく考えると、実家の鍵は手元にない。
このような状況になって初めて、当然してあるべき準備がしてないことに気がつく。
実家についてドアには鍵がかかっていたので、呼び鈴を押すと、インターフォンに父が出た。
ホッとして、中に入る。
電話の一件などの話しを聞くと、母の認知症が進み、あまりに滅茶苦茶なので、父も疲れ果てたようだ。
しばらく話しを聞いているうちに落ち着いて来た。
もう少し頻繁に顔を出すことを約束して、20:00実家を出る。
○ 2010/6/22
曇りだが蒸し蒸しする。
大和町入り口前の階段の植え込みからどこかへ何かを運んでいるのか、小さな蟻たちが長い列を作っているのを、昨日発見した。
今朝落ち葉を掃き集めているとに、その邪魔をしてしまったことに気付く。
ありの列が崩れ、右往左往している。
そこで掃き集めたままにして、しばらく見ていたら、次第に列が戻りつつあるので、そのままにして、事務所に向かう。
7:00に事務所。スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
10:00スタッフ打合せ。
NMOのスケッチと図面作業。
14:00事務所を出て、外苑前の家具のショールームへ。
15:00NMOのクライアントと落ち合い、ソファの選定。
大きさをおとして来た図面をもとに、いくつかのソファを確認する。
仕上げをキッチュな合成皮革にすることにして、サンプル帳からいくつかを選定。
その後、その場所を借りて、引き続きほかの部分の打合せ。
16:30、終了。ショールームのまでクライアントと別れ、歩いて表参道へ。
ラットホール・ギャラリーの「荒木経惟 センチメンタルな旅 春の旅」(http://www.ratholegallery.com/exhibitions/2010/03araki/intro.htm)へ。
白い縁のチロの写真が並ぶ。
跳躍があり、弱って行き、亡くなり、最後にテラスのチロ。その先に余白の壁。
ジーンと来る展覧会だ。
思わず胸が熱くなる。
新宿に移動して、書店で時間をつぶし、18:00花園神社のテントへ。
「ベンガルの虎」作・唐十郎 演出・金守珍(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)。
今晩は、70年をまたいで状況劇場の貴重な写真を撮影した、写真家の西村さんとお嬢さん、鹿野さん、そして武蔵野大学の3年生、5人が見に来てくれる。
18:30テント前に集って来たお客さんの中には、懐かしい顔がいくつも。
西村さんの写真についてアドバイス頂いた、演劇評論家の西堂さんがいらしたので、西村さんを紹介する。
19:10、10分押して開演。
途中休憩2回の3幕芝居。
22:00終了。
ゲネの時とは全く違うでき。
休憩含め、2時間50分と、10分程短くなっているが、台詞はきちっと伝わってくる。
見ている方も集中して、あっという間に終わってしまう。
一度テントから出て、再び中に入り、堀切さんから一言有り、唐組の久保井さんの音頭で、乾杯。
西村さんたちや鹿野さん、学生たちも残ってくれた。
学生たちはシュールだが面白かった、とのこと。
いろいろな方々と話しをして、23:30学生たちとテントを出る。
ゴールデン街に行ってみたい、と言う学生たちをゴールデン街入り口まで案内し、そこで別れて帰路に着く。
帰ってからも久しぶりに凄い芝居を見た余韻が残り、なかなか眠る気にならず、しばらくテーブルで飲みつづける。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧を行っています。蹄鉄を外したことにより、当初は蹄に直接刺激が伝わることで歩様がぎこちなくなっていました。次第に順応した現在は解消に向かっています。また、競馬を使ってきて減った分の体は回復しました。腹袋はもう十分立派に映ります。騎乗再開に向けてだいぶエネルギーが蓄えられました。今週末のツアー終了後には休養を切り上げて乗り出していく予定です。
○ 2010/6/23
弁当を詰め、8:00過ぎ事務所。
雨が降って、湿度が高い。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
ほぼ問題ないが、新たな変更点を確認。
10:00スタッフ打合せ。
KNH-2の変更点を打合せし、かなりブラッシュアップされた。
引き続き、昨日のNMOの打ち合せ内容を伝える。
私用一つ。
13:40事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
先ずは、他大学院生のアシスタントに依るショートレクチャーの後、各グループに分かれ、9人のエスキスチェックを行ない、18:30終了。
19:00前学校を出る。
夜、一杯やりながら、BS のプレミアム8<紀行>夢の聖地へ「ケニア・リフトバレー 最強ランナーの秘密を探れ」(http://cgi4.nhk.or.jp/topepg/xmldef/epg3.cgi?setup=/bs/premium8-wed/main)を見た。
谷口浩美さんがケニヤの高地トレーニングを行なっていると場所を訪ねる。
走ることが生活で、走ることが好きで、走ることを24時間考えて暮しているランナーたちを見て、谷口さんは日本がなくしたものがある、と話していたのが印象的だった。
2歳場
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。厩舎からの報告があったように、レースを使い込んできたためか馬体が細くなっており、腰を中心に後肢にも軽い疲れが感じられます。そのため、まずは疲れを取ることを念頭に到着翌日の金曜日から角馬場と坂路1本をハッキングで乗っています。しばらくは軽めに乗って、状態が上がってくるのを待ちたい考え。馬体重は前走から2キロ減の490キロです。
○ 2010/6/24
6時に目を覚ますが、疲れて起きる気にならず、7:00に目覚ましをかけ直し横になりつづけるも、眠れないので6:30に起きだす。
今日は晴れて、湿度も高くなく、気持ちの良い日だ。
今朝も蟻たちが活動中で、邪魔をしないように、私道の落ち葉のみ掃き集める。
7:30に事務所。
スタッフが置いて行った打合せ資料の確認。
昨日空間造形のエスキスチェックを行なった学生たちの第1課題を再確認し、今後のアドバイスの仕方などを考える。
一人の学生にアドバイスを思いついたので、メールで送信。
KNH-2のスケジュール表の作成し、スタッフと打ち合わせ。
午後銀行や西荻の実家の合鍵を作りに。
KNH-2の資料探しやNMOのスケッチ。
16:00過ぎスタッフと事務所を出てKNH-2のクライアント宅へ。
腹ごしらえに準備委頂いたお寿司を頂戴し、20:00から打合せ。
前回の提案に対する要望を検討した結果、方針が明確になった。
クライアントご夫妻もとても気に入ってくれた。
大きな方針を決め、細かい要望を伺い、後半はビールを飲みながらブレスト。
スケジュールを説明して、23:00前終了。
内容の濃い打合せだった。
マイネマオ、26日(土)阪神4R新馬、出走確定。
○ 2010/6/25
7:30に事務所。
今日もよい天気で、湿度もそれ程高くなく、気持がよい。
どうやらワールドカップは日本がデンマークに勝って、決勝トーナメントに進出のようだ。
朝天気予報を見ようと、テレビをつけたら、どのチャンネルも声を張り上げて日本勝利と街の様子を告げていた。
参議院選の投票率が、デンマーク戦の視聴率を上回ることを、祈りたい。
スタッフが作成した、NMOの図面を確認。
HMHの改修工事が終了し、最終見積が出て来たので確認し、クライアントへファックスと電話で連絡し、了解頂いたので建設会社へ連絡。
源泉税の資料をまとめ、会計士事務所にファックス。
新宿梁山泊の公演も昨日が楽日、撤収の今日はよい天気で良かった。
事故やアクシデントがいくつかあったが、最後は良い感じで収められたのではないか。
できればもう一回見たかったな。
K-projectについて考えてみる。
今晩の会に持って行くお土産を、うさぎやに買いに行く。
18:00事務所を出て、六本木のギャラリー夢のカタチ「浅川敏写真展・Space Tokyo Bay」(http://www.tosh-a.com/0000html/002.html)へ。
久しぶりに浅川さんにお目にかかる。
東京の湾岸を撮影した写真は、Tokyoとタイトルになければ、東京なのか日本なのか分からない風景が切り取られている。
現代の遺跡と呼んでも良いような風景だ。
赤ワインを頂きながら、時々浅川さんと写真ついて話しながら、全ての写真を拝見する。
小劇場の勉強会のメンバーの鹿野さん、小池さんも来ている。
19:00過ぎから、同じビルの地下のバースペースでパーティー。
実はこのビル、三保谷硝子店のビルで、そこの地下と言うことは、昔自由劇場があったスペースのはずだ。
残念ながら、自由劇場には一度も来たことがなかった。
パーティーはギャラリーで行なわれるのだ、と思っていたので、まさか地下に入れるとは思ってなかった。
地下は、床の部分的に大きな落差がある不思議な空間。
浅川さんの手料理が並び、全て美味だ。
その多彩さに改めて感服。
大勢の方々が次々とあらわれる。
遅れて来れるか分からなかった伊東さんに、小池さんが元自由劇場の空間でパーティーが行われているから、絶対来るべしの連絡をしたので、伊東さんも慌てて来場。
自由劇場には思い出が沢山ある伊東さんは、懐かしそうに早速写真を撮り始めた。
バーカウンターになっている、深く掘り下げられた部分は、なんと奈落だったとのこと。
奈落を含めないタッパは、梁下で梁山泊の稽古場の満点星よりちょっと高いくらい。
平面的にもそれ程大きくない。
ここで「上海バンスキング」を見たら、やられてしまうだろう、と想像する。
20:30、浅川さんに挨拶をして、お暇する。
駅までの途中の居酒屋で、もう一杯。
22:30過ぎお開きにする。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、26日(土)、阪神4Rの新馬戦・芝1400mでデビューします。エネルギーの消耗を抑えるために最終追い切りはあえて控えめにしました。4ハロン55秒ペースにセーブしています。追い切りに跨った和田騎手は「併走相手に先行してあっという間にかわされる内容。『タイムが出すぎないように』と注意されていたのでこちらは馬なりだったが、追っていても遅れていたと思う。あまり脚をためない方が良さそうなタイプ。積極的なレースで臨みたい」とコメントしていました。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、函館競馬場で調整中。5着だった前走後も順調に乗り込まれています。次走については検討中です。今後について畠山師は「レース間隔を詰めて使っても大丈夫だと思う。中1週の競馬にも対応できるように態勢を整えておく。メンバーなども確認して投票するかどうかを決めましょう」と話していました。
○ 2010/6/26
7:00に目覚ましを鳴らすも、疲れがピークで起きられず、8:00まで休む。
曇っているが蒸し蒸しして、暑い。
空気が暑いのか、自分の身体が、疲れから暑いのか、区別がつかない。
9:00前事務所。
10:00、西荻の父に今日夕方晩飯を持って行く、と電話したら、今のところ落ち着いているので心配しなくても良い。
少しゆっくりしたいから、また改めて来て欲しい、とのことだったので、こちらもゆっくり休むことにする。
「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)の上巻を読了。下巻に入る。
日曜日のダライ・ラマ法王の話し、そして先日梁山泊のテントで久しぶりにお目にかかった、芹沢俊介さんから頂き、昨晩序文を読んだ、「阿闍世はなぜ父を殺したのか 親鸞と涅槃経」芹沢俊介 武田定光 今津芳文著(http://borderink.shop-pro.jp/?pid=18974838)全てが、絡み合っている。
上巻最後にオウム真理教に絡む展開になり、後半が俄然楽しみになる。
高橋和己の小説を読み進む時と通底する、鬱々とした沸騰を感じる。
11:30前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
阪神4Rでマイネマオデビュー。
馬券を買って発送を待つ。
12:10、モニターに阪神の4Rの実況が始まる。
阪神はなんと雨。
芝も重になっている。
今週の調教で、重で時計が出なかった様子なので、アレアレと思うが、すぐに発送。
スタートはまあまあだったが、和田騎手が始終追いっ放しだったが前に行けず、4コーナーを回っても下がることはなかったが、結局はずっと同じ位置取りで7着。
馬券売り場を出て、昼をとり、タワーレコードヘ寄り、BLD GALLERY吉増剛造 写真展 「盲いた黄金の庭」(
http://bld-gallery.jp/exhibition/100618yoshimasugozo.html)を見て、16:00事務所に戻る。
しばらく作業をして、17:30事務所を出て、買い物をして、大和町に戻る。
最近、疲れてくると無性に生野菜が食べたくなる。
野菜を何種類か買って、野菜中心の食事を作り食べて、早めに休む。
マイネマオは、26日(土)に阪神4Rでデビューし、7着でした。月曜日時点では、馬体に異状はありません。
○ 2010/6/27
5:30頃目が覚めてしまうが、二度寝して、7:00に起きる。
NMOの図面チェックを行ない、8:35からいつものように「ようこそ先輩 課外授業」を見る。
K-Projectのスケッチ。
10:30、高円寺に買い物へ。
午後、鷺ノ宮方面の魚屋と肉屋へ買い物。
引き続きK-Projectのスケッチ。
テレビで、宝塚記念。
もう宝塚記念か。
早いな。
楽しみだった、「ハーバード白熱教室」(http://www.nhk.or.jp/harvard/)は、先週で終了してしまったようだ。
○ 2010/6/28
土日ゆっくり休んだので、体力回復。
弁当を詰めて、7:00過ぎ事務所。
10:00スタッフが来たので清掃後、NMOとK-Projectの打合せ。
構造事務所へ打合せ依頼の連絡。
スタッフ打合せを元に、K-Projectのスケッチ。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
16:20から建築施工法の授業。
今日の授業で、一通り建築が完成するまでの話しは終了。
事情があり、先週と今週水曜日のエスキスチェックに出席出来ない学生のエスキスチェックを行ない、18:00過ぎ学校を出て事務所に戻る。
学校に着く頃雨が降り出したが、授業が終わったら雨は上がっていた。
○ 2010/6/29
7:00に事務所。
K-Projectのスケッチと構造事務所との打ち合わせの準備。
朝は雨が降っていたが、9:00前には上がっていた。
9:10事務所を出て、NMOの現場へ。
マンションのロビーで10:00にクライアント、工務店、スタッフと落ち合い、部屋行って早速、床や天井の一部を剥がしてみる。
その後、図面を元に、内容の確認。
11:00過ぎ、打合せ終了。
見積とスケジュールを今週末から来週始めに出してもらうことを確認して、終了。
我々は、もう少し細かい部分を実測するために残り、11:30過ぎ現場を出て、構造事務所に連絡。
雨が上がって、陽も少し出て、とても蒸す。
バスで六本木に移動し、構造事務所の方と落ち合い昼をとり、構造事務所まで移動してKNH-2とK-Projectの打合せ。
15:30過ぎ終了。
事務所に戻る。
K-Projectはマンパワーとスケジュールから残念ながら中止に。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。27日(日)には公開調教に参加してMムジカと併せ馬を行いました。順調な仕上がりを見せていて、7月中旬あたりの入厩が有力です。馬体重は439キロ。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和に滞在中。昼夜放牧を切り上げ、きょう29日(火)に坂路でキャンター1100m1本の運動を再開しました。
○ 2010/6/30
昨晩また降り出した雨は上がって、少し湿度も下がったようで、昨日より過ごしやすい。
朝晩いつ見ても列を作り動いている蟻たちは(いつ休んでいるのか。それともローテーションで動いているのか。)、濡れたコンクリート床面をさけ、壁を伝わって移動し、掃きためた枯れ葉を迂回しているので、ここぞとばかり掃き集める。
事務所に来る途中の幼稚園前に、沢山の笹竹が置かれていた。
もうすぐ七夕だ。
7:00過ぎに事務所。
NHOの家具見積が出て来たので、チェックしコメントをつけて、クライアントにメール。
同じくNMOの昨日の打合せと現場確認内容を盛り込み、スタッフが作成した図面をチェック。
溜まっている日報を書いてアップ。
スタッフが置いて行った、KNH-2の図面確認。
13:50事務所を出て、武蔵野大学へ。
今日は昨日に比べ、ジメジメしていず、少し過ごしやすい。
14:40から空間造形3の授業。
今日も最初にアシスタントの他大学の大学院生に依るショートレクチャー。
それぞれの学校でやはり個性がある。
今日はうちのグループは6人しかエスキスチェックに来ていないので、一人一人ゆっくり見て行く。
確実に進展している学生は一人。
ここまでエスキス出来るのなら、2週間前にここまで進めていれば、と思う学生が一人。
あとはみな手が動かない。
18:30前終了。
準備室で少し休んで、19:00前学校を出て吉祥寺シアターカフェへ向かう。
19:30から小劇場の勉強会。
今回初めて参加の方が一人。
日大の大学院生の修士論文に着いてと、先週末伊東さんたちが訪れた、川越の明治時代に建てられた鶴川座の報告。
21:30過ぎ終了。
みなは基地バーへ向かったが、エスキスチェックで頭が疲れていたのでお先に失礼する。
大和町に帰って、さらに一杯やりながら、ボケーとしながらサッカーのトーナメント一回戦のダイジェストを見ていたら、スペイン対ポルトガルのそれぞれの攻撃が凄い。
ダイジェストとは言え、目が離せない。
サッカーの後も、だらだら見ていたら、参議院選の比例区の政見放送が始まった。
みんなの党と日本共産党と公明党。
基地問題や外交問題について政見を話すのは、共産党のみ。
そして大差はあるがいずれも、経済的な成長が自明の理のような政見なのだが。うーん。
3歳馬
20100623
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。馬体が回復に向かい、動きにスムーズさも出てきた先週末、坂路でキャンター1300m2本に乗り込み量を増やしました。前へ前へという気持ちが旺盛。ハミ受けが不安定なために余計、ペースを調節するのが大変ですが、跳びの大きい走りで動き自体はまずまずです。馬体重は495キロ。次走についてはもう少し乗り進め、その後の状態を確認した上で調教師と相談します。
○ 2010/7/1
弁当を詰め、7:00過ぎ事務所。
スタッフが置いていった、NMOの模型と図面、KNH-2のスケッチを確認。
KNH-2のスケッチのスケッチを進める。
11:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
午後銀行に行き、西友で15cm羽の扇風機を970円で買ってくる。
以前入手したサーキュレーターは風切り音が大きいので、小さいものを探していた。
7月になったが、事務所はまだ、空調は入れていない。
NMOの家具の発注など。
その後もスケッッチ。
マイネルガンバ3日函館3R出走確定。
土曜日は忙しくなる。
○ 2010/7/2
今朝も弁当を詰め、落ち葉を掃き集め、7:00過ぎに事務所。
気をつけて落ち葉を掃いたが、何匹かの小さな蟻が落ち葉とともに集められてしまった。
キャロライナジャスミンの葉がどんどん伸びるので、内側の葉に陽が当たらなくなり、秋でもないのに葉が落ちてくる。
スタッフが置いて行った、KNH-2の模型を確認。
ずいぶんブラッシュアップされて来た。
10:00過ぎ、KNH-2のスタッフ打合せ。
スタッフと感じ方が違うのか、論議になる。
昼前まで話し、大きな方針を確認して終了。
やはり論議をすることは大事だ。
一人の中では簡単に完結してしまうことに、オルタナティブの発想が生まれてくる。
発語をすることで、自分の考えも思わぬ方向へ行ってしまうことを、どこまで自由に出来るか。
そしてそれをつなぎ止めるものはなにか、そこがものつくりの楽しさのように感じる。
14:00、元武蔵野大学のスタッフの中島さんが来所。
こちらの都合でお待たせしていた、ホームページの更新のレクチャー。
思ったより簡単に、我々の手で更新出来ることが分かる。
最後に更新内容をサイトで上書きする際の、サイト接続方法でつまずく。
いくつか試して見るも、うまく行かない。
中島さんが自宅のウィンドウズでやった時には問題なかったので、再度確認して連絡をもらうことにして、16:30過ぎ終了。
ものつくり大学の齋藤君に、コンビニでビールと軽いつまみを買って来てもらい、飲みながらOZONEの5人展(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)
に出展した、「2000万円で鉄筋コンクリートの家を建てる」と言う主旨の、e-house-Projectの今後の告知方法について相談。
中島さんの今後の展開を伺い、協力関係が作れることを確認。
18:00に終了。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、3日(土)、阪神1Rの芝1200mに和田騎手で連闘します。前走を使った後も目立つ疲れは感じられません。火曜日からなみあしでの運動を行い、水曜日にはプールも併用するように。木曜日からは坂路1本を駆け上がっています。今回の連闘については、水曜日の想定段階で5頭しか出馬を表明している馬がおらず、同馬の体調や距離への適性等も含めて総合的に判断したものです。結果的に7頭立てになりましたが、有力視されるビッグスマイルと勝ち負けの争いをして欲しいと願っています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、3日(土)、函館3Rのダート1700mに丹内騎手で出走します。転厩緒戦を叩かれて、さらに調子が上向いている印象です。水曜日の追い切りでは前半で物見をしていたものの、4コーナーで気合いを付けると自ら行く気を見せて併せた相手を抜かせませんでした。跨がった調教厩務員は「前走より体が減っているかもしれないが、それは引き締まったもの。歩様も良いし、何より覇気があるのが良い。集中して走ってくれれば勝ち負けをしてくれると思っている」と手応えを掴んでいるようでした。前走掲示板の馬が6頭と厳しいメンバーですが、こちらも上積みがあると見ています。
○ 2010/7/3
昨晩は23:00から、オランダvsブラジル戦を見ようと思っていたが、DVDに録画しておいたドキュメンタリーを見始めてすぐにギブアップ。
チェ・ミキが授業から帰って来ている気配で目を覚まし時計を見たら、23:50。
サッカーを見ている音が聞こえたが、眠さに勝てずに、そのまま寝つづける。
7:00に事務所。
ここ二三日はこの時間は湿度も高くなく、気持がよい。
ラフィアンのホームページを確認したら、なんとマオも出走とのこと。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と模型を確認。
スケッチを続ける。
10:30過ぎ事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
阪神1Rのマイネマオの馬券を買って、発送を待つ。
阪神は雨で芝も重。
10:20、レーススタート。
スタートは悪くないが、その後勢いがつかない。
7頭立ての小頭数のレースで、先頭集団から少し離れた5番手を進む。
4コーナーを回って直線、3番手まで上がり、そこからさらに伸びるかと思ったが、先頭の2頭が上手で、少し離れた3着。
函館3Rのマイネルガンバの馬券を買って、事務所に戻る。
KNH-2のスケッチ。
13:00過ぎ、事務所を出て座・高円寺へ。
今日は青蛾館「青ひげ公の城」(http://mb.minx.jp/seiga)のマチネ公演の後、鹿野さんが360度写真の撮影をするので、それに便乗して、招待頂いた。
ロビーで鹿野さんと落合う。
13:30過ぎ開場、14:00開演。
「青ひげ公の城」作・寺山修司は1979年にパルコ劇場で天井桟敷に依って初演された。
そのときに見ており、芝居がすすむにつれ、思い出して来た。
今回の公演はこの「青ひげ公の城」を中心に、岸田理生さんの映画シナリオ『悪徳の栄え」が劇中劇として構成されている。
休憩なしの2時間の芝居。
ラストの主人公の長台詞はまさしく寺山修司。
終演後、青蛾館座長の野口さんの司会で、美術の宇野さんなど3人によるトークショウ。
17:00前に終了し、ソワレの準備の間に宇野さんや直子さんも立ち会って、慌ただしく撮影。
しばらく野口さんと話し、18:00に鹿野さんと劇場を出て、大将3号店へ。
しばらくしてチェ・ミキも来て、一緒に飲む。
21:00前、お開き。
帰って、アルゼンチンvsドイツ戦を見ようと頑張っていたが、開始3分、ドイツの先制点の次点で、すでにテーブルで爆睡。
2歳馬
マイネマオは、3日(土)に阪神1Rに出走し、3着でした。
From RaceCourseのコメント
和田騎手「前走を使って気持ちが乗っていた今回はハミをしっかり取っていた。少しちょこちょこした感じの走り。だからテンにすっと行けないのかな。上手というほどじゃないが、きょうの馬場でものめらずに走れていた。ダートの方が良いタイプかも」
3歳馬
マイネルガンバは、3日(土)に函館3Rに出走し、8着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「いい位置が取れたが3コーナーから集中力を欠いた感じ。砂を被るのを嫌がっていた。前がクリアな位置で終始自分のペースで走れる競馬がいいのだと思う」
○ 2010/7/4
8:00過ぎに起き出して、今日大和町に来客があるので、テーブルまわりを片付ける。
この芝居で高橋ひとみさんがデビューし(たように記憶している)、美加理さんの名前もある。
夫人たちには、ピーター・亀渕友香・そして新高恵子のそうそうたるメンバーだった。
10:30過ぎ、高円寺へ買い物に。
午後は、KNH-2のスケッチ。
16:00、チェ・ミキと近くの空き家を拝見しに。
チェ・ミキの飯田橋の学校の同僚の先生のご主人の実家で、取り壊しを待つ状態。
今日は、処分してしまう食器などを物色させて頂くために、開けて頂いた。
聞くところに依ると、70年以上前に建てられ、戦災を受けておらず、その当時は高円寺の駅まで見通せたらしいという。
障子に縁側の良い佇まいだ。
中を一通り拝見し、まとめてあった食器や小さな指物を拝見し、いくつか頂くことに。
その後、同僚の先生が大和町に。
しばらく話していたが、夕食の時間なので、迎えに来てもらうご主人も呼んで、食事をすることに。
我々は飲んで、お酒を飲まないお二人はお茶で、買い物をしておいた有りもので簡単な食事を準備し、飲みながら話す。
ユニークな経歴で、面白いお二人で、いろんな話しをして、21:00頃、お開き。
○ 2010/7/5
7:00に事務所。
KNH-2のスケッチを見直す。
10:00スタッフが来たので、清掃後打合せ。
しばらくしたら、NMOの改装の見積がメールで届いたので、チェック。
NMOのクライアントと連絡をとり、減額項目をスタッフと打ち合わせ。
15:00、事務所を出て、銀行などに寄って、三鷹の改札で鹿野さんと落合う。
今日は建築施工法の授業で、鹿野さんに「ヴァーチャル・リアリティによる現場の記録」(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)と言うタイトルで、特別講義をしてもらう。
その講義に、VR仲間の方が一人参加。
バスで武蔵野大学へ向かい、準備をして、16:20から授業開始。
鹿野さんを紹介して、先ずVRの画面を幾人かの学生に実際に体験してもらい、徐々に建築の話しに。
授業最後に、 VR仲間の方が、教室を撮影。
ホームページにアップすることを告知して、終了。
教室のカーテンを開けたら、外は真っ暗。
外に出たら、激しい雨。
しばらく屋根下で待機していたが、少し雨脚が弱くなったので、バスてまで移動して吉祥寺に。
吉祥寺の居酒屋で、3人でお疲れの一杯。
吉祥寺シアターに仕事出来ていた小池さんも途中から参加。
VRの話しや、これから目白押しの、見たい芝居の話しで盛り上がる。
21:00過ぎに、お開き。
○ 2010/7/6
7:00に事務所。
曇っていた天気は、雨に変わったり、晴れになったり、コロコロ変わる。
スタッフが置いて行ったKNH-2とHMOの資料の確認。
溜まってしまっている日報を書く。
昨日書店に立ち寄ったら、「せりふの時代」(http://www.shogakukan.co.jp/magazines/detail/_sbook_1567708110)に唐さんの新作が掲載されている。
手に取って見ていたら、これまでの掲載戯曲リストがあったので、はて、と思ったら、休刊のお知らせがあった。
10:00スタッフ打合せ。
昼頃豪雨とのニュースもあったが、この辺りでは降って来なかった。
鳥越さんから、来週月曜の小劇場の勉強会での、青山学院大学の学生の発表について相談の電話がある。
午後、amazonで注文した、「ヴァレリオ・オルジアティ」の作品集(http://www.amazon.co.jp/Valerio-Olgiati-Laurent-Stalder/dp/303761031X/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=english-books&qid=1278396826&sr=8-1)が届く。
不勉強でこの建築家のことは知らなかったが、ひょんなことから情報を得て、ネット検索をしたらとても良さそうなので、一か八かで注文。
梱包を解き、その本魅力に一発でまいってしまう。
もちろん建築作品が素晴しいのは言うまでもないが、その造本がもう既に素晴しい作品になっている。
本好きには溜まらない。
嬉々としてスタッフに紹介する。
大好きな、スティーブン・ホールの「WRITTEN IN WATER」と、ベストワンはどっちだ、と迷う。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。体に幅がないタイプでそれほどパワーは感じられませんが、前肢がスムーズに出ていて「良い走り」と育成主任が評価します。すでに体は仕上っている状態で、もう強い追い切りは必要ありません。入厩まで状態を維持するように乗り込んでいきます。厩舎の馬房の都合にもよりますが、いまのところ18日(日)に函館競馬場へ入厩することで佐々木師と打ち合わせています。
○ 2010/7/7
弁当を詰め、7:30前に事務所。
気温は低いが、蒸している。
そうか、今日は七夕か。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面を確認。
ぐっとブラッシュアップされた。
そこにさらにスケッチを加えて行く。
10:00、スタッフ打合せ。
NMOの連絡事項。
13:30事務所を出て、銀行や郵便局に寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
他大学院生のショートレクチャーの後、エスキスチェック。
第2課題も今日と来週の2回でエスキスチェックは終了。
10人の学生を見るも、皆進みあぐねている。
あと2週間でどこまでまとめられるか。
18:45、全員のエスキスチェックを終え、すぐに学校を出て、新宿梁山泊の稽古場へ向かう。
「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)の打ち上げが、19:00から始まっている。
19:45到着。
20:00から大入り袋を配りながら、キャストスタッフの一人一人がお疲れの挨拶。
女優陣の歌や、中山ラビさんの歌もあり、盛り上がる。
23:45、まだ宴は続いていたが、お先に失礼して稽古場を出る。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。馬体も少しずつ回復してきて、疲れがだいぶ抜けました。この中間からは15−15ペースも週2度のペースで織りまぜています。スタッフは「後肢の動きがスムーズになってきて、スピード感はないものの大きなフットワークで推進力のある走りをしている」と評価していました。この調子なら週末か来週あたりから追い切りを課していけるでしょう。馬体重は先週から1キロ増の496キロ。
○ 2010/7/8
さすがに疲れて、8:00に事務所。
下巻の半分近くまで行った、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)が佳境に。
オウムの話しが中心になってくる。
「1Q84」に続いて「太陽を曳く馬」を読み進むと、「邪宗門」高橋和己著(http://www.amazon.co.jp/邪宗門〈上〉-朝日文芸文庫-高橋-和巳/dp/4022640049/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1278550631&sr=8-1)を再読したくなって来た。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と模型を確認。
10:00スタッフ打合せ。
NMOの再見積が出て来たので、チェックと、納まりのスケッチ。
工事スケジュールなどの確認連絡。
図書館にリクエストの本をピックアップに。
今日は久しぶりに晴天。
15:30、NHOの工務店が、鍵をピックアップに来所し、簡単な打合せ。
KNH-2の50分の1の模型の型紙を作り始める。
グッとリアリティが増す。
○ 2010/7/9
昨晩はゆっくり休み、体力復帰。
7:00過ぎに事務所。
KNH-2のアイディアが浮かび、スケッチ。
構造的な方針もみえて来て、さらにブラッシュアップ。
そのアイディアをスタッフが置いていった図面に展開。
10:00スタッフ打合せ。
昨晩、「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)は高村さんの「大審問官」(@「カラマーゾフの兄弟」)なのだ、とフと思った。
午後もスケッチ。
16:00過ぎ事務所を出て、浅草の唐ゼミ(http://redg.info/~karazemi/)のテントへ向かう。
浅草に降りると凄い人。
浅草は平日でもこんなに混んでいるのなら、観光地として凄いポテンシャルを維持しているのだな、と思って仲見世を行くと、今日明日はほおずき市だった。
四万六千日(今日明日お参りすると、46,000日すなわち126年分お参りしたことになる)にあやかって、参拝。
少し雨が降り始める。
花屋敷裏の唐ゼミのテントで、鹿野さんと落合う。
音が近隣の方々の迷惑にならないように、21:00で終演するよう、18:00から芝居は始まる。
テントに入ると、雨脚が強くなって来た。
「蛇姫様ーわが心の奈蛇(ナジャ)」作・唐十郎 演出・中野敦之が定刻開演。
途中休憩2回の3時間10分の3幕の大作。
周期的にテント幕を叩き付ける雨の音が強くなる。
始めはその音も気になっていたが、唐さんの言葉に引き込まれていくうちに、全く気にならなくなる。
途中花道が河のようになり、花道脇に座っていたので、役者が花道から登退場する水飛沫でびしょぬれになる。
激しい雷雨も3幕めに入ると、音を沈め、何かに取り付かれたような舞台が、ちょっと押して21:20終演。
テントで一杯頂き、23:00過ぎ、鹿野さんと一緒にお先に失礼する。
「ベンガルの虎」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/bengaru10/bengaru.htm)「蛇姫様」と、立て続けに唐さんの3幕芝居を見て、気持が高ぶる。
大和町に帰ってからも、その高ぶりが納まらず、「唐組 状況劇場全記録」(パルコ出版http://www.book-oga.com/wimages/karagumi.html)を取り出して来て、1977年の芝居だと言うこと確認。
71年の「吸血姫」から始まる、壮大な3幕ものの系譜の中の一本だ。
小林薫さんに当て書きされた役が凄い。
興奮覚めやらず、1:30過ぎ床につく。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、先週のレースは一歩前進の3着でした。前さばきに若干の硬さがあります。テンにすっと行けないのはそのあたりも影響しているのかもしれません。阪神競馬場からトレセンに戻り、8日(木)に坂路入りを再開しました。次走は新潟3週目のダート1200mの予定。出馬投票するために必要な馬房が確保できない可能性があり、その場合は小倉3週目のレース(距離については未定)に回ります。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、レース後も函館競馬場に滞在しています。8着だった前走はいくらかメンバーが強かった印象。気を抜く面も見受けられ、残念ながら入着を外しました。優先権を外してしまったとはいえ、いまは間隔を空けなくても出走できる状況です。中1、2週で次走に臨めるでしょう。ジョッキーと現地の調教厩務員から進言があり、ブリンカーを試してみることになりました。
○ 2010/7/10
8:00に事務所。
今日はよい天気だ。
湿度もそこそこで気持がよい。
スタッフが置いていった図面と模型を見て、矩計りのスケッチを行なう。
模型の写真を外で撮って、スケッチ。
13:00過ぎに事務所を出て、神楽坂のシアター・イワトへ。
MODE「変身」原作:カフカ 構成・演出:松本修(http://www.theatre-iwato.com/archives/henshin/)。
「MODEはオトナに観てもらいたい。MODEはコドモには観てもらいたくない。」のキャチフレーズのMODE。
唐十郎さん系列とはまた違う、もう一つの好きな系列の芝居。
「わが町」や「ガラスの動物園」など、昔から好きで、観続けている。
14:00開演。1時間40分の一幕芝居。
細長いシアターイワトの空間に設えられたセットと客席が近く、舞台面が高く、独特の劇場空間が出来上がっている。
芝居が始まると、象徴的なザムザの変身のシーンが。
ベットから12本脚の生き物が這い出て、セット真ん中にあるドアが紗幕で、その向こうにザムザが立っていて、ドアを開けると生き物は向こうの部屋のドアからでて行く。
その後の芝居は、手前の部屋と向こうの部屋を仕切る、紗幕のドアとそのドアを支えるフレームが立ったまま進められる。
良く練られた構成と演出と演技を堪能。
その後、いくつかの雑務を片付ける。
○ 2010/7/11
7:00過ぎに起き出し、今日の結婚式の準備。
8:00前に参議院選挙の投票に。
8:30過ぎ、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」を見て、服を着替えて、9:15大和町を出る。
本当に久しぶりに、シャツと上着で出掛ける。
湿度がそれ程高くないので、まだやり過ごせる。
今日は武蔵野大学の一期生で、妊娠して退所した事務所の元女性スタッフの結婚式。
10:00過ぎ、大宮に到着。
結婚式場の送迎バスに乗り、武蔵野大学の水谷先生と落合う。
11:00に結婚式場に到着。
住宅街の中に、様式建築を模した建物が何棟か並ぶ。
武蔵野大学の一期生が受付を行なっている。
その他にも同級生がいて、久しぶりに話しをする。
11:30過ぎから、ガーデンで人前結婚式。
一通りのセレモニーが終了し、12:00から祝宴が始まり、料理とお酒を頂き、15:30お開き。
水谷先生と送迎バスで大宮まで戻り、どこかでもう一杯との話も出るも、早く着慣れないシャツを脱ぎたくて失礼して、池袋で別れ帰路に着く。
大和町に戻り、しばらくしたら激しい雨と風になる。
お幸せに。
○ 2010/7/12
朝、雨は降っていないが、嵐のような雲と風。
風で散らかった落ち葉を掃き集めていたら、蚊に5カ所も喰われてしまった。
7:00に事務所。
日報を書いてアップ。
ズタッフが置いていった図面と模型を確認。
ネットニュースに、つか こうへいさんの訃報が。
この間は井上ひさしさんの訃報、時代が変わっていく前兆のように感じる。
建築施工法の最後のまとめの授業の準備の確認。
10:00、スタッフとKNH-2の打合せ。
論議になり、気がついたら11:45。
NHOの模型や図面の準備をして、12:00過ぎ事務所を出て、昼をとってNMOの現場へ。
予定より早く着いたが、現場の部屋へ行ってみたら、工務店とクライアントが既に来ていた。
早速模型を取り出し、説明。
現場は床を剥がしたり、クロスを剥がす解体工事が終了した状況。
コンセントや照明の確認を来ない、仕上げや納まりの確認打合せ。
14:45終了。
井の頭線経由で吉祥寺に出て、バスで武蔵野大学へ。
ちょっと早いので、図書館で雑誌を見て時間をつぶす。
16:20から建築施工法の最後の授業。
後は再来週にレポートを提出してもらい、完全に終了。
建築の生産に中心を置き計画を行なう、有名な5人の建築の創造者に着いて話すも、誰も一人も知らない。うーん。
最後に、イームズ夫妻の「Powers of ten」(http://www.assiston.co.jp/?item=804)を上映して、授業終了。
メールで空間造形3のエスキスチェックをして欲しい、と連絡して来た学生のエスキスチェックを行ない、18:00過ぎ学校を出て、渋谷のシアターワークショップへ向かう。
19:00ぎりぎり着。
今晩は、青山学院大学の鳥越ラボの学生たちが、今年の「Scape Works百軒店」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)でのイベントの案を発表し、ブレストを行なう。
前回から、新たなメンバーも加わり、少しずつ動き出した。
いろんな意見が飛び出し、22:00終了。
鳥越さんと鹿野さんと帰路に着く。
○ 2010/7/13
今朝も枯れ葉を掃き集めたが、蚊には注意していたのだが、やはり2カ所喰われていた。
7:00に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2のスケールが上がった模型を見ながら、スケッチ。
10:00、構造事務所が来所。
KNH-2の打合せ。
11:45終了。
13:00過ぎ、スタッフとKNH-2の打合せ。
話しているうちに、2階の構成が展開していった。
とりあえずの方針をまとめる。
建築施工法の雑務と、スケッチを続ける。
空間造形4の第2課題のコンセプトスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、13日(火)、朝の馬体チェックの際、右前肢の球節と右の後ヒザのあたりに外傷が見つかりました。傷腫れになりかけており、痛みもあるようです。寝起きの際にバランスを崩して、馬房内でぶつけた可能性が高いものと思われます。入厩の予定は白紙となり、しばらく経過を観察することになりました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。前向きな馬で、すぐやる気になってしまうタイプ。調教を始めてまだ2週間程度にもかかわらず、現在はすでにハロン15〜16秒ペースで駆け上がっています。馬体重は499キロ。まだ腹周りに余裕が見られるものの徐々に絞れてきています。育成主任は「強い負荷をかけていって息遣いがしっかりしてくれば、早めに競馬を使えそう」と述べていました。
○ 2010/7/14
昨晩は外に出ると、半袖では寒いくらいだった。
今朝もそれ程暑くない。
7:00に事務所。
NMOについて工務店と電話連絡。
スタッフが置いていった、昨日の打合せを反映したKNH-2の2階の図面を確認。
建築施工法の雑務。
昼頃になり、気温が上がって来たら蒸して来た。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形3の授業。
来週は第2課題の提出。
エスキスチェックも最後。
11人の学生たちのエスキスチェックを行なうも、ほとんどの学生が先週から進んでいない。
ともかく、少しでも前進するようにアドバイスを行なう。
19:30過ぎ、全ての学生のエスキスチェックをやり終える。
なんだか、非常に疲れる。
20:00前に学校を出る。
後一週間、頑張ってもらいたいものだ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。ここにきて調子を上げている一頭。好調時の状態には及びませんが、四肢の運びがずいぶんスムーズになり、この中間には単走で4ハロン55秒の追い切りを2本消化しました。ここまでくれば入厩できる状態に整うまでそう時間はかからないでしょう。馬体重は先週から4キロ増の500キロちょうど。
○ 2010/7/15
昨日の疲れが残っていて、少しゆっくり、7:45事務所。
今朝もそれ程暑くない。
天気予報もやっと梅雨明けしそうな感じになって来た。
スタッフが置いていったKNH-2の50分の1の模型を確認。
このスケールになるになると、かなり情報が増える。
一昨日のスタッフとの論議から展開した案は、魅力的な新たな様相を見せ始めた。
10:00、スタッフ打合せ。
明晩のクライアント打合せの方針を確定。
昨日の空間造形3のエスキスチェックで、言い忘れたことがある学生にメールでアドバイス。
14:00、以前武蔵野大学のTAをやってくれた、法政大学の大学院生が来所。相談ごと。15:00終了。
買い物に外に。
中杉通りのケヤキの木陰で、風が通ると気持がよい。
マイネルガンバ17日函館3R出走確定。
○ 2010/7/16
晴れ。
いよいよ梅雨明けか。
7:45事務所。
9:00過ぎ事務所を出て、NMOの現場へ。
大工さんと細かい打合せ。
11:30終了し、事務所に戻る。
15:00前、ギャラリー街道リボン(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
外は完全に夏だ。
「小松崎健一写真展「日本線」どこまでも道に沿って」の小松崎君を、ユウコさんが紹介してくれた。
23歳と若い。
彼が徒歩で日本一周する間に、尾仲さんに時々送り、ホームページにアップされた手紙を読んでいた。
入り口に貼ってある、歩いたルートを赤線で記した日本地図に、先ず感動。
きれいに日本列島の輪郭になっている。
写真も荒っぽいし、展示の仕方や地図のルート線も荒っぽいが、何だか分からずその事実に魅せられる。
ほとんど野宿だったとのこと。
自分には出来ない。
少し話し、事務所に戻る。
KNH-2のコンセプトスケッチを試みているが、なかなか収斂しない。
18:30前事務所を出て、竹橋の国立近代美術館「建築はどこにあるの?7つのインスタレーション」(http://www.momat.go.jp/Honkan/where_is_architecture/index.html)へ。
オープン当初は話題の展覧会だったが、会期が長いからか、最近はあまり話題に上がらないように感じる。
遅い時間だから、と言うこともあるのか、観客もまばらでゆっくり見れる。
あくまで個人的な感想だが、建築に元気がなくなっているのでは、と言うのが素直に思ったことだった。
常設展に、多分この企画展を意識して展示されたのでは、と思われる、本ではよく見ていたゴードン・マッタ クラーク(http://www.new-york-art.com/old/Mus-Whitney-Gordon.php)の映像作品があった。
初めてその作業の映像が見れて、その暴力的だが見るものの意識をこじ開けていくような作業映像に、演劇的な祝祭性を感じた。
そのようなワクワク感が、企画展には感じられなかったので、よりそう思ったのだろうか。
20:50、駅でスタッフと落ち合い、KNH-2のクライアント宅へ。
21:00から打合せ。
今週スタッフと論議に論議を重ね、これならと思えるところまでブラッシュアップされたプランを説明。
最初は前回のプランからがらっと変わった空間構成に無言だったクライアントも、次第にその良さを理解してくれ、最後は構成としては何も言うことがない、と気にいって頂き、23:30前打合せ終了。
駅前の居酒屋に入り、スタッフと良かった、とお疲れの一杯。
0:30、終電になるので帰路に着く。
元気のある住宅にしたい、と思った一夜。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路1本のメニューを主体に乗り込まれています。再来週のレースを目指していることもあり、この中間は普通キャンター中心のメニューで、目に見えない疲れも取ってしまいたいと考えています。来週から追い切りを再開し、馬房さえ確保できれば新潟3週目のダート1200mへ。確保できない場合は同じ週の小倉、芝1800mを目指します。宮本師は「連闘したが幸い目立つ反動はなかった。パワーが感じられるフットワークだからダートは良いと思うし、距離も1200mよりは延びた方が持ち味が活きそう」と話していました。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、17日(土)、函館3R・ダート1700mに出走します。今週の追い切りは丹内騎手が騎乗してダートコースで6ハロン85.3秒。中1週なのでこの程度で十分でしょう。ブリンカーを試してみましたが、着けない場合と特に変わりはありませんでした。マイナス効果はなかったので、レースでも視界を遮る馬具を使用する予定ですが、ブリンカーは砂がたまって馬が気にしてマイナスになる恐れがあることからチークピーシーズを使用することになりました。担当の厩務員は「獣医が心臓の打ち方が前回よりもいいといっていた。太りやすい体質に考慮して長い距離を乗っている効果だと思う」とコメントしていました。
○ 2010/7/17
8:00に事務所。
今日はKMHの雑誌取材。
暑いがよい天気になって良かった。
武蔵野大学の学生から、空間造形のエスキスチェック依頼のメールが来ていたので、アドバイスを書いて返信。
10:30前事務所を出て、立川の場外馬券売り場へ。
立川は初めてだが、ゆったりしていて居心地が良い。
函館3Rのマイネルガンバの馬券を買って、発送を待つ。
11:40、発送。
スタートよく先頭集団に着け、4コーナーを回って伸びて欲しかったが、後続の馬にかわされ、7着。
1着の馬のタイムは1.47.8(ダート1700m)なので厳しい。
丹内騎手「自分の時計では走っているのだが、もうワンパンチ欲しい。チークはなくてもよいと思う」
その脚で、2007年に竣工したKMHへ。
11:00から「住まいの設計」(http://www.sumainosekkei.jp/sumainosekkei.php)の9・10月号の取材が始まっている。
梅雨もあけたような天気で良かったが、暑い。
12:30到着。
編集者からカメラマンとライターの方を紹介され、撮影の邪魔をしないように取材を受ける。
今日はKMHのクライアントがテラスのバーベキュースペースで、いろいろなもてなしをしてくれるところを取材するのが、メイン。
13:30過ぎには、担当した元スタッフや、現在のスタッフ、イラストを描いてくれた方、クライアント妹さん夫婦が次々みえる。
クライアントのご主人も、クライアント妹さん夫婦のご主人も競馬ファンで、今日のレースの方くなど諸々、競馬話しで早速盛り上がる。
14:00過ぎから、テラスの炭火コーナーで、串刺しにされた鮎が焼かれ始める。
まるでいろり端のよう。
途中でチェ・ミキも来て、その後もスモールコーンや岩牡蠣など沢山の料理が。
一通り取材を終えた取材陣も、飲み会に参加。
昨晩が遅かったこともあり、途中で凄く眠くなり、リビングの床に寝てしまった。
気がつけば、片付けに入っている。
朦朧とした中でお別れをして、駅でそれぞれの方向に別れるも、電車の中でも目が開かない。
遅くはないと思うが、一体何時だったか、定かでない。
気がつけば、大和町の床で眠っており、3:00過ぎに気がつきベットへ。
ごちそうさまでした、そして、いやはや失礼しました。
○ 2010/7/18
8:00過ぎに起き出し、いつものように「ようこそ先輩 課外授業」を見るも、調子が今一。
今朝早く、チェ・ミキは韓国へ出かけていったので、今日は一日だらっと過ごすことに。
午前中買い物に行き、昼は久しぶりに、タマネギ沢山のカツ丼を作る。
二日酔い気味のとき、汁の多いカツ丼が食べたくなる。
洗濯をしたり、昼寝をしたり。
夕食は、ともかく食べたいものを作ろうと、これも久しぶりのマカロニサラダと後一品。
○ 2010/7/19
8:00前に事務所。
NMOの書棚に着いての、クライアントからの返信が来ていたので、スケッチを加えて、工務店へメール。
西荻の父に電話して、夕方行くことにする。
土曜日の取材のカメラマン、キッチンミノルさん(http://www.kitchenminoru.com/)が、飲み会の時に話した写真集「多摩川な人々」(http://www.amazon.co.jp/多摩川な人々-キッチン-ミノル/dp/4902744503/ref=sr_1_1?s=books&ie=UTF8&qid=1279504621&sr=1-1)を早速送って来てくれたので、お礼のメール。
日報を書いてアップ。
雑務など。
窓を開けて、風を入れて過ごしていたが、午後になりさすがに暑さに負け、空調を入れる。
22日の馬主会の予習をするも、それで良い馬を見抜けるのなら、容易いのだが。
16:30過ぎ、事務所を出て阿佐ヶ谷で買い物をして、西荻窪の実家へ。
母の認知症は相変わらずだが、暑さのせいか疲れている様子。
今日は憎まれ口を叩かないので、素直で父ともゆっくり話せる。
ビールを飲み食事をしながら、今後のことを話す。
19:00過ぎ、実家を後にする。
駅のホームに行くと、歳をとったお母さんに娘さんらしきが、今日は休日だから快速は止まらないの、と何度も話している。
一人暮しをしているお母さんは、これから家に帰るのだろうか、いつもと電車が違うので、娘さんらしきは心配で途中まで行くようだ。
電車に乗って、やっとお母さんは、「ああ今日は各駅停車なのね」、と理解した様子。
おでこを押さえ「頭が、よく分からなくなって」、と先ほどまで一緒だった母と同じ仕草と言葉。
その後も娘さんらしきは、一緒に暮らせないことを一生懸命話していた。
○ 2010/7/20
7:45事務所。
急に暑くなったからか、何だか怠い。
NMOの連絡事項いくつか。
机と打ち合わせテーブルまわりの整理。
合わせて、エスキススケッチなどを時系列にまとめる作業。
14:00、鹿野さんに紹介してもらった方が来所。
KNH-2の打合せ。
15:30過ぎ、銀行などに行くため外に出たら、阿佐ヶ谷駅前で大久保鷹さんとばったり。
鷹さんとは久しぶり。
鷹さんは近くに知り合いが開いたお店に来た、とのこと。
ちょっと立ち話をして別れる。
夜になって、NMOの工務店からのファックスや、その他連絡事項が入りちょっとバタバタ。
スタッフとNMOの返信の打ち合わせなど。
○ 2010/7/21
昨晩も暑く、夜中に何度も眼が覚める。
7:00に事務所。
KNH-2の構造スケッチ。
10:00諸々に着いて、スタッフ打合せ。
11:00過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形3の第2課題、12:10に提出が締め切られ、製図室に並んだ図面と模型を見て回る。
13:00から講評会。
一人3分、3人一組で発表後、先生方の講評が行なわれる。
途中休憩を2回入れ、34名の発表と講評が終了したのが、19:00過ぎ。
最後の方は頭に酸素が回らなくなったように、呆然とする。
アシスタントの他大学院生と先生方の言葉があって、19:45終了。
20:00過ぎに、水谷先生、アシスタントの学生たちと学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
打ち上げの一杯。
遅れて伊藤先生や学生たち、職員の手塚さんや小松さんも参加。
飲みながら講評が続き、空間造形4の話しや、先日梁山泊の「ベンガルの虎」を見に来てくれた学生たちと演劇映画等諸々に着いて話しが盛り上がる。
気がつけば閉店の0:00。
0:15、吉祥寺駅で解散。
お疲れさまでした。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。先週木曜日の調教後に右後肢を跛行するトラブルがあって2日間休ませましたが、原因こそ不明ながらすぐに回復したため騎乗を再開しました。週末は軽めのペースで様子を見ていましたが、その後動きに違和感などはなく問題がなさそうなので今週からはハロン17秒を主体とした坂路2本のメニューに戻しています。再びペースを上げるなどして8月上旬の入厩を目指します。馬体重は508キロ。
○ 2010/7/22
昨日から風邪気味で、昨日の疲れで、起きられず8:45事務所。
早速、夏風邪を引いてしまった。情けない。
NMOの連絡事項何度か。
今日から、以前武蔵野大学のTAをやってくれた法政大学の大学院生が、来てくれる。
10:30、その学生も交え、KNH-2のスタッフ打合せ。
昨日の空間造形3の第2課題と第1課題を見比べ、学生の個性を確認する。
午後、銀行振り込みなどで出かけたついでに、久しぶりに中杉通りの古書店・銀星舍へ。
以前ご主人に高村薫さんの本のことを話した。
図書館に行ったとき、これと言う本がなく、その話しを思い出し借りた「マークスの山」が期待以上に面白く、今3冊めだ、とのこと。
その3冊めは「リビエラを撃て」。
これは一押しの小説。
そんな話しをしばらくして、事務所に戻る。
17:30過ぎ、事務所を出て新宿で馬主会の桐山と落ち合い、近くのビアホールへ。
今年度の募集馬に着いて話す。
既に募集は始まっており、とりあえずの人気馬は満口になってしまっているので、ゆっくり情報を見ながら、2次募集を含め検討することに。
その他近況報告。
20:30お開き。
大和町に帰って、録画しておいた高校野球の西東京予選の準々決勝の試合を見る。
母校・早大学院がなんとベスト8に残っている。
今日はシード校との対戦。
勝利はあまり期待できず、良い試合になれば、と思って見ていたら、ピッチャーがとても良く、スクイズで入れた1点を守りきりベスト4に進んだ。
録画なのに、最終回を三者凡退に収めた瞬間、「ヨシッ」と拍手をしてしまう。
マイネルガンバ、函館2R出走確定。連戦だ。
○ 2010/7/23
夏風邪で鼻がつまり、明け方に目が覚めたら、喉がムズムズし咳が続けて出て、眠れなくなってしまう。
少しゆっくり起きて、8:00前に事務所。
高校野球の西東京予選の日程を調べたら、明日12:30から神宮球場で、早大学院vs早稲田実業の準決勝。
野球が好きな西荻窪の父に電話すると、ちゃんと知っており、中継を見ているとのこと。
明後日が一級建築士の学科試験なので、火急の作業もないので、今日はスタッフを休ませる。
スタッフが置いていったKNH-2の模型を確認。
写真に撮って、スケッチ。
銀行に行ったり雑務いくつか。
14:00、中島さんが来所。
自分たちでも出来る、ホームページ更新のアプリケーションのインストール終了。
ずいぶんさぼっている、ホームページの更新を少しずつやっていくつもりですので、ちょっとご期待下さい。
その後もスケッチを続ける。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。前走後初めてとなる21日(水)の追い切りは58.5秒のタイム。馬体に異状はありませんが、連闘したことを考慮して念のためにテンをセーブする内容となっています。宮本師は「馬は元気ですよ。食欲がとても旺盛。スタッフの顔を目にするといなないてねだってくるくらい」と話していました。出馬投票するために必要な馬房が確保できれば、来週の新潟のダート1200mを使う予定。無理であれば小倉の芝1800mに向かいます。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、引き続き、函館競馬場に滞在中。函館での3戦の走破タイムの差は0.3秒以内に収まっています。丹内騎手があきらめずに追ってくれていることもあり、道中のペースにかかわらず安定して走れる点は評価できますが、勝ちきるにはややパンチ不足の印象です。今開催の後半くらいから出走頭数が多くなってくる可能性があり、ダメージもないことから連闘で24日(土)、函館2R・ダート1700mに出走します。今回はチークピーシーズをはずす予定です。
○ 2010/7/24
昨晩、テレビでやっていた「となりのトトロ」を見る。
アニメは苦手で、「火垂るの墓」しかダメだったが、以前やはりテレビで「もののけ姫」を見て、アニメでしか出来ない世界が展開されており、捨てたもんではないな、と感動した。
「となりのトトロ」は、テーマは良いのだが、実世界と子供たちとトトロの世界が、完全に別れてしまっており、話しが都合良く進むのが今一だった。宮沢賢治の「どんぐりと山猫」のように、子供たちとトトロの世界にも、なんらかのエピソードがあれば、もっとそちらの世界にもリアリティが出て、話しに深みが出たように思うのだが。
もしかしたら時間の関係で、かっと編集されているのだろうか。
しかし、寅さん亡き後、盆暮れの映画と言えば、ジブリになりつつあるのでは。
8:00に事務所。
連絡事項いくつか。
10:30前事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
マイネルガンバが連戦。
馬券を買って、2Rの発送を待つ。
11:10、発送。
スタートよく、先頭集団に着き、4・5番手を走って行く。
4コーナーを回って少し置かれていってしまうも、ゴール手前で巻き返して来て、4着。
1.49.3のタイムは今までと変わりない。
先頭の馬が1.48.5だから、もうひとつ変わり身がないと、未勝利脱出は厳しいか。
場外馬券売り場を出て、神宮球場へ向かう。
母校の早大学院が高校野球西東京予選の準決勝に進んでいるので、応援に。
ベスト4に進んだのは、50年ぶりくらいとのこと。
球場に近づくと、沢山の人が。
外野から内野方面に向かうと、球場の回廊下の日陰で、学院の選手がウォーミングアップをしている。
バックネット裏から球場に入ると、第一試合がまだ7回で、その試合の応援の観客と次の試合の観客がだぶっているのでほぼ満席。
1塁側のスタンド上部に席を見つけ、早速ビールを買いにいき、昼をとりながら第一試合を見る。
日大鶴が丘vs日大三高の兄弟校対決、
見始めた時点では、三校がリードしていたが、途中で鶴が丘が逆転。
しかし、三校が同点に追いつき、延長戦。
両校ともスコアリングポジションまで毎回のように進むのだが、決め手が出ない。
14回表に入れた1点を、鶴が丘が守りきり、14:10日大鶴が丘の勝利。
10:00試合開始だから、4時間以上の試合。
早大学院vs早稲田実業の試合開始予定時間は12:30だったので、大幅に遅れて、14:50試合開始。
早大学院のエースが、早実のバッターを警戒しているのだろう、今日はボール先行であまり良くない。
スピードがない分、変化球の切れや、コースを責めなくてはならないのだが、甘く行った玉を打たれてしまう。
1回おきに点を取られるも、学院も3回と7回に点を入れるも、3対7で早実の勝利。
最終回、学院の応援団が、「チアガールなんかいらない!」と書いたボードを揚げて、大いに受ける。
早実は共学で、応援団やチアガールがしっかり組織されている。
それに対し学院は男子校で、応援団などなく、学生有志で応援している。
「チアガールなんかいらない!」という惹句は、自らを笑い飛ばして、なかなか見事だった。
それにしても、この前、野球場に来たのはいつだろう。
全く覚えていないくらい昔だ。
競馬場といい、野球場といい、昼間、太陽の下のフィールドには至福の時間がある。
急いで一度事務所に戻り、汗を拭き、Tシャツを着替え、西荻窪の「遊空間がざびぃ」(http://www.gazavie.com/)へ。
梁山泊の振付けを担当する、大川さんが関わったダンスの公演「GUMBO vol.2」。
梁山泊の三浦さん、染野さん、小林さんも出演。
この空間の内装のデザインを行ない、梁山泊で施工した。もう何年になるのだろう。
オーナーの中野さんに挨拶をして、少しお話をする。
柿渋で仕上げた有孔ベニヤや格子パネルが良い色に染まっていた。
19:30過ぎ開演、1時間のダンス公演。
終了後、大川さんから20年くらいダンスを教わっているという方々を案内して、先に風神亭に。
片付けの後、大川さん、三浦さん、染野さんも来て、お疲れの一杯。
22:00くらいで中締めをして、我々だけ残り、ダンスの話しや芝居の話しをして、0:30お開き。
阿佐ヶ谷で、もう一杯行くという、大川さんと三浦さんと別れる。
長い一日だった。
○ 2010/7/25
昨日は陽射しの中外にいたので、陽に焼けたのと、いろんな事があったので、疲れていたが、8:30に起きられたので、いつものように、「ようこそ先輩 課外授業」。
今日は、「勇気を持って 一歩踏み出せ」元プロ野球選手の赤星憲広さん。(http://www.nhk.or.jp/kagaijugyou/archives/archives346.html)
昨日に引き続きだったので、なかなか面白かった。
その後はだらだら。
午前中に高円寺に買い物に。
テレビでは各地の高校野球の決勝戦などが中継されているので、ついつい見てしまう。
「太陽を曳く馬」高村薫著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/378406/)を読了。
仏教、禅宗、ヨーガ、オーム、現代美術、ラカン、などが網羅され、刺激的だった。
「ジャズの歴史物語」油井正一著(スイング ジャーナル社 http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=25208)に戻る。
○ 2010/7/26
昨晩は雨が降ったら、湿度が下がり、風が気持良く、過ごしやすくなった。
7:00に事務所。
9:20事務所を出て、NMOの現場へ。
10:00から、クライアントもみえて、塗装業者さんと打合せ。
木工時や家具・建具工事もほぼ終了して、全体像がみえて来た。
小上がりの小部屋がなかなか不思議な雰囲気。
色を全て決めて、11:00過ぎ終了し、事務所に戻る。
ものつくり大学のインターンシップの学生に依る、模型棚の計画のプレゼン。
まだまだで論議に。
その後方針を決める。
15:30前事務所を出て、武蔵野大学へ。
建築施工法の授業。
レポートを提出してもらいながら、サブテーマを一人一人発表してもらう。
17:30前終了。
その後製図準備室で、水谷先生と伊藤先生と空間造形3の第2課題の評価打合せ。
すんなりと成績が決まる。
18:00過ぎ、武蔵野大学を出て、事務所に戻る。
マイネルガンバは、24日(土)函館2Rに出走し、4着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「向正面で動けなかったが、その分、終いの脚はしっかりしていた。勝負所で2番の馬の方が手応えが良く、絞られるような感じになってしまって後手に回ったところはあった」
○ 2010/7/27
7:00に事務所。
昨晩も雨の後、少し湿度が下がり、今朝もこの時間は過ごしやすい。
スタッフが置いていった、KNH-2の模型と写真を確認。
溜まっていた日報の土曜日分を書いて、やっとアップ。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
11:30、ものつくり大学のインターンシップの学生に依る、模型棚の計画の再プレゼン。
13:00過ぎに事務所を出て、有楽町のよみうりホールへ。
日本近代文学館・夏の文学教室「『昭和』という時間」(http://www.bungakukan.or.jp/)。
ちょっと早く着いたので、13:00からの回の伊藤比呂美さんの「三無主義の昭和」の終了部分を聞く。
会場は一階はほぼ万遍なく埋まっている。
般若心経を自分で現代語訳したものを朗読し、講演は終了した。
その現代語訳と朗読は、それだけで興味深かった。
10分間の休憩があり、14:10から唐十郎さんの「昭和元禄の徒花と呼ばれたテント」。
唐組の役者さん達や見知ったっ顔もちらほら。
最初の15分は紅テントの設営の様子や、「泥人魚」の芝居のダイジェストの映像を流し、その後唐さんが、大学を卒業してからの様々なエピソードを語る。
その語りのために準備して来た原稿は、折畳まれた大きな一枚の紙にびっしりと書かれている。
処女戯曲を書くとき、ハッと戯曲を書こうと思いたって、近くにあったカレンダーの紙の裏に書き始めたエピソードが、劇団を始める最初のエピソードだったが、まるでその状況を再現するような演出。
「犯された白衣」のシナリオ・出演料がアワビ3個だった、と言うような初めて聞く話しもあったが、既に有名なエピソードも、唐さんから直接話しを聞くと何だかひと味違い、贅沢な時間だった。
15:00終了。
休憩後、15:20から横尾忠則さんの「三島由紀夫氏との日々」。
楽屋で久しぶりに唐さんと会った、と言う話しから始まり、横尾さんも高校卒業後就職した話しから、何故三島さんに憧れ、知己になり、市ヶ谷で亡くなるまでにあった、様々なエピソードを、自分でも懐かしく思い出すように語った。
今でも毎日、何かしら三島さんとのことは思い出すそうだ。
その語り口は、ユーモアがありつつも淡々としていて、自慢げなところは微塵もない。
唐さんも横尾さんも、本当にやりたいことをやってこられ、そいう方の話し振りは全く説教臭くなく、とても魅力的だ。
よみうりホールは、昔のそごうデパートの最上階にあるホール。
もちろん設計は、村野藤吾だ。
今はビックカメラに変わり、エレベーターまでの道中、デパートに特有だった1・2階の吹抜けが、ちょっと不思議な空間に様変わりしていて(量販店のビルには見られない)、フロアーに並ぶ物量に圧倒されたが、よみうりホールはその上階で、慎ましやかに生き延びていた。
会場を出て、事務所に戻る。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。坂路でキャンター1100m1本の運動をしています。今月の半ばから仕上げへ。Mヴィントの後方を進み、直線を併せた日には54秒を記録。追い切りを課したのが休養明け初めてだったためにラスト1ハロンは辛そうでしたが、Mノーブレスと併せて同じ54秒のタイムをマークした後日の調教においては最後まで手綱を抑えっぱなしでした。息の乱れが小さくなってきています。8月上旬には入厩できる態勢に整うでしょう。
○ 2010/7/28
7:00に事務所。
この時間でも、日陰はまだ良いが、日向は凄い陽射しでいられない。
スタッフが置いていった、KNH-2の模型と写真を確認。
床の構造パターンだけでも10パターンくらい検討しているので、かなり収斂されて来たように感じるが、気を抜かないようにしたい。
10:00、スタッフとKNH-2の打合せ。
さらに展開したバリエーションを検討。
模型を制作して検討することに。
13:00前に事務所を出て、今年5月に竣工した、EMHへ。
地下の稽古場のいくつかに着いて簡単な打合せ。
その後、住宅部分の現状を拝見して、14:00過ぎお暇し、事務所に戻る。
16:00前、再び事務所を出て、阿佐ヶ谷駅近くの喫茶店「ギオン」へ。
近畿大学の先生で演劇評論家の西堂さんと落合う。
しばらくして、早稲田大学演劇博物館(http://www.waseda.jp/enpaku/index.html)の助手の梅山さんがみえる。
しばらく昔西堂さんも住んでいたことがある、という阿佐ヶ谷の話しをして、話しは本題に。
梅山さんが企画している、演劇博物館での展覧会「放浪する演劇〜日本の移動演劇の半世紀展〜(仮称)」の話しを聞く。
「ギオン」を出て、パールセンターを通って、事務所へ。
西村さんから預かっている、70年前の状況劇場の写真や、テントに関わる資料や、建築関連の資料を見て、ブレスト。
とても興味深い企画なので、西堂さん共々出来る限りの協力を約す。
大まかなこれからの動きを確認して、18:30前終了。
面白いことが出来そうで、楽しみだ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。コスモイフリートと行った先日の併せ馬で半マイル52秒を計時。前半は反応が悪く、鞍上の手が動いていましたが、ステッキが入って相手と鼻面を揃えからは良い伸びを見せていました。タイムも上々。気合いの乗りも良くなってきました。馬体重は502キロ。近々、入厩する予定です。
○ 2010/7/29
朝起きると、昨晩からの雨が降り続いている。
陽射しはないが、蒸し蒸しする。
久しぶりに弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
昨晩、梅山さんから届いた企画書のデータを添付して、西村さんに協力の依頼メール。
昨日の演劇博物館での企画に刺激され、持って来た参考資料をスキャン。
演劇博物館の企画関連で連絡事項いくつか。
NTHのクライアント夫人と連絡が取れ、お願いごと。
昨日EMH、今朝NTHの両方のOKがとれたので連絡。
KNH-2の模型を確認し、スケッチ。
10:00過ぎ、KNH-2のスタッフ打合せ。
NMOの家具搬入などの段取。
忘れないうちにと、雑誌社からのアンケートを検討し、必要な雑誌を図書館にリクエスト。
KNH-2の模型や写真を見ながら、検討項目をスタッフと話し合い、再び模型に反映させていく。
雨のおかげか、夕方になって気温も下がり、湿度もそれ程高くなく、空調は必要なくなった。
マイネマオ、1日小倉2R出走確定。
○ 2010/7/30
今朝も雨は降り続く。
今日は30度まで行かないようだ。
今朝も弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
KNH-2の模型を確認し、スケッチ。
15:00過ぎ、事務所を出て渋谷のシアターワークショップへ。
午後になり、雨が上がって日が射して、歩くだけでばててくる。
16:00、防音や音響の専門家の方を紹介され、EMHの地下稽古場や、KNH-2についてアドバイスを受ける。
17:00終了し、事務所に戻る。
阿佐ヶ谷駅に戻ると、夏の空の下、七夕祭りの準備中の飾り付けがきれいだったので写真に撮る。(広角過ぎて分からない写真になってしまった。トホホ。)
夜、テレビで「ポセイドン」を見た。
言わずと知れた、「ポセイドン・アドベンチャー」のリメイクだが、あまりの商業性に驚く。
「ポセイドン・アドベンチャー」でジーン・ハックマンが演じた牧師に相当する役が、ギャンブラー。
牧師だからこそ、ドラマとしてのリアリティがあったのだが。
艦内をさまよいすれ違う集団との葛藤や、「ポセイドン・アドベンチャー」にあった人間とは、と言うような問いかけはあえてなくしたのか。
最後に救助のヘリコプターが来て、皆がワーッと歓声を上げる。
ちょっと前、娘のために命を投げ出した父親などのことはなかったかのような終幕。
「ポセイドン・アドベンチャー」が作られた1972年から34年で、何が変わってしまったのだろう。
「ポセイドン・アドベンチャー」のことを調べるためにネット検索したら、ステラ・スティーブンスが出ていたことを思い出し、それだけで胸がジーンとした。
やっぱ、呆れるくらいオリジナルとは似て非なる物だな。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、1日(日)、小倉2Rの芝1800mに松岡騎手で出走します。希望していた新潟の馬房が回ってこなかったため、こちらを使うことになりました。週末の15−15に続き、水曜日には長距離輸送を考慮して坂路で終い重点の追い切りを消化。坂路ではそれほど目立つ時計を出すタイプではなく、53.1秒は同馬のベストタイムです。宮本師は「疲れは取れているし、連闘の反動はなく状態は良さそう。キャンターの雰囲気もいつもと変わらない。距離が伸びてどう変わるか期待している」と述べていました。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、レース後も函館競馬場に滞在しています。連闘の疲れは感じられますが、すぐに解消しそうな程度。ただ、タイトな間隔で使ってきていることから、次走へは中2〜3週で臨みたいと考えています。札幌への移動のタイミングは直前になるかもしれません。
○ 2010/7/31
朝から晴れ。
8:00に事務所。
明け方気がついたいくつかをメール連絡。
雑務やスケッチ。
昼、雷雨から狐の嫁入り。
13:30前、事務所を出て、座・高円寺へ。
伊東由美子生誕50周年記念公演「少女仮面」作:唐十郎 演出:久保井研(http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=308)。
ロビーで伊東さん、鹿野さん、小池さんと落合う。
演出の久保井さんは唐組のメンバー。
梁山泊のメンバーなどもちらほらいて、話す。
14:00過ぎ、開演。
1時間半の芝居。
いろんな方の「少女仮面」を見ているが、どうしてもセットが一緒になってしまうのが気になっていた。
しかし今回、芝居を見ていて、何故そうなのかがわかり、自分がセットをデザインするのだったらこうする、と言うアイディアに行き着く。
大将3号店へ行って、屋外の席でビールを飲みながら、芝居の話し。
17:30過ぎ、伊東さんと小池さんは池袋へNODA MAPを見に行くので、お開き。
成都でチャーハンや餃子を買って大和町に戻る。
○ 2010/8/1
7:00過ぎに起き出す。
今日の「ようこそ先輩 課外授業」は再放送で見たことがあるのでパス。
テーブルまわりや地下を片付け、9:15大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
小倉2Rにマイネマオ出走。
早く着いたので、パドックの画像が見れた。
ディープインパクトやネオユニバースの産駒が何頭かいるメンバー構成。
10:50発送。
中段につけて良い感じ。
3コーナー手前から良い手応えで上がっていく。
4コーナーを回ってからもさらに伸び、ゴール手前では、久しぶりに声をあげてしまった。
最後はちょっと及ばなかったが、今後が期待出来るレース。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
それ以降は一日大和町。
昨日見た「少女仮面」の初演時の資料を見て、キャストを確認。
早稲田小劇場も状況劇場もそうそうたるキャスト。
マイネマオは、1日(日)に小倉2Rに出走し、4着でした。次走については未定ですが、札幌開催に向かうことも検討しています。
From RaceCourseのコメント
松岡騎手「乗り味はなかなか。切れるタイプではないときいていたので、多少外を回るのは覚悟して早めに動くことを優先した。最後までよく頑張っている。パワーのあるタイプでダートも合いそうな印象」
宮本調教師「結構骨っぽいメンバーの中、外を回りながら1馬身程度の着差。まだ伸びる馬で、きょうこれだけやれたのは大きな収穫。今後については厩舎に戻って様子をみてから検討したい」
○ 2010/8/2
7:00に事務所。
大和町を出て、事務所に着くまでに驟雨に。
雑務や連絡事項いくつか。
9:00過ぎ事務所を出て、NMOの現場へ。
またもや驟雨。
先週で工事は終了し、今日は引き渡しと家具の搬入。
良い感じで仕上がった。
ワンルームがふたつ繋がった空間だが、ちょっと平面的な特徴があるスペース。
小さな部屋と残りのスペースに区切ったのだが、それに依りより広く使える感じになった。
普段できないようなトライアルの仕上げがうまくはまった。
クライアントも喜んでくれている。
これも普段なら使わない表面の合成皮革を選んだ家具も搬入され、より空間が活き活きしてくる。
スナップ写真を撮って、11:30終了。
午後には自宅から本も運び込まれる、とのことで、お盆あけ落ち着いたら写真撮影をさせて頂くとにする。
新宿に移動し、昼をとり、書店に寄り、喫茶店ランブルへ。
こんな素敵な喫茶店が新宿にあるのは知らなかった。
先日事務所で展覧会の打合せをした、早稲田の演劇博物館の梅山さんと、写真家の西村さんを引き合わせる。
しばらくして、新宿梁山泊の金さんも来て、演劇博物館の企画展「放浪する演劇〜日本の移動演劇の半世紀展〜(仮称)」について。
15:00過ぎ終了、事務所に戻る。
○ 2010/8/3
弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
昨晩から風があり、気温が上がる前は気持よい。
10:00、構造事務所が来てKNH-2の打合せ。
意匠に絡む打合せで、いくつかの可能性をブレスト。
方向性を決め、概算見積用の図面作成のスケジュールなどを決めて、11:30終了。
14:30過ぎ、リクエストをしてある雑誌とCDをピックアップに図書館へ。
日向は暑いが、日陰は風があるので、過ごし易い。
いま再読している「ジャズの歴史物語」油井正一著(スイング ジャーナル社 http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=25208)。
30年前に読んだ時と同じように、刺激的だ。
その中に中期の巨人たちとして取り上げられている、レスター・ヤングと、やはり同時代のテナーサックス奏者で「ボディアンド ソウル」の作曲で有名な、コールマン・ホーキングのCDを借りて来た。
このふたりは有名でも、いままであまり聴いて来なかったが、じっくり聴いてみよう。
雑誌社からのアンケートに答えるために、借りて来た2例の掲載誌を読み、アンケートを書く。
溜まった日報を書いてアップ。
アルデュールが再び始動。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークに滞在中。直前のアクシデントで函館への入厩が延期になり、デビューの時期を秋にずらすことにしました。馬体をふっくら造りたい考えがあり、この機会に休養を挟むことに。また、多数の外傷は順調に回復へ向かい、もう騎乗できる状態です。昼夜放牧を中心に行い、週に2、3回だけ坂路に入れて軽く乗る管理に切り替えました。一息入っているわりには良い動きです。馬体重は2週前から17キロ増の451キロでした。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
マイネアルデュールは、31日(土)、美浦の相沢厩舎に入厩しました。
○ 2010/8/4
今朝も風があり、日陰は気持よい。
7:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面と3Dを確認。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
雑誌のアンケートを推敲し、まとめて送付。
14:00、先日武蔵野大学で風袋先生から紹介された太陽工業の方が来所。
膜構造の設計施工だけでなく、そのノウハウを使って事業開拓をして行く部署で、様々人と話しをしている最中とのこと。
テント劇場を中心に、住宅での膜の可能性に着いて話し合う。
15:30前終了。
17:00、中島さんが来所。
ホームページ更新の不明点を見てもらう。
18:30過ぎ終了。
KNH-2の屋根の構造に着いて、模型や3Dでスタッフと検討。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ハロン15〜17秒ペースで坂路2本を駆け上がるメニューを主体に順調に乗り込まれました。中間にはMシエロらと追い切りを行い、54秒をマーク。走る気が出てきたようで後ろから突かれると少しムキになって抑えが効かないほどでしたが、それでもゴールまで勢いは衰えず脚取りがしっかりしていました。週末にも単走で56秒程度の追い切りを行っており、きょう4日(水)にビッグレッドファーム鉾田から、美浦の中野厩舎へ移動しています。送り出す前の馬体重は503キロでした。
○ 2010/8/5
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
今朝もこの時間は、自転車で日陰を進むと、風があり気持よい。
KNH-2の屋根構造について検討。
13:30過ぎ事務所を出て、EMHへ。
地下の稽古場の防音について、音響の専門家の方に相談した結果を報告し、方針を決める。
15:00過ぎ終了し、新宿へ向かう。
陽射しが厳しく、暑い。
久しぶりに、蒼穹舍へ。
石内都写真展「tokyo bay blues 1981-1984」(http://www.sokyusha.com/gallery/20100716_ishiuchi.html)。
蒼穹舍の三根さんに、演劇博物館の展示企画と西村さんの写真の報告の話しをする。
16:30過ぎ事務所に戻る。
ホームページの更新ソフトをいじってみる。
○ 2010/8/6
この暑さだけで疲れてくる。
少しゆっくり、8:00に事務所。
10:00、KNH-2の設備打合せ。
11:00過ぎ終了。
引き続き、スタッフと簡単な確認事項。
13:30から、スタッフ共々、ホームページの更新ソフトの操作について、インターンシップのものつくり大学の学生から、レクチャーを受ける。
先週から今週にかけて、彼が模型制作の合間に試行錯誤していた。
今日で彼もインターンシップ終了なので、その内容を教えてもらう。
14:30終了。
15:00過ぎ、銀行に。
阿佐ヶ谷は今、七夕祭りの真っ最中。
沢山の人が、駅からパールセンター商店街へ向かって行く。
18:00前に事務所を出て、中杉通りに面して建つ、細田工務店の前へ。
阿佐ヶ谷の設計事務所仲間の槻岡さんと荒木さんと落合う。
槻岡さんがtwitter(この仕組みを良く知らないが)で、細田工務店の方と知り合い、阿佐ヶ谷でなにか出来ないか、と言うことで会合を持つことになり、声をかけてくれた。
近くの不動産会社の方、細田工務店の社長も参加しての会。
ビールを頂きながら、会の主旨や空いたスペースの活用について、ブレスト。
19:00過ぎ、インターンシップの学生のお疲れ会が高円寺の成都で始まっているので、途中で失礼する。
スタッフとインターンシップの学生は既に飲み始めており、早速課題だった5人の興味を持つ建築家について発表してもらう。
その後、お礼の本を渡し、無礼講の飲み会。
電車の時間があるのでインターンシップの学生先に帰り、その後もスタッフと飲む。
久しぶりにかなり飲み、スタッフを残して先に店を出るも、よく覚えておらず、深夜気がついたら大和町の床で寝ていた。
やれやれ。
インターンシップ、お疲れさまでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、小倉競馬場からトレセンに戻り、きょう6日(金)に坂路入りを再開しました。牝馬にしては食欲が旺盛。競馬場ではレース直後にもかかわらず、飼い葉を催促していました。今後は拠点を札幌に移します。10日(火)に栗東を出発する予定。2週目の芝1500mへの出走を意識して進めていきます。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。きのう木曜日からダートコースで乗り込まれています。週末から追い切っていく予定にしており、来週、新潟のダート1800mへの出走を視野に入れています。
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、函館競馬場で調整中。ダートコースで乗り込まれています。状態は並行線といったところ。飼い葉も食べていて、見た目に目立つ疲れはありません。調教で跨がっている丹内騎手は「使い込んで疲れもたまってきていると思うが、状態は良くも悪くもない感じ」と述べていました。とはいえ、未勝利戦があと1開催しかない状況で悠長に休養にも入れていられません。何とか頑張って勝利を掴んで欲しいものです。来週、札幌のダート1700mに出走する予定。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。追い切りを行うウッドコースに入ると察知してすぐに加速するため、今回も計測開始地点に近い入り口から入って、すぐに追い切りを開始しています。強風に対して敏感なのは相変わらずで、強い向かい風を受けてテンからかなり行きたがっていました。助手は「まだ息遣いが物足りないが、レースまでにあと1、2本追えるので、まずまずの状態には持って行ける」とコメントしていました。15日(日)、新潟の岩室温泉特別・ダート1200mが目標です。
沢山入厩してきた。
先ずはガンバに頑張って欲しい。
○ 2010/8/7
7:00頃眼を覚ますも、起きられず。
どうにか9:00前に起きだして、10:00に事務所。
事務所に来たらさらに気分が悪くなり、久しぶりにひどい二日酔い。
11:00、小中学校の同級生で、西荻で松岡工房(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)を営んでいる、松岡君が来所。
いくつかの改修工事をお願いしていたので、お中元を持って来てくれる。
なのに、一番気分が悪くなって来た。とほほ。
話していても冷や汗は出るし、ともかく最悪。
正直に松岡君にそんな情けない状況を話し、11:30前終了。
その後、事務所の床に横になり、回復を待つ。
芝居関係者から、今晩の面白そうな芝居の招待の連絡が来るも、しばらく体調を見て、やはり集中出来そうも無いので、断る。
13:30、事務所を出て、西荻窪の実家へ。
母の体調が悪く、このままでは父もストレスでまずいので、今後のことを話そうと決めていたので、これは外せない。
3人で話し、介護の病院などの相談に、父と行くことなどを決める。
その後、母がトイレなどに動き易いように、一部改修を考え、そこにある荷物などをとりあえず移動。
そんなこんなをしているうちに、少し体調も回復してくるが、本調子には成らない。
もうしばらくいるという妹に後を頼み、16:00前西荻を出て事務所に。
○ 2010/8/8
昨晩は早く休んだので、7:00に起き出す。
高校野球を見ながら、テーブルまわりを整理したり。
午前中、壊れてしまった自転車のかごを取り替えに、近くの自転車屋さんへ。
いつもながらのおじさんの手さばきを見ていると、等身大の技術、と言った感じで小気味良い。
終了後、簾を買いに高円寺へ。
昨年一枚飛ばされてしまったので、その分を買い、大和町に取付ける。
その後、阿佐ヶ谷へ買い物。
ひるに汁ダクのカツ丼を作る。
その後一日大和町。
○ 2010/8/9
昨晩から久しぶりの雨。
弁当を詰め、8:00に事務所に向かう頃には、ほとんど雨は降っていない。
連絡事項から、いくつかの確認事項や雑務。
溜まってしまった日報を書いてアッップ。
10:00スタッフが来たので、清掃後雑務打合せ。
13:30、事務所を出て新宿のバー・ルタンへ。
14:00から、ProjectNyx(http://www.project-nyx.com/)の「星の王子さま」の再演の美術打合せ。
15:00過ぎから、キャストの顔合わせになったので、ルタンを出て、書店とタワーレコードに寄り、事務所に戻る。
SMHの展示の文章作成。
今日は曇りで気温が低く過ごし易い。
○ 2010/8/10
今朝も曇りで、気温が低く過ごし易い。
8:00に事務所に来る時には霧雨が降っていた。
エアコンを入れなくても、扇風機だけで過ごせる。
机まわりを整理しながら、雑務をこなして行く。
EMHの資料につける文章作成。
SMHの展示の資料を送付。
整理中に、ラピュタ阿佐ヶ谷のチラシが出て来て、今の特集「旅する映画、映画の旅」のスケジュールを見たら、12:50から「家族」山田洋次監督(1970年 http://www.amazon.co.jp/家族-DVD-山田洋次/dp/B0007WACZY)の上映が。
しかも今日まで。
何度目かだが、何故か無性に見たくなって出掛ける。
キャストの一番最初に「風見民子・倍賞千恵子」があり、その次に「その夫精一・井川比佐志」と続く。
映画を見終わる頃にはその意味が、十分すぎる程分かる。
そう言えば、「幸せの黄色いハンカチ」もロードムービーと言えるし、「寅さん」もそうか。
「家族」は何度めだ、と書いたが、以前見たのはテレビでの放映だった。
こういう映画をテレビは放映しなくなってしまったな。残念だ.
14:30過ぎ、ラピュタ阿佐ヶ谷を出て、古書店の銀星舍へ。
昨日もらって来た、ProjectNyx(http://www.project-nyx.com/)の「星の王子さま」のポスターとチラシを張ってもらうために持参する。
今日はご主人はおらず、奥さんと話し込んでしまう。
16:00に事務所に戻る。
送付した、SMHの展示資料の画像が印刷から取り込んだものなので今一、との連絡があったので、連絡を入れ違う写真を送り直す。
お知らせ
11日から15日まで、事務所は夏期休暇です。
○ 2010/8/11
天気予報では曇りだったが、今朝は快晴。
8:00に事務所。
昨晩テレビで、ジブリの新しい映画「借りぐらしのアリエッティ」の製作過程のドキュメンタリーをやっていた。
この題名はちょっと前から知っていたが、ああやって少し映像を見てみると、「借りぐらし」とは、魅力的なテーマを取り上げたな、と感心してしまう。
13:30前事務所を出て、目黒へ向かう。
介護付き優良老人ホームについて、紹介センターを訪ねる。
先ずは全般的なガイダンスを受け、こちらの状況を話し、いくつかのホームを説明してもらう。
こうやっていろいろな説明を聴いてみると、いろいろは不安が少しずつ無くなって行く。
住宅の設計の相談にみえる方々の気持が想像出来る。
しかし、これからさらに進む高齢化社会はどのようになって行き、我々はどのような状況を体験しなくてはならないのだろう。
遠くにあったものがにわかに身近になる。
16:30過ぎ終了。
品川の原美術館(http://www.haramuseum.or.jp/generalTop.html)へ。
「ウィリアム エグルストン パリ-京都」。
若いカップルを中心に結構なお客さんだ。
一通り見て回る。
「ウィリアム エグルストンズ ガイド」からの写真が、見なれているからか、よく見える。
しかし、何度か京都での写真を見て行くと、かなり寄って撮っている写真が多いように思え、段々面白くなってくる。
そして、久しぶりの原美術館。
先日、武蔵野大学の空間造形の課題で取り上げたばかりだが、こうやって来て見ると、やはりこれを全て一新するには、相当の構想が必要ではないか、と思ってしまう。
というか、現在のものを一部でも取り込んだ方が、創造性を刺激される、ということを確認出来た。
恵比寿経由で、広尾のEMON PHOTO GALLERY(http://www.emoninc.com/)の尾仲浩二展「馬とサボテン」に向かったが、ギャラリーに着いても何も展示されていない。
会期が過ぎてしまったか、しかし9月までだと確認して来たが、と思ってギャラリーの方にたずねたら、来週からだった。トホホ。
恵比寿に戻り、買い物をして、早稲田の建築学科のプチ同期会の会場へ向かう。
18:30から10人強のこじんまりした集まり。
近況報告やこれからのことで話しが盛り上がる。
21:30お開き。
○ 2010/8/12
一日大和町。
昨日のプチ同期会は豆腐料理店でおこなわれた。
沢山豆腐を食べたのに、今日も無性に食べたくなる。
豆腐の優しさに身体が気がついたようだ。
夕方阿佐ヶ谷に買い物に行って、炒り豆腐をつくる。
買い物から帰ると、浜松の実家に行っていたチェ・ミキが戻っていた。
○ 2010/8/13
昨日の残りの炒り豆腐など、弁当に詰め8:00過ぎに事務所。
休みなので、ゆっくりスケッチをしようと思って来たのだが、メールがうまく開かない。
どうもメールボックスが一杯らしい。
今使っているパソコンで初めてのことなので、どうしたらよいか分からず難儀していたが、いろいろ検索してみて、処理の仕方が分かり、溜まったメールデータを外付けのハードディスクに移動。
これで正常に戻るも、休んでいたので溜まったメールの処理に時間がかかる。
送られて来た、「住まいの設計」の初校をチェックし、クライアントにも確認依頼の送信。
その他雑務で、午前中があっけなく過ぎる。
13:30前事務所を出て、買い物をして、西荻窪の実家へ。
妹も来て、一昨日調べて来た、介護付き優良老人ホームについて報告。
父も妹も少し安心したようだ。
今後のことを話し合い、とりあえず期限が切れている母の要介護認定を受けるために、父と妹は近くのケアセンターへ。
母と留守番。
しばらくしてふたりが戻って来て、さらに週明けからの動きを確認して、16:30過ぎ、先に実家を出る。
しばらく前に降り始めた雨は、上がり始めた。
○ 2010/8/14
休みだが、6:00頃には目が覚めて、7:00過ぎに起き出す。
KNH-2のスケッチをしたりして、11:00大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
札幌3Rのガンバの馬券を買って、発送を待つ。
11:40発送。
ガンバ7着。
1着の馬が1分47秒台で走っているのだから、厳しい。
新潟8Rのチハヤの馬券を買って、大和町に戻る。
14:00、テレビ埼玉の競馬中継で、新潟8Rを見る。
チハヤ5着。
引き続きテレビで、早稲田実業の試合を見る。
大勝。
母校、早大学院に西東京大会の準決勝で勝った早稲田実業には頑張って欲しい。
夜、テレビで「日本の、これから「ともに語ろう日韓の未来」(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-08-14&ch=21&eid=9178)を見る。
話し合いの脇にいる観客(?)のtwitterでのつぶやきをテロップで流す、その意図は。
3歳馬
マイネルガンバは、14日(土)、札幌3Rに出走し、7着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「行きっぷりが悪くなってきている。向正面では左に逃げようとしていた。疲れもあるのだろう」
マイネルチハヤは、14日(土)、新潟8Rに出走し、5着でした。
From RaceCourseのコメント
伊藤工真騎手「速い脚がないと聞いていたし、前残りの馬場だったから早めに動いたのが良かった。体も16キロ増えていたように、まだもさもさしていたし、使いながら良くなっていきそう」
○ 2010/8/15
8:00過ぎに起き出す。
ここ2・3日は曇りで、風もあり過ごし易かったが、今日は晴れて暑い。
「キャタピラー」若松孝二監督(http://www.wakamatsukoji.org/)を見に行こう、と急に思い立って上映館と時間を調べる。
9:30前、大和町を出てテアトル新宿へ。
指定券を買って、新宿の場外馬券売り場へ向かう。
いヤー今日陽射しは凄い。道路の照り返しも半端ではない。
新潟10Rのアルデュールの馬券を買って、再びテアトル新宿に戻る。
10:50からの回は、中高年の方々で8割り方埋まっている。
予告編の後、11:00から本編が始まる。
非常に密度の濃い映画。
主演の寺島しのぶさんの銀熊賞受賞や、ヌードなどが話題になっているが、全くそんなことは関係ない、ストレイトな映画。
もちろん、何故主演女優賞を受賞したか、寺島しのぶさんの演技を見れば、納得出来る。
「実録・連合赤軍ーあさま山荘への道程」(http://www.amazon.co.jp/実録・連合赤軍-あさま山荘への道程-DVD-若松孝二/dp/B001MSXHN6)の延長線上にある作品だと思った。
現在、このような映画を撮る監督はとても大切な存在である、と思う。
高円寺で買い物をして、大和町に戻る。
15:10、テレビで新潟10Rを見る。
スタートよく、3コーナー手前までは良い位置で、ヨシッと思ったとたん、ズルズル後退。
あまりのレースで、その後の競馬を見る気もせず、バリカンをあてる。
シャワーを浴び「キャタピラー」のパンフレットを読む。
夜、録画しておいたテレビドラマ「歸國」(http://www.tbs.co.jp/kikoku2010/)を見る。
15日の終戦の日、今日は、映画とテレビの表現することへの思いの強さの違いを思い知った。
女性の裸が映る、という周縁の表現だけとっても、あまりにも違いすぎた。
5歳馬
マイネアルデュールは、15日(日)、新潟10R岩室温泉特別に出走し、14着でした。節をためるため、鉾田に移動し調整を進めます。
From RaceCourseのコメント
津村騎手「向正面までで、あとはまったく良いところがなかった。ハミを自ら取っていくようなところがなくて、道中は叱りつけながらの追走。負けるにしてもここまで負ける馬ではない」
相沢師「稽古の感触が良かったし、状態は良いと思っていた。それだけにこの結果には納得いかない。芝もダートも間隔を空けないと使えないので、一度鉾田へ出す予定」
○ 2010/8/16
弁当を詰め、7:30前事務所。
クライアントから帰って来た初校へのコメントをまとめ、「住まいの設計」の校正を送信。
10:00、スタッフが来たので、清掃後KNH-2の打合せ。
連絡事項やKNH-2のスケッチの合間に、休み中の日報を書く。
18:00事務所を出て、ヨドバシカメラで調子の悪い事務所の電話機を買って、吉祥寺シアターへ。
以前「向日葵の柩」でお世話になった可児市文化創造センターから、今年の制作作品「精霊流し」岡部耕大・作(http://www.kpac.or.jp/collection3/)の東京公演の招待を頂いた。
ロビーには、懐かしい衛さんの顔が。
挨拶をして席に着く。
女性ふたりの1時間半弱の一幕もの。
とても美しい芝居だった。
終演後、これも懐かしいスタッフの澤村さんにも会えた。
この一週間で、「家族」から今日の「精霊流し」までいくつかを見たが、ほとんどが中心に女性がいるものだった。
唯一男のことをテーマにしたのが「歸國」だった。
そこが大きな違いなのかもしれない。
「1Q84」だって、やはり青豆が中心だったように。
○ 2010/8/17
暑い日が続く。
7:00に事務所。
休み中の日報をアップ。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を見ながらスケッチ。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
11:30終了。
その後も、一日中模型をいじりながら、度々立ちながらスタッフと話し合い、エスキスを進める。
またドライブし始めた。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。昼夜放牧を切り上げて、連日の坂路でキャンター1500m1本の乗り込みへ。順調に進んでいたので試しに先日ハロン15秒を切る程度の追い切りを行ったところ、息こそ荒かったもののまずまずの動きを見せました。休養を経て、それほど体が緩んだ感じにはありません。跨がったスタッフも「少し硬めの背中だが、以前より後肢がしっかりしている」と評価していました。9月中の入厩を目指します。馬体重は前回から5キロ減の446キロ。
3歳馬
マイネルガンバMeiner Gamba/足/イタリア語
父ロージズインメイ/母マイネガイア/関東:畠山重則
マイネルガンバは、前走のレース内容や、一般の未勝利戦があと3週間しか編成されていないことを考慮し、引退が決定しました。これまでの9戦、堅実に走ってくれましたが、残念ながら勝ち上がることができませんでした。長い間ご声援ありがとうございました。
ガンバ、お疲れさまでした。
○ 2010/8/18
熱さで夜中に眼が覚めるので、一度6:00に眼を覚ますも、二度寝して7:00に起きる。
8:00に事務所に来る頃は、既に熱い。
8:45に事務所を出て、9:20スタッフと駅の改札で落ち合い、KNH-2のクライアント宅へ。
9:30から一時間、計画の細かい内容確認。
10:30、設備計画について打合せ。
12:00前終了し、引き続き、収納などの細かい部分に着いて、現在のお住いを確認しながら話し合い。
その後今後の予定などを話し、13:00前終了。
スタッフは一足先に出て、地盤調査を行っている敷地に。
昼をとり、乃木坂の国立新美術館「マン・レイ展 知られざる創作の秘密」(http://www.man-ray.com/)へ。
マン・レイの写真には興味があるが、どうも何がマン・レイの特質なのかよく分からず、入り込めないでいた。
会場を回り始め、そうかシュールリアリズムの作家なのだよな、と再確認。
ちょっと見に来たことを後悔し始める。
シュールリアリズムはちょっと苦手で、瀧口修造への興味から、シュールリアリズムに行き着くのだが、本当に引き付けられるのは限られた作家だ。
そのシュールリアリズムの薫陶を受けた、「実験工房」に連なる人たちには並々ならぬ興味があるのだが。
今回の展示は、マン・レイといえばこれと言う作品の展示ではなく、マン・レイのクロノロジーになっていて、何故マン・レイがこのような表現を行なったのかがよく分かる展覧会になっている。
そして晩年、ヨーロッパに残して来た作品が、戦争に依って喪失してしまったのだと思い、全く同じものの再制作を始め、マルチプルをつくり始める。
その流れは、まるで現代アートの歴史を体現してるようで、そのような通史を通して、初めてマン・レイに対する興味が相対化出来た。
そう考えると、銀塩写真に限らず、ポラロイドやレンチキュラレンズなど新しい技術を嬉々として使って行くマン・レイは魅力的だ。
最後のコーナーの、マン・レイのアトリエを撮影したフィルムに移る空間は、この展覧会を見て来たものにとって、至高の空間に感じられた。
六本木から広尾へ移動し、EMON PHOTO GALLERY(http://www.emoninc.com/)の尾仲浩二展「馬とサボテン」へ。
先週来て、まだやってなかった展覧会。
パノラマサイズのメキシコの写真が並ぶ。
中米の田舎町がそっくり引っ越して来たような気分になる。
写真集とTシャツを買って、事務所へ戻る。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、新潟競馬場からの帰厩後、四肢のチェックを経て、きょう18日(水)に美浦トレセンから、ビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。どこにも異状はありませんが、それだけに前走の敗戦には首を捻ってしまいます。新潟開催では芝、ダートとも短距離戦に出走させる場合には節(レース間隔)が必要で、次走は中山開催での復帰になる見込み。それまでしっかり乗り込んで態勢を整えていきます。
○ 2010/8/19
7:00に事務所。
曇りで、少しは過ごし易い。
昨日夕方、母が入院したので、父や妹とと連絡をとり合い、9:00に事務所を出て西荻窪の病院へ。
父と妹から昨日経緯を聴く。
10:30診察をしてくれている先生から説明を受ける。
命がどうこうと言う状態ではないが、認知症もあるので誰かが常に付き添っているいる必要がある状況。
11:00過ぎに再度、検査結果を聴き、父と妹は病院を出る。
12:00に昼食が運ばれて来た。
最初は食べにくそうだったが、どうにか体勢を直すと少しずつ食べ始めた。
今朝は朝食に出たサンドイッチを三分の一も食べなかったそうだが、ほぼ7・8割りを食す。
昨日の処置がよかったのか、食欲が出て来たようで安心する。
13:30過ぎに、打合せを終えたチェ・ミキが病院に来てくれる。
しばらく経緯と診断を説明し、夕食までを任せ事務所に戻る。
雑務など。
マイネマオ、22日札幌1R出走確定。
○ 2010/8/20
8:00に事務所。
今日も朝は曇りで過ごしやすい。
母の様態に着いて、連絡をとったり。
溜まった日報を書いてアップ。
KNH-2のスケッチ。
14:00過ぎ、事務所を出て5月に引き渡したEMHに。
15:00雑誌の編集者の方がみえ、挨拶をしてEMHを見てもらう。
説明しながら一通り回って、16:00前にEMHを出て、その脚で昨年10月に竣工したNTHへ。
こちらでも説明しながら一通り回って、17:00過ぎ終了。
クライアント夫人にもてなしの準備をして頂いたのだが、夜なるべく早く病院に行って、昼間母に付き添っていた父と交代しなければならなかったので、申し訳ないがそのままお暇する。申し訳ありませんでした。
下北沢で編集者の方と別れ、吉祥寺経由で西荻窪の病院18:30過ぎ到着。
父から引き継ぎ事項や状態を聴いて、19:0前交代。
もって行ったスタンドを着け、本を読みながら付き添い。
21:00の消灯時間は過ぎたが、22:00頃点滴を変えなければならくなりそうので、本を読みながら点滴の様子をみて、22:30前無くなったので、看護士さんに連絡をして替えてもらい、付添いベットをつくって休む。
今晩、読み続けていた「ジャズの歴史物語」油井正一著(http://www.fukkan.com/fk/VoteDetail?no=25208)を読了。
1972年に書かれた本。
高校か大学1・2年の時に読んで、油井さんの歴史記述に感銘を受けた本だ。
その感銘は今回も変わらなかった。
油井さんは1918年生まれ。まさにジャズと一緒に生きて来た世代。
1998年に亡くなって、この本が書かれてから40年弱経った。
この本は、オーネット・コールマンからエリック・ドルフィーそしてジョン・コルトレーンで終わり、フリー・ジャスからポスト・フリー・ジャズの時代までで終わっている。
まさに、高校から大学にかけて、バップのはじめの頃からこの時代までを、良く聴いていた。
そあて、今生きていらしたら、現在のジャズについてどのように語るのだろう。
ジャズのイノベーションは終わってしまったと言うのだろうか。
ともかくジャズのために生きた、と言っても過言ではない人生を送ったのだなあ。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、22日(日)、札幌1Rの芝1500mに松岡騎手で出走します。好走続きのシンワハーツクライあたりが相手かもしれませんが、このメンバーでは頭一つ抜けている印象。距離もぴったりといった感じがあり、状態さえ良ければ勝ち負けでしょう。宮本師は「角馬場を周回している最中、何かに驚いて鞍上を振り落とした日があったが、それ以外はすべて順調。トレセンからの輸送も問題なくクリアできたし、ここまで予定通りにきた。もちろん期待していますよ」とコメントしていました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、新潟競馬場から美浦に帰厩。レースのダメージもなく、全休日明けの17日(火)から運動を始め、18日(水)から乗り運動を再開しています。前走はあのタイミングで動いていったのは鞍上の好判断でした。5着という結果は昇級後の最高着順です。中1週か中2週で新潟のダート1800mに出走する予定です。
○ 2010/8/21
夜中2度程点滴の交換があり、母も熟睡ではないので、こちらもうつらうつら過ごし、6:00前に起きだして付添いベットを片付け、顔を洗う。
6:45、父が病室に来たので、昨晩の様子を話し、7:00過ぎに病院を出て、事務所に。
チェ・ミキ経由で妹にも状況報告。
今日から、少し前に買っておいた「寡黙なる巨人」多田富雄著(集英社文庫・http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781367-8)を読み始めよう。
この本を買った頃は、母は認知症ではあったが、現在のような状態ではなかった。
「生きる」ということについて何か分かればよいが。
いくつかの雑務。
そろそろ、建築施工法の成績をつけなければいけないので、学生たちのレポートを読み、採点。
書類をまとめ、15:00過ぎに事務所を出て、郵便局で送付して、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
そのまま資料をもって出て来たので、大和町に戻り、シャワーを浴びた後、KNH-2のスケッチ。
○ 2010/8/22
8:00に起き出して、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」を見る。
今日はドッグトレイナーの方が先生。
犬が苦手だった少年が、犬とのコミュニケーションの体験をした後、緊張からか涙を流していたら、相手の犬が心配して近づいて来て、顔を寄せ、少年に手をかける。
優しいなあ。
10:00前に大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
札幌1Rのマイネマオの馬券を買って、発送を待つ。
10:40、発送。
追い込んで見事、初勝利。
その脚で、西荻窪の病院へ。
12:00、父と一緒に先生の経過報告を聴く。
まだ快方には向かっていない。
父を家に帰し、付き添う。
鎮静剤が効いているので、朦朧とした状態。
「寡黙なる巨人」多田富雄著(集英社文庫・http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-781367-8)の第一部、寡黙なる巨人の部分を読了。
タイトルの「寡黙なる巨人」の意味が分かる。
なんて知的で文学的な人なのだろう。
病床での食事について、先ほど先生から受けた注意と同じことが出て来て、納得する。
17:00前、再び父が来たので、交代。
チェ・ミキが入れ替わりに病院に来て消灯まで付き添うが、鎮静剤が効いているので夜中の付添いはしばらくなくてもよくなる。
マイネマオは、22日(日)、札幌1Rに出走し、待望の初勝利をあげました。レース後も馬体に異状はありませんが、24日にビッグレッドファームに移動し、リフレッシュします。
From RaceCourseのコメント
松岡騎手「右にもたれていたのは苦しがっていたわけではない。それほどひどくはないけれど、右にもたれるくせがついてしまっているようだ。反応が良い馬だから仕掛けるとハミをがっちりとるのは前走でわかっていた。道中、焦らずに進めたのは、この馬の先々のことを考えて。期待どおりしっかり伸びてくれた」
宮本調教師「小倉から栗東、それから札幌、と輸送が続いたけれど良く頑張ってくれた。ここで牧場へ戻す予定」
○ 2010/8/23
7:00に事務所。
ここ2・3日は異常に暑さを感じる。
雑務とKNH-2の模型確認と、昨日のスケッチの参考例を本で確認。
10:00スタッフが来たので、清掃。
鳥越さんから、地下の書棚についていくつかの相談と報告。
その後、KNH-2のスタッフ打合せ。
徐々に収斂しつつある。
午後は「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の舞台平面図のスケッチや雑務。
○ 2010/8/24
7:00に事務所。
今日も気温は上がりそうだが、この時間、日陰は風があって過ごし易い。
連絡事項の確認と、スタッフが置いて行ったKNH-2の図面確認。
10:00過ぎ、スタッフ打合せ。
13:00前事務所を出て、西武多摩川線の車中で妹と落合う。
13:45、介護付有料老人ホームへ。
母が入院する前に検討していた、介護付有料老人ホームの見学。
ホーム内を案内してもらい、いろいろ伺う。
15:00過ぎ終了。
京王線に出て、もうひとつの介護付有料老人ホームへ。
バスを降りたところで、病院から連絡が入り、昨日胃の調子が今一だと言うことで、病院で処方してもらった薬の量を間違い、付添いの病院でふらふらして危ないので、点滴を打って寝かせているとのこと。
もうひとつの介護付有料老人ホームの案内と説明を聞き、18:00前病院へ。
母も病室を変わり、その隣の病室で父が寝ていた。
18:00過ぎから、妹と母についての先生の説明を聞き、19:00前父に付添い実家へ。
家で休ませておけば大丈夫かと思ったが、道々の様子で明日の朝まで付き添っていた方が良いと思い、実家に泊まることに。
父を家に連れて行って、自転車で夕食の買い物に。
病院でしばらく母に付き添っていた妹も来て、少し話しをする。
20:30過ぎ妹は実家を出る。
泊まったことに依って、父の淋しさにちょっと気がつく。
○ 2010/8/25
6:30に起きて、妹に連絡。
父が昨日朦朧として転んだ時に打った、お尻の部分が痛いと言うので、母が入院中の病院は外科もあるので、診てもらうことにする。
実家にはパソコンが無いので、妹に外科の外来の時間を調べてもらう。
7:30過ぎ、実家を父と出て、ゆっくり自転車を杖変りにして、病院へ。
待合室に父を置いて、母の病室に。
看護師さんと少し話して、待合室に戻る。
8:45、チェ・ミキが来てくれたので、引き継ぎ病院を出て事務所へ。
明日の須坂行きのチケットを買いに行ったり、雑務を行なう合間に、KNH-2のスケッチやスタッフとの話しをしたり。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。いつものレース明けと同様、背中や腰に疲れが感じられます。先週はウォーキングマシンによる運動だけにして回復の促進に専念していました。今週から坂路でキャンター1300m1本の乗り込みに取りかかっています。前走があまりにもという内容です。スタッフは「成績が悪いのは精神面の問題かも。今後の様子を見て必要なら何らかの対策を取りたい。もっとやれる馬だと思う」と話していました。
○ 2010/8/26
6:00に起きて、須坂行きの準備。
7:30に大和町を出て、東京駅へ。
ホームで今日の同行者と落合う。
何ヶ月前にNMHのクライアントに声をかけて頂き、一度須坂を訪ねたが、その流れで再び訪問。
須坂の町おこしの種まき。
8:40発の長野新幹線で長野へ。
改札でさらにメンバーが増える。
長野電鉄に乗り換え、須坂へ向かう。
長野電鉄の特急は、小田急ロマンスカーの昔の車両。懐かしい。
11:00過ぎ、須坂着。
須坂クラシック美術館(http://www5.ocn.ne.jp/~su-bunka/classic.htm)へ。
ここに展示されている銘仙は素晴しいもの。
全く銘仙について知識がなかったが、前回訪れた時に感動し、カタログを入手した。
副市長さんや文化振興財団の方の案内で館内を見て回り、その後蔵の並ぶメインストリートを歩き、お蕎麦屋さんへ。
いろいろ話しながら、10割りそばやどぶろくを頂く。
その後炎天下を歩いて、いくつかの施設を見て回る。
しかし、暑い。
15:00過ぎ、豪商の館 田中本家(http://www.tanakahonke.org/)で、初めて訪れたグループと別れ、我々はタクシーで長野駅に戻る。
途中、天気予報でよく聞く、山間部の集中豪雨。
16:00過ぎの新幹線で18:00前東京に戻る。
今日の午後、病院から母の容態が説明され、人工透析の出来る病院へ、明日転院することになる。
マイネルチハヤ、28日新潟12R出走確定。
○ 2010/8/27
7:00に事務所。
連絡事項いくつか。
8:30前事務所を出て、西荻窪の実家へ。
父と一緒に病院へ向かう。
9:00過ぎに妹も病院に。
10:15、人工透析が出来る近くの病院の搬送の車が来て、転院。
先生や看護師さんの説明、必要なものなどを確認し、受付で書類を整え11:30過ぎ転院終了。
父と妹と一緒に病院を出て、道を確認するため歩いて帰る。
しかし暑い。ついつい日陰を探してしまう。
途中で父と妹と別れ、事務所に戻る。
13:30から、サッシ製作会社の方がみえKNH-2についてヒアリング。
14:30終了し、再び事務所を出て、杉並区役所へ。
病院からもらったパンフレットをもって行き、後期高齢者医療特定疾病療養受療証の申請書類をもらい、自転車で荻窪の保健所へ。
そこで、難病医療費等助成申請書をもらい、宮前の病院へ。
先生に後期高齢者医療特定疾病療養受療証の申請書類に記入して頂き、今度は福祉事務所に回り、身体障害者手帳の申請書類をもらい、杉並区役所に戻り、後期高齢者医療特定疾病療養受療証の申請をして、受療証が交付された。
炎天下の自転車で汗だくだが、バスや電車で回るより効率が良い。
老人のみのご家族だったらどうするのだろう。
事務所に戻って、「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の舞台平面図のスケッチ。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、29日(日)、新潟12R・ダート1800mに出走します。今週の追い切りは前半はセーブしてラスト1ハロンはしっかり追う内容。すっと反応できる器用さはありませんが、スピードに乗ってからは、伸びのあるフットワークを見せていました。中1週なのでこの程度で十分でしょう。滞在先の小倉から戻ってきたばかりの助手は「久々に跨がったが、以前に比べるとトモの緩さが取れてしっかりとしてきた」と語っています。脚質を考えると緩急のない平均ペースが理想でしょう。
○ 2010/8/28
7:00前に事務所。
父と妹といくつかの連絡事項。
昨日に引き続き「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の舞台平面図のスケッチ。
たたき台が出来上がったので、関係者にメール送信。
引き続き、スタッフが置いて行った、KNH-2の月曜日のクライアント打合せ資料の確認。
あたらなコンセプトの文章を書いて修正。
暑さはずっと同じ調子だが、昼頃になると窓からに陽射しが、段々室内に入り込むようになって来ていることで、季節の変わり目を感じる。
昼過ぎ事務所に出て来たスタッフに、資料修正の指示。
その後、溜まっている日報を書いてアップ。
KNH-2のイメージスケッチ。
17:00前に事務所を出て、西荻窪の実家へ。
空腹になると胃が痛むという父は、今日の午後妹と胃腸科に行って診察してもらった。
詳しくは週明けの胃カメラによる診察を待つことになった。
実家につくと、やはり胃が痛いという。
何か食べれば落ち着くのではと、近くの居酒屋へ一緒に。
卵焼きを一口食べたら痛みはなくなった、と言う。
少しビールを飲んで、最後にご飯ものを食べて、お腹いっぱいと言うので実家まで送って帰路に着く。
○ 2010/8/29
6:00前には目が覚めるも、7:00頃までゴロゴロする。
8:00、「ようこそ先輩 課外授業」。
9:00過ぎ大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
チハヤの馬券を買って、阿佐ヶ谷で買い物をして大和町へ戻る。
「sumus 13号 まるごと一冊晶文社特集」(http://www.geocities.jp/sumus_livres/)をパラパラめくって読む。
いまだにそうだが、特に高校から大学にかけて、晶文社は憧れの出版社だった。
この冊子を読むと、あたりまえだが、そ言う人が多かったことがよく分かる。
貴重な特集だ。
昼食を作って昼前に西荻の実家に行き、父と一緒に病院に行って来たチェ・ミキが15:00過ぎ戻って来た。
転院して金・土と人工透析を行なった母が、少しの時間だが目を開けて、父のことが分かったと言う。
転院前は朦朧としてほとんど意識のなかった状態だった。
人工透析とは凄いものだ、と驚く。
父もホッとした様子だったとのこと。
良かった。
8月も終わりなのだが、凄い暑さだ。
16:30、テレビ神奈川で新潟12Rを見る。
マイネルチハヤは、29日(日)、新潟12Rに出走し、8着でした。
From RaceCourseのコメント
伊藤工騎手「向正面から動いて行こうとムチを入れていったが、先行勢が持ったままなのに対して、こちらは全然差を詰めて行けなかった。ラストも脚は上がっていなかったが、速い脚が使えない。もっとタイムがかからないと辛い」
夜、日曜美術館でハンス・コパーを知る。(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0822/index.html)
鈴木治らの走泥社を想起する。
ほぼ同時代にあらわれた表現ではないだろうか。
○ 2010/8/30
弁当を詰め、7:00過ぎに事務所。
スタッフが置いて行った、KNH-2の今晩の打合せ資料を確認し、指示を置いて、9:30過ぎに事務所を出る。
9:30から西荻窪の胃腸科で父が胃カメラの準備をしており、一緒に検診結果を聴くために病院へ。
10:30、呼ばれカメラ室に行くと、これから胃カメラを一緒に見る、と言う。
鼻からカメラを入れる方式で、麻酔もしなくて良く、父も横になりながら画面を見て、話しも出来る。
画面はまるで「ミクロの決死圏」。
本人も全く苦しくないと言う。
凄いものだ。
結果は、ちょっとした炎症はあるが全く問題、とのこと。
昨日、母の状況が良くなり、意識も戻ったので、父は胃も痛くなくなりよく眠れた、と言う。
しばらくして診察室に呼ばれ、神経性の急性胃炎との診断。
何も無く良かった。
薬の処方箋をもらうために待つ父を残し、事務所に戻る。
スタッフといくつかの確認事項。
17:00、KNH-2のクライアントのご主人が来所。
ビールを飲みながら、空間のイメージについてブレスト。
途中から、つまみとワインも加わり、話しはこなれて行く。
とても大きな振幅をもった話しが出来、良い会だった。
20:30終了し、その後スタッフと少し話し、21:00過ぎ事務所を出る。
ワインがちょっと利いた。
○ 2010/8/31
やはり昨晩のワインが利いて、少しゆっくり起きて、8:00前に事務所。
溜まっていた日報を書いてアップ。
KNH-2の概算見積の段取連絡。
10:00、KNH-2の設備打合せ。
11:00過ぎ終了、11:30からスタッフ打合せ。
13:00過ぎ事務所を出て、西荻窪の実家へ難病医療費助成申請書等をピックアップに行く。
しばらく父と話し、14:00事務所に戻って申請書作成。
自転車で荻窪の保健所に行って申請完了、事務所に戻る。
しかし、外は暑い。
ちょっと出歩くだけでも疲れる。
KNH-2のスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。先週末にゲートを復習しましたが、いずれも問題ありませんでした。馬体重は444キロ。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで休養中。普通放牧とウォーキングマシンによる運動で管理しています。近日中に昼夜放牧へ移行する予定。もう少しゆっくりさせてから調教を進めていきます。馬体重は463キロ。
○ 2010/9/1
弁当を詰め、7:30前に事務所。
まだまだ暑い日が続きそうだ。
9月になったので、後期の空間造形4の課題の再構築スケッチ。
Project NYXの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の転換別案を検討し、関係者へメール送付。
KNH-2の矩計図のスケッチ。
途中、久しぶりに銀星舍へ行って、ご主人とおしゃべり。
この暑さでお客さんも少ないそうだ。
お互い、バテバテですね、と話す。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。到着当初は体に硬さが残っていて、キャンターの動きに多少のぎこちなさがありました。ただ金曜日にはそれも気にならないレベルにまでほぐれており、週末には15−15の負荷をかけています。スタッフは「まだ良い頃の行きっぷりには足りないが、この感じなら徐々に上向いてくると思う」と話していました。馬体重は前走時から2キロ増の488キロ。
○ 2010/9/2
弁当を詰めて、7:00過ぎに事務所。
昨日に引き続き、KNH-2の矩計図のスケッチ。
10:00、キッチン会社の方が来所。
キッチン以外に扱っている建材等についても話しを伺う。
概算見積に向けて、具体的な打合せになった。
矩計図のスケッチのイメージを得るために、別冊新建築の村野藤吾さんの作品集(http://totodo.jp/SHOP/D3-0071.html)をめくってみる。
はじめから三分の一くらいのところにある日生劇場が1963年で72歳の時の作品。
この別冊には40歳の時の住宅から、93歳までの作品が納めらている。
ふーっ。
KNH-2の構成図をスケッチして色付けしたりするうちに、少しずつあぶり出されて来るものがある。
ここから再度、1階リビング前の構成について別案は無いか、明日検討してみよう。
途中、明日の夜のミーティングの予習など。
○ 2010/9/3
8:00に事務所。
さすがにこの時間になると陽射しが厳しい。
しかし、やっと昨晩くらいから風が吹き始め、その風も少し涼しく感じる。
スタッフが置いて行った図面のチェック。
今晩のミーティングのための資料作成。
一日KNH-2の別案スケッチを行なう。
しかし、15:00過ぎくらいになると夏バテで、集中力がなくなってくる。
ちょっと買い物に出たら、アイデアが浮かんで来た。
なんと単純な頭であろう。
18:45、事務所を出て中杉通りの細田工務店へ。
先日も集って話した、1・2階のショウルームを使って何か出来ないか、と言うミーティング。
細田工務店の方を含め、10人程でビールを頂きながら、ブレスト。
22:30前終了。
思いが強くなければ、なかなか難しいな、こういうことは。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。新潟競馬場からの帰厩後も元気です。水曜日から角馬場での調教を始めており、跨がった感じからも「中1週でレースを使った反動はなさそう」と調教助手が話していました。次走は中山でダート1800mを目指す予定にしており、節次第で中1週か中2週での出走を視野に入れています。
○ 2010/9/4
8:00に事務所。
まだまだ続く陽射し。
「住まいの設計」の編集者から来た、問い合せのメールに、e-house-projectの資料をつけて、返信。
今年の5月18日の日報に、e-house-projectについて、書いている。
「このe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)には思い入れがある。
学校を出た後旭化成に入ったのは、住宅の工業化に興味があったからで、設計事務所を始めてからも、ライトのユーソニアンハウスの活動への共感が、時にむくむくと表に出て来るのであった。
しかしなかなか現実にならず、思いで終わってしまっていた。
ほかにもそのような活動をされている建築家の方々の仕事を興味深く見ていた。
今回やっとその糸口が現実のものになったのが、この展覧会に出展した、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)なのだ。
街のインフラ(社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。)になるような住宅を創っていけたら、と大風呂敷を広げた。
まだまだ、アクションを起こしたばかりだが、ともかくアクションを起こせたので、持続させていきたい。」
後でカスタマイズ出来る堅牢な箱を、ストックとしてリーズナブルなコストでつくろう、という計画。
しばらく、休んでしまったので、巻き返しを目論んで行きたい。
興味のある方は、メールにて問い合せ下さい。
雑務や雑誌を読んだりして、15:00前に事務所を出て大和町に。
雨がずっと降っておらず、地面に封じ込められた熱が下がる暇がないので、一番陽射しの強いこの時間になると、猛烈にだるくなる。
大和町で風を通し、だらだらと横になり読書。
17:00、大和町を出て西荻窪に向かう。
阿佐ヶ谷から電車に乗ったら、学校から西荻に向かうチェ・ミキとバッタリ。
一緒に西荻の実家に行って父と落ち合い、一緒に母の入院する病院へ。
18:30過ぎ、院長先生から病状を聴く。
人工透析が功を奏して、とりあえず想定している数値に下がって来ている、とのこと。
但しいくつか気になる部分もあり、落ち着いて来たらレントゲン等の検査を行なう、とのこと。
丁寧に30分くらい説明してもらう。
その後、病室の母を見舞って(と言っても、今日は朦朧としている状態)、西荻の駅近くの居酒屋へ行って、一杯やりながら夕食。
21:00前、父を家まで送り届け、帰路に着く。
○ 2010/9/5
8:00過ぎに起きて、「ようこそ先輩 課外授業」を見る。
来週の予告の大竹しのぶさんの回が期待出来そうだ。
テーブルまわりの雑誌等を整理しながら、記事を読んで行く。
ここしばらく、何を読んでもただ素通りして行く感じだったが、昨日くらいから少し考えられるようになって来た。
「寡黙なる巨人」多田富雄著(集英社文庫 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746592-1&mode=1)を読了。
脳梗塞に倒れ、半身不随になりながらもリハビリをして自宅に戻る1年間を綴った第1部。
その後の6年間に書いた文章をまとめた、第2部。
そして長いあとがき。
半身不随になった後の一年間を通して、忘れていた「生きている」と言う実感を新たに自分の中に見つけ出す知性に感動を覚える、第1部。
そしてその知性が日常の小さい部分までに目を向ける、美しい第2部。
そして周縁にいるものに対して、非道な仕打ちを行なう官僚的社会に対する激しい抗議。
いずれも考えさせられるものだった。
午前中、高円寺に買い物に。
商店街で、唐さんと遭遇。
お互い自転車だったので、すれ違い様のご挨拶。
今朝書棚から、「唐十郎作品集1」を取り出して来て、水曜日のミーティンングのために「ジョン・シルバー(続)」をちらちら読んでいた。
午後、BSで「青春舞台2010 全国高等学校演劇大会 優秀校東京公演」(http://www.nhk.or.jp/seishunbutai/)をやっていたので、見てみる。
高校演劇のレベルの高さは、いろんなところできいていたので。
うーんなるほど、沢山ある小劇場でやられている芝居のレベル、もしくはそれ以上かもしれない。
1時間の芝居を4本やるので、13:00から18:00まで5時間なので、途中で録画に切り替える。
15:30過ぎ、新潟2歳ステークスGⅢ。
マイネイザベル1着・マイネルクリマ2着のワンツー。おめでとう。
出来ればここにマイネマオもいて欲しかったが。
夜再び、高校演劇の録画を一部見る。
仕込とばらしが30分以内、上演は1時間以内と言う規定で行なわれるそうだ。
目一杯の上演時間を使ってしまうことは、痛い程分かるのだが、45分くらいに濃縮すればグッとブラシュアップするのに、と言う感想を見終わった3本の作品全てに持った。
○ 2010/9/6
7:00に事務所。
昨日は夕方から風が気持よかったが、今朝も強い陽射し。
日報を書いてアップ。
10:00スタッフが来たので清掃。
一日事務所でスケッチ。
13:30、KNH-2の概算見積を依頼予定の建設会社が来所。
明後日のミーティングのために、「ジョン・シルバー(続)」の一幕を読む。
○ 2010/9/7
7:00に事務所。
昨晩から今朝もずいぶん過ごしやすかった。
これで一雨くれば、涼しくなりそうだが、天気予報では雨の気配はない。
昼の劇場下見のための図面プリント。
連絡事項いくつか。
11:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
12:00、ロビーで関係者と落ち合い、Project NYXの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)のための劇場下見。
演出の金さん、照明の泉さん、舞台監督の大貫さんといくつかの確認事項。
12:40終了。
皆は15:00からの宇野さんの本読みのため、稽古場へ向かったが、今日は昼からスタッフたちがNMOの写真撮影に行っており、事務所に誰もいないので、失礼して事務所に戻る。
明日のミーティングのために、「ジョン・シルバー(続)」を読了。
言葉が活き活きとしている。
その後、もらって来た「星の王子さま」台本を確認し、今日の下見の検討事項等を図面に書き込んで、関係者にメール送信。
夕方撮影から戻って来たスタッフのNMOのスナップ写真を確認。
映画のセットに使えそうな部屋だな。
今日から今更ながらだが、「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)を読み始める。
「つまり、何かを造ろうとすれば、それだけを単独に扱わずに、その内外の世界も同時に修復せねばならぬということである。そうすれば、周囲の世界の一貫性と全体性が一段と強まり、造られた物が自然の網目のなかで、しだいに正しい位置を占めるようになるのである。」
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間も週2回程度のペースで追い切りを織りまぜており、体が引き締まってだいぶピリッとしたところが出てきました。月曜日の追い切りでは、Mコンプソスに先着を許したものの、最後までしっかりした脚取りで駆け上がっていました。体型からも、レースでは長く良い脚を使って粘り込む競馬を得意としそうな雰囲気です。来週か再来週あたりに栗東へ入厩することで佐々木師とは打ち合わせています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで休養中。先週から昼夜放牧を行っています。1頭での放牧に最初は寂しがっていなないたり、忙しなく動き回っていたりしていましたが、数日でだいぶ落ち着きました。11月初めのファンタジーSあたりでの戦列復帰を視野に入れており、早ければ今週中にも調教を始めることを検討しています。
○ 2010/9/8
山陰から北陸に進んでいる台風の影響で、本当に久しぶりの雨。
7:00に事務所に来る時には、ポツポツから次第に雨量が増して来た。
事務所向かいのトタン屋根では、猫が庇の下で雨をよけ、気持良さそうに寝ている。
ホームページについていくつか模索中で、知人からのアドバイスを、インターネットで確認したり。
10:00、スタッフとKNH-2の打合せ。
段々雨脚が強まる。
13:00、演劇評論家の西堂さん、演劇博物館の梅山さん、写真家の西村さんが来所。
西村さんが1968年にピットインで撮影した、状況劇場の「ジョン・シルバー(続)」作・唐十郎の写真と脚本の擦り合わせ。
1時間半をかけて、脚本の進行に合わせ、写真を選別してみる。
演劇博物館の来年1月の展覧会(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)に展示予定。
15:00前終了。
その西村多美子さんの二人展が、豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー(http://kumagai-morikazu.jp/)で、9月28日から10月10日まで開催される。
西村さんのタイトルは、「実存」。
「学生時代('67年〜'69年)にアングラ劇団「状況劇場」の写真を撮っていた。液温35度くらいの現像液で真っ黒なネガを作り、1時間近くの露光時間でプリントする、実験的というより、無茶苦茶な暗室作業をして、舞台写真を越えた映像表現を求めていた。卒業制作展以来、ネガはたな晒しになっていたが、昨冬300枚近くをプリントしてみた。タイムスリップしたように、新宿ピットインでの夜中12時開演だった「続・ジョン・シルバー」や、トラックの荷台を舞台にしたトラック劇場での「腰巻お仙」などがよみがえってきた。芝居がはねた後、唐十郎が「死人箱にゃ74人、それからラムが一ビンと」とギター片手に朗々と歌う。客はトリスウイスキーを舐めながら始発電車を待つ。暗い海に漂い出す船のイメージを自分に重ねていたのを思い出した。」
四谷シモンさんの舞台姿が、案内状に使われており、迫力。
四谷シモンさんがブログにこのことを書いていた、というので検索。(http://angel.ap.teacup.com/simon/427.html)
その後、ホームページについてアドバイスもらったページを確認し、メール返信。
KNH-2の模型確認。
父や妹と連絡等。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、先週の半ばに行きっぷりがぐんと良くなりました。前向きで調子も上向いているため、追い切りにおいては単走でも52秒のタイムが出るほどです。ちょうど調教師から「札幌のレースを使いたい」との申し出があり、これを受けて函館競馬場へ送り出すことに。きのう7日(火)に490キロ程度の馬体重でビッグレッドファーム鉾田を出発しました。
○ 2010/9/9
昨日の雨で、昨晩から明け方は寒いくらいに感じた。
雨風で私道に散った葉を掃き集める。
涼しくなったからか、蚊も元気。
何匹もで猛襲してくる。
こちらは葉っぱを掃き集めているので、止まった蚊をすぐに払うわけに行かず、それでも反撃するもなかなか。
しだいに蚊達は勢いづき、ブーンブン言って迫ってくる。
これは参った、と早々に片付けて、自転車で大和町を出るも、既に4・5カ所やられていた。
7:30に事務所。
窓を開けて風を入れると気持がよい。
KNH-2の模型を見てスケッチ。
13:30、KNH-2の概算見積をお願いしようと思っている建設会社が来所。
話しを伺い、14:00過ぎ終了。
現在のホームページを作ってくれた知人とメールのやり取り何度か。
夕方スケッチをまとめて、知人に送付。
○ 2010/9/10
今朝も涼しい。
7:00に事務所。
ホームページのスケッチをして、知人に送付。
KNH-2のコンセプトスケッチ。
INAX REPORTの「建築家の往復書簡 磯崎新ー原広司」を読んでいたら、磯崎さんの往信に最近知った名前がふたつ出て来た。
「帯状疱疹」と「多田富雄氏」。
「帯状疱疹」は2・3日前に、西荻の父に発生した症状。
そして「多田富雄氏」は先日読了し感銘を受けた、「寡黙なる巨人」(集英社文庫 http://books.shueisha.co.jp/CGI/search/syousai_put.cgi?isbn_cd=978-4-08-746592-1&mode=1)の著者である。
「車椅子で左手だけで操作するトーキングマシーンであれだけの濃密な文章を書かれた多田富雄氏には感服しつづけていますた。疱疹は枯れ加減になりましたが、痛みは走るのです。死をふくめて、不可能なことにむかいあったとき、どうしたらいいのか。」
磯崎さんの文章を読むと、「帯状疱疹」はあまり軽く見ない方が良さそうだ。
13:00過ぎから、KNH-2のスタッフ打合せ。
15:00前終了。
16:30、事務所を出て、阿佐ヶ谷と西荻で買い物をして、実家へ。
実家の自転車に乗って、母の入院する病院へ。
目を開けて、時々何か話しているが、何を言っているのか、言葉になっているのか、分からない。
話しかけても反応はないわけではないが、通じていない様子。
しばらく付き添って、西荻の実家へ戻る。
父とビールを飲みながらゆっくり食べ物をつまみ、いろいろ話す。
夕食後、背中の帯状疱疹に塗り薬を塗る。
20:00過ぎ、実家を後にする。
3歳場
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。ダートコースとニューポリトラックを中心に乗り込まれています。調教を進めていく段階で腰の疲れが判明しました。「状態は新潟で5着にきたときの方が良いですね」と乗り手は感触を述べています。今後について中野師は「そろそろペースを上げていく予定。追い切りを2本やってみて状態を確認してから、中山2週目のダート1800mを使うかどうか判断したい」と話していました。
5歳場
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、8日(水)に函館競馬場の相沢厩舎に入厩しました。熱発などもなく、無事に到着しています。札幌2週目のTVh賞・芝1200mへの出走を目標にしています。
○ 2010/9/11
8:00に事務所。
今日は暑くなるようなことを天気予報では言っていたが、窓を開けていれば過ごせる。
西村さんの写真展の案内を、いつもオープンハウスの案内を送るグループに送信。
スタッフが置いて行ったKNH-2の概算見積用図面や資料の確認。
その後スケッチや雑務。
昼過ぎになって陽射しが強くなって来たが、扇風機でやり過ごせる。
スケッチや雑務をして、買い物をして夕方大和町に。
山梨の実家に帰って、実家の両親と野菜つくりをしてるチェ・ミキの知人(http://www.geocities.jp/farmladybird/)から届いた野菜で、ポテトサラダとゴーヤの豚バラ肉味噌炒めを作る。
○ 2010/9/12
6:00まえに目が覚めてしまうが、もう一度寝て、8:00に起き出す。
今日も晴れているが、どうにかやり過ごせるぞ。
いつもの「ようこそ先輩 課外授業」。
大竹しのぶさんのフットワークの良さに感心。
昨日から考えている空間造形4の課題のスケッチ。
KNH-2のスケッチ。
途中、高円寺に買い物に。
荷物を大和町に置き、今度は阿佐ヶ谷へ。
神明宮(http://shinmeiguu.com/)がお祭りなので、立ち寄って、お参り。
西友で買い物をして、いつものオリーブオイルの店へ行って、詰めてもらう。
ネットで検索したら「ブォーノ イタリア」(http://www.buonitalia.jp/hpgen/HPB/shop/shoppinguide.html)と言う店名でした。
昼に、昨日届いた青トマト(初めて見た)としめじのパスタを作る。
入っていたレシピ通りに作ったら、暑い日にもってこいの、さっぱりして美味しいパスタになりました。
午後は先週途中まで見た「青春舞台2010 全国高等学校演劇大会 優秀校東京公演」(http://www.nhk.or.jp/seishunbutai/)の残りの一部を見る。
よく出来ているだけに、惜しい。
夜にも、昨晩録画しておいた「チャンス」(http://www.nhk.or.jp/dodra/chance/)を見る。
競馬馬の話しなので応援したいのだが、どうだかな。
土曜ドラマと言えば、「男たちの旅路」を思い出してしまうのが、古すぎるのか。
しかし、ある時期から、この放送局のドラマのセットの画像は、全て同じになってしまい、マンネリ化している。
この「チャンス」も、予告編で見る限り、今話題の「龍馬」も。
何故なのだろう。
さらに、「日曜美術館 島とアートを巡る冒険〜瀬戸内国際芸術祭2010〜」(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/0905/index.html)を見る。
気持の良さそうなお祭りだが、それにまして、人口何十人と言う島に暮す人たちが、とにかく魅力的で、素敵だった。
○ 2010/9/13
新潟の大潟村で米を作っている、大学時代の友人、河内君(http://www.kochi-net.com/kome.html)から注文した米が届いたので、弁当を詰め、7:00に事務所。
本当に夜はゆっくり眠れる温度や風になった。
10:00、構造事務所来所。
KNH-2の概算見積用図面の打合せ。
11:30終了。
昼からは、ホームページのスケッチを知人に送る。
KNH-2の概算見積の段取等。
17:00事務所を出て、小中の同級生松岡君(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)にピックアップしてもらい、新宿梁山泊の稽古場へ。
17:30から金さんと改装の打合せ。
新たに下水本管が整備されることになったので、トイレを作る場所の実測も行なう。
19:00前終了。
週末に届いた野菜を、チェ・ミキがいろいろに調理して、食す。美味しいです。
○ 2010/9/14
7:00に事務所。
昨年までは、1人サマータイムで夏の間、7:00に事務所に来るようにしていたのだが、いつまで続けるのか。
写真展の案内を送った方々から、少しずつ返信をもらう。
年賀状や暑中見舞いをやめて、年に何度かこのような情報を流せれば、と思っている。
返信がるのは、ありがたい。
ホームページのやり取り。
メールのみでのやり取りは、便利であるが、細かい意思の疎通はなかなか難しい。
でもどこまで出来るかやって見よう。
溜めてしまった日報アップ。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dを見ながら考え、スケッチ。
スタッフに3Dと模型の部分作成を指示。
昨日実測して来た、新宿梁山泊の稽古場の現状図を書くも、どこか一部のはかり間違いで完成せず。
実測して欲しい部分を書いて、梁山泊へメール。
ホームページについて来た返信に、いくつか調べ物をして、スケッチを描いて返信。
昼頃は晴れて、陽射しが室内に差し込んでいたが、15:00前くらいから雨が降り始めた。
19:00、阿佐ヶ谷の改札で荻窪中学の同級生Haと落合う。
近くの居酒屋へ。
実家のリフォームを考えているとのことで、相談に。
TV番組「ビフォー・アフター」の話しから、設計事務所と施工会社の関係、設計事務所が入ることの良いところ悪いところ等を話す。
話して行くうちに、Haの考えているリフォームのイメージが分かってくる。
今回のリフォームで、時に20人くらいが集れるスペースを作りたい、と考えていると言う。
親戚たちもだが、2年一度の同窓会だけでなく、もっと気軽に中学の同級生等が集れる場所を作りたいと。
もともとHaは調理師なので、酒と料理をみんなで楽し見たい、と。
そう言うことなら、我々も役に立つ、と言う話しになる。
Haが西荻に行って、誰か呼び出そうと言い出し、携帯から連絡している。
Hiに連絡がついた、というので、とりあえず西荻に移動。
Haは酔っているようである、話しがよく見えないが、駅南口をブラブラして、あるスナックを指差し、ここに入ろう、と言う。
いったいHiとの話しはどうなっているのだろう、と思いながらも、一緒に店に。
典型的な昔のスナック。
カウンターには、5人の壮年のお客さんが。
我々が入って行ったら、ママが「今日は何があったの!」と驚いている。
どうもHaとママの話しをきいていると、むかし、と言っても25~30年くらい前だが、HaやHiはこのスナックによく来ていたようだ。
その頃は若い女の子やマスターもいて、ママは洗い場にいたので、何となくしか覚えていないが。
今はママ1人でやっていて、こんなにお客さんが入るのは珍しいいので、驚いたということ。
そうこうしているうちに、突然Hiが現われた。
そしてしばらくたって、Hiのパートナーも。
七だか訳の分からぬ会だが、だんだんと共通項目も出て来て、盛り上がる。
こんなことをHaはリフォーム後にやりたいのだろう。
23:30、我々が中学生の頃、初めて西荻窪に出来た札幌ラーメン屋の「コタン」に行ってラーメンを食べよう、とHaが言い出したが、さすがにラーメンはヘビーで、後はHiに任せて帰路に着く。
○ 2010/9/15
7:30過ぎ、事務所。
午前中はスケッチや雑務。
昼前に事務所を出て、東銀座の東劇内の試写室へ。
梁山泊の広島光さんや金さんが出ている映画「半次郎」(http://www.hanjiro-movie.com/)の試写会の招待券を頂いたので。
13:00から上映開始、2時間の映画。
梁山泊に客演している、田村泰二郎さんや今村美乃さんも出演していた。
終映後、やはり見に来ていた金さんと会う。
地下鉄の駅で別れ、BLD GALLERYのマイケル・ケンナ写真展 「Venice / New York City」(http://bld-gallery.jp/exhibition/100820michaelkenna.html)へ。
ニュー・ヨークの写真が良かった。
その後、PLACE M(http://www.placem.com/)と蒼穹舍(http://www.sokyusha.com/index.html)へ寄って、18:00新宿で馬主会の桐山と落ち合い、いつもの店へ。
2010年募集場の検討。
先ずはマイネマオの初勝利に乾杯。
それぞれが最終的に選んだ馬の情報を見て、相談するも、これで先を見据えられれば苦労は無い。
まあ現状で残り口数の少ない方にしておく、という順当な結論に。
初めてのステイゴールドの産駒だ。
20:30過ぎお開き。
○ 2010/9/16
弁当を詰め、7:00に事務所。
朝から雨が結構な降り。
半袖では寒いくらいだ。
スタッフが置いていった、KNH-2の概算用図面を確認。
弁当に詰めて来た、チェ・ミキの知人がやっている、「てんとう虫ファーム」(http://www.geocities.jp/farmladybird/)の赤いピーマンがとても充実した味だった。
午後、4社の建設会社に図面を渡す。
マイネルチハヤ、19日、中山12R。
マイネアルデュール、18日、札幌11R。
出走確定。
○ 2010/9/17
涼しくなって、よく眠れる。
7:30に事務所。
ホームページの作り直しを相談しているユーちゃんから、サーバの変更の提案が。
10:00、NMOの改装の写真を持って、中島さんが来所。
写真で生活して行くことにした中島さんが、空間の写真を試行錯誤して行くトライアルの対象に、NMOの小さな空間を使ってもらう。
いろいろ話し、11:00過ぎ終了。
中島さんに、現状のホームページのアプリケーションの改修をやってもらったが、やはり更新が遅々として進まないので、別のサーバを検討していることをお詫びして、了解頂く。
13:00から、KNH-2のスタッフ打合せ。
メインの空間について、論議。
ああでもない、こうならばと、いろいろ話し、微かな方針を決め、模型に反映することにして、15:30過ぎ終了。
雑務。
18:30、槻岡さんが来所。
ちょっとしたヒアリング。
その後一緒に事務所を出て、中杉通りの細田工務店へ。
ここの場所を使ってないか出来ないか、と言うミーティングの3回目。
やっと今晩になって、少しこの会のことが見えて来た。
多分、ずいぶん離れた共通認識が、いくつかあるのだろう。
途中から参加の、代表の阿部さんが入って、この程度で良いのか、と少し自分の中では明確になってくきた。
これが280人を束ねる代表の度量なのだな、と納得。
21:30過ぎ終了するも、阿部さんから誘われ、荒木さんと槻岡さんと阿佐ヶ谷のバーへ。
その後、細田工務店の担当の方もバーにみえ、しばらくして阿部さんのパートナーが車で迎えにみえ、しばらく話して、0:00前お開き。
3歳場
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、19日(日)、中山12Rのダート1800mに伊藤工真騎手で出走します。腰に少々の疲れは残っていますが、この程度ならレースに影響する可能性は低いと判断して出馬投票しました。15日(水)の追い切りはテンから早めにスピードを上げ、4ハロンすべてを13秒前後のラップで駆け抜ける内容。道中で脚を使っていたわりには渋太く踏ん張っていました。前走で大きく先着されたトウショウロジックをはじめとした強敵はいますが、メンバー全体のレベルはそれほど高くない印象。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、18日(土)、札幌11RのTVh賞・芝1200mに丹内騎手で出走します。日曜日に半マイルからサッと流し、水曜日に5ハロンから追い切りを消化。稽古で引っ掛かりやすい馬ですが、道中で掛からずにうまく制御できました。仕掛けてからの反応もまずまずといった感じで、凡走した前走からの巻き返しを狙います。相沢師は「長距離輸送で多少体が減っているかもしれないが、見た目は細くなっていないし飼い葉も普通に食べているので大丈夫。洋芝が合う感じがあるし、芝替わりで改めて期待したい」と話していました。
○ 2010/9/18
7:30に事務所。
ユーちゃんから昨日来た、ホームページのコンテンツスケッチに書き込みを入れ、返信。
9:30、新宿の場外馬券売り場へ。
マイネマオの初勝利馬券を払い戻し、マイネアルデュールの馬券を買って、事務所に戻る。
帰りに、今日の現調用に画板を買ったり、書店に寄ったり。
豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー(http://kumagai-morikazu.jp/)で二人展を28日から開催する、西村多美子さんの「実存」の写真が掲載された「日本カメラ10月号」(http://www.nippon-camera.com/)が書店に並んでいたので入手してくる。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
13:30過ぎ、事務所を出て西荻窪へ。
14:00、松岡君(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)に駅前でピックアップしてもらい、Haの実家へ。
家の中をざっと拝見して、Haとお母様と改修にについて話す。
いろいろお話して、実測等の現調は改めて行なうことにする。
荻窪中学の同級生3人に依る、コラボレーションが行なわれることとなり、嬉しいなかで緊張。
西荻 calling Me、か。
15:30過ぎ終了。
松岡君に西荻の実家まで送ってもらう。
父に自転車を借りて、母の入院する病院へ。
呼吸器や鼻への管も外れ、ずいぶんしっかりして来た。
時々、頭を上げて起き上がろうともする。
「お腹がすいた」と何度も言う。
それはそうだろう、もう一ヶ月も食事はしておらず、点滴で栄養を取っているのだから。
こちらを微かに見ているが、分かっていない様子。
それでも二の腕をなでてあげると、「ありがとう」と。
しばらくいて、途中でビールを買って再び実家に戻る。
父とビールを飲みながら話しをして、18:00前実家を出て事務所に戻る。
ポストにKMHが掲載された「住まいの設計11・12月号no.631」が届いていた。
特集の巻頭に8ページ出ています。
ご覧下さい。
ユーちゃんから来た、ホームページについてのメールに返信。
ネットでJRAのレース結果を確認。
アルデュールは10着。
レース映像を見るも、スタート直後から行き脚が悪く、3コーナーでは鞭が入るも伸びず、良いとこなし。
このまま繁殖入なのだろうか。
19:00過ぎ、事務所を出て、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)主催の「街道展 藤田進・尾仲浩二×佐藤春菜・松谷友美 トークショー」へ。
会場は「街道」近くのカフェ。
19:15頃ついたら、会場は既に8割り方のお客さんが。
ワインを買って、トークが始まる前に一杯飲みきり、始まる前にもう一杯買って、準備万端。
19:30から、22年前に鳴子坂下で「街道」を開いていた藤田さんと尾仲さんに、今「街道りぼん」を運営している、佐藤さんと松谷さんが、いろいろ当時の様子を聞きながら会は進む。
休憩を挟み、貴重なフィルム上映があったり、質問の時間があり、最後は今写真を撮っている若い人たちへの一言が、藤田さんと尾仲さんからあり、これが個人的にはとても良かったのだが、無事21:00に終了。
話しを伺っていて、昔の「街道」はそこに行き、そこにいることが大事なことであった、場所と時間なのだということがよく分かった。
それはある意味で、紅テントで見た「新・二都物語」や富山の利賀山房で見た「バッコスの信女」、また、ニュー・ヘヴンのカーンの「イェール・アート・ギャラリー」や「ブリティッシュ・アート・センター」で時間を忘れたのと似たような、場所と時間の体験であったのではなかったのだろうか、と誤読を楽しんだ。
その後の打ち上げにも、参加させて頂き、いろんな方とゆっくり話しが出来た。
多分0:00前くらいに1次会がお開きになり、2次会の店を探して荻窪周辺を皆でフラフラし、店に入り、2:30過ぎにその店も出て、皆はまだどこかに行く様子だったが、もう眠くてたまらず、お先に失礼する。
マイネアルデュールは、18日(土)札幌11RTVh賞に出走し、10着でした。次走は中1週で、10月3日の札幌、STV賞の予定です。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「前半、無理していないにもかかわらず、4コーナーで早々に手応えがなくなってしまった」
相沢調教師「このまま札幌でもう一走する予定。次回は浅いブリンカーをつけることも検討したい」
○ 2010/9/19
昨晩は帰ってすぐにベットに倒れ込んだ。
9:30過ぎに起き出して、シャワーを浴びる。
よく話したからか、二日酔いにはなってない。
10:30大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
今日は中山12Rのマイネルチハヤの馬券を買って、事務所に寄って、パソコンを大和町に持ち帰る。
二日酔いではないが、酒を飲み過ぎた翌日の昼によく食べたくなる、タマネギいっぱいの汁ダクカツ丼を作って、ビールを飲む。
パソコンの起動ディスクの容量が一杯、というメッセージがよく出るので、溜まった写真を整理しようと持って来たのだが、コピーするのにも、容量不足になりその度に再起動で、遅々と進まず。
16:20、マイネルチハヤの良いところのないレースを見る。うーん。
夕方になって、コピー済の写真の消去が進んで来たら、やっと普通に近くなって来た。
夜までかけて、2007年まで整理する。
マイネルチハヤは、19日(日)中山12Rに出走し、9着でした。レース後にトモの疲れが感じられるため、鉾田に移動しリフレッシュの予定です。
From RaceCourseのコメント
伊藤騎手「調子が落ちているのでしょうか。向正面で上がっていくつもりだったが、右にもたれて進んでいかなかった」
○ 2010/9/20
8:00に事務所。
曇りだが、蒸し蒸しする。
10:00過ぎ事務所を出て、横浜の馬車道のBankART1929(http://www.bankart1929.com/)の「朝倉摂展 アバンギャルド少女」へ。
11:30開場入り口で、小劇場勉強会のコアメンバーの鹿野さんと小池さんと落合う。
早速会場へ。
BankART1929は以前、梁山泊や唐ゼミも公演したことがある場所。
その空間、3フロアーを全て使っての展覧会。
3階のビデオ映像や大きな舞台写真のドロップで、それらの芝居について話しながら見ていたら、3階だけで一時間以上になってしまった。
2階には、膨大な量の舞台美術スケッチや道具帳(舞台セットを作る時に描く、図面)が並んでいる。
これは圧巻だ。
2階の一部では、夜の公演の公開稽古を行っていたが、あれだけネイキッドな空間では、声が反響して台詞が聞き取れないのではないか。
以前梁山泊がやったときも、大量の黒幕を吊るして、反響をセイブしたのを思い出した。
しかし、「アバンギャルド少女」とはナイスネーミング。
現在88歳だが、アクティブに活動する、朝倉さんにピッタリだ。
いつまでもお元気で活躍して欲しいし、この展覧会を見ていたら、永遠に活躍されそうな気がして来た。
見終わったら、なんと14:30。
近くで、昼をとれるところ探すも、この辺りは何も無く、やっと見つけた店で、ランチビールを飲みながら、やっと昼にありつく。
次に黄金町バザール(http://www.koganecho.net/koganecho_bazaar_2010/)に向かうので、横浜まで戻って、京急に乗るしか無いのでは、と話していたら、鹿野さんがあそこに見える電車は京急ではないか、と言い始めた。
鹿野さんと小池さんが携帯で調べたら、それは根岸線だが、その向こうが目的地の日ノ出町だと言うことが分かり、歩き始める。
しばらく歩くと伊勢佐木町に出て、段々賑やかになってくる。
昼食の場所探しは何だったんだ、と言うくらい店が沢山。
ほどなく、目的地の「日ノ出町」竜宮へ。
今年3月にはす向かいのAスタジオHINODEに、唐ゼミ☆の「愛の乞食」を見に来たときは、廃墟然としていた古い旅館が、きれいな空間に変わっていた。
しかしそれにしても、魅力的な怪しさが残っている。流石時間の力。
ここで地図をもらって、黄金町まで歩き始める。
途中、この辺りに沢山あった、特殊飲食店(言ってみれば青線ですか、ゴールデン街のような)の空き家を、ギャラリーなどに改装した空間で、様々な展示が行われている。
その他に、京急高架下に新たに建てられた、「日ノ出スタジオ」と「黄金スタジオ」や、昔の長屋をショップやオフィスにコンバージョンした「ハツネテラス」など、いくつもの試みが点在している。
距離にすればそれ程ではないが、ほとんどが狭い階段を上り下りしなければならず、今日は蒸し暑いので、年寄りにはちょっとしんどい。
またほとんどが、アート展示なので、その作品の質がとても大事になってくる。
それと、まわりの住人との関係も気になる。
そろそろ黄金町と言うところの角に、「権兵衛」というとても魅力的なラーメンと定食の古い食堂があった。
ビールを求めてみた我々は、一瞬入ろうかと思ったが、開けっ放しなので多分外の湿度と一緒だろうと思い、軟弱な我々は駅近くの居酒屋へ向かった。
ビールを飲み、人心地つく。
19:30お開き、帰路に着く。
イヤーよく歩いた。
○ 2010/9/21
弁当を詰め、8:00に事務所。
空間造形4の課題作り。
いろいろ考えて、午前中一段落。
途中、KNH-2の地盤調査会社が報告書を持って来てくれる。
段取等の雑務。
午後、再び空間造形4の課題を見直し、水谷先生に送付。
唐組のチラシを置いてもらうために、中杉通りの古書店・銀星舍に。
梁山泊の稽古場のトイレ改修案のスタッフ打合せ。
溜まっていた日報を書くも、全て書ききれず。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、追い切りの繰り返しによって終いの脚が渋太くなっています。ゲートからのダッシュや駐立なども問題ありません。長距離輸送に備え、出発前の2日間はウォーキングマシンによる運動のみ。真歌トレーニングパークを出発し、19日(日)に栗東の佐々木厩舎に入厩しました。熱発などのトラブルもなく、無事に到着しています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動を再開しました。飼い葉がすぐに実になるタイプです。現在の518キロの馬体重が示す通り、昼夜放牧期間中に栄養価の高い青草を摂取した効果で腹回りに肉が付きました。しっかりエネルギーを蓄えた状態で騎乗再開を迎えられたのはなによりです。これから競馬に向けて負荷を強めて体を引き締めていきます。
○ 2010/9/22
厚生労働省の村木さんの件のニュースでは、日付のおかしさに気付いたのは、被告だった村木さんとのこと。
窮地に立っても冷静な女性と、狭い自分の社会しかみれず安直な行動を起こす男性の対比が、あまりにも鮮やかに現われた、事件ではないか、と思った。
今朝も弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
今日も残暑になりそう。
最近、AirMacの調子が悪く、自分のパソコンのみ、宅ふぁいる便や容量の大きいプリント等がエラーになってしまう。
今朝も何度も試すが、うまく行かす、スタッフのパソコンで送ったりで、時間ばかりかかる。
昨年、知人からの紹介で、建築学科について話しをした高校生が、春から慶應大学の環境情報学科に入学したので、建築士を目指して勉強したいので、一度事務所に来たい、と連絡が入る。
やっとユーちゃんに、ホームページについて書いて返信した。
来週から始まる武蔵野大学の空間造形4のスライドショーのスケッチ。
午後、図書館にリクエストした本のピックアップと、荻窪の社会福祉事務所へ行き、母の身体障害者手帳の申請に。
しかし今日は暑い。
ユーちゃんとホームページについてやり取り。
お隣の、スペース煌翔(http://spkohsho.exblog.jp/)の「FIGURE 神林優」展へ。
アイススケート場の氷の表面、すなわちスケート靴のエッジの跡を写した、凛とした写真の展覧会。
ギャラリー主のご夫妻などと少し話しをして、事務所に戻る。
18:00、阿佐ヶ谷で荻窪中学の同級生の大蔵君と落合う。
大蔵君は、昨年の7月、脳出血で倒れたが、救急の処置が良かったり、幸運が重なり後遺症が何も無く現在は元気に仕事をしている。
とは言っても、リハビリや、会社の担当部署を変えたりで、気持的に大変だったとのことだ。
当事者でないので、簡単には言えないが、そうだろうな、と思う。
阿佐ヶ谷駅近くの居酒屋へ。
お酒はOKとのこと。
煙草はやめたそうだ。
医者もすぐ死にたいのなら、煙草を吸えば良い、と言うらしい。
それくらい血管には影響があるらしい。
でも、元気に話す大蔵君をみて、少し安心。
20:30にはお開きにして、11月頃に西荻窪で、ほかの同級生も誘って飲もうと言って、別れる。
ちょっと酔っていたので、大和町に戻ってから、大蔵君の家に電話したら、さっき戻って来て、すぐ床に入った、とのことで一安心。
○ 2010/9/23
今朝は涼しくて、よく眠れる。
7:30に起きだす。
雨が降る前にと、8:30から伸び放題のキャロライナジャスミンの剪定。
松岡君に頼んで持って来てもらったアルミの足場板にのり、お隣の屋根まで伸びた蔦をグイグイ引っ張り、バサバサ切って行く。
イヤーこの足場板が有る無しではえらい違いだ。
7割り方刈ったところで雨脚が強くなって来たので、9:30過ぎ終了。
雨が気持良い。
その後は、テーブルまわりの本を、地下に持って行って整理。
小仏峠から高尾の方に歩きに行っていたチェ・ミキが、ずぶぬれで戻って来た。
夜一杯やってニュースを見ていたら、「アラーキー センチメンタルな夏」(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=200&date=2010-09-23&ch=21&eid=12319)と言う番組が始まった。
アラーキー、やっぱ、格好良くて素敵だ。
○ 2010/9/24
7:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を確認。
ユーちゃんから来た、ホームページの案について、メール返信。
10:00、振り込み等に銀行へ。
その後、KNH-2のスタッフ打合せ。
13:30、スタッフと事務所を出て、西荻窪のHaの実家へ。
松岡君も来て、実測。
16:00過ぎ終了。事務所に戻る。
今日も、寒いくらいだ。
再び、ユーちゃんから来た、ホームページの案について、メール返信。
梁山泊の稽古場のトイレ改修の図面確認。
18:00清掃をして、18:30事務所を出て、高円寺の成都へ。
今年の5月、OZONEの5人展「家の値段をはかる物差し」(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)と言う展覧会に、「2000万円でコンリート住宅を建てよう」、と言うテーマで、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)を提案した。
5月の日報にこう書いている。
「このe-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)には思い入れがある。
学校を出た後旭化成に入ったのは、住宅の工業化に興味があったからで、設計事務所を始めてからも、ライトのユーソニアンハウスの活動への共感が、時にむくむくと表に出て来るのであった。
しかしなかなか現実にならず、思いで終わってしまっていた。
ほかにもそのような活動をされている建築家の方々の仕事を興味深く見ていた。
今回やっとその糸口が現実のものになったのが、この展覧会に出展した、e-house project (エコノミカル ハウス プロジェクト)なのだ。
街のインフラ(社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。)になるような住宅を創っていけたら、と大風呂敷を広げた。
まだまだ、アクションを起こしたばかりだが、ともかくアクションを起こせたので、持続させていきたい。」
後でカスタマイズ出来る堅牢な箱を、ストックとしてリーズナブルなコストでつくろう、という計画。
(興味のある方は、メールにて問い合せ下さい。)
この提案を一緒にした、日祥工業の渡井さんと宮内さんと、遅ればせながらの打ち上げ。
今後の展開について話しをしたり、諸々の話しで盛り上がる。
0:30過ぎ頃お開き。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。中間は坂路での乗り込みとゲート練習中心の調整でした。全休日明けの22日(水)から坂路1本のメニューを開始。加えて翌日からゲート練習を始め、24日(金)にはゲート試験に合格しました。佐々木調教師は「真歌でよく訓練されているので、すぐにゲート試験を受けることができた。出走経験のある馬と同時にスタートさせたのだが、相手よりもダッシュは速かった。京都開催前半のデビューを目指す」と語っています。馬体重は438キロと、長距離輸送がありましたが、それほど減っていません。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、レースを終えてすぐに中山競馬場からトレセンへ。馬体や歩様のチェックが行われ、きのう23日(木)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。四肢の回転が遅いのは以前からの特徴ですが、それにしても行きっぷりが悪すぎます。調子が落ちていると判断し、ここでレース間隔を取って楽をさせることになりました。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、馬房の都合により、レース後に函館競馬場へ。特別馬房を確保の上、22日(水)に札幌競馬場に戻りました。翌日より丹内騎手を背に馬場入りしています。次走は最終週のSTV賞・芝1200mの予定。ガツンとハミを取る姿勢が見られないことから、今度はブリンカーを装着してみます。
○ 2010/9/25
11:00に事務所。
昨晩はよく飲んだ。
二日酔いではないが、起きられなかった。
事務所に来る頃は、雨が降っていて、とても寒かったが、昼前から陽が差して来て、爽やかな天気に。
空間造形4のスライドショウのための写真選びの準備。
14:00過ぎギャラリー街道リボん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
先週のトークショウで話しを聞いた、「'88-'92 街道」展 in リぼん。
20年前の藤田さんと尾仲さんの写真が、若々しく、瑞々しかった。
空間造形4のスライドショウ用の写真を撮らせてもらう。
15:00事務所に戻る。
15:45事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
初演の時のセットを確認しながら、演出の金さんと舞台監督の大貫さんと「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の打合せ。
その他、稽古場のトイレの改修等について。
18:30過ぎ終了。
○ 2010/9/26
8:00前に起きだす。
ゆっくり眠れる気候になった。
8:30いつものように「ようこそ先輩 課外授業」を見て、先日途中だった蔦刈り。
10:30前終了。
高円寺に買い物に。
二宮のチェ・ミキのおばさんが送ってくれた、カボチャを煮る。美味しく頂きました。
夕方バリカンをあてる。
○ 2010/9/27
弁当を詰めて、7:20事務所。
雨が冷たいし、気温も低い。
先週初めまでは暑くてかなわなかったが、本当に極端だ。
そのせいか、のどがヒリヒリして、時々咳が。風邪か。
舞台監督の大貫さんから来ていた、週末の打合せについてのメールに返信。
日報を書く。
やっと、リアルタイムに追いつく。
先週は、盛りだくさんだった。
今週水曜日から後期が始まる、空間造形4のスライドショウの編集し直し。
今年から課題をマイナーチェンジするので、それに沿ったスライドショウに組み替える。
午前中かけて終了。
マイナーと言うより、大幅な組み替えに成ってしまった。
14:00、1995年に梁山泊のテントを作ってもらった、テント会社の方が来所。
やはりいろいろ道を模索して行くことで、苦労されているらしい。
テントの話しから、大工さんである実家の父上の話しまで、なかなか面白かった。
ユーちゃんから来た、ホームページの添付資料に書き込みをして、送信。
まとめ直したスライドショウを確認しながら、話しのストーリーを考えて行く。
ほとんど違う話しになったが、けっこう面白い話しが出来そうだ。
先週末に打ち合わせて来た、「星の王子さま」の道具帳の作成に入る。
○ 2010/9/28
情けない。
風邪がひどくなって来た。
咳がひどく、節々も少し痛い。
少しゆっくり休んで、8:00に事務所。
雨はほとんど降ってないが、気温が低い。
今日から、豊島区立熊谷守一美術館3Fギャラリー(http://kumagai-morikazu.jp/)で始まる、西村多美子さんの「実存」二人展を見に行き、その後早稲田大学の演劇博物館に回る予定だったが、そんな気力は起きず、演劇博物館の梅山さんに予定変更のメール。
HOHのスタッフがまとめた現況図を確認して、松岡君にメール。
その後、「星の王子さま」の道具帳作成。
途中11:00前にアルミサッシメーカーの方が来所。
打合せの最初に少し参加して、細かいことはスタッフに任せ、引き続き道具帳の作成。
昼前は雷が鳴り盛んに鳴って、雨が激しかったのに、午後になって陽が射しよい天気に。
このところ、本当に天気が極端だ。
午後一で第一弾をまとめ、関係者にメール送信。
その後、「星の王子さま」のステージ台の道具帳をまとめ、再び関係者にメール。
叩き始めたい、とのことだったので、とりあえず図面が上がってホッとする。
ユーちゃんから来たホームページの返信を考えるも、夕方には鼻がつまり、咳が出て(あげく咳をしたら、腹筋をつってしまう。トホホ。)あたまがボーっとして、集中出来ない。
今日は早く上がって、早めに休もう。
○ 2010/9/29
昨晩は早めに休み、何度も目が覚めたが7:00まで寝たので、多少良くなった気分。
ともかく、寝てる間は鼻が通り、咳き込まなかったのには驚き、助かった。
秋の爽やかな天気。
8:00に事務所。
ユーちゃんからのホームページについてのメールに返信。
少しずつ収斂して行っている。
今日の空間造形4のうちのスタジオのスケジュール表を作成。
10:00、スタッフとKNH-2の簡単な打合せ。
13:30事務所を出て、トローチ等を買って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
非常勤の先生方とも久しぶりだ。
新たな他大学の院生たちの紹介が準備室で行なわれ、別教室に移る。
全体について水谷先生からガイダンスがあった後、各先生方の紹介と課題についてのスライドショー。
全て終了し、学生たちがスタジオ選び。
空間造形4は、それぞれの先生が別々の2課題を出し、スタジオごとに別れ設計を進めて行く。
17:30過ぎ、各スタジオに分かれ、簡単なガイダンスを行ない、18:00過ぎ終了。
何やかや言っても、スタートは新鮮だ。学生たちと楽しみたい。
今日はそのまま学校を出て、大和町に戻る。
夜、テレビの報道番組で、名前(ネーム)ロンダリングについて特集していた。
養子縁組によって不法に名前を変え、犯罪に絡むケースが多くなっているという。
アナウンサーは「自分の名前を何故そんなに簡単に変えられるのか」という。
しかし、そのような現象ばかり調査しコメントを加えるが、そのおおもとにある戸籍制度と言う、今では本当に限られた国でしか運用されていないシステムについて、一切言及されないのは何故なのだろう、と思ってしまう。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。到着翌日の24日(金)からさっそく坂路2本を駆け上がっています。軽めに乗っている現時点では、それほど酷く後肢が疲れている感じにはありません。週末まではハロン17〜18秒のキャンターで乗って、馬場状態を見て週末あたりから負荷を課してみる予定。その際の様子なども参考に、次走へ向けて調子を上げたいと考えています。
○ 2010/9/30
風邪は少しずつ良くなっているように思うが、まだのどが痛く、鼻もでる。
弁当を詰め、8:00に事務所。
スタッフが置いていたいくつかの資料を確認し、メール送信。
ユーちゃんからホームページの案が届いている。
昨日出て来た空間造形4のスケジュールをカレンダーに書き入れる。
東京土建の一級建築士定期講習の申込書を確認。
ここの講習料は一万円と安い。
午後一で元スタッフの高橋さんが来所。
長崎に帰ったので、お土産を持って来てくれた。
しばらく近況について等を話す。
好物のからすみ、ありがとうございました。
少しずつ読んでいる「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)。
出版されたのが1977年。
邦訳されたのが1984年。
253のパターンを自分なりに組み合わせて行くことで、活き活きとした建築やコミュニティーを作り上げて行くための手引書だ。
まだ最初の方だが、かなりの部分が現在の問題になっていることにあてはまる。
このような手引きが書かれながらも、そのようになっていないのである。
ひとつひとつのパターンを読むととても説得性があり裏付けもある。
でもそうなんないのは、統合して考えられることがなく、小さなパターンの選択ごとでコミュニティーや建築つくりが行なわれているからだろう。
様々なコミュニティーへの働きかけを行なう、政治家や役人に読んで欲しいが(もう読んでいたら失礼)、先ずは自分からです。
唐組、唐ゼミ両方の申請関係の連絡有り。
夕方ユーちゃんに返信。
どうにか風邪から回復しそうな雰囲気。
○ 2010/10/1
弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
やっと風邪から回復して行けそうだ。
ユーちゃんとホームページについてやり取り。
大学院の同級生の那須から、久しぶりにメールが来る。
執筆中の博士論文について何度か簡単なやり取り。
地方ゼネコンの歴史的な考察を、生産史的に書こうとしており、とても面白い現代的なテーマだと思う。
頑張って欲しいし、楽しみだ。
乱雑に積み上がってしまった資料を整理しながら確認して行く。
思うところあって、「エリアマネージメント」や「セイフティネット」等について調べる。
11:00前、スタッフとKNH-2の検討方針の打合せ。
昨年の今頃、人の紹介で建築学科に進学希望の高校生に、建築学科とその後の進路について話したことがある。
その高校生がこの春、見事慶応大学に入学し、建築を専門にしたい、と言う。
ともかく勉強したい、と言うことなので今日13:30、事務所に来てもらう。
学校での様子を聞き、先ずはいつもの模型作成テストをやってもらうことに。
夕方までかかって、ボロボロの模型が出来上がった。
それでも凄く楽しそうだ。
もっと修行をするよう話し、いくつか心構えを伝え、具体的な行動を指示し、18:30頃終了。
今日話したことを、自分が学生時代にやって行ったら、きっともっと先に進めていただろう。
元気があるので先ずは、頑張って食らいついて欲しい。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。ゲート試験合格までは順調でしたが、追い切りに入ってからはスムーズさを欠いています。29日(水)の乗り込みでは急に内に切れ込んで鞍上を振り落とし、翌日の追い切りにおいてはラスト1ハロンの地点でブレーキをかけてUターンしました。今週に入って早いタイムが出ていない(計測されていない)のはそのためです。佐々木師は「ニューポリトラックでそんなところを見せるから、週末は坂路でやってみたい。競馬にいけば大丈夫だと思うのだが」と話していました。
5歳馬
マイネアルデュールは、今週、札幌のSTV賞へ出走を予定していましたが、出走希望馬が多く、レース間隔順で残念ながら除外されてしまいました。相沢師の希望もあり、きょう金曜日に札幌競馬場からビッグレッドファーム明和へ移動をしています。次走、福島開催2週目あたりの出走を視野に馬体を緩めずに乗り込んでいきます。ブリンカーを着けた今週の追い切りについて、相沢師は「丹内騎手が跨がったのだが、かなり効果があった様子。『勢いよくハミを取って抑えるのが大変なほどの行きっぷりだった』と連絡があった」と話していました。
○ 2010/10/2
8:00に事務所。
よい天気。
近所の馬橋小学校は運動会。
ホームページの変更も目処が立って来たので、写真とデータの確認整理。
9:30前事務所を出て、西荻窪の Ho君の実家へ。
10:0から、Ho君とお母さんの要望を聞く。
2週間後くらいに、第1次案を提案することにして、11:00過ぎ終了。
その脚で、母の入院する病院へ。
行った時は起きていたが、途中で寝てしまい、事務所に戻る。
帰り道、懐かしい西荻の味をつい買ってしまう。夜食べよう。
ちょっとずつだが、読み進んでいる「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)、ひとつひとつのパターンに書かれていることが、刺激になり、面白い。
写真整理の続きと、決算のための帳簿付けの資料をまとめる。
オークションで入手した、「わすれたいのに+5」モコ・ビーバー・オリーブ(http://emimusic.jp/st/hiccho/series2/toct25163.htm)を聞く。
入手したのは「+5」であの名曲「海の底でうたう唄」(http://www.youtube.com/watch?v=KjRrYU0RgXw)が入っているやつ。
2曲目の「シークレット・ラヴ」いいねー。
少しずつ、机まわりの整理もして行く。
○ 2010/10/3
7:30に起きだし、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」。
HOHの既存図面を確認し、スケッチ。
10:00過ぎ、高円寺に買い物。
再びHOHのスケッチとテーブルまわりの整理。
午後はKNH-2のスタッフが置いて行った構造の資料確認。
夕方、「わすれたいのに+5」モコ・ビーバー・オリーブ(http://emimusic.jp/st/hiccho/series2/toct25163.htm)を聞きながら、沢山ある野菜を使った料理を。
しかし、最近は料理を作ると、作るだけで腹がいっぱいになった気分になり、あまり食べられなくなる。
夜、録画しておいた、「ハーバード白熱教室@東京大学「イチローの年俸は高すぎる?」(http://cgi4.nhk.or.jp/hensei/program/p.cgi?area=001&date=2010-10-03&ch=31&eid=22625)を見る。
日本の若者もなかなか良いじゃないか。
サンデル教授が、授業の冒頭にあげた、アリストテレス・カント・もう1人は忘れてしまったが、の3通りの考え方は、日常のことを考える時に常に身近にあり、常に考えるということが重要であることが、今日の論議を通して分かってもらえたのではないか、とまとめたが、大きく納得。
来週も楽しみだ。
○ 2010/10/4
8:00に事務所。
雨は上がったが、曇りで寒い。
大学院時代の同期の那須からのメールに返信。
10:00、スタッフにHOHの土曜日に聞いて来た要望を伝える。
併せてKNH-2の確認。
新しいホームページのトップに使う写真の選択。
午後一で確認の上、ユーちゃんに送付。
13:30、建設会社来所。
一級建築士の定期講習会の申し込みようの、証明写真の撮影に。
国勢調査をネットから行なうも、届いている国勢調査の書類の、重要な部分に記入漏れと記入間違いがあり、問い合わせて確認。
なんだかこんな状態でやる意味あるのだろうか。
TVコマーシャルも意味が分からないし。
一級建築士の定期講習会の申し込みを作成。
17:30過ぎ事務所を出て、新宿のタイニイ・アリス(http://www.tinyalice.net/)へ。
釜山の演戯団コリペ「 Floor in Attic 屋根裏の床を掻き毟る男たち」。
タイニイ・アリスの丹羽さんから招待頂いた。
18:30前、チェ・ミキと落ち合う。
小さな会場が満員。
客入れで少し押して、19:10開演。
字幕なしの1時間10程の芝居。
小さな閉塞感あるセットで、4人の役者が激しい芝居を行う。
最後は、ジャージャーメンが飛び交う、人間臭い芝居。
こんな芝居は今の日本には少ないのではないだろうか。
楽日と言うこともあるのか、終演後演出の女性が舞台で少し話しをする。
全くの字幕なしはちょっと残念だった。
タイニイ・アリスを出てチェ・ミキとゴールデン街の「こどじ」(http://www.phobbit.com/kodojitop.html)へ。
現在は、森山 大道さんの「CHELSEA/2010」の展示。
しばらくいて、その後、近くの中華屋で食事をして帰る。
○ 2010/10/5
8:00に事務所。
鹿野さんに「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の撮影の連絡や、ユーちゃんに送ったホームページ用の写真の連絡等。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dの確認。
10:00、スタッフが来たので3Dの指示。
展覧会のお祝いのお酒を買ったり、定期講習会の入金をしたり、雑務いくつか。
しばらく前に見つけた、パールセンター商店街からちょっと入ったところにある、「洋服のお直し おはりこ家」に、ジャンパーのファスナーを直してもらうために持って行く。
以前からこの奥は、どうなっているのだろうと思っていた、雑草の生えた奥まったところにモルタルアパートが2件程あり、その一室がそのお店。
パールセンターからの入り口に看板が出ていたので気がついた。
14:30過ぎ事務所を出て、要町の熊谷守一美術館(http://kumagai-morikazu.jp/)のギャラリーで開催中の、西村多美子さんの二人展へ。
大きく引き延ばされた写真は、全く違う写真になっていた。
拝見した後、せっかくなので熊谷守一さんの展示も拝見して、早稲田へ向かう。
穴八幡でやっていた古書祭りを冷やかし、演劇博物館の「第三エロチカの時代 1980〜2010解散記念展」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/2010erotica.html)へ。
懐かしいポスターが張ってある。
川村さんが第3エロチカの活動を3期に分けているが、第1期しか観ていない。
大隈小講堂の関連シンポジウム「第3エロチカの時代(仮題)」へ。
知っている顔がちらほら。
18:30から、唐十郎さん・川村毅さん・島田雅彦さんによる鼎談がスタート。
第3エロチカの第1期の80年代がテーマに。
三人、それぞれに80年代に対する気持が少しずつ違っている(当たり前だが)のが、逆に島田さんが言った、多様だった80年代と言う意味でよく分った。
たしかに唐さんや寺山さんが切り開いた時代を受け、(つかさんらの第2世代をひとつ超えた)80年代は、いろんな芝居が跳梁跋扈していて、芝居を見に行っていチラシをもらって来て、これはと思う芝居を観に行き、当たり外れがあるのがとても楽しみな時代で、第3エロチカは観に行くが、第3舞台は観ない、と言うようなことがあった時代だった。
そう考えると、現代は川村さんが言うように、芝居もグルメ化しており、沢山ある消費のひとつになり、そうなると芝居なんてちっぽけなものなのだ、と話しは実感出来る。
建築もほとんど同じような流れを辿っているように思える。
最後の学生からでた「何故80年代はそれ程芝居が普通の人たちにも影響力を持てたのだと思いますか」という質問や、川村さんが今80年代を語っておかないと、「小劇場ブーム」の一言で片付けられてしまう、と言っていたが、60〜70年代についてはそうだと思うが、もう80年代もそちら側に入ってしまうのか、とその頃芝居をよく観ていた人間としては、いささかショックだった。
たしかに、もう30年前のことだから、そろそろ本格的に記録しておかないと、気がついた時には何も残っていないことになってしまうのかもしれない。
その頃はもちろんネットもなかったし、映像記録さえ押さえられてないのが普通だったから。
20:00過ぎ、終了。
帰路に着く。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。落ち着きつつも前進気勢が感じ取れる好ましい精神状態。春に滞在していた頃よりも折り合いが楽につきます。硬さは身体的特徴であり、この体質とはうまく付き合っていきたいもの。馬体は順調に絞れてきています。
○ 2010/10/6
チェ・ミキに弁当を作ってもらい8:00に事務所。
よい天気だ。
いくつかの連絡事項。
日報を書いてアップ。
HORのスケッチ。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の第1課題のエスキスチェック。
スタジオの5人にそれぞれの案を1人ずつ発表してもらい、次の番の学生にその案について気がついたことを発言させる。
皆何かは感じているのだが、伝えることに躊躇があり、言葉にすることが苦手な様子なので、今回からチャレンジしてみる。
このようにして行くと、少しずつほかの学生からも意見が出て来るようになって来た。
「仮設性」「リノベーション」「コンバージョン」などを意識することに依って、新たな建築的可能性を探れないか、と言う意図が、学生たちの案にアドバイスすることに依って、少しずつ明確になってく時間だった。
18:00前終了。
しばらく準備室で休み、今回アシスタントをやってくれている、住環境の第一期生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
よく言って行っていた居酒屋が、しばらく行かない間に、ガラッと様変わりしてしまい戸惑う。
これでは1人でカウンターで飲んでいた、お父さんたちは居場所がないのでは。
しばらく話しているうちに、水谷先生も遅れて参加。
半年ぶりの空間造形4についてや、学生たちについて話しが盛り上がり、気がつけば閉店の0:00。
ここでお開き。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。後肢の疲れはそれほどではないものの、夏の暑い時期に使ってきた影響からか、以前に比べると動きがいまひとつといった状況です。馬体の張りも前回送り出したときに比べて物足りない感じがあり、全体的に疲れが残っているのかもしれません。先週末の追い切りは見送り、様子を見て状態が上がってくるのを待ちたいと思います。馬体重は512キロ。
○ 2010/10/7
昨晩は久しぶりに長い時間飲んだので、きついかと思ったが、帰ってからは一杯やらずに寝たので、ちょっとゆっくり起きて8:00過ぎには事務所に来れた。
ユーちゃんから、トップページの画像がメールで届いていたので、何度も繰り返し見る。
そしていろいろ考え、要望等を返信。
HORのスケッチ。
昼に事務所を出て、スタッフと麻布十番のショウルームへ。
KNH-2のクライアントも見えて、ショウルームで話しを聞き、近くの施工例を案内してもらい、15:00そこを出て、新橋の別のショウルームへ。
その後、表参道を回り、六本木で別れて、18:00事務所に戻る。
ユーちゃんからトップページ案の修正案が届いている。
ほぼ決まりだが、ここは慎重にと、もう一案のお願いをする。
○ 2010/10/8
8:00に事務所。
今日も爽やかな天気だ。
トップページに使う写真について、カメラマンの方に質問の連絡。
HORのスケッチ。
13:30、HORのスタッフ打合せ。
一案を確定し、別案の方針を決めて、14:30過ぎ終了。
16:00前、武蔵野大学のうちのスタジオの学生が一人来所。
エスキスチェック。
16:30過ぎ終了。
引き続き、HORのスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。坂路、ウッド、ニューポリトラックでそれぞれ乗り込まれています。フラットコースでの調教で気難しい面を見せたこともあり、日曜日と水曜日の追い切りは坂路で消化。併せ馬で集中させたこともありますが、最後まで真面目にしっかり走っていました。佐々木師は「動きはまずまずかな。この中間はトラブルもなかったし、競馬にいけば問題なさそう。精神的にも仕上ってきたから敏感になっているのだろう。スタートも速いし、緒戦から動けそうだね」と述べていました。来週、京都のダート1800mに幸騎手でデビューする予定です。
○ 2010/10/9
朝から弱い雨が降っている。
8:30前に事務所。
連絡事項いくつか。
ユーちゃんから来たトップページ案もまとまって来た。
HORの簡単なスケッチ。
今月末が決算の期限なので、帳簿付け作業にかかる。
17:00前までに半年分終了。
17:20事務所を出て、お祝いの酒を買って井の頭公園の紅テントへ。
唐組「ふたりの女」と「姉とおとうと」の二本立て興行。
18:00にテントに着く。
受付を済ませ、しばらく佇んでいると三々五々お客さんが集って来た。
18:20、チェ・ミキが日本語学校の生徒のロシア人のタラソフさんを連れて来た。
18:30過ぎから並び始めるも、雷が鳴り、雨が激しくなって来た。
地面は水たまりで泥だらけ。
テントに入場しても、皆靴がグチョグチョで傘もあるので、なかなか座れない。
19:00過ぎに開演。
「ふたりの女」は第七病棟に書かれた芝居、1984年のザ・スズナリでの再演を見た。
第七病棟は翌年の1985年に、浅草常磐座で伝説的な「ビニールの城」を上演した。
「六条」と「アオイ」の二人の女を1人の主演女優が演じる。
1982年の下北沢本多劇場のこけら落とし公演の「秘密の花園」も「いちよ」と「もろは」というそっくりな(外見は)姉妹を1人の主演女優が演じる芝居で、その両方を初演では緑魔子さんが演じた。
唐さんはあて書きをするので、このふたつの役は、緑魔子さんに書かれたものだ。
そしてふたつの役とも、片方が首を吊って死ぬ。(これは終演後、唐組の辻さんと話していて気がついた。)
今回「六条」と「アオイ」を演じた、藤井由紀さんの美しさは際立っていて、麦わら帽子を通して顔に落ちる光と陰には戦慄をおぼえた。
人間の中にある切なさを、リアルに感じた芝居だった。
20:10過ぎ、終演。
セット変えのため、一度テントから出て、次の「姉とおとうと」の入場を待つ。
梁山泊の「ベンガルの虎」を武蔵野大学が学生たちが見に来てくれた時に、藤井さんが武蔵野大学の卒業生だと言うことが分かり、今回の芝居も、その学生たちは見に来た。
テントの外で落ち合い、話しをしながら待つ。雨は少し小降りになった。
20:40前再びテントに入り、20:50過ぎ、「姉とおとうと」開演。
21:30過ぎ終演の、小品。
後で聞いたら、テレビドラマのために書かれた本が元になっている、とのこと。
確かに、映像のイメージが挿入されることに依って、より豊かになるだろうが、それを現実の芝居で演じた役者たちの表現力には感心した。
学生たちも少しテントに残らせてもらい、余韻を楽しむ。
22:30過ぎ、テントを出て、学生たちと別れ、チェ・ミキとタラソフさんと吉祥寺駅前の居酒屋でもう一杯やり、0:00お開き。
記憶残るテント芝居になった。
○ 2010/10/10
蒲団の中でだらだらするのに、丁度良い季節。
目は覚めているが、しばらく起き出さず、その余韻を楽しみ、9:30に蒲団から出る。
雨は上がっていたので、10:30高円寺に買い物に行き、そのまま阿佐ヶ谷の事務所に行き、パソコンと帳簿の資料を持ち帰る。
途中また雨が降って来たが、ちょっとしたら晴れて来て、蒸し蒸しして来た。
大和町で帳簿付け。
16:40、大和町を出て、高円寺で西荻窪の父と落ち合い、二楽亭へ。
店の前でチェ・ミキと落ち合い、久しぶりの二楽亭。
ここのカルビを父は美味しいと言うので、体力付けに。
食が細くなったと言うが、今晩はよく食べた。
19:30、高円寺の改札で別れる。
○ 2010/10/11
9:00前に事務所。
半袖で充分なくらい。
連絡事項や決算資料をまとめ、KNH-2のスケッチを行ない、14:00事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
今朝からプロジェクト・ニクスの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)の仕込が始まっている。
セット建て込みが少しずつ始まっている。
図面通りに出来ていない部分もあるが、大きさは丁度良さそうだ。
17:30頃、一通り出来上がり、並び出す。
それを確認して、18:30過ぎ劇場を出て、事務所に戻る。
○ 2010/10/12
8:00に事務所。
連絡事項いくつか。
9:00過ぎに事務所を出て、再び吉祥寺シアターへ。
セットつくりもどうにか軌道に乗っているようなので、10:30過ぎ劇場を出る。
途中、銀行に寄ったり、パールセンター商店街からちょっと入ったところにある「洋服のお直し おはりこ家」から、ファスナーの準備ができたという連絡を受けたので、修繕してもらうジャンパーを持って行く。
11:00過ぎ事務所に戻り、11:30からHORのスタッフ打合せ。
13:00過ぎからKNH-2のスタッフ打合せ。
HORの平面スケッチ。
16:30と17:30に、KNH-2概算見積が2社から出てくる。
溜まっていた日報をアップ。
昨日から「エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話」(http://www.amazon.co.jp/エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話-岩波文庫-ポール-ヴァレリー/dp/4003256042/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1287040355&sr=8-1)ポール・ヴァレリー著清水徹訳(岩波文庫)を読み始める。
建築についてヴァレリーが書いた文章ということで、どこかで知って買っておいたもの。
「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)は、引き続き朝トイレで、今読んでいるものがもうすぐ終わるので、読むようにする。
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、ビッグレッドファーム明和で調整中。札幌競馬場からの到着翌日から調教を開始しました。乗り込まれていただけあって、こちらでも動きが良く、かなりきつい手応で坂路を普通キャンターで駆け上がっています。スタッフは「いつものアルデュール。動きが良くて馬なりでスーッと走っていく。状態も良さそうですよ」と話していました。馬体重は前走時から15キロ増の499キロ。福島2週目の河北新報杯を目標に、今週末か来週にも美浦トレセンへ移動する予定です。
○ 2010/10/13
8:00に事務所。
雨が降ったのか、道路が濡れている。
曇り。
スタッフが置いて行ったKNH−2の案を確認し、スケッチ。
9:20、事務所を出て、荻窪の会計士事務所へ。
決算の資料を提出。
10:00前に事務所に戻る。
段々陽が差して来た。
10:30スタッフとKNH-2の簡単な打合せ。
写真家の藤田さんの紅テントの撮影について、連絡事項。
HORのスケッチ。
11:00、写真家の西村さんが来所。
写真集の企画の話しがあるとのことで、預かっていた状況劇場の写真をピックアップに来られた。
うまく進むと良いのだが。楽しみだ。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
第1課題は小課題なので、今週でエスキスチェックは終了し、来週提出。
スタジオの6人の学生に発表してもらい、エスキスチェック。
先週から始めた、学生たちからのアドバイスも段々活発になってきた。
今日のエスキスチェックで、学生たちの考えが大きなふたつの方法に別れることがはっきりした。
ひとつは構築的なものを作り上げて行く方法で、もうひとつは小さな操作を展開して行く方法。
これは第2課題にも出てきそうな傾向で、今年から意識している「仮設性」「リノベーション」「コンバージョン」という視点から、新たな建築の可能性を見つけることが出来ないか、とテーマにつながりそうなので、よく考えて行きたい。
それぞれ大きな方針を決め、細かい展開は学生たちに任せることにして、18:00過ぎ終了。
学校を出て、吉祥寺美術館「草間彌生展 ワタシというナニモノかへの問い」(http://www.musashino-culture.or.jp/a_museum/)へ。
第2課題は、吉祥寺のハモニカ横丁に写真美術館を計画する課題なので、久しぶりに吉祥寺美術館を訪れた。
草間彌生さんの初期のコラージュ作品があり、初めて見たが、コラージュ好きにはとても魅力的だった。
解説に、ジョセフ・コーネルとの親交も書かれていたが、成る程と思えるコラージュだった。
ハモニカ横丁を散策。
新しいマップを入手。
今日の授業中にも話題に上がったが、チリでは鉱山の落盤事故で閉じ込められた方々の救出が始まった。
33人と言う人数が69日間も地下に閉じ込められたが、それに耐えた人たちの尊厳に、圧倒的な希望をもらった。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。馬体重が1週前と同じ512キロ。元から細身ですが、それにしてももう少しふっくら造った方が良さそうなスタイルです。この中間も飼い葉を多めにして乗り進めてきました。疲れは取れてきた感があり、すでに4ハロン55秒の追い切りを1本済ませています。来週末、中野厩舎に入厩する予定。
○ 2010/10/14
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を確認。
いくつかのパターンを写真に撮って検討。
9:00スタッフが来たので、HORの図面作成指示。
引き続き、KNH-2のスケッチ。
11:00、KNH-2の概算見積が建設会社から出てくる。
設計事務所仲間に、防火地域の木造3階建てについてヒアリングしたり、ネットで調べたり。
13:30前、KNH-2についてスタッフ打合せ。
検討の結果が言葉になって来た。
14:30、KNH-2の概算見積、最後の建設会社の提出。
「洋服のお直し おはりこ家」に行き、修繕が終わったジャンパーをピックアップ。きれいに直っている。
HORの出来上がった図面を確認し、案をスケッチ。
18:30事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
劇場で鹿野さんとチェ・ミキと落ち合う。
17:30、プロジェクト・ニクスの「星の王子さま」(http://www.project-nyx.com/)開演。
オリジナルの「星の王子さま」と寺山修司版「星の王子さま」が合体し、そこに中山ラビさんやカルメン・マキさんのライブも入る、盛りだくさんの内容。
22:15終演。
明日、鹿野さんに360度写真撮影をしてもらうので、劇場前で簡単な確認。
大勢のキャスト・スタッフや関係者が近くの店に向かったが、あまり遅くなれないので、鹿野さんとチェ・ミキとハモニカ横丁の美舟で軽く一杯やって、0:00お開き。
吉祥寺のホームで、やはりほかの場所で一杯やって来た、若いキャスト・スタッフと遭遇し、阿佐ヶ谷で別れる。
○ 2010/10/15
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったHORの図面を確認し、修正作業を午前中いっぱいで行なう。
その後、KNH-2の概算見積の比較表のスタッフ打合せ。
14:30前事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
鹿野さんの360度写真(http://homepage.mac.com/shikanoyasushi/blog.html)の撮影の立ち会い。
宇野さん、野村さんも来て頂く。
撮影が起動に乗ったところで、16:00過ぎ劇場を後にする。
一度事務所に戻り、17:00お隣のスペース煌翔(http://spkohsho.exblog.jp/)のご夫妻からお誘い頂いた、「萩原朔美写真展 観覧車」のオープニングトークへ。
観覧車を正面(どちらが正面か分からないが、円が見える方向)から捉えた写真は見たことあるが、側面からの写真は初めて。
それらが沢山並ぶと、違ったものに見えてくる。
そして同時に、その観覧車はあるタイポロジーを持っているのだが、その周辺環境は随分と違っている。
萩原さんのりんごが腐ってなくなるまで撮影した定点観測は、高校時代、雑誌の表紙になっているのを見て、とても印象に残っている。
以前の展覧会で紹介頂き、芝居の話し等をさせて頂いたが、今回も少しお話をして、萩原さんの本「定点観測」(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4891941529.html)を持って行き、サインして頂く。
17:15頃から、30分程萩原さんの今回の写真についてのトークがあり、その後オープニングの乾杯。
沢山の方みえている。
萩原さんは天井桟敷の初期のスタッフなので、九条今日子さんもいらっしゃったので、お酒を頂いた勢いで、「星の王子さま」をきっかけに話しをする。
九条さんは、明後日観に行くとおっしゃっていた。
むかし観に行った天井桟敷の芝居の話しから、寺山さんの競馬の文章に触れ競馬を始め、現在は共同馬主の何口かを友人と持っている、という話しをしたら、九条さんも現在もJRAから招かれ、競馬場に行っているとのこと。
寺山さんがよく書いていた、ホワイトフォンテンの話しや、虫明亜呂無さんとの「競馬論」(http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480027177/)の話しをしたら、懐かしそうに寺山さんとの競馬のエピソードを話してくれた。
日曜日に、マイネルソラーナがメイクデビューすると話したら、応援すると言って頂き、ありがたかった。
その後、お祝いのイベントが始まったので、それを拝見して、事務所に戻るも、酒が入り仕事にならないので、早々に帰路に着く。
とてもゆったり出来る展覧会ですので、皆様も是非お出かけ下さい。
26日まで開催されてます。
スペース煌翔のオーナーご夫妻、お誘い頂きありがとうございました。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、17日(日)、京都3Rのダート1800mに幸騎手でデビューします。最終追い切りはテンから加速せず、ラスト3ハロンを催促するもの。途中からスピードを上げた関係で全体のタイムは平凡でしたが、きちんと反応していたので調子は良いはずです。佐々木師は「まずまずじゃないかな。息遣いは大丈夫。坂路に場所を移してからは悪い癖を見せない。今週もブレーキをかけていなかった。念のためにジョッキーにその特徴は伝えておきたい」と話していました。
○ 2010/10/16
9:00に事務所。
今朝も道路は濡れていたが、雨は降っていない。
HORの打合せ資料をまとめる。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
13:00事務所を出て、HORのお宅へ。
13:30からHaとお母さんに第1次案の説明。
この案を元に、要望の優先順位を検討してもらう。
あれこれ話しているうちに、もう一案の可能性が出て来たので、週明けに図面にして送ることにして、15:00前終了。
その脚で、銀座の資生堂ギャラリー(http://www.shiseido.co.jp/gallery/)の「石上純也展 建築はどこまで小さく、あるいは、どこまで大きくひろがっていくのだろうか?」へ。
明日までと言うこともあるのか、沢山の若い人たちが見に来ている。
展示されている60あまりのプロジェクトに記された、ひとつひとつのコメントを読んで行くと、「私たちがまだ知らない世界を切り開くひとつの手段として建築があるのではないか」という石上さんの考えを実感出来る。
各プロジェクトはとても新鮮でいろいろか考えさせられるのだが、完結しているようにみえ、いやでもまわりにある社会をどのように捉えているのだろう、ということはあまり読み取れない。
社会自体も概念化してしまう 新しい世代と言えるのかもしれない。
若い人たちはとても熱心に見ていて、影響力も大きいだろうが、その辺りがちょっと来なるところが、世代の違いなのかな。
次に、三愛ドリームセンターのリコーフォトギャラリーRING CUBEの「細江英公・人間ロダン展」(http://www.ricoh.co.jp/dc/ringcube/event/rodin_2010.html)へ。
和紙にプリントされたロダンの彫刻を撮影した写真は、テカリはないのに艶っぽかった。
会場では、細江英公さんが作品の解説を行なっていた。
以前、土方巽さんを撮影した写真の展覧会でも会場にいらしたが、77歳、まだまだお元気だ。
引き続き、BLD GALLERYの「SCANDAL+」(http://bld-gallery.jp/exhibition/101001scandal.html)。
杵島孝さんの写真を初めて見る。
1945〜50年くらいの写真が刺激的で、いったいおいくつなのか、と思ったら、なんと1920年生まれ。
ということは、90歳。
会場にも何度かみえていると言うこと。いやはやお元気だ。
ここから今日見た展覧会を逆に辿って行くと、やはり世代(つまり時代・時間か)と言うことをまざまざと実感してしまう。
そして、果たして自分は、と自問する。
18:00前、事務所に戻る。
○ 2010/10/17
7:00に目は覚めるが、8:00頃までだらだらベットに。
起き出して、いつもの「ようこそ先輩 課外授業」。
今日は詩人の小池昌代さん。
小学生たちと詩を作って行く。
難しい言葉は求めないが、ありきたりな言葉は認めない。
言葉にすることはとても難しいが、大事なことであることが、よく伝わって来た。
積み上がったテーブルまわりを少し整理。
10:15、大和町を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都3R、マイネルソラーナがメイクデビュー。
11:00スタート。
スタートよく、先頭から3番目くらいにつける。
そのまま、3コーナー手前まで行くが、ほかの馬がスピードを上げあたらズルズル後退。
3コーナーから4コーナーの間で置いて行かれてしまい、結局は10着。
追い切りでも途中で止まってしまったりしていたので、競馬になってないのか。
大和町に戻り、引き続き少し片付け。
テレビで秋華賞を見る。
アネパパ、3冠達成。おめでとう。
アネパパから少し買っていたが、2着が外れ。
オーナーの金子さんは、ディープインパクトの馬主でもあるとのこと。
牡馬、牝馬、共にの3冠オーナーとは素晴しい。
我々弱小馬主会も、少しはあやかりたいものである。
16:00前、大和町を出て、食べ物やお酒を買って事務所に。
夜のKNH-2の打合せの準備。
18:00過ぎ、スタッフも来る。
19:00過ぎ、KNH-2のクライアントご夫妻が来所。
先ずは概算見積の説明とスケジュールの確認。
その後、ビールを飲みながら、空間イメージについてブレスト。
先週から今週にかけて、計画を見直した部分があったので、それを説明し大きな方針は了解して頂く。
あれこれ話し、22:00前に終了。
このコミュニケーションでよりイメージがはっきりして来た。
マイネルソラーナは、17日(日)、京都3Rでデビューし、10着でした。
幸騎手「『ブレーキをかける』と聞いていたので返し馬から注意して臨んだ。スタートしてすぐ周りに馬がいるポジションへ。これなら止まることはないだろうと思ったが、砂を被ったら前肢が浮いてくるような走りになってしまい、向正面では外からこられたら他馬を気にして行きっぷりが悪くなってしまった」
佐々木師「芝も視野に入れた方が良いかもしれない。疲れがなければ中1、2週で次走へ」
○ 2010/10/18
8:00に事務所。
昨晩のKNH-2の概算見積について、各建設会社への報告や、クライアントとの連絡事項。
土曜日のHORの打合せで出た案のスケッチ。
朝は曇っていたが、昼前から陽が差して気持よい天気になって来た。
午後一で、HORのスケッチの図面化をスタッフに指示。
ホームページの変更の、コンテンツ名の検討を行ない、案をまとめユーちゃんへ送付。
17:30事務所を出て、西荻窪の病院へ。
18:00、病院で父と妹と落ち合う。
人工透析を始めてひと月以上経ったので、現在の病状を先生に説明してもらう。
われわれがみても、透析の結果は出ているよう感じられ、先生の説明もおおむね想像通りだった。
安定はしているが、もう二月近く何も口にしていない。
辛いだろうな。
18:30過ぎ病院を出て、西荻窪駅近くの居酒屋へ。
母には申し訳ないが、われわれはお酒と食べ物を頂く。
途中からチェ・ミキも参加して、病状について話す。
1人で家にいる父が惚けないように、以前行っていた絵の会に参加するよう、皆で発破をかける。
20:30お開き。
○ 2010/10/19
8:00に事務所。
今日は寒い。
雑務や連絡事項で午前中は過ぎて行く。
午後郵便を出しに行き、久しぶりに銀星舍に寄り、ご主人と話しをする。
KNH-2のスケッチや図面を整理しながら、スケッチ。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、真歌トレーニングパークで調整中。坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。この中間もMイサベルをパートナーに追い切りを行うなどして、仕上げてきました。Mイサベルに比べると瞬発力には劣るものの、長く脚を使って最後まで伸びており、スタッフは「Mプリンセスのような雰囲気がある。距離の融通も利くタイプだと思う」と評価していました。馬体重は494キロ。一回り大きくなっていますが、決して太くはなく成長分がほとんどでしょう。あす水曜日に現地を出発し、22日(金)の検疫で栗東トレセンへ移動する予定です。
○ 2010/10/20
7:30過ぎに事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型や図面を見て、スケッチ。
8:30、来京中のユーちゃんが来所。
久しぶりに顔を合せる。
元気そうでなによりだった。
ホームページの画面を見ながら打合せ。
10:00、終了。
スタッフにKNH-2の指示を出し、準備をして11:00過ぎ事務所を出て武蔵野大学へ。
12:00過ぎに到着し、提出された空間造形4の第1課題を見て回る。
13:00から、講評会。
各スタジオ、3人ずつの2グループの発表と講評。
途中休憩を一回挟み、5スタジオの発表と講評が終了したのが18:00前。
その後、各先生とアシスタントの学生から総評があり、その後各スタジオに分かれ、来週からの第2課題のガイダンスをして終了。
全体的なレベルはボトムアップされたが、突出した学生がいなかった。
短期課題だからか、後半の長い課題に期待したい。
19:00、水谷先生と宮口先生、アシスタント1人と学校を出て、三鷹の居酒屋でお疲れ。
学生たちの提出物やパーソナリティーの話題で盛り上がる。
積極的に学生たちもこのような席に参加して、こういう話しを聞けば参考になるのだが、と思うが、金曜日から学園祭なのでその準備で忙しそうだ。
途中で職員の手塚さんも参加。
22:00過ぎ、お先に失礼して、参加するのを迷っていた「星の王子さま」の打ち上げに、酔った勢いで向かう。
23:00過ぎ、新宿の「星の王子さま」の打ち上げ会場に到着。
お店は関係者でいっぱい。
だから、入り口まわりで、蘭妖子さんと話しが出来て、ラッキー。
キャスト、スタッフが一人一人前に行って大入袋を渡される恒例に呼ばれ、店の奥まで行って何か話したが、酔っていてほとんど覚えていない。
0:30、終電になるので、振付けの大川さんと一緒に帰路に着き、阿佐ヶ谷で別れる。
大和町に着き、服を脱ぎ、そのままベットに倒れ込む。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター1300m2本の運動をしています。Mレインに先行した先日、先着して5ハロン69秒のタイムをマークしました。相手がもっさりしていて思ったほど動きませんでしたが、スタッフが「覇気が出てきている」と述べる通り、こちらの状態が上向いているのも確かです。19日(火)にはびしっと追い切りました。馬体重は512キロ。今週末に美浦の中野厩舎に入厩する予定です。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、きょう20日(水)に美浦の相沢厩舎に入厩しました。
○ 2010/10/21
さすがに辛く、9:00過ぎに事務所。
雨が降っていて寒い。
疲れが取れず、今日は集中出来ず、だらだらとスケッチ等。
インターネットで読んだ、畠山直哉インタビュー(http://www.art-it.asia/u/admin_ed_feature/Rg7z5AMsun9dEUCWkvr3/?mail068)の中の、「物事のはじまり-言葉と写真」の中の、「物事の始まりに触れたいという気持ちが芸術作品を作るというふうにさえ、僕には思えるんです。」と言うフレーズが、印象的だった。
○ 2010/10/22
一晩普通に過ごしたので、疲れはとれ、8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dを確認し、スケッチ。
9:30、KTHを施工した建設会社が来所。
修繕について、簡単な打合せ。
10:30、設備事務所来所。
KNH-2の打合せ。
12:00前終了。
13:30前事務所を出て、自転車で会計士事務所へ。
決算が出来上がったので、署名捺印し、書類をもらってくる。
帰りに図書館に寄り、その後、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
一度事務所に戻り、しばらくして銀行等の振り込みに。
明日から「阿佐ヶ谷ジャズ・ストリート」(http://www.asagayajazzst.com/)なので、そこここで街頭ライブが行われている。
URLを調べようと、「ジャズ・ストリート」で検索したら、たくさんの地域の「ジャズ・ストリート」が出て来た。
こんなにあるんだ、と思うくらい。
17:30過ぎに再び事務所を出て、新宿歌舞伎町、旧噴水前のFACE、TFactory2010年/30周年記念公演・川村毅新作「新宿八犬伝 第五巻-犬街の夜-」(http://www.tfactory.jp/data/shinjuku_hakkenden.shtml)へ。
18:30前会場で小池さんと落ち合う。
顔見知りの小劇場の役者や演劇評論家の方々も来ている。
「新宿八犬伝・第一巻-犬の誕生-」は1985年が初演。
その後、1991年に第四巻の公演が行われ、この頃までが第3エロチカの第1期ではないだろうか。
だから20年後にどのような最終章が用意されているのか、皆期待と不安が入り交じる、という感じなのではないか。
1985年の新宿歌舞伎町アシベホールでの第一巻を観て、そのパワーと猥雑さに圧倒されて、しばらく熱心に通った。
新宿梁山泊の旗揚げ公演も、1987年「新宿八犬伝外伝・パイナップル爆弾」で、市ヶ谷の法政大学の学生会館で終演後表に出たら、舞台上で使われ、飛び散った熟したパイナップルで、シャツが真っ赤に染っていたのを思い出す。
19:00開演、途中休憩を挟んで21:45終演。
あっという間の2時間半だった。
特に後半は、まるで25年前にワープしてしまったように感じた。
本もまるで20代の川村さんが書いたようで、キッチュな表現もおかまいなし、破天荒な構想も力技でねじ伏せ、そのパワーが潔くて気持よい。
有薗芳記さんは期待を裏切らず、昔のままの身体表現。
小林勝也さん、手塚とおるさん、広田レオナさんなどのベテランたちが、水を得た魚のように物語を色付けて行く。
パンフレットに川村毅さんにサインをしてもらい、清々しい気持で歌舞伎町に出る。
帰り道、小池さんから、猫の役(と言っても観てない方は分からないのですが)は、亡くなった深浦加奈子さんへのあて書きだったらしい、と言うこと聞く。
「猫飼」と言う役をやった有薗芳記さんと深浦さんが、猫コンビを組んだシーンを書き込んだ作家の想いに切なくなる。
深浦さんは、80年代小劇場の3大憧れ女優の1人でした。
改めて、ご冥福を祈ります。
(ちなみに、あとの二人は「第三舞台」の筒井真理子さんとこちらは90年代に入るが「MODE」の伊東景衣子さんでした。)
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。並行していた昼夜放牧を切り上げ、この中間からはトラックコースから坂路に場所を変更して乗り進めています。ヒートアップしやすく、些細な出来事にも反応してしまう面は同等ですが、兄のMギブソンよりも他馬を気にする性格です。ゲート難だった母の仔ながら、発馬機内の通過、前扉が閉まった状態での駐立はスムーズ。この配合にしては馬体に幅があり、首周りもたくましく見えます。馬体重は421キロでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、22日(金)に真歌トレーニングパークから、栗東の宮本厩舎へ移動しました。トラブルもなく無事に到着しています。11月6日(土)、京都のファンタジーS・牝馬限定・芝1400mへの出走を目標に、あすから馬場入りを始めていきます。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。前走は砂を被って怯んでしまったようで全力を出し切った感じにはなく、京都競馬場からの帰厩後も目立った疲れは見せていません。今週はトレセン行事のため全休日が火曜日だったのですが、その翌日の水曜日からさっそく騎乗を再開して坂路1本を駆け上がっています。ダートのレースにも慣れて欲しい考えがあり、次走もダート1800mを使うことに。中2週で次の京都開幕週を予定しています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、22日(金)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の中野厩舎へ移動しました。24日(日)に締め切りで、11月2日(火)に名古屋で行われる交流競走・サテュロス賞・ダート1900mに登録を行う予定にしています。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、美浦で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。無事に到着し、21日(木)から馬場入りを開始。31日(日)、福島の河北新報杯・芝1200mを目標に調整を進めます。今週末、来週と追い切って、レースに臨む予定です。
沢山入厩して来て忙しくなりそうで楽しみだ。
○ 2010/10/23
9:00前に事務所。
久しぶりによい天気で気持よいが、奄美大島ではまだ雨が降り続いている様子。
ニュースの映像を見る限り、とても大変は状況になっている。
スタッフが置いて行った図面を確認し、指示を書く。
昨晩の「新宿八犬伝 第五巻・犬街の夜」の感想等を書いて、日報をアップ。
14:30、事務所を出て、新宿のINAXのご近所の荒木さん(http://t-araki.dreamlog.jp/)の事務所設立20周年の展示を観に行く。
会場で、今年OZONEで5人展(http://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/980.html)を一緒にやった大川さんと会い、16:00からのお祝いの会にご一緒する。
牛込神楽坂の荒木事務所20周年のお祝いのパーティ会場に、15:45到着。
三々五々と参加者が集って来て、16:30前挨拶等が始まる。
沢山の人と話しをして、沢山頂いて、20:30頃お開き。
荒木さんおめでとうございました。
パーティにみえていた、阿佐ヶ谷の建設会社の代表ご夫妻の車に便乗して、阿佐ヶ谷まで戻り、事務所へ。
しばらくして、大和町に戻る。
チェ・ミキのお客さんが二人みえていたので、しばらく話しをし、先に失礼してベットに入る。
○ 2010/10/24
8:00過ぎ起き出す。
昨日はよい天気だったが、今日は曇りで寒い。
テーブルまわりの本を整理する。
午前中高円寺に買い物に。
12:00にチェ・ミキと自転車で、阿佐ヶ谷の東京朝鮮第九初級学校のコリアンまつりへ。
校庭には簡易テーブルが並び、いろんな食べ物がそのまわりで売られている。
早速ビール、チャプチェ、豚足や薬膳ご飯を買い、テーブルで一杯。
しばらくしたら、事務所の隣のスペース煌翔(http://spkohsho.exblog.jp/)の夫人がおいでになる。
スペース煌翔では、先日日報に書いた萩原朔美展が開催中なので、ご主人は先に来て交代でいらしたとのこと。
一緒に一杯やっていたら、入り口で手を振る女性が。
なんと、2002年に竣工したMBHのご家族が。
赤ちゃんだったお子さんが5歳とのこと。
ご主人が弁護士で、「となりのコリアン」(http://www.amazon.co.jp/となりのコリアン―日本社会と在日コリアン-在日コリアン研究会/dp/4535583773/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1287975299&sr=8-1)と言う本を、2004年にまとめたメンバーの1人で、その頃よくこの第九学校に来ており、うちの事務所もそのころは阿佐ヶ谷の北、この学校のすぐそばにあって、時々立ち寄って頂いた。
このところはお互い御無沙汰しており、本当に久しぶり。
お互い、イヤー遊びに来て良かった、と。
近況報告等話しが弾み、MBHのご家族は14:00前に帰って行った。
もうしばらく飲み喰いして、われわれも14:30会場を後にする。
何年か前から機会があると来ているが、近所の方の参加者も増えているのか、人気の食べ物等は以前より速くなくなってしまうが、賑やかで楽しみな会だ。
夜、日曜美術館で碌山・荻原守衛の話し(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1017/index.html)。
穂高の碌山美術館(http://www.rokuzan.jp/)は、学生の頃訪れた。
碌山美術館は今井兼次先生の設計。
まわりの住民たちがレンガを積み上げて建設中の画像が出て来て、感激。
そして、相馬黒光という女性の話しを知る。
相馬黒光は新宿の中村屋を創設し、そのサロンの女王だったと言う。
興味深い話しだった。
○ 2010/10/25
久しぶりに弁当を詰め、8:30前に事務所。
しばらく前に、朝トイレの中で読んでいた「阿闍世はなぜ父を殺したのか―親鸞と涅槃経」芹沢俊介 武田定光 今津芳文著(ボーダーインク・http://borderink.shop-pro.jp/?pid=18974838)と「青の時代」安西水丸著(青林堂・http://www.amazon.co.jp/青の時代-安西-水丸/dp/4792601657/ref=sr_1_2?ie=UTF8&qid=1288056856&sr=8-2)を読了し、「パタン・ランゲージ 環境設計の手引」クリストファー・アレクサンダー著 平田 翰那訳(鹿島出版会http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4306041719.html)を少しずつ読み進んでいる。
前者は「地獄は一定すみぞかし」という歎異抄の言葉を記憶する。
後者は読み進むに連れて、安西水丸さんの絵の世界に引き込まれて行く。
外出時には、「エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話」ポール・ヴァレリー著清水徹訳(岩波文庫・http://www.amazon.co.jp/エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話-岩波文庫-ポール-ヴァレリー/dp/4003256042/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1287040355&sr=8-1)を読んでいるが、詩的な表現に、詩的から遠いところにいる人間には、ちょっと近づける部分もあるのだが、目が滑って行くことが多い。
しかし、建築と音楽、部分と全体などきっと深遠なことが書かれてるのであろうが・・・。
HORの中学の同級生から電話があり、検討方針を聞く。
午後、いくつかの確認に杉並区役所へ。
その後、中杉通りの細田工務店の前を通ったら、ここで何か出来ないかと言うことのミーティングメンバーが、前回のミーティングの話し通り、入り口付近にいらっしゃったので、ちょっと立ち寄って、今週のミーティングの参加を伝える。
一度外に出たが、区役所で聞いて来たことやその他をヒアリングしようと戻り、リフォームについて色々伺う。
こういうつながりを作るのが、このミーティングで考えてやりたいこと、と言うことかもしれない。
夕方、KNH-2のスタッフ打合せ。
e-house-projectのちょっとした動きがあり、資料をまとめて送付。
○ 2010/10/26
昨日も今日も朝、雨は上がっているが、道は濡れている。
今朝も弁当を詰め、8:00前に事務所。
「住まいの設計」(http://www.sumainosekkei.jp/sumainosekkei.php)の2010年11・12月号で高尾の家を撮影してくれた、キッチンミノルさん(http://www.kitchenminoru.com/)から、データが届いたので返信。
クライアントのお宅にも、了解をいたき送信。
スタッフが置いて行った、昨晩の打合せ事項を検討した、KNH-2の3Dを確認。
新しいホームページがあと一息なので、立ち上げようのデータ等の準備。
11:00過ぎには時々晴れ間が出てくるが、その後すぐに雨に変わった。
ホームページ用のデータ、昔の写真データ等を探すのに時間がかかる。
HORのスケッチを進め、夕方スタッフに作図指示。
ホームページの変更に伴って、メール等も検討中だが、それらの確認等に時間をとられる。
EMHの地下稽古場入り口の看板のスケッチ。
○ 2010/10/27
昨晩は、木枯らしのような風。
その風で私道に散らかった枯れ葉を掃き集め、7:30に事務所。
12月並の気温と言うことで寒い。
スタッフが置いて行ったKNH-2の資料を確認。
ホームページの作品集の写真データをまとめたり、文章を校正や修正してユーちゃんへ送付。
HORのスケッチ。
EMHの看板の打合せ連絡。
10:00過ぎ位から、晴れて日が射して来た。
本当に変わりやすい天気だ。
ニュースで昨晩の風は木枯らし一号だった、とアナウンスがあった。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
今日から第2課題。
うちのスタジオは、吉祥寺のハモニカ横丁に写真美術館を計画すると言うと課題。
各学生に考えて来たコンセプトを発表してもらいながら、ハモニカ横丁の印象や写真について質問。
16:30前一通り終了し、学校を出てハモニカ横丁へ。
17:00過ぎから、ハモニカ横丁の路地や周辺の街区をみんなで視察。
18:00前、視察を終了し、「美舟」へ。
「美舟」の2階から、お店の窓を開けて路地を見せてもらう。
その後第1課題のお疲れさまと第2課題頑張ろう、と乾杯。
第1課題の講評を一人一人に行なう。
ほかのスタジオの学生一人が、やはり敷地が終了したあと飛び入り参加。
その後は今興味を持っていることをについてや、諸々の話し。
しばらく飲んで話して、中締め。
アシスタントの学生はここで帰路に着き、残りでハモニカ横丁の屋根が見渡せる店へ。
屋外で寒いが、屋根が全てみえる。
そこで一杯飲んで、22:30頃お開き。
この経験を活かして、課題楽しんで欲しいものだ。
○ 2010/10/28
8:00過ぎに事務所。
雨が降って、今日は本当に寒い。
スタッフが置いて行った、EMHの稽古場入り口の告知板の模型と図面を確認。
確認事項を書き出し、ディテールをスケッチ。
10:00スタッフが来たので、それについて簡単な打合せ。
HORのスケッチとスタッフ打合せ。
11:30過ぎ、事務所を出て座・高円寺へ。
12:00劇場に入っているEMHのクライアントに、告知板の模型を見て頂き、説明と確認事項。
12:30前終了し、昼をとり、事務所に戻る。
連絡事項いくつかと、テント会社の方が来所。
HORのスケッチとそのスタッフ打合せを行ない、方針を決め図面化を指示。
あまりの寒さに、ファンヒーターをつける。
HORのスタッフ打合せを何度か行ない、図面を送付。
建築メールニュースの「安藤忠雄氏に文化勲章」の記事で思い出したが、しばらく前、今年の文化勲章はアウトロー的な方々に送られた、とのコメントをTVニュースで見た。
何年か前、唐さんも国からの勲章の候補になったが、テントで芝居をやっているアングラで、「お客さんに対する礼儀」と辞退していた、と言うことがしばらくして判明した、と言うことがあった。
やはり、唐さん。
マイネアルデュール、31日(日)福島11R出走確定。
○ 2010/10/29
8:00過ぎに事務所。
今朝も寒い。
豪雨の被害を受けたばかりの奄美大島に強い台風が接近しつつある。
昨日の日報の最後に書いた唐さんの紅テント。
明日明後日が最終公演日なので大変だ。
紅テントはよく大きな台風に遭遇する。
一度東京を台風が通過中に観に行ったことがある。
結局は開演までが雨風が凄く、上演中はおさまりつつあったが、舞台と客席に不思議な共通意識が生まれていた。
これは80年代の小劇場の舞台と客席にあったアウラと似たようなものだった。
唐さんは前日から、停電になってもやるから、照明代わりの自転車を何台か用意しろ、と劇団員に指示していたそうだ。
スタッフが置いて行った、KNH-2の模型を確認。
今までいくつも検討して来たが、やっとこれで行ける、と見たとたん感じるものが出て来た。
長かった。
スケッチや資料をまとめる。
新しいホームページ用のプロフィールをまとめて、ユーちゃんに送付。
決算時の税金を納めに銀行へ。
13:30、KNH-2のスタッフ打合せ。
スタッフも今回の模型に手応えを感じていた。
更なる検討事項を打ち合わせ。
いろいろな連絡事項沢山。
武蔵野大学の空間造形のスタジオの学生たちに、メールを送る。
来週の水曜日は授業が無いので、時間があると思って何もしてないのではないか、と思い活を入れる。
夕方清掃。
19:00、細田工務店へ。
今晩で4度目の、細田工務店の1・2階のスペースを使って交流を図る会のミーティング。
「アサダンギ」と言う名前、運営メンバー等を決める。
20:30から近くの居酒屋へ場所を移して、懇親会。
22:30前終了。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、栗東で調整中。坂路を1本駆け上がった後、ニューポリトラックを1周しています。通常の調教メニューに戻してからも順調。現在はあさってからのペースアップに備えて状態を整えている段階です。追い切りをかけていないので叩いた効果については何ともいえませんが、現時点で佐々木師は「良くなっていないけど悪くもなっていない」とジャッジしています。京都開幕週のダート1800mに出走する予定。幸騎手に声をかけています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。1100m弱の坂路を中心に乗り込まれています。地面をしっかり踏みしめて推進するフットワーク。筋肉の力だけでなく、グリップ力もあるような走りです。宮本師との相談の結果、ファンタジーSを見送り、黄菊賞・芝1800mに照準を定めることになりました。もう2、3本攻めてからレースに向かいたい考え。その中の1本はフラットコースで追い切る予定でいます。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路や北馬場のダートコースを中心に乗り込まれています。先週末に普通キャンターから直線だけ脚を伸ばす負荷をかけ、水曜日には今週出走のMプリュームと6ハロン標識から併せる追い切りを行いました。時計的にはまずまずですが、直線でもう少し相手を突き放したかったのが本音です。調教助手は「2本追い切ったが、夏の良かったときに比べるとまだ後肢の緩さが多少気になる。ただもともと緩いところがある馬。思ったよりは動いたので、この追い切りで変わってくれば」と話していました。11月2日(火)に名古屋で行われるサテュロス賞・ダート1900mに地元リーディングの岡部誠騎手で出走する予定です。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、31日(日)、福島11Rの河北新報杯・芝1200mに丹内騎手で出走します。日曜日が実質的な最終追い切り。ブリンカーを着用していた割には、昔のような掛かるほどの勢いはなかったようですが、馬なりでしっかりハミを取って最後まで集中して走っていました。水曜日は半マイルから流す程度にとどめており、同じような感じでした。年齢を重ねて落ち着いてきたのもあるように思えます。前走から1ヶ月ほど間隔が空きますが、52キロの軽ハンデと実戦では初めてとなるブリンカーの効果で、巻き返して欲しいと願っています。
○ 2010/10/30
台風が今晩関東にも近づくと言う予報。
朝から雨。
8:00過ぎに事務所。
ユーちゃんとメール環境について電話で連絡。
新しいホームページのデータ作成作業。
13:00前事務所を出て、東池袋のあうるすぽっとへ。
MODE「かもめ」原作:アントン・チェーホフ 構成・演出:松本修(http://www.owlspot.jp/performance/101027.html)
会場に着くと大久保鷹さんがいらして、開演まで話しをする。
先日2ヶ月間「ピノキオ」の公演で行っていたパレスチナから帰って来たとのこと。(http://www.asahi.com/culture/stage/theater/TKY200708040147.html)
中東はとても水が合った、とのことで元気そうだった。
14:00開演、途中休憩を挟んで、16:45終演。
4幕の劇で、2年間の時間経過がある3幕と4幕の間が休憩。
チェーホフの芝居は何度か見ていると思うが、まったく記憶にない。
「かもめ」も最後のシーンは覚えているので、いつかどこかで見ていると思うだが。
しかし、MODEの「かもめ」はとてもひびいてきた。
4幕、ニーナが、「今じゃ、コースチャ、舞台に立つにしろ物を書くにしろ同じこと。わたしたちの仕事で大事なものは、名声とか光栄とか、わたしが空想していたものではなくって、じつは忍耐力だといことが、わたしにはわかったの、得心が行ったの。」
と言うシーンでは、グッと来た。
なぜだろう。
演出や役者も良かったのだろう。(ニーナ以外の役もとても心に残った。)
しかし、もしかすると、これが歳をとった良さなのかも知れない。
台風の雨の中を、興奮して事務所に戻る。
夜になって、台風は通り過ぎたのか、雨は上がった。
鷹さんは紅テントに行くと言っていたが、台風を迎えきっと気合いが入った芝居だったのではないだろうか。
○ 2010/10/31
8:00に起きて、「ようこそ先輩 課外授業」。
今日の授業も面白かった。
地下の書架から、「かもめ」アントン・チェーホフ作 小田島雄志訳(http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?W-ISBN=9784560071267)を出して来て、昨日の台詞を確認する。
あのニーナの台詞は、小田島訳とはとは一寸違っていた。
MODEの「かもめ」は数ある翻訳をもとに松本さんが構成した、とあるので、多分旧いほうの訳ではないかと思う。
芝居を見たあといつもやるように、昨晩の「かもめ」の舞台装置をスケッチに残す。
10:00過ぎ、新宿の場外馬券売り場へ向かおうと大和町を出ると、昨晩の風雨でキャロライナジャスミンの葉が、私道に散らばっていたので、掃き集める。
そうこうしていたら、霧雨が降り始めて来た。
新宿の場外馬券売り場へ向かい、福島11Rのマイネアルデュールの馬券を買って、紀伊国屋書店へ。
いくつかの「かもめ」を見比べるが、昨日のニーナの台詞は、新潮文庫の神西清訳だろうと見当をつけ、入手。
丁度昨日、今まで読んでいた「エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話」ポール・ヴァレリー著清水徹訳(岩波文庫・http://www.amazon.co.jp/エウパリノス・魂と舞踏・樹についての対話-岩波文庫-ポール-ヴァレリー/dp/4003256042/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1287040355&sr=8-1)の建築に関わる、「エウパリノス」のみを読了し、ギブアップだったので、帰りの電車で読み始める。
高円寺で買い物をして、その後は一日大和町。
「かもめ」小田島訳の原本となっている、英語版の訳者、マイケル・フレインさんの『「かもめ」について」という文章を読んだが、創造的な理性(?)とでも言うか、縦横無尽に「かもめ」を分析して、スリリングな凄い文章だった。
夜、日曜美術館でブリューゲルを取り上げていたが、細部のディテールのポリフォニーから、ある世界が表現されている、と言う部分で、ブリューゲルとチェーホフ通じるものがあるように感じた。
マイネアルデュールは、31日(日)、福島11R河北新報杯に出走し、11着でした。
丹内騎手「急に手応えが悪くなった。自ら走るのをやめていると思う。苦しくなって止まった感じじゃない」
じゃあ何故、と、こういう、どうしようもないことがあるから、競馬は面白いな。
まるで寺山修司さんの世界だ。
○ 2010/11/1
昨晩は結構な雨が降っていた。
朝は霧雨程度。
弁当を詰め、8:30前に事務所。
連絡事項などで午前中が過ぎて行く。
13:30事務所を出て、新宿の喫茶店ランブルへ。
写真家の西村さんの、1970年少し前の状況劇場を撮影した写真をまとめるについて、梁山泊の金さんからアドバイスをもらうミーティング。
金さん、西村さん、三根さん。
いろいろなところに話しが飛び、なかなか面白いミーティングになり、いくつか方針をまとめる。
16:00終了、その脚で東京デザイナーズウィークへ。
武蔵野大学の水谷ゼミで出品しているので、拝見しに行く。
合わせて、KMHのクライアントが関わられている企業の展示も拝見。
武蔵野大学の展示には4年生が3人いて、話しを聞く。
イヤーこれは大変な労作。
お疲れさまでした。
卒業生二人がコンテナに出品していると聞いたので、それも見て、18:00過ぎ、事務所に戻る。
雑務等でまたもや時間が過ぎて行く。
○ 2010/11/2
7:00過ぎに事務所。
久しぶりに晴れて気持ちの良い天気。
スタッフが置いて行った KNH-2の3Dを確認とスケッチ。
何かがみえて来たが、慌てずちょっと間を置こう。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
9:30過ぎ事務所を出て、大和町へ。
北側のお宅の境界確認。
老夫婦がお住いだったが、しばらく前から誰も住まわれていなくなっていた。
土地家屋調査士の方に伺ったところでは、ご主人がお亡くなりになり、親族の方が相続された、とのこと。
売買の際の資料に少し違った部分があったが、特に問題なく終了。
10:30事務所に戻り、新しいホームページのデータをまとめて、ユーちゃんに送信。
午後一、KNH-2の再確認をして、スタッフ打合せ。
KNH-2の簡単な打合せをしたり、明日のHORのスケッチをしたり。
マイネルチハヤが名古屋の地方とJRAの交流レースに出走したので、ネットで検索してみたら、画像がアップされていた。
ダートの1900mのレース。
スタートで出遅れたが、徐々に順位を上げ、5番手くらいで4コーナーを回る。
これはと思ったが、前の3頭に少し置いて行かれ、4着。
最後もう一延びが欲しい。
5歳馬
マイネアルデュール・Meine Ardeur/熱意/フランス語
父:アドマイヤコジーン/母:コスモハーティネス/関東:相沢郁
マイネアルデュールは、31日(日)に福島で出走して11着でした。ブリンカーを着用しての変わり身が期待されましたが、休養を挟んで夏の競馬あたりから2桁着順が続いているように、レースでは以前のような前向きさに欠けています。今後の変わり身を期待することが難しいレース内容だったこともあり、規約上は来年の4月まで現役を続行することができますが、このレースを最後に引退して繁殖入りすることになりました。これまで31戦して3つの勝ち星を挙げています。本当によく頑張ってくれました。長い間ご声援ありがとうございました。
アルデュール、寂しくなるけどお疲れさま。
第一子を楽しみにしています。
ありがとう。
○ 2010/11/3
8:00に事務所。
打合せの準備。
10:00、HORのクライアントの荻窪中学の同級生Haが来所。
しばらくして、同じく同級生の松岡君が来所。
HORの打合せ。
基本計画がまとまる。
その後、松岡君と別件の簡単な打合せ。
12:00前終了。
13:30、事務所を出て、座・高円寺へ。
劇場でチェ・ミキと落合う。
東京乾電池「長屋紳士録」作/小津安二郎・池田忠雄(http://www.tokyo-kandenchi.com/nagaya-syousai.html)。
14:00開演、16:00前終演。
小津安二郎の映画「長屋紳士録」を中心にして、その他4本くらいの小津作品からいくつかのシーンを折り込んだ芝居。
まさに東京乾電池だから出来る芝居だった。
仕事があるチェ・ミキと別れ、西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の病院へ。
17:00過ぎ戻り、父と一緒に駅に行き、妹夫婦と落ち合い、近くの中華料理屋へ。
久しぶりの紹興酒を飲み、料理も父は気に入った様子。
良かった。
19:30前、店を出て、家の近くまで父を送り、妹夫婦と西荻散策。
しばらく歩いたところにあるおでん屋でもう一杯。
21:30頃、お開き。
西荻窪のホームで別れる。
○ 2010/11/4
8:00に事務所。
気温が下がって来たからか、一応常緑ではあるが、ジャスミンの葉が散る。
私道の散った葉を掃き集め、これで焚き火も良いな、と思うが、最近焚き火はまったく見なくなった。
写真家の西村さんの連絡事項いくつか。
10:00スタッフに昨日のHORの打合せ事項を伝達し、図面化の指示。
13:30、木製サッシのメーカーが来所。
色々ヒアリングし、14:30終了。
15:00、ザ・ハウスの新人の方が、スタッフの方と一緒に来所。
研修で登録事務所を回って、色々ヒアリング中。
たまにこうやってインタビューを受けてみると、漠然と考えていたことが、少しクリアーになるので、ありがたい。
16:30終了。いくつかの連絡事項など。
18:30過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
久しぶりの小劇場勉強会。
今晩は12人のメンバーが参加。
初参加の方も何人か。
先ずは自己紹介。
そして昨年に引き続き、11月20日から行なわれる、「SCAPE WORKS百軒店2010」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)について、青山学院大学の鳥越研究室の学生たちから報告。
会期も迫って来ているのだが、まだまだ考えることも沢山ありそうで、メンバーからアドバイスや具体的な提案等があり、協力出来ることはメンバー同士行なうように話し合う。
その後、今晩初参加の、早稲田大学の演劇博物館の梅山さんから、来年1月11日から開催される「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)について概要説明がある。
その後はフリートークになり、この勉強会がやって来たことの話しや、新しいメンバーにもそれらを元に積極的にテーマを見つけて提案して欲しいなど、諸々。
鳥越先生は、「名橋たちの音を聴く」(http://toshigakushi.com/)と言うイベントを近々行うので、興味のある方は是非参加下さい。
21:00過ぎ終了。
近くの基地バーへ移り、残ったメンバーで一杯やり、23:00お開き。
久しぶりで、楽しい会だった。
○ 2010/11/5
弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
今日は朝から陽が差して気持ちの良い天気。
昨晩の勉強会の後、梅山さんといくつか打ち合わせた展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)に関わることを、関係者にメール連絡。
新しいホームページについて、ユーちゃんとメール連絡。
昼に事務所を出て大和町に。
13:00、松岡君がガラス業者さんと一緒に来て、2階のガラス採寸。
現在のサッシがシングルガラスなので(大和町を建てた頃はペアガラスはかなり高かったので)、夜になると放射冷却で寒い。
そこで、アタッチメント付のペアに変えようかと思っている。
もっと性能が良いのがスペーシアだが、これだとペアの片方がLow-eガラスタイプしかないらしい。
夏の陽射しはいくつかの工夫で凌げるので、冬の昼間の陽射しに依る暖気は気持がよい。
Low-eガラスにしてしまうと、その陽射しを遮断してしまうことになる。
ガラス業者さんの話しでは、スペーシアのような高性能でLow-eタイプのガラスを使うのは、高断熱高気密で、室内を空気調整し外部と遮断して、室内の冷気や暖気を逃さないようにすることが前提、とのこと。
なるほどそうかもしれない。
だから大和町にはスペーシアはいらないが、とりあえずただのペアガラス、Low-eタイプのペアガラス、スペーシアの3パターンの見積を出してもらうことにする。
13:45終了し、事務所までの帰り道に、中杉通りの銀星舍に寄って、ご主人に約束していたファドのCD3枚を渡す。
しばらく話して、「桜の園・三人姉妹」チェーホフ作・神西清訳(新潮文庫ttp://www.shinchosha.co.jp/book/206501/)を入手して、事務所に戻る。
連絡事項いくつか。
新しホームページのデータ準備、HORやKNH-2のスケッチ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、6日(土)、京都2Rのダート1800mに幸騎手で出走します。坂路で行った最終追い切りはラストで時計がかかってしまい、跨がった助手から「もう少しスタミナが欲しい」とのコメントがありましたが、レースを1度使ってだいぶ動けるようにはなってきました。佐々木師は「使って良くなってきたかな。ただこの馬は怖がりで、地下馬道で他馬とすれ違うだけで酷く怯えたり、きょうもカラスに驚いてパニックになっていた。性格がもっとどっしりして欲しい」と課題を挙げていました。砂を被って怯んだ前走の経緯から、1枠1番がどう影響するか。すんなり先行して力を出し切って欲しいものです。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。週末に半マイルから15−15程度の負荷をかけたのですが、これも良い影響を及ぼしたのでしょう。水曜日に単走で行った追い切りでは上々の動きを披露しました。反応も良くなっていて、力強いフットワークでゴールしています。調教助手は「硬めの感触は以前と変わらないが、ダートもこなせそうなほどのパワーがあるキャンターだった」と話していました。馬体重はきょう金曜日の計量で482キロ。前走から10キロ増えていますが、宮本師は「引き締まっていて、納得の仕上がり」と成長分であることを強調していました。来週、京都の黄菊賞に幸騎手で出走する予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、名古屋のサテュロス賞に出走し、4着でした。勝負所から突き放されてしまうレース。岡部騎手は「2周目の向正面では勝てると思ったくらい。早めに動こうと思って促していったらもたれだした。特にコーナーがきつくて修正に手一杯。トモがちょっと緩いですね」とコメントしていました。レース当日の深夜、トレセンに到着。今後については検討中です。
○ 2010/11/6
8:00に事務所。
今朝もよい天気で気持がよい。
日報をアップ。
スタッフが置いて行ったKNH-2の3Dを確認。
連絡事項いくつか。
新しいホームページの文章書き。
10:00前事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
京都2Rマイネルソラーナの馬券を買って、発送を待つ。
10:40スタート。
ゲートのでは良かったが、ズルズル置いて行かれ、終止かなり離れた最後方を走る。
直線何頭かをかわし7着。
幸騎手「もっと出していくつもりだったが、ゲートを出た直後に隣の馬を気にして躊躇していた。あれ以上催促すると良くないと思って無理をしなかった。今回も、砂を被ったら嫌々。集中力がなくて道中は追い通しだった。砂を被らなかった直線では反応して伸びていた。走りは良い馬なのですが」
11:30事務所に戻り、スケッチをしたり、文章を書いたり。
16:00前事務所を出て、浅草へ。
浅草寺は沢山の人。奥山子供歌舞伎の仮設舞台がある。
17:15、花屋敷裏の唐ゼミ☆(http://redg.info/~karazemi/)のテント着。
唐さんもいらしている。
受付を済ませ、鹿野さん・小池さんと落合う。
今日は日が暮れても暖かい。
18:00、「下谷万年町物語」開演。
一年前にやった芝居の再演。
一年前は、1981年のパルコ劇場で初演を意識して、スペクタクル性をかなり意識したものだったが、今回はテントも小さくし、少人数で公演。
3度休憩が入る4幕劇で、21:00終演。
昨年の芝居では印象に残っていない、台詞が沢山耳に飛び込んでくる。
他の人も沢山書いているが、昨年と全く違う芝居になっている。
劇団は旗揚げ時のメンバーも減ってしまい、ある意味過渡期にあるが、そう言う時にこそ、劇団と言う集団は力を発揮する(ダメになることもあるが)、ということをまざまざと見せつけてくれた。
「下谷万年町物語」と言う芝居が、唐さんの芝居の持つ、切なさと優しさを変わらずあらわしているのだ、と言うことがよくわかる。
終演後、テントに残る。
唐さんの音頭で乾杯。
劇団員もなんだか清々しい顔をしてる。
いろんな劇団員と話し、22:30、やはり唐さんのお疲れで、お開き。
鹿野さんと小池さんと浅草駅前の中華屋でもう一杯。
23:30帰路に着く。
○ 2010/11/7
昨晩は大和町に帰ってからも、高揚しており、1人で2:30過ぎまで飲んでいたので、9:30過ぎまで寝た。
録画しておいた「ようこそ先輩 課外授業」を見て、高円寺に買い物に。
大学駅伝をやっており、出雲に続いて伊勢でも早稲田が優勝。
箱根が楽しみだ。
KNH-2やHORのスケッチ。
○ 2010/11/8
8:00に事務所。
連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面確認。
10:00過ぎ、スタッフとKNH-2の打ち合わせ。
梁山泊の伊豆のアトリエの修繕の材料手配。
14:00、大和町の北側のお宅の境界確認の調印に、土地家屋調査士さんが来所。
その後も日報を書いたり、スケッチをしたり。
恒例の設計事務所仲間の忘年会。
昨日高円寺の成都で予約して来たので、案内を作成してスタッフに送付の指示。
○ 2010/11/9
弁当を詰め、8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の資料を確認。
荻窪中学の同級生の、病気回復祝のこじんまりした飲み会をやろうと思い、何人かに連絡。
その他連絡事項や、雑務いくつか。
あっという間に午前中が過ぎて行く。
陽が差して暖かな天気だが、雑務で外に出たら、風が強かった。
進行中のプロジェクトのスケッチ。
14:30過ぎ、スタッフと事務所を出て、千石へ。
KNH-2に使用しようと思っているタイルに似たものを使った建築を拝見しに。
現地でクライアントとも落ち合い、確認。
その後クライアントの車で移動しながら、打合せ。
赤坂見附のスターバックスでさらに打合せをして、17:00終了し事務所に戻る。
移動中に読み進めている、「かもめ・ワーニャ伯父さん」チェーホフ作 神西清訳(新潮文庫http://www.shinchosha.co.jp/book/206502/)。
「かもめ」は読了して、「ワーニャ伯父さん」へ移ったが、「かもめ」の中の美しい表現を書き記しておく。
「なんという感情だったでしょう 優しい、すっきりした花のような感情。」(p122ニーナの台詞)
○ 2010/11/10
昨日は風が強かったので、枯れ葉が飛び散っている。
私道を掃いて、7:30過ぎ事務所。
ここ二三日のメールのやり取りで、20日にやることになった、荻窪中学のプチ同窓会の連絡。
KNH-2の資料探し。
ラジオで、しばた はつみさんの「マイ・ラグジュアリー・ナイト」(http://www.youtube.com/watch?v=Di2GI7CNjU0&feature=related)がリクエストで流れ、今年3月に57歳で亡くなっていたことを知る。
しばた はつみさんとこの曲、何故だか良く覚えている。
ご冥福を祈ります。
スタッフが置いていったHORの展開図をチェック。
KNH-2の矩形図をチェックして、スタッフと打合せをして、14:00前に事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から、空間造形4の授業。
うちのスタジオはなんと7人中3人しか来ていない。
敷地模型は工夫がある模型が出来ていたが、その工夫がうまく活かされていなかったので、修正の指示。
3人の案をそれぞれ聞くが、皆、アイデアどまりになっている。
敷地となっているハモニカ横丁の存在感にまだ押されているいる様子。
具体的な場所を選んで、アイデアを展開してみるように話す。
17:00終了。
アシスタントの渡邊君と学校を出て、一緒に吉祥寺まで。
今晩のF/Tテアトロテーク「アリアーヌ・ムヌーシュキン:太陽劇団の冒険」(
http://www.festival-tokyo.jp/program/theatro/)まで間が空いてしまったので、吉祥寺に新しく出来たジュンク堂に行ってみる。
晶文社のフェアをやっていて、植草さんのピンバッジがあったので入手。
時間の余裕があると思い、そんなことをしていたら、18:30を過ぎてしまう。
しかしまだ大丈夫と、駅に向かい、中央線に乗ったら、高円寺で他の電車の車両点検で、止まってしまう。
すぐに総武線に乗り換え、急いで乗り継ぎ、池袋に着いたのが19:15。
急ぎ足で、あうるすぽっとに着いたのが、19:25。
中央線から総武線への乗り換えの判断を、一本間違っていたら間に合わなかった。いやはや。
75分の映像のあと、「途中でも時間で切りますから」(分かる人には意味が分かると思いますが、ともかくエネルギッシュで話しが長いので)という進行の紹介で、佐伯隆幸さん登壇。
映像はムヌーシュキンと劇団の半世紀を集約したもので、感動的で、亡くなったピナ・バウシュとブッパタール舞踏団を思い出した。
が、佐伯さんのストレートな(ある意味毒舌)、客席を挑発するような話しは、伝説的な革命劇「1789」の時代からすっと見て来ている人にしか分からないエピソードが散りばめられ、映像に被さっていたアウラを洗い流すような話しで、とても相対的な状態に戻ることが出来、良いトークだった。
時間も30弱で無事終了。
理想を追うことと現実を認識すること、を改めて考えさせられる晩だった。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、11月17日(水)に園田競馬場で行われる、千種川(ちくさがわ)特別・ダート1870mに登録を申し込み選抜されました。このレースに出走する予定です。
○ 2010/11/11
8:00前に事務所。
秋晴れが続く。
荻中のプチ同窓会の連絡。
スタッフが置いて行ったKNH-2の資料確認。
10:00スタッフと、HORとKNH-2の打合せ。
机まわりを整理しながら、スケッチを続ける。
現在行なわれている写真展を確認。
ちょうど、東京都写真美術館で「写真新世紀東京展2010」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-330.html)が開催中なので、武蔵野大学のスタジオの学生にメール連絡。
合わせて、東京国立近代美術館の「鈴木清写真展 百の階梯、千の来歴」(http://www.momat.go.jp/Honkan/suzuki_kiyoshi/index.html)についても。
「かもめ・ワーニャ伯父さん」チェーホフ作 神西清訳(新潮文庫http://www.shinchosha.co.jp/book/206502/)読了。
「ワーニャ伯父さん」も染みた。
ラストのソーニャの台詞は、「かもめ」のニーナの言葉と同様、絶望し、それを乗り越え、生きていくことへの肯定を新たにする。
自分の場合、やはり歳をとったことが、チェーホフの戯曲が染みてくるようになった最大のわけであることに間違いなさそうだ。
だったら歳をとるのもまんざらではないな。
発表順から、「桜の園」「三人姉妹」へと続く。
とても楽しみだが、明日の会のために、ここで「ジョン シルバー 続」唐十郎・作を挿む。
マイネマオ、14日京都9R黄菊賞出走確定。
○ 2010/11/12
弁当を詰め、8:00前に事務所。
今朝もよい天気。
連絡事項いくつか。
スタッフが置いて行った、KNH-2とHORの図面をチェック。
10:00、KNH-2とHORのスタッフ打合せ。
スケッチや机まわりの整理。
「ジョン シルバー 続」唐十郎・作を読了。
この中に出てくる、銀ヤンマの眼のモチーフは、「下谷万年町物語」にも出て来たような。
唐ワールドでは、同じモチーフが何度も繰り返されるので、芝居どうしが溶融し始める。
そこも魅力だ。
夕方清掃をして、スタッフたちは、浅草の唐ゼミ☆「下谷万年町物語」を観に出かけた。
夜テレビでやっていた、「この日本人がスゴイらしい」の「『日本建築』がわかる」は、高松伸さんがナビゲーターで出て来たので、なかなか興味深い内容になっていた。
投入れ堂や白井晟一が取り上げられていた。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、京都競馬場からトレセンへ。歩様と馬体のチェックが行われ、特に異状がなく、9日(火)から馬場入りしています。けさはハロン17秒前後のキャンターで坂路を1本駆け上がった後、ニューポリトラックを1周しました。なお、次走については検討中。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、14日(日)、京都9Rの黄菊賞・芝1800に幸騎手で出走します。この中間も角馬場でダクを踏んでから坂路1本を駆け上がるメニュー。かたくなに拒むことから、危険と判断してプール調整は見合わせています。今週の追い切りは55.4秒。派手に動くタイプではありませんが、しっかりした踏み込みには好感が持てます。けさの計量では1週前と同じ482キロの馬体重でした。このメンバーを相手に上位争いできるなら今後が楽しみです。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路と北馬場のダートコースを中心に乗り込まれています。1度レースを叩いた効果があるようで、馬がピリッとしてきました。前走の疲れを引きずるようなこともないので、週末に追い切って、17日(水)に園田で行われる交流競走・千種川特別・ダート1870mに地元リーディングの木村健騎手で出走します。調教助手は「レースを使って逆に歩様が良くなったし、ダクでもシャキッとした感じになった。強行軍だが今度はもっと頑張ってくれるのでは」と話していました。
○ 2010/11/13
8:00に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の図面をチェック。
昨晩、大和町で描いたHORのスケッチを検証し、スケッチを進める。
14:30前、事務所を出て早稲田大学へ。
キャンパスの銀杏がきれいだ。
15:00から、演劇博物館の事務所で、来年の1月11日から始まる「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)のミーティング。
写真家の西村さんが1969年前後に撮影した、状況劇場の写真の中から、「ジョン シルバー 続」を、芝居の流れの順に構成し、再現する展示の写真選び。
西村さんと演劇博物館の梅山さんと、大きな机の上に写真を並べ、戯曲に沿ってシーンごとにピックアップし、図録用の一枚を選んで行く。
主な12シーンに一枚ずつ選定し、並べて見て行くと芝居が浮かび上がって来た。
スチールでもある程度芝居を再現出来ることが分かり、面白い体験だった。
16:30終了し、しばらくいろいろな話しをして、17:00早稲田を出て、バスで新宿へ。
久しぶりにタワーレコード等で時間をつぶし、19:00歌舞伎町の大久保病院の斜向かいのビルへ。
馬主会の桐山と落合う。
シアター・カンパニー・アリカ「house=woman 家=女」(http://aricatheatercompany.com/japanese/news/2010/09/housewoman.html)。
この公演の主演の安藤朋子さんと桐山が、高校の同級生。
入場を待つ列に並んでいると、幾人かの知った顔が。
それも芝居関連ではなく、建築関連の。
少し押して、19:40開演、1時間10分強で、21:00前終演。
その場所で乾杯があり、知り合いの方々と少し話しをして、桐山も安藤さんに挨拶をして、21:30過ぎ、一緒に会場を出て、近くの居酒屋で一杯。
23:30お開き。
○ 2010/11/14
9:00過ぎに起き出して、テーブルまわりの本等を片付けたりして、12:30前大和町を出て、東京駅から歩いて、日銀本店脇の常盤橋防災船着場へ。
友人の鳥越けい子さん等が企画した、「名橋たちの音を聴く」(http://toshigakushi.com/)に参加。
13:30、40人程を乗せた船(というのか)が、船着場を離れ、川面をゆっくり進みながら、都市の中の音について鳥越さんの話しを聞いたり、声楽家の辻さんが唱う歌を聴いたりする。
上にある首都高の音や、休日なので岸で路上ライブしてるジャズの音、橋の下でひびく唄、等を堪能する。
橋の上から、何をしているのかと、われわれの乗った船を覗き込む人たちも。
14:30元の船着場に戻り、あっという間の一時間だった。
とても貴重な体験をした。
鳥越さんと企画した鷲野さんに、まだ今日3回のクルーズがあるので、風邪を引かないようにとお礼をして、地下鉄の大手町の駅に向かう。
竹橋で降りて、国立近代美術館へ。
「鈴木清写真展 百の階梯、千の来歴」(http://www.momat.go.jp/Honkan/suzuki_kiyoshi/index.html)。
こじんまりとした展覧会だが、充実している。
鈴木清さんがこだわった写真集も手に取って見ることが出来、鈴木さんが本に込めたアウラを感じ取れるようだ。
複製芸術のアウラ。
ゆっくり全体を見て、ミュージアムショップで図録(これもまたこっている)を入手して、帰路に着く。
高円寺で買い物をして、17:00過ぎ大和町に戻る。
JRAのホームページで、マイネマオ出走の京都9R黄菊賞を確認。
9着。うーん。
映像を見ると、スタートよく飛ばす1番手を追ってちょっと離れた2番手を進むも、4コーナーを回ったら後続の馬に次々かわされて行く。
レース運びが違うのでは。うーん。
マイネマオは、14日(日)、京都9R黄菊賞に出走し、9着でした。
From RaceCourseのコメント
幸騎手「下が緩かったので、馬場の悪いところではのめっていた。逃げ馬を早めに捕らえに行ったのでラストは止まってしまった。パンパンの良馬場ならもっとやれると思う」
○ 2010/11/15
弁当を詰め、8:00過ぎに事務所。
今週は12月並の気温で、寒くなるそうだ。
連絡事項いくつか。
10:00スタッフにHORのスケッチを説明し、図面化を指示。
13:00前に事務所を出て、今年5月に竣工したEMHへ。
地下の稽古場の追加工事に着いて簡単な打合せ。
14:30前終了、近くの古書店を二軒回って事務所に戻る。
雨がポツリポツリと降り始める。
演劇博物館の「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の、梁山泊のテントの外観写真のデータを読み込んで、梅山さんに参考として送付。
日報を書いてアップ。
○ 2010/11/16
8:00前に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の打合せ資料を確認。
9:30、スタッフとKNH-2の打合せ。
10:30、構造事務所が来所。
実施設計へ向けての打ち合わせを行ない、12:00過ぎ終了。
13:00、HORのスタッフ打合せ。
雑務で外に出たり、細かい確認事項を何度となくスタッフとやり取り。
HORのスケッチ。
○ 2010/11/17
7:30前に事務所。
昨日から寒くなり、今朝は曇り。
HORのスケッチを続け、方向が見えて来た。
その後、KNH-2のスケッチ。
14:00前に事務所を出て、武蔵野大学へ。
冷たい雨が降っている。
14:40から空間造形4の授業。
今日もスタジオの学生は3人。
ゆっくりエスキスチェックが出来て良いのだが。
学校がせっかく密度の高い少人数制の授業を行える環境を整えてくれているのに、それを充分に活用しないのはもったいない。
出席の3人とはゆっくり話し、17:30終了。
準備室で少し休んで、18:30前学校を出る。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、1戦ごとにピリピリした面が強くなってきています。ここでレース間隔を取ることになり、きょう17日(水)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。入厩の時期は今後の状態を確認した上で改めて佐々木師と相談します。
○ 2010/11/18
8:00前に事務所。
今日は晴れて来るようだ。
演劇博物館の「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)と同時期に、写真家の西村さんが、1969年前後に撮影した状況劇場の写真集を出版予定で、昨日は大事な確認事項があり、気になっていたのだが、メール連絡ではとりあえずうまく行った様子でホッとする。
今後の確認もふくめ、写真展で今日から一週間韓国に行く西村さんに電話連絡。
20日の荻窪中学のプチ同窓会の連絡事項。
10:00、演劇博物館の梅山さんが来所。
展示や図録用に、梁山泊のテントの写真を見てもらい、一応すべてを持って行ってもらう。
10:30過ぎ終了。
13:00前に事務所を出て、KNH-2の現場へ。
今駐車場になっている敷地で、13:30スタッフと落ち合い、車庫出し入れのテスト用のマーキング。
敷地と建物の大きさも一緒に確認用マーキング。
14:00クライアントがみえ、実際の車を使って車庫出し入れのテスト。
とりあえず大丈夫なことが分かり、一安心。
細かい調整が出来たらすることに。
その場で、建物の配置の確認と地下の簡単な説明をして、15:00終了。
駅でスタッフと別れ、新宿で一件用件を済ませ、恵比寿の東京都写真集へ。
「写真新世紀東京展2010」(http://syabi.com/contents/exhibition/index-330.html)へ。
「吉祥寺ハモニカ横丁写真美術館」と言う課題をやっていながらも、写真についてほとんど知らない、空間造形のスタジオの学生に、無料なので見に行くように、先週メール連絡したので、自分も確認に。
昨日、1人の学生は見に行って、参考になったと話していた。
夕方事務所に戻る。
再び連絡事項いくつか。
HORのスタッフの作業進捗の確認。
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、17日(水)、園田10R千種川特別に出走し、5着でした。
インターネットの園田競馬場のVTRを見ると、スタート後、ゆったりと後方を進み、後半かなり急にピッチを上げ、先頭集団に並び、3・4コーナー中間では先頭に立つも、直線で失速、4頭に抜かれ5着。
スパートが急で早すぎないか、と思う。
○ 2010/11/19
中杉通りの落葉も最盛期。
大和町のジャスミンの落ち葉を掃き集め、弁当を詰めて、8:00に事務所。
展示と写真集についてのメール連絡があり、ちょっと検討が必要なことが持ち上がる。
メールにて連絡返信。
スタッフが置いて行ったHORとKNH-2の図面をチェック。
10:00スタッフに、HORとKNH-2の指示。
大和町のガラスをペアガラスに変えようと、先日松岡君とガラス屋さんに見てもらい、見積が出て来た。
日だまり感は残したまま、窓からの冷気をなるべく防ぐようにするためのガラス仕様をメーカーに問い合せ。
Low-eが室内側にあるペアガラスであれば、日だまり感を阻害せずに、断熱性能を高めることが出来ることを知る。
いやいや、まだ知らないことが沢山あるな、と反省。
今事務所の入っているマンションは改修工事中。
窓の外に足場が建ちグリーンのシートが張られている。
その向こうに見える今日の雲は面白い形をしていた。
13:00、近くの杉並区役所に仕事で来た、荻窪中学の同級生が帰り道に立ち寄ってくれた。
明日の会のことを話したが、残念ながら仕事とのこと。
両親の話し等、諸々話す。
武蔵野大学の空間造形4のスタジオの学生から、メールで案の相談が来る。
今出来るアドバイスをして、せっかく顔を合わせて話しをする時間があるのだから、来週は具体的な案を持って来るように、ちょっと小言返信。
KNH-2のスケッチ。
16:30前事務所を出て、座・高円寺へ。
燐光群「3分間の女の一生」作・演出 坂手洋二(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/)。
19:05開演、休憩なしで21:15終演。
公演後30分程、坂手さんと別役実さんとトークが30分程ある。
「屋根裏」(http://www.alles.or.jp/~rinkogun/yaneura2005.html)のように、短いシーンが続く芝居。
タイトルとおり、そのシーンは3分間に限りなく近づけようとしている、とのこと。
3分と言う時間は、言われてみれば、日常の中に沢山ある時間単位だ。
カップヌードル、ウルトラマン、10円でかけられる公衆電話の時間、諸々。
別役さんも言っていたが、脈絡のない3分間のシーンの積み重なりは新鮮だったが、後半、それらが物語としてつながり始めると、その新鮮さが薄れてしまったことが残念だった。
とは言っても、良く出来た芝居で飽きさせない2時間だった。
物語は、ちょっと「1Q84」を彷彿とさせる話し。
22:00前劇場を出る。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、栗東で調整中。京都競馬場からの帰厩後も順調です。厩舎周りでの曳き運動と騎乗運動を経て、きょう金曜日から坂路入りを再開しました。ハロン16秒ペースで元気良く駆け上がっています。次走は中1週で京都の白菊賞・牝馬限定・芝1600mに向かう予定。デビュー戦、2戦目と手綱を取った和田騎手に騎乗を依頼しています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、交流戦の千種川特別の2時間後に園田競馬場を出発。翌日の深夜2時、美浦トレセンに戻りました。レースと輸送の疲れを癒すため、現在は厩舎周りを中心とした運動だけに控えています。21日(日)からハッキングを開始する予定。なお、次走については未定です。
○ 2010/11/20
9:00前事務所。
スタッフが置いて行ったHORの模型確認。
西村さんの写真集について、三根さんに連絡。
10:00、ガラス業者さんが来て、大和町のガラス交換の仕様について確認。
HORのスケッチ等。
13:00、三根さんが来所。
西村さんの写真集の進捗について話しをする。
連絡事項等を確認して、15:00前終了。
一緒に街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)に向かう。
現在、佐藤さんと松谷さんの女性二人が運営しているが、その期限1年も来年の一月まで、とのこと。
りぼんになってもすぐ一年か。
早いな、時間の経つのは。
2月の休みの間に、改装したいとのことで、構造的に問題なさそうかの相談を受ける。
特に問題なさそうな部分で、そうすればずいぶん印象が変わるだろうから、ちょっとしたアドバイスを。
16:00に事務所に戻り、16:30前事務所を出て西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の入院している病院へ。
先日は、プリンを三分の一食べたそうだ。
8月末に入院して、あのころは食事を口運べば、調子が良ければけっこう食べていたが。
今日は、いびきをかいて寝ていたので、しばらく様子を見て自転車で実家に戻る。
父と一杯やりながら、このところの母の病状、父の様子を聞いて、17:40実家を出る。
18:00前、西荻窪駅近くの居酒屋へ。
荻窪中学のプチ同窓会。
昨年脳内出血で倒れたが、奇跡的に後遺症ののこらなかった同級生の回復祝を、一年以上前から同級生が集って作ったフットサルチームが、今日荻窪中学の校庭で練習試合だったので、その打ち上げをやるのに便乗。
15人が集って、楽しい飲み食い。
ところがこの会が、フットサルチームへの勧誘の会も兼ねていて、自分もふくめチームに入っていない何人かが、参加表明したらしいが、会の後半は記憶がない。
オイオイ大丈夫なのか。
ともかく盛り上がり、21:00過ぎにお開き。
名残惜しそうに店の前から駅まで屯していたが、結局何組かに分かれ、帰路に着く。
調子に乗って、大和町でもう一杯。
楽しい会でした。
○ 2010/11/21
来たーっ。
10:00に起き出すも、気分が悪い。
久しぶりの二日酔いだ。
そんなに飲んだようには思ってなかったが。
ちょっと食べて、休み、高円寺に買い物に行くが、気持の悪さが最高潮に。
這々の体で大和町に戻り、横になる。
まあ良い休息か。
15:00くらいにはどうにか復帰して、夕方再び買い物に出て、バリカンをあてる。
いやはや。
○ 2010/11/22
7:45、事務所。
曇り。
メール連絡を済ませ、HORの仕様記入作業。
10:00スタッフにHORとKNH-2の簡単な指示。
引き続き、HORの図面まとめ作業。
日報を書いてアップ。
16:00過ぎ、中学の同級生の松岡君(http://www.matsuokakoubou.com/index.html)が来所。
HORの図面を説明し、見積をスタートしてもらう。
17:00、終了。
引き続き、HORのスタッフ打合せ。
雑務等。
○ 2010/11/23
大和町で雑務。
9:30過ぎに大和町を出て、西荻窪からバスに乗って善福寺公園へ向かう。
霧雨が降っているが、それ程寒くはない。
10:15、善福寺公園着。
「トロールの森2010」(http://www.artinparks.net/trolls/)。
今年で9回目とのこと。始めて参加。
「SCAPE WORKS百軒店2010」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)の青山学院大学の鳥越ラボの学生たちや、「名橋たちの音を聴く」(http://toshigakushi.com/)の企画者の鷲野さんもいたので、少し話す。
10:30過ぎ、鳥越さんがナビゲーターの、池の畔の遊歩音楽会「音のすむ森に捧ぐ!」。
善福寺公園の上の池を、辻楽師に連れられ歩きながら、善福寺池にまつわる話しや音について鳥越さんが話す。
時々強く吹く風で、銀杏の下では落ちてくる銀杏に襲撃されたり、途中から晴れて来て、最後には、池の半分は晴れているが、半分は雨が降っている、というモーゼの十戒のような天気になったり。
11:30過ぎ、終了。
引き続き、12:00から、「踊れ『かっぽれ』」。
知り合いも参加しているグループが、かっぽれを披露。
13:00からは、善福寺周辺のミニFM・ラジオぱちぱちによる、ライブ紙芝居「黄金バット 決闘!善福寺池〜人間と河童とゾウをめぐる冒険〜」。
ラジオぱちぱちは今回の「トロールの森2010」で中心的な働きをしてるグループで、こちらも今年で9年目とのこと。
このライブ紙芝居は面白かった。
素人芸の極地。
屋外の舞台と言うこともあり、その次のプロの芝居に勝るとも劣らず。
素人の恐さ、ここに極まりで、これが劇場空間ではまずこういうことはあり得ないが、屋外やテントではこのようなことがあり、それが魅力だ、と言うことを改めて感じた。
14:00から、コトバとオトで遊ぼう!「宮沢賢治〜上ノ池ニ居リマス」。
引き続き、シンポジウムで16:00過ぎ終了。
昨今の大規模な芸術祭に対して、地元密着型(と言っても地元密着については難しい部分もあるが)のこの会が継続することに依って、少しずつ変化が見えて来ることや、今回のような展示主体ではなく、イベント主体の企画ににより、より公園を日々利用している人たちの関係が持てるのではないか、と言うような話しが出て、興味深かった。
そして、いろんな人とつながりも出来た。
鳥越さんやラジオぱちぱちの方に挨拶をして、帰りは久しぶりに下の池(ここで子供の頃、よくクチボソやうまく行けばタナゴをとって遊んだ)を通り、歩いて西荻窪の実家へ。
17:00過ぎ、病院に行っていた妹とチェ・ミキと落合い、父と駅近くの居酒屋へ。
偶然その居酒屋で「かっぽれ」のグループが打ち上げをやっていた。
19:00過ぎにお開き。
実家まで父を送り、帰路に着く。
○ 2010/11/24
7:45事務所。
スタッフが置いて行った、HORの模型やKNH-2の図面をチェック。
メール連絡事項や日報のアップで午前中が過ぎて行く。
13:30、事務所を出て銀行などに寄って、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
第2課題は第1課題に比べ、ロングスパンの課題だが、もう今週を入れて4回しかエスキスチェックの時間が無い。
あっという間に過ぎて行ってしまう。
今日は5人が出て来たが、全ての学生が、具体的な場所でのスケッチが進んでいない。
後半に入るので、コンセプトレベルから具体的な設計に入るように発破をかける。
そこまで進んで始めて、問題点等がはっきりして来て、案のリアリティが高まって行くことを、何度も話す。
しかし、全員で作った敷地模型はよく使われており、これはこの学年が初めてで、なかなか良い。
18:00過ぎ、終了。
アシスタントの渡邊君と学校を出て、吉祥寺まで一緒に帰る。
吉祥寺のパルコで、維新派(http://www.ishinha.com/index.php)のチケットを購入。
一度は観ておこうと思って。
パルコと言えば、今オンエアー中のパルコのコマーシャルに唐さんが出ている。
やはり存在感ある。
出会ったら注目下さい。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関西:佐々木晶三
マイネルソラーナは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。到着翌日の木曜日だけウォーキングマシンによる運動で楽をさせて、金曜日から調教を開始。新しい坂路でキャンター600m2〜3本の運動をしています。初めての環境で多少ピリピリとしているものの、いまのところ手を煩わすほどではありません。2歳馬らしい緩さがあり、しっかり乗り進めていきます。馬体重は前走時と同じ448キロでした。
○ 2010/11/25
7:30に事務所。
今日もいろいろな連絡事項で時間が寸断され、あっという間に一日が終わってしまう。
しかし、必要な連絡だから仕方ない。
13:30前、西村さんとグラフィカ(http://www.graficamag.com/)の伊藤さんが来所。
写真集について。
色々入り乱れてスケッチ。
杉の森の花器を考える。
スタッフと花器、HORの打合せ。
○ 2010/11/26
弁当を詰め、8:00に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の納まり図確認。
9:30前、スタッフとHORの打合せ。
10:00、設備事務所とPSの担当者が来所。
KNH-2の打合せ。
11:30前終了。
引き続きスタッフとKNH-2の打合せ。
その最中にもいくつかの連絡事項が入る。
ずっと迷っていた、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)、尊敬する吉阪先生の賞なので、ダメ元で応募しようと、資料探しを始める。
KNH-2のスケッチ。
事務所の清掃をして、18:00前に事務所を出て、下北沢のザ・スズナリへ。
アトリエ・ダンカン・プロデュース「アジアン スイーツ」作・演出 鄭義信(http://www.duncan.co.jp/web/stage/asian/)。
押して19:10開演。休憩無しの1時間50分の5幕。
出演者に依るのか、ザ・スズナリにしては熟年女性密度が高い。
チェーホフの4大芝居を今読んでいるので、そこに触れる部分があり、良かった。
金久美子さんの最後の芝居として書かれていて、渾身の一作だ。
先日の、「新宿八犬伝」の深浦さんに書かれた芝居を見ていたときと同じような、切ない気持になる。
出入り口にいた、鄭義信さんに一言挨拶をして、帰路に着く。
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。屋根の工事に伴い、トラックを主体としたメニューへ。馬場で左右に3周ずつキャンターで乗った後、坂路に入れて800m地点まで流しています。最近は稽古にも慣れて、以前ほどの気難しさを見せなくなりました。多少むきになって走るところはあるものの許容範囲内。同じ時期の兄Mギブソンより落ち着いています。乗り心地も良く、両親から優れた運動神経を受け継いでおり、このまま順調に成長して欲しいもの。馬体重は435キロでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、28日(日)、京都9Rの白菊賞・芝1600mに和田騎手で出走します。今週の坂路はたいへん力の要る馬場状態。古馬の一番時計でさえも51.5秒でした。その中、この馬は54秒台の追い切り。中1週のレース間隔を考えても少し強い内容となっていますが、宮本師は「無理していないから大丈夫。順調ですよ」と話していました。今度は良馬場で迎えられそう。ファンタジーS組の3頭との力関係にも注目しています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。前走後も目立った疲れは感じられません。レース後、しばらくは角馬場中心の軽めのメニューにとどめ、25日(木)から馬場に出てのキャンター調整を始めています。今週末か来週からペースアップを開始する予定。次走は小倉1週目か2週目のダート2400mが有力です。
○ 2010/11/27
8:30事務所。
よい天気だ。
昨晩の芝居の舞台美術の記録スケッチ。
大和町から探し出して来た、「夜を賭けて」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yorukake/yoruwokakete.html)と、昨日出して来た資料を選別。
いくつかの雑誌に書いた文章やインタビューを読み返し、応募の文章を書く。
締め切りは30日。月曜日は1級建築士の定期講習会に申し込んであるので、ぎりぎりの選択。
○ 2010/11/28
7:30過ぎに起床。
8:35「ようこそ先輩 課外授業」。
昨日書いた、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)応募の説明文を何度も推敲。
10:00過ぎに事務所に来て、雑務行ない、新宿の場外馬券売り場へ。
京都9Rのマイネマオの馬券を買って、いくつか買い物をして、大和町に戻る。
引き続き文章の推敲。
14:00過ぎ、高円寺に買い物。
京都9Rの発送時間を勘違いしていて、ラジオを聞き忘れる。
ジャパンカップ、ブエナビスタ+スミヨン、まさかの降着か。
審議はテレビ中継の時間切れで判らず。(あとで降着と判明。あらあら。)
KNH-2のスケッチ。
夜、日曜美術館「私は虫である 画家・熊田千佳慕(ちかぼ)の世界」(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1121/index.html)を見る。
その生活ぶりにおどろく。このような暮しを今でも出来る人がいるのだな、と自分の生活を顧みて、瞬時、反省。
情けないことに、長くは続かないのだ。
○ 2010/11/29
7:30に事務所。
今日は一日、憂鬱な一級建築士の定期講習会。
9:00前事務所を出て、大久保の東京土建ATEC(http://www.doken-atec.jp/teiki.html#teiki_a)へ。
9:30から16:00過ぎまで講習の後、考査があり17:30終了。
すごい脱力感。
構造偽装事件後の改正でこの講習が義務付けられた。
たしかに年々変わる情報を知ることは出来るのだが、講師の方が読み上げる重要部分(ここが考査に出る確率が高い)を、4講義合計5時間聞き続け、きちんと聞いていたかを確認するような、引っかけ問題がいくつか混じる考査を、3年ごとに一日かけて受ける意味はどこにあるのか、判然としないことも確かだ。
しかも、東京土建ATECは受験料1万円だが、他は1万2千円から1万5千円。1.5倍の差がある。
事務所に戻り、杉を使った花器のスタッフ打合せ。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、28日(日)、京都9R白菊賞に出走し、8着でした。
From RaceCourseのコメント
和田騎手「うまく流れに乗れて直線に入ったときは手応えもあった。この馬なりに伸びていると思う。外の方が伸びる馬場だから内では苦しかったし、速い時計の決着は向いていないかもしれない。状態も決して悪くないと思う」
○ 2010/11/30
7:30に事務所。
午前中に、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)の応募資料「『夜を賭けて』(2002年公開映画 オープンセット」をまとめる。
ここ何日か、活動歴等を作成していて、この応募が、事務所開設以来の演劇関係のまとめになっていることに気付く。
来年の1月11日からは、協力している演劇博物館「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)も始まる。
今年、事務所開設20周年であり、その記念になることに気付き、感慨深い。
よい記念応募になった。
途中、杉に依る花器のスタッフ打合せ。
14:00、郵便局で応募資料の投函。
溜まってしまった日報を書いてアップ。
17:00事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
17:30着。すでに西村さんとグラフィカの伊藤さんはみえている。
西村さんの写真集のために、金さんにインタビューを行なうのだが、「第1回 在日コリア文化フェスティバル2010」(http://zainitikorea.blog52.fc2.com/ http://www.jkcf.or.jp/calendar/modules/piCal1/?event_id=0000020488)の稽古をしてるようで、稽古場は慌ただしい。
梁 石日さんもみえており、久しぶりに挨拶をする。
18:00過、稽古が一段落したので、西村さんと伊藤さんによる、金さんのインタビュー、18:30過ぎ終了。
西村さんと伊藤さんは帰っていったが、19:00からの「第1回 在日コリア文化フェスティバル2010」のリハーサルを観て、思いついたことを話して、21:30前稽古場を出る。
リハーサルで、本番で朴保さんが唱う「夜を賭けて」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yorukake/yoruwokakete.html)の懐かしいテーマ曲が録音で流れ、また本当に久しぶりに原作者の梁 石日さんにお目にかかれ、今日の応募とのあまりのシンクロにビックリする。
○ 2010/12/1
7:30に事務所。
連絡事項いくつか。
「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)の資料確認。
KNH-2の地下模型写真を撮って検討。
13:30過ぎ事務所を出て、武蔵野大学へ。
阿佐ヶ谷駅に向かう途中、中杉通りに駐車してあるミキサー車に眼がいく。
コンクリートミキサー車にしてはこぎれいで、「River Star」と言うマークが。
思わず写真を撮って、前に回ると、運転手は若い女性。
今まで現場で、コンクリートミキサー車の若い女性運転手は見かけたことがあったので、別に不思議には思わなかったが、その先にさらに3・4台止まっていて、その全てが若い女性運転手だった。
学校について、準備室で先生方に画像を見せ、その話しをする。
何かの撮影じゃないか、とか、コンクリートではないのでは、との意見も出る。
あとでネットで調べてみたら、「リバースター」という、やはり、コンクリート工場だった。
14:40から空間造形4の授業。
スタジオは風邪ひきと就職活動で休みの学生がいて、3人。
そのうち1人は、ほとんど何も出来ていない。
二人の学生のエスキスチェックを時間をかけて行う。
二人とも、まだまだ巨視的な視点からエスキスをしているので、図面を1:50に直して来るように指示。
パソコン室でスケールを直して来た図面に、アシスタントの渡邊君と手分けして、1対1でスケッチの方法をアドバイス。
17:30前に終了し、学校を出る。
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m2〜3本の運動をしています。身体を緩めるわけにはいかず、すでに3本の追い切りを消化。速い動きに欠ける反面、渋太く脚を使います。馬体重は1週前から1キロ減の447キロでした。あす2日(木)に入厩します。なお、厩舎との意見の相違により、美浦の畠山重則厩舎へ転厩することになりました。中山のレースを使っていくことで打ち合わせています。
○ 2010/12/2
弁当を詰め、7:45事務所。
メール連絡事項いくつか。
一昨日、近くの書店で、「作家の家」コロナブックス156(平凡社http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/viewer.cgi?page=browse&code=634054)を手に取って見ていたら、最後にそれらの家の実測図が掲載されていた。
その実測図の作者名が、「鈴木基紀」とあった。
事務所設立当初、多摩川園で事務所をシェアーしていた、大学の同級生だ。
早速、発見のメールを送ったら、返信が来た。
同じく平凡社の「茨木のり子の家」(http://www.heibonsha.co.jp/catalogue/exec/viewer.cgi?page=browse&code=834080)
という本にも実測図を掲載しているとのこと。
面白い活動しているな。
写真主体の本だが、実測図があると無しではずいぶん情報量が違う。
彼の実測図で、かなり魅力的な本にグレードアップしているので、皆さん手に取ってみて下さい。
KNH-2のスタッフが置いていった図面やスケッチを見て、考える。
HORの構造検討スケッチ。
13:30、松岡君が来所。
HORのまとめつつある見積打合せ。
色々話し、14:30終了。
杉の花器やKNH-2について、スタッフの机で打合せやスケッチを繰り返す。
○ 2010/12/3
激しい雨の音で眼が覚める。
雨が行き過ぎるのを待とうと、少しゆっくり7:00に起きる。
それでも雨は時々激しくなる。
しかし、合羽を着て大和町を出る頃、にわかに雨は通り過ぎ、西のほうは雲が切れて来た。
早稲田通りの交差点は、枯れ葉が詰まって排水出来ないのか、冠水し大きな水たまり状態になっている。
合羽を着たまま、8:00過ぎ事務所。
西村さんの写真集のために、グラフィカの伊藤さんに「唐組・状況劇場全記録」の上演記録を読み込み送付。
KNH-2のスケッチ。
今までの資料を見返していて、改めて検討を加えるべきことに気付く。
スタッフが置いていった杉の花器の図面を確認し、文章を推敲。
10:00スタッフと杉の花器打合せ。
11:30過ぎ、KNH-2のスタッフ打合せ。
13:30、武蔵野大学の空間造形4のスタジオの学生が一人来所。
水曜日は就職活動で欠席だったので、エスキスチェックを行なう。
水曜日の授業に来た学生たちと同じで、巨視的な視点でエスキスを進めているので、うまく行ってない。
その点を細かく説明し、エスキスの方向をアドバイスする。
14:30、終了。
銀行や買い物に出たら、外は暖かく、風が強く、中杉通りの枯れ葉が舞っている。
途中、二人も近隣の知人に出会う。
15:30過ぎ、杉の花器の図面をまとめ、コンペ事務所へ送信。
HORの昨日出て来た見積のチェックや、KNH-2のスケッチ。
17:30過ぎ事務所を出て、写真家の西村さんが参加出展している、近くの韓国文化院の「東京・大田 日韓国際美術祭 - 動く城 -」展( http://www.koreanculture.jp/info_news_view.php?page=1&number=1351&keyfield=&key=)へ。
その後、すぐ近くの新宿四谷区民ホールへ。
「第1回 在日コリア文化フェスティバル2010」(http://zainitikorea.blog52.fc2.com/ http://www.jkcf.or.jp/calendar/modules/piCal1/?event_id=0000020488)。
18:30定刻開演。
休憩無しで2時間半、たっぷり歌、舞踊、伽倻琴、サムヌノリなどを、途中を梁山泊のコロスで繋ぎながら。
500人くらいのお客さんで、ほぼ満員の盛況。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、2日(木)にビッグレッドファーム鉾田から美浦の畠山厩舎へ移動しました。きょう金曜日からダート外回りのDコースでキャンターを乗り込まれています。体調面に不安がないことから、週末と来週の追い切り次第ではさっそく来週の中山で出走させたいと考えています。
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、京都競馬場から無事に帰厩しました。体調や四肢に異状はなく、火曜日から曳き運動を行っています。和田騎手が「この馬なりに伸びている」とコメントしていたのは、3ハロン34.8秒の脚でじりじりと伸びていたからでしょう。上位の馬が33秒台を使っているように、決め手勝負では分が悪い印象です。宮本師に次走の相談をしたところ、ダートを試してみることになりました。短期放牧を挟み、1月のレースを目標にします。きょう3日(金)にビッグレッドファーム鉾田へ移動しました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、美浦で調整中。坂路を中心に乗り込まれています。遠征が続いている中、タイトなレース間隔で小倉開幕週へ向かうにはリスクが大きいと判断し、11日(土)のダート2400mを目指すことになりました。先週の後半は通常メニューに終始。今週の半ばから追い切りを再開しています。週末にしっかり追い切って、7日(火)にトレセンを出発する予定。中野師は「状態は平行線。前走後からトモのクモズレを少し気にする仕草を見せるが、調教には影響しない程度。まずまず順調ですよ」とコメントしていました。
○ 2010/12/4
昨日の雨と風で道路は枯れ葉で一杯。
私道もたくさんの葉が。
気持よいくらい掃き集められる。
9:00に事務所。
よい天気だ。
昨晩、「桜の園・三人姉妹」チェホフ・作 神西清・訳(新潮文庫http://www.shinchosha.co.jp/book/206501/)を読了。
チェーホフの4大戯曲を読み終わったので、ネットで調べて、まず「チェーホフの戦争」宮沢章夫著(ちくま文庫http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480426222/)を引き続き読むことにして、阿佐ヶ谷の書店で入手。
その後「チェーホフ」浦雅春著(岩波新書http://www.amazon.co.jp/チェーホフ-岩波新書-浦-雅春/dp/4004309263)を読むことにする。
そうだ、しばらく前に寝る前に読んでいた「したくないことはしないー植草甚一の青春ー」津野海太郎著(新潮社http://www.shinchosha.co.jp/book/318531/)もメモしておこう。
HORの松岡工房からのメール確認と連絡。
頑張ってもらっている。
スタッフが置いていたKNH-2の模型の写真を撮り、じっと考える。
15:00、前事務所を出て、新宿の喫茶店へ。
15:30、写真家の西村さんと三根さんと落ち合い、15:40から大久保鷹さんに、「ジョン シルバー(続)」の一部の写真コピーを観てもらいながら話しをして、短い原稿を書いてもらうことに。
16:45、鷹さんと一緒に喫茶店を出て、駅で別れ、与野本町の彩の国さいたま芸術劇場へ。
18:05、維新派「台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき」(http://www.ishinha.com/ja/2010index.html)開演。
休憩無しで19:55終演。
その後、20:15分から、申し込んであったバックステージ・ツアー。
大仕掛けの維新派のセットを、30人程の参加者が、制作の方と演出助手の方の案内で、袖から裏・主舞台まで観て歩く。
初めて維新派を見たが、やはり関西方面で屋外で観るべきか。
○ 2010/12/5
8:00過ぎに起き出して、「ようこそ先輩 課外授業」。
このところよく舞台を観に行くので、溜まってしまったチラシを片付ける。
束になってくれるチラシを整理していくのが、これから公演される芝居の情報源としては、一番リアリティがあるというのは、よく観に行っていた30年前と変わらない。
この連鎖が続くと、自然と劇場に行く頻度が高くなることを、改めて実感。
午前中高円寺に、午後鷺ノ宮方面の魚屋に買い物に行く他は、一日大和町。
午後、ラグビー早名戦。
早稲田ファンには再考の試合だった。
チェ・ミキが吉祥寺での用の帰りに、西荻の実家と病院に寄って来てくれた。
○ 2010/12/6
7:30に事務所。
HORやその他連絡事項とKNH-2のスケッチ。
10:00スタッフにHORの簡単な図面修正の指示をして、10:15スタッフと事務所を出て、KNH-2のクライアント宅へ。
11:00から、空調計画やその他設備について打合せ。
13:00終了、事務所に戻る。
昨日今日と昼間は暖かい。
日報を書いてアップ。
引き続きKNH-2のスケッチ。
20:00、HORのHaと松岡工房の松岡君が来所。
見積が予算に対して厳しい状況。
その要因と対策を色々話す。
検討事項をそれぞれ確認し、一週間後再度ミーティングをすることにして、22:00前終了。
○ 2010/12/7
7:30過ぎ事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の模型と図面を確認し、スケッチを行なう。
昨晩のHORの課題をスケッチ。
10:00スタッフとKNH-2のけっこう大きなテーマについてブレスト。
一時間以上ああでもない、こうでもないと模型をいじり回し、ある形で皆の腑に落ち、その線で検討を進めることにする。
模型はボロボロの限界状態だが、やはり模型の情報量は多い。
午後、HORの道路について土木事務所に確認電話。
HORの課題を赤で書き込み作成。
大幅に2階のプランが変わるのだが、これはこれでなかなか良い。
メールで、西村さんの写真集のインタビューや、来年の演劇博物館「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の図録の原稿が届き、気がついたところを修正し、返信。
西村さんの写真集のための文章を一度書き上げる。
明日以降読み直してまとめていこう。
KNH-2のスケッチを続ける。
18:00事務所を出て、表参道へ。
19:00から、ザ・ハウス(http://thehouse.co.jp/)の忘年会。
たくさんの人が集っている。
年に一度この会で顔を合わす方もいて、楽しい会だった。
ザ・ハウスも10年で、創業当初からいらしたスタッフの方が退職するので、最後はその送別イベントになった。
お疲れさまでした。
しばらくゆっくり休んで下さい。
21:00過ぎ終了、帰路に着く。
○ 2010/12/8
7:30に事務所。
雨上がりの道に、落ち葉が張り付いている。
日に日に気温が下がって来ているように感じる。
昨日ブレストし、最後の大きな展開になりそうな方針、昨晩事務所を出る前にスタッフに投げておいて。
あれこれやっている途中で、事務所を出たが、今朝出来上がっている模型を見ると、何段階もレベルアップしている。
いよいよ最終形にたどり着いたように感じた。
模型写真を撮り、プリントしてスケッチ。
途中日報を書いてアップ。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
いよいよ最終型という感覚はスタッフも同じで、この方針で詰めていくことにする。
13:45事務所を出て、武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
エスキスチェックも残すところ、今日を入れてあと2回。
あっという間だ。
4人のエスキスをみる。
具体的になりつつある学生1人、もう少しでそこまで進みそうな学生が1人、まだまだ手を動かす必要がある学生が1人、そしてこれは頑張らねばまずいぞという学生が1人。
後者二人は、アイデアを具体的に展開出来ない。
何故かと言うと、そのアイデアに依って何をしたいのかがきちんと把握出来ていないからだ。
その辺りを一緒に考え、アドバイスする。
もう少しの学生が作って来た模型を、カッターを入れさせ切り刻み、並べ直し、やりたいことを自覚させる。
一番具体的な学生には、もっと深く進むように発破をかける。
18:30終了。
準備室で少し休んで、19:00過ぎ久しぶりに水谷先生と吉祥寺に出る。
いつも行っていたさくら水産吉祥寺店が、あろうことかしばらく前改装してジャズが流れる小じゃれた店に変わってしまった。
吉祥寺店ともうひとつどこかが、そのように変わっただけで、他の店は今まで通りだそうだが、座敷もなくなり居心地が今ひとつになり、さて何処に行こうか、と思案。
南口のある店に行ってみようと、南口に出て、「カッパ」(http://pamoja-earth.air-nifty.com/pamoja/2006/12/post_e473.html)を思いつく。
「カッパ」の建物は、設計事務所に転職して先輩から監理を引き継いだ建築。
それ以前から、「カッパ」のファンは多く、工事が延びてしまった時には、クライアントより前を通るお客さんに怒られたものだ。
もう25年以上経つが、きれいに使って頂いている。
相変わらず満員で、しばらく立って飲んでいたが、席があき座る。
久しぶりだが、やはりここのモツ焼きは美味だ。
早い時間なのでたくさんの種類を頂き、老酒を飲む。
多分22:00前、若主人に皆さんに宜しくと挨拶し、店を出る。
ここでやめれば良いのに、二人でもう一軒と、近くの居酒屋へ。
気がつけば、店の閉店の0:00。
ここでお開き。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、ビッグレッドファーム鉾田に滞在中。トレセンから到着して2日ばかり楽をさせ、今週から坂路入りを開始しています。体調は良好。脚元に不安もなく、順調に乗り込めています。ただ、あまり落ち着きがなく、馬道ではキョロキョロ物見をしてばかりです。馬体重は前走から5キロ増の479キロでした。
○ 2010/12/9
今週は週初めから夜も色々あり、疲れて来たので少しゆっくり起きる。
昨日は雨で私道にくっついていた落ち葉を掃き集め、9:00に事務所。
スタッフが置いていったKNH-2の模型と図面を確認。
10:30、防音音響会社の方が来所。
図面を見てもらいながら、ヒアリング。
模型をみながら、スタッフとやり取り。
午後、久しぶりに中杉通りの銀星舍に。
チェーホフについての本を探す。
ご主人と話していたら、交代の夫人もみえ、しばらく話しをして、事務所に戻る。
11日の土曜日に、マイネルソラーナが中山2Rに、マイネルチハヤが小倉の8Rに出走確定。
今年最後のレースだろう。
○ 2010/12/10
久しぶりに弁当を詰め、7:30過ぎ事務所。
よい天気だ。
スタッフが置いていったKNH-2の模型をみる。
気がついたことがあったので、写真に撮り、そのプリントの上にスケッチ。
空間造形4のスタジオの1人の学生に、気が付いたことがあったのでメールにてアドバイス。
このところ滞っている新しいホームページ、これではいかん、と年明けには新しいものにすべく、情報の準備を再び始める。
10:00スタッフにKNH-2の気が付いたことの検討を指示。
14:00過ぎ、インテリアのコーディネーターの方が来所。
KNH-2の打合せ。
15:00過ぎ終了。
16:00過ぎ、事務所を出て、清澄白河へ。
タカ・イシイ・ギャラリーの森山大道「津軽」“TSUGARU”(http://www.takaishiigallery.com/jp/exhibitions/2010/daido_tsugaru/)とシュウゴアーツ(http://www.shugoarts.com/jp/exhibitions.html)の丸山直文「透明な足」へ。
同じ建物内の、ギャラリーを回っていたら、あるギャラリーの受付に武蔵野大学の卒業生が。
こちらもビックリしたが向こうもビックリした様子。
しばらく話しをして、ギャラリ−を出て築地へ向かう。
19:00から築地市場そばのお店で、構造事務所の忘年会にスタッフと参加。
一年ぶりに会う方々もあり、いろいろな話しをして、22:00過ぎお開き。
銀座まで歩き、別れて、帰路に着く。
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。トラックコースを6周した後に坂路へ向かい、工事箇所の手前800mの地点まで乗り込んでいます。御しやすい上に、動きもピリッとしている良駒。芝でよりシャープなフットワークを見せるのではないかと期待しています。主任は「ステイゴールド産駒の一部には弱々しいタイプもいるが、この馬はそんなところもない」と重ねて長所を挙げていました。馬体重は440キロ。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、11日(土)、中山2R・ダート1800mに出走します。予定どおりに先週末、今週と追い切って、状態が整いました。助手は「チャカチャカしたところはあるが、聞いていたようにブレーキをかけたりするようなことはない。馬の多い時間帯でも大丈夫だった。8日の追い切りは前半はゆっくり入ったものだが、動きは良かった。動く相手だったので遅れたのは心配しなくてもいいと思う」とコメントしていました。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、11日(土)、小倉8Rのダート2400mに丹内騎手で出走します。日曜日に終い重点で70−40程度の負荷をかけたのを最後に、火曜日にトレセンを出発。水曜日に無事現地へ到着し、きのう木曜日から角馬場とダートコースで軽いキャンター調整を行っています。中野師は「疲れを残さない程度に追い切って小倉へ。特に強調材料はないが、うまく調子はキープできていると思いますよ」と述べていました。初めての距離で新たな面を見せて欲しいものです。
○ 2010/12/11
最近はちょっと遅くまで飲むと、次の日辛くなる。
9:00過ぎに事務所。
来年の演劇博物館「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)のチラシが届く。
雰囲気のある、らしいチラシだ。
メールチェック等を行ない、10:00前に事務所を出て、新宿の場外馬券売り場へ。
中山2Rのマイネルソラーナと小倉8Rのマイネルチハヤの馬券を買って、発送を待つ。
10:20、中山2R発送。
良いスタートを切り、3番手でレースが進む。
4コーナーを回って、直線に向いたところで先頭に立つも、ゴール手前で後ろからの馬に交わされ、3着。
しかし、差はなく、先頭に立ったときは勝てるか、と思ったが。
これまで2レースが競馬になっていなかったので、良かった。
厩舎が変わり、騎手も変わったことが良かったのか。
事務所に戻り、配当をみたら、3着の複勝でも3030円の高配当。
嬉しい3着だが、次は未勝利脱出を期待したい。
馬主会の桐山に、喜びメール送信。
スタッフが置いていったKNH-2の図面等確認。
13:00、再び事務所を出て、今度は渋谷の場外馬券売り場へ。
馬券は買ってあるので、小倉8Rの発送を待つ。
13:50、発送。
こちらは、終止中段より後ろで、そのままゴールして9着。
この状態がしばらく続いている。
馬券売り場を出て、マークシティのクリエーションスクエアしぶやへ。
青山学院大学鳥越ラボ主催のイベント「SCAPE WORKS百軒店」(http://www.sensing-winds.jp/hyakkendana/)の写真展示、次に百軒店児童遊園地での展示をみて、近くのお店が開場の「座談会:まちのはなしをきく」へ。
15:00過ぎから、座談会が始まる。
パネーラーの方々のみならず、参加者が百軒店やこのイベントについて話しをする。
今年で2年目だが、持続を望む意見が多い。
このようなことの積み重ねに依って、参加者も地域も少しずつ何かが変わっていくのだろう。
17:30過ぎ終了。
○ 2010/12/12
今週はなんだか疲れたので、ゆっくり起きようと思ったが、7:00過ぎに目が覚め、8:00過ぎに起きだす。
「ようこそ先輩 課外授業」をみる。
私道の落ち葉を掃き集め、高円寺に買い物に。
持ち帰ったKNH-2のスケッチをしたり。
15:30過ぎ、大和町を出て、西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の入院する病院へ。
大和町から自転車で来たチェ・ミキと落ち合い、母を病室へ。
小康状態が続いている。
17:00前に病院を出て、実家へ。
関西のチェ・ミキの友人の手配で入手した肉がとても美味しいので、実家で焼肉をすることにした。
カセットコンロとフライパンで焼き、サニーレタスで巻いて食べる。
父もうまいと言って、喜んでいた。
母の病状と、父の日常に思うこと甚だ多く、夜眠っても時にその思いが頭をもたげる。
○ 2010/12/13
弁当を詰め、7:30過ぎ事務所。
週末は暖かかったが、今日は曇りで寒い。
いくつかのことが、少しずつだが進んでいる。
いくつかのメール返信。
10:00スタッフとKNH-2の打合せ。
連絡事項や日報を書く。
雨が降り始め、気温が上がらない。
午後一でKNH-2のクライアントから来たメールについて、電話連絡とスタッフ打合せ。
18:00、松岡工房(http://www.matsuokakoubou.com/)の松岡君が来所。
HORの見積打合せ。
よくまとめて来てくれた。
19:00前、花岡君来所。
減額案の説明。
同級生同士である信頼関係を最大限に活用して、無駄のない分担を決め、予算に近い工事にすることを確認。
いくつかの宿題を持ち、22:30過ぎ終了。
2歳馬
マイネルソラーナは、11日(土)、中山2Rに出走し、3着と健闘しました。
From RaceCourseのコメント
三浦騎手「ゲートの中で遊んでいたので、叱りつけたらキリッとして好スタートが切れた。ハナには行きたくないと思っていたが、5枠の馬が行ってくれたので、理想的な位置で競馬ができた。道中の手応えも良かったし、癖がなくて乗りやすい馬」
3歳馬
マイネルチハヤは、11日(土)、小倉8Rに出走し、9着でした。
From RaceCourseのコメント
丹内騎手「手先の重い馬。他馬と同じところで動いたら分が悪いと思っていたが、内に封じ込められて動けなかった。案の定、ペースが速くなったら遅れてしまって」
○ 2010/12/14
7:30に事務所の来る時には雨は上がっていたが、曇りで寒い。
スタッフが置いていったKNH-2の図面を確認。
最終的な構成の調整段階をあれこれスケッチ。
10:00過ぎスタッフ打合せ。
引き続きスケッチ。
午後に入っても、模型や3Dでスケッチと打ち合わせを繰り返す。
○ 2010/12/15
地面は濡れているが、今朝はよい天気。
7:30に事務所。
梁山泊の三浦さんが昨晩持って来てくれた、「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)のポスターとチラシがドアノブにかかっている。
KNH-2の図面に書き込み。
模型写真を撮って、書き込み。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
グイグイ展開していく。
13:30過ぎ、事務所を出て武蔵野大学へ。
14:40から空間造形4の授業。
来週が提出講評会なので、今日が最後のエスキスチェック。
さすがに6名全員が来たが、進捗はバラバラ。
泣きそうな気分だろう学生もいるもいるが、皆に同じ時間が与えられていたのだから、それは致し方ない。
先週まで少人数でゆっくりエスキスチェックが出来ていたので、久しぶりに6人の案をみたら、クラクラして来た。
最後に再度見せに来た学生については、あたまが働かず、悪戦苦闘。
19:30過ぎ終了。
水谷先生と学校を出て、吉祥寺の居酒屋へ。
今週は明日明後日もよるの会があるので、今晩は帰ろうかと思っていたが、さすがに疲れて一杯やりたくなった。
各スタジオの様子や卒業生について話したりして、23:00お開き。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3〜4本の運動をしています。現在はハロン20秒の軽めを乗って体をほぐしてから、徐々にペースを上げてハロン17秒程度まで負荷をかけています。体がふっくらしてきて、これから攻めていくにはちょうど良い感じの馬体になりました。馬体重は487キロ。宮本師から「1月上旬に入厩させたい」との連絡を受けています。
○ 2010/12/16
少しゆっくり起きて、8:30過ぎ事務所。
昨日から冬らしくなって来た。
スタッフが置いていったKNH-2の資料を確認。
10:00スタッフ打合せ。
昨晩、最後にエスキスチェックを行なった学生に連絡。
昨晩のエスキスチェックについて考えを巡らし、再度、アドバイスを電話で行なう。
一日事務所でスケッチ。
18:00過ぎ事務所を出て、吉祥寺シアターカフェへ。
18:30から、小劇場勉強会の忘年会。
コアスタッフが集り、今年の芝居の話しから始まり、1月のカフェギャラリーの企画等、四方山話。
20:30、演劇博物館の梅山さんが参加。
来年1月の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の、鹿野さんの360度写真の展示相談。
21:00、さらに1人加わり、吉祥寺シアターカフェを出て、いつもの基地バーへ移動するも貸し切り。
ハモニカ横丁のハモニカキッチンの3Fテラス席へ。
ビニールで覆われていて、下からの暖気が上がって来て快適。
だったが、次第に、下の調理の空気も上がって来て、燻されるような状況になる。
22:30お開き。
○ 2010/12/17
8:30事務所。
10:00、KNH-2のスタッフ打合せ。
11:00、武蔵野大学のスタジオの学生が1人来て、エスキスチェック。
12:00、終了。頑張ってやってもらいたい。
13:30、テント会社の方が来所、簡単なヒアリング。
14:00、ある役者さんから紹介された劇団の方々が来所し、テント会社の方を含めテントでの公演の話し。
出来る限りのアドバイスを行ない、テント会社にレンタルの見積を出してもらうことにして、15:00終了。
自転車で事務所を出て、先輩の遠藤さん(http://www.kukan-studio.com/blog/cat12/)のオープンハウスへ。
荻窪に完成した長屋の賃貸住宅。
現地に行く道の途中で、見学を終えた設計事務所仲間と遠藤さんと遭遇。
遠藤さんのみ引き返してくれて、短時間で見学させてもらう。
その後、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)へ。
金曜日なのでお客さんは居らず、ユウコさんと久しぶりに話しをしていたら、「こどじ」(http://www.phobbit.com/kodojitop.html)のお姉さん(と言っても、上品なご高齢のご夫人)がみえた。
顔を覚えていてくれ、ご挨拶。
ユウコさんに、「皆さんで飲んで下さい」と焼酎の一升瓶を手渡すと、ユウコさんが、「ありがとうございます。重かったでしょう 」と返すと、お姉さんは、「重かったわよ」とさらに返す。
この「重かったわよ」がとても自然で、さすがに素敵な歳のとり方をされているな、と温かい気持になった。
写真を見てらしたが、玄関先でユウコさんにお別れを言うと、わざわざ顔を出してくれて、「サヨウナラ」と一言。
優しさに、さらに温かい気持に。
一度事務所に戻り、17:40事務所を出てEMHへ。
今晩は、アトリエの祝完成プレ・イベント、「GWAN×順平ライブ ことほぎの」。
17:50、現地で建築雑誌の編集者の方と落ち合い、アトリエへ降りてみると、素晴しいライブ会場になっていた。
クライアントご主人もおり、いくつかの追加工事の打合せ。
その後、現状の住宅部分を編集者の方と一緒に拝見する。
再び地下のアトリエに降りて、スタッフと落ち合い、確認事項を伝達。
施工した建設会社の方や、幾人かの知り合いの顔も。
19:00、ライブ開演。
100人弱のお客さんが集っている。
佐藤GWAN博さんと佐久間順平さんと千葉一樹さんのギター・ベース(その他)のアコースティクな楽器の編成。
皆さん60歳前後の方で、初めて聴いたが、とても魅力的だった。
ここでも、歳をとることの素敵さを体験。
自分が設計した空間で、こんな素敵な演奏が聴けるとは、なんと贅沢な体験だろう。
21:30、何度かのアンコール後、終演。
クライアントにお礼を述べ、スタッフと建設会社の方とその友人の方、4人で、眠亭へ行って一杯。
建設会社の方は学生時代、芝居をやっていて、友人の方もその劇団の創立メンバーとのことで、芝居や劇場、建築の話しで酒も進み、23:00、お開き。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、美浦で調整中。中山競馬場から帰厩後も順調で、水曜日からダート外回りのDコースに入れて軽いキャンターを行っています。外枠で被されずにスムーズな競馬ができたとはいえ、期待以上の変わり身を見せてくれたのは嬉しいことでした。こちらでは地下馬道を始め、調教中にパニックになるようなことはありません。次走は1月9日(日)か、10日(月)の中山、ダート1800mが有力ですが、メンバー次第では5日(水)の同条件に向かうことも考えています。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、レース後も小倉競馬場に滞在しています。楽をさせて疲れを取り除き、今週の半ばから馬場入りを再開しています。次走は最終週の予定。いまのところはダート2400mが有力ですが、メンバーなどによってはダート1700mや芝2600mの条件も視野に入れて検討します。
○ 2010/12/18
9:00過ぎ事務所。
今週は夜出歩くことが多く、疲れて来た。
スタジオの武蔵野大学の学生から、メールでエスキス相談が来ていたので、赤でアドバイスを書き入れて返信。
10:00過ぎスタッフと、KNH-2の打合せ資料の確認。
12:00過ぎ事務所を出て、KNH-2のクライアント宅へ。
13:00から、クライアントご夫妻と打ち合わせ。
かなり大胆な変更をした2階の案が受け入れて頂き、一安心。
最後に、地下の検討が宿題になり、15:00終了。
かなり良くなったと自信はあったが、かなり大胆な変更だったので心配していたが、喜んで受け入れられ、緊張が解け。ドッと疲れが出る。
スタッフと別れ、渋谷に出て、ZEN FOTO GALLRYの百々俊二 井上青龍 写真展「釜ヶ崎 - 新世界:高度成長時代下の生き方」へ。
その後、西荻窪の父に電話して、晩飯を誘うも、もう準備したとのことで、またにして事務所に戻る。
たまった日報を書いたり、戻って来たスタッフと簡単な確認事項。
18:30過ぎ事務所を出て、大和町に。
チェ・ミキのお客さん3人がすでに飲みはじめているので参加するも、疲れからかあまり話しに乗れない。
一時間ぐらい飲んでいたら、やっとあたまが楽になり、色々話しが出来るようになった。
お開きの時間はそれ程遅くないと思うが、よく覚えていない。
○ 2010/12/19
ゆっくり休んで、10:00過ぎに起き出す。
高円寺に買い物。
何日か前に、一級建築士の定期講習会の修了証が届いていた。
考査40問の正解率は100%の結果だった。
よほどのことがない限り、ほとんどそうではないか。
午後、鷺ノ宮方面の魚屋へ買い物に。
夜、日曜美術館「沖縄 母たちの神―写真家・比嘉康雄のメッセージ―」(http://www.nhk.or.jp/nichibi/weekly/2010/1212/index.html)を見る。
その時に、そこにいて、記録する、ということ。
はじめて知ったが、魅力的な写真だった。
○ 2010/12/20
7:30事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の地下の案を確認し、スケッチ。
10:00スタッフ打合せ。
11:00過ぎ終了。
年末調整の書類をまとめる。
14:00、荻窪の公認会計士事務所へ書類を持って行く。
帰りに図書館へよって、借りていた本を返し、リクエストの本をピックアップしてくる。
その後も、KNH-2の地下案のスケッチやスタッフ打合せ。
夜日報を書いてアップ。
○ 2010/12/21
7:30に事務所。
KNH-2の地下のスケッチ。
昨日途中で行き詰まってしまった案の展開。
10:00、構造事務所が来所。
KNH-2の構造打合せ。
11:30終了。
午後一で構造打合せの結果について、スタッフ打合せ。
雨が降り出しそうになって来たので、14:00前事務所を出て、中杉通りの細田工務店へ。
明日の「あさだんぎ」のミーティングに参加出来ないので、皆さんに渡してもらうように、演劇博物館の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)と新宿梁山泊の「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)のチラシを手渡しに。
その脚で、銀星舍ににも行って、同じくチラシとポスターをお願いする。
引き続き銀行に寄って、振り込み等。
その後もスタッフと模型等で地下の検討。
○ 2010/12/22
7:30に事務所。
スタッフが置いて行ったKNH-2の地下の模型と図面検討。
10:00スタッフ打合せ。
11:30前事務所を出て武蔵野大学へ。
空間造形4の提出が12:10で締め切られ、製図室には学生たちの模型とパネルが並んでいる。
先ずうちのスタジオの作品をゆっくり見て回る。
今日の講評会は1スタジオ3人の発表なので、アシスタントの渡邊君とその3人を決める。
二人とも同じ意見で、迷わず決まる。
その後、講評会まで他のスタジオの作品も見て回る。
13:00過ぎから講評会開始。
1スタジオ3人で、1人4分の発表と講評で20分。
1スタジオ60分の目安だが、やはり少しずつ延びて行って、5スタジオが終了したのが、19:00前。
各先生とアシスタントからまとめの講評があり、19:30全て終了。
発表した学生達の作品は、よくまとまっているのだが、これをやりたかった、という強い想いが伝わって来ない。
これはここだけでなく、最近の傾向なのか。
準備室で、採点をして、20:00から別室で打ち上げ。
学生たちはホッとした様子で、先生方やアシスタントたちにいろいろ話しを聞いている。
22:00片付けてお開き。
まだ飲みたいと言う学生と、宮口先生、アシスタント二人と、バスで吉祥寺に出て、ハモニカ横丁の美舟へ。
ここでは様々な話題で盛り上がり、終電の12:50前に、まだ残っている学生たちを置いて、宮口先生と一緒に帰路に着く。
皆さん、お疲れさまでした。
2歳馬
マイネマオMeine Mao/雨後の青空/ハワイ語
父キングカメハメハ/母レッドジグ/関西:宮本博
マイネマオは、ビッグレッドファーム鉾田で調整中。坂路でキャンター600m3〜4本の運動をしています。この中間からペースアップを開始。15−15の追い切りを織りまぜるようになりました。ハロン17秒程度までなら手応えに余裕があるものの、15−15になるとまだもたつく感じがあります。跨がったスタッフからは「まだ少し重い印象」とのコメントがありました。年明けの入厩に向けて、しっかり乗り込んでいきます。馬体重は490キロ。
○ 2010/12/23
昨晩、浜松のチェ・ミキの姪が、横浜でフルートの演奏会に出演し、大和町に泊まった。
8:00過ぎに起き出す。
チェ・ミキは授業があるので、学校に行ってしまったので、姪と朝食をとりながら、久しぶりに話しをする。
夕方、先生のフルートのコンサートを聴いてから帰るとのことで、時間があるので大和町でフルートの練習をし始めたので、邪魔をしないように、事務所へ。
よい天気だ。
事務所でメールをチェックしたら、「夜を賭けて」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/yorukake/yoruwokakete.html)のオープンセット設営で、事務所開設20年の記念応募をした、「第1回 吉阪隆正賞」(http://www.yosizaka-award.org/)の一次審査通過のメール連絡が来ていた。
嬉しい知らせだ。
12:00、事務所を出て、途中コンビニで「ウコンの力・スーパー」を飲んで、武蔵関の水谷先生のお宅へ。
水谷宅は、今年住宅を購入しリフォームしたお宅。
水谷ゼミの卒業生の忘年会を兼ねて、お宅拝見の会。
13:00過ぎに着いたら、もうすでに卒業生達は来ていた。
懐かしい顔が並ぶ。
一通りお宅の中を拝見し、乾杯。
代わる代わる卒業生達と話す。
社会に出て、皆一皮むけ、大人っぽくなった。
段々こちら側に近づいてくる。
気が付けば、20:00。
昨晩も遅かったので、眠くなり、あくびも出て来たので、お先に失礼する。
すでにダウンした卒業生もいたが、記念写真を撮って、皆はまだまだ名残惜しそうに残っていた。
とても居心地の良いコーナーが沢山ある、素敵なお宅だった。
ありがとうございました。
○ 2010/12/24
連日の会で、疲れが残っている。
今朝もよい天気。
私道の枯れ葉を掃き集め、8:00前に事務所。
スタッフが置いて行った諸々図面や模型確認。
西村さんの写真展の連絡や、HORの打合せ連絡。
黒テントから来た公演案内「6号室」(http://www.ne.jp/asahi/kurotent/tokyo/)。
チェーホフの原作「6号室」は精神病患者病棟の話しとのこと。
今年唐組で再演された、「ふたりの女」の元になっている、「源氏物語・葵の巻」を素材にして唐さんが書いた戯曲の題は「六号室」。
「ふたりの女」も精神病院の医師と患者の話しがメインの話しのひとつだ。
ということは、唐さんはチェーホフの「6号室」を意識していた、ということか。
EMHのポスターケースの施工図の確認と連絡。
15:00、家具等のコーディネートの方がみえ、KNH-2の打合せ。
夕方郵便局へ行くため外に出ると、風が強く冷たい。
1歳馬
マイネメリアンの09
父:ステイゴールド/母:マイネメリアン/関東:武藤善則(予定)
マイネメリアンの09は、真歌トレーニングパークに滞在中。屋根の工事が終わって、この中間から坂路でキャンター1500m1本の運動をしています。父譲りの秀でた運動神経で、相変わらず良い動きを見せている1頭。気性面も現時点ではまったく問題なく、強い負荷を課してもまだまだ余裕がある印象を受けます。武藤師も時々来場しては目を細めていました。馬体重は432キロです。
2歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、美浦で調整中。先週末より角馬場を周回してからDコースに向かう、通常の調教メニューに戻しています。転厩した当初から蕁麻疹が見られ、いまもしばしば発症しますが、いまのところは問題のない程度。乗り込み量はきちんと確保できています。跨がった感触について調教助手は「芝、ダートどちらでも走れそう。でも、キレる脚質じゃない。距離は長めの方が良いと思う」と述べていました。年明け中山の3日間開催、いずれかのダート1800mに出走する予定です。
3歳馬
マイネルチハヤMeiner Chihaya/千早/日本語
父マイネルセレクト/母キクスイ/関東:中野栄治
マイネルチハヤは、小倉競馬場から美浦に移動しました。各厩舎に割り当てられている小倉の馬房の数が決まっているため、戻ってきたものです。移動後も変わりなく乗り込まれており、キャンターでの調整を消化しています。1月12日、名古屋競馬場で行われるオルフェウス賞・ダート1900mを目標にしていますが、選抜されなかった場合は、1月8日、中山のダート2400mか9日のダート1800mへの出走が有力です。
年明け早々から、忙しいことになりそうだ。
○ 2010/12/25
8:30に事務所。
よい天気だ。
昨晩、水曜日に提出・講評会を行なった武蔵野大学のうちのスタジオの学生の1人から、「楽しく課題が出来た」というメールが届いた。
嬉しいプレゼントだった。
HORの打合せのためにスケッチ。
机の上の片付け。
KNH-2のスケッチ。
15:30過ぎHORの花岡君が来所。
その後16:00前に松岡工房の松岡君が来所。
HORの年内の最終打合せ。
いろいろなアクシデントがあったが、それにより、使いやすい形に決まった。
来春早々の着工を確認して、17:30終了。
19:30から、事務所近くの中華屋さんで、ギャラリー街道りぼん(http://www.kaido-ribbon.com/)の忘年会。
はじめて参加させてもらう。
若い人達が沢山の33名。
参加者同士は顔なじみの方が多いようだが、こちらは初対面の方が多く、初めは戸惑っていたが、お酒がはいるにつれ、いろいろな人と話しが出来、楽しい会に。
中でもこんな偶然が、と最近知ったのだが、尾仲さん(http://www.onakakoji.com/)の教え子で、冬青社(http://www.tosei-sha.jp/index_j.html)から「月がついてくる」という写真集を出版した福山えみさんは、現在早稲田の演劇博物館でバイトをしてるという。
今回初めて会って話してみたら、演劇博物館の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)のチラシの面倒を見てくれている、とのことで、ビックリ。
22:30に1次会、お開き。
すぐそばの居酒屋で2次会。
ここにも沢山の人が参加し、2:30過ぎ、眠くてたまらず、お先に失礼する。
○ 2010/12/26
ゆっくり起きるぞと決め、何度か二度寝をして10:00過ぎに起きだす。
高円寺に買い物に行く。
有馬記念の中継。
ゴール手前、200mでは絶対届かないだろうと思えたブエナビスタ、すごい脚でゴールへ。
写真判定でハナ差の2着。
すごい牝馬だ。
16:00過ぎ、大和町を出て、西荻窪の実家へ。
自転車を借りて、母の病院へ。
相変わらずのうつらうつらした状況。
ここで年を越すのか、と思った途端、ちょっと胸が。
実家に戻り、父と駅前の居酒屋へ。
年末年始と来年の話しをして、19:00前お開き。
○ 2010/12/27
7:00前に起きだす。
昨晩は、チェ・ミキもメンバーの1人である、新しいホームページを作ってくれている那須在住のユーチャンのバンドのライブで、夜遅く帰って来て、ユーチャンは泊まって行った。
朝、少しユーチャンと話しをして、8:00前に事務所。
グラフィカ(http://www.graficamag.com/)から出版予定の、西村さんの写真集の文章の校正原稿がメールで来ていたので、確認して返信。
合わせて、西村さんの写真展について、メール連絡等。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型確認。
日報を書いてアップ。
12:00、EMHのポスターケースの製作をしてくれる金属加工業者さんが来所。
細かい打合せ。13:00終了。
午後、今晩の忘年会のおつり用の両替に銀行や郵便局へ行ったが、どこも長蛇の列。
年末らしい風景。
KNH-2のスケッチ。
18:30、事務所を出て、高円寺の成都へ。
19:00から、恒例の設計事務所仲間の忘年会「代代の会」。
今年も40名程が集り、壮観だ。
一年ぶりに会う顔も多く、賑やかな会話が続く。
あっという間に時間は過ぎ、予定の21:30をオーバーして、22:00前お開き。
しばらくは、皆店の前で名残惜しそうにしていたが、次第にバラバラになり、駅方面に歩き出す。
10人程で、大将3号店へ。
途中で、高円寺の設計事務所で働いている小劇場勉強会のメンバーに遭遇し、彼も参加。
23:30過ぎくらいに、お開き。
○ 2010/12/28
大和町のガラスをペアに変える作業に、ガラス屋さんが9:00過ぎに来る。
内容の確認をして、あとをチェ・ミキに任せ、事務所に。
22日の講評会から連続する会で、もうヨレヨレ。
今晩の梁山泊の稽古場での忘年会が最後なので、一息つける。
今日の午後一の打ち合せの資料を確認。
13:00、KNH-2のクライアントと家具等のコーディネーターが来所。
平面の確認をすませ、建築全体の仕上げのイメージについてブレスト。
16:00前終了。
17:30前事務所を出て、新宿梁山泊の稽古場へ。
18:00から、プロジェクト・ニクス(http://www.project-nyx.com/)主催の忘年会であるが、中央・総武線が止まっていたりして、なかなか人が来ない。
18:30過ぎからぼつぼつ参加者が来始めて、会が始まる。
プロジェクト・ニクスの芝居に出演した役者達や、宇野さん、直子さん、伊藤五郎等のスタッフもみえている。
来年1月の梁山泊の「風のほこり」(http://www5a.biglobe.ne.jp/~s-ryo/kazehoko11/kazehoko11.htm)について演出と色々構想を練る。
前回までとがらっと変わった芝居になりそうだ。
23:30に電車が無くなる人たちもいるので、お開き。
その後も少し話しをして、0:30前稽古場を出る。
○ 2010/12/29
7:00に目覚ましをかけるも、起きられず、9:00前に事務所。
疲れがたまっているのを、もろに感じる。
メールチェックと日報を書いてアップ。
机回りをちょっと片付け。
夕方の打合せの予習。
17:30、阿佐ヶ谷駅近くの喫茶店で、西堂さん・梅山さんと、演劇博物館の展覧会「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」(http://www.waseda.jp/enpaku/special/index.html)の1月25日の対談「仮設劇場の魅力を語る〜劇場構造の観点から〜」について打合せ。
20:30、終了。事務所に戻る。
今日で、年内の仕事もお終いです。
年明け事務所は10日まで休みにしますが、時々出て来ていますので、メール等の連絡はその時確認します。
何年か前から、年賀状はどなたにも出していません。
失礼をお許し頂ければ、と思います。
皆様、良いお年をお迎え下さい。