8:00過ぎに事務所。
起きたときは雨だったが、事務所に来る頃には雪に変わる。
休日なのに、いろんな制服の学生が近くの私立高校へ向かうのを見て、受験なのだと知る。
寒いけど、皆頑張って充分力を発揮して欲しい。
15日締め切りの雑務。
スタッフが置いて行ったKNH-2の模型を確認し、指示と資料をスタッフの机の上に。
13:00事務所を出て、吉祥寺シアターへ。
雪は降っているが、まだ積もってはいない。
葛河思潮社「浮標(ぶい)」作・三好十郎 演出・長塚圭史。
14:00開演、途中休憩を2回挟んで、4時間の3幕。
肺を病む妻を看護する画家の話しで、最後に妻は亡くなる。
ひと月前に母を亡くした父を見ている身にとっては、あまりに切なく、何度も涙が出る。
1940年に書かれた戯曲。
あまりにストレートな台詞は、現代、観客と言う他者に伝えることはとても難しいことのように感じるが、役者達はよく頑張っていて、充分伝わって来たので、あっという間の4時間だった。
生きること・死ぬこと、を見つめて行くと、これだけの台詞にならざるを得ないのだろう。
ネットで検索をしたら、こんなありがたいサイトがあった。
三好十郎は「胎内」に続き2本目だが、もっと見たい作家だ。
終演後、西荻窪の実家へ。
妹夫婦も来ていて、妹の旦那とふたりで仏壇を移動して、いつもの中華屋へ。
20:00過ぎお開きにして、父を実家に送り、しばらく話し、線香をあげ、20:30過ぎ、実家を出る。
寝る前に読んでいる「破滅の美学 ヤクザ映画への鎮魂曲」笠原和夫著(ちくま文庫)が終盤にかかり、「仁義なき戦い」ついての文章が続き、久しぶりに映画が見たくなり、DVDを見る。
高校時代、池袋の文芸座に5シリーズの連続上映のオールナイトを観に行ったことを思い出す。
「破滅の美学」読了後は、以前入手した、「三好十郎伝 悲しい火だるま」連片島紀男著(五月書房)を読んでみようと、書棚から取り出す。
3歳馬
マイネルソラーナMeiner Solana/日だまり/スペイン語
父アグネスデジタル/母コスモバレンシア/関東:畠山重則
マイネルソラーナは、美浦で調整中。ダートの内回りと外回りコースを併用して乗り込まれています。20日(日)、京都のダート1800m出走へ向けて水曜日に追い切りを消化。併せ馬で強い負荷をかけました。5ハロンからのタイムは目立ちませんが、直線でステッキを入れてしっかり追われており、パートナーに1馬身程度先着しています。調教助手は「あまり時計が出ないタイプだが、ラストはしっかり反応していて状態が良さそう」と述べていました。前走に続いて丹内騎手に騎乗を依頼しています。