2011年2月24日 渡辺洋治さん 

R0016721_27:00に事務所。今朝も暖かい。
見学会へ向かう予定を立て、進行中のプロジェクトの諸々の確認作業屋連絡事項、スタッフが置いて行ったKNH-2の図面へスケッチ。
10:00、昨日修士設計を提出・プレゼンを完了した新スタッフが久しぶりに来る。
今年の初めからの進捗の報告や、彼が主にまとめた「吉野材」を使った「暮しの道具」デザインコンペの現況を説明。
コンテストのパネル作成の説明を行ない、作業にかかってもらう。
11:00過ぎ、タイルメーカーの方が来所。
KNH-2で考えていることについてヒアリング。
12:00過ぎ、事務所を出て東新宿へ。
渡辺洋治さんが40年前に設計した名作、第3スカイビル、通称軍艦ビルの見学会。
建築関係者の中では話題らしく、ふたりの方からメールでこの会の情報が届いた。
外観は何度も見ているが、中に入るの初めて。
見学会の集合時間前に集合場所の地下へ降りて行くだけで興奮。
正に土木的な様相の地下。
13:00、案内に従い、きれいにリニューアルされた6階に。
細長く「人」の字を書いたような、途中で二股に分かれる有名な廊下に、ユニットの部屋が取り付く。
両サイドを建物で囲まれても良いように、雁行させることで全ての部屋が前面道路に向かい、光を取り入れられるようになっているのは知っていたが、これが意外と効果的なのに驚く。
この会の見学はひとりだったので、ゆっくり案内の方と話した後、案内の方と別れ、いよいよ屋上へ。
エレベーターから出て、ペントハウスの出口を出たところで、思わず、オォー、と声をあげてしまう。
何とも言えない空間が広がっている。
有名な給水タンクは確かに、遠くに見える早稲田大学理工学部のキャンパスの高層等に向いている。
大学を出ていない渡辺洋治さんが、負けないぞとの意気込みでそのように計画した、と聞いたことがあるが、果たしてその真相は。
雨がポツリポツリと降り始めたが、あちこち見て回り、写真を撮る。
しばらく堪能した後、自由に見れる5階から3階をまわり、いくつかの展示やイベントを拝見し、帰路に着く。
残念なのは銀色だった外観が、グレーになっていたことだが、久しぶりに、空腹など忘れて興奮して見た建築だった。
ちなみに、その前に同じような体験をしたのは、ニューヘヴンのカーンのイェール・アート・ギャラリーとブリティッシュ・アート・センターを見た時だった。
34年前、パーレヴィ国立図書館のコンペの手伝いをし、なんだかものすごい影響を受けた渡辺洋治さん。
夕方からさきイカをつまみに日本酒のコップ酒で一杯やったが、その頃はあまり酒が好きでなく、今思うともっと酒を飲みながらいろいろな話しを聞いておくんだった、と帰り道にしみじみ思った。
事務所に戻り、コンテストパネルの確認と文章書き。
17:00、槻岡さんが来所し、あるコンペの打合せ。
引き続き、コンテストの文章を書き、とりあえずパネルが完成。
ちょっと置いてみて、修正部分を検討することに。

事務所概要

自己紹介

住宅設計について

家つくりを考えている方へのメッセージ

大塚 聡・略歴

大塚聡アトリエ・略歴

作品掲載誌

受賞

浅草九倶楽部+浅草九劇・2017

エンガワの家・2012年

改修・隠れ家リトリート・2011年

下北沢の家・2010年

経堂の家・2009年

高尾の家・2007年

中野中央の家・2005年

白州の週末住宅・2005年

北沢の家・2004年

桜新町の家・2004年

遠州浜の家・2002年

軽井沢のゲストハウス・2002年

大和町の家・2000年

深沢の家・1997年

計画案・MYOプロジェクト

コンペ優秀賞・暮しの道具

コンペ案・三次市民ホール

コンペ案・沖縄県看護協会

設計のプロセス

以上が設計のプロセスですが、より詳しくは以下のQ&Aも参考にして頂ければ、と思います。

はじめに

関町の家・建て方

小岩の家・実施計画

小岩の家・内装

小岩の家・鉄骨階段

小岩の家・上棟

小岩の家・木造部分建て方

小岩の家・地下コンクリート壁

小岩の家・根切り+耐圧盤

小岩の家・基礎地盤補強工事

小岩の家-1

空間造形4 写真ギャラリー案内

一次掘削

地鎮祭

魑魅魍魎の生息地帯

坊主No.2

坊主No.1

はじめに

「鉛の心臓」 紅テントの虜に

「唐版 犬狼都市」紅テント洗礼

武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻・都市環境専攻

OZONE家つくりサポート

新宿梁山泊

紫水'DANNA'勇太郎

株式会社ワークス WOORKS Inc.

居待月〜the 18th. moon