[2011/04/20]
我々が設計監理した、「下北沢の家」が「住宅建築」6月号に掲載されました。
雑誌を見て頂けば分かるのですが、この「下北沢の家」のクライアントは柄本明さんです。
地下に作った稽古場は「アトリエ乾電池」と言う名前の、劇団東京乾電池の稽古場で、時にはイベントが行われます。
編集の方と、地下にアトリエ・稽古場がある住宅なので、そこでの活動と住まい・暮しの関係が伝わる誌面を作ろうと話し、写真も建築の写真を撮っている写真家ではなく、よく伺うギャラリー「街道」の、尾仲浩二さんにお願いしました。
柄本さんご夫妻はとても忙しい方で、柄本さんは連日の公演、夫人の角替さんは撮影前日、何日間かの地方での撮影から戻られたばかりで片付ける余裕がなかったのですが、柄本さんが、「いいから何も動かさずこのまま撮ろう」、と言って下さり、面白い誌面が出来上りました。
「下北沢の家」の外階段を話しの起点にした、柄本さんとの小対談も掲載されています。
住まう・暮すと言うことの多様さを意識した、いままでの住宅雑誌とちょっと違った様相の誌面を見て頂ければ、と思います。