昨晩から雨が降っている。
8:30過ぎ事務所。
今日午後の建築施工法の授業の一環の現場見学会の準備。
午後には雨が上がる予報だが、当ってくれれば良いが。
11:30前に事務所を出て昼をとり、りんかい線の国際展示場へ向かう。
13:10、現場とのまとめ役になって頂いた、風袋先生と落合う。
13:15過ぎ、先生や学生たちが三々五々集り、来春開校する武蔵野大学の有明キャンパスに向かう。
建築施工法の授業としていて、60名程の参加者があるので、安全のため2グループに分けて見学。
現場に13:30に着いて、会議室で現場の担当の方と設計担当の方の紹介の後、有明キャンパスの計画概要と現場の説明を伺う。
その後、ヘルメットをかぶり、現場を回りながら説明して頂く。
もうしばらくで上棟する現場は、躯体の部分や検討用に仕上げられた教室まであり、丁度良いタイミングだ。
40分程現場を回り、会議室に戻って質疑。
なかなか面白い質問も飛び出して、15:00終了。
建築が沢山の人たちから出来上ると言う体験が、皆の刺激になってなってくれるとよいのだが。
お礼をして、りんかい線国際展示場駅まで戻る。
雨は上がったが、蒸し蒸しして来た。
15:15第2グループが集合して、再び現場へ。
第1グループと同じ見学を行ない、17:00終了するも、現場の完成模型や仕上げ材などに興味があるようで、しばらく何人かが残って質問している。
17:15現場を出て、国際展示場駅から帰路に着く。
電車の中で皆と別れ、新宿で降りて、今朝建築の先輩からメールが来ていた、「6.11脱原発100万人アクション」の、新宿のパレードの最終地点、新宿アルタ前に行ってみる。
アルタ前の小さな広場の周りは、パレード行進をする人たちと警官で騒然としている。
多くの人たちの間をぐるっと回ったり、立ち止まったりして、参加者の表明等を聞いていたら、知り合いに何人か遭遇した。
一人は横浜のパレードに参加して、こちらに移って来たとのこと。
福島からパレードに参加しているグループもいて、表明のたびに、周りを取り囲んで立ち止まっている人たちも拍手を送る。
しかし、呆れるくらい警官が多い。
「広場に集っていると通行の邪魔になるので、集会してる人は直ちに流れ解散しなさい。」と車の上から警官が拡声器でアナウンスする。
「広場」は人が集る場所ではないのか、という話しは、60年代の西口広場のフォーク集会にもあった話し。
何も変わってはいない。
移動しながら、迂回して地下に入り、改札の方に向かうが、地下を行く人たちは、地上のアピールにはまったく無関心のようだった。