6:00過ぎに起き出すが、湿度も温度低く、過ごし易い。
7:30前に事務所。
大学時代の同級生で、AVENUEというNPOの代表の山中からメールが届いた。
AVENUEではベトナムとの交流を行なっているが、その関わりで南相馬市にも繋がりがあり、6月22日に南相馬市に行って来て、そのレポートが添付されていた。
現地にいる人や、行った人にしか分からないだろう報告もあり、充実したレポートが読めたことのお礼をメール。
その他、今晩の唐ゼミ☆の公演についてメール連絡。
「広場をつくる・広場を動かす-日本の仮設劇場の半世紀-」の企画者の梅山さんから、博論を無事提出したとの連絡が来る。
お疲れさまでした、と返信。
10:00スタッフが来たので、いくつかの指示。
KNH-2のスケッチ。
14:00、KIHのスタッフ打合せ。
15:45事務所を出て、唐ゼミ☆への差し入れを買って、浅草へ向かう。
17:00前、花やしき裏の唐ゼミ☆のテントへ。
受付をして、早く着き過ぎてしまったので、唐ゼミ☆の半券を見せると入れる、花やしきに入ってみる。
初めて入ったが、限られた土地の中に、すごい密度でいろんなものが押し込まれている。
モノもそうだが、時間も押し込まれている。
しばらく佇み、17:30過ぎテントに戻り、唐ゼミ☆のメンバーと話しをしているところに、武蔵野大学のアシスタントをしてくれた、日本女子大のM1の学生さんが到着。
しばらくして、前回の小劇場の勉強会に参加した、早稲田大学の学生たち二人も来たので、それぞれを紹介する。
18:00には鹿野さんと伊東さんも到着。
18:30、「海の牙 黒髪海峡篇」作・監修:唐十郎 演出:中野敦之 開演。
1幕1時間40分、途中休憩10分、2幕45分、21:00過ぎ終演。
一度テントの外に出て、再びテントに入り、飲み会。
学生たちも参加し、舞台監督さんにバックステージツアーをしてもらう。
1973年初演の芝居で、この時期、唐さんは素晴しい大作を次々発表している。
その中では小品とは言われるが、独特な作品で、唐ゼミの中では、僕は個人的に一番良かった、と思った。
1幕の1時間40分は見ているほうもまったく集中が途切れない。
やはり、唐さんは素晴しい。
遅ればせながらも同時代に生きていることや、関われることの幸せを感じた。
初めて見た学生たち3人も、興奮気味。誘って良かった。
堀切さん、望月監督、そして、初演に出演している大久保鷹さんもいらして、皆良かったと話していた。
22:30過ぎ、明日もあるので、お開きにして、鹿野さんと学生たちと駅前の中華屋へ行って、もう一杯。
学生たちはとても面白かったとのことで、芝居や早稲田の課題などに着いても話しをして、23:30帰路に着く。
大和町に戻ってもなんだか高揚感が覚めず、書棚から「海の牙」の載っている「唐十郎全作品集」を取り出して来て、公演記録を読みながらさらに一杯やる。