7:00に事務所。
吉野材を使った「暮しの道具」デザインコンペのプレゼン文章を最終チェックし、少々修正。
KNH-2のスタッフが置いて行った資料を確認し、スケッチ。
12:30過ぎに事務所を出て、虎ノ門の吉野材を使った「暮しの道具」デザインコンペの公開審査会場へ。
すでに着いていたスタッフと、試作品の確認。
今回、吉野の檜を使った一輪挿し「そよそよと」を提案した。
吉野の山の風に揺れる木々をイメージしており、底が緩やかな曲面になっており、下部にウエイトが入っていて、風が吹くと揺れるようになっている。
風を送って、揺れの様子を確認。
14:00から審査会の開始。
我々の発表は、14人中(一方は欠席)2番目。
審査会が始まるとすぐにプレゼンは終わってしまい、控え室で本を読んで全てのプレゼンを待つ。
控え室で偶然、やはりプレゼンに来ていた早稲田大学の建築学科の修士の学生斎藤君と、以前鹿野さんから聞いていた、設計事務所のナスカ出身で海外留学後、佐賀大学の准教授をされている平瀬さんと知り合えた。
15:30、全てのプレゼンが終了し、審査員の方々が控え室で審査をはじめ、我々は会場で、南都銀行の方の奈良の現状報告やこれまでの審査経過などを聞き、並んだ作品の写真を撮ったりする。
17:00から、奈良県庁や林野庁の方の挨拶のあと、審査委員長より審査結果の発表。
最優勝は逃したが、優秀賞4点に選ばれる。残念。
各賞の表彰が行なわれ、審査委員長の審査経過についての最後の挨拶があり、17:30過ぎ終了。
審査員の方々と名刺交換など行ない、話しをする。
いくつかの審査員の方々の話しから、我々の案が最優秀賞の案と最後まで競っていた様子。
惜しかったが、これも審査の結果、仕方がない。
それよりも、難しい形をここまで美しく作って頂いた、吉野の小林さんの技術に改めて感謝し、清々しい気持で一杯になる。
早稲田大学の斎藤君も平瀬さんも優秀賞に選ばれ、お互いの健闘を称え、18:00過ぎ会場を出る。
銀座のギャラリーを回り、帰路に着く。