7:00過ぎに事務所。
西の空には大きな雲が。
昨日の移動で、「ムッシュウ・寺山修司」九條今日子著(ちくま文庫)を読了。
最後は再びちょっと胸が熱くなった。
今日から「坂口安吾と中上健次」柄谷行人著(太田出版)を読み始める。
スタッフが置いて行ったKIHの資料を確認し、スケッチ。
10:00スタッフが来たので、KIHの打合せ。
引き続きスケッチ。
11:00から照明会社の方が見え、KNH-2の地下の打合せ。
12:15終了。
朝は不安定な天気だったが、昼頃から暑くなって、湿度も高い。
KIHKやNH-2のスケッチを行なう。
18:00前事務所を出て、横浜の馬車道へ向かう。
今晩は20:00からクシシュトフ・ヴォディチコ パブリック・プロジェクション「Survival Projection 2011」がある。
横浜で電車から大勢の人が降りたら、目の前の席に鹿野さんがいた。
馬車道で降りて、途中のコンビニでビールを買って、会場の新港ぴあへ。
蒸し暑いが、海からの風で気持がよい。
汐留は開発することで、この風を止めてしまったのだな、もったいない。
すでに、プロジェクションは始まっていた。
イベントのスタッフである、唐ゼミのメンバーと出会い話しを聞くと、ヴォディチコから人がいるうちはプロジェクションを続けろ、との指示があったとのこと。
様々な国や立場の、声なき人の叫びを構成しそれらの言葉を投影する。
ひとサイクルが10分強の言葉の繰り返しが続けられる。
多くの人が集って来ては、しばらく滞在し、引き上げて行く。
我々も気持ちの良い風の中、一時間強佇み、21:00過ぎ会場を後にする。
アートと現在の状況に関する言葉もあり、その言葉が投影されている壁は、明日から開催されるヨコハマトリエンナーレの準備が進む建物の壁。
もっと多くの人が人たちが通り過ぎるような場所で投影出来ればさらに良かったが、しかし、室内での投影と外での投影では雲泥の差で、このプロジェクトを実現した室井先生のパワーに、帰りの電車の中で鹿野さんと二人で感動していた。
22:30大和町に戻る