7:00に事務所。
冷たい雨が降っている。
スタッフが置いていったKIHの平面図を確認。
赤を入れたりスケッチしたり、面積計算をしながらいろいろ考える。
ORHのスケッチ用資料の準備作業。
昼前後、KBLの工事完了確認について連絡事項いくつか。
ちょっとした連絡不行き届きのハプニングが。
KNH-Kの工事内容のまとめ作業。
KIHの屋根形状の新たな展開。
15:00過ぎ事務所を出て、新宿の映画館へ。「Pina」ヴィム・ヴェンダース監督の座席予約をして、久しぶりにタワーレコードヘ行って、17:00前映画館に戻る。
しかしながら、シネコンに来るとたびに、何だかワクワクさせてくれない空間やシステムに、嫌になってしまう。
気を取り直して、予告編の後、17:00過ぎ上映が始まる。
2時間弱の映画で、ピナ.バウシュとヴッパタール舞踏団のエンサイクロペディアのような映画だ。
カメラワークも編集も素晴しい。
東京での公演はいつも一番後ろで見ているので、感じられないダンサーたちの表情や息使いが伝わってくる。
見ている自分も含め、舞踏団のメンバーが、ピナのダンスをもう見ることが出来なくなってしまったことに悲しみながらも、踊り続けて、すなわち生きていくことへの希望を感じることができる。
ブッパタール舞踏団の公演の最後よくあるように、最後は皆で踊るシーン。
最初シーンにあり、何度か繰り替えされる、「春・夏・秋・冬」と言ってそれを簡単な仕草で表しながら、列を組んで歩いていくシーンとともに、印象的だ。
途中何度か涙が出そうになる。


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