7:00前に事務所。
メールチェックして日報を書いてアップ。
スタッフが置いて行ったKOHの図面確認。
KOHのプレゼン用資料のデータ作成を行い、午前中にまとめて、OZONEにファックス送信。
ORHのスケッチを続けながら、KOHの模型や図面の相談を逐次行って行く。
ORHのスケッチをしながら、安藤忠雄のさんの平面によく出てくるプロポーションになって来たが、どうも魅力が今一で、何が違うのか考えるために、安藤さんの間口が狭く奥行きの長い土地での住宅を見直してみる。
するとそこには秘密が。
住吉の長屋はほぼフットプリント(上から見た建物の形)を道路側から三等分して、真ん中を中庭にして、その中には(外)を通らなければ別の部屋に行けない、と言うことは有名だ。
その中庭にガラスにしても屋根をかけたらまたく別のものになってしまう。
外部に対して閉じて、内部に開く事を徹底するために、内部に外を設けている。
先ほど見た住宅は、その内外の分け方のプロポーションは全く違うが、やはり内部に外を設ける事で、もちろん外を通らなければ寝室に行けないのだが、もちろん外を通らなければ寝室に行けないのだが、空間は豊かになっている。
ほとんどの住宅がフットプリントの半分を外部にしている、と言うことは知ってはいたが、内部の移動に一度外に出る計画にする事で、これほど空間が豊かになる、とは気がつかなかった。
とは言っても、その平面で納得するクライアントもすごいが、より良い空間のために既成概念を壊して行く建築家もすごい。
引き続き、その事を念頭にスケッチを続ける。
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