昨晩からの雨が降り続いて、寒いくらいだ。
8:00過ぎに起き出して、KIHの図面確認やスケッチ。
「日曜美術館 匠の心 技に込めて」を見る。
今までこの工芸と言うものに魅力を感じてなかったし、見始めたときも同じ気分でスイッチを切ろうか、と思ったが、何人かの作製中の映像を見ていたら、なんだか今考えていることに触れることがあって、最後まで見てしまう。
食わず嫌いということはまだまだあるものだ。
雨の中を高円寺まで買い物に行く。
「高木仁三郎セレクション」岩波現代文庫、読了。
佐高信の解説より。
「『われわれはどんな方法でわれわれに必要な科学をわれわれのものにできるか』という賢治の言葉に高木は衝撃を受けた。高木も現場でまさにその問題に悩み続けてきたからである。」
市民科学者という生き様、いまだからこそ重要だ、とつくずく思う。
上記の賢治の言葉の「科学」を「建築」に置き換えて考え込む。
テーブル廻りの本の整理した時に手に取った「都市のかなしみ」鈴木博之著を取り出して来て、明日から読むことにした。