よい天気だが、昨晩からの風が強い。
私道の枯れ葉を掃き集めるも、すくう前に風が吹いて、また散らかしてしまう。
8:00前に事務所。
深夜何度か起き出してメモしたコンテストの文を、スタッフが置いて行った資料に反映してみる。
10:00スタッフと打合せ。
11:15事務所を出て、武蔵野大学へ。
12:00過ぎに製図室に着き、早速提出されたパネルと模型を見る。
6人中2人がビハインドとのこと。
無事提出した4人のパネルと模型をゆっくり見て、アシスタントの学生と発表者3人を決める。
13:00過ぎから、講評会。
各スタジオ3人が一人ずつ発表し、その後先生方の質問や講評。
途中休憩一回をはさみ、5スタジオの発表・講評が終了したのが18:30過ぎ。
選出されなかったが、発表したい学生に挙手を求めると、2人が手を挙げ、その2人が終了し、アシスタントの学生たちと先生方のコメントがあり、ずべて終了したのが19:30過ぎ。
途中で製図室の暖房も切れ徐々に寒くなり、長時間の講評会で頭がボーッとしてくるも、うちのスタジオを始めとした、課題と学生たちの取り組み方の論議があり、第1課題に続いてなかなか充実した締めくくりだったが、学生たちに伝わったか。
「ハモニカ横丁」という特徴的なサイトで、そこには戦後からの歴史が様々なかたちで蓄積されている。
そのサイトをどのように考えるか、まさに設計以前の部分で大きなハードルを持っている。
別のスタジオのサイトは、吉祥寺北口のロータリーで、こちらは逆に都市計画で出来てしまったエアポケット。
二つのサイトは相反するが、設計以前をよく考えないと、その先に進めないのは似ている。
そこから建築を考えていくことは、とても難しい課題だ。
今回うちのスタジオはその大きな問題の前に、討ち死にの体に近かった。
しかしながら、本来はそのハードルを糧にして新たな建築の可能性をすこしでも探し出せたら、と思って提出している。
今回の討ち死にの体は、しかしながら楽しかった。
第2課題をスタジオの学生とやった何週間かは、とても建築を考えるのが楽しかった。
この講評会で指摘された問題を、スタジオの学生たちは、再度自分の提出物を見直しながら考えてもらえれば、と思う。
もちろん僕も考えます。
準備室で評価を行い、食堂に移り、20:00過ぎから打ち上げ。
準備して頂いた、料理とお酒を頂きながら、講評二次会。
22:00に終了し、先生方やアシスタントの学生と吉祥寺に移動して、2次会。
学生たちも何人か来たが、お店が一杯で、彼らは他の店に行った。
0:00過ぎお開きにして、帰路に着く。
みなさんお疲れさまでした。