2012年12月20日 「小説、世界の奏でる音楽」

すこしゆっくり起きて、8:30前事務所。
今朝から、「小説、世界の奏でる音楽」保坂和志著を読み始める。
あれこれも単行本で読んだか、とまた思う。
「文庫本まえがき」に、保坂さんは今連載中の小説を書いている時、一度どう書くかを迷って、『私はその箇所で「そんなことはありえない」と読者に思われることを恐れて、つまらない方を選んだ(中略)私はその選択にあたって、「そんなことはありえない」としか思わないつまらない読者しか想定しなかった。つまり、読者を信じなかった。』と書いている。
これは、昨日の空間造形4の論議にも関わる記述のように感じた。
私は、人(の持つ可能性)を信じて設計しているか。
人を信じてデザインすることが、建築のあたらなる可能性を発見し、人を信じてデザインされたいくつかの建築に、建築の新たなる可能性を発見しているのではないか、という様な事だ。
朝の電車でこの部分を読み、やはり読み始めて良かった、と思った。
スタッフが置いて行ったコンテストの資料を確認し、文章のスケッチ。
日本建設通信新聞の記者の方から受けたインタビューの原稿が届き、内容確認して簡単な修正点のお願いをメール連絡。
『「守られていない」共通認識』というタイトルで、限られた文章の中に、言いたかった事をまとめて頂いた。
さすが、熟練の新聞記者である。
しばらくして電話でお礼と内容確認し、いろいろ話す。
21日の新聞の「けんちくのチカラ」というタイトルの連載に、唐組メンバーのインタビューと合わせて掲載されます。
10:00スタッフとコンテストの最終打合せ。
いくつかの連絡事項。
「少女仮面」のセット用の資料検索。
「防空壕」と「ベスビオス火山」の画像。
13:30武蔵野大学の4年生が一人来て、スタッフと一緒にエスキスチェック。
話しを聞いて、アドバイスをして、14:30終了。
後をスタッフに任せる。
夕方、コンテストの資料を来所頂いた営業の方に渡し、昨今の状況についていろいろ話しを伺う。
マイネマオ、24日(月・祝)阪神10R リボン賞出走確定。
連闘だが、無事レースを終えて欲しい。
これが今年最後の競馬。

事務所概要

自己紹介

住宅設計について

家つくりを考えている方へのメッセージ

大塚 聡・略歴

大塚聡アトリエ・略歴

作品掲載誌

受賞

浅草九倶楽部+浅草九劇・2017

エンガワの家・2012年

改修・隠れ家リトリート・2011年

下北沢の家・2010年

経堂の家・2009年

高尾の家・2007年

中野中央の家・2005年

白州の週末住宅・2005年

北沢の家・2004年

桜新町の家・2004年

遠州浜の家・2002年

軽井沢のゲストハウス・2002年

大和町の家・2000年

深沢の家・1997年

計画案・MYOプロジェクト

コンペ優秀賞・暮しの道具

コンペ案・三次市民ホール

コンペ案・沖縄県看護協会

設計のプロセス

以上が設計のプロセスですが、より詳しくは以下のQ&Aも参考にして頂ければ、と思います。

はじめに

関町の家・建て方

小岩の家・実施計画

小岩の家・内装

小岩の家・鉄骨階段

小岩の家・上棟

小岩の家・木造部分建て方

小岩の家・地下コンクリート壁

小岩の家・根切り+耐圧盤

小岩の家・基礎地盤補強工事

小岩の家-1

空間造形4 写真ギャラリー案内

一次掘削

地鎮祭

魑魅魍魎の生息地帯

坊主No.2

坊主No.1

はじめに

「鉛の心臓」 紅テントの虜に

「唐版 犬狼都市」紅テント洗礼

武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻・都市環境専攻

OZONE家つくりサポート

新宿梁山泊

紫水'DANNA'勇太郎

株式会社ワークス WOORKS Inc.

居待月〜the 18th. moon