8:00に事務所。
今日は暖かくなるという予報だが、確かに寒くはない。
スタッフが置いて行ったKIH、ORH、RPHの図面や模型を確認。
10:00スタッフとKIHの土曜日のクライアント打ち合わせ資料について打合せ。
12:00前終了。
雑務をいくつか行い、事務所を出て、代官山のヒルサイドテラスの「トウキョウ建築コレクション2013」へ。
その中の修士論文展にスタッフ候補の学生の修論がファイナルに残ったので見に行く。
代官山は久しぶりだ。
暖かいからか、沢山人たちが散策している。
全てを見て回る時間はないので、修士計画をざっと眺め、修論のコーナーでその学生のパネルや文章をゆっくり読む。
かなりの数の江戸時代の災害についての古文書を読み下し、分析して、現代に繋げる論文。
なかなかの力作だ。
会場を出て、隣の蔦屋書店へ初めて行ってみる。
こちらはさらに沢山の人。
クライン・ダイサム設計の「Daikanyama T-Site」は、気負ったところがないとてもゆったりした空間で気持ちがよい。
かなり大きな空間であるが、分棟形式で隣の建物に行くのに一度外に出る(庇では繋がっているところもある)ので、閉塞感がなく、先に先に進みたくなる。
プログラムとしては何も新しいところはないのがちょっと残念だが(これくらい広くて、いろんな意味で余裕がありそうなら、もう少し何か仕掛けられそうだが、例えば以前の池袋西武の西武美術館があったフロアーのように)、今度ゆっくり来て、その辺りを確認してみた建築だった。
その脚で、六本木のZen Foto Galleryの尾仲さんの「MY FAVORITE 21」へ。
尾仲さんが最後のkodakの印画紙にプリントするために選んだ21点。
意外な感じがしつつも、最後までゆっくり見ると、ゆったりした気分になって来る。
先ほど蔦屋書店の空間と、尾仲さんの写真と、昨晩の「国語の時間」の三つ、表現の批評性について考えさせられる。
帰り道中野税務署に確定申告の書類を提出し、16:00過ぎに事務所に戻る。
スタッフといくつかの打合せと、KIHの打合せ資料作成。
18:00過ぎに事務所を出て、阿佐ヶ谷の細田工務店へ行って、今月16・17日に行った、「マチケン」こども体験ワークショップ「みんなで町をつくろう!」の最終形を見せてもらう。
賑やかな楽しい町が出来上がっている。
その後近くの居酒屋で19:00から、このワークショップの打ち上げを、細田工務店の担当の方々とマチケンメンバーで行う。
今回はフェアーの一環で行ったが、そのフェアーの反響も良かったようで、リフォーム市場についていろいろ伺う。
その後、これからのワークショップについてなど話しながら、美味しいボリュームたっぷりの鍋を食べながら一杯。
22:30過ぎ、お開きにして阿佐ヶ谷駅で解散。