7:30過ぎに事務所。
事務所の近くの桜の花も満開になって来た。
KIHの鉄骨階段の手摺の修正図が送られて来たので、チェックして送信。
KBPの資料が不動産関連会社から来たので、いろいろ確認して返信。
KIHの家具のスケッチ。
明日大和町でやるための資料準備。
14:30事務所を出て、ギャラリー間の「ここに、建築は、可能か」へ。
今日が最終日だからか、会場には沢山の人。
最終案へ向けての沢山の案の模型を、みんな熱心に写真を撮ったりしているが、とてもゆっくり見る状況ではないので、すぐに中庭に出てみる。
内部から中庭に連続する壁に、畠山直哉さんが陸前高田の津波の高さレベルで撮影したパノラマ写真が張られている。
その写真を見ながら津波の高さを想像すると、目がくらむような感じになる。
上の階に上がると、空いており、ゆっくり畠山さんの写真を見ることができる。
写真美術館での「ナチュラル・ストーリーズ」にもあった、震災前の陸前高田のスライドショウもあり(同じものかは分からなかったが)、その裏側では震災後のスライドショウがある。
震災前は白木の額に囲まれ、震災後は額はない。
ギャラリー間を出て、森美術館の「会田誠展 天才でごめんなさい」へ。
こちらも美術館と展望台に上がるチケット売り場に長い列があったが、入場券を持っていたので、すぐエレベターで52階へ。
「ミュシャ展」もやっていて、そちらのお客さんも多そうだ。
初期の作品から始まり、様々なコーナーが続く展示で、改めて会田さんの懐の深さを実感できる。
作品集で良く見知っていた作品に初めて接する。
イヤホーンガイドを借り、ゆっくり見て行く。
イヤホーンガイドの本人の解説を聞き、つい笑ってしまうこと度々。(これから見に行く方、おすすめです。)
これほど既成・規制の枠を外してものを作っている人はいないのではないだろうか。
もっと時間に余裕を持ってくれば良かった、と後悔しながら、18:15地下の渋谷行きのバスに乗る。
これなら18:40渋谷での待ち合わせにどうにか間に合うだろう、と思ったら、あまかった。
遅々として進まず、渋谷に着いたのは18:50前。
慌ててヒカリエに向かうも、この間東横線や地下鉄駅のルートが変わって、よくわからず、案内の警備員の方に聞き、地下深くに降り、運の良いことにヒカリエのエレベーターが目の前に現れ、飛び乗り11階のシアターオーブへ。
小劇場勉強会のメンバーしかのさんと落ち合い、遅れたお詫びもそこそこに、劇場内へ。
19:00、「JAZZ WEEK TOKYO 2013」のウェイン・ショーターの公演が始まる。
20:30、アンコール一曲を含め終演。
たしかに素晴らしい演奏なのだが、期待していた演奏と全く違い、居心地が悪い。
しかのさんも同じような感想。
販促で頂いたチケットなので、まあこんなものだが、疲れがどっと出て来た。
シアターワークショップが運営しているヒカリエホールへ、シアターワークショップのスタッフを尋ねてみたら居て、今晩は明日の仕込みで徹夜作業とのこと。
駅に向かう通路まで降りて、しかのさんと立ち話をして、今晩は疲れきってしまったので、21:30前どこにも寄らずに別れて、帰路に着く。
写真の会田誠展の「考えない人」は、これのみ撮影可能で、ブログなどにアップするときには、下記のキャプションを付けることになっていました。

作家/作品名:会田 誠《考えない人》
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