今朝も良い気候で、自転車で7:00前に事務所に。
スタッフが置いて行ったKIHの浴室回りの図面に赤を入れる。
RPHの階段図の確認とORHの模型確認。
昨日下書きした、「住宅建築」で始める連載「役者の棲み家」について、お願いことのメールを推敲して、送信。
NMRのスケッチ作業。
10:00スタッフと進行中のプロジェクトの打合せ、諸々。
10:30に元スタッフで、昨年末に長崎に帰った高橋さんが来所。
元気そうで何よりだ。
NMRのイメージスケッチを作成する作業。
13:30KIHの建設会社の担当者の方と家具製作会社の方が来所。
細かい打合せを行い、15:00過ぎに終了。
その後、建設会社の方と、設備器機の配置に付いて打合せ、まだ未打合せの項目の確認を行い、16:00過ぎ終了。
引き続き、NMRのイメージスケッチ作業を進め、夜になって読み込んで関係者にメール送信。
その間、いくつかのスタッフ打合せ。
夜、「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」村上春樹著読了。
変わらず読ませる、村上春樹ワールド全開の小説だが、盛り込みすぎているようにも感じた。
もしかすると、自分の小説の好みが変わって来てるだけかもしれないが。
面白かったのは、ほんの一瞬、チェーホフの戯曲のような雰囲気が強くなり、強く引き込まれた。
そのシーンはフィンランドの避暑地の湖畔でのシーンだったから、北の土地が人に醸し出すなにかなのだろうか。
その台詞はまるでチェーホフのようじゃないか。
「私たちはこうして生き残ったんだよ。私も君も。そして生き残った人間には、生き残った人間が果たさなくちゃならない責務がある。それはね、できるだけこのまましっかりここに生き残り続けることだよ。たとえいろんなことが不完全にしかできないとしても」
そう言えば、日銀総裁は白から黒へ変わった。