夜中左足親指付け根がとても痛くなったが、朝には痛みは少しひいていた。
8:00前に事務所。
雨はまだ降り始めていない。
昨日の撮影についてのカメラ担当者からのお詫びメールを含め、唐さんの奥様へ、報告とお詫びのメール。
スタッフが置いて行った小岩の家のオープンハウスの案内の確認と図面に簡単な指示。
KIHのクライアントや松岡工房、釜山の新宿梁山泊に連絡事項。
本日の小岩の家の現場行きの準備。
小岩の家のコンセプト文の追加修正。
日報や「設計ノート」をアップ。
12:00前に事務所を出て、13:00過ぎに小岩の家の現場へ。
雨が降り始めた。
いよいよ大工工事も大詰めで、フローリングが張り始められている。
今日は午前中から、大工さんの若い職人さんと建設会社に担当者、事務所の担当スタッフが、内部壁の合板のスタンプをヤスリかけで消していて、ほぼ全てのスタンプが消えていたので、室内が何となくすっきりした。
内部を見て回り、明日から入る塗装工事について打合せ。
14:00クライアントご家族がみえ、最終の細かい打合せ。
出来上がって来た空間を見て、空調機の位置などを変更したくなり、相談したり、カーテンや照明の電球の最終確認など。
15:30前終了し、クライアントご家族は名残惜しそうに帰って行かれた。
その後簡単な確認事項を行い、後をスタッフに任せ、バスで瑞江駅に出て地下鉄に乗り換え、東京都現代美術館の「桂ゆき ある寓話」へ。
雨の夕方で美術館は空いていた。
時間も限られていたので、少し急ぎ脚で見て回る。
確実な描写力を活かして、具象に依る抽象画が多い。
先日のベーコンも具体に依る抽象であったが、アイルランドと日本の違いより、男性と女性の違い(といってもベーコンはゲイだが)を感じる。
初期の絵の瑞々しさが、ニューヨークの滞在によって、非常に観念的でつまらない絵になってしまうが、帰国後の展開はあっぱれ、と思うくらい素晴らしい、と思った。
同じ入場券で見られる、「MOTコレクション」も本当に駆け足で見たが、山下菊二の絵を見れたのは良かった。
そう考えると、自分やコラージュやこの系統の絵が最近とみに好きになって来た事に気付く。
もちろん横尾忠則さんもその系列だが。
18:00美術館を出て、帰路につく。
外は雨で暗くなっていたが、新木場の駅に向かう道路際に、オリエント・エクスプレスの一車両があり、びっくりして見たらレストランだった。