

7:00に起き出す。
伊良湖岬や浜松に比べて、東京は気温が低いが、湿度は高い。
メールチェックや今日の住宅建築の連載「役者の棲み家」2回目のためのインタビューの準備をして、8:30過ぎ大和町を出て、与野本町の彩の国さいたま芸術劇場へ向かう。
9:30過ぎについて、館内で涼む。
しばらくして、小劇場勉強会のメンバーの鹿野さんが来る。
その後に黒田君が来て、10:15に、シアターワークショップの伊東さんと小池さんが来て、簡単な打合せを行い、10:30劇場事務所の渡辺さんを訪ねる。
すぐ向かいの稽古場へ案内され、蜷川幸雄さんを紹介され、2回の芸術監督室へ案内される。
あっという間にことが進んで行き、ちょと緊張する。
「役者の棲み家」1回目が掲載された「住宅建築」10月号を差し上げて、唐さんのページをご覧頂き、今日のインタビューの主旨を説明し、各人の自己紹介をすませたあたりから、こちらの緊張も少し解けてくる。
それくらい、蜷川さんの迫力と集中力を間近に感じた。
蜷川さんも我々には蜷川さんとの関係性が少なからずあることが分かって来たようで、少し親近感を持って頂けた様子。
すぐにインタビューが始まる。
今回は、あのベニサン・ピットとニナガワスタジオを中心にお話を伺う。
伊東さんがメインのインタビューアーになり、話しが進み、後半こちらにも振ってくれたので、質問したかったことを伺う。
我々がこの連載で考えている演劇と記録に関してまで、貴重な話しが聞けた。
現在性という演劇の魅力ゆえ個人の中に体験としてしか残らない、その瞬間や時代の経験を少しでも次世代に体験してもらいたい、という責任感から、自分の中でエポックであった芝居を再演している、と言う話しを伺い、演劇に対する広い視線に胸が熱くなる。
インタビューを通して、蜷川さんの集中力と真摯な姿勢に、改めて感動する。
あっという間に、4・50分の時間が過ぎ、稽古場に移って、鹿野さんの360度写真の撮影までお願い出来た。
準備中、出演者の石井愃一がいらしたので、挨拶をして今日のインタビューに着いてお話しする。
いつもの気さくな話し振りに、気がつけば鹿野さんの撮影は終了していた。
蜷川さんに改めてお礼を言って、稽古場を出て、芸術劇場の渡辺さんにもお礼をして、劇場内のカフェで昼とりながら、今後の作業の打合せととある映画館のプロジェクトの打合せを行う。
13:00車で来ていた伊東さんの車で劇場を出て、中野まで送ってもらい、14:00前事務所に戻る。
休んでいる間に溜まっていたメール連絡。
外房のセルフビルドの方から、土地の入手の目処が立ちそうだ、というメール連絡が来ていたので、返信したら、しばらくして電話があり、今後について話す。
日報溜まってしまった日報を書いて、アップ。
17:00過ぎ、父と駅近くの焼肉屋へ行って、夕食の一杯。
18:30前お開きにして帰路に着く。
夜、BS放送で、「俺たちに明日はない」をやっていて、吹き替えで後半だけだったが、最後まで見てしまう。
スクリーンプロセスだし、荒っぽいが、魅力満点で、でも最後はジーンと来る。


最新・求人情報