7:00に事務所。
今朝も明け方は暑さに慣れた体には寒さを感じるくらい。
本日の新宿梁山泊の「月の家」の劇場下見用に、断面図を書き足す。
その後のORHの打合せ資料の確認。
昨日作成した、京都の仕掛けのインキングを午前中集中して行う。
昼前に完了して、イメージのメモを書き入れ、関係者に送信。
13:00前事務所を出て、池袋の東京芸術劇場の楽屋口へ。
新宿梁山泊のメンバーとスタッフと落合い、「月の家」の公演を行うシアター・イーストの下見。
初めて劇場内を見るので、見てからいくつか判断したいことがあるスケッチを、演出に見せながら相談。
問題点や様々なアイディアを照明さんや舞台監督さんと確認しながら、時間をかけて諸々決めて行く。
先日公演したシアター・ウェストはプロセニアムアーチのある一般的な劇場だったが、こちらは舞台と客席の位置を変えられる、アダプタぶるタイプの劇場で、現代の演劇っぽいのだが、こちらはこちらで照明さんには機構的な不自由さがある。
多目的な劇場の問題点を実感。
そう考えると、先日の蜷川さんのインタビューで話しに出た、無管理の劇所、すなわちただの箱の可能性は大きいな。
今回の経験は、建築サイドからも、舞台美術サイドからも、勉強になる。
下見は16:00前までかかり、終了後、急いで山手線で移動して、駒込の駅上のファミリーレストランへ。
16:00過ぎから、ORHのクライアントと見積りについて相談。
クライアントサイドでも、建築関係の知人にヒアリングして、今の状況をある程度理解してくれている。
見積り内容を説明し、こちらで作った減額案を説明。
今週末にもう一社と、クライアントサイドが見積り依頼したものがさらに出て来るかもしれないので、減額案の検討を進めながら、その見積りを待つことにして、18:00前に終了。
駅まで分かれて、帰路につく。