7:00に事務所。
明け方雨が降っていたが、事務所に来る頃にはパラパラになっている。
昨晩眠っている間にエスキスした(つもりになっている)案を、CAD化する作業。
11:00過ぎ一段落したので、今日の午後梁山泊に持って行く、「月の家」の模型を撮影。
昼近くになって、陽が射してきた。
13:00過ぎからスタッフと、Uプロジェクトの打合せ。
スケール感を掴むため、表の道路にテープを貼って、実寸の確認。
途中、梁山泊から通し稽古の始まりの時間が遅くなった、との連絡があったので、15:00過ぎまで打合せを行うも、まだまだ収斂しない。
準備をして、16:00前事務所を出て、阿佐ヶ谷で自転車をピックアップして、新宿梁山泊の稽古場へ。
17:00前到着。
まだ通し稽古中なので、喫茶のほうで模型を箱から出してセッティング。
渡会さんと紗幕について相談しているうちに、通し稽古が終了し、模型を稽古場へ運ぶ。
昨日から「月の家」の作家の盧炅植さんと全州大学の先生と学生3名が来られていて、今日は通し稽古をご覧になった。
セットの模型を説明して、李麗仙さんから要望を伺う。
18:00前に歓迎会の準備の出来た喫茶へ映り、韓国からのお客様の歓迎会が、作家の盧炅植さんの乾杯の音頭で始まる。
お土産を今回の出演者などに渡し、「月の家」がはいった、サインされた本が演出家や李さんに渡される。
その後は飲みながら、今日の通し稽古のダメ出しや、時代等について質問が続く。
李さんが状況劇場時代、1972年「二都物語」を、戒厳令下の韓国・ソウルで行い、その際の金芝河との思い出を話すと、「月の家」の初演も同じ年で、その当時朴正煕(現韓国大統領・朴槿惠の父)政権下の厳しい検閲があったことを盧炅植さんが話し、その偶然にみな、オォーッと声を上げる。
20:00前でお開きにして、帰路につく。