8:30頃事務所に来ようと、阿佐ヶ谷駅に行くと、三鷹で人身事故があり、遅れが出ている、と言うことだったが、総武線が来たので乗ったら、荻窪で動かなくなってしまう。
中央線の臨時各駅停車も終了したのに動かない。
西荻窪には土日は中央線は止まらないので、乗り換えるわけにも行かない。
もっと状況を見極め、中央線の臨時各駅停車を続けるべきなのではないか。
JRのいつもの危機管理のいい加減さが出てしまっている。
ずいぶん時間が経って動き出し、9:00過ぎに事務所に。
関町の家のクライアントに電話して、待ち合わせを15分遅らせてもらう。
10:00事務所を自転車で出て、桃井第四小学校へ。
桃四出身の大坪が「ももしフェスティバル」で踊るので、やはり桃四・荻中出身の関町の家のクライアントと体躯館で落ち合い、資料の説明をしながら、大坪の舞踏を待つ。
4年生のパフォーマンスの後、11:00から大坪の舞踏が始まる。
短いバージョンで15分間の踊り。
小学校の体育館の舞台でも違和感なく、父兄たちもあっけにとられているのか、シーンとして集中してご覧になっていた。
ちょっと空気感の変化した、15分だった。
外に出ると、もう一人同級生が見に来ていた。
挨拶をして別れ、自転車で事務所に戻り、すぐに再び事務所を出て横浜へ向かう。
昼をとり、電車が心配だったので時間に余裕を持って出たが、またもや阿佐ヶ谷や高円寺で総武線が止まってしまう。
このような運行状況なら、荻窪で乗り換えるようにアナウンスがあっても良さそうだが。
いやはや。
やっと中野までたどり着いたので、中央線に乗り換えて、渋谷経由で日本大通りの神奈川芸術劇場へ。
劇団 唐ゼミ☆「唐版 滝の白糸」、14:00開演。
途中休憩無しの1時間50分の芝居だが、開始から三分の一は銀メガネ役の大久保鷹さんの一人芝居の様な舞台で、膨大な台詞であるが、鷹さん独特の肉体動作と台詞が一体になった演技で魅了する。
この芝居、蜷川さんの演出の再演も見ているが、まったくもってストーリーは説明が出来ない芝居だが、唐さんの紡ぎだす言葉ひとつひとつが、やはり素晴らしい。
小人プロレスラーが、西陽によって大きく映し出された自分たちの影を見て、「おおきいなー」、というシーン等、それだけで一本の芝居のインパクトがある。
やはり見に来ていた新宿梁山泊の三浦さんと、終演後楽屋を訪ね、キャスト・スタッフの皆さんに挨拶をして、一緒に帰路につく。
渋谷の東横線の駅のわかりにくさの悪口を話しながら歩いていたら、なんとチェ・ミキに遭遇。
どうも自由が丘から同じ電車に乗っていたようだ。
阿佐ヶ谷で三浦さん紹介の焼き鳥屋で一杯。
20:00過ぎ眠いので、二人と別れ、大和町に。
今年は後半になって、「月の家」の李麗仙さん、東京乾電池「魔女の猫探し」の角替和枝さん、そして今日の大久保鷹さん、素晴らしい役者を拝見できて、充実した。