8:00前に起き出し、下北沢の家のエスキスを続ける。
レベルが複雑で玄関・階段部分のスケッチを続けているうちに、いくつかの問題点を統合する案が浮かび上がって来た。
昼前から時々風雨が強くなってきた。
13:00過ぎに大和町を出て、早稲田大学の大隈講堂へ。
石山修武先生の最終講義のシンポジウム「これからのこと」の開場は13:40だが、既に多くの人が入場していて、さらに入り口前に列が出来ている。
14:30からシンポジウムが始まる。
中川武先生のまさにアカデミズムの歴史家としての、石山教授の27年間の業績についての話しから始まり、続いて、安藤忠雄さんの講演。
安藤忠雄さんの講演は始めて聞いたが、噂に違わぬこなれたもので、しかも核心を突いている。
「Vision・work」についての話しで、まさに「これからのこと」に結びつく。
休憩が入り、その後は石山先生と深い友人の方々や関わりのある方々が登壇し、1・2部に別れそれぞれの紹介とそれらの方々からの話しが繰り返されたが、このような関係性を設計することが、建築の設計の大事なのひとつである、ということを自分で語ることではなく、具体的に会場に示すこの仕掛けこそ、石山先生の真骨頂である、と実感した。
そして最後に進行を務めた難波和彦さんが、そのこと指摘しつつも、実は石山さんにはアーティストの強い面もある事を述べて、濃密な長いシンポジウムは終了。
石山先生と奥様に花束贈呈があり、18:00過ぎにお開き。
外に出たら雨は上がっていた。
3歳馬
マイネルゲール

父 : ソングオブウインド / 母 : ジェンハオサイマ / 牡 / 美浦・田島俊明
疾風・父名より連想/英語/Meiner Gale
丹内騎手「切れないもののじりじり脚を使うタイプの分、瞬発力が要求されにくいダートはあうのでは、とみていました。ただ、返し馬の感触が、しっかり地面を蹴りきれないようなところがあり、気になっていました。後肢にやや甘さがあるせいかもしれません。スタートしてかなり促していったもののダッシュがつかず後方からに。道中、ポジションを上げるために動いていくと終いの脚に影響しそうでしたので、そのままじっとしていました。ロスなく立ち回れて力をためられたことに加え、ある程度ペースが流れたこともあり、うまく終いは伸びてくれています。こういう展開になれば今後も好勝負が期待できますが、現状、本質的にすごくダート適性があるようには思えません。とはいえ、きょうの結果をみてもこなせないわけではありませんから、初勝利を目指すためには、状態やコース、相手関係等をみたうえで芝かダートか選択するのもいいかもしれません」
次走への優先権利をとれました。
上がった状態に問題なければ続けて使っていきます。
具体的な番組につきましては、今回の結果を踏まえてあらためて検討していきます。