7:30過ぎに起き出す。
建築の雑誌を読んだりして、11:30に大和町を出て上野ストアハウスの「日韓演劇週間Vol.2」へ。
上野駅からの道で、渡邊洋治さんの設計と思われる建築を見つける。
帰ってから調べたら、やはり1967年に出来た三和ビルだった。
おとなしいほうだが、それでも存在感がある。
13:00ゲキバカの芝居が開演、14:20過ぎ終演。
30分間の休憩時間にセットの飾り替えがあり、15:00前韓国の劇団コルモッキルの「青春礼賛」開演。
一時間半の一幕の芝居だが、この前一本芝居を見ているのだが、集中出来て本当にあっという間に終ってしまった。
前半の凄い暴力性と、最後のほうの恩寵のような時間が、見る側の意識を引きつけ続ける。
出演者のひとり、イ・ボンリョンさんが、以前韓国で作った金さんの演出で美術を担当した「百年 風の仲間たち」初演の出演者で、素晴らしい女優さんだったので、見に来た。
今の日本にはない芝居で、とても感動した。
一緒に見たゲキバカのほうは、これが全く今の日本的で、
その違いがとっても面白く、民族性の違いを痛感した。
終演後、ボンリョンさんに会って、お土産を渡し、旧交を温める。
ポストトークでの西堂行人さんの話しから、作・演出のパク・グニョンさんは韓国ではとても活躍されている方だ、という話しを聞き、また初演でボンリョンさんの役をやっていた、今回はプロデューサーでみえているコ・スヒさん(「焼肉ドラゴン」のお母さん役の。とても声がきれいだ)から、「青春礼賛」が、まだパク・グニョンさんがまったく無名で、また無名の役者たちを集めて皆でつくりあげた芝居であることを聞き、もっとコルモッキルの芝居が見てみたくなった。
17:30過ぎにポストトークも終了し、帰路に着くも、頭の中でいろいろな思いが駆け巡る。