昨日の現場の帰りの電車の中で、「八月の光」ウィリアム・フォークナー著 加島祥造訳を読了。
ふたつの大きな物語と、現在と過去の時間が絡み合う、骨太な小説。
果たしてどのように終わりを迎えるのか、かなり終盤まで想像がつかず、残りが少なくなって本当に想像つかなかった。
最後のページをめくっての、田舎娘リーナの二行、
「『あら、まあ、人ってほんとうにあちこち行けるものなのねえ。アラバマを出てから二
ヶ月もたたないのに、もうテネシー州にいるなんてねえ』」
を読んで電車の中で、胸が熱くなる。
「カラマーゾフの兄弟」のアリョーシャの終盤の言葉もそうだが、気持ちを鷲掴みされる。
フォークナーやドストエフスキーはいつも読んで深い手応えをもらう。
今朝から、最近ジャズモードなので、「路上のシャズ」中上健次著を読み始める。
8:00に事務所。
今日も曇。
昨日の浅草九倶楽部・浅草九劇の竣工写真撮影やいくつかの打合せ内容の連絡事項を行う。
また細工町の現場から電話があり、地中障害が出て、杭の施工についての連絡があり、その対応も含め、午前中はそれらで終ってしまう。
午後、日報を書いてアップしつつ、細工町の連絡事項を行う。
秋谷のスケッチを続けるも、なかなか糸口が見えて来ない。
17:30父と久しぶりにいつもの焼肉屋さんへ。
年末から会合が多く、一月半ぶりだが、この一月半で父の脚がかなり弱っている。
途中で何度も立ち止まる。
食べるほうも、肉がなかなか噛み切れなくなっている。
もう少し暖かくなれば、どうにかなるのだろうか。
この様子だと、焼肉屋さんでの食事はもう無理かもしれないので、他を考えなくてはいけない。
焼肉屋さんのご主人も以前よりずいぶん変わってしまって、心配してくれた。
家まで送って、19:00終了。
4歳馬
ペルソナリテ
個性/フランス語/Personalite

父 : ステイゴールド / 母 : マイネアルデュール / 牝 / 美浦・相沢郁
ペルソナリテは、美浦に滞在中。入厩後も順調で18日(水)のウッドコースでの追い切りでは終いをしっかり伸ばしています。相沢調教師は「鉾田に滞在中も緩めていませんし、こちらにきてからも良い動きができています。来週のレースには十分に対応可能でしょう」と話していました。29日(日)東京の節分S・1600mに出走予定です。