先月撮影を行った、「高尾の家」の「たとえば、こんな暮らし」、2月12日(日)に録画しておいたのを昨晩見た。
ほぼ一日かけて撮影したものが5分弱に編集されているのだが、とても良くクライアントさんの気持ちが分るものになっていて感心する。
番組のホームページにはまだアップされていないが、そのうちアップされると思います。
7:15大和町を出て、8:15浅草九倶楽部・浅草九劇に到着。
竣工写真撮影なので、劇場などを見て廻る。
気がつけば9:00前、ナカサ&パートナーズの中道さんがすでにカメラを構え、脚立に上がって撮影を始めている。
浅草九劇の大きな看板に東から陽が当たっているのを逃さず撮影。
その後も外観を、まだ現場にある高所作業車を使ったりして撮影が続く。
その間にも現場確認を行ったり、本日の引渡しの段取り確認などであっという間に11:30。
外部の撮影を終了し、ホワイエにカメラが移って来たところで、劇場とホワイエや楽屋の関係性を説明。
昼休み中に塗装の塗り直しや、クリーニングをしてもらい、13:00過ぎから劇場廻りの撮影開始。
13:30から引渡しなどが始まっているが、建設会社とスタッフに任せ、撮影の段取りなどを行い、14:45クライアントの代表を迎える準備。
15:00に代表がいらして、外観を見て頂き、引き続きホワイエから劇場に入って頂き、お願いしておいた、ちょっとした照明のパフォーマンスを行ってもらう。
外観も内部も大変満足して頂き、ほっと胸を撫で下ろす。
梁山泊といくつもの劇場体験をしているが、自分が設計した劇場内で照明が入った空間を体験するのは、なんとも言えない感動で、グッとこみ上げて来るものがある。
その後もホテル部分を見て頂き、一通り回って、16:30前代表は関係者の皆さんにお礼を言って、帰って行かれた。
喜んで頂き、みな高揚感のある顔をしている。
とは言え、まだダメ工事や未施工部分もあるので、その確認などに気持ちを切り替える。
18:00アワーカンパニーの二人と近くの居酒屋で、お疲れの乾杯。
遅れてスタッフも来る。
事務所で仕事が残っているアワーカンパニーとは19:30にお開きにして、近くでやはりお疲れをやっている建設会社の現場担当の方々の席にお邪魔して、お礼を言って一杯。
皆疲れているので、21:00前にお開きにして帰路に着く。
2013年の11月に浅草に土地を得たので劇場を作る、と連絡を頂いてから3年と3ヶ月、長かったが終ってみるとなんだか淋しい。
とは言え、3月3日のこけら落としまでは気が抜けない。


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