いよいよ初日の朝。
7:00に起きて、1階で朝食をとり、タクシーで9:00前に劇場へ。
楽屋でメール連絡や払方町のスケッチ。
10:00になり、スタッフや役者も三々五々来始めたので、荷物を持って客席へ。
11:00前から大川さんを中心にラストシーンの稽古や幾つかの修正。
12:00昼休憩。
今日は弁当で、いよいよと言う気分になって来る。
昨晩のマバンジンの演出家のコウさんのアドバイスに対して修正を行うために、昼休憩の間にあるシーンの画像探しを行っていたが、別の案が浮かんで来たので、それを演出に話し、OKをもらう。
13:00からカーテンコールの修正を始めようとした時に、緞帳と照明が接触するアクシデント。
カーテンコールの修正は一時取りやめにして、照明の復旧作業。
14:00過ぎには修復完了して、カーテンコールの修正を行い。初日を迎える。
テハンロの道路では、パク・クネ救済の集会が行われているが、参加者に若い人はいない。
15:00開演、休息なしで17:00終了。
韓国の友人も姪と一緒に来てくれて、久しぶりに芝居の前後に話しが出来た。
マチネの入りは客席半分くらいだったが、マバンジンファンが多いのか、お客さんものっていて、良い芝居だった。
すぐに夕食を食べて、ダメ出しとソアレの準備。
この間に役者たちやバンドのメンバーに、パンフレットにサインしてもらう。
19:00開演で、夜はほぼ満席。
お客さんには梁山泊の関係者や、以前韓国で一緒に芝居をやった役者たちもきていて、懐かしかった。
明日がマチネのみなので、初日乾杯は明日行うそうで、今晩はキム・ウンスさんをはじめとする、梁山泊に所縁のある人たちとお疲れ会。
キムウンスさんの友人が経営する、ビール&チキンのお店で、20人くらいで宴会。
役者で翻訳もやる、マさんと話していたら、彼女の家がすぐ近くでなんと韓屋というので、宴会をチョット抜けて、お邪魔する。
マさんの家の手前に、古い文房具屋さんがあって、それが良い風情。
おばあさんが暮らしていて、自分が亡くなったら、この家も売るしかない、と言っている、とのことで、壊されたらもったいないが。
その先のマさんの家はいくつかの韓屋が残るエリアで、素晴らしい家だ。
以前暮らしていた方が増築した部分もそのまま使っていて、中庭に面して母屋の他に二つの部屋がある。
いずれここをちょっとした芝居もやれる、コミュニティ空間にしたいそうだ。
その時には是非お手伝い出来れば、と話す。
近くに安藤忠雄さんの設計した建築がある、というので見に行く。
ご主人(以前タイニーアリスの閉館時の撮影の際にお会いしたことのある、穏やかで優しいかた)もマさんが帰り道心配だから、一緒に店に戻る。
2:30過ぎにお開きになり、タクシーでホテルに戻る。