6:30過ぎに電話のベルが鳴り、もしや、と思ってチェ・ミキが受話器を取ると、妹から電話で、朝ホームの方が父を起こしに行ったら、すでに息をしていない状況で、救急車で病院に運ばれ、死亡が確認され、そのまま遺体の検証に警察に運ばれる、とのこと。
詳しいことはまだはっきりしないので、本日の荘(カザリ)の立ち合いを失礼することにして、関係者にメール送信。
チェ・ミキは一度学校に行って、必要な段取りを済ませて、 西荻窪に行くことにする。
大和町でスケッチをしながら、何度か妹と電話連絡。
ホームの人の話しによれば、4:30頃一度トイレに起きて来たのだが、6:00に起こしに部屋に行ったら息をしてなかった、とのこと。
ずいぶん前から心臓や肺に問題があり、いつこのような状況になってもおかしくない、と言われていた。
今度の四月で96歳になる年令で、病院に入院して苦しむことなく、息を引き取れて大往生だ。
9:30前に小西さんに電話して、立ち合いに行けないことの電話連絡。
葬儀社と連絡をとり、一度遺体を西荻窪の実家に連れて来てもらうことをお願いして、段取りが出来たので、10:30過ぎに大和町を出て事務所に。
すでにチェ・ミキが一階で空気の入替えや掃除をしてくれている。
父の様子や段取りを話し、母の葬儀の際の資料を確認。
14:00前葬儀社の車で妹と父の遺体が到着し、いつも居た場所に敷いた布団に寝かせて、お線香をあげる。
姪も会社を早引けして西荻窪に到着。
しばらく父の顔を見て、再び葬儀社の車に乗せて、皆も一緒に高円寺の葬儀社へ。
葬儀の日程などの話しをしていると、妹の旦那と甥も到着した。
細かい決めごとを行い、再び安置された父の顔を見て、16:30葬儀社を出て、高円寺の中華屋で食事と一杯。
今年はまだ新年会もやってなかったので、父の導きで皆が揃って良かった。
父の写真を見ながら、母の時のことや、一年程前のホームへの入居のことや、諸々の思い出を話して、19:30前お開き。
大和町に戻って、チェ・ミキともう一杯やるも、なんだか酔いが回ってしまって、良く憶えていない。