今日は午後から劇場入で、以前一緒に芝居をやった役者さんが、昼をごちそうしてくるので、12:00に宿舎1階に集合なので、9:00過ぎ一人で宿舎を出て、劇場の駅のひとつ先にある、釜山市立美術館へ。
劇場にあった美術館のチラシで、現在開館20周年の展覧会をやっていて、その中には「旅立つ家族」のイ・ジュンソプの絵も展示されているのを知った。
調べてみると、この美術館にはスペース李 禹煥(リ・ウーファン)がある事がわかる。
10:00前に到着し、前庭を散策しながら、スペース李 禹煥の前の屋外展示を見ながらベンチで開館を待つ。
10:00になったので、スペース李 禹煥に入る。
ミニマルな展示室は李 禹煥の作品にあっていて、点数も丁度良く、ゆっくり回れる。
よい天気で入口が開けっ放しだったからか、閉鎖的でいくつもの部屋が繋がる展示室内に、涼やかな風が吹いて来る。
これが李 禹煥の作品とまたマッチしている。
30分程滞在し、隣の美術館へ。
こちらはでかい。
インフォメーションにあるチラシを見ていたら、案内の方が説明してくれて、6月には川俣正さんの展覧会があり、インスタレーション作成を行うとのこと。
「Modern, Hybrid 1928-1938」と「Busan as the wartime capital_ A blooming flower out of despair」という企画展は、日本占領下の時代から開放の時代までを網羅した展覧会で、興味深い作品が沢山並んでいる。
ただ、広すぎて、駆け足で見て廻り、カタログを入手して、美術館を出る。
いつもお酒とつまみを買う、宿舎への道の途中のスーパーマーケットでお土産の海苔を買って、宿舎へ戻る。
荷物を整理して、12:00集合場所に行くと、宿舎の1・2階のお洒落な食堂が会食場所で、サンギョプサルとスンドゥブの美味しいお昼を、お腹いっぱい頂く。
ごちそうして頂いた役者さんたちにお礼を言って、劇場に。
14:00からダメ出しがあり、各自準備を始める。
よい天気で再び劇場各所を巡ってみる。
半端な大きさではない大屋根の下では子供を連れた家族連れが寛いだり、子供たちはスケートボードをしたりで、敷地の半分を覆う自由に使える広場が、この建築を特異なアピアランスを持っていはいるが、都市に開かれていることを、素直に感じさせてくれて、気持ちがよい。
ここだけでも、この建築は充分成功してることが実感出来る。
様々な場所を回ってロビーに行くと、ジャグリングや変面の中国雑技のパフォーマンスが行われていて、その技は素晴らしい。
17:00開演し、18:30終演。
引き続き、トークショーが行われ、若いお客さんたちから質問が沢山出て、30分の予定が一時間に。
皆熱心で可愛い。
片付けて、劇場を出て、近くのチムタクの店でお疲れ。
昨年テハンロで初めて連れてってもらった店のチェーン店で、二度目のチムタクを堪能。
宿舎に戻ってラウンジで呑むも、途中で同室の竹原さんと部屋に戻って、ちょっと呑んで2:00頃休む。