再び、本日事務所に来る時に電車の中で読んだ、「ハンナ・アーレント「戦争の世紀」を生きた政治哲学者」矢野久美子 著の一説。
「アーレントは、複数の人びとが距離をもって共有する世界を媒介とせずに人びとが直接に結びつく同胞愛や親交の温かさのなかでは、人びとは論争を避け、可能なかぎり対立を避けると語る。彼女はこうした同胞愛や温かさが不必要だと言っているのではない。それが政治的領域を支配してしまうとき、複数の視点から見るという世界の特徴が失われ、奇妙な非現実性が生まれるというのである。複数の視点が存在する領域の外部にある真理は、善いものであろうと悪いものであろうと、非人間的なものだ、と彼女は言い切る。なぜなら、それは突如として人間を一枚岩の単一の意見にまとめ、単数の人間、一つの種族だけが地上に住むかのような事態を生じさせる恐れがあるからである。世界喪失への危惧はこうしたところにも存在していた。」
まるで自民党についての話しのようではないか。
昨晩は「ハウルの動く城」宮崎駿監督が始まるところにチャンネルがあったので、見始めたら、つい最後まで見てしまった。
ストーリーとしては破綻もあるが、ファンタジーをここまで詳細に目に見えるようにするエネルギーが、とてもアニメーションらしく素晴らしい。
7:00に事務所。
天気予報は曇だったが、陽が射して、蒸して、体にきつい。
メールチェック。
今日からお盆休みが多いのだろう。
さすがに仕事関係のメールは極端に少ない。
日報を書いてアップ。
スタッフが作成したOZONEの提案の図面を確認し、少々メモを書き込む。
週明けからプレゼンの作業に入れる状態になった。
エンガワの家の増築のスケッチ。
12:00過ぎに事務所を出て、若宮町の現場へ。
13:00に到着し、払方町の現場を確認して、若宮町の現場内を見て廻る。
13:30クライアントさんと協力事務所も来て、カーテン業者さんと各階を回って仕様を決めて行く。
引き続き、薪ストーブ下のレンガやキッチンについて各業者さんと打合せ。
最後に表札や細かい確認事項を行い、16:30過ぎ終了。
暑さの中での打合せだったので、協力事務所といつもの角打ちに行ったが、本日は休日だったことを忘れていて、お店は休み。
喉が渇き過ぎていて、体も冷気を求めているので、一番近い居酒屋で一杯やって、18:30お開き。


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