
移動中に読んでいる、「ハンナ・アーレント「戦争の世紀」を生きた政治哲学者」矢野久美子 著より。
「(1968年に『全体主義の起源』の英語版分冊本(三巻)が出たとき、(中略)ヤング=ブルーエルは書いている。「全体主義は政治の消滅である、と彼女は論じた。すなわち、それは政治を破壊する統治形態であり、語り、行為する人間を組織的に排除し、最初にある集団を選別して彼らの人間性そのものを攻撃し、それからすべての集団に同じような手を伸ばす。このようにして、全体主義は、人々を人間として余計な存在にするのである。これがその根源的な悪なのだ。」(『なぜアーレントが重要なのか』)」
「アーレントはナチズムやスターリニズムの終焉後も生き残うる「全体主義的な解決法」(複数性の抹消)にたいして警告を発しつづけたのだった。」
「「組織的に根こそぎ見捨てられていること」はまさに「世界」を荒廃させようとしている。とアーレントは書いた。それは、全体主義において極端なかたちで現れたが、現代社会でも十分に生き残りうる要素でもあった。」
LGBT(女性同性愛者(レズビアン、Lesbian)、男性同性愛者(ゲイ、Gay)、両性愛者(バイセクシュアル、Bisexual)、トランスジェンダー(Transgender))に対する自民党の一連の発言は、正に「現代に生き残」った全体主義だ、痛感する。
7:30に起き出し、OZONEの提案を見直す。
屋上テラスの床に、ハクビシン(?)の足跡がくっきり浮かんでいるのに気がつく。
いつからだろう。
本日の深沢の家の改修のダメ工事検査について、問題点が出て来たので、スタッフやキッチン製作会社の方と、メールや電話でやり取り何度か。
テーブルまわりの雑誌や本の整理をしながら目を通す。
14:00過ぎ大和町を出て、高円寺から深沢の家の現場に向かう。
高円寺駅前の広場の鳩も、みなグッタリして日陰に批難してる。
15:00過ぎ現場に到着し、建設会社の担当者とスタッフと現場を確認。
キッチン業者さんも来ている。
16:00からクライアントさんもみえて、ダメ工事の確認。
まだ完了検査にはほど遠いが、修正事項を確認して、最後に冷蔵庫の問題を確認して18:30過ぎ終了。
キッチン業者さんに恵比寿まで送ってもらい、帰路に着く。


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