GYAOで二晩で、「抱擁のかけら」ペドロ・アルモドバル監督を見る。
「トーク・トゥー・ハー」同様、映画内映画の挿入が素晴らしく、やはり、アルモドバルは好きなタイプの監督であることを再認識。
完全に夏で、熱帯夜で体が休まらない。
7:00に起き出し、大和町でメールチェックなどを行い、本の整理などを行うも、図書館で調べたい本があり、10:00前いつもより少し早めに大和町を出て、武蔵野大学へ。
図書館で高見順の「いやな感じ」を書庫から出して来てパラパラ読んでみる。
「烈々と燃え散りし あの花かんざしよ」と同時代の、同じ世界に属する話しで、安冨歩さんの内側から見た「れいわ新選組」とも繋がって来る。
一度食堂に行って弁当を食べて、再び図書館で建築雑誌をめくって、12:45過ぎに製図室へ。
学生たちの提出は完了していて、並んでいるパネルと模型をひとつひとつ見て行く。
なんだか似たような作品が多く、5枚の付箋を貼るのに迷う。
ともかく5枚の付箋を貼って、15:00前から講評会開始。
途中休憩を一回入れて、三人ひと組で、5グループプラス2名の17人が発表。
19:00前に全員終了し、アシスタントの学生と先生方からまとめの講評があって終了。
大判のプリントを学校が無料でしてくれるようになって、2年生の時から切り貼りはダメだ、と指導されているのか、プリントアウトのデータ提出の時点で一段落してしまい、模型や図面の内容が薄くなって来ているのが、今年は特に気になる。
以前は切り貼りになっても、ギリギリまで時間を使ってブラッシュアップしていた気持ちが伝わって来たが、それが感じられにくい。
そんなことを学生たちに話す。
準備室で採点を行い、20:00から食堂でお疲れの懇親会と講評二次会。
軽くアルコールを頂きながら、テーブルの上のパネルを見ながら講評の続き。
でも、積極的に絡んで来る学生は限られている。
21:30に終了し、先生方とアシスタントの学生と吉祥寺の居酒屋でお疲れ会。
23:30お開きにして、帰路に着く。
みなさん、お疲れ様でした。