


今日から一泊二日で、「役者の棲み家」の連載再開を視野に入れた、利賀へ。
多分、1978年くらいに一度訪れて以来で、もう40年にもなる。
5:00に起き出し、荷物の最終準備をして、6:30に大和町を出る。
東京07:20発のかがやきに乗って、富山に09:31着。
改札口で梅山さんと鹿野さんと落ち合う。
駅構内のカフェで大阪からの笠井さんと高安さんの到着を待つ。
9:45過ぎにお二人が到着し、10:15発の連絡バスに乗り、12:30に利賀芸術公園着。
第9回シアター・オリンピックス。
40年前は利賀山房しかなかったが、いまはとても充実施設群がある。
キャンプ場の受付が14:00からなので、グルメ館 で昼食を。
利賀でとれた山椒や茗荷ののった牛丼とソーセージ。
しばらく休んで、歩いて利賀山房へ。
道々、様々な施設を見ながら移動。
14:30から 「授業」 開演、休憩なしで16:00前に終演。
再びキャンプ場に戻って、テントとケビンの受付を済ませ、テントを建て始める。
梅山さんたち若い人はテントで、鹿野さんと二人は年寄りなので、ひとつとれたケビンで。
暗くなり始めて、慣れないテント建てに戸惑い、慌てて17:00前に利賀大山房へ。
少し押して、17:10から 「無のレクチャー」 開演、休憩なしで18:30前終演。
何度も繰り返される、なかなか進まないレクチャーが果たしてどこまで続くのか、まるで人生を象徴したようなパフォーマンスが繰り広げられる。
洗練された魅力的なセットと照明に圧倒される。
テントまで戻って、とりあえず寝ることの出来る形に完成させ、グルメ館でビールを買って飲みながら歩き、野外劇場へ移動。
すでに沢山のお客さんが集まっている。
20:00ここでしか見ることの出来ない、「世界の果てからこんにちは」 開演、21:00終演と同時に鈴木忠志さんが登場し、利賀やオリンピクスへの思いを語る。
まさに具体的ながら、深い思いで、昨今の政治家たちの抽象的で意味のない言葉の対局。
利賀の設計をした磯崎新さんもいらしていて、皆に紹介され、オリンピクスの提唱メンバーのロバート・ウィルソンさんが舞台に呼ばれ、スピーチを行い、一斗樽二つの鏡開きが行われ、お客さんに振る舞われる。
この三方がトライアングル状に納まっている貴重な写真も激写。
舞台上に沢山の人で、梅山さんや大阪からのお二人は、たくさんの知り合いと巡り会い、まさにここでしかありえない、様々な出会いが起こる、高いポテンシャルを持った場所であることを実感する。
お酒を頂き、22:00に歩いてグルメ館に戻って、夕食の飲み会。
みな高揚していて、あっという間にグルメ館閉店の24:00になってしまい、休む。


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