7:30前に起き出して、8:00過ぎからマラソン中継を見る。
6チャンネルとNHKで放送だが、NHKは他にやることがあるだろう。
百歩譲ってマラソンのオリンピック選考レースだから、公共放送として、という建前でも、教育テレビでやればよいだろう。
内閣改造後の最初の日曜討論を放送しないようにするため、という巷での憶測はあながち間違ってはいないのでは。
もっと考えると、このNHKの番組構成を考えて、内閣改造のタイミングを決めたのでは、とも思えてくる。
中継を見ていたら、6チャンネルは男子、NHKは女子という振り分けとのことだが、これもなんだか。
ともかく教育テレビでやればいいのではないだろうか。
男子の結果を見て、11:15過ぎにチェ・ミキと大和町を出て、渋谷のイメージ・フォーラムへ。
12:30から「サタンタンゴ」 タル・ベーラ監督が始まり、15:00前にインターミッションが入り、10分後に再び始まり、17:00に再びインターミッション30分間が入り、17:30再度上映が始まり、20:30過ぎ終映。
7時間18分の超大作。
しかしながら、カット数は150くらいであるので、ワンカットの平均が約3分。
長回しのカメラが固定されたままや、狭い中を移動する。
雨や風や動物たちが、想像力を刺激するシーンが時に挿入される。
同じ出来事が違った視点から繰り返され、時制が並べ変わって、次第に円環を閉じて行く。
最初の休憩までは、これが何時間も続くのか、と思うと我慢出来るか自信がなかった。
休憩後席に戻って来なかった人もいた。
しかし、最初の休憩後からは徐々に引き込まれて行く。
終った後には、様々な解釈を話したくなるような映画で、40年前に初めて状況劇場を見た時のことを思い出す。
高円寺で一杯やって大和町に戻る。


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