昨晩GYAOで、「海を駈ける」深田晃司監督を見る。
「淵に立つ」や「よこがお」も見ていて悪くなかったが、もうひとつ入り込めなかった。
人間のドラマとしてのテーマは興味深いのだが、それだけに社会との繋がりが感じられずだった。
「海を駈ける」は日本とインドネシアを津波が繋げていて、ファンタジーながらリアリティを感じて、ほかの二作より好きな映画だった。
タイトルの「海を駈ける」のとおりのラストシーンが映画らしさを最大限に発揮していた。
これがやりたくて撮った映画、と言っても良いくらい。
仲野大賀(大賀改め)さんは、先日見た「50回目のファーストキス」にも出演していたが、個性的な俳優で、画面に躍動感を与える役者だ。
7:00に事務所。
曇だが、気温は下がっていない。
メールチェックと増築の修正についての、建設会社からの報告を確認して、質問の電話連絡を行い、整理してクライアントさんへメール送信。
住宅建築の連載「役者の棲み家」の連載の取材について連絡。
12:00前事務所を出て、葉山の現場へ。
足場もバレて全体が確認出来る。
コンクリートの色がなかなか良い。
室内も見て廻り、スタッフと現場所長に、何点か確認事項。
その後も次の日曜日のクライアントさん打合せ内容の確認などを行い、15:30前現場を出る。
夜、GYAOでスペイン映画の「マーシュランド」アルベルト・ロドリゲス監督を見る。
映像的には美しかったが、ミステリーの部分の仕掛けが弱く(自分が見落としているだけかもしれない)、見終わった後、不完全燃焼。