昨晩、GYAOで「プンサンケ」チョン・ジェホン監督を見る。
キム・ギドクが脚本で、不思議な世界を造り上げている。
ユリイカ2020年5月号 「 特集=韓国映画の最前線
」にあったが、まだ休戦中だと言う韓国の状況が、独特な映画を作る基盤としてある。
先日の「ザ・スパイ シークレット・ライズ」もこちらも、南北の諜報員の話しだが、全く描き方が違う。
ラストシーンはまるで「イムジン河」の歌詞のようだ。
7:00過ぎに起き出し、西側の通路の蔦類の剪定。
30分程で終了したが、蒸し暑く、汗びっしょりになり、シャワーを浴びる。
大和町でメールチェックなどを行い、今日の予定を考える。
ユジク阿佐ヶ谷のヤスミン・アフマドのデビュー作とアップリンク吉祥寺の「スウィンギング・キッズ」が重なっていて、どちらにしようか考えるも、ヤスミン・アフマドは今日しかチャンスがないので、そちらにしてネット予約。
残り三席だった。
9:30過ぎに大和町を出て、駅近くの書店でa+u7月号「特集:70年代の建築 「最良の時代」でも「最悪の時代」でもなかった1970年代」を立ち読み。
まさに学生時代にいろいろ見ていた建築が並び、ほとんどが今も大好きで素晴らしいと思う建築が並ぶ。
たしかに、「最良の時代」でも「最悪の時代」でもなかった1970年代。
映画も演劇も建築も、この年代が回顧の対象になったことを実感して感慨深いが、特に建築は学んでいたのでより一層。
ユジク阿佐ヶ谷に自転車を置かせてもらい、10:30事務所に。
こちらも気になっていた道路際の塀の雑草を抜く作業。
20分くらいだが、沢山の蚊に喰われる。
陽が射して暑くて、蒸す。
西荻窪Pの調べことなど。
14:30に事務所を出て、ユジク阿佐ヶ谷へ。
15:10「ラブン」ヤスミン・アフマド監督が始まり、16:45終映。
一週間で撮影したらしいデビュー作。
「タレンタイム」にも通じる構成がすでに見られる。
まだマレーシアのローカルな映画の範疇だが、ラストの全員が揃うシーンは、東南アジアのスピリチュアルな地域性を感じられる。
この回も、次の「タレンタイム」も売切御礼。
阿佐ヶ谷で買い物をして、大和町に戻る。