「ユリイカ2020年10月臨時増刊号 総特集=別役実の世界」をほぼ読み終わり、昨日から、「童話 そよそよ族伝説 うつぼ舟」を読み出す。
ユリイカの中でこれについての論考を読んで、書棚から出してきた。
別役さんが亡くなり、完結していないそうだが、読み出したら面白い。
朝日新聞社説、「学術会議人事 説得力ない首相の説明」。
こんな当たり前のことがなぜできない。
7:00に事務所。
パソコンを変えたり、携帯電話を持ったりで、全てMacなので便利なところもあるが、パスワードなどのことで、うまくいかないことも多く、時間を費やすざるざるを得ない。
日報を書き足す。
西荻窪Pのスケッチを続ける。
途中で先日のCADのアプリケーションのアップで、日影などのソフトがメニューバーから無くなっているいることに気がつき、他の質問も含め、サポーに問い合わせるも、日影ソフトは別メーカーでそちらに問い合わせよ、とのことで、全て含め結局一時間以上かかって、どうにか復帰する。
引き続き西荻窪Pのスケッチ。
そのほか進行中のプロジェクトの確認事項いくつか。
15:30前事務所を出て、新宿のケイズシネマへ。
16:20から、「ヤンヤン 夏の思い出」エドワード・ヤン監督が始まり、19:20終映。
それぞれの年代の家族の夏の出来事が同時進行で綴られ、人生は複雑に見えるがシンプルであり、やり直せるチャンスがあるように思えるが、やはり一度のものであることが、自然と描かれた映画。
先日見た、「牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件」エドワード・ヤン監督もそうだが、ドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」のようにポリフォニーが様々な思いをさりげなく伝えてくれる。
女の子が初デートで行ったチェロのコンサートで流れていた曲が良い曲で、あとで調べたら、ベートーベンのチェロソナタの一番の第一楽章だった。
以前ホン・サンスの映画でも気になった曲があって調べたら、やはりベートーベンで交響曲第七番第二楽章だった。
結婚式のシーンから始まり、葬式のシーンで終わる。
ケイズシネマを出て、三丁目のEJアニメシアターへ。
20:00、「マザー」大森立嗣 監督が始まり、22:15終映。
「誰も知らない」と「万引き家族」を足したような映画だが、そのふたつが上から見たよう映画であるのに対して、足元から見た映画で、好感を持つ。
実際の事件を元に構想された映画で、大和町に戻っていろいろ調べてみる。
「誰もボクを見ていない: なぜ17歳の少年は、祖父母を殺害したのか」(山寺香著、ポプラ社刊)を読んでみたい。


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