7:30に事務所。
明け方雨が降っていたようで、道が濡れているが、事務所に来る頃は雨は上がっていた。
しかしながら、9:00過ぎくらいから雨音が大きくなり、徐々に雨脚も強くなる。
昨日の打ち合わせの修正版が送られてきたので、ダウンロード。
同時に、メールにてやりとりが何度もあり、再度送られてきたデータを見ながら考えてみる。
データを送ってみるのと、ページをめくるのではイメージが随分違う、と思うので、縮小版を簡易に製本してみる。
やはりずいぶん感覚が違い、いくつか編集し直してみる。
午前中西荻窪Pのスケッチの間に製本したものを何度か見直してみて、それを読み込んで、午後一で関係者にメール送信。
引き続き、西荻窪PのCADでのスケッチ。
まとまったものを構造事務所にメールして、そのあと電話で相談。
西荻窪Pの駐輪場について、協力事務所と電話で打ち合わせ。
夜、録画しておいた、「私の頭の中の消しゴム」イ・ジェハン監督を見る。
2005年の映画で、今をときめくソン・イェジンがこの映画の前くらいから有名になり始めて、この映画で日本でもブレイクした。
2002年の「夜を賭けて」のオーディションで彼女を見たのは2000年くらいか。
飛び抜けた個性と演技力だった。
苦労した建築家と社長令嬢というベタの設定はどうしようもないが、一昔前のカメラワークはとても新鮮。
ともかくアップがたくさんで迫力がある。
引き続き、昨晩途中まで見た、「海を感じる時」安藤尋監督をGYAOで見終わる。
こちらもカメラワークが様々で新鮮で綺麗だ。
荒井晴彦さん脚本の特色のひとつ、言葉が絞り込まれたもので、役者の演技や監督の演出で変わってくる映画。
お母さん役の中村久美さんが効いていて、主人公の女性の不安定で理解しにくさにリアリティを与えている。
映画芸術ではベスト1だったが、キネマ旬報ではテンにも入っていない。
エンディングの「泣くかもしれない」下田逸郎作詞・作曲がとてもうまく映画を締めくくる。
「この国の空」でも茨木のり子さんの「わたしが一番きれいだったとき」が最後に出てきて、映画を締