7:00過ぎからベッドでGYAOで「オーバーフェンス」山下敦弘監督を見て、9:00過ぎに起き出す。
これで10月封切りの「草の響き」斎藤久志監督を見る前に、佐藤泰志原作で映画化された4本を全て見たことに。
その中ではやはり「きみの鳥はうたえる」がベストで、物語性が強く出てしまっている映画は、最初はグッと来るが、佐藤泰志さんの小説に惹かれる部分が消されてしまっているように感じてしまう。
この映画もオダギリジョーさんと蒼井優さんが主演、と言うキャスティングで、すでにそのような懸念を最初から感じたが、とはいえやはり佐藤泰志原作は良い。
蒼井優さんは「スパイの妻」でもそうだったが、エキセントリックなところのある役が似合っている。
大和町でメールチェックや連絡事項。
西荻窪Pの摸型を作ってもらっている武蔵野大学の3年生に階段の資料を送ったり、昨晩の打ち合わせによる修正図面を送って来てくれた岩本さんに返信。
10:45大和町を出て、Morc阿佐ヶ谷で16:00からの「ソワレ」のチケットを購入して、事務所へ。
もう一つのプロジェクトの韓国行きに着いて、関係者とLINEのやり取りや、「泥人魚」の現状のセット図面や摸型写真を整理して、照明の泉さんに送信。
15:30前事務所を出て、Morc阿佐ヶ谷へ。
16:00から「ソワレ」外山文治監督が始まり、18:00 前に終映。
父親からの性的虐待を受けていた女性の話で、3分の2くらいまで暗く厳しい展開が続き辛くなってきたが、そこから先の展開が、けして劇的でなく、些細な救いが描かれていて深く感銘を受ける。
朝見た「オーバーフェンス」とは逆に、主人公二人のキャスティングがこの感銘に多大な貢献をしている。
本当の傷痕はこんなもんではないだろうが、出来る限りの想像力で、女性の傷を負った心に寄り添おうとする製作者たちの気持ちが伝わってくる。
いま準備をしている「泥人魚」も唐さんの系譜の中では、全盛期三部作時代の物語性はもちろんないが、唐さん特有の虫の視点から、長崎の歴史や有明海のギロチン堤防をモチーフに、小さな人たちを描いている後期の唐ワールドが静かに展開された戯曲。
「ソワレ」を見たことで、その輝きに改めて気がついた。
阿佐ヶ谷で買い物をして大和町に戻る。


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