
6:00に起き出し、メールチェックと連絡事項いくつか。
曇りで蒸している。
日報を書き足しアップ。
8:30過ぎに近所の解体工事について区役所に電話をして相談。
樹齢何年になるのか、とても豊かな樹木を全て伐採してしまう解体計画の案内が届いたので、どうにかできないか相談の電話をするも、民間のことなのでなにもできないと言う官僚的な返事。
ともかくなぜこのような相談をするか、その樹木や環境を確認してみては、と問いかけるも、一人では判断できないので上司と相談すると言うことで待っていると、確認しに行ってもやはりなにも出来ないので、行くことはできないと言う返事。
いやはや。
緑豊かなとうたったり、緑の条例で規則を強いているが、環境を保全することには消極的。
その後企画会社の担当者に電話。
樹木に対しての問い合わせに返答する問答の準備が出来ていたかのような、道路に越境している危険性や移設も考えたが根が繋がってしまっていると言う植木屋さんの見解など、もっともな返答が返ってくる。
ともかく解体後の計画が何も示されないで、解体伐採だけが先行して進んでいることが不透明で、計画には今の環境を残せなくとも現状のイメージの回復を慮った計画を期待している旨を話して電話を切る。
変わってしまったものは元には戻らない。
11:00前に渋谷の稽古場へ出掛けて、振りの確認や昨日のダメ出しの後、13:00から通しが始まり14:45終了。
主演の二人は毎回さまざまな方法を模索して、しかもそれらが素晴らしく、通しを何度見てみても楽しい。
休憩後演出からダメ出しがあって、血糊のテストの後、テントチームは楽日の花園に向かう。
16:30に稽古は終了し帰路に着く。
夜はノンアルデイで、Amazon Primeで、
「ミュンヘン」スティーブン・スピルバーグ監督を見る。
「シンドラーのリスト」と同様、ユダヤ・イスラエルの視点からの映画だが、ただ単にイスラエルサイドに立って描いているわけではないことが後半分かってくる。
パレスチナの歴史的背景をPLOのメンバーの語らせ、イスラエルの暗殺チームのリーダーも徐々に病んでいく。
そして最後のシーンには遥か向こうにこの映画の制作時にはない、ワールド・トレード・センタービルが聳えている。
164分の長尺だが、全く長く感じない緊張感のある映画。