
6:00に起き出す。
今日も曇りで蒸している。
メールチェックを行い、日報を書き足す。
しばらく前から読んでいた、
「少年が来る」ハン・ガン著を読了。
光州事件、5.18(オー・イル・パル)で犠牲になった少年について、章ごとに別の人物の視点から描かれている秀作。
「誰も私の弟をこれ以上冒涜できないように書いていただかなくては」なりません。」と本の中の作家が少年の兄から言われる言葉が重い。
移転してほんの整理で目に止まり移動中に読み始めた
「河馬に噛まれる」大江健三郎著と、昨晩見た「ミュンヘン」と通じるところがある。
暴力でなにができるのであろうか。
暴力によって残されたものを忘れ去らずに考え続けなくてはならない。
8:30に1階に降りて、打ち合わせの準備。
9:00前に建設会社の方と小西さんがみえて、幼稚園Pの概要を話し、現在の工事単価などについてヒアリング。
1週間くらいで資料を頂けることにして10:00前に終了し、引き続き小西さんと打ち合わせ。
10:30過ぎに終了し、1階のパソコンのOSのアップグレードを始めるも、時間がかかる。
11:00前に電気業者さんが来て、給湯器の修繕を本設にする作業。
その間鉢植えに水をやっていると加藤さんもみえて少し話をする。
しばらく前道路際に咲いた花の名前を以前道ゆく夫人に尋ねられたが知らずに調べておきます、と話したのだが、今日も通りかかってわかりましたかと聞かれたので、常緑アヤメという花ですと答えられてよかった。
昼前にOSのアップグレードは完了し、13:30前に南町田のC-comへ向かう。
15:00前に到着し、ほぼ出来上がったセットの諸々を確認。
ここにきて自分のやっていることを理解し、全体像が見えてきた。
15:45にC-comを出て、東池袋のアールスポットへ。
文化座の制作の方々に挨拶して、今日こちらにいる照明の泉さんにセットの写真を見せて説明。
18:30から
「旅立つ家族」原作:金義卿 翻訳:李惠貞 脚色:金守珍/佐々木愛 演出:金守珍が始まり、途中休憩1回で20:45終演。
10年前に初演で、何度か拝見してしているが、本番は久しぶり。
主演の三人は変わらずだが、少しずつ若返っているキャストで今年もこれから約50ステージの旅公演とのこと。
何度も見ているが後半の進み行きはやはり感動的だ。
見るたびに李仲燮(イ・ジュンソプ)の絵の力強さにもうたれる。
スタッフと佐々木愛さんに簡単に挨拶して帰路に着く。
テント版「少女都市からの呼び声」は昨日楽で、本日テントバラシと撤収。