5:30に起き出し、関西地方の台風の情報を確認する。
東大阪の会場で本日初日の「少女都市からの呼び声」は昨晩の時点で、初日は行うが、交通機関の停止で来場できない方への払い戻しの変更になっていた。
満員の観客で初日を迎えられればと思っていたが、難しいだろう。
ずいぶん前、台風が東京を進んでいる時に、唐組の芝居を見に行った。
西新宿の原っぱと呼ばれた場所に着いた頃は、靴や服はびしょ濡れで、会場まで屋根付きのトラックの荷台で待機した。
定時に開演し、通過する台風の風雨は次第に弱まり、終演時には大きな影響はなくなっていたが、最後挨拶で唐さんが、今日のお客さんが仲間でありような話をして、見に来て良かったと思ったことを思い出す。
唐組の方々に聞くと、停電になっても自転車を漕いで照明にするために、前日から唐さんが自転車を集めるように発破をかけて高揚していたと聞いた。
唐さんらしいエピソードだ。
メールチェックや連絡事項や、大和町の売買についての書類確認などをして、7:30に1階に降りて関西の状況の中継を見る。
キャストやスタッフの移動も並大抵ではないだろう。
無事初日を迎えられることを非力ながら祈るしかない。
「伐採間近-西荻北2丁目-樹齢数百年のご神木けやきを切らないで!」のページに区役所からの返信が掲載されていた。
西荻のご神木けやきを守る会の方々は、きちんとさまざまな条例を調べてアプローチされていて素晴らしい。
まだまだ予断は許さないが、少しずずつ状況は変わっていっていて、続けて見守りたい。
エントランスの扉に入ったチラシを気にして見ていく方がいるのも心強い。
日本年金機構から書類に書き込んで、資料をつけて封印する。
いろいろなことを調べながら日報を書き足す。
9:00過ぎに近鉄奈良線の全線運転見合わせに伴って、初日公演は中止になったとの告知が。
天災なので致し方ないが、初日のチケットを入手して楽しみにしていた人たちは残念極まりないだろう。
新宿梁山泊の10月の「失われた歴史を探して」の台本を再度ザッと見直して、メモをしながらセットの構想をスケッチ。
模型材料などを奥から探し出してきたり、雑務いくつか。
大和町の売買の添付資料のチェックバックが八賀さんから来たので、さらにチェックバックしてメール送信。
夕方駅近くまで買い物やポスト投函に行き、17:30からスペイン対スウェーデンの試合をネット中継で見る。
前半から後半の前半まで緊迫した試合だったが、後半の後半スペインが1点先取してから激しい攻防となりゲーム終了少し前に2点目を決めたスペインが2対1で勝利。
夜ノンアルデイで、Amazon Primeで、「ソーシャル・ネットワーク」デビット・フィンチャー監督を見る。
先日見た「ドラゴンタトゥーの女」同様、速いテンポで見るものを引きつけていく。
説明的でなく、注意深く見ているといろんなシーンやセリフから登場人物の性格や気持ちが読み取れる上質の映画なのだが、深いところで掴まれるものがない。
それで良いと言って仕舞えばそうなのだが。