大塚聡アトリエ

7：00に起き出し、メールチェックなど。
昨日から急に涼しくなった。
「少女都市からの呼び声・若衆公演」と「失われた歴史を探して」の稽古映像の稽古映像を確認したり、いくつかのネット配信をチェックしてたら、Amazon　Primeでテレビドラマ版の「レディ・ジョーカー」をやっていて、見始めたら面白く、夜までかけて結局一気に見てしまう。
高村薫の原作だから映画版も見ているが、そちらはあまり感心しなかった。
高村薫の原作はやはり、2時間でまとめるのは無理で、連続ドラマの尺でないと映像化は難しいのだろう。
組織のこと、差別のこと、日本のどうしようもない部分と個人の関係が、約30年前に書かれているのだが、何も変わっておらずさらにどうしようも無くなっていると実感できる、骨太の推理小説だ。
高村薫さんの本は「リヴィエラを撃て」の初期から読んで、福澤彰之シリーズの2000年代に入ってだんだん読むのが辛くなってきた。
しかしながら、骨太の小説が少ない現在、また読んでみようかと思う、ドラマの面白さだった。
途中、夕方に駅近くの書店を眺めて、スーパーで買い物。