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7:00に起き出し、8:00前に事務所へ。
メールチェックや古いmacからメモやダウンロードしたものの移動作業。
引き続き、溜まってしまった日報を書き足す。
連休から曇りで、時に陽が差す天気だが、気温はそれほど低くない。
週末に整理し4階から持ってきたものや本の整理。
午後一に寒冷前線の通過によって散らばった道路の枯葉を掃くと、いまだにいる蚊に何ヶ所か食われる。
生温い空気だ。
年金停止の書類の書き込みを完了したのでプリントアウト。
図書館へ返却しなくてはならならい雑誌を読み、15:00に線路向こうの整形外科へ行って、リハビリの治療をして事務所に戻る。
夜はノンアルデイでAmazon Primeで「シックス・センス」M・ナイト・シャマラン監督を見る。
良くできたストーリーで前半はホラー的な部分もあるが短いシーンで効いていて、そして最後に種明かしされるとなんとも言えない悲しような、慈しみたいような複雑な気持ちになる。
一点、医師と少年がなぜ最初から繋がることができたのかが、後になってみると?だが、そんなことは些細なこと。
続いて、飲んでみていたのでいつも初めの方で寝てしまった、「国家が破産する日」チェ・グクヒ監督を途中から最後まで見る。
1997年の通貨危機を多少盛りながら映画にしているが、立場の違う3者を巡りながら描いていて、とても上手い描き方だと思った。
しかしながら、貧富の差が激しくなり、賃金が下がり非正規雇用が増えて、ウォンが暴落する。
まるで今の日本を見ているようだ。
IMFがアメリカ主導で動いていたのではと示唆するが、アベノミクスもアメリカ主導で今の事態を招いたのではと実感すると思ったら、下記のような文章があった。
「韓国映画には実際に起きた社会的事件を描いた作品が多い。そこでは比較的最近の事件であっても、娯楽性、あるいはメッセージを優先して事実を大胆に脚色していることは珍しくない。本作も例外ではなく、ストーリーの多くの部分で事実と異なっている。経済官僚と財閥、そしてIMF=米国が結託して韓国を市場万能の社会に「改革」しようと目論んだとする図式もあまりに単純であり、リアリティに欠けるというのが筆者の正直な感想である。
しかし、1960~70年代に形成された官僚と財閥による古い支配体制がそのまま維持されているとする認識は、韓国のいわゆる「進歩」系の人々に共通したものである。非正規労働の増大と格差の拡大、自殺の増加など、現在の韓国社会の多くの問題は、いずれもIMF危機時の改革以降に顕在化している。近年、経済状況が悪化しているなかで、支配体制が変わらない限り危機は再発するとする映画のメッセージは、多くの韓国の観客にはリアルに響いているようで、本作は大ヒットを記録している。」