7:00に起き出し、7:30に事務所へ。
メールチェックと連絡事項。
日報を書き足す。
昨日のm-houseの実測調査を図面化する。
午後も道路レベルとの調整を検討。
その後、6月のテント公演の「おちょこの傘持つメリーポピンズ」を読む。
何度か見ているか、ゆっくり読んでみると感じる様相が随分と違う。
一幕ものながら、黙読すると2時間はかかるように長い。
唐さんの本の中でもちょっと異色で、森進一のファンによる偽造婚約・妊娠スキャンダルが結構色濃く反映されている。
別役実や山崎哲の戯曲のような雰囲気もある。
簡単なセットのスケッチをしながら読み、読了後いくつかの関連事項の検索を行う。
夜はノンアルデイでAmazon Primeからu-nextに変更して、「冬の小鳥」ウニー・ルコント監督を見る。
全編バックグラウンドの音楽はなく、説明的なシーンも少ない佳作。
何度か同じ別れのシーンが繰り返されるが、そのシーンの主人公の顔により彼女の気持ちが伝わってくる。
なんといっても、孤児院に父親に連れて来られるまでのカットの連続が素晴らしく、父の顔が見えそうで見えず、最後にほんの一瞬顔が見えるがそれがソル・ギョング。
幼い頃親に置いていかれた子供の記憶が静謐に表されている素晴らしい映像だった。