2024年2月20日 ニコラ・フィリベール監督特集

206:00に起き出し、6:30に下に降りて事務所へ。
メールチェックと連絡事項。
早稲田松竹に行こうと調べごと。
日報を書き足し、昨日の続きで「おちょこの傘持つメリーポピンズ」のセットのために、マーキングした台本をざっと見直し再度セットのスケッチを行う。
9:20に事務所を出て、早稲田松竹へ。
ニコラ・フィリベール監督特集「全ての些細な事柄」「動物、動物たち」「ぼくの好きな先生」の三本立へ。
「全ての些細な事柄」はラ・ボルトの精神科の診療所で行われる患者による演劇上演の準備から終演後までを記録したドキュメント。
患者たちが広々とした庭を俯いて歩く姿を見て、40年前にウィーンのオットー・ワーグナーのシュタインホーフ教会を見に行った時のことがすぐに思い出された。
そこも精神科の病院の中にあり、広場を患者たちが俯いて歩いていた。
ラ・ボルトで行われるゴンブローヴィチの「オペレッタ」はとても本格的で、長い時間をかけて患者さんたちが稽古していく。
そして徐々に鬱々とした表情が薄くなり、とても魅力的な本番が繰り広げられる。
そして祭り後はまた、俯いて広場を患者さんたちが歩くところで終わる。
映画と演劇の持つポテンシャルを実感する。
「ぼくの好きな先生」はフランスの田舎町の学校のドキュメンタリーで、幼児から中学へ行く前の子供達が一人の先生のもとで一緒に学んでいる。
当たり前だが、それぞれの子供に個性があり、少人数なのでそれぞれのことをよくわかっていて、先生も一人一人と向き合っている。
すごい出来事が起こるわけではないのだが惹きつけられる。
ドラマのシナリオがいかに決めつけた人物描写や台詞になっているのかに気が付く。
16:00前に終映し、西荻窪のスーパーで買い物をして事務所に戻り、反芻しながら日報を書き、映画について調べる。
夜はノンアルデイでu-nextで、「工作 黒金星(ブラック・ヴィーナス)と呼ばれた男」ユン・ジョンビン監督を見る。
一度見たことがあるような気がしたが、やはり見ていた。
しかしながら、韓国の歴史的転換点、金大中が大統領の選挙に出て勝利する前後の話で、架空の話だとしてもとても緊張感があり見続けてしまう。
また、2021年に釜山で作った「The NOW」でお世話になったイヌさんが出演していたことに気がついた。
自分たちの立場維持のため、保守陣営に選挙で勝たせるようと、国家安全企画部が北朝鮮と通じて、国民の不安感を煽るために外貨と交換に攻撃を依頼するという、日本でも度々話題になる同時性の工作が重要なテーマとなっていて、良くできている。
全くのフィクションでもないらしいことが、冒頭の説明にある。
韓国の現代史はドラマチックでいい映画がたくさんあるが、日本でもここまでドラマチックでなくとも取り上げてほしい事柄はたくさんあるが、この国では無理か。
1960年代などにはたくさん政治的な良い映画があったが。

事務所概要

自己紹介

住宅設計について

家つくりを考えている方へのメッセージ

大塚 聡・略歴

大塚聡アトリエ・略歴

作品掲載誌

受賞

浅草九倶楽部+浅草九劇・2017

エンガワの家・2012年

改修・隠れ家リトリート・2011年

下北沢の家・2010年

経堂の家・2009年

高尾の家・2007年

中野中央の家・2005年

白州の週末住宅・2005年

北沢の家・2004年

桜新町の家・2004年

遠州浜の家・2002年

軽井沢のゲストハウス・2002年

大和町の家・2000年

深沢の家・1997年

計画案・MYOプロジェクト

コンペ優秀賞・暮しの道具

コンペ案・三次市民ホール

コンペ案・沖縄県看護協会

設計のプロセス

以上が設計のプロセスですが、より詳しくは以下のQ&Aも参考にして頂ければ、と思います。

はじめに

関町の家・建て方

小岩の家・実施計画

小岩の家・内装

小岩の家・鉄骨階段

小岩の家・上棟

小岩の家・木造部分建て方

小岩の家・地下コンクリート壁

小岩の家・根切り+耐圧盤

小岩の家・基礎地盤補強工事

小岩の家-1

空間造形4 写真ギャラリー案内

一次掘削

地鎮祭

魑魅魍魎の生息地帯

坊主No.2

坊主No.1

はじめに

「鉛の心臓」 紅テントの虜に

「唐版 犬狼都市」紅テント洗礼

武蔵野大学環境学部環境学科住環境専攻・都市環境専攻

OZONE家つくりサポート

新宿梁山泊

紫水'DANNA'勇太郎

株式会社ワークス WOORKS Inc.

居待月〜the 18th. moon